JP2002221656A - 焦点調整装置 - Google Patents

焦点調整装置

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JP2002221656A
JP2002221656A JP2001018623A JP2001018623A JP2002221656A JP 2002221656 A JP2002221656 A JP 2002221656A JP 2001018623 A JP2001018623 A JP 2001018623A JP 2001018623 A JP2001018623 A JP 2001018623A JP 2002221656 A JP2002221656 A JP 2002221656A
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JP
Japan
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lens
cut filter
driving
photographing
infrared cut
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Application number
JP2001018623A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hashimoto
仁史 橋本
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手軽に赤外カットフィルタを撮影光路上に挿脱
し、且つその挿脱状態に対応して撮影レンズの駆動範囲
を自動的に最適なものに切替え設定する。 【解決手段】フォーカスレンズ14を含むレンズ鏡筒11を
透過した被写体光を光電変換するCCD16と、このレン
ズ鏡筒11前端部に着脱自在に配置され、被写体光中の赤
外光を遮断する赤外カットフィルタ12と、予め定めたフ
ォーカスレンズ14の駆動範囲内でCCD16の出力信号の
コントラストが最大となる位置にフォーカスレンズ14を
駆動するAF処理回路32、第2のモータドライバ36及び
第2のモータ40と、撮像光路中の赤外カットフィルタ12
の有無でフォーカスレンズ14の駆動範囲を異ならせて設
定するCPU30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーフィルタを
有するCCD等の撮像素子を用いたデジタルカメラに好
適な焦点調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年一般に広く普及しているデジタルス
チルカメラ(以下「デジタルカメラ」と略称する)の多
くでは、撮像素子であるCCDやCMOSエリアセンサ
の撮像面にカラーフィルタを形成することで各色成分毎
の画素出力を得るようになっており、さらに撮像光路上
の撮像素子前段位置に、撮影レンズ系で得た光像中の不
要な赤外光成分を除去すべく、赤外カットフィルタを固
定配置している。
【0003】しかして、特に低照度時に上記赤外カット
フィルタを撮影光路上から外すことで、撮像素子の感度
を向上させることが可能なカメラがある。このようなカ
メラでは、赤外カットフィルタを機械的に撮影光路上に
挿脱するための複雑な機構が必要であり、且つカメラの
小型軽量化を阻害することとなってしまう。
【0004】そこで、撮像素子の前段部分には赤外カッ
トフィルタを設けず、代わってカメラのユーザ自らがレ
ンズ鏡筒の前端部に、一般的なねじ込み式の調光フィル
タと同様にして、赤外カットフィルタを着脱できるよう
にすることも考えられる。
【0005】ところで、撮影レンズを駆動しながら、所
定の駆動ステップ、または所定の時間間隔で撮影レン
ズ、撮像素子を介して得られる画像信号の高周波成分を
抽出して、この高周波成分が最大値を示す位置で撮影レ
ンズの駆動を停止することにより撮影レンズを焦点位置
に駆動する、所謂コントラスト方式の自動合焦機能を備
えたデジタルカメラは周知である。
【0006】このようなデジタルカメラにおいては、撮
影レンズの駆動位置が合焦位置から大きく外れると、画
像信号の高周波成分が少なくなるために合焦位置の検出
が難しくなり、正しい合焦位置を得るために多大の時間
が必要となるという問題を有している。
【0007】そこで、係る問題を解決するために、撮影
レンズの駆動範囲を画像信号の高周波成分が検出可能な
所定の範囲に制限することにより、高速で且つ安定して
自動合焦させる撮像装置が、例えば特開平8−2050
17号公報に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光の屈
折率は波長によって異なる。そのため、撮像光路上に赤
外カットフィルタを挿入した場合と挿入しなかった場合
とでは、合焦位置が異なることとなり、それに連れて上
記画像信号の高周波成分を検出するコントラスト方式の
自動合焦機能においても、最適な撮影レンズの駆動範囲
が異なることとなる。
【0009】したがって、ねじ込み式の赤外カットフィ
ルタをユーザが任意に着脱できるようにしたデジタルカ
