JP2002230601A - Etc用車載器 - Google Patents

Etc用車載器

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JP2002230601A
JP2002230601A JP2001024266A JP2001024266A JP2002230601A JP 2002230601 A JP2002230601 A JP 2002230601A JP 2001024266 A JP2001024266 A JP 2001024266A JP 2001024266 A JP2001024266 A JP 2001024266A JP 2002230601 A JP2002230601 A JP 2002230601A
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vehicle
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power
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JP2001024266A
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English (en)
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Norihiko Mori
徳彦 毛利
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードの装着状態でドライバが車両から
離れる際にICカード抜き取り忘れ警報により注意を促
し、防犯性を向上させたETC用車載器を得る。 【解決手段】 路上機との間で情報通信するための通信
回路11およびアンテナ12と、ICカード2が装着さ
れるICカードI/F13と、ICカードI/F13を
介してICカード2との間でセキュリティ情報などの読
出および書込を行うCPU10Aとを備え、CPU10
Aは、ICカード2の装着状態を検出するICカード検
出手段と、車両の電源オフ状態を検出する電源オフ検出
手段と、ICカード2の装着状態および車両の電源オフ
状態が同時に検出された場合に警報信号Eを生成する警
報手段とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有料道路におい
て路上機との間で交信を行う自動料金収受用の車載端末
装置(以下、「ETC用車載器」という)に関し、特に
ドライバの車両降車時にICカードの抜き取り忘れを自
動的に警報して防犯性を向上させたETC用車載器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、有料道路料金所での料金収受手続
きによる車両渋滞の回避を目的としたETCシステムは
よく知られており、この場合、有料道路を利用する車両
には、ETC用車載器が搭載されている。
【0003】すなわち、この種のETCシステムにおい
ては、料金所側のETC用路上機と車両側のETC用車
載器との間で電波通信を行い、有料道路の利用料金を自
動的に収受するように構成されている。
【0004】図4は従来のETC用車載器(以下、単に
「車載器」ともいう)を示すブロック構成図であり、図
4において、1は車載器、2は車載器1に装着されるI
Cカードである。
【0005】車載器1は、マイクロコンピュータからな
るCPU10を有し、CPU10には、路上機(図示せ
ず)との間で情報を送受信するための通信回路11およ
びアンテナ12と、着脱自在のICカード2が装着され
るICカードI/F13と、SAM(Secure A
pplication Module)14とが接続さ
れている。
【0006】CPU10は、ICカードI/F13およ
びSAM14を介して、ICカード2との間でセキュリ
ティ情報などの読出および書込を行うようになってい
る。また、車載器1には、CPU10および各回路に給
電するための車載器内部電源15(内部バッテリ)が設
けられている。
【0007】車載器内部電源15は、車両側電源(バッ
テリ)または車両側アクセサリ電源(図示せず)に接続
された電源回路に置き換えられ得る。この場合、電源回
路は、たとえばバッテリ電圧を、車載器1内の各回路が
動作するための所望電圧に変換する。
【0008】次に、図4に示した従来のETC用車載器
の動作について説明する。まず、ドライバは、自己情報
が格納されたICカード2を車載器1に装着し、車両を
運転走行させる。
【0009】車両が料金所に到達すると、アンテナ12
を介して、料金所の路上機からのデータ信号が入力され
る。受信されたデータ信号は、通信回路11によりデジ
タル信号に変換された後、CPU10およびSAM14
により処理されて、受信データのうちの格納すべきデー
タがICカード2に格納される。
