JP2002223388A - 絞り制御装置および絞り制御方法およびテレビジョンカメラ - Google Patents

絞り制御装置および絞り制御方法およびテレビジョンカメラ

Info

Publication number
JP2002223388A
JP2002223388A JP2001356708A JP2001356708A JP2002223388A JP 2002223388 A JP2002223388 A JP 2002223388A JP 2001356708 A JP2001356708 A JP 2001356708A JP 2001356708 A JP2001356708 A JP 2001356708A JP 2002223388 A JP2002223388 A JP 2002223388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
long
exposure video
area
exposure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001356708A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Fukushima
明 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2001356708A priority Critical patent/JP2002223388A/ja
Publication of JP2002223388A publication Critical patent/JP2002223388A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号を入力して絞りを制御するオートア
イリスレンズを使用した広ダイナミックレンジ・テレビ
ジョンカメラにおいて、より階調再現能力の増した広ダ
イナミックレンジ映像信号を得る。 【解決手段】 固体撮像素子から時分割出力される長時
間露光映像信号と短時間露光映像信号のうち長時間露光
映像信号成分を任意の領域に分割し、分割された領域の
うち輝度レベルが最小の領域を検出し、該検出された領
域を除く領域の長時間露光映像信号に信号レベルを減少
させるよう重み付けを施し、重み付けされた長時間露光
映像信号に応じてオートアイリスレンズの絞りを制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、より広ダイナミッ
クレンジ化した映像信号を得るためのテレビジョンカメ
ラに関し、特に、撮像された映像信号に応じて撮像光を
集光するためのオートアイリスレンズの絞りを制御する
テレビジョンカメラの絞り制御装置、方法およびそれを
用いたテレビジョンカメラに係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、長時間露光の撮像光が光電変換さ
れて得られた長時間露光映像信号(長露光映像信号)と
短時間露光の前記撮像光が光電変換されて得られた短時
間露光映像信号(短露光映像信号)とを時分割出力可能
な固体撮像素子を用いて、広ダイナミックレンジの映像
信号を得るテレビジョンカメラがある。このテレビジョ
ンカメラに使用する自動絞り制御付きレンズ、すなわ
ち、オートアイリスレンズとしては、DC電圧制御方
式、例えば、ガルバノメータ方式のオートアイリスレン
ズが実現されている。
【0003】以下、映像信号を入力して絞りが制御され
る方式のオートアイリスレンズを使用した場合の、従来
の広ダイナミックテレビジョンカメラの構成を示す図1
を用いて、その従来の技術を説明する。この図におい
て、被写体からの撮像光は、オートアイリスレンズ17
で集光され固体撮像素子(CCD)18へ入射される。
CCD18は、例えば、1/2000秒間に撮像光を露
光して得られた短時間露光映像信号と、その短時間露光
映像信号の場合より長い、例えば、約1/60秒間に撮
像光を露光して得られた長時間露光映像信号とを交互に
出力する。ここで、例えば、1水平走査期間内に、時間
圧縮された1水平走査分の長時間露光映像信号と、同じ
く1水平走査分の短時間露光映像信号とが出力される。
CCD18から出力された映像信号は、CDS(相関二
重サンプリング)回路19でサンプルホールドされ、そ
のサンプルホールドされた信号はAGC(自動利得制
御)回路20で所定のレベルの信号となるように自動利
得制御される。さらに、自動利得制御された映像信号は
A/D変換器21でアナログ映像信号からデジタル映像
信号に変換される。
【0004】CDS回路19でサンプルホールドされた
映像信号は、さらに、アイリス制御信号としてオートア
イリスレンズ17に入力され、オートアイリスレンズ1
7は入力されたアイリス制御信号に応じて絞り制御を行
う。
【0005】一方、A/D変換器21から出力されたデ
ジタル映像信号は、同期化回路22へ入力され、そこで
長時間露光映像信号と短時間露光映像信号とに分離さ
れ、1水平走査期間の長さの信号にそれぞれ時間伸張さ
れる。そして、それら時間伸張された長時間露光映像信
号と短時間露光映像信号とがそれぞれ同時に出力される
ようにして、同期化される。
【0006】同期化回路22で同期化された長時間露光
映像信号は合成回路31へ入力され、そこでそれら信号
が合成され、該合成されて得られた映像信号が映像信号
処理回路32へ入力される。映像信号処理回路32は、
入力された映像信号に所定の映像信号処理、例えば、ガ
ンマ補正、エンハンサ処理やホワイトバランス処理など