メラにあっては、コントラスト方式の自動合焦機能を採
用する場合、赤外カットフィルタの着脱に併せて最適な
撮影レンズの駆動範囲をユーザ自身が選択設定しなくて
はならず、その操作が煩わしいばかりでなく、設定を間
違えるか、怠ることにより最適な合焦動作が得られない
異なるという不具合が生じることになる。
【0010】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、手軽に赤外カット
フィルタを撮影光路上に挿脱し、且つその挿脱状態に対
応して撮影レンズの駆動範囲を自動的に最適なものに切
替え設定することが可能な撮像装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
撮影レンズを透過した被写体光を光電変換する撮像素子
と、この撮像素子への撮像光路中に着脱自在に配置さ
れ、被写体光中の赤外光を遮断する赤外カットフィルタ
と、予め定めた撮影レンズの駆動範囲内で上記撮像素子
の出力信号の高周波成分が最大となる位置に撮影レンズ
を駆動する撮影レンズ駆動手段と、上記撮影レンズの撮
像光路中に上記赤外カットフィルタを挿入している場合
と挿入していない場合とで上記撮像レンズの駆動範囲を
異ならせて設定する設定手段とを具備したことを特徴と
する。
【0012】このような構成とすれば、例えばレンズ鏡
筒前端へのねじ込み式のようにして手軽に赤外カットフ
ィルタを撮影光路上に着脱可能な構造とした場合でも、
その時点での着脱状態に応じて最適な撮影レンズの駆動
範囲を設定することができるので、常に高速で且つ安定
した自動合焦動作を行なわせることが可能となる。
【0013】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記設定手段は、メモリに予め記憶さ
れている複数の上記撮像レンズの駆動範囲の中から所定
のものを選択して設定することを特徴とする。
【0014】このような構成とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、予め撮影レンズの駆動範囲を
用意しているものの中から選択して設定することで、よ
り迅速な自動合焦動作を得ることができる。
【0015】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記設定手段は、オートフォーカスモ
ード撮影距離を手動で設定し、当該設定された位置に合
焦するべく上記撮像レンズを駆動することが可能なマニ
ュアルフォーカスモードにおいて、自動合焦を行なうオ
ートフォーカスモードでの場合とも異なるようにして、
上記撮影レンズの撮像光路中に上記赤外カットフィルタ
を挿入している場合と挿入していない場合とで上記撮像
レンズの駆動位置を異ならせることを特徴とする。
【0016】このような構成とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、自動合焦を行なわないマニュ
アルフォーカスモード時にも赤外カットフィルタの着脱
状態に対応して撮影レンズを最適な駆動位置に設定する
ことができる。
【0017】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記撮像素子の出力信号から照度レベ
ルを検出する検出手段をさらに具備し、上記設定手段
は、この検出手段の検出結果により上記撮影レンズの駆
動速度をも異ならせることを特徴とする。
【0018】このような構成とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、特に照度レベルが高く、且つ
赤外カットフィルタを撮像光路上から取り外している場
合には、画像信号の高周波成分の変化の度合いが小さい
ことが多いため、あえて撮影レンズの駆動速度を落とす
ことで、確実に合焦を得ることができる。
【0019】請求項5記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、被写体に対して赤外光を投射する赤外
光投射手段をさらに具備し、上記設定手段は、この赤外
光投射手段の作動の有無をも勘案して上記撮影レンズの
駆動範囲を異ならせることを特徴とする。
【0020】このような構成とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、補助光として赤外光を被写体
に投射した画像を得る場合でも、その状況を正確に認識
して撮影レンズの駆動範囲を最適なものに設定すること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明をデジタルカメラに適
用した場合の実施の一形態について図面を参照して説明
する。
【0022】図1はその回路構成について示すもので、
10がデジタルカメラである。
【0023】このデジタルカメラ10のレンズ鏡筒11
の前端部内周面には各種調光フィルタを取付けることが
できるように螺刻が施されており、この螺刻形成された
ねじ山に、赤外カットフィルタ12をユーザが任意に装
着できるものとする。
【0024】しかして、上記レンズ鏡筒11内には、ズ
ームレンズ13、フォーカスレンズ14、及び絞り15
