JP2002221818A - 非磁性一成分トナー、画像形成方法およびプロセスカートリッジ - Google Patents

非磁性一成分トナー、画像形成方法およびプロセスカートリッジ

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JP2002221818A
JP2002221818A JP2001015518A JP2001015518A JP2002221818A JP 2002221818 A JP2002221818 A JP 2002221818A JP 2001015518 A JP2001015518 A JP 2001015518A JP 2001015518 A JP2001015518 A JP 2001015518A JP 2002221818 A JP2002221818 A JP 2002221818A
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toner
carrier
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JP2001015518A
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Hiroaki Kawakami
宏明 川上
Tomohito Handa
智史 半田
Yuji Moriki
裕二 森木
Kiyokazu Suzuki
喜予和 鈴木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 安定した電荷量が得られ、トナー飛散やカブ
リがなく、十分な画像濃度を得る画像形成が可能である
非磁性一成分トナーを提供する。 【解決手段】 トナー担持体5に対し、トナー8を介し
て当接したトナー規制部材7と、該トナー担持体と該ト
ナー規制部材との当接部に対して該トナー担持体の回転
方向上流側に当接して設けられた回転可能な弾性ローラ
6を有し、該トナー担持体上の現像部上流側にはトナー
と同極性の放電開始電圧以上のバイアスを印加する圧接
弾性部材20を有し、該圧接弾性部材と該トナー担持体
の当接ニップが0.1〜2.0mmであり、該圧接弾性
部材表面の算術平均粗さ(Ra)と十点平均粗さ(R
z)との比Ra/Rzが0.05〜0.7である現像装
置4を用い、非磁性一成分トナーは、少なくとも結着樹
脂と着色剤を含有するトナー粒子と、ハイドロタルサイ
ト類を外添してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
記録法、トナージェット方式記録法などを利用した記録
方法に用いられるトナー、画像形成方法およびプロセス
カートリッジに関するものである。詳しくは、予め静電
潜像担持体上にトナー像を形成後、転写材上に転写させ
て画像形成する複写機、プリンター、ファックスに用い
られる非磁性一成分トナー、画像形成方法およびプロセ
スカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては多数の方法が
知られている。一般には光導電性物質を利用し、種々の
手段により静電潜像担持体上に電気的潜像を形成し、次
いで該静電潜像をトナーで現像して可視像とし、必要に
応じて紙の如き転写材にトナー画像を転写した後、熱、
圧力等により転写材上にトナー画像を定着して複写物を
得るものである。
【0003】近年、電子写真法を用いた機器は従来の複
写機に加え、例えば、プリンターやファックスのごとき
装置に適用されている。特にプリンターやファックスで
は複写装置部分を小さくする必要があるため、一成分現
像剤を用いた現像装置が用いられることが多い。
【0004】一成分現像剤を用いた一成分現像方式とし
ては、トナー規制部材とトナー粒子の摩擦およびトナー
担持体とトナー粒子の摩擦によりトナー粒子に電荷を与
えると同時にトナー担持体上に薄く塗布しトナー担持体
と潜像担持体とが対向した現像領域に搬送し、潜像担持
体上の静電潜像を現像し、トナー画像として顕像化する
方法である。
【0005】一成分現像方式は二成分現像方式のように
ガラスビーズや鉄粉、フェライト等のキャリア粒子が不
要のため現像装置自体を小型化、軽量化できる。さらに
二成分現像方式は現像剤中のトナー濃度を一定に保つ必
要があるため、トナー濃度を検知し必要量のトナーを補
給する装置が必要であり、現像装置の大型化、重量化を
招く。この点においても一成分現像方式は小型化、軽量
化に有利である。
【0006】一成分現像方式は、トナー中に磁性体を含
有させた磁性トナーを用いた磁性一成分現像方法と、磁
性体を使用しない非磁性一成分現像方法に大別される
が、フルカラープリンターにはカラートナーが使用でき
る非磁性一成分現像方法が用いられる。
【0007】一般的に、非磁性一成分現像方法では、ト
ナー担持体に当接した弾性ローラーによってトナー担持
体上にトナーを供給し、ついでトナーをトナー規制部材
によりトナー担持体上に薄く塗布すると同時にトナー規
制部材との摩擦およびトナー担持体との摩擦によりトナ
ー粒子に電荷を与える。
【0008】しかしながら、非磁性一成分現像方法は、
キャリアとトナーを混合して用いる二成分現像方法に比
べてトナーへの電荷付与性に劣る場合があった。これ
は、二成分現像方法はトナーへの電荷付与部材であるキ
ャリアの表面積が大きいため、トナーとの摩擦頻度が大
きく、トナーに対して安定した電荷を付与できるのに対
して、非磁性一成分現像方法では電荷付与部材であるト
ナー規制部材、トナー担持体の表面積が小さく、これら
の部材と十分摩擦されないトナーが存在する場合がある
ためである。
【0009】この点を改良したものについては種々提案
されているが、特開平10−232552号公報、特開
平11−119547号公報等に開示されているよう
に、トナー担持体上のトナーを、トナー担持体に接触し
た帯電部材の放電により帯電させる方法が優れている。
【0010】しかしながら、本発明者がこれらの方法を
追試したところ、トナーの現像量を低く抑えた低印字率
現像動作を多数回繰り返した場合、特に高温低湿環境下
で該帯電部材の表面がトナーによって汚染され、放電状
態が不十分になるため、所望の帯電量が得られず現像効
率が低下して十分な画像濃度が得られないばかりでな
く、汚染した該帯電部材との接触により所望の帯電と逆
極性の、すなわち反転トナーが発生するため、トナーの
トリボ分布が2極化し、トナー飛散やかぶりが悪化する
という問題や、トナー自身の抵抗が変化してしまうこと
により、放電により受ける帯電量が変化してしまう問題
があった。また、高印字率現像動作を多数回繰り返した
場合、高温高湿環境下で放電により受けるトナーの帯電
量が不十分なため画像濃度が低下するといった問題があ
った。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高温
低湿環境下での低印字率耐久によっても、また、高温高
湿環境下での高印字率耐久によっても、安定した電荷量
が得られ、トナー飛散やカブリがなく、十分な画像濃度
を得る画像形成が可能である非磁性一成分トナー、画像
形成方法、およびプロセスカートリッジを提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の本発
明によって達成される。
【0013】すなわち、本発明は、少なくとも、潜像担
持体に非接触の、または接触したトナー担持体を有し、
該トナー担持体に対し、トナーを介して当接したトナー
規制部材と、該トナー担持体と該トナー規制部材との当
接部に対して該トナー担持体の回転方向上流側に当接し
て設けられた回転可能な弾性ローラーを有し、該トナー
担持体上の現像部上流側に設けられた圧接弾性部材にト
ナーと同極性の放電開始電圧以上のバイアスを印加する
トナー帯電ローラーを有し、該トナー帯電ローラーと該
トナー担持体の当接ニップが0.1〜2.0mmであ
り、該トナー帯電ローラー表面のRaとRzの比Ra/
Rzが0.05〜0.7である現像装置を用い、該潜像
担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像す
る画像形成方法に適用される非磁性一成分トナーであっ
て、該非磁性一成分トナーは、少なくとも結着樹脂と着
色剤を含有するトナー粒子と、下記に示す一般式(1)
のハイドロタルサイト類を、少なくとも含有してなるこ
とを特徴とする非磁性一成分トナーに関する。
【0014】
【化7】 (式中、0<〔X=(x1+x2+…+xk)〕≦0.
