JP2002244077A - 複合表示装置及びそれを用いたヘッドマウントディスプレイ装置 - Google Patents

複合表示装置及びそれを用いたヘッドマウントディスプレイ装置

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JP2002244077A
JP2002244077A JP2001045537A JP2001045537A JP2002244077A JP 2002244077 A JP2002244077 A JP 2002244077A JP 2001045537 A JP2001045537 A JP 2001045537A JP 2001045537 A JP2001045537 A JP 2001045537A JP 2002244077 A JP2002244077 A JP 2002244077A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な光量が想定される使用環境においても
表示手段による表示の濃度を外界光(シースルー光)に
対して最適な状態に保つとともに、かつCCD等のシャ
ッタースピードも最適な状態に保つことを容易に可能と
した複合表示装置を提供すること。 【解決手段】 表示手段からの光束を観察者の眼球に導
光する表示光学系と、外界からの光束を撮像手段に結像
させる撮像光学系と、光路中に設けられ、表示光学系の
観察者の眼球に入射する光束の眼球光軸又は該眼球光軸
を延長した仮想眼球光軸と、撮像光学系の外界から入射
してくる光束の外界光軸とを実質的に一致させる光路分
離手段とを有し、前記表示手段は画像情報を周期的かつ
間欠的に表示し、前記撮像手段は前記表示手段が画像情
報を表示していない期間に周期的に外界からの画像情報
の記録を行なう複合表示装置において、表示手段で画像
情報の表示を行う表示期間および/または撮像手段が前
記外界からの画像情報の記録を行なう撮像期間を外界光
量検出部1009もしくは光量調整部1010の出力値
によって制御するLCD制御部1060を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、外界の画像情報か
らの光を撮像素子へ導く撮像光学系と、液晶表示装置等
から出射される光を観察者眼球へ導く表示光学系とを有
する複合表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ヘッドマウンテッドディスプ
レイ(HMD)に小型CCDカメラを取り付け、このカ
メラから得られた画像情報をHMDが有する表示素子に
そのまま、または何らかの画像処理を施して表示する装
置が提案されている。又、ハーフミラー等の光学的結合
分離素子を用い、表示素子に表示された画像とともに外
界を直接、角倍率1で観察できるシースルー型のHMD
も種々提案されている。
【0003】このような形態のHMDは、HMDの表示
素子に表示された画像情報をHMDの装着者が観察する
為の表示光学系の眼球光軸と、外界の画像情報をCCD
面上に結像させるCCDカメラ(撮像光学系)の光軸が
異なっているとパララックスが生じてくる。そこで、パ
ララックスがない撮像光学系と表示光学系とを合わせ持
つ装置が、特開平4−22358号公報や特開平5−3
03053号公報で提案されている。
【0004】特開平4−22358号公報で提案されて
いる視覚補助装置の表示光学系は、小型液晶表示素子か
ら発せられた光が平面ハーフミラーを介した後、接眼レ
ンズにより眼球に導かれる構成を有する。一方、撮像光
学系は外界の光が平面ハーフミラーを介した後、ハーフ
ミラーを挟んで液晶表示素子と対向する位置に設けられ
た小型カメラに結像される構成を有している。しかしな
がら、この視覚補助装置に用いられる平面ハーフミラー
は45度傾けて配置されているため、装置が大きくなる
傾向があった。又、眼球の前に接眼レンズがあるため、
シースルー型の装置には適用できない。
【0005】一方、特開平5−303053号公報で
は、シースルー型装置を構成可能な撮像光学系及び表示
光学系を有するヘッドマウントディスプレイ装置が開示
されているが、やはり光学系が複雑で装置が非常に大き
くなる傾向があった。
【0006】出願人は、これらの課題を解決し、液晶デ
ィスプレイ(LCD)等の表示手段からの光束を観察者
の眼球に導光する為の複数の偏心反射面を有する表示光
学系と、外界の画像情報をCCD等の撮像素子面上に結
像させる撮像光学系を有し、装置全体の小型化を図りつ
つ、表示手段からの光束が撮像光学系の撮像面に入射す
るのを防止し、双方の画像情報をパララックスがなく良
好なる状態で観察及び結像することができる複合表示装
置を特開平11−174367号公報で提案した。
【0007】図10は、特開平11−174367号で
提案された複合表示装置の一例を示す要部概略図であ
る。同図において、101は表示光学系(LCD表示光
学系)であり、複数の内面反射を利用したプリズム体9
aから構成され、複数の偏心した曲率を有する偏心反射
面を複数個有しており、表示手段としての強誘電性ディ
スプレイ素子2(FLCD)を用い、R,G,B各色に
分解されたカラー画像の表示に同期させて、各色光を放
射する3つの光源31R,31G,31Bで時分割して
順次照明することによりカラー表示を実現している。F
