JP2002222138A - コンテンツ送信方法、コンテンツ受信方法、および、コンテンツ配信システム - Google Patents

コンテンツ送信方法、コンテンツ受信方法、および、コンテンツ配信システム

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JP2002222138A
JP2002222138A JP2001354522A JP2001354522A JP2002222138A JP 2002222138 A JP2002222138 A JP 2002222138A JP 2001354522 A JP2001354522 A JP 2001354522A JP 2001354522 A JP2001354522 A JP 2001354522A JP 2002222138 A JP2002222138 A JP 2002222138A
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JP
Japan
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content distribution
electronic mail
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Withdrawn
Application number
JP2001354522A
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English (en)
Inventor
Koji Taniguchi
幸治 谷口
Wataru Fujikawa
渡 藤川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ある一定期間だけ、ある特定のカテゴリの情
報や広告を効率的に取得することができるコンテンツ配
信システムを提供する。 【解決手段】 情報受信端末103は、情報配信サーバ
101に対して、コンテンツのカテゴリ、コンテンツ配
信有効期間と、配信される電子メイルのサブジェクト文
字列を指定するコンテンツ配信要求を通知する。情報配
信サーバ101は、情報提供端末102から提供された
情報からコンテンツ配信要求に合致するコンテンツを電
子メイルに添付して、情報受信端末103へ配信する。
情報受信端末103は、配信された電子メイルのサブジ
ェクト文字列と受信日時により受信電子メイルを分類
し、配信を要求したコンテンツを含む電子メイルを確実
にユーザに提示すると共に、有効期限が切れ、情報価値
が低下した電子メイルを自動削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メイルなどを
利用したコンテンツ送信方法、コンテンツ受信方法、お
よび、コンテンツ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ、携帯端末の普
及とインターネットの利用者増大に伴い、通信ネットワ
ークを利用した情報流通システムが数多く開発されてい
る。その一環として、広告情報を記載したダイレクト電
子メイルを不特定多数のユーザに配信する広告活動が盛
んに行われている。
【0003】また、広告主から広告料を徴収することに
より、情報の取得のためにユーザが支払うべき料金の一
部、あるいは、全額を広告料で賄う情報提供サービスも
開始されている。
【0004】以下に既存の広告配信に関連したサービス
やシステムの具体例を挙げる。特開平11−13636
5号公報には、定期的に更新することが望まれるコンテ
ンツを端末が自動的に受信する情報配信システムが開示
されている。
【0005】特開平11−195035号公報には、配
信履歴情報と、ユーザが入力する配信情報に対する関連
度スコアを利用することにより、ユーザの配信ニーズの
時間的変化に動的に対応する情報配信方法が開示されて
いる。
【0006】特開平11−68987号公報には、低廉
な料金でデータ通信サービスを提供するために、サーバ
側に利用者情報を保持し、この利用者情報に基いて、送
信データに添付する広告情報を変更する情報通信システ
ムが開示されている。
【0007】特開2000−99525号公報には、時
間帯毎に周期的に変化する各利用者の生活パターンに基
づく利用者の興味ある情報を記録したユーザプロファイ
ルと、情報の鮮度と情報へのアクセス数を記録した記事
プロファイルを利用して、時間帯毎に適切な情報コンテ
ンツを配信する情報提供方法が開示されている。
【0008】特開平11−134353号公報には、広
告添付済みの情報データを送信する場合、すべての利用
者に対して同一の広告を配信するのではなく、広告に対
して関心が高いと予想される利用者に対しては情報量の
多い広告を配信し、逆に関心が薄いと予想される利用者
に対しては情報量の少ない広告を配信する個人対応広告
配信方法が開示されている。
【0009】これらの例は、ユーザ嗜好に適応して、効
果的、効率的な広告配信を行おうとするものであり、広
告主と広告配信を受けるユーザの双方が満足するシステ
ムとなっている。
【0010】また、特開平11−167533号公報に
は、電子メイルアドレスによりジャンクメイルの受け取
りを拒絶する電子メイルファイアウォール装置が開示さ
れている。この例は、ユーザ側の立場で、望んでいない
広告電子メイルを排除しようとするものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】先に挙げたシステムの
多くは、広告配信サーバ側システムに予めユーザの嗜好
(興味の対象)を登録しておき、このユーザ嗜好に合致
する情報を含んだ電子メイルを個別ユーザ毎に配信す
る。このような電子メイルはオプトインメイルと呼ば
れ、既に、オプトインメイルサービスを行っているウェ
ブサイトが数多く存在している。
【0012】しかしながら、以上の従来例のオプトイン
メイルサービスにおいては、登録された個人情報が第三
者に流出した場合、個人情報を入手した広告配信仲介業
者が、その個人情報に対応するユーザが望んでいない情
報コンテンツや広告電子メイルを送信することがあるた
め、ユーザにとって望んでいない大量の電子メイルを受
信するという課題を有している。
【0013】また、従来例のシステムは、広告配信期間
の設定方法を設けていない。そのため、ユーザは一定期
間のみ広告配信を希望する場合にも、半永久的にある商
品に関するあるいは、関しない情報や広告の電子メイル
を受信し続けなければならない。多くの場合、ユーザは
サーバへの登録情報を更新あるいは抹消をすれば、広告
配信を停止することもできるが、ユーザにとっては二度
手間になるという課題があった。
【0014】さらには、個人向けの広告配信が盛んにな
るにつれて、ユーザは自らが要求した広告電子メイルだ
けでなく、不特定多数の企業からの電子メイルを受信す
る状況になることが想定される。この場合には、多くの
受信電子メイルから明らかに不要な電子メイルを自動的
に削除し、ユーザにとって重要な電子メイルが見落とさ
れることが無いようにするシステムが必要になってきて
いる。
【0015】すなわち、現状のコンテンツ配信システム
では、ユーザが、ある一定期間だけ、ある特定のジャン
ルの情報や広告を効率的に取得する手段がないという課
題がある。
【0016】本発明は上記の課題を解決するもので、ユ
ーザが、ある一定期間だけ、ある特定のジャンルの情報
や広告を効率的に取得することが可能なコンテンツ送信
方法、コンテンツ受信方法、および、コンテンツ配信シ
ステムを提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るコンテンツ送信方法は、ユーザが指定
したコンテンツの配信を許容する期間と、コンテンツ配
信先のアドレスとを含むコンテンツ配信要求情報をコン
テンツ配信リストに登録し、コンテンツ配信の有効期間
内のコンテンツ配信要求情報をコンテンツ配信リストか
ら抽出し、そして抽出したコンテンツ配信要求情報に基
づいてコンテンツを配信するものである。
【0018】この発明によれば、コンテンツ配信サーバ
は、ユーザが指定した配信有効期間に限り、ユーザが指
定した配信要求に合致するコンテンツを含む情報を送信
するので、ユーザに対するサービスの品質が向上され、
かつ、コンテンツ提供者にとっては、送信したコンテン
ツが高い確率で読まれるという効果的なコンテンツ配信
を実行することができる。また、本発明に係るコンテン
ツ受信方法は、予めコンテンツ配信依頼先に登録したコ
ンテンツ配信を許容する期間と、コンテンツ配信依頼先
のアドレスとからなる受信待ちコンテンツ情報を受信待
ちコンテンツリストに登録し、そしてその受信待ちコン
テンツリストに登録されている所定のコンテンツ選択条
件に合致する受信データのみを抽出するものである。
【0019】この発明によれば、コンテンツ受信端末
は、ユーザが指定した配信有効期間であり、配信を依頼
した配信依頼先アドレスから送信された電子メイルのみ
を選別して抽出できる。このため、ユーザは所望するコ
ンテンツを含む電子メイルを優先的に取得できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係るコンテ
ンツ送信方法は、ユーザからのコンテンツの配信を許容
する期間を示すコンテンツ配信有効期間と、コンテンツ
配信先のアドレスを示す配信先アドレスとを含むコンテ
ンツ配信要求情報をコンテンツ配信リストに登録する配
信リスト更新ステップと、コンテンツの配信の有効期間
内の前記コンテンツ配信要求情報を前記コンテンツ配信
リストから抽出する配信情報抽出ステップと、前記コン
テンツを前記抽出したコンテンツ配信要求情報に基づい
て配信するコンテンツ送信ステップとを有するものであ
る。
【0021】これによって、コンテンツ配信サーバは、
ユーザが指定した配信有効期間に限り、ユーザが指定し
た配信先アドレスへコンテンツを送信するので、ユーザ
に対するサービスの品質が向上され、かつ、効果的なコ
ンテンツ配信を実行することができる。
【0022】本発明の第2の態様に係るコンテンツ送信
方法は、ユーザからのコンテンツの配信を許容する期間
を示すコンテンツ配信有効期間と、コンテンツ配信先の
アドレスを示す配信先アドレスと、コンテンツの属性を
示すコンテンツ属性情報とを含むコンテンツ配信要求情
報をコンテンツ配信リストに登録する配信リスト更新ス
テップと、コンテンツの配信の有効期間内の前記コンテ
ンツ配信要求情報を前記コンテンツ配信リストから抽出
する配信情報抽出ステップと、抽出した前記コンテンツ
配信要求情報の前記コンテンツ属性情報と合致するコン
テンツをコンテンツが格納されているコンテンツ管理デ
ータベースから選択するコンテンツ選択ステップと、選
択したコンテンツを前記抽出したコンテンツ配信要求情
報に基づいて配信するコンテンツ送信ステップとを有す
るものである。
【0023】これによって、コンテンツ配信サーバは、
ユーザが指定した配信有効期間に限り、指定された配信
先アドレスへ、指定されたコンテンツやコンテンツ受信
端末に関する様々な属性情報に適応したコンテンツを配
信することができる。
【0024】本発明の第3の態様に係るコンテンツ送信
方法は、ユーザからのコンテンツの配信を許容する期間
