JP2002244093A - 光部品および光可変減衰器および光部品モジュール - Google Patents

光部品および光可変減衰器および光部品モジュール

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JP2002244093A JP2001038546A JP2001038546A JP2002244093A JP 2002244093 A JP2002244093 A JP 2002244093A JP 2001038546 A JP2001038546 A JP 2001038546A JP 2001038546 A JP2001038546 A JP 2001038546A JP 2002244093 A JP2002244093 A JP 2002244093A
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temperature
linear phase
phase shifter
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Kazuhiro Ikeda
和浩 池田
Hiroshi Matsuura
寛 松浦
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波長や温度によって光減衰量が殆ど変動しな
い良好な波長特性と温度特性を持つ光部品(光可変減衰
器)を提供する。 【解決手段】 偏光子2とファラデー回転子3と直線位
相子4と検光子5を光の伝搬方向に順に配列配置する。
ファラデー回転子3は波長や温度によって光減衰量が変
動する不適切な波長特性と温度特性を作り出してしまう
が、直線位相子4の光伝搬方向の厚みと、検光子(偏光
子)5の透過軸方向に対する直線位相子4の結晶光軸方
向の傾き角度とを適宜設定することによって、上記ファ
ラデー回転子3に起因した波長特性と温度特性を補償す
るための波長特性と温度特性を持たせることができる。
これにより、波長や温度によって光減衰量が変動しない
良好な波長特性と温度特性を持つ光部品(光可変減衰
器)1を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システム等
に用いられる光部品および光可変減衰器および光部品モ
ジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信の分野においては、光増幅
器としてエルビウムドープ光ファイバ増幅器が急速に普
及しており、このエルビウムドープ光ファイバ増幅器に
は光出力調整用に光可変減衰器が必要である。そのよう
な光通信デバイスに設けられる光可変減衰器には高速な
動作が要求される場合が多いことから、電磁気的な作用
によって光減衰量を制御できるものが望まれており、そ
の要求に応えるべく、ファラデー効果を利用した光可変
減衰器が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年注目さ
れている波長多重通信においては、使用波長帯域の全波
長に渡って信号光の光量(強度)が等しく、かつ、その
光量は温度変化しないことが要求される。それというの
は、各チャンネルを担う波長の信号光の強度に格差が生
じると、SN比の問題から伝送品質が悪化するからであ
る。
【0004】上記波長特性と温度特性の要求を満たすた
めに、上記提案の光可変減衰器には、波長や温度によっ
て光減衰量が変動しないことが望まれている。しかしな
がら、上記提案の光可変減衰器は、光減衰量の波長特性
と温度特性の変動が、他の構成の光可変減衰器、例え
ば、厚みがテーパ状につけられた減衰膜の機械的可動に
より減衰量を可変する光可変減衰器と比べて、大きく、
満足のいくものではなかった。特に、光減衰量が大きい
場合には、波長特性と温度特性の変動が両方とも大きく
問題である。
【0005】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的は、波長や温度によって光減衰
量が殆ど変化しない良好な光減衰量の波長特性と温度特
性を持つ光部品および光可変減衰器および光部品モジュ
ールを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明の光部品は、
光減衰量が波長により変動する波長特性と、光減衰量が
温度により変動する温度特性とを持つ光部品構成部を備
えた光部品において、上記光部品構成部の光減衰量の波
長特性と温度特性のうちの少なくとも一方を補償する波
長特性又は温度特性を持つように直線位相子が設けられ
ている構成をもって前記課題を解決する手段としてい
る。
【0007】第2の発明の光可変減衰器は、入射光の偏
光面を印加磁界の光伝搬方向の大きさに応じて回転させ
るファラデー回転子を有し、このファラデー回転子によ
る光の偏光面の回転角度に応じて入力信号光を減衰する
光可変減衰器であって、上記ファラデー回転子に起因し
た光減衰量の波長特性と温度特性のうちの少なくとも一
方を補償する波長特性又は温度特性を持つように直線位
相子が設けられている構成をもって前記課題を解決する
手段としている。
【0008】第3の発明の光可変減衰器は、上記第2の
発明の構成を備え、ファラデー回転子の光伝搬方向の磁
化の大きさを可変制御する磁界印加制御手段を備え、こ
の磁界印加制御手段は電磁石を有して構成されており、
その電磁石への通電量の可変制御によって、ファラデー
回転子に誘起する光伝搬方向の磁化の大きさを可変制御
する構成と成していることを特徴として構成されてい
る。
【0009】第4の発明の光可変減衰器は、上記第2又
は第3の発明の構成を備え、光伝搬経路上には偏光子と