LCD2に表示するR,G,Bの画像を眼の残像効果を
利用して全体として1/60〜1/30秒内で表示して
いる。尚、光源31R,31G,31Bは白色光源とカ
ラーフィルターとの組み合わせより構成することができ
る。FLCD2で表示した画像情報は表示光学系101
aによって観察者の眼球1に導光される。101aは表
示光学系101の光軸である。
【0008】102は撮像光学系(CCD結像光学系)
であり、表示光学系101と同様、複数の内面反射を利
用したプリズム体9cから構成され、複数の偏心した曲
率を有する偏心反射面を複数個有しており外界の画像情
報を撮像素子(CCD)3に結像している。102aは
撮像光学系の光軸である。なお、表示光学系101及び
撮像光学系102は、光路分離手段4を介して接合され
ている。
【0009】光路分離手段4は、偏心した曲率を有した
反射面より成り、表示光学系101からの光路と撮像光
学系102の光路とを分離する面となっている。光路分
離手段4は偏心反射面より成り、表示光学系101で一
方側の反射面を使用し、撮像光学系102では他方側の
反射面を使用している。
【0010】FLCD2で表示される画像情報からの光
束は直線偏光となって射出している。PPは偏光板であ
り、FLCD2から放射した直線偏光の偏光軸と直交す
る方向に偏光軸を設定している。これにより、後述する
ようにFLCD2からの直線偏光が光路分離手段4とプ
リズム体9cとを介して光学系6によってCCD3に入
射するのを防止している。5は絞りである。6は光学系
であり、プリズム体9cを介して入射してくる外界の画
像をCCD3面上に結像している。
【0011】また、この複合表示装置は、プリズム体9
a,9bを透して外界を視認することが可能であり、シ
ースルー型の装置を構成できる。すなわち、当該複合表
示装置のユーザは、外界の画像情報とFLCD2に表示
された画像情報が重畳した画像を観察する。又は外界の
画像情報のみを観察するシースルー光学系103も成り
立たせるときは光路分離手段4の反射面をハーフミラー
とし(透過率50%、反射率50%だけでなく、比率は
任意である)、両光学系101,102のプリズム体9
a,9cの材質の屈折率を同じにしている。1cはシー
スルー光学系103の光軸(外界光軸)である。
【0012】図10において、表示光学系101の光軸
101aと撮像光学系102の光軸102a、そしてシ
ースルー光学系103の光軸1cは光路分離手段4で一
致し、又眼球光軸1aと同軸としている。このように各
要素を設定することにより、小型の光学系を得ている。
また、偏心反射面は面頂点回りのアジムス角によって
屈折力が異なるようにして良好なる光学性能を維持して
いる。
【0013】このような複合表示装置において、FLC
D2からの光は、表示光学系101を構成するプリズム
体9aの入射面E1に入射し、反射面8aで反射し、全
反射面7aを臨界角度以上の入射角で入射して全反射
し、光路分離手段4で反射し、全反射面7aを臨界角度
以下の入射角で入射して透過面E2より透過して眼球1
に導かれる。このように表示光学系はFLCD2からの
光束を2回又は3回の反射をして結像することなく眼球
1に導光している。これによってFLCD2に表示した
画像情報が観察者に提示される。
【0014】一方、外界からの光は、撮像光学系102
を構成するプリズム体9cの入射面E3(全反射面7c
の一部)より入射し、光路分離手段4で反射し、全反射
面7cを臨界角度以上の入射角で入射して全反射し、プ
リズム体9cの射出面E4より射出後、絞り5、光学系
6を経てCCD3に結像する。これによって外界の画像
情報を得ることができる。
【0015】図10におけるシースルー光学系103に
おいて、外界からの光は、撮像光学系102のプリズム
体9cの入射面E3に入射し、光路分離手段4(ハーフ
ミラー)を透過し、表示光学系101のプリズム体9a
の射出面E2を臨界角度以下の入射角で入射し、射出面
E2を透過して眼球1に導かれる。これによって観察者
は外界の画像情報を観察できる。
【0016】図10では撮像光学系102の絞り5の位
置近傍、即ち瞳位置近傍に偏光板PPを配置している。
この偏光板PPの偏光軸はFLCD2からの直線偏光の
偏光軸と直交するようにしている。
【0017】これによってFLCD2からの光が光路分
離手段4を通過し、プリズム体9cを通過し、光学系6
によってCCD3面上に入射し、フレアーとなるのを防
止して、CCD3で得られる外界の画像情報の光学特性
を良好に維持している。
【0018】また、プリズム体9aの全反射面7aと射
出面E2は同じ曲面より成っており、光束の入射条件に
よって使い分けている。又、プリズム体9cの入射面E
3と全反射面7cは同じ曲面より成っており、プリズム
体9aと同様に光束の入射条件によって使い分けてい
る。
【0019】本構成では、表示光学系101と撮像光学
系102とを光路分離手段4で対向配置することによっ
て、眼球1に入射する光束の眼球光軸1a又は眼球光軸
1aを延長した仮想眼球光軸1bと、外界から撮像光学
系102に入射してくる光束の外界光軸(撮像光学系1
02の光軸102a)1cが略一致するようにして、F
LCD2に表示された画像情報の観察と、外界の画像情
報のCCD3面上における結像、そして外界の画像情報
の観察(シースルー光学系)をパララックスのない状態