を示すコンテンツ配信有効期間と、コンテンツ配信先の
アドレスを示す配信先アドレスと、コンテンツの属性を
示すコンテンツ属性情報と、任意の文字列からなるコン
テンツ識別情報とを含むコンテンツ配信要求情報をコン
テンツ配信リストに登録する配信リスト更新ステップ
と、コンテンツの配信の有効期間内の前記コンテンツ配
信要求情報を抽出する配信情報抽出ステップと、抽出し
た前記コンテンツ配信要求情報の前記コンテンツ属性情
報と合致するコンテンツをコンテンツが格納されている
コンテンツ管理データベースから選択するコンテンツ選
択ステップと、前記コンテンツ識別情報をコンテンツに
付加した送信データを作成する送信データ生成ステップ
と、前記送信データを前記抽出したコンテンツ配信要求
情報に基づいて配信するコンテンツ送信ステップとを有
するものである。
【0025】これによって、コンテンツ配信サーバは、
ユーザが指定した配信有効期間に限り、指定された配信
先アドレスへ、指定されたコンテンツ属性情報に適応し
たコンテンツに、任意の文字列を付加して配信すること
ができる。
【0026】本発明の第4の態様は、第3の態様に係る
コンテンツ送信方法において、前記コンテンツ属性情報
が、コンテンツのカテゴリやジャンルを示すコンテンツ
種別と、コンテンツのデータフォーマットと、コンテン
ツのデータ量の制限値と、課金方式情報のうち、少なく
とも1つを含むコンテンツ送信方法である。
【0027】これによって、コンテンツ配信サーバは、
ユーザにより指定されたカテゴリ、端末のデータ表示能
力、あるいはユーザが許容できる料金などに適応したコ
ンテンツを配信することができる。
【0028】本発明の第5の態様は、第3の態様に係る
コンテンツ送信方法において、前記送信データ生成ステ
ップは、前記コンテンツが電子メイルの本文であり、か
つ前記コンテンツ識別情報がサブジェクト欄に付加され
る電子メイルを作成するコンテンツ送信方法である。
【0029】これによって、コンテンツ配信サーバは、
ユーザに指定されたコンテンツをサブジェクト欄に任意
の文字列を付加した電子メイルで送信することができ
る。
【0030】本発明の第6の態様は、第4の態様に係る
コンテンツ送信方法において、前記送信データ生成ステ
ップが、前記コンテンツ属性情報に含まれる前記課金方
式情報に応じて、コンテンツに広告コンテンツを添付す
るコンテンツ送信方法である。
【0031】これによって、コンテンツ配信サーバは、
ユーザが許容する支払金額に応じて、ユーザに配信する
情報に広告コンテンツを添付するので、コンテンツ受信
に対する料金の全額、もしくは、その一部の支払いを免
除することができる。
【0032】本発明の第7の態様は、第1乃至第3の態
様に係るコンテンツ送信方法において、前記配信情報抽
出ステップが、配信有効期間が過ぎている前記コンテン
ツ配信要求情報を前記コンテンツ配信リストから削除す
る。
【0033】これによって、コンテンツ配信サーバは、
配信有効期限が過ぎた配信データを適宜、コンテンツ配
信リストから削除していくので、ユーザが希望していな
いコンテンツを誤って配信することを未然に防止するこ
とができるコンテンツ送信方法である。
【0034】本発明の第8の態様に係るコンテンツ受信
方法は、予めコンテンツ配信依頼先に登録したコンテン
ツ配信を許容する期間を示すコンテンツ配信有効期間
と、コンテンツ配信依頼先のアドレスである配信依頼先
アドレスとからなる受信待ちコンテンツ情報を受信待ち
コンテンツリストに登録する受信待ちリスト更新ステッ
プと、前記受信待ちコンテンツリストに登録されている
所定のコンテンツ選択条件に合致する受信データのみを
抽出するコンテンツ選択ステップとを有するコンテンツ
受信方法である。
【0035】これによって、コンテンツ受信端末は、コ
ンテンツ配信要求を出したコンテンツに関する情報を受
信待ちコンテンツリストとして保持するので、受信した
情報から、ユーザが所望したコンテンツを含む情報であ
るか否かを容易に判定することができる。
【0036】本発明の第9の態様は、第8の態様に係る
コンテンツ受信方法において、前記コンテンツ配信有効
期間と、コンテンツ配信先のアドレスを示す配信先アド
レスと、コンテンツの属性を示すコンテンツ属性情報と
を含むコンテンツ配信要求情報を、コンテンツ配信依頼
先へ送信する配信要求送信ステップを更に有するコンテ
ンツ受信方法である。
【0037】これによって、コンテンツ受信端末は、受
信したいコンテンツの種別、コンデータフォーマット、
データ量の制限値といった属性情報を指定できる。
【0038】本発明の第10の態様は、第9の態様に係
るコンテンツ受信方法において、配信要求送信ステップ
が、配信コンテンツに付加する任意の文字列からなるコ
ンテンツ識別情報を更に含むコンテンツ配信要求情報を
送信し、かつ受信待ちリスト更新ステップが、前記コン
テンツ識別情報を更に含む受信待ちコンテンツ情報を受
信待ちコンテンツリストに登録するコンテンツ受信方法
である。
【0039】これによって、コンテンツ受信端末は、受
信コンテンツの識別のために任意の文字列を指定するこ
とができる。
【0040】本発明の第11の態様は、第10の態様に
係るコンテンツ受信方法において、前記受信データが、
コンテンツが電子メイルの本文であり、かつ前記コンテ
ンツ識別情報がサブジェクト欄に付加される電子メイル
であるコンテンツ受信方法である。
【0041】これによって、コンテンツ受信端末は、受
信コンテンツの識別のために指定した任意の文字列を電
子メイルのサブジェクトとして電子メイルの本文を読み
込むことなしに認識することができる。
【0042】本発明の第12の態様は、第11の態様に
係るコンテンツ受信方法において、前記コンテンツ選択
条件が、受信電子メイルの送信元が前記配信依頼先アド
レスと一致し、かつ、受信電子メイルのサブジェクト欄
に記述されている文字列が前記コンテンツ識別情報と一
致し、かつ、受信電子メイルの受信日時が前記コンテン
ツ配信有効期間の範囲内および範囲外のいずれか一方で
あるコンテンツ受信方法である。これによって、コンテ
ンツ受信端末は、受信待ちコンテンツリストを参照し
て、電子メイルの送信元のアドレス、サブジェクト欄の
文字列が一致し、かつ、電子メイルの受信日時がコンテ
ンツ配信有効期間の範囲内である電子メイルを選別する
ことができるので、ユーザが所望するコンテンツを含む
電子メイルを、ユーザに対して優先的に提示することが
できる。あるいは、受信待ちコンテンツリストを参照し
て、電子メイルの送信元のアドレス、サブジェクト欄の
文字列が一致し、かつ、電子メイルの受信日時がコンテ
ンツ配信有効期間の範囲外である電子メイルを選別する
ことができるので、ユーザが所望したコンテンツを含ん
でいるが、配信有効期間が過ぎて情報が古くなってしま
った電子メイルを自動的に削除したり、ユーザに提示す
る際の優先度を下げたりすることができる。
【0043】本発明の第13の態様は、第11の態様に
係るコンテンツ受信方法において、前記コンテンツ選択
条件が、受信電子メイルの送信元が前記配信依頼先アド
レスと一致し、かつ、受信電子メイルのサブジェクト欄
に記述されている文字列が前記コンテンツ識別情報と一
致し、かつ、受信電子メイルの送信日時が前記コンテン
ツ配信有効期間の範囲内および範囲外のいずれか一方で
あるコンテンツ受信方法である。これによって、コンテ
ンツ受信端末は、受信待ちコンテンツリストを参照し
て、電子メイルの送信元のアドレス、サブジェクト欄の
文字列が一致し、かつ、電子メイルの送信日時がコンテ
ンツ配信有効期間の範囲内である電子メイルを選別する
ことができるので、ユーザが所望するコンテンツを含む
電子メイルを、有効期間中に閲覧しなくても、後日ユー
ザが必要としていたコンテンツを破棄されることなく視
聴することが出来る。あるいは、受信待ちコンテンツリ
ストを参照して、電子メイルの送信元のアドレス、サブ
ジェクト欄の文字列が一致し、かつ、電子メイルの送信
日時がコンテンツ配信有効期間の範囲外である電子メイ
ルを選別することができるので、ユーザが所望したコン
テンツを含んでいるが、配信有効期間が過ぎて情報が古
くなってしまった電子メイルを自動的に削除したり、ユ
ーザに提示する際の優先度を下げたりすることができ
る。
【0044】本発明の第14の態様に係るプログラム
は、コンピュータに、第1及至第3の態様のいずれかに
記載のコンテンツ送信方法を実行させるためのものであ
る。
【0045】これによって、コンテンツ配信サーバは、
第1及至第3の態様のいずれかに記載の態様と同様の作
用を有する。
【0046】本発明の第15の態様に係るプログラム
は、コンピュータに、第8及至第10の態様のいずれか
に記載のコンテンツ受信方法を実行させるためのもので
ある。
【0047】これによって、コンテンツ受信端末は、第
8及至第10の態様のいずれかに記載の態様と同様の作
用を有する。
【0048】本発明の第16の態様に係るプログラム
は、コンピュータに、電子メイルの閲覧処理、電子メイ
ルの送受信処理と、第8及至第10の態様のいずれかに
記載のコンテンツ受信方法を実行させるためのものであ
る。
【0049】これによって、コンテンツ受信端末は、電
子メイルの閲覧、送受信、および第8及至第10の態様
のいずれかに記載の態様と同様の作用を有する。
【0050】本発明の第17の態様に係るコンピュータ
読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに第1及至第
3の態様のいずれかに記載のコンテンツ送信方法を実行
させるためのプログラムを記録したものである。
【0051】本発明の第18の態様に係るコンピュータ
読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、第8及至
第10の態様のいずれかに記載のコンテンツ受信方法を
実行させるためのプログラムを記録したものである。
【0052】本発明の第19の態様に係るコンピュータ
読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、電子メイ
ルの閲覧処理と、電子メイルの送受信処理と、第8及至
第10の態様のいずれかに記載のコンテンツ受信方法を
実行させるためのプログラムを記録したものである。
【0053】本発明の第20の態様に係るコンテンツ配
信サーバは、コンテンツの配信を許容する期間を示すコ
ンテンツ配信有効期間と、コンテンツ配信先のアドレス
を示す配信先アドレスとを含むコンテンツ配信要求情報
をコンテンツ配信リストに登録する配信要求登録処理部
と、前記コンテンツ配信有効期間内にある前記コンテン
ツ配信要求情報を前記コンテンツ配信リストから抽出
し、抽出したコンテンツ配信要求情報に基づいてコンテ
ンツを送信するコンテンツ配信処理部とを有するもので
ある。
【0054】これによって、コンテンツ配信サーバは、
ユーザが指定した配信有効期間に限り、ユーザが指定し
た配信先アドレスへコンテンツを送信するので、ユーザ
に対するサービスの品質が向上され、かつ、効果的なコ
ンテンツ配信を実行することができる。
【0055】本発明の第21の態様は、第20の態様に
係るコンテンツ配信サーバにおいて、任意の端末に対し
て、第8及至第10の態様のいずれかに記載のコンテン
ツ受信方法を実行させるためのプログラムを配信するプ
ログラム配信部を有する第20の態様に記載のコンテン
