JP2002224149A - 膝人工関節用インレー - Google Patents
膝人工関節用インレーInfo
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/30—Joints
- A61F2/38—Joints for elbows or knees
- A61F2/389—Tibial components
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract
(57)【要約】
【課題】インレーにおける付加的な摩滅またはコールド
フローを生じさせることなく、インレーの傾倒の危険並
びにそれによる膝関節の脱臼を回避する。 【解決手段】インレー30が、脛骨仮床20と大腿骨顆
10との間の半月コンポーネントとして膝完全人工関節
に備えられる。インレーは、凹面をなす上面36を有
し、上面は、膝が曲げられるとき、大腿骨顆に対するス
ライド軸受として機能する。インレー上面の後方領域
は、前後方向の断面において凸面をなす。上面の凸面領
域40は、インレーのほぼ後方1/4の長さを越えて延
びる。インレー上面の後方領域の凸面状湾曲により、曲
げられた大腿骨顆によってインレーの後方領域に及ぼさ
れる垂直力は、インレー下面を貫通するように向けられ
るが、垂直辺縁を貫通するようには向けられず、インレ
ーには如何なる傾倒モーメントも及ぼされない。
フローを生じさせることなく、インレーの傾倒の危険並
びにそれによる膝関節の脱臼を回避する。 【解決手段】インレー30が、脛骨仮床20と大腿骨顆
10との間の半月コンポーネントとして膝完全人工関節
に備えられる。インレーは、凹面をなす上面36を有
し、上面は、膝が曲げられるとき、大腿骨顆に対するス
ライド軸受として機能する。インレー上面の後方領域
は、前後方向の断面において凸面をなす。上面の凸面領
域40は、インレーのほぼ後方1/4の長さを越えて延
びる。インレー上面の後方領域の凸面状湾曲により、曲
げられた大腿骨顆によってインレーの後方領域に及ぼさ
れる垂直力は、インレー下面を貫通するように向けられ
るが、垂直辺縁を貫通するようには向けられず、インレ
ーには如何なる傾倒モーメントも及ぼされない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膝完全人工関節の
脛骨関節代用物の半月コンポーメント(インレー)であ
って、脛骨仮床および大腿骨顆の間の半月コンポーネン
ト備えられ、このコンポーネントは、表面に形成された
上面を有し、この上面は、膝が曲げられたとき、大腿骨
顆に対するスライド軸受として機能するようなインレー
に関するものである。
脛骨関節代用物の半月コンポーメント(インレー)であ
って、脛骨仮床および大腿骨顆の間の半月コンポーネン
ト備えられ、このコンポーネントは、表面に形成された
上面を有し、この上面は、膝が曲げられたとき、大腿骨
顆に対するスライド軸受として機能するようなインレー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このようなインレーは、EP‐A‐0
732 092およびEP‐A‐0 765 645に
おいてすでに知られている。インレー上面の表面上の構
造は、この場合、インレーの全長を越えてのびており、
前方および後方において鋭角端面(骨辺縁)で終わって
いる。顆状突起およびインレーの間には、組み合わされ
たスライド‐回転運動が生じる。それ故、膝が曲げられ
るとき、顆状突起およびインレーの間の接点は、後端に
向かってずれる。顆状突起からインレーに対して及ぼさ
れる力は、実質上この接点における接線に対して垂直な
垂直力として作用する。この接点は、インレーの後方領
域に位置しているので、この力は、後方に向けられ、そ
して、インレーに傾倒モーメントを及ぼす。その結果、
インレーは、前方に向けられ、後方に向かって傾倒す
る。これによって、脱臼が生じ得る。このような傾倒モ
ーメントはまた、靱帯組織の最適ではない状態によって
も生ぜしめられ得る。
732 092およびEP‐A‐0 765 645に
おいてすでに知られている。インレー上面の表面上の構
造は、この場合、インレーの全長を越えてのびており、
前方および後方において鋭角端面(骨辺縁)で終わって
いる。顆状突起およびインレーの間には、組み合わされ
たスライド‐回転運動が生じる。それ故、膝が曲げられ
るとき、顆状突起およびインレーの間の接点は、後端に
向かってずれる。顆状突起からインレーに対して及ぼさ
れる力は、実質上この接点における接線に対して垂直な
垂直力として作用する。この接点は、インレーの後方領
