JP2002233936A - バリ取り用加工具およびバリ取り装置 - Google Patents

バリ取り用加工具およびバリ取り装置

Info

Publication number
JP2002233936A
JP2002233936A JP2001025768A JP2001025768A JP2002233936A JP 2002233936 A JP2002233936 A JP 2002233936A JP 2001025768 A JP2001025768 A JP 2001025768A JP 2001025768 A JP2001025768 A JP 2001025768A JP 2002233936 A JP2002233936 A JP 2002233936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deburring
work
grinding
processing tool
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001025768A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Tokutake
英男 徳武
Kenji Ueno
賢治 上野
Tatsuo Niimura
辰雄 新村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyama Co Ltd
Original Assignee
Koyama Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyama Co Ltd filed Critical Koyama Co Ltd
Priority to JP2001025768A priority Critical patent/JP2002233936A/ja
Publication of JP2002233936A publication Critical patent/JP2002233936A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークのバリを手間をかけずに短時間で効率
よく研削可能なバリ取り用加工具およびバリ取り装置を
提供する。 【解決手段】 外周面が研削面としてワーク30に当接
し、軸線方向Aに往復動して当接した部位のバリ31を
研削しつつ、軸線方向Aとは直交する方向であるワーク
30の被加工面に沿って移動することによってワーク3
0の被加工面のバリ31を研削する棒状のバリ取り用加
工具20であって、研削面に、軸線を中心として外方に
向けて突出する曲面を有する曲面部20aと、平面部2
0bとが形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの被加工面
に接してワークのバリを研削するバリ取り加工具、およ
びそれを用いてワークのバリを研削するバリ取り装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】鋳物の製造時には鋳物の内部形状を成形
するための中子が必要になることがある。中子は鋳造す
る製品の形状に合わせて熱硬化性樹脂等によって製造さ
れる。中子の製造直後は、表面にバリが生じている。そ
こで、鋳造工程前に中子のバリを研削する必要がある。
【0003】従来から用いられている中子のバリを研削
するためのバリ取り用加工具は、直径が5mm程度の金
属製の丸棒の外周面に、研削用に工業用ダイヤモンド粒
子が電着により付着されたものである。すなわち、バリ
取り用加工具とは、軸線方向に直交する断面形状が円形
の、いわゆる棒状のヤスリのことである。かかるバリ取
り用加工具は、バリ取り装置(図示せず)に装着され、
軸線を中心に回転するように駆動され、中子の表面に接
しながら表面に沿って移動することによって中子の表面
に生じているバリを研削する。
【0004】次に、このようなバリ取り用加工具を用い
た場合における、中子のバリ取りの様子について、図1
3に基づいて説明する。図13(a)では、バリ取り用
加工具10がワーク30(中子)の表面に接しつつ矢印
方向に移動しているところを示している。このように、
ある程度長い直線部分30aや曲線部30cを研削して
いる場合には、バリ取り用加工具10はバリ31を良好
に研削することができる。
【0005】図13の(b)では、バリ取り用加工具2
0がワーク30のコーナー30b(角)の内側に接して
いるところである。このとき、コーナー30bに対し
て、断面円形のバリ取り用加工具が当接しても、必ずコ
ーナー30bにはバリ取り用加工具10が接触できない
隙間xが生じてしまう。この隙間xは、バリ取り用加工
具10の径が大となればなるだけ大きくなる。したがっ
て、図13(c)に示したように、従来のバリ取り装置
では、ワーク30のコーナー30bの内側には、研削で
きない部分が一部生じてしまい、バリ31が残ってしま
うという事態が生じていた。
【0006】なお、中子であるワークには、図13に示
したようにある程度複雑な構造を有する部位33も存在
する。そして、バリ31はこのような部位33の隙間に
生ずることが多いので、特にこのような部位のバリ31
を良好に研削することが望まれている。このような複雑
な構造を有する部位33は、当然にコーナー30bが多
くなるため、従来のようなバリ取り装置により研削して
いたのでは、綺麗に研削することができないという問題
があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
バリ取り用の加工具をバリ取り装置に装着して自動的に
バリ取りを行なった場合では、ワークの直線部分におい
ては、バリ取り加工具を駆動させつつ直線方向に沿って
移動させれば、良好にバリの研削が行えた。しかし、ワ
ークのコーナーの内側では、断面が円形の丸棒のバリ取
り用加工具を用いると、バリ取り用加工具の径に該当す
る部分しか研削することができず、コーナー内側にバリ
が残ってしまうという課題があった。
【0008】この課題は、バリ取り用加工具の径を細く
することにより解決されると思われるが、バリ取り用加
工具を細くしてしまうと、ダイヤモンド粒子の電着量が
少なく、研削できる寿命がきわめて短くなってしまうの
で実用性に欠ける。また、径が細いと機械的強度も不足
し、研削中に切れてしまうなどのおそれもある。さら
に、バリ取り用加工具そのものの剛性が低くなり、研削
中のバリ取り加工具の回転により、先端部が遠心力によ
って径方向に広がってしまい、バリを研削する際に中子
も削り取ってしまうおそれなどもあった。このため、従
来のバリ取り加工においては、ある程度の大径のバリ取
り用加工具を利用することが前提となる。
【0009】したがって、従来は、ある程度の大径のバ
リ取り用加工具を装着したバリ取り装置でバリ取りを行
い、その後バリ取り加工具が研削できなかったコーナー
の内側や複雑な形状の内側部分などは、平ヤスリなどを
用いて人手により研削を行なっていた。このため、研削
に手間がかかっているという課題があった。
【0010】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、ワークのバリを手間を
かけずに短時間で効率よく研削可能なバリ取り用加工具
およびバリ取り装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかか
るバリ取り用加工具によれば、外周面が研削面としてワ
ークに当接し、軸線方向に往復動して当接した部位のバ
リを研削しつつ、軸線方向とは直交する方向であるワー
クの被加工面に沿って移動することによってワークの被
加工面のバリを研削する棒状のバリ取り用加工具であっ
て、前記研削面に、軸線を中心として外方に向けて突出
する曲面を有する曲面部と、平面部とが形成されている
ことを特徴としている。この構成を採用することによっ
て、ワークの通常の部位は曲面部によって研削し、ワー
クのコーナーの内側を研削するような場合には、平面部
に存する角や、平面部と曲面部との結合部分に生じた角
等をコーナー内側に押し当てて研削することができる。
このため、人手による研削を行なわずに、バリ取り装置
を用いて効率よく研削できる。
【0012】前記平面部は、少なくとも2面以上の平面
を有していることを特徴とすると、それぞれの平面が繋
がる角をコーナーの内側に押し当てて研削できる。ま
た、前記平面部が有する2面以上の平面は互いに直交す
るような位置に形成され、直角な角部が少なくとも1つ
形成されていることを特徴とれば、コーナーの直角の角
に隙間無く押し当てて研削することができ、バリの研削
が確実に行える。
【0013】本発明にかかるバリ取り用加工具によれ
ば、外周面が研削面としてワークに当接し、軸線方向に
往復動して当接した部位のバリを研削しつつ、軸線方向
とは直交する方向であるワークの被加工面に沿って移動
することによってワークの被加工面のバリを研削する棒
状のバリ取り用加工具であって、軸線方向に直交する断
面の一部が四角形となるように形成されていることを特
徴としている。この構成を採用することによって、ワー
クのコーナーの内側を研削するような場合には、四角形
の角をコーナー内側に押し当てて研削することができ
る。このため、人手による研削を行なわずに、バリ取り
装置を用いて効率よく研削できる。
【0014】また、請求項4において、軸線方向に直交
する断面の一部が半円形となるように形成されていれ
ば、ワークの直線部、曲線部等の通常の部位を研削する
場合には、半円形の部分を押し当てて研削することがで
きるので、効率よく研削が可能である。
【0015】また、本発明にかかるバリ取り用加工具に
よれば、外周面が研削面としてワークに当接し、軸線方
向に往復動して当接した部位のバリを研削しつつ、軸線
方向とは直交する方向であるワークの被加工面に沿って
移動することによってワークの被加工面のバリを研削す
る棒状のバリ取り用加工具であって、軸線方向に直交す
る断面が円形の断面円形部と、軸線方向に直交する断面
が四角形の断面四角形部とが軸線方向に分離して形成さ
れていることを特徴としている。この構成を採用するこ
とによっても、ワークのコーナーの内側を研削するよう
な場合には、断面四角形の部分をコーナー内側に押し当
てて研削することができ、コーナーではない部分は断面
円形の部分を用いて研削する。このため、人手による研
削を行なわずに、バリ取り装置を用いて効率よく研削で
きる。
【0016】本発明にかかるバリ取り装置によれば、ワ
ークのバリを研削するバリ取り装置において、請求項
1,請求項2または請求項3記載のバリ取り用加工具を
装着する加工具装着部と、加工具装着部に連結され、加
工具装着部に装着されたバリ取り用加工具を軸線方向に
往復動させてバリを研削させる加工具駆動手段と、加工
具装着部および加工具駆動手段を、バリ取り用加工具が
ワークの被加工面に沿って移動するように移動させる移
動手段と、バリ取り用加工具がワークの被加工面に曲面
部か平面部かどちらか一方の面を当接させてバリを研削
中に、被加工面に当接している研削面を、ワークの被加
