JP2002222805A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2002222805A
JP2002222805A JP2001016908A JP2001016908A JP2002222805A JP 2002222805 A JP2002222805 A JP 2002222805A JP 2001016908 A JP2001016908 A JP 2001016908A JP 2001016908 A JP2001016908 A JP 2001016908A JP 2002222805 A JP2002222805 A JP 2002222805A
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chamber
gas supply
supply pipe
heater
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JP2001016908A
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Hiroyuki Takadera
浩之 高寺
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スループットを低下させずに配管の腐食を防
止する。 【解決手段】 原料ガスを処理室11へ供給するガス供
給配管23には液体原料を気化させる気化器30が接続
され、ガス供給配管23には供給配管用ヒータ24が敷
設され、供給配管用ヒータ24と排気配管13に敷設さ
れた排気配管用ヒータ14の外側には冷却装置25が設
備されている。気化器30には一端がクリーニングガス
供給源52に接続されたクリーニングガス供給配管53
の他端が接続されている。 【効果】 クリーニングステップでガス供給配管、排気
配管を強制冷却し、ガス供給配管、排気配管の内面がク
リーニングガスで腐食されるのを防止可能とする迄の時
間を短縮し、MOCVD装置のスループットが低下する
のを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板処理装置に関
し、特に、インシチュー(In−situ)チャンバクリーニ
ング技術に係り、例えば、MOCVD(Metal Organic
Chemical Vapor Deposition )装置に利用して有効な技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM(Dynamic Random Access Memo
rry )のキャパシタ(Capacitor )の電極部を形成する
のに、RuO2 (二酸化ルテニウム)の使用が検討され
ている。そして、生産性や膜質等の観点からDRAMの
製造方法においては、RuO2 はMOCVD装置によっ
て成膜することが要望されている。
【0003】RuO2 の成膜に使用されるMOCVD装
置は、半導体集積回路の一例であるDRAMが作り込ま
れる半導体ウエハ(以下、ウエハという。)を処理する
処理室と、この処理室に一端が接続されたガス供給配管
と、このガス供給配管の他端に接続されて液体原料を気
化させる気化器と、この気化器に液体原料を供給する液
体原料供給配管とを備えており、液体原料供給配管を介
して気化器に液体原料を供給し、この液体原料を気化器
において気化させ、気化させたガスを処理室にキャリア
ガスによって供給することにより処理室内のウエハにR
uO2 膜を形成するように構成されている。
【0004】一般に、MOCVD装置を含む減圧CVD
装置においては、被処理基板としてのウエハだけでなく
処理室内の表面にも成膜やその他の反応生成物が付着し
て堆積し、膜(以下、堆積膜という。)が形成される。
この堆積膜が剥離して処理室内に飛散すると、製品とし
てのウエハに異物として付着し歩留り低下の原因になる
ため、従来の減圧CVD装置においては処理室内に堆積
膜が形成されるのをインシチューチャンバクリーニング
法を実施することによって防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たMOCVD装置においては、RuO2 の成膜に際して
ガス供給配管の温度が170℃に配管ヒータによって昇
温されるため、インシチューチャンバクリーニングに際
して、昇温したガス供給配管がクリーニングガスによっ
て腐食されてしまうという問題点が発生する。
【0006】そこで、MOCVD装置によるRuO2
