JP2002223427A - 番組視聴関連情報取得方法及び番組視聴関連情報取得装置及び番組視聴関連情報取得システムならびにそのプログラム及びこのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して番組のコンテンツの配
信を行うネットワーク環境において、視聴者情報と配信
履歴情報とが個別に管理される場合でも、番組の視聴に
関する詳細な情報を取得することができる番組視聴関連
情報取得方法及び番組視聴関連情報取得装置及び番組視
聴関連情報取得システムを提供する。 【解決手段】 視聴者により選択された番組のコンテン
ツに対応するアドレス（番組ＵＲＬ）と、この視聴者を
識別するためアドレスに付加された視聴者識別子とを受
信し、受信したアドレスに対応する番組のコンテンツを
視聴者に向け配信するとともに、配信履歴情報を記録す
る際に受信した視聴者識別子を含めて保存し、視聴者識
別子と対応付けられた視聴者情報と配信履歴情報とを視
聴者識別子を用いてリンクさせ、この視聴者情報と配信
履歴情報とから番組の視聴に関するデータを取得する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
してコンテンツの配信を行うネットワーク環境におい
て、配信された番組のコンテンツの視聴に関する情報を
取得する技術に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、ネットワーク帯域の向上、およ
び、ネットワーク上でリアルタイムに動画、静止画等の
マルチメディアデータを配信、再生するストリーミング
と呼ばれるデータ転送技術の向上により、インターネッ
トあるいはイントラネット上で動画像等を配信すること
が一般的にできるようになってきている。それととも
に、その視聴者に関する情報（視聴者の人数、年齢層、
視聴地域、視聴率等）を取得、解析したいというニーズ
が高まってきた。一般に、動画等のコンテンツに関する
番組情報を流す事業者のサイト（ポータルサイト）と、
このコンテンツの配信を請け負う事業者のサイト（コン
テンツ配信サイト）は異なる。視聴者はまずポータルサ
イトにアクセスして、好みの番組を選択する。その後、
コンテンツ配信サイトのコンテンツ配信サーバが、選択
された番組のコンテンツのデータ（動画データ等）を視
聴者に向け送信する。

【０００３】従来のシステムでは、ユーザ（視聴者）が
クライアント・マシンより、閲覧したい番組のコンテン
ツのアドレスである番組ＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅ
ｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏｒ）を指定すると、コンテ
ンツ配信サーバが、その番組ＵＲＬに対応するコンテン
ツのデータをクライアント・マシンへ送信している（図
１０参照）。この場合、コンテンツ配信サーバは、い
つ、どの番組ＵＲＬへ要求があったのか、クライアント
が何秒間映像を視聴したのか、パケットがどのぐらいの
割合で失われたのかといったデータの配信状況を、配信
履歴情報として記憶することができる。

【０００４】従来このような構成において、どのような
ユーザがどのコンテンツを視聴したかという統計を取得
するには、まず、視聴者に、ポータルサイトへのユーザ
登録をしてもらい、視聴時のログイン処理によりユーザ
を特定し、番組を視聴したユーザ情報を収集するという
方法があった。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法のよ
うに、ポータルサイトにユーザ登録機能やログイン機能
を備えても、ポータルサイトのユーザ情報（視聴者情
報）とコンテンツ配信サイトの配信履歴情報の照合がと
れないため、コンテンツ配信サーバでしか取得できない
情報、例えば上記のように、ユーザが最後まで動画を見
たかどうか、あるコンテンツが何秒間再生されたのか、
データ転送中にどのくらいのパケットが失われたのか、
といった視聴率の調査において品質上重要である指標を
取得できなかった。

【０００６】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、視聴者情報と配信履歴情報とが個別に管理される場
合でも、番組の視聴に関する詳細な情報を取得すること
ができる番組視聴関連情報取得方法及び番組視聴関連情
報取得装置及び番組視聴関連情報取得システムを提供す
るものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の番組視聴関連情
報取得方法は、ネットワークを介して番組のコンテンツ
の配信を行うネットワーク環境において、視聴者を識別
するための視聴者識別子と対応付けられた視聴者個人の
属性情報を含む視聴者情報と、コンテンツ配信の際に記
録される配信履歴情報とが、個別に管理される場合、視
聴者により選択された番組のコンテンツに対応するアド
レスと、該視聴者を識別するため該アドレスに付加され
た前記視聴者識別子とを受信し、前記アドレスに対応す
る番組のコンテンツを前記視聴者に向け配信するととも
に、前記配信履歴情報を記録する際に受信した視聴者識
別子を含めて保存し、前記視聴者識別子と対応付けられ
た視聴者情報と前記配信履歴情報とを、前記視聴者識別
子を用いてリンクさせ、該視聴者情報と配信履歴情報と
から、番組の視聴に関するデータを取得することを特徴
とする。