ツ配信サーバである。これによって、コンテンツ配信サ
ーバは、コンテンツを受信、閲覧するためのプログラム
を任意端末へ配信する手段を有しているので、不特定多
数の任意ユーザに対してコンテンツ配信サービスを提供
することができるという作用を有する。
【0056】本発明の第22の態様は、第20の態様に
係るコンテンツ配信サーバにおいて、コンテンツを提供
する任意のコンテンツ提供サーバから、コンテンツの配
信の依頼を受け付け、前記コンテンツ提供サーバからコ
ンテンツとコンテンツの属性情報を示すコンテンツ属性
情報とを収集するコンテンツ登録処理部を有するもので
ある。これによって、コンテンツ配信サーバは、コンテ
ンツ提供サーバから提供を受けたコンテンツをコンテン
ツ受信端末へ配信するので、コンテンツ配信サーバは、
コンテンツ提供サーバとコンテンツ受信端末との仲介役
として機能し、両者の要望に即した効率的なコンテンツ
配信を行うことができる。
【0057】本発明の第23の態様に係るコンテンツ受
信端末は、ユーザが指示したコンテンツ配信を許容する
期間を示すコンテンツ配信有効期間と、コンテンツ配信
先のアドレスを示す配信先アドレスとを含むコンテンツ
配信要求情報を作成する配信要求作成部と、前記コンテ
ンツ配信有効期間とコンテンツ配信依頼先のアドレスで
ある配信依頼先アドレスとからなる受信待ちコンテンツ
情報を受信待ちコンテンツリストに登録する編集部と、
コンテンツを含む受信データを受信する受信処理部と、
前記受信待ちコンテンツリストに登録されている所定の
コンテンツ選択条件に合致する受信データのみを抽出す
る解析部とを有するものである。
【0058】これによって、コンテンツ受信端末は、コ
ンテンツ配信要求を出したコンテンツに関する情報を受
信待ちコンテンツリストとして保持するので、受信した
情報から、ユーザが所望したコンテンツを含む情報であ
るか否かを容易に判定することができる。
【0059】本発明の第24の態様に係るコンテンツ配
信システムは、第20の態様に記載のコンテンツ配信サ
ーバと、第23の態様に記載のコンテンツ受信端末と、
コンテンツを提供するコンテンツ提供サーバとを有する
ものである。
【0060】これによって、コンテンツ配信サーバは、
ユーザが指定した配信有効期間に限り、ユーザが指定し
た配信要求情報に合致するコンテンツを含む情報を送信
する。そのため、ユーザに対するサービスの品質が向上
され、かつ、コンテンツ提供者にとっては、送信したコ
ンテンツが高い確率で読まれるという効果的なコンテン
ツ配信を実行することができる。
【0061】また、コンテンツ受信端末は、ユーザが指
定した配信有効期間であり、配信を依頼した配信依頼先
アドレスから送信された情報のみを選別して抽出でき
る。このため、ユーザは所望するコンテンツを含む情報
を優先的に取得できる。
【0062】本発明の実施の形態は、図面と共に以下に
説明される。
【0063】(実施の形態1)図1は、本発明の第一の
実施の形態における情報配信システムのブロック構成図
である。図1において、情報配信サーバ101は、情報
コンテンツを管理し、任意の情報受信端末へコンテンツ
を配信する。
【0064】情報提供端末102a〜102cは、情報
配信サーバ101へコンテンツを提供する。これ以後、
情報提供端末102a〜102cをまとめて、情報提供
端末102と呼ぶ。この情報提供端末102はコンテン
ツを作成し、そして作成したコンテンツを情報配信サー
バ101へ提供する。
【0065】情報受信端末103a〜103cは、情報
配信サーバ101からコンテンツを受信し、受信したコ
ンテンツを表示する。これ以後、情報受信端末103a
〜103cをまとめて、情報受信端末103とする。
【0066】ネットワーク104には、情報配信サーバ
101と、少なくとも1台以上の情報提供端末102
と、少なくとも1台以上の情報受信端末103が接続さ
れている。このネットワーク104は、情報配信サーバ
101、情報提供端末102、および、情報受信端末1
03との間で相互通信が可能である。
【0067】以上のように構成された情報配信システム
について、以下に動作概要を説明する。
【0068】情報配信サーバ101は、複数の情報提供
端末102からコンテンツを収集し、収集したコンテン
ツをジャンル(カテゴリ)毎に分類したコンテンツリス
トを作成する。そして、作成したコンテンツリストをウ
ェブページなどで公開し、任意の受信端末から参照でき
るようにする。ここで、コンテンツとは、テキスト、静
止画像、音声、動画像などの任意フォーマットで表現し
たデータであり、具体的な内容としては、株価情報、天
気予報、調査レポート、商品広告、電子マガジンなどが
ある。
【0069】情報受信端末103は、情報配信サーバ1
01が公開するウェブページを参照し、あるいは、他の
手段を用いて興味のあるコンテンツ種別や、コンテンツ
配信有効期間、コンテンツ識別情報などを記載したコン
テンツ配信要求情報を情報配信サーバ101へ通知す
る。これと同時に、情報受信端末103側においても、
コンテンツ配信要求情報を受信待ちコンテンツ情報とし
て保持しておく。
【0070】情報配信サーバ101は、情報受信端末1
03が送信してきたコンテンツ配信要求情報を受信し、
このコンテンツ配信要求情報に合致するコンテンツをそ
のコンテンツリストから選択して、情報受信端末103
へ配信する。
【0071】コンテンツ配信要求情報に含まれるコンテ
ンツ配信有効期間とは、ユーザがコンテンツの配信を受
入れ開始する日時と配信を受入れ終了する日時である。
情報配信サーバ101は、この配信有効期間をコンテン
ツ配信時にチェックし、有効期間内にある場合のみ要求
のあった情報受信端末103にコンテンツを送信する。
従って、情報受信端末103は、ユーザが希望する一定
期間のみコンテンツ配信を受けることができる。
【0072】例えば、情報受信端末103のユーザが、
今後1ヶ月以内に自動車を購入することを検討している
場合、1ヶ月間だけ自動車に関する情報(広告)の配信
を受けることが可能である。これは、情報提供者である
情報配信サーバ101や情報提供端末102にとって
も、効率的な広告活動ができるというメリットがある。
【0073】また同じくコンテンツ識別情報とは、情報
配信サーバ101から配信されてくるコンテンツを識別
するためにコンテンツに付加するメタデータである。こ
のコンテンツ識別情報は、情報受信端末103からコン
テンツ配信要求情報の一部としてあらかじめ情報配信サ
ーバ101に伝えられている情報である。例えば、情報
配信サーバ101が、情報受信端末103へ電子メイル
によりコンテンツを配信する場合には、電子メイルのサ
ブジェクト欄に情報受信端末103により指定されたコ
ンテンツ識別子(ここでは、テキストデータとする)を
記述する。従来の方法としては、電子メイル送信元アド
レスにより電子メイルを分類する方法が知られている。
しかし、コンテンツ配信の依頼先である情報配信サーバ
101と、実際にコンテンツを配信する配信元が常に一
致するとは限らない。このような場合にも、情報受信端
末103はそのサブジェクト欄の文字列により電子メイ
ルをあらかじめ決めておいた分類に分けることが出来
る。このように、電子メイルのサブジェクトにより電子
メイルを分類・選択する手段を提供することは、受信し
たコンテンツを閲覧するユーザにとって有用である。
【0074】なお、情報配信サーバ101が、コンテン
ツ配信の仲介を行うのみで、コンテンツそのものは管理
していない場合もある。この場合は、各情報提供端末1
02がコンテンツを保持しており、情報配信サーバ10
1の仲介を受けて、情報提供端末102から情報受信端
末103へコンテンツを直接配信する。なお、情報提供
端末102は情報配信サーバ101からコンテンツ配信
要求情報を通知されており、これを基にこの要求情報に
適合するコンテンツを上記と同様の機能を付加した電子
メイルを作成している。
【0075】更に、情報受信端末103からコンテンツ
配信サーバである情報配信サーバ101に対してコンテ
ンツに関する条件を指定することができるので、情報受
信端末103のデータ表示能力や、ユーザが確保できる
コンテンツ閲覧時間、ユーザが許容できる料金コストな
どに適応したコンテンツを情報配信サーバ101は配信
することができる。
【0076】以下に、本実施の形態における情報配信サ
ーバ101と情報受信端末103の構成、および、動作
の詳細を説明する。
【0077】図2は、図1における情報受信端末103
のブロック構成図である。これは、情報配信サーバ10
1に対して電子メイルによりコンテンツ配信要求情報を
通知し、電子メイルに添付されているコンテンツを受信
する第一の実施の形態である。
【0078】データ処理部202は、情報配信サーバ1
01に対してコンテンツ配信要求情報を通知し、情報配
信サーバ101から送信されてくるコンテンツを解析
し、表示し、そして蓄積を行う。そして、そのデータ処
理部202は、以下に述べるユニットから構成されてい
る。
【0079】データ蓄積部203は、コンテンツ配信要
求情報の内容や、受信したコンテンツを蓄積する不揮発
性の記憶装置であり、データ処理部202から自由にア
クセス可能である。
【0080】通信部204は、ネットワークを介して情
報配信サーバ101や情報提供端末102と相互通信を
行う。図2において、通信部204は、データ処理部2
02の外部に位置する。すなわち、通信部204は、情
報受信端末103が有するハードウェア資源としての通
信部(ネットワークインタフェース)である。ただし、
通信部204の一部の機能をデータ処理部202の内部
に組み込む構成にすることも可能である。
【0081】以下にデータ処理部202の構成要素とそ
の機能を説明する。
【0082】メタデータ取得部205は、配信可能なコ
ンテンツに関する情報が記述されているメタデータを情
報配信サーバ101のウェブページから受信すなわち取
得する。すなわち、情報配信サーバ101は、情報受信
端末103に対して、ウェブページ等により配信可能な
コンテンツに関する情報を提示している。
【0083】配信要求作成部206は、メタデータ取得
部205が取得したメタデータを基にユーザが入力した
配信希望コンテンツに関する情報であるコンテンツ配信
要求情報から配信条件である配信要求情報を作成する。
この配信要求作成部206は、ユーザがコンテンツ配信
要求情報を編集するためのグラフィカル・ユーザ・イン
タフェース(GUI)、もしくは、エディタを含むこと
も出来る。
【0084】図12に、配信要求作成部206が作成す
るコンテンツ配信要求情報の一例を示す。図12に示す
ように、コンテンツ配信要求情報は、コンテンツ種別1
201、コンテンツのテキスト、静止画、音声、動画な
どのデータフォーマット1202、データ量の制限値1
203、コンテンツ配信有効期間1205、コンテンツ
識別情報1206、課金方式情報1207などから構成
される。また、コンテンツ配信要求情報を送信する端末
と、実際にコンテンツを受信する端末が異なる場合のた
めに、コンテンツ配信要求情報の中に、コンテンツ送信
先アドレス1204を含むことも出来る。
【0085】前述のように、コンテンツ配信有効期間と
は、コンテンツ配信の配信受入れ開始日時と配信受入れ
終了日時を示すデータである。コンテンツ識別情報と
は、情報受信端末103が配信されたコンテンツを分類
