JP2002232411A - 情報暗号化及び復号化方法、並びに情報暗号化/復号化システム - Google Patents

情報暗号化及び復号化方法、並びに情報暗号化/復号化システム

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JP2002232411A
JP2002232411A JP2001023709A JP2001023709A JP2002232411A JP 2002232411 A JP2002232411 A JP 2002232411A JP 2001023709 A JP2001023709 A JP 2001023709A JP 2001023709 A JP2001023709 A JP 2001023709A JP 2002232411 A JP2002232411 A JP 2002232411A
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consumer
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credit card
terminal
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JP2001023709A
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English (en)
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Hiroshi Imai
尋 今井
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Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の暗号化及び復号化にネット以外の手段
を用いることにより、多大な費用をかけずにさらなるセ
キュリティ性を向上させる。 【解決手段】 消費者10からインターネット20を介
してクレジットカード番号を管理業者40に送信する場
合、管理業者40から郵送にて通知された暗号鍵を用い
てクレジットカード番号を暗号化して送信し、管理業者
40においては、消費者10から送信されてきた暗号化
されたクレジットカード番号を、消費者10に通知した
暗号鍵を用いて復号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暗号鍵を用いた情
報暗号化及び復号化方法、並びに情報暗号化/復号化シ
ステムに関し、特に、インターネットを介して送信され
る情報を暗号鍵を用いて暗号化及び復号化する情報暗号
化及び復号化方法、並びに情報暗号化/復号化システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、消費者が店舗に出向くことなく商
品を購入することができる通信販売においては、商品が
掲載されたカタログ等を店舗や商品取り扱い業者から消
費者に送付せずに、店舗や商品取り扱い業者が運営する
ホームページ上に商品のカタログを掲載し、消費者がこ
のホームページにアクセスし、ホームページ上にて商品
を注文するオンラインショッピングと呼ばれる通信販売
システムが構築されている。
【0003】このような通信販売システムにおいては、
消費者が、所望の商品を取り扱う業者や店舗が運営する
ホームページにアクセスし、ホームページ上にて商品を
注文する。消費者が商品を注文する際には、所望の商品
を指定するとともに、購入者の氏名や商品の配送先等の
情報をホームページ上に入力する。また、代金の支払方
法を指定する必要があり、一般的に代金の支払方法とし
ては、クレジットカードを利用した支払いや代金引換や
コンビニエンスストア等を利用した振込等が用いられて
いる。
【0004】図6は、代金の支払方法としてクレジット
カードを利用したオンラインショッピングにおける情報
の流れを説明するための図である。
【0005】端末110を有するユーザが、店舗130
が取り扱う商品を購入する場合、まず、店舗130が運
営する商品販売サイトにアクセスする。
【0006】ユーザは、端末110上に表示された商品
販売サイトを閲覧し、所望の商品を指定するとともに、
代金を支払うためにクレジットカード番号を端末110
に入力し、インターネット120を介して店舗130の
サーバ(不図示)に送信する。
【0007】店舗130においては、指定された商品の
