JP2002244473A - 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置

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JP2002244473A
JP2002244473A JP2001036375A JP2001036375A JP2002244473A JP 2002244473 A JP2002244473 A JP 2002244473A JP 2001036375 A JP2001036375 A JP 2001036375A JP 2001036375 A JP2001036375 A JP 2001036375A JP 2002244473 A JP2002244473 A JP 2002244473A
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fixing
recording material
fixing device
roller
speed
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Keigo Kaji
圭吾 梶
Kenji Nagata
健二 永田
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Canon Inc
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧体の表面のクリーニングを短時間且つ低
消費電力で良好に行うことができると共に、加圧体上の
残留トナー等による画像汚れの発生や加圧体への記録材
の巻き付きジャムの発生を防止できる定着装置及びこの
定着装置を備える画像形成装置を提供する。 【解決手段】 定着フィルム6及び加圧ローラ9の周速
度が、定着処理のための第一所定速度と加圧ローラ9に
対するクリーニングローラ13の接触速度を低下させる
よう該第一所定速度より遅い第二所定速度とのいずれか
の速度に切り換え可能であり、所定条件での非定着処理
時に、定着フィルム6及び加圧ローラ9がヒータ1によ
る加熱を受けながら第二所定速度の周速度で回転するこ
とにより、クリーニングローラ13による除去を行なう
よう設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、静
電記録方式等を採用するプリンタ或いは複写機等の画像
形成装置に用いられる定着装置であって、互いに圧接回
転する定着体及び加圧体によるニップ領域で記録材上の
未定着像が上記定着体に接するようして該記録材を上記
定着体及び上記加圧体によって挟持搬送しながら加熱及
び加圧することにより、上記未定着像を上記記録材に定
着させる定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式、静電記録方式等を
採用するプリンタ或いは複写機等の画像形成装置にあっ
ては、記録材上の未定着像を該記録材に定着させる手段
として、熱ローラを用いた定着装置が知られているが、
かかる定着装置は、消費電力が大きく、定着可能な温度
に達するまでの時間、所謂ウォームアップ時間が長くな
る等の欠点があった。
【0003】これに対して、上記の欠点を改善するた
め、特開昭63−313182号公報に記載されている
ように、耐熱性フィルムによるフィルム定着方式を採用
する定着装置が知られており、実用に供されている。
【0004】かかるフィルム定着方式を採用する定着装
置は、例えば、フィルム部材たる薄肉で耐熱性の回転自
在な定着フィルムと、該定着フィルムを回転駆動する駆
動ローラと、上記定着フィルムの内周面に摺接するよう
に固定支持して配置された加熱手段たる加熱体と、上記
定着フィルムを介して上記加熱体に圧接するように配置
された加圧体たる加圧ローラとを備えている。
【0005】上述の定着フィルム及び加圧ローラは、少
なくとも画像定着処理実行時において、記録材の搬送速
度と同一の周速度で回転されており、上記定着フィルム
を介して加圧ローラが加熱体と圧接することにより形成
されるニップ領域たる定着ニップ部で記録材を挟持搬送
することにより、記録材上の顕画像に加熱体の熱エネル
ギーと、加圧ローラからの圧力を付与して顕画像を軟
化、溶着し、更に記録材を定着ニップ部から排出するこ
とによって顕画像を冷却固化させて記録材上に定着する
ようになっている。
【0006】又、かかるフィルム定着方式を採用する定
着装置は、加圧ローラに小径のアルミローラ等の部材