が設けられている。このレンズ鏡筒11を介して得られ
た光像は、撮像素子であるCCD16の撮像面上に直接
結像される。
【0025】この場合、レンズ鏡筒11とCCD16の
間には一般的な赤外カットフィルタは存在しない。
【0026】図2はこのCCD16の撮像面上に配され
るカラーフィルタの構成を例示するものである。図示す
る如くCCD16は、画像を撮影するためのベイヤー配
列の原色系(RGB)のカラーフィルタからなる第1の
エリアAと、この第1のエリアAの一辺に隣接した、赤
外光透過フィルタ(図では「IR」と示す)を一列に配
置した第2のエリアBとを有したカラーフィルタを備え
ているものとする。
【0027】しかして、CCD16でその露光時間中に
各色成分の画素毎の電荷を蓄積して出力すると、その出
力が撮像回路17により映像信号に変換される。この撮
像回路17の出力するアナログ値の映像信号をA/D変
換器18がデジタル化してバッファメモリ19に出力す
る。
【0028】バッファメモリ19は、A/D変換器18
の出力する映像信号を一時的に記憶するもので、このバ
ッファメモリ19に記憶された映像信号がD/A変換器
20に読出され、アナログ値に変換された後にバックラ
イト付きのカラー液晶パネル(図では「LCD」と示
す)21にてモニタ表示される。
【0029】また、バッファメモリ19の記憶した映像
信号は圧縮/伸長回路22にも読出され、指定された圧
縮方法によりデータ量が適宜圧縮された後に、フラッシ
ュメモリで構成される着脱自在の記録用メモリ23に記
録、保存される。
【0030】この記録用メモリ23に保存された映像信
号は、再生モード時に読出されると、圧縮/伸長回路2
2にて記録時とは反対の処理により伸長され、ビットマ
ップ状の映像信号に復元されるもので、得られた映像信
号はバッファメモリ19に記憶され、上記D/A変換器
20を介してカラー液晶パネル21で表示出力される。
【0031】しかして、このデジタルカメラ10全体を
統括して制御するのがCPU30であり、このCPU3
0に対して、撮影時のAE(自動露光)演算を行なうA
E処理回路31、撮影時のAF(自動合焦)演算を行な
うAF処理回路32、タイミングジェネレータ(TG)
33が接続される。
【0032】タイミングジェネレータ33は、CPU3
0からの制御により各種タイミング信号を発振し、上記
撮像回路17と上記CCD16を駆動するCCDドライ
バ34とに送出する。
【0033】また、CPU30は、第1乃至第3のモー
タドライバ35〜37、スイッチング回路38とも接続
される。第1のモータドライバ35は、上記絞り14を
回動させる第1のモータ39を駆動する。第2のモータ
ドライバ36は、上記フォーカスレンズ13を移動させ
る第2のモータ40を駆動する。第3のモータドライバ
37は、上記ズームレンズ12を移動させる第3のモー
タ41を駆動する。
【0034】スイッチング回路38は、CPU30の指
示に従ってストロボ発光部42でのチャージ及び発光を
スイッチング制御する。
【0035】また、CPU30には、メニューボタンや
レリーズスイッチ、各種モードスイッチその他の操作ス
イッチ(SW)51からの操作信号が直接入力されるも
ので、このCPU30は自動合焦動作を含む以上のすべ
ての回路を統括動作するための制御プログラムを記憶し
たEEPROM52と接続される。
【0036】加えてEEPROM52には、CCD16
の上記図2で示した第2のエリアBからの出力レベルに
対する閾値を予め記憶しておくものとし、CPU30
は、このEEPROM52に記憶した閾値を用いてCC
D16の第2のエリアBの出力レベルと比較することに
より、レンズ鏡筒11の前端部に赤外カットフィルタ1
2が装着されているか否かを判断し、その判断結果に応
じて後述する処理を実行する。
【0037】さらにCPU30は、赤外LED53をレ
リーズタイミングに合わせて発光駆動することで補助光
としての赤外光を被写体に投射し、赤外線画像を得るこ
とができるものとする。
【0038】なお、CPU30を始め上述した各回路に
対して電源である電池54から必要な電力が供給され
る。
【0039】このデジタルカメラ10の特に記録モード
時の基本的な動作は、次の通りである。すなわち、赤外
カットフィルタ12を装着していない場合、ズームレン
ズ13、フォーカスレンズ14、及び絞り15を介して
被写体像がCCD16の撮像面上に結像され、撮像回路
17によりCCD出力が映像信号に変換される。
【0040】この映像信号は、A/D変換器18により
デジタル化された後にバッファメモリ19に一時的に記
憶される。そして、バッファメモリ19に記憶された映
像信号がD/A変換器20により再びアナログ化されて
カラー液晶パネル21にモニタ表示される。
【0041】また、バッファメモリ19に記憶された映
像信号は、圧縮/伸長回路22により例えばJPEG
(Joint Photograph coding
Experts Group)等の予め指定された方式
でデータ圧縮が施されて記録用メモリ23に記録され
る。(これとは逆に、再生時には、記録用メモリ24の
内容を圧縮/伸長回路22が伸張してバッファメモリ1
9に記憶させ、カラー液晶パネル21に表示させる。)