【０００８】また、本発明の番組視聴関連情報取得方法
は、ネットワークを介して番組のコンテンツの配信を行
うネットワーク環境において、視聴者を識別するための
視聴者識別子と対応付けられた視聴者個人の属性情報を
含む視聴者情報と、コンテンツ配信の際に記録される配
信履歴情報とが、個別に管理される場合、視聴者により
選択された番組のコンテンツに対応するアドレスと、前
記視聴者情報の内番組の視聴に関するデータを得るため
の所定の属性情報からなる視聴者基礎情報とを受け、前
記アドレスに対応する番組のコンテンツを前記視聴者に
向け配信するとともに、前記配信履歴情報を記録する際
に受信した前記視聴基礎情報を含めて保存し、前記視聴
基礎情報を含む配信履歴情報から、番組の視聴に関する
データを取得することを特徴とする。

【０００９】また、本発明の番組視聴関連情報取得装置
は、ネットワークを介して番組のコンテンツの配信を行
うネットワーク環境において、視聴者を識別するための
視聴者識別子と対応付けられた視聴者個人の属性情報を
含む視聴者情報と、コンテンツ配信の際に記録される配
信履歴情報とが、個別に管理される場合、番組のコンテ
ンツと配信履歴情報を記憶する記憶手段と、視聴者によ
り選択された番組のコンテンツに対応するアドレスと、
該視聴者を識別するため該アドレスに付加された視聴者
識別子とを受ける受信手段と、前記アドレスに対応する
番組のコンテンツを前記視聴者に向け配信するととも
に、前記配信履歴情報を記録する際に受信した視聴者識
別子を含めて保存する配信手段と、前記視聴者識別子と
対応付けられた視聴者情報と前記配信履歴情報とを、前
記視聴者識別子を用いてリンクさせ、該視聴者情報と配
信履歴情報とから、番組の視聴に関するデータを取得す
る配信履歴解析手段と、を具備することを特徴とする。

【００１０】また、本発明の番組視聴関連情報取得装置
は、ネットワークを介して番組のコンテンツの配信を行
うネットワーク環境において、視聴者を識別するための
視聴者識別子と対応付けられた視聴者個人の属性情報を
含む視聴者情報と、コンテンツ配信の際に記録される配
信履歴情報とが、個別に管理される場合、番組のコンテ
ンツと配信履歴情報を記憶する記憶手段と、視聴者によ
り選択された番組のコンテンツに対応するアドレスと、
前記視聴者情報の内番組の視聴に関するデータを得るた
めの所定の属性情報からなる視聴者基礎情報とを受ける
受信手段と、前記アドレスに対応する番組のコンテンツ
を前記視聴者に向け配信するとともに、前記配信履歴情
報を記録する際に受信した視聴者基礎情報を含めて保存
する配信手段と、前記視聴者基礎情報を含む配信履歴情
報から、番組の視聴に関するデータを取得する配信履歴
解析手段と、を具備することを特徴とする。

【００１１】また、本発明の番組視聴関連情報取得シス
テムは、ネットワークを介して、視聴者に番組の選択を
可能とする番組表示サーバと、番組のコンテンツの配信
を行う複数のコンテンツ配信サーバとからなるネットワ
ーク環境において、前記番組表示サーバは、視聴者を識
別するための視聴者識別子と対応付けられた視聴者個人
の属性情報を含む視聴者情報と、視聴者に提示する番組
に関する情報を含む番組情報を記憶する第１の記憶手段
と、前記番組情報を視聴者に向け送信し、視聴者側から
番組の選択指示を受けると、選択された番組のコンテン
ツに対応するアドレスと該視聴者を識別する視聴者識別
子とを、該視聴者に向け送信する番組表示手段と、を備
え、前記コンテンツ配信サーバは、番組のコンテンツと
番組配信の際に記録される配信履歴情報とを記憶する第
２の記憶手段と、視聴者側から送信された、前記視聴者
識別子が付加されたアドレスを受信する第２の受信手段
と、受信したアドレスに対応する番組のコンテンツを前
記視聴者に向け配信するとともに、前記配信履歴情報に
前記視聴者識別子を含めて保存する配信手段と、前記視
聴者識別子と対応付けられた視聴者情報と前記配信履歴
情報とを、前記視聴者識別子を用いてリンクさせ、該視
聴者情報と配信履歴情報とから、番組の視聴に関するデ
ータを取得する履歴解析手段と、を備えることを特徴と
する。

【００１２】また、本発明の番組視聴関連情報取得シス
テムは、ネットワークを介して、視聴者に番組の選択を
可能とする番組表示サーバと、番組のコンテンツの配信
を行う複数のコンテンツ配信サーバとからなるネットワ
ーク環境において、前記番組表示サーバは、視聴者を識
別するための視聴者識別子と対応付けられた視聴者個人
の属性情報を含む視聴者情報と、視聴者に提示する番組
に関する情報を含む番組情報を記憶する第１の記憶手段
と、前記番組情報を視聴者に向け送信し、視聴者側から
番組の選択指示を受けると、視聴者により選択された番
組のコンテンツに対応するアドレスと、前記視聴者情報
の内番組の視聴に関するデータを得るための所定の属性
情報からなる視聴者基礎情報とを、前記視聴者に向け送
信する番組表示手段と、を備え、前記コンテンツ配信サ
ーバは、番組のコンテンツと番組配信の際に記録される
配信履歴情報とを記憶する第２の記憶手段と、前記番組
表示サーバから送信された、前記アドレスと視聴者基礎
情報とを受信する第２の受信手段と、受信したアドレス
に対応する番組のコンテンツを前記視聴者に向け配信す
るとともに、前記配信履歴情報に前記視聴者基礎情報を
含めて保存する配信手段と、前記視聴者基礎情報を含む
配信履歴情報から、番組の視聴に関するデータを取得す
る履歴解析手段と、を備えることを特徴とする。