域に位置しているので、この力は、後方に向けられ、そ
して、インレーに傾倒モーメントを及ぼす。その結果、
インレーは、前方に向けられ、後方に向かって傾倒す
る。これによって、脱臼が生じ得る。このような傾倒モ
ーメントはまた、靱帯組織の最適ではない状態によって
も生ぜしめられ得る。
【0003】この文献は、インレーが脛骨高台部に動か
ないように固定されるのではなく、むしろ、脛骨高台部
に対して制限された並進および回転運動を行い得るよう
になっており、さらに、大腿骨顆がインレー上面の凹面
形状、並びに後方十字靱帯を含む自然の靱帯組織にのみ
保持されることによって、大腿骨顆がインレーに対して
前後にずれ得るような傾倒することのない膝人工関節に
関するものである。
ないように固定されるのではなく、むしろ、脛骨高台部
に対して制限された並進および回転運動を行い得るよう
になっており、さらに、大腿骨顆がインレー上面の凹面
形状、並びに後方十字靱帯を含む自然の靱帯組織にのみ
保持されることによって、大腿骨顆がインレーに対して
前後にずれ得るような傾倒することのない膝人工関節に
関するものである。
【0004】DE‐A‐43 08 563によれば、
インレーは、蟻接ぎガイドによって脛骨高台部に固定さ
れており、よって、並進および回転運動が可能とされ
る。がしかし、インレーは、脛骨高台部から持ち上げら
れるおそれがない。それに対応して形成されたガイドは
また、EP‐A‐0 634 156に記載されてい
る。この拘束ガイドは、いわゆる受動的な傾倒保持手段
となっている。インレーは、全般にポリエチレンから形
成される一方、脛骨高台部は、チタン合金またはコバル
ト‐クロム‐モリブデン合金から形成されている。傾倒
モーメントが発生するとき、この拘束ガイド内には、ポ
リエチレンインレーの付加的な摩滅、または高い面圧力
による超高分子ポリエチレンの非常に危険なコールドフ
ロー(常温で加圧により起こる歪み)が生じる。
インレーは、蟻接ぎガイドによって脛骨高台部に固定さ
れており、よって、並進および回転運動が可能とされ
る。がしかし、インレーは、脛骨高台部から持ち上げら
れるおそれがない。それに対応して形成されたガイドは
また、EP‐A‐0 634 156に記載されてい
る。この拘束ガイドは、いわゆる受動的な傾倒保持手段
となっている。インレーは、全般にポリエチレンから形
成される一方、脛骨高台部は、チタン合金またはコバル
ト‐クロム‐モリブデン合金から形成されている。傾倒
モーメントが発生するとき、この拘束ガイド内には、ポ
リエチレンインレーの付加的な摩滅、または高い面圧力
による超高分子ポリエチレンの非常に危険なコールドフ
ロー(常温で加圧により起こる歪み)が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、インレーにおける付加的な摩滅またはコールド
フローを生じさせることなく、インレーの傾倒の危険並
びにそれによる膝関節の脱臼を回避することにある。
課題は、インレーにおける付加的な摩滅またはコールド
フローを生じさせることなく、インレーの傾倒の危険並
びにそれによる膝関節の脱臼を回避することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば、インレー上面の後方領域を凸面に形成することに
よって解決される。
れば、インレー上面の後方領域を凸面に形成することに
よって解決される。
【0007】インレー上面の凸面領域は、実質上、イン
レーの後方1/4の部分を含み得る。凸面領域の曲率中
心および曲率半径は、好ましくは、凸面の湾曲の頂点
が、後端の前方またはせいぜいその後方2mmの範囲内
に位置するように設定される。好ましくは、インレー上
面は、後端においてほぼ水平になっている。好ましく
は、曲率半径は、約10〜14mmに設計され、曲率中
心は、インレーの後端の前方約2mmの位置にある。
レーの後方1/4の部分を含み得る。凸面領域の曲率中
心および曲率半径は、好ましくは、凸面の湾曲の頂点
が、後端の前方またはせいぜいその後方2mmの範囲内
に位置するように設定される。好ましくは、インレー上
面は、後端においてほぼ水平になっている。好ましく
は、曲率半径は、約10〜14mmに設計され、曲率中
心は、インレーの後端の前方約2mmの位置にある。
【0008】好ましくは、インレー上面の凸面領域は、
半径方向の力が発生するとき、その力のベクトルのイン
レー支持面との交点が常に後方のインレー辺縁の腹側に
常に位置するように形成される。
半径方向の力が発生するとき、その力のベクトルのイン
レー支持面との交点が常に後方のインレー辺縁の腹側に