するためにコンテンツに付加するメタデータである。コ
ンテンツ種別とは、コンテンツ内容のジャンル(カテゴ
リ)を示す文字列やコード(符号)であり、これは情報
配信サーバ101により提示される。コンテンツのデー
タフォーマットとは、情報受信端末103がデコード可
能でありかつ、ユーザが視聴・閲覧を希望あるいは許容
するデータフォーマットである。
【0086】データ量の制限値とは、情報受信端末10
3が受信可能なデータ量の制限値である。データフォー
マットやデータ量制限値は、情報受信端末103の性能
やユーザ嗜好によって設定する。課金方式情報とは、コ
ンテンツ受信に対する支払い許容金額を示す情報であ
る。本実施の形態では、ランクAはユーザ全額課金、ラ
ンクBはユーザ半額課金、ランクCはユーザ非課金とい
う3段階の課金ランクを設定した。情報配信サーバ10
1は、情報受信端末103が指定した課金ランクに応じ
て、情報受信端末103へ配送するコンテンツに広告デ
ータを添付する。このようにユーザの指定したコンテン
ツ属性情報には必ずしも合致しないコンテンツも、ユー
ザが許容する支払金額に応じて、ユーザに配信する電子
メイルに添付する。これにより、コンテンツ受信に対す
る料金の全額、もしくは、その一部の支払いを免除する
ことができるようになる。
【0087】なお、図12で示したコンテンツ識別情報
は、ユーザが目視で解読可能なコンテンツ種別を表す文
字列としているが、暗号方式の一つであるイデア(ID
EA)などの暗号化を施した文字列にすることも可能で
ある。あるいは、コンテンツ種別を表す文字列に、第三
者が容易に思い付かない文字列を付加した文字列をコン
テンツ識別情報とすることも出来る。これらにより、こ
のコンテンツ識別情報の信頼性が向上し、電子メイルを
読むべきか否かの判断を完全に自動化することが出来る
ようになる。その結果、スパム・メイルなどの不要な電
子メイルが、ユーザの目に触れることを防止する効果を
高めることができる。
【0088】また、コンテンツ配信要求情報は、ページ
記述言語XML、もしくは、XMLに類する拡張可能な
データ記述言語によって記述することも出来る。コンテ
ンツ配信要求情報をXMLで記述すると、情報配信サーバ
におけるコンテンツ配信要求情報の解析が容易になると
いう作用に加え、他のシステムとの相互連携、および、
データ交換が容易になるという作用もある。
【0089】電子メイル編集部207は、配信要求作成
部206が作成した配信要求情報を電子メイルのフォー
マットに変換する。電子メイルの送信先アドレスは、情
報配信サーバ101のアドレスを設定する。また、電子
メイル編集部207は、コンテンツ配信要求情報のう
ち、少なくともコンテンツ配信有効期間とコンテンツ識
別情報とをセットにした情報を受信待ちコンテンツ情報
として、データ蓄積部203の受信待ちコンテンツ情報
管理データベース213に保存する機能も有する。
【0090】電子メイル送信処理部208は、電子メイ
ル編集部207が生成した電子メイルを情報配信サーバ
101へ送信する。
【0091】電子メイル受信処理部209は、インター
ネットを通じて送信されてくる全ての電子メイルを受信
する。ただし、情報配信サーバ101から配信されてく
る電子メイルは、情報受信端末103が指定したコンテ
ンツ配信要求情報に従ったコンテンツが含まれており、
そのサブジェクト欄には、コンテンツ識別情報が付加さ
れている。
【0092】電子メイル解析部210は、データ蓄積部
203の受信待ちコンテンツ情報管理データベース21
3に保存されているコンテンツ識別情報と、電子メイル
受信処理部209が受信した電子メイルのサブジェクト
欄の文字列であるタイトルとを比較し、かつ、電子メイ
ルの受信日とデータ蓄積部203の受信待ちコンテンツ
情報管理データベース213に保存されているコンテン
ツ配信有効期間とを比較する。電子メイル解析部210
は、コンテンツ識別情報が合致し、かつ、コンテンツ配
信有効期限内に受信したコンテンツと、それ以外のコン
テンツとに分類する。そして、電子メイル解析部210
は、コンテンツ配信要求情報に合致したコンテンツを、
データ蓄積部203のコンテンツ管理データベース21
4に保存する。
【0093】表示部211は、電子メイル解析部210
においてコンテンツ配信要求情報に合致すると判断され
たコンテンツを表示する。表示部211は、コンテンツ
のデコード処理や、テキスト表示、グラフィック描画処
理を行う。また、表示部211は、データ蓄積部203
のコンテンツ管理データベース214に保存されている
コンテンツも表示できる。
【0094】制御部212は、データ処理部202を構
成するメタデータ取得部205から表示部211までと
通信部204を制御し、コンテンツ受信処理を実行す
る。
【0095】受信待ちコンテンツ情報管理データベース
213は、受信待ち状態にあるコンテンツに関する情報
を管理するためのデータベースである。
【0096】コンテンツ管理データベース214は、受
信したコンテンツを保存しているデータベースである。
【0097】電子メイル受信処理部209が受信する電
子メイルに含まれているコンテンツは、テキストデータ
のみでなく、静止画像や音声データ、動画像データを含
むことも出来る。コンテンツがテキスト以外のデータを
含む場合には、情報受信端末103は、コンテンツデー
タに対応したデコード手段を有する。
【0098】また、電子メイル本文には、コンテンツへ
のリンク情報(例:コンテンツが存在するウェブサイト
のURL)のみが記述されるとすることも出来る。この
場合は、情報受信端末103は、指定されたウェブサイ
トからコンテンツをダウンロードする手段、あるいは、
ストリームデータを読み込む手段を有する。
【0099】電子メイル送信に関わるメタデータ取得部
205から電子メイル送信処理部208までは、情報受
信端末103の必須の構成要素ではない。例えば、コモ
ン・ゲートウェイ・インターフェース(CGI)などの
サーバ側に用意されている配信要求設定手段を利用する
ことも出来る。ただし、情報配信サーバ101に登録し
たコンテンツ配信要求情報は、電子メイル受信時の電子
メイル分類のために情報受信端末103側でも保存して
おく必要がある。この場合は、データ処理部202は、
コンテンツ配信要求情報をデータ蓄積部203に保存す
る手段を有していなければならない。
【0100】情報受信端末103は、情報配信サーバ1
01に対してコンテンツ配信要求情報を出す処理と、コ
ンテンツを受信する処理を実行する。
【0101】以下にこれらの処理を図3から図5までを
用いて詳細に説明する。
【0102】図3は、情報受信端末103の処理手順を
示すフローチャートである。コンテンツ配信要求情報処
理は、ユーザからの指示に従って実行される処理であ
る。一方、コンテンツ受信処理は、電子メイルの受信を
自動監視し、情報配信サーバ101が送信してきた電子
メイルを受信したときに実行される。ただし、ユーザか
らの指示に従って、コンテンツ受信処理を実行すること
も可能である。
【0103】制御部212は、ユーザによってコンテン
ツ配信要求情報に関する操作が実行された場合には、ス
テップS302へ移行する。また同時に、制御部212
は電子メイルの受信を常時監視し、電子メイルの受信が
確認された場合にはステップS303へ移行する。ま
た、ユーザからの操作が無く、かつ、受信電子メイルも
無い場合は待機ループに入る(S301)。
【0104】コンテンツ配信要求送信処理ステップS3
02は、主に、図2のメタデータ取得部205から電子
メイル送信処理部208までにおいて実行される。コン
テンツ配信要求送信処理では、コンテンツ配信要求情報
を情報配信サーバ101に通知する。本実施の形態で
は、コンテンツ配信要求情報の通知には電子メイルを利
用するが、電子メイル以外にHTTPプロトコルによる
通知やインターネットファックスやファイル転送プロト
コル(FTP)によるファイル転送の方法も可能であ
る。ステップS302の処理の詳細については後述す
る。
【0105】コンテンツ受信処理ステップS303は、
主に、図2の電子メイル受信処理部209から表示部2
11において実行される。コンテンツ受信処理では、情
報配信サーバ101が送信してくる電子メイルを受信
し、電子メイルに含まれるコンテンツをデコードし、表
示する。ステップS303の処理の詳細については後述
する。
【0106】終了判定処理ステップS304は、図2の
制御部212により実行される。本ステップでは、情報
受信に関する処理を全て終了するか否かを判定する。通
常は、処理を継続するため、ステップS301へ戻る。
処理を終了するのは、情報受信端末103の電源を切る
場合や、情報受信プログラムを終了させる場合に相当す
る。
【0107】次にコンテンツ配信要求送信処理ステップ
S302について図4を用いて詳細に説明する。
【0108】メタデータ処理部205は、ユーザが配信
を希望するコンテンツに関するメタデータを取得する
(S401)。
【0109】次に、このコンテンツ配信要求情報は、ス
テップS401で取得したメタデータを参照し、GUI
や適当なエディタを介してユーザが設定する(S40
2)。ここで、配信要求作成部206が作成するコンテ
ンツ配信要求情報とは、情報配信サーバ101から情報
受信端末103へ配信するコンテンツに関する条件であ
り、天気予報、株価情報、最新PCのスペック比較情
報、新製品に関する広告などのコンテンツの種別や、テ
キスト、静止画像、音声、動画像などのコンテンツのデ
ータフォーマット、データサイズの制限値、ユーザが配
信を依頼する期間であるコンテンツ配信の有効期間など
を記述する。
【0110】次に、電子メイル編集部207は、ステッ
プS402で作成したコンテンツ配信要求情報を本文と
する電子メイルを作成する(S403)。電子メイルの
送信先アドレスには、情報配信サーバ101のアドレス
を指定する。電子メイルのサブジェクト欄については特
に規定しない。情報配信サーバ101から指定された文
字列を記述することも出来る。この場合、メタデータ取
得部205が取得したメタデータ中にサブジェクト欄に
記述すべき文字列が指定されている。これにより、情報
配信サーバ101における電子メイルの分類処理が容易
になる。
【0111】あるいは、ユーザが指定した電子メイル分
類用のキーワードを記述することも出来る。情報配信サ
ーバ101は、コンテンツを配信するときに、このキー
ワードをサブジェクト欄に記入する。これにより、情報
受信端末103の電子メイル解析部210は自らの使用
に会わせた分類が出来るようになる。
【0112】次に、電子メイル送信処理部208は、ス
テップS403において作成した電子メイルを情報配信
サーバ101へ送信する(S404)。
【0113】次に、電子メイル編集部207は、情報配
信サーバ101へ通知したコンテンツ配信要求情報と、
コンテンツ配信を依頼した配信依頼先アドレスとをデー
タ蓄積部203の受信待ちコンテンツ情報管理データベ
ース213へ保存する(S405)。保存したコンテン
ツ配信要求情報は、電子メイル受信時の確認処理に使用
される。また、電子メイル編集部207は、処理済みの
受信待ちコンテンツ情報や、無効になった受信待ちコン
テンツ情報の破棄も行い、受信待ちコンテンツリストの
更新も行う。ここでいう受信待ちコンテンツリストと