【００１３】また、本発明は、コンピュータに、請求項
１に記載の方法を実行させるためのプログラムであっ
て、視聴者により選択された番組のコンテンツに対応す
るアドレスと、該視聴者を識別するため該アドレスに付
加された前記視聴者識別子とを受信する手順と、前記ア
ドレスに対応する番組のコンテンツを前記視聴者に向け
配信するとともに、前記配信履歴情報を記録する際に受
信した視聴者識別子を含めて保存する手順と、前記視聴
者識別子と対応付けられた視聴者情報と前記配信履歴情
報とを、前記視聴者識別子を用いてリンクさせ、該視聴
者情報と配信履歴情報とから、番組の視聴に関するデー
タを取得する手順と、を含むことを特徴とするプログラ
ムである。

【００１４】また、本発明は、コンピュータに、請求項
２に記載の方法を実行させるためのプログラムであっ
て、視聴者により選択された番組のコンテンツに対応す
るアドレスと、前記視聴者情報の内番組の視聴に関する
データを得るための所定の属性情報からなる視聴者基礎
情報とを受ける手順と、前記アドレスに対応する番組の
コンテンツを前記視聴者に向け配信するとともに、前記
配信履歴情報を記録する際に受信した前記視聴基礎情報
を含めて保存する手順と、前記視聴基礎情報を含む配信
履歴情報から、番組の視聴に関するデータを取得する手
順と、を含むことを特徴とするプログラムである。

【００１５】また、本発明は、請求項７に記載のプログ
ラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であ
る。

【００１６】また、本発明は、請求項８に記載のプログ
ラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であ
る。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図１は、本発明の第１の実施の
形態であるコンテンツ配信システム（番組視聴関連情報
取得システム）の構成を示す図である。

【００１８】符合１は、コンテンツ配信サイトに備わる
コンテンツ配信サーバ（番組視聴関連情報取得装置）で
あり、視聴者に番組コンテンツ（マルチメディア・コン
テンツ、特には、ストリーミングによる動画等）を配信
する。このコンテンツ配信サーバ１は、配信する番組の
コンテンツのデータを格納している番組コンテンツＤＢ
・２と、このコンテンツが配信される際に記録される配
信履歴情報を格納する配信履歴情報ＤＢ・３と、このコ
ンテンツ配信サーバ１を制御する処理部４と、この処理
部４に含まれ、番組コンテンツの配信制御を行うコンテ
ンツ配信部４ａ、ならびに、ある番組に対して配信履歴
ＤＢ・３に格納された配信履歴情報と下記の番組表示サ
ーバ５から提供される視聴者情報とから、視聴率や視聴
数等の番組視聴に関するデータの算出を行う視聴履歴解
析部４ｂとから構成される。

【００１９】符合５は、ポータルサイトに備わる番組表
示サーバであり、視聴者に番組情報を提供し、視聴者が
視聴を希望する番組の選択を受け付ける。この番組表示
サーバ５は、視聴者に提示する番組に関する番組情報を
格納する番組情報ＤＢ・６と、視聴者を識別するための
ユーザ識別子（視聴者識別子）およびパスワードとこの
ユーザ識別子に対応付けられた視聴者個人の属性情報
（住所、氏名、年齢等）であるユーザ情報を格納する視
聴者情報ＤＢ・７と、この番組表示サーバ５を制御する
処理部８と、この処理部８に含まれ、番組視聴に係るユ
ーザ登録を受け付け当該ユーザのユーザ情報を視聴者情
報に含め視聴者情報ＤＢ・７に登録するユーザ登録部８
ａと、ユーザ登録後にユーザ（視聴者）のログインを受
け付けるログイン受付部８ｂと、ユーザのログイン後、
番組情報をユーザのクライアント・マシン１０（下記参
照）に送信し、ユーザからの番組の選択（番組選択指
示）を受け、選択された番組のコンテンツのアドレス
を、ユーザのクライアント・マシン１０へ送信する番組
表示部８ｃとから構成される。なお、本実施の形態で
は、この番組のコンテンツに対応するアドレスとして、
ＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａ
ｔｏｒ）を用いる（以下、このアドレスを番組ＵＲＬと
称す）。