で同時に観察及び撮像できるようにしている。
【0020】図11は、図10において、表示手段をバ
ックライト46を有するカラーLCD40で構成した場
合を示している。図11においてカラー液晶LCD40
は偏光板41、カバーガラス42、R,G,Bの微小な
フィルターを2次元的に所定のピッチで配列したカラー
フィルター43、液晶表示素子44、そして偏光板45
を有している。
【0021】そして、液晶表示素子44で表示されたカ
ラー画像情報(画素)をバックライト46からの光束
(白色光)で偏光板45を介して照明し、各画素からの
光束をカラーフィルター43と偏光板41を介して射出
させている。
【0022】ここで、カラー液晶LCD40から出射す
る偏光光束の偏光軸と偏光板PPとの偏光軸とを直交さ
せることによって、図10の構成と同様の効果を得るこ
とができる。その他の構成については図10と同一であ
るため説明を省略する。
【0023】図8はこれら従来の複合表示装置の回路構
成例を示す図であり、図9(a)は図10の構成を有す
る複合表示装置のタイミングチャート、図9(b)は図
11の構成を有する複合表示装置のタイミングチャート
の例をそれぞれ示す。
【0024】図8において、1001は複合表示装置全
体を制御するためのシステム制御部であり、CPU、R
OM、RAM等を有するコンピュータ装置で構成され
る。1003はCCD3に対するタイミング制御や撮像
データの調整等を行うCCD制御部、1004は撮像デ
ータをシステム制御部1001に入力可能なデータ形式
に変換するための撮像系インタフェース部、1005は
システム制御部1001が出力する表示データをFLC
D2(またはカラーLCD40)が表示可能なデータ形
式に変換するための表示系インタフェース部、1006
はFLCD2(またはカラーLCD40)に対するタイ
ミング制御や表示データの調整等を行うLCD制御部、
1011は照明光源(31R,31G,31Bまたは4
6)の点灯タイミングを制御するための照明光源制御部
である。
【0025】図9において、「撮像データ」はCCD3
より出力される撮像データの状態、「シャッター」は電
子シャッターの状態を表しており、Highが閉状態、
Lowが開状態を示す。また、「表示データ」はFLC
D2(またはカラーLCD40)で表示している内容の
状態、図9(a)における「照明光源R」、「照明光源
G」及び「照明光源B」は赤色照明光源(31R)、緑
色照明光源(31G)及び青色照明光源(31B)の状
態をそれぞれ表しており、また図9(b)の「照明光
源」は白色照明光源46の状態を表す。照明状態は何れ
もHighが点灯状態、Lowが消灯状態を示す。
【0026】以下、図を参照しながら従来例についてさ
らに説明する。撮像系においては、CCD制御部100
3で制御されるタイミングに基づいてCCD3より撮像
データが出力され、CCD制御部1003においてCD
S(Correlated Double Sampli
ng)やAGC(Automatic Gain Con
trol)、AWB(Automatic White
Balance)等のデータ調整が施された後、撮像系
インタフェース部1004でNTSC,PAL等の標準
データに変換され、システム制御部1001に取り込ま
れる。
【0027】一方、表示系においては、システム制御部
1001が出力するVGA,LDI形式等の表示データ
を表示系インタフェース部1005においてLCD(2
または40)が表示可能なデータ形式に変換し、LCD
制御部1006においてガンマ補正等のデータ調整が施
された後、生成したタイミングに基づいてLCD(2ま
たは40)に表示データを出力して画像を表示する。そ
の際、表示タイミングの信号を照明光源制御部1011
にも入力し、表示タイミングに合わせて照明光源(31
または46)の点灯タイミングを制御する。
【0028】ここで、表示系における照明光源(31ま
たは46)の点灯タイミングと撮像系における電子シャ
ッターを開くタイミングが重ならないようにするため、
まずLCD制御部1006の表示タイミングの信号をC
CD制御部1003に入力して表示系と撮像系の同期合
わせを行う。次に照明光源制御部1011において照明
光源(31または46)を所定の期間点灯させ、その
後、CCD制御部1003より所定の期間電子シャッタ
ーを開くためのトリガー信号をCCD3に対して出力す
る。
【0029】このとき、屋内使用時のフリッカー発生を
考慮して、シャッタースピードを1/100秒に設定す
るのが一般的である。また、ビデオ系の標準信号である
NTSCの1フィールド(60Hz)を基準にすると1
サイクルの周期は1/60秒となり、その際照明光源
(31または46)の点灯期間は(1/60-1/10
0)秒以下、即ち6ミリ秒等とする。
【0030】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
特開平11−174367号公報記載の複合表示装置に
おいては、映像表示光の光量調整やCCDカメラのシャ
ッタースピード調整等に関しては特に言及されておら
ず、ある程度固定的なものとして提案されている。
【0031】従って、明るい場所での使用時には、外界
から直接眼に導かれるシースルー光の光量が多くなるに
も関わらず、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示手段