は、情報配信サーバ101への通知済みのコンテンツ配
信要求情報のうち、コンテンツ受信待ち状態にあるデー
タをまとめたリストである。これにより、電子メイル解
析部210はユーザが所望したコンテンツを含む電子メ
イルであるか否かを容易に判定することができる。
【0114】これにより、コンテンツ受信端末である情
報受信端末103は、コンテンツ配信要求情報を出した
コンテンツに関する情報を受信待ちコンテンツリストと
して保持するので、受信した電子メイルから、ユーザが
所望したコンテンツを含む電子メイルを抽出し、ユーザ
に対して、抽出したコンテンツを優先的に提示すること
が出来るようになった。
【0115】以上のステップS401からステップS4
05の一連のステップにより、情報受信端末103から
情報配信サーバ101へコンテンツ配信要求情報が通知
される。
【0116】次に、コンテンツ受信処理ステップS30
3について図5を用いて詳述に説明する。
【0117】電子メイル受信処理部209は、受信した
電子メイルのヘッダ部分のみを読み込む。そして、読み
込んだヘッダのサブジェクト欄の情報を電子メイル解析
部210へ渡す(S501)。すなわち、この段階で
は、電子メイルの本文はデータ処理部202に読み込ま
れていない。
【0118】図4の電子メイル送信処理手順の説明で述
べたように、情報配信サーバ101に通知したコンテン
ツ配信要求情報の内容は、受信待ちコンテンツ情報とし
てデータ蓄積部203に保存されている。この受信待ち
コンテンツ情報には、コンテンツ識別情報(コンテンツ
を含む電子メイルのサブジェクト)と、コンテンツ配信
有効期間と配信依頼先アドレスが記述されている。
【0119】電子メイル解析部210は、ステップS5
01で取得した受信電子メイルのサブジェクトと合致す
る受信待ちコンテンツ情報が存在するか否かを判定する
(S502)。合致する受信待ちコンテンツ情報が存在
する場合は、その電子メイルは、情報配信サーバ101
に配信を依頼したコンテンツを含んでいることを意味す
るので、次のステップS503に移行する。
【0120】逆に、合致する受信待ちコンテンツ情報が
存在しない場合は、その電子メイルは、配信要求情報を
出したコンテンツとは関係の無い電子メイルであるの
で、何もせずにステップS507へ移行する。
【0121】次に、電子メイル受信処理部209は、ス
テップS502で電子メイルのサブジェクトが受信待ち
コンテンツ情報と一致することが確認された電子メイル
を読み込み、電子メイル本文に添付されているコンテン
ツを電子メイル解析部210に渡す(S503)。
【0122】次に、電子メイル解析部210は、読み込
んだ電子メイルの受信日時が、データ蓄積部203の受
信待ちコンテンツ情報管理データベース213に保存さ
れている受信待ちコンテンツ情報のコンテンツ配信有効
期間に関する条件を満たすか否かを判定する(S50
4)。有効期間内の場合は、ステップS505へ、有効
期間から外れる場合はステップS506へ移行する。な
お、電子メイルの「受信日時」とは、「ユーザの電子メ
イルボックスにスプールされて、電子メイルが到着した
日時すなわち、ユーザによる電子メイル閲覧が可能にな
った日時」、もしくは、「情報受信端末103のユーザ
が、コンテンツを含む電子メイルを閲覧しようとした日
時」のいずれにも設定できる。
【0123】次に、表示部211は、受信電子メイルに
含まれていたコンテンツをデコード処理し、コンテンツ
を表示する。また、電子メイル解析部210は、必要に
応じてコンテンツをデータ蓄積部203のコンテンツ管
理データベース214に保存する(S505)。
【0124】次に、電子メイル解析部210は、ステッ
プS504において、受信待ちコンテンツ情報のコンテ
ンツ識別情報に一致するが、コンテンツ配信有効期間に
関する条件を満たさないと判定された電子メイルを破棄
する(S506)。
【0125】ここで、前述の電子メイルの「受信日時」
を「情報受信端末103のユーザが、コンテンツを含む
電子メイルを閲覧しようとした日時」とすると、有効期
間が切れ、情報としての価値が低下したコンテンツを電
子メイル解析部210が自動破棄することができる。例
えば、「本日の天気予報」や「本日のおすすめテレビ番
組」等のように情報としての有効期間が短いコンテンツ
を配信したが、数日間、ユーザがコンテンツ視聴を行わ
なかった場合には、電子メイル解析部210はユーザに
知られることなく、その有効期限切れのコンテンツを破
棄する。なお、電子メイルを破棄せずに、電子メイルの
表示順序の優先順位を下げることも出来る。
【0126】次に、制御部212は、残りの受信メイル
が存在する場合にはステップS501に戻って、ステッ
プS501からステップS506までを繰り返す。受信
メイルが無くなった時点で、コンテンツ受信処理は終了
する。
【0127】以上のステップS501からステップS5
07の一連の処理により、受信電子メイルに添付されて
いるコンテンツの表示、蓄積処理が実行される。
【0128】なお、情報受信端末103は、コンテンツ
受信、および、コンテンツ表示が可能であればパーソナ
ルコンピュータや、情報携帯端末(PDA)、携帯電話
などの任意の端末が使用できる。
【0129】また、本実施の形態では、インターネット
を用いて説明したが、ワイド・エリア・ネットワーク
(WAN)やローカルエリア・ネットワーク(LA
N)、無線ネットワーク、あるいは、それらが複合した
ネットワークなど任意のネットワークが可能である。ま
た、イントラネットでも同様に適応出来る。
【0130】なお、本実施の形態の情報配信システムで
は、情報配信サーバ101は、コンテンツのメタデータ
を含むコンテンツリストを掲載するウェブページを公開
し、情報受信端末103は、HTTPや、FTPにより
コンテンツのメタデータを取得するようになっている。
そのメタデータには、ユーザがコンテンツの概要を把握
するための情報や、コンテンツの配信を受けるために必
要な情報が記載されている。情報受信端末103が、こ
れらの情報を別の方法で取得する場合には、ステップS
401は不要なステップである。また、予め、コンテン
ツ配信要求情報に関わる各種情報を保持しておき、コン
テンツ配信要求情報を自動生成することも出来る。
【0131】また、電子メイルの選別条件に、受信待ち
コンテンツリストを参照して、電子メイルの送信元のア
ドレスが一致したものという条件を更に加えることも出
来る。これにより、ユーザが所望するコンテンツを含む
電子メイルを、ユーザに対して、より優先的に提示する
ことができるようになる。
【0132】更にまた、本実施の形態では、コンテンツ
配信要求情報に含まれるコンテンツ配信有効期間をコン
テンツの配信を受入れ開始する日時と配信を受入れ終了
する日時であるとしたが、いずれか一方の日時のみとす
ることも出来る。
【0133】また、受入れの日時ではなく、情報配信サ
ーバの送信した日時とすることもできる。この場合は、
例え電子メイルを有効期間中に閲覧しなくても、後日ユ
ーザが必要としていたコンテンツを破棄されることなく
視聴することが出来る。
【0134】更にまた、本実施の形態では、受信電子メ
イルの受信日時が前記コンテンツ配信有効期間の範囲内
であることとしたが、これをコンテンツ配信有効期間の
範囲外であることとすることも出来る。
【0135】この場合は、ユーザが所望したコンテンツ
を含んでいるが、配信有効期間が過ぎて情報が古くなっ
てしまった電子メイルを抽出することになり、これらを
自動的に削除したり、ユーザに提示する際の優先度を下
げたりすることができる。
【0136】また特に、有料のコンテンツの配信をユー
ザが希望する場合、その配信の有効期間を指定しておく
ことにより、ユーザは情報として不要になったコンテン
ツを継続して購読し続けることがなくなるという効果が
ある。
【0137】次に、情報配信サーバの構成及び機能につ
いて説明する。
【0138】図6は、図1における情報配信サーバ10
1のブロック構成図である。
【0139】第一の実施の形態の情報配信サーバ101
は、サーバワークステーションやサーバPCと大容量記
憶装置及び、ネットワークカードなどの各種周辺機器か
ら構成されるシステムである。
【0140】データ送受信処理部602は、情報コンテ
ンツの蓄積・管理、および、コンテンツ配信要求情報の
受け付け、及びコンテンツ配信処理を行う。そして、以
下に述べるユニットから構成されている。
【0141】データ蓄積部603は、コンテンツを蓄積
する不揮発性の記憶装置であり、データ送受信処理部6
02から自由にアクセス可能である。また、データ蓄積
部603は、コンテンツや各種データを保存する複数の
データベースを構築している。
【0142】通信部604は、ネットワークを介して情
報受信端末103や情報提供端末102と相互通信を行
う。図6において、通信部604は、データ送受信処理
部602の外部に位置する。すなわち、通信部604
は、情報配信サーバ101が有するハードウェア資源と
しての汎用通信部(ネットワークインタフェース)であ
る。ただし、通信部604の一部の機能をデータ送受信
処理部602の内部に組み込む構成にすることも可能で
ある。
【0143】以下にデータ送受信処理部602の構成要
素とその機能を説明する。
【0144】配信要求登録処理部605は、情報受信端
末103からのコンテンツ配信要求情報通知を受信し、
コンテンツ配信要求情報の登録処理を行う。コンテンツ
登録処理部606は、情報提供端末102から受信した
コンテンツの保存処理と、蓄積コンテンツの管理リスト
の更新を行う。
【0145】コンテンツリスト提示処理部607は、情
報受信端末103に対して、蓄積されているコンテンツ
のリストを提示する。本実施の形態では、情報配信サー
バ101は、コンテンツリスト提示処理部607を利用
して、コンテンツリストから生成したHTML文書を公
開するウェブサイトとしても機能している。ただし、フ
ァックスなどの他の手段でコンテンツに関する情報をユ
ーザに提示する場合は、このコンテンツリスト提示処理
部607は、必須ではない。
【0146】コンテンツ配信処理部608は、情報受信
端末103から受けたコンテンツ配信要求情報に従っ
て、コンテンツを配信する。コンテンツ配信処理部60
8は、必要に応じて、コンテンツを整形・加工する手段
や圧縮、暗号化、電子署名付加などを行う手段を有す
る。
【0147】制御部610は、データ送受信処理部60
2を構成する配信要求登録処理部605からコンテンツ
配信処理部608まで、および、通信部604を制御
し、データ送受信処理を実行する。
【0148】次にデータ蓄積部603の構成要素とその
機能を説明する。
【0149】配信要求情報管理データベース611は、
情報受信端末103から送信されてきたコンテンツ配信
要求情報をコンテンツ配信リストの形で保存している。
1件のコンテンツ配信要求情報は、情報受信端末のアド
レス、配信するコンテンツ種別、コンテンツのデータフ
ォーマット、データ量制限値、コンテンツ配信有効期
間、コンテンツ識別情報、課金方式情報、許容支払い金
額などの少なくとも一つから構成されている。
【0150】コンテンツ管理データベース612は、情
報提供端末102から受信したコンテンツを保存してい
る。
【0151】コンテンツリスト管理データベース613
は、コンテンツ管理データベース612に保存されてい
