JP2002236837A - 商品情報提供端末、商品情報提供方法、商品情報提供用のコンピュータプログラム、商品販売登録データ処理装置、商品販売登録データ処理用のコンピュータプログラム及び商品販売登録データ処理システム - Google Patents

商品情報提供端末、商品情報提供方法、商品情報提供用のコンピュータプログラム、商品販売登録データ処理装置、商品販売登録データ処理用のコンピュータプログラム及び商品販売登録データ処理システム

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JP2002236837A
JP2002236837A JP2001034011A JP2001034011A JP2002236837A JP 2002236837 A JP2002236837 A JP 2002236837A JP 2001034011 A JP2001034011 A JP 2001034011A JP 2001034011 A JP2001034011 A JP 2001034011A JP 2002236837 A JP2002236837 A JP 2002236837A
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JP
Japan
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information
recipe
special sale
product
discount
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JP2001034011A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ueda
浩之 上田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より一層の商品の販売促進を図ることができ
る商品情報提供端末を提供することである。 【解決手段】 特売品についての特売品オブジェクトを
表示装置205に表示し、入力装置による特売品オブジ
ェクトの指定操作を受け付け、指定された特売品オブジ
ェクトに対応する特売品を含む料理のレシピを表示装置
205に表示する。そして、レシピに含まれる食材が同
時に購入された場合の合計金額に対する割引情報を表示
装置205に表示し、特売品、更には特売品を含む料理
のレシピを構成する食材に対する顧客の購買意欲を増進
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特売等の商品情報
を提供する商品情報提供技術、商品販売登録データを処
理する商品販売登録データ処理技術、及び、商品情報提
供技術と商品販売登録データ処理技術とを組み合わせた
技術に関する。本発明は、これらの技術を、商品情報提
供端末、商品情報提供方法、商品情報提供用のコンピュ
ータプログラム、商品販売登録データ処理装置、商品販
売登録データ処理用のコンピュータプログラム及び商品
販売登録データ処理システムとして提供する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば店舗に設置され、特売情報
等のような各種の情報を顧客に提供することができるよ
うにした商品情報提供端末と呼ばれる装置が実用化され
ている。このような商品情報提供端末は、その中身がコ
ンピュータであることから、インストールするソフトウ
エアの内容如何によって、様々な使い方をすることが可
能である。
【0003】このような商品情報提供端末の使用態様と
しては、例えば、特売品についての特売品情報を表示装
置に一覧表示したり、一覧表示した特売品情報のうちか
ら選択指定された特売品を含む料理のレシピを表示装置
に表示したり、あるいは、このように表示装置に表示さ
れた特売品情報やレシピを印字装置によって印字出力し
たりする、というような使用態様が提案されている。
【0004】ここで、店舗側が商品情報提供端末を導入
して店舗に設置するのは、顧客に商品情報を提供するこ
とで、商品の販売促進を図ることができるからである。
例えば、上述した具体例のように、表示装置への表示や
印字出力によって特売品情報を顧客に提供したり、その
特売品を含む料理のレシピを顧客に提供したりすれば、
特売品の販売促進に拍車がかかるであろうし、その特売
品を含むレシピを構成する食材の売れ行きも向上するこ
とであろう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、商品情報
提供端末を導入して店舗に設置することで、商品の販売
促進を図ることができる。そこで、商品情報提供端末を
用いることにより、より一層、商品の販売促進を実現さ
せることが期待されている。
【0006】本発明の目的は、より一層の商品の販売促
進を図ることができる商品情報提供端末、商品情報提供
方法、商品情報提供用のコンピュータプログラム、商品
販売登録データ処理装置、商品販売登録データ処理用の
コンピュータプログラム及び商品販売登録データ処理シ
ステムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の商品情報
提供端末の発明は、特売品についての特売品オブジェク
トを表示装置に表示し、入力装置による前記特売品オブ
ジェクトの指定操作を受け付け、指定された前記特売品
オブジェクトに対応する前記特売品を含む料理のレシピ
を前記表示装置に表示し、前記レシピに含まれる食材が
同時に購入された場合の合計金額に対する割引情報を前
記表示装置に表示する。
【0008】したがって、表示装置には、特売品オブジ
ェクトの指定によって対応する特売品を含むレシピが表
示され、そのレシピに含まれる食材が同時に購入された
場合の合計金額に対する割引情報が表示され、これらの
レシピ及び割引情報が顧客に提供される。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の商
品情報提供端末において、前記レシピを印字装置に印字
出力させるようにした。
【0010】したがって、特売品を含むレシピが印字出
力されて顧客に提供される。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の商
品情報提供端末において、前記割引情報を印字装置に印
字出力させるようにした。
【0012】したがって、割引情報も印字出力されて顧
客に提供される。
【0013】請求項4記載の商品情報提供装置の発明
は、表示装置と、入力装置と、特売品の商品情報とその
特売価格情報とを含む特売品情報と、前記特売品を含む
料理のレシピについてのレシピ情報と、前記レシピを構
成する食材の価格情報と、を記憶する記憶手段に記憶さ
れた前記特売品の商品情報に対応する特売品オブジェク
トを前記表示装置に表示させる特売品表示手段と、前記
表示装置に表示された前記特売品オブジェクトを前記入
力装置によって指定する特売品指定手段と、前記特売品
指定手段によって指定された前記特売品オブジェクトに
リンクする前記特売品を含む料理の前記レシピ情報を前
記表示装置に表示させるレシピ表示手段と、前記レシピ
表示手段によって前記表示装置に表示指示された前記レ
シピ情報を構成する前記食材について、前記特売価格情
報と前記価格情報とに基づいて算出される合計金額に対
して割引処理をする割引手段と、前記割引手段による割
引処理の結果を前記表示装置に表示させる割引処理結果
表示手段と、を具備する。
【0014】したがって、表示装置には、特売品オブジ
ェクトの指定によって対応する特売品を含むレシピが表
示され、そのレシピに含まれる食材が同時に購入された
場合の合計金額に対する割引情報が表示され、これらの
レシピ及び割引情報が顧客に提供される。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載の商
品情報提供端末において、前記特売品指定手段によって
指定された前記特売品オブジェクトがリンクする前記特
売品を含む料理の前記レシピ情報を印字装置に印字出力
させるレシピ印字手段を具備する。
【0016】したがって、特売品を含むレシピが印字出
力されて顧客に提供される。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項5記載の商
品情報提供端末において、前記割引手段による割引処理
の結果を前記印字装置に印字出力させる割引情報印字手
段を具備する。
【0018】したがって、割引情報も印字出力されて顧
客に提供される。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項4、5又は
6記載の商品情報提供端末において、前記入力装置は、
前記表示装置の表示面に配置されるタッチパネルであ
る。
【0020】したがって、タッチパネルに対するタッチ
操作によって情報が入力される。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項4、5、6
又は7記載の商品情報提供端末において、前記記憶手段
を具備する。
【0022】したがって、自ら備える記憶手段に対する
アクセスによって必要な情報を獲得する。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項8記載の商
品情報提供端末において、通信インターフェースと、前
記通信インターフェースを介して入力された前記特売品
情報と前記レシピ情報と前記価格情報とを前記記憶手段
に記憶させる記憶処理手段と、を具備する。
【0024】したがって、自ら備える記憶手段に対する
各種情報のダウンロードが可能となる。
【0025】請求項10記載の発明は、請求項4、5、
6又は7記載の商品情報提供端末において、通信インタ
ーフェースを具備し、この通信インターフェースを介し
て、必要に応じて前記記憶手段に記憶された情報にアク
セスする。
【0026】したがって、必要な情報の発生に応じて通
信インターフェースを介して記憶手段にアクセスし、必
要な情報を獲得する。
【0027】請求項11記載の発明は、請求項4、5、
6、7、8、9又は10記載の商品情報提供端末におい
て、前記特売品表示手段は、前記特売品オブジェクト
に、対応する前記特売価格情報を表示する。
【0028】したがって、特売オブジェクトによって、
特売品の特売価格が顧客に提供される。
【0029】請求項12記載の発明は、請求項4、5、
6、7、8、9、10又は11記載の商品情報提供端末
において、前記特売品表示手段は、複数の前記特売品オ
ブジェクトを一覧表示させる。
【0030】したがって、一覧表示された特売品オブジ
ェクトの中から所望の特売品オブジェクトを選択指定す
ることが可能となる。
【0031】請求項13記載の発明は、請求項4、5、
6、7、8、9、10、11又は12記載の商品情報提
供端末において、前記レシピ表示手段は、前記特売品指
定手段によって指定された前記特売品オブジェクトにリ
ンクする前記特売品を含む料理についての1又は2以上
の料理オブジェクトを前記表示装置に表示させ、前記料
理オブジェクトの前記入力装置による選択指示を許容
し、選択指示された前記料理オブジェクトにリンクする
前記レシピ情報を前記表示装置に表示させる。
【0032】したがって、特売品オブジェクトを指定す
ると、その特売品オブジェクトに対応する特売品を含む
1又は2以上の料理についての料理オブジェクトが表示
され、これらの料理オブジェクトの1つを選択指定する
と、その料理オブジェクトに対応する料理に関するレシ
ピ情報が表示される。
【0033】請求項14記載の商品情報提供方法は、特
売品についての特売品オブジェクトを表示装置に表示す
るステップと、入力装置による前記特売品オブジェクト
の指定操作を受け付けるステップと、指定された前記特
売品オブジェクトに対応する特売品を含む料理のレシピ
を前記表示装置に表示するステップと、前記レシピに含
まれる食材が同時に購入された場合の合計金額に対する
割引情報を前記表示装置に表示するステップと、を具備
する。
【0034】したがって、特売品オブジェクトの指定に
よって対応する特売品を含むレシピが表示装置に表示さ
れ、そのレシピに含まれる食材が同時に購入された場合
の合計金額に対する割引情報も表示装置に表示され、こ
れらのレシピ及び割引情報が顧客に提供される。
【0035】請求項15記載の機械読み取り可能な商品
情報提供用のコンピュータプログラムの発明は、コンピ
ュータにインストールされ、このコンピュータに、特売
品の商品情報とその特売価格情報とを含む特売品情報
と、前記特売品を含む料理のレシピについてのレシピ情
報と、前記レシピを構成する食材の価格情報と、を記憶
する記憶手段に記憶された前記特売品の商品情報にリン
クする特売品オブジェクトを表示装置に表示させる特売
品表示機能と、前記表示装置に表示された前記特売品オ
ブジェクトの入力装置による指定を許容する特売品指定
機能と、前記特売品指定機能によって指定された前記特
売品オブジェクトにリンクする前記特売品を含む料理の
前記レシピ情報を前記表示装置に表示させるレシピ表示
機能と、前記レシピ表示機能によって前記表示装置に表
示指示された前記レシピ情報を構成する前記食材につい
て、前記特売価格情報と前記価格情報とに基づいて算出
される合計金額に対して割引処理をする割引機能と、前
記割引機能による割引処理の結果を前記表示装置に表示
させる割引処理結果表示機能と、を実行させる。
【0036】したがって、特売品オブジェクトの指定に
よって対応する特売品を含むレシピが表示装置に表示さ
