JP2002223551A - ランデル型ロータを有するタンデム式回転電機 - Google Patents

ランデル型ロータを有するタンデム式回転電機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ランデル型ロータを有するタンデム式回転電機
における界磁コイル引き出し線の遠心力による損傷を簡
素な構造で防止すること。 【解決手段】スリップリング寄りのコイルボビン100
の鍔部に、コイルボビン200側から延在する引き出し
線202を係止する係止部103を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランデル型ロータ
を有するタンデム式回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】ランデル型ロータを有する回転電機(以
下、ランデル型回転電機ともいう)を大出力化するため
には、ローターコアの界磁路面積を増大するために、ロ
ーターコアの径及び軸長さが増大し、爪形磁極部も大型
化し、その結果、一端支持する爪形磁極部に掛かる遠心
力が過大となる。また、軸方向及び径方向に形成される
磁路の平均長が増大するため、必要励磁電流が増大す
る。このため、ランデル型回転電機は車両用交流発電機
(オルタネータ)など、比較的小出力用途に用いられて
いる。
【0003】上記問題を改善するために、二つのランデ
ル型ロータをタンデム結合して出力倍増を図ったランデ
ル型ロータを有するタンデム式回転電機(以下、タンデ
ム式ランデル型回転電機ともいう)が提案されている
(特開平6−22518号、特開平11−98789
号)。このタンデム式ランデル型回転電機によれば、各
ランデル型ロータの界磁束量が半減するために、上記問
題を改善することができる。
【0004】しかし、上記したランデル型ロータを有す
るタンデム式回転電機では、スリップリングがこれらロ
ーターコアの軸方向一方側に配置されるために、このス
リップリングから遠い側の界磁コイルに給電するため
に、スリップリングに近い側のローターコア及び界磁コ
イルの外周面に沿って軸方向に延設される引き出し線に
より必要があり、その結果、このローターコアが高速回
転すると、この引き出し線が遠心力により径方向外側に
付勢されてストレスを受けたり振動したりして、切断し
やすいという問題があった。
【0005】このため、上記した従来のランデル型ロー
タを有するタンデム式回転電機では、この引き出し線を
ひもによりローターコアに縛り付けたり、ポールコアに
設けた貫通孔に挿通したりしてこの問題を防止してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たひもによる縛りは、爪形磁極部の存在のために簡単で
はなく、かつ、作用者に依存せずに常に必要な緊縛力を
確実に得ることは容易ではなかった。
【0007】また、ポールコアに挿線用の貫通孔を設け
ることは、ポールコアの加工及びこの貫通孔への引き出
し線の挿通作業が大幅に製造工数を増大させるという欠
点があった。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、ランデル型ロータを有するタンデム式回転電機に
おける界磁コイル引き出し線の遠心力による損傷を簡素
な構造で防止することをその目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の同期機
は、周方向へ所定ピッチで配置される偶数の爪形磁極部
と各前記爪形磁極部の間の周方向隙間からなる偶数の谷
部とをそれぞれ有して同一の回転軸に軸方向に並設され
た一対のランデル型ロータコアと、ハウジングの周壁に
互いに軸方向に所定隙間を隔てて固定されて内周面が前
記両ランデル型ロータコアに個別に対面する一対のステ
ータコアと、前記両ステータコアのスロットに巻装され
るステータコイルと、筒部及び鍔部を有して前記両ラン
デル型ロータコアに個別に嵌着された一対のコイルボビ
ンと、前記両コイルボビンに個別に巻装される一対の界
磁コイルと、前記回転軸に装着された一対のスリップリ