注文を受け付けるとともに、端末110から送信されて
きたクレジットカード番号をクレジットカード会社14
0にインターネット120を介して送信する。
【0008】クレジットカード会社140においては、
決済用コンピュータ(不図示)を用いて、店舗130か
ら送信されてきたクレジットカード番号によって識別さ
れるクレジットカードの利用可能残高等を調べ、その
後、店舗130に対して商品の代金を支払う。
【0009】しかしながら、上述したようなクレジット
カードを利用したオンラインショッピングにおいては、
クレジットカード番号がインターネット上を送信される
ため、盗聴される虞れがある。
【0010】そこで、インターネット上における情報の
盗聴を防止する1つの手段としてSSL(Secure Socke
ts Layer)と呼ばれる情報暗号化方法がある。
【0011】SSLにおいては、ユーザが商品を取り扱
う店舗等のホームページにアクセスすると、店舗等が管
理するサーバからデジタル証明書と暗号化に用いられる
公開鍵とがユーザの端末に送信され、ユーザの端末にお
いて送信されてきた公開鍵を用いて共通鍵が生成され、
この共通鍵を用いてクレジットカード番号等の情報が暗
号化され、インターネット上を送信される。
【0012】また、インターネット上における情報の盗
聴を防止する他の手段としてSET(Secure Electroni
c Transition)と呼ばれる情報暗号化方法がある。
【0013】SETにおいては、クレジットカード会社
が提供する専用のソフトウェアを消費者側及び店舗側に
てコンピュータに予めダウンロードしておき、消費者側
から送信された、商品名や購入者名等の注文内容と暗号
化されたクレジットカード番号のうち、注文内容のみ店
舗側にて受け取り、クレジットカード番号は暗号化され
たままクレジットカード会社に送信され、クレジットカ
ード会社にてクレジットカード番号が復号化される。こ
のように、暗号化されたクレジットカード番号は、店舗
側では復号化することができないように構成されてお
り、それにより、クレジットカード番号が店舗側に知ら
れないようになっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の情報暗号化方法においては、以下に記載
するような問題点がある。
【0015】(1)SSLを利用したものにおいては、
店舗等において、サーバの導入等のシステム構築費(初
期導入費用)に加え、サーバを管理するための維持費が
かかってしまい、また、消費者は情報を入力するだけで
あるため、安全性を実感しにくい。
【0016】また、ネット上にて送信された暗号鍵を用
いてネット上を送信される情報の暗号化及び復号化を行
うため、ネット上におけるセキュリティが保証されてい
ない場合、情報が盗聴されてしまう虞れがある。
【0017】(2)SETを利用したものにおいては、
クレジットカード会社から提供されるソフトウェアを消
費者側及び店舗側にてコンピュータに予め組み込んでお
く必要があり、そのための費用や手間がかかってしま
う。
【0018】また、ネット上を介してダウンロードされ
たソフトウェアを用いてネット上を送信される情報の暗
号化及び復号化を行うため、ネット上におけるセキュリ
ティが保証されていない場合、情報が盗聴されてしまう
虞れがある。
【0019】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、情報の暗号
化及び復号化にネット以外の手段を用いることにより、
多大な費用をかけずにさらなるセキュリティ性を向上さ
せることができる、情報暗号化及び復号化方法、並びに
情報暗号化/復号化システムを提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、インターネットを介して接続される2点間
を前記インターネットを介して送信される第1の情報
を、第2の情報を用いて暗号化及び復号化する情報暗号
化及び復号化方法であって、前記第1の情報の受信側に
て前記第2の情報を設定し、該第2の情報を前記第1の
情報の送信側に郵送にて通知し、前記第1の情報の送信
側にて前記第1の情報を前記第2の情報を用いて暗号化
し、暗号化された第1の情報を該第1の情報の受信側に
前記インターネットを介して送信し、前記第1の情報の
受信側にて前記第1の情報の送信側から送信された暗号
化された第1の情報を前記第2の情報を用いて復号化す
ることを特徴とする。
【0021】また、前記第1の情報の受信側にて前記第
