JP2002243834A - レーダアンテナ - Google Patents

レーダアンテナ

Info

Publication number
JP2002243834A
JP2002243834A JP2001037924A JP2001037924A JP2002243834A JP 2002243834 A JP2002243834 A JP 2002243834A JP 2001037924 A JP2001037924 A JP 2001037924A JP 2001037924 A JP2001037924 A JP 2001037924A JP 2002243834 A JP2002243834 A JP 2002243834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radar antenna
electromagnetic wave
face
transmission
transmitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001037924A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Matsuura
一雄 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001037924A priority Critical patent/JP2002243834A/ja
Publication of JP2002243834A publication Critical patent/JP2002243834A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小型なレーダに好適なレーダアンテナを提供す
る。 【解決手段】電磁波の伝播路を形成する伝送体11端面
に設けた金属膜15に並べて形成した複数個のスロット
15aと、分岐させたスロット結合部17a〜17fを
各スロットに覗かせて形成したマイクロストリップ線路
17を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーダアンテナに
関する。
【0002】
【従来の技術】主にミリ波を使用した車載レーダで使用
される誘電体に金属ストリップを蒸着した漏れ波アンテ
ナにおける給電方法は、図7に示すように、導波管接続
部71からホーン状導波管72で平面波を広げ、アンテ
ナ素子73の端面に形成した給電面74の全体に供給す
る方法を採用している。ここで、75は誘電体で形成し
た伝送体、76は伝送体75の表面に電磁波進行方向を
横切るように蒸着した金属ストリップ、77は伝送体7
5の背面に設けた地板導体である。このようなアンテナ
は、例えば、特開平11−234036号公報に記載さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車載用レー
ダは、小型化,量産性およびコスト面の要求から高周波
素子は集積化され、高周波回路はマイクロストリップ線
路などの平面伝送路となっている。従って、前述したよ
うな従来のレーダアンテナでは、マイクロストリップ線
路と立体形状の導波管の間で電磁エネルギーの変換が必
要であり、高周波性能においては変換損失が生じ、サイ
ズが大きくなり、変換構造部品の精密加工が必要である
ことからコスト面でも不利である。
【0004】本発明の目的は、車載用レーダなどの小型
なレーダに好適なレーダアンテナを提供することにあ
る。
【0005】具体的には、誘電体で形成したアンテナ素
子に対して平面伝送路(マイクロストリップ線路)で電
磁エネルギーを効率良く授受することができ、電磁波の
放射方向を制御することができ、更には、小型化,量産
性およびコスト面で有利なアンテナを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電磁波の伝播
路を形成する伝送体と、この伝送体の端面に対面して電
磁波を授受する受給手段を備えたレーダアンテナにおい
て、前記受給手段は、前記伝送体の端面に設けた金属膜
に並べて形成した複数個のスロットと、分岐させたスロ
ット結合部を前記各スロットに覗かせて形成した平面伝
送路を備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。
【0008】図1は、レーダアンテナ素子およびその電
磁波受給手段の一実施の形態を示したレーダアンテナの
斜視図である。図2は、図1における1つのスロットの
部分を拡大して示す縦断側面図である。
【0009】アンテナ素子10は、誘電体の伝送路11
の表面に電磁波の進行方向を横切るように周期的に金属
ストリップ12が蒸着され、地板導体13上に乗ってい
る形態の漏れ波アンテナ素子である。
【0010】アンテナ素子10の電磁波受給手段は、伝
送路11の端面(受給電面)に複数のスロット15aを
開けて金属膜15を蒸着し、各スロット15a上には誘
電体基板16を介して高周波回路からの平面伝送路であ
るマイクロストリップ線路17(後述する)から分岐さ
せたスロット結合部17aを重ねて該スロット結合部1
5aが各スロット15aを覗くように設置し、更にその
外側を金属カバー18で覆うことによって各スロット結
合部17aの背面には、それぞれ、λ/4の空間19a
〜19fを形成する構成としている。
【0011】送信する電磁波は、発振器からマイクロス
トリップ線路17を伝播させて各スロット結合部17a
に給電し、各スロット結合部17aと各スロット15a
による伝送路11との結合部からアンテ素子10へ給電
される。アンテナ素子10へ供給された電磁波は、伝送
路11中を伝播して周期的な金属ストリップ12の隙間
から漏れ波となって放射される。
【0012】各スロット15aの縦横サイズおよび各空
間19a〜19fの形状は、インピーダンス整合とアン
テナ素子10の端面(受給電面)との結合強度に応じて
形成する。
【0013】図3は、高周波回路の一実施の形態であ
る。発振器20で発振した電磁波は、マイクロストリッ
プ線路17を伝播させて該マイクロストリップ線路17
から分岐した各スロット結合部17a〜17fに分配す
る。このとき各スロット結合部17a〜17fへの電磁
エネルギー(電力)は、所望の電磁波放射ビーム形状の