ングと、前記ランデル型ロータコアの前記谷部に略軸方
向に敷設されて前記界磁コイルと前記スリップリングと
を接続する引き出し線とを備えるランデル型ロータを有
するタンデム式回転電機において、前記スリップリング
寄りの前記コイルボビンの一対の前記鍔部のうち前記ス
リップリングから遠い側の鍔部は、少なくとも前記引き
出し線よりも径方向外側にて略周方向へ延在して前記ス
リップリングから遠い側の前記界磁コイルの前記引き出
し線を係止する係止部を有することを特徴としている。
【0010】すなわち、本発明では、スリップリングか
ら遠い側の界磁コイルに給電する引き出し線は、スリッ
プリング寄りのコイルボビンの鍔部の外周縁に設けた係
止部に係止されるので、ローターコア回転中にこの引き
出し線に掛かる遠心力により、この引き出し線が振動し
たり、大きなストレスが局部的に作用するのを防止する
ことができる。
【0011】これにより、従来のように煩雑な作業を必
要とすることなく、スリップリングから遠い側の界磁コ
イルへ給電する引き出し線を良好にローターコアの外周
面に押さえつけることができ、その断線を防止すること
ができる。
【0012】請求項2記載の構成は請求項1記載のラン
デル型ロータを有するタンデム式回転電機において更
に、前記係止部が、前記引き出し線の径方向外側を周方
向へ延在するかぎ状の爪部からなることを特徴としてい
る。
【0013】本構成によれば、係止作業を容易とするこ
とができる。
【0014】なお、かぎ状爪部は径方向にみた場合にか
ぎ形状であるが、軸方向にみた場合長溝状に形成するこ
とが好適である。これにより、引き出し線の一点に遠心
力が集中するのを防止することができる。
【0015】請求項3記載の構成は請求項1又は2記載
のランデル型ロータを有するタンデム式回転電機におい
て更に、前記係止部が、星形に形成されて前記ローター
コアの前記谷部と周方向同位置に配置された前記コイル
ボビンの前記鍔部の谷底部に配設されることを特徴とし
ている。
【0016】本構成によれば、引き出し線が回転軸心を
基準として最も径小な部位に延設されるため、引き出し
線に掛かる遠心力を低減することができる。
【0017】請求項4記載のランデル型ロータを有する
タンデム式回転電機は、周方向へ所定ピッチで配置され
る偶数の爪形磁極部と各前記爪形磁極部の間の周方向隙
間からなる偶数の谷部とをそれぞれ有して同一の回転軸
に軸方向に並設された一対のランデル型ロータコアと、
ハウジングの周壁に互いに軸方向に所定隙間を隔てて固
定されて内周面が前記両ランデル型ロータコアに個別に
対面する一対のステータコアと、前記両ステータコアの
スロットに巻装されるステータコイルと、筒部及び鍔部
を有して前記両ランデル型ロータコアに個別に嵌着され
た一対のコイルボビンと、前記両コイルボビンに個別に
巻装される一対の界磁コイルと、前記回転軸に装着され
た一対のスリップリングと、前記ランデル型ロータコア
の前記谷部に略軸方向に敷設されて前記界磁コイルと前
記スリップリングとを接続する引き出し線とを備えるラ
ンデル型ロータを有するタンデム式回転電機において、
外周部に前記引き出し線を係止する係止部を有して前記
両ローターコアにより軸方向に挟持される電気絶縁性の
係止板を有することを特徴としている。
【0018】すなわち、本発明によれば、一対のロータ
ーコアにより挟持された係止板の外周部に引き出し線を
係止するので、従来のように煩雑な作業を必要とするこ
となく、スリップリングから遠い側の界磁コイルへ給電
する引き出し線を良好にローターコアの外周面に保持す
ることができ、その断線を防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のランデル型ロータを有す
るタンデム式回転電機の好適な実施態様を以下の実施例
を参照して説明する。
【0020】
【実施例1】この実施例のタンデム式ランデル型回転電
機を図1を参照して以下に説明する。
【0021】(構成)このタンデム式ランデル型回転電
機において、1はハウジング、2は第1回転電機部、3
は第2回転電機部、4は回転軸、5はプーリ、6、7は
軸受け、8は界磁コイル給電機構である。