2の情報を前記第1の情報の送信元毎に設定し、前記第
1の情報の送信側から送信されてきた前記第1の情報
を、該第1の情報の送信元に対して設定された第2の情
報を用いて復号化することを特徴とする。
【0022】また、インターネットを介して情報の送受
信が可能な端末と、前記インターネットを介して前記端
末に対して情報の提供が可能なサーバとを有し、前記端
末にて第1の情報が第2の情報によって暗号化されて前
記インターネットを介して前記サーバに送信され、前記
サーバにて前記端末から送信された暗号化された第1の
情報が前記第2の情報を用いて復号化される情報暗号化
/復号化システムにおいて、前記第2の情報は、前記サ
ーバにて設定されて前記端末に対して郵送にて通知され
ることを特徴とする。
【0023】また、前記サーバは、前記第2の情報を前
記インターネットを介して当該サーバと接続可能な端末
毎に設定し、前記端末から送信されてきた前記第1の情
報を、当該端末に対して設定された第2の情報を用いて
復号化することを特徴とする。
【0024】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、インターネットに接続可能な端末から該端末
に対してインターネットを介して情報を提供することが
可能なサーバに第1の情報を送信するシステムにおい
て、サーバにて第1の情報を暗号化するための第2の情
報を設定し、該第2の情報を端末に対して郵送にて通知
する。端末においては、第1の情報をインターネットを
介してサーバに送信する場合、サーバから通知された第
2の情報を用いて第1の情報を暗号化して送信する。サ
ーバにおいては、端末から送信された暗号化された第1
の情報を第2の情報を用いて復号化する。
【0025】このように、インターネットを介して接続
される2点間を送信される第1の情報が、2点間のうち
一方にて設定され、他方に郵送にて通知された第2の情
報を用いて暗号化及び復号化されるので、ネットのみの
セキュリティに頼ることなく、多大な費用をかけずにさ
らなるセキュリティの向上が図られる。
【0026】本発明を、クレジットカードを利用したオ
ンラインショッピングに用いた場合、消費者に郵送され
るダイレクトメールに第2の情報を記載しておき、消費
者がネット上にて商品を購入する際にこの第2の情報を
用いてクレジットカード番号を暗号化してネット上に送
信し、商品販売側にて第2の情報を用いてクレジットカ
ード番号を復号化すれば、ネット上のセキュリティのみ
に頼らずにクレジットカード番号が盗聴されることを防
止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0028】図1は、本発明の情報暗号化/復号化シス
テムの実施の一形態を示す図である。
【0029】本形態は図1に示すように、インターネッ
ト20に接続可能な端末(不図示)を有する消費者10
と、インターネット20を介して商品を販売する商品販
売業者30と、商品販売業者30が運営する商品販売サ
イトを管理するとともに、商品販売業者30が販売する
商品に関する情報やインターネット20を介しての通信
販売の利用明細書等が掲載されたダイレクトメールを発
行して消費者10に郵送し、また、消費者10からイン
ターネット20を介して送信されてきた情報を暗号鍵を
用いて復号化する管理業者40とから構成されている。
なお、管理業者40にて発行されるダイレクトメールに
は、消費者10がインターネット20を介して送信する
情報を暗号化するための暗号鍵が記載されている。
【0030】以下に、上記のように構成された情報暗号
化/復号化システムにおける情報暗号化及び復号化方法
を、商品販売業者30が販売する商品を消費者10がク
レジットカードを用いて購入する場合を例に挙げて説明
する。
【0031】図2は、図1に示した情報暗号化/復号化
システムにおける情報暗号化及び復号化方法を説明する
ためのフローチャートである。
【0032】まず、管理業者40は、商品販売業者30
から顧客となる消費者10に対するダイレクトメールの
送付の指示が出されると(ステップS1)、商品販売業
者30からの指示に基づく内容が掲載された消費者10
宛てのダイレクトメールを作成し、消費者10に郵送で
発送する(ステップS2)。ここで、消費者10宛てに
作成されたダイレクトメールには、消費者10が商品を
注文する際にインターネット20上に送信するクレジッ
トカード番号を暗号化するための第2の情報となる暗号
鍵が記載されている。
【0033】消費者10は、管理業者40から郵送され
