JP2002234659A - 紙受け装置 - Google Patents

紙受け装置

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JP2002234659A
JP2002234659A JP2001032387A JP2001032387A JP2002234659A JP 2002234659 A JP2002234659 A JP 2002234659A JP 2001032387 A JP2001032387 A JP 2001032387A JP 2001032387 A JP2001032387 A JP 2001032387A JP 2002234659 A JP2002234659 A JP 2002234659A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙を良好に揃えて積載することができ、用
紙の取り出しが容易な紙受け装置を提供する。 【解決手段】 紙受け台210は、用紙処理装置4の排
紙部に隣接して配置され、排紙部より下方において、排
紙部から用紙が排出される排紙経路に大略沿って延在す
る。止めガイド板220は、紙受け台210より上方に
おいて、排紙部に対向しかつ排紙経路を横断する方向に
延在する。横ガイド板230は、排紙経路の一方の側縁
に大略沿って配置され、紙受け台210より上方に、排
紙経路と略直角に延在する。紙受け台210は、排紙経
路を横断する方向に横ガイド板230側が低く、その反
対側が高くなるように傾いた斜面213,215を有
し、この斜面213,215上に用紙が積載される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙受け装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷機や開封機などの用紙処理装
置から排出された用紙を回収するための紙受け装置は、
排出された用紙を止めガイド板に当て、紙受け台に落下
する用紙を、排紙経路の両側に設けた横ガイド板で揃え
るように構成するのが、一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成では、紙受け台上に積載された用紙を回収するとき
に、止めガイド板や横ガイド板を移動するなど、特別な
作業が必要である。また、封筒などの厚い用紙では、止
めガイド板からの跳ね返りが大きくなり、用紙揃えが乱
れやすい。
【0004】したがって、本発明が解決しようとする技
術的課題は、用紙を良好に揃えて積載することができ、
用紙の取り出しが容易な紙受け装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の紙
受け装置を提供する。
【0006】紙受け装置は、紙受け台と、止めガイド板
と、横ガイド板とを備える。上記紙受け台は、用紙が排
出される用紙処理装置の排紙部に隣接して配置され、か
つ該排紙部より下方において、上記排紙部から用紙が排
出される排紙経路に大略沿って延在する。上記止めガイ
ド板は、上記紙受け台より上方において、上記排紙部に
対向しかつ上記排紙経路を横断する方向に延在する。上
記横ガイド板は、上記排紙部と上記止めガイド板との間
において、上記紙受け台より上方に、上記排紙経路の一
方の側縁に大略沿って、上記排紙経路と略直角に延在す
る。上記紙受け台は、上記排紙経路を横断する方向に上
記横ガイド板側が低くその反対側が高くなるように傾い
た斜面を有し、該傾斜面上に、上記排紙部から排出され
た用紙が積載される。
【0007】上記構成において、用紙処理装置の排紙部
から排出された用紙は、排紙経路を進み、止めガイド板
に達すると排紙部側へ跳ね返され、紙受け台の斜面に落
下し、斜面上に積載される。
【0008】上記構成によれば、斜面は横ガイド板側が
低いので、用紙は横ガイド板側に滑り、用紙の縁は横ガ
イド板に当たる。これにより、用紙は横ガイド板に沿っ
て揃う。したがって、用紙を良好に揃えて積載すること
ができる。
【0009】また、排紙経路を横断する方向の片側にの
み横ガイド板が配置され、反対側には用紙取り出しの障
害となる横ガイド板がない。したがって、紙受け台上に
積載された用紙を容易に取り出すことができる。
【0010】好ましくは、上記止めガイド板は、上記排
紙部に対向する排紙対向面に弾性部材を有し、該弾性部
材に、上記排紙部から排出された用紙の先端の少なくと
も一部が衝突する。
【0011】上記構成において、排紙部から排出された
用紙が弾性部材に衝突したとき、弾性部材は、その衝撃
を和らげることができる。これにより、止めガイド板で
の用紙の跳ね返りを抑えることができる。
【0012】上記構成によれば、排紙部と止めガイド板
との間を短くし、装置を小型化することができる。ま
た、排紙部から用紙が高速に排出されても、安定して積
み重ねることができ、処理能力の向上が可能である。
【0013】好ましくは、上記横ガイド板の上記排紙経
路の上記一方の側縁に対向する側面は、その上記排紙部
