JP2002245078A - 音声利用型情報検索装置および音声利用型情報検索プログラムと該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

音声利用型情報検索装置および音声利用型情報検索プログラムと該プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2002245078A
JP2002245078A JP2001037631A JP2001037631A JP2002245078A JP 2002245078 A JP2002245078 A JP 2002245078A JP 2001037631 A JP2001037631 A JP 2001037631A JP 2001037631 A JP2001037631 A JP 2001037631A JP 2002245078 A JP2002245078 A JP 2002245078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyword
search
word
keywords
user terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001037631A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3683504B2 (ja
Inventor
Nobuyuki Omori
信行 大森
Akio Shinohara
章夫 篠原
Yoshiori Narahara
佳織 楢原
Hiroto Inagaki
博人 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2001037631A priority Critical patent/JP3683504B2/ja
Publication of JP2002245078A publication Critical patent/JP2002245078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3683504B2 publication Critical patent/JP3683504B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索キーワードの偏在性を利用し、利用頻度
の大きな単語を認識辞書に登録することにより認識精度
の低下を抑制しつつ検索サービスに十分な単語のカバー
率を実現し得る音声利用型情報検索装置および音声利用
型情報検索プログラムと該プログラムを記録した記録媒
体を提供する。 【解決手段】 ユーザ端末1から音声で入力される検索
キーワードを音声認識部3で受け取り、音声認識辞書5
を参照して、音声のキーワードを音声認識し、この音声
認識したキーワードを検索要求として該キーワードに該
当する情報を検索エンジン8で検索してユーザ端末に出
力するとともに、検索に使用されたキーワードを検索ロ
グデータベース7に保存し、この保存したキーワードの
中から検索に有効である単語を音声認識辞書5に単語と
して登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザ端末から音
声で入力される検索キーワードに基づき該当する情報を
検索してユーザ端末に出力する音声利用型情報検索装置
および音声利用型情報検索プログラムと該プログラムを
記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットにおける各種サービスの
うち、例えばWebコンテンツの検索サービスは、テキ
ストの入力を前提としている。そのため、キーボードに
よる文字入力が必須となっている。
【0003】検索サービスとは、検索したいキーワード
を入力すると、このキーワードを含む文書、特にWeb
検索ではキーワードを含む文書のURLを出力するサー
ビスであり、このサービスを提供するソフトウェアを検
索エンジンと称する。なお、検索サービスおよび検索エ
ンジンについての詳細は、例えば「InfoBeeテキスト情
報検索技術、NTT R&D,Vol.46,No.10,1997,pp.93-98」を
参照されたい。
【0004】検索サービスとして、インターネットのサ
ーチエンジンに音声インタフェースを持たせたボイスポ
ータルと呼ばれるサービスが現在開始されている。この
サービスでは、音声認識を行うために、音声認識辞書に
予め単語とその読みを登録しておく必要がある。そし
て、音声認識システムでは、音声認識辞書に登録された
単語の中からシステムに入力された音声と最も一致度の
大きな単語を選択し、これを認識結果として出力してい
る。従って、入力された音声と音声認識辞書に登録され
ている単語とをすべて比較して一致しているか否かを判
定しているため、辞書に登録されている単語の数が多い
程、認識処理に時間がかかり、誤った単語を選択する確
率が増大し、認識精度が低下することになる。
【0005】また同時に、ボイスポータルでは、インタ
ーネット上のWebコンテンツに対する検索サービスに
音声インタフェースを持たせることが行われているが、
音声認識システムによる音声インタフェースでは、認識
辞書に登録されていない単語はユーザが発話しても認識
されない。
【0006】そこで、検索サービスで入力された単語を
できるだけ多く認識するために、認識辞書にもできるだ
け多くの単語を登録し、単語のカバー率を十分大きくす
る必要がある。単語のカバー率は、システムに入力され
る音声のうちの辞書に登録されていた単語の数であり、
理想的には100%である。
【0007】従来は、認識精度と単語のカバー率の両者
を満たすことができないため、サービス対象を限定し、
主に単語のカバー率のみを実現していた。例えば、ある
電話番号に電話して、地名を発話すると、この地名の地
域の天気予報をアナウンスするサービスがあるが、この
サービスでは入力される単語を「ある地域の地名」に限
定することにより、その地域の地名をすべて認識辞書に
登録し、十分に大きなカバー率を実現している。
【0008】しかしながら、例えばある100,000
のURLに含まれる単語の数は、数十万から数百万のオ
ーダーになり、更に多くのURLを検索対象にするボイ
スポータルでは、上記例のように登録する単語を限定す
ることはできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の検索サービスでは、単語のカバー率と認識精度の両者
を満たすことができないため、サービス対象を限定し
て、限定した範囲内における単語のカバー率のみを大き
くしているが、多くのURLを検索対象とする場合に
は、登録する単語を限定することができず、単語のカバ
ー率を増大しようとすると、認識精度が低下するという
問題がある。
【0010】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、検索キーワードの偏在性を利
用し、利用頻度の大きな単語を認識辞書に登録すること
により認識精度の低下を抑制しつつ検索サービスに十分
な単語のカバー率を実現し得る音声利用型情報検索装置
および音声利用型情報検索プログラムと該プログラムを
記録した記録媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、ユーザ端末から音声で入
力される検索キーワードに基づき該当する情報を検索し
てユーザ端末に出力する音声利用型情報検索装置であっ
て、音声認識に利用される単語をその読みに対応して格
納している音声認識辞書と、ユーザ端末から音声で入力