5、Y=(y1+y2+…+yj)=1−Xであり、j
及びkは2以上の整数、M12+,M22+,…及びMj2+
はそれぞれ異なる2価の金属イオン、L13+,L23+
…及びLk3+はそれぞれ異なる3価の金属イオン、An-
はn価のアニオンを示し、m≧0である。)
【0015】また、本発明は、少なくとも、潜像担持体
に非接触の、または接触したトナー担持体を有し、該ト
ナー担持体に対し、トナーを介して当接したトナー規制
部材と、該トナー担持体と該トナー規制部材との当接部
に対して該トナー担持体の回転方向上流側に当接して設
けられた回転可能な弾性ローラーを有し、該トナー担持
体上の現像部上流側に設けられた圧接弾性部材にトナー
と同極性の放電開始電圧以上のバイアスを印加するトナ
ー帯電ローラーを有し、該トナー帯電ローラーと該トナ
ー担持体の当接ニップが0.1〜2.0mmであり、該
トナー帯電ローラー表面のRaとRzの比Ra/Rzが
0.05〜0.7である現像装置を用い、該潜像担持体
上に形成された静電潜像をトナーによって現像する画像
形成方法において、該トナーは、少なくとも結着樹脂と
着色剤を含有するトナー粒子と、上記一般式(1)のハ
イドロタルサイト類を、少なくとも含有してなる非磁性
一成分トナーであることを特徴とする画像形成方法に関
する。
【0016】さらに本発明は、画像形成装置本体に着脱
可能に装着されるプロセスカートリッジにおいて、該プ
ロセスカートリッジは少なくとも、トナー;該トナーを
収容するための現像容器;潜像担持体に非接触の、また
は接触したトナー担持体;該トナー担持体に対し、トナ
ーを介して当接したトナー規制部材;、該トナー担持体
と該トナー規制部材との当接部に対して該トナー担持体
の回転方向上流側に当接して設けられた回転可能な弾性
ローラー;該トナー担持体上の現像部上流側に設けられ
た圧接弾性部材であるトナー帯電ローラー;を有してお
り、該トナー帯電ローラーと該トナー担持体の当接ニッ
プが0.1〜2.0mmであり、該トナー帯電ローラー
表面のRaとRzの比Ra/Rzが0.05〜0.7で
あり、該トナー帯電ローラーにトナーと同極性の放電開
始電圧以上のバイアスを印加してトナーを帯電すること
が可能であり、該トナーは、少なくとも結着樹脂と着色
剤を含有するトナー粒子と、上記一般式(1)のハイド
ロタルサイト類を、少なくとも含有してなる非磁性一成
分トナーであることを特徴とするプロセスカートリッジ
に関する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明者が鋭意検討を行った結
果、トナー担持体上の現像部上流側に設けられた圧接弾
性部材にトナーと同極性の放電開始電圧以上のバイアス
を印加するトナー帯電ローラーを有した現像装置におい
て、該トナー帯電ローラーと該トナー担持体の当接ニッ
プを0.1〜2.0mmとし、該トナー帯電ローラー表
面のRaとRzの比Ra/Rzを0.05〜0.7と
し、少なくとも結着樹脂と着色剤を含有するトナー粒子
と、特定構造を持ったハイドロタルサイトとを少なくと
も含有してなる非磁性一成分トナーを用いることで、高
温低湿環境下での低消費量耐久によっても、安定した電
荷量が得られ、トナー飛散やかぶりのない画像形成が可
能であることを見出した。
【0018】以下に詳細に説明する。
【0019】本発明の特徴は、トナー担持体上に形成さ
れるトナー層全域に圧接弾性部材であるトナー帯電ロー
ラーを圧接し、かつトナー担持体とトナー帯電ローラー
の当接ニップを、好ましくは0.1〜2.0mm、さら
に好ましくは、0.15〜1.3mmとすることであ
る。なお、本発明では当接ニップを、トナー担持体とト
ナー帯電ローラーの周方向の当接長さとする。
【0020】本発明者が画像印字率とトナーの電荷量の
関係について検討したところ、印字率が4〜20%程度
の通常の画像を現像し続ける限りは、トナー担持体とト
ナー帯電ローラーの当接ニップがいかなる値であって
も、また、高温高湿、低温低湿いずれの環境において
も、トナーに十分な電荷が付与されていたのに対して、
印字率が50〜100%の高印字率の画像を連続して現
像すると、トナー担持体とトナー帯電ローラーの当接ニ
ップが0.1mmに満たない場合、特に高温高湿環境で
トナーの電荷量が不足して画像濃度が低下することが判
明した。これは、印字率が50〜100%の現像ではト
ナー担持体上のトナーがほぼすべて現像されてしまうた
め、トナー担持体には常に電荷の低い新しいトナーが供
給されることや、特に高温高湿環境ではトナー規制部材
やトナー担持体からの電荷付与が小さいことなどのた
め、トナー帯電ローラーからの電荷付与も十分でなくな
るためである。
【0021】トナー担持体とトナー帯電ローラー間の放
電は、当接ニップの両端およびニップ中で発生してい
る。本発明者の検討によって、トータルの放電量が同じ
でも、局所的に大きな放電が起こる場合と、小さな放電
が頻繁に起こる場合を比較すると、後者の方がトナーに
対してより均一に十分な電荷を付与できることが判明し
た。
【0022】上記の好ましい放電状態を実施するために
は、トナー担持体とトナー帯電ローラーの当接ニップを
0.1〜2.0mmに調節することが好ましい。当接ニ
ップを0.1〜2.0mmに調節することで、ニップ内
の放電ポイントを十分な数とることができ、高印字率の
現像を、高温高湿環境下で多数回繰り返しても、安定し
て十分な電荷をトナーに与えることができる。
【0023】トナー担持体とトナー帯電ローラーの当接
ニップが0.1mmに満たない場合、ニップ内部での放
電が起こらず、ニップ両端のみの放電となるため、均一
で十分な電荷が付与されず、高温高湿環境でトナーの電
荷量が不足して画像濃度が低下するため好ましくない。
また、トナー担持体とトナー帯電ローラーの当接ニップ
を2.0mmより大きくすると、トナー担持体上のトナ
ーコートが乱されてしまい、画像上にムラが発生するた
め好ましくない。
【0024】本発明において、トナー帯電ローラー表面
のRa(算術平均粗さ)およびRz(十点平均粗さ)の
比、Ra/Rzが0.05〜0.7であることが好まし
く、0.07〜0.4であることがさらに好ましい。ニ
ップ内の放電に関しては、トナー帯電ローラー表面の起
伏の大きな部分で発生するが、Ra/Rzが0.7より
大きいとトナー帯電ローラーの表面の起伏が均一にな
り、ニップ内での放電が起こりにくくなり、ニップ両端
でのみの局所的な放電となるため、前述したように,ト
ナーに対して均一に十分な電荷を付与できないため好ま
しくない。また、Ra/Rzが0.05未満の場合、ト
ナーの現像量を低く抑えた低印字率現像動作を多数回繰
り返した場合、特に高温低湿環境下でトナー帯電ローラ
ーの表面がトナーによって汚染され、放電状態が不十分
になるため、所望の帯電量が得られず現像効率が低下し
て十分な画像濃度が得られないばかりでなく、汚染した
該帯電部材との接触により所望の帯電と逆極性の、すな
わち反転トナーが発生するため、トナーのトリボ分布が
2極化し、トナー飛散やカブリ抑制が悪化するため好ま
しくない。
【0025】なお、トナー帯電ローラー表面のRa、R
zは株式会社小坂研究所社製SE−3400を用いて、
JISB0601−1994に準じて測定した。
【0026】トナー帯電ローラーの材質はNBR、シリ
コーンゴム等の弾性体であり、トナー帯電ローラーのト
ナー担持体への当接荷重は0.49〜4.9N(50〜
500gf)が好ましい。
【0027】またトナー帯電ローラーの駆動について
は、トナー担持体との間は従動または同周速が必須であ
り、トナー帯電ローラー、トナー担持体間に周速差が生
じるとトナーコートが不均一になり、画像上にムラが発
生するため好ましくない。
【0028】本発明に用いるトナーは、少なくとも結着
樹脂と着色剤を含有するトナー粒子と、下記に示す一般
式(1)のハイドロタルサイト類化合物を含有している
ことが好ましい。
【0029】
【化8】 (式中、0<〔X=(x1+x2+…+xk)〕≦0.
5、Y=(y1+y2+…+yj)=1−Xであり、j
及びkは2以上の整数、M12+,M22+,…及びMj2+
はそれぞれ異なる2価の金属イオン、L13+,L23+
…及びLk3+はそれぞれ異なる3価の金属イオン、An-
はn価のアニオンを示し、m≧0である。)
【0030】トナー担持体とトナー帯電ローラーがトナ
ーを介して放電することによりトナーに電荷を付与する
装置では、直接トナー担持体またはトナー帯電ローラー
に接触しているトナーは十分な電荷を付与されるが、ト
ナー層内部のトナーは放電による電荷付与を受けにく
い。
【0031】しかしながら、前記の一般式(1)のハイ
ドロタルサイト類を含有するトナーを用いた場合は、ト
ナー層内部のトナーにも十分な電荷が付与される。この
理由に関しては明らかではないが、ハイドロタルサイト
が放電による電荷の流れを形成しトナー層内部のトナー
にも電荷を運ぶためと考えられる。
【0032】またハイドロタルサイトは、トナー担持体
とトナー帯電ローラーの放電によって発生するNOx
吸着するため、トナー表面や外添剤の化学変化を抑える
ことができ好ましい。
【0033】本発明に用いられる一般式(1)のハイド
ロタルサイト類化合物は、特に、下記一般式(2)で示
されるものであることがより好ましい。
【0034】
【化9】 (式中、0<〔X=(x1+x2+…+xk)〕≦0.