検光子が順に配列配置され、それら偏光子と検光子間の
光伝搬経路上にはファラデー回転子と直線位相子が配置
されていることを特徴として構成されている。
【0010】第5の発明の光可変減衰器は、上記第2又
は第3の発明の構成を備え、光伝搬経路上には、入射側
偏光分離板と出射側偏光分離板が順に配列配置され、そ
れら入射側偏光分離板と出射側偏光分離板の間の光伝搬
経路上にはファラデー回転子と直線位相子が配置されて
いることを特徴として構成されている。
【0011】第6の発明の光部品モジュールは、光減衰
量が波長により変動する波長特性と、光減衰量が温度に
より変動する温度特性とを持つ補償対象の光部品と;直
線位相子を有して上記補償対象の光部品の波長特性と温
度特性のうちの少なくとも一方を補償する波長特性ある
いは温度特性を持つ補償用の光部品と;が光伝搬経路上
に配設されている構成をもって前記課題を解決する手段
としている。
【0012】第7の発明の光部品モジュールは、上記第
6の発明の構成を備え、補償対象の光部品は、入射光の
偏光面を光伝搬方向の印加磁界の大きさに応じて回転さ
せるファラデー回転子を有し、このファラデー回転子に
よる光の偏光面の回転角度に応じて入力信号光を減衰す
る光可変減衰器であることを特徴として構成されてい
る。
【0013】上記構成の発明において、例えば、光減衰
量が波長によって変動する波長特性と、光減衰量が温度
によって変動する温度特性とを持つ光部品構成部(例え
ば、ファラデー回転子)を備えた光部品(例えば、光可
変減衰器)に直線位相子を設ける。この直線位相子は一
軸性の複屈折結晶で、結晶光軸を有するものであり、出
射側偏光子(検光子)の透過軸方向に対する上記直線位
相子の結晶光軸方向の傾き角度と、上記直線位相子の光
伝搬方向の厚みとを適宜設定することによって、上記光
部品構成部の波長特性と温度特性のうちの一方あるいは
両方を補償するための波長特性や温度特性を持たせるこ
とができる。このような直線位相子を設けることによっ
て、波長や温度によって光減衰量が殆ど変化しない良好
な波長特性と温度特性を持つ光部品を得ることが可能と
なる。
【0014】また、上記したような出射側偏光子(検光
子)の透過軸方向に対する上記直線位相子の結晶光軸方
向の傾き角度と、上記直線位相子の光伝搬方向の厚みと
を適宜設定することにより、光部品の波長特性と温度特
性を設計可能であることから、上記直線位相子を有して
上記補償対象の光部品の波長特性と温度特性のうちの一
方あるいは両方を補償する波長特性や温度特性を持つ補
償用の光部品を構成することができる。このことから、
波長や温度によって光減衰量が変動する波長特性や温度
特性を持つ補償対象の光部品と、上記直線位相子を有し
てその補償対象の光部品の波長特性や温度特性を補償す
るための波長特性や温度特性を持つ補償用の光部品とを
光伝搬経路上に配設して光部品モジュールを構成するこ
とにより、波長や温度によって光減衰量が殆ど変動しな
い良好な波長特性や温度特性を持つ光部品モジュールを
得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づいて説明する。
【0016】図1には第1実施形態例の光部品である光
可変減衰器の主要構成が模式的に示されている。この第
1実施形態例の光可変減衰器1は光減衰量の波長特性と
温度特性の改善を図ったものであり、図1に示されるよ
うに、偏光子2と、ファラデー回転子3と、直線位相子
4と、検光子5とが光の伝搬方向に配列配置されてい
る。
【0017】上記偏光子2と検光子5は、この第1実施
形態例では、偏光の透過方向が直交関係となるように、
配置されているが、これについては、ファラデー回転子
3のファラデー回転角度の可変範囲により任意に設定可
能である。
【0018】この第1実施形態例の光可変減衰器1に
は、図1には図示されていないが、上記ファラデー回転
子3に磁界を印加する磁界印加制御手段が設けられてお
り、上記ファラデー回転子3は、ファラデー効果によ
り、その磁界印加制御手段による外部磁界により誘起さ
れるファラデー回転子3内の光伝搬方向の磁化の大きさ
に応じて、入射光の偏光面を回転させるものであり、例
えばYIG(イットリウム鉄ガーネット)等の磁気光学
結晶が上記ファラデー回転子3として採用される。
【0019】この第1実施形態例に示す光可変減衰器1
は、上記ファラデー回転子3による上記入射光の偏光面
の回転角度(ファラデー回転角度)θに応じて入力信号
光の光減衰量が決定されるものであり、上記磁界印加制
御手段によりファラデー回転子3に誘起される光伝搬方
向の磁化の大きさを可変制御することによって、上記フ
ァラデー回転子3による上記入射光の偏光面の回転角度
(ファラデー回転角度)θが可変して上記入力信号光の
光減衰量を可変することができる。
【0020】ところで、磁気光学結晶中には磁区と呼ば
れる小さい磁化の集まり(多磁区構造)があり、外部か
ら磁界が印加されると、その磁区が徐々に大きな磁区に
成長していき、最終的には、磁区が統一され飽和磁化の
状態となる。上記多磁区構造の状態であると、多数の磁
区境界に因る回折損失によって光伝送損失が生じるの
で、光伝送損失を抑制するために上記磁気光学結晶を飽
和磁化の状態にして使用することが望ましい。
【0021】このことから、上記磁界印加制御手段とし
て、上記ファラデー回転子(磁気光学結晶)3を飽和磁
化の状態に維持したままで、そのファラデー回転子3の
光伝搬方向成分の磁化の大きさを可変制御することがで
きる磁界印加制御手段を用いることが好ましい。図2に
は、そのような磁界印加制御手段の一例が模式的に示さ
れている。
【0022】この図2に示される磁界印加制御手段7
は、固定磁界を作り出す永久磁石8a,8bと、可変磁
界を作り出す電磁石9a,9bとを有し、上記永久磁石