成膜方法においては、配管ヒータへの給電を停止しガス
供給配管の余熱が充分に冷めるのを待ってからクリーニ
ングガスを流す方法を実施することにより、ガス供給配
管のクリーニングガスによる腐食現象を防止すること
が、考えられる。しかし、ガス供給配管が充分に冷める
のを待っていたのでは、ダウンタイムが長期間になるた
め、MOCVD装置のスループットが低下してしまうと
いう問題点が発生する。
【0007】本発明の目的は、スループットを低下させ
ずに配管の腐食を防止することができる基板処理装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る基板処理装
置は、基板を処理する処理室と、この処理室に一端が接
続されたガス配管と、このガス配管の温度を強制的に降
下させる冷却装置とを備えていることを特徴とする。
【0009】前記した手段によれば、ガス供給配管の温
度を冷却装置によって強制的に降下させることにより、
ガス供給配管の冷却時間を短縮することができるため、
スループットを低下させずに、インシチュークリーニン
グに際してのクリーニングガスによる腐食を防止するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に即して説明する。
【0011】本実施の形態において、本発明に係る基板
処理装置はMOCVD装置として構成されており、この
MOCVD装置はDRAMの製造方法におけるキャパシ
タの静電容量部のためのRuO2 膜を成膜するのに使用
されている。
【0012】図1および図2に示されているように、M
OCVD装置10は処理室11を形成したチャンバ12
を備えており、チャンバ12は枚葉式コールドウオール
形減圧CVD装置に構成されている。チャンバ12の側
壁の上部には処理室11を排気するための排気配管13
が接続されており、排気配管13の外周には排気配管1
3を加熱する配管ヒータ14が敷設されている。チャン
バ12の底壁には支持軸15が処理室11に挿通されて
回転自在かつ昇降自在に支承されており、支持軸15は
図示しない駆動装置によって回転かつ昇降されるように
構成されている。支持軸15の処理室11における上面
には被処理基板としてのウエハ1を保持するためのサセ
プタ16が配置されている。支持軸15の上端部の内部
にはヒータ17がサセプタ16に保持されたウエハ1を
均一に加熱するように装備されている。
【0013】チャンバ12の外側にはウエハ移載装置2
0が設備されたロードロックチャンバ19が隣接して配
置されており、ロードロックチャンバ19とチャンバ1
2との間にはウエハ搬入搬出口を開閉する第一ゲートバ
ルブ18が介設されている。ロードロックチャンバ19
の第一ゲートバルブ18の反対側にはウエハ1を保持し
たカセット2を収容するカセットチャンバ22が隣接し
て配置されており、カセットチャンバ22とロードロッ
クチャンバ19との間にはウエハ搬入搬出口を開閉する
第二ゲートバルブ21が介設されている。カセットチャ
ンバ22の第二ゲートバルブ21の反対側の側壁にはカ
セット搬入搬出口を開閉するゲート22aが取り付けら
れている。
【0014】チャンバ12の天井壁には原料ガスを処理
室11へ供給するためのガス供給配管23の一端が接続
されており、ガス供給配管23の他端には液体原料を気
化させるための気化器30が接続されている。ガス供給
配管23の全長にはガス供給配管23を加熱する配管ヒ
ータ(以下、供給配管用ヒータという。)24が敷設さ
れており、供給配管用ヒータ24および排気配管13の
配管ヒータ(以下、排気配管用ヒータという。)14の
外側には配管ヒータを強制的に冷却するための冷却装置
25が設備されている。冷却装置25は供給配管用ヒー
タ24および排気配管用ヒータ14を被覆するカバー2
6を備えており、カバー26には循環配管27が冷却媒
体としてのクリーンエアをカバー26の内部に循環させ
ることができるように接続されている。循環配管27の
途中にはクリーンエアを強制的に循環させるためのブロ
ア28と、循環するクリーンエアを強制的に冷却するた
めの冷却器29とが介設されている。
【0015】気化器30は気化室31を形成したチャン
バ32を備えており、チャンバ32は壁体に内蔵された
カートリッジヒータ33によって加熱されるようになっ
ている。チャンバ32の下壁の中心線上にはガス導出口
34が気化室31に連通するように開設されており、ガ
ス導出口34にはガス供給配管23が接続されている。
チャンバ32の気化室31の上側には原料液体の流量を