からの光量が一定であるとシースルー光に対して表示が
薄くなる傾向となり、またCCD等撮像素子のシャッタ
ースピードが一定であると光量オーバーで撮像画像上に
フレアやスミアが発生する可能性が生じる。
【0032】また逆に、暗い場所での使用時には、外界
から直接眼に導かれるシースルー光の光量が少なくなる
にも関わらず、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示手
段からの光量が一定であるとシースルー光に対して表示
が濃くなる傾向となり、またCCD等のシャッタースピ
ードが一定であると光量不足で撮像画像が暗くなる、或
いはコントラストが低減する可能性が生じる。
【0033】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みなされたものであり、様々な光量が想定される使用
環境においても表示手段による表示の濃度を外界光(シ
ースルー光)に対して最適な状態に保つとともに、かつ
CCD等のシャッタースピードも最適な状態に保つこと
を容易に可能とした複合表示装置の提供を目的とする。
【0034】本発明はまた、撮像系と表示系のフィール
ド/フレーム周期を合わせなければならないという制約
を無くすことにより、柔軟性のある複合表示装置の提供
を目的とする。
【0035】
【課題を解決する手段】すなわち、本発明の複合表示装
置は、表示手段からの光束を観察者の眼球に導光する表
示光学系と、外界からの光束を撮像手段に結像させる撮
像光学系と、光路中に設けられ、表示光学系の観察者の
眼球に入射する光束の眼球光軸又は眼球光軸を延長した
仮想眼球光軸と、撮像光学系の外界から入射してくる光
束の外界光軸とを実質的に一致させる光路分離手段とを
有し、表示手段は画像情報を周期的かつ間欠的に表示
し、撮像手段は表示手段が画像情報を表示していない期
間に周期的に外界からの画像情報の記録を行なう複合表
示装置において、表示手段で画像情報の表示を行う表示
期間および/または撮像手段が外界からの画像情報の記
録を行なう撮像期間を変更可能な変更手段を備えること
を特徴とする。
【0036】また、上述の本発明の目的は、本発明の複
合表示装置を用いたヘッドマウントディスプレイ装置に
よっても達成される。
【0037】
【作用】以上の構成に依って、明るい場所での使用時に
は、外界から直接眼に導かれるシースルー光の光量が多
くなるにも関わらず、液晶ディスプレイ(LCD)等の
表示手段からの光量が一定であるとシースルー光に対し
て表示が薄くなる傾向となり、またCCD等カメラのシ
ャッタースピードが一定であると光量オーバーで撮像画
像上にフレアやスミアが発生する可能性が生じる。また
逆に、暗い場所での使用時には、外界から直接眼に導か
れるシースルー光の光量が少なくなるにも関わらず、液
晶ディスプレイ(LCD)等の表示手段からの光量が一
定であるとシースルー光に対して表示が濃くなる傾向と
なり、またCCD等カメラのシャッタースピードが一定
であると光量不足で撮像画像が暗くなる、或いはコント
ラストが低減する可能性が生じる。という欠点を解決す
ることができ、様々な光量が想定される使用環境におい
ても表示手段による表示の濃度をシースルー光に対して
最適な状態に保つとともに、かつCCD等カメラのシャ
ッタースピードも最適な状態に保つことを容易に可能と
した複合表示装置を提供することができる。また、併せ
て撮像系と表示系のフィールド/フレーム周期を合わせ
なければならないという制約を無くすことにより、柔軟
性のある複合表示装置を提供することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して、本
発明をその好適な実施形態に基づき詳細に説明する。な
お、以下の説明において、上述した図8〜図11と同一
の構成には同一の参照数字を付して重複する説明は省略
する。
【0039】図1は本発明の第1実施形態に係る複合表
示装置の光学系構成を示す側面図である。従来構成を示
す図11との比較から明らかなように、本実施形態に係
る複合表示装置は後述する1008〜1010を設けた
こと以外は共通の構成を有する。
【0040】図3は本実施形態における複合表示装置の
制御回路の構成例を示すブロック図である。図におい
て、1001は複合表示装置全体を制御するためのシス
テム制御部であり、CPU、ROM、RAM等を有する
コンピュータ装置で構成される。1062はCCD3に
対するタイミング制御や撮像データの調整等を行うCC
D制御部、1004は撮像データをシステム制御部10
01に入力可能なデータ形式に変換するための撮像系イ
ンタフェース部、1005はシステム制御部1001が
出力する表示データをカラーLCD40が表示可能なデ
ータ形式に変換するための表示系インタフェース部、1
060はカラーLCD40に対するタイミング制御や表
示データの調整等を行うLCD制御部1061は照明光
源(31または46)の点灯タイミングを制御するため
の照明光源制御部である。
【0041】また、本実施形態において新たに追加され
た1008は動作モードを切り替えるための、スイッチ
等からなる動作モード切り替え部、同1009は表示/
撮像光学系の前面に配置されて外界光の光量を検出する
ための、光センサ等からなる光量検出部、同1010は