を施し、後段(図示せず)へ出力される。
【0007】マイクロコンピュータ(CPU)33は、
AGC回路20、映像信号処理回路32および合成回路
31の動作の制御を行い、例えば、自動利得制御処理、
ホワイトバランス処理、合成処理等の制御を行うための
ソフトウェアを内蔵する。
【0008】一方、図2に示すように構成したテレビジ
ョンカメラが本願出願人より提案されている、図2の構
成においては、同期化回路22で同期化された長時間露
光映像信号は長露光用映像信号処理回路23へ入力さ
れ、同様に短時間露光映像信号は短露光用映像信号処理
回路24へ入力される。これら長露光用映像信号処理回
路23および短露光用映像信号処理回路24は、入力さ
れた各映像信号にそれぞれ所定の映像信号処理を施し、
例えば、ガンマ補正、エンハンサ処理やホワイトバラン
ス処理などを施す。
【0009】長露光用映像信号処理回路23および短露
光用映像信号処理回路24によってそれぞれ所定の映像
信号処理を施された長時間露光映像信号と短時間露光映
像信号とは、共に、合成・階調補正処理回路25へ入力
され、そこでそれらが映像信号のダイナミックレンジを
より広くするための合成方法を用いて合成され、該合成
されて得られた映像信号が階調補正処理されて広ダイナ
ミックレンジ映像信号となる。そして、その広ダイナミ
ックレンジ映像信号が後段(図示せず)へ出力される。
【0010】マイクロコンピュータ(CPU)26は、
AGC回路20、長露光用映像信号処理回路23、短露
光用映像信号処理回路24および合成・階調補正処理回
路25の動作の制御を行い、例えば、自動利得制御処
理、ホワイトバランス処理、合成処理等の制御を行うた
めのソフトウェアを内蔵する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、長時間露光映
像信号と短時間露光映像信号とを時分割出力できる固体
撮像素子を用いた、広ダイナミックレンジの映像信号を
得るテレビジョンカメラのオートアイリスレンズの絞り
制御としては、撮像する被写体の内の低輝度領域に合わ
せた絞り制御とすることが考えられる。例えば、図4に
例示するように、網点を施した領域で示す低輝度領域
(例えば、蛍光灯照明下の人物がいる暗い屋内)の被写
体と、網点のない領域で示す高輝度領域(例えば、太陽
光下のより明るい屋外)の被写体とを撮像する場合につ
いて説明する。この場合、上記の合成回路31及び合成
・階調補正処理回路25における映像信号のダイナミッ
クレンジをより広くするための合成方法としては、例え
ば、低輝度領域については長時間露光映像信号を選択
し、高輝度領域については短時間露光映像信号を選択
し、これら選択された映像信号を合成する。
【0012】ところで、テレビジョンカメラのオートア
イリスレンズの絞り値が、屋内の被写体だけに合うよう
に制御されるのであれば、CCD18から出力される映
像信号の内、屋内に露光条件のあった長時間露光映像信
号が得られると同時に、短露光映像信号のための露光時
間を制御することで、ほぼ屋外に露光条件のあった短時
間露光映像信号が出力される。そして、これら信号を合
成すると、屋内と屋外の被写体に対して同様に良好に階
調が再現された広ダイナミックレンジ映像信号が得られ
ることになる。
【0013】しかしながら、上記の図1、図2の構成の
場合、オートアイリスレンズ17の絞り制御を行うアイ
リス制御信号は、長時間露光映像信号と短時間露光映像
信号とが混在した信号に基づき作成されている。このよ
うな混在した信号に基づき作成されたアイリス制御信号
によっては、屋内の被写体だけに合うように絞りを制御
することが不可能となる。そのため、オートアイリスレ
ンズ内部でこのようなアイリス制御信号を平均検波処理
する場合に、図4に示すような被写体を撮像すると、絞
り値は屋外(高輝度領域)の被写体にも、より合うよう
にされた値になる。
【0014】このとき、合成後の出力映像信号として
は、屋外(高輝度領域)の被写体については、より階調
再現が増したものとなるが、屋内(低輝度領域)の被写
体については黒つぶれを起こした映像信号が得られてし
まう恐れがあり、そのため、もし黒つぶれを起こした映
像信号となってしまった場合には、適正な広ダイナミッ
クレンジ映像信号が得られないという欠点がある。
【0015】本発明の目的は、この欠点を除去しうる、
テレビジョンカメラの絞り制御装置、方法及びそれを用
いたテレビジョンカメラを提供することである。本発明
の別の目的は、入力された映像信号を平均検波処理した
信号に基づいてアイリス制御を行うオートアイリスレン
ズを用い、上述のような屋内(低輝度領域)の被写体と
屋外(高輝度領域)の被写体とが混在して撮像されるよ
うな撮像時においても、そのオートアイリスレンズの絞
り制御が低輝度領域により合うような制御が施こされ、
それにより屋内と屋外の被写体がともに良好に階調再現
されることが可能な広ダイナミックレンジ映像信号を得
ることができるテレビジョンカメラの絞り制御装置、方
法及びそれを用いたテレビジョンカメラを提供すること
である。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、テレビジョンカメラの絞り制御装置に
おいて、被写体を長時間露光する撮像光から得た長露光
映像信号と前記被写体を短時間露光する撮像光から得た
短露光映像信号とを時分割出力する固体撮像素子と、前
記長露光映像信号の撮像画面を所定の複数領域に分割す
る分割部と、前記長露光映像信号の輝度レベルがそれぞ
れ異なった第1の領域と第2の領域とを検出する検出部