れ、そのレシピに含まれる食材が同時に購入された場合
の合計金額に対する割引情報も表示装置に表示され、こ
れらのレシピ及び割引情報が顧客に提供される。
【0037】請求項16記載の商品販売登録データ処理
装置の発明は、商品情報を入力する商品情報入力装置
と、前記商品情報入力装置によって入力された商品情報
に基づいて対応する価格情報を獲得することで商品販売
登録データ処理を実行する商品販売登録データ処理手段
と、特売品の商品情報とその特売価格情報及び前記特売
品を含む料理のレシピを構成する食材のうち規定食材の
部門情報を記憶する記憶手段を参照し、前記商品情報入
力装置によって前記特売品の商品情報が入力されたかど
うかを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段
によって前記特売品の商品情報が入力されたと判定され
た場合、前記記憶手段を参照し、前記特売品を含む料理
のレシピを構成する全ての前記規定食材が属する部門に
属する商品情報が前記商品情報入力装置によって入力さ
れたかどうかを判定する第2の判定手段と、前記第2の
判定手段による判定結果が肯定的である場合、前記特売
価格情報と前記価格情報とに基づいて算出される合計金
額に対して割引処理をし、この割引処理の結果を前記商
品販売登録データ処理に反映させる割引会計手段と、を
具備する。
【0038】したがって、特売品を含む料理のレシピを
構成する全ての規定食材が属する部門に属する商品情報
が商品情報入力装置によって入力された場合には、特売
価格情報と価格情報とに基づいて算出される合計金額に
対して割引処理がなされ、この割引処理の結果が商品販
売登録データ処理に反映される。つまり、特売品を含む
一定の商品群が購入された場合には、その購入価格が割
り引かれる。
【0039】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の商品販売登録データ処理装置において、前記記憶手段
を具備する。
【0040】したがって、自ら備える記憶手段に対する
アクセスによって必要な情報を獲得する。
【0041】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の商品販売登録データ処理装置において、通信インター
フェースと、前記通信インターフェースを介して入力さ
れた前記特売品情報とその特売価格情報及び前記特売品
を含む料理のレシピを構成する食材の商品情報とその価
格情報とを前記記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、
を具備する。
【0042】したがって、自ら備える記憶手段に対する
各種情報のダウンロードが可能となる。
【0043】請求項19記載の発明は、請求項16記載
の商品販売登録データ処理装置において、通信インター
フェースを具備し、この通信インターフェースを介し
て、必要に応じて前記記憶手段に記憶された情報にアク
セスする。
【0044】したがって、必要な情報の発生に応じて通
信インターフェースを介して記憶手段にアクセスし、必
要な情報を獲得する。
【0045】請求項20記載の機械読み取り可能な商品
販売登録データ処理用のコンピュータプログラムの発明
は、コンピュータにインストールされ、このコンピュー
タに、商品情報を入力する商品情報入力装置によって入
力された商品情報に基づいて対応する価格情報を獲得す
ることで商品販売登録データ処理を実行する商品販売登
録データ処理機能と、特売品の商品情報とその特売価格
情報及び前記特売品を含む料理のレシピを構成する食材
のうち規定食材の部門情報を記憶する記憶手段を参照
し、前記商品情報入力装置によって前記特売品の商品情
報が入力されたかどうかを判定する第1の判定機能と、
前記第1の判定手段によって前記特売品の商品情報が入
力されたと判定された場合、前記記憶手段を参照し、前
記特売品を含む料理のレシピを構成する全ての前記規定
食材が属する部門に属する商品情報が前記商品情報入力
装置によって入力されたかどうかを判定する第2の判定
機能と、前記第2の判定手段による判定結果が肯定的で
ある場合、前記特売価格情報と前記価格情報とに基づい
て算出される合計金額に対して割引処理をし、この割引
処理の結果を前記商品販売登録データ処理に反映させる
割引会計機能と、をを実行させる。
【0046】したがって、特売品を含む料理のレシピを
構成する全ての規定食材が属する部門に属する商品情報
が商品情報入力装置によって入力された場合には、特売
価格情報と価格情報とに基づいて算出される合計金額に
対して割引処理がなされ、この割引処理の結果が商品販
売登録データ処理に反映される。つまり、特売品を含む
一定の商品群が購入された場合には、その購入価格が割
り引かれる。
【0047】請求項21記載の商品販売登録データ処理
システムの発明は、商品情報を入力する商品情報入力装
置と、前記商品情報入力装置によって入力された商品情
報に基づいて対応する価格情報を獲得することで商品販
売登録データ処理を実行する商品販売登録データ処理手
段と、表示装置と、入力装置と、特売品の商品情報とそ
の特売価格情報とを含む特売品情報と、前記特売品を含
む料理のレシピについてのレシピ情報と、前記レシピを
構成する食材の価格情報と、を記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された前記特売品の商品情報に対応す
る特売品オブジェクトを前記表示装置に表示させる特売
品表示手段と、前記表示装置に表示された前記特売品オ
ブジェクトを前記入力装置によって指定する特売品指定
手段と、前記特売品指定手段によって指定された前記特
売品オブジェクトにリンクする前記特売品を含む料理の
前記レシピ情報を前記表示装置に表示させるレシピ表示
手段と、前記レシピ表示手段によって前記表示装置に表
示指示された前記レシピ情報を構成する前記食材につい
て、前記特売価格情報と前記価格情報とに基づいて算出
される合計金額に対して割引処理をする割引手段と、前
記割引手段による割引処理の結果を前記表示装置に表示
させる割引処理結果表示手段と、前記レシピ表示手段に
よって前記表示装置に表示指示された前記レシピ情報を
構成する前記食材の購入を宣言する宣言手段と、前記宣
言手段によって購入が宣言された前記食材群について、
前記割引手段による割引処理の結果を前記商品販売登録
データ処理に反映させる割引会計手段と、を具備する。
【0048】したがって、表示装置には、特売品オブジ
ェクトの指定によって対応する特売品を含むレシピが表
示され、そのレシピに含まれる食材が同時に購入された
場合の合計金額に対する割引情報が表示され、これらの
レシピ及び割引情報が顧客に提供される。そこで、この
ようなレシピ情報を構成する食材についての購入が宣言
されると、レシピ情報を構成する食材について、特売価
格情報と価格情報とに基づいて算出される合計金額に対
して割引処理がなされ、この割引処理の結果が商品販売
登録データ処理に反映される。つまり、特売品を含む一
定の商品群が購入された場合には、その購入価格が割り
引かれる。
【0049】請求項22記載の発明は、請求項21記載
の商品販売登録データ処理システムにおいて、前記特売
品指定手段によって指定された前記特売品オブジェクト
がリンクする前記特売品を含む料理の前記レシピ情報を
印字装置に印字出力させるレシピ印字手段を具備する。
【0050】したがって、特売品を含むレシピが印字出
力されて顧客に提供される。
【0051】請求項23記載の発明は、請求項22記載
の商品販売登録データ処理システムにおいて、前記割引
手段による割引処理の結果を前記印字装置に印字出力さ
せる割引情報印字手段を具備する。
【0052】したがって、割引情報も印字出力されて顧
客に提供される。
【0053】請求項24記載の発明は、請求項21、2
2又は23記載の商品販売登録データ処理システムにお
いて、商品販売登録データ処理装置とこの商品販売登録
処理装置にデータ転送可能に接続された商品情報提供端
末とを具備し、前記商品販売登録処理装置は、少なくと
も、前記商品情報入力手段と前記商品販売登録データ処
理手段とを具備し、前記商品情報提供端末は、少なくと
も、前記表示装置と前記入力装置とを具備する。
【0054】したがって、その他の構成要件について
は、商品販売登録データ処理装置と商品情報提供端末と
のいずれにあってもよく、また、これらの商品販売登録
データ処理装置と商品情報提供端末との少なくとも一方
との間でデータ転送可能な状態であれば、別の場所にあ
っても良い。
【0055】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
ないし図13に基づいて説明する。
【0056】図1は、システム構成を示す模式図であ
る。本実施の形態は、例えば、スーパーマーケット等の
店舗に設置される商品販売登録データ処理システムへの
適用例であり、本システムは、ストアコントローラ10
1、商品情報提供端末201及び商品販売登録データ処
理装置としての複数台のPOS端末301(POS:Po
int of sales)が、例えば10BASE−Eや100B
ASE−EX等のイーサネット(登録商標)配線による
通信網401を介してネットワーク接続されて構築され
ている。
【0057】ここで、ストアコントローラ101は、例
えば、一般的なパーソナルコンピュータに特有のソフト
ウエア(プログラム)がインストールされて構成されて
いる。そこで、ストアコントローラ101は、外観上、
本体部102、表示装置103、キーボード104及び
マウス105によって構成されている。もっとも、本実
施の形態において、ストアコントローラ101が一般的
なパーソナルコンピュータによって構成されているとい
うことは、ストアコントローラ101を専用機によって
構成することを妨げるわけではない。
【0058】商品情報提供端末201は、後述するコン
ピュータ202及びプリンタ203を内蔵する情報提供
端末であり、例えば、店舗内の所定位置に配置されて使
用される。このような商品情報提供端末201は、外観
上、ハウジング204の上面に配置される液晶表示パネ
ルである表示装置205、この表示装置205の表示面
に重ねて配置される入力装置としてのタッチパネル20
6、及び、ハウジングの内部に連通する発行口207を
備えている。
【0059】POS端末301は、複数個がストアコン
トローラ101に通信網401を介して接続され、ドロ
ワ302の上に設置された一般的なPOS端末構成を有
している。つまり、キャッシャ用と顧客用とのそれぞれ
の表示装置303、キーボード304、スキャナ30
5、後述するカードリーダ306及び後述するプリンタ
307等を備えており、商品販売登録データ処理を実行
する。このようなPOS端末301は、その外観上、レ
シート発行口308、ジャーナル確認窓309及びカー
ド挿入口310を有している。
【0060】図2は、ストアコントローラ101におけ
る各部の電気的接続を示すブロック図である。前述した
ように、ストアコントローラ101は、一般的なパーソ
ナルコンピュータに特有のソフトウエア(プログラム)
がインストールされて構成されている。そこで、ストア
コントローラ101は、その基本的なアーキテクチャと
して、各種の演算処理を実行して各部を集中的に制御す
るメインCPU106に対し、ROM107、RAM1
08及び記憶手段としてのハードディスクドライブ(H
DD)109がシステムバス110を介して接続されて
構成されている。また、システムバス110には、表示
コントローラ111を介して表示装置103が接続さ
れ、入力コントローラ112を介してキーボード104
及びマウス105が接続され、CD−ROMドライブ1
13及び通信インターフェース114が接続され、これ
らの各部がメインCPU106による制御を受けること
になる。ストアコントローラ101における通信インタ
ーフェース114は、通信網401を介してストアコン
トローラ101と商品情報提供端末201及びPOS端
末301との間でのデータ通信を実現させるばかりでな
く、例えば電話回線である専用線や公衆回線網を介した
外部システムとストアコントローラ101との間でのデ
ータ通信も実現させる。もっと、外部システムとストア
コントローラ101との間でのデータ通信は、電話回線
以外の他の伝送媒体を介して実現させても良い。
【0061】このような基本構成を備えたストアコント
ローラ101は、基本的なオペレーティングシステム上
で動作する特有のソフトウエア(プログラム)がインス
トールされ、ストアコントローラとしての機能や本発明
を実施する機器としての機能を奏する。このような特有
のソフトウエア(プログラム)は、例えば、CD−RO
M115という記憶媒体の形態で実現されており、その
ようなCD−ROM115はCD−ROMドライブ11
3による駆動によってHDD109にダウンロードされ
る。別の実施の形態として、特有のソフトウエア(プロ
グラム)は、通信インターフェース114を介して別の
システムからHDD109にダウンロードされても良
い。いずれにしても、これらの場合、HDD109自体
が、プログラムを格納する記憶媒体として機能する。
【0062】そして、ストアコントローラ101では、
HDD109にインストールされている特有のソフトウ
エア(プログラム)の全部又は一部は、その起動時にH
DD109からRAM210に書き込まれ、アクセス速
度の向上が図られる。
【0063】更に、ストアコントローラ2は、そのHD
D109に、マスタPLUファイル121とレシピデー
タベース122とを記憶保持している。マスタPLUフ