調整する可変流量制御弁35が設置されている。可変流
量制御弁35は気化室31の上側に形成された弁通路3
6と、弁通路36と気化室31との隔壁に弁通路36と
気化室31とを連通させるように開設された弁口37
と、弁通路36の弁口37との対向位置に摺動自在に挿
入された弁体38と、弁体38を進退させる駆動装置3
9とを備えており、駆動装置39をコントローラ40に
よって制御して弁体38を進退させることにより液体の
流量を調整するように構成されている。
【0016】気化器30の弁通路36には一端が液体原
料を供給する液体原料供給源41に接続された液体原料
供給配管42の他端が接続されており、液体原料供給配
管42の途中には上流側開閉弁43、液体流量計44お
よび下流側開閉弁45が液体原料供給源41側から順に
介設されている。また、気化器30のチャンバ32の側
壁にはガス導入口46が気化室31に連通するように開
設されており、ガス導入口46には一端がキャリアガス
を供給するキャリアガス供給源47に接続されたキャリ
アガス供給配管48の他端が接続されている。キャリア
ガス供給配管48の途中には可変流量制御弁49および
開閉弁50が介設されている。
【0017】さらに、気化器30のチャンバ32の側壁
にはガス導入口51が気化室31に連通するように開設
されており、ガス導入口51には一端がクリーニングガ
スを供給するクリーニングガス供給源52に接続された
クリーニングガス供給配管53の他端が接続されてい
る。クリーニングガス供給配管の途中には開閉弁54が
介設されている。
【0018】次に、以上の構成に係るMOCVD装置1
0が使用されるDRAMのキャパシタの静電容量部のた
めのRuO2 膜形成工程を説明する。
【0019】本実施の形態において、キャパシタの静電
容量部はRuO2 膜によって形成される。したがって、
MOCVD装置10の処理室11に搬入されるウエハ1
には、キャパシタの静電容量部を形成する前の所定のパ
ターンが形成されている。そして、液体原料供給源41
にはRu〔C25542 (ビス・エチルシクロ
・ペンタ・ジエニル・ルテニウム。)が液体原料として
貯溜される。
【0020】所定のパターンが形成されたウエハ1は複
数枚がカセット2に収納されて、カセットチャンバ22
のカセット室に搬入される。カセット室のウエハ1は第
二ゲートバルブ21からロードロックチャンバ19のロ
ードロック室にウエハ移載装置20によって搬入され、
さらに、第一ゲートバルブ18から処理室11に搬入さ
れて、サセプタ16の上に移載される。
【0021】サセプタ16に受け渡されたウエハ1はヒ
ータ17によって所定の温度に加熱され、支持軸15に
よって回転される。処理室11は排気配管13に接続さ
れた真空ポンプ(図示せず)によって、所定の圧力に排
気される。
【0022】液体原料供給配管42の上流側開閉弁43
および下流側開閉弁45が開かれることにより、実線矢
印で示されているように、Ru〔C25542
(以下、液体原料という。)61が液体原料供給源41
から液体原料供給配管42を通じて気化器30の弁通路
36に供給される。気化器30の弁通路36に供給され
た液体原料61は弁口37から気化室31へ可変流量制
御弁35の弁体38の開度が規定する流量をもって噴出
する。液体原料61は弁口37から噴出する際に微粒化
して噴霧する状態になる。噴霧状態になった液体原料6
1は気化器30に内蔵されたカートリッジヒータ33に
よって加熱されることにより効果的に気化して、図1に
破線矢印で示されているように原料ガス62になる。
【0023】一方、図1に一点鎖線矢印で示されている
ように、気化室31にはキャリアガス63がキャリアガ
ス供給源47からキャリアガス供給配管48およびガス
導入口46を通じて導入される。このキャリアガス63
の流量は可変流量制御弁49によって制御され、また、
キャリアガス63は予め暖められる。例えば、キャリア
ガス63としてはN2 (窒素)ガス等の不活性ガスが使
用される。
【0024】気化室31において液体原料61が気化し
て構成された原料ガス62はガス導入口46から気化室
31へ導入されるキャリアガス63と混合し、気化室3
1のガス導出口34からガス供給配管23に導出し、供
給配管用ヒータ24によって加熱されながらガス供給配
管23を流通して処理室11に流入する。原料ガス62
とキャリアガス63との混合ガスの流量は、液体原料用
の可変流量制御弁35およびキャリアガス用の可変流量
制御弁49によって制御される。
【0025】ここで、気化室31と処理室11とを繋い