側が上記排紙経路の上記一方の側縁から相対的に遠く、
その上記止めガイド板側が上記排紙経路の上記一方の側
縁に相対的に近くなるように、上記排紙経路の上記一方
の側縁に対して斜めに延在する。上記止めガイド板は、
上記排紙部に対向する排紙対向面から上記排紙経路に突
出する突出部を有し、該突出部に、上記排紙部から排出
された用紙の先端の少なくとも一部が衝突する。
【0014】上記構成において、排紙部から排出された
用紙が止めガイド板に設けた突出部に当たって傾いた
後、横ガイド板に向けて適宜な方向に跳ね返されるよう
にすることができる。
【0015】上記構成によれば、突出部により用紙の跳
ね返り方向を矯正し、跳ね返された用紙が横ガイド板に
沿って一層良好に揃うようにすることができる。
【0016】好ましくは、上記突出部は、弾性部材で構
成される。
【0017】上記構成において、排紙部から排出された
用紙が弾性部材に衝突したとき、弾性部材は、その衝撃
を和らげることができる。これにより、止めガイド板で
の用紙の跳ね返りを抑えることができる。
【0018】上記構成によれば、排紙部と止めガイド板
との間を短くし、装置を小型化することができる。ま
た、排紙部から用紙が高速に排出されても、安定して積
み重ねることができ、処理能力の向上が可能である。
【0019】好ましくは、上記横ガイド板の上記排紙経
路の上記一方の側縁に対向する側面は、その上記排紙部
側が上記排紙経路の上記一方の側縁から相対的に遠く、
その上記止めガイド板側が上記排紙経路の上記一方の側
縁に相対的に近くなるように、上記排紙経路の上記一方
の側縁に対して斜めに延在する。上記止めガイド板の上
記排紙部に対向する排紙対向面は、上記排紙経路を横断
する方向に、上記横ガイド板側が上記排紙部から相対的
に遠く、その反対側が上記排紙部に相対的に近くなるよ
うに、上記排紙経路を斜めに横断する方向に延在する。
【0020】上記構成において、排紙部から排出された
用紙は、その先端の片側(横ガイド板とは反対側)が止
めガイド板に当たって傾いた後、止めガイド板から横ガ
イド板に向けて斜めに跳ね返される。
【0021】上記構成によれば、止めガイド板で用紙の
跳ね返り方向を矯正することにより、跳ね返された用紙
が横ガイド板に沿って一層良好に揃うようにすることが
できる。
【0022】好ましくは、上記止めガイド板は、その上
記排紙対向面から上記排紙経路に突出する弾性部材を有
し、該弾性部材に、上記排紙部から排出された用紙の先
端の少なくとも一部が衝突する。
【0023】上記構成において、排紙部から排出された
用紙が弾性部材に衝突したとき、弾性部材は、その衝撃
を和らげることができる。これにより、止めガイド板で
の用紙の跳ね返りを抑えることができる。
【0024】上記構成によれば、排紙部と止めガイド板
との間を短くし、装置を小型化することができる。ま
た、排紙部から用紙が高速に排出されても、安定して積
み重ねることができ、処理能力の向上が可能である。
【0025】好ましくは、上記横ガイド板の上記排紙経
路の上記一方の側縁に対向する側面は、その上記排紙部
側が上記排紙経路の上記一方の側縁から相対的に遠く、
その上記止めガイド板側が上記排紙経路の上記一方の側
縁に相対的に近くなるように、上記排紙経路の上記一方
の側縁に対して斜めに延在する。上記止めガイド板の上
記排紙部に対向する排紙対向面は、上記排紙経路を直角
に横断する方向に延在し、上記排紙経路を横断する方向
に上記横ガイド板とは反対側に上記排紙経路に突出する
弾性部材を有し、該弾性部材に、上記排紙部から排出さ
れた用紙の先端の一部が衝突する。
【0026】上記構成によれば、排紙部から排出された
用紙は、その先端が弾性部材に当たって傾いた後、止め
ガイド板から横ガイド板に向けて跳ね返される。弾性部
材で用紙の跳ね返り方向を矯正することにより、跳ね返
された用紙が横ガイド板に良好に沿うようにすることが
できる。
【0027】また、弾性部材は、用紙が衝突したときの
衝撃を和らげるので、装置を小型化したり、処理能力を
向上したりすることが可能である。
【0028】また、止めガイド板や弾性部材を排紙経路
に対して斜めに配置しないので、構成が簡単であり、製
造や組み立てが容易である。
【0029】好ましくは、上記横ガイド板は、上記紙受
け台に対して略直立した使用位置と上記紙受け台上に倒
れた不使用位置との間で回動自在に、上記紙受け台に支
持される。上記紙受け台は、大略上記排紙経路に沿って
移動自在に支持される。上記横ガイド板を上記不使用位
置にして、上記紙受け台を上記排紙部側に移動可能であ
る。
【0030】上記構成によれば、横ガイド板を折り畳む
ことにより、紙受け装置の全部又は一部を用紙処理装置
の排紙部側に移動し、例えば用紙処理装置の内部あるい
は下方に収納し、不使用時のスペースを小さくすること
ができる。
【0031】好ましくは、上記紙受け台に用紙が積載さ
れているか有無を検出する用紙検出手段をさらに備え
る。上記横ガイド板は、上記不使用位置において、上記
紙受け台の上記斜面上に倒れる。上記用紙検出手段は、