5、Y=(y1+y2+…+yj)=1−Xであり、j
及びkは2以上の整数、M2,M3,…及びMjはZ
n、Ca、Ba、Ni、Sr,Cu及びFeからなる群
より選ばれるそれぞれ異なる金属、L2,L3…及びL
kはB、Ga、Fe、Co及びInからなる群より選ば
れるそれぞれ異なる金属、An -はn価のアニオン、m≧
0である。)
【0035】本発明において、前記の一般式(1)のハ
イドロタルサイト類の添加量は、少なくとも結着樹脂と
着色剤を含有するトナー粒子100質量部に対して、
0.05〜2.5質量部が好ましく、さらに好ましく
は、0.07〜0.8質量部である。0.05質量部未
満では本発明の効果が得られず、2.5質量部を超えて
添加した場合、トナーの流動性が著しく悪化し画像濃度
ムラを起こすため好ましくない。
【0036】本発明に使用されるハイドロタルサイト類
の比表面積は、3.0〜150m2/gであることが好
ましく、より好ましくは7.0〜120m2/gであ
る。3.0m2/g未満では十分な効果が得られず、1
50m2/gを超えるとトナーの流動性が悪化し画像濃
度ムラを起こすため好ましくない。
【0037】比表面積はBET法に従って、比表面積測
定装置オートソープ1(湯浅アイオニクス社製)を用い
て試料表面に窒素ガスを吸着させ、BET多点法を用い
て比表面積を算出した。
【0038】本発明に使用されるハイドロタルサイト
は、表面処理剤によって疎水化処理を行なうことが環境
安定化を図る上で好ましい。表面処理剤としては、高級
脂肪酸類、カップリング剤類、エステル類、シリコーン
オイルの如きオイル類が使用可能であり、特に高級脂肪
酸類が好ましい。具体的には、ステアリン酸、オレイン
酸、ラウリル酸が例示される。
【0039】さらに本発明に使用されるハイドロタルサ
イトの体積抵抗値は、5.0×10 6〜8.0×1015
Ω・cm好ましい。5.0×106Ω・cm未満の場
合、特に高湿環境下で電荷のリークが発生し、帯電量が
下がるため好ましくない。また8.0×1015Ω・cm
を超える場合、前述した放電による電荷の流れを形成で
きないため好ましくない。
【0040】また本発明に使用されるハイドロタルサイ
トのモース硬度は2.0〜2.5が好ましい。モース硬
度が2.0未満の場合、トナー規制部材等からのストレ
スによりトナー表面にレベリングされるため好ましくな
い。またモース硬度が2.5以上の場合、トナー担持
体、トナー帯電ローラーに傷をつけやすくなるため好ま
しくない。
【0041】本発明のトナーは、フロー式粒子像分析装
置による円相当径0.6μm以上2μm未満の粒子の含
有量Cが5〜35個数%であり、平均円形度が0.95
0〜0.990であり、円形度の標準偏差が0.035
以下であることが好ましい。上記Cが35個数%を超え
ると、トナー担持体、トナー帯電ローラーを汚染する場
合がある。汚染に関してはCは小さいほど好ましいが、
Cが5%に満たない場合、低湿環境下でトナーがチャー
ジアップしやすく、現像、転写が均一に行われにくい。
【0042】また、本発明においては、トナー担持体と
トナー帯電ローラー間のニップにトナーが均一に充填さ
れることが、トナー帯電ローラーの放電に関して好まし
く、このような状態を達成するために、前述のトナーの
平均円形度は0.950〜0.990が好ましい。0.
950に満たない場合は、トナーが不定形に近いため均
一に充填されにくく、効果が顕われにくく、0.990
を超えると感光体のクリーニング不良を引き起こす。
【0043】さらに本発明では前記円形度の標準偏差が
0.035以下であることが好ましい。本発明におい
て、平均円形度付近のトナーが選択的に現像される傾向
にあり、現像動作を多数回繰り返した後の現像器内に
は、平均円形度の小さい不定形に近いトナーの割合が増
加する傾向にある。円形度の標準偏差が0.035以下
の場合、トナーの円形度の分布がシャープなため、平均
円形度の小さいトナーの割合の増加を抑える効果があり
好ましい。
【0044】本発明において、円相当径0.6μm以上
2μm未満の粒子の含有量(C)、平均円形度及び円形
度の標準偏差は、東亜医用電子株式会社製フロー式粒子
像分析装置FPIA−1000にて測定した。
【0045】測定は、フィルターを通して微細なごみを
取り除き、その結果として10-3cm3の水中に測定範
囲(例えば、円相当径0.60μm以上159.21μ
m未満)の粒子数が20個以下の水中にノニオン型界面
活性剤(和光純薬社製コンタミノンN)を数滴加えた水
溶液10ml中に、トナー5mgを加え、超音波分散機
としてSTM社製UH−50で分散処理を行なって調製
した試料分散液を用いて、0.60μm以上159.2
1μm未満の円相当径を有する粒子の粒度分布を測定す
る。
【0046】測定の概略は以下のとおりである。
【0047】試料分散液は、フラットで偏平な透明フロ
ーセル(厚み約200μm)の流路(流れ方向に沿って
広がっている)を通過させる。フローセルの厚みに対し
て交差して通過する光路を形成するように、ストロボと
CCDカメラがフローセルに対して相互に反対側に位置
するように装着される。試料分散液が流れている間に、
ストロボ光がフローセルを流れている粒子の画像を得る
ために1/30秒間隔で照射され、その結果それぞれの
粒子はフローセルに平行な一定範囲を有する2次元画像
として撮影される。それぞれの粒子の2次元画像の面積
から、同一面積を有する円の直径を円相当径として算出
する。
【0048】約1分間で、1200個以上の粒子の円相
当径を測定することができ、円相当径分布に基づく数及
び規定された円相当径を有する粒子の割合(個数%)を
測定できる。
【0049】また平均円形度は、上記フロー式粒子像分
析装置FPIA−1000を用いて測定された粒子の円
形度を下式より求め、測定された全粒子の円形度の総和
を全粒子数で除した値を平均円形度と定義する。
【0050】円形度=(粒子像と同じ投影面積を持つ円
の周囲長)/(粒子の投影像の周囲長)
【0051】本発明における平均円形度とは、トナー粒
子の凹凸の度合いの指標であり、トナーが完全な球形の
場合1.00を示し、トナー形状が複雑になるほど平均
円形度は小さな値となる。
【0052】また、本発明の上記円形度を満足するトナ
ーは、その重量平均粒径が4〜10μmの範囲にあるこ
とが好ましい。
【0053】トナーの重量平均粒径は、コールターマル
チサイザーII(コールター社製)を用い測定した。コ
ールターマルチサイザーIIに個数分布,体積分布を出
力するインターフェース(日科機製)及びPC9801
パーソナルコンピューター(NEC製)を接続し、電解
液は1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液を
調製する。例えば、ISOTONR−II(コールター
サイエンティフィックジャパン社製)が使用できる。測
定法としては、前記電解水溶液100〜150ml中に
分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼン
スルフォン酸塩を0.1〜5ml加え、更に測定試料を
2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波
分散器で約1〜3分間分散処理を行い、前記コールター
マルチサイザーによりアパーチャーとして100μmア
パーチャーを用いて、2μm以上のトナーの体積、個数
を測定して体積分布と個数分布を算出した。それから本
発明に係る体積分布から求めた重量基準(各チャンネル
の代表値をチャンネル毎の代表値とする)の重量平均粒
径を求めた。
【0054】本発明のトナーの製造方法は特に限定され
ないが、平均円形度を0.975〜0.990にするた
めには、懸濁重合法、機械式粉砕法、球形化処理等によ
って製造されるのが好ましく、特に懸濁重合法が好まし
い。
【0055】以下、懸濁重合法における本発明のトナー
の製造方法について説明する。
【0056】まず重合性単量体中に、低軟化点物質、極
性樹脂、着色剤、荷電制御剤、重合開始剤、その他の添
加剤を加え、ホモジナイザー、超音波分散機等によって
均一に溶解または分散せしめた単量体系を、分散安定剤
を含有する水相中に通常の攪拌機またはホモジナイザ
ー、ホモミキサー等により分散せしめる。この際、好ま
しくは単量体液滴が所望の現像剤粒子のサイズを有する
ように、攪拌速度、時間を調整し造粒する。その後は、
分散安定剤の作用により、粒子状態が維持され、且つ粒
子の沈降が防止される程度の攪拌を行なえばよい。重合
温度は40℃以上、一般的には50℃〜90℃の温度に
設定して行なうのがよい。また、重合反応後半に昇温し
てもよく、さらに、現像剤定着時の臭いの原因等になる
未反応重合性単量体、副生成物等を除去するために、反
応後半または反応終了時に一部水系媒体を留去してもよ
い。反応終了後、生成した現像剤粒子を洗浄、濾過によ
り回収し乾燥する。懸濁重合法においては、通常単量体
系100質量部に対して水300質量部〜3000質量
部を分散媒として使用するのが好ましい。
【0057】トナーの粒度分布制御や粒径の制御は、造
粒時の系のpH調整、難水溶性の無機塩や保護コロイド
作用をする分散剤の種類や添加量を変える方法や、機械
的装置条件、例えばローターの周速、パス回数、攪拌羽
根形状等の攪拌条件や、容器形状または水溶液中での固
形分濃度等を制御することにより行なえる。
【0058】本発明に用いられる重合性単量体として
は、スチレン、o−(m−、p−)メチルスチレン、m
−(p−)エチレンスチレン等のスチレン系単量体;
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸オ
クチル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリ
ル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸ベヘニル、(メ
タ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル
酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸ジエチル
アミノエチル等の(メタ)アクリル酸エステル系単量
体;ブタジエン、イソプレン、シクロヘキサン、(メ
タ)アクリロニトリル、アクリル酸アミド等の単量体が
好ましく用いられる。
【0059】また重合時に添加する極性樹脂としては、
スチレン(メタ)アクリル酸の共重合体、マレイン酸共
重合体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂が好ましく用
いられる。
【0060】また、本発明で使用される低軟化点物質と
しては、パラフィンワックス、ポリオレフィンワック
ス、フィッシャートロプッシュワックス、アミドワック
ス、高級脂肪酸、エステルワックス及びこれらの誘導
体、またはこれらのグラフト/ブロック化合物等が好ま
しく用いられる。
【0061】本発明に用いられる荷電制御剤としては、
公知のものが使用できるが、重合阻害性がなく水系への
可溶化物のない荷電制御剤が特に好ましい。具体的化合
物としては、ネガ系としてサリチル酸、ナフトエ酸、ダ
イカルボン酸、それらの誘導体の金属化合物、スルホン
酸を側鎖に持つ高分子化合物、ホウ素化合物、尿素化合
物、珪素化合物、カリックスアレン等が利用でき、ポジ
系としては4級アンモニウム塩、該4級アンモニウム塩
を側鎖に有する高分子型化合物、グアニジン化合物、イ
ミダゾール化合物等が好ましく用いられる。該荷電制御
剤は重合性単量体100質量部に対し0.2〜10質量
部が好ましい。
【0062】本発明で使用される重合開始剤としては、
例えば2,2’−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロ
ニトリル)、2,2’−アゾビスイソブチルニトリル、
1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニト
リル)、2,2’−アゾビス−4−メトキシ−2,4−
ジメチルバレロニトリル、アゾビスイソブチルニトリル
等のアゾ系重合開始剤;ベンゾイルペルオキシド、メチ
ルエチルケトンペルオキシド、ジイソプロピルペルオキ
シカーボネート、クメンヒドロキシペルオキシド、2,
4−ジクロロベンゾイルペルオキシド、ラウロイルペル
オキシド等の過酸化物系重合開始剤が用いられる。
【0063】該重合開始剤の添加量は、目的とする重合
度により変化するが一般的には単量体に対して0.5〜
20質量%添加されて用いられる。重合開始剤の種類は
重合法により若干異なるが、10時間半減期温度を参考
に単独または混合し利用される。
【0064】懸濁重合を利用する場合に用いる分散剤と
しては、例えば無機系酸化物として、リン酸三カルシウ
ム、リン酸マグネシウム、リン酸アルミニウム、リン酸
亜鉛、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化カル
シウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、メ
タ珪酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、ベ
ントナイト、シリカ、アルミナ、磁性体、フェライト等
が挙げられる。また有機系化合物としては、例えばポリ
ビニルアルコール、ゼラチン、メチルセルロース、メチ
ルヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、デンプン
等が水相に分散させて使用される。
【0065】これらの分散剤は、重合性単量体100質
量部に対して0.2〜2.0質量部を使用するのが好ま
しい。
【0066】これらの分散剤は市販のものをそのまま用
いてもよいが、細かい均一な粒度を有する分散粒子を得
るために、分散媒中にて高速撹拌下にて該無機化合物を
生成させて得ることもできる。例えばリン酸カルシウム
の場合、高速攪拌下において、リン酸ナトリウム水溶液
と塩化カルシウム水溶液を混合することで懸濁重合法に
好ましい分散剤を得ることができる。
【0067】またこれらの分散剤の微細化のために、
0.001〜0.1質量部の界面活性剤を併用してもよ
い。具体的には市販のノニオン、アニオン、カチオン型
の界面活性剤が使用でき、例えば、ドデシル硫酸ナトリ
ウム、テトラデシル硫酸ナトリウム、ペンタデシル硫酸
ナトリウム、オクチル硫酸ナトリウム、オレイン酸ナト
リウム、ラウリル酸ナトリウム、ステアリン酸カリウ
ム、オレイン酸カルシウム等が好ましく用いられる。
【0068】次に粉砕法におけるトナーの製造方法につ
いて説明する。
【0069】本発明の粉砕法トナーに用いられる結着樹
脂としては、ポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレ
ン、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ブタジ
エン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−アクリル酸エステ
ル共重合体、スチレン−メタクリル酸アクリル共重合
体、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂等を単独または
混合して使用できるが、中でもスチレン−アクリル、ス
チレン−メタクリル共重合樹脂、ポリエステル樹脂が好
ましい。
【0070】また本発明の粉砕法トナーを正帯電性に制
御する場合は、脂肪酸金属塩等による変性物;トリブチ
ルベンジジルアンモニウム−1−ヒドロキシ−4−ナフ
トスルホン酸塩、テトラブチルアンモニウムテトラフル
オロボレートなどの4級アンモニウム塩、及びこれらの
類似体であるホスホニウム塩等のオニウム塩;アミン及
びポリアミン系化合物;高級脂肪酸の金属塩;アセチル
アセトン金属錯体;ジブチルスズオキサイド、ジオクチ
ルスズオキサイド、ジシクロヘキシルスズオキサイドな
どのジオルガノスズオキサイド;ジブチルスズボレー
ト、ジオクチルスズボレート、ジシクロヘキシルスズボ
レートなどのジオルガノスズボレート等を添加する。ま
た、負帯電性に制御する場合は、有機金属錯体、キレー
ト化合物が有効で、モノアゾ金属錯体、アセチルアセト
ン金属錯体、芳香族ヒドロキシカルボン酸、芳香族ジカ
ルボン酸系の金属錯体を用いることができる。使用量は
結着樹脂100質量部に対して0.1〜15質量部、好
ましくは0.1〜10質量部である。
【0071】本発明の粉砕法トナーには、必要に応じて
離型剤を添加することができる。例えば低分子量ポリエ
チレン、低分子量ポリプロピレン、パラフィンワック
ス、フィッシャートロプシュワックスなどの脂肪族炭化
水素系ワックスまたはその酸化物;カルナバワックス、
モンタン酸エステルワックスなどの脂肪族エステルを主
成分とするワックスまたは、その一部または全部を脱酸
化したものなどが挙げられる。また、パルミチン酸、ス
テアリン酸、モンタン酸などの飽和直鎖脂肪酸類;ブラ
ンジン酸、エレオステアリン酸、バリナリン酸などの不
飽和脂肪酸類;ステアリルアルコール、アラルキルアル
コール、ベヘニルアルコール、カルナウビルアルコー
ル、セリルアルコール、メリシルアルコールなどの飽和
アルコール;ソルビトールなどの多価アルコール類;リ
ノール酸アミドなどの脂肪酸アミド類;メチレンビスス
テアリン酸アミドなどの飽和脂肪酸ビスアミド類;エチ
レンビスオレイン酸アミドなどの不飽和脂肪酸アミド
類;N,N'−ジステアリルイソフタル酸アミドなどの
芳香族ビスアミド類;ステアリン酸亜鉛などの脂肪酸金
属塩;脂肪族炭化水素系ワックスにスチレンなどのビニ
ル系モノマーを用いてグラフト化させたワックス類;ベ
ヘニン酸モノグリセリドなどの脂肪酸と多価アルコール
の部分エステル化物;植物性油脂の水素添加などによっ
て得られるヒドロキシル基を有するメチルエステル化物
なども用いることができる。添加量は結着樹脂100質
量部に対して0.1〜20質量部、好ましくは0.5〜
10質量部である。
【0072】次にこれらの結着樹脂、離型剤、荷電制御
剤、着色剤等をヘンシェルミキサー、ボールミル等の混
合機により十分混合してから、加熱ロール、ニーダー、
エクストルーダーの如き熱混練機を用いて溶融混練し
て、樹脂類を互いに相溶せしめた中に荷電制御剤、着色
剤を分散または溶解せしめ、冷却固化後、機械的に所望
の粒度に微粉砕し、さらに分級によって粒度分布をシャ
ープにする。あるいは、冷却固化後、ジェット気流下で
ターゲットに衝突させて得られた微粉砕物を、熱または
機械的衝撃力によって球形化する。
【0073】以上のように製造された本発明のトナー
は、シリカ、アルミナ、チタニア等の無機微粉体を外添
して用いることができる。該無機微粉体は比表面積(B
ET)が20〜400m2/gであることが好ましい。
さらに該無機微粉体の表面処理品を外添で用いることも
できる。表面処理剤としては、シランカップリング剤、
シリル化剤、チタンカップリング剤、シリコーンオイル
等が挙げられるが、好ましくはシランカップリング剤、
シリル化剤、シリコーンオイルで処理したものであり、
これらを併用してもよい。上記微粉体のトナーへの添加
量は、トナー100質量部に対して、0.05〜5質量
部で、好ましくは0.1〜3質量部である。
【0074】さらに本発明においては、現像性、耐久性