と、前記第1の領域と第2の領域の長露光映像信号に対
してそれぞれ異なった重み付けを施す重み付け部と、前
記固体撮像素子へ供給される撮像光が通過するレンズの
絞りを、前記重み付けされた長露光映像信号に応じて制
御する制御部とを有するものである。
【0017】本発明は、前記第1領域が長露光映像信号
の平均輝度レベルが最小となる領域であるとしてもよ
く、また、前記重み付け部が、前記第2領域の長露光映
像信号の映像信号レベルを減少させる重み付けを施すと
してもよい。また、前記重み付け部が、前記第2領域の
長露光映像信号よりも前記第1領域の長露光映像信号の
レベルの減少率のほうが大きくなるよう所定の重み付け
を施すものでもよく、前記制御部が、前記重み付けされ
た長露光映像信号を、前記固体撮像素子からの映像信号
に同期するように前記レンズへ供給するとしてもよい。
【0018】また、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、テレビジョンカメラにおいて、絞りを備えるレン
ズ部と、前記レンズを通して被写体からの撮像光が与え
られて、前記被写体を長時間露光する撮像光から得た長
露光映像信号と前記被写体を短時間露光する撮像光から
得た長露光映像信号とを時分割出力する固体撮像素子
と、前記長露光映像信号の撮像画面を所定の複数領域に
分割する分割部と、前記長露光映像信号の輝度レベルが
それぞれ異なった第1の領域と第2の領域とを検出する
検出部と、前記第1の領域と第2の領域の長露光映像信
号に対してそれぞれ異なった重み付けを施す重み付け部
と、前記長露光映像信号と前記短露光映像信号とを合成
する合成部と、前記重み付けされた長露光映像信号に応
じて前記レンズの絞りを制御する制御部とを有するもの
である。
【0019】本発明は、さらに、前記重み付け部が、前
記第2領域の長露光映像信号の映像信号レベルを減少さ
せる重み付けを施すとしてもよく、また、前記合成部
が、前記第1の領域に対しては前記長露光映像信号を選
択し、前記第2の領域に対しては前記短露光映像信号を
選択し、かつ、前記長露光映像信号と前記短露光映像信
号とを合成するとしてもよい。
【0020】本発明は、さらに、上述の課題を解決する
ために、テレビジョンカメラの絞り制御方法において、
被写体を長時間露光する撮像光から得た長露光映像信号
と前記被写体を短時間露光する撮像光から得た長露光映
像信号とを時分割出力し、前記長露光映像信号の撮像画
面を所定の複数領域に分割し、前記長露光映像信号の輝
度レベルがそれぞれ異なった第1の領域と第2の領域と
を検出し、前記第1の領域と第2の領域の長露光映像信
号に対してそれぞれ異なった重み付けを施し、前記テレ
ビジョンカメラの固体撮像素子へ供給される撮像光が通
過するレンズの絞りを、前記重み付けされた長露光映像
信号に応じて制御するものである。
【0021】さらに、本発明は、前記第1領域の前記長
露光映像信号の輝度レベルが最小であるとしてもよい。
また、前記重み付けを施すステップが、前記第2領域の
長露光映像信号の映像信号レベルをより減少させるもの
であるとしてもよく、また前記重み付けを施すステップ
が、前記第2領域の長露光映像信号よりも前記第1領域
の長露光映像信号のレベルの減少率のほうが大きくなる
よう所定の重み付けを施すものであってもよい。
【0022】さらに本発明は、前記絞りを制御するステ
ップが、前記重み付けされた長露光映像信号を、前記固
体撮像素子からの映像信号に同期するように前記レンズ
へ供給するものであってもよい。
【0023】また、本発明は、上記の課題を解決するた
めに、長時間露光した撮像光を光電変換して得た長時間
露光映像信号と、短時間露光した前記撮像光を光電変換
して得た短時間露光映像信号とを時分割出力する固体撮
像素子と、前記撮像光を集光するレンズの絞りを前記映
像信号に応じて制御する制御手段とを有するテレビジョ
ンカメラにおいて、前記長時間露光映像信号を所定の複
数領域ごとに分割する手段と、前記複数領域のうち長時
間露光映像信号の輝度レベルが最小となる第1領域を検
出する手段と、前記検出された第1領域の外の領域の長
時間露光映像信号に所定の重み付けを施す手段とを有
し、前記制御手段は前記重み付けされた長時間露光映像
信号に応じて前記レンズの絞り制御を行うものである。
【0024】さらに本発明は、前記輝度レベルが、前記
分割された領域の長時間露光映像信号の平均輝度レベル
であるとしてもよい。
【0025】さらに本発明は、前記重み付けを施す手段
が、前記検出された領域の映像信号レベル増幅率よりも
前記第1領域の外の領域の増幅率が低くなるように、前
記第1領域の外の領域の長時間露光映像信号に所定の重
み付けを施すとしてもよい。
【0026】このように構成した本発明によれば、屋内
(低輝度領域)の被写体と野外(高輝度領域)の被写体
とが混在するような、輝度レベル差が異なる2つの被写
体を同時に撮像したとしても、オートアイリスレ名図の
絞り制御が低輝度領域により合うようにオートアイリス
制御可能なため、屋内、屋外ともに階調再現能力がまし
た広ダイナミックレンジ映像信号を得るテレビジョンカ
メラを実現することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図3を用いて説明する。この図において、被写体か
らの撮像光はオートアイリスレンズ1で集光され固体撮
像素子(CCD)2へ入射される。CCD2は、例え
ば、1/2000秒間に撮像光を露光して得られた短時
間露光映像信号と、その短時間露光映像信号の場合より
長い、例えば、約1/60秒間に撮像光を露光して得ら
