JP2002228478A - ナビゲーションシステム、ゲート報知方法及び記録媒体 - Google Patents

ナビゲーションシステム、ゲート報知方法及び記録媒体

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JP2002228478A
JP2002228478A JP2001028997A JP2001028997A JP2002228478A JP 2002228478 A JP2002228478 A JP 2002228478A JP 2001028997 A JP2001028997 A JP 2001028997A JP 2001028997 A JP2001028997 A JP 2001028997A JP 2002228478 A JP2002228478 A JP 2002228478A
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vehicle
tollgate
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Fumiaki Shimoyama
文明 下山
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の専用ゲートへの誘導を適切に行うこと
のできるナビゲーションシステムを提供することであ
る。 【解決手段】 電波ビーコン部12は、沿道に設置され
たビーコン送信機から送られるETCゲート情報を受信
すると、中央システム処理部16に供給する。中央シス
テム処理部16は、取得したETCゲート情報をETC
用メモリ17に逐次記憶する。中央システム処理部16
は、自車の現在位置が料金所から所定距離手前に到達す
る際において、誘導画像を表示装置3に表示していない
場合に、料金所手前にETC予告ゲートが配置されてい
ないものとして、ETC用メモリ17から対象となるE
TCゲート情報を読み出す。そして、中央システム処理
部16は、読み出したETCゲート情報に従って、料金
所におけるETC専用ゲートの配置等を示す誘導画像を
表示装置3に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ETC(Electron
ic Toll Collection)システム等が一部採用された料金
所等において、専用ゲートへの誘導を適切に行うことの
できるナビゲーションシステム、ゲート報知方法及び記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のナビゲーション装置は、例えば、
ナビゲーション装置を搭載した車両(以下、「自車」と
いう。)の出発地から目的地までの誘導経路を所定の道
路情報から探索する。そして、自車の現在位置を所定の
GPS(Global Positioning System)ユニット等によ
り順次取得し、現在位置を示すシンボルと誘導経路等と
を合成したナビゲーション画像を生成する。ナビゲーシ
ョン装置は、このように生成したナビゲーション画像を
所定の表示装置に表示する。これにより、利用者は、表
示されたナビゲーション画像に従って、自車を進めるこ
とにより、容易に目的地まで到達することができる。
【0003】一方、近年では、有料道路の料金所におい
て発生する渋滞の解消等を目的としたETCシステムが
研究開発されている。このETCシステムは、料金所に
おいて係員と利用者との間で手作業で行われている料金
の徴収を、双方向無線通信による決済情報の送受信によ
って自動的に行おうとするものである。具体的には、料
金所や検札所に設けられたETC専用ゲートと車両に搭
載されたETC車載器との間で双方向無線通信が行わ
れ、ETC車載器に挿入されたICカードの情報を用い
て決済がなされる。このようなETCシステムは、既
に、首都高速道路公団や日本道路公団における特定の料
金所等にて試験的な導入が開始されており、本格的な導
入も順次開始されつつある。
【0004】最近では、上述のETC車載器とナビゲー
ション装置とを連携させたナビゲーションシステムも開
発されている。以下、このようなナビゲーションシステ
ムについて図4を参照して説明する。図4は、従来のナ
ビゲーションシステムの一例を示すブロック図である。
図示するように、ナビゲーションシステムは、ナビゲー
ション装置100と、ETCユニット200とを含んで
構成される。ナビゲーション装置100は、電波ビーコ
ンを受信するビーコンアンテナ101と、受信された電
波ビーコンからVICS情報等を生成する電波ビーコン
部102と、自車の現在位置を計測するGPS部103
と、自車の進行方向等を計測するジャイロ部104と、