たダイレクトメールを受け取る(ステップS3)。
【0034】その後、消費者10が商品販売業者30が
運営する商品販売サイトに端末を用いてアクセスすると
(ステップS4)、商品販売業者30が運営する商品販
売サイトが管理業者40のサーバ(不図示)から消費者
10の端末に送信される(ステップS5)。
【0035】管理業者40のサーバから送信された商品
販売サイトは、消費者10の端末にて受信され、端末上
に表示される(ステップS6)。
【0036】消費者10が、端末上に表示された商品販
売サイトに掲載された商品の中から所望の商品を購入す
る場合(ステップS7)、所望の商品を選択するととも
に、消費者名や商品の配送先等の情報を端末に入力する
(ステップS8)。
【0037】また、消費者10は、商品の代金の支払い
をクレジットカードを用いて行うため、第1の情報とな
るクレジットカード番号を端末に入力する必要がある
が、その際、クレジットカード番号をそのまま端末に入
力せず、管理業者40から郵送されてきたダイレクトメ
ールに記載された暗号鍵を用いてクレジットカード番号
を暗号化し(ステップS9)、暗号化したクレジットカ
ード番号を端末に入力する(ステップS10)。
【0038】その後、消費者10は、ステップS8にて
端末にて選択した商品情報と入力した情報とステップS
10にて端末に入力した暗号化されたクレジットカード
番号とをインターネット20を介して管理業者40のサ
ーバに送信する(ステップS11)。
【0039】管理業者40においては、消費者10から
送信されてきた情報を受信すると(ステップS12)、
まず、消費者10から送信されてきた情報と消費者毎に
予め決められた暗号鍵とを用いて、消費者10から送信
されてきた暗号化されたクレジットカード番号を復号化
する(ステップS13)。この復号化においては、消費
者10に郵送されたダイレクトメールに記載された暗号
鍵が管理業者40にて消費者毎に管理されており、消費
者10から送信されてきた情報によって識別される消費
者に対応して管理されている暗号鍵を用いてクレジット
カード番号を復号化する。
【0040】クレジットカード番号が復号化されると、
管理業者40は、消費者10から送信されてきた情報と
ステップS13にて復号化されたクレジットカード番号
とを商品販売業者30に通知する(ステップS14)。
なお、ステップS14における管理業者40から商品販
売業者30への情報の通知は、専用線等、盗聴のおそれ
のない手段を用いて行う。
【0041】商品販売業者30は、管理業者40からの
通知を受け取ると(ステップS15)、受け取った情報
に基づいて商品の注文を受け付ける(ステップS1
6)。
【0042】以下に、クレジットカード番号の暗号化及
び復号化方法について詳細に説明する。
【0043】図3は、図1に示した情報暗号化/復号化
システムにおけるクレジットカード番号の暗号化及び復
号化方法の一例を説明するための図である。
【0044】管理業者40においては、消費者10に郵
送するダイレクトメールにクレジットカード番号を暗号
化するための暗号鍵を記載する。この暗号鍵は、消費者
毎に異なるものであり、管理業者40のサーバにおいて
消費者毎に設定、管理されている。例えば、図3に示し
たものにおいては、“01−03−03−02−05−
01−03−02”が暗号鍵として消費者10宛てのダ
イレクトメールに記載され、消費者10に郵送される。
【0045】消費者10は、クレジットカードを用いて
商品を購入する場合、利用するクレジットカードの番号
に、管理業者40から郵送されてきたダイレクトメール
に記載された暗号鍵を加算し、それにより、クレジット
カード番号を暗号化する。図3に示したものにおいて
は、消費者10が、クレジットカード番号が“1111
−2222−3333−4444”のクレジットカード
を用いて商品を購入しようとした場合、このクレジット
カード番号に、管理業者40から郵送されてきたダイレ
クトメールに記載された暗号鍵“01−03−03−0
2−05−01−03−02”を加算し、この加算結果
“1214−2524−3834−4746”を暗号化
されたクレジットカード番号として端末に入力し、管理
業者40に消費者名等の情報とともに送信する。
【0046】管理業者40においては、消費者10から
送信されてきた消費者名に対応して管理されている暗号
鍵を用いて、消費者10から送信されてきた暗号化され
たクレジットカード番号を復号化する。例えば、図3に
示したものにおいては、消費者10から送信されてきた