上記横ガイド板が上記不使用位置であるか否かも検出可
能である。
【0032】上記構成において、用紙検出手段は、例え
ば用紙による遮光や反射を検出する光センサや、用紙と
の接触を検出する検出スイッチや、用紙の接近を検出す
る近接センサなどを用いることができる。
【0033】上記構成によれば、用紙検出手段によっ
て、横ガイド板が倒れているがどうかの検出も行うこと
ができる。したがって、装置の使用が可能か否かを判断
するために、横ガイド板の位置を検出する検出手段を別
個に設ける必要がなく、装置の構成を簡単にすることが
できる。
【0034】好ましくは、上記紙受け台は、上記斜面か
ら、上記排紙経路を横断する方向に上記横ガイド板とは
反対側に延在する連通溝を有する。
【0035】上記構成によれば、横ガイド板とは反対側
から連通溝に手を挿入し、紙受け台の斜面上に積載され
た用紙に下からアクセスし、積載された用紙を挟んだり
持ち上げたりして、取り出すことができる。したがっ
て、紙受け台からの用紙取り出しが容易になる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態に係る
紙受け装置について、図1〜図13を参照しながら説明
する。
【0037】まず、本発明の第1実施形態に係る紙受け
装置を用いた封筒内容物判別装置について、図1〜図8
を参照しながら説明する。
【0038】封筒内容物判別装置は、不在者投票用紙が
入れられる二重封筒の厚さを検査し、開封する装置であ
る。
【0039】不在者投票用の投票用紙、内封筒、外封筒
は、いずれも規定形状で、かつ規定厚さの紙材で構成さ
れており、正規に投票された不在者投票の二重封筒は一
定の厚さを有する。例えば、投票用紙が2枚入っていた
り、あるいは投票用紙が入っていない内封筒が外封筒の
中に入っていたりすると、そのような二重封筒の厚さ
は、規定どおりに投票された場合の二重封筒の厚さより
も厚かったり薄かったりする。したがって二重封筒の厚
さを検査することで、開封して中身を調べずとも適切封
筒か不適切封筒かを判別することができる。また、例え
ばコマーシャル用のダイレクトメールのように、規定の
封筒に規定どおりの用紙が規定枚数入れられた多数の郵
便物などにおいても、各封筒の厚さを検査することで、
発送してよい合格物か発送すべきでない不合格物かを判
別することができる。
【0040】封筒内容物判別装置は、図1に示すように
構成される。図中、10は、内容物判別処理等の処理が
これから施される二重封筒2aを積載しておく入口ホッ
パー部である。11は、二重封筒2aを1通ずつ捌いて
封筒搬送経路18へ送り出す捌き部である。12は二重
封筒2bを搬送する第1搬送ローラ対である。13は、
二重封筒の厚さを検出する厚さ検出部であり、二重封筒
内の投票用紙が適切に1枚入っているか否かを、さらに
は封筒が重送されているか否かを、通過封筒の厚さから
検出する。14は第2搬送ローラ対である。15は、搬
送される二重封筒の外封筒に開封スリットを切り込むス
リット部であり、外封筒の片面にのみ開封スリットを切
り込む。16は第3搬送ローラ対である。17は、所定
の処理がなされ排紙部16xから装置本体4の外部へ排
出された二重封筒2cを受け取って積載していく出口ス
タッカー部、すなわち紙受け装置である。
【0041】入口ホッパー部10には、判別対象の封筒
を揃えて積み上げ状態に載置する。入口ホッパー部10
の底面は、搬送経路18へ向って下るように傾斜してお
り、その上に載置された二重封筒2aが搬送経路18の
方へ滑って移動しやすくなっている。入口ホッパー部1
0の底面の下方には、載置された二重封筒2aの最も下
の封筒を効果的に捌き部11へ送り込むために、前方の
送り込みローラ19と後方の偏心ローラ20が配置され
ている。送り込みローラ19は、封筒の前方部分に当接
するように配置されて送り込み方向に回転駆動され、摩
擦により封筒を前方へ送る。偏心ローラ20は、回転軸
が偏心しているので、その回転に伴ってローラ外周面が
上下動し、封筒の後方部分に当接して封筒を上下動させ
ることによって封筒間に空気が入るのを助け、封筒どう
しの密着を防止する。偏心ローラ20の回転方向は送り
込みローラ19と同じであるが、偏心ローラ20の回転
数は送り込みローラ19の回転数よりも遅くするのが好
ましく、最大速くても送り込みローラ19の回転数と同
じである。
【0042】なお、前方の送り込みローラ19と後方の
偏心ローラ20との間に配置されているのは、封筒の有
無を検知するスイッチ21であり、入口ホッパー部10
の底面から上方へ突出するアームレバーが封筒によって
下方へ押し込まれるとスイッチ21がオンとなり、判別
処理すべき封筒が入口ホッパー部10に載置されている
ことを示す。逆に、封筒が入口ホッパー部10になけれ
ば、アームレバーが上方へ突出してスイッチ21がオフ
となり、判別処理すべき封筒が入口ホッパー部10に載
置されていないことを示す。
【0043】入口ホッパー部10は、載置された二重封
筒2aの最も下の封筒を捌き部11へ送り込むため、前