【0022】ハウジング1は、フロントハウジングとリ
ヤハウジングとを位置Mにて突き合わせ、スルーボルト
で締結して構成されている。回転軸4は、軸受け6,7
を介してハウジング1に支承されており、プーリー5が
ハウジング1から前方へ突出する回転軸1の前端部に固
定されている。界磁コイル給電機構8は、ハウジング1
から後方へ突出する回転軸1の後端部に装着された一対
のスリップリング81と、これらスリップリング81に
個別に押し付けられている一対のブラシ82とを有して
いる。
【0023】第1回転電機部2において、23は第1ロ
ーターコア、24は第1界磁コイル、25は送風ファン
であり、第2回転電機部3において、33は第2ロータ
ーコア、34は第2界磁コイル、35は送風ファンであ
り、両回転電機部2,3は共通のステータコイル9を有
している。ステータコア300は、円筒状の積層電磁鋼
板からなり、ハウジング1の周壁内周面に固定されてい
る。
【0024】ステータコイル9は、多数のU字状の絶縁
被覆角形導体の一対の脚部の一方を、ステータコア30
0のスロットに後方側から挿通し、同様に上記一対の脚
部の他方を、上記スロットに対して1磁極ピッチだけ周
方向に離れたステータコア300のスロットに後方側か
ら挿通し、各脚部の先端を一対ずつ溶接したものであ
る。 第1ローターコア23、第2ローターコア33
は、それぞれ一対のポールコアを軸方向へ密着して回転
軸4にスプライン巻装してなり、更に、この実施例で
は、両ローターコア23、33は、軸方向に密着して配
設されている。上記両ローターコア23、33は、通常
の単独ロータ構造のランデル型回転電機のローターコア
と本質的に同一形状に形成されている。すなわち、第1
ローターコア23を構成する一対のポールコアは、回転
軸4に嵌着される筒部と、この筒部の軸方向外端部から
径方向外側へ延設され、その後、第1界磁コイル24を
囲むように延設される所定偶数の爪形磁極部とをそれぞ
れ有しており、各爪形磁極部は、周方向一定ピッチで配
置されている。両ポールコアの爪形磁極部は、ステータ
コア300の内周面に対して所定の小間隙を隔ててステ
ータコアの周方向へ互い違いに配置されている。第2ロ
ーターコア33を構成する一対のポールコアも同じであ
る。
【0025】第1界磁コイル24及び第2界磁コイル3
4は、一対のスリップリング81から互いに並列に給電
され、界磁コイル24は、第1ローターコア23の前端
側のポールコアの爪形磁極部をN極に磁化し、中央寄り
のポールコアの爪形磁極部をS極に磁化する。同じく、
界磁コイル34は、第2ローターコア33の後端側のポ
ールコアの爪形磁極部をN極に磁化し、中央寄りのポー
ルコアの爪形磁極部をS極に磁化する。
【0026】送風ファン25は、第1ローターコア23
の前端側のポールコアの前端面に固定された斜流ファン
であり、送風ファン35は、第2ローターコア33の後
端側のポールコアの後端面に固定された遠心ファンであ
る。
【0027】11は、ハウジングの前端壁に開口された
冷却風吸入孔、12はステータコイル9の前端側コイル
エンドに近接してハウジング1の周壁に開口された前端
側冷却風吐出孔、13は、ハウジングの後端壁に開口さ
れた冷却風吸入孔、14はステータコイル9の後端側コ
イルエンドに近接してハウジング1の周壁に開口された
後端側冷却風吐出孔である。 (発電動作)上記構成のタンデム式ランデル型回転電機
の一対の界磁コイル24,34に界磁コイル給電機構8
を通じて界磁コイル24,34に界磁電流を通電し、回
転軸4を回転すると、周知のように各ローターコア2
3,33の各爪形磁極部が周方向極***互に磁化され、
ステータコイル9に発電電圧が生じる。 (冷却動作)送風ファン25が冷却風吸入孔11から吸
入した冷却風の一部は、ステータコイル9の前端側コイ
ルエンドを冷却しつつ前端側冷却風吐出孔12から外部
に吐出され、冷却風の残部は、第1ローターコア23の
爪形磁極部間を通じて軸方向後方へ流れて界磁コイル2
4を冷却する。同様に、送風ファン35が冷却風吸入孔
12から吸入した冷却風は、ステータコイル9の後端側
コイルエンドを冷却しつつ後端側冷却風吐出孔14から