自車の走行速度に従ったパルスを生成する車速パルス部
105と、ナビゲーション装置100全体を制御する中
央システム処理部106と、処理プログラム等を記憶す
るシステムメモリ107と、地図情報等を予め記憶する
DVD−ROM108とからなる。
【0005】また、ETCユニット200は、所定周波
数の無線電波を送受信するETCアンテナ201と、E
TCアンテナ201を介してETC専用ゲートやETC
予告ゲートとの間で所定情報の授受を行うETC車載器
202とからなる。なお、ETC予告ゲートとは、料金
所等の所定距離手前に設置されるゲートであり、ETC
アンテナ201を介してETC車載器202と所定の情
報を送受信することにより、料金所におけるETC専用
ゲートの配置等を示すETCゲート情報をナビゲーショ
ンシステムに供給する。
【0006】具体的に説明すると、図5に示すように、
第1ゲートG1〜第4ゲートG4が配備された料金所
(その内、第4ゲートG4だけがETC専用ゲート)の
手前に設置されたETC予告ゲートYは、料金所に向か
う各車両に対し、ETC専用ゲートが第4ゲートG4で
あることを示すETCゲート情報を供給する。そして、
ナビゲーションシステムは、ETC車載器202等を介
して取得したETCゲート情報に従って、料金所におけ
る第4ゲートG4の配置等を示す画像を図示せぬ表示装
置に表示する。この表示により、利用者は、自車を第4
ゲートG4に向けて走行させる。自車が第4ゲートG4
に到達すると、ETC車載器202は、双方向無線通信
を行い、ETC車載器202に挿入されたICカードの
情報を用いて決済を行う。そして、利用者は、自車を停
止させることなく、そのまま第4ゲートG4を通過す
る。
【0007】このように、ナビゲーションシステムは、
料金所等におけるETC専用ゲートの配置等を示す画像
を表示装置に表示することにより、自車をETC専用ゲ
ート(ETCゲートレーン)に誘導することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、首都高
速道路公団等の料金所にて現在導入されているETCシ
ステムにおいて、上述のETC予告ゲートの設置がなさ
れていない箇所も実在するため、上述のナビゲーション
システムでは、ETC専用ゲートの配置等を利用者に報
知することができない場合があった。すなわち、従来の
ナビゲーションシステムは、ETC予告ゲートが設置さ
れていないとETCゲート情報を受信できないため、E
TC専用ゲートの配置等を利用者に報知できないことと
なる。そのため、ETC予告ゲートの設置がなされてい
ない料金所等において、利用者は、ETC専用ゲートが
どの場所(どのレーン)に配置されているのかを直前ま
で認識できず、混雑度合いによっては、ETC専用ゲー
トに進めない場合もあった。
【0009】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、所定の専用ゲートへの誘導を適切に行うことのでき
るナビゲーションシステム、ゲート報知方法及び記録媒
体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るナビゲーションシステム
は、所定の料金所において自車が利用可能な専用ゲート
に関するゲート情報を取得する取得手段と、前記取得手
段が取得したゲート情報を記憶する記憶手段と、自車の
位置が料金所から所定距離手前に到達したことを検出す
る検出手段と、前記検出手段により自車の到達が検出さ
れると、前記記憶手段に記憶されたゲート情報に従っ
て、料金所における専用ゲートの配置を利用者に報知す
る報知手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、取得手段は、所定の料
金所において自車が利用可能な例えば、ETCゲートに
関するゲート情報を取得する。記憶手段は、取得手段が
取得したゲート情報を記憶する。検出手段は、例えば、
GPS衛星から送られるGPS電波等に従って、自車の
位置が料金所から所定距離手前に到達したことを検出す
る。報知手段は、検出手段により自車の到達が検出され
ると、記憶手段に記憶されたゲート情報に従って、例え
ば、ETCゲートへの誘導画像を表示することにより、
料金所におけるETC専用ゲートの配置を利用者に報知
する。この結果、所定の専用ゲートへの誘導を適切に行
うことができる。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点に係るナビゲーションシステムは、ETCシステム
が一部採用された料金所における、自車が利用可能なE
TCゲートに関するゲート情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得したゲート情報を記憶する記憶手段