また、A/D変換器18の出力信号を基にAE処理回路
31により露出が自動的に調整される。具体的には、A
E処理回路31によりデジタルの映像信号が積算され、
その積算値(AE評価値)がCPU30に供給されるも
ので、その結果CCDドライバ34によるCCD16で
の電荷蓄積時間が可変制御されて、露出が自動的に調整
される。
【0042】さらに、A/D変換器16の出力信号を基
にAF処理回路32により合焦位置が自動的に調整され
る。具体的には、CPU30がAF処理回路32により
デジタルの映像信号を図示しないハイパスフィルタを通
して積算することで高周波成分を抽出してAF評価値を
取得するもので、CPU30は、詳細は後述するがEE
PROM52に記憶される駆動範囲内及び駆動速度とな
るように第2のモータドライバ36を介して第2のモー
タ40を駆動し、フォーカスレンズ13を撮影光軸の前
後方向に移動させるもので、コントラストが上がること
で映像信号中の空間高周波成分が最も多くなり、AF評
価値が最大となる位置にフォーカスレンズ13を設定す
ることにより、自動的に焦点を合わせることができる。
【0043】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
【0044】図3及び図4は、REC(記録)モードで
の電源投入から撮影に至る、CPU30がEEPROM
52に記憶されている制御プログラムに基づいて実行す
る操作スイッチ51の主として電源スイッチとレリーズ
スイッチの操作に対応した処理内容を示すものである。
【0045】同図で、その処理当初には電源スイッチの
操作により電源が投入されるのを待機し(ステップS0
1)、電源スイッチが操作されたと判断した時点で、一
旦タイミングジェネレータ33、CCDドライバ34に
よるCCD16の駆動を開始して(ステップS02)、
そのCCD出力を撮像回路17により映像信号に変換さ
せ、A/D変換器18でデジタル化した後に、AE処理
回路31によりAE処理を実行させる(ステップS0
3)。
【0046】このとき、CPU30は、上記図2で示し
たCCD16の特に第2のエリアB部分の画素出力レベ
ルをEEPROM52に予め記憶している閾値と比較す
ることで、レンズ鏡筒11の前端部に赤外カットフィル
タ12が装着されているか否かを判断する(ステップS
04)。
【0047】図5は、赤外カットフィルタ12を装着し
た場合としない場合のCCD16に入射される光像の分
光感度特性の違いを示すものである。図5(1)が赤外
カットフィルタ12を装着しない場合の、図5(2)が
赤外カットフィルタ12を装着した場合のそれぞれ上記
特性を示すもので、赤外カットフィルタ12を装着する
ことにより、赤外光の透過をほぼ完全に遮断できること
がわかる。
【0048】したがって、CCD16の第2のエリアB
部分の画素出力レベルがほぼ“0(ゼロ)”であり、閾
値に全く及ばないと判断した場合には、レンズ鏡筒11
の前端部に赤外カットフィルタ12が装着されているこ
とで赤外光がほぼ完全に遮断されているものとして、予
めEEPROM52に記憶させていた、通常のフォーカ
スレンズ14の撮影駆動範囲を読出してこれを第2のモ
ータ40により駆動制御させるべく設定する(ステップ
S05)。
【0049】また、赤外光の成分が所定値以上であると
判断した場合には、赤外カットフィルタ12がレンズ鏡
筒11の前端部に装着されておらず、赤外光が入射して
いるものとして、次に赤外LED53を点灯駆動してい
るか否かにより、補助光源としての赤外LED53を使
用した近距離撮影であるか否かを判断する(ステップS
06)。
【0050】ここで赤外LED53を点灯駆動していな
かった場合には、外来光自体に赤外光の成分が多分に含
まれているものとして、予めEEPROM52に記憶さ
せていた、赤外光の波長を考慮したフォーカスレンズ1
4の撮影駆動範囲1を読出してこれを第2のモータ40
により駆動制御させるべく設定する(ステップS0
7)。
【0051】また、上記ステップS06で赤外LED5
3を点灯駆動していた場合には、補助光源としての赤外
LED53を使用した近距離撮影であることとなるの
で、予めEEPROM52に記憶させていた、赤外光の
波長を考慮したフォーカスレンズ14の撮影駆動範囲2
を読出してこれを第2のモータ40により駆動制御させ
るべく設定する(ステップS08)。
【0052】こうして上記ステップS05,S07,S
08のいずれかでフォーカスレンズ14の撮影駆動範囲
を設定した後、無駄な電力消費を避け、容量に制限のあ
る電池53を有効に使用するべく一旦CCD16の駆動
を停止し(ステップS09)、以後操作スイッチ51の
電源スイッチが操作されたか否か(ステップS10)、
レリーズスイッチが操作されたか否か(ステップS1
1)を繰返し判断することで、これらのスイッチの操作
を待機する。
【0053】しかして、ステップS11でレリーズスイ
ッチが操作されたと判断すると、あらためてタイミング
ジェネレータ33、CCDドライバ34によるCCD1
6の駆動を開始し(ステップS12)、そのCCD出力
を撮像回路17により映像信号に変換させ、A/D変換
器18でデジタル化した後に、AE処理回路31により