外部に吐出される。 (界磁コイル24,34への給電構造)次に、この実施
例の要部をなす界磁コイル24,34へ給電用する引き
出し線について説明するスリップリング81寄りの界磁
コイル34の両端部はコイルボビン100の鍔部に設け
られた一対の係止突起101に個別に係止されている。
この一対の係止突起101には一対の引き出し線300
の一端が個別に係止され、両引き出し線300は、図1
中右側のローターコアの右端面に沿って径方向内側に延
設され、一対の接続部400にてスリップリング81側
の一対の給電線(図示せず)に個別に接続され、樹脂被
覆されている。なお、この一対のスリップリング側給電
線は、回転軸に貫設された引き出し線収容孔(図示せ
ず)を通じて一対のスリップリング81に個別に達して
いる。スリップリング81は回転軸4の外周部に所定間
隔を隔てて一対装着されている。
【0028】スリップリング81から遠い側の界磁コイ
ル24の両端部はコイルボビン200の鍔部に設けられ
た一対の係止突起201に個別に係止されている。この
一対の係止突起201には一対の引き出し線202の一
端が個別に係止され、両引き出し線202は、ポールコ
ア23,33の谷部の外周端に沿って軸方向スリップリ
ング81側へ延設され、界磁コイル34の外周面に接し
つつ一対の係止突起101に個別に接続されている。し
たがって、界磁コイル24、34は並列接続されてい
る。もちろん、直列接続されることもできる。 (コイルボビン100の詳細構造)コイルボビン100
の詳細構造を図2〜図4に示す。図2はコイルボビン1
00を、スリップリング81から遠い側から軸方向にみ
た正面図であり、図3はその係止部近傍の拡大図であ
り、図4は軸方向断面図である。
【0029】この実施例では、コイルボビン100の一
対の鍔部のうち、スリップリング81から遠い側の鍔部
102の外周縁に略コ字状の係止部103が設けられて
いる。
【0030】コイルボビン100の鍔部(スリップリン
グ81から遠い側)102は、8つの谷部104と8つ
の山部105と周方向等ピッチでもつ8角形の星形形状
を有しており、互いに180度離れた2つの谷部104
の谷底部分に、かぎ形の係止部103が設けられてい
る。更に説明すると、かぎ形の係止部103は、鍔部1
02の谷部104の谷底部分を起点としてスリップリン
グ81から遠ざかる方向へ軸方向に延在する割り筒部1
031(図4参照)と、一方の山部105の側端から周
方向へ突出してこの割り筒部1031の径方向外側に開
口する開口を部分的に遮蔽するかぎ形部1032とを有
している(図3参照)。
【0031】すなわち、スリップリング81側のコイル
ボビン100が、もう一つのコイルボビン200から延
在する引き出し線202を係止するかぎ形部1032を
有するので、引き出し線202が遠心力により径方向外
側へ振れるのを簡素な作業で追加部品を必要とせず防止
することができる。
【0032】
【実施例2】他の実施例を図5を参照して以下に説明す
る。
【0033】この実施例では、実施例1の係止部103
の代わりに、電気絶縁性の係止板500を用いた点が実
施例1と異なっている。ただし、この実施例では、係止
板500を用いた分だけ部品点数は増加する。
【0034】この係止板500は、両ローターコア2
3,33により軸方向に挟持されている。係止板500
の外周縁の所定位置には、かぎ形の係止突起501が一
対設けられており、両係止突起501は引き出し線20
2の遠心力による径方向外側への逸脱を防止している。
係止突起501の形状は、実施例1の係止部103と同
様でもよい。
【0035】このようにすれば、実施例1と同様に引き
出し線202の断線を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のタンデム式ランデル型回転電機の軸
方向断面図である。
【図2】図1に示すコイルボビンの正面図である。
【図3】図2に示すコイルボビンの部分拡大正面図であ
る。
【図4】図2に示すコイルボビンの軸方向断面図であ
る。
【図5】実施例2のタンデム式ランデル型回転電機の軸