【0010】一方、ICカード2には、路上機に送信す
べきデータが格納されている。路上機への送信データ
は、CPU10の制御下でICカードI/F13および
SAM14を介してICカード2から読み出され、CP
U10から通信回路11およびアンテナ12を介して路
上機に送信される。
【0011】ところで、周知のように、車載器1に装着
されるETC用のICカード2は、クレジット機能が搭
載されているものもある。したがって、ドライバが車両
から離れるときには、盗難防止のために、ICカード2
を車載器1から抜き取る必要性があることを利用者に喚
起していた。
【0012】しかし、ドライバに注意を促しても、車両
降車時にICカード2の抜き取り忘れを防ぐことができ
ないのが現状である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のETC用車載器
は以上のように、ICカード2の抜き取りを忘れないよ
うにドライバに注意を促すのみで、警報手段などが用い
られていないので、ICカード2の抜き取り忘れを防ぐ
ことができず、防犯性が悪いという問題点があった。
【0014】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ドライバが車両から離れる際に
車載器にICカードが装着されていれば、ICカードの
抜き取り忘れを警報して注意を促すことにより、防犯性
を向上させたETC用車載器を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るETC用車載器は、有料道路を利用する車両に搭載さ
れるETC用車載器であって、路上機との間で情報を送
受信するための通信回路およびアンテナと、着脱自在の
ICカードが装着されるICカードI/Fと、ICカー
ドI/Fを介してICカードとの間でセキュリティ情報
などの読出および書込を行うCPUとを備えたETC用
車載器において、CPUは、ICカードの装着状態を検
出するICカード検出手段と、車両の電源オフ状態を検
出する電源オフ検出手段と、ICカードの装着状態およ
び車両の電源オフ状態が同時に検出された場合に警報信
号を生成する警報手段とを含むものである。
【0016】また、この発明の請求項2に係るETC用
車載器は、請求項1において、電源オフ検出手段は、イ
グニッションスイッチ電圧を含むアクセサリ電源電圧に
基づいて、車両の電源オフ状態を検出するものである。
【0017】また、この発明の請求項3に係るETC用
車載器は、請求項2において、CPUに給電を行う電源
回路を備え、電源回路は、車両側電源からのバッテリ電
圧に基づいてCPUへの給電を行うとともに、アクセサ
リ電源電圧に基づいてアクセサリ検出信号を生成し、電
源オフ検出手段は、アクセサリ検出信号に基づいて、車
両の電源オフ状態を検出するものである。
【0018】また、この発明の請求項4に係るETC用
車載器は、請求項1から請求項3までのいずれかにおい
て、CPUは、運転席ドアの開放状態を検出する運転席
ドア開放検出手段を含み、警報手段は、ICカードの装
着状態、車両の電源オフ状態および運転席ドアの開放状
態が同時に検出された場合に、警報信号を生成するもの
である。
【0019】また、この発明の請求項5に係るETC用
車載器は、有料道路を利用する車両に搭載されるETC
用車載器であって、路上機との間で情報を送受信するた
めの通信回路およびアンテナと、着脱自在のICカード
が装着されるICカードI/Fと、ICカードI/Fを
介してICカードとの間でセキュリティ情報などの読出
および書込を行うCPUとを備えたETC用車載器にお
いて、CPUは、ICカードの装着状態を検出するIC
カード検出手段と、運転席ドアの開放状態を検出する運
転席ドア開放検出手段と、ICカードの装着状態および
運転席ドアの開放状態が検出された場合に警報信号を生
成する警報手段とを含むものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図面を参照
しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明
する。図1はこの発明の実施の形態1を示すブロック構
成図であり、前述(図4参照)と同様のものについて
は、同一符号を付して、または符号の後に「A」を付し
て詳述を省略する。
【0021】図1において、車載器1Aは、CPU10
Aおよび前述の各要素11〜15を有する。3はアクセ
サリ電源であり、アクセサリ電源電圧AをCPU10A
に入力している。4は車載器1Aに接続された音声発生
装置などの警報装置であり、CPU10Aからの警報信
号Eにより駆動される。
【0022】この場合、ICカードI/F13は、IC
カード2の装着時にICカード検出信号CをCPU10
Aに入力するようになっている。
【0023】CPU10Aは、ICカード検出信号Cに
応答してICカード2の装着状態を検出するICカード