される検索キーワードを受け取り、前記音声認識辞書を
参照して、前記キーワードを音声認識する音声認識手段
と、この音声認識手段で音声認識されたキーワードを検
索要求として該キーワードに該当する情報を検索する検
索手段と、この検索した情報をユーザ端末に出力する検
索結果出力手段と、前記検索に使用されたキーワードを
保存する検索キーワード保存手段と、この保存されてい
るキーワードの中から検索に有効である単語を前記音声
認識辞書に単語として登録する登録手段とを有すること
を要旨とする。
【0012】請求項1記載の本発明にあっては、ユーザ
端末から音声の検索キーワードを受け取り、音声認識辞
書を参照して、音声のキーワードを音声認識し、この音
声認識したキーワードを検索要求として該キーワードに
該当する情報を検索してユーザ端末に出力するととも
に、検索に使用されたキーワードを保存し、この保存し
たキーワードの中から検索に有効である単語を音声認識
辞書に単語として登録するため、登録単語数の増加によ
る認識精度の低下を抑制しつつ検索サービスに十分な単
語のカバー率を実現し得る。
【0013】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記検索結果出力手段が、前記検
索した情報をユーザ端末に出力する出力形式をユーザ端
末毎に格納している出力形式格納手段と、この出力形式
格納手段をユーザ端末で検索し、ユーザ端末に対応する
出力形式を選択し、この選択した出力形式で前記検索し
た情報をユーザ端末に出力する手段とを有することを要
旨とする。
【0014】請求項2記載の本発明にあっては、検索結
果をユーザ端末に出力する出力形式をユーザ端末毎に格
納しておき、ユーザ端末に対応する出力形式を選択し、
この出力形式で検索結果をユーザ端末に出力する。
【0015】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記登録手段が、前記検索キーワ
ード保存手段に保存されているキーワードの利用頻度に
基づき該検索キーワード保存手段に保存されているキー
ワードの中から検索に有効な単語を選択し、この選択し
た単語を前記音声認識辞書に登録する手段を有すること
を要旨とする。
【0016】請求項3記載の本発明にあっては、保存し
たキーワードの利用頻度に基づきキーワードの中から検
索に有効な単語を選択し、この選択した単語を音声認識
辞書に登録するため、検索サービスに十分な単語のカバ
ー率を実現しつつ認識精度を向上することができる。
【0017】請求項4記載の本発明は、請求項1記載の
発明において、前記登録手段が、前記検索キーワード保
存手段に保存されているキーワード間の関連を計算し
て、関連の大きなキーワードをまとめたキーワードグル
ープを作成するキーワードグループ作成手段と、この作
成された各キーワードグループ内の複数のキーワードの
利用頻度の合計を算出する合計利用頻度算出手段と、こ
の算出した合計利用頻度に基づいてキーワードグループ
を選択し、この選択したキーワードグループの各キーワ
ードを検索に有効な単語として前記音声認識辞書に登録
するキーワードグループ選択手段とを有することを要旨
とする。
【0018】請求項4記載の本発明にあっては、保存し
たキーワード間の関連を計算して、関連の大きなキーワ
ードをまとめたキーワードグループを作成し、この各キ
ーワードグループ内の複数のキーワードの利用頻度の合
計を算出し、この合計利用頻度に基づいてキーワードグ
ループを選択し、この選択したキーワードグループの各
キーワードを検索に有効な単語として音声認識辞書に登
録するため、検索サービスに十分な単語のカバー率を実
現しつつ認識精度を向上することができる。
【0019】また、請求項5記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記検索キーワード保存手段が、
前記検索に使用されたキーワードを検索時刻とともに保
存する検索時刻付きキーワード保存手段を有し、前記登
録手段が、前記検索時刻付きキーワード保存手段に保存
されている検索時刻に基づき所定の期間内に保存された
キーワードを選択し、この選択されたキーワード間の関
連を計算して、関連の大きなキーワードをまとめたキー
ワードグループを作成するキーワードグループ作成手段
と、この作成された各キーワードグループ内の複数のキ
ーワードの利用頻度の合計を算出する合計利用頻度算出
手段と、この算出した合計利用頻度に基づいてキーワー
ドグループを選択し、この選択したキーワードグループ
の各キーワードを検索に有効な単語として前記音声認識
辞書に登録するキーワードグループ選択手段とを有する
ことを要旨とする。
【0020】請求項5記載の本発明にあっては、キーワ
ードとともに保存した検索時刻に基づき所定の期間内に
保存されたキーワードを選択し、この選択されたキーワ
ード間の関連を計算して、関連の大きなキーワードをま
とめたキーワードグループを作成し、この各キーワード
グループ内の複数のキーワードの利用頻度の合計を算出
し、この合計利用頻度に基づいてキーワードグループを
選択し、このキーワードグループの各キーワードを検索
に有効な単語として前記音声認識辞書に登録するため、
検索サービスに十分な単語のカバー率を実現しつつ認識
精度を向上することができる。
【0021】更に、請求項6記載の本発明は、ユーザ端
末から音声で入力される検索キーワードに基づき該当す
る情報を検索してユーザ端末に出力する音声利用型情報
検索プログラムであって、音声認識に利用される単語を
その読みに対応して音声認識辞書に格納しておき、ユー
ザ端末から音声で入力される検索キーワードを受け取
り、前記音声認識辞書を参照して、前記キーワードを音
声認識し、この音声認識したキーワードを検索要求とし
て該キーワードに該当する情報を検索し、この検索した
情報をユーザ端末に出力し、前記検索に使用されたキー
ワードを検索キーワード保存データベースに保存し、こ
の保存されているキーワードの中から検索に有効である
単語を前記音声認識辞書に単語として登録することを要
旨とする。
【0022】請求項6記載の本発明にあっては、ユーザ
端末から音声の検索キーワードを受け取り、音声認識辞
書を参照して、音声のキーワードを音声認識し、この音
声認識したキーワードを検索要求として該キーワードに
該当する情報を検索してユーザ端末に出力するととも
に、検索に使用されたキーワードを保存し、この保存し
たキーワードの中から検索に有効である単語を音声認識
辞書に単語として登録するため、登録単語数の増加によ
る認識精度の低下を抑制しつつ検索サービスに十分な単
語のカバー率を実現し得る。
【0023】請求項7記載の本発明は、請求項6記載の
発明において、前記検索情報をユーザ端末に出力する処
理が、前記検索した情報をユーザ端末に出力する出力形
式をユーザ端末毎に出力形式格納データベースに格納し
ておき、この出力形式格納データベースをユーザ端末で
検索し、ユーザ端末に対応する出力形式を選択し、この
選択した出力形式で前記検索した情報をユーザ端末に出
力することを要旨とする。
【0024】請求項7記載の本発明にあっては、検索結
果をユーザ端末に出力する出力形式をユーザ端末毎に格
納しておき、ユーザ端末に対応する出力形式を選択し、
この出力形式で検索結果をユーザ端末に出力する。
【0025】また、請求項8記載の本発明は、請求項6
記載の発明において、前記音声認識辞書に単語を登録す
る処理が、前記検索キーワード保存データベースに保存
されているキーワードの利用頻度に基づき該検索キーワ
ード保存データベースに保存されているキーワードの中
から検索に有効な単語を選択し、この選択した単語を前
記音声認識辞書に登録することを要旨とする。