AE処理を実行させる(ステップS13)。
【0054】次いで、ユーザにより予めマニュアルフォ
ーカスモードが設定されているか否かを判断し(ステッ
プS14)、設定されていなければ上記ステップS0
5,S07,S08のいずれかで設定したフォーカスレ
ンズ14の撮影駆動範囲内でAF処理回路32により画
像中の所定位置にピントが合うようにAF処理を実行し
(ステップS15)、それから画像を撮影して記録用メ
モリ23へ記録させる処理に移行する(ステップS1
6)。
【0055】この際、AF処理と撮影した画像に対する
AWB調整は上記ステップS04で判断した赤外カット
フィルタ12の有無、及び赤外カットフィルタ12がな
い場合はさらに赤外LED53の点灯駆動の有無に対応
した内容で行なうものとなる。
【0056】図6は赤外カットフィルタ12(図中で
「IR」と称する)の有無に対応した撮影距離とコント
ラストの変化をオートフォーカスモードでのフォーカス
レンズ14の駆動範囲と共に例示するものである。
【0057】図中、赤外カットフィルタ12を装着して
いる状態での至近距離及び無限遠(∞)の位置が図示す
る通りであったとすると、この赤外カットフィルタ12
を装着している状態で通常のオートフォーカスを行なう
場合のフォーカスレンズ14の駆動範囲は、上記ステッ
プS05で設定した如く、図6(1)に示すように上記
至近距離及び無限遠を含むようになる。
【0058】これに対し、赤外カットフィルタ12を装
着しておらず、且つ赤外LED53を点灯駆動していな
い状態でオートフォーカスを行なう場合のフォーカスレ
ンズ14の駆動範囲1は、上記ステップS07で設定し
た如く、図6(2)に示すように上記図4(1)の範囲
をそのまま無限遠側にシフトしたものとなる。
【0059】さらに、赤外カットフィルタ12を装着し
ておらず、且つ赤外LED53を点灯駆動している状態
でオートフォーカスを行なう場合のフォーカスレンズ1
4の駆動範囲2は、上記ステップS08で設定した如
く、図6(3)に示すように上記図6(2)の範囲の無
限遠側を制限したものとなる。
【0060】また、上記ステップS14でマニュアルフ
ォーカスモードが設定されていると判断した場合には、
次にユーザが予め設定いる筈の距離値を操作スイッチ5
1から読込んだ上で(ステップS17)、上記ステップ
S04での判断結果に準拠して赤外カットフィルタ12
が装着されているか否かを判断する(ステップS1
8)。
【0061】ここで、赤外カットフィルタ12が装着さ
れている場合には、読込んだ距離値に該当する通常のフ
ォーカスレンズ14の駆動ステップ位置を第2のモータ
40により駆動制御させるべく設定する(ステップS1
9)。
【0062】また、ステップS18で赤外カットフィル
タ12が装着されていないと判断した場合には、読込ん
だ距離値に該当する、通常より無限遠側にオフセットし
たフォーカスレンズ14の駆動ステップ位置を第2のモ
ータ40により駆動制御させるべく設定する(ステップ
S20)。
【0063】こうしてステップS19またはS20で赤
外カットフィルタ12の有無に対応したマニュアルフォ
ーカスでのフォーカスレンズ14の駆動ステップ位置の
設定を行なった後にステップS16に進み、画像の撮影
と、撮影した画像の記録用メモリ23への記録の処理を
実行する。
【0064】そして、画像の記録用メモリ23への記録
が終了すると、再び上記ステップS09に戻ってCCD
16の駆動を停止し、それ以後ステップS10,S11
の処理を繰返して電源スイッチ及びレリーズスイッチの
操作を待機する。
【0065】また、ステップS10で電源スイッチが操
作されたと判断すると、電源をオフするものとして、以
上でこの図3及び図4の処理を終了する。
【0066】このように、電源投入時毎に赤外カットフ
ィルタ12の着脱状態の検出を行なうようになるため、
電源投入後に正しい着脱状態に基づいた撮影を直ちに実
行することができる。
【0067】加えて、自動合焦を行なわないマニュアル
フォーカスモード時にも赤外カットフィルタ12の着脱
状態に対応してフォーカスレンズ14を最適な駆動位置
に設定することができる。
【0068】なお、上記図3及び図4の動作内容では、
単に電源投入直後に赤外カットフィルタ12の装着の有
無を検出してそれに合ったオートフォーカス時のフォー
カスレンズ14の駆動範囲の設定を行なうものとして説
明したが、特に赤外カットフィルタ12を装着していな
い状態で、被写体光の光量が比較的多い場合には、オー
トフォーカス処理時にフォーカスレンズ14の位置の変
化に伴って得られるコントラストの変化が小さなものと
なり、単にフォーカスレンズ14の駆動範囲を最適な値
に設定したとしても、フォーカスレンズ14を駆動する
速度を通常より低く設定しないと、最適な合焦位置の判
断を迅速に行なうことは困難となる。
【0069】以下、そのような被写体光の照度をも勘案
した動作を行なう場合を本実施の形態の他の動作例とし
て説明する。
【0070】図7及び図8は、REC(記録)モードで
の電源投入から撮影に至る、CPU30により実行され
る操作スイッチ51の主として電源スイッチとレリーズ
スイッチの操作に対応した他の処理内容を示すものであ