と、自車の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報
取得手段と、前記位置情報取得手段が取得した位置情報
に従って、自車の位置が料金所から所定距離手前に到達
したことを検出する検出手段と、前記検出手段により自
車の到達が検出されると、前記記憶手段に記憶されたゲ
ート情報に従って、料金所におけるETCゲートの配置
を示す情報を所定の表示部に表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、取得手段は、ETCシ
ステムが一部採用された料金所における、自車が利用可
能なETCゲートに関するゲート情報を取得する。記憶
手段は、取得手段が取得したゲート情報を記憶する。位
置情報取得手段は、例えば、GPS衛星から送られるG
PS電波等に従って、自車の現在位置を示す位置情報を
取得する。検出手段は、位置情報取得手段が取得した位
置情報に従って、自車の位置が料金所から所定距離手前
に到達したことを検出する。表示制御手段は、検出手段
により自車の到達が検出されると、記憶手段に記憶され
たゲート情報に従って、料金所におけるETCゲートの
配置を示す情報を所定の表示部に表示する。この結果、
所定の専用ゲートへの誘導を適切に行うことができる。
【0014】前記表示制御手段は、前記検出手段により
自車の到達が検出され、かつ、料金所に従属してゲート
情報を各車両に向けて送信する所定の送信装置(例え
ば、予告ゲート)からゲート情報を取得できない場合
に、前記記憶手段に記憶されたゲート情報に従って、E
TCゲートへの誘導画像を所定の表示部に表示してもよ
い。
【0015】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点に係るゲート報知方法は、ETCシステムが一部採
用された料金所における、自車が利用可能なETCゲー
トに関するゲート情報を取得する取得ステップと、前記
取得ステップにて取得されたゲート情報を所定の記憶部
に格納する格納ステップと、自車の現在位置を示す位置
情報を取得する位置情報取得ステップと、前記位置情報
取得ステップにて取得された位置情報に従って、自車の
位置が料金所から所定距離手前に到達したことを検出す
る検出ステップと、前記検出ステップにて自車の到達が
検出されると、前記格納ステップにて記憶部に格納され
たゲート情報に従って、料金所におけるETCゲートの
配置を利用者に報知する報知ステップと、を備えること
を特徴とする。
【0016】この発明によれば、取得ステップは、ET
Cシステムが一部採用された料金所における、自車が利
用可能なETCゲートに関するゲート情報を取得する。
格納ステップは、取得ステップにて取得されたゲート情
報を所定の記憶部に格納する。位置情報取得ステップ
は、例えば、GPS衛星から送られるGPS電波等に従
って、自車の現在位置を示す位置情報を取得する。検出
ステップは、位置情報取得ステップにて取得された位置
情報に従って、自車の位置が料金所から所定距離手前に
到達したことを検出する。報知ステップは、検出ステッ
プにて自車の到達が検出されると、格納ステップにて記
憶部に格納されたゲート情報に従って、例えば、ETC
ゲートへの誘導画像を表示することにより、料金所にお
けるETCゲートの配置を利用者に報知する。この結
果、所定の専用ゲートへの誘導を適切に行うことができ
る。
【0017】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点に係る記録媒体は、ETCシステムが一部採用され
た料金所における、自車が利用可能なETCゲートに関
するゲート情報を取得する取得ステップと、前記取得ス
テップにて取得されたゲート情報を所定の記憶部に格納
する格納ステップと、自車の現在位置を示す位置情報を
取得する位置情報取得ステップと、前記位置情報取得ス
テップにて取得された位置情報に従って、自車の位置が
料金所から所定距離手前に到達したことを検出する検出
ステップと、前記検出ステップにて自車の到達が検出さ
れると、前記格納ステップにて記憶部に格納されたゲー
ト情報に従って、料金所におけるETCゲートの配置を
利用者に報知する報知ステップとを有するゲート報知方
法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかるナビ
ゲーションシステムについて、以下図面を参照して説明
する。
【0019】図1は、この発明の実施の形態に適用され
るナビゲーションシステムの一例を示す模式図である。
図示するように、このシステムは、ナビゲーション装置
1と、ETCユニット2と、表示装置3とから構成され
