JP2002232996A - 超音波プローブおよびその製造方法並びに超音波撮影装置 - Google Patents

超音波プローブおよびその製造方法並びに超音波撮影装置

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JP2002232996A
JP2002232996A JP2001006322A JP2001006322A JP2002232996A JP 2002232996 A JP2002232996 A JP 2002232996A JP 2001006322 A JP2001006322 A JP 2001006322A JP 2001006322 A JP2001006322 A JP 2001006322A JP 2002232996 A JP2002232996 A JP 2002232996A
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piezoelectric
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JP2001006322A
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Hiroyuki Aoki
弘幸 青木
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波トランスデューサとフレキシブルプリ
ント板との接続部が堅牢で安定な超音波プローブを得
る。 【解決手段】 端部まで達する導電パターン(504)
を有するフレキシブルプリント板(502)の端面を圧
電部材(302)の縁部においてその背面に当接し、当
接した箇所付近において圧電部材と導電パターンをハン
ダ付け(550)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波プローブ
(probe)およびその製造方法並びに超音波撮影装
置に関し、特に、超音波トランスデューサに接続された
フレキシブルプリント板(FPC:Flexible
Print Circuit Bord)を有する超音
波プローブ、そのような超音波プローブの製造方法、お
よび、そのような超音波プローブを備えた超音波撮影装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波撮影装置は、撮影対象の内部を超
音波で走査(スキャン:scan)しエコー(ech
o)に基づいて対象の内部を画像化するようになってい
る。超音波の送波およびエコーの受波には超音波プロー
ブが用いられる。超音波プローブ内では、アレイ(ar
ray)状に配列された複数の超音波トランスデューサ
(transducer)が、送信回路から与えられる
電気信号で駆動されて超音波を送波し、またエコーを受
波してエコー受波信号を受信回路に入力する。
【0003】超音波トランスデューサには電気信号を授
受するための信号線が個別に接続される。個別信号線は
フレキシブルプリント板に導電パターン(patter
n)として形成され、超音波トランスデューサと電気的
に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】個別信号線は超音波ト
ランスデューサの背面側から接続されるので、導電パタ
ーンの方向は超音波トランスデューサの背面に垂直な方
向となる。このような関係にある超音波トランスデュー
サと導電パターンを接続する1つの方法として、フレキ
シブルプリント板の端面を超音波トランスデューサの背
面と対向させ、導電性接着剤によって超音波トランスデ
ューサと導電パターンを電気的に接続する方法が採用さ
れるが、接続部の機械的強度が必ずしも十分でない。
【0005】他の方法としては、フレキシブルプリント
板の端部を直角に折り曲げて、折り曲げた部分が超音波
トランスデューサの背面と平行になるようにし、平行部
分をハンダ付けによって超音波トランスデューサと電気
的に接続する方法がある。この方法を採用した接続部は
ハンダ付けにより機械的強度が向上するが、フレキシブ
ルプリント板の折り曲げによる応力が残留する。この残
留応力は接続部の経時的な安定性を阻害する。
【0006】そこで、本発明の課題は、超音波トランス
デューサとフレキシブルプリント板との接続部が堅牢で
安定な超音波プローブ、そのような超音波プローブの製
造方法、および、そのような超音波プローブを備えた超
音波撮影装置を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
する1つの観点での発明は、圧電部材と、端部まで達す
る導電パターンを有し端面が前記圧電部材の縁部におい
てその背面に当接し前記当接した箇所付近において前記
導電パターンが前記圧電部材にハンダ付けされたフレキ
シブルプリント板と、を具備することを特徴とする超音
波プローブである。
【0008】(2)上記の課題を解決する他の観点での
発明は、圧電部材と、端部まで達する導電パターンを有
し端面が前記圧電部材の縁部においてその背面に当接し
前記当接した箇所付近において前記導電パターンが前記
圧電部材にハンダ付けされたフレキシブルプリント板