8a,8bは光の伝搬方向に上記ファラデー回転子3を
介して配列され、また、電磁石9a,9bは、上記永久
磁石8a,8bによる固定磁界の方向とは異なる方向
(図2に示される例では、直交する方向)に上記ファラ
デー回転子3を介して配列されている。
【0023】この図2に示す磁界印加制御手段7では、
上記永久磁石8a,8bによって、上記ファラデー回転
子3の飽和磁界以上の大きさを持つ固定磁界をファラデ
ー回転子3に印加し、これにより、上記永久磁石8a,
8bによる固定磁界と、上記電磁石9a,9bによる可
変磁界との合成磁界を常に飽和磁界以上にすることで、
上記ファラデー回転子3の飽和磁化の状態を維持できる
構成と成している。
【0024】そして、上記電磁石9a,9bによる磁界
の大きさを可変し、上記合成磁界により誘起されるファ
ラデー回転子3の光伝搬方向成分の磁化の大きさを変化
させることで、上記ファラデー回転子3の飽和磁化の状
態を維持したまま、上記ファラデー回転子3のファラデ
ー回転角度θを可変させることができる。
【0025】ところで、上記ファラデー回転角度θは、
ファラデー回転子3の磁気光学結晶中における光軸方向
の磁化の大きさをM、光路長をLとした場合、数式1の
ように表すことができる。
【0026】
【数1】
【0027】但し、数式1に示すKはクント定数と呼ば
れる係数であり、このクント定数Kは光が透過する物質
毎に異なるものである。また、このクント定数Kは、光
が透過する物質が同じでも、入射光の波長が異なると変
動する波長依存性と、環境温度の変化により変化する温
度依存性とを持つものである。
【0028】上記クント定数Kの波長依存性と温度依存
性のために、上記ファラデー回転角度θも波長依存性と
温度依存性を持つこととなり、該ファラデー回転角度θ
は、波長λと温度Tをパラメータとして持つ関数θ(θ
0,λ,T)として表すことができる。なお、θは、設定
の中心波長(例えば1.55μm)かつ設定の温度(例えば
25℃)であるときのファラデー回転角度θである。
【0029】上記のことから、図17に示されるよう
に、偏光子2とファラデー回転子3と検光子5を光の伝
搬方向に順に配列配設して光可変減衰器1を構成した場
合(つまり、直線位相子4を設けない場合)には、上記
ファラデー回転角度θの波長依存性と温度依存性に起因
して、この図17の光可変減衰器1の光減衰量は、図1
8の光減衰量の波長特性のグラフや、図19の光減衰量
の温度特性のグラフに示されるように、波長と温度によ
って変動してしまうこととなる。
【0030】なお、図18の点線Aはファラデー回転角
度θが90°であるときの光減衰量の波長特性を表し、
実線Bはファラデー回転角度θが45°の場合であり、
鎖線Cはファラデー回転角度θが30°の場合であり、
破線Dはファラデー回転角度θが20°の場合であり、
点線Eはファラデー回転角度θが10°の場合であり、
実線Fはファラデー回転角度θが5°の場合である。
【0031】また、図19の点線aはファラデー回転角
度θが90°であるときの光減衰量の温度特性を表し、
実線bはファラデー回転角度θが45°の場合であり、
鎖線cはファラデー回転角度θが35°の場合であり、
破線dはファラデー回転角度θが18°の場合であり、
点線eはファラデー回転角度θが10°の場合であり、
実線fはファラデー回転角度θが5°の場合である。
【0032】上記図17の光可変減衰器1の光減衰量L
が波長依存性や温度依存性を持つことは下記の数式2か
らも分かる。
【0033】
【数2】
【0034】上記数式2は光学理論におけるミューラ行
列による計算から導き出されたものであり、この数式2
に示されているように、上記ファラデー回転角度θの波
長依存性と温度依存性に起因して、図17の光可変減衰
器1の光減衰量Lは、波長λと温度Tをパラメータとし
た関数L(θ0,λ,T)として表されており、波長と温度
によって変動してしまう波長依存性と温度依存性を持つ
ことが数式2からも分かる。つまり、上記ファラデー回
転子3は、波長により光減衰量が変動する波長特性と、
温度により光減衰量が変動する温度特性を持つ光部品構
成部を構成している。
【0035】この第1実施形態例において最も特徴的な
ことは、上記ファラデー回転角度θの波長依存性と温度
依存性に起因した図18や図19に示されるような光減
衰量の波長特性と温度特性を補償するために、図1に示
されるように、直線位相子4を設けた。
【0036】この直線位相子4は、例えば水晶やルチル
結晶等の複屈折結晶(つまり、結晶の光軸方向と、それ
に垂直な方向とで屈折率が互いに異なる結晶)により構
成されており、その結晶を透過する光を当該結晶の光軸
方向に偏光している成分と、上記結晶の光軸方向に直交
する方向に偏光している成分とに位相差Δを付けて分離
伝搬させる素子である。この第1実施形態例では、上記
直線位相子4は当該結晶の光軸が光の伝搬方向に垂直な
面内にあるように配置される。
【0037】上記直線位相子4による分離光の位相差Δ
は数式3により表すことができる。但し、数式3中のn
(λ,T)は直線位相子4である複屈折結晶の複屈折率で
あり、波長λと温度Tをパラメーターとした関数として
表される。また、dは直線位相子4の光伝搬方向の厚み
を表している。
【0038】
【数3】
【0039】上記直線位相子4を考慮して、図1に示す
光可変減衰器1の光減衰量L1を、前記同様にミューラ
行列による計算によって求めると、図1の光可変減衰器
1の光減衰量L1は数式4に表される。
【0040】
【数4】
【0041】但し、数式4中の関数A(θ0,α,d,λ,
T)は数式5により表され、数式5中の関数C(θ0,α,
λ,T)は数式6により表される。また、αは検光子5
(あるいは出射側偏光子)の透過軸方向に対する直線位