方の送り込みローラ19と後方の偏心ローラ20の代わ
りに、図1(b)又は(c)に示したように、搬送ベル
ト100,110を用いてもよい。図1(b)の場合に
は、搬送ベルト100は、同一径の駆動ローラ102,
104で駆動される。図1(c)の場合には、搬送ベル
ト110は、外径の異なる駆動ローラ112,114で
駆動される。この場合、後方の駆動ローラ114を偏心
軸で支持された偏心ローラとすれば、偏心ローラ20と
同様に、載置された二重封筒2aの後方部分を上下動さ
せ、二重封筒2a間に空気が入るのを助け、二重封筒2
a同士の密着を防止することができる。
【0044】入口ホッパー部10の前方には、捌き部1
1が設けられている。捌き部11は、封筒を送り出す方
向に回転する下方の給送ローラ22と、その反対方向へ
回転する上方の捌きローラ23とが、封筒1通が通過で
きる隙間に調整された間隔で互いに向い合って配置され
ており、逆転捌き機構を構成している。このように、給
送ローラ22および捌きローラ23による逆転捌き機構
と、入口ホッパー部10の底面下方の送り込みローラ1
9および偏心ローラ20とを組合せることによって、封
筒は確実に1通ずつ入口ホッパー部10から送り出され
て搬送される。
【0045】厚さ検出部13は、封筒搬送経路18を挟
んで上下に設けられた可動上ローラ40と固定下ローラ
41とを有している。いずれのローラも回転自由であ
る。可動上ローラ40は、搬送経路18を通過する二重
封筒の厚さによって上下動可能に支持されている。その
支持構造は、ほぼ直角に折り曲げられた第1アーム42
と第2アーム43とからなるてこ部材44の第1アーム
42の先端に軸支されている。てこ部材44は、第1ア
ーム42と第2アーム43の折曲点が支点45となって
支持されている。したがって、搬送経路18上の二重封
筒が可動上ローラ40と固定下ローラ41と間を通過す
ると、可動上ローラ40が上昇し、その移動によって第
1アーム42および第2アーム43が揺動する。第2ア
ーム43の先端には、反射板43aが設けられ、光学反
射式の変位センサ46に対面しており、センサ46から
の光信号を反射する。センサ46は、その反射光から反
射板43aまでの距離を検出する。第1アーム42と第
2アーム43との長さ比は、この実施形態においては
1:2.5であり、センサ46から第2アーム43の先
端までの距離の変位量が二重封筒の厚さの2.5倍とな
って検出される。この変位量の検出はかなりの高精度に
することができ、通常の紙の厚さに相当する距離の変位
量であれば、問題なく識別可能である。
【0046】厚さ検出部13は、図8の要部拡大図に示
したように、調整が容易な構成となっている。図8
(a)は要部側面図、(b)は要部正面断面図、(c)
は要部底面断面図である。
【0047】装置本体のフレーム6には第1部材300
が固定され、第1部材300には第2部材400が固定
され、第2部材にはセンサ46が固定されるようになっ
ている。
【0048】第1部材300は、3つのねじ301,3
03,305でフレーム6に固定される。ねじ303,
305は、第1部材300の長穴302,304に挿通
され、第1部材300は、図8(a)において鎖線で示
したように、ねじ301を中心に取り付け角度を調整で
きるようになっている。第1部材300には、偏心軸3
10がねじ312で固定されている。
【0049】第2部材400は、直角に折り曲げられた
第1片410と第2片420とからなる。第1片410
は、偏心軸310が挿通される長穴412を有し、第1
部材300とともに、ねじ301で固定される。第2片
420には、センサ46がねじ46aで固定される。第
2片420には、U字状の切り欠き422が設けられ、
センサの発光部および受光部が、切り欠き422を介し
て、フレーム43の検出部に対向するようになってい
る。
【0050】センサ46の取り付け位置は、次のように
調整する。
【0051】まず、ねじ301,303,305,31
2を軽く緩めた状態で、第1部材300の位置を大まか
に決め、ねじ303,305を締め、第1部材300を
フレーム6に固定する。このとき、例えばすきまゲージ
を用いて、検出部43aとセンサ460とが所定の間隔
となるようにする。
【0052】次に、偏心軸310を回転し、微調整を行
い、ねじ301,312を締め、第2部材400を第1
部材300上に固定する。このとき、不図示の操作ボタ
ンを操作し、装置の動作モードを通常モードからサービ
スマンモードし、不図示の液晶表示部に表示されるセン
サ出力が所定値になるように、微調整を行う。
【0053】スリット部15は、封筒搬送経路18を挟
んで上下に設けられた円盤状の回転刃50と固定押えロ
ーラ51とを有している。回転刃50と固定押えローラ
51は、共に回転駆動される。
【0054】回転刃50は、二重封筒2bの外封筒を両
面とも切断するのではなく、片方の面にスリットを形成
するように片方の面だけを切断するように、固定押えロ
ーラ51との間の隙間が調整される。また、厚さ検出部
13で封筒が不適切であると判別されたときに、その二