形成に応じて、マイクロストリップ線路17と各スロッ
ト結合部17a〜17fへの分岐点における分配量で制
御する。
【0014】図4は、高周波回路の他の実施の形態であ
る。この実施の形態は、スロット結合部17a〜17f
の途中に制御素子であるFETスイッチ21a〜21f
を設けて該FETスイッチ21a〜21fを選択的に動
作させることで、給電するスロット結合部17a〜17
fを選択する構成である。
【0015】このような高周波回路によれば、給電する
スロット結合部17a〜17fに応じた形状の電磁波放
射ビームを生成することができる。
【0016】図5は、図4に示した実施の形態におい
て、FETスイッチ21a〜21fを選択的に動作させ
たときに生成される電磁波放射ビーム22a〜22fを
示している。FETスイッチ21aがONで、他のFE
Tスイッチ21b〜21fがOFFの場合には、アンテ
ナ素子10からは、電磁波放射ビーム22aの電磁波が
放射される。同様に、各FETスイッチ21b,21
c,21d,21e,21fに対応して、電磁波放射ビ
ーム22b,22c,22d,22e,22fの電磁波
が放射される。従って、車載用レーダにおいては、特定
角度方向を注視した検知が可能となる。更に、順次に切
り替えることで注視角度方向のスキャニングを行なうこ
とができる。
【0017】図6は、図4に示した実施の形態における
高周波回路をレーダ送受信回路に変形した実施の形態で
ある。
【0018】この実施の形態は、発振器20で発振した
電磁波をサーキュレータ23を介してマイクロストリッ
プ線路17に伝播させ、ON状態にあるFETスイッチ
21a〜21fを通して各アンテナ結合部17a〜17
fへ給電され、アンテナ素子10から放射される。ま
た、アンテナ素子10で受信した電磁波は、アンテナ結
合部17a〜17fからマイクロストリップ線路17を
伝播し、サーキュレータ23を介してミキサ24に達す
る。ミキサ24では、受信した電磁波と発振器20で発
振した電磁波の一部を方向性結合器25によって取り出
したものとを混合して中間周波数を生成して中間周波数
端子26に出力する。
【0019】このようなレーダアンテナは、車載用レー
ダアンテナ(機器)以外のレーダアンテナとしても利用
することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のようなレーダアンテナによれば、
車載用レーダなどのように小型化,量産性およびコスト
面の要求から高周波素子は集積化され、高周波回路はマ
イクロストリップ線路などの平面伝送路となっている状
況において、これらに好適なレーダアンテナを実現する
ことができ、更には、電磁波放射ビームの方向を制御す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すレーダアンテナの
斜視図である。
【図2】図1に示したレーダアンテナの受給手段(給電
部)を拡大して示す縦断側面図である。
【図3】図1に示したレーダアンテナにおける高周波回
路の一実施の形態を示す回路図である。
【図4】図1に示したレーダアンテナにおける高周波回
路の他の実施の形態を示す回路図である。
【図5】図4に示したレーダアンテナにおける電磁波放
射特性図である。
【図6】図4に示した子ーだアンテナを使用したレーダ
の電気回路図である。
【図7】従来のレーダアンテナの斜視図である。
【符号の説明】
10…アンテナ素子、11…伝送体、12…金属ストリ
ップ、13…地板導体、15…金属膜、15a…スロッ
ト、17…マイクロストリップ線路、17a〜17f…
スロット結合部、18…金属カバー、19a〜19f…
空間、20…発振器、21a〜21f…FETスイッ
チ、22a〜22f…電磁波放射ビーム、23…サーキ
ュレータ、24…ミキサ、25…方向性結合器、26…
中間周波数端子。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁波の伝播路を形成する伝送体と、この
    伝送体の端面に対面して電磁波を授受する受給手段を備
    えたレーダアンテナにおいて、 前記受給手段は、前記伝送体の端面に設けた金属膜に並
    べて形成した複数個のスロットと、分岐させたスロット
    結合部を前記各スロットに覗かせて形成した平面伝送路
    を備えたことを特徴とするレーダアンテナ。
  2. 【請求項2】電磁波の伝播路を形成する伝送体と、この
    伝送体の端面から電磁波を授受する受給手段と、この伝
    送体の表面に電磁波進行方向を横切るように形成した複
    数の漏れ出し部とを備えた漏れ波型のレーダアンテナに
    おいて、 前記受給手段は、前記伝送体の端面に設けた金属膜に並
    べて形成した複数個のスロットと、分岐させたスロット
    結合部を前記各スロットに覗かせて形成した平面伝送路
    を備えたことを特徴とするレーダアンテナ。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記平面伝送
    路の分岐路中に各スロット結合部との電磁波の授受を制
    御する制御素子を設けたことを特徴とするレーダアンテ
    ナ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の1項に記載した構成の車載
    用レーダアンテナ。
JP2001037924A 2001-02-15 2001-02-15 レーダアンテナ Pending JP2002243834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037924A JP2002243834A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 レーダアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037924A JP2002243834A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 レーダアンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002243834A true JP2002243834A (ja) 2002-08-28