相子(複屈折結晶)4の光軸方向の傾き角度(以下、結
晶光軸角度と記す)を表している。
【0042】
【数5】
【0043】
【数6】
【0044】この第1実施形態例の図1に示す光可変減
衰器1の光減衰量L1を表す数式4と、図17の光可変
減衰器1の光減衰量Lを表す数式2とを比較すると、上
記数式4は、数式2に、関数A(θ0,α,d,λ,T)の項
が付加されている形であることが分かる。この関数A
(θ0,α,d,λ,T)の波長特性と温度特性を制御するこ
とによって、前記したようなファラデー回転子3に起因
した光減衰量の波長特性と温度特性を補償することがで
きる。
【0045】つまり、上記関数A(θ0,α,n,d,λ,T)
の変数θ0(ファラデー回転角度)は光減衰量を制御す
るパラメータであり、波長特性と温度特性は数式5、数
式6から分かるように直線位相子4の材質によって決ま
るn(λ,T)によって決定されるから、上記α(結晶光
軸角度)と、d(直線位相子4の光伝搬方向の厚み)と
を適宜設定することによって、前記ファラデー回転子3
に起因した光減衰量の波長特性と温度特性を補償するこ
とが可能になるのである。
【0046】以下に、光可変減衰器1の良好な波長特性
と温度特性を作り出すための上記直線位相子4の結晶光
軸角度αと、直線位相子4の光伝搬方向の厚みdとの設
定手法の具体例を示す。上記結晶光軸角度αと厚みdを
可変すると、上記波長特性と温度特性は共に変化してし
まうので、波長特性と温度特性を共に良好にしたい場合
には、まず、波長特性が良好となるための上記結晶光軸
角度αと厚みdの条件を求め、また一方では、温度特性
が良好となるための上記結晶光軸角度αと厚みdの条件
を求め、その後に、それら求めた条件から波長特性と温
度特性を共に良好にする上記結晶光軸角度αと厚みdの
組み合わせを求めることとなる。
【0047】まず、良好な波長特性を作り出すための上
記直線位相子4の結晶光軸角度αと光伝搬方向の厚みd
の設定手法の具体例について述べる。前述したように光
可変減衰器1の光減衰量Lは波長λにより変動しないこ
とが望ましいので、例えば、使用波長帯域の全波長に渡
って、波長λの変化量に対する光減衰量の変化量(つま
り、例えば図3に示されるような光減衰量と波長の関数
の傾き(数式7参照))が最小となることが好ましい。
このことから、上記設定の使用波長帯域をλ〜λ
し、直線位相子4の材質を決めることにより複屈折率n
(λ,T)を定め、温度TをTとし、また、上記ファラ
デー回転角度θが可変範囲θ〜θでもって可変制
御されるとした場合には、数式8に示される関数kk
(α,d)が極値となる上記直線位相子4の結晶光軸
角度αと光伝搬方向の厚みdを求めれば、良好な波長特
性を作り出すための上記結晶光軸角度αと厚みdの条件
を得ることができる。
【0048】
【数7】
【0049】
【数8】
【0050】上記関数kkが最小となる上記結晶光軸角
度αと厚みdは、例えば次に示すようにして求めること
ができる。例えば、直線位相子4として、水晶を用い、
温度Tを25℃とし、使用波長帯域λ〜λを1.52
5〜1.575μmとし、ファラデー回転角度θの可変範囲
θ〜θを0〜90°とした場合に、上記関数kk
と、直線位相子4の光伝搬方向の厚みdとの関係を求
めると、図5のグラフのようになる。但し、図5の実線
Aは上記直線位相子4の結晶光軸角度αが10°の場合
であり、点線Bは結晶光軸角度αが30°の場合であ
り、破線Cは結晶光軸角度αが60°の場合であり、鎖
線Dは結晶光軸角度αが80°の場合である。
【0051】この図5から、上記関数kkが極値となる
直線位相子4の結晶光軸角度αと光伝搬方向の厚みdを
得ることができる。つまり、図5のXが指し示す部分に
示されるように、上記関数kkが極値となる上記直線位
相子4の結晶光軸角度αは約80°であり、直線位相子
4の光伝搬方向の厚みdは約350μmである。このよ
うにして、良好な波長特性を得るための直線位相子4の
結晶光軸角度αと光伝搬方向の厚みdを求めることがで
きる。
【0052】なお、図5のYが指し示す部分に示される
ように、直線位相子4の結晶光軸角度αが約30°、直
線位相子4の光伝搬方向の厚みdが約50μmである場
合にも、上記関数kkが極値となり、かなり小さくな
る。しかし、その条件の下で、ファラデー回転角度θ
を可変して、光可変減衰器1の光減衰量の波長特性を求
めると、図6に示す波長特性A(θ=90°)、B
(θ=0°)、C(θ=5°)、D(θ=10
°)、E(θ=60°)、F(θ=20°)に示さ
れるように、上記ファラデー回転角度θの可変に対し
て、光減衰量が線形的に変化しない上に、減衰量の可変
範囲が狭いので、光可変減衰器1には不適切である。し
たがって、極値をとる上記結晶光軸角度αと厚みdの組
み合わせのうち、利用に足るものを選択することにな
る。
【0053】次に、良好な温度特性を作り出すための上
記直線位相子4の結晶光軸角度αと光伝搬方向の厚みd
の設定手法の具体例について述べる。上記波長特性の場
合と同様に、光可変減衰器1の光減衰量Lは、温度が変
化しても変動しないことが望ましいことから、想定され
る環境温度の変動範囲内において、図4に示されるよう
な光減衰量と温度の関数の傾き(数式9参照)が最小と
なることが好ましい。このことから、数式10に示され
る関数kk(α,d)が最小となる上記直線位相子4の結
晶光軸角度αと光伝搬方向の厚みdを求めれば、良好な
温度特性を作り出すための上記結晶光軸角度αと厚みd
の条件を得ることができる。
【0054】
【数9】
【0055】
【数式10】
【0056】この場合にも、上記波長特性の場合と同様
に、関数kkが極値となる直線位相子4の結晶光軸角度α
と光伝搬方向の厚みdを求めることができる。つまり、
例えば、直線位相子4として水晶を用い、波長λを1.