れた長時間露光映像信号とを交互に出力する。ここで、
例えば、1水平走査期間内に、時間圧縮された1水平走
査分の長時間露光映像信号と、同じく1水平走査分の短
時間露光映像信号とが出力される。CCD2から出力さ
れた映像信号は、CDS回路3でサンプルホールドさ
れ、そのサンプルホールドされた信号はAGC回路4で
所定のレベルの信号となるように自動利得制御される。
さらに、自動利得制御された映像信号はA/D変換器5
でアナログ映像信号からデジタル映像信号に変換され
る。
【0028】A/D変換器5から出力されたデジタル映
像信号は、同期化回路6へ入力され、そこで長時間露光
映像信号と短時間露光映像信号とに分離され、1水平走
査期間の長さの信号にそれぞれ時間伸張される。そし
て、それら時間伸張された長時間露光映像信号と短時間
露光映像信号とがそれぞれ同時に出力されるようにし
て、同期化される。
【0029】同期化回路6で同期化された長時間露光映
像信号は長露光用映像信号処理回路7へ入力され、一
方、同じく同期化回路6で同期化された短時間露光映像
信号は短露光用映像信号処理回路8へ入力される。これ
ら長露光用映像信号処理回路7および短露光用映像信号
処理回路8は、入力された各映像信号にそれぞれ所定の
映像信号処理を施し、例えば、ガンマ補正、エンハンサ
処理やホワイトバランス処理などを施す。
【0030】長露光用映像信号処理回路7および短露光
用映像信号処理回路8によってそれぞれ所定の映像信号
処理を施された長時間露光映像信号と短時間露光映像信
号とは、共に、合成・階調補正処理回路9へ入力され、
そこでそれらが合成され、該合成されて得られた映像信
号が階調補正処理されて広ダイナミックレンジ映像信号
となる。合成・階調補正処理回路9においては、撮像す
る被写体の内の低輝度領域については長時間露光映像信
号を選択し、高輝度領域については短時間露光映像信号
を選択して、これら選択された長時間、短時間露光映像
信号を合成する。このような映像信号の合成方法として
は、例えば、本願出願人による特願平11−15979
1号公報に開示されている方法を用いて良い。そして、
このように合成された広ダイナミックレンジ映像信号が
後段(図示せず)へ出力される。
【0031】マイクロコンピュータ(CPU)10はA
GC回路4、長露光用映像信号処理回路7、短露光用映
像信号処理回路8および合成・階調補正処理回路9の動
作の制御を施すものであり、例えば自動利得制御処理、
ホワイトバランス処理、合成処理等の制御を行うための
ソフトウェアを内蔵し、そのソフトウェアによる処理に
応じて上記制御を行うための制御信号を出力する。
【0032】CCD2から出力された映像信号は、上述
のようにCDS回路3に入力する一方、さらに、オート
アイリスレンズ1の絞りを制御するアイリス制御信号を
生成するためのCDS回路11に入力される。CDS回
路11に入力された映像信号は、そこでサンプルホール
ドされ、A/D変換器12でアナログ映像信号からデジ
タル映像信号に変換される。
【0033】ここで、このテレビジョンカメラにおいて
は、所定の輝度レベル以下の暗い被写体を撮像したとき
に、長露光映像信号処理回路7からの長露光映像信号が
所定のレベルより低いことをCPU10が検知すると、
CPU10は、CDS回路11に入力されサンプルホー
ルドされた映像信号については自動利得制御による信号
増幅は実施していない。その結果、オートアイリスレン
ズ1の絞りを開放に保つようにできる。そうすること
で、所定の輝度レベル以下の暗い被写体を撮像したとき
に、自動利得制御による信号増幅を行った場合に発生す
る恐れのある、オートアイリスレンズ1の絞り制御とそ
の自動利得制御とによるハウンチング動作が、上述の自
動利得制御を行わないことで、発生しないようにてき
る。
【0034】そして、A/D変換器12からのデジタル
映像信号は、同期化回路13へ入力され、そこで長時間
露光映像信号が分離され、1水平走査期間の長さの信号
に時間伸張され、さらに、その時間伸張された長時間露
光映像信号が出力される。なお、この同期化回路13か
ら出力される長時間露光映像信号は、上述の同期化回路
6から出力される映像信号と同期化されて出力されると
してもよい。
【0035】同期化回路13から出力された長時間露光
映像信号は、重み付け回路14へ入力される。重み付け
回路14では、その動作の詳細は後述するが、入力され
た長時間露光映像信号の、撮像する被写体の高輝度領域
に対応する部分と被写体の低輝度領域に対応する部分と
で異なる重み付けを行うことで、その長時間露光映像信
号の信号レベルを補正する。重み付け回路14でこのよ
うに信号レベルが補正された長時間露光映像信号は、D
/A変換器15でデジタル映像信号からアナログ映像信
号に変換され、オートアイリスレンズ1を制御するアイ
リス制御信号として出力され、そのアイリス制御信号に
よって、オートアイリスレンズ1の絞りが制御される。
なお、アイリス制御信号を短時間露光映像信号ではなく
長時間露光映像信号に基づき生成するのは、長時間露光
映像信号に基づき生成した方が被写体の高輝度領域の映
像信号レベルをより抑圧して、高輝度及び低輝度領域の
被写体についてより階調再現性が向上できるからであ
る。
【0036】ここで、重み付け回路14の動作とその動
作のCPU10による制御について詳述する。まず、上
述の同期化回路6から出力された長時間露光映像信号が
長時間露光用映像信号処理回路7へ入力されるととも
に、領域分割処理回路16へも入力される。領域分割処
理回路16では、撮像画面を複数の所定領域に分割し、
分割された各領域毎にその領域に対応する全ての映像信