常に位置するように形成される。
【0009】平面の顆状突起に対するスライド軸受とし
て機能するインレー上面の領域は、自然の膝に対応する
ように外側および内側のすり鉢部を有しており、顆状突
起は、それに対応して外側および内側の顆エレメントを
伴うように形成され、対応するすり鉢部内において回転
し、スライド運動する。すり鉢部は、前後方向だけでな
く、外側、内側方向にも凹面に湾曲している。インレー
上面の凸面の後方領域内には、内側および外側湾曲部が
保持され、前後方向にのみ凸面の湾曲部が存在してお
り、これらの全体がサドル面を形成している。
て機能するインレー上面の領域は、自然の膝に対応する
ように外側および内側のすり鉢部を有しており、顆状突
起は、それに対応して外側および内側の顆エレメントを
伴うように形成され、対応するすり鉢部内において回転
し、スライド運動する。すり鉢部は、前後方向だけでな
く、外側、内側方向にも凹面に湾曲している。インレー
上面の凸面の後方領域内には、内側および外側湾曲部が
保持され、前後方向にのみ凸面の湾曲部が存在してお
り、これらの全体がサドル面を形成している。
【0010】本発明のインレーによれば、際立った後方
の骨辺縁は、全く存在しない。インレー上面の後方領域
の凸面の湾曲部によって曲げられた大腿骨顆によって、
インレーの後方領域に及ぼされる垂直力は、インレーの
下面を貫くような方向に向けられ、周囲を取り巻く垂直
な縁を貫通する向きには向けられない。その結果、イン
レーには、如何なる傾倒モーメントも及ぼされない(能
動的な傾倒防止)。
の骨辺縁は、全く存在しない。インレー上面の後方領域
の凸面の湾曲部によって曲げられた大腿骨顆によって、
インレーの後方領域に及ぼされる垂直力は、インレーの
下面を貫くような方向に向けられ、周囲を取り巻く垂直
な縁を貫通する向きには向けられない。その結果、イン
レーには、如何なる傾倒モーメントも及ぼされない(能
動的な傾倒防止)。
【0011】インレーは、動き得るようにすることもで
きるし(脛骨高台部に対して可動)、あるいは固定する
こともできる(脛骨高台部に対して固定)。
きるし(脛骨高台部に対して可動)、あるいは固定する
こともできる(脛骨高台部に対して固定)。
【0012】固定されたインレーは、全く傾倒すること
がない。それにもかかわらず、発生する傾倒モーメント
は、骨‐脛骨高台部の接合面内に伝達され、この領域内
に引張力を生じさせる。この引張力は、脛骨内における
脛骨インプラントの固定にとって有利なものとなり、あ
るいはかかる作用を誘発させる。このような傾倒モーメ
ントは、本発明によるインレーの凸面構造においては、
全く生じることがない。
がない。それにもかかわらず、発生する傾倒モーメント
は、骨‐脛骨高台部の接合面内に伝達され、この領域内
に引張力を生じさせる。この引張力は、脛骨内における
脛骨インプラントの固定にとって有利なものとなり、あ
るいはかかる作用を誘発させる。このような傾倒モーメ
ントは、本発明によるインレーの凸面構造においては、
全く生じることがない。
【0013】本発明によるインレーは、超高分子量ポリ
エチレンから形成され、一般に生体適合性を有するチタ
ン合金またはコバルト‐クロム‐モリブデン合金または
生体適合性を有するセラミック材料から形成された脛骨
高台部と結合するように嵌め込まれる。
エチレンから形成され、一般に生体適合性を有するチタ
ン合金またはコバルト‐クロム‐モリブデン合金または
生体適合性を有するセラミック材料から形成された脛骨
高台部と結合するように嵌め込まれる。
【0014】可動インレーの傾倒は、脛骨高台部におけ
るインレーの拘束ガイドによって、例えば、蟻接ぎガイ
ドによって確実に回避される。インレーの脛骨高台部に
対する運動は、発生する傾倒モーメントまたは外向きの
力が、ガイド内の摩耗、よって、ポリエチレン材料から
形成されたインレーの望ましくない摩耗を導く場合があ
る。本発明による能動的な傾倒防止構造のため、インレ
ーの拘束ガイドは、脛骨高台部上においては必要とされ
ない。
るインレーの拘束ガイドによって、例えば、蟻接ぎガイ
ドによって確実に回避される。インレーの脛骨高台部に
対する運動は、発生する傾倒モーメントまたは外向きの
力が、ガイド内の摩耗、よって、ポリエチレン材料から
形成されたインレーの望ましくない摩耗を導く場合があ
る。本発明による能動的な傾倒防止構造のため、インレ
ーの拘束ガイドは、脛骨高台部上においては必要とされ
ない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の好ましい実施例について説明する。図1および図2