る。このナビゲーションシステムは、例えば、自動車等
の車両に搭載され、現在地から目的地までの進むべき道
筋を示すナビゲーション画像を表示し、また、料金所等
におけるETC専用ゲートの配置等を示す画像を表示す
ることにより、利用者(運転者)をETC専用ゲートへ
適切に誘導する。以下、ナビゲーションシステムを搭載
した車両のことを「自車」という。
【0020】ナビゲーション装置1は、ビーコンアンテ
ナ11と、電波ビーコン部12と、GPS部13と、ジ
ャイロ部14と、車速パルス部15と、中央システム処
理部16と、ETC用メモリ17と、システムメモリ1
8と、DVD−ROM19とを含んで構成される。
【0021】ビーコンアンテナ11は、沿道に設けられ
た所定のビーコン送信機から送られる電波ビーコン等を
受信する。そして、受信した電波ビーコン等を電波ビー
コン部12に供給する。
【0022】電波ビーコン部12は、ビーコンアンテナ
11から供給された電波ビーコン等からETCゲート情
報等を生成する。なお、ETCゲート情報とは、料金所
等の地点名、ETCゲートの有無及び、ETC専用ゲー
トの配置等を含む情報である。電波ビーコン部12は、
生成したETCゲート情報等を中央システム処理部16
に供給する。
【0023】GPS(Global Positioning System)部
13は、複数のGPS衛星から送信される衛星電波を受
信するGPSアンテナを備え、GPSアンテナにてそれ
ぞれ受信した衛星電波に同調し、各衛星電波をそれぞれ
逆拡散復調して複数の衛星受信信号を取得する。GPS
部13は、取得したそれぞれの衛星受信信号を使用して
算出した各衛星電波の到達時間の差に基づいて、緯度、
経度及び高度等からなる位置情報を生成する。GPS部
13は、所定のタイミング毎に、生成した位置情報を中
央システム処理部16に供給する。
【0024】ジャイロ部14は、自車の進行方向を計測
し、例えば、測定した進行方向と基準方向とからなす角
度を示す角度情報等を生成する。そして、生成した角度
情報等を中央システム処理部16に供給する。
【0025】車速パルス部15は、例えば、車輪の回転
を検出し、単位時間あたりの回転数に応じた車速パルス
を生成する。そして、生成した車速パルスを中央システ
ム処理部16に供給する。
【0026】中央システム処理部16は、CPU(Cent
ral Processing Unit)等からなり、ナビゲーション装
置1全体を制御する。具体的に、中央システム処理部1
6は、GPS部13、ジャイロ部14及び車速パルス部
15から得られる情報に従って、自車の現在位置等を逐
次取得する。また、取得した現在位置に従って、DVD
−ROM19から対応する地図情報等を読み出す。そし
て、中央システム処理部16は、自車の現在位置を示す
シンボルと地図情報等とを合成したナビゲーション画像
を生成し、表示装置3に表示する。また、中央システム
処理部16は、電波ビーコン部12等を介して取得した
ETCゲート情報をETC用メモリ17に記憶する。そ
して、中央システム処理部16は、料金所の手前にET
C予告ゲートが設置されていない場合であっても、ET
C用メモリ17に記憶したETCゲート情報に従って、
料金所におけるETC専用ゲートの配置等を示す画像を
表示装置3に表示する。
【0027】ETC用メモリ17は、フラッシュ型EE
PROM(Electrically ErasableProgrammable Read O
nly Memory)等からなり、ETC車載器22等を介して
中央システム処理部16が取得したETCゲート情報を
記憶する。例えば、ETC用メモリ17は、図2に示す
ような地点名、前回通過日時、及びETCゲートレーン
位置等を含むETCゲート情報を記憶する。
【0028】システムメモリ18は、ROM又は、RA
M(Random Access Memory)等からなり、後述するナビ
ゲーション処理のプログラムコード等を予め記憶する。
また、システムメモリ18は、中央システム処理部16
がDVD−ROM19に記憶された道路情報等を検索し
て取得した出発地等から目的地等までの進むべき道筋を
規定する誘導経路情報等も記憶する。
【0029】DVD−ROM(Digital Versatile Disk
-ROM)19は、表示用の地図情報を記憶すると共に、所
定の道路情報を記憶する。なお、道路情報は、例えば、
所定単位に区分された道路(経路)を規定する情報であ
って、経路コスト、経路リンク情報、経路の始点位置、
及び、経路の終点位置等からなる。また、DVD−RO
M19に記憶される地図情報及び道路情報は、図示せぬ
再生ユニットにより適宜読み出され、中央システム処理
部16に供給される。
【0030】一方、ETCユニット2は、ETCアンテ