と、前記圧電部材の背面に取り付けられたバッキング部
材と、を具備することを特徴とする超音波プローブであ
る。
【0009】(3)上記の課題を解決する他の観点での
発明は、バッキング部材と、端部まで形成された互いに
平行な複数の導電パターンを有し前記バッキング部材の
側面に端部同士を揃えて配置されたフレキシブルプリン
ト板と、前記フレキシブルプリント板が配置された側に
縁部がはみ出すように前記バッキング部材の端面に取り
付けられ前記縁部が前記フレキシブルプリント板の端面
に当接する箇所付近において前記複数の導電パターンに
個々にハンダ付けされた複数の圧電部材と、を具備する
ことを特徴とする超音波プローブである。
【0010】(4)上記の課題を解決する他の観点での
発明は、超音波プローブにより超音波を送波してエコー
を受信し、エコー受信信号に基づいて画像を生成する超
音波撮影装置であって、前記超音波プローブは、圧電部
材と、端部まで達する導電パターンを有し端面が前記圧
電部材の縁部においてその背面に当接し前記当接した箇
所付近において前記導電パターンが前記圧電部材にハン
ダ付けされたフレキシブルプリント板と、を具備するこ
とを特徴とする超音波撮影装置である。
【0011】(5)上記の課題を解決する他の観点での
発明は、超音波プローブにより超音波を送波してエコー
を受信し、エコー受信信号に基づいて画像を生成する超
音波撮影装置であって、前記超音波プローブは、圧電部
材と、端部まで達する導電パターンを有し端面が前記圧
電部材の縁部においてその背面に当接し前記当接した箇
所付近において前記導電パターンが前記圧電部材にハン
ダ付けされたフレキシブルプリント板と、前記圧電部材
の背面に取り付けられたバッキング部材と、を具備する
ことを特徴とする超音波撮影装置である。
【0012】(6)上記の課題を解決する他の観点での
発明は、超音波プローブにより超音波を送波してエコー
を受信し、エコー受信信号に基づいて画像を生成する超
音波撮影装置であって、前記超音波プローブは、バッキ
ング部材と、端部まで形成された互いに平行な複数の導
電パターンを有し前記バッキング部材の側面に端部同士
を揃えて配置されたフレキシブルプリント板と、前記フ
レキシブルプリント板が配置された側に縁部がはみ出す
ように前記バッキング部材の端面に取り付けられ前記縁
部が前記フレキシブルプリント板の端面に当接する箇所
付近において前記複数の導電パターンに個々にハンダ付
けされた複数の圧電部材と、を具備することを特徴とす
る超音波撮影装置である。
【0013】上記各観点での発明では、端部まで達する
導電パターンを有するフレキシブルプリント板の端面を
圧電部材の縁部においてその背面に当接し、当接した箇
所付近において圧電部材と導電パターンをハンダ付けす
るので、圧電部材の背面とフレキシブルプリント板の導
電パターン面に挟まれた概ね直角な隅部にハンダが行き
渡り、機械的にも堅牢な電気的接続がなされる。また、
フレキシブルプリント板を折り曲げることがないので残
留応力はなく、接続部は長期にわたって安定である。
【0014】上記の超音波プローブは、端部まで導電パ
ターンが形成されたフレキシブルプリント板の端面を圧
電部材の縁部においてその背面に当接し、前記当接した
箇所付近において前記圧電部材と前記導電パターンをハ
ンダ付けする、ことを特徴とする方法により製造され
る。
【0015】また、上記の超音波プローブは、端部まで
導電パターンが形成されたフレキシブルプリント板の端
面を圧電部材の縁部においてその背面に当接し、前記当
接した箇所付近において前記圧電部材と前記導電パター
ンをハンダ付けし、前記圧電部材の背面にバッキング部
材を取り付ける、ことを特徴とする方法により製造され
る。
【0016】また、上記の超音波プローブは、端部まで
達する互いに平行な複数の導電パターンが形成されたフ
レキシブルプリント板の端面を板状の圧電部材の縁部に
おいてその背面に当接し、前記当接した箇所付近におい
て前記圧電部材と前記導電パターンをハンダ付けし、前
記圧電部材の背面にバッキング部材を取り付け、前記複
数の導電パターンの間隔に合わせて前記圧電部材をダイ
シングする、ことを特徴とする方法により製造される。
【0017】また、上記の超音波プローブは、圧電部材
を縁部がはみ出すようにバッキング部材の端面に取り付
け、端部まで導電パターンが形成されたフレキシブルプ
リント板の端面を前記圧電部材の縁部において前記バッ
キング部材側から当接し、前記当接した箇所付近におい
て前記圧電部材と前記導電パターンをハンダ付けする、
ことを特徴とする方法により製造される。
【0018】また、上記の超音波プローブは、圧電部材
を縁部がはみ出すようにバッキング部材の端面に取り付
け、端部まで達する互いに平行な複数の導電パターンが
形成されたフレキシブルプリント板の端面を前記圧電部
材の縁部において前記バッキング部材側から当接し、前
記当接した箇所付近において前記圧電部材と前記導電パ
ターンをハンダ付けし、前記複数の導電パターンの間隔
に合わせて前記圧電部材をダイシングする、ことを特徴
とする方法により製造される。
【0019】また、上記の超音波プローブは、端部まで
導電パターンが形成されたフレキシブルプリント板をバ
ッキング部材の側面に端部同士を揃えて取り付け、前記