は、大腿骨顆10、脛骨高台部20、およびそれらの間
に配置された半月コンポーネントとして機能するインレ
ー30を備えた完全人工関節を示したものである。図1
は、膝が伸ばされた状態の人工関節を示しており、図2
は、膝が曲げられた状態人工関節を示したものである。
顆状突起10は、大腿骨12にボルトによって固定さ
れ、脛骨高台部20は、脛骨22にボルトによって固定
されている。この場合、種々の公知の固定技術が用いら
れ得る。
明の好ましい実施例について説明する。図1および図2
は、大腿骨顆10、脛骨高台部20、およびそれらの間
に配置された半月コンポーネントとして機能するインレ
ー30を備えた完全人工関節を示したものである。図1
は、膝が伸ばされた状態の人工関節を示しており、図2
は、膝が曲げられた状態人工関節を示したものである。
顆状突起10は、大腿骨12にボルトによって固定さ
れ、脛骨高台部20は、脛骨22にボルトによって固定
されている。この場合、種々の公知の固定技術が用いら
れ得る。
【0016】これらの間に配置されたインレー30は、
義肢の構造に依存して、予め与えられた程度で脛骨高台
部20に面してスライド運動し、回転運動する(可動イ
ンレー)か、またはそれらに強固に結合される(固定イ
ンレー)。
義肢の構造に依存して、予め与えられた程度で脛骨高台
部20に面してスライド運動し、回転運動する(可動イ
ンレー)か、またはそれらに強固に結合される(固定イ
ンレー)。
【0017】上方から見たとき、脛骨高台部20は、後
方の十字靱帯に対する半円形の後方スペースを伴った腎
臓の形状を有している。図面に示された可動インレー3
0は、円板形状を有し、上方から見ると、脛骨高台部2
0と類似した形状を有している。インレー30は、実質
上脛骨高台部20より小さい寸法を有しており、同様
に、後方の十字靱帯に対する後方スペースを備えてい
る。脛骨高台部20の中央には、ねじボルト24がねじ
込まれており、その円筒状の頭26が突出している。イ
ンレー30は、その下面34に細長いあるいは半球形の
窪み32を有し、この窪み32は、ボルトの頭26を遊
びを伴って収容するようになっている。脛骨高台部20
のインレー30に対する幾何学的関係、並びに頭26の
窪み32に対する幾何学的関係は、いずれも、顆状突起
が曲げられるとき(図2参照)、インレー30が脛骨高
台部20より高くそびえることがなく、インレー30が
自由に運動し、例えば、約±20°の角度だけ脛骨高台
部20に対して回転し、また、前後に約9mm、内側お
よび外側方向に約2mmスライド運動し得るように選択
される。
方の十字靱帯に対する半円形の後方スペースを伴った腎
臓の形状を有している。図面に示された可動インレー3
0は、円板形状を有し、上方から見ると、脛骨高台部2
0と類似した形状を有している。インレー30は、実質
上脛骨高台部20より小さい寸法を有しており、同様
に、後方の十字靱帯に対する後方スペースを備えてい
る。脛骨高台部20の中央には、ねじボルト24がねじ
込まれており、その円筒状の頭26が突出している。イ
ンレー30は、その下面34に細長いあるいは半球形の
窪み32を有し、この窪み32は、ボルトの頭26を遊
びを伴って収容するようになっている。脛骨高台部20
のインレー30に対する幾何学的関係、並びに頭26の
窪み32に対する幾何学的関係は、いずれも、顆状突起
が曲げられるとき(図2参照)、インレー30が脛骨高
台部20より高くそびえることがなく、インレー30が
自由に運動し、例えば、約±20°の角度だけ脛骨高台
部20に対して回転し、また、前後に約9mm、内側お
よび外側方向に約2mmスライド運動し得るように選択
される。
【0018】インレーは、脛骨高台部20に固定され、
インレーおよび顆状突起の間に回転‐スライド運動、す
なわちこね回し運動が生じる。可動インレーの場合に
は、2平面内において、すなわち脛骨高台部20および
インレー30間の平面、並びにインレー30および顆状
突起10の間の平面内において、スライド運動が生じ
る。インレー30および顆状突起10の間のこね回し運
動は、それによって、最小限に抑えられ、その結果、イ
ンプラントの寿命が延びる。
インレーおよび顆状突起の間に回転‐スライド運動、す
なわちこね回し運動が生じる。可動インレーの場合に
は、2平面内において、すなわち脛骨高台部20および
インレー30間の平面、並びにインレー30および顆状
突起10の間の平面内において、スライド運動が生じ
る。インレー30および顆状突起10の間のこね回し運
動は、それによって、最小限に抑えられ、その結果、イ
ンプラントの寿命が延びる。
【0019】インレー30の上面36は、内側および外
