JP2002241226A - メーキャップ化粧料 - Google Patents

メーキャップ化粧料

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JP2002241226A JP2001037896A JP2001037896A JP2002241226A JP 2002241226 A JP2002241226 A JP 2002241226A JP 2001037896 A JP2001037896 A JP 2001037896A JP 2001037896 A JP2001037896 A JP 2001037896A JP 2002241226 A JP2002241226 A JP 2002241226A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】肌の毛穴や小じわを隠蔽する効果に優れ、同時
に自然な仕上がりで、肌に艶を与え、しかもその化粧効
果の持続性にも優れたメーキャップ化粧料を提供する。 【解決手段】成分(a)粒径0.1〜1μmの球状粉体
で被覆された粒径5〜50μmの板状粉体、成分(b)
屈折率が1.8以上の粉体を内包する球状シリカを含有
するメーキャップ化粧料。また、成分(a)の含有量が
0.5〜40質量%であり、且つ成分(b)の含有量が
0.1〜20質量%である前記メーキャップ化粧料、成
分(b)の粒径が1〜10μmである前記何れかのメー
キャップ化粧料、成分(a)の球状粉体が、シリカであ
る前記何れかのメーキャップ化粧料、成分(a)がシリ
コーン化合物で処理されている前記何れかのメーキャッ
プ化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファンデーション
等のメーキャップ化粧料に関し、詳細には、粒径0.1
〜1μmの球状粉体で被覆された粒径5〜50μmの板
状粉体と、屈折率が1.8以上の粉体を内包する球状シ
リカとを含有するメーキャップ化粧料に関するものであ
り、肌の毛穴や小じわを隠蔽する効果に優れながら、同
時に自然な仕上がりで、肌に艶を与え、しかもその化粧
効果の持続性にも優れたメーキャップ化粧料に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】メーキャップ化粧料は、本来、肌に好ま
しい色味を付与するための化粧料であるが、最近では、
単に好ましい色味を付与するだけでなく、肌の好ましく
ない部位である毛穴や小じわを自然な感じに隠蔽するこ
とが求められている。このため、自然な仕上がりで、肌
の欠点を隠蔽するための技術が多数開発されている。具
体的には、球状シリカ等の光拡散効果の高い粉体を配合
し、毛穴や小じわをぼかす技術、酸化チタン等の高い屈
折率の粉体を高濃度に配合し、毛穴を含む肌全体を隠蔽
する技術等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、球状シ
リカ等の光拡散効果の球状粉体は、ふんわりとしたマッ
トな仕上がりは得られるが、毛穴や小じわを隠するため
には、高濃度配合する必要があり、このため、化粧膜に
艶が無くなるという欠点があった。また、球状シリカ等
の球状粉体は、毛穴に集まりやすい性質を持っているた
め、塗布直後は毛穴が目立たないが、時間が経つと皮脂
や汗に濡れてしまい、より毛穴が目立つという問題点も
有していた。このため、球状粉体表面をフッ素化合物で
表面処理して撥水撥油処理を付与する技術も開発されて
いるが、これら表面処理された粉体は、肌なじみが悪く
なり、経時的に肌から粉が浮き上がってしまう場合があ
った。一方で、屈折率の高い粉体を高濃度に配合する
と、毛穴や小じわを隠蔽するだけでなく、肌全体をハー
ドに隠蔽していまうため、不自然な仕上がりになる場合
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは、鋭意研究した結果、球状粉体で被覆された
板状粉体は、板状粉体による鏡面反射や透過光の散乱
と、球状粉体による光散乱効果により、毛穴や小じわを
ぼかす効果と肌に自然な艶を与えることができることを
見出した。一方、高屈折率の粉体を内包する球状シリカ
は、従来の球状粉体と同様に毛穴や小じわに集まる性質
を持つが、皮脂や汗等に濡れても、透明にならず、逆
に、内包された粉体の色が発現してくるため、毛穴や小
じわを隠す効果が持続することを見出した。そして、両
者を含有するメーキャップ化粧料が、肌の毛穴や小じわ
を隠蔽する効果により優れながら、同時に自然な仕上が
りで、肌に艶を与え、しかもその化粧効果の持続性もよ
り優れることを見出し、本発明を完成させた。
【0005】すなわち本発明は、次の成分(a)及び
(b); (a)粒径0.1〜1μmの球状粉体で被覆された粒径
5〜50μmの板状粉体(b)屈折率が1.8以上の粉
体を内包する球状シリカを含有するメーキャップ化粧料
を提供するものである。また、成分(a)の含有量が
0.5〜40質量%であり、且つ成分(b)の含有量が
0.1〜20質量%である前記メーキャップ化粧料、成
分(b)の粒径が1〜10μmである前記何れかのメー
キャップ化粧料、成分(a)の球状粉体が、シリカであ
る前記何れかのメーキャップ化粧料、成分(a)がシリ
コーン化合物で処理されている前記何れかのメーキャッ
プ化粧料を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる成分(a)は、本発明のメーキャッ
プ化粧料において、適度な艶を付与しながら、毛穴や小
じわを隠す効果のある粉体であり、粒径0.1〜1μm
の球状粉体で被覆された粒径5〜50μmの板状粉体で
ある。成分(a)に用いられる球状粉体は、シリカ、ア
ルミナ、チタニア等の無機球状粉体、ポリアミド樹脂、