ァイル121は、各POS端末301に参照されるマス
タのPLUファイルであり、商品コードに対応付けて商
品名や単価等の各種のデータを書き換え自在に記憶保持
している。このようなマスタPLUファイル121は、
各商品を特売品として扱う場合の便宜を考慮し、各商品
コード毎にその商品の単価を一時的に変更可能にする記
憶領域を含んでいる。これは、一例として、各商品コー
ドに対応させて設けられた特売フラグ領域と特売単価領
域とによって実現可能である。
【0064】レシピデータベース122は、テキストデ
ータからなる料理名とイメージデータからなるその料理
のイメージとによって構成される料理情報に対応付け
て、その料理についてのレシピ情報を記憶保持するデー
タベースである。ここでのレシピ情報は、ある料理につ
いての全ての食材名を列挙するレシピ、そのレシピを構
成する各食材についての商品コード、この商品コードに
よって特定される商品が属する部門の部門コード、商品
コードに対応する単価、この単価の単位から構成された
テキストデータである。ストアコントローラ101にイ
ンストールされている特有のソフトウエア(プログラ
ム)は、ストアコントローラ101を例えば設定モード
にした状態でマスタPLUファイル121を書き換えた
場合、この書き換えをレシピデータベース122に反映
し得るように構築されている。
【0065】図3は、商品情報提供端末201における
各部の電気的接続を示すブロック図である。商品情報提
供端末201は、前述したように、コンピュータ202
を内蔵している。そこで、このコンピュータ202の基
本的なアーキテクチャとして、各種の演算処理を実行し
て各部を集中的に制御するメインCPU208に対し、
ROM209、RAM210及び記憶手段としてのハー
ドディスクドライブ(HDD)211がシステムバス2
12を介して接続されて構成されている。また、システ
ムバス212には、表示コントローラ213を介して表
示装置205が接続され、タッチパネルコントローラ2
14を介してタッチパネル206が接続され、プリンタ
コントローラ215を介してプリンタ203が接続さ
れ、通信インターフェース216が接続され、これらの
各部がメインCPU208による制御を受けることにな
る。通信インターフェース216は、通信網401を介
してストアコントローラ101と商品情報提供端末20
1との間でのデータ通信を実現させる。
【0066】ここで、商品情報提供端末201では、R
OM209に書き込まれていたり、あるいは、HDD2
11にインストールされていたりするソフトウエア(プ
ログラム)に従いメインCPU208が各種の演算処理
を実行し、各種制御がなされる。したがって、ROM2
09やHDD211は、ソフトウエア(プログラム)を
記憶する記憶媒体となる。そして、ソフトウエア(プロ
グラム)がHDD211にインストールされている場
合、そのソフトウエア(プログラム)の全部又は一部
は、商品情報提供端末201の起動時にHDD109か
らRAM210に書き込まれ、アクセス速度の向上が図
られる。
【0067】そして、このような商品情報提供端末20
1におけるソフトウエア(プログラム)は、商品情報提
供端末201のHDD211に、ストアコントローラ1
01のHDD109に構築されたレシピデータベース1
22をレプリケートする。つまり、ストアコントローラ
101にインストールされた特有のソフトウエア(プロ
グラム)は、レシピデータベース122のレプリケート
命令に基づいて商品情報提供端末201のHDD211
にレシピデータベース122を転送し、これに応じて商
品情報提供端末201におけるソフトウエア(プログラ
ム)は、自らのHDD211に、転送されてきたレシピ
データベース122をレプリケートし、レシピデータベ
ース222を構築する。
【0068】図4は、POS端末301における各部の
電気的接続を示すブロック図である。POS端末301
の基本的なアーキテクチャとして、各種の演算処理を実
行して各部を集中的に制御するメインCPU311に対
し、ROM312、RAM313及び記憶手段としての
ハードディスクドライブ(HDD)314がシステムバ
ス315を介して接続されて構成されている。また、シ
ステムバス315には、表示コントローラ316を介し
て表示装置303が接続され、入力コントローラ317
を介して商品情報入力装置としてのキーボード304、
商品情報入力装置としてのスキャナ305及びカードリ
ーダ306が接続され、プリンタコントローラ318を
介してプリンタ307が接続され、通信インターフェー
ス319が接続され、これらの各部がメインCPU31
1による制御を受けることになる。通信インターフェー
ス319は、通信網401を介してストアコントローラ
101とPOS端末301との間でのデータ通信を実現
させる。
【0069】ここで、POS端末301では、ROM3
12に書き込まれていたり、あるいは、HDD314に
インストールされていたりするソフトウエア(プログラ
ム)に従いメインCPU311が各種の演算処理を実行
し、各種制御がなされる。したがって、ROM312や
HDD314は、ソフトウエア(プログラム)を記憶す
る記憶媒体となる。そして、ソフトウエア(プログラ
ム)がHDD314にインストールされている場合、そ
のソフトウエア(プログラム)の全部又は一部は、商品
情報提供端末201の起動時にHDD109からRAM
210に書き込まれ、アクセス速度の向上が図られる。
【0070】図5は、ストアコントローラ101、商品
情報提供端末201及びPOS端末301と、それらの
機器がそれぞれ保持する商品情報提供用のデータ構造と
を対応付けて示す模式図である。ストアコントローラ1
01では、そのHDD109に、フォルダ101、10
2、103及び割引金額フォルダ104の領域が確保さ
れている。
【0071】ストアコントローラ101にインストール
された特有のソフトウエア(プログラム)は、ストアコ
ントローラ101のHDD109におけるフォルダ10
1及び割引金額フォルダ104(実施の形態によっては
101、102、103及び割引金額フォルダ104)
に対する所望のテキストデータの登録をユーザに許容す
る処理をメインCPU106に実行させる。つまり、ユ
ーザは、フォルダ101及び割引金額フォルダ104
(実施の形態によっては101、102、103及び割
引金額フォルダ104)の書式や登録内容を表示装置1
03に表示させた状態で、キーボード104やマウス1
05を用い、それらのフォルダ101及び割引金額フォ
ルダ104(実施の形態によっては101、102、1
03及び割引金額フォルダ104)に対するテキストデ
ータの新規登録及び登録更新を行なうことが可能であ
る。
【0072】そして、ストアコントローラ101のHD
D109におけるフォルダ101、102、103及び
割引金額フォルダ104の内容は、通信インターフェー
ス114、216を利用した通信網401を介したデー
タ通信によって、商品情報提供端末201におけるHD
D211のフォルダ201、202、203及び割引金
額フォルダ204に転送登録可能である。
【0073】また、ストアコントローラ101のHDD
109における割引金額フォルダ104の内容は、通信
インターフェース114、319を利用した通信網40
1を介したデータ通信によって複数個のPOS端末30
1に配信され、各POS端末301におけるHDD31
4の割引金額フォルダ304に転送登録可能である。
【0074】更に、ストアコントローラ101のHDD
109におけるフォルダ103には、ある実体情報にリ
ンクするタグが登録されており、このタグがリンクする
実体情報の内容は、通信インターフェース114、31
9を利用した通信網401を介したデータ通信によって
複数個のPOS端末301に配信され、各POS端末3
01におけるHDD314のフォルダ303に転送登録
可能である。
【0075】図6は、ストアコントローラ101及び商
品情報提供端末201がそれぞれ保持する商品情報提供
用のデータ構造を拡大して示す模式図である。つまり、
図6には、フォルダ101、201、フォルダ102、
202、フォルダ103、203及び割引金額フォルダ
104、204のデータ構造及びデータ例が示されてい
る。
【0076】まず、フォルダ101には、1又は2以上
の特売品に関する特売品情報が登録されている。特売品
情報は、例えば特売品の商品コードからなる商品情報
と、その特売品の商品名と、その特売価格についての特
売価格情報とを含み、必要に応じて特売単位についての
情報を含んでいる。特売単位としては、例えば、1パッ
ク、100g等を例示することができる。こうしてフォ
ルダ101に登録された内容は、前述したように、通信
インターフェース114、216を利用した通信網40
1を介したデータ通信によって、商品情報提供端末20
1におけるHDD211のフォルダ201に転送登録さ
れる。
【0077】商品情報提供端末201が保持するソフト
ウエア(プログラム)は、フォルダ201の各特売品記
憶領域に対応する特売品オブジェクト251(図9の初
期(特売品一覧)画面を参照)をその表示装置205に
表示出力する処理をメインCPU208に実行させる。
ここでの特売品記憶領域というのは、図6に例示するフ
ォルダ201中、「卵L」、「豚小間切れ」、「豚カレ
ー・シチュー用」等として区分けされている各領域を意
味する。そして、表示装置205に表示出力された特売
品オブジェクト251には、フォルダ201に登録され
たテキストデータが表示される。
【0078】なお、特売品オブジェクト251に関して
は、ストアコントローラ101についても、類似の図示
しない特売品オブジェクトがその表示装置205に表示
されるように構成されていても良い。これを実現するた
めには、ストアコントローラ101にインストールされ
た特有のソフトウエア(プログラム)が、特売品オブジ
ェクト251に類似するような、フォルダ101の各特
売品記憶領域に対応する図示しない特売品オブジェクト
をその表示装置205に表示出力するように構築されて
いれば良い。
【0079】次いで、フォルダ102、202には、各
特売品記憶領域に対応付けられて、1又は2以上の料理
情報が登録されている。ここでの料理情報というのは、
ストアコントローラ101のHDD109に記憶保持さ
れたレシピデータベース122の一部を構成する料理情
報、又は、商品情報提供端末201のHDD211にレ
プリケートされたレシピデータベース222の一部を構
成する料理情報に対するリンク情報である。つまり、フ
ォルダ102、202に格納された料理情報の実体は、
レシピデータベース122、222の一部を構成する料
理情報にリンクするタグである。
【0080】ストアコントローラ101における特有の
ソフトウエア(プログラム)は、フォルダ101に商品
コードが設定された場合、設定された商品コードを食材
として含むレシピ情報をレシピデータベース122から
検索し、検索されたレシピ情報に対応する料理情報に対
するタグをフォルダ102に自動登録するように構築さ
れている。一例として、ストアコントローラ101にお
いては、図6に例示するように、フォルダ101に「卵
L」についての商品コードが設定された場合、「オムレ
ツ」、「ニラの卵とじ」、「茶碗蒸」というような「卵
L」を食材として含む料理情報に対するタグがフォルダ
102に自動登録される。このような処理は、ストアコ
ントローラ101において、レシピデータベース122
のレシピ情報中にある商品コードを参照し、この商品コ
ードを含むレシピ情報に対応する料理情報を検索するこ
とによって実現可能である。こうしてフォルダ102に
登録された内容は、前述したように、通信インターフェ
ース114、216を利用した通信網401を介したデ
ータ通信によって、商品情報提供端末201におけるH
DD211のフォルダ202に転送登録される。
【0081】もっとも、別の実施の形態として、ストア
コントローラ101のフォルダ102には手動によって
データ登録がなされ、こうしてフォルダ102に登録さ
れたデータが商品情報提供端末201のフォルダ202
に転送登録されるように構成しても良い。
【0082】商品情報提供端末201が保持するソフト
ウエア(プログラム)は、フォルダ202の各料理記憶
領域に対応する料理オブジェクト252(図10の調理
例画面を参照)をその表示装置205に表示出力する処
理をメインCPU106に実行させる。ここでの料理記
憶領域というのは、図6に例示するフォルダ202中、
「オムレツ」、「ニラの卵とじ」、「茶碗蒸」等として
区分けされている各領域を意味する。そして、表示装置
205に表示出力された料理オブジェクト252には、
その料理についての料理名とイメージデータとが表示さ
れる。これは、商品情報提供端末201が保持するソフ
トウエア(プログラム)が、フォルダ202に登録され
た料理情報(タグ)がリンクする料理情報をレシピデー
タベース222から検索し、検索された料理情報である
その料理名及びイメージデータを料理オブジェクト25
2に重ねて表示する、という処理を実行することによっ
て実現される。
【0083】もっとも、別の実施の形態として、商品情
報提供端末201が保持するソフトウエア(プログラ
ム)は、フォルダ202に登録された料理情報(タグ)
がリンクする料理情報をストアコントローラ101のレ
シピデータベース122から検索し、検索された料理情
報であるその料理名及びイメージデータの転送要求をス
トアコントローラ101に対して行ない、転送された料
理情報をRAM210のキャッシュメモリ領域に保存
し、この保存情報を料理オブジェクト252に重ねて表