【００２０】符合１０は、ユーザが使用するクライアン
ト・マシン（パーソナル・コンピュータ等）である。こ
のクライアント・マシン１０には、番組表示サーバ５か
ら送られる番組情報を表示し、ユーザによる番組選択の
操作を受けると番組選択指示を番組表示サーバ５へ送信
し、番組表示サーバ５から送られる番組ＵＲＬを受ける
とこの番組ＵＲＬを基にコンテンツ配信サーバ１にアク
セスし、このコンテンツ配信サーバ１から送られるコン
テンツのデータを再生する機能をもつコンテンツ再生ソ
フト１１ａがインストールされており、このクライアン
ト・マシン１０の処理部１１により実行される。なお、
コンテンツ配信サーバ１と、番組表示サーバ５と、クラ
イアント・マシン１０は、インターネット等のネットワ
ークを介して接続されている。

【００２１】次に、このように構成された本実施の形態
のコンテンツ配信システムの動作について、さらに図２
を参照して説明する。

【００２２】［ユーザ登録段階］視聴者は、自身が使用
するクライアント・マシン１０を、予めポータルサイト
の番組表示サーバ５に接続し、ユーザ登録を行う（ｔ
１）。このとき、クライアント・マシン１０には、図３
（ａ）に示すユーザ登録画面が表示され、視聴者は、各
欄にユーザ情報を入力して送信する。ユーザ登録部８ａ
は、ユーザ識別子を割り当てるとともに、パスワード
と、ユーザ情報として登録される情報（住所、氏名、年
齢、性別、職業、その他）を全て視聴者に入力してもら
い、視聴者情報ＤＢ・７に登録する（ｔ２）。図４に、
視聴者情報の一例を示している。この例は、ユーザ識別
子、ユーザ名、住所、年齢、メールアドレスの各項目が
登録された例である。本実施の形態では、視聴者識別子
として、ユーザ登録部８ａが割り当てるユーザ識別子を
用いるものとするが、コンテンツ再生ソフト１１ａの利
用者が、特定の視聴者である場合が多いことから、この
コンテンツ再生ソフト１１ａに固有に割り当てられた識
別子であるｐｌａｙｅｒＩＤを用いるようにしてもよ
い。

【００２３】［ユーザによるコンテンツ視聴段階］ １．視聴者は、ポータルサイトにある番組表示サーバ５
のログイン画面（図３（ｂ）参照）にて、ユーザ識別子
（ユーザＩＤ）およびパスワードを入力する（ｔ３、図
１：）。このときログイン受付部８ｂは、視聴者情報
ＤＢ・７に同一のユーザ識別子とパスワードの組をもつ
視聴者情報が存在すれば、ログインを許可し、番組選択
画面へ遷移する（ｔ４、図１：；図３（ｃ）参照）。
また、入力されたユーザ識別子およびパスワードと同一
のユーザ識別子とパスワードの組をもつ視聴者情報が存
在しなければ、番組選択画面を表示させず、視聴不可の
メッセージをクライアント・マシン１０の画面に表示さ
せる（ｔ５）。

【００２４】２．視聴者は、番組選択画面にて、視聴を
希望する番組を選択する。このとき、番組選択指示がク
ライアント・マシン１０から番組表示サーバ５へ送られ
る（ｔ６、図１：）。番組表示サーバ５は、番組ＵＲ
Ｌとユーザ識別子または、ユーザ識別子と番組編成ファ
イル（後述のＳＭＩＬによるリンクファイル、この例の
詳細は後述する）をクライアント側へ返信する（ｔ７、
図１：）。

【００２５】３．クライアント側のコンテンツ再生ソフ
ト１１ａは、ユーザ識別子と番組ＵＲＬ（または、ユー
ザ識別子と番組編成ファイル）をポータルサイトより受
け取り、番組ＵＲＬにユーザ識別子を付加したＵＲＬを
あらたな番組ＵＲＬとし、この番組ＵＲＬを基にコンテ
ンツ配信サーバ１にアクセスする（ｔ８、図１：）。

【００２６】４．コンテンツ配信サーバ１のコンテンツ
配信部４ａは、クライアント・マシン１０から要求のあ
った番組ＵＲＬに対応するコンテンツのデータをクライ
アント側へ配信するとともに（図１：）、パケットが
どのぐらいの割合で失われたのかといったデータの配信
状況等の統計をとる（ｔ９）。そして、クライアント・
マシン１０から、視聴終了通知を受けると、配信履歴情
報として、配信履歴情報ＤＢ・３に、どの時間にどのＵ
ＲＬへアクセスがあったのか等の配信状況を書き込む。
さらに番組ＵＲＬをユーザ識別子が付与された状態で保
管する（ｔ１０）。

【００２７】図５に、配信履歴情報（ログ）の一例を示
している。この例では、ＩＰアドレス、アクセス日時、
ＵＲＬ、視聴開始時間、視聴時間、送信パケット数、ユ
ーザの操作状態（図中の”ｐｌａｙ”は、コンテンツの
再生を意味している）、コンテンツ再生ソフト１１ａに
固有に割り当てられた識別子であるｐｌａｙｅｒＩＤの
各項目が記録されている。