側凹面の浅い窪みまたはすり鉢部38を有し、これらの
すり鉢部38の間には、***が設けられている。すり鉢
部38内においては、膝が曲げ伸ばしされるとき、大腿
骨顆10が回転し、および/またはスライド運動する。
すり鉢部38は、その後方領域において、凸面のスライ
ド面40に連続している。凸面のスイラド面40は、前
後方向において実質上インレー30の寸法の1/5〜1
/4の長さにわたって延びている。図5から明らかなよ
うに、凸面のスライド面40の曲率半径Rは、約10m
m〜14mmであり、この凸面のスライド面40の曲率
中心は、インレー30の後端の前方約2mm(延びX)
の位置にある。内側および外側方向において、スライド
面はさらにわずかな凹面をなして湾曲している。
側凹面の浅い窪みまたはすり鉢部38を有し、これらの
すり鉢部38の間には、***が設けられている。すり鉢
部38内においては、膝が曲げ伸ばしされるとき、大腿
骨顆10が回転し、および/またはスライド運動する。
すり鉢部38は、その後方領域において、凸面のスライ
ド面40に連続している。凸面のスイラド面40は、前
後方向において実質上インレー30の寸法の1/5〜1
/4の長さにわたって延びている。図5から明らかなよ
うに、凸面のスライド面40の曲率半径Rは、約10m
m〜14mmであり、この凸面のスライド面40の曲率
中心は、インレー30の後端の前方約2mm(延びX)
の位置にある。内側および外側方向において、スライド
面はさらにわずかな凹面をなして湾曲している。
【0020】図3に示されるように、インレー30は、
その断面において、従来公知のものと同様、完全な凹面
をなす上面36を備えている一方、図4に示されるよう
に、本発明によるインレー30は、後方の凸面状のすり
鉢部38を備えている。
その断面において、従来公知のものと同様、完全な凹面
をなす上面36を備えている一方、図4に示されるよう
に、本発明によるインレー30は、後方の凸面状のすり
鉢部38を備えている。
【0021】顆状突起10によって、インレー30に及
ぼされる力46は、常に、実質上インレー30の上面に
対して垂直方向に、すなわち、接点14における接線に
対して垂直な向きに生じる。膝が曲げられるとき、顆状
突起10は、後に動作する靱帯の状態次第で後方に向か
ってずれ、それによって、顆状突起10とインレー30
との間の接点は、インレー30の後端上に位置する。図
3に示されるような専ら凹面上の窪みの場合には、この
垂直力46は、後方に向けられた力の成分を有してお
り、この力の成分は、より大きければ大きいほど、顆状
突起10およびインレー30の間の接点14の後方に離
れて位置するようになる。顆状突起10および/または
インレー30の間のより後方にずらされた接点14、並
びに後方に向けられた垂直力46によって、力のベクト
ルは、インレーの後方辺縁を貫通するように向けられ、
それによって、傾倒モーメント44が発生し、その結
果、インレー30の前面が持ち上げられる。こうして、
顆状突起10は、インレー30の後端からすべり落ち、
そして、脱臼が発生する。
ぼされる力46は、常に、実質上インレー30の上面に
対して垂直方向に、すなわち、接点14における接線に
対して垂直な向きに生じる。膝が曲げられるとき、顆状
突起10は、後に動作する靱帯の状態次第で後方に向か
ってずれ、それによって、顆状突起10とインレー30
との間の接点は、インレー30の後端上に位置する。図
3に示されるような専ら凹面上の窪みの場合には、この
垂直力46は、後方に向けられた力の成分を有してお
り、この力の成分は、より大きければ大きいほど、顆状
突起10およびインレー30の間の接点14の後方に離
れて位置するようになる。顆状突起10および/または
インレー30の間のより後方にずらされた接点14、並
びに後方に向けられた垂直力46によって、力のベクト
ルは、インレーの後方辺縁を貫通するように向けられ、
それによって、傾倒モーメント44が発生し、その結
果、インレー30の前面が持ち上げられる。こうして、
顆状突起10は、インレー30の後端からすべり落ち、
そして、脱臼が発生する。
【0022】図4に示されるような本発明によるインレ
ー30の場合には、顆状突起10およびインレー30の
間の接点14が、インレー30の後端に位置するときで
あっても、垂直力のベクトルは、常にインレー30の下
面34を貫通する方向に向けられているので、傾倒モー
メントは全く発生することがなく、むしろ、逆方向をさ
す回転モーメント48が発生する。このことは、インレ
ー30の上面36の後端を凸面状に形成することによっ
て達成され、このとき、凸面をなすスライド面40の曲