消費者名に対応して管理されている暗号鍵が“01−0
3−03−02−05−01−03−02”であり、消
費者10から送信されてきた暗号化されたクレジットカ
ード番号が“1214−2524−3834−474
6”である。そこで、消費者10から送信されてきた暗
号化されたクレジットカード番号“1214−2524
−3834−4746”から暗号鍵“01−03−03
−02−05−01−03−02”を減算し、それによ
り、消費者10が利用するクレジットカードの番号“1
111−2222−3333−4444”を復号化す
る。
【0047】なお、上述した実施の形態においては、暗
号鍵を消費者名と対応づけて管理しているが、消費者名
は同姓同名が存在するため、実際には、消費者毎に顧客
管理番号を付与してこの顧客管理番号と対応づけて暗号
鍵を管理しておき、消費者10に郵送するダイレクトメ
ールにこの顧客管理番号を印字し、消費者10は暗号化
されたクレジットカード番号とともに、ダイレクトメー
ルに印字された顧客管理番号を端末に入力して送信し、
管理業者40においては、送信されてきた顧客管理番号
に対応して管理されている暗号鍵を用いてクレジットカ
ード番号を復号化する。
【0048】図4は、図1に示した情報暗号化/復号化
システムにおけるクレジットカード番号の暗号化及び復
号化方法の他の例を説明するための図である。
【0049】管理業者40においては、消費者10に郵
送するダイレクトメールにクレジットカード番号を暗号
化するための暗号鍵をマトリクス状に記載する。この暗
号鍵は、消費者毎に異なるものであり、管理業者40の
サーバにおいて消費者毎に設定、管理されている。例え
ば、図3に示したものにおいては、暗号鍵を“6925
483107”とし、この暗号鍵を図3に示すようにマ
トリクス状に消費者10宛てのダイレクトメールに記載
し、消費者10に郵送する。
【0050】消費者10は、クレジットカードを用いて
商品を購入する場合、商品販売業者30が運営する商品
販売サイトに、ダイレクトメールに記載された暗号鍵に
従って、利用するクレジットカードの番号を入力する。
ここで、商品販売業者30が運営する商品販売サイトに
は、マトリクスのみが掲載され、数字が掲載されていな
い。このマトリクスに対して、クレジットカード番号の
数字をダイレクトメールに記載されたマトリクス内の数
字と合わせるように領域を指定していく。例えば、図3
に示したものにおいては、消費者10が、クレジットカ
ード番号が“1111−2222−3333−444
4”のクレジットカードを用いて商品を購入しようとし
た場合、数字の1に対してはダイレクトメールに記載さ
れたマトリクスのうち数字の1が記載された領域を商品
販売サイト上にて指定し、また、数字の2に対してはダ
イレクトメールに記載されたマトリクスのうち数字の2
が記載された領域を商品販売サイト上にて指定し、ま
た、数字の3に対してはダイレクトメールに記載された
マトリクスのうち数字の3が記載された領域を商品販売
サイト上にて指定し、また、数字の4に対してはダイレ
クトメールに記載されたマトリクスのうち数字の4が記
載された領域を商品販売サイト上にて指定する。また、
このマトリクスは、左上の領域から順に1〜0の数字が
割り当てられており、図3に示したものにおいては、1
が割り当てられた領域にはダイレクトメールにて6が記
載され、また、2が割り当てられた領域にはダイレクト
メールにて9が記載され、また、3が割り当てられた領
域にはダイレクトメールにて2が記載され、また、4が
割り当てられた領域にはダイレクトメールにて5が記載
され、また、5が割り当てられた領域にはダイレクトメ
ールにて4が記載され、また、6が割り当てられた領域
にはダイレクトメールにて8が記載され、また、7が割
り当てられた領域にはダイレクトメールにて3が記載さ
れ、また、8が割り当てられた領域にはダイレクトメー
ルにて1が記載され、また、9が割り当てられた領域に
はダイレクトメールにて0が記載され、また、0が割り
当てられた領域にはダイレクトメールにて7が記載され
ている。
【0051】消費者10がマトリクス内の領域を指定す
ることにより入力したクレジットカード番号は、それぞ
れの領域に割り当てられた数字の列として暗号化され、
管理業者40に送信されることになる。すなわち、消費
者10は、商品販売サイトに掲載されたマトリクスに対
して、ダイレクトメールに記載された数字と合わせるよ
うにクレジットカード番号を入力したものの、消費者1
0の端末から管理業者40にインターネット20を介し