る。
【0071】同図で、その処理当初には電源スイッチの
操作により電源が投入されるのを待機し(ステップS3
1)、電源スイッチが操作されたと判断した時点で、一
旦タイミングジェネレータ33、CCDドライバ34に
よるCCD16の駆動を開始して(ステップS32)、
そのCCD出力を撮像回路17により映像信号に変換さ
せ、A/D変換器18でデジタル化した後に、AE処理
回路31によりAE処理を実行させる(ステップS3
3)。
【0072】このとき、CPU30は、上記図2で示し
たCCD16の特に第2のエリアB部分の画素出力レベ
ルをEEPROM52に予め記憶している閾値と比較す
ることで、レンズ鏡筒11の前端部に赤外カットフィル
タ12が装着されているか否かを判断する(ステップS
34)。
【0073】図5は、赤外カットフィルタ12を装着し
た場合としない場合のCCD16に入射される光像の分
光感度特性の違いを示すものである。図5(1)が赤外
カットフィルタ12を装着しない場合の、図5(2)が
赤外カットフィルタ12を装着した場合のそれぞれ上記
特性を示すもので、赤外カットフィルタ12を装着する
ことにより、赤外光の透過をほぼ完全に遮断できること
がわかる。
【0074】したがって、CCD16の第2のエリアB
部分の画素出力レベルがほぼ“0(ゼロ)”であり、閾
値に全く及ばないと判断した場合には、レンズ鏡筒11
の前端部に赤外カットフィルタ12が装着されているこ
とで赤外光がほぼ完全に遮断されているものとして、予
めEEPROM52に記憶させていた、通常のフォーカ
スレンズ14の撮影駆動範囲を読出してこれを第2のモ
ータ40により駆動制御させるべく設定する(ステップ
S35)。
【0075】また、赤外光の成分が所定値以上であると
判断した場合には、赤外カットフィルタ12がレンズ鏡
筒11の前端部に装着されておらず、赤外光が入射して
いるものとして、次に赤外LED53を点灯駆動してい
るか否かにより、補助光源としての赤外LED53を使
用した近距離撮影であるか否かを判断する(ステップS
36)。
【0076】ここで赤外LED53を点灯駆動していな
かった場合には、外来光自体に赤外光の成分が多分に含
まれているものとして、予めEEPROM52に記憶さ
せていた、赤外光の波長を考慮したフォーカスレンズ1
4の撮影駆動範囲1を読出してこれを第2のモータ40
により駆動制御させるべく設定する(ステップS3
7)。
【0077】また、上記ステップS36で赤外LED5
3を点灯駆動していた場合には、補助光源としての赤外
LED53を使用した近距離撮影であることとなるの
で、予めEEPROM52に記憶させていた、赤外光の
波長を考慮したフォーカスレンズ14の撮影駆動範囲2
を読出してこれを第2のモータ40により駆動制御させ
るべく設定する(ステップS38)。
【0078】こうして上記ステップS35,S37,S
38のいずれかでフォーカスレンズ14の撮影駆動範囲
を設定した後、無駄な電力消費を避け、容量に制限のあ
る電池53を有効に使用するべく一旦CCD16の駆動
を停止し(ステップS39)、以後操作スイッチ51の
電源スイッチが操作されたか否か(ステップS40)、
レリーズスイッチが操作されたか否か(ステップS4
1)を繰返し判断することで、これらのスイッチの操作
を待機する。
【0079】しかして、ステップS41でレリーズスイ
ッチが操作されたと判断すると、あらためてタイミング
ジェネレータ33、CCDドライバ34によるCCD1
6の駆動を開始し(ステップS42)、そのCCD出力
を撮像回路17により映像信号に変換させ、A/D変換
器18でデジタル化した後に、AE処理回路31により
AE処理を実行させる(ステップS43)。
【0080】そして、このAE処理により得られた露出
値が予め設定された値より高いか否かにより、高照度下
での撮影であるか否かを判断する(ステップS44)。
【0081】ここで、得られた露出値が低く、低照度下
での撮影であると判断した場合には、上記ステップS3
5,S37,S38のいずれかで設定したフォーカスレ
ンズ14の撮影駆動範囲内でAF処理回路32により画
像中の所定位置にピントが合うように通常の高速のAF
処理を実行し(ステップS45)、それから画像を撮影
して記録用メモリ23へ記録させる処理に移行する(ス
テップS46)。
【0082】また、上記ステップS44においてAE処
理で得られた露出値が高く、高照度下での撮影であると
判断した場合には、次にフォーカスレンズ14の撮影駆
動範囲が上記ステップS35での赤外カットフィルタ1
2の装着を前提とした通常のものであるか否かを判断す
る(ステップS47)。
【0083】通常のものであった場合には、上記ステッ
プS35で設定したフォーカスレンズ14の撮影駆動範
囲内でAF処理回路32により画像中の所定位置にピン
トが合うようにやはり通常の高速のAF処理を実行し
(ステップS48)、それから上記ステップS46に進
んで画像の撮影、及び撮影した画像の記録用メモリ23
への記録に係る処理を実行する。
【0084】さらに、上記ステップS47でフォーカス
レンズ14の撮影駆動範囲が、上記ステップS35での
赤外カットフィルタ12の装着を前提とした通常のもの