【0026】請求項8記載の本発明にあっては、保存し
たキーワードの利用頻度に基づきキーワードの中から検
索に有効な単語を選択し、この選択した単語を音声認識
辞書に登録するため、検索サービスに十分な単語のカバ
ー率を実現しつつ認識精度を向上することができる。
【0027】更に、請求項9記載の本発明は、請求項6
記載の発明において、前記音声認識辞書に単語を登録す
る処理が、前記検索キーワード保存手段に保存されてい
るキーワード間の関連を計算して、関連の大きなキーワ
ードをまとめたキーワードグループを作成し、この作成
された各キーワードグループ内の複数のキーワードの利
用頻度の合計を算出し、この算出した合計利用頻度に基
づいてキーワードグループを選択し、この選択したキー
ワードグループの各キーワードを検索に有効な単語とし
て前記音声認識辞書に登録することを要旨とする。
【0028】請求項9記載の本発明にあっては、保存し
たキーワード間の関連を計算して、関連の大きなキーワ
ードをまとめたキーワードグループを作成し、この各キ
ーワードグループ内の複数のキーワードの利用頻度の合
計を算出し、この合計利用頻度に基づいてキーワードグ
ループを選択し、この選択したキーワードグループの各
キーワードを検索に有効な単語として音声認識辞書に登
録するため、検索サービスに十分な単語のカバー率を実
現しつつ認識精度を向上することができる。
【0029】請求項10記載の本発明は、請求項6記載
の発明において、前記検索キーワード保存データベース
が、前記検索に使用されたキーワードを検索時刻ととも
に保存し、前記音声認識辞書に単語を登録する処理が、
前記検索キーワード保存データベースにキーワードとと
もに保存されている検索時刻に基づき所定の期間内に保
存されたキーワードを選択し、この選択されたキーワー
ド間の関連を計算して、関連の大きなキーワードをまと
めたキーワードグループを作成し、この作成された各キ
ーワードグループ内の複数のキーワードの利用頻度の合
計を算出し、この算出した合計利用頻度に基づいてキー
ワードグループを選択し、この選択したキーワードグル
ープの各キーワードを検索に有効な単語として前記音声
認識辞書に登録することを要旨とする。
【0030】請求項10記載の本発明にあっては、キー
ワードとともに保存した検索時刻に基づき所定の期間内
に保存されたキーワードを選択し、この選択されたキー
ワード間の関連を計算して、関連の大きなキーワードを
まとめたキーワードグループを作成し、この各キーワー
ドグループ内の複数のキーワードの利用頻度の合計を算
出し、この合計利用頻度に基づいてキーワードグループ
を選択し、このキーワードグループの各キーワードを検
索に有効な単語として前記音声認識辞書に登録するた
め、検索サービスに十分な単語のカバー率を実現しつつ
認識精度を向上することができる。
【0031】また、請求項11記載の本発明は、ユーザ
端末から音声で入力される検索キーワードに基づき該当
する情報を検索してユーザ端末に出力する音声利用型情
報検索プログラムを記録した記録媒体であって、音声認
識に利用される単語をその読みに対応して音声認識辞書
に格納しておき、ユーザ端末から音声で入力される検索
キーワードを受け取り、前記音声認識辞書を参照して、
前記キーワードを音声認識し、この音声認識したキーワ
ードを検索要求として該キーワードに該当する情報を検
索し、この検索した情報をユーザ端末に出力し、前記検
索に使用されたキーワードを検索キーワード保存データ
ベースに保存し、この保存されているキーワードの中か
ら検索に有効である単語を前記音声認識辞書に単語とし
て登録することを要旨とする。
【0032】請求項11記載の本発明にあっては、ユー
ザ端末から音声の検索キーワードを受け取り、音声認識
辞書を参照して、音声のキーワードを音声認識し、この
音声認識したキーワードを検索要求として該キーワード
に該当する情報を検索してユーザ端末に出力するととも
に、検索に使用されたキーワードを保存し、この保存し
たキーワードの中から検索に有効である単語を音声認識
辞書に単語として登録するため、登録単語数の増加によ
る認識精度の低下を抑制しつつ検索サービスに十分な単
語のカバー率を実現し得るプログラムを記録媒体に記録
しているため、該記録媒体を用いて、その流通性を高め
ることができる。
【0033】更に、請求項12記載の本発明は、請求項
11記載の発明において、前記音声認識辞書に単語を登
録する処理が、前記検索キーワード保存データベースに
保存されているキーワードの利用頻度に基づき該検索キ
ーワード保存データベースに保存されているキーワード
の中から検索に有効な単語を選択し、この選択した単語
を前記音声認識辞書に登録することを要旨とする。
【0034】請求項12記載の本発明にあっては、保存
したキーワードの利用頻度に基づきキーワードの中から
検索に有効な単語を選択し、この選択した単語を音声認
識辞書に登録するため、検索サービスに十分な単語のカ
バー率を実現しつつ認識精度を向上することができるプ
ログラムを記録媒体に記録しているため、該記録媒体を
用いて、その流通性を高めることができる。
【0035】請求項13記載の本発明は、請求項11記
載の発明において、前記音声認識辞書に単語を登録する
処理が、前記検索キーワード保存手段に保存されている
キーワード間の関連を計算して、関連の大きなキーワー
ドをまとめたキーワードグループを作成し、この作成さ
れた各キーワードグループ内の複数のキーワードの利用
頻度の合計を算出し、この算出した合計利用頻度に基づ
いてキーワードグループを選択し、この選択したキーワ
ードグループの各キーワードを検索に有効な単語として
前記音声認識辞書に登録することを要旨とする。
【0036】請求項13記載の本発明にあっては、保存
したキーワード間の関連を計算して、関連の大きなキー
ワードをまとめたキーワードグループを作成し、この各
キーワードグループ内の複数のキーワードの利用頻度の
合計を算出し、この合計利用頻度に基づいてキーワード
グループを選択し、この選択したキーワードグループの
各キーワードを検索に有効な単語として音声認識辞書に
登録するため、検索サービスに十分な単語のカバー率を
実現しつつ認識精度を向上することができるプログラム
を記録媒体に記録しているため、該記録媒体を用いて、
その流通性を高めることができる。
【0037】また、請求項14記載の本発明は、請求項
11記載の発明において、前記検索キーワード保存デー
タベースが、前記検索に使用されたキーワードを検索時
刻とともに保存し、前記音声認識辞書に単語を登録する
処理が、前記検索キーワード保存データベースにキーワ
ードとともに保存されている検索時刻に基づき所定の期
間内に保存されたキーワードを選択し、この選択された
キーワード間の関連を計算して、関連の大きなキーワー
ドをまとめたキーワードグループを作成し、この作成さ
れた各キーワードグループ内の複数のキーワードの利用
頻度の合計を算出し、この算出した合計利用頻度に基づ
いてキーワードグループを選択し、この選択したキーワ
ードグループの各キーワードを検索に有効な単語として
前記音声認識辞書に登録することを要旨とする。
【0038】請求項14記載の本発明にあっては、キー
ワードとともに保存した検索時刻に基づき所定の期間内
に保存されたキーワードを選択し、この選択されたキー
ワード間の関連を計算して、関連の大きなキーワードを
まとめたキーワードグループを作成し、この各キーワー
ドグループ内の複数のキーワードの利用頻度の合計を算
出し、この合計利用頻度に基づいてキーワードグループ
を選択し、このキーワードグループの各キーワードを検
索に有効な単語として前記音声認識辞書に登録するた
め、検索サービスに十分な単語のカバー率を実現しつつ