を向上させるために次の無機粉体を添加することもでき
る。マグネシウム、亜鉛、アルミニウム、セリウム、コ
バルト、鉄、ジルコニウム、クロム、マンガン、ストロ
ンチウム、錫、アンチモン等の金属酸化物;チタン酸カ
ルシウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸ストロンチ
ウム等の複合金属酸化物;硫酸バリウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、炭酸アルミニウム等の金属塩;
カオリン等の粘土鉱物;アパタイト等のリン酸化合物;
シリカ、炭化珪素、窒化珪素等の珪素化合物;カーボン
ブラックやグラファイト等の炭素粉末が挙げられる。
【0075】同様の目的で以下の有機粒子や複合粒子を
添加することもできる。ポリアミド樹脂粒子、シリコー
ン樹脂粒子、シリコーンゴム粒子、ウレタン粒子、メラ
ミン−ホルムアルデヒド粒子、アクリル粒子等の樹脂粒
子;ゴム、ワックス、脂肪酸系化合物、樹脂等と金属、
金属酸化物、塩、カーボンブラック等の無機粒子とから
なる複合粒子;テフロン(登録商標)、ポリ弗化ビニリ
デン等のフッ素樹脂;弗化カーボン等のフッ素化合物;
ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩;脂肪酸、脂肪酸エ
ステル等の脂肪酸誘導体;硫化モリブデン、アミノ酸及
びアミノ酸誘導体等が挙げられる。
【0076】次に本発明の現像方法、およびプロセスカ
ートリッジについて説明する。
【0077】図1は本発明に適用される現像装置の一例
である。図1において、現像装置4は、一成分現像剤と
して非磁性トナー8を収容した現像容器14と、現像容
器14内の長手方向に延在する開口部に位置し潜像担持
体1と対向設置されたトナー担持体5とを備え、潜像担
持体1上の静電潜像を現像して可視化するようになって
いる。
【0078】トナー担持体5は、上記開口部にて図に示
す右略半周面を現像容器14内に突入し、左略半周面を
現像容器14外に露出して横設されている。この現像容
器14外へ露出した面は、現像装置4の図中左方に位置
する潜像担持体1に当接しているか、またはわずかな微
小間隔を有して対向している。
【0079】トナー担持体5は矢印B方向に回転駆動さ
れ、またその表面は、トナー8との摺擦確率を高くし、
かつ、トナー8の搬送を良好に行うための適度な凹凸を
有している。トナー担持体5は、潜像担持体に非接触で
用いる場合は、一例として、直径16mmのアルミニウ
ム製スリーブ表面にガラスビーズ(#600)による定
形ブラスト処理を施し、表面粗さRzが約3μmとした
ものを用い、潜像担持体1との間隙が300μmになる
ように対向させる。またトナー担持体5を潜像担持体に
当接させて用いる場合は、一例として、NBRの基層に
エーテルウレタンを表層コートした、直径16mm、表
面粗さRzが5〜10μm、抵抗が10 4〜108Ωの弾
性ローラーを用いることができる。潜像担持体1の周速
は50〜170mm/s、トナー担持体5の周速は潜像
担持体の周速に対して1〜2倍の周速で回転させてい
る。
【0080】トナー担持体5の上方位置には、SUS等
の金属板や、ウレタン、シリコーン等のゴム材料また
は、バネ弾性を有するSUSまたはリン青銅の金属薄板
を基体とし、トナー担持体5への当接面側にゴム材料を
接着したもの等からなる規制部材7が、ブレード支持板
金15に支持され、自由端側の先端近傍をトナー担持体
5の外周面に面接触にて当接するように設けられてお
り、その当接方向としては、当接部に対して先端側がト
ナー担持体5の回転方向上流側に位置するいわゆるカウ
ンター方向になっている。
【0081】トナー規制部材の一例としては、厚さ1.
0mmの板状のウレタンゴムをブレード支持板金15に
接着した構成で、トナー担持体5に対する当接圧を、2
2.5〜34.3N/m(23〜35g/cm)(線圧
の測定は、摩擦係数が既知の金属薄板を3枚当接部に挿
入し、中央の1枚をばねばかりで引き抜いた値から換算
した。)に設定したものである。
【0082】弾性ローラー6は、トナー規制部材7のト
ナー担持体5表面との当接部に対しトナー担持体5の回
転方向上流側に当接され、かつ回転可能に支持されてい
る。この構造としては、発泡骨格状スポンジ構造や芯金
上にレーヨン、ナイロン等の繊維を植毛したファーブラ
シ構造のものが、トナー担持体5へのトナー8の供給お
よび未現像トナーの剥ぎ取りの点から好ましく、弾性ロ
ーラーの一例としては、芯金6a上にポリウレタンフォ
ームを設けた直径12mmの弾性ローラー6を用いた。
この弾性ローラー6のトナー担持体5に対する当接幅と
しては、1〜8mmが有効で、またトナー担持体5に対
してその当接部において相対速度を持たせることが好ま
しい。
【0083】トナー帯電ローラー20はNBR、シリコ
ーンゴム等の弾性体であり、押圧部材21に取り付けら
れている。そしてこの押圧部材21によるトナー帯電ロ
ーラー20のトナー担持体5への当接荷重は0.49〜
4.9N(50〜500gf)に設定した。トナー帯電
ローラー20の当接により、トナー担持体5上のトナー
層は細密充填され均一コートされる。弾性ブレード7と
トナー帯電ローラー20の長手位置関係は、トナー帯電
ローラー20がトナー担持体5上の弾性ブレード7当接
全域を確実に覆うことができるように配置されるのが好
ましい。
【0084】またトナー帯電ローラー20の駆動につい
ては、トナー担持体5との間は従動または同周速が必須
であり、トナー帯電ローラー20、トナー担持体5間に
周速差が生じるとトナーコートが不均一になり、画像上
にムラが発生するため好ましくない。
【0085】トナー帯電ローラー20のバイアスは、電
源18によってトナー担持体5と潜像担持体1の両者間
に印加された直流、または直流を重畳した交流電圧(現
像AC電圧)を分岐した放電開始電圧以上の電圧で印加
されており、トナー担持体5上のトナー8はトナー帯電
ローラー20より、放電によって電荷付与を受ける。
【0086】なお、放電開始電圧とは、図3に示すA点
の電圧である。
【0087】トナー帯電ローラー20のバイアスは、ト
ナー担持体5に対して600〜2000Vの電位差が生
じるように設定される。
【0088】トナー帯電ローラー20による帯電付与を
受けた後、トナー担持体5上に薄層形成されたトナー層
は、一様に潜像担持体1との対向部である現像部へ搬送
される。
【0089】この現像部において、トナー担持体5上に
薄層形成されたトナー層は、図1に示すように、電源1
8によってトナー担持体5と潜像担持体1の両者間に印
加された直流バイアス、または直流を重畳した交流バイ
アスによって、潜像担持体1上の静電潜像にトナー像と
して現像される。
【0090】なお、以上は現像方法および画像形成装置
本体に着脱可能な現像装置からなるプロセスカートリッ
ジに適用した場合について説明したが、画像形成装置本
体内に固定され、トナーのみを補給するような構成の現
像装置に適用してもよい。また、少なくとも上記現像装
置を備え、必要に応じ感光ドラム、クリーニングブレー
ド、廃トナー収容容器、帯電装置の全てを、あるいはい
くつかを一体で形成し画像形成装置本体に対し着脱可能
なプロセスカートリッジに適用してもよい。
【0091】
【実施例】以下に実施例および比較例を示して、本発明
をさらに詳細に説明する。なお、「部」とあるのはすべ
て質量部を意味する。
【0092】<製造例1>高速攪拌装置クレアミックス
(エムテクニック社製)を備えた2リットル用4つ口フ
ラスコ中に、イオン交換水630部と、0.1mol/
リットルのNa3PO4水溶液485部を添加し、クレア
ミックスの回転数を14000rpmに調整し63℃に
加温した。ここに、1.0mol/リットルのCaCl
2水溶液65部を徐々に添加し、さらに10%塩酸を滴
下して微小な難水溶性分散剤Ca 3(PO42を含むp
H=5.8の水系媒体を調製した。
【0093】一方、分散質系は、 ・スチレン単量体 175部 ・ブチルアクリレート単量体 25部 ・カーボンブラック 15部 ・サリチル酸金属化合物 1.6部 をアトライターを用いて5時間分散させた後、上記混合
物に下記の成分を加えて、さらに2時間分散させて、分
散質系を調製した。 ・飽和ポリエステル(酸価9.8mgKOH/g、ピーク分子量12500) 16部 ・エステルワックス 20部
【0094】次に、上記分散質系に重合開始剤2,2’
−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)5部を
添加した後、上記分散媒中に投入し、内温70℃の窒素
雰囲気下、17000rpmで15分間造粒した。その
後、撹拌機をプロペラ撹拌機に交換し、50rpmで撹
拌しながら70℃に保ちつつ5時間重合し、さらに内温
を80℃に昇温させ5時間重合した。重合終了後、スラ
リーを冷却し希塩酸を添加して分散剤を除去した。さら
に水洗し、乾燥、分級を行い、着色粒子を得た。
【0095】上記着色粒子100部に対して、一次粒径
約7nmのシリカ100部にジメチルシリコーンオイル
20部で表面処理した疎水性シリカ(BET=130m
2/g)1.2部と、表1に記載のハイドロタルサイト
A0.2部をヘンシェルミキサーFM10Bにて外添し
てトナーAを得た。
【0096】該トナーAの重量平均径は6.8μm、フ
ロー式粒子像分析装置によるC値は12%、平均円形度
は0.975、円形度の標準偏差は0.022であっ
た。
【0097】<製造例2>製造例1で、水系媒体のpH
を7.4にした以外は製造例1と同様にして重量平均径
7.0μm、フロー式粒子像分析装置によるC値が30
%、平均円形度が0.968、円形度の標準偏差が0.
