JP2002225957A - 錠剤収納容器 - Google Patents
錠剤収納容器Info
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Abstract
抑えて錠剤の破損を確実に防止でき、また、使用に当た
っては、ごく簡単な操作で、錠剤破損防止機能備えつつ
順次錠剤を取り出すことができる錠剤収納容器を提案す
る。 【解決手段】口頸部3上端部に上端部を嵌合させて着脱
可能に容器体2に装着するとともに、上端部より口頸部
と間隔をあけた環状位置に脚部8を垂下させ、該脚部8
下端に横設した押圧板9外周より複数の弾性片10を放射
状に突設した錠剤抑え3を設け、使用に当たり、弾性片
を上方へ折り曲げ係止して、収納錠剤を脚部内へ導入す
ることができる如く構成した。
Description
る。
振動等の衝撃により錠剤が破損することを防止するた
め、錠剤抑えとして容器上部内へプラスチック製のシー
トを塊状に丸めて入れたり、また発泡ウレタン等を入れ
たりしている。
けた錠剤抑えを容器体内へ入れると、錠剤抑えを容器内
へ入れた後にキャップを嵌合させることとなる面倒があ
り、また錠剤抑え取り外し時に容器体内錠剤の一部が錠
剤抑えと共に取り出されて容器外方へ落ちることがあっ
た。
が面倒でもあり、また錠剤使用によって容器体内空間が
大となって錠剤抑えの取り出しが出来なくなることがあ
るため、錠剤抑えを使用しないこととなり、すると容器
体が倒れたり、また容器体を誤って落としたりした際の
衝撃で、錠剤が破損する虞があった。
で、運搬,保管等の非使用時には収納錠剤の上面を抑え
て錠剤の破損を確実に防止でき、使用に当たっては、ご
く簡単な操作で、錠剤破損防止機能を備えつつ順次錠剤
を取り出すことができる錠剤収納容器を提案するもので
ある。
納容器は上記課題を解決するため、口頸部7を起立した
容器体2と、口頸部の上端部に上端部を嵌合させて着脱
可能に容器体に装着するとともに、上端部より口頸部7
内周面と間隔をあけた環状位置に脚部8を垂下させ、且
つ、脚部下端に横設した押圧板9外周より複数の弾性片
10を放射状に突設した錠剤抑え3とを備え、脚部8外部
より内部への錠剤17の通過が可能に構成するとともに、
弾性片10の上方への折り曲げ係止を可能に構成して収納
錠剤の脚部8内への導入を可能に構成してなることを特
徴とする錠剤収納容器として構成した。
記脚部8が、口頸部7内周面と所定間隔をあけた環状位
置に垂設した複数の脚板13で構成した脚部であり、少な
くとも一対の脚板13の間隔を収納錠剤の通過が可能な間
隔に構成してなる請求項1記載の錠剤収納容器として構
成した。
記脚部8が、口頸部7内周面と所定間隔をあけた環状位
置に下方付勢状態で垂設した複数の弾性板14で構成した
脚部であり、少なくとも一対の弾性板14の間隔を錠剤の
通過が可能な間隔に構成してなる請求項1記載の錠剤収
納容器として構成した。
記弾性片10の上方へ折り曲げ係止が可能な構成に代え
て、弾性片10の切断除去が可能に構成してなる請求項1
〜3のいずれかに記載の錠剤収納容器として構成した。
面を参照して説明する。
ので、図中1は錠剤収納容器を示す。該容器1は、容器
体2と、錠剤抑え3と、キャップ4とを備えている。
を介して口頸部7を起立している。口頸部7外周にはキ
ャップを螺合させるための螺条を周設し、また、口頸部
7上端部を若干縮径した縮径部4aに構成している。
密嵌させて着脱自在に容器体2に装着したもので、上端
部より口頸部7内周面と間隔をあけた環状位置に脚部8
を垂下させ、また、脚部下端に横設した押圧板9外周よ
り肩部6下方に至る複数の弾性片10を放射状に突設して
いる。各図示例では、縮径部4a内周に密嵌させた嵌合筒
部11の上端縁より口頸部7上面にフランジ12を延設し、
嵌合筒部11下部より脚部8を垂設している。
あれば具体的に種々の構成を採用でき、本実施例では、
口頸部7内周面と所定間隔をあけた環状位置に垂設した
複数の脚板13で構成しているが、これに限られず、図6
乃至図9に示す如く、口頸部7内周面と所定間隔をあけ
た環状位置に下方付勢状態で垂設した複数の弾性板14で
構成したものであっても、或いは図示しないが、口頸部
7内周面と所定間隔をあけた環状位置に垂設した筒とし