るコンテンツリストを管理している。
【0152】本実施の形態では、1つのコンテンツは、
少なくとも1つ以上のファイルから構成される可変長デ
ータであるので、コンテンツを管理するコンテンツ管理
データベース612と、コンテンツのリストを管理する
コンテンツリスト管理データベース613を独立したも
のとした。しかし、それらを1つのデータベースにまと
めて管理することも出来る。
【0153】コンテンツリスト管理データベース613
で管理する1件のコンテンツ情報には、コンテンツ種
別、コンテンツのデータフォーマット、コンテンツデー
タ量、コンテンツのファイル名、コンテンツ格納先の絶
対アドレスなどを含んでいる。また、情報としての価値
がある期間や、鮮度を意味するコンテンツの有効期間を
含むこともできる。
【0154】1つのコンテンツが複数のサブコンテンツ
から構成される場合には、コンテンツ情報には、複数の
サブコンテンツからコンテンツを構築するための情報も
含まれている。また、コンテンツがスケーラビリティを
有する場合、すなわち、1つのコンテンツから内容やデ
ータ量が異なるコンテンツを生成できる場合には、コン
テンツ情報はスケーラビリティに関する情報を含み、情
報配信サーバ101は、コンテンツの変換処理を行うト
ランスコーディング処理手段を有する。
【0155】情報配信サーバ101は、情報提供端末1
02から受信したコンテンツをデータ蓄積部603に保
存し、蓄積コンテンツの管理リストの更新を行う。以
降、コンテンツ登録処理という。それと同時に、情報配
信サーバ101は、情報受信端末103からコンテンツ
配信要求情報を受信し、コンテンツ配信要求情報の登録
を行う。以降、配信要求情報登録処理という。また、情
報配信サーバ101は、常時、現在時刻をチェックし、
情報受信端末103から受けたコンテンツ配信要求情報
に従って、コンテンツを配信する。以降、コンテンツ配
信処理という。これらの処理は並列処理される。
【0156】以下にコンテンツ登録処理、配信要求情報
登録処理、及びコンテンツ配信処理について、図7から
図9までを用いて詳細に説明する。
【0157】図7は、情報配信サーバ101のコンテン
ツ登録処理手順を示すフローチャートである。
【0158】制御部610は、情報提供端末102から
通信部604がコンテンツを受信したか否かを確認す
る。コンテンツを受信した場合には、次のステップに移
行し、コンテンツを受信していない場合には、待機ルー
プに入る(S701)。
【0159】コンテンツ登録処理部606は、通信部6
04が受信したコンテンツの概要を記載したメタデータ
だけを読み込む(S702)。
【0160】次にコンテンツ登録処理部606は、読み
込んだメタデータを解析し、コンテンツのデータ容量や
文字コード、画像符号化方式などのフォーマットなどが
規定条件に適合しているか否かを判定する処理を行う。
そして、コンテンツの内容が適合と判定された場合に
は、次のステップに移行する。コンテンツの内容が非適
合と判定された場合には、コンテンツ、および、そのメ
タデータを破棄して、ステップS706へ移行する(S
703)。
【0161】次にコンテンツ登録処理部606は、ステ
ップS703において適合と判定されたコンテンツをコ
ンテンツ管理データベース612に保存する(S70
4)。更にコンテンツ登録処理部606は、ステップS
704で保存したコンテンツのメタデータに従って、コ
ンテンツリスト管理データベース613を更新する(S
705)。
【0162】次に制御部610は、コンテンツが登録さ
れたか否かをコンテンツの送信元である情報提供端末1
02へ通知する(S706)。次に制御部610は、コ
ンテンツ登録処理を終了するか否かを判定する(S70
7)。通常は、終了せずにステップS701へ戻る。処
理を終了するのは、情報配信サーバ101の電源を落と
す場合や、情報送受信プログラムを終了させる場合に相
当する。
【0163】ステップS701からステップS707の
一連の処理により、情報提供端末102が送信してきた
コンテンツの登録処理が実行される。
【0164】また、情報提供端末102がコンテンツ提
供サーバであった場合にも、情報配信サーバ101は、
コンテンツ提供サーバから提供を受けたコンテンツを情
報受信端末103へ配信する。そのため、情報配信サー
バは、コンテンツ提供サーバと情報受信端末との仲介役
として機能し、両者の要望に即した効率的なコンテンツ
配信を行うことができる。
【0165】図8は、情報配信サーバ101の配信要求
情報登録処理手順を示すフローチャートである。
【0166】制御部610は、通信部604が情報受信
端末103からコンテンツ配信要求情報を受信したか否
かを確認する。コンテンツ配信要求情報を受信した場合
には、次のステップに移行し、コンテンツ配信要求情報
を受信していない場合には、待機ループに入る(S80
1)。
【0167】配信要求登録処理部605は、受信したコ
ンテンツ配信要求情報を読み込む(S802)。次に配
信要求登録処理部605は、受信したコンテンツ配信要
求情報を解析し、コンテンツ種別、コンテンツフォーマ
ット、データサイズ制限値、コンテンツ配信有効期間な
どの情報が適切であるか否かを判定する処理を行う。そ
して、コンテンツ配信要求情報が適合する場合には、次
のステップに移行し、非適合の場合は、配信要求情報を
破棄してステップS805へ移行する(S803)。
【0168】更に配信要求登録処理部605は、ステッ
プS803で適合と判定されたコンテンツ配信要求情報
を、配信要求情報管理データベース611に保存する
(S804)。次に制御部610は、配信要求情報が登
録されたか否かを配信要求情報の送信元である情報受信
端末103へ通知する(S805)。
【0169】制御部610は、配信要求情報登録処理を
終了するか否かを判定する(S806)。通常は、終了
せずにステップS801へ戻る。処理を終了するのは、
情報配信サーバ101の電源を落とす場合や、情報送受
信プログラムを終了させる場合に相当する。
【0170】ステップS801からステップS806の
一連の処理により、情報配信サーバ101におけるコン
テンツ配信要求情報の登録処理が実行される。
【0171】図9は、情報配信サーバ101のコンテン
ツ配信処理手順を示すフローチャートである。
【0172】制御部610は、コンテンツ配信を実行す
る時刻(日時)が記載されているコンテンツ配信タイム
テーブルをチェックし、現在の時刻が、コンテンツ配信
の時刻であるか否かを確認する。コンテンツ配信時刻で
ある場合には次のステップに移行し、コンテンツ配信時
刻になっていない場合には待機ループに入る(S90
1)。
【0173】コンテンツ配信処理部608は、配信要求
情報管理データベース611から、順にコンテンツ配信
要求情報を1件づつ取り出し(S902)、ステップ9
02から以下に示すステップ912までの処理を行う。
このコンテンツ配信要求情報には、情報受信端末のアド
レス、配信するコンテンツ種別、コンテンツのデータフ
ォーマット、データ量制限値、コンテンツ配信有効期
間、コンテンツ識別情報、課金方式情報などから構成さ
れている。
【0174】コンテンツ配信処理部608は、コンテン
ツ配信要求情報に記載されている配信有効期間と現在の
日時とを比較し、現在の日時がコンテンツ配信有効期間
内である場合にはステップS906に移行する。現在の
日時がコンテンツ配信有効期間外である場合には、コン
テンツ配信を行わずに、ステップS904に移行する
(S903)。
【0175】次にコンテンツ配信処理部608は、配信
有効期間と現在の日時とを比較し、現在の日時が配信有
効期間より後である場合にはステップS905へ移行
し、現在の日時が配信有効期間より前である場合にはス
テップS912へ移行する(S904)。
【0176】次にコンテンツ配信処理部608は、ステ
ップS904において、現在の日時が配信有効期間より
後であると判定された、すなわち、ユーザへのコンテン
ツ配信が不要になったコンテンツ配信要求情報を配信要
求情報管理データベース611から削除する(S90
5)。このように、配信有効期限が過ぎた配信データを
適宜、コンテンツ配信リストから削除していくので、ユ
ーザが希望していないコンテンツを誤って配信すること
を未然に防止することができる。またこのとき、情報受
信端末103へコンテンツ配信要求情報の期間延長を確
認する電子メイルを送信し、そして、期間延長の応答を
ユーザから受け取った場合、コンテンツ配信の継続処理
を行うことも出来る。
【0177】次にコンテンツ配信処理部608は、コン
テンツリスト管理データベース613を参照し、ステッ
プS902で選択したコンテンツ配信要求情報に合致す
るコンテンツを検索して、その検索結果を保持する(S
906)。この際、コンテンツ配信要求情報に合致する
コンテンツが複数個検索される場合もある。
【0178】次にコンテンツ配信処理部608は、ステ
ップS906の結果を確認し、コンテンツ配信要求情報
に合致するコンテンツが見つかった場合には、次のステ
ップに移行し、見つからなかった場合には、ステップS
912へ移行する(S907)。
【0179】次に、コンテンツ配信処理部608は、コ
ンテンツ管理データベース612を検索し、ステップS
906においてコンテンツリストから検索されたコンテ
ンツを読み込む(S908)。
【0180】次に、コンテンツ配信処理部608は、ス
テップS908で読み込んだコンテンツを添付した電子
メイル文書を作成する(S909)。この電子メイル作
成にあたっては、コンテンツ配信要求情報のコンテンツ
データフォーマットやデータ量の制限値に従って作成さ
れる。例えば、テキストデータのみ閲覧可能と指定され
ている場合は、コンテンツ配信処理部はコンテンツから
テキストデータのみ抜き出したものを電子メイルに添付
する。また、音声データのみ受付可能と指定された場合
には、コンテンツから音声データのみ抜き出すか、ある
いは音声合成機能によりテキストデータ部を音声データ
に変換したものを添付するようにすることも可能であ
る。また、データ量制限値が小さく指定された場合に
は、テキストデータのみ抽出したものに、コンテンツの
一部としてあらかじめ用意されている要約されたテキス
トデータを添付する。また、静止画などのデータについ
ては、解像度変換を行って画像データを少なくしたもの
を添付する。電子メイルの送信先は、そのコンテンツに
対応するコンテンツ配信要求情報に記載されている情報
受信端末のアドレスとする。
【0181】また、電子メイルのサブジェクト欄には、
そのコンテンツに対応するコンテンツ配信要求情報に記
載されているコンテンツ識別情報及びコンテンツ属性情
報の一つであるコンテンツ種別のうち少なくともいずれ
か一方を記述する(S909)。これにより情報受信端
末は、ユーザの指定した文字列やコンテンツ配信元が指
定しているコンテンツ種別で、受信したコンテンツを分
類できるようになる。
【0182】さらに、ステップS902で選択したコン
テンツ配信要求情報の課金方式情報が、コンテンツ配信
費用の低減のために広告の添付を許容するタイプを示し
ている場合には、電子メイルに広告コンテンツも添付す
る。
【0183】次に、コンテンツ配信処理部608は、ス
テップS909で作成した電子メイルを情報受信端末1
03に送信する(S910)。
【0184】次に、コンテンツ配信処理部608は、ス