ナ21と、ETC車載器22とを含んで構成される。E
TCアンテナ21は、ETC予告ゲートやETC専用ゲ
ートとの間で、所定周波数の無線電波を送受信する。
【0031】ETC車載器22は、例えば、所定のIC
カードが挿入され、ETCアンテナ21を介してETC
専用ゲートとの間で決済情報の送受信を行う。また、E
TC車載器22は、ETC予告ゲートから送られたET
Cゲート情報を取得する。そして、取得したETCゲー
ト情報を中央システム処理部16に供給する。
【0032】表示装置3は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)又はCRT(Cathode RayTube)等からなり、
中央システム処理部16により生成されたナビゲーショ
ン画像及び、料金所におけるETC専用ゲートの配置等
を示す画像を表示する。
【0033】以下、この発明の実施の形態に係るナビゲ
ーションシステムの動作について図3を参照して説明す
る。図3は、中央システム処理部16が実行するナビゲ
ーション処理について説明するためのフローチャートで
ある。なお、このナビゲーション処理は、例えば、出発
地から目的地までの誘導経路が選定され、システムメモ
リ18に誘導経路を規定する誘導路情報が記憶された後
に開始する。
【0034】まず、中央システム処理部16は、ETC
ゲート情報を受信したか否かを判別する(ステップS1
1)。すなわち、中央システム処理部16は、ETC予
告ゲート又は、沿道に配置されたビーコン送信機から送
られたETCゲート情報を受信したか否かを判別する。
中央システム処理部16は、ETCゲート情報を受信し
ていないと判別した場合、後述するステップS15に処
理を進める。
【0035】一方、ETCゲート情報を受信したと判別
した場合に、中央システム処理部16は、ETC車載器
22を介して受信したか否かを判別する(ステップS1
2)。すなわち、中央システム処理部16は、料金所の
手前にて、ETC予告ゲートから送信されたETCゲー
ト情報をETC車載器22を介して受信したか否かを判
別する。
【0036】中央システム処理部16は、ETC車載器
22からでない(電波ビーコン部12を介して受信し
た)と判別した場合、後述するステップS14に処理を
進める。一方、ETC車載器22からであると判別した
場合、中央システム処理部16は、受信したETCゲー
ト情報に従った誘導画像を表示装置3に表示する(ステ
ップS13)。すなわち、中央システム処理部16は、
ETC予告ゲートから送信されたETCゲート情報に従
って、料金所におけるETC専用ゲートの配置等を示す
画像を直ちに表示装置3に表示する。なお、表示装置3
に表示された誘導画像は、例えば、自車が料金所を通過
した際に消去される。
【0037】中央システム処理部16は、ETC用メモ
リ17に受信したETCゲート情報を記憶する(ステッ
プS14)。すなわち、中央システム処理部16は、E
TC車載器22を介して取得したETCゲート情報又
は、電波ビーコン部12を介して取得したETCゲート
情報をETC用メモリ17に記憶する。
【0038】中央システム処理部16は、GPS部13
等から自車の現在位置を取得する(ステップS15)。
すなわち、中央システム処理部16は、GPS部13、
ジャイロ部14及び車速パルス部15から得られる情報
に従って、自車の現在位置を取得する。
【0039】中央システム処理部16は、自車の現在位
置が料金所から所定距離手前であるか否かを判別する
(ステップS16)。すなわち、中央システム処理部1
6は、自車が、ETC専用ゲートへの誘導を行うことが
定められた距離まで料金所に近づいたか否かを判別す
る。なお、この定められた距離は、ETC予告ゲートが
料金所手前に配置される距離とほぼ等しいものとする。
中央システム処理部16は、料金所の所定距離手前でな
いと判別した場合、後述するステップS21に処理を進
める。
【0040】一方、料金所の所定距離手前であると判別
した場合に、中央システム処理部16は、表示装置3に
誘導画像を表示済みであるか否かを判別する(ステップ
S17)。すなわち、中央システム処理部16は、ステ
ップS13にて、料金所におけるETC専用ゲートの配
置等を示す画像を表示済みであるか否かを判別する。
【0041】中央システム処理部16は、誘導画像を表
示済みであると判別した場合、後述するステップS21
に処理を進める。一方、誘導画像を表示済みでないと判
別した場合に、中央システム処理部16は、ETC用メ
モリ17から対象となるETCゲート情報を検索する
(ステップS18)。すなわち、中央システム処理部1
6は、料金所手前にETC予告ゲートが配置されていな
いものとして、ETC用メモリ17から対象となるET
Cゲート情報を検索する。