号の平均輝度値データを算出する。本実施例において
は、図5に一例を示すように5つの領域に分割されて処
理されるものとする。なお、撮像画面の分割方法として
は、3つ以上の複数領域に分割すれば良く、好ましく
は、4つ以上の複数領域に分割する。
【0037】それら算出された領域毎の平均輝度値デー
タは、CPU10に入力される。図8はCPU10によ
る処理動作例を説明するフローチャートである。CPU
10では、領域分割処理回路16からの5つの領域の平
均輝度値データをとり込み(ステップ100)、5つの
領域の中で一番低い平均輝度値データを有する領域、即
ち、一番暗い平均輝度値の領域(以下、低輝度領域と称
す)を検出する(ステップ101)。CPU10は、こ
の検出結果をもとに、その検出された一番暗い領域を除
いた他の全ての領域(以下、高輝度領域と称す)の映像
信号レベルが現在のレベルより減少するよう、同期化回
路13から出力された長時間露光映像信号に重み付けを
行うためのパラメータまたは重み付け信号Wを設定し、
重み付け回路14へ出力する(ステップ102)。
【0038】ここで、高輝度領域に対応する長時間露光
映像信号への重み付けは、高輝度領域の映像信号の平均
輝度値が、低輝度領域の映像信号の平均輝度値とほぼ同
じ値(第1所望値)になるように設定して良い。また
は、低輝度領域にある被写体が黒つぶれを起こさない程
度であれば、高輝度領域の映像信号の平均輝度値が低輝
度領域の映像信号の平均輝度値より多少大きい値(第2
所望値)となるような重み付けを設定するようにしても
よい。
【0039】または、低輝度領域の映像信号レベルの減
少率よりも高輝度領域の映像信号レベルの減少率の方が
大きくなるように、低輝度領域と高輝度の長時間露光映
像信号に対して所定の重み付けを施す様にしても良い。
【0040】このような重み付けの設定(即ち、パラメ
ータまたは重み付け信号Wの設定値)は、高輝度領域の
映像信号の平均輝度値が上記の第1又は第2の所望値に
なるよう徐々にフィードバック制御するようにして良
い。または、CPU10内のメモリ(例えば、RAM)
にテーブルを設け、該テーブルに、高輝度領域の映像信
号の平均輝度値と、低輝度領域の映像信号の平均輝度値
とに応じた上記の第1又は第2の所望値に対応するパラ
メータまたは重み付け信号Wのレベルを予め書き込んで
おき、高輝度領域の映像信号の平均輝度値と、低輝度領
域の映像信号の平均輝度値とに応じてパラメータまたは
重み付け信号のレベルを読出して出力するようにしても
良い。上記ステップ101乃至ステップ103は映像信
号の各フレーム毎に行なってもよく、または複数フレー
ム毎に行うようにしても良い。
【0041】そのように重み付けを施すようにするため
のパラメータまたは重み付け信号WがCPU10から重
み付け回路14へ出力される。重み付け回路14では、
そのパラメータまたは重み付け信号Wを入力し、その入
力したパラメータまたは重み付け信号Wに応じて、同期
化回路13から入力された長時間露光映像信号の、撮像
する被写体の高揮度領域に対応する部分と被写体の低輝
度領域に対応する部分とで異なる重み付けを行ない、高
輝度領域の映像信号レベルが現在のレベルより減少する
ように補正されたアイリス制御信号が得られる。
【0042】以下、その映像信号信号レベルの補正の方
法について図4、図5、図6、図7を用いて説明する。
ここでは、CPU10から重み付け信号Wが出力される
場合について説明し、重み付け信号Wの具体例を説明す
る。
【0043】図4の例では、高輝度領域が図5の領域3
に対応し、低輝度領域が図5の他の頒域1,2,4,5
に対応する。従って、長時間露光映像信号の、領域3に
対応する部分と領域1,2,4,5に対応する部分とで
異なる重み付けを行い、具体的には領域3の映像信号レ
ベルが現在のレベルより減少するように重み付けを行
う。従って、図5において、垂直走査領域Va1では頒
域2,3を含んでおり、該領域Va1の水平走査線L1
に対応する重み付け信号W1は、図6の(A)に示すよ
うに、領域2に対応する部分と領域3に対応する部分と
で異なるレベル、例えば、領域2に対応する部分はロー
レベル、領域3に対応する部分はハイレベルとなるよう
にする。同様に、垂直走査領域Va2では領域1,2,
3を含んでおり、該領域Va2における水平走査線L2
に対応する重み付け信号W2は、図6の(B)に示すよ
うに、領域2と領域1に対応する部分はローレベル、領
域3に対応する部分はハイレベルとなるようにする。一
方、垂直走査領域Va3及びVa4ではいずれも領域3
を含んでおらず、それぞれ領域1,4,5及び領域4,
5のみで構成されている。従って、垂直走査領域Va3
及びVa4における水平走査線L3,L4に対応する重
み付け信号W3,W4は、それぞれ、図6の(C)に示
すように、全てローレベルとなるようにする。
【0044】これら、重み付け信号は、同期化回路13
から出力された長時間露光映像信号に同期して出力され
る。
【0045】図7は、各垂直走査領域Va1乃至Va4
における、重み付け信号W1乃至W4の信号レベルとア
イリス制御信号の信号レベルとの対応関係を示す図であ
る。
【0046】図7の(A)と(B)は、それぞれ、垂直
走査領域Va1における重み付け信号W1と該信号W1
に従って重み付けされたアイリス制御信号I1の波形を
示す。図7の(B)において、実線100で表された重
み付け前のアイリス制御信号(同期化回路13から出力
された長時間露光映像信号)の波形としては、信号レベ
ルの平均輝度値が一番暗い領域(低輝度領域)A(図5