検出手段と、車両の電源オフ状態を検出する電源オフ検
出手段と、ICカード2の装着状態および車両の電源オ
フ状態が同時に検出された場合に警報信号Eを生成する
警報手段とを含む。
【0024】図1に示すように、CPU10A内の電源
オフ検出手段は、イグニッションスイッチ電圧を含むア
クセサリ電源電圧Aに基づいて、車両の電源オフ状態を
検出するようになっている。
【0025】次に、図1に示したこの発明の実施の形態
1による動作について説明する。いま、ICカード2が
車載器1Aに装着された状態で、ドライバが車両側電源
をオフしたとする。
【0026】このとき、アクセサリ電源電圧Aとして、
車両イグニッションスイッチ(図示せず)のオンオフと
連動したオンオフ信号がCPU10Aに入力される。す
なわち、CPU10Aには、車両の電源オフ状態を示す
アクセサリ電源電圧Aと、ICカード2の装着状態を示
すICカード検出信号Cとが同時に入力されることにな
る。
【0027】したがって、CPU10A内の警報手段
は、ICカード2が装着されている状態で、車両の電源
がドライバによりオフされたことから、ICカード2の
抜き忘れの可能性があることを認識し、警報信号Eを出
力する。
【0028】これにより、音声発生装置などの警報装置
4が一定時間にわたって駆動され、ドライバに対して警
告を与える。その後、ドライバが警告に気付いて車載器
1AからICカード2を抜いた時点で、CPU10A
は、ICカード検出信号Cに基づいてICカード2が抜
かれたことを認識し、警報信号Eの発生をオフする。
【0029】このように、ICカード2が車載器1Aに
装着された状態で、イグニッションスイッチがオフされ
た場合に、CPU10A内の警報手段により自動的にド
ライバに警告が与えられるので、ICカード2の抜き忘
れを確実に防止することができる。
【0030】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、車載器1A内の電源部として、車載器内部電源15
を用いたが、バッテリ電圧に関連して動作する電源回路
を用いてもよい。
【0031】図2は車載器内に電源回路を設けたこの発
明の実施の形態2を示すブロック図であり、前述(図1
参照)と同様のものについては、同一符号を付して、ま
たは符号の後に「B」を付して詳述を省略する。
【0032】図2において、車載器1Bは、CPU10
Bおよび前述の各要素11〜14を有する。5は車載器
1Bに接続された車両側電源(バッテリ)、16は車載
器1B内の電源回路である。
【0033】電源回路16にはアクセサリ電源電圧Aと
車両側電源5からのバッテリ電圧Bとが入力されてお
り、電源回路16は、車両側電源5からのバッテリ電圧
Bに基づいて、CPU10Bを含む各回路に給電を行
う。
【0034】また、電源回路16は、アクセサリ電源電
圧Aに基づいて、車両イグニッションスイッチのオンオ
フと連動してオンオフするアクセサリ検出信号aを生成
し、これをCPU10Bに入力する。
【0035】したがって、CPU10B内の電源オフ検
出手段は、アクセサリ検出信号aに基づいて車両の電源
オフ状態を検出するようになっている。
【0036】また、車両側電源5は、イグニッションス
イッチの動作とは無関係に、車載器1Bへの電力供給が
可能になっている。これにより、電源回路16は、イグ
ニッションスイッチがオフされた場合でも、バッテリ電
圧Bにより車載器1B内の各回路に電力供給することが
できる。
【0037】次に、図2に示したこの発明の実施の形態
2による動作について説明する。いま、ICカード2が
車載器1Bに装着された状態で、ドライバが車両側のイ
グニッションスイッチをオフしたとする。
【0038】このとき、CPU10B内の警報手段は、
ICカード検出信号Cおよびアクセサリ検出信号aに基
づいて、ICカード2の装着状態でイグニッションスイ
ッチがオフされたことを認識し、前述と同様に、警報装
置4を駆動してドライバに警告を与える。
【0039】なお、このとき、車載器1Bは、電源回路
16を介して、車両側電源5からのバッテリ電圧Bによ
り動作する。以下、ドライバが警告に気付いて、車載器
1BからICカード2を抜いた時点で、CPU10Bは
警報信号Eをオフして警告音などの発生をオフする。
【0040】このように、ICカード2が車載器1Bに
装着された状態で、イグニッションスイッチがオフされ
た場合に、CPU10B内の警報手段により自動的にド
ライバに警告が与えられるので、ICカード2の抜き忘
れを確実に防止することができる。
【0041】実施の形態3.なお、上記実施の形態1、
2では、ICカード2の装着状態でイグニッションスイ
ッチがオフされた場合に警告するように構成したが、さ
らに運転席ドアの開放状態を条件に加えてもよい。
【0042】図3は運転席ドアの開放状態を条件に加え
たこの発明の実施の形態3を示すブロック図であり、前
述(図2参照)と同様のものについては、同一符号を付