(除去部材)を当接させることにより上記加圧ローラ上
の残留トナーを除去し、加圧ローラの汚れによって記録
材が汚されることや、加圧ローラに記録材が巻き込まれ
るジャム等の防止が図られている。
【0007】上述のようなアルミローラ等の除去部材
は、定着ローラ又は加圧ローラに接触配設されるウェブ
等の清掃手段に比べて低コスト化できるため、熱ローラ
方式を採用する定着装置においても一部採用されてい
る。
【0008】加圧ローラの表面に付着している残留トナ
ーは、該加圧ローラと除去部材との接触ニップ位置で一
度溶融軟化され、該接触ニップ位置を通過した直後に除
去部材上にて冷却固化し付着することで加圧ローラから
除去されることとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の定着装置にあっては、上述のアルミローラ等の金
属ローラからなる除去部材は、金属ローラが温まってい
ないと、加圧ローラと除去部材との接触ニップ位置ニッ
プ部でトナーが十分に溶融軟化されず、クリーニング性
能が低い。そのため、ウォームアップを必要としない耐
熱性フィルムを用いた定着方式では適していない。よっ
て、金属ローラの除去部材によって回収しきれない残留
トナーが加圧ローラに再び戻って、それが記録材を汚す
という問題があった。
【0010】又、熱ローラ方式を採用する定着装置にお
いても、特に芯金の厚さが1mm以下の薄肉の熱ローラ
を用いた場合には、スタンバイ中の定着ニップ部の制御
温度を低く抑えたり、短時間でスリープモードに移行す
るために、やはり加圧ローラの温度が低すぎて金属ロー
ラが暖まりにくく、上記の耐熱性フィルムを用いた方式
と同様の問題が発生する。
【0011】そこで、従来では、所定の枚数の定着動作
を行う毎に、加圧ローラを回転させて加熱体により加圧
ローラ表面及びクリーニングローラを加熱することでト
ナーを溶融軟化させてクリーニング効果を得るというク
リーニング工程を設けた方式が知られている。
【0012】しかしながら、上記の問題解決のためのク
リーニング効果を得る為には通常90秒程度のクリーニ
ング工程が必要となり、クリーニング中に次の画像形成
動作を行えない、クリーニング中の電力消費量が大きく
なる、といった問題が生じている。
【0013】そこで、本発明は、加圧体の表面のクリー
ニングを短時間且つ低消費電力で良好に行うことができ
ると共に、加圧体上の残留トナー等による画像汚れの発
生や加圧体への記録材の巻き付きジャムの発生を防止で
きる定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置の
提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、互いに圧接してニップ領域を形成し回転する定着
体及び加圧体と、該定着体を加熱する加熱手段とを備
え、上記ニップ領域で記録材上の未定着像が上記定着体
に接するようして該記録材を上記定着体及び上記加圧体
によって挟持搬送しながら加熱及び加圧することによ
り、上記未定着像を上記記録材に定着させる定着装置で
あって、上記加圧体の表面に接触配置され上記加圧体の
回転により該表面の付着物を除去する除去部材を備え、
定着体及び加圧体の周速度が、定着処理時に所定速度に
設定されている定着装置において、定着体及び加圧体の
周速度が、定着処理のための第一所定速度と加圧体に対
する除去部材の接触速度を低下させるよう該第一所定速
度より遅い第二所定速度とのいずれかの速度に切り換え
可能であり、所定条件での非定着処理時に、定着体及び
加圧体が加熱手段による加熱を受けながら第二所定速度
の周速度で回転することにより、除去部材による除去を
行なうよう設定されているという第一の発明によって達
成される。
【0015】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、非定着処理時における除去部材による除
去は、記録材が定着装置内に記録材が滞留した場合、そ
の滞留した記録材の除去処理後からニップ領域に記録材
が到達するまでの間に実行されるよう設定されていると
いう第二の発明によっても達成される。
【0016】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、非定着処理時における
除去部材による除去は、定着処理の回数が所定回数とな
る毎に実行されるよう設定されているという第三の発明
によっても達成される。
【0017】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、除去部材は、