フレキシブルプリント板を取り付けた側に縁部がはみ出
すように圧電部材を前記バッキング部材の端面に取り付
け、前記縁部が前記フレキシブルプリント板の端面に当
接する箇所付近において前記圧電部材と前記導電パター
ンをハンダ付けする、ことを特徴とする方法により製造
される。
【0020】また、上記の超音波プローブは、端部まで
達する互いに平行な複数の導電パターンが形成されたフ
レキシブルプリント板をバッキング部材の側面に端部同
士を揃えて取り付け、前記フレキシブルプリント板を取
り付けた側に縁部がはみ出すように圧電部材を前記バッ
キング部材の端面に取り付け、前記縁部が前記フレキシ
ブルプリント板の端面に当接する箇所付近において前記
圧電部材と前記導電パターンをハンダ付けし、前記複数
の導電パターンの間隔に合わせて前記圧電部材をダイシ
ングする、ことを特徴とする方法により製造される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1に超音波プローブの模
式的構成を示す。本プローブは、本発明の超音波プロー
ブの実施の形態の一例である。
【0022】図1に示すように、本プローブは、プロー
ブ本体20にケーブル22の一端を接続し、ケーブル2
2の他端にコネクタ(connector)24を接続
したものとなっている。コネクタ24は、本プローブの
使用時に、図示しない超音波撮影装置本体に設けられた
コネクタ受けに接続される。
【0023】図2にプローブ本体20の主要部の模式的
構成を示す。同図に示すように、プローブ本体20は、
超音波トランスデューサアレイ300を有する。超音波
トランスデューサアレイ300は、図におけるx方向に
配列した複数個(例えば128個)の超音波トランスデ
ューサ302によって構成される。超音波トランスデュ
ーサ302は、本発明における圧電部材の実施の形態の
一例である。なお、超音波トランスデューサへの符号付
けは1箇所で代表する。超音波トランスデューサ302
は、例えばPZT(チタン(Ti)酸ジルコン(Zr)
酸鉛(Pb)セラミックス(ceramics)等の圧
電材料で構成される。
【0024】超音波トランスデューサ302は、直方体
状(いわゆる短冊形)に形成され、その3つの稜は図に
おける互いに垂直な3方向x,y,zにそれぞれ一致し
ている。稜の長さは、y方向が相対的に最も長く、z方
向がそれに次ぎ、x方向が相対的に最も短くなってい
る。圧電材料の分極の方向はz方向となっている。超音
波トランスデューサ302は、z方向において互いに対
向する両端面が図示しない電極層でそれぞれ覆われてい
る。電極層を構成する材料としては例えば金や銀等の電
気良導体が用いられる。
【0025】超音波トランスデューサアレイ300は、
バッキング(backing)部材702の上に取り付
けられている。取り付けは接着によって行われる。バッ
キング部材702は、本発明におけるバッキング部材の
実施の形態の一例である。バッキング部材702は、例
えば金属粉末入りのゴム等の適宜の吸音材で構成され
る。
【0026】超音波トランスデューサアレイ300は、
一方の縁がバッキング部材702の端面から横にはみ出
すように取り付けられている。超音波トランスデューサ
アレイ300がはみ出している方のバッキング部材70
2の側面に、フレキシブルプリント板502が取り付け
られている。取り付けは接着によって行われる。
【0027】フレキシブルプリント板502は、本発明
におけるフレキシブルプリント板の実施の形態の一例で
ある。以下、フレキシブルプリント板をFPCともい
う。FPC502は、複数の超音波トランスデューサ3
02に対応する複数の電気経路504を有する。なお、
電気経路への符号付けは1箇所で代表する。
【0028】電気経路504は、プリント(prin
t)回路等により構成された導電パターンである。電気
経路504には、超音波トランスデューサ302の一方
の電極(図における下側の電極)が電気的に接続されて
いる。この電極が、超音波トランスデューサ302のア
クティブ(active)電極となる。アクティブ電極
の反対側(図における上側)の電極はコモン(comm
on)電極となる。
【0029】図3に、電気経路504とアクティブ電極
の接続状態を略図によって示す。同図に示すように、超
音波トランスデューサ302の縁がバッキング部材70
2の端面から横方向にはみ出している。超音波トランス
デューサ302は、背面すなわち下面にアクティブ電極
304を有し、前面すなわち上面にコモン電極306を
有する。
【0030】超音波トランスデューサ302の縁部がバ
ッキング部材702の端面からはみ出した部分に、FP
C502の端部が背面すなわちバッキング部材702側
から当接している。FPC502の表面には電気経路5
04が端部まで達する導電パターンとして設けられてい
る。
【0031】このような幾何学的関係によって、電気経
路504の表面とアクティブ電極304の表面によって
挟まれた概ね直角な隅部ができる。電気経路504とア
クティブ電極304はこの隅部に溶かし込まれたハンダ
550によって電気的に接続され、また、機械的に結合
される。
【0032】ハンダ550としては、超音波トランスデ
ューサ302が分極を失うキュリー(Curie)温度