55μmとし、可変温度範囲T 〜Tを0〜50°と
し、ファラデー回転角度θの可変範囲θ〜θを0
〜90°とした場合に、上記関数kkと、直線位相子4の
結晶光軸角度αと光伝搬方向の厚みdとの関係を求める
と、図7のグラフのようになる。但し、図7の実線Aは
上記直線位相子4の結晶光軸角度αが10°の場合であ
り、点線Bは結晶光軸角度αが30°の場合であり、破
線Cは結晶光軸角度αが60°の場合であり、鎖線Dは
結晶光軸角度αが80°の場合である。
【0057】この図7から、上記関数kkが極値となる直
線位相子4の結晶光軸角度αと光伝搬方向の厚みdを得
ることができる。例えば、図7のZが指し示す部分に示
されるように、上記関数kkが最小となる上記直線位相子
4の結晶光軸角度αは約30°であり、直線位相子4の
光伝搬方向の厚みdは約225μmである。この条件の
下で、ファラデー回転角度θを可変して、光可変減衰
器1の光減衰量の温度特性を求めると、図8に示すよう
な温度特性a(θ=90°)、b(θ=0°)、c
(θ=5°)、d(θ=30°)が得られ、この図
8に示されるように、温度特性は良好となっている。
【0058】しかし、上記条件の場合には、図9に示さ
れるように波長によって光減衰量が変動する不適な波長
特性となってしまう上に、ファラデー回転角度θの可変
に対する光減衰量の可変量が小さく、光可変減衰器1と
しては不適切である。なお、図9に示す実線Aはファラ
デー回転角度θが0°の場合であり、点線Bはファラデ
ー回転角度θが5°の場合であり、破線Cはファラデー
回転角度θが10°の場合であり、鎖線Dはファラデー
回転角度θが20°の場合であり、実線Eはファラデー
回転角度θが50°の場合である。
【0059】上記のことから、良好な波長特性と温度特
性を両方共に得るためには、この具体例では、前記関数
kkと、上記関数kkとを共に小さくすることができるよ
うに例えば直線位相子4の結晶光軸角度αを80°と
し、直線位相子4の光伝搬方向の厚みdを350μmと
することが好ましいことが分かる。この条件(α=80
°、d=350μm)とした場合の光減衰量の波長特
性、温度特性が図3、図4にそれぞれ示されている。但
し、図3、図4に示される点線A,aはファラデー回転
子3のファラデー回転角度θが90°の場合であり、実
線B,bはファラデー回転子3のファラデー回転角度θ
が45°の場合であり、鎖線C,cはファラデー回転子
3のファラデー回転角度θが30°の場合であり、破線
D,dはファラデー回転子3のファラデー回転角度θが
15°の場合であり、点線E,eはファラデー回転子3
のファラデー回転角度θが5°の場合であり、実線F,
fはファラデー回転子3のファラデー回転角度θが0°
の場合である。
【0060】上述したように、上記直線位相子4の結晶
光軸角度αと光伝搬方向の厚みdを適宜設定することに
よって、上記図3、図4に示されるように、光可変減衰
器1の光減衰量の波長特性と温度特性を両方共に良好な
状態とすることが可能である。
【0061】この第1実施形態例によれば、ファラデー
回転子3に起因した波長特性と温度特性を補償するため
の波長特性と温度特性を作り出す直線位相子4を設けた
ので、その直線位相子4の結晶光軸角度αと光伝搬方向
の厚みdを適宜設定することによって、波長特性と温度
特性を両方共に補償することが可能となり、光減衰量が
温度や波長によって殆ど変化しない良好な波長特性と温
度特性を持つ光可変減衰器1を提供することができる。
【0062】このことは、上記直線位相子4(α=80
°、d=350μm)が有る場合の図3に示す波長特性
と、直線位相子4が設けられていない場合の前記図18
の波長特性との比較からも分かるように、上記直線位相
子4を設けることによって、光可変減衰器1の波長特性
が改善されていることを見ることができる。すなわち、
光減衰量が20dB以下の範囲において、最大光減衰量と
最小光減衰量との差(フラットネス)が低減されて、波
長によらずに光減衰量がほぼ等しくなっている。具体的
には、光減衰量が15dB付近(図3、図18の実線Eを
参照)では、上記フラットネスは、直線位相子4が無い
場合(図18参照)には3dBであるのに対して、直線位
相子4が有る場合(図3参照)には、1.2dBであり、
波長特性は改善されている。また、光減衰量が5dB付近
(図3、図18の実線Cを参照)に関しても、上記フラ
ットネスは、直線位相子4無しの場合(図18参照)に
は0.9dBであるのに対して、直線位相子4有りの場合
(図3参照)には0.2dBであり、波長特性は改善され
ている。
【0063】また、上記直線位相子4(α=80°、d
=350μm)が有る場合の図4に示す温度特性と、直
線位相子4が設けられていない場合の図19の温度特性
との比較により、温度特性に関しても、上記波長特性と
同様に、この第1実施形態例において特徴的な直線位相
子4を設けることによって、温度特性が改善されること
が分かる。つまり、フラットネスが低減されて、温度変
化による光減衰量の変動が小さく抑制されている。特
に、光減衰量が大きくなるに従って、その効果は大きく
なり、例えば光減衰量が20dB付近(図4、図19の実
線f参照)では、フラットネスは、直線位相子4無しの
場合(図19参照)には6.3dBであるのに対して、直
線位相子4有りの場合(図4参照)には0.3dBという
ように、温度特性は大幅に改善されている。
【0064】上記のように、直線位相子4を設けて、当
該直線位相子4の結晶光軸角度αと光伝搬方向の厚みd
を適宜設定することによって、光可変減衰器1の波長特
性と温度特性を改善することができる。
【0065】なお、上記第1実施形態例では、波長特性
と温度特性を両方とも改善していたが、例えば、他の手
段によって波長特性と温度特性のうちの一方が補償され
る場合には、他方側の波長特性あるいは温度特性のみを
改善する構成としてもよい。この場合には、一方側の特
性を考慮しなくてよいので、補償対象の特性をより一層
良好な状態とすることが可能である。
【0066】以下に、第2実施形態例を説明する。この
第2実施形態例の光可変減衰器は前記第1実施形態例に
示した光可変減衰器とほぼ同様な構成を備えているが、
異なる特徴的なことは、前記偏光子2、検光子5に代え
て、図10に示されるように、入射側偏光分離板17、
出射側偏光分離板18をそれぞれ設けたことである。な
お、この第2実施形態例の説明において、前記第1実施
形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部
分の重複説明は省略する。
【0067】この第2実施形態例では、上記入射側偏光
分離板17と出射側偏光分離板18は、図10に示され