重封筒2bを切断しないように、回転刃50を上方へ逃
がすようにもされている。なお、二重封筒2bを切断し
ないようにするためには、回転刃50を逃がす方向は上
方に限られるものでなく、搬送経路18の外へ出るよう
に横方向へ逃がすことも考えられる。
【0055】なお、回転刃50は外封筒の一方面だけを
切断するが、その切断位置は封筒の一側縁に沿って端縁
から1〜2mmの箇所とするのが好ましい。この位置
は、外封筒の一側縁を叩いて内封筒を外封筒の中の一方
側へ寄せてから本発明の装置に二重封筒をセットするこ
とで、内封筒やその中の投票用紙までを切断することな
く確実に外封筒の一方面だけを切断することができる位
置である。
【0056】封筒が搬送される経路は、封筒の幅寸法に
合わせて調整できるように封筒の両側縁に沿う側壁の一
方が幅方向に可動にされており、他方の側壁は固定され
ている。封筒の切断位置を上述のような位置とするため
に、回転刃50の位置は、搬送経路18の固定側壁から
1〜2mmの箇所とされており、搬送経路18の幅方向
には固定されている。
【0057】搬送ローラ対12,14,16は、それぞ
れ下側のローラが回転駆動されて搬送経路18の底面か
ら上方へ部分的に突出しており、これに対して自重で当
接する上側のローラが自由回転する。二重封筒はこれら
の間に通されて搬送方向へ送られる。上側のローラは封
筒の厚み程度には上方へ移動可能に支持されている。
【0058】搬送ローラ対16の前方には、封筒の通過
を検知するスイッチ80が設けられている。スイッチ8
0は、搬送経路18の上方に突出するアームレバーを有
しており、搬送される封筒によって下方へ押し込まれる
とスイッチ80がオンとなり、封筒が通過してアームレ
バーが上方へ突出するとスイッチ80がオフとなる。す
なわち、スイッチ80がオンからオフとなることによっ
て通過封筒の数を1ずつ計数することができる。
【0059】また、厚さ検出部13で異常(封筒が不適
切封筒であったり、2通以上の封筒が同時に給送された
重送の場合)が検出された場合、封筒がスリット部15
を通ってスイッチ80上にくると、スイッチ80がオン
になった状態で装置の運転が停止される。この位置であ
れば封筒の取り除きが簡単であり、一旦スイッチ80が
オンになっても運転停止された状態で封筒が取り除かれ
るので、スイッチ80は、運転状態でオンからオフには
切り替わらない。すなわち、不適切封筒の数は計数され
ない。運転状態にリセットされるときはスイッチ80が
オフ状態から運転が再開される。このように構成されて
いるので、不在者投票がなされた二重封筒の全てをこの
装置にかけることにより、適切封筒と不適切封筒とを開
封せずに分別でき、さらに分別と同時に適切封筒のみの
数を自動的に計数することができる。
【0060】なお、適切封筒の数を計数する手段として
は、上述のスイッチ80に限らずとも、例えば厚さ検出
部13の可動上ローラ40の上下動から、あるいはてこ
部材44の揺動動作から電気信号を得て計数することも
可能である。この場合、適切封筒と不適切封筒との判別
結果(変位センサ46からの出力信号)に応じて、適切
封筒の数のみを計数して不適切封筒の数を除外するよう
に信号を電気的に処理する。
【0061】出口スタッカー部17は、図3〜図5の斜
視図に示したように、装置本体4に対して引出しのよう
にスライド可能に取り付けられており、使用時には図3
に示したように引き出し、不使用時は図5に示したよう
に装置本体4内へ押し込んで収納することができるよう
になっている。
【0062】図2の斜視図に示すように、出力スタッカ
ー部17は、大略、紙受け台210と、止めガイド板で
ある排紙エンドフェンス220と、横ガイド板である排
紙サイドフェンス230とを備える。
【0063】紙受け台210上には、傾斜部212,2
14が配置され、その上に、開封された二重封筒2cが
載置されるようになっている。傾斜部212,214
は、排紙サイドフェンス230側(図において奥側)が
低く、その反対側(図において手前側)が高い斜面21
3,215を有するので、二重封筒2cの一辺が排紙サ
イドフェンス230に沿って載置されるようになってい
る。傾斜部212,214の間には、排紙サイドフェン
ス230とは反対側に連通する連通溝216が設けら
れ、排紙サイドフェンス230とは反対側から手を入
れ、斜面213,215上に載置された二重封筒2cに
下からアクセスして、二重封筒2cを取り出すことがで
きるようになっている。排紙サイドフェンス230とは
反対側が開放されているので、二重封筒2cを直ぐに取
り出すことができ、ガイド板を動かすなどの準備作業が
不要である。
【0064】排紙エンドフェンス220は、紙受け台2
10の端部に立設され、排紙方向に対して直角に延在す
るようになっている。排紙エンドフェンス220は、排
紙部16xに対向する排紙対向面221に、マグネット
234と弾性部材240とが配置されている。
【0065】排紙サイドフェンス230は、紙受け台2
10上に配置され、ヒンジ232,234を介して回動