認識精度を向上することができるプログラムを記録媒体
に記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性
を高めることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
音声利用型情報検索装置の構成を示すブロック図であ
る。同図に示す実施形態の音声利用型情報検索装置は、
ユーザ端末1から音声で入力される検索キーワードに基
づき該当する情報を検索してユーザ端末に送信するボイ
スポータル10として構成され、このボイスポータル1
0は音声認識で利用される単語をその読みに対応して格
納している音声認識辞書5と、ユーザ端末1から回線交
換網21を介して音声で入力される検索キーワードを受
け取り、音声認識辞書5を参照して、キーワードを音声
認識する音声認識手段である音声認識部3と、この音声
認識部3で音声認識されたキーワードを検索要求として
該キーワードに該当する情報を検索する検索手段である
検索エンジン8と、この検索結果をユーザ端末1または
インターネット端末2にインターネット22を介して送
信する検索結果出力手段である検索結果送信部4と、検
索エンジン8における検索に使用されたキーワードを保
存する検索キーワード保存手段である検索ログデータベ
ース(DB)7と、この保存されているキーワードの中
から検索に有効である単語を音声認識辞書5に単語とし
て登録する登録手段である認識辞書登録部6と、検索結
果送信部4が検索結果をユーザ端末1に送信する場合に
ユーザ端末1に検索結果を送信する送信形式を格納して
いる出力形式格納手段であるユーザプロファイルデータ
ベース(DB)9とから構成されている。
【0040】ユーザ端末1は、回線交換網21およびイ
ンターネット22に接続され、音声通話機能を有する例
えば携帯電話端末であり、ボイスポータル10の音声認
識部3に音声で検索キーワードを送信するとともに、ま
た検索結果送信部4からインターネット22を介して検
索結果を受信するようになっている。なお、検索キーワ
ードを送信する端末と検索結果を受信する端末は、必ず
しも同一端末である必要はなく、別の端末であってもよ
いものであるが、本実施形態では両方の機能が同一端末
内にある場合について説明する。
【0041】インターネット端末2は、検索サービスを
利用する場合には、キーボードなどにより入力されるキ
ーワードをインターネット22を介して検索エンジン8
に送信し、その検索結果を検索結果送信部4から受信す
るようになっている。なお、これは現在一般的に行われ
ているインターネットサービスの利用形態である。
【0042】音声認識部3は、ユーザ端末1からユーザ
の発話した音声によるキーワードを受信して、音声認識
辞書5を参照しながら音声認識処理を行い、テキスト形
式でキーワードを検索エンジン8に供給する。なお、音
声認識処理については、例えば「音のコミュニケーショ
ン工学、北脇信彦、コロナ社、1996」を参照された
い。
【0043】検索結果送信部4は、検索エンジン8から
の検索結果を受け取り、ユーザ端末1およびインターネ
ット端末2に送信する。音声認識辞書5は、音声認識部
3において音声認識に利用される辞書が登録されてい
る。認識辞書登録部6は、検索ログデータベース7から
検索に利用されたキーワード、検索時刻、端末IDを受
け取り、頻繁に利用されるキーワードであって、検索に
有効であるキーワードを音声認識辞書5に登録する。検
索ログデータベース7は、検索エンジン8に入力され、
検索に利用されたキーワード、検索時刻、端末IDを入
力順に保存している。
【0044】検索エンジン8は、検索したいキーワード
を入力すると、このキーワードを含む文書、Web検索
ではキーワードを含む文書のURLを出力する。これ
は、ユーザ端末1からボイスポータルサービスにより音
声によって検索キーワードが入力されてもよいし、また
PCのようなインターネット端末2からボイスポータル
サービスを用いずに、直接テキスト情報を指定して入力
してもよい。
【0045】ユーザプロファイルデータベース9は、検
索エンジン8からの検索結果をユーザ端末1またはイン
ターネット端末2に送信する送信形式を保存しているも
のである。
【0046】図2は、ユーザプロファイルデータベース
9に格納されているデータ構成を示す図である。同図に
示すように、ユーザプロファイルデータベース9には、
検索結果をユーザに出力する送信形式として、各ユーザ
の端末IDに対応して送信形式および送信先が格納され
ている。端末IDは公衆網から供給される端末を識別す
る情報であり、加入者回線やISDN回線においては発
信者番号である。なお、ユーザプロファイルデータベー
ス9への送信形式の各ユーザからの登録は予め行われて
いるものとする。
【0047】次に、図3に示すフローチャートを参照し
て、以上のように構成される音声利用型情報検索装置の
作用である音声インタフェースによる検索処理、すなわ
ち検索サービス提供処理について説明する。
【0048】図3において、まずユーザ端末1が音声で
検索キーワードを発話すると、この音声の検索キーワー
ドはユーザ端末1から回線交換網21を介して音声認識
部3に供給されるとともに、またユーザ端末1の端末I
Dも供給される(ステップS201)。音声認識部3
は、音声認識辞書5を参照しながら、ユーザ端末1から
入力された音声の検索キーワードを音声認識し、この認
識結果のテキスト情報を出力する(ステップS20
2)。
【0049】この音声認識部3から出力された認識結果
のテキスト情報、すなわち検索キーワードは、検索要求
として検索エンジン8に入力される(ステップS20
3)。検索エンジン8は、この検索要求に応じて検索キ
ーワードに該当する情報を検索し、この検索結果を検索
結果送信部4に供給する。検索結果送信部4は、ユーザ
端末1の端末IDでユーザプロファイルデータベース9
を検索し、ユーザ端末1に対応する送信形式、例えば図
2に示すような電子メール形式、ホームページ形式、フ
ァイル形式のようなユーザの希望する送信形式と宛先を
検索し、この検索した送信形式でユーザ端末1の宛先に
検索エンジン8からの検索結果をインターネット22を
介して送信する(ステップS204)。なお、宛先は、
電子メールの場合には宛先アドレス、ホームページの場
合には表示URL、ファイル転送の場合には、転送先ア
ドレスが取得される。
【0050】また、上記検索処理では、検索エンジン8
がユーザ端末1からの検索要求に応じて検索キーワード
に該当する情報を検索し、この検索結果を検索結果送信
部4に供給する毎に、この検索に利用したキーワードを
その検索時刻および端末IDとともに検索ログデータベ
ース7に時系列的なリストとして格納する。すなわち、
検索ログデータベース7には、検索エンジン8で検索に
利用したキーワード、この検索を行った検索時刻、およ
びこの検索を要求してきたユーザ端末1の端末IDが時
系列的なリストとして格納されるようになっている。
【0051】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、認識辞書登録部6が検索ログデータベース7から検
索に有効な単語を選択して、この単語を音声認識辞書5
に登録する処理について説明する。
【0052】図4では、まず音声認識辞書5に登録され
ている単語をすべて削除する(ステップS300)。そ
れから、検索ログデータベース7から検索エンジン8の
検索に利用されたキーワード、検索時刻、端末IDの時
系列的なリストを取得する(ステップS301)。
【0053】次に、認識辞書登録部6は、検索ログデー
タベース7に格納されている検索ログ、すなわち検索に