ポリメタクリル酸メチル樹脂、シリコーン樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ポリスチレン樹脂、セルロース樹脂等の有
機球状粉体等が挙げられるが、これら球状粉体の中で
も、球状シリカを選択すると、毛穴や小じわを隠蔽する
効果及び化粧持効果の続性性が特に優れるため、好まし
い。また、成分(a)に用いられる球状粉体の粒径は
0.1〜1μmであり、0.3〜0.6μmが好まし
い。粒径が0.1μm未満では適度な艶が損なわれ、1
μmを超えると毛穴や小じわを隠蔽する効果が低下する
ため好ましくない。
【0007】成分(a)に用いられる板状粉体は、タル
ク、雲母、雲母チタン、セリサイト、スメクタイト、合
成雲母、硫酸バリウム、チッ化ホウ素、劈開タルク等が
挙げられが、これら板状粉体の中でも、雲母、雲母チタ
ン、セリサイト、硫酸バリウム、チッ化ホウ素を選択す
ると、艶に優れるため、好ましい。また、成分(a)に
用いられる板状粉体の粒径は5〜50μmであり、5〜
20μmが好ましい。粒径が5μm未満では自然な仕上
がりが損なわれ、50μmを超えると化粧効果の持続性
が低下するため好ましくない。
【0008】成分(a)における球状粉体を板状粉体に
被覆させる方法は、板状粉体表面に球状粉体が付着して
いれば、特に限定されないが、例えば、板状粉体を水や
アルコール等の溶媒中に分散させ、これに球状粉体や必
要に応じて、粒径10〜50nmのシリカゾル等を結合
剤として添加し、混合分散後、該分散液を噴霧乾燥する
方法等が挙げられる。成分(a)における、球状粉体と
板状粉体との割合は、質量比で球状粉体:板状粉体=
5:95〜70:30が好ましく、10:90〜60:
40が特に好ましい、この範囲であると、適度な艶を付
与しながら、毛穴や小じわを隠す効果に優れる粉体が得
られる。
【0009】また、成分(a)の複合粉体は、フッ素化
合物、シリコーン化合物、金属石鹸、レシチン、水素添
加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級
アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等
の通常公知の処理剤を表面処理して用いることができ
る。これら表面処理剤の中でも、ジメチルポリシロキサ
ン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等のシリコー
ン化合物を用いて処理したものは、化粧効果の持続性に
優れるため好ましい。
【0010】本発明に用いられる成分(a)は、市販品
として、ベルベットベールE−100(触媒化成工業社
製 球状シリカ:雲母=20:80、球状シリカの粒径
約0.3μm、雲母の粒径約15μm)や、SXI−5
(三好化成社製 球状シリカ:雲母=20:80、球状
シリカの粒径約0.3μm、雲母の粒径約20μm、ジ
メチルポリシロキサン2%処理)等が挙げられる。
【0011】本発明のメーキャップ化粧料における成分
(a)の含有量は、0.5〜40質量%(以下、単に
「%」と略す。)が好ましく、1〜30%が特に好まし
い。この範囲で用いると、使用性が良好なメーキャップ
化粧料が得られる。
【0012】本発明に用いられる成分(b)は、本発明
のメーキャップ化粧料において、毛穴や小じわを隠す効
果及び化粧効果の持続性に優れた粉体であり、屈折率が
1.8以上の粉体を内包する球状シリカである。本発明
のメーキャップ化粧料において、成分(b)は塗布直後
には、球状シリカと同様に、光散乱効果により毛穴や小
じわを目立たなくさせる効果を発揮するが、経時的に皮
膚から分泌される皮脂や汗により、壁材であるシリカが
透明になり、内包されている屈折率1.8以上の粉体の
色が発現してくることにより、毛穴や小じわを隠す効果
の持続性を高める粉体である。
【0013】成分(b)に用いられる屈折率が1.8以
上の粉体は、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄等が挙げら
れる。尚、これら屈折率が1.8以上の粉体は、粒径が
0.1〜0.5μmであると、毛穴や小じわを隠す効果
の持続性に優れるため好ましい。また、成分(b)にお
ける屈折率が1.8以上の粉体は球状シリカ中に10〜
80%内包していることが、毛穴や小じわを隠す効果の
観点より、好ましい。
【0014】成分(b)における球状シリカに屈折率
1.8以上の粉体を内包させる方法は、屈折率1.8以
上の粉体とケイ酸ナトリウムを水に分散させ、これをソ
ルビタンモノステアレート等の親油性界面活性剤を用い
てn−ヘキサン等の有機溶媒中に分散させ、油中水型乳
濁液を調製し、これを攪拌しながら、硫酸ナトリウム等
を徐々に添加し、その後濾過、乾燥する界面重合法(特
開平6−47273公報に記載)等が挙げられる。尚、
屈折率1.8以上の粉体を、予めシリカ、アルミナ、ジ
ルコニア、酸化チタン、酸化鉄等の水和金属酸化物で被
覆することは、球状シリカ中での分散性に優れるため好
ましい。
【0015】成分(b)の粒径は1〜10μmが好まし
く、1〜5μmが特に好ましい。粒径が、この範囲であ
ると、使用性が良好で、毛穴や小じわを隠蔽する効果に
優れるメーキャップ化粧料が得られる。
【0016】本発明のメーキャップ化粧料における成分
(b)の含有量は、0.1〜20%が好ましく、0.3
〜15%が特に好ましい。この範囲で用いると、使用性
が良好なメーキャップ化粧料が得られる。
【0017】本発明のメーキャップ化粧料には、上記成
分(a)及び(b)以外に、着色剤、隠蔽剤、紫外線遮
断剤、感触調整剤、賦形剤、メーキャップ効果の付与剤
として、通常化粧用粉体として用いられている粉体を含
有することができる。具体的には、球状、板状、針状等