加圧体に圧接して回転する金属製のローラ部材であると
いう第四の発明によっても達成される。
【0018】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、加熱手段
は、定着装置に固定支持され記録材を加熱する加熱部材
であり、定着体は、該加熱部材に摺擦しながら所定方向
に移動可能なフィルム状のフィルム部材であり、加圧体
は、該フィルム部材を介して上記加熱部材に圧接し回転
する加圧ローラであるという第五の発明によっても達成
される。
【0019】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、加熱手段は、
定着装置に固定支持された加熱部材であり、定着体は、
該加熱部材によって加熱される中空円筒状の定着ローラ
であり、加圧体は、該定着ローラに圧接して配設された
円筒状若しくは円柱状の加圧ローラであるという第六の
発明によっても達成される。
【0020】更に、本出願によれば、上記目的は、一連
の画像形成プロセスによって形成された画像を記録材に
記録する画像形成装置であって、第一の発明乃至第六の
発明のいずれかの定着装置を備えるという第七の発明に
よっても達成される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がな
い限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨
のものではない。
【0022】(第一の実施形態)図2及び図1を参照し
て、本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置につ
いて説明する。
【0023】先ず、図1を参照して、本実施形態にかか
る画像形成装置について説明する。
【0024】図1は、本実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成図である。
【0025】図1に示す、本実施形態にかかる画像形成
装置は、原稿台固定、光学系移動型、回転ドラム型、転
写式の電子写真複写装置である。
【0026】即ち、本実施形態にかかる画像形成装置に
おいては、図1に示すように、固定された原稿台ガラス
20上に、原稿19を所要の位置に載置し、所要の複写
条件を設定した後に、コピースタートキーを押すと、感
光ドラム39が矢印で示す時計方向に所定の周速度で回
転駆動される。
【0027】又、光源21(22は反射笠)と第1ミラ
ー23が原稿台ガラス20の下面に沿って、図中ガラス
左辺側のホームポジションからガラス右辺側へ所定の速
度Vで移動し、第2ミラー24、第3ミラー25が同方
向にV/2の速度で移動することで、原稿台ガラス20
上の載置原稿19の下向き画像面が左辺側から右辺側に
照明走査され、その照明走査光の原稿面反射光が結像レ
ンズ29、固定第4〜第6ミラー26,27,28を介
して、回転する感光ドラム39の表面に結像露光(スリ
ット露光)される。
【0028】回転する感光ドラム39の表面は、この露
光面に一次帯電気30により正又は負の所定電位に一様
に帯電処理されており、この帯電面に対して上記の露光
がなされることで、感光ドラム39の表面に原稿画像に
対応したパターンの静電潜像が順次に形成される。
【0029】感光ドラム39の表面に形成された静電潜
像は、現像装置31の現像ローラ32からのトナーによ
ってトナー像として顕画像化される。
【0030】一方、記録材Pが、給紙ローラ51により
給紙され、ガイド33を通って所定のタイミングで感光
ドラム39と転写帯電器34との間の転写部へ導入され
て転写コロナを受けることで感光ドラム39に接し、感
光ドラム39側のトナー顕画像が記録材上面に順次転写
される(これら感光ドラム39、現像装置31及び転写
帯電器34は、画像形成手段を構成する主要部材であ
る)。
【0031】上記転写部を通過した記録材Pは、除電針
35によって背面電荷の除電を受けつつ、感光ドラム3
9の表面から順次に分離され、搬送部38、入り口ガイ
ド10で定着装置60へ導入され、後述するようにトナ
ー画像定着を受け、画像形成物として機外へ排出され
る。
【0032】一方、転写後の感光ドラム39の表面は、
クリーニング器36のクリーニングブレード37によっ
て残りトナー等の汚れが清掃除去され、繰り返して画像
形成に供される。
【0033】そして、上述のように往路を移動した移動
光学部材21〜25は所定の往路終点に到達すると、復
路を移動するように設定されており、初めのホームポジ
ションへ戻り、次のコピーサイクルの開始まで待機する