利用されたキーワード、検索時刻、端末IDの時系列的
なリストを入力とし、これらの情報から情報ニーズ抽出
方式によりキーワード間の関連を計算し、関連の大きな
キーワードをまとめて単語グループ、すなわちキーワー
ドグループを作成し、このグループを構成する複数のキ
ーワードの所定期間内における合計頻度Vsを各グルー
プ毎に算出して出力する(ステップS302)。なお、
前記情報ニーズ抽出方式については、例えばWWW検索
ログに基づく情報ニーズの抽出、大久保他、情報処理学
会論文誌、Vol.39,No.7,1998を参照されたい。
【0054】また、前記合計頻度Vsは、計算を行った
所定期間においてグループ内の各キーワードの検索エン
ジン8への入力回数の合計である。例えば、この合計頻
度Vsの出力例は、次の通りである。
【0055】
【表1】 グループ内の単語(キーワード): 合計頻度Vs クリスマス、冬、スキー: 456 夏、ダイビング、沖縄: 189 秋、紅葉、落ち葉: 233 … … 次に、上述したように算出された合計頻度Vsの最も大
きなグループを選択する(ステップS303)。そし
て、この選択したグループの合計頻度Vsが登録最小値
Vmin以上であるか否かを判定する(ステップS30
4)。合計頻度Vsが登録最小値Vminよりも小さい
場合には、本処理を終了するが、大きい場合には、この
選択したグループの各キーワードである単語をその読み
に対応して音声認識辞書5に登録する(ステップS30
5)。なお、合計頻度Vsと登録最小値Vminを比較
する理由は、検索での利用頻度があまり小さいキーワー
ド、すなわち単語を登録したとしても、検索エンジン8
の検索でキーワードとして利用される可能性は低く、こ
のような単語を音声認識辞書5に登録しても、辞書の単
語数を単に増大し、認識精度を悪化させる影響の方が相
対的に大きいので、このような単語の音声認識辞書5へ
の登録を防止するためである。
【0056】次に、音声認識辞書5に登録した単語の数
が登録最大数Nmaxに達したか否かを判定する(ステ
ップS306)。この判定の結果、音声認識辞書5に登
録した単語の数が登録最大数Nmaxに達している場合
には、本処理を終了するが、達していない場合には、ス
テップS302で出力したすべてのグループについて処
理を行ったか否かを判定する(ステップS307)。す
べてのグループについて処理を行った場合には、本処理
を終了するが、そうでない場合には、ステップS303
に戻って、同じ処理をすべてのグループについて繰り返
し行う。
【0057】なお、図4に示す音声認識辞書5への単語
の登録処理は、図3に示した検索処理、すなわちボイス
ポータルサービスが提供される前に行われる必要がある
とともに、図4に示す単語登録処理を定期的に行うこと
により、その時々に応じて変動するキーワードを音声認
識辞書5に登録することができる。
【0058】上述したように、本実施形態では、ユーザ
端末1から音声で入力される検索キーワードを受け取
り、音声認識辞書5を参照して、音声のキーワードを音
声認識し、この音声認識したキーワードを検索要求とし
て該キーワードに該当する情報を検索エンジン8で検索
し、検索結果送信部4からユーザ端末1に出力するとと
もに、検索に使用されたキーワードを検索ログデータベ
ース7に保存しておき、この保存したキーワードの中か
ら検索に有効である単語を音声認識辞書5に単語として
登録しているため、登録単語数の増加による認識精度の
低下を抑制しつつ検索サービスに十分な単語のカバー率
を実現し得る。具体的には、音声認識辞書5に登録する
単語を例えば「地名、会社名」のような特定のジャンル
に限ることなく、様々な分野に対しての単語を登録で
き、この登録された様々な分野の単語を検索入力として
音声で受け取ることが可能である。
【0059】なお、上記実施形態では、検索ログデータ
ベース7に格納されているキーワード間の関連を計算
し、関連の大きなキーワードをまとめてグループを作成
し、このグループを構成する各キーワードの所定期間内
における合計頻度を算出して、音声認識辞書5に登録す
るグループを選択し、このグループの各キーワードであ
る単語を音声認識辞書5に登録しているが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、例えば認識辞書登録部6
は、キーワードグループを作成することなく、検索ログ
データベース7に保存されているキーワードの利用頻度
に基づき検索ログデータベース7に保存されているキー
ワードの中から検索に有効な単語を選択し、この選択し
た単語を音声認識辞書5に登録するように構成してもよ
いし、または認識辞書登録部6は検索ログデータベース
7に保存されているキーワード間の関連を計算して、関
連の大きなキーワードをまとめたキーワードグループを
作成し、この各グループ内の複数のキーワードの利用頻
度の合計を所定期間に関係なく算出し、この合計利用頻
度に基づいてグループを選択し、この選択したグループ
の各キーワードを検索に有効な単語として音声認識辞書
5に登録してもよいものである。また、前記キーワード
グループ毎に単位時間に利用された合計頻度を計算し、
この合計頻度の大きな順に認識辞書登録部6に登録して
もよい。
【0060】なお、上記実施形態の音声利用型情報検索
の処理手順をプログラムとして記録媒体に記録して、こ
の記録媒体をコンピュータシステムに組み込むととも
に、該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータ
システムにダウンロードまたはインストールし、該プロ
グラムでコンピュータシステムを作動させることによ
り、音声利用型情報検索処理を実施する音声利用型情報
検索装置として機能させることができることは勿論であ
り、このような記録媒体を用いることにより、その流通
性を高めることができるものである。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザ端末から音声で入力された検索キーワードを受け
取り、音声認識辞書を参照して、音声のキーワードを音
声認識し、この音声認識したキーワードを検索要求とし
て該キーワードに該当する情報を検索してユーザ端末に
出力するとともに、検索に使用されたキーワードを保存
し、この保存したキーワードの中から検索に有効である
単語を音声認識辞書に単語として登録するので、登録単
語数の増加による認識精度の低下を抑制しつつ検索サー
ビスに十分な単語のカバー率を実現し得る。
【0062】また、本発明によれば、保存したキーワー
ドの利用頻度に基づきキーワードの中から検索に有効な
単語を選択し、この選択した単語を音声認識辞書に登録
するので、検索サービスに十分な単語のカバー率を実現
しつつ認識精度を向上することができる。
【0063】更に、本発明によれば、保存したキーワー
ド間の関連を計算して、関連の大きなキーワードをまと
めたキーワードグループを作成し、この各キーワードグ
ループ内の複数のキーワードの利用頻度の合計を算出
し、この合計利用頻度に基づいてキーワードグループを
選択し、この選択したキーワードグループの各キーワー
ドを検索に有効な単語として音声認識辞書に登録するの
で、検索サービスに十分な単語のカバー率を実現しつつ
認識精度を向上することができる。
【0064】本発明によれば、キーワードとともに保存
した検索時刻に基づき所定の期間内に保存されたキーワ
ードを選択し、この選択されたキーワード間の関連を計
算して、関連の大きなキーワードをまとめたキーワード
グループを作成し、この各キーワードグループ内の複数
のキーワードの利用頻度の合計を算出し、この合計利用
頻度に基づいてキーワードグループを選択し、このキー
ワードグループの各キーワードを検索に有効な単語とし