【0042】中央システム処理部16は、対象となるE
TCゲート情報が検索されたか否かを判別する(ステッ
プS19)。中央システム処理部16は、ETCゲート
情報が検索されなかったと判別した場合、後述するステ
ップS21に処理を進める。
【0043】一方、ETCゲート情報が検索されたと判
別した場合に、中央システム処理部16は、検索された
ETCゲート情報に従った誘導画像を表示装置3に表示
する(ステップS20)。すなわち、中央システム処理
部16は、ETC用メモリ17から読み出した対象のE
TCゲート情報に従って、料金所におけるETC専用ゲ
ートの配置等を示す画像を表示装置3に表示する。な
お、表示装置3に表示された誘導画像は、例えば、自車
が料金所を通過した際に消去される。
【0044】中央システム処理部16は、目的地に到着
したか否かを判別する(ステップS21)。中央システ
ム処理部16は、目的地に到着していないと判別した場
合、ステップS11に処理を戻し、上述のステップS1
1〜S21の処理を繰り返し実行する。一方、目的地に
到着したと判別した場合に、中央システム処理部16
は、ナビゲーション処理を終了する。
【0045】このように、ナビゲーション処理により、
電波ビーコン送信機等から送られたETCゲート情報が
ETC用メモリ17に逐次記憶される。そして、ETC
用メモリ17に記憶されたETCゲート情報に従って、
料金所手前にETC予告ゲートが配置されていない場合
であっても、料金所手前にてETC専用ゲートの配置等
が報知される。この結果、所定の専用ゲートへの誘導を
適切に行うことができる。
【0046】上記の実施の形態では、電波ビーコン送信
機等から送られたETCゲート情報をETC用メモリ1
7に記憶したが、ETC車載器22によりETC専用ゲ
ートとの間で送受信される決済情報からETCゲート情
報を生成し、このETCゲート情報をETC用メモリ1
7に記憶してもよい。この場合、電波ビーコン送信機等
からETCゲート情報を得られない場合であっても、一
度その料金所のETC専用ゲートを使用すれば、次回か
ら料金所手前にてETC専用ゲートの配置等が報知され
ることとなる。
【0047】上記の実施の形態では、ETC専用ゲート
への誘導画像を表示装置3に表示することにより、ET
C専用ゲートの配置等を利用者に報知したが、ETC専
用ゲートの配置等を報知する手法は、任意である。例え
ば、音声合成ユニット等を更に備え、表示の代わりに、
音声にて、ETC専用ゲートの配置等を利用者に報知し
てもよい。
【0048】また、上記の実施の形態では、料金所の手
前にて自動的にETC専用ゲートの配置等が報知される
場合について説明したが、利用者の操作により、ETC
用メモリ17に記憶された任意のETCゲート情報を選
択可能とし、いつでも、ETC専用ゲートの配置等が報
知できるようにしてもよい。
【0049】なお、この発明の実施の形態にかかるナビ
ゲーションシステムは、専用のシステムによらず、通常
のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例え
ば、GPS受信機能を備えたコンピュータ等に上述のい
ずれかを実行するためのプログラムを格納した媒体(フ
ロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等)から
当該プログラムをインストールすることにより、上述の
処理を実行するナビゲーションシステムを構成すること
ができる。
【0050】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための手法は、任意である。例えば、通信回線、通信
ネットワーク、通信システム等を介して供給してもよ
い。一例を挙げると、通信ネットワークの掲示板(BB
S)に当該プログラムを掲示し、これをネットワークを
介して配信する。そして、このプログラムを起動し、O
Sの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様
に実行することにより、上述の処理を実行することがで
きる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定の専用ゲートへの誘導を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るナビゲーションシス
テムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】ETC用メモリに記憶されるETCゲート情報
の一例を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るナビゲーション処理