て構成したものであっても良い。尚、筒の場合には錠剤
通過用の窓孔を穿設する。
くに従って内方へ傾斜しており、その下端は収納筒部15
を介して押圧板9に連結している。収納筒部15は乾燥剤
16を収納するためのもので、各脚板13の下面をその上面
に一体に連結し、該収納筒部15下面に押圧板9を一体に
横設している。各脚板13の間隔はそれぞれ錠剤の内部へ
の通過が可能な間隔に構成しており、また、後述する弾
性片の幅広部が嵌合係止される幅に構成している。
17の上面を抑え、振動などにより錠剤相互が衝突したり
するのを防止することを主目的として設けており、流通
時,保管時等の使用前には錠剤がその上方に移行しない
様に構成している。各弾性片10の数は容器の大きさや錠
剤の大きさ等により適宜選択すると良く、隙間から錠剤
が上方へ抜け出なければ良い。
へ折り曲げて係止可能に構成することにより、使用時に
ここから下方の錠剤が上方へ移行でき、脚部8内へ導入
できる如く構成している。本実施例では所定位置の弾性
片10の基端部を薄肉に形成し、また、弾性片10の先端部
を幅広に形成し、この幅広部10a を一対の脚板13間に嵌
合させて係止する如く構成している。また、弾性片10の
少なくとも1箇所の折り曲げ係止に変えて、少なくとも
1箇所の切断除去を可能に構成しても良い。その場合の
具体的構成としは、材質を選択したり、凹み幅の大きい
薄肉線を設けたりすることにより行える。
している。本体4aは、口頸部7外周に嵌合させた周壁19
上端縁より頂壁20を延設し、頂壁中央部所定位置に取出
口21を穿設している。また、蓋体4bは、本体4a後部上端
に後部下端をヒンジ22を介して連結して本体4a上を開閉
可能に設けたもので、周壁23上端縁より延設した頂壁24
下面所定位置より、取出口21に嵌合する筒栓25を垂設し
ている。
る場合に付いて説明すると、使用に先立ってキャップ4
及び錠剤抑え3取り外し、所定の弾性片10を上方へ折り
曲げて、その先端の幅広部10a を脚板13間に挟持させ、
弾性片間に錠剤17が通過できる隙間を形成する。次い
で、再び錠剤抑え3及びキャップ4を容器体2に装着す
る。そして、使用する際には容器1を傾けて弾性片間の
隙間より脚板13間を介して錠剤17を脚部8内に導入し、
次いで、蓋体4bを開けた後再び容器を傾けて取出口21よ
り錠剤を取り出す。
もので、本実施例では、図1の実施例に於いて、口頸部
内周面と所定間隔をあけた環状位置に複数の弾性板14を
下方付勢状態で垂設している。従って、押圧板9及び各
弾性片10を下方へ付勢させて収納錠剤の上面を常時抑え
ることができ、また、収納錠剤の量が減っても押圧板9
及び各弾性片10は下方へ押下げられるため、常時収納錠
剤上面を押圧できる如く構成している。また、折り曲げ
られた弾性片10の係止は、一対の弾性板14の間に挟持す
ることにより行っている。尚、この場合にも弾性片10を
切断除去可能に構成しても良い。その他の構成は図1の
実施例と同様のため説明を省く。
すると良い。
は、既述構成としたことにより、流通時、保管時等の使
用前には錠剤抑え3により錠剤17上面を抑え、振動等に
より錠剤相互が衝突して破損する等の不都合を解消でき
るものである。また、使用時には、錠剤抑えを外し、所
定の弾性片10を折り曲げ係止し、再び容器体2に装着す
れば錠剤17の取出が可能となり、以降錠剤抑えを外すこ
となく錠剤の取り出しを行える便利がある。
体内を観察し易く、弾性片10の折り曲げ係止の際に特別
の手段を設けることなく一対の脚板13間に挟持させて係
止することができる。
納錠剤の量が減少しても、押圧板及び弾性板を下方へ押
し下げて安定した錠剤上面の押圧係止をすることがで
き、ひいては、錠剤の破損等をより長期に渡り防止でき
るものである。
旦開封すれば弾性片10間に錠剤通過用の隙間を確実に形
成出来る利点を兼ね備えている。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
ある。
…押圧板,10…弾性片,13…脚板,14…弾性板,17…錠
剤,
Claims (4)
- 【請求項1】口頸部7を起立した容器体2と、口頸部の
上端部に上端部を嵌合させて着脱可能に容器体に装着す