て前記音声認識辞書に登録するので、検索サービスに十
分な単語のカバー率を実現しつつ認識精度を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る音声利用型情報検索
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す音声利用型情報検索装置に使用され
ているユーザプロファイルデータベースに格納されてい
るデータ構成を示す図である。
【図3】図1に示す音声利用型情報検索装置の音声イン
タフェースによる検索処理、すなわち検索サービス提供
処理を示すフローチャートである。
【図4】図1に示す音声利用型情報検索装置における検
索に有効な単語を検索ログデータベースから選択して、
音声認識辞書に登録する処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ユーザ端末 2 インターネット端末 3 音声認識部 4 検索結果送信部 5 音声認識辞書 6 認識辞書登録部 7 検索ログデータベース 8 検索エンジン 9 ユーザプロファイルデータベース 21 回線交換網 22 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/16 320 G06F 3/16 320H 340 340A G10L 15/08 G10L 3/00 531W 15/10 537C 15/18 551P 15/00 15/28 (72)発明者 楢原 佳織 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 稲垣 博人 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND03 NK06 NK44 PP07 PP14 PP24 PQ02 PQ38 PQ72 UU40 5D015 AA04 GG03 KK02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末から音声で入力される検索キ
    ーワードに基づき該当する情報を検索してユーザ端末に
    出力する音声利用型情報検索装置であって、 音声認識に利用される単語をその読みに対応して格納し
    ている音声認識辞書と、 ユーザ端末から音声で入力される検索キーワードを受け
    取り、前記音声認識辞書を参照して、前記キーワードを
    音声認識する音声認識手段と、 この音声認識手段で音声認識されたキーワードを検索要
    求として該キーワードに該当する情報を検索する検索手
    段と、 この検索した情報をユーザ端末に出力する検索結果出力
    手段と、 前記検索に使用されたキーワードを保存する検索キーワ
    ード保存手段と、 この保存されているキーワードの中から検索に有効であ
    る単語を前記音声認識辞書に単語として登録する登録手
    段とを有することを特徴とする音声利用型情報検索装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検索結果出力手段は、 前記検索した情報をユーザ端末に出力する出力形式をユ
    ーザ端末毎に格納している出力形式格納手段と、 この出力形式格納手段をユーザ端末で検索し、ユーザ端
    末に対応する出力形式を選択し、この選択した出力形式
    で前記検索した情報をユーザ端末に出力する手段とを有
    することを特徴とする請求項1記載の音声利用型情報検
    索装置。
  3. 【請求項3】 前記登録手段は、 前記検索キーワード保存手段に保存されているキーワー
    ドの利用頻度に基づき該検索キーワード保存手段に保存
    されているキーワードの中から検索に有効な単語を選択
    し、この選択した単語を前記音声認識辞書に登録する手
    段を有することを特徴とする請求項1記載の音声利用型
    情報検索装置。
  4. 【請求項4】 前記登録手段は、 前記検索キーワード保存手段に保存されているキーワー
    ド間の関連を計算して、関連の大きなキーワードをまと
    めたキーワードグループを作成するキーワードグループ
    作成手段と、 この作成された各キーワードグループ内の複数のキーワ
    ードの利用頻度の合計を算出する合計利用頻度算出手段
    と、 この算出した合計利用頻度に基づいてキーワードグルー
    プを選択し、この選択したキーワードグループの各キー
    ワードを検索に有効な単語として前記音声認識辞書に登
    録するキーワードグループ選択手段とを有することを特
    徴とする請求項1記載の音声利用型情報検索装置。
  5. 【請求項5】 前記検索キーワード保存手段は、 前記検索に使用されたキーワードを検索時刻とともに保
    存する検索時刻付きキーワード保存手段を有し、 前記登録手段は、 前記検索時刻付きキーワード保存手段に保存されている
    検索時刻に基づき所定の期間内に保存されたキーワード
    を選択し、この選択されたキーワード間の関連を計算し
    て、関連の大きなキーワードをまとめたキーワードグル
    ープを作成するキーワードグループ作成手段と、 この作成された各キーワードグループ内の複数のキーワ
    ードの利用頻度の合計を算出する合計利用頻度算出手段
    と、 この算出した合計利用頻度に基づいてキーワードグルー
    プを選択し、この選択したキーワードグループの各キー
    ワードを検索に有効な単語として前記音声認識辞書に登
    録するキーワードグループ選択手段とを有することを特
    徴とする請求項1記載の音声利用型情報検索装置。
  6. 【請求項6】 ユーザ端末から音声で入力される検索キ
    ーワードに基づき該当する情報を検索してユーザ端末に
    出力する音声利用型情報検索プログラムであって、 音声認識に利用される単語をその読みに対応して音声認
    識辞書に格納しておき、 ユーザ端末から音声で入力される検索キーワードを受け
    取り、前記音声認識辞書を参照して、前記キーワードを
    音声認識し、 この音声認識したキーワードを検索要求として該キーワ
    ードに該当する情報を検索し、 この検索した情報をユーザ端末に出力し、 前記検索に使用されたキーワードを検索キーワード保存
    データベースに保存し、 この保存されているキーワードの中から検索に有効であ
    る単語を前記音声認識辞書に単語として登録することを
    特徴とする音声利用型情報検索プログラム。
  7. 【請求項7】 前記検索情報をユーザ端末に出力する処
    理は、 前記検索した情報をユーザ端末に出力する出力形式をユ
    ーザ端末毎に出力形式格納データベースに格納してお
    き、 この出力形式格納データベースをユーザ端末で検索し、
    ユーザ端末に対応する出力形式を選択し、この選択した
    出力形式で前記検索した情報をユーザ端末に出力するこ
    とを特徴とする請求項6記載の音声利用型情報検索プロ
    グラム。
  8. 【請求項8】 前記音声認識辞書に単語を登録する処理
    は、 前記検索キーワード保存データベースに保存されている
    キーワードの利用頻度に基づき該検索キーワード保存デ
    ータベースに保存されているキーワードの中から検索に
    有効な単語を選択し、この選択した単語を前記音声認識
    辞書に登録することを特徴とする請求項6記載の音声利
    用型情報検索プログラム。
  9. 【請求項9】 前記音声認識辞書に単語を登録する処理
    は、 前記検索キーワード保存手段に保存されているキーワー