照明光源点灯およびシャッタースピードを同時に変化さ
せるための、ボリュームやジョグダイヤル等からなる光
量調整部である。
【0042】図4は、図3に示す制御回路のタイミング
チャートである。図において、「撮像データ」はCCD
3より出力される撮像データの状態、「シャッター」は
電子シャッターの状態を表しており、Highが閉状
態、Lowが開状態を示す。また、「表示データ」はカ
ラーLCD40で表示している内容の状態、「照明光
源」は白色照明光源46の状態を表しており、High
が点灯状態、Lowが消灯状態を示す。
【0043】撮像系においては、CCD制御部1062
で制御されるタイミングに基づいてCCD3より撮像デ
ータが出力され、CCD制御部1062においてCDS
(Correlated Double Samplin
g)やAGC(Automatic Gain Cont
rol)、AWB(Automatic WhiteB
alance)等のデータ調整が施された後、撮像系イ
ンタフェース部1004でNTSC,PAL等の標準デ
ータに変換され、システム制御部1001に取り込まれ
る。
【0044】一方、表示系においては、システム制御部
1001が出力するVGA,LDI形式等の表示データ
を表示系インタフェース部1005においてカラーLC
D40が表示可能なデータ形式に変換し、LCD制御部
1060においてガンマ補正等のデータ調整が施された
後、生成したタイミングに基づいてLCD(2または4
0)に表示データを出力して画像を表示する。その際、
表示タイミングの信号を照明光源制御部1061にも入
力し、表示タイミングに合わせて照明光源(31または
46)の点灯タイミングを制御する。
【0045】ここで、表示系における照明光源46の点
灯タイミングと撮像系における電子シャッターを開くタ
イミングが重ならないようにするため、まずLCD制御
部1060の表示タイミングの信号をCCD制御部10
62に入力して表示系と撮像系の同期合わせを行う。次
に照明光源制御部1061において照明光源46を所定
の期間点灯させ、その後、CCD制御部1062より所
定の期間電子シャッターを開くためのトリガー信号をC
CD3に対して出力する。
【0046】(動作モード)基本的にはこのような動作
となるが、本実施形態の複合表示装置はさらに様々な使
用環境を考慮して動作モード切り替え部1008により
以下の3つの動作モードを提供する。動作モードは動作
モード切替部1008を構成するスイッチ等を操作する
ことによって変更可能である。動作モード切替部100
8は各モードに対応した3つのボタンで構成しても、1
つのボタンで構成し、ボタンを押下する毎にモードが順
番に変更されるように構成しても良い。また、現在選択
されている動作モードを、ユーザが認識できるように構
成することが好ましい。具体的には、動作モード切替部
1008の状態を、LCDに表示する表示データを生成
する外部装置(図示せず)に伝達し、動作モード切替部
1008の状態が変化する度に選択されたモード名など
の情報を表示データに重畳するように構成することがで
きる。
【0047】1番目の動作モードは固定モードであり、
従来例と同様、屋内使用時のフリッカー発生を考慮し
て、シャッタースピードを1/100秒に設定する。ビ
デオ信号の標準形式であるNTSCの1フィールド(6
0Hz)を基準にすると、1サイクルの周期は1/60
秒となり、その際、照明光源46の点灯期間は(1/6
0−1/100)秒以下、即ち6ミリ秒等とする。
【0048】2番目の動作モードは自動モードであり、
表示/撮像光学系の前面に配置された光量検出部100
9により外界光の光量を検出し、外界光に適したシャッ
タースピードおよび照明光源46の点灯時間に自動的に
調整するものである。即ち、明るい環境での使用時には
図4(a)に示すようにシャッタースピードを短く、か
つ照明光源46の点灯時間を長くし、また逆に暗い環境
での使用時には図4(b)に示すようにシャッタースピ
ードを長く、かつ照明光源46の点灯時間を短く、光量
検出部1009の出力値に応じて自動的に制御を行う。
【0049】この自動制御は、例えば光量検出部100
9の出力値と、シャッタースピード及び照明光源の点灯
時間との関係を、予め種々の条件で測定し、最適値をL
CD制御部1060に記憶しておいて、光量検出部10
09の出力値から記憶されたシャッタースピード及び点
灯時間を参照することにより行うことができる。
【0050】3番目の動作モードは手動モードであり、
本実施形態の複合表示装置のユーザがボリュームやジョ
グダイヤル等で構成される光量調整部1010を調整す
ることにより、外界光に適するようにシャッタースピー
ドおよび照明光源46の点灯時間を同時に変化させるも
のである。
【0051】例えば、光量調整部1010が「明」側に
調整されると、その値(光量調整部を構成する入力素子
によって、絶対値であっても、変化量であってもよい)
に応じて図4(a)に示すようにシャッタースピードを
短く、かつ照明光源46の点灯時間を長くする。逆に、
光量調整部1010が「暗」側に調整された場合には、
その値に応じて図4(b)に示すようにシャッタースピ
ードを長く、かつ照明光源46の点灯時間を短くする。
【0052】光量調整部1010がアナログボリューム
など絶対値を出力する素子から構成されている場合、手