テップS906で検索されたコンテンツを全て配信した
か否かを確認する(S911)。すなわち、コンテンツ
配信要求情報に合致するコンテンツが複数個存在し、そ
れら全てのコンテンツの配信が完了していない場合には
ステップS908へ戻り、次のコンテンツの配信を行
う。全てのコンテンツの配信が完了した場合には、次の
ステップへ移行する。
【0185】なお、本実施の形態では、1件の電子メイ
ルに1つのコンテンツを添付するものとしたが、1件の
電子メイルに複数のコンテンツを添付することも可能で
ある。
【0186】次にコンテンツ配信処理部608は、配信
要求情報管理データベース611に上記のコンテンツ配
信処理を実行していないコンテンツ配信要求情報が残っ
ているか否かを確認する(S912)。コンテンツ配信
処理を実行していないコンテンツ配信要求情報がある場
合はステップS902へ戻り、コンテンツ配信処理を実
行していないコンテンツ配信要求情報がない場合は次の
ステップに移行する。
【0187】次に制御部610は、コンテンツ配信処理
を終了するか否かを判定する(S913)。通常は、終
了せずにステップS901へ戻る。コンテンツ配信処理
を終了するのは、情報配信サーバ101の電源を落とす
場合や、情報送受信プログラムを終了させる場合に相当
する。
【0188】以上のステップS901からステップS9
13の一連の処理により、情報配信サーバ101におけ
るコンテンツ配信処理が実行される。
【0189】本実施の形態では、情報配信サーバ101
は、コンテンツリスト提示処理部607によりユーザに
提供可能なコンテンツを公開し、ユーザが所望するコン
テンツをユーザが指定した配信条件で送信する。これに
より、ユーザに対して不快感を与えることが無い、効率
的なコンテンツ配信を実行することができるようになっ
た。
【0190】なお、このように情報配信サーバ101が
提供可能なコンテンツのリストをウェブサイトとして提
供せず、印刷物などで提供する場合には、コンテンツリ
スト提示処理部607は不要となる。
【0191】また、情報配信サーバ101がコンテンツ
をオフラインで蓄積するシステムの場合は、ネットワー
ク104につながった情報提供端末102は不要とな
る。
【0192】なお、本実施の形態では、情報受信端末1
03へのコンテンツ配信には電子メイルを利用するもの
としているが、インターネットファックスやFTPを使
用したコンテンツ配信においてもコンテンツ識別情報を
ヘッダ情報の一部に含ませて送信したり、コンテンツ識
別情報をコンテンツデータに付加してファイル化した
り、あるいはコンテンツ識別情報を別ファイルにしてコ
ンテンツファイルとセットにして送信することにより同
様に適応できる。
【0193】以上のように、情報受信端末103が、図
3〜図5のフローチャートに示した処理を実行し、情報
配信サーバ101が、図7〜図9のフローチャートに示
した処理を実行すると、情報配信サーバ101は、ユー
ザが指定した一定期間に限りユーザが指定したコンテン
ツを含み、かつ、電子メイルのサブジェクト欄にユーザ
が指定したコンテンツ識別情報を付加した電子メイルを
送信する。そして、情報受信端末103は、コンテンツ
配信有効期間とコンテンツ識別情報を利用した電子メイ
ルの分類を行うので、情報受信端末103のユーザは、
重要なコンテンツを優先的に閲覧することができる。ま
た、情報受信端末103は、情報としての有効期限の切
れたコンテンツをたとえ受信したとしても、自動的に削
除することができる。
【0194】これにより情報受信端末103のユーザ
は、膨大な量の受信データを受けるような状況であって
も、重要なコンテンツを含む受信データを見落とすこと
なく、優先的に閲覧することができるという有利な効果
が得られる。同時に、情報受信端末103は、情報とし
ての価値がなくなった有効期限切れのコンテンツを含む
受信データを自動的に削除することができるという有利
な効果が得られる。更にコンテンツ配信の提供者も、ユ
ーザの要望に合致したコンテンツをユーザが必要な期間
のみ送信することにより、無駄なコンテンツを提供しな
いで済むという効率のよいサービスをおこなうことが出
来るようになる。
【0195】(実施の形態2)図10は、本発明の第2
の実施の形態における、情報配信サーバ101のブロッ
ク構成図である。第1の実施の形態とは、第1の実施の
形態で示したデータ処理部202の機能を実現するソフ
トウェアプログラムであるコンテンツ受信プログラムモ
ジュール1014とそのモジュール1014を情報受信
端末103に送信する処理を行うモジュール送信処理部
1009を有している点が異なる。
【0196】モジュール送信処理部1009は、任意の
端末からの要求に応じて、コンテンツ受信プログラムモ
ジュールを配信するプログラム配信部である。
【0197】制御部610は、データ送受信処理部60
2を構成する配信要求登録処理部605からコンテンツ
配信処理部608まで、モジュール送信処理部100
9、および、通信部604を制御し、データ送受信処理
を実行する。
【0198】コンテンツ受信プログラムモジュール10
14は、Java言語で記載されたソフトウェアプログ
ラムモジュールであり、Java実行環境を有する任意
の端末は、コンテンツ受信プログラムモジュール101
4を読み込むことにより、情報受信端末103として機
能することができる。
【0199】これにより、不特定多数の任意ユーザに対
してコンテンツ配信サービスを提供することができるよ
うになる。
【0200】なお、コンテンツ受信プログラムモジュー
ル1014は、Java言語で記載されたプログラムモ
ジュールではなく、多くのプラットフォームがサポート
している他のプログラム言語で記載されたプログラムモ
ジュールであることも可能である。
【0201】また、制御部610は、通信部604で情
報受信端末103からの電子メイル送受信ソフトウェア
の提供の要求を受信したか否かを監視する。その要求を
受信した場合、モジュール送信処理部1009はデータ
蓄積部603からコンテンツ受信プログラムモジュール
1014を取り出し、そして、要求のあった情報受信端
末103へそのモジュール1014を送信する。そして
このモジュール送信処理とコンテンツ登録処理、配信要
求情報登録処理及び、コンテンツ配信処理は並列して処
理される。
【0202】ここで、コンテンツ受信プログラムモジュ
ール1014は、情報配信サーバ101から情報受信端
末103へダウンロードするのではなく、オフラインで
情報受信端末103へインストールし、はじめから情報
受信端末に実装することも出来る。その場合、モジュー
ル送信処理部1009、および、コンテンツ受信プログ
ラムモジュール1014は、必須ではなくなる。
【0203】次に、図11は、本発明の第2の実施の形
態における、情報受信端末103としてパーソナルコン
ピュータを使用したブロック構成図である。
【0204】CPU1101はRAM1103にハード
ディスク装置であるソフトウェア蓄積部1104から読
み込まれたプログラムに従ってパーソナルコンピュータ
のハードウェアを制御する。ROM1102には電源投
入時にソフトウェア蓄積部1104から最初にソフトウ
ェアをRAM1103にロードするためのイニシャル・
プログラム・ローダ(IPL)が書き込まれている。
【0205】入力部1105はキーボードであり、これ
を通してユーザからの指示がパーソナルコンピュータに
入力され、それに応じた表示が、出力部1106から出
力される。通信部204は図1に示したネットワーク1
04と双方向通信する。
【0206】この通信部204を介して、コンテンツ受
信プログラムモジュール1014が情報配信サーバ10
1からRAM1103にダウンロードされる。ダウンロ
ードされたコンテンツはソフトウェア蓄積部1104に
蓄積されたのち、ユーザの指示にしたがって実行され
る。また、次回のパーソナルコンピュータの起動により
このコンテンツ受信プログラムモジュール614は自動
的に起動される。
【0207】なお、このコンテンツ受信プログラムモジ
ュール1014の実行により、第1の実施の形態で示し
たデータ処理部202の機能と同じものが、パーソナル
コンピュータ上で実現できる。
【0208】本実施の形態では、パーソナルコンピュー
タを使用したが、これに限らず、コンテンツ受信、及び
コンテンツ表示が可能であれば、携帯情報端末(PD
A)や、携帯電話等の端末などの任意の端末が使用でき
る。
【0209】また、情報受信端末103が携帯電話など
の汎用端末であり、かつ、データ処理部202が汎用の
電子メイル送受信用プログラムではない場合、情報受信
端末103が受信した全ての電子メイルを読み込むので
はなく、配信要求を出したコンテンツを含む電子メイル
のみを読み込むことが好ましい。そのような要求がある
場合には、電子メイル受信処理部209は、サブジェク
ト欄に指定したコンテンツ識別情報が記述されている電
子メイルのみを読み込む。
【0210】以上のようなコンテンツ配信サーバとコン
テンツ受信端末からなるシステムは、コンテンツ配信サ
ーバが、コンテンツ受信端末に対してコンテンツ受信用
プログラムを提供した上で、ユーザが所望するコンテン
ツをコンテンツ受信端末に配信することが可能である。
そのため、一般的なパーソナルコンピュータをクライア
ント端末とすることができ、不特定多数のユーザに効率
的に広告コンテンツを配信するコンテンツ配信システム
を容易に構築することができる。
【0211】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、情報配信
サーバ101は、ユーザが指定した一定期間に限り、ユ
ーザが指定したコンテンツを含み、かつ、より好ましく
は電子メイルのサブジェクト欄にユーザが指定したコン
テンツ識別情報を付加した電子メイルを送信し、情報受
信端末103は、コンテンツ配信有効期間とコンテンツ
識別情報を利用した電子メイルの分類を行うので、情報
受信端末103のユーザは、膨大な量の電子メイルを受
信するような状況であっても、重要なコンテンツを含む
電子メイルを見落とすことなく、優先的に閲覧すること
ができるという有利な効果が得られる。同時に、情報受
信端末103は、情報としての価値がなくなった有効期
限切れのコンテンツを含む電子メイルを自動的に削除す
ることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における情報配信シ
ステムのブロック構成図
【図2】本発明の第一の実施の形態における情報受信端
末のブロック構成図
【図3】本発明の第一の実施の形態における情報受信端
末の処理手順のフローチャート
【図4】本発明の第一の実施の形態における情報受信端
末の配信要求情報送信処理手順のフローチャート
【図5】本発明の第一の実施の形態における情報受信端
末のコンテンツ受信処理手順のフローチャート
【図6】本発明の第一の実施の形態における情報配信サ
ーバのブロック構成図
【図7】本発明の第一の実施の形態における情報配信サ
ーバのコンテンツ登録処理手順のフローチャート
【図8】本発明の第一の実施の形態における情報配信サ
ーバの配信要求情報登録処理手順のフローチャート
【図9】本発明の第一の実施の形態における情報配信サ
ーバのコンテンツ配信処理手順のフローチャート
【図10】本発明の第2の実施の形態における情報配信
サーバのブロック構成図