示する、という処理をメインCPU208に実行させて
も良い。このような実施の形態では、ストアコントロー
ラ101のレシピデータベース122を商品情報提供端
末201のHDD211にレプリケートする必要がなく
なる。
【0084】そして、商品情報提供端末201が保持す
るソフトウエア(プログラム)は、図10に示す調理例
画面中に、「戻る」と名付けられたリターンオブジェク
ト261を表示出力する処理をメインCPU208に実
行させる。このリターンオブジェクト261は、図8に
示すフローチャート中のステップS5の処理コマンドに
リンクしている。
【0085】次いで、フォルダ103、203には、フ
ォルダ102、202の各料理記憶領域に対応させ、各
料理記憶領域に登録された料理情報(タグ)に含まれて
いる料理のレシピ情報が登録されている。ここでのレシ
ピ情報というのは、ストアコントローラ101のHDD
109に記憶保持されたレシピデータベース122の一
部を構成するレシピ情報、又は、商品情報提供端末20
1のHDD211にレプリケートされたレシピデータベ
ース222の一部を構成するレシピ情報に対するリンク
情報である。つまり、フォルダ103、203に格納さ
れた料理情報の実体は、レシピデータベース122、2
22の一部を構成するレシピ情報にリンクするタグであ
る。
【0086】ストアコントローラ101における特有の
ソフトウエア(プログラム)は、フォルダ101に商品
コードが設定された場合、設定された商品コードを食材
として含むレシピ情報をレシピデータベース122から
検索し、検索されたレシピ情報に対応する料理情報に対
するタグをフォルダ102に自動登録するに際し、各料
理情報に対応させてそのレシピ情報に対するタグもフォ
ルダ103に自動登録するように構築されている。一例
として、ストアコントローラ101においては、図6に
例示するように、フォルダ102に「茶碗蒸」が自動登
録されるに際し、その食材である「たまご汁(卵L、だ
し汁、みりん、薄口しょうゆ、塩)」、「車えび」、
「鶏もも肉」、「ゆり根」及び「生しいたけ」というよ
うな「茶碗蒸」の食材名、それらの食材個々の商品コー
ド、それらの食材個々の単価、各単価の単位からなるレ
シピ情報に対するタグがフォルダ103に自動登録され
る。こうしてフォルダ103に登録された内容は、前述
したように、通信インターフェース114、216を利
用した通信網401を介したデータ通信によって、商品
情報提供端末201におけるHDD211のフォルダ2
03に転送登録される。
【0087】もっとも、別の実施の形態として、ストア
コントローラ101のフォルダ103には手動によって
データ登録がなされ、こうしてフォルダ103に登録さ
れたデータが商品情報提供端末201のフォルダ203
に転送登録されるように構成しても良い。
【0088】商品情報提供端末201が保持するソフト
ウエア(プログラム)は、フォルダ203の各レシピ記
憶領域に登録されたタグによって参照されるレシピ情報
をレシピデータベース222から参照し、そのレシピ情
報を表示装置205に表示出力する処理をメインCPU
208に実行させる(図11の食材・価格画面を参
照)。この際、フォルダ203に登録されているタグに
よって参照されるレシピ情報中の食材の1つは、フォル
ダ201に登録された商品コードと同一の商品コードを
持つはずである。そこで、フォルダ201に登録された
商品コードと同一の商品コードを持つレシピ情報中の食
材については、表示装置205への表示出力に際して、
「(特売品)」というテキストデータが付与される。
【0089】もっとも、別の実施の形態として、商品情
報提供端末201が保持するソフトウエア(プログラ
ム)は、フォルダ203に登録されたレシピ情報(タ
グ)がリンクするレシピ情報をストアコントローラ10
1のレシピデータベース122から検索し、検索された
レシピ情報の転送要求をストアコントローラ101に対
して行ない、転送されたレシピ情報をRAM210のキ
ャッシュメモリ領域に保存し、この保存情報を表示装置
205に表示出力する処理をメインCPU208に実行
させても良い。このような実施の形態では、ストアコン
トローラ101のレシピデータベース122を商品情報
提供端末201のHDD211にレプリケートする必要
がなくなる。
【0090】そして、商品情報提供端末201が保持す
るソフトウエア(プログラム)は、図11に示す食材・
価格画面中に、「戻る」と名付けられたリターンオブジ
ェクト271と、「印刷」と名付けられた印刷オブジェ
クト272と、「終了」と名付けられた終了オブジェク
ト273とを表示出力する処理をメインCPU208に
実行させる。リターンオブジェクト271は図8に示す
フローチャート中のステップS11の処理コマンドにリ
ンクし、印刷オブジェクト272は図8に示すフローチ
ャート中のステップS9の処理コマンドにリンクし、終
了オブジェクト273は図8に示すフローチャート中の
ステップS12の処理コマンドにリンクしている。
【0091】次いで、ストアコントローラ101では、
そのHDD109中の割引金額フォルダ104に、割引
金額となる所望の金額を登録可能である。こうして割引
金額フォルダ104に登録された内容は、前述したよう
に、通信インターフェース114、216を利用した通
信網401を介したデータ通信によって、商品情報提供
端末201におけるHDD211のフォルダ204に転
送登録される。
【0092】図7は、POS端末301が保持する商品
情報提供用のデータ構造を拡大して示す模式図である。
つまり、図7には、フォルダ302、303及び及び割
引金額フォルダ304のデータ構造及びデータ例が示さ
れている。
【0093】前述したように、ストアコントローラ10
1のHDD109における割引金額フォルダ104の内
容は、通信インターフェース114、319を利用した
通信網401を介したデータ通信によって複数個のPO
S端末301に配信され、各POS端末301における
HDD314の割引金額フォルダ304に転送登録可能
である。したがって、割引金額フォルダ304には、ス
トアコントローラ101のHDD109における割引金
額フォルダ104の内容がコピーされている。
【0094】また、前述したように、ストアコントロー
ラ101のHDD109におけるフォルダ103には、
ある実体情報であるレシピデータベース122中のレシ
ピ情報にリンクするタグが登録されており、このタグが
リンクする実体情報であるレシピ情報の内容は、通信イ
ンターフェース114、319を利用した通信網401
を介したデータ通信によって複数個のPOS端末301
に配信され、各POS端末301におけるHDD314
のフォルダ303に転送登録可能である。したがって、
フォルダ303には、ストアコントローラ101のHD
D109におけるフォルダ103に登録されたタグがリ
ンクするレシピ情報がコピーされている。ここでのレシ
ピ情報は、各レシピを構成する食材についての商品コー
ド、この商品コードの商品が属する部門の部門コード、
商品コードに対応する単価、この単価の単位及び特売品
フラグである。ここで、特売品フラグは、ストアコント
ローラ101のHDD109に記憶されたレシピデータ
ベース122において保持されていない。そこで、特売
品フラグは、ストアコントローラ101のHDD109
におけるフォルダ101を参照して設定される。つま
り、ストアコントローラ101における特有のソフトウ
エア(プログラム)は、フォルダ101を参照すること
でレシピ情報中の各商品コードについて特売品フラグの
ステータスを設定し、このようなステータス設定済みの
特売品フラグ情報をレシピ情報と共に各POS端末30
1に配信する処理を実行する。
【0095】図7中、フォルダ305は、販売商品情報
を一時的にレジストするPOS端末301におけるRA
M313のキャッシュ領域である。つまり、POS端末
301が保持するソフトウエア(プログラム)は、スキ
ャナ305やキーボード304等の商品情報入力装置で
入力された商品コードをフォルダ305に順次登録し、
この登録された商品コードについて商品販売登録データ
処理を実行する。この商品販売登録データ処理は、顧客
との間での金銭授受を可能とし、図示しない売上メモリ
を更新登録するという一般的な商品販売登録データ処理
と異なるところがない。
【0096】図8は、商品情報提供端末201における
商品情報提供処理の流れを示すフローチャートである。
この商品情報提供処理は、商品情報提供端末201が保
持するソフトウエア(プログラム)が商品情報提供端末
201のメインCPU208に実行させる処理である。
図9ないし図12を参照しながら、商品情報提供処理に
ついて説明する。ここで、図9は商品情報提供端末20
1の表示装置205に表示される初期(特売品一覧)画
面の一例を示す模式図、図10は調理例画面の一例を示
す模式図、図11は食材・価格画面の一例を示す模式
図、図12はレシピ印字例を示す模式図である。
【0097】まず、商品情報提供端末201では、初期
(特売品一覧)画面表示として、図9に例示するような
特売品オブジェクト251を含む画面表示がなされる
(ステップS1)。このような特売品オブジェクト25
1は、商品情報提供端末201のHDD211に格納さ
れたフォルダ201に設定された特売品情報の内容を表
示する。ここに、特売品表示手段の機能(特売品表示機
能)が実行される。
【0098】この初期(特売品一覧)画面表示からタッ
チパネル206のタッチ操作によって特売品オブジェク
ト251のうちの一つが選択指定されると(ステップS
2のY)、品目選択がなされる。ここに、特売品指定手
段の機能(特売品指定機能)が実行される。
【0099】品目選択がなされると、HDD211のフ
ォルダ201とフォルダ202とが参照され、選択され
た特売品オブジェクト251がリンクする商品コードが
HDD211に格納されたレシピデータベース222か
ら検索され(ステップS3)、このレシピデータベース
222中の商品情報に基づく料理オブジェクト252が
表示装置205に表示出力される(ステップS4)。こ
の場合の表示装置205の表示は、図10に例示するよ
うな調理例画面となる。この調理例画面は、図9に例示
する初期(特売品一覧)画面から「卵Lサイズ」という
商品が選択指定され、この「卵Lサイズ」を用いた調理
例(料理)として、「オムレツ」、「ニラの卵とじ」及
び「茶碗蒸」を表示している例である。
【0100】この際、図10に例示する調理例画面に
は、リターンオブジェクト261が含まれている。そこ
で、タッチパネル206のタッチ操作によってそのリタ
ーンオブジェクト261が選択指定されると(ステップ
S5のY)、商品情報提供端末201のHDD211か
ら初期画面データが呼び出され(ステップS13)、再
び、初期(特売品一覧)画面表示がなされる(ステップ
S1)。
【0101】これに対し、リターンオブジェクト261
が選択指定されないまま(ステップS5のN)、タッチ
パネル206のタッチ操作によって、表示装置205に
表示された料理オブジェクト252のうちの一つが選択
指定されると(ステップS6のY)、HDD211のフ
ォルダ202とフォルダ203とが参照され、選択され
た料理オブジェクト252がリンクするレシピ情報がH
DD211に格納されたレシピデータベース222から
呼び出され(ステップS7)、表示装置205に表示出
力される(ステップS8)。この場合の表示装置205
の表示は、図11に例示するような食材・価格画面とな
る。図11に例示する食材・価格画面は、図10に例示
する調理例画面から「茶碗蒸」が選択指示され、茶碗蒸
のレシピが表示されている画面である。ここに、レシピ
表示手段の機能(レシピ表示機能)が実行される。
【0102】ここで、ステップS7においては、選択さ
れた料理オブジェクト252がリンクするレシピ情報を
HDD211に格納されたレシピデータベース222か
ら呼び出すばかりでなく、そのレシピ情報に含まれるレ
シピを構成する食材の合計金額である通常価格を算出す
る。ここでの通常価格は、レシピ情報に含まれている各
食材の単価に基づいて算出される。この場合の単価は、
図9の初期(特売品一覧)画面に含まれる特売商品に関
しては特売価格ということになる。そして、商品情報提
供端末201が保持するソフトウエア(プログラム)
は、このようなレシピ情報に含まれるレシピを構成する
食材の合計金額である通常価格を算出した後、HDD2
11中の割引金額フォルダ204に登録されている割引
金額を参照し、合計金額から割引金額を差し引いてセッ
ト割引価格を求める。このセット割引価格というのは、
図11に例示するような食材・価格画面に表示されてい
る特売品及び特売品以外の食材が属する部門の商品をセ
ットで購入した場合の割引合計金額である。ここに、割
引手段の機能(割引機能)が実行される。
【0103】このように、セット割引価格は、特売品及
び特売品以外の食材が属する部門の商品をセットで購入
した場合の割引合計金額である。但し、割引合計金額を
求めるに際して、特売品以外の食材については、その全
ての食材が同時に購入されることを想定しているわけで
はない。これは、図11に例示するように、料理のレシ
ピには「みりん」や「薄口しょうゆ」といった調味料類
等が含まれるのが通常であるのに対し、このような調味
料類まで同時に購入しないとセット割引されないとする
と、顧客の購買意欲が損なわれるからである。そこで、
本実施の形態では、特売品及び特売品以外の食材が属す
る部門の商品をセットで購入した場合に割引処理の対象
となる食材を規定食材として自由に設定することができ
る。つまり、レシピデータベース122、222中、単