027のトナーBを得た。
【0098】<製造例3>製造例1で、水系媒体のpH
を9.2にした以外は製造例1と同様にして重量平均径
7.1μm、フロー式粒子像分析装置によるC値が37
%、平均円形度が0.962、円形度の標準偏差が0.
030のトナーCを得た。
【0099】<製造例4>製造例1で、水系媒体のpH
を4.2にした以外は製造例1と同様にして重量平均径
7.0μm、フロー式粒子像分析装置によるC値が4
%、平均円形度が0.988円形度の標準偏差が0.0
20のトナーDを得た。
【0100】 <製造例5> ・スチレンアクリル樹脂 100部 (スチレン−ブチルアクリレート共重合比=80:20) ・カーボンブラック 8部 ・サリチル酸金属化合物 0.7部 上記を、ヘンシェルミキサーを用いて混合し、二軸押し
出し混練機で溶融混練した後、ハンマーミルで粗粉砕
し、ジェットミルで微粉砕した後、分級して着色粒子を
得た。
【0101】上記着色粒子100部に対して、製造例1
で用いた疎水性シリカ1.5部と、表1に記載のハイド
ロタルサイトA0.2部をヘンシェルミキサーFM10
Bにて外添してトナーEを得た。
【0102】該トナーEの重量平均径は7.3μm、フ
ロー式粒子像分析装置によるC値は39%、平均円形度
は0.945、円形度の標準偏差は0.029であっ
た。
【0103】<製造例6>製造例4で得た着色粒子を、
さらにハイブリダイザー1型(奈良機械製作所製)を用
い、2500rpm,6分間処理したもの100部に対
して、製造例1で用いた疎水性シリカ1.5部と、表1
に記載のハイドロタルサイトA0.2部をヘンシェルミ
キサーFM10Bにて外添してトナーFを得た。
【0104】該トナーFの重量平均径は6.9μm、フ
ロー式粒子像分析装置によるC値は17%、平均円形度
は0.995、円形度の標準偏差は0.019であっ
た。
【0105】<製造例7>製造例5において、粉砕機と
してクリプトロン(川崎重工製)を用いた以外は製造例
5と同様にして着色粒子を得た。
【0106】上記着色粒子100部に対して、製造例1
で用いた疎水性シリカ1.5部と、表1に記載のハイド
ロタルサイトA0.2部をヘンシェルミキサーFM10
Bにて外添してトナーGを得た。
【0107】該トナーGの重量平均径は7.2μm、フ
ロー式粒子像分析装置によるC値は23%、平均円形度
は0.953、円形度の標準偏差は0.037であっ
た。
【0108】<製造例8>製造例1において、ハイドロ
タルサイトAの代わりに表1に記載のハイドロタルサイ
トBを0.2部用いる以外は製造例1と同様にしてトナ
ーHを得た。
【0109】<製造例9>製造例1において、ハイドロ
タルサイトAの代わりに表1に記載のハイドロタルサイ
トCを0.2部用いる以外は製造例1と同様にしてトナ
ーIを得た。
【0110】<製造例10>製造例1において、ハイド
ロタルサイトAの代わりに表1に記載のハイドロタルサ
イトDを0.2部用いる以外は製造例1と同様にしてト
ナーJを得た。
【0111】<製造例11>製造例1において、ハイド
ロタルサイトAの代わりに表1に記載のハイドロタルサ
イトEを0.2部用いる以外は製造例1と同様にしてト
ナーKを得た。
【0112】<製造例12>製造例1において、ハイド
ロタルサイトAの代わりに表1に記載のハイドロタルサ
イトFを0.2部用いる以外は製造例1と同様にしてト
ナーLを得た。
【0113】<製造例13>製造例1において、ハイド
ロタルサイトAの代わりに表1に記載のハイドロタルサ
イトGを0.2部用いる以外は製造例1と同様にしてト
ナーMを得た。
【0114】<製造例14>製造例1において、ハイド
ロタルサイトAの代わりに表1に記載のハイドロタルサ
イトHを0.2部用いる以外は製造例1と同様にしてト
ナーNを得た。
【0115】<比較製造例1>製造例1において、ハイ
ドロタルサイトAの代わりに表1に記載のハイドロタル
サイトIを0.2部用いる以外は製造例1と同様にして
トナーOを得た。
【0116】<比較製造例2>製造例1において、ハイ
ドロタルサイトAの代わりに表1に記載のハイドロタル
サイトJを0.2部用いる以外は製造例1と同様にして
トナーPを得た。
【0117】<実施例1>製造例1のトナーAを、市販
のカラーレーザープリンターLBP2160(キヤノン
社製)を以下のように改造した改造機Aを用いて評価し
た。
【0118】LBP2160の改造機Aは、イエローカ
ートリッジを図1のように改造した。図1において、現
像装置4は、一成分現像剤として非磁性トナー8を収容
した現像容器14と、現像容器14内の長手方向に延在
する開口部にトナー担持体5とを備えており、トナー担
持体5は、直径16mmのアルミニウム製スリーブ表面
にガラスビーズ(#600)による定形ブラスト処理を
施し、表面粗さRzが約2.5μmとしたものを用い
た。トナー担持体5は、画像形成時、潜像担持体1との
間隙が330μmになるように設定し、潜像担持体1の
周速120mm/sに対して1.7倍の周速204mm
/sで回転させている。
【0119】トナー担持体5の上方位置には、リン青銅
の金属薄板を基体とし、トナー担持体5への当接面側に
ウレタンゴムを接着したものからなる規制部材としての
弾性ブレード7が、ブレード支持板金15に支持され、
自由端側の先端近傍を現像スリーブ5の外周面に面接触
にて当接するように設けられており、その当接方向とし
ては、当接部に対して先端側がトナー担持体5の回転方
向上流側に位置するいわゆるカウンター方向になってい
る。また、トナー担持体5に対する当接圧は24.5N
/m(25g/cm)(線圧の測定は、摩擦係数が既知
の金属薄板を3枚当接部に挿入し、中央の1枚をばねば
かりで引き抜いた値から換算した。)に設定した。
【0120】弾性ローラー6は、芯金6a上にポリウレ
タンフォームを設けた直径12mmの弾性ローラーであ
る。この弾性ローラー6のトナー担持体5に対する当接
幅2.8mm、相対速度130mm/sとなるように設
定した。
【0121】トナー帯電ローラー20はNBR製のゴム
ローラーであり、表面のRa/Rz=0.13(Ra=
1.1、Rz=8.5)であって、押圧部材21に取り
付けられている。そしてこの押圧部材21によるトナー
帯電ローラー20のトナー担持体5への当接により、
0.4mmのニップを形成している。トナー帯電ローラ
ー20は、トナー担持体5に従動している。
【0122】トナー帯電ローラー20のバイアスは、電
源18によってトナー担持体5と潜像担持体1の両者間
に印加された直流を重畳した交流電圧(現像AC電圧)
を分岐して印加されている。トナー担持体5に印加され
るバイアスは直流電圧:Vdc=−300VにAC:矩
形波Vpp=2200V、f=2200Hzを重畳した
ものである。トナー帯電ローラー20に印加されるバイ
アスはVdc=−1200VにAC:矩形波Vpp=1
000V、f=2200Hzを重畳したものである。な
お、トナー担持体5に印加されるバイアスとトナー帯電
ローラー20に印加されるバイアスの位相差はない。
【0123】上記改造機Aのイエローカートリッジにト
ナーAを300g充填し、印字比率2%または印字比率
80%で2000枚の連続プリントの試験をした。な
お、試験は、28℃/5%RHまたは、30℃/85%
RHの環境で行った。いずれの試験においても、10枚
めと5000枚めに、べた黒パターンとべた白パターン
をサンプルとしてプリントした。
【0124】<実施例2>製造例1のトナーAを、市販
のカラーレーザープリンターLBP2160(キヤノン
社製)を以下のように改造した改造機Bを用いて評価し
た。
【0125】LBP2160の改造機Bは、イエローカ
ートリッジを次のように改造した。図2において、トナ
ー担持体5は、基層がNBR、表層がエーテルウレタン
で構成された弾性ローラーで、表面粗さRzが6.5μ
mのものを用いた。トナー担持体5は、画像形成時、潜
像担持体1に接触するように設定し、潜像担持体1の周
速120mm/sに対して1.7倍の周速204mm/
sで回転させている。
【0126】トナー担持体5の上方位置には、リン青銅
の金属薄板を基体とし、トナー担持体5への当接面側に
ウレタンゴムを接着したものからなる規制部材としての
弾性ブレード7が、ブレード支持板金15に支持され、
自由端側の先端近傍を現像スリーブ5の外周面に面接触
にて当接するように設けられており、その当接方向とし