の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、
無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体
類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体
類、複合粉体類等が挙げられ、例えば、酸化チタン、酸
化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔
料、酸化鉄、カーボンブラック、酸化クロム、水酸化ク
ロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、
金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母、合成セリ
サイト、カオリン、炭化珪素、ベントナイト、スメクタ
イト、無水ケイ酸、酸化アルミニウム、酸化マグネシウ
ム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、ケ
イ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウ
ム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネ
シウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキ
シアパタイト、窒化ホウ素等の白色体質粉体、酸化チタ
ン被覆雲母、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化
鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母
チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等の光輝性粉体、
ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル
系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロー
ス系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共
重合樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、
シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉
体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有機低分
子性粉体、澱粉、シルク粉末、セルロース粉末等の天然
有機粉体、アルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、
微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆
雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン等の複合粉体
等が挙げられ、これらを一種又は二種以上を用いること
ができる。尚、これら粉体は、フッ素化合物、シリコー
ン化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コ
ラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エ
ステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等の一種又は二種
以上を用いて表面処理を施してあっても良い。本発明の
メーキャップ化粧料における、粉体の配合量は、粉体の
配合目的等により異なるが、概ね0.5〜90%であ
る。
【0018】本発明のメーキャップ化粧料には、更に油
剤を配合することにより、エモリエント感を付与した
り、硬さや塗布時の感触を調整することができる。ここ
で用いられる油剤としては、通常化粧料に用いられる油
剤であれば特に限定されず、動物油、植物油、合成油等
の起源及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の
性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油
類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリ
コーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等の油剤
が挙げられる。具体的には、流動パラフィン、α−オレ
フィンオリゴマー、スクワラン、ワセリン等の炭化水素
類、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカ
デミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワ
ックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、
セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、
パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデ
シル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸
ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、
トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリット
エステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、炭酸
ジアルキルエステル、コレステロール脂肪酸エステル等
のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン
酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、12
−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類、ステアリルア
ルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オ
レイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニ
ルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチル
ポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メ
チルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタ
シロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ポ
リエーテル変性ポリシロキサン、ポリオキシアルキレン
・アルキルメチルポリシロキサン・メチルポリシロキサ
ン共重合体、アルコキシ変性ポリシロキサン、架橋型オ
ルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の
シリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオク
タン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、
ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピ
ル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、デキスト
リン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂
肪酸エステル、12−ヒドロキシステアリン酸アルミニ
ウム、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類等が
挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができ
る。本発明のメーキャップ化粧料における、これら油剤
の配合量は、概ね1〜80%である。
【0019】本発明のメーキャップ化粧料には、本発明
の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、前記複合粉
体以外の粉体、界面活性剤及び、ベンゾフェノン系、P
ABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−
ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベ
ンゾン等の紫外線吸収剤、グリセリン、タンパク質、ム
コ多糖、コラーゲン、エラスチン等の保湿剤、ビタミン
C、ビタミンE等のビタミン類、消炎剤、生薬等の美容
成分、パラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノ
ール、1,3−ブチレングリコール等の防腐剤、トリメ
チルシロキシケイ酸、アクリル変性シリコーン等の被膜
形成剤、水溶性高分子、水、香料等を適宜配合すること
ができる。
【0020】本発明のメーキャップ化粧料に配合可能な
界面活性剤は、成分(a)及び(b)やその他粉体の分
散剤、化粧持続性向上等の目的で配合されるものであ
り、通常化粧品に用いられている界面活性剤であれば、
何れでも良く、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面
活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙
げられる。非イオン界面活性剤としては、例えば、グリ
セリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付
加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレ
ングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エス
テル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン
脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、
ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリ
コール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステ
ル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加
物、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン、
ポリエーテル変性シリコーン等が挙げられ、これらを一
種又は二種以上を用いることができる。アニオン界面活