価欄に金額が設定されている食材は規定食材であり、単
価欄がNull値である食材は規定食材ではない、とい
う区別がなされている。
【0104】こうして通常価格とセット割引価格とが算
出されたなら、ステップS8の処理によって、それらの
通常価格及びセット割引価格も表示装置205に表示出
力される。もっとも、図11には、通常価格及びセット
割引価格が表示されていないが、これらの情報は、図1
1中に表示されているスクロールバー281のタッチパ
ネル206による操作によって表示可能である。ここ
に、割引処理結果表示手段の機能(割引処理結果表示機
能)が実行される。
【0105】そして、商品情報提供端末201では、図
11中に表示される印刷オブジェクト272がタッチ選
択された場合には(ステップS9のY)、プリンタ20
3が駆動制御され、図11に例示するような食材・価格
画面の内容が印字出力される(ステップS10)。図1
2に、その印字例を示す。ここに、レシピ印字手段及び
割引情報印字手段の機能が実行される。
【0106】また、商品情報提供端末201では、図1
1中に表示されるリターンオブジェクト271がタッチ
選択された場合には(ステップS11のY)、ステップ
S3の処理にリターンし、図10に例示するような調理
例画面に画面表示を戻す。
【0107】そして、商品情報提供端末201では、図
11中に表示される終了オブジェクト273がタッチ選
択されることにより(ステップS12のY)、HDD2
11から初期画面データが呼び出され(ステップS1
3)、再び、初期(特売品一覧)画面表示がなされる
(ステップS1)。
【0108】このように、本実施の形態では、商品情報
提供端末201の表示装置205には、特売品オブジェ
クト251の選択指定によって対応する特売品を含むレ
シピが表示され(図11参照)、そのレシピに含まれる
食材が同時に購入された場合の合計金額に対する割引情
報が表示され、これらのレシピ及び割引情報が顧客に提
供される。そして、必要に応じて特売品を含むレシピ及
び割引情報を印字出力することも可能である。レシピを
印字した場合、食材のピックアップやそのレシピに従っ
た調理の容易化が図られる。
【0109】図13は、POS端末301による商品販
売登録データ処理の流れを示すフローチャートである。
この商品販売登録データ処理は、POS端末301が保
持するソフトウエア(プログラム)がPOS端末301
のメインCPU311に実行させる処理である。
【0110】まず、スキャナ305やキーボード304
等の商品情報入力装置で入力された商品コードは、RA
M210のキャッシュメモリを利用したフォルダ305
に順次登録される(ステップS21)。
【0111】そして、POS端末301では、キーボー
ド304中に含まれている小計キーが押下された場合
(ステップS22のY)、売上合計金額を算出し(ステ
ップS30)、締めキーの押下を条件に(ステップS3
1)、売上登録処理を実行する(ステップS32)。売
上登録処理は、ドロワ302を開放することで顧客との
間での金銭授受を可能とし、図示しない売上メモリを更
新登録するという処理である。ここに、商品販売登録デ
ータ処理手段の機能(商品販売登録データ処理機能)が
実行される。
【0112】本実施の形態のPOS端末301では、こ
のような商品販売登録データ処理に先立ち、フォルダ3
05に登録されている商品情報(商品コード)を呼び出
し(ステップS23)、POS端末301のHDD31
4に格納されているフォルダ303を参照してフォルダ
305に特売品が登録されているかどうかを判定する
(ステップS24)。つまり、フォルダ303に登録さ
れている各商品コードには、特売品フラグが対応付けら
れているため、フォルダ305に登録されている商品に
対応するフォルダ303中の商品が持つ特売品フラグの
ステータスを参照することで、フォルダ305に特売品
が登録されているかどうかが判定される。ここに、第1
の判定手段の機能(第1の判定機能)が実行される。
【0113】ステップS24で、フォルダ305に特売
品が登録されていないと判定されれば(ステップS24
のN)、そのまま商品販売登録データ処理が実行される
(ステップS30〜32)。
【0114】これに対して、ステップS24で、フォル
ダ305に特売品が登録されていると判定された場合に
は(ステップS24のY)、フォルダ303からその特
売品のグループに属する商品の部門コードが呼び出され
る(ステップS25)。そして、フォルダ305に一時
登録された商品の商品コードに基づいてストアコントロ
ーラ101のマスタPLUファイル121から部門コー
ドを呼び出し、これをフォルダ303から呼び出した部
門コードと比較する(ステップS26)。つまり、ここ
では、セット割引の対象となっている部門の商品群が全
て購入されたかどうかを判定しているわけである。ここ
に、第2の判定手段の機能(第2の判定機能)が実行さ
れる。
【0115】その結果、フォルダ303の該当特売品グ
ループにおける全アイテムがフォルダ305に含まれて
いると判定された場合、つまり、セット割引の対象とな
っている部門の商品群が全て購入された場合(ステップ
S27のY)、POS端末301のHDD314の割引
金額フォルダ304に登録されている割引金額を呼び出
し(ステップS28)、これを合計金額から減算すると
いう処理が実行される(ステップS29)。この場合の
合計金額は、フォルダ303を参照することで算出され
る特売品グループに属する購入商品の合計金額である。
ここに、割引会計手段の機能(割引会計機能)が実行さ
れる。
【0116】その後、POS端末301は、売上合計金
額を算出し(ステップS30)、締めキーの押下を条件
に(ステップS31)、売上登録処理を実行する(ステ
ップS32)。
【0117】このように、本実施の形態のPOS端末3
01では、特売品を含む料理のレシピを構成する全ての
規定食材が属する部門に属する商品が購入された場合、
フォルダ303に登録されている特売価格情報と価格情
報とに基づいて算出される合計金額に対して割引処理が
なされ、この割引処理の結果が商品販売登録データ処理
(ステップS30〜32)に反映される。つまり、特売
品を含む一定の商品群が購入された場合には、その購入
価格が割り引かれる。
【0118】本発明の第2の実施の形態を図14ないし
図19に基づいて説明する。第1の実施の形態と同一部
分は同一符号で示し説明も省略する。
【0119】本発明の第2の実施の形態は、特売品を含
む料理のレシピを構成する全ての規定食材が購入された
場合にのみ割引処理がなされ、この場合の割引金額が各
レシピを構成する食材群毎に設定されている点で第1の
実施の形態と異なる。また、第2の実施の形態が第1の
実施の形態と大きく異なる点は、商品情報提供端末20
1で特売品を含む料理のレシピを構成する食材群の購入
を宣言すると、その結果がPOS端末301での商品販
売登録データ処理に反映される点である。以下、詳細に
説明する。
【0120】図14は、ストアコントローラ101、商
品情報提供端末201及びPOS端末301と、それら
の機器がそれぞれ保持する商品情報提供用のデータ構造
とを対応付けて示す模式図である。図15は、ストアコ
ントローラ101及び商品情報提供端末201がそれぞ
れ保持する商品情報提供用のデータ構造を拡大して示す
模式図である。
【0121】ストアコントローラ101のHDD109
と商品情報提供端末201のHDD211に格納されて
いるフォルダ103、203には、フォルダ102、2
02の各料理記憶領域に対応させ、各料理記憶領域に登
録された料理情報(タグ)に含まれている料理のレシピ
情報が登録されている。ここでのレシピ情報というの
は、ストアコントローラ101のHDD109に記憶保
持されたレシピデータベース122の一部を構成するレ
シピ情報、又は、商品情報提供端末201のHDD21
1にレプリケートされたレシピデータベース222の一
部を構成するレシピ情報に対するリンク情報である。つ
まり、フォルダ103、203に格納された料理情報の
実体は、レシピデータベース122、222の一部を構
成するレシピ情報にリンクするタグである。
【0122】そして、フォルダ103、203には、各
レシピ情報に、割引金額欄Aが設定されており、これら
の割引金額欄Aには割引金額が登録されている。
【0123】ストアコントローラ101における特有の
ソフトウエア(プログラム)は、フォルダ101に商品
コードが設定された場合、設定された商品コードを食材
として含むレシピ情報をレシピデータベース122から
検索し、検索されたレシピ情報に対応する料理情報に対
するタグをフォルダ102に自動登録するに際し、各料
理情報に対応させてそのレシピ情報に対するタグもフォ
ルダ103に自動登録するように構築されている。一例
として、ストアコントローラ101においては、図6に
例示するように、フォルダ102に「茶碗蒸」が自動登
録されるに際し、その食材である「たまご汁(卵L、だ
し汁、みりん、薄口しょうゆ、塩)」、「車えび」、
「鶏もも肉」、「ゆり根」及び「生しいたけ」というよ
うな「茶碗蒸」の食材名、それらの食材個々の商品コー
ド、それらの食材個々の単価、各単価の単位からなるレ
シピ情報に対するタグがフォルダ103に自動登録され
る。また、フォルダ103には、各レシピに対応させ
て、割引金額欄Aが設定されており、これらの割引金額
欄Aには、例えばキーボード104を用いて自由に金額
を登録することができる。
【0124】また、ストアコントローラ101における
特有のソフトウエア(プログラム)は、フォルダ103
の各レシピ情報に対応させて、そのレシピに含まれる食
材(特売品を含む)の合計金額を求め、この合計金額か
ら対応する割引金額欄Aに登録されている割引金額を減
算し、その減算後のセット割引価格をマスタPLUファ
イル121に登録する(割引手段)。この場合、各レシ
ピ情報に商品コードに相当するレシピコードを対応させ
る。そして、このレシピコードは、フォルダ103に
も、各レシピ情報に対応させて登録される。
【0125】こうしてフォルダ103に登録された内容
は、前述したように、通信インターフェース114、2
16を利用した通信網401を介したデータ通信によっ
て、商品情報提供端末201におけるHDD211のフ
ォルダ203に転送登録される。
【0126】もっとも、別の実施の形態として、ストア
コントローラ101のフォルダ103には手動によって
データ登録がなされ、こうしてフォルダ103に登録さ
れたデータが商品情報提供端末201のフォルダ203
に転送登録されるように構成しても良い。
【0127】商品情報提供端末201が保持するソフト
ウエア(プログラム)は、図18に示す食材・価格画面
中に、「戻る」と名付けられたリターンオブジェクト2
71と、「購入」と名付けられた購入オブジェクト27
4と、「終了」と名付けられた終了オブジェクト273
とを表示出力する処理をメインCPU208に実行させ
る。リターンオブジェクト271は図17に示すフロー
チャート中のステップS11の処理コマンドにリンク
し、購入オブジェクト274は図17に示すフローチャ
ート中のステップS101の処理コマンドにリンクし、
終了オブジェクト273は図17に示すフローチャート
中のステップS12の処理コマンドにリンクしている。
【0128】図16は、商品情報提供端末201におけ
る商品情報提供処理の流れを示すフローチャートであ
る。この商品情報提供処理は、商品情報提供端末201
が保持するソフトウエア(プログラム)が商品情報提供
端末201のメインCPU208に実行させる処理であ
る。第1の実施の形態の説明で用いた図9及び図10も
参照しながら、第2の実施の形態に特有な点を、図17
及び図18を参照しながら説明する。ここで、図17は
食材・価格画面の一例を示す模式図、図18は商品情報
提供端末201によるレシピ印字例を示す模式図であ
る。
【0129】まず、商品情報提供端末201では、初期
(特売品一覧)画面表示として、図9に例示するような
特売品オブジェクト251を含む画面表示がなされる
(ステップS1)。このような特売品オブジェクト25
1は、商品情報提供端末201のHDD211に格納さ
れたフォルダ201に設定された特売品情報の内容を表
示する。ここに、特売品表示手段の機能(特売品表示機
能)が実行される。
【0130】この初期(特売品一覧)画面表示からタッ
チパネル206のタッチ操作によって特売品オブジェク
ト251のうちの一つが選択指定されると(ステップS
2のY)、品目選択がなされる。ここに、特売品指定手
段の機能(特売品指定機能)が実行される。
【0131】品目選択がなされると、HDD211のフ
ォルダ201とフォルダ202とが参照され、選択され
た特売品オブジェクト251がリンクする商品コードが
HDD211に格納されたレシピデータベース222か
ら検索され(ステップS3)、このレシピデータベース
222中の商品情報に基づく料理オブジェクト252が
表示装置205に表示出力される(ステップS4)。こ
の場合の表示装置205の表示は、図10に例示するよ
うな調理例画面となる。この調理例画面は、図9に例示
する初期(特売品一覧)画面から「卵Lサイズ」という
商品が選択指定され、この「卵Lサイズ」を用いた調理
例(料理)として、「オムレツ」、「ニラの卵とじ」及
び「茶碗蒸」を表示している例である。
【0132】この際、図10に例示する調理例画面に
は、リターンオブジェクト261が含まれている。そこ
で、タッチパネル206のタッチ操作によってそのリタ
ーンオブジェクト261が選択指定されると(ステップ
S5のY)、商品情報提供端末201のHDD211か