率中心は、好ましくは、インレー30の下向きの射影の
内側、すなわちインレー30の支持面または下面の内側
に位置し、いずれにせよ、インレーの後端の後方2mm
の位置に位置する。顆状突起10によってインレー30
に及ぼされる力のベクトルは、それ故、インレー30の
下面を貫通し、よって、如何なる傾倒モーメントも発生
することがない。こうして、凸面をなすスライド面40
により、顆状突起10が曲げられるときのインレー30
の傾倒が防止される。
ー30の場合には、顆状突起10およびインレー30の
間の接点14が、インレー30の後端に位置するときで
あっても、垂直力のベクトルは、常にインレー30の下
面34を貫通する方向に向けられているので、傾倒モー
メントは全く発生することがなく、むしろ、逆方向をさ
す回転モーメント48が発生する。このことは、インレ
ー30の上面36の後端を凸面状に形成することによっ
て達成され、このとき、凸面をなすスライド面40の曲
率中心は、好ましくは、インレー30の下向きの射影の
内側、すなわちインレー30の支持面または下面の内側
に位置し、いずれにせよ、インレーの後端の後方2mm
の位置に位置する。顆状突起10によってインレー30
に及ぼされる力のベクトルは、それ故、インレー30の
下面を貫通し、よって、如何なる傾倒モーメントも発生
することがない。こうして、凸面をなすスライド面40
により、顆状突起10が曲げられるときのインレー30
の傾倒が防止される。
【0023】インレー30が固定される場合には、脛骨
高台部20の上面が、例えば、前方に向かって開いたV
字形状の凹部を備え、そうでなければ、平坦上に形成さ
れる。また、このインレーは、円板上に形成され、上方
からみたとき、同様の後方十字靱帯に対する後方スペー
スを備えた脛骨高台部と同様の形状を有している。固定
されたインレーの寸法は、それに対応して全般的に脛骨
高台部と同様である。インレー30の下面34は、平坦
に形成され、その前方に下向きの突出部を備えている。
突出部は、脛骨高台部20のV字形状の凹部内に位置す
る。インレー30は、インレーの溝孔を貫通してねじ込
まれるねじボルトによって、脛骨高台部に固定される。
インレー30は、回転することはなく、ただ、非常に制
限された前後方向のスライド運動のみを行い得る。イン
レーの可動性はまた、脛骨高台部の周囲を取り巻く辺縁
によっても制限される。このような固定されたインレー
もまた、傾倒を生じさせるような力の発生を回避すると
いう長所を有している。
高台部20の上面が、例えば、前方に向かって開いたV
字形状の凹部を備え、そうでなければ、平坦上に形成さ
れる。また、このインレーは、円板上に形成され、上方
からみたとき、同様の後方十字靱帯に対する後方スペー
スを備えた脛骨高台部と同様の形状を有している。固定
されたインレーの寸法は、それに対応して全般的に脛骨
高台部と同様である。インレー30の下面34は、平坦
に形成され、その前方に下向きの突出部を備えている。
突出部は、脛骨高台部20のV字形状の凹部内に位置す
る。インレー30は、インレーの溝孔を貫通してねじ込
まれるねじボルトによって、脛骨高台部に固定される。
インレー30は、回転することはなく、ただ、非常に制
限された前後方向のスライド運動のみを行い得る。イン
レーの可動性はまた、脛骨高台部の周囲を取り巻く辺縁
によっても制限される。このような固定されたインレー
もまた、傾倒を生じさせるような力の発生を回避すると
いう長所を有している。
【図1】膝が伸ばされている状態での膝人工関節の本質
的な構成を示した断面図である。
的な構成を示した断面図である。
【図2】膝が曲げられた状態での図1に類似の断面図で
ある。
ある。
【図3】従来インレーにおける傾倒モーメントの発生を
説明する図である。
説明する図である。
【図4】本発明によるインレーの場合の顆状突起および
インレー間の後方領域に発生する力が、傾倒モーメント
を発生させないことを説明する図である。
インレー間の後方領域に発生する力が、傾倒モーメント
を発生させないことを説明する図である。
【図5】インレーの後端部領域の構造の詳細を示す図で
ある。
ある。