(以下、この工程を光学系のバック工程と称する)。
【0034】コピースタートキーが押される前に複数枚
(例えば100枚)のコピー枚数が指定された場合、光
学系のバック工程が終了した後に、マイクロコンピュー
タ(図示せず。以下、MPUという)により所定のイン
ターバルをもって上記の工程を繰り返す。
【0035】次に、本実施形態の画像形成装置に装着さ
れる定着装置60について図2に基づいて詳しく説明す
る。
【0036】図2は、本発明の第一の実施形態にかかる
定着装置60の概略構成図である。
【0037】定着装置60は、図2に示すように、エン
ドレスベルト状のフィルム部材である定着体たる定着フ
ィルム6と、低熱容量線状の加熱部材である加熱手段た
るヒータ1と、加圧体たる加圧ローラ9と、除去部材た
るクリーニングローラ13とを備えている。
【0038】定着フィルム6は、図2に示すように、図
中左側及び右側にの駆動ローラ7及び従動ローラ8によ
って回転駆動されるようになっている。
【0039】ヒータ1は、この駆動ローラ7及び従動ロ
ーラ8の両ローラ間の下方に固定配設されている。
【0040】こうして、定着フィルム6は、駆動ローラ
7,従動ローラ8及びヒータ1との間で張設されてい
る。
【0041】従動ローラ8は、定着フィルム6を外側に
張る方向にテンションを与えるテンションローラを兼ね
ており、定着フィルム6は表面にシリコーンゴム等を被
覆して摩擦係数を高めた駆動ローラ7の時計方向の回転
駆動に伴い、時計方向に所定の周速度をもってシワや蛇
行、速度遅れなく回転駆動される。
【0042】加圧ローラ9は、シリコーンゴム等の離形
性の良いゴム弾性層を有し、上記のエンドレスベルト状
の定着フィルム6の下方側フィルム部分をヒータ1との
間に挟ませて、ヒータ1の下面に対してバネ等の付勢手
段(図示せず)により、例えば5〜20kgfの当接力
をもって対向圧接させてニップ領域たる定着ニップ部を
形成し、記録材Pの搬送方向に順方向に反時計方向に回
転するようになっている。
【0043】又、加圧ローラ9は長手方向中央部の直径
より長手方向端部の直径の方が50〜500μmほど大
きくなっている。
【0044】これにより、定着ニップ部内で記録材Pに
端部側に引っ張られる力が働き、記録材Pにシワがよる
ことを防止することができる。
【0045】クリーニングローラ13は、アルミニウム
製の棒で形成されており、加圧ローラ9に圧接するよう
に配設され、本実施形態では、バネ等の付勢手段支持部
材によって例えば200〜2000gfの当接力をもっ
て対向圧接させてある。
【0046】尚、回転駆動されるエンドレス状の定着フ
ィルム6は、繰り返してトナー画像の加熱定着に供され
るので、耐熱性、離形性、耐久性、に優れ、一般的に
は、100μm以下好ましくは40μm以下の薄肉のも
のを使用することが望ましい。
【0047】定着フィルムの一例としては、厚さ20μ
mのポリイミド,ポリエーテルイミド、ポリエーテルサ
ルホン、ポリエーテル、エーテルケトン等の高耐熱樹脂
や、ニッケル、SUS等の金属の、薄肉エンドレスベル
トの外周面にPTFE(4フッ化エチレン樹脂)、PF
A(4フッ化エチレン・パーフルオロアルキルビニルエ
ーテル共重合体樹脂)等の低表面エネルギーの樹脂、又
はこれらの樹脂にカーボンブラック等の導電材を添加し
た離型コート層を10μm厚に施した総厚30μmのエ
ンドレスベルトがあげられる。
【0048】低熱容量のヒータ1は、例えば厚さ1.0
mm、幅10mm、長手方向長さ340mmのアルミナ
基板2に、銀パラジウムや酸化ルテニウム等の抵抗材料
を厚さ10μm、幅1.0mmに塗工して発熱層3を形
成し、更にその上に厚さ10μmの定着フィルム6との
摺動を考慮したガラス等の保護層4を形成したものであ
り、ヒータ支持体11に取り付け保持させて固定支持さ
せる。
【0049】ヒータ支持体11は、ヒータ1を定着装置
60及び画像形成装置に対し断熱支持する、断熱性、高
耐熱性、剛性を有する物で、例えばPPS(ポリフェニ
レンサルファイド)、PEEK(ポリエーテルエーテル
ケトン)、液晶ポリマ等の高耐熱樹脂や、これらの樹脂
とセラミックス、金属等の複合材料等で構成される。
【0050】ヒータ1の発熱層3には長手方向両端から
通電される。
【0051】本実施形態では、ヒータ1への通電は交流
100Vであり、基板2の裏面に熱伝導性シリコーンゴ
ム接着剤等で接着又は圧接又は一体的に形成されたNT
Cサーミスタ等のサーミスタ5の検知温度に応じMPU
により通電制御される。
【0052】発熱層3は、基板2の下面の中央部に基板