自在に支持されている。排紙サイドフェンス230は、
排紙経路に対向する側面231とは反対側の面がマグネ
ット234に吸着され、紙受け台210に対して直立し
た使用位置を保持するようになっている。
【0066】図3で矢印290で示すように、排紙サイ
ドフェンス230を紙受け台210の上に倒して不使用
位置とし、図4で矢印292で示すように、出力スタッ
カー部17全体を装置本体4側に押し込むことにより、
出力スタッカー部17を装置本体4内に収納することが
できるようになっている。
【0067】さらに、用紙検出手段として、紙受け台2
10の後方の傾斜部214には透過センサの受光部71
0が配置され、排紙エンドフェンス220には透過セン
サの発光部700が配置されている。発光部700と受
光部710とは、互いに対向し、紙受け台210の斜面
213,215上に二重封筒2cが載置されたときには
遮光され、用紙の有無を検出できるようになっている。
また、図3に示したように、排紙サイドフェンス230
が紙受け台210の上に倒れているときにも遮光され、
排紙サイドフェンス230が倒れているか否かも検出で
きるようになっている。発光部700と受光部710と
の間が遮光されていないときには、図2に示したよう
に、スタッカー部17が装置本体4から引き出され、排
紙サイドフェンス230が直立し、使用可能な準備状態
であることを、検出することができる。
【0068】排紙サイドフェンス230は、図5の要部
平面図に示したように、二重封筒2cの排紙経路3の片
側に沿って、矢印294で示した排紙方向に対して斜め
に配置されている。
【0069】装置本体4から排出された二重封筒2c
は、図6の要部平面図に示したように、その先端片側が
弾性部材240に当たり、矢印296で示すように、排
紙サイドフェンス230側に斜めに跳ね返される。
【0070】弾性部材240は、二重封筒2cの先端片
側が弾性部材240に当たったときの衝撃は和らげると
ともに、二重封筒2cが跳ね返る方向を排紙サイドフェ
ンス230方向に矯正する。
【0071】跳ね返された用紙2cは、図7の要部平面
図に示したように、排紙サイドフェンス230の側面2
31に緩やかに当接しながら紙受け台210上に、その
一辺が排紙サイドフェンス230の側面231に沿って
整然と載置される。
【0072】傾斜部212,214の斜面213,21
5が排紙サイドフェンス230側に下がっているので、
二重封筒2cには、矢印298で示したように、排紙サ
イドフェンス230側に滑る力が働くために、紙受け台
210に載置された二重封筒2cの揃えがさらに良好と
なる。
【0073】弾性部材240は、上下方向に延在するの
で、二重封筒2cの大きさや重さ、排紙速度などにより
排紙経路が上下に変動しても、二重封筒2cを排紙サイ
ドフェンス230に向けて跳ね返すことができる。した
がって、種々の条件下で良好に使用することができる。
【0074】以上説明したように、スタッカー部17に
は、二重封筒2cを良好に揃えて積載することができ
る。また、スタッカー部17からは、積載された二重封
筒2cを容易に取り出すことができる。
【0075】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【0076】本発明は、二重封筒を対象とする紙受け装
置に限らず、種々の用紙を対象とする紙受け装置に、広
く適用することができる。
【0077】また、図9の要部平面図に示した紙受け装
置500ように、横ガイド板530の側面531が、矢
印590で示した排紙方向と平行であっても、横ガイド
板530側が低くなるように傾いた斜面を紙受け台51
0に設け、用紙が当たったときの衝撃を和らげるため
に、止めガイド板520の排紙対向面521に弾性部材
540を設ければ、用紙の揃えを良好にすることができ
る。
【0078】また、図10の要部平面図に示した紙受け
装置502のように、横ガイド板532が排紙方向に対
して斜め(非平行)に配置される場合、止めガイド板5
20が排紙方向に対して直角方向に配置されていても、
止めガイド板520に、用紙が当たる跳ね返り方向矯正
部材542を設け、用紙が横ガイド板532に向けて跳
ね返るように用紙の跳ね返り方向を矯正し、横ガイド板
532の側面533に沿って用紙を揃えるようにしても
よい。この場合、跳ね返り方向矯正部材542を弾性部
材で構成し、用紙が当たったときの衝撃を和らげるよう
にしてもよい。
【0079】あるいは、図11の要部平面図に示した紙
受け装置504のように、横ガイド板532を排紙方向
に対して斜めに配置し、さらに、止めガイド板524も
排紙方向に対して斜め(非直角)に配置して、止めガイ
ド板544の排紙対向面545自体で用紙の跳ね返り方
向を矯正し、用紙が横ガイド板532に向けて跳ね返え
るようにしてもよい。この場合、図12の要部平面図に
示した紙受け装置506ように、止めガイド板524に
弾性部材546を設け、用紙が当たったときの衝撃を和
らげるようにしてもよい。
【0080】さらには、図13の要部平面図に示したよ