ではなく、上記ステップS37,S38のいずれかで設
定した、赤外カットフィルタ12が装着されていない状
態での被写体光中に赤外光の成分を多く含んでいる場合
での撮影駆動範囲1または2であると判断した場合に
は、フォーカスレンズ14の駆動位置を変化させても、
得られるコントラストの変化が小さく、最適な駆動位置
が得難いものとして、あえて上記ステップS37または
S38で設定したフォーカスレンズ14の撮影駆動範囲
1または2の中でAF処理回路32により画像中の所定
位置にピントが合うように低速のAF処理を実行し(ス
テップS49)、確実に合焦位置を得てから上記ステッ
プS46に進んで画像の撮影、及び撮影した画像の記録
用メモリ23への記録に係る処理を実行する。
【0085】図9は赤外カットフィルタ(図中で「I
R」と称する)12がない場合での照度に対応した撮影
距離とコントラストの変化をオートフォーカスモードで
のフォーカスレンズ14の駆動範囲と共に例示するもの
である。
【0086】図中、赤外カットフィルタ12を装着して
いる状態での至近距離及び無限遠(∞)の位置が図示す
る通りであったとすると、赤外カットフィルタ12を装
着していない状態での距離位置に対応した低照度下及び
高照度下でのコントラストの変化はそれぞれ図示するよ
うになり、特に高照度下では他の分光成分と共に赤外光
の成分も増えることで、コントラストの変化率が低下し
ていることがわかる。
【0087】したがって、そのような状況下でのみ、上
述した如くAF処理の速度を一時的に低下させること
で、確実に合焦位置を得ることができ、結果的にAF処
理を短時間の内に終了して迅速に撮影、記録の処理に移
行することができるようになる。
【0088】なお、上記ステップS46での画像の記録
用メモリ23への記録が終了すると、再び上記ステップ
S39に戻ってCCD16の駆動を停止し、それ以後ス
テップS40,S41の処理を繰返して電源スイッチ及
びレリーズスイッチの操作を待機するものとなる。
【0089】また、ステップS40で電源スイッチが操
作されたと判断すると、電源をオフするものとして、以
上でこの図7及び図8の処理を終了する。
【0090】このように、特に高照度下で、且つ赤外カ
ットフィルタ12を撮像光路上からレンズ鏡筒11から
取り外している場合には、コントラストの変化の度合い
が小さいことが多いため、あえて撮影レンズの駆動速度
を落とすことで、確実に合焦を得ることができる。
【0091】なお、上記実施の形態では、被写体に補助
光として赤外光を投射するために赤外LED53を設け
るものとし、赤外線画像を得ることもできるようにして
おり、上述した如く赤外LED53の使用状況も正確に
認識して撮影レンズの駆動範囲を最適なものに設定し、
より迅速に合焦させることができる。
【0092】その他、本発明は上記実施の形態に限ら
ず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施す
ることが可能であるものとする。
【0093】さらに、上記実施の形態には種々の段階の
発明が含まれており、開示される複数の構成要件におけ
る適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの
構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題
の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得ら
れる場合には、この構成要件が削除された構成が発明と
して抽出され得る。
【0094】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、例えばレ
ンズ鏡筒前端へのねじ込み式のようにして手軽に赤外カ
ットフィルタを撮影光路上に着脱可能な構造とした場合
でも、その時点での着脱状態に応じて最適な撮影レンズ
の駆動範囲を設定することができるので、常に高速で且
つ安定した自動合焦動作を行なわせることが可能とな
る。
【0095】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、予めさえれずの駆動範囲
を用意しているものの中から選択して設定することで、
より迅速な自動合焦動作を得ることができる。
【0096】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、自動合焦を行なわないマ
ニュアルフォーカスモード時にも赤外カットフィルタの
着脱状態に対応して撮影レンズを最適な駆動位置に設定
することができる。
【0097】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、特に照度レベルが高く、
且つ赤外カットフィルタを撮像光路上から取り外してい
る場合には、画像信号の高周波成分の変化の度合いが小
さいことが多いため、あえて撮影レンズの駆動速度を落
とすことで、確実に合焦を得ることができる。
【0098】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、補助光として赤外光を被
写体に投射した画像を得る場合でも、その状況を正確に