工面の形状によって他方の面に変更するように、加工具
装着部を加工具駆動手段に対して軸線を中心に回動させ
る研削面変更手段とを具備することを特徴としている。
この構成を採用することによって、バリ取り用加工具
は、ワークの被加工面に当接すると加工具駆動手段によ
る往復動でその部位のバリを研削し、移動手段によって
被加工面を移動しつつバリを研削する。そして、ワーク
の被加工面の形状により研削面変更手段を用いていずれ
の面で研削するかを変更することができる。したがっ
て、ワークの直線部分やコーナーの内側等の部位に応じ
て、曲面部か平面部かで適した面での研削を行なうこと
ができ、バリを残さないようにすることができる。
【0017】また、ワークのバリを研削するバリ取り装
置において、請求項4,請求項5または請求項6記載の
バリ取り用加工具を装着する加工具装着部と、加工具装
着部に連結され、加工具装着部に装着されたバリ取り用
加工具を軸線方向に往復動させてバリを研削させる加工
具駆動手段と、加工具装着部および加工具駆動手段を、
バリ取り用加工具がワークの被加工面に沿って移動する
ように移動させる移動手段と、バリ取り用加工具がワー
クの被加工面に、断面四角形の部分の外周面か、断面半
円形の部分の外周面かどちらか一方の研削面を当接させ
てバリを研削中に、被加工面に当接している研削面を、
ワークの被加工面の形状によって他方の面に変更させる
研削面変更手段と具備することを特徴とする。この構成
によれば、ワークの被加工面にバリ取り用加工具研削面
が当接すると加工具駆動手段による往復動でその部位の
バリを研削し、移動手段によって被加工面を移動しつつ
バリを研削する。そして、ワークの被加工面の形状によ
り研削面変更手段を用いていずれの面で研削するかを変
更することができる。したがって、ワークの直線部分や
コーナーの内側等の部位に応じて、適した研削面での研
削を行なうことができ、バリを残さないようにすること
ができる。
【0018】また、前記研削面変更手段は、前記バリ取
り加工具を軸線を中心に回動させるべく加工具装着部を
回動させる回動機構であるとすると、加工具装着部を回
動させるだけでどちらの面で研削するかを選択できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。まず、バリ取り
用加工具(以下、発明の詳細な説明中では単に加工具と
いう場合もある)について説明する。ここでのバリ取り
用加工具は、従来の技術においても説明したように、ワ
ークのバリを研削するものであって、特に中子のバリを
研削するに適しているものである。バリ取り用加工具
は、鉄等の金属製の棒状体の外周面すなわちワークに接
して研削する研削面が外方に向けて突出する曲面を有す
る曲面部と、平面部とから構成されているものである。
【0020】図1、図2にこのようなバリ取り用加工具
の具体的な形態の一例を示す。本実施形態によるバリ取
り用加工具20は、軸線方向(矢印A)に直交する方向
に切断した場合の断面が、半円状の部位21と長方形状
の部位22とが一体となって構成されている。つまり、
半円形21の直径を一辺とする長方形22が半円形21
に接合するような形状である。ここで、研削面の曲面部
20aは半円形21の円弧に該当し、平面部20bは長
方形22の辺のいずれかに該当する。
【0021】バリ取り用加工具20の外周面(研削面)
には、曲面部21や平面部22を問わず、工業用ダイヤ
モンド粒子(図示せず)が電着等により付着させられて
いる。この工業用ダイヤモンド粒子によって、バリを研
削する。本実施形態における具体的なバリ取り用加工具
20の寸法としては、半円形21の直径が3mm程度で
あり、長方形22の長辺も3mmであって長方形22の
短辺は1.5mm程度のものである。
【0022】図1および図2に示したような形状のバリ
取り用加工具を用いて研削をしているところを図3に示
し、バリ取り用加工具の使用態様について説明する。図
3の(a)ではワーク30の被加工面が直線である部分
30aおよび曲線の部分30cを研削しているところで
ある。ここでは、バリ取り用加工具20の曲面部20a
をワーク30の被加工面に当接させて研削を行なってい
る。なお、研削は、バリ取り用加工具を軸線方向に沿っ
た方向(図1のA方向)に往復動させることで行なわれ
る。
【0023】このようにワーク30の被加工面が直線3
0aまたは曲線30cの部分である場合には、バリ取り
用加工具20の曲面部20aで研削を行なうことが有効
である。すなわち、バリ取り用加工具20の曲面部20
aによって研削を行なうと、特にワーク本体側に凹むよ
うな曲線30cを研削する場合に、曲面部20aとワー
クの曲線部分30cは点接触するので、スムーズに移動
経路の設定(後述する教示方法)を行なうことができ
る。一方、平面部20bによってワークの曲線部分30
cを研削しようとしても、角部が邪魔になって移動経路
の設定に大変手間がかかるためである。
【0024】図3の(b)では、バリ取り用加工具20
がワーク30の細かい構造の部分に近づいているところ
である。そして、ワーク30のコーナー30b内側の直
前で、バリ取り用加工具20の平面部20bに形成され
ている角部24がコーナー30bの内側の角に当接する
ように、すなわち平面部20bをワーク30の被加工面
に当接させるように、バリ取り用加工具20を軸線を中
心に回動させる。本図においては反時計回りに90°回
転させている。図3の(c)が、コーナー30bにバリ
取り用加工具20の角部24が当接したことを示してい
る。このように、ワーク30のコーナー30b内側にバ