して、または符号の後に「C」を付して詳述を省略す
る。
【0043】図3において、車載器1Cは、CPU10
Cおよび前述の各要素11〜16を有する。6は運転席
ドア開閉検出器であり、運転席ドアの開閉状態を示す運
転席ドア開閉信号Dを生成し、これを車載器1C内のC
PU10Cに入力する。
【0044】この場合、CPU10Cは、運転席ドアの
開放状態を検出する運転席ドア開放検出手段を含み、C
PU10C内の警報手段は、ICカード2の装着状態、
車両の電源オフ状態および運転席ドアの開放状態が同時
に検出された場合に、警報信号Eを生成するようになっ
ている。
【0045】次に、図3に示したこの発明の実施の形態
3による動作について説明する。いま、ICカード2が
車載器1Cに装着された状態で、車両側のイグニッショ
ンスイッチをオフし、且つ運転席ドアを開放して車両か
ら降りたとする。
【0046】このとき、CPU10C内の警報手段は、
ICカード検出信号C、アクセサリ検出信号aおよび運
転席ドア開閉信号Dに基づき、ICカード2の装着状態
でイグニッションスイッチがオフされ且つ運転席ドアが
開放されたことを認識する。
【0047】したがって、CPU10Cは、前述と同様
に、ドライバに対してICカード2の抜き忘れを警告す
るため、警報信号Eを出力して警報装置4を駆動する。
以下、ドライバがICカード2を抜いた時点で、CPU
10Cは警報信号Eをオフする。
【0048】このように、ICカード2が車載器1Bに
装着された状態で、イグニッションスイッチがオフされ
且つ運転席ドアが開放された場合に、CPU10C内の
警報手段により自動的にドライバに警告が与えられるの
で、ICカード2の抜き忘れを確実に防止することがで
きる。
【0049】実施の形態4.なお、上記実施の形態3で
は、ICカード2の装着状態に加えて、車両の電源オフ
状態および運転席ドアの開放状態の両方を警告条件とし
たが、運転席ドアの開放状態のみを警告条件としてもよ
い。
【0050】この場合、CPU10C(図3参照)内の
警報手段は、ICカード2の装着状態において、イグニ
ッションスイッチのオンオフ動作とは無関係に、運転席
ドアの開放状態が検出されれば警報信号Eを生成する。
【0051】このように、ICカード2の装着状態で運
転席ドアが開放された場合に、ドライバに警告を与える
ことにより、車両の電源オン状態でドライバが車両から
降りた場合においても、ICカードの抜き忘れを確実に
防止することができる。なお、上記実施の形態1〜4で
は、警報装置4を車載器外に設けたが、車載器内に設け
てもよい。また、警報装置4は、ブザーや音声のみなら
ず、点滅表示してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、有料道路を利用する車両に搭載されるETC用車
載器であって、路上機との間で情報を送受信するための
通信回路およびアンテナと、着脱自在のICカードが装
着されるICカードI/Fと、ICカードI/Fを介し
てICカードとの間でセキュリティ情報などの読出およ
び書込を行うCPUとを備えたETC用車載器におい
て、CPUは、ICカードの装着状態を検出するICカ
ード検出手段と、車両の電源オフ状態を検出する電源オ
フ検出手段と、ICカードの装着状態および車両の電源
オフ状態が同時に検出された場合に警報信号を生成する
警報手段とを含むので、ドライバが車両から離れる際に
車載器にICカードが装着されていれば、ICカードの
抜き取り忘れを警報して注意を促すことにより、防犯性
を向上させたETC用車載器が得られる効果がある。
【0053】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、電源オフ検出手段は、イグニッションス
イッチ電圧を含むアクセサリ電源電圧に基づいて、車両
の電源オフ状態を検出するようにしたので、ドライバが
車両から離れる際に車載器にICカードが装着されてい
れば、ICカードの抜き取り忘れを警報して注意を促す
ことにより、防犯性を向上させたETC用車載器が得ら
れる効果がある。
【0054】また、この発明の請求項3によれば、請求
項2において、CPUに給電を行う電源回路を備え、電
源回路は、車両側電源からのバッテリ電圧に基づいてC
PUへの給電を行うとともに、アクセサリ電源電圧に基
づいてアクセサリ検出信号を生成し、電源オフ検出手段
は、アクセサリ検出信号に基づいて、車両の電源オフ状
態を検出するようにしたので、ドライバが車両から離れ
る際に車載器にICカードが装着されていれば、ICカ
ードの抜き取り忘れを警報して注意を促すことにより、
防犯性を向上させたETC用車載器が得られる効果があ
る。
【0055】また、この発明の請求項4によれば、請求
項1から請求項3までのいずれかにおいて、CPUは、
運転席ドアの開放状態を検出する運転席ドア開放検出手
段を含み、警報手段は、ICカードの装着状態、車両の
電源オフ状態および運転席ドアの開放状態が同時に検出