るとともに、上端部より口頸部7内周面と間隔をあけた
環状位置に脚部8を垂下させ、且つ、脚部下端に横設し
た押圧板9外周より複数の弾性片10を放射状に突設した
錠剤抑え3とを備え、脚部8外部より内部への錠剤17の
通過が可能に構成するとともに、弾性片10の上方への折
り曲げ係止を可能に構成して収納錠剤の脚部8内への導
入を可能に構成してなることを特徴とする錠剤収納容
器。 - 【請求項2】上記脚部8が、口頸部7内周面と所定間隔
をあけた環状位置に垂設した複数の脚板13で構成した脚
部であり、少なくとも一対の脚板13の間隔を収納錠剤の
通過が可能な間隔に構成してなる請求項1記載の錠剤収
納容器。 - 【請求項3】上記脚部8が、口頸部7内周面と所定間隔
をあけた環状位置に下方付勢状態で垂設した複数の弾性
板14で構成した脚部であり、少なくとも一対の弾性板14
の間隔を錠剤の通過が可能な間隔に構成してなる請求項
1記載の錠剤収納容器。 - 【請求項4】上記弾性片10の上方へ折り曲げ係止が可能
な構成に代えて、弾性片10の切断除去が可能に構成して
なる請求項1〜3のいずれかに記載の錠剤収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001022671A JP4179442B2 (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 錠剤収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001022671A JP4179442B2 (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 錠剤収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002225957A true JP2002225957A (ja) | 2002-08-14 |
JP4179442B2 JP4179442B2 (ja) | 2008-11-12 |
Family
ID=18888052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001022671A Expired - Fee Related JP4179442B2 (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 錠剤収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4179442B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008501377A (ja) * | 2004-06-03 | 2008-01-24 | ジンテーズ ゲゼルシャフト ミト ベシュレンクテル ハフツング | 多孔性骨代用材料の含浸のための装置 |
JP2009062067A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Toppan Printing Co Ltd | 緩衝材兼用中栓と該中栓が取り付けられた錠剤用容器 |
KR101560310B1 (ko) * | 2014-03-11 | 2015-10-15 | 바쉔(주) | 내용물 통과장치 및 이를 구비하는 포장용기 |
JP2016033033A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社吉野工業所 | 錠剤容器 |
JP2016104633A (ja) * | 2014-11-06 | 2016-06-09 | 隆則 須田 | 錠剤容器 |
JP2019510563A (ja) * | 2016-03-25 | 2019-04-18 | アムコー グループ ゲーエムベーハー | 錠剤用ディスペンサ |
-
2001
- 2001-01-31 JP JP2001022671A patent/JP4179442B2/ja not_active Expired - Fee Related
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