で原料ガス62とキャリアガス63との混合ガスを処理
室11に供給するガス供給配管23は供給配管用ヒータ
24によって、配管内圧力(1500Pa)に対する気
化温度(150℃)以上で、ガス供給配管23の耐熱温
度(180℃)および原料ガスの分解温度以下に加熱さ
れる。また、排気配管13も排気配管用ヒータ14によ
って同様に加熱される。例えば、ガス供給配管23およ
び排気配管13の温度は約170℃に維持される。
【0026】処理室11に流入した原料ガス62は充分
に気化しているため、RuO2 となってサセプタ16に
保持されて加熱されたウエハ1の上に熱CVD反応によ
って堆積する。この堆積により、ウエハ1の表面にはR
uO2 膜(図示せず)が形成される。
【0027】RuO2 膜の形成処理について予め設定さ
れた時間が経過すると、気化器30の可変流量制御弁3
5、液体原料供給配管42の下流側開閉弁45およびキ
ャリアガス供給配管48の開閉弁50が閉じられること
により、液体原料61およびキャリアガス63の供給が
停止される。
【0028】以上のようにしてRuO2 膜を形成された
ウエハ1はウエハ移載装置20によって処理室11から
搬出され、ロードロック室を経てカセット室のカセット
2に戻される。以降、前述した作業が繰り返されること
により、ウエハ1にRuO2 膜が形成処理されて行く。
【0029】ところで、以上の成膜処理においては、被
処理基板としてのウエハ1だけでなく処理室11内の表
面にもRuO2 やその他の反応生成物が付着して堆積し
膜(堆積膜)が形成される。この堆積膜が剥離して処理
室11内に飛散すると、ウエハ1に異物として付着し歩
留り低下の原因になる。
【0030】そのため、本実施の形態に係るMOCVD
装置10においては、インシチューチャンバクリーニン
グ法によって処理室11内に堆積膜が形成されるのを防
止することが実施される。このチャンバクリーニング法
は一回の成膜処理毎や複数回毎に定期的に実施してもよ
いし、堆積膜の膜厚に対して不定期的に実施してもよ
い。以下、インシチューチャンバクリーニング法につい
て説明する。
【0031】ウエハ1が処理室11から搬出された後
に、MOCVD装置10がクリーニングモードに切り換
えられると、図2に示されているように、液体原料供給
配管42の両開閉弁43、45、可変流量制御弁35お
よびキャリアガス供給配管48の開閉弁50が閉じられ
る。また、サセプタ16のヒータ17が400℃程度に
昇温されて維持される。
【0032】ヒータ17の温度が一定に安定すると、ク
リーニングガス供給配管53の開閉弁54が開かれ、図
2に波線矢印で示されているように、クリーニングガス
供給源52に貯留されたClF3 (三弗化塩素)がクリ
ーニングガス64として、クリーニングガス供給配管5
3、ガス導入口51、気化室31、ガス導出口34およ
びガス供給配管23を経由して処理室11に供給され
て、排気配管13から排気される。
【0033】処理室11を流通するクリーニングガス6
4はヒータ17によって加熱されて活性化するため、処
理室11の内面およびサセプタ16の表面の堆積膜をエ
ッチング反応によって除去する。すなわち、処理室11
の内面およびサセプタ16の表面はクリーニングガス6
4によってクリーニング(清浄化)される。
【0034】ここで、MOCVD装置10においては成
膜処理に際してガス供給配管23が供給配管用ヒータ2
4によって、また、排気配管13が排気配管用ヒータ1
4によって、例えば約170℃に昇温されているため、
クリーニングガス64が加熱されて活性化されることに
より、ガス供給配管23および排気配管13の内面がク
リーニングガスによって腐食されてしまう。しかし、供
給配管用ヒータ24および排気配管用ヒータ14への給
電を停止しガス供給配管23および排気配管13の余熱
が自然に冷めるのを待ってからクリーニングガス64を
流す方法を実施することによりガス供給配管23および
排気配管13の内面のクリーニングガス64による腐食
現象を防止していたのでは、ダウンタイムが長期間にな
るため、MOCVD装置10のスループットが低下して
しまう。
【0035】そこで、本実施の形態に係るMOCVD装
置10においては、クリーニングガス64が流通される
以前にガス供給配管23および排気配管13の温度を冷
却装置25によって強制的に降下させることにより、ガ
ス供給配管23および排気配管13の冷却時間を短縮さ
せてスループットを低下させずにインシチュークリーニ
ングに際してのクリーニングガス64による腐食が防止
される。