を超えない温度で溶融する低温ハンダが用いられる。ま
た、ハンダ付け時に超音波トランスデューサ302を支
持する後述する治具を通じての放熱により、キュリー温
度以上の温度になることが阻止される。
【0033】ハンダ付けによる接続であるから、接続部
は機械的に堅牢である。また、FPC502を従来のよ
うに折り曲げることをしないので、接続部に応力が残留
することもない。したがって、接続部の長期にわたる安
定性が保たれる。
【0034】コモン電極306は、図2に示すように、
例えばポリイミド(polyimide)等のプラスチ
ックポリマー(plastics polymer)か
らなるフィルム(film)フィルム506で覆われて
いる。
【0035】フィルム506の、超音波トランスデュー
サ302の電極に接する側は金属層による導電面となっ
ており、コモン電極306とは電気的に接続されてい
る。電気的接続には導電性の接着剤等が用いられる。な
お、フィルム506は厚みを誇張して描いてある。他の
フィルムも同様である。
【0036】フィルム506はFPC502とは反対側
の側面に沿って延在している。なお、フィルム506が
延在する側には、フィルム506の導電面と超音波トラ
ンスデューサ302の側面との接触を防ぐ絶縁フィルム
508が接着されている。FPC502の電気経路50
4およびフィルム506の導電面には、後述するように
電線が接続される。
【0037】フィルム506の図における上側には音響
整合部材510が接着されている。音響整合部材510
は、超音波トランスデューサ302と撮影対象の間の音
響インピーダンス(impedance)を整合させる
もので、両者の中間の適宜の音響インピーダンスを持つ
プラスチック(plastics)材やガラス(gla
ss)材等が用いられる。
【0038】音響整合部材510の図における上側には
音響レンズ512が接着されている。音響レンズ512
は例えばシリコンゴム(silicon gum)等に
より、x方向を長手方向とするシリンドリカルレンズ
(cylindrical lens)として構成され
ている。
【0039】図4に、コネクタ24の主要部の模式的構
成を示す。同図に示すように、コネクタ24は接触体9
02を有する。接触体902は、コネクタ24を図示し
ないコネクタ受けに接続したときに相手側の接触部と接
触するものである。接触体902は、例えばプラスチッ
ク等の電気絶縁材料で板状に構成される。接触体902
の厚みの方向をy方向とすると、接触体902は概ねx
z面に平行な2つの接触面を有する。これら接触面に
は、コネクタ受けへの押入の便宜上、z方向の一端部の
厚みが次第薄くなるような傾斜がつけられている。
【0040】接触体902の接触面には、z方向に延び
る電気経路904がx方向に複数個配列されている。な
お、電気経路904への符号付けは1箇所で代表する。
電気経路904は、例えば銅条等からなる複数の導電体
を接触体902にモールド(mold)すること等によ
り構成される。接触体902の図における底面にx方向
の全長にわたって電気経路906が設けられている。電
気経路906は複数の電気経路904のうちの所定のも
のと接続されている。電気経路904および電気経路9
06には、後述するように電線が接続される。
【0041】次に、本プローブの製造方法について説明
する。図5に、製造工程の一例のフロー(flow)図
を示す。この製造工程によって、本発明の方法について
の実施の形態の一例が示される。
【0042】同図に示すように、工程402において、
フィルム、音響整合部材、FPCおよび圧電板のラミネ
ーション(lamination)を行う。すなわち、
図6に示すように、治具704の上端面に圧電板30
0’を載置し、側面にFPC502を沿わせる。
【0043】その順序は、まず圧電板300’をその縁
部がはみ出すように治具704の端面に載置し、その後
にFPC502をその端面が圧電板300の縁部におい
て治具704側から当接するように取り付ける順序で行
う。
【0044】あるいは、まずFPC502を治具704
の側面に端部同士を揃えて取り付け、その後にFPC5
02を取り付けた側に縁部がはみ出すように圧電板30
0’を治具704の端面に取り付ける順序で行う。
【0045】なお、圧電板300’は図示しない前工程
で両面に電極層が設けられかつ分極されているものであ
る。また、FPC502は、図示しない前工程で電気経
路504がすでに形成されているものである。
【0046】圧電板300’上にはフィルム506を接
着し、その上に音響整合部材510を接着する。また、
超音波トランスデューサアレイ300および治具704
の側面の、フィルム506が延在する箇所には、絶縁フ
ィルム508を挟み込む。絶縁フィルム508はフィル
ム506に接着する。
【0047】次に、工程404においてハンダ付けを行
う。ハンダ付けは、FPC502の複数の電気経路50
4が、例えば図7に示すように、端部に至るまで個別に
分離されているときは、図8に示すように、個々の電気
経路504ごとにハンダ付けすることによって行う。
【0048】電気経路504が、例えば図9に示すよう
に、端部において電気経路504’によって共通接続さ
れているときは、図10に示すように、電気経路50