の領域2に対応)と、その領域以外の領域(高輝度領
域)B(図5の領域3に対応)とからなる。上記したよ
うに、この例では、領域Aは屋内の被写体を撮影した低
輝度領域に相当し、領域Bは屋外の被写体を撮影した高
輝度領域に相当する。
【0047】ここで、上述のような重み付け信号W1の
レベルに対応して、アイリス制御信号のレベルが制御さ
れる。具体的には、重み付け信号W1がローレベルの間
(図5の領域2に対応)はそれに対応して領域Aのアイ
リス制御信号のレベルは変更されないが、重み付け信号
W1がハイレベルの間(図5の領域3に対応)はそれに
対応して領域Bのアイリス制御信号のレベルが現在のレ
ベルより減少され、点線101で示すような波形にな
る。
【0048】重み付け処理が施されることにより得られ
た、点線101で表された重み付け後のアイリス制御信
号波形は、上述の実線100の領域Bの信号レベルに比
べ、点線101の領域B'の信号レベルの平均輝度値が
より小さくなるようにされる。こうして得られたアイリ
ス制御信号I1は、CCD2から出力される、例えば、
次のフレーム(複数フレーム後のフレームとしても良
い)の映像信号に同期してレンズ1を制御するようなタ
イミングでD/A変換器15から出力されてレンズ1に
与えられる。
【0049】図7の(C)と(D)は、それぞれ、垂直
走査領域Va2における重み付け信号W2と該信号W2
に従って重み付けされたアイリス制御信号I2の波形を
示す。重み付け信号W2がローレベルの間(図5の領域
2、領域1に対応)はそれに対応して領域Cのアイリス
制御信号I2のレベルは変更されないが、重み付け信号
W2がハイレベルの間(図5の領域3に対応)はそれに
対応して領域Dのアイリス制御信号I2のレベルが現在
のレベルより減少され、点線103で示すような波形に
なる。なお、実線102は重み付け前のアイリス制御信
号波形を示す。
【0050】図7の(E)と(F)は、それぞれ、重直
走査領域Va3における重み付け信号W3と該信号W3
に従って重み付けされたアイリス制御信号I3の波形を
示す。重み付け信号W3は全体にローレベルのままであ
り(図5の領域4、領域1、領域5に対応)それに対応
して全領域Eのアイリス制御信号I3のレベルは変更さ
れない。従って、重み付け前及び後のアイリス制御信号
I3のレベルは実線104、点線105で示すような同
一波形になる。同様に、図7の(E)と(F)は、それ
ぞれ、重直走査頒域Va4における重み付け信号W4と
該信号W4に従って重み付けされたアイリス制御信号I
4の波形を示す。重み付け信号W4は信号W3と同様に
全体にローレベルのままであり(図5の領域4、領域5
に対応)それに対応して全領域Eのアイリス制御信号I
4のレベルは変更されない。従って、重み付け前及び後
のアイリス制御信号I4のレベルは実線104、点線1
05で示すような同一波形になる。
【0051】なお、アイリス制御信号は、CCD2から
出力される、複数フレーム後のフレームの映像信号に同
期してレンズ1を制御するようなタイミングでD/A変
換器15から出力されるようにしても良く、この場合は
アイリス制御の応答性を遅くできる。
【0052】このように重み付けをすることで、重み付
けされた点線101のアイリス制御信号によっては、オ
ートアイリスレンズ1の絞り制御について、低輝度領域
の被写体からの撮像光により適した絞り制御を行うこと
が可能となる。
【0053】なお、上述の説明では、重み付け信号W
(W1〜W4)は、ハイレベルとローレベルの2値の信
号として説明したが、この重み付け信号Wの値は各領域
の平均輝度値に応じた値としてよく、その場合は、2値
より多い多値の信号としてよい。そして、平均輝度値が
最小となる領域を除いた領域のアイリス制御信号が、そ
れぞれ対応する重み付け信号の値に応じた重み付けが施
される。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
屋内(低輝度領域)の被写体と屋外(高輝度領域)の被
写体とが混在するような、輝度レベル差が異なる2つの
被写体を同時に撮像したとしても、オートアイリスレン
ズの絞り制御が低輝度領域により合うようにオートアイ
リス制御可能なため、屋内、屋外ともに階調再現能力が
増した広ダイナミックレンジ映像信号を得るテレビジョ
ンカメラを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の技術によるテレビジョンカメラの構成
例を示すブロック図。
【図2】 本発明の関連技術によるテレビジョンカメラ
の構成を示すブロック図。
【図3】 本発明の一実施例によるテレビジョンカメラ
の構成を示すブロック図。
【図4】 テレビジョンカメラで撮像される被写体の一
例を示す図。
【図5】 本発明に係わる、撮像画面を複数の領域に分
割した例を示す図。
【図6】 図5の撮像画面の領域に対応した重み付け信
号波形の例を示す図。
【図7】 図5の撮像画面の領域に対応した重み付け信
号とアイリス制御信号の例を示す図。
【図8】 本発明の一実施例におけるテレビジョンカメ
ラ内のCPUの制御動作例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1:オートアイリスレンズ、 2:固体撮像素子(CC
D)、 3,11:CDS(相関二重サンプリング)回
路、 4:AGC(自動利得制御)回路、 5,12:
A/D変換器、 6,13:同期化回路、 7:長露光
用映像信号処理回路、 8:短露光用映像信号処理回
路、 9:合成・階調補正処理回路、 10:マイクロ
コンピュータ(CPU)、 14:重み付け回路、 1
