JP2002235950A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002235950A
JP2002235950A JP2001031715A JP2001031715A JP2002235950A JP 2002235950 A JP2002235950 A JP 2002235950A JP 2001031715 A JP2001031715 A JP 2001031715A JP 2001031715 A JP2001031715 A JP 2001031715A JP 2002235950 A JP2002235950 A JP 2002235950A
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JP
Japan
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protection device
heat exchanger
air conditioner
blowout
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001031715A
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English (en)
Inventor
Akio Matsunaga
章男 松永
Kazuyuki Oishi
和之 大石
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内ユニット内部の部品の破損や内部でのけ
がなどを防止し、理想的な風路形状を確保することがで
きる空気調和機を提供すること。 【解決手段】 吸い込み口2と吹き出し口3、熱交換器
6、吹き出し口3と熱交換器6との間に配設した電気ヒ
ーター7等を備えた空気調和機であって、保護面10と
両脚面11a,11bからなる断面ほぼコ字状の金属板
からなり、開口部9がほぼ上下方向に配向するようにし
て熱交換器6に取り付けた吹き出し部保護装置8を、吹
き出し口3近傍に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吹き出し部保護装
置を備えた空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9(a),(b)は例えば特許第19
10709号公報に開示された従来の空気調和機の吹き
出し部保護装置の一例を示す正面図およびその縦断面図
である。図に示すように、空気調和機の送風を整流する
スタビライザ20の前方上部に切欠き又は切起し部21
を設けて、吹き出し部保護装置である金網22の下端を
はさみ込んでいる。また、エアガイダー23の前方上部
にも切欠き又は切起し部24を設けて金網22の上端を
はさみ込み、金網22を固定している。このようにして
金網22は、ネジやスポットなどを用いずに空気調和機
の正面に取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成した金網22からなる吹き出し部保護装置で
は、指を金網22に押し当てると、金網22が変形する
場合があり、変形した部分から指が空気調和機内部に挿
入されてけがをする恐れがある。また、金網22はいず
れたわむことも考えられ、たわんでしまうと指が容易に
空気調和機の内部に入ってしまい、空気調和機内部の部
品によってけがをする場合がある。
【0004】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、容易に変形する金網を用いず、変形
がしにくくて同時に思い通りの形状に容易に加工するこ
とができる吹き出し部保護装置を風路上に設置すること
により、室内ユニット内部の部品の破損や内部でのけが
などを防止して、理想的な風路形状を確保することがで
きる空気調和機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸い込み口と
吹き出し口、熱交換器、吹き出し口と熱交換器との間に
配設した電気ヒーター等を備えた空気調和機であって、
保護面と両脚面からなる断面ほぼコ字状の金属板からな
り、開口部がほぼ上下方向に配向するようにして熱交換
器に取り付けた吹き出し部保護装置を、吹き出し口近傍
に配設した。また、吹き出し部保護装置の下側保護面を
熱交換器側に、上側保護面を吹出し口側に折り曲げて、
保護面が断面ほぼS字状になるようにした。さらに、吹
き出し部保護装置の保護面に複数のスリットを設けた。
【0006】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は本発明の
実施の形態1の正面図、図2はその縦断面図、図3は図
1の要部の分解斜視図、図4は作用説明図である。1は
空気調和機の室内ユニットで、正面下部に吸い込みグリ
ル2及び正面上部に吹き出しグリル3が設けられてい