【図11】本発明の第2の実施の形態における情報受信
端末のブロック構成図
【図12】本発明の第一の実施の形態における配信要求
情報に記載する項目の例を示す図
【符号の説明】
101 情報配信サーバ 102 情報提供端末 103 情報受信端末 104 ネットワーク 202 データ処理部 203 データ蓄積部 204 通信部 205 メタデータ取得部 206 配信要求作成部 207 電子メイル編集部 208 電子メイル送信処理部 209 電子メイル受信処理部 210 電子メイル解析部 211 表示部 212 制御部 213 受信待ちコンテンツ情報管理データベース 214 コンテンツ管理データベース 602 データ送受信処理部 603 データ蓄積部 604 通信部 605 配信要求登録処理部 606 コンテンツ登録処理部 607 コンテンツリスト提示処理部 608 コンテンツ配信処理部 610 制御部 611 配信要求情報管理データベース 612 コンテンツ管理データベース 613 コンテンツリスト管理データベース 1009 モジュール送信処理部 1014 コンテンツ受信プログラムモジュール 1101 CPU 1102 ROM 1103 RAM 1104 ソフトウェア蓄積部 1105 入力部 1106 出力部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザからのコンテンツの配信を許容す
    る期間を示すコンテンツ配信有効期間と、コンテンツ配
    信先のアドレスを示す配信先アドレスとを含むコンテン
    ツ配信要求情報をコンテンツ配信リストに登録する配信
    リスト更新ステップと、コンテンツの配信の有効期間内
    の前記コンテンツ配信要求情報を前記コンテンツ配信リ
    ストから抽出する配信情報抽出ステップと、前記コンテ
    ンツを前記抽出したコンテンツ配信要求情報に基づいて
    配信するコンテンツ送信ステップとを有するコンテンツ
    送信方法。
  2. 【請求項2】 ユーザからのコンテンツの配信を許容す
    る期間を示すコンテンツ配信有効期間と、コンテンツ配
    信先のアドレスを示す配信先アドレスと、コンテンツの
    属性を示すコンテンツ属性情報とを含むコンテンツ配信
    要求情報をコンテンツ配信リストに登録する配信リスト
    更新ステップと、コンテンツの配信の有効期間内の前記
    コンテンツ配信要求情報を前記コンテンツ配信リストか
    ら抽出する配信情報抽出ステップと、抽出した前記コン
    テンツ配信要求情報の前記コンテンツ属性情報と合致す
    るコンテンツをコンテンツが格納されているコンテンツ
    管理データベースから選択するコンテンツ選択ステップ
    と、選択したコンテンツを前記抽出したコンテンツ配信
    要求情報に基づいて配信するコンテンツ送信ステップと
    を有するコンテンツ送信方法。
  3. 【請求項3】 ユーザからのコンテンツの配信を許容す
    る期間を示すコンテンツ配信有効期間と、コンテンツ配
    信先のアドレスを示す配信先アドレスと、コンテンツの
    属性を示すコンテンツ属性情報と、任意の文字列からな
    るコンテンツ識別情報とを含むコンテンツ配信要求情報
    をコンテンツ配信リストに登録する配信リスト更新ステ
    ップと、コンテンツの配信の有効期間内の前記コンテン
    ツ配信要求情報を抽出する配信情報抽出ステップと、抽
    出した前記コンテンツ配信要求情報の前記コンテンツ属
    性情報と合致するコンテンツをコンテンツが格納されて
    いるコンテンツ管理データベースから選択するコンテン
    ツ選択ステップと、前記コンテンツ識別情報をコンテン
    ツに付加した送信データを作成する送信データ生成ステ
    ップと、前記送信データを前記抽出したコンテンツ配信
    要求情報に基づいて配信するコンテンツ送信ステップと
    を有するコンテンツ送信方法。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツ属性情報は、コンテンツ
    のカテゴリやジャンルを示すコンテンツ種別と、コンテ
    ンツのデータフォーマットと、コンテンツのデータ量の
    制限値と、課金方式情報のうち、少なくとも1つを含む
    請求項3に記載のコンテンツ送信方法。
  5. 【請求項5】 前記送信データ生成ステップは、前記コ
    ンテンツが電子メイルの本文であり、かつ前記コンテン
    ツ識別情報がサブジェクト欄に付加される電子メイルを
    作成する請求項3に記載のコンテンツ送信方法。
  6. 【請求項6】 前記送信データ生成ステップは、前記コ
    ンテンツ属性情報に含まれる前記課金方式情報に応じ
    て、コンテンツに広告コンテンツを添付する請求項4に
    記載のコンテンツ送信方法。
  7. 【請求項7】 前記配信情報抽出ステップは、配信有効
    期間が過ぎている前記コンテンツ配信要求情報を前記コ
    ンテンツ配信リストから削除する請求項1乃至3に記載
    のコンテンツ送信方法。
  8. 【請求項8】 予めコンテンツ配信依頼先に登録したコ
    ンテンツ配信を許容する期間を示すコンテンツ配信有効
    期間と、コンテンツ配信依頼先のアドレスである配信依
    頼先アドレスとからなる受信待ちコンテンツ情報を受信
    待ちコンテンツリストに登録する受信待ちリスト更新ス
    テップと、前記受信待ちコンテンツリストに登録されて
    いる所定のコンテンツ選択条件に合致する受信データの
    みを抽出するコンテンツ選択ステップとを有するコンテ
    ンツ受信方法。
  9. 【請求項9】 前記コンテンツ配信有効期間と、コンテ
    ンツ配信先のアドレスを示す配信先アドレスと、コンテ
    ンツの属性を示すコンテンツ属性情報とを含むコンテン
    ツ配信要求情報を、コンテンツ配信依頼先へ送信する配
    信要求送信ステップを更に有する請求項8に記載のコン
    テンツ受信方法。
  10. 【請求項10】 配信要求送信ステップが、配信コンテ
    ンツに付加する任意の文字列からなるコンテンツ識別情
    報を更に含むコンテンツ配信要求情報を送信し、かつ受
    信待ちリスト更新ステップが、前記コンテンツ識別情報
    を更に含む受信待ちコンテンツ情報を受信待ちコンテン
    ツリストに登録する請求項9に記載のコンテンツ受信方
    法。
  11. 【請求項11】 前記受信データは、コンテンツが電子
    メイルの本文であり、かつ前記コンテンツ識別情報がサ
    ブジェクト欄に付加される電子メイルである請求項10
    に記載のコンテンツ受信方法。
  12. 【請求項12】 前記コンテンツ選択条件は、受信電子
    メイルの送信元が前記配信依頼先アドレスと一致し、か
    つ、受信電子メイルのサブジェクト欄に記述されている
    文字列が前記コンテンツ識別情報と一致し、かつ、受信
    電子メイルの受信日時が前記コンテンツ配信有効期間の
    範囲内および範囲外のいずれか一方である請求項11記
    載のコンテンツ受信方法。
  13. 【請求項13】 前記コンテンツ選択条件は、受信電子
    メイルの送信元が前記配信依頼先アドレスと一致し、か
    つ、受信電子メイルのサブジェクト欄に記述されている
    文字列が前記コンテンツ識別情報と一致し、かつ、受信
    電子メイルの送信日時が前記コンテンツ配信有効期間の
    範囲内および範囲外のいずれか一方である請求項11記
    載のコンテンツ受信方法。
  14. 【請求項14】 コンピュータに、請求項1及至請求項
    3のいずれかに記載のコンテンツ送信方法を実行させる
    ためのプログラム。
  15. 【請求項15】 コンピュータに、請求項8及至請求項
    10のいずれかに記載のコンテンツ受信方法を実行させ
    るためのプログラム。
  16. 【請求項16】 コンピュータに、電子メイルの閲覧処
    理、電子メイルの送受信処理と、請求項8及至請求項1
    0のいずれかに記載のコンテンツ受信方法を実行させる
    ためのプログラム。
  17. 【請求項17】 コンピュータに請求項1乃至請求項3
    のいずれかに記載のコンテンツ送信方法を実行させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  18. 【請求項18】 コンピュータに、請求項8及至請求項
    10のいずれかに記載のコンテンツ受信方法を実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 コンピュータに、電子メイルの閲覧処
    理と、電子メイルの送受信処理と、請求項8及至請求項
    10のいずれかに記載のコンテンツ受信方法を実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 コンテンツの配信を許容する期間を示
    すコンテンツ配信有効期間と、コンテンツ配信先のアド
    レスを示す配信先アドレスとを含むコンテンツ配信要求
    情報をコンテンツ配信リストに登録する配信要求登録処
    理部と、前記コンテンツ配信有効期間内にある前記コン
    テンツ配信要求情報を前記コンテンツ配信リストから抽
    出し、抽出したコンテンツ配信要求情報に基づいてコン
    テンツを送信するコンテンツ配信処理部とを有するコン
    テンツ配信サーバ。
  21. 【請求項21】 任意の端末に対して、請求項8及至請
    求項10のいずれかに記載のコンテンツ受信方法を実行
    させるためのプログラムを配信するプログラム配信部を
    有する請求項20に記載のコンテンツ配信サーバ。
  22. 【請求項22】 コンテンツを提供する任意のコンテン
    ツ提供サーバから、コンテンツの配信の依頼を受け付
    け、前記コンテンツ提供サーバからコンテンツとコンテ
    ンツの属性情報を示すコンテンツ属性情報とを収集する
    コンテンツ登録処理部を有する請求項20に記載のコン
    テンツ配信サーバ。
  23. 【請求項23】 ユーザが指示したコンテンツ配信を許
    容する期間を示すコンテンツ配信有効期間と、コンテン
    ツ配信先のアドレスを示す配信先アドレスとを含むコン
    テンツ配信要求情報を作成する配信要求作成部と、前記
    コンテンツ配信有効期間とコンテンツ配信依頼先のアド
    レスである配信依頼先アドレスとからなる受信待ちコン
    テンツ情報を受信待ちコンテンツリストに登録する編集
    部と、コンテンツを含む受信データを受信する受信処理
    部と、前記受信待ちコンテンツリストに登録されている
    所定のコンテンツ選択条件に合致する受信データのみを
    抽出する解析部とを有するコンテンツ受信端末。
  24. 【請求項24】 請求項20に記載のコンテンツ配信サ
    ーバと、請求項23に記載のコンテンツ受信端末と、コ
    ンテンツを提供するコンテンツ提供サーバとを有するコ
    ンテンツ配信システム。
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