【００２８】［番組視聴関連情報（視聴率その他）の算
出段階］視聴履歴解析部４ｂは、配信履歴情報ＤＢ・３
に保存された番組ＵＲＬに付加されたユーザ識別子と、
視聴者情報のユーザ識別子を照合して、このユーザ識別
子を基に視聴者情報と配信履歴情報をリンクして利用す
ることにより、配信状況に加えて、ユーザの情報を表示
させたり、視聴率等の算出や、その他関連する情報の統
計を求めその表示を行う。

【００２９】図６に示した動作シーケンスでは、はじめ
に、視聴履歴解析部４ｂが、各種番組視聴に関する統計
を出すための条件（視聴時間、地域、年齢など）の入力
を受け付ける（ｔ１１）。上記条件が入力されると、視
聴履歴解析部４ｂは、コンテンツ配信サーバ１から配信
履歴情報を取得し（ｔ１２）、さらに、番組表示サーバ
５から、視聴者情報を取得する（ｔ１３）。そして、視
聴履歴解析部４ｂは、コンテンツ配信サーバ１の配信履
歴情報（ログ）のユーザ識別子（ｕｉｄ）と、視聴者情
報のユーザ識別子が同一のものについて、例えば、指定
された条件を満たしていれば、視聴者数としてカウント
する（ｔ１４）。そして、最後にカウント数等の統計デ
ータを表示する（ｔ１５）。

【００３０】図７〜９に、視聴履歴解析部４ｂによる算
出され表示される番組視聴に関する情報の表示例を示し
ている。図７は、地域別視聴者数を示すものであり、図
８は、年代別視聴者数を示し、図９は、番組内の場面ご
との年代別視聴者数を示している。このように、本実施
の形態では、視聴者がポータルサイトにしかログインし
ていなくても、正確な視聴率等の情報を取得することが
きる。なお、視聴者情報と配信履歴情報をリンクさせ番
組視聴関連情報を取得する方法として、コンテンツ配信
サイトの配信履歴情報をポータルサイトへ転送して行う
方法や、ポータルサイトの視聴者情報をコンテンツ配信
サイトへ転送して行う方法等があるが、本実施の形態で
は、ポータルサイトから視聴者情報を受け、この視聴者
情報と配信履歴情報を、ユーザ識別子を基にリンクさせ
て利用するものとして説明している。

【００３１】次に、視聴者情報に基づき、特定の条件を
満たすコンテンツ配信を行う場合（視聴者情報に応じて
配信するコンテンツや広告を変更する場合）の実施例を
説明する。

【００３２】現在では、ＳＭＩＬ（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｉ
ｚｅｄ Ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ Ｉｎｔｅｇｒａｔｉｏ
ｎ Ｌａｎｇｕａｇｅ）という言語を用いて、複数の映
像をまとめて一つの番組として配信することが可能とな
っている。例えば、「ＵＲＬ１，ＵＲＬ２，ＵＲＬ３で
示される映像を順番に流す」という指定をタグで記述し
ておくと、このファイルのＵＲＬを指定した視聴者の元
へ、ＵＲＬ１，ＵＲＬ２，ＵＲＬ３のアドレスが送ら
れ、コンテンツ再生ソフト１１ａが順番にそれらのアド
レスにアクセスすることにより、順番通りにコンテンツ
のデータ（例えば、映像データ）が転送され再生され
る。本実施の形態では、取得される視聴者情報を利用
し、この視聴者情報（地域、年齢、性別等）に応じて配
信する番組編成を変更可能とする。例えば、映像１と映
像２の間に流す広告映像を地域別に変更することなどが
可能となる。

【００３３】本実施例では、番組表示サーバ５が、上記
ＳＭＩＬによるリンクファイル（番組編成ファイル）を
動的に変更する番組作成機能をもつ番組編成部（図示せ
ず）をさらに備える。また、予め、変更がなされること
がない部分のみを記述したリンクファイルを番組テンプ
レートとして作成し保存している。この番組テンプレー
トは、番組の中で変更可能な部分については、可変部分
であることを示すタグが記述される。また、可変部分に
挿入する部分のルール（変更ルール）も予め定義され、
番組編成部によるリンクファイルの変更時の変更ルール
として用いられる。例えば、この変更ルールは次のよう
な書式となる。 地域Ａ−＞映像Ａ 地域Ｂ−＞映像Ｂ これは視聴者が地域Ａであれば可変部分を映像Ａで置き
換え、地域ＢであれＢ可変部分を映像Ｂで置き換えるこ
とを意味する。

【００３４】次に、本実施例におけるコンテンツ配信シ
ステムの動作について説明する。

【００３５】１．視聴者は番組を視聴するために、ポー
タルサイトの番組表示サーバ５にログインする。 ２．ログイン完了後、視聴者は、番組選択画面から視聴
を希望する番組を選択する。このとき、番組選択指示が
番組表示サーバ５に送られる。 ３．番組表示サーバ５の番組編成部は、予め定義された
変更ルールに従って、ＳＭＩＬによるリンクファイルの
可変部分のタグを、対応するコンテンツ（ここでは、動
画とする）に変更する。例えば、ログインした視聴者の
地域がＡであれば可変部分のタグを動画Ａに対応したＵ
ＲＬに置き換えるといった処理を施す。さらに、この置
き換えにより新たに作成されたリンクファイルのＵＲＬ
を視聴者へ、番組ＵＲＬとして送信する。 ４．そして、前述したように、クライアント・マシン１
０のコンテンツ再生ソフト１１ａは、リンクファイルに
記述された内容に従い、順次対応するコンテンツのデー
タを得て再生する。