リ取り用加工具20が近づいたらバリ取り用加工具20
を回動させてコーナー30b内側に平面部20bにおけ
る角部24を押し当てることによって、コーナー30b
のバリ31を残らずきれいに研削することができる。
【0025】ワーク30において、細かい構造であって
コーナーが連続して形成されているところでは、図3の
(d)に示すように、バリ取り用加工具20を、平面部
20bがワーク30の被加工面に当接するようにして被
加工面に沿って移動させて研削する。このように、コー
ナー30bが連続して形成されている場合には、常に平
面部20bがワークの被加工面に位置するようにして研
削することで、被加工面とバリ取り用加工具20との間
の隙間をあけさせないようにして、バリを残さずに研削
することができる。
【0026】なお、本発明のバリ取り用加工具の形状と
しては、その断面が半円形と長方形との組み合わせに限
定されることはない。すなわち、外方に突出する曲面部
20aとしては、断面が半円状のものに限定されること
はなく、図4に示すように、断面が楕円であってもよい
し、あるいは楕円でなくとも円の円弧の一部であっても
よい。とにかく研削面が曲線であれば良い。また、平面
部20bとしてもその部分の断面が長方形に限定される
ことはなく、図5に示すように断面が三角形となるもの
であってもよい。ただし、平面部20bに直角な角部が
無いと、ワーク30の直角なコーナーにちょうど隙間無
く押し当てることができなくなる場合も考えられるの
で、注意を要する。
【0027】また、上述したバリ取り用加工具20は、
曲面部20aと平面部20bとが一体に形成されている
ものであるが、別体に形成されているものであってもよ
い。例えば、図6に示すように、断面が半円状に形成し
た棒状の部材26と、断面を長方形状に形成した棒状の
部材27とを溶接等(溶接には限定されない)により一
体に設けるようにするのである。このように2つの部材
を一体に設けて、半円状部材26の円弧を曲面部20a
ととし、長方形部材27の辺を平面部20bとしてバリ
取り用加工具を構成したことによってもワーク30の研
削を良好に行なうことができる。
【0028】さらに、上述してきたバリ取り用加工具2
0は、軸線を中心とした対向する位置に曲面部20aと
平面部20bとが形成されているものであった。しか
し、バリ取り用加工具としては、曲面部と平面部とが軸
線方向に沿って異なる部位に形成されているようなもの
であってもよい(図示せず)。このような例としては、
断面が四角形の棒と、断面が円形の棒とを軸線方向に繋
げたような形状のものが考えられる。
【0029】上記したような、断面が円形の部分と、断
面が四角形の部分とが軸線方向に沿ってそれぞれ設けら
れているバリ取り用加工具を用いてワークの研削を行な
った場合には、まずワークの被加工面が直線部分または
曲線部分であるときには断面円形の部位(曲面部)で研
削を行なう。そして、被加工面がコーナー内側である場
合には、バリ取り用加工具を軸線方向に移動させて断面
四角形の部位(平面部)を被加工面に対向して位置する
ようにして、四角形の角を用いてコーナー内側のバリを
研削するようにするのである。このような形状のバリ取
り用加工具であっても、ワークのコーナー内側等、バリ
が残りやすい部分でも確実に研削可能である。
【0030】次に、図1〜図3に示した実施形態のバリ
取り用加工具を用いてバリ取りを行なうバリ取り装置に
ついて説明する。まず、図7〜図9に基づいてバリ取り
装置の全体構造について説明する。図7はバリ取り装置
の正面図、図8は側面図、図9は平面図を示す。なお、
ここに示すバリ取り装置は、鋳造に用いられる中子のバ
リを研削するものであるとする。このバリ取り装置40
は、バリ取り用加工具20が設けられて、アーム50の
動作により実際に研削加工を行なう作業部44と、作業
者が操作するためのスイッチ類41やタッチパネル43
等を有する操作部42と、電源装置や制御手段等が収納
されたベース部46とから構成されている。なお、特許
請求の範囲にいう移動手段は、アーム50とアーム50
を上下動させる上下動手段88とから構成される。
【0031】作業部44は、正面からみて左右両側には
フード53,53とが配置されている。フード53,5
3に囲まれた内部には、ワークが載置される載置台56
が設けられている。ワーク30については、ここでは2
点鎖線で示している。そして、作業部44内では、前方
に突出するアーム50の先端部49に、研削面に曲面部
と平面部とを有する加工具20が装着されており、この
作業部44内でバリ取りの研削加工が行なわれる。
【0032】ここで、アーム50の構造および動作につ
いて、図7〜図9までと、図10〜図11も参照しつつ
説明する。図10はアームの関節をすべてのばしたとこ
ろ示す側面図、図11はアームの正面図である。アーム
50は、先端部49と基端部51とから構成され、先端
部49と基端部51との間は第1の関節55によって連
結され、基端部51の後端は第2の関節54によってア
ーム50の後方で上下動可能な上下動プレート58から
前方に突出する取付基部59に連結されている。なお、
各関節54,55は、水平面内で回転する。
【0033】アーム50の先端部49内には、加工具2
0を装着可能な加工具装着部48が設けられている。加
工具装着部48は、具体的には、加工具20を取り替え
自在とするチャック57である。このチャック57が、
軸線方向が上下方向と一致するように加工具20を把持
している。また、チャック57は、加工具20を軸線方
向に往復動可能に駆動する加工具駆動手段65の駆動軸