10 顆状突起 12 大腿骨 14 接点 20 脛骨高台部 22 脛骨 24 ねじボルト 26 頭 30 インレー 32 窪み 34 下面 36 上面 38 すり鉢部 40 凸面をなすガイド面 42 頂点 44 傾倒モーメント 46 垂直力 48 回転モーメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィルフリート グリーン ドイツ連邦共和国、デー‐07639 バート クロステルラウスニッツ、ビュッテルバ ウム 03 (72)発明者 ディルク ザロモン ドイツ連邦共和国、デー‐04626 ヨナス ヴァルデ、ドルフシュトラーセ 38 (72)発明者 トーマス カッツェル ドイツ連邦共和国、デー‐07747 イェナ、 マルクシュトラーセ 17 (72)発明者 イェンス ラーム ドイツ連邦共和国、デー‐08412 ヴェル ダウ、ツェッペリンシュトラーセ 8 (72)発明者 クラウス トーン ドイツ連邦共和国、デー‐07629 ヘルム スドルフ、ヴェルネル‐ゼーレンビンデ ル‐シュトラーセ 60 Fターム(参考) 4C097 AA07 BB01 CC17 SC07
Claims (4)
- 【請求項1】 脛骨仮床(20)および大腿骨顆(1
0)の間に半月コンポーネントとして備えられ、凹面に
形成された上面(36)を有し、前記上面(36)は、
膝が曲げられたとき、大腿骨顆(10)に対するスライ
ド軸受として機能する膝完全人工関節用インレー(3
0)において、前記インレー(30)の上面(36)の
後方領域が、その前後方向の断面において凸面に形成さ
れていることを特徴とするインレー。 - 【請求項2】 前記上面(36)の凸面領域(40)
は、実質上、前記インレー(30)の後方1/4の部分
を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のインレ
ー。 - 【請求項3】 前記凸面領域(40)の曲率中心は、前
記インレー(30)の下面の後端の前方の2mm〜10
mmの範囲内に位置していることを特徴とする請求項1
または請求項2に記載のインレー。 - 【請求項4】 前記凸面領域(40)の頂点は、前記イ
ンレ−(30)の後端の前方の約6mm〜14mmの範
囲内に位置していることを特徴とする請求項3に記載の
インレー。
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DE (2) | DE20100962U1 (ja) |
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AU2004281743B2 (en) * | 2003-10-17 | 2011-06-09 | Smith & Nephew, Inc. | High flexion articular insert |
US8632600B2 (en) | 2007-09-25 | 2014-01-21 | Depuy (Ireland) | Prosthesis with modular extensions |
US8128703B2 (en) | 2007-09-28 | 2012-03-06 | Depuy Products, Inc. | Fixed-bearing knee prosthesis having interchangeable components |
US9204967B2 (en) | 2007-09-28 | 2015-12-08 | Depuy (Ireland) | Fixed-bearing knee prosthesis having interchangeable components |
US8187335B2 (en) | 2008-06-30 | 2012-05-29 | Depuy Products, Inc. | Posterior stabilized orthopaedic knee prosthesis having controlled condylar curvature |
US9168145B2 (en) | 2008-06-30 | 2015-10-27 | Depuy (Ireland) | Posterior stabilized orthopaedic knee prosthesis having controlled condylar curvature |
US8236061B2 (en) | 2008-06-30 | 2012-08-07 | Depuy Products, Inc. | Orthopaedic knee prosthesis having controlled condylar curvature |
US9119723B2 (en) | 2008-06-30 | 2015-09-01 | Depuy (Ireland) | Posterior stabilized orthopaedic prosthesis assembly |
US8828086B2 (en) | 2008-06-30 | 2014-09-09 | Depuy (Ireland) | Orthopaedic femoral component having controlled condylar curvature |