ては、当接部に対して先端側がトナー担持体5の回転方
向上流側に位置するいわゆるカウンター方向になってい
る。また、トナー担持体5に対する当接圧は24.5N
/m(25g/cm)(線圧の測定は、摩擦係数が既知
の金属薄板を3枚当接部に挿入し、中央の1枚をばねば
かりで引き抜いた値から換算した。)に設定した。
【0127】弾性ローラー6は、芯金6a上にポリウレ
タンフォームを設けた直径12mmの弾性ローラーであ
る。この弾性ローラー6のトナー担持体5に対する当接
幅2.8mm、相対速度130mm/sとなるように設
定した。
【0128】トナー帯電ローラー20はNBR製のゴム
ローラーであり、表面のRa/Rz=0.17(Ra=
1.5、Rz=8.7)であって、押圧部材21に取り
付けられている。そしてこの押圧部材21によるトナー
帯電ローラー20のトナー担持体5への当接により、
0.35mmのニップを形成している。トナー帯電ロー
ラー20は、トナー担持体5に従動している。
【0129】トナー帯電ローラー20のバイアスは、電
源18によってトナー担持体5と潜像担持体1の両者間
に印加された直流電圧を分岐して印加されている。トナ
ー担持体5に印加されるバイアスは直流電圧:Vdc=
−270V、トナー帯電ローラー20に印加されるバイ
アスはVdc=−1850Vである。
【0130】上記改造機Bのイエローカートリッジにト
ナーAを300g充填し、実施例1と同様の評価を行っ
た。
【0131】<実施例3〜15>実施例2で用いた改造
機Bを用いて、製造例2〜15で示したトナーB〜Nを
実施例2と同様にして評価した。ただし実施例6および
実施例8では、定着器を外した状態でプリントを行い、
10枚時および5000枚時のサンプルのみをCLC7
00(キヤノン社製)で定着させた。
【0132】<実施例16>改造機Bにおいて、押圧部
材21を調整してトナー担持体5とトナー帯電ローラー
20の当接ニップを1.0mmにして、製造例1に示し
たトナーAを実施例2と同様にして評価した。
【0133】<実施例17>改造機Bにおいて、押圧部
材21を調整してトナー担持体5とトナー帯電ローラー
20の当接ニップを0.12mmにして、製造例1に示
したトナーAを実施例2と同様にして評価した。
【0134】<実施例18>改造機Bにおいて、押圧部
材21を調整してトナー担持体5とトナー帯電ローラー
20の当接ニップを1.8mmにして、製造例1に示し
たトナーAを実施例2と同様にして評価した。
【0135】<実施例19>改造機Bにおいて、トナー
帯電ローラー20を、表面のRa/Rz=0.35(R
a=3.4、Rz=9.8)であるものに交換して、製
造例1に示したトナーAを実施例2と同様にして評価し
た。
【0136】<実施例20>改造機Bにおいて、トナー
帯電ローラー20を、表面のRa/Rz=0.06(R
a=0.53、Rz=8.8)であるものに交換して、
製造例1に示したトナーAを実施例2と同様にして評価
した。
【0137】<実施例21>改造機Bにおいて、トナー
帯電ローラー20を、表面のRa/Rz=0.65(R
a=5.9、Rz=9.1)であるものに交換して、製
造例1に示したトナーAを実施例2と同様にして評価し
た。
【0138】<比較例1>比較製造例1で示したトナー
Oを、実施例2で用いた改造機Bを用いて、実施例2と
同様にして評価した。
【0139】<比較例2>比較製造例2で示したトナー
Pを、実施例2で用いた改造機Bを用いて、実施例2と
同様にして評価した。
【0140】<比較例3>改造機Bにおいて、押圧部材
21を調整してトナー担持体5とトナー帯電ローラー2
0の当接ニップを0.06mmにして、製造例1に示し
たトナーAを実施例2と同様にして評価した。
【0141】<比較例4>改造機Bにおいて、押圧部材
21を調整してトナー担持体5とトナー帯電ローラー2
0の当接ニップを2.2mmにして、製造例1に示した
トナーAを実施例2と同様にして評価した。
【0142】<比較例5>改造機Bにおいて、トナー帯
電ローラー20を、表面のRa/Rz=0.02(Ra
=0.18、Rz=8.9)であるものに交換して、製
造例1に示したトナーAを実施例2と同様にして評価し
た。
【0143】<比較例6>改造機Bにおいて、トナー帯
電ローラー20を、表面のRa/Rz=0.75(Ra
=7.0、Rz=9.3)であるものに交換して、製造
例1に示したトナーAを実施例2と同様にして評価し
た。
【0144】[評価方法] (1)画像濃度 ベタ黒パターンのサンプルの、紙先端から3cmの部分
の濃度を、中央、両端の3点測定し平均値を求める。濃
度測定は、反射濃度計RD918(マクベス社製)でお
こなった。評価のランク分けは、以下のようにおこなっ
た。 ・初期濃度 A:10枚めの濃度1.45以上 B:10枚めの濃度1.40以上1.45未満 C:10枚めの濃度1.35以上1.40未満 D:10枚めの濃度1.35未満 ・耐久濃度低下 A:10枚めのと5000枚めの濃度差が0.1未満 B:10枚めのと5000枚めの濃度差が0.1以上
0.2未満 C:10枚めのと5000枚めの濃度差が0.2以上
0.3未満 D:10枚めのと5000枚めの濃度差が0.3以上
【0145】(2)カブリ ベタ白パターンのサンプルと未使用の紙の反射率をそれ
ぞれ、TC−6DS(東京電色社製)で測定し(3点平
均)、その差を求めた。評価のランク分けは、以下のよ
うにおこなった。なお、初期かぶりは10枚時サンプル
にて、耐久カブリは5000枚時サンプルにて評価し
た。 A:2.0%未満 B:2.0%以上4.0%未満 C:4.0%以上6.0%未満 D:6.0%以上
【0146】評価結果を表2に示す。
【0147】
【表1】
【0148】
【表2】
【0149】なお表2の評価の各欄の表記は、 /の左側:80%印字率の30℃/85%RH環境での
評価結果 /の右側:2%印字率の28℃/5%RH環境での評価
結果 である。
【0150】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によって、
高温低湿環境下での低印字率耐久によっても、また、高
温高湿環境下での高印字率耐久によっても、安定した電
荷量が得られ、トナー飛散やカブリがなく、十分な画像
濃度を得る画像形成が可能である非磁性一成分トナー、
および現像方法、およびプロセスカートリッジが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】非磁性一成分非接触現像をおこなう現像装置の
概略図である。
【図2】非磁性一成分接触現像をおこなう現像装置の概
略図である。
【図3】トナー帯電ローラーに印加した電圧と、トナー
担持体上のトナー表面電位との関係のグラフである。
【符号の説明】
1 潜像担持体 4 現像装置 5 トナー担持体 6 弾性ローラー 7 弾性ブレード(規制部材) 8 トナー 15 ブレード支持板金 18 電源 20 トナー帯電ローラー 21 押圧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森木 裕二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 喜予和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H005 AA08 CB10 FA07 2H077 AD02 AD06 AD13 AD36 AE10 BA09 EA14 EA15 EA16 FA01 FA22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、潜像担持体に非接触の、ま
    たは接触したトナー担持体を有し、該トナー担持体に対
    し、トナーを介して当接したトナー規制部材と、該トナ
    ー担持体と該トナー規制部材との当接部に対して該トナ
    ー担持体の回転方向上流側に当接して設けられた回転可
    能な弾性ローラーを有し、該トナー担持体上の現像部上
    流側に設けられた圧接弾性部材にトナーと同極性の放電
    開始電圧以上のバイアスを印加するトナー帯電ローラー
    を有し、該トナー帯電ローラーと該トナー担持体の当接
    ニップが0.1〜2.0mmであり、該トナー帯電ロー
    ラー表面のRaとRzの比Ra/Rzが0.05〜0.