    ド間の関連を計算して、関連の大きなキーワードをまと
    めたキーワードグループを作成し、 この作成された各キーワードグループ内の複数のキーワ
    ードの利用頻度の合計を算出し、 この算出した合計利用頻度に基づいてキーワードグルー
    プを選択し、この選択したキーワードグループの各キー
    ワードを検索に有効な単語として前記音声認識辞書に登
    録することを特徴とする請求項6記載の音声利用型情報
    検索プログラム。
  10. 【請求項10】 前記検索キーワード保存データベース
    は、 前記検索に使用されたキーワードを検索時刻とともに保
    存し、 前記音声認識辞書に単語を登録する処理は、 前記検索キーワード保存データベースにキーワードとと
    もに保存されている検索時刻に基づき所定の期間内に保
    存されたキーワードを選択し、この選択されたキーワー
    ド間の関連を計算して、関連の大きなキーワードをまと
    めたキーワードグループを作成し、 この作成された各キーワードグループ内の複数のキーワ
    ードの利用頻度の合計を算出し、 この算出した合計利用頻度に基づいてキーワードグルー
    プを選択し、この選択したキーワードグループの各キー
    ワードを検索に有効な単語として前記音声認識辞書に登
    録することを特徴とする請求項6記載の音声利用型情報
    検索プログラム。
  11. 【請求項11】 ユーザ端末から音声で入力される検索
    キーワードに基づき該当する情報を検索してユーザ端末
    に出力する音声利用型情報検索プログラムを記録した記
    録媒体であって、 音声認識に利用される単語をその読みに対応して音声認
    識辞書に格納しておき、 ユーザ端末から音声で入力される検索キーワードを受け
    取り、前記音声認識辞書を参照して、前記キーワードを
    音声認識し、 この音声認識したキーワードを検索要求として該キーワ
    ードに該当する情報を検索し、 この検索した情報をユーザ端末に出力し、 前記検索に使用されたキーワードを検索キーワード保存
    データベースに保存し、 この保存されているキーワードの中から検索に有効であ
    る単語を前記音声認識辞書に単語として登録することを
    特徴とする音声利用型情報検索プログラムを記録した記
    録媒体。
  12. 【請求項12】 前記音声認識辞書に単語を登録する処
    理は、 前記検索キーワード保存データベースに保存されている
    キーワードの利用頻度に基づき該検索キーワード保存デ
    ータベースに保存されているキーワードの中から検索に
    有効な単語を選択し、この選択した単語を前記音声認識
    辞書に登録することを特徴とする請求項11記載の音声
    利用型情報検索プログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記音声認識辞書に単語を登録する処
    理は、 前記検索キーワード保存手段に保存されているキーワー
    ド間の関連を計算して、関連の大きなキーワードをまと
    めたキーワードグループを作成し、 この作成された各キーワードグループ内の複数のキーワ
    ードの利用頻度の合計を算出し、 この算出した合計利用頻度に基づいてキーワードグルー
    プを選択し、この選択したキーワードグループの各キー
    ワードを検索に有効な単語として前記音声認識辞書に登
    録することを特徴とする請求項11記載の音声利用型情
    報検索プログラムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記検索キーワード保存データベース
    は、 前記検索に使用されたキーワードを検索時刻とともに保
    存し、 前記音声認識辞書に単語を登録する処理は、 前記検索キーワード保存データベースにキーワードとと
    もに保存されている検索時刻に基づき所定の期間内に保
    存されたキーワードを選択し、この選択されたキーワー
    ド間の関連を計算して、関連の大きなキーワードをまと
    めたキーワードグループを作成し、 この作成された各キーワードグループ内の複数のキーワ
    ードの利用頻度の合計を算出し、 この算出した合計利用頻度に基づいてキーワードグルー
    プを選択し、この選択したキーワードグループの各キー
    ワードを検索に有効な単語として前記音声認識辞書に登
    録することを特徴とする請求項11記載の音声利用型情
    報検索プログラムを記録した記録媒体。
JP2001037631A 2001-02-14 2001-02-14 音声利用型情報検索装置および音声利用型情報検索プログラムと該プログラムを記録した記録媒体 Expired - Lifetime JP3683504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037631A JP3683504B2 (ja) 2001-02-14 2001-02-14 音声利用型情報検索装置および音声利用型情報検索プログラムと該プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037631A JP3683504B2 (ja) 2001-02-14 2001-02-14 音声利用型情報検索装置および音声利用型情報検索プログラムと該プログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002245078A true JP2002245078A (ja) 2002-08-30
JP3683504B2 JP3683504B2 (ja) 2005-08-17

Family

ID=18900726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001037631A Expired - Lifetime JP3683504B2 (ja) 2001-02-14 2001-02-14 音声利用型情報検索装置および音声利用型情報検索プログラムと該プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3683504B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008287210A (ja) * 2007-04-16 2008-11-27 Sony Corp 音声チャットシステム、情報処理装置、音声認識方法およびプログラム
JP2010146532A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Yahoo Japan Corp 音声検索装置、音声検索方法及び音声検索プログラム
JP2012514243A (ja) * 2008-12-22 2012-06-21 ノーテル ネットワークス リミテッド 仮想世界のダイナミックカスタマイゼーション
JP2013205999A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Yahoo Japan Corp 応答生成装置、応答生成方法および応答生成プログラム
US8620658B2 (en) 2007-04-16 2013-12-31 Sony Corporation Voice chat system, information processing apparatus, speech recognition method, keyword data electrode detection method, and program for speech recognition