動モードにおいても、自動モードと同様、光量調整部1
010からの入力値とシャッタースピード及び点灯時間
の関係をLCD制御部1060に記憶して制御を行うこ
とが可能である。一方、光量調整部1010が「+」
「−」を入力するディジタルスイッチから構成されるよ
うな場合には、1回の「+」入力及び「−」入力毎のシ
ャッタースピード及び点灯時間の調整量を記憶してお
き、スイッチが押されるたびに所定の調整量だけシャッ
タースピード及び点灯時間を変化させることもできる。
もちろん、これ以外にも任意の入力素子で光量制御部1
010を構成することが可能であり、入力素子が出力す
る値の種類に応じて制御方法を選択すればよい。ただ
し、光量調整部1010は複数のボタンやスイッチで構
成するよりも、ボリュームなど1つの素子で構成した方
が使い勝手の点からは好ましい。
【0053】(第1の実施形態の変形例)図2は、図1
におけるカラーLCD40の替わりに、強誘電性ディス
プレイ素子2(FLCD)と、R,G,B各色の光源3
1R,31G,31Bとの組み合わせによってカラー表
示を実現した複合表示装置の光学系構成を示す側面図で
ある。図2に示す複合表示装置は、モード切替部100
8、光量検出部1009及び光量制御部1010を設け
たこと以外は図10に示した従来の複合表示装置の光学
系構成と同一構成を有する。
【0054】このような構成を有する複合表示装置にお
いても、図3に示した制御回路において照明光源制御部
1061が制御する照明光源を31R、31G、31B
に、LCD制御部1060が制御するLCDをFLCD
2に変更することにより、第1の実施形態と同様の制御
を行うことが可能である。
【0055】具体的には、光量調整部1010が「明」
側に調整されると、その値(光量調整部を構成する入力
素子によって、絶対値であっても、変化量であってもよ
い)に応じて図5(a)に示すようにシャッタースピー
ドを短く、かつ照明光源31R,31G,31B各々の
点灯時間を長くする。逆に、光量調整部1010が
「暗」側に調整された場合には、その値に応じて図5
(b)に示すようにシャッタースピードを長く、かつ照
明光源31R,31G,31B各々の点灯時間を短くす
る。このように、表示素子の種類が変わっても、同様の
効果を得ることが可能である。
【0056】(第2の実施形態)次に、図6及び図7を
参照して本発明の第2実施形態について説明する。図6
は本発明の第2実施形態に係る複合表示装置の制御回路
の構成例を示すブロック図、図7は図6の制御回路の動
作を示すタイミングチャートである。
【0057】図6を図3に示す第1実施形態における制
御回路と比較すると、撮像系とLCDの同期を取らず、
撮像系と照明光源のみ同期をとる点が第1実施形態と異
なるところであり、それ以外は第1実施形態と同様であ
る。従って、FLCDと照明光源31R,31G,31
Bの同期をとらなければならない図2構成の複合表示装
置には本実施形態の制御回路は適用できず、図1の構成
を有する複合表示装置にのみ適用可能である。
【0058】図7に示すように、表示系における照明光
源46の点灯タイミングと、撮像系における電子シャッ
ターを開くタイミングが重ならないようにするため、ま
ずCCD制御部1072の撮像タイミングの信号を照明
光源制御部1070に入力して撮像系と照明光源46の
同期合わせを行う。次に照明光源制御部1070におい
て照明光源46を所定の期間点灯させ、その後、CCD
制御部1072より所定の期間電子シャッターを開くた
めのトリガー信号をCCD3に対して出力する。
【0059】このとき、LCD40の画像表示は撮像系
/照明光源に同期することなく任意のタイミングで表示
を行っている。これは言い換えれば、撮像系と表示系の
フィールド/フレーム周期を合わせなければならないと
いう制約を無くすことが可能になることを意味する。
【0060】なお、本実施形態においては、動作モード
切替部1008、光量検出部1009及び光量制御部1
010の出力はすべてCCD制御部1072に供給され
る。従って、本実施形態において、第1実施形態でLC
D制御部1060が行っていた、各種動作モードにおけ
るシャッタースピード及び点灯時間の制御は、CCD制
御部1072が行う。制御方法及び制御内容は第1の実
施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
【0061】自動モードにおける、外光量が多い場合の
制御例を図7(a)に、外光量が少ない場合の制御例を
図7(b)にそれぞれ示す。
【0062】
【他の実施形態】上述の実施形態においては、複合表示
装置に用いる表示素子として透過型のLCDを使用した
場合の構成についてのみ説明を行っているが、反射型の
LCDを使用しても同様に実現することが可能である。
また、カラーLCD40の替わりに、EL等の自発光型
の表示素子を用いることも可能である。
【0063】また、上述の実施形態においては、撮像デ
バイスとしてCCDを使用して場合について説明した
が、C-MOSエリアセンサ等、他の撮像素子を使用し
てもよい。
【0064】また、上述の実施形態においては、撮像デ
ータをインタレース方式(フィールド)として説明を行
っているが、ノンインタレース方式(フレーム)でも同
様に本発明の表示制御を適用することは可能である。ま
た逆に、表示データをノンインタレース方式(フレー