性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のよ
うな脂肪酸の無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸
塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸
塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪
酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アル
キルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−
N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リンゴ酸
塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられ、これらを
一種又は二種以上を用いることができる。カチオン界面
活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミ
ン及びアルカノールアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級
アンモニウム塩、環式四級アンモニウム塩等が挙げら
れ、これらを一種又は二種以上を用いることができる。
両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタ
イプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、
リン酸エステル型のものがあり、人体に対して安全とさ
れるものが使用できる。例えば、N,N−ジメチル−N
−アルキル−N−カルボキシルメチルアンモニウムベタ
イン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン
酸、N,N,N−トリアルキル−N−スルフォアルキレ
ンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N
−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニウムベタイ
ン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボ
キシメチルイミダゾリニウムベタイン、レシチン等が挙
げられ、これらを一種又は二種以上を用いることができ
る。尚、本発明のメーキャップ化粧料に界面活性剤を配
合する場合の配合量は、界面活性剤の配合目的により異
なるが、概ね0.01〜15%である。
【0021】本発明のメーキャップ化粧料は、ファンデ
ーション、コンシーラー、下地、白粉、頬紅等が挙げら
れるが、本発明の効果が顕著に発揮される化粧料は、フ
ァンデーション、コンシーラー、下地、白粉等のベース
メーキャップ化粧料である。また、本発明のメーキャッ
プ化粧料の剤型は、粉末状、固形粉末状、油性状、油性
スティック状、油性ケーキ状、水中油型乳化状、油中水
型乳化状等の何れでも良い。
【0022】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0023】製造例1:酸化チタン内包球状シリカ テフロン(登録商標)製のの100ml三角フラスコ
に、テトラエトキシシラン11.2gとトリイソプロピ
ルオキシドアルミニウム4.4gとイソプロピルアルコ
ール30gとを加え、粒径0.35μmのルチル型酸化
チタン28gを添加し、超音波分散機にて分散湿潤させ
る。これにテトラエトキシシラン及びトリイソプロピル
オキシドアルミニウムの加水分散剤として、1N−アン
モニア水を1ml加え、60℃の恒温槽中で超音波分散
させながら30分間加温し、酸化チタン表面にシリカ微
粒子及びアルミナ微粒子(3:1)を沈着させる。この
ようにして得られた分散液に、イオン交換水80mlを
加えて攪拌し、酸化チタンの分散液に4mol/リット
ルのJIS3号ケイ酸ナトリウム溶液100mlを加え
良く混合し、これをソルビタンモノステアリレートの1
5g/リットルのトルエン溶液に添加し11800rp
mで攪拌を1分間行い、W/O型乳濁液を得る。この乳
濁液を、2mol/リットルの硫酸ナトリウム水溶液3
000mlに添加し1時間攪拌反応を行う。その後、濾
過分離、水洗、アルコール洗浄を行い105℃で24時
間乾燥する。かくして、ルチル型酸化チタンを約50%
内包した平均粒径が約3μmの酸化チタン内包球状シリ
カを約54g得た。
【0024】製造例2:酸化亜鉛内包球状シリカ テフロン製の100ml三角フラスコに、テトラエトキ
シシラン11.2gとトリイソプロピルオキシドアルミ
ニウム4.4gとイソプロピルアルコール30gとを加
え、粒径0.2μmの酸化亜鉛28gを添加し、超音波
分散機にて分散湿潤させる。これにテトラエトキシシラ
ン及びトリイソプロピルオキシドアルミニウムの加水分
散剤として、1N−アンモニア水を1ml加え、60℃
の恒温槽中で超音波分散させながら30分間加温し、酸
化亜鉛表面にシリカ微粒子及びアルミナ微粒子(3:
1)を沈着させる。このようにして得られた分散液に、
イオン交換水80mlを加えて攪拌し、亜鉛華の分散液
に4mol/リットルのJIS3号ケイ酸ナトリウム溶
液100mlを加え良く混合し、これをソルビタンモノ
ステアリレートの15g/リットルのトルエン溶液に添
加し11800rpmで攪拌を1分間行い、W/O型乳
濁液を得る。この乳濁液を、2mol/リットルの硫酸
ナトリウム水溶液3000mlに添加し1時間攪拌反応
を行う。その後、濾過分離、水洗、アルコール洗浄を行