5:D/A変換器、 16:領域分割処理回路。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョンカメラの絞り制御装置にお
    いて、被写体を長時間露光する撮像光から得た長露光映
    像信号と前記被写体を短時間露光する撮像光から得た短
    露光映像信号とを時分割出力する固体撮像素子と、前記
    長露光映像信号の撮像画面を所定の複数領域に分割する
    分割部と、前記長露光映像信号の輝度レベルがそれぞれ
    異なった第1の領域と第2の領域とを検出する検出部
    と、前記第1の領域と第2の領域の長露光映像信号に対
    してそれぞれ異なった重み付けを施す重み付け部と、前
    記固体撮像素子へ供給される撮像光が通過するレンズの
    絞りを、前記重み付けされた長露光映像信号に応じて制
    御する制御部とを有することを特徴とする絞り制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の絞り制御装置におい
    て、前記第1領域は長露光映像信号の平均輝度レベルが
    最小となる領域であることを特徴とする絞り制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の絞り制御装置におい
    て、前記重み付け部は、前記第2領域の長露光映像信号
    の映像信号レベルを減少させる重み付けを施すことを特
    徴とする絞り制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の絞り制御装置におい
    て、前記重み付け部は、前記第2領域の長露光映像信号
    よりも前記第1領域の長露光映像信号のレベルの減少率
    のほうが大きくなるよう所定の重み付けを施すことを特
    徴とする絞り制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の絞り制御装置におい
    て、前記制御部は、前記重み付けされた長露光映像信号
    を、前記固体撮像素子からの映像信号に同期するように
    前記レンズへ供給することを特徴とする絞り制御装置。
  6. 【請求項6】 テレビジョンカメラにおいて、絞りを備
    えるレンズ部と、前記レンズを通して被写体からの撮像
    光が与えられて、前記被写体を長時間露光する撮像光か
    ら得た長露光映像信号と前記被写体を短時間露光する撮
    像光から得た長露光映像信号とを時分割出力する固体撮
    像素子と、前記長露光映像信号の撮像画面を所定の複数
    領域に分割する分割部と、前記長露光映像信号の輝度レ
    ベルがそれぞれ異なった第1の領域と第2の領域とを検
    出する検出部と、前記第1の領域と第2の領域の長露光
    映像信号に対してそれぞれ異なった重み付けを施す重み
    付け部と、前記長露光映像信号と前記短露光映像信号と
    を合成する合成部と、前記重み付けされた長露光映像信
    号に応じて前記レンズの絞りを制御する制御部とを有す
    ることを特徴とするテレビジョンカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のテレビジョンカメラに
    おいて、前記重み付け部は、前記第2領域の長露光映像
    信号の映像信号レベルを減少させる重み付けを施すこと
    を特徴とするテレビジョンカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のテレビジョンカメラに
    おいて、前記合成部は、前記第1の領域に対しては前記
    長露光映像信号を選択し、前記第2の領域に対しては前
    記短露光映像信号を選択し、かつ、前記長露光映像信号
    と前記短露光映像信号とを合成することを特徴とするテ
    レビジョンカメラ。
  9. 【請求項9】 テレビジョンカメラの絞り制御方法にお
    いて、被写体を長時間露光する撮像光から得た長露光映
    像信号と前記被写体を短時間露光する撮像光から得た長
    露光映像信号とを時分割出力し、前記長露光映像信号の
    撮像画面を所定の複数領域に分割し、前記長露光映像信
    号の輝度レベルがそれぞれ異なった第1の領域と第2の
    領域とを検出し、前記第1の領域と第2の領域の長露光
    映像信号に対してそれぞれ異なった重み付けを施し、前
    記テレビジョンカメラの固体撮像素子へ供給される撮像
    光が通過するレンズの絞りを、前記重み付けされた長露
    光映像信号に応じて制御することを特徴とする絞り制御
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の絞り制御方法におい
    て、前記第1領域の前記長露光映像信号の輝度レベルが
    最小であることを特徴とする絞り制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の絞り制御方法におい
    て、前記重み付けを施すステップは、前記第2領域の長
    露光映像信号の映像信号レベルをより減少させるもので
    あることを特徴とする絞り制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の絞り制御方法におい
    て、前記重み付けを施すステップは、前記第2領域の長
    露光映像信号よりも前記第1領域の長露光映像信号のレ
    ベルの減少率のほうが大きくなるよう所定の重み付けを