認識して撮影レンズの駆動範囲を最適なものに設定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るデジタルスチルカ
メラの概略回路構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態に係るCCDに形成された色フィ
ルタの構成を例示する図。
【図3】同実施の形態に係る録画モード時の電源投入後
の処理内容を示すフローチャート。
【図4】同実施の形態に係る録画モード時の電源投入後
の処理内容を示すフローチャート。
【図5】同実施の形態に係る撮影光路上の赤外カットフ
ィルタの有無に応じた分光感度特性を示す図。
【図6】同実施の形態に係る赤外カットフィルタの有無
に対応した撮影距離とコントラストの変化をオートフォ
ーカスモードでのフォーカスレンズの駆動範囲と共に例
示する図。
【図7】同実施の形態に係る録画モード時の電源投入後
の他の処理内容を示すフローチャート。
【図8】同実施の形態に係る録画モード時の電源投入後
の他の処理内容を示すフローチャート。
【図9】同実施の形態に係る低照度時と高照度時の撮影
距離とコントラストの変化を例示する図。
【符号の説明】
10…デジタルカメラ 11…レンズ鏡筒 12…赤外カットフィルタ 13…ズームレンズ 14…フォーカスレンズ 15…絞り 16…CCD 17…撮像回路 18…A/D変換器 19…バッファメモリ 20…D/A変換器 21…カラー液晶パネル(LCD) 22…圧縮/伸長回路 23…記録用メモリ 30…CPU 31…AE処理回路 32…AF処理回路 33…タイミングジェネレータ(TG) 34…CCDドライバ 35〜37…モータドライバ 38…スイッチング回路 39〜41…モータ(M) 42…ストロボ発光部 51…操作スイッチ(SW) 52…EEPROM 53…赤外LED 54…電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 19/02 H04N 5/232 A 5C065 H04N 5/225 H 5/238 Z 5/232 H04N 9/04 B H04N 101:00 5/238 G02B 7/11 N // H04N 9/04 D H04N 101:00 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H011 AA03 BA31 CA18 CA29 DA01 DA08 2H051 AA08 BA45 BA47 BA70 CB22 CB26 CC02 CD11 CD28 DD16 FA31 FA38 FA50 GB01 2H054 AA01 2H083 AA04 AA26 AA28 AA42 AA52 5C022 AA13 AB03 AB15 AB21 AB29 AC42 AC55 AC69 AC74 5C065 AA03 BB11 BB41 BB48 DD02 DD15 EE16 GG26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影レンズを透過した被写体光を光電変換
    する撮像素子と、 この撮像素子への撮像光路中に着脱自在に配置され、被
    写体光中の赤外光を遮断する赤外カットフィルタと、 予め定めた撮影レンズの駆動範囲内で上記撮像素子の出
    力信号の高周波成分が最大となる位置に撮影レンズを駆
    動する撮影レンズ駆動手段と、 上記撮影レンズの撮像光路中に上記赤外カットフィルタ
    を挿入している場合と挿入していない場合とで上記撮像
    レンズの駆動範囲を異ならせて設定する設定手段とを具
    備したことを特徴とする焦点調整装置。
  2. 【請求項2】上記設定手段は、メモリに予め記憶されて
    いる複数の上記撮像レンズの駆動範囲の中から所定のも
    のを選択して設定することを特徴とする請求項1記載の
    焦点調整装置。
  3. 【請求項3】上記設定手段は、オートフォーカスモード
    撮影距離を手動で設定し、当該設定された位置に合焦す
    るべく上記撮像レンズを駆動することが可能なマニュア
    ルフォーカスモードにおいて、自動合焦を行なうオート
    フォーカスモードでの場合とも異なるようにして、上記
    撮影レンズの撮像光路中に上記赤外カットフィルタを挿
    入している場合と挿入していない場合とで上記撮像レン
    ズの駆動位置を異ならせることを特徴とする請求項1記
    載の焦点調整装置。
  4. 【請求項4】上記撮像素子の出力信号から照度レベルを
    検出する検出手段をさらに具備し、 上記設定手段は、この検出手段の検出結果により上記撮
    影レンズの駆動速度をも異ならせることを特徴とする請
    求項1記載の焦点調整装置。
  5. 【請求項5】被写体に対して赤外光を投射する赤外光投
    射手段をさらに具備し、 上記設定手段は、この赤外光投射手段の作動の有無をも
    勘案して上記撮影レンズの駆動範囲を異ならせることを
    特徴とする請求項1記載の焦点調整装置。
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