うに、横ガイド板630の側面631が矢印690で示
した排紙方向と平行であり、止めガイド板620の排紙
対向面621が排紙方向と直角であっても、横ガイド板
630側が低くなるように傾いた斜面を紙受け台610
に設けるだけで、斜面上に載置された用紙を横ガイド板
630の側面631に沿って揃えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る紙受け装置を備
えた開封機の構成図である。
【図2】 図1のスタッカー部の斜視図である。
【図3】 図1のスタッカー部の斜視図である。
【図4】 図1のスタッカー部の斜視図である。
【図5】 図1のスタッカー部の要部平面図である。
【図6】 図1のスタッカー部の要部平面図である。
【図7】 図1のスタッカー部の要部平面図である。
【図8】 図1の厚さ検出部の要部拡大図である。
【図9】 本発明の第2実施形態に係る紙受け装置の要
部平面図。
【図10】 本発明の第3実施形態に係る紙受け装置の
要部平面図。
【図11】 本発明の第4実施形態に係る紙受け装置の
要部平面図。
【図12】 本発明の第5実施形態に係る紙受け装置の
要部平面図。
【図13】 本発明の第6実施形態に係る紙受け装置の
要部平面図。
【符号の説明】
2c 二重封筒(用紙) 3 排紙経路 4 装置本体(用紙処理装置) 16x 排紙部 17 スタッカー部(紙受け装置) 210 紙受け台 213,215 斜面 216 連通溝 220 排紙エンドフェンス(止めガイド板) 221 排紙対向面 230 排紙サイドフェンス(横ガイド板) 231 側面 240 弾性部材(突出部) 500,502,504,506 紙受け装置 510 紙受け台 520 止めガイド板 521 排紙対向面 524 止めガイド板 525 排紙対向面 530 横ガイド板 531 側面 532 横ガイド板 533 側面 540 弾性部材(突出部) 542 跳ね返り方向矯正部材(突出部、弾性部材) 546 弾性部材(突出部) 600 紙受け装置 610 紙受け台 620 止めガイド板 630 横ガイド板 700 発光部(用紙検出手段) 710 受光部(用紙検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 雅文 和歌山県那賀郡粉河町大字上田井353番地 デュプロ精工株式会社内 Fターム(参考) 3F054 AA01 AB00 AC04 BA01 BB05 BB12 BC02 BG08 BG12 BJ02 CA10 CA16 CA23

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙(2c)が排出される用紙処理装置
    (4)の排紙部(16x)に隣接して配置され、かつ該
    排紙部(16x)より下方において、上記排紙部(16
    x)から用紙(2c)が排出される排紙経路(3)に大
    略沿って延在する紙受け台(210,510,610)
    と、 該紙受け台(210,510,610)より上方におい
    て、上記排紙部(16x)に対向しかつ上記排紙経路
    (3)を横断する方向に延在する止めガイド板(22
    0,520,524,620)と、 上記排紙部(16x)と上記止めガイド板(220,5
    20,524,620)との間において、上記紙受け台
    (210,510,610)より上方に、上記排紙経路
    (3)の一方の側縁に大略沿って、上記排紙経路(3)
    と略直角に延在する横ガイド板(230,530,53
    2,630)とを備え、 上記紙受け台(210,510,610)は、上記排紙
    経路(3)を横断する方向に上記横ガイド板(230,
    530,532,630)側が低くその反対側が高くな
    るように傾いた斜面(213,215)を有し、該傾斜
    面(213,215)上に、上記排紙部(16x)から
    排出された用紙(2c)が積載されることを特徴とす
    る、紙受け装置。
  2. 【請求項2】 上記止めガイド板(220,520,5
    24)は、上記排紙部(16x)に対向する排紙対向面
    (221,521,525)に弾性部材(240,54
    0,542,546)を有し、該弾性部材(240,5
    40,542,546)に、上記排紙部(16x)から
    排出された用紙(2c)の先端の少なくとも一部が衝突
    することを特徴とする、請求項1記載の紙受け装置。
  3. 【請求項3】 上記横ガイド板(230,532)の上
    記排紙経路(3)の上記一方の側縁に対向する側面(2
    31,533)は、その上記排紙部(16x)側が上記
    排紙経路(3)の上記一方の側縁から相対的に遠く、そ
    の上記止めガイド板(220,520,524)側が上
    記排紙経路(3)の上記一方の側縁に相対的に近くなる
    ように、上記排紙経路(3)の上記一方の側縁に対して
    斜めに延在し、 上記止めガイド板(220,520,524)は、上記