Family

ID=18900991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001037924A Pending JP2002243834A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 レーダアンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002243834A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7158074B2 (en) 2002-09-20 2007-01-02 Hitachi, Ltd. Radar system and car radar system
EP1919030A1 (en) * 2005-07-25 2008-05-07 Anritsu Corporation Dielectric leakage wave antenna
JP2008278127A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Anritsu Corp 誘電体漏れ波アンテナ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7158074B2 (en) 2002-09-20 2007-01-02 Hitachi, Ltd. Radar system and car radar system
EP1919030A1 (en) * 2005-07-25 2008-05-07 Anritsu Corporation Dielectric leakage wave antenna
EP1919030A4 (en) * 2005-07-25 2012-11-21 Anritsu Corp DIELECTRIC LECKWELLENANTENNE
JP2008278127A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Anritsu Corp 誘電体漏れ波アンテナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100292763B1 (ko) 안테나장치및레이더모듈
KR100533849B1 (ko) 섹터 안테나 장치 및 차재용 송수신 장치
JP3510593B2 (ja) 平面アンテナ
JP4021150B2 (ja) スロットアレーアンテナ
JP3725766B2 (ja) キャビティ付きスロットアレーアンテナ
EP2388859A1 (en) Integrated waveguide antenna and array
JP2008510425A (ja) 導波管ノッチアンテナ
WO2001065640A1 (fr) Antenne a ondes de fuite dielectrique a structure monocouche
JP2001111336A (ja) マイクロストリップアレーアンテナ
JP2001326506A (ja) アレイアンテナ
Ma et al. A miniaturized planar multibeam antenna for millimeter-wave vehicular communication
JP2002243834A (ja) レーダアンテナ
JPH08191211A (ja) アンテナ
JPH1188043A (ja) アンテナ装置
US6342863B2 (en) Antenna apparatus and antenna and tranceiver using the same
JP3801306B2 (ja) アンテナ装置
JPH06216654A (ja) 非放射性誘電体線路ミキサー
JP2001237618A (ja) 非放射性誘電体線路と金属導波管との接続構造およびミリ波送受信部並びにミリ波送受信器
WO2023053865A1 (ja) アンテナ装置及び通信装置
WO2024140152A1 (zh) 基站天线及基站***
JP2003158408A (ja) 給電器
JPH11261332A (ja) レーダ装置
JP2002016406A (ja) 非放射性誘電体線路と金属導波管との接続構造およびミリ波送受信部ならびにミリ波送受信器
JP4249378B2 (ja) アンテナ
JP2002076721A (ja) 非放射性誘電体線路と金属導波管との接続構造およびミリ波送受信部並びにミリ波送受信器