JP2014513828A (ja) * 2011-03-16 2014-06-05 クアルコム,インコーポレイテッド 自動会話支援
JP2016500843A (ja) * 2012-10-18 2016-01-14 グーグル インコーポレイテッド 検索クエリ情報を使用する音声認識処理のための方法およびシステム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008287210A (ja) * 2007-04-16 2008-11-27 Sony Corp 音声チャットシステム、情報処理装置、音声認識方法およびプログラム
US8620658B2 (en) 2007-04-16 2013-12-31 Sony Corporation Voice chat system, information processing apparatus, speech recognition method, keyword data electrode detection method, and program for speech recognition
JP2010146532A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Yahoo Japan Corp 音声検索装置、音声検索方法及び音声検索プログラム
JP2012514243A (ja) * 2008-12-22 2012-06-21 ノーテル ネットワークス リミテッド 仮想世界のダイナミックカスタマイゼーション
JP2014513828A (ja) * 2011-03-16 2014-06-05 クアルコム,インコーポレイテッド 自動会話支援
JP2013205999A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Yahoo Japan Corp 応答生成装置、応答生成方法および応答生成プログラム
JP2016500843A (ja) * 2012-10-18 2016-01-14 グーグル インコーポレイテッド 検索クエリ情報を使用する音声認識処理のための方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3683504B2 (ja) 2005-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9202247B2 (en) System and method utilizing voice search to locate a product in stores from a phone
US7980465B2 (en) Hands free contact database information entry at a communication device
US8185539B1 (en) Web site or directory search using speech recognition of letters
US7627096B2 (en) System and method for independently recognizing and selecting actions and objects in a speech recognition system
US7450698B2 (en) System and method of utilizing a hybrid semantic model for speech recognition
US20030171926A1 (en) System for information storage, retrieval and voice based content search and methods thereof
US20090304161A1 (en) system and method utilizing voice search to locate a product in stores from a phone
US20020052747A1 (en) Method and system of interpreting and presenting web content using a voice browser
US8504370B2 (en) User-initiative voice service system and method
US20010053977A1 (en) System and method for responding to email and self help requests
CN101542591A (zh) 用于提供语音识别的方法和***
US20080228488A1 (en) Computer-Implemented Voice Application Indexing WEB Site
US8374872B2 (en) Dynamic update of grammar for interactive voice response
CN1658635A (zh) 导航应用的方法和***
JPH11184670A (ja) ネットワークアクセスシステム、方法及び記録媒体
JPH10177469A (ja) 移動端末音声認識/データベース検索/リソースアクセス通信システム
JP2002245078A (ja) 音声利用型情報検索装置および音声利用型情報検索プログラムと該プログラムを記録した記録媒体
US20050240409A1 (en) System and method for providing rules-based directory assistance automation
JP2008216461A (ja) 音声認識・キーワード抽出・知識ベース検索連携装置
JPH10164249A (ja) 情報処理装置
JP4015513B2 (ja) 案内仲介装置及び案内仲介方法
CN113946652A (zh) 信息查询方法、装置、计算机可读存储介质及电子设备
KR100574007B1 (ko) 음성 인식 기반의 개인별 전화국 서비스 제공 시스템 및 그 방법, 상기 방법을 실행하기 위한 프로그램이 기록된 기록매체
JP2001222494A (ja) 通信アドレス検索装置、システムおよびその方法
JP2002304189A (ja) 音声認識利用型文書作成方法、装置、認識辞書作成プログラム、および同プログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3683504

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090603

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090603

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100603

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100603

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110603

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120603

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130603

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term