    排紙部(16x)に対向する排紙対向面(221,52
    1,525)から上記排紙経路(3)に突出する突出部
    (240,540,542,546)を有し、該突出部
    (240,540,542,546)に、上記排紙部
    (16x)から排出された用紙(2c)の先端の少なく
    とも一部が衝突することを特徴とする、請求項1記載の
    紙受け装置。
  4. 【請求項4】 上記突出部(240,540,542,
    546)は、弾性部材(240,540,542,54
    6)で構成されることを特徴とする、請求項3記載の紙
    受け装置。
  5. 【請求項5】 上記横ガイド板(230,532)の上
    記排紙経路(3)の上記一方の側縁に対向する側面(2
    31,533)は、その上記排紙部(16x)側が上記
    排紙経路(3)の上記一方の側縁から相対的に遠く、そ
    の上記止めガイド板(220,524)側が上記排紙経
    路(3)の上記一方の側縁に相対的に近くなるように、
    上記排紙経路(3)の上記一方の側縁に対して斜めに延
    在し、 上記止めガイド板(220,524)の上記排紙部(1
    6x)に対向する排紙対向面(221,525)は、上
    記排紙経路(3)を横断する方向に、上記横ガイド板
    (230,532)側が上記排紙部(16x)から相対
    的に遠く、その反対側が上記排紙部(16x)に相対的
    に近くなるように、上記排紙経路(3)を斜めに横断す
    る方向に延在することを特徴とする、請求項1記載の紙
    受け装置。
  6. 【請求項6】 上記止めガイド板(220,524)
    は、その上記排紙対向面(221,525)から上記排
    紙経路(3)に突出する弾性部材(240,546)を
    有し、該弾性部材(240,546)に、上記排紙部
    (16x)から排出された用紙(2c)の先端の少なく
    とも一部が衝突することを特徴とする、請求項5記載の
    紙受け装置。
  7. 【請求項7】 上記横ガイド板(230)の上記排紙経
    路(3)の上記一方の側縁に対向する側面(221)
    は、その上記排紙部(16x)側が上記排紙経路(3)
    の上記一方の側縁から相対的に遠く、その上記止めガイ
    ド板(220,520,524,620)側が上記排紙
    経路(3)の上記一方の側縁に相対的に近くなるよう
    に、上記排紙経路(3)の上記一方の側縁に対して斜め
    に延在し、 上記止めガイド板(220)の上記排紙部(16x)に
    対向する排紙対向面(221)は、上記排紙経路(3)
    を直角に横断する方向に延在し、上記排紙経路(3)を
    横断する方向に上記横ガイド板(230)とは反対側に
    上記排紙経路(3)に突出する弾性部材(240)を有
    し、該弾性部材(240)に、上記排紙部(16x)か
    ら排出された用紙(2c)の先端の一部が衝突すること
    を特徴とする、請求項1記載の紙受け装置。
  8. 【請求項8】 上記横ガイド板(230,530,53
    2,630)は、上記紙受け台(210,510,61
    0)に対して略直立した使用位置と上記紙受け台(21
    0,510,610)上に倒れた不使用位置との間で回
    動自在に、上記紙受け台(210,510,610)に
    支持され、 上記紙受け台(210,510,610)は、大略上記
    排紙経路(3)に沿って移動自在に支持され、 上記横ガイド板(230)を上記不使用位置にして、上
    記紙受け台(210)を上記排紙部(16x)側に移動
    可能であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか
    一つに記載の紙受け装置。
  9. 【請求項9】 上記紙受け台(210,510,61
    0)に用紙(2c)が積載されているか有無を検出する
    用紙検出手段(700,710)をさらに備え、 上記横ガイド板(230,530,532,630)
    は、上記不使用位置において、上記紙受け台(210,
    510,610)の上記斜面(213,215)上に倒
    れ、 上記用紙検出手段(700,710)は、上記横ガイド
    板(230,530,532,630)が上記不使用位
    置であるか否かも検出可能であることを特徴とする、請
    求項1〜8のいずれか一つに記載の紙受け装置。
  10. 【請求項10】 上記紙受け台(210,510,61
    0)は、上記斜面(213,215)から、上記排紙経
    路(3)を横断する方向に上記横ガイド板(230,5
    30,532,630)とは反対側に延在する連通溝
    (216)を有することを特徴とする、請求項1〜9の
    いずれか一つに記載の紙受け装置。
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