4’をハンダ付けする。このようなハンダ付けは、電気
経路504の数に無関係に連続的に行うことができるの
で、ハンダ付け作業を省力化する点で好ましい。
【0049】いずれの場合も、使用するハンダは、音響
整合部材510等を接着している接着剤のガラス(gl
ass)転移温度を超えない温度で溶融するハンダであ
る。ここまでの工程で、図11に示すような、圧電板3
00’、FPC502、フィルム506、絶縁フィルム
508および音響整合部材510のラミネーション構造
が完成する。
【0050】次に、工程406でバッキング部材のラミ
ネーションを行う。すなわち、上記のラミネーション構
造を治具704から外し、図12示すように、圧電板3
00’の背面にバッキング部材702を接着する。
【0051】次に、工程408でダイシング(dici
ng)を行う。この工程では、上記のようにバッキング
部材702ラミネーションした構造物をダイシングマシ
ン(dicing machine)にかけて、圧電板
300’を音響整合部材510およびフィルム506も
ろとも所定のピッチでダイシングし、図13に示すよう
に、超音波トランスデューサ302が個々に分離された
超音波トランスデューサアレイ300を形成する。
【0052】ダイシングは、FPC502の導電パター
ンが図7に示したようなものである場合は、図14に示
すように、バッキング部材702の端面に達するまで行
えば良い。
【0053】FPC502の導電パターンが図9に示し
たようなものである場合は、図15示すように、共通の
電気経路504’を個々の電気経路504間で断ち切る
程度にバッキング部材702の端面を切り込む。これに
よって、共通の電気経路504’およびハンダ550に
より超音波トランスデューサ302同士が共通接続され
るのを防止する。
【0054】次に、工程410において、音響レンズの
ラミネーションを行う。すなわち、超音波トランスデュ
ーサアレイ300の上に音響レンズを接着する。これに
よって、図2に示したようなラミネーション構造が完成
する。
【0055】以上のような工程とすることにより、超音
波トランスデューサ302の厚みが薄くかつ配列ピッチ
(pitch)が細かい高周波用の超音波プローブにつ
いて、その試作から量産まで全く同じ工程で対応するこ
とが可能になる。
【0056】次に、工程412で電気配線を行う。この
工程での電線接続を図16および図17によって説明す
る。なお、図17は図16に示したもののA−A断面図
である。両図において図2および図4に示したものと同
じものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0057】同図に示すように、電気配線は、ケーブル
22の個別の電線114により、プローブ本体20側の
電気経路504とコネクタ24側の対応する電気経路9
04とを接続する作業である。電線への符号付けは1箇
所で代表する。電線114は例えば線径が細い同軸ケー
ブル等であり、同軸ケーブルの中心導体の一端を電気経
路504に接続し、他端を電気経路904に接続する。
同軸ケーブルの外側導体の両端は、バッキング部材70
2の端面まで回り込んでいるフィルム506の導電面お
よび接触体902の端面に設けられた電気経路906に
それぞれ接続される。接続は例えばハンダ付けまたはそ
の他の適宜の慣用の技法によって行われる。
【0058】電気配線済みの接続体について、工程41
4で両端部へのケース取り付け加工を行い、図1に示し
たような超音波プローブを構成する。ケースを取り付け
るに当たって、ケーブル22の両端部を適宜のクランプ
(clamp)手段によってそれぞれのケースにクラン
プすることはいうまでもない。
【0059】図18に、製造工程の他の例のフロー図を
示す。この製造工程によって、本発明の方法についての
実施の形態の一例が示される。同図に示すように、工程
422において、バッキング部材、FPC、圧電板、フ
ィルムおよび音響部材のラミネーションを行う。
【0060】すなわち、図12に示したように、バッキ
ング部材702の上端面に圧電板300’を接着し、側
面にFPC502を接着する。また、圧電板300’上
にはフィルム506を接着し、その上に音響整合部材5
10を接着する。さらに、超音波トランスデューサアレ
イ300およびバッキング部材702の側面の、フィル
ム506が延在する箇所には、絶縁フィルム508を挟
み込んで接着する。
【0061】圧電板300’、バッキング部材702お
よびFPC502をラミネーションする順序は、まず圧
電板300’をその縁部がはみ出すようにバッキング部
材702の端面に取り付け、その後にFPC502をそ
の端面が圧電板300の縁部においてバッキング部材7
02側から当接するように取り付ける順序で行う。
【0062】あるいは、まずFPC502をバッキング
部材702の側面に端部同士を揃えて取り付け、その後
にFPC502を取り付けた側に縁部がはみ出すように
圧電板300’をバッキング部材702の端面に取り付
ける順序で行う。
【0063】次に、工程424においてハンダ付けを行
う。この工程は図5に示した工程404と同様である。
次に、工程428においてダイシングを行う。この工程
は図5に示した工程408と同様である。