る。また、吸い込みグリル2の内側にフアン4が設けら
れ、このフアン4の上部にドレンパン5が設置されてい
る。さらに、室内熱交換器6がドレンパン5側から室内
ユニット1の上部背面側に向けて斜めに設置され、この
室内熱交換器6と吹き出しグリル3との間に電気ヒータ
ー7が配設されている。この電気ヒーター7は、室内ユ
ニット1の横方向に形成されている。
【0007】8は例えば鋼板、ステンレス板の如き金属
板を断面ほぼコ字形に成形加工して空気調和機内部の吹
き出しグリル3の近傍に設けた吹き出し部保護装置で、
電気ヒーター7と吹き出しグリル3との間に設けられ、
その開口部9を空気調和機のほぼ上下方向に配向するよ
うにして室内熱交換器6に取り付けてある。より詳細に
は、図3に示すように、吹き出し部保護装置8は、保護
面10、この保護面10にほぼ直交して同方向に折り曲
げた脚面11a,11b及びこの脚面11a,11bを
固定するためのねじ穴12を設けた固定部13a,13
bから構成されており、この吹き出し部保護装置8のね
じ穴12を室内熱交換器6のサイドプレート14a,1
4bに設けたねじ穴15と位置合わせして、吹き出し部
保護装置8を室内熱交換器6にねじ16で固定したもの
である。
【0008】上記のように構成した実施の形態1の作用
を説明する。空気調和器の吸い込みグリル2から吸い込
まれた空気は、図4に示すように、フアン4によって上
方に位置する室内熱交換器6に送られ、ここから電気ヒ
ーター7を通り、吹き出しグリル3から室内に吹き出さ
れる。この際、例えば空気の流れA,B,C,Dは、吹
き出し部保護装置8の上下側を通り、吹き出しグリル3
から室内に吹き出す。
【0009】上記のようにして空気調和機が作動してい
るとき、吹き出しグリル3から手などを挿入しても、吹
き出し部保護装置8は金属板で形成されているので変形
することがなく、また、室内ユニット1の内部部品など
によってけがをすることもない。また、電気ヒーター7
が作動しているときは高温になっており、手や指などで
直接電気ヒーター7に触れると火傷をしてしまうが、吹
き出し部保護装置8は吹き出しグリル3と電気ヒーター
7の間に設置してあるので、電気ヒーター7に直接触れ
ることはなく、遮蔽板として機能する。さらに、吹き出
し部保護装置8は金属板で形成されているので、容易に
思い通りの形状に加工することができ、理想的な風路形
状を確保することができる。
【0010】[実施の形態2]図5は本発明の実施の形
態2の要部の縦断面図、図6はその吹き出し部保護装置
の斜視図である。なお、実施の形態1と同一部分には同
じ符号を付し、説明を省略する。本実施の形態では、吹
き出し部保護装置8の下側(吸い込みグリル2側)に室
内熱交換器6方向に折り曲げた第1の折り曲げ面10a
を形成し、上側(吹き出しグリル3側)に吹き出しグリ
ル3方向に折り曲げた第2の折り曲げ面10bを形成し
て、保護面10が図5に示すように全体としてほぼS字
状になるように形成し、スムーズに空気を流すようにし
たものである。
【0011】上記のように構成した実施の形態2におい
て、空気調和器の吸い込みグリル2から吸い込まれた空
気は、室内熱交換器6から電気ヒーター7を通って、吹
き出しグリル3から吹き出す。この際、図5に示すよう
に、空気流C,Dは、吹き出し部保護装置8の第1の折
り曲げ面10aの内側から保護面10を通り第2の折り
曲げ面10bに沿って、吹き出し部保護装置8と室内熱
交換器6の間をスムーズに流れ、吹き出しグリル3から
吹き出す。。こうして、吹き出し部保護装置8に第1、
第2の折り曲げ面10a,10bを設けたので、吹き出
し部保護装置8が空気の流れの邪魔をすることがなく、
空気は吹き出しグリル3側に流れる。なお、吹き出し部
保護装置8は金属板で形成されているので、それぞれの
空気調和器に合う風路形状を容易に加工することができ
る。
【0012】[実施の形態3]図7は本発明の実施の形
態3の要部の縦断面図、図8はその吹き出し部保護装置
の斜視図である。なお、実施の形態2と同一部分には同
じ符号を付し、説明を省略する。17は吹き出し部保護
装置8の保護面10の上下方向(脚面11a,11bに
平行な方向)を長手方向とするスリットで、その長手方
向に複数個平行に設けたものであり、それぞれのスリッ
ト17の短手方向の幅は指が入らない大きさとしてあ
る。
【0013】上記のように構成した実施の形態3におい
て、空気調和器の吸い込みグリル2から吸い込まれた空
気は、室内熱交換器6から電気ヒーター7を通って、吹
き出しグリル3から吹き出す。この際、図7に示すよう
に、室内熱交換器6を通り抜けた空気のうちB,Cは吹
き出し部保護装置8の保護面10に直接当たるが、保護
面10にスリット17を設けたので、このスリット17
を通り抜けて吹き出し部保護装置8と吹き出しグリル3
の間の空間に流れ込み、空気の流れE,Fとなる。空気
流Dもスリット17を通り抜けてFとなる。
【0014】こうして、室内熱交換器6から吹き出した
空気が、吹き出し部保護装置8のスリット17を通り抜