    7である現像装置を用い、該潜像担持体上に形成された
    静電潜像をトナーによって現像する画像形成方法に適用
    される非磁性一成分トナーであって、 該非磁性一成分トナーは、少なくとも結着樹脂と着色剤
    を含有するトナー粒子と、下記に示す一般式(1)のハ
    イドロタルサイト類を、少なくとも含有してなることを
    特徴とする非磁性一成分トナー。 【化1】 (式中、0<〔X=(x1+x2+…+xk)〕≦0.
    5、Y=(y1+y2+…+yj)=1−Xであり、j
    及びkは2以上の整数、M12 +,M22 +,…及びMj2 +
    はそれぞれ異なる2価の金属イオン、L13 +,L23 +
    …及びLk3+はそれぞれ異なる3価の金属イオン、An -
    はn価のアニオンを示し、m≧0である。)
  2. 【請求項2】 該ハイドロタルサイト類が下記一般式
    (2)で示されることを特徴とする請求項1に記載の非
    磁性一成分トナー。 【化2】 (式中、0<〔X=(x1+x2+…+xk)〕≦0.
    5、Y=(y1+y2+…+yj)=1−Xであり、j
    及びkは2以上の整数、M2,M3,…及びMjはZ
    n、Ca、Ba、Ni、Sr,Cu及びFeからなる群
    より選ばれるそれぞれ異なる金属、L2,L3…及びL
    kはB、Ga、Fe、Co及びInからなる群より選ば
    れるそれぞれ異なる金属、An -はn価のアニオン、m≧
    0である。)
  3. 【請求項3】 該非磁性一成分トナーは、フロー式粒子
    像分析装置による円相当径0.6μm以上2μm未満の
    粒子の含有量Cが5〜35個数%であり、平均円形度が
    0.950〜0.990であり、円形度の標準偏差が
    0.035以下であることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の非磁性一成分トナー。
  4. 【請求項4】 少なくとも、潜像担持体に非接触の、ま
    たは接触したトナー担持体を有し、該トナー担持体に対
    し、トナーを介して当接したトナー規制部材と、該トナ
    ー担持体と該トナー規制部材との当接部に対して該トナ
    ー担持体の回転方向上流側に当接して設けられた回転可
    能な弾性ローラーを有し、該トナー担持体上の現像部上
    流側に設けられた圧接弾性部材にトナーと同極性の放電
    開始電圧以上のバイアスを印加するトナー帯電ローラー
    を有し、該トナー帯電ローラーと該トナー担持体の当接
    ニップが0.1〜2.0mmであり、該トナー帯電ロー
    ラー表面のRaとRzの比Ra/Rzが0.05〜0.
    7である現像装置を用い、該潜像担持体上に形成された
    静電潜像をトナーによって現像する画像形成方法におい
    て、 該トナーは、少なくとも結着樹脂と着色剤を含有するト
    ナー粒子と、下記に示す一般式(1)のハイドロタルサ
    イト類を、少なくとも含有してなる非磁性一成分トナー
    であることを特徴とする画像形成方法。 【化3】 (式中、0<〔X=(x1+x2+…+xk)〕≦0.
    5、Y=(y1+y2+…+yj)=1−Xであり、j
    及びkは2以上の整数、M12+,M22+,…及びMj2+
    はそれぞれ異なる2価の金属イオン、L13+,L23+
    …及びLk3+はそれぞれ異なる3価の金属イオン、An-
    はn価のアニオンを示し、m≧0である。)
  5. 【請求項5】 該ハイドロタルサイト類が下記一般式
    (2)で示されることを特徴とする請求項4に記載の画
    像形成方法。 【化4】 (式中、0<〔X=(x1+x2+…+xk)〕≦0.
    5、Y=(y1+y2+…+yj)=1−Xであり、j
    及びkは2以上の整数、M2,M3,…及びMjはZ
    n、Ca、Ba、Ni、Sr,Cu及びFeからなる群
    より選ばれるそれぞれ異なる金属、L2,L3…及びL
    kはB、Ga、Fe、Co及びInからなる群より選ば
    れるそれぞれ異なる金属、An -はn価のアニオン、m≧
    0である。)
  6. 【請求項6】 該非磁性一成分トナーは、フロー式粒子
    像分析装置による円相当径0.6μm以上2μm未満の
    粒子の含有量Cが5〜35個数%であり、平均円形度が
    0.950〜0.990であり、円形度の標準偏差が
    0.035以下であることを特徴とする請求項4又は5
    に記載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】 画像形成装置本体に着脱可能に装着され
    るプロセスカートリッジにおいて、 該プロセスカートリッジは少なくとも、トナー;該トナ
    ーを収容するための現像容器;潜像担持体に非接触の、
    または接触したトナー担持体;該トナー担持体に対し、
    トナーを介して当接したトナー規制部材;、該トナー担
    持体と該トナー規制部材との当接部に対して該トナー担
    持体の回転方向上流側に当接して設けられた回転可能な
    弾性ローラー;該トナー担持体上の現像部上流側に設け
    られた圧接弾性部材であるトナー帯電ローラー;を有し
    ており、該トナー帯電ローラーと該トナー担持体の当接
    ニップが0.1〜2.0mmであり、該トナー帯電ロー
    ラー表面のRaとRzの比Ra/Rzが0.05〜0.
    7であり、該トナー帯電ローラーにトナーと同極性の放
    電開始電圧以上のバイアスを印加してトナーを帯電する
    ことが可能であり、 該トナーは、少なくとも結着樹脂と着色剤を含有するト
    ナー粒子と、下記に示す一般式(1)のハイドロタルサ
    イト類を、少なくとも含有してなる非磁性一成分トナー
    であることを特徴とするプロセスカートリッジ。 【化5】 (式中、0<〔X=(x1+x2+…+xk)〕≦0.
    5、Y=(y1+y2+…+yj)=1−Xであり、j
    及びkは2以上の整数、M12+,M22+,…及びMj2+
    はそれぞれ異なる2価の金属イオン、L13+,L23+
    …及びLk3+はそれぞれ異なる3価の金属イオン、An-
    はn価のアニオンを示し、m≧0である。)
  8. 【請求項8】 該ハイドロタルサイト類が下記一般式
    (2)で示されることを特徴とする請求項7に記載のプ
    ロセスカートリッジ。 【化6】 (式中、0<〔X=(x1+x2+…+xk)〕≦0.
    5、Y=(y1+y2+…+yj)=1−Xであり、j
    及びkは2以上の整数、M2,M3,…及びMjはZ
    n、Ca、Ba、Ni、Sr,Cu及びFeからなる群
    より選ばれるそれぞれ異なる金属、L2,L3…及びL
    kはB、Ga、Fe、Co及びInからなる群より選ば
    れるそれぞれ異なる金属、An -はn価のアニオン、m≧
    0である。)
  9. 【請求項9】 該非磁性一成分トナーは、フロー式粒子
    像分析装置による円相当径0.6μm以上2μm未満の
    粒子の含有量Cが5〜35個数%であり、平均円形度が
    0.950〜0.990であり、円形度の標準偏差が
    0.035以下であることを特徴とする請求項7又は8
    に記載のプロセスカートリッジ。
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