ら初期画面データが呼び出され(ステップS13)、再
び、初期(特売品一覧)画面表示がなされる(ステップ
S1)。
【0133】これに対し、リターンオブジェクト261
が選択指定されないまま(ステップS5のN)、タッチ
パネル206のタッチ操作によって、表示装置205に
表示された料理オブジェクト252のうちの一つが選択
指定されると(ステップS6のY)、HDD211のフ
ォルダ202とフォルダ203とが参照され、選択され
た料理オブジェクト252がリンクするレシピ情報がH
DD211に格納されたレシピデータベース222から
呼び出され(ステップS7)、表示装置205に表示出
力される(ステップS8)。この場合の表示装置205
の表示は、図11に例示するような食材・価格画面とな
る。図11に例示する食材・価格画面は、図10に例示
する調理例画面から「茶碗蒸」が選択指示され、茶碗蒸
のレシピが表示されている画面である。ここに、レシピ
表示手段の機能(レシピ表示機能)が実行される。
【0134】ここで、ステップS7においては、選択さ
れた料理オブジェクト252がリンクするレシピ情報を
HDD211に格納されたレシピデータベース222か
ら呼び出すばかりでなく、そのレシピ情報に含まれるレ
シピを構成する食材の合計金額である通常価格を算出す
る。ここでの通常価格は、レシピ情報に含まれている各
食材の単価に基づいて算出される。この場合の単価は、
図9の初期(特売品一覧)画面に含まれる特売商品に関
しては特売価格ということになる。そして、商品情報提
供端末201が保持するソフトウエア(プログラム)
は、このようなレシピ情報に含まれるレシピを構成する
食材の合計金額である通常価格を算出した後、HDD2
11中の割引金額フォルダ204に登録されている割引
金額を参照し、合計金額から割引金額を差し引いてセッ
ト割引価格を求める。このセット割引価格というのは、
図17に例示するような食材・価格画面に表示されてい
る特売品及び特売品以外の食材をセットで購入した場合
の割引合計金額である。ここに、割引手段の機能(割引
機能)が実行される。
【0135】このように、セット割引価格は、特売品及
び特売品以外の食材をセットで購入した場合の割引合計
金額である。但し、割引合計金額を求めるに際して、特
売品以外の食材については、その全ての食材が同時に購
入されることを想定しているわけではない。これは、図
17に例示するように、料理のレシピには「みりん」や
「薄口しょうゆ」といった調味料類等が含まれるのが通
常であるのに対し、このような調味料類まで同時に購入
しないとセット割引されないとすると、顧客の購買意欲
が損なわれるからである。そこで、本実施の形態では、
特売品及び特売品以外の食材をセットで購入した場合に
割引処理の対象となる食材を規定食材として自由に設定
することができる。つまり、レシピデータベース12
2、222中、単価欄に金額が設定されている食材は規
定食材であり、単価欄がNull値である食材は規定食
材ではない、という区別がなされている。
【0136】こうして通常価格とセット割引価格とが算
出されたなら、ステップS8の処理によって、それらの
通常価格及びセット割引価格も表示装置205に表示出
力される。もっとも、図17には、通常価格及びセット
割引価格が表示されていないが、これらの情報は、図1
7中に表示されているスクロールバー281のタッチパ
ネル206による操作によって表示可能である。ここ
に、割引処理結果表示手段の機能(割引処理結果表示機
能)が実行される。
【0137】そして、商品情報提供端末201では、図
17中に表示される購入オブジェクト274がタッチ選
択された場合には(ステップS101のY)、図17に
例示する食材・価格画面に表示されたレシピ情報を構成
する特売品を含む全ての規定食材の購入が宣言され(宣
言手段)、購入処理が実行される(ステップS10
2)。つまり、この購入処理では、プリンタ203が駆
動制御され、図17に例示するような食材・価格画面の
内容が印字された割引伝票291が発行される。この
際、割引伝票291には、フォルダ203のレシピ情報
毎に登録されているレシピコードも、バーコード292
の形態として印字される。図18に、割引伝票291の
印字例を示す。ここに、レシピ印字手段及び割引情報印
字手段の機能が実行される。
【0138】また、商品情報提供端末201では、図1
7中に表示されるリターンオブジェクト271がタッチ
選択された場合には(ステップS11のY)、ステップ
S3の処理にリターンし、図10に例示するような調理
例画面に画面表示を戻す。
【0139】そして、商品情報提供端末201では、図
11中に表示される終了オブジェクト273がタッチ選
択されることにより(ステップS12のY)、HDD2
11から初期画面データが呼び出され(ステップS1
3)、再び、初期(特売品一覧)画面表示がなされる
(ステップS1)。
【0140】このように、本実施の形態では、商品情報
提供端末201の表示装置205には、特売品オブジェ
クト251の選択指定によって対応する特売品を含むレ
シピが表示され(図17参照)、そのレシピに含まれる
食材が同時に購入された場合の合計金額に対する割引情
報が表示され、これらのレシピ及び割引情報が顧客に提
供される。そして、特売品を含むレシピ、割引情報及び
レシピコードを含むバーコード292が印字された割引
伝票291が発行される。
【0141】そして、POS端末301での商品販売登
録データ処理に際しては、割引伝票291の印字発行を
受けた顧客は、その割引伝票291をPOS端末301
のオペレータに渡す。そこで、割引伝票291を受け取
ったオペレータは、割引伝票291中に印字されている
バーコード292をスキャナ305でスキャンする。こ
れにより、レシピコードがPOS端末301のRAM3
13に設定されたフォルダ305に一時登録される。そ
こで、POS端末301がそのフォルダ305を参照し
て売上合計金額を算出するに際して、ストアコントロー
ラ101のマスタPLUファイル121が検索されてレ
シピコードに対応するセット割引価格が得られる。PO
S端末301は、このセット割引価格をもってレシピを
構成する規定食材についての会計処理を実行する。
【0142】以上説明した第1及び第2の実施の形態に
おいて、ストアコントローラ101、商品情報提供端末
201及びPOS端末301のそれぞれに、各種情報や
各種情報の記憶手段等の情報資源やハードウエア資源が
分散されている。第1及び第2の実施の形態では、主
に、ストアコントローラ101、商品情報提供端末20
1及びPOS端末301のそれぞれに、同一情報のコピ
ーを作成してデータ処理をするような処理形態を代表例
として紹介したが、実施に際しては、それぞれの機器間
でデータアクセスをし、自ら必要な情報を他の機器から
獲得するような構成としても良い。
【0143】また、割引処理として、第1及び第2の実
施の形態では割引金額の減算処理を例示したが、実施に
際してはこれに限らず、あるパーセンテージの減算処理
等、如何なる減算方法も採用し得る。
【0144】
【発明の効果】請求項1記載の商品情報提供端末の発明
は、特売品についての特売品オブジェクトを表示装置に
表示し、入力装置による前記特売品オブジェクトの指定
操作を受け付け、指定された前記特売品オブジェクトに
対応する前記特売品を含む料理のレシピを前記表示装置
に表示し、前記レシピに含まれる食材が同時に購入され
た場合の合計金額に対する割引情報を前記表示装置に表
示するので、特売品を含むレシピ、及びそのレシピに含
まれる食材が同時に購入された場合の合計金額に対する
割引情報を表示装置に表示してこれらのレシピ及び割引
情報を顧客に提供することができ、したがって、特売品
や特売品を含む商品群に関する顧客の購買意欲を向上さ
せ、その販売促進を図ることができる。
【0145】請求項2記載の発明は、請求項1記載の商
品情報提供端末において、前記レシピを印字装置に印字
出力させるようにしたので、顧客に対しては、レシピを
構成する食材のピックアップの容易化を提供することが
でき、店舗側に対しては、特売品を含む商品群の販売促
進を提供することができる。
【0146】請求項3記載の発明は、請求項2記載の商
品情報提供端末において、前記割引情報を印字装置に印
字出力させるようにしたので、特売品や特売品を含む商
品群に関する顧客の購買意欲をより一層向上させ、その
一層の販売促進を図ることができる。
【0147】請求項4記載の商品情報提供装置の発明
は、表示装置と、入力装置と、特売品の商品情報とその
特売価格情報とを含む特売品情報と、前記特売品を含む
料理のレシピについてのレシピ情報と、前記レシピを構
成する食材の価格情報と、を記憶する記憶手段に記憶さ
れた前記特売品の商品情報に対応する特売品オブジェク
トを前記表示装置に表示させる特売品表示手段と、前記
表示装置に表示された前記特売品オブジェクトを前記入
力装置によって指定する特売品指定手段と、前記特売品
指定手段によって指定された前記特売品オブジェクトに
リンクする前記特売品を含む料理の前記レシピ情報を前
記表示装置に表示させるレシピ表示手段と、前記レシピ
表示手段によって前記表示装置に表示指示された前記レ
シピ情報を構成する前記食材について、前記特売価格情
報と前記価格情報とに基づいて算出される合計金額に対
して割引処理をする割引手段と、前記割引手段による割
引処理の結果を前記表示装置に表示させる割引処理結果
表示手段と、を具備するので、特売品を含むレシピ、及
びそのレシピに含まれる食材が同時に購入された場合の
合計金額に対する割引情報を表示装置に表示してこれら
のレシピ及び割引情報を顧客に提供することができ、し
たがって、特売品や特売品を含む商品群に関する顧客の
購買意欲を向上させ、その販売促進を図ることができ
る。
【0148】請求項5記載の発明は、請求項4記載の商
品情報提供端末において、前記特売品指定手段によって
指定された前記特売品オブジェクトがリンクする前記特
売品を含む料理の前記レシピ情報を印字装置に印字出力
させるレシピ印字手段を具備するので、顧客に対して
は、レシピを構成する食材のピックアップの容易化を提
供することができ、店舗側に対しては、特売品を含む商
品群の販売促進を提供することができる。
【0149】請求項6記載の発明は、請求項5記載の商
品情報提供端末において、前記割引手段による割引処理
の結果を前記印字装置に印字出力させる割引情報印字手
段を具備するので、特売品や特売品を含む商品群に関す
る顧客の購買意欲をより一層向上させ、その一層の販売
促進を図ることができる。
【0150】請求項7記載の発明は、請求項4、5又は
6記載の商品情報提供端末において、前記入力装置は、
前記表示装置の表示面に配置されるタッチパネルである
ので、タッチパネルに対するタッチ操作によって情報を
入力することができ、したがって、顧客による情報入力
操作の容易化を図ることができる。
【0151】請求項8記載の発明は、請求項4、5、6
又は7記載の商品情報提供端末において、前記記憶手段
を具備するので、自ら備える記憶手段に対するアクセス
によって必要な情報を獲得することができ、したがっ
て、必要な情報に対するアクセス速度を向上させること
ができると共に、ネットワーク等を介して別体で設けら
れた記憶手段にアクセスして必要な情報を得る必要がな
いため、ネットワークの占有率を低減させることができ
る。
【0152】請求項9記載の発明は、請求項8記載の商
品情報提供端末において、通信インターフェースと、前
記通信インターフェースを介して入力された前記特売品
情報と前記レシピ情報と前記価格情報とを前記記憶手段
に記憶させる記憶処理手段と、を具備するので、自ら備
える記憶手段に対して各種情報を外部装置からダウンロ
ードすることができ、自ら備える記憶手段に各種情報を
一旦ダウンロードした後は、自ら備える記憶手段に対す
るアクセスによって必要な情報を獲得することができ、
したがって、必要な情報に対するアクセス速度を向上さ
せることができると共に、ネットワーク等を介して別体
で設けられた記憶手段にアクセスして必要な情報を得る
必要がないため、ネットワークの占有率を低減させるこ
とができる。
【0153】請求項10記載の発明は、請求項4、5、
6又は7記載の商品情報提供端末において、通信インタ
ーフェースを具備し、この通信インターフェースを介し
て、必要に応じて前記記憶手段に記憶された情報にアク
セスするので、必要に応じて記憶手段にアクセスし、適
宜必要な情報を獲得することができるため、記憶手段を
保有する必要性をなくすことができる。
【0154】請求項11記載の発明は、請求項4、5、
6、7、8、9又は10記載の商品情報提供端末におい
て、前記特売品表示手段は、前記特売品オブジェクト
に、対応する前記特売価格情報を表示するので、顧客に
対して特売品の価格を提供することができ、したがっ
て、特売品や特売品を含む商品群に関する顧客の購買意
欲を向上させ、その販売促進を図ることができる。
【0155】請求項12記載の発明は、請求項4、5、
6、7、8、9、10又は11記載の商品情報提供端末
において、前記特売品表示手段は、複数の前記特売品オ
ブジェクトを一覧表示させるので、顧客に対し、一見し
て見易い状態で特売品オブジェクトを提供することがで
き、優れたマン−マシン−インターフェースを提供する
ことができる。
【0156】請求項13記載の発明は、請求項4、5、
6、7、8、9、10、11又は12記載の商品情報提
供端末において、前記レシピ表示手段は、前記特売品指
定手段によって指定された前記特売品オブジェクトにリ
ンクする前記特売品を含む料理についての1又は2以上
の料理オブジェクトを前記表示装置に表示させ、前記料