【００３６】次に、本発明の第２の実施の形態のコンテ
ンツ配信システムについて説明する。

【００３７】本実施の形態のコンテンツ配信システム
が、前述した第１の実施の形態と異なる点は、第１の実
施の形態においては、番組表示サーバ５の番組表示部８
ｃが、番組ＵＲＬとユーザ識別子をクライアント・マシ
ン１０へ送るのに対し、本実施の形態では、番組視聴関
連情報を得るために必要な視聴者基礎情報を番組ＵＲＬ
とともに、クライアント・マシン１０へ送る。そして、
クライアント・マシン１０は、この番組ＵＲＬを基にコ
ンテンツ配信サーバ１にアクセスし、視聴者基礎情報を
送る。そして、コンテンツ配信サーバ１のコンテンツ配
信部４ａは、番組ＵＲＬに対応する番組のコンテンツを
クライアント・マシン１０へ配信するとともに、この番
組ＵＲＬと視聴者基礎情報を配信履歴情報に含め配信履
歴情報ＤＢ・３に保管する。そして視聴履歴解析部４ｂ
が、配信履歴情報の配信状況と視聴者基礎情報とから番
組視聴に関するデータの算出を行う。

【００３８】本実施の形態では、番組のコンテンツの配
信時に、番組視聴に関するデータの算出を行う際に必要
となる視聴者基礎情報を取得できているので、時間差な
く番組視聴に関する詳細な情報を取得することができ
る。

【００３９】なお、番組コンテンツＤＢ・２と配信履歴
情報ＤＢ・３と番組情報ＤＢ・６と視聴者情報ＤＢ・７
は、ハードディスク、光磁気ディスク等の不揮発性の記
録装置により構成されている。また、処理部４、８、１
１は、メモリおよびＣＰＵ（中央演算装置）等により構
成され、処理部４、８、１１の各機能を実現するための
プログラム（図示せず）をメモリにロードして実行する
ことによりその機能が実現されるものとする。また、コ
ンテンツ配信サーバ１、番組表示サーバ５、クライアン
ト・マシン１０には、周辺機器として入力装置、表示装
置等（いずれも図示せず）が接続されるものとする。こ
こで、入力装置とはキーボード、マウス等の入力デバイ
スのことをいう。表示装置とはＣＲＴ（Ｃａｔｈｏｄｅ
Ｒａｙ Ｔｕｂｅ）や液晶表示装置等のことをいう。

【００４０】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に
限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲の構成等も含まれる。例えば、コンテンツ配信サーバ
が複数ある場合においても本発明は有効である。また、
本発明では、コンテンツ配信サーバが複数あり、ＳＭＩ
Ｌのようなマルチメディア記述言語により、これら複数
のコンテンツ配信サーバのコンテンツを組み合わせ１つ
の番組のようにして提供する場合においてもなお、本発
明は有効である。この場合は、ユーザがログインして時
点で、マルチメディア記述言語で記述されたファイルの
中に出現する全ての番組ＵＲＬに対し、ユーザ識別子
（視聴者識別子）を付与する処理を行い、そのファイル
をユーザに返信することで実現できる。

【００４１】なお、本発明は、インターネットの他、携
帯電話網やＬＡＮやダイアルアップによるネットワーク
を利用してもよい。また、図１における処理部４、８、
１１における各機能を実現するためのプログラムをコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録
媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに
読み込ませ、実行することにより番組視聴関連情報取得
のための処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コン
ピュータシステム」とは、ＯＳや周辺機器等のハードウ
ェアを含むものとする。

【００４２】また、「コンピュータシステム」は、ＷＷ
Ｗシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境（あるいは表示環境）も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フ
ロッピー（登録商標）ディスク、光磁気ディスク、ＲＯ
Ｍ、ＣＤ−ＲＯＭ等の可搬媒体、コンピュータシステム
に内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをい
う。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」と
は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通
信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバや
クライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性
メモリ（ＲＡＭ）のように、一定時間プログラムを保持
しているものも含むものとする。

【００４３】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク（通信網）や電話回線等の通信回
線（通信線）のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル（差分プログラム）であっても良
い。

【００４４】

【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ネットワークを介して番組のコンテンツの配信
を行うネットワーク環境において、視聴者情報と配信履
歴情報とが個別に管理される場合でも、番組の視聴に関
する詳細なデータを取得することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の第１の実施の形態であるコンテンツ
配信システムの構成を示す図である。