るように、テーパ状の複屈折結晶により構成されてお
り、入射光を常光光線と異常光線に分離する。この第2
実施形態例では、上記入射側偏光分離板17と出射側偏
光分離板18はそれら各結晶軸が互いに直交、あるい
は、平行となるように配置されている。
【0068】この第2実施形態例では、入力信号光が入
射側偏光分離板17を通って常光光線P1と異常光線P
2に分離し、各光線P1,P2はファラデー回転子3に
よってそれぞれ偏光面が回転し、直線位相子4に入射す
る。そして、この直線位相子4によって、上記各光線P
1,P2はそれぞれ直線位相子4の結晶光軸方向の成分
と、結晶光軸方向に直交する方向の成分とに位相差Δを
もって分離され、ある偏光状態となり、出射側偏光分離
板18を通って出力される。
【0069】この第2実施形態例においても、前記第1
実施形態例と同様に、直線位相子4が設けられており、
その直線位相子4の結晶光軸角度αと光伝搬方向の厚み
dを適宜に設定することによって、ファラデー回転子3
に起因した波長特性と温度特性を補償して、波長や温度
によって光減衰量が殆ど変動しない良好な波長特性と温
度特性とすることが可能となる。
【0070】この第2実施形態例によれば、前記第1実
施形態例と同様に、直線位相子4によって、光可変減衰
器1の波長特性と温度特性を改善することができる上
に、この第2実施形態例では、偏光子2、検光子5に代
えて、偏光分離板17,18を設けたので、入射光がい
かなる偏光であっても、それを常光成分と異常光成分の
2つの直線偏光に殆ど損失無く変換できるため、偏光依
存性を抑制することができる。
【0071】以下に、第3実施形態例を説明する。この
第3実施形態例では、光部品モジュールの一例を説明す
る。なお、この第3実施形態例の説明において、前記各
実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共
通部分の重複説明は省略する。
【0072】本発明者は、前記各実施形態例に示した光
部品(光可変減衰器1)を構成する直線位相子4の結晶
光軸角度αと光伝搬方向の厚みdとを適宜に可変設定す
れば、光可変減衰器1の波長特性を例えば図12の波長
特性A〜Eの如く、ファラデー回転子3のファラデー回
転角度θを可変制御することで可変制御することが自在
になることに着目し、次に示すような光部品モジュール
を考え出した。なお、図12は、上記直線位相子4を水
晶とし、その直線位相子4の光伝搬方向の厚みdが50
3μmであり、直線位相子4の結晶光軸角度αが45°
である場合の前記各実施形態例に示した光部品(光可変
減衰器1)の光減衰量の波長特性であり、実線Aはファ
ラデー回転角度θが90°の場合であり、鎖線Bはファ
ラデー回転角度θが60°の場合であり、破線Cはファ
ラデー回転角度θが45°の場合であり、点線Dはファ
ラデー回転角度θが30°の場合であり、実線Eはファ
ラデー回転角度θが0°の場合である。
【0073】この第3実施形態例に示す光部品モジュー
ル19は、図11に示されるように、補償対象の波長特
性を持つ光部品20と、前記各実施形態例に示した光可
変減衰器1と同様の構成を持つ補償用の光部品21とが
光伝搬経路上に配置されて成るものである。なお、上記
補償対象の光部品20と、補償用の光部品21との配列
の順番は限定されるものではなく、光の伝搬方向に補償
対象の光部品20と補償用の光部品21とを順に配置し
てもよいし、反対に、光の伝搬方向に補償用の光部品2
1と補償対象の光部品20を順に配置してもよいもので
ある。
【0074】上記補償対象の光部品20は、例えば、前
記図17に示されるような偏光子2とファラデー回転子
3と検光子5が光伝搬経路上に配列配置されて成る光可
変減衰器1と成し、例えば図13の実線Aに示されるよ
うな波長により光減衰量が変動する波長特性を持つもの
である。
【0075】上記補償用の光部品21は前記各実施形態
例の光可変減衰器1と同様にファラデー回転子3と直線
位相子4を有するものであり、そのファラデー回転子3
のファラデー回転角度θと、直線位相子4の結晶光軸角
度αと光伝搬方向の厚みdを適宜設定することによっ
て、上記補償対象の光部品20の波長特性を補償するた
めの図13の点線Bに示されるような波長特性を持つも
のである。
【0076】上記補償対象の光部品20と補償用の光部
品21とを図11に示すように光伝搬経路上に配設して
光部品モジュール19を構成することにより、上記補償
対象の光部品20の図13に示す波長特性Aは、補償用
の光部品21の図13に示す波長特性Bによって補償さ
れて、この光部位モジュール19は、図13の破線Cに
示される波長特性の如く、波長により光減衰量が殆ど変
化しない良好な波長特性を得ることができる。
【0077】ところで、直線位相子4の結晶光軸角度α
と光伝搬方向の厚みdとを設計することによって、ファ
ラデー回転子3のファラデー回転角度θの可変により上
記補償用の光部品21の光減衰量の波長特性を様々に可
変することができるのは次に示すような理由による。
【0078】上記直線位相子4を有した光部品(例え
ば、図1や図10に示されるように偏光子2(入射側偏
光分離板17)とファラデー回転子3と直線位相子4と
検光子5(出射側偏光分離板18)が順に光伝搬経路上
に配列配置されて成る光部品)21の光減衰量L1は前
述したように数式4により表すことができ、上記直線位
相子4が無い場合の図2に示す光減衰量Lに比べて、関
数A(θ0,α,d,λ,T)の項が増加している。この数式
4中のA(θ0,α,d,λ,T)の波長特性の一例が図14
に示されている。また、数式4中のcos2・θ(θ0,λ,
T)の波長特性の一例が図15に示されている。なお、
図14、図15に示す実線Aはファラデー回転子3によ
るファラデー回転角度θが0°の場合であり、点線Bは
上記ファラデー回転角度θが45°の場合であり、破線
Cはファラデー回転角度θが90°の場合である。ま
た、直線位相子4は水晶とし、温度Tは25℃とし、直
線位相子4の結晶光軸角度αは45°とし、直線位相子
4の光伝搬方向の厚みdは15mmとした。
【0079】図14に示されるように、上記A(θ0,
α,d,λ,T)は正弦波状の波長特性を有するものであ
り、上記直線位相子4の光伝搬方向の厚みdが薄くなる
に従って、その正弦波状のA(θ0,α,d,λ,T)の周期
は長くなる。図14は、直線位相子4の光伝搬方向の厚
みdが15mmと非常に厚い場合の関数A(θ0,α,d,λ,
T)の波長特性を表しており、例えば、上記直線位相子
4の光伝搬方向の厚みdを例えば数百μm程度に薄くす
ると、例えば図14に示すa領域部分やb領域部分を1.