理オブジェクトの前記入力装置による選択指示を許容
し、選択指示された前記料理オブジェクトにリンクする
前記レシピ情報を前記表示装置に表示させるので、特売
品オブジェクトの指定による1又は2以上の料理オブジ
ェクトの表示、料理オブジェクトの1つの選択指定によ
るその料理オブジェクトに対応する料理に関するレシピ
情報の表示という具合に、特売品を含む料理のレシピ及
びその割引情報を階層的に顧客に提供することができ、
したがって、より多くの特売品、レシピ及びその割引情
報を効率よく顧客に提供することができる。
【0157】請求項14記載の商品情報提供方法は、特
売品についての特売品オブジェクトを表示装置に表示す
るステップと、入力装置による前記特売品オブジェクト
の指定操作を受け付けるステップと、指定された前記特
売品オブジェクトに対応する特売品を含む料理のレシピ
を前記表示装置に表示するステップと、前記レシピに含
まれる食材が同時に購入された場合の合計金額に対する
割引情報を前記表示装置に表示するステップと、を具備
するので、特売品を含むレシピ、及びそのレシピに含ま
れる食材が同時に購入された場合の合計金額に対する割
引情報を表示装置に表示してこれらのレシピ及び割引情
報を顧客に提供することができ、したがって、特売品や
特売品を含む商品群に関する顧客の購買意欲を向上さ
せ、その販売促進を図ることができる。
【0158】請求項15記載の機械読み取り可能な商品
情報提供用のコンピュータプログラムの発明は、コンピ
ュータにインストールされ、このコンピュータに、特売
品の商品情報とその特売価格情報とを含む特売品情報
と、前記特売品を含む料理のレシピについてのレシピ情
報と、前記レシピを構成する食材の価格情報と、を記憶
する記憶手段に記憶された前記特売品の商品情報にリン
クする特売品オブジェクトを表示装置に表示させる特売
品表示機能と、前記表示装置に表示された前記特売品オ
ブジェクトの入力装置による指定を許容する特売品指定
機能と、前記特売品指定機能によって指定された前記特
売品オブジェクトにリンクする前記特売品を含む料理の
前記レシピ情報を前記表示装置に表示させるレシピ表示
機能と、前記レシピ表示機能によって前記表示装置に表
示指示された前記レシピ情報を構成する前記食材につい
て、前記特売価格情報と前記価格情報とに基づいて算出
される合計金額に対して割引処理をする割引機能と、前
記割引機能による割引処理の結果を前記表示装置に表示
させる割引処理結果表示機能と、を実行させるので、特
売品を含むレシピ、及びそのレシピに含まれる食材が同
時に購入された場合の合計金額に対する割引情報を表示
装置に表示してこれらのレシピ及び割引情報を顧客に提
供することができ、したがって、特売品や特売品を含む
商品群に関する顧客の購買意欲を向上させ、その販売促
進を図ることができる。
【0159】請求項16記載の商品販売登録データ処理
装置の発明は、商品情報を入力する商品情報入力装置
と、前記商品情報入力装置によって入力された商品情報
に基づいて対応する価格情報を獲得することで商品販売
登録データ処理を実行する商品販売登録データ処理手段
と、特売品の商品情報とその特売価格情報及び前記特売
品を含む料理のレシピを構成する食材のうち規定食材の
部門情報を記憶する記憶手段を参照し、前記商品情報入
力装置によって前記特売品の商品情報が入力されたかど
うかを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段
によって前記特売品の商品情報が入力されたと判定され
た場合、前記記憶手段を参照し、前記特売品を含む料理
のレシピを構成する全ての前記規定食材が属する部門に
属する商品情報が前記商品情報入力装置によって入力さ
れたかどうかを判定する第2の判定手段と、前記第2の
判定手段による判定結果が肯定的である場合、前記特売
価格情報と前記価格情報とに基づいて算出される合計金
額に対して割引処理をし、この割引処理の結果を前記商
品販売登録データ処理に反映させる割引会計手段と、を
具備するので、特売品を含む一定の商品群が購入された
場合には、商品販売登録データ処理に際し、その購入価
格を割り引くことができ、したがって、特売品や特売品
を含む商品群に関する顧客の購買意欲を向上させ、その
販売促進を図ることができる。
【0160】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の商品販売登録データ処理装置において、前記記憶手段
を具備するので、自ら備える記憶手段に対するアクセス
によって必要な情報を獲得することができ、したがっ
て、必要な情報に対するアクセス速度を向上させること
ができると共に、ネットワーク等を介して別体で設けら
れた記憶手段にアクセスして必要な情報を得る必要がな
いため、ネットワークの占有率を低減させることができ
る。
【0161】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の商品販売登録データ処理装置において、通信インター
フェースと、前記通信インターフェースを介して入力さ
れた前記特売品情報とその特売価格情報及び前記特売品
を含む料理のレシピを構成する食材の商品情報とその価
格情報とを前記記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、
を具備するので、自ら備える記憶手段に対して各種情報
を外部装置からダウンロードすることができ、自ら備え
る記憶手段に各種情報を一旦ダウンロードした後は、自
ら備える記憶手段に対するアクセスによって必要な情報
を獲得することができ、したがって、必要な情報に対す
るアクセス速度を向上させることができると共に、ネッ
トワーク等を介して別体で設けられた記憶手段にアクセ
スして必要な情報を得る必要がないため、ネットワーク
の占有率を低減させることができる。
【0162】請求項19記載の発明は、請求項16記載
の商品販売登録データ処理装置において、通信インター
フェースを具備し、この通信インターフェースを介し
て、必要に応じて前記記憶手段に記憶された情報にアク
セスするので、必要に応じて記憶手段にアクセスし、適
宜必要な情報を獲得することができるため、記憶手段を
保有する必要性をなくすことができる。
【0163】請求項20記載の機械読み取り可能な商品
販売登録データ処理用のコンピュータプログラムの発明
は、コンピュータにインストールされ、このコンピュー
タに、商品情報を入力する商品情報入力装置によって入
力された商品情報に基づいて対応する価格情報を獲得す
ることで商品販売登録データ処理を実行する商品販売登
録データ処理機能と、特売品の商品情報とその特売価格
情報及び前記特売品を含む料理のレシピを構成する食材
のうち規定食材の部門情報を記憶する記憶手段を参照
し、前記商品情報入力装置によって前記特売品の商品情
報が入力されたかどうかを判定する第1の判定機能と、
前記第1の判定手段によって前記特売品の商品情報が入
力されたと判定された場合、前記記憶手段を参照し、前
記特売品を含む料理のレシピを構成する全ての前記規定
食材が属する部門に属する商品情報が前記商品情報入力
装置によって入力されたかどうかを判定する第2の判定
機能と、前記第2の判定手段による判定結果が肯定的で
ある場合、前記特売価格情報と前記価格情報とに基づい
て算出される合計金額に対して割引処理をし、この割引
処理の結果を前記商品販売登録データ処理に反映させる
割引会計機能と、をを実行させるので、特売品を含む一
定の商品群が購入された場合には、商品販売登録データ
処理に際し、その購入価格を割り引くことができ、した
がって、特売品や特売品を含む商品群に関する顧客の購
買意欲を向上させ、その販売促進を図ることができる。
【0164】請求項21記載の商品販売登録データ処理
システムの発明は、商品情報を入力する商品情報入力装
置と、前記商品情報入力装置によって入力された商品情
報に基づいて対応する価格情報を獲得することで商品販
売登録データ処理を実行する商品販売登録データ処理手
段と、表示装置と、入力装置と、特売品の商品情報とそ
の特売価格情報とを含む特売品情報と、前記特売品を含
む料理のレシピについてのレシピ情報と、前記レシピを
構成する食材の価格情報と、を記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された前記特売品の商品情報に対応す
る特売品オブジェクトを前記表示装置に表示させる特売
品表示手段と、前記表示装置に表示された前記特売品オ
ブジェクトを前記入力装置によって指定する特売品指定
手段と、前記特売品指定手段によって指定された前記特
売品オブジェクトにリンクする前記特売品を含む料理の
前記レシピ情報を前記表示装置に表示させるレシピ表示
手段と、前記レシピ表示手段によって前記表示装置に表
示指示された前記レシピ情報を構成する前記食材につい
て、前記特売価格情報と前記価格情報とに基づいて算出
される合計金額に対して割引処理をする割引手段と、前
記割引手段による割引処理の結果を前記表示装置に表示
させる割引処理結果表示手段と、前記レシピ表示手段に
よって前記表示装置に表示指示された前記レシピ情報を
構成する前記食材の購入を宣言する宣言手段と、前記宣
言手段によって購入が宣言された前記食材群について、
前記割引手段による割引処理の結果を前記商品販売登録
データ処理に反映させる割引会計手段と、を具備するの
で、特売品を含むレシピ、及びそのレシピに含まれる食
材が同時に購入された場合の合計金額に対する割引情報
を表示装置に表示してこれらのレシピ及び割引情報を顧
客に提供し、特売品を含む一定の商品群が購入された場
合には、商品販売登録データ処理に際し、その購入価格
を割り引くことができ、したがって、特売品や特売品を
含む商品群に関する顧客の購買意欲を向上させ、その販
売促進を図ることができる。
【0165】請求項22記載の発明は、請求項21記載
の商品販売登録データ処理システムにおいて、前記特売
品指定手段によって指定された前記特売品オブジェクト
がリンクする前記特売品を含む料理の前記レシピ情報を
印字装置に印字出力させるレシピ印字手段を具備するの
で、顧客に対しては、レシピを構成する食材のピックア
ップの容易化を提供することができ、店舗側に対して
は、特売品を含む商品群の販売促進を提供することがで
きる。
【0166】請求項23記載の発明は、請求項22記載
の商品販売登録データ処理システムにおいて、前記割引
手段による割引処理の結果を前記印字装置に印字出力さ
せる割引情報印字手段を具備するので、特売品や特売品
を含む商品群に関する顧客の購買意欲をより一層向上さ
せ、その一層の販売促進を図ることができる。
【0167】請求項24記載の発明は、請求項21、2
2又は23記載の商品販売登録データ処理システムにお
いて、商品販売登録データ処理装置とこの商品販売登録
処理装置にデータ転送可能に接続された商品情報提供端
末とを具備し、前記商品販売登録処理装置は、少なくと
も、前記商品情報入力手段と前記商品販売登録データ処
理手段とを具備し、前記商品情報提供端末は、少なくと
も、前記表示装置と前記入力装置とを具備するので、既
存の商品販売登録データ処理装置と商品情報提供端末と
の構成を極力利用して請求項21、22又は23記載の
商品販売登録データ処理システムを構築することがで
き、したがって、既存資源の有効活用を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としてシステム構成
を示す模式図である。
【図2】ストアコントローラにおける各部の電気的接続
を示すブロック図である。
【図3】商品情報提供端末における各部の電気的接続を
示すブロック図である。
【図4】商品販売登録データ処理装置(POS端末)に
おける各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図5】ストアコントローラ、商品情報提供端末及び商
品販売登録データ処理装置(POS端末)と、それらの
機器がそれぞれ保持する商品情報提供用のデータ構造と
を対応付けて示す模式図である。
【図6】ストアコントローラ及び商品情報提供端末がそ
れぞれ保持する商品情報提供用のデータ構造を拡大して
示す模式図である。
【図7】商品販売登録データ処理装置(POS端末)が
保持する商品情報提供用のデータ構造を拡大して示す模
式図である。
【図8】商品情報提供端末における商品情報提供処理の
流れを示すフローチャートである。
【図9】商品情報提供端末における商品情報提供処理に
際して表示装置に表示される初期(特売品一覧)画面の
一例を示す模式図である。
【図10】調理例画面の一例を示す模式図である。
【図11】食材・価格画面の一例を示す模式図である。
【図12】商品情報提供端末によるレシピ印字例を示す
模式図である。
【図13】商品販売登録データ処理装置(POS端末)
による商品販売登録データ処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図14】本発明の第2の実施の形態として、ストアコ
ントローラ、商品情報提供端末及び商品販売登録データ
処理装置(POS端末)と、それらの機器がそれぞれ保
持する商品情報提供用のデータ構造とを対応付けて示す
模式図である。
【図15】ストアコントローラ及び商品情報提供端末が
それぞれ保持する商品情報提供用のデータ構造を拡大し
て示す模式図である。
【図16】商品情報提供端末における商品情報提供処理
の流れを示すフローチャートである。
【図17】食材・価格画面の一例を示す模式図である。
【図18】商品情報提供端末によるレシピ印字例を示す
模式図である。