【図２】 同実施の形態のコンテンツ配信システムの動
作シーケンス図である。

【図３】 （ａ）ユーザ登録画面の一例、（ｂ）ログイ
ン画面の一例、（ｃ）番組選択画面の一例である。

【図４】 同実施の形態の視聴者情報の一例である。

【図５】 同実施の形態の配信履歴情報（ログ）の一例
である。

【図６】 同実施の形態における番組視聴関連情報の算
出時の動作シーケンス図である。

【図７】 地域別視聴者数の表示例である。

【図８】 年代別視聴者数の表示例である。

【図９】 番組内の場面ごとの年代別視聴者数の表示例
である。

【図１０】 従来のコンテンツ配信システムの構成を示
す図である。

【符号の説明】

１…コンテンツ配信サーバ（番組視聴関連情報取得装
置） ２…番組コンテンツＤＢ（記憶手段または第２の記憶手
段の一部） ３…配信履歴情報ＤＢ（記憶手段または第２の記憶手段
の一部） ４、８、１１…処理部 ４ａ…コンテンツ配信部（配信手段） ４ｂ…視聴履歴解析部（履歴解析手段） ５…番組表示サーバ ６…番組情報ＤＢ（第１の記憶手段の一部） ７…視聴者情報ＤＢ（第１の記憶手段の一部） ８ａ…ユーザ登録部 ８ｂ…ログイン受付部 ８ｃ…番組表示部（番組表示手段） １０…クライアント・マシン １１ａ…コンテンツ再生ソフト

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 誠 東京都港区港南一丁目９番１号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 Ｆターム(参考） 5B082 HA05 HA08 5C061 BB03 BB07 5C064 BA01 BB10 BC06 BC18 BC23 BD02 BD03 BD08 BD09 BD13