け、吹き出し部保護装置8と室内熱交換器6の間ばかり
でなく、吹き出し部保護装置8と吹き出しグリル3の空
間にも流れるため、吹き出し部保護装置8を境にした両
側に空気の温度差が生じることはない。このため、例え
ば冷房時に、吹き出し部保護装置8に結露が生じること
がなく、錆が発生せず、劣化することがない。また、吹
き出し部保護装置8のスリット17は指が入らない幅と
してあるので、スリット17部分を指で押してもスリッ
ト17に指が入らず、また金属板で形成してあるのでス
リット17が変形することもない。
【0015】
【発明の効果】本発明は、吸い込み口と吹き出し口、熱
交換器、吹き出し口と熱交換器との間に配設した電気ヒ
ーター等を備えた空気調和機であって、保護面と両脚面
からなる断面ほぼコ字状の金属板からなり、開口部がほ
ぼ上下方向に配向するようにして熱交換器に取り付けた
吹き出し部保護装置を、吹き出し口近傍に配設したの
で、吹き出し部保護装置を金網で形成した従来例と異な
り、手を室内ユニット内部に挿入しても吹き出し部保護
装置は変形することがなく、室内ユニット内部でのけが
を防止することができる。また、吹き出し口付近に電気
ヒーターが存在する場合、吹き出し口近傍に設置した吹
き出し部保護装置によって、指などが直接電気ヒーター
に触れることを防ぐ遮断板にもなり、火傷を防止するこ
とができる。さらに、吹き出し部保護装置は金属板で形
成されているので、思い通りの形状に容易に加工するこ
とができる。
【0016】また、吹き出し部保護装置の下側保護面を
熱交換器側に、上側保護面を吹出し口側に折り曲げて、
保護面が断面ほぼS字状になるようにしたので、空気の
流れがスムーズになる。そして、吹き出し部保護装置は
金属板で形成されているので、思い通りの形状が容易に
作れて理想的な風路形状を提供できる。
【0017】さらに、吹き出し部保護装置の保護面に複
数のスリットを設けたので、風の当たる面にスリットを
設けたことになり、風通しがよくなって吹き出し部保護
装置に発生する結露を防ぐことができ、吹き出し部保護
装置の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の正面図である。
【図2】 図1の縦断面図である。
【図3】 図1の要部の分解斜視図である。
【図4】 図1の作用説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態2の要部の縦断面図であ
る。
【図6】 図5の要部の斜視図である。
【図7】 本発明の実施の形態3の要部の縦断面図であ
る。
【図8】 図7の要部の斜視図である。
【図9】 従来の空気調和機の要部の正面図および縦断
面図である。
【符号の説明】 1 室内ユニット、2 吸い込みグリル、3 吹き出し
グリル、6 室内熱交換器、7 電気ヒーター、8 吹
き出し部保護装置、9 開口部、10 保護面、10a
第1の折り曲げ面、10b 第2の折り曲げ面、11
a,11b 脚面、17 スリット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸い込み口と吹き出し口、熱交換器、前
    記吹き出し口と熱交換器との間に配設した電気ヒーター
    等を備えた空気調和機において、 保護面と両脚面からなる断面ほぼコ字状の金属板からな
    り、開口部がほぼ上下方向に配向するようにして前記熱
    交換器に取り付けた吹き出し部保護装置を、前記吹き出
    し口近傍に配設したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 吹き出し部保護装置の下側保護面を熱交
    換器側に、上側保護面を吹出し口側に折り曲げて、該保
    護面が断面ほぼS字状になるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 吹き出し部保護装置の保護面に複数のス
    リットを設けたことを特徴とする請求項1または2記載
    の空気調和機。
JP2001031715A 2001-02-08 2001-02-08 空気調和機 Pending JP2002235950A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100414182C (zh) * 2004-04-30 2008-08-27 乐金电子(天津)电器有限公司 空调加热棒安装结构
CN100414181C (zh) * 2004-04-30 2008-08-27 乐金电子(天津)电器有限公司 空调器加热棒的组合安装结构
CN102252367A (zh) * 2010-05-17 2011-11-23 海尔集团公司 出风口在下部的空调器以及空调器的除霜和除湿方法
CN103673094A (zh) * 2012-09-12 2014-03-26 三菱重工业株式会社 空气调节机

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