【0036】すなわち、クリーニングガス64が処理室
11に流通される以前に、図2に鎖線矢印で示されてい
るように、冷媒としてのクリーンエア65がカバー26
の内部にブロア28の運転によって流通され、クリーン
エア65がガス供給配管23および排気配管13に接触
して温度を奪うことにより、ガス供給配管23および排
気配管13の温度は約170℃から約80℃に強制的に
急降下される。ちなみに、ガス供給配管23および排気
配管13の温度を奪うことにより相対的に加熱されたク
リーンエア65は冷却器29によって冷却されて循環さ
れる。このようにして、ガス供給配管23および排気配
管13の温度が約80℃に降下されると、クリーニング
ガス64が活性化するのを抑えることができるため、ガ
ス供給配管23および排気配管13の内面はクリーニン
グガス64によって腐食されることはない。
【0037】前記実施の形態によれば、次の効果が得ら
れる。
【0038】1) クリーニングステップにおいてガス供
給配管および排気配管の温度を強制的に降下させること
により、ガス供給配管および排気配管の内面がクリーニ
ングガスによって腐食される現象が発生するのを防止可
能とするまでの時間を短縮することができるため、MO
CVD装置のスループットが低下するのを防止すること
ができる。
【0039】2) 例えば、自然冷却によって腐食防止可
能温度まで降下させるのに三時間を要した場合には、本
実施の形態によれば、冷却装置による強制冷却によって
一時間に短縮することができる。
【0040】3) インシチューチャンバクリーニング法
を確実に実施するとともに、実施期間を短縮することに
より、MOCVD装置の成膜の膜質やその他の品質およ
び信頼性を高めることができるとともに、生産性を高め
ることができる。
【0041】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもな
い。
【0042】例えば、冷却装置としては、クリーンエア
を循環させる冷却装置を使用するに限らず、クリーンエ
アを流通させる冷却装置、冷却水やその他の冷却媒体を
循環または流通させる冷却装置等を使用してもよい。
【0043】チャンバは枚葉式コールドウオール形CV
D装置に構成するに限らず、枚葉式ホットウオール形C
VD装置や枚葉式ウオーム(Warm)ウオール形CVD装
置等に構成してもよい。また、基板処理装置はMOCV
D装置に限らない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スループットを低下させずに配管の腐食を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるMOCVD装置を
示す縦断面図である。
【図2】そのインシチューチャンバクリーニング時を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1…ウエハ(基板)、10…MOCVD装置(基板処理
装置)、11…処理室、12…チャンバ、13…排気配
管、14…排気配管用ヒータ、15…支持軸、16…サ
セプタ、17…ヒータ、18…第一ゲートバルブ、19
…ロードロックチャンバ、20…ウエハ移載装置、21
…第二ゲートバルブ、22…カセットチャンバ、23…
ガス供給配管、24…供給配管用ヒータ、25…冷却装
置、26…カバー、27…循環配管、28…ブロア、2
9…冷却器、30…気化器、31…気化室、32…チャ
ンバ、33…カートリッジヒータ、34…ガス導出口、
35…可変流量制御弁、36…弁通路、37…弁口、3
8…弁体、39…駆動装置、40…コントローラ、41
…液体原料供給源、42…液体原料供給配管、43…上
流側開閉弁、44…液体流量計、45…下流側開閉弁、
46…ガス導入口、47…キャリアガス供給源、48…
キャリアガス供給配管、49…可変流量制御弁、50…
開閉弁、51…ガス導入口、52…クリーニングガス供
給源、53…クリーニングガス供給配管、54…開閉
弁、61…液体原料、62…原料ガス(気化ガス)、6
3…キャリアガス、64…クリーニングガス、65…ク
リーンエア(冷却媒体)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を処理する処理室と、この処理室に
    一端が接続されたガス配管と、このガス配管の温度を強
    制的に降下させる冷却装置とを備えていることを特徴と
    する基板処理装置。
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