を説明するためのフローチャートである。
【図4】従来のナビゲーションシステムの構成の一例を
示すブロック図である。
【図5】ETC対応の第4ゲートに、車両が誘導される
様子を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーション装置 2 ETCユニット 3 表示装置 11 ビーコンアンテナ 12 電波ビーコン部 13 GPS部 14 ジャイロ部 15 車速パルス部 16 中央システム処理部 17 ETC用メモリ 18 システムメモリ 19 DVD−ROM 21 ETCアンテナ 22 ETC車載器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の料金所において自車が利用可能な専
    用ゲートに関するゲート情報を取得する取得手段と、 前記取得手段が取得したゲート情報を記憶する記憶手段
    と、 自車の位置が料金所から所定距離手前に到達したことを
    検出する検出手段と、 前記検出手段により自車の到達が検出されると、前記記
    憶手段に記憶されたゲート情報に従って、料金所におけ
    る専用ゲートの配置を利用者に報知する報知手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 【請求項2】ETCシステムが一部採用された料金所に
    おける、自車が利用可能なETCゲートに関するゲート
    情報を取得する取得手段と、 前記取得手段が取得したゲート情報を記憶する記憶手段
    と、 自車の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得
    手段と、 前記位置情報取得手段が取得した位置情報に従って、自
    車の位置が料金所から所定距離手前に到達したことを検
    出する検出手段と、 前記検出手段により自車の到達が検出されると、前記記
    憶手段に記憶されたゲート情報に従って、料金所におけ
    るETCゲートの配置を示す情報を所定の表示部に表示
    する表示制御手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーションシステム。
  3. 【請求項3】前記表示制御手段は、前記検出手段により
    自車の到達が検出され、かつ、料金所に従属してゲート
    情報を各車両に向けて送信する所定の送信装置からゲー
    ト情報を取得できない場合に、前記記憶手段に記憶され
    たゲート情報に従って、ETCゲートへの誘導画像を所
    定の表示部に表示する、 ことを特徴とする請求項2に記載のナビゲーションシス
    テム。
  4. 【請求項4】ETCシステムが一部採用された料金所に
    おける、自車が利用可能なETCゲートに関するゲート
    情報を取得する取得ステップと、 前記取得ステップにて取得されたゲート情報を所定の記
    憶部に格納する格納ステップと、 自車の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得
    ステップと、 前記位置情報取得ステップにて取得された位置情報に従
    って、自車の位置が料金所から所定距離手前に到達した
    ことを検出する検出ステップと、 前記検出ステップにて自車の到達が検出されると、前記
    格納ステップにて記憶部に格納されたゲート情報に従っ
    て、料金所におけるETCゲートの配置を利用者に報知
    する報知ステップと、 を備えることを特徴とするゲート報知方法。
  5. 【請求項5】ETCシステムが一部採用された料金所に
    おける、自車が利用可能なETCゲートに関するゲート
    情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにて
    取得されたゲート情報を所定の記憶部に格納する格納ス
    テップと、自車の現在位置を示す位置情報を取得する位
    置情報取得ステップと、前記位置情報取得ステップにて
    取得された位置情報に従って、自車の位置が料金所から
    所定距離手前に到達したことを検出する検出ステップ
    と、前記検出ステップにて自車の到達が検出されると、
    前記格納ステップにて記憶部に格納されたゲート情報に
    従って、料金所におけるETCゲートの配置を利用者に
    報知する報知ステップとを有するゲート報知方法をコン
    ピュータに実行させるためのプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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