長手方向に沿って一直線上に形成してある。
【0053】発熱層3の両端部には、銀等の良導電材料
の通電用電極(入力端子、図示せず)であり、これによ
り発熱層3に給電が行われる。
【0054】ヒータ1にあっては、定着時において、M
PUが、温度検知素子であるサーミスタ5の検知出力が
所定の一定値になるようにヒータ駆動回路(図示せず)
を制御し、発熱層3への通電を制御している。
【0055】定着装置60にあっては、上述したような
画像形成動作(定着動作)により、未定着のトナー画像
Tを上面に転写された記録材Pはガイド10に案内さ
れ、定着フィルム6を介して形成されるヒータ1と加圧
ローラ9の定着ニップ部に進入する。
【0056】そして、未定着トナー画像Tが定着フィル
ム6の下面に密着して、面ズレ、しわ、寄りを生ずるこ
となく、定着フィルム6と一緒に重なった状態で上記定
着ニップ部Nに挟圧力を受けつつ通過し、記録材Pのト
ナー画像担持面は定着フィルム面に押圧された状態で定
着ニップ部Nを通過する過程で発熱層3の熱を定着フィ
ルム6を介して受けることにより、トナー画像が高温溶
融して、記録材P面に軟化接着化した像Taとなる。
【0057】上記の画像形成動作においては、駆動ロー
ラ7をXrpmにて駆動することで定着フィルム6及び
加圧ローラ9を回転させて記録材Pを搬送する。
【0058】例えば、駆動ローラ7の直径が20mmで
あり、記録材の搬送速度が100mm/sのときにX=
95.5rpmで駆動ローラ7が駆動し定着フィルム6
を回転駆動している。
【0059】本実施形態にかかる定着装置60の場合に
は、記録材Pと定着フィルム6との分離は記録材Pが定
着ニップ部Nを通過して出た時点で行わせている。
【0060】この分離時点において、溶融トナーTaの
温度は未だトナーのガラス転移点より高温の状態にあ
る。
【0061】この分離時点でガラス転移点より高温の状
態にあるトナーTaは適度なゴム特性を有するので、分
離時のトナー画像面は、定着フィルム表面にならうこと
なく適度な凹凸表面性を有したものとなり、この表面性
が保たれて、冷却固化するに至るので、定着済みのトナ
ー画像面には過度の画像光沢が発生せず高品位な画質と
なる。
【0062】定着フィルム6と分離された記録材Pは、
排紙ガイド12で案内されて排紙ローラ対15へ至る間
にガラス転移点より高温のトナーTaの温度が自然降温
(自然冷却)してガラス転移点以下の温度になって固化
し、画像Tbに至る。
【0063】本実施形態においては、ヒータ1のうち、
発熱層3及び基板2の熱容量が小さく、且つこれらがヒ
ータ支持体11によって断熱支持されているのでヒータ
1の定着ニップ部Nにおける表面温度は短時間にトナー
の融点に対して十分な高温に昇温するため、ヒータ1を
予め昇温させておく(所謂スタンバイ温調)必要がな
く、省エネルギーが実現でき、しかも機内昇温も防止で
きる。
【0064】本実施形態では、加圧ローラ9の清掃のた
め、所定の枚数の記録材が定着装置60を通過する度に
クリーニングモードが入る。
【0065】本実施形態におけるクリーニングモード
は、 定着駆動速度 実施時間 ヒータ制御温度 実施間隔(枚数) を所望の条件に設定することができる。
【0066】本実施形態では、定着駆動速度:X/2
rpm、実施時間:60秒、ヒータ制御温度:22
0℃、実施間隔:500枚に設定した。
【0067】画像形成動作を実行すると、記録材Pから
定着フィルム6へオフセットした極微量のトナーが加圧
ローラ9に転移する。通常の画像形成動作では、加圧ロ
ーラ9及びクリーニングローラ13の温度が十分に高く
ならないため、加圧ローラ9上の残留トナーは完全には
回収されずに加圧ローラ9上に徐々に蓄積される。
【0068】本実施形態においては、記録材を500枚
出力すると、駆動ローラをX/2rpmで駆動して、ヒ
ータ1を220℃で温度制御を行い、60秒間のクリー
ニングモードを実行する。
【0069】このクリーニングモードにより、加圧ロー
ラ9及びクリーニングローラ13が十分に加熱されて、
加圧ローラ9上の残留トナーがほぼ完全にクリーニング
ローラ13に回収される。
【0070】このため、20万枚の記録材出力後も画像
上に汚れが発生することは無かった。
【0071】又、本実施形態における消費電力は7Wh
であった。
【0072】表1に示すように、後述の比較例1や比較
例2に比べてクリーニング性能や消費電力、実施時間等
の点において良好な結果が得られた。
【0073】このようにクリーニングモード中の定着装
置の駆動速度を小さくすることで、クリーニングローラ