US8206451B2 (en) | 2008-06-30 | 2012-06-26 | Depuy Products, Inc. | Posterior stabilized orthopaedic prosthesis |
US8192498B2 (en) | 2008-06-30 | 2012-06-05 | Depuy Products, Inc. | Posterior cructiate-retaining orthopaedic knee prosthesis having controlled condylar curvature |
US9011547B2 (en) | 2010-01-21 | 2015-04-21 | Depuy (Ireland) | Knee prosthesis system |
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GB2290476B (en) | 1995-06-02 | 1999-02-10 | Corin Medical Ltd | Knee prosthesis |
US5871546A (en) * | 1995-09-29 | 1999-02-16 | Johnson & Johnson Professional, Inc. | Femoral component condyle design for knee prosthesis |
FR2747915B3 (fr) | 1996-04-30 | 1998-05-15 | Raoult Andre | Prothese totale du genou |
GB9609609D0 (en) | 1996-05-08 | 1996-07-10 | Midland International Orthopae | Knee prosthesis |
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JP3667909B2 (ja) * | 1996-11-29 | 2005-07-06 | 京セラ株式会社 | 人工膝関節 |
-
2001
- 2001-01-19 DE DE20100962U patent/DE20100962U1/de not_active Expired - Lifetime
-
2002
- 2002-01-11 AT AT02000214T patent/ATE294550T1/de not_active IP Right Cessation
- 2002-01-11 EP EP02000214A patent/EP1226799B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-01-11 DE DE50202959T patent/DE50202959D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-01-21 JP JP2002011499A patent/JP2002224149A/ja active Pending
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US8394147B2 (en) | 2002-12-20 | 2013-03-12 | Smith & Nephew, Inc. | High performance femoral knee prostheses |
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US9402729B2 (en) | 2002-12-20 | 2016-08-02 | Smith & Nephew, Inc. | High performance knee prostheses |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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ATE294550T1 (de) | 2005-05-15 |
DE20100962U1 (de) | 2001-05-03 |
EP1226799A1 (de) | 2002-07-31 |
DE50202959D1 (de) | 2005-06-09 |
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