て送信されるクレジットカード番号は、指定された領域
にそれぞれ割り当てられた数字の列として送信されるこ
とになる。図3に示したものにおいては、ダイレクトメ
ールに記載された1の領域には8が割り当てられ、ダイ
レクトメールに記載された2の領域には3が割り当てら
れ、ダイレクトメールに記載された3の領域には7が割
り当てられ、ダイレクトメールに記載された4の領域に
は5が割り当てられているため、消費者10の端末から
管理業者40に送信されるクレジットカード番号は“8
888−3333−7777−5555”となる。
【0052】端末に入力されたクレジットカード番号
は、消費者名等の情報とともに管理業者40に送信され
る。
【0053】管理業者40においては、消費者10から
送信されてきた消費者名に対応して管理されている暗号
鍵を用いて、消費者10から送信されてきた暗号化され
たクレジットカード番号を復号化する。例えば、図3に
示したものにおいては、消費者10から送信されてきた
消費者名に対応して管理されている暗号鍵が“6925
483107”であり、消費者10から送信されてきた
暗号化されたクレジットカード番号が“8888−33
33−7777−5555”である。そこで、管理業者
40においては、消費者10におけるクレジットカード
番号の暗号化の逆変換を行う。すなわち、消費者10の
端末から送信されてきた数字が1の場合は6に、消費者
10の端末から送信されてきた数字が2の場合は9に、
消費者10の端末から送信されてきた数字3の場合は2
に、消費者10の端末から送信されてきた数字が4の場
合は5に、消費者10の端末から送信されてきた数字が
5の場合は4に、消費者10の端末から送信されてきた
数字が6の場合は8に、消費者10の端末から送信され
てきた数字が7の場合は3に、消費者10の端末から送
信されてきた数字が8の場合は1に、消費者10の端末
から送信されてきた数字が9の場合は0に、消費者10
の端末から送信されてきた数字が0の場合は7にそれぞ
れ変換する。
【0054】これにより、消費者10から送信されたき
た暗号化されたクレジットカード番号“8888−33
33−7777−5555”を、消費者10が利用する
クレジットカードの番号“1111−2222−333
3−4444”に復号化する。
【0055】(他の実施の形態)図5は、本発明の情報
暗号化/復号化システムの他の実施の形態を示す図であ
る。
【0056】図1に示したように管理業者40が商品販
売業者30が運営する商品販売サイトを管理せずに、図
5に示すように、消費者10の端末には商品販売業者3
0が運営する商品販売サイトが商品販売業者30が有す
るサーバ(不図示)から送信され、消費者10が端末に
入力した情報及び暗号化されたクレジットカード番号が
管理業者40に送信され、管理業者40において、暗号
化されたクレジットカード番号を復号化することも考え
られる。
【0057】なお、上述した実施の形態においては、イ
ンターネット20上にクレジットカード番号が送信され
る場合を例に挙げ、クレジットカード番号を暗号化及び
復号化するものについて説明したが、本発明は、これに
限らず、個人の保険証番号等の情報を利用者毎に決めら
れた暗号鍵を用いて暗号化して送信し、その後、暗号化
された情報を該暗号鍵を用いて復号化し、個人の認証を
行うものについても適用することができる。これは、会
員番号を用いたアクセス制限を行うシステムに適用する
ことができ、その場合、会員番号を暗号鍵を用いて暗号
化したものでアクセス可能となるように構成しておけ
ば、会員番号を盗聴された場合においても不正アクセス
を防止することができる。さらに、アクセス先のサーバ
においては、会員番号が暗号化されたいるため、会員番
号が盗聴される虞れがない。
【0058】また、上述した実施の形態においては、管
理業者40にて発行された商品販売業者30のダイレク
トメールに、情報を暗号化する暗号鍵を記載し、この暗
号鍵を用いて情報を暗号化/復号化するものについて説
明したが、本発明は、企業間にて郵送されるビジネスメ
ールに、企業間をインターネットを介して送信される情
報を暗号化するための暗号鍵を記載し、この暗号鍵を用
いて情報を暗号化/復号化する場合にも適用することが
できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
インターネットを介して接続される2点間を送信される
第1の情報が、2点間のうち一方にて設定され、他方に
郵送にて通知された第2の情報を用いて暗号化及び復号