の残留トナー回収効率が向上し、クリーニングモードを
短時間化して更に低消費電力化することができた。
【0074】
【表1】 (比較例1)本比較例1は、第一の実施形態の画像形成
装置においてクリーニングモードの設定を変更したもの
である。
【0075】本比較例1では、定着駆動速度:Xrp
m、実施時間:60秒、ヒータ制御温度:220
℃、実施間隔:500枚に設定した。
【0076】本比較例1では、定着駆動速度をXrpm
に設定したため、加圧ローラ9上の残留トナーがクリー
ニングローラ13と1回の接触につき接触している時間
が第一の実施形態の半分となる。
【0077】このため、加圧ローラ9の表面に徐々に残
留トナーが堆積していき、15万枚の記録材出力で記録
材において画像汚れが発生した。
【0078】又、本比較例における消費電力は10Wh
であった。
【0079】(比較例2)本比較例2は、第一の実施形
態の画像形成装置においてクリーニングモードの設定を
変更したものである。
【0080】本比較例2では、定着駆動速度:Xrp
m、実施時間:90秒、ヒータ制御温度:220
℃、実施間隔:500枚に設定した。
【0081】本比較例1では、クリーニングモード実施
時間を延長したことで、第一の実施形態同様にクリーニ
ングモードでほぼ完全に加圧ローラ9上の残留トナーを
回収することができた。
【0082】このため、20万枚の記録材出力後も画像
上に汚れが発生することは無かった。又、本比較例にお
ける消費電力は14Whであった。
【0083】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0084】本実施形態は、第一の実施形態の画像形成
装置においてクリーニングモードの設定を変更したもの
である。
【0085】本実施形態では、定着駆動速度:X/2
rpm、実施時間:40秒、ヒータ制御温度:22
0℃、実施間隔:500枚に設定した。
【0086】本実施形態では、実施時間を40秒に設定
したため、加圧ローラ9の表面に徐々に残留トナーが蓄
積していき、20万枚の記録材出力で記録材において実
用上許容できるレベルの画像汚れが発生した。
【0087】又、本実施形態における消費電力は5Wh
であった。
【0088】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0089】本実施形態は、第一の実施形態乃至第二の
実施形態と以下の点において異なっている。即ち、画像
形成動作実行中にジャムが発生した場合、ジャム処理が
終了して次の画像形成動作を開始するまでの間にクリー
ニングモードを実行する。クリーニングモードの設定は
第一の実施形態と同様である。
【0090】このように構成することで、ジャム発生後
に加圧ローラに付着した残留トナーをクリーニングロー
ラが回収することが可能となり、ジャム発生後の記録材
に汚れが付着することを防止することが可能となる。更
に、クリーニングモード中の定着装置の駆動速度を小さ
くしているため、クリーニングローラの残留トナー回収
効率が向上し、クリーニングモードを短時間化して更に
低消費電力化することができた。
【0091】(第四の実施形態)次に、本発明の第四の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0092】本実施形態は、第一の実施形態乃至第三の
実施形態と以下の点において異なっている。即ち、上記
に説明した本発明の各実施形態は、クリーニングモード
実行時において定着装置の駆動速度を小さくすることで
加圧体及び除去部材の接触時間を大きくしてクリーニン
グモードの短時間化及び低消費電力化するものであっ
て、加熱体の構成には関係しない。
【0093】従って、定着体として上述の第一の実施形
態乃至第三の実施形態に示した定着フィルム6を利用す
る方式のみならず、図3に示すような定着ローラたるロ
ーラ部材66の内部に加熱手段として加熱部材65を有
するような加熱ローラ64により定着を行う方式の定着
装置において適用することもなんら問題無い。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、定着体及び加圧体の周速度が、定着
処理のための第一所定速度と加圧体に対する除去部材の
接触速度を低下させるよう該第一所定速度より遅い第二
所定速度とのいずれかの速度に切り換え可能であり、所
定条件での非定着処理時に、定着体及び加圧体が加熱手
段による加熱を受けながら第二所定速度の周速度で回転
することにより、除去部材による除去を行なうようにな
っているので、加圧体の表面のクリーニングを短時間且