ム)として説明を行っているが、インタレース方式(フ
ィールド)でも本発明の表示制御を適用可能である。
【0065】また、上述の実施形態においては、フィー
ルド/フレーム周期を1/60秒として説明を行ってい
るが、これに限るものではない。
【0066】また、上述の実施形態においては、撮像デ
ータがNTSC,PAL等の標準データであるものとし
て説明を行っているが、これに限るものではなく、独自
のデータ形式を有する撮像データであってもよい。
【0067】また、上述の実施形態においては、固定モ
ード時のシャッタースピードを1/100秒、照明光源
点灯時間を6ミリ秒として説明を行っているが、これに
限るものではなく、例えばシャッタースピードを0秒、
すなわち、 撮像しない(表示モード)、あるいは逆に
照明光源点灯時間を0秒 、すなわち、 表示しない(撮
像モード)、等にすることも考えられる。
【0068】また、上述の実施形態においては、動作モ
ード切替部1008で選択可能な動作モードを3種類と
して説明を行っているが、これに限るものではなく、例
えば上述の表示モードや撮像モードを追加する、或いは
撮像系と表示系の動作を個別に変化させる場合の組合せ
を追加する、或いは動作モードを削減する、等も考えら
れる。
【0069】また、上述の実施形態においては、光量調
整部1010の操作により照明光源点灯およびシャッタ
ースピードを同時に変化させる構成について説明を行っ
ているが、これに限るものではなく、例えば光量調整部
1010を2つ以上のつまみ、スイッチ等で構成し、照
明光源点灯時間とシャッタースピードを各々独立に調整
するように構成することも、片方を固定としてもう一方
を1つのつまみで調整するように構成することも可能で
ある。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、様
々な使用環境においても表示手段による表示の濃度を外
界光に対して最適な状態に保つとともに、かつCCD等
の撮像手段のシャッタースピードも最適な状態に保つこ
とを容易に可能とした複合表示装置を提供することがで
きる。また、併せて撮像系と表示系のフィールド/フレ
ーム周期を合わせなければならないという制約を無くす
ことにより、柔軟性のある複合表示装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る複合表示装置の光
学系構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態の変形例に係る複合表示
装置の光学系構成を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る複合表示装置の制
御回路構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る複合表示装置にお
ける表示制御及び発光制御を説明するタイミングチャー
トである。
【図5】本発明の第1実施形態の変形例に係る複合表示
装置における表示制御及び発光制御を説明するタイミン
グチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態に係る制御回路構成を示
すブロック図である。
【図7】図6に示した制御回路の動作を示すタイミング
チャートである。
【図8】従来の複合表示装置の制御回路構成例を示すブ
ロック図である。
【図9】従来の複合表示装置における表示制御及び発光
制御を説明するタイミングチャートである。
【図10】従来の複合表示装置の光学系構成例を示す図
である。
【図11】従来の複合表示装置の別の光学系構成例を示
す図である。
【符号の説明】
1001 システム制御部 1003 CCD制御部 1004 撮像系インタフェース部 1005 表示系インタフェース部 1006 LCD制御部 1008 動作モード切り替え部 1009 光量検出部 1010 光量調整部 1011 照明光源制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/34 G09G 3/34 J 3/36 3/36 H04N 5/64 511 H04N 5/64 511A 7/18 7/18 Z Fターム(参考) 2H088 EA10 HA18 HA22 HA23 HA28 JA17 MA01 MA20 5C006 AA01 AA22 AF44 AF63 BB11 BF38 EA01 EC13 FA21 FA54 5C054 AA01 AA05 CA04 CC03 CE01 CE11 CF01 CH01 EA01 EA05 EA07 FA00 FB03 FF02 FF03 5C080 AA10 BB05 CC03 DD03 EE19 GG07 JJ02 JJ04 JJ06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段からの光束を観察者の眼球に導
    光する表示光学系と、外界からの光束を撮像手段に結像
    させる撮像光学系と、光路中に設けられ、該表示光学系
    の観察者の眼球に入射する光束の眼球光軸又は該眼球光
    軸を延長した仮想眼球光軸と、該撮像光学系の外界から
    入射してくる光束の外界光軸とを実質的に一致させる光
    路分離手段とを有し、前記表示手段は画像情報を周期的