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネットワークを介して番組のコンテンツ
   の配信を行うネットワーク環境において、視聴者を識別
   するための視聴者識別子と対応付けられた視聴者個人の
   属性情報を含む視聴者情報と、コンテンツ配信の際に記
   録される配信履歴情報とが、個別に管理される場合、 視聴者により選択された番組のコンテンツに対応するア
   ドレスと、該視聴者を識別するため該アドレスに付加さ
   れた前記視聴者識別子とを受信し、 前記アドレスに対応する番組のコンテンツを前記視聴者
   に向け配信するとともに、前記配信履歴情報を記録する
   際に受信した視聴者識別子を含めて保存し、 前記視聴者識別子と対応付けられた視聴者情報と前記配
   信履歴情報とを、前記視聴者識別子を用いてリンクさ
   せ、該視聴者情報と配信履歴情報とから、番組の視聴に
   関するデータを取得することを特徴とする番組視聴関連
   情報取得方法。
2. 【請求項２】 ネットワークを介して番組のコンテンツ
   の配信を行うネットワーク環境において、視聴者を識別
   するための視聴者識別子と対応付けられた視聴者個人の
   属性情報を含む視聴者情報と、コンテンツ配信の際に記
   録される配信履歴情報とが、個別に管理される場合、 視聴者により選択された番組のコンテンツに対応するア
   ドレスと、前記視聴者情報の内番組の視聴に関するデー
   タを得るための所定の属性情報からなる視聴者基礎情報
   とを受け、 前記アドレスに対応する番組のコンテンツを前記視聴者
   に向け配信するとともに、前記配信履歴情報を記録する
   際に受信した前記視聴基礎情報を含めて保存し、 前記視聴基礎情報を含む配信履歴情報から、番組の視聴
   に関するデータを取得することを特徴とする番組視聴関
   連情報取得方法。
3. 【請求項３】 ネットワークを介して番組のコンテンツ
   の配信を行うネットワーク環境において、視聴者を識別
   するための視聴者識別子と対応付けられた視聴者個人の
   属性情報を含む視聴者情報と、コンテンツ配信の際に記
   録される配信履歴情報とが、個別に管理される場合、 番組のコンテンツと配信履歴情報を記憶する記憶手段
   と、 視聴者により選択された番組のコンテンツに対応するア
   ドレスと、該視聴者を識別するため該アドレスに付加さ
   れた視聴者識別子とを受ける受信手段と、 前記アドレスに対応する番組のコンテンツを前記視聴者
   に向け配信するとともに、前記配信履歴情報を記録する
   際に受信した視聴者識別子を含めて保存する配信手段
   と、 前記視聴者識別子と対応付けられた視聴者情報と前記配
   信履歴情報とを、前記視聴者識別子を用いてリンクさ
   せ、該視聴者情報と配信履歴情報とから、番組の視聴に
   関するデータを取得する配信履歴解析手段と、を具備す
   ることを特徴とする番組視聴関連情報取得装置。
4. 【請求項４】 ネットワークを介して番組のコンテンツ
   の配信を行うネットワーク環境において、視聴者を識別
   するための視聴者識別子と対応付けられた視聴者個人の
   属性情報を含む視聴者情報と、コンテンツ配信の際に記
   録される配信履歴情報とが、個別に管理される場合、 番組のコンテンツと配信履歴情報を記憶する記憶手段
   と、 視聴者により選択された番組のコンテンツに対応するア
   ドレスと、前記視聴者情報の内番組の視聴に関するデー
   タを得るための所定の属性情報からなる視聴者基礎情報
   とを受ける受信手段と、 前記アドレスに対応する番組のコンテンツを前記視聴者
   に向け配信するとともに、前記配信履歴情報を記録する
   際に受信した視聴者基礎情報を含めて保存する配信手段
   と、 前記視聴者基礎情報を含む配信履歴情報から、番組の視
   聴に関するデータを取得する配信履歴解析手段と、を具
   備することを特徴とする番組視聴関連情報取得装置。
5. 【請求項５】 ネットワークを介して、視聴者に番組の
   選択を可能とする番組表示サーバと、番組のコンテンツ
   の配信を行う複数のコンテンツ配信サーバとからなるネ
   ットワーク環境において、 前記番組表示サーバは、 視聴者を識別するための視聴者識別子と対応付けられた
   視聴者個人の属性情報を含む視聴者情報と、視聴者に提
   示する番組に関する情報を含む番組情報を記憶する第１
   の記憶手段と、 前記番組情報を視聴者に向け送信し、視聴者側から番組
   の選択指示を受けると、選択された番組のコンテンツに
   対応するアドレスと該視聴者を識別する視聴者識別子と
   を、該視聴者に向け送信する番組表示手段と、を備え、 前記コンテンツ配信サーバは、 番組のコンテンツと番組配信の際に記録される配信履歴
   情報とを記憶する第２の記憶手段と、 視聴者側から送信された、前記視聴者識別子が付加され
   たアドレスを受信する第２の受信手段と、 受信したアドレスに対応する番組のコンテンツを前記視
   聴者に向け配信するとともに、前記配信履歴情報に前記
   視聴者識別子を含めて保存する配信手段と、 前記視聴者識別子と対応付けられた視聴者情報と前記配
   信履歴情報とを、前記視聴者識別子を用いてリンクさ
   せ、該視聴者情報と配信履歴情報とから、番組の視聴に
   関するデータを取得する履歴解析手段と、を備えること
   を特徴とする番組視聴関連情報取得システム。
6. 【請求項６】 ネットワークを介して、視聴者に番組の
   選択を可能とする番組表示サーバと、番組のコンテンツ
   の配信を行う複数のコンテンツ配信サーバとからなるネ
   ットワーク環境において、 前記番組表示サーバは、 視聴者を識別するための視聴者識別子と対応付けられた
   視聴者個人の属性情報を含む視聴者情報と、視聴者に提
   示する番組に関する情報を含む番組情報を記憶する第１
   の記憶手段と、 前記番組情報を視聴者に向け送信し、視聴者側から番組
   の選択指示を受けると、視聴者により選択された番組の
   コンテンツに対応するアドレスと、前記視聴者情報の内
   番組の視聴に関するデータを得るための所定の属性情報
   からなる視聴者基礎情報とを、前記視聴者に向け送信す
   る番組表示手段と、を備え、 前記コンテンツ配信サーバは、 番組のコンテンツと番組配信の際に記録される配信履歴
   情報とを記憶する第２の記憶手段と、 前記番組表示サーバから送信された、前記アドレスと視
   聴者基礎情報とを受信する第２の受信手段と、 受信したアドレスに対応する番組のコンテンツを前記視
   聴者に向け配信するとともに、前記配信履歴情報に前記
   視聴者基礎情報を含めて保存する配信手段と、 前記視聴者基礎情報を含む配信履歴情報から、番組の視
   聴に関するデータを取得する履歴解析手段と、を備える
   ことを特徴とする番組視聴関連情報取得システム。
7. 【請求項７】 コンピュータに、請求項１に記載の方法
   を実行させるためのプログラムであって、 視聴者により選択された番組のコンテンツに対応するア
   ドレスと、該視聴者を識別するため該アドレスに付加さ
   れた前記視聴者識別子とを受信する手順と、 前記アドレスに対応する番組のコンテンツを前記視聴者
   に向け配信するとともに、前記配信履歴情報を記録する
   際に受信した視聴者識別子を含めて保存する手順と、 前記視聴者識別子と対応付けられた視聴者情報と前記配
   信履歴情報とを、前記視聴者識別子を用いてリンクさ
   せ、該視聴者情報と配信履歴情報とから、番組の視聴に
   関するデータを取得する手順と、を含むことを特徴とす
   るプログラム。
8. 【請求項８】 コンピュータに、請求項２に記載の方法
   を実行させるためのプログラムであって、 視聴者により選択された番組のコンテンツに対応するア
   ドレスと、前記視聴者情報の内番組の視聴に関するデー
   タを得るための所定の属性情報からなる視聴者基礎情報
   とを受ける手順と、 前記アドレスに対応する番組のコンテンツを前記視聴者
   に向け配信するとともに、前記配信履歴情報を記録する
   際に受信した前記視聴基礎情報を含めて保存する手順
   と、 前記視聴基礎情報を含む配信履歴情報から、番組の視聴
   に関するデータを取得する手順と、を含むことを特徴と
   するプログラム。
9. 【請求項９】 請求項７に記載のプログラムを記録した
   コンピュータ読取可能な記録媒体。
10. 【請求項１０】 請求項８に記載のプログラムを記録し
    たコンピュータ読取可能な記録媒体。