つ低消費電力で良好に行うことができると共に、加圧体
上の残留トナー等による画像汚れの発生や加圧体への記
録材の巻き付きジャムの発生を防止できる。
【0095】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
定着体及び加圧体の周速度が、定着処理のための第一所
定速度と加圧体に対する除去部材の接触速度を低下させ
るよう該第一所定速度より遅い第二所定速度とのいずれ
かの速度に切り換え可能であり、記録材が定着装置内に
記録材が滞留した場合、その滞留した記録材の除去処理
後からニップ領域に記録材が到達するまでの間の非定着
処理時に、定着体及び加圧体が加熱手段による加熱を受
けながら第二所定速度の周速度で回転することにより、
除去部材による除去を行なうようになっているので、加
圧体の表面のクリーニングを短時間且つ低消費電力で良
好に行うことができると共に、加圧体上の残留トナー等
による画像汚れの発生や加圧体への記録材の巻き付きジ
ャムの発生を防止できる。
【0096】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、定着体及び加圧体の周速度が、定着処理のための第
一所定速度と加圧体に対する除去部材の接触速度を低下
させるよう該第一所定速度より遅い第二所定速度とのい
ずれかの速度に切り換え可能であり、定着処理の回数が
所定回数となる毎に非定着処理時に、定着体及び加圧体
が加熱手段による加熱を受けながら第二所定速度の周速
度で回転することにより、除去部材による除去を行なう
ようになっているので、加圧体の表面のクリーニングを
短時間且つ低消費電力で良好に行うことができると共
に、加圧体上の残留トナー等による画像汚れの発生や加
圧体への記録材の巻き付きジャムの発生を防止できる。
【0097】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
定着体及び加圧体の周速度が、定着処理のための第一所
定速度と加圧体に圧接して回転する金属製のローラ部材
の加圧体に対する接触速度を低下させるよう該第一所定
速度より遅い第二所定速度とのいずれかの速度に切り換
え可能であり、所定条件での非定着処理時に、定着体及
び加圧体が加熱手段による加熱を受けながら第二所定速
度の周速度で回転することにより、ローラ部材による除
去を行なうようになっているので、加圧体の表面のクリ
ーニングを短時間且つ低消費電力で良好に行うことがで
きると共に、加圧体上の残留トナー等による画像汚れの
発生や加圧体への記録材の巻き付きジャムの発生を防止
できる。
【0098】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、フィルム部材及び加圧ローラの周速度が、定着処理
のための第一所定速度と加圧ローラに対する除去部材の
接触速度を低下させるよう該第一所定速度より遅い第二
所定速度とのいずれかの速度に切り換え可能であり、所
定条件での非定着処理時に、フィルム部材及び加圧ロー
ラが加熱部材による加熱を受けながら第二所定速度の周
速度で回転することにより、除去部材による除去を行な
うようになっているので、加圧ローラの表面のクリーニ
ングを短時間且つ低消費電力で良好に行うことができる
と共に、加圧ローラ上の残留トナー等による画像汚れの
発生や加圧ローラへの記録材の巻き付きジャムの発生を
防止できる。
【0099】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
定着ローラ及び加圧ローラの周速度が、定着処理のため
の第一所定速度と加圧ローラに対する除去部材の接触速
度を低下させるよう該第一所定速度より遅い第二所定速
度とのいずれかの速度に切り換え可能であり、所定条件
での非定着処理時に、定着ローラ及び加圧ローラが加熱
部材による加熱を受けながら第二所定速度の周速度で回
転することにより、除去部材による除去を行なうように
なっているので、加圧ローラの表面のクリーニングを短
時間且つ低消費電力で良好に行うことができると共に、
加圧ローラ上の残留トナー等による画像汚れの発生や加
圧ローラへの記録材の巻き付きジャムの発生を防止でき
る。
【0100】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、定着体及び加圧体の周速度が、定着処理のための第
一所定速度と加圧体に対する除去部材の接触速度を低下
させるよう該第一所定速度より遅い第二所定速度とのい
ずれかの速度に切り換え可能であり、所定条件での非定