    かつ間欠的に表示し、前記撮像手段は前記表示手段が画
    像情報を表示していない期間に周期的に外界からの画像
    情報の記録を行なう複合表示装置において、 前記表示手段で画像情報の表示を行う表示期間および/
    または前記撮像手段が前記外界からの画像情報の記録を
    行なう撮像期間を変更可能な変更手段を有することを特
    徴とする複合表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示光学系は複数の反射面を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の複合表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段の表示周期と前記撮像手段
    の撮像周期とが等しいことを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の複合表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段が、画像情報の表示中に点
    灯する照明光源を有し、この照明光源の点灯周期と前記
    撮像手段の撮像周期が等しく、前記照明光源の点灯して
    いない状態でのみ、前記外界からの画像情報の記録を行
    うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の複合
    表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段はカラーLCDであり、前
    記照明光源が白色照明であることを特徴とする請求項1
    乃至請求項4のいずれか1項に記載の複合表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段はカラー自発光表示素子よ
    り成っていることを特徴とする請求項1乃至請求項3記
    載の複合表示装置。
  7. 【請求項7】 カラー画像を構成する複数の色成分に対
    応する複数の発光色を有し、前記複数の発光色の1つで
    順次前記表示手段を照らす色光源をさらに有し、前記表
    示手段が前記色光源の発光色に対応した単色画像情報を
    表示することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れか1項に記載の複合表示装置。
  8. 【請求項8】 外界の光量を検出する外界光量検出手段
    をさらに備え、前記変更手段が、前記表示期間および/
    または前記撮像期間を前記外界光量検出手段が検出した
    光量に応じて変化させることを特徴とする請求項1乃至
    請求項7のいずれか1項に記載の複合表示装置。
  9. 【請求項9】 光量調整手段をさらに備え、前記変更手
    段が、当該光量調整手段による設定値に基づいて前記表
    示期間および/または前記撮像期間を変化させることを
    特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載
    の複合表示装置。
  10. 【請求項10】 外界の光量を検出する外界光量検出手
    段と、光量調整手段と、動作切り替え手段をさらに有
    し、 前記動作切り替え手段が、前記外界光量検出手段を有効
    とする第1の状態、前記光量調整手段を有効とする第2
    の状態及び、前記外界光量検出手段及び前記光量調整手
    段のいずれも無効とする第3の状態を有し、 前記変更手段が、 前記動作切り替え手段が前記第1の状態にある場合に
    は、前記表示期間および/または前記撮像期間を前記外
    界光量検出手段が検出した光量に応じて変化させ、前記
    動作切り替え手段が前記第2の状態にある場合には、前
    記光量調整手段による設定値に基づいて前記表示期間お
    よび/または前記撮像期間を変化させ、前記動作切り替
    え手段が前記第3の状態にある場合には、前記表示期間
    および/または前記撮像期間を所定の値に固定すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記
    載の複合表示装置。
  11. 【請求項11】 前記光路分離手段は偏心した曲率を有
    した反射面又はハーフミラー面から構成されることを特
    徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載
    の複合表示装置。
  12. 【請求項12】 前記撮像光学系と前記表示光学系は光
    路分離手段によって逆方向の光路に分離しており、前記
    表示光学系は前記光路分離手段の反射面の一方側の反射
    面を含み、前記撮像光学系は該光路分離手段の反射面の
    他方側の反射面を含んでいることを特徴とする請求項1
    乃至請求項11のいずれか1項記載の複合表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至請求項12のいずれか1
    項に記載の複合表示装置を用いたヘッドマウントディス
    プレイ装置。
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