525μm〜1.575μmの波長帯域に拡大して見た場合と同
様になる。
【0080】また、上記直線位相子4の光伝搬方向の厚
みdが350μmの場合には図14に示すa領域部分に
対応し、上記厚みdが503μmの場合には図14に示
すb領域部分に対応する部分が拡大されるという如く、
上記厚みdを可変することによって、上記正弦波状のど
の部分が拡大されるかが決定される。
【0081】さらに、上記直線位相子4の結晶光軸角度
αはファラデー回転角度θによる関数A(θ0,α,d,λ,
T)の波形の振幅の変化の仕方を変えるパラメータとな
る。例えば、図14に示す例では、上記の如く、上記結
晶光軸角度αは45°であり、このときの上記関数A
(θ0,α,d,λ,T)の波形は、ファラデー回転角度θを
変化させても、A(θ0,α,d,λ,T)の値が零となる位
置を中心にして上下対称となっているが、上記直線位相
子4の結晶光軸角度αを45°と異なる角度にすると、
例えば図16に示す関数A(θ0,α,d,λ,T)の波形A
(θ=0°)、B(θ=45°)、C(θ=90°)に
示されるように、上記A(θ0,α,d,λ,T)の波形の上
下対称中心位置a、b、cが、上記A(θ0,α,d,λ,
T)の値が零である位置から上あるいは下にずれる。な
お、上記図16では、直線位相子4の結晶光軸角度αが
80°であり、直線位相子4の光伝搬方向の厚みdは1
5mmであり、温度Tが25℃である条件の下で求められ
た上記A(θ0,α,d,λ,T)の波形例を示している。
【0082】上記ファラデー回転角度θの変化に対し
て、上記A(θ0,α,d,λ,T)が、cos2θのオフセット
の変動と逆方向に変動し、かつ、光減衰量の波長特性の
傾きが上記ファラデー回転角度θの可変によって予め定
めた設計の通りに変化するような直線位相子4の結晶光
軸角度αと光伝搬方向の厚みd(すなわち、α=45
°、d=503μm)を設定することにより、図12に
示すように、上記ファラデー回転角度θの可変によっ
て、設定の中心波長λ(1.55μm)を中心にして光減
衰量の波長特性を対称的に変動させることができるので
ある。なお、上記ファラデー回転角度θによらずに光減
衰量が変化しない波長(つまり、図12に示す例では1.
55μm)の位置は、直線位相子4の光伝搬方向の厚みd
を僅かずつ変化させると、シフトしていく。
【0083】この第3実施形態例によれば、補償対象の
光部品20と、この補償対象の光部品20の波長特性を
補償するための波長特性を作り出すことができる補償用
の光部品21とを光伝搬経路上に配置して光部品モジュ
ール19を構成したので、良好な波長特性を持つ光部品
モジュール19を提供することができる。
【0084】なお、上記第3実施形態例では、補償対象
の光部品20の波長特性を改善することを例にして述べ
たが、同様に、補償対象の光部品20の温度特性を改善
することが可能であるし、また、その光部品20の波長
特性と温度特性の両方を改善することも可能である。
【0085】なお、この発明は上記各実施形態例に限定
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得るもの
である。例えば、上記第1と第2の各実施形態例では、
光可変減衰器1に直線位相子4を内蔵して、光可変減衰
器1の波長特性と温度特性のうちの少なくとも一方を改
善する例を示したが、この発明の光部品は、光可変減衰
器に限定されるものではなく、多種多様な光部品に適用
することができるものであり、上記直線位相子4を設け
該直線位相子4の結晶光軸角度αと光伝搬方向の厚みd
を適宜設定することによって、様々な光部品の波長特性
と温度特性のうちの少なくとも一方を改善することがで
きる。
【0086】また、上記第3実施形態例では、補償対象
の光部品20は図17に示すような構成を持つ光可変減
衰器であったが、補償が望まれる波長特性や温度特性を
持つ様々な光部品と、上記第3実施形態例に示したよう
な補償用の光部品21とを光伝搬経路上に配置して光部
品モジュールを構成してもよい。
【0087】さらに、上記各実施形態例では、直線位相
子4はファラデー回転子3よりも後段側に配置されてい
たが、ファラデー回転子3よりも前段に直線位相子4を
配置してもよい。
【0088】
【発明の効果】この発明の光部品によれば、直線位相子
を設けたので、その直線位相子の光伝搬方向の厚みと、
出射側偏光子(検光子)の透過軸方向に対する直線位相
子の結晶光軸方向の傾き角度とを適宜設定することによ
って、光部品の光減衰量の波長特性と温度特性の一方あ
るいは両方を良好にすることができる。つまり、波長に
より光減衰量が殆ど変動しない波長特性あるいは温度に
より光減衰量が殆ど変化しない温度特性を持つ光部品を
提供することができる。
【0089】ファラデー回転子を有する光可変減衰器に
直線位相子を設けたものにあっては、上記同様に、ファ
ラデー回転子に起因して補償が必要な波長特性と温度特
性のうちの少なくとも一方が補償されて、良好な波長特
性あるいは温度特性を持つ光可変減衰器を得ることがで
きる。
【0090】ファラデー回転子の光伝搬方向の磁化の大
きさを可変制御する磁界印加制御手段が電磁石を有して
構成されているものにあっては、電磁石への通電量の可
変制御によって、上記ファラデー回転子の光伝搬方向の
磁化の大きさを可変制御することができ、これにより、
光可変減衰器の光減衰量を可変制御することができるの
で、電気的な制御によって、光可変減衰器の光減衰量の
可変制御が行われることとなり、精度の良い光可変減衰
器の光減衰量の可変制御を達成することができる。
【0091】直線位相子を持ち、この直線位相子の光伝
搬方向の厚みと、出射側偏光子(検光子)の透過軸方向
に対する直線位相子の結晶光軸方向の傾きとを適宜に設
定することによって、光部品に所望の波長特性あるいは
温度特性を持たせることができることから、補償対象の
光部品と、上記直線位相子を備えて上記補償対象の光部
品の波長特性あるいは温度特性を補償する波長特性ある
いは温度特性を持つ補償用の光部品とを光伝搬経路上に