着処理時に、定着体及び加圧体が加熱手段による加熱を
受けながら第二所定速度の周速度で回転することによ
り、除去部材による除去を行なうようになっているの
で、加圧体の表面のクリーニングを短時間且つ低消費電
力で良好に行うことができると共に、加圧体上の残留ト
ナー等による画像汚れの発生や加圧体への記録材の巻き
付きジャムの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成図である。
【図2】本発明の第一の実施形態にかかる定着装置の概
略構成図である。
【図3】本発明の第四の実施形態にかかる定着装置の概
略構成図である。
【符号の説明】
1 ヒータ(加熱手段、加熱部材) 6 定着フィルム(定着体、フィルム部材) 9 加圧ローラ(加圧体) 13 クリーニングローラ(除去部材) 60 定着装置 65 加熱部材(加熱手段) 66 ローラ部材(定着体,定着ローラ) N 定着ニップ部(ニップ領域) P 記録材 T 未定着トナー画像(未定着像)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接してニップ領域を形成し回転
    する定着体及び加圧体と、該定着体を加熱する加熱手段
    とを備え、上記ニップ領域で記録材上の未定着像が上記
    定着体に接するようして該記録材を上記定着体及び上記
    加圧体によって挟持搬送しながら加熱及び加圧すること
    により、上記未定着像を上記記録材に定着させる定着装
    置であって、上記加圧体の表面に接触配置され上記加圧
    体の回転により該表面の付着物を除去する除去部材を備
    え、定着体及び加圧体の周速度が、定着処理時に所定速
    度に設定されている定着装置において、定着体及び加圧
    体の周速度が、定着処理のための第一所定速度と加圧体
    に対する除去部材の接触速度を低下させるよう該第一所
    定速度より遅い第二所定速度とのいずれかの速度に切り
    換え可能であり、所定条件での非定着処理時に、定着体
    及び加圧体が加熱手段による加熱を受けながら第二所定
    速度の周速度で回転することにより、除去部材による除
    去を行なうよう設定されていることを特徴とする定着装
    置。
  2. 【請求項2】 非定着処理時における除去部材による除
    去は、記録材が定着装置内に記録材が滞留した場合、そ
    の滞留した記録材の除去処理後からニップ領域に記録材
    が到達するまでの間に実行されるよう設定されているこ
    ととする請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 非定着処理時における除去部材による除
    去は、定着処理の回数が所定回数となる毎に実行される
    よう設定されていることとする請求項1又は請求項2に
    記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 除去部材は、加圧体に圧接して回転する
    金属製のローラ部材であることとする請求項1乃至請求
    項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 加熱手段は、定着装置に固定支持され記
    録材を加熱する加熱部材であり、定着体は、該加熱部材
    に摺擦しながら所定方向に移動可能なフィルム状のフィ
    ルム部材であり、加圧体は、該フィルム部材を介して上
    記加熱部材に圧接し回転する加圧ローラであることとす
    る請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の定着装
    置。
  6. 【請求項6】 加熱手段は、定着装置に固定支持された
    加熱部材であり、定着体は、該加熱部材によって加熱さ
    れる中空円筒状の定着ローラであり、加圧体は、該定着
    ローラに圧接して配設された円筒状若しくは円柱状の加
    圧ローラであることとする請求項1乃至請求項4のいず
    れか一項に記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
    れた画像を記録材に記録する画像形成装置であって、請
    求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の定着装置を
    備えることを特徴とする画像形成装置。
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