化される構成としたため、重要情報がインターネットを
介して送信されるシステムにおいて、ネットのみのセキ
ュリティに頼ることなく、多大な費用をかけずにさらな
るセキュリティの向上を図ることができる。また、第1
の情報が2点間を送信される途中、オンラインショッピ
ング等の代理店を経由した場合においても、第1の情報
が暗号化されているため、セキュリティ性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報暗号化/復号化システムの実施の
一形態を示す図である。
【図2】図1に示した情報暗号化/復号化システムにお
ける情報暗号化及び復号化方法を説明するためのフロー
チャートである。
【図3】図1に示した情報暗号化/復号化システムにお
けるクレジットカード番号の暗号化及び復号化方法の一
例を説明するための図である。
【図4】図1に示した情報暗号化/復号化システムにお
けるクレジットカード番号の暗号化及び復号化方法の他
の例を説明するための図である。
【図5】本発明の情報暗号化/復号化システムの他の実
施の形態を示す図である。
【図6】代金の支払方法としてクレジットカードを利用
したオンラインショッピングにおける情報の流れを説明
するための図である。
【符号の説明】
10 消費者 20 インターネット 30 管理業者 40 商品販売業者

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを介して接続される2点
    間を前記インターネットを介して送信される第1の情報
    を、第2の情報を用いて暗号化及び復号化する情報暗号
    化及び復号化方法であって、 前記第1の情報の受信側にて前記第2の情報を設定し、
    該第2の情報を前記第1の情報の送信側に郵送にて通知
    し、 前記第1の情報の送信側にて前記第1の情報を前記第2
    の情報を用いて暗号化し、暗号化された第1の情報を該
    第1の情報の受信側に前記インターネットを介して送信
    し、 前記第1の情報の受信側にて前記第1の情報の送信側か
    ら送信された暗号化された第1の情報を前記第2の情報
    を用いて復号化することを特徴とする情報暗号化及び復
    号化方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報暗号化及び復号化
    方法において、 前記第1の情報の受信側にて前記第2の情報を前記第1
    の情報の送信元毎に設定し、前記第1の情報の送信側か
    ら送信されてきた前記第1の情報を、該第1の情報の送
    信元に対して設定された第2の情報を用いて復号化する
    ことを特徴とする情報暗号化及び復号化方法。
  3. 【請求項3】 インターネットを介して情報の送受信が
    可能な端末と、前記インターネットを介して前記端末に
    対して情報の提供が可能なサーバとを有し、前記端末に
    て第1の情報が第2の情報によって暗号化されて前記イ
    ンターネットを介して前記サーバに送信され、前記サー
    バにて前記端末から送信された暗号化された第1の情報
    が前記第2の情報を用いて復号化される情報暗号化/復
    号化システムにおいて、 前記第2の情報は、前記サーバにて設定されて前記端末
    に対して郵送にて通知されることを特徴とする情報暗号
    化/復号化システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報暗号化/復号化シ
    ステムにおいて、 前記サーバは、前記第2の情報を前記インターネットを
    介して当該サーバと接続可能な端末毎に設定し、前記端
    末から送信されてきた前記第1の情報を、当該端末に対
    して設定された第2の情報を用いて復号化することを特
    徴とする情報暗号化/復号化システム。
JP2001023709A 2001-01-31 2001-01-31 情報暗号化及び復号化方法、並びに情報暗号化/復号化システム Pending JP2002232411A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014102632A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Osamu Shimada 病理診断報告システム及び病理診断報告方法

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