方向断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 第1回転電機部 3 第2回転電機部 4 回転軸 5 プーリ 6、7 軸受け 8 界磁コイル給電機構 9 ステータコイル 300 ステータコア 23 第1ローターコア 24 第1界磁コイル 25 送風ファン 33 第2ローターコア 34 第2界磁コイル 35 送風ファン 100 コイルボビン 102 鍔部 103 係止部 104 鍔部102の谷部 105 鍔部102の山部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周方向へ所定ピッチで配置される偶数の爪
    形磁極部と各前記爪形磁極部の間の周方向隙間からなる
    偶数の谷部とをそれぞれ有して同一の回転軸に軸方向に
    並設された一対のランデル型ロータコアと、 ハウジングの周壁に互いに軸方向に所定隙間を隔てて固
    定されて内周面が前記両ランデル型ロータコアに個別に
    対面する一対のステータコアと、 前記両ステータコアのスロットに巻装されるステータコ
    イルと、 筒部及び鍔部を有して前記両ランデル型ロータコアに個
    別に嵌着された一対のコイルボビンと、 前記両コイルボビンに個別に巻装される一対の界磁コイ
    ルと、 前記回転軸に装着された一対のスリップリングと、 前記ランデル型ロータコアの前記谷部に略軸方向に敷設
    されて前記界磁コイルと前記スリップリングとを接続す
    る引き出し線と、 を備えるランデル型ロータを有するタンデム式回転電機
    において、 前記スリップリング寄りの前記コイルボビンの一対の前
    記鍔部のうち前記スリップリングから遠い側の鍔部は、
    少なくとも前記引き出し線よりも径方向外側にて略周方
    向へ延在して前記スリップリングから遠い側の前記界磁
    コイルの前記引き出し線を係止する係止部を有すること
    を特徴とするランデル型ロータを有するタンデム式回転
    電機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のランデル型ロータを有する
    タンデム式回転電機において、 前記係止部は、前記引き出し線の径方向外側を周方向へ
    延在するかぎ状の爪部からなることを特徴とするランデ
    ル型ロータを有するタンデム式回転電機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のランデル型ロータを
    有するタンデム式回転電機において、 前記係止部は、星形に形成されて前記ローターコアの前
    記谷部と周方向同位置に配置された前記コイルボビンの
    前記鍔部の谷底部に配設されることを特徴とするランデ
    ル型ロータを有するタンデム式回転電機。
  4. 【請求項4】周方向へ所定ピッチで配置される偶数の爪
    形磁極部と各前記爪形磁極部の間の周方向隙間からなる
    偶数の谷部とをそれぞれ有して同一の回転軸に軸方向に
    並設された一対のランデル型ロータコアと、 ハウジングの周壁に互いに軸方向に所定隙間を隔てて固
    定されて内周面が前記両ランデル型ロータコアに個別に
    対面する一対のステータコアと、 前記両ステータコアのスロットに巻装されるステータコ
    イルと、 筒部及び鍔部を有して前記両ランデル型ロータコアに個
    別に嵌着された一対のコイルボビンと、 前記両コイルボビンに個別に巻装される一対の界磁コイ
    ルと、 前記回転軸に装着された一対のスリップリングと、 前記ランデル型ロータコアの前記谷部に略軸方向に敷設
    されて前記界磁コイルと前記スリップリングとを接続す
    る引き出し線と、 を備えるランデル型ロータを有するタンデム式回転電機
    において、 外周部に前記引き出し線を係止する係止部を有して前記
    両ローターコアにより軸方向に挟持される電気絶縁性の
    係止板を有することを特徴とするランデル型ロータを有
    するタンデム式回転電機。
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