【0064】次に、工程430において音響レンズのラ
ミネーションを行う。この工程は図5に示した工程41
0と同様である。次に、工程432において電気配線を
行う。この工程は図5に示した工程412と同様であ
る。
【0065】次に、工程434においてケース取り付け
を行う。この工程は図5に示した工程414と同様であ
る。図19に、上記のように構成された超音波プローブ
を備えた超音波撮影装置のブロック(block)図を
示す。本装置は、本発明の超音波撮影装置の実施の形態
の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に
関する実施の形態の一例が示される。
【0066】同図に示すように、本装置は、超音波プロ
ーブ2を有する。超音波プローブ2は、本発明における
超音波プローブの実施の形態の一例である。超音波プロ
ーブ2は、前述のようにして製造されたものである。超
音波プローブ2は、対象4に当接されて超音波の送受波
に使用される。
【0067】超音波プローブ2は送受信部6に接続され
ている。送受信部6は、超音波プローブ2の超音波トラ
ンスデューサアレイ300を駆動して超音波ビーム(b
eam)を送信し、また、超音波トランスデューサアレ
イ300が受波したエコーを受信するものである。
【0068】送波超音波ビームの方位は、超音波トラン
スデューサアレイ300における送波アパーチャ(ap
erture)内の個々の超音波トランスデューサ30
2を駆動する時間差により設定することができ、この方
位を順次切り換えることにより音線順次の走査を行うこ
とができる。
【0069】エコー受波の方位は、超音波トランスデュ
ーサアレイ300における受波アパーチャ内の個々の超
音波トランスデューサ302の受信信号を加算する時間
差で設定することができ、この方位を順次切り換えるこ
とにより音線順次の受波の走査を行うことができる。
【0070】これにより、送受信部6は、例えば図20
に示すような走査を行う。すなわち、放射点200から
z方向に延びる超音波ビーム(音線)202が扇状の2
次元領域206をθ方向に走査し、いわゆるセクタスキ
ャン(sector scan)を行う。
【0071】送波および受波のアパーチャを超音波トラ
ンスデューサアレイ300の一部を用いて形成するとき
は、このアパーチャをアレイに沿って順次移動させるこ
とにより、例えば図21に示すような走査を行うことが
できる。すなわち、放射点200からz方向に発する音
線202が直線204上を移動することにより、矩形状
の2次元領域206がx方向に走査され、いわゆるリニ
アスキャン(linear scan)が行われる。
【0072】なお、超音波トランスデューサアレイ30
0が、超音波送波方向に張り出した円弧に沿って形成さ
れたいわゆるコンベックスアレイ(convex ar
ray)である場合は、リニアスキャンと同様な信号操
作により、例えば図22に示すように、音線202の放
射点200が円弧204上を移動することにより、扇面
状の2次元領域206がθ方向に走査され、いわゆるコ
ンベクススキャンが行るのはいうまでもない。
【0073】送受信部6はデータ(data)処理部8
に接続されている。データ処理部8には、送受信部6か
ら、エコー受信信号がディジタルデータ(digita
ldata)として入力される。データ処理部8は、入
力されたエコーデータを処理して画像生成等を行うよう
になっている。
【0074】データ処理部8は、図23に示すように、
データ処理プロセッサ(processor)80、エ
コーメモリ(echo memory)82、データメ
モリ84および画像メモリ86を備えている。これらは
バス(bus)88によって接続されている。送受信部
6から入力されたエコーデータは、エコーメモリ82に
記憶される。データ処理プロセッサ80は、エコーデー
タに基づいて例えばBモード(mode)画像等を生成
する。生成したBモード画像等は画像メモリ86に記憶
される。
【0075】データ処理プロセッサ80は、また、デー
タ処理によりエコーのドップラシフト(Doppler
shift)を抽出し、それに基づき例えば血流速度
等の動態情報を求めることも行う。データメモリ84は
このデータ処理の過程で使用される。得られた動態情報
を表示するための画像等が画像メモリ86に記憶され
る。
【0076】データ処理部8には表示部10が接続され
ている。表示部10は、例えばグラフィックディスプレ
ー(graphic display)等を用いて構成
され、データ処理部8の画像メモリ86から入力された
画像データに基づいて可視像を表示するようになってい
る。
【0077】以上の送受信部6、データ処理部8および
表示部10は制御部12に接続されている。制御部12
は、それら各部に制御信号を与えてその動作を制御する
ものである。また、被制御の各部から制御部12に状態
報知信号や応答信号等が伝えられる。制御部12の制御
の下で超音波撮影が実行される。
【0078】制御部12には操作部14が接続されてい
る。操作部14は操作者によって操作され、制御部12
に所望の指令や情報を入力するようになっている。操作
部14は、例えばキーボード(keyboard)やそ
の他の操作具を備えた操作パネル(panel)で構成
される。