【符号の説明】
203 印字装置 205 表示装置 206 入力装置(タッチパネル) 211、314 記憶手段(HDD) 216、319 通信インターフェース 251 特売品オブジェクト 252 料理オブジェクト 304 商品情報入力装置(キーボード) 305 商品情報入力装置(スキャナ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 商品情報提供端末、商品情報提供方法、商品情報提供用のコンピュータプログラム、商品販売登 録データ処理装置、商品販売登録データ処理用のコンピュータプログラム及び商品販売登録デー タ処理システム

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特売品についての特売品オブジェクトを
    表示装置に表示し、入力装置による前記特売品オブジェ
    クトの指定操作を受け付け、指定された前記特売品オブ
    ジェクトに対応する前記特売品を含む料理のレシピを前
    記表示装置に表示し、前記レシピに含まれる食材が同時
    に購入された場合の合計金額に対する割引情報を前記表
    示装置に表示するようにしたことを特徴とする商品情報
    提供端末。
  2. 【請求項2】 前記レシピを印字装置に印字出力させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の商品情報提
    供端末。
  3. 【請求項3】 前記割引情報を印字装置に印字出力させ
    るようにしたことを特徴とする請求項2記載の商品情報
    提供端末。
  4. 【請求項4】 表示装置と、 入力装置と、 特売品の商品情報とその特売価格情報とを含む特売品情
    報と、前記特売品を含む料理のレシピについてのレシピ
    情報と、前記レシピを構成する食材の価格情報と、を記
    憶する記憶手段に記憶された前記特売品の商品情報に対
    応する特売品オブジェクトを前記表示装置に表示させる
    特売品表示手段と、 前記表示装置に表示された前記特売品オブジェクトを前
    記入力装置によって指定する特売品指定手段と、 前記特売品指定手段によって指定された前記特売品オブ
    ジェクトにリンクする前記特売品を含む料理の前記レシ
    ピ情報を前記表示装置に表示させるレシピ表示手段と、 前記レシピ表示手段によって前記表示装置に表示指示さ
    れた前記レシピ情報を構成する前記食材について、前記
    特売価格情報と前記価格情報とに基づいて算出される合
    計金額に対して割引処理をする割引手段と、 前記割引手段による割引処理の結果を前記表示装置に表
    示させる割引処理結果表示手段と、を具備する商品情報
    提供端末。
  5. 【請求項5】 前記特売品指定手段によって指定された
    前記特売品オブジェクトがリンクする前記特売品を含む
    料理の前記レシピ情報を印字装置に印字出力させるレシ
    ピ印字手段を具備する請求項4記載の商品情報提供端
    末。
  6. 【請求項6】 前記割引手段による割引処理の結果を前
    記印字装置に印字出力させる割引情報印字手段を具備す
    る請求項5記載の商品情報提供端末。
  7. 【請求項7】 前記入力装置は、前記表示装置の表示面
    に配置されるタッチパネルである請求項4、5又は6記
    載の商品情報提供端末。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段を具備する請求項4、5、
    6又は7記載の商品情報提供端末。
  9. 【請求項9】 通信インターフェースと、 前記通信インターフェースを介して入力された前記特売
    品情報と前記レシピ情報と前記価格情報とを前記記憶手
    段に記憶させる記憶処理手段と、を具備する請求項8記
    載の商品情報提供端末。
  10. 【請求項10】 通信インターフェースを具備し、この
    通信インターフェースを介して、必要に応じて前記記憶
    手段に記憶された情報にアクセスする請求項4、5、6
    又は7記載の商品情報提供端末。
  11. 【請求項11】 前記特売品表示手段は、前記特売品オ
    ブジェクトに、対応する前記特売価格情報を表示する請
    求項4、5、6、7、8、9又は10記載の商品情報提
    供端末。
  12. 【請求項12】 前記特売品表示手段は、複数の前記特
    売品オブジェクトを一覧表示させる請求項4、5、6、
    7、8、9、10又は11記載の商品情報提供端末。
  13. 【請求項13】 前記レシピ表示手段は、前記特売品指
    定手段によって指定された前記特売品オブジェクトにリ
    ンクする前記特売品を含む料理についての1又は2以上
    の料理オブジェクトを前記表示装置に表示させ、前記料
    理オブジェクトの前記入力装置による選択指示を許容
    し、選択指示された前記料理オブジェクトにリンクする
    前記レシピ情報を前記表示装置に表示させる請求項4、
    5、6、7、8、9、10、11又は12記載の商品情
    報提供端末。
  14. 【請求項14】 特売品についての特売品オブジェクト
    を表示装置に表示するステップと、 入力装置による前記特売品オブジェクトの指定操作を受
    け付けるステップと、 指定された前記特売品オブジェクトに対応する特売品を
    含む料理のレシピを前記表示装置に表示するステップ
    と、 前記レシピに含まれる食材が同時に購入された場合の合
    計金額に対する割引情報を前記表示装置に表示するステ
    ップと、を具備する商品情報提供方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータにインストールされ、こ
    のコンピュータに、特売品の商品情報とその特売価格情
    報とを含む特売品情報と、前記特売品を含む料理のレシ
    ピについてのレシピ情報と、前記レシピを構成する食材
    の価格情報と、を記憶する記憶手段に記憶された前記特
    売品の商品情報にリンクする特売品オブジェクトを表示
    装置に表示させる特売品表示機能と、 前記表示装置に表示された前記特売品オブジェクトの入
    力装置による指定を許容する特売品指定機能と、 前記特売品指定機能によって指定された前記特売品オブ
    ジェクトにリンクする前記特売品を含む料理の前記レシ
    ピ情報を前記表示装置に表示させるレシピ表示機能と、 前記レシピ表示機能によって前記表示装置に表示指示さ
    れた前記レシピ情報を構成する前記食材について、前記
    特売価格情報と前記価格情報とに基づいて算出される合
    計金額に対して割引処理をする割引機能と、 前記割引機能による割引処理の結果を前記表示装置に表
    示させる割引処理結果表示機能と、を実行させる機械読
    み取り可能な商品情報提供用のコンピュータプログラ
    ム。
  16. 【請求項16】 商品情報を入力する商品情報入力装置
    と、 前記商品情報入力装置によって入力された商品情報に基
    づいて対応する価格情報を獲得することで商品販売登録
    データ処理を実行する商品販売登録データ処理手段と、 特売品の商品情報とその特売価格情報及び前記特売品を
    含む料理のレシピを構成する食材のうち規定食材の部門
    情報を記憶する記憶手段を参照し、前記商品情報入力装
    置によって前記特売品の商品情報が入力されたかどうか
    を判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段によって前記特売品の商品情報が入
    力されたと判定された場合、前記記憶手段を参照し、前
    記特売品を含む料理のレシピを構成する全ての前記規定
    食材が属する部門に属する商品情報が前記商品情報入力
    装置によって入力されたかどうかを判定する第2の判定
    手段と、 前記第2の判定手段による判定結果が肯定的である場
    合、前記特売価格情報と前記価格情報とに基づいて算出
    される合計金額に対して割引処理をし、この割引処理の
    結果を前記商品販売登録データ処理に反映させる割引会
    計手段と、を具備する商品販売登録データ処理装置。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段を具備する請求項16記
    載の商品販売登録データ処理装置。
  18. 【請求項18】 通信インターフェースと、 前記通信インターフェースを介して入力された前記特売
    品情報とその特売価格情報及び前記特売品を含む料理の
    レシピを構成する食材の商品情報とその価格情報とを前
    記記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、を具備する請
    求項17記載の商品販売登録データ処理装置。
  19. 【請求項19】 通信インターフェースを具備し、この
    通信インターフェースを介して、必要に応じて前記記憶
    手段に記憶された情報にアクセスする請求項16記載の
    商品販売登録データ処理装置。
  20. 【請求項20】 コンピュータにインストールされ、こ
    のコンピュータに、 商品情報を入力する商品情報入力装置によって入力され
    た商品情報に基づいて対応する価格情報を獲得すること
    で商品販売登録データ処理を実行する商品販売登録デー
    タ処理機能と、 特売品の商品情報とその特売価格情報及び前記特売品を
    含む料理のレシピを構成する食材のうち規定食材の部門
    情報を記憶する記憶手段を参照し、前記商品情報入力装
    置によって前記特売品の商品情報が入力されたかどうか
    を判定する第1の判定機能と、 前記第1の判定手段によって前記特売品の商品情報が入
    力されたと判定された場合、前記記憶手段を参照し、前
    記特売品を含む料理のレシピを構成する全ての前記規定
    食材が属する部門に属する商品情報が前記商品情報入力
    装置によって入力されたかどうかを判定する第2の判定
    機能と、 前記第2の判定手段による判定結果が肯定的である場
    合、前記特売価格情報と前記価格情報とに基づいて算出
    される合計金額に対して割引処理をし、この割引処理の
    結果を前記商品販売登録データ処理に反映させる割引会
    計機能と、をを実行させる機械読み取り可能な商品販売
    登録データ処理用のコンピュータプログラム。
  21. 【請求項21】 商品情報を入力する商品情報入力装置
    と、 前記商品情報入力装置によって入力された商品情報に基
    づいて対応する価格情報を獲得することで商品販売登録
    データ処理を実行する商品販売登録データ処理手段と、 表示装置と、 入力装置と、 特売品の商品情報とその特売価格情報とを含む特売品情
    報と、前記特売品を含む料理のレシピについてのレシピ
    情報と、前記レシピを構成する食材の価格情報と、を記
    憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記特売品の商品情報に対応
    する特売品オブジェクトを前記表示装置に表示させる特
    売品表示手段と、 前記表示装置に表示された前記特売品オブジェクトを前
    記入力装置によって指定する特売品指定手段と、 前記特売品指定手段によって指定された前記特売品オブ
    ジェクトにリンクする前記特売品を含む料理の前記レシ
    ピ情報を前記表示装置に表示させるレシピ表示手段と、 前記レシピ表示手段によって前記表示装置に表示指示さ
    れた前記レシピ情報を構成する前記食材について、前記
    特売価格情報と前記価格情報とに基づいて算出される合
    計金額に対して割引処理をする割引手段と、 前記割引手段による割引処理の結果を前記表示装置に表
    示させる割引処理結果表示手段と、 前記レシピ表示手段によって前記表示装置に表示指示さ
    れた前記レシピ情報を構成する前記食材の購入を宣言す
    る宣言手段と、 前記宣言手段によって購入が宣言された前記食材群につ
    いて、前記割引手段による割引処理の結果を前記商品販
    売登録データ処理に反映させる割引会計手段と、を具備
    する商品販売登録データ処理システム。
  22. 【請求項22】 前記特売品指定手段によって指定され
    た前記特売品オブジェクトがリンクする前記特売品を含
    む料理の前記レシピ情報を印字装置に印字出力させるレ
    シピ印字手段を具備する請求項21記載の商品販売登録
    データ処理システム。
  23. 【請求項23】 前記割引手段による割引処理の結果を
    前記印字装置に印字出力させる割引情報印字手段を具備
    する請求項22記載の商品販売登録データ処理システ
    ム。
  24. 【請求項24】 商品販売登録データ処理装置とこの商
    品販売登録処理装置にデータ転送可能に接続された商品
    情報提供端末とを具備し、 前記商品販売登録処理装置は、少なくとも、前記商品情
    報入力手段と前記商品販売登録データ処理手段とを具備
    し、 前記商品情報提供端末は、少なくとも、前記表示装置と
    前記入力装置とを具備する請求項21、22又は23記
    載の商品販売登録データ処理システム。
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