された場合に、警報信号を生成するようにしたので、ド
ライバが車両から離れる際に車載器にICカードが装着
されていれば、ICカードの抜き取り忘れを警報して注
意を促すことにより、防犯性を向上させたETC用車載
器が得られる効果がある。
【0056】また、この発明の請求項5に係るETC用
車載器は、有料道路を利用する車両に搭載されるETC
用車載器であって、路上機との間で情報を送受信するた
めの通信回路およびアンテナと、着脱自在のICカード
が装着されるICカードI/Fと、ICカードI/Fを
介してICカードとの間でセキュリティ情報などの読出
および書込を行うCPUとを備えたETC用車載器にお
いて、CPUは、ICカードの装着状態を検出するIC
カード検出手段と、運転席ドアの開放状態を検出する運
転席ドア開放検出手段と、ICカードの装着状態および
運転席ドアの開放状態が検出された場合に警報信号を生
成する警報手段とを含むので、ドライバが車両から離れ
る際に車載器にICカードが装着されていれば、ICカ
ードの抜き取り忘れを警報して注意を促すことにより、
防犯性を向上させたETC用車載器が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック構成
図である。
【図2】 この発明の実施の形態2を示すブロック構成
図である。
【図3】 この発明の実施の形態3を示すブロック構成
図である。
【図4】 従来のETC用車載器を示すブロック構成図
である。
【符号の説明】
1A〜1C 車載器(ETC用車載器)、2 ICカー
ド、3 アクセサリ電源、4 警報装置、5 車両側電
源、6 運転席ドア開閉検出器、10A〜10C CP
U、11 通信回路、12 アンテナ、13 ICカー
ドI/F、15車載器内部電源、16 電源回路、A
アクセサリ電源電圧、a アクセサリ検出信号、B バ
ッテリ電圧、C ICカード検出信号、D 運転席ドア
開閉信号、E 警報信号。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路を利用する車両に搭載されるE
    TC用車載器であって、 路上機との間で情報を送受信するための通信回路および
    アンテナと、 着脱自在のICカードが装着されるICカードI/F
    と、 前記ICカードI/Fを介して前記ICカードとの間で
    セキュリティ情報などの読出および書込を行うCPUと
    を備えたETC用車載器において、 前記CPUは、 前記ICカードの装着状態を検出するICカード検出手
    段と、 前記車両の電源オフ状態を検出する電源オフ検出手段
    と、 前記ICカードの装着状態および前記車両の電源オフ状
    態が同時に検出された場合に警報信号を生成する警報手
    段とを含むことを特徴とするETC用車載器。
  2. 【請求項2】 前記電源オフ検出手段は、イグニッショ
    ンスイッチ電圧を含むアクセサリ電源電圧に基づいて、
    前記車両の電源オフ状態を検出することを特徴とする請
    求項1に記載のETC用車載器。
  3. 【請求項3】 前記CPUに給電を行う電源回路を備
    え、 前記電源回路は、車両側電源からのバッテリ電圧に基づ
    いて前記CPUへの給電を行うとともに、前記アクセサ
    リ電源電圧に基づいてアクセサリ検出信号を生成し、 前記電源オフ検出手段は、前記アクセサリ検出信号に基
    づいて、前記車両の電源オフ状態を検出することを特徴
    とする請求項2に記載のETC用車載器。
  4. 【請求項4】 前記CPUは、運転席ドアの開放状態を
    検出する運転席ドア開放検出手段を含み、 前記警報手段は、前記ICカードの装着状態、前記車両
    の電源オフ状態および前記運転席ドアの開放状態が同時
    に検出された場合に、前記警報信号を生成することを特
    徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の
    ETC用車載器。
  5. 【請求項5】 有料道路を利用する車両に搭載されるE
    TC用車載器であって、 路上機との間で情報を送受信するための通信回路および
    アンテナと、 着脱自在のICカードが装着されるICカードI/F
    と、 前記ICカードI/Fを介して前記ICカードとの間で
    セキュリティ情報などの読出および書込を行うCPUと
    を備えたETC用車載器において、 前記CPUは、 前記ICカードの装着状態を検出するICカード検出手
    段と、 運転席ドアの開放状態を検出する運転席ドア開放検出手
    段と、 前記ICカードの装着状態および前記運転席ドアの開放
    状態が検出された場合に警報信号を生成する警報手段と
    を含むことを特徴とするETC用車載器。
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