49上に連結され、加工具駆動手段65の作動により、
加工具20と共に軸線方向に往復動している。
【0034】さらにアーム50の先端部49内には、加
工具20を軸線を中心に回動させ、加工具20の研削面
を変更するための研削面変更手段66が設けられてい
る。研削面変更手段66は、サーボモータ64と、サー
ボモータ64の回転軸68に設けられているプーリー7
0と、チャック57に設けられたプーリー71と、プー
リー70とプーリー71との間で掛け渡されたベルト7
2とから成る。研削面変更手段66を用いて、加工具2
0の研削面の曲面部あるいは平面部のうちのどちらをワ
ークの被加工面に当接させるかを変更する場合には、サ
ーボモータ64を駆動させてベルト72を介してチャッ
ク57を加工具駆動手段の駆動軸49に対して回動さ
せ、加工具20を所定角度回動させることによって行な
うことができる。
【0035】アーム50の第1の関節55にはサーボモ
ータ62が設けられており、サーボモータ62の駆動に
よって、関節が動作するような構造を有している。この
関節の具体的な構造を説明する。まず、アーム50の先
端部49と基端部51とは、回転軸74を介して接続さ
れている。回転軸74は減速機76を介してサーボモー
タ62の回転軸69に連結されている。このため、サー
ボモータ62が駆動することによって、基端部51に対
して先端部49が回転軸74を軸線として回転する。
【0036】アーム50の第2の関節54の構造も、上
述してきた第1の関節55の構造とほぼ同様である。す
なわち、アーム50の基端部51と上下動プレート58
の取付基部59とは、回転軸75を介して接続されてい
る。回転軸74は減速機77を介してサーボモータ60
の回転軸67に連結されている。このため、サーボモー
タ60が駆動することによって、上下動プレート58の
取付基部59に対して基端部51が回転軸75を軸線と
して回転する。このようにアーム50の基端部51は上
下動プレート58に連結されているので、アーム50全
体は上下動プレート58の動作により上下動する。
【0037】つづいて、上下動プレート58を上下動さ
せる上下動手段について、図12を参照して説明する。
上下動手段88は、アーム50の基端部51が連結され
た上下動プレート58と、上下動プレート58に接続さ
れたベルト78と、ベルト78を駆動するサーボモータ
63とから構成される。
【0038】サーボモータ63の回転軸79には、減速
機90を介してプーリー81が設けられている。また、
プーリー81から所定距離上方に向かった位置には、フ
リーに回転するプーリー82が設けられており、サーボ
モータ63のプーリー81との間にベルト78が掛け渡
されている。そしてベルト78には、上下動プレート5
8が取付けられている。したがって、サーボモータ63
の駆動によって、ベルト78が上下に移動するのでこれ
に伴って上下動プレート58が上下動する。
【0039】また、上下動手段88は、上下方向に沿っ
てガイドレール84が設けられている。そして、上下動
プレート52の後面側には、ガイドレール84を把持す
るガイド部86が形成されている。このため、サーボモ
ータ63が駆動してベルト78が上下動した場合には、
上下動プレート58はガイドレール84に沿って移動す
る。
【0040】次に、バリ取り装置の動作について説明す
る。ワーク30は、制御手段(図示せず:例えばコンピ
ュータなど)によって制御された加工具20によって研
削される。つまり、制御手段は、メモリ(図示せず)内
に予め記録されている制御プログラムに基づいて各サー
ボモータを駆動制御するように設けられている。制御プ
ログラムは、ワークの形状毎に新たに加工具20の移動
軌跡を教示することで組み込まれる。教示方法には、ア
ーム50に装着されている加工具20を、アーム50ご
と手で動かしてワーク30の被加工面にあてながらその
位置を教示する方法がある。
【0041】研削加工は、まず、上述したように制御プ
ログラムに基づいて制御手段が、サーボモータ63を制
御して加工具20の上下方向の位置を制御し、サーボモ
ータ60,61を制御して加工具20の水平面内での位
置を制御して、加工具20をワーク30の被加工面の所
定位置に加工具20を移動させることから開始される。
次いで制御手段が加工具駆動手段65を駆動して加工具
20を軸線方向に往復動させつつ、制御プログラムに基
づいた経路でサーボモータ60,61を制御してアーム
50を動かし、ワーク30の被加工面に沿って加工具2
0を移動させる。
【0042】研削する際に制御手段は、ワーク30のど
の部分に来たら加工具20の曲面部20aまたは平面部
20bのどちらの研削面で研削するかを制御プログラム
により、研削面変更手段66(具体的にはサーボモータ
64)を駆動制御する。なお、加工具20の研削面のう
ちどちらの面で研削するかは、予め教示する際に設定し
ておく。具体的には、制御手段は、ワーク30の直線部
分30aまたは曲線部分30cでは加工具20の曲面部
20aがワーク30に押し付けられるような向きとなる
ように、研削面変更手段66を制御し、ワーク30のコ
ーナー30bの内側などバリが残りやすい部位を研削す
る際には、研削面変更手段66を制御して加工具20を
軸線を中心として所定角度回動させ、加工具20の平面
部20bを被加工面に対向させるようにする(図3参
照)。したがって、このようなバリ取り装置40は、コ
ーナー30b内側等のバリが残りやすい部分までも、人
手を用いずに効率よく研削できる。
【0043】なお、上述してきた実施形態のアーム50
は全体として関節が2つ設けられているという構成であ