    施すものであることを特徴とする絞り制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の絞り制御方法におい
    て、前記絞りを制御するステップは、前記重み付けされ
    た長露光映像信号を、前記固体撮像素子からの映像信号
    に同期するように前記レンズへ供給するものであること
    を特徴とする絞り制御方法。
JP2001356708A 2000-11-21 2001-11-21 絞り制御装置および絞り制御方法およびテレビジョンカメラ Pending JP2002223388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001356708A JP2002223388A (ja) 2000-11-21 2001-11-21 絞り制御装置および絞り制御方法およびテレビジョンカメラ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-355002 2000-11-21
JP2000355002 2000-11-21
JP2001356708A JP2002223388A (ja) 2000-11-21 2001-11-21 絞り制御装置および絞り制御方法およびテレビジョンカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002223388A true JP2002223388A (ja) 2002-08-09

Family

ID=26604403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001356708A Pending JP2002223388A (ja) 2000-11-21 2001-11-21 絞り制御装置および絞り制御方法およびテレビジョンカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002223388A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101396353B1 (ko) 2007-11-16 2014-05-19 삼성전자주식회사 디지털 촬영장치, 그 제어방법 및 제어방법을 실행시키기위한 프로그램을 저장한 기록매체
WO2019216072A1 (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101396353B1 (ko) 2007-11-16 2014-05-19 삼성전자주식회사 디지털 촬영장치, 그 제어방법 및 제어방법을 실행시키기위한 프로그램을 저장한 기록매체
WO2019216072A1 (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3801126B2 (ja) 撮像装置,撮像装置の画像出力方法,およびコンピュータプログラム
JP3642245B2 (ja) 固体撮像装置
US7486884B2 (en) Imaging device and imaging method
JPH07212645A (ja) テレビジョンカメラ
KR20030097687A (ko) 화상 처리 장치, 카메라 장치, 및 그 자동 노광 제어 방법
JP2002084449A (ja) 固体撮像素子を用いた撮像装置
US7432962B2 (en) Dynamic range broadening method for a solid-state image sensor including photosensitive cells each having a main and a subregion
US6958778B2 (en) Iris control method and apparatus for television camera for controlling iris of lens according to video signal, and television camera using the same
JP2000350220A (ja) テレビジョンカメラ
JP2002135648A (ja) 撮像装置
JP3297485B2 (ja) 撮像装置
JP4257165B2 (ja) 撮像装置及び方法
JPH11155108A (ja) 映像信号処理装置と処理方法、それを用いたビデオカメラ
JP2002223388A (ja) 絞り制御装置および絞り制御方法およびテレビジョンカメラ
JPH11155098A (ja) 信号処理装置および方法
JP2002199272A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2005109579A (ja) 固体撮像素子を用いた撮像装置
JP2000236478A (ja) 電子カメラ装置
JPH0946584A (ja) 撮像装置
JPH1023324A (ja) 撮像装置
JP2004120511A (ja) 撮像装置
JP2008092416A (ja) 撮像装置及び画像処理方法
JP2003189315A (ja) 撮像装置
JP2008306326A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP4541600B2 (ja) 撮像装置及び露出制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050418