【0079】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、超音波トランスデューサとフレキシブルプリント
板との接続部が堅牢で安定な超音波プローブ、そのよう
な超音波プローブの製造方法、および、そのような超音
波プローブを備えた超音波撮影装置を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の超音波プローブの
模式図である。
【図2】図1に示した超音波プローブ本体の主要部の模
式図である。
【図3】図2に示した超音波プローブ本体の一部の構造
を示す略図である。
【図4】図1に示したコネクタの主要部の模式図であ
る。
【図5】図1に示した超音波プローブの製造工程の一例
を示すフロー図である。
【図6】図2に示した超音波プローブ本体の主要部の、
製造工程における状態を示す模式図である。
【図7】FPCにおける導電パターンを示す略図であ
る。
【図8】導電パターンのハンダ付け状態を示す略図であ
る。
【図9】FPCにおける導電パターンを示す略図であ
る。
【図10】導電パターンのハンダ付け状態を示す略図で
ある。
【図11】図2に示した超音波プローブ本体の主要部
の、製造工程における状態を示す模式図である。
【図12】図2に示した超音波プローブ本体の主要部
の、製造工程における状態を示す模式図である。
【図13】図2に示した超音波プローブ本体の主要部
の、製造工程における状態を示す模式図である。
【図14】図2に示した超音波プローブ本体の主要部
の、製造工程における状態を示す模式図である。
【図15】図2に示した超音波プローブ本体の主要部
の、製造工程における状態を示す模式図である。
【図16】図2に示した超音波プローブ本体の主要部
の、製造工程における状態を示す模式図である。
【図17】図2に示した超音波プローブ本体の主要部
の、製造工程における状態を示す模式図である。
【図18】図1に示した超音波プローブ本体の主要部の
製造工程の一例を示すフロー図である。
【図19】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック
図である。
【図20】図19に示した装置による音線走査の概念図
である。
【図21】図19に示した装置による音線走査の概念図
である。
【図22】図19に示した装置による音線走査の概念図
である。
【図23】図19に示した装置におけるデータ処理部の
ブロック図である。
【符号の説明】
2 超音波プローブ 4 対象 6 送受信部 8 データ処理部 10 表示部 12 制御部 14 操作部20 プローブ本体 22 ケーブル 24 コネクタ 300 超音波トランスデューサアレイ 302 超音波トランスデューサ 304 アクティブ電極 306 コモン電極 502 FPC 504 電気経路 550 ハンダ 506 フィルム 508 絶縁フィルム 510 音響整合部材 512 音響レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01S 7/521 G01S 7/52 A (72)発明者 青木 弘幸 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 2G047 CA01 DB02 EA11 GA02 GB02 4C301 EE12 GA02 GA03 GB03 5D019 AA20 BB18 BB28 BB30 GG06 5D107 AA09 BB07 CC02 CC05 CC12 FF03 5J083 AA02 AB17 AC31 AD04 CA12 CA24 CA50 CB02 CB03 CB15 CB19

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電部材と、 端部まで達する導電パターンを有し端面が前記圧電部材
    の縁部においてその背面に当接し前記当接した箇所付近
    において前記導電パターンが前記圧電部材にハンダ付け
    されたフレキシブルプリント板と、を具備することを特
    徴とする超音波プローブ。
  2. 【請求項2】 圧電部材と、 端部まで達する導電パターンを有し端面が前記圧電部材
    の縁部においてその背面に当接し前記当接した箇所付近
    において前記導電パターンが前記圧電部材にハンダ付け
    されたフレキシブルプリント板と、 前記圧電部材の背面に取り付けられたバッキング部材
    と、を具備することを特徴とする超音波プローブ。
  3. 【請求項3】 バッキング部材と、 端部まで形成された互いに平行な複数の導電パターンを
    有し前記バッキング部材の側面に端部同士を揃えて配置
    されたフレキシブルプリント板と、 前記フレキシブルプリント板が配置された側に縁部がは
    み出すように前記バッキング部材の端面に取り付けられ
    前記縁部が前記フレキシブルプリント板の端面に当接す
    る箇所付近において前記複数の導電パターンに個々にハ
    ンダ付けされた複数の圧電部材と、を具備することを特
    徴とする超音波プローブ。
  4. 【請求項4】 端部まで導電パターンが形成されたフレ
    キシブルプリント板の端面を圧電部材の縁部においてそ