ったが、アーム50の構造はこのようなものに限定され
ることはなく、関節の数が3つ以上あるようなアームで
あってもよい。
【0044】また、上述してきた実施形態における、制
御手段の処理はアーム50の基端部51、および先端部
49に設けられた各関節54,55の回転軸を中心とし
て回転するいわゆる極座標系で表されたデータに基づい
て動作している。しかし、作業者が操作する操作部42
におけるタッチパネル43は、作業者がわかりやすい直
交座標系で操作できるようにしている。すなわち、操作
部42から入力された直交座標系データは、内部の制御
手段において極座標系データに変換している。
【0045】なお、上述してきたバリ取り用加工具とバ
リ取り装置の実施形態においては、ワークとして中子を
例として出したが、ワークとしては中子に限定されるも
のではなく、鋳造品等であってもよい。
【0046】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0047】
【発明の効果】本発明に係るバリ取り加工具によれば、
研削面に曲面部と平面部とが形成されているので、径が
細いバリ取り用加工具を使用しなくとも、ワークのコー
ナーの内側を研削するような場合には、平面部に存する
角や、平面部と曲面部との結合部分に生じた角等をコー
ナー内側に押し当てて研削することができる。このた
め、ワーク全体を、バリ取り装置を用いて人手によらず
に効率よく研削できる。
【0048】平面部は、少なくとも2面以上の平面を有
しているとすると、それぞれの平面が繋がる角をコーナ
ーの内側に押し当てて研削できる。また、平面部が有す
る2面以上の平面は互いに直交するような位置に形成さ
れ、直角な角部が少なくとも1つ形成すると、コーナー
の直角の角に隙間無く押し当てて研削することができ、
バリの研削が確実に行える。
【0049】本発明のバリ取り用加工具によれば、軸線
方向に直交する断面の一部が四角形となるように形成さ
れているので、ワークのコーナーの内側などを研削する
際には、四角形の角をコーナーの内側に押し当てて研削
することができ、バリの研削が確実に行える。このた
め、効率よくバリの研削ができる。また、軸線方向に直
交する断面の一部が半円形となるように形成されている
ことを特徴とすれば、ワークの直線部分を研削する際に
は、半円形の円弧の部分をワークに押し当てて研削でき
る。これによっても、効率よくバリの研削ができる。
【0050】また、本発明に係るバリ取り用加工具によ
れば、軸線方向に直交する断面が円形の断面円形部と、
軸線方向に直交する断面が四角形の断面四角形部とが軸
線方向に分離して形成されていることを特徴とするの
で、ワークのコーナーの内側を研削するような場合に
は、断面が四角形の角部をコーナー内側に押し当てて研
削し、コーナーではない直線部分や曲線部分は断面円形
の部分を用いて研削する。このため、人手による研削を
行なわずに、バリ取り装置を用いて効率よく研削でき
る。
【0051】本発明にかかるバリ取り装置によれば、ワ
ークのバリを研削するバリ取り装置において、請求項
1,請求項2または請求項3記載のバリ取り用加工具を
装着する加工具装着部と、加工具装着部に連結され、加
工具装着部に装着されたバリ取り用加工具を軸線方向に
往復動させてバリを研削させる加工具駆動手段と、加工
具装着部および加工具駆動手段を、バリ取り用加工具が
ワークの被加工面に沿って移動するように移動させる移
動手段と、バリ取り用加工具がワークの被加工面に曲面
部か平面部かどちらか一方の面を当接させてバリを研削
中に、被加工面に当接している研削面を、ワークの被加
工面の形状によって他方の面に変更するように、加工具
装着部をワークの被加工面の形状によって他方の面に変
更させる研削面変更手段とを具備するので、ワークの直
線部分やコーナーの内側等の部位に応じて、曲面部か平
面部かでどちらか適した研削面での研削を行なうことが
できる。このため、バリを残さず、効率よく研削するこ
とができる。
【0052】また、請求項4,請求項5または請求項6
記載のバリ取り用加工具を装着する加工具装着部と、加
工具装着部に連結され、加工具装着部に装着されたバリ
取り用加工具を軸線方向に往復動させてバリを研削させ
る加工具駆動手段と、加工具装着部および加工具駆動手
段を、バリ取り用加工具がワークの被加工面に沿って移
動するように移動させる移動手段と、バリ取り用加工具
がワークの被加工面に、断面四角形の部分の外周面か、
断面半円形の部分の外周面かどちらか一方の研削面を当
接させてバリを研削中に、被加工面に当接している研削
面を、ワークの被加工面の形状によって他方の面に変更
させる研削面変更手段とを具備することとしても、ワー
クの直線部分やコーナーの内側等の部位に応じて、どち
らかより適した研削面での研削を行なうことができる。
このため、バリを残さず、効率よく研削することができ
る。
【0053】研削面変更手段は、バリ取り加工具を軸線
を中心に回動させるべく加工具装着部を回動させる回動
機構であるとすると、容易に研削面の形状の選択が行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるバリ取り加工具の側面図であ
る。
【図2】本発明にかかるバリ取り加工具の断面図であ
る。
【図3】本発明にかかるバリ取り用加工具を用いたバリ
取りの様子を示す説明図である。
【図4】バリ取り加工具の曲面部を他の形状にしたとこ
ろを示す断面図である。
【図5】バリ取り加工具の平面部を他の形状にしたとこ
ろを示す断面図である。