配置して光部品モジュールを構成することによって、良
好な波長特性あるいは温度特性を持つ光部品モジュール
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例の光部品である光可変減衰器を
模式的に示す説明図である。
【図2】ファラデー回転子に磁界を印加する磁界印加制
御手段の一例を模式的に示すモデル図である。
【図3】第1実施形態例に示した光可変減衰器の光減衰
量の波長特性の一例を示すグラフである。
【図4】第1実施形態例に示した光可変減衰器の光減衰
量の温度特性の一例を示すグラフである。
【図5】第1実施形態例で述べた直線位相子の結晶光軸
角度と光伝搬方向の厚みとの設定手法例で使用した関数
kkと直線位相子の光伝搬方向の厚みとの関係例を示す
グラフである。
【図6】関数kkが最小となる直線位相子の結晶光軸角
度と光伝搬方向の厚みとを備えた光可変減衰器の光減衰
量の波長特性例を示すグラフである。
【図7】第1実施形態例で述べた直線位相子の結晶光軸
角度と光伝搬方向の厚みとの設定手法例で使用した関数
kkと直線位相子の光伝搬方向の厚みとの関係例を示すグ
ラフである。
【図8】関数kkが最小となる直線位相子の結晶光軸角度
と光伝搬方向の厚みを備えた光可変減衰器の光減衰量の
温度特性例を示すグラフである。
【図9】関数kkが最小となる直線位相子の結晶光軸角度
と光伝搬方向の厚みを備えた光可変減衰器の光減衰量の
波長特性例を示すグラフである。
【図10】第2実施形態例の光可変減衰器を模式的に示
す説明図である。
【図11】第3実施形態例の光部品モジュールを示す説
明図である。
【図12】第3実施形態例の光部品モジュールを構成す
る補償用の光部品が持つ光減衰量の波長特性例を示すグ
ラフである。
【図13】第3実施形態例の光部品モジュールと、該光
部品モジュールを構成する補償対象の光部品と、補償用
の光部品との光減衰量の波長特性の関係例を示すグラフ
である。
【図14】直線位相子を備えた補償用の光部品の光減衰
量の波長特性を容易に可変制御することができる理由を
説明する際に使用するグラフである。
【図15】直線位相子を備えた補償用の光部品の光減衰
量を決定する要素の一つであるcos2θと波長との関係
例を示すグラフである。
【図16】補償用の光部品を構成する直線位相子の結晶
光軸角度αを45°以外の角度とした場合の関数A(θ
0,α,d,λ,T)の波形例を示すグラフである。
【図17】直線位相子を備えていない光可変減衰器の主
要構成の一例を示すモデル図である。
【図18】図17に示した光可変減衰器の光減衰量の波
長特性例を示すグラフである。
【図19】図17に示した光可変減衰器の光減衰量の温
度特性例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 光可変減衰器 2 偏光子 3 ファラデー回転子 4 直線位相子 5 検光子 7 磁界印加制御手段 9a,9b 電磁石 17 入射側偏光分離板 18 出射側偏光分離板 19 光部品モジュール 20 補償対象の光部品 21 補償用の光部品

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光減衰量が波長により変動する波長特性
    と、光減衰量が温度により変動する温度特性とを持つ光
    部品構成部を備えた光部品において、上記光部品構成部
    の光減衰量の波長特性と温度特性のうちの少なくとも一
    方を補償する波長特性又は温度特性を持つように直線位
    相子が設けられていることを特徴とした光部品。
  2. 【請求項2】 入射光の偏光面を印加磁界の光伝搬方向
    の大きさに応じて回転させるファラデー回転子を有し、
    このファラデー回転子による光の偏光面の回転角度に応
    じて入力信号光を減衰する光可変減衰器であって、上記
    ファラデー回転子に起因した光減衰量の波長特性と温度
    特性のうちの少なくとも一方を補償する波長特性又は温
    度特性を持つように直線位相子が設けられていることを
    特徴とした光可変減衰器。
  3. 【請求項3】 ファラデー回転子の光伝搬方向の磁化の
    大きさを可変制御する磁界印加制御手段を備え、この磁
    界印加制御手段は電磁石を有して構成されており、その
    電磁石への通電量の可変制御によって、ファラデー回転
    子に誘起する光伝搬方向の磁化の大きさを可変制御する
    構成と成していることを特徴とした請求項2記載の光可
    変減衰器。
  4. 【請求項4】 光伝搬経路上には偏光子と検光子が順に
    配列配置され、それら偏光子と検光子間の光伝搬経路上
    にはファラデー回転子と直線位相子が配置されているこ
    とを特徴とした請求項2又は請求項3記載の光可変減衰
    器。
  5. 【請求項5】 光伝搬経路上には、入射側偏光分離板と
    出射側偏光分離板が順に配列配置され、それら入射側偏
    光分離板と出射側偏光分離板の間の光伝搬経路上にはフ
    ァラデー回転子と直線位相子が配置されていることを特
    徴とした請求項2又は請求項3記載の光可変減衰器。
  6. 【請求項6】 光減衰量が波長により変動する波長特性
    と、光減衰量が温度により変動する温度特性とを持つ補
    償対象の光部品と;直線位相子を有して上記補償対象の
    光部品の波長特性と温度特性のうちの少なくとも一方を
    補償する波長特性あるいは温度特性を持つ補償用の光部
    品と;が光伝搬経路上に配設されていることを特徴とし
    た光部品モジュール。
  7. 【請求項7】 補償対象の光部品は、入射光の偏光面を
    光伝搬方向の印加磁界の大きさに応じて回転させるファ
    ラデー回転子を有し、このファラデー回転子による光の
    偏光面の回転角度に応じて入力信号光を減衰する光可変
    減衰器であることを特徴とした請求項6記載の光部品モ
    ジュール。
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