    の背面に当接し、 前記当接した箇所付近において前記圧電部材と前記導電
    パターンをハンダ付けする、ことを特徴とする超音波プ
    ローブ製造方法。
  5. 【請求項5】 端部まで導電パターンが形成されたフレ
    キシブルプリント板の端面を圧電部材の縁部においてそ
    の背面に当接し、 前記当接した箇所付近において前記圧電部材と前記導電
    パターンをハンダ付けし、 前記圧電部材の背面にバッキング部材を取り付ける、こ
    とを特徴とする超音波プローブ製造方法。
  6. 【請求項6】 端部まで達する互いに平行な複数の導電
    パターンが形成されたフレキシブルプリント板の端面を
    板状の圧電部材の縁部においてその背面に当接し、 前記当接した箇所付近において前記圧電部材と前記導電
    パターンをハンダ付けし、 前記圧電部材の背面にバッキング部材を取り付け、 前記複数の導電パターンの間隔に合わせて前記圧電部材
    をダイシングする、ことを特徴とする超音波プローブ製
    造方法。
  7. 【請求項7】 圧電部材を縁部がはみ出すようにバッキ
    ング部材の端面に取り付け、 端部まで導電パターンが形成されたフレキシブルプリン
    ト板の端面を前記圧電部材の縁部において前記バッキン
    グ部材側から当接し、 前記当接した箇所付近において前記圧電部材と前記導電
    パターンをハンダ付けする、ことを特徴とする超音波プ
    ローブ製造方法。
  8. 【請求項8】 圧電部材を縁部がはみ出すようにバッキ
    ング部材の端面に取り付け、 端部まで達する互いに平行な複数の導電パターンが形成
    されたフレキシブルプリント板の端面を前記圧電部材の
    縁部において前記バッキング部材側から当接し、 前記当接した箇所付近において前記圧電部材と前記導電
    パターンをハンダ付けし、 前記複数の導電パターンの間隔に合わせて前記圧電部材
    をダイシングする、ことを特徴とする超音波プローブ製
    造方法。
  9. 【請求項9】 端部まで導電パターンが形成されたフレ
    キシブルプリント板をバッキング部材の側面に端部同士
    を揃えて取り付け、 前記フレキシブルプリント板を取り付けた側に縁部がは
    み出すように圧電部材を前記バッキング部材の端面に取
    り付け、 前記縁部が前記フレキシブルプリント板の端面に当接す
    る箇所付近において前記圧電部材と前記導電パターンを
    ハンダ付けする、ことを特徴とする超音波プローブ製造
    方法。
  10. 【請求項10】 端部まで達する互いに平行な複数の導
    電パターンが形成されたフレキシブルプリント板をバッ
    キング部材の側面に端部同士を揃えて取り付け、 前記フレキシブルプリント板を取り付けた側に縁部がは
    み出すように圧電部材を前記バッキング部材の端面に取
    り付け、 前記縁部が前記フレキシブルプリント板の端面に当接す
    る箇所付近において前記圧電部材と前記導電パターンを
    ハンダ付けし、 前記複数の導電パターンの間隔に合わせて前記圧電部材
    をダイシングする、ことを特徴とする超音波プローブ製
    造方法。
  11. 【請求項11】 超音波プローブにより超音波を送波し
    てエコーを受信し、エコー受信信号に基づいて画像を生
    成する超音波撮影装置であって、 前記超音波プローブは、 圧電部材と、 端部まで達する導電パターンを有し端面が前記圧電部材
    の縁部においてその背面に当接し前記当接した箇所付近
    において前記導電パターンが前記圧電部材にハンダ付け
    されたフレキシブルプリント板と、を具備することを特
    徴とする超音波撮影装置。
  12. 【請求項12】 超音波プローブにより超音波を送波し
    てエコーを受信し、エコー受信信号に基づいて画像を生
    成する超音波撮影装置であって、 前記超音波プローブは、 圧電部材と、 端部まで達する導電パターンを有し端面が前記圧電部材
    の縁部においてその背面に当接し前記当接した箇所付近
    において前記導電パターンが前記圧電部材にハンダ付け
    されたフレキシブルプリント板と、 前記圧電部材の背面に取り付けられたバッキング部材
    と、を具備することを特徴とする超音波撮影装置。
  13. 【請求項13】 超音波プローブにより超音波を送波し
    てエコーを受信し、エコー受信信号に基づいて画像を生
    成する超音波撮影装置であって、 前記超音波プローブは、 バッキング部材と、 端部まで形成された互いに平行な複数の導電パターンを
    有し前記バッキング部材の側面に端部同士を揃えて配置
    されたフレキシブルプリント板と、 前記フレキシブルプリント板が配置された側に縁部がは
    み出すように前記バッキング部材の端面に取り付けられ
    前記縁部が前記フレキシブルプリント板の端面に当接す
    る箇所付近において前記複数の導電パターンに個々にハ
    ンダ付けされた複数の圧電部材と、を具備することを特
    徴とする超音波撮影装置。
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