【図6】バリ取り加工具の曲面部と平面部とを一体に形
成していない場合を示す断面図である。
【図7】本発明にかかるバリ取り装置の全体構成を説明
するための正面図である。
【図8】図7に示したバリ取り装置の側面図である。
【図9】図7に示したバリ取り装置の平面図である。
【図10】アームの側面図である。
【図11】図10に示したアームの正面図である。
【図12】上下動手段を説明するための正面図である。
【図13】従来のバリ取り用加工具を用いたバリ取り加
工の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
20 バリ取り用加工具 20a 平面部 20b 曲面部 21 断面半円形の部位 22 断面長方形の部位 24 角部 30 ワーク 31 バリ 40 バリ取り装置 41 スイッチ類 42 操作部 43 タッチパネル 44 作業部 46 ベース部 47 駆動軸 48 加工具装着部 49 先端部 50 アーム 51 基端部 53 フード 54 第2の関節 55 第1の関節 57 チャック 58 上下動プレート 59 取付基部 60,62,63,64 サーボモータ 65 加工具駆動手段 66 研削面変更手段 67,68,69,74,75,79 回転軸 70,71,81,82 プーリー 72,78 ベルト 76,77,90 減速機 84 ガイドレール 86 ガイド部 88 上下動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新村 辰雄 長野県長野市篠ノ井布施高田659番地4 株式会社コヤマ内 Fターム(参考) 3C049 AA03 AA09 AA11 AA16 BB06 BB08 BB09 CB03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面が研削面としてワークに当接し、
    軸線方向に往復動して当接した部位のバリを研削しつ
    つ、軸線方向とは直交する方向であるワークの被加工面
    に沿って移動することによってワークの被加工面のバリ
    を研削する棒状のバリ取り用加工具であって、 前記研削面に、軸線を中心として外方に向けて突出する
    曲面を有する曲面部と、平面部とが形成されていること
    を特徴とするバリ取り用加工具。
  2. 【請求項2】 前記平面部は、少なくとも2面以上の平
    面を有していることを特徴とする請求項1記載のバリ取
    り用加工具。
  3. 【請求項3】 前記平面部が有する2面以上の平面は互
    いに直交するような位置に形成され、直角な角部が少な
    くとも1つ形成されていることを特徴とする請求項2記
    載のバリ取り用加工具。
  4. 【請求項4】 外周面が研削面としてワークに当接し、
    軸線方向に往復動して当接した部位のバリを研削しつ
    つ、軸線方向とは直交する方向であるワークの被加工面
    に沿って移動することによってワークの被加工面のバリ
    を研削する棒状のバリ取り用加工具であって、 軸線方向に直交する断面の一部が四角形となるように形
    成されていることを特徴とするバリ取り用加工具。
  5. 【請求項5】 軸線方向に直交する断面の一部が半円形
    となるように形成されていることを特徴とする請求項4
    記載のバリ取り用加工具。
  6. 【請求項6】 外周面が研削面としてワークに当接し、
    軸線方向に往復動して当接した部位のバリを研削しつ
    つ、軸線方向とは直交する方向であるワークの被加工面
    に沿って移動することによってワークの被加工面のバリ
    を研削する棒状のバリ取り用加工具であって、 軸線方向に直交する断面が円形の断面円形部と、軸線方
    向に直交する断面が四角形の断面四角形部とが軸線方向
    に分離して形成されていることを特徴とするバリ取り用
    加工具。
  7. 【請求項7】 ワークのバリを研削するバリ取り装置に
    おいて、 請求項1,請求項2または請求項3記載のバリ取り用加
    工具を装着する加工具装着部と、 加工具装着部に連結され、加工具装着部に装着されたバ
    リ取り用加工具を軸線方向に往復動させてバリを研削さ
    せる加工具駆動手段と、 加工具装着部および加工具駆動手段を、バリ取り用加工
    具がワークの被加工面に沿って移動するように移動させ
    る移動手段と、 バリ取り用加工具がワークの被加工面に曲面部か平面部
    かどちらか一方の面を当接させてバリを研削中に、被加
    工面に当接している研削面を、ワークの被加工面の形状
    によって他方の面に変更させる研削面変更手段とを具備
    することを特徴とするバリ取り装置。
  8. 【請求項8】 ワークのバリを研削するバリ取り装置に
    おいて、 請求項4,請求項5または請求項6記載のバリ取り用加
    工具を装着する加工具装着部と、 加工具装着部に連結され、加工具装着部に装着されたバ
    リ取り用加工具を軸線方向に往復動させてバリを研削さ
    せる加工具駆動手段と、 加工具装着部および加工具駆動手段を、バリ取り用加工
    具がワークの被加工面に沿って移動するように移動させ
    る移動手段と、 バリ取り用加工具がワークの被加工面に、断面四角形の
    部分の外周面か、断面半円形の部分の外周面かどちらか
    一方の研削面を当接させてバリを研削中に、被加工面に
    当接している研削面を、ワークの被加工面の形状によっ
    て他方の面に変更させる研削面変更手段とを具備するこ
    とを特徴とするバリ取り装置。