い105℃で24時間乾燥する。かくして、酸化亜鉛を
約50%内包した平均粒径が約3μmの酸化亜鉛内包球
状シリカを約54g得た。
【0025】実施例1〜8及び比較例1〜3:パウダー
ファンデーション 表1及び表2に示す組成のパウダーファンデーションを
下記製法により調製し、「毛穴や小じわを隠蔽する効
果」、「自然な仕上り」、「艶」、「化粧効果の持続性
(毛穴や小じわを隠蔽する効果の持続)」の各項目につ
いて以下に示す評価方法により評価し、結果を併せて表
1に示した。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】(製造方法) A:成分1〜12を混合分散する。 B:Aに成分13を添加し、均一分散する。 C:Bを粉砕して、金皿に圧縮成型して、パウダーファ
ンデーションを得た。
【0029】評価方法:実施例及び比較例のパウダーフ
ァンデーションを化粧歴10年以上の女性20人に使用
してもらい、以下の基準により評価した。 評価基準 評価結果 : 評点 非常に良い : 6点 良い : 5点 やや良い : 4点 普通 : 3点 やや悪い : 2点 悪い : 1点 非常に悪い : 0点 判定基準 全パネルの評点の平均点 : 判定 5.5点以上 : ◎ 4点以上〜5.5点未満 : ○ 2.5点以上〜4点未満 : △ 2.5点未満 : ×
【0030】表1の結果より、実施例1〜8のパウダー
ファンデーションは、比較例に比べて、毛穴や小じわを
隠蔽する効果、自然な仕上り、艶、化粧効果の持続性
(毛穴や小じわを隠蔽する効果の持続)の全ての項目に
優れていた。
【0031】 実施例9:水中油型乳液状ファンデーション (成分) (質量%) 1.流動パラフィン 4 2.スクワラン 6 3.ホホバ油 2 4.モノステアリン酸ソルビタン 1.5 5.トリステアリン酸(POE20モル付加)ソルビタン 1.5 6.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(25モル) 2 7.シリカ被覆マイカ(注2) 6 8.製造例1の酸化チタン内包球状シリカ 2 9.酸化チタン 5 10.黄酸化鉄 0.8 11.ベンガラ 0.3 12.黒酸化鉄 0.05 13.1,3−ブチレングリコール 10 14.グリセリン 2 15.パラオキシ安息香酸メチル 0.2 16.精製水 残量 注2:ベルベットベールE−100(触媒化成工業社製)
【0032】(製造方法) A:成分1〜6を混合し、加熱する。 B:成分8〜16を均一分散し、加熱する。 C:BにAを加えて、乳化し、室温まで冷却する。 D:Cを容器に充填して、水中油型乳液状ファンデーシ
ョンを得た。 実施例9の水中油型乳液状ファンデーションは、肌の毛
穴や小じわを隠蔽する効果に優れながら、同時に自然な
仕上がりで、肌に艶を与え、しかもその化粧効果の持続
性にも優れていた。
【0033】 実施例10:粉末状白粉 (成分) (質量%) 1.タルク 50 2.マイカ 残量 3.球状ナイロン 10 4.パラオキシ安息香酸メチル 0.2 5.黄酸化鉄 0.1 6.ベンガラ 0.05 7.黒酸化鉄 0.01 8.シリコン処理シリカ被覆マイカ(注1) 10 9.製造例2の酸化亜鉛内包球状シリカ 10 10.流動パラフィン 3
【0034】(製造方法) A:成分1〜9を混合分散する。 B:Aに成分10を添加して、均一分散し、粉砕する。 C:Bを容器に充填して、粉末状白粉を得た。 実施例10の粉末状白粉は、肌の毛穴や小じわを隠蔽す
る効果に優れながら、同時に自然な仕上がりで、肌に艶
を与え、しかもその化粧効果の持続性にも優れていた。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のメーキャ
ップ化粧料は、肌の毛穴や小じわを隠蔽する効果に優
れ、同時に自然な仕上がりで、肌に艶を与え、しかもそ
の化粧効果の持続性にも優れるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻原 毅 東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセ ー研究本部内 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB171 AB212 AB232 AB242 AB432 AC022 AC402 AC442 AC482 AD072 BB25 BB26 CC11 CC12 DD17 DD23 DD33 EE06 EE07 EE12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(a)及び(b); (a)粒径0.1〜1μmの球状粉体で被覆された粒径
    5〜50μmの板状粉体 (b)屈折率が1.8以上の粉体を内包する球状シリカ
    を含有することを特徴とするメーキャップ化粧料。
  2. 【請求項2】 成分(a)の含有量が0.5〜40質量
    %であり、且つ成分(b)の含有量が0.1〜20質量
    %である請求項1記載のメーキャップ化粧料。
  3. 【請求項3】 成分(b)の球状シリカの粒径が1〜1
    0μmであることを特徴とする請求項1又は2記載のメ
    ーキャップ化粧料。
  4. 【請求項4】 成分(a)の球状粉体が、シリカである
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかの項記載のメー
    キャップ化粧料。
  5. 【請求項5】 成分(a)がシリコーン化合物で処理さ
    れていることを特徴とする請求項1〜4の何れかの項記
    載のメーキャップ化粧料。
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