  9. 【請求項9】 前記研削面変更手段は、前記バリ取り加
    工具を軸線を中心に回動させるべく加工具装着部を回動
    させる回動機構であることを特徴とする請求項7または
    8記載のバリ取り装置。
JP2001025768A 2001-02-01 2001-02-01 バリ取り用加工具およびバリ取り装置 Pending JP2002233936A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001025768A JP2002233936A (ja) 2001-02-01 2001-02-01 バリ取り用加工具およびバリ取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001025768A JP2002233936A (ja) 2001-02-01 2001-02-01 バリ取り用加工具およびバリ取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002233936A true JP2002233936A (ja) 2002-08-20

Family

ID=18890698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001025768A Pending JP2002233936A (ja) 2001-02-01 2001-02-01 バリ取り用加工具およびバリ取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002233936A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52125791U (ja) * 1976-03-22 1977-09-24
JPS61166755U (ja) * 1985-04-03 1986-10-16
JPS6292160U (ja) * 1985-11-27 1987-06-12
JPH0810935A (ja) * 1994-06-27 1996-01-16 Riyouei Eng Kk 自動バリ取り装置
JP3037079U (ja) * 1996-10-21 1997-05-06 株式会社ホーライ 研磨用具
JPH10100052A (ja) * 1996-08-06 1998-04-21 Mitsubishi Materials Corp 半導体ウェーハの面取り面研磨装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52125791U (ja) * 1976-03-22 1977-09-24
JPS61166755U (ja) * 1985-04-03 1986-10-16
JPS6292160U (ja) * 1985-11-27 1987-06-12
JPH0810935A (ja) * 1994-06-27 1996-01-16 Riyouei Eng Kk 自動バリ取り装置
JPH10100052A (ja) * 1996-08-06 1998-04-21 Mitsubishi Materials Corp 半導体ウェーハの面取り面研磨装置
JP3037079U (ja) * 1996-10-21 1997-05-06 株式会社ホーライ 研磨用具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW201607645A (zh) 工具機及其控制裝置
JP2008126322A (ja) バイト加工方法及びバイト加工装置
JP6457178B2 (ja) 工作機械制御システム
CN109262268A (zh) 一种增减材一体化制造设备及其增减材制造工艺
JP2014121781A (ja) 旋盤制御システム
JP2009012075A (ja) ワークの加工のための工作機械及び方法
JPH0223287B2 (ja)
CN108789026A (zh) 一种基于人机协作的大型铸件清理打磨方法
TWI505907B (zh) 金屬件加工方法
JP2014018955A (ja) 旋盤制御システム
JPH11138321A (ja) カムシャフト加工機
JP3367321B2 (ja) 産業用ロボットの教示データ作成方法、産業用ロボットの教示データ作成装置、及び、産業用ロボットシステム
JP2002233936A (ja) バリ取り用加工具およびバリ取り装置
JP2007015028A (ja) ワーク処理装置
JPH1148072A (ja) 工作機械
EP3696634B1 (en) Machine tool
JP2000176584A (ja) スライド装置及びこれを用いたバネ製造装置
JP2002239887A (ja) 多角形状工作物の研削方法及び装置
JP2019121290A (ja) 切削装置及びその制御方法
JPH08267350A (ja) バリ取り方法
JP2002331433A (ja) 切削加工ユニット
JP2008126377A (ja) 加工データ生成方法
JP2003220513A (ja) 円弧溝の加工方法
JP2013020436A (ja) 加工装置および加工方法
JP2002254408A (ja) ドア部材などの加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080617

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081021