JP2002219897A - 電子黒板装置 - Google Patents

電子黒板装置

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JP2002219897A
JP2002219897A JP2001018191A JP2001018191A JP2002219897A JP 2002219897 A JP2002219897 A JP 2002219897A JP 2001018191 A JP2001018191 A JP 2001018191A JP 2001018191 A JP2001018191 A JP 2001018191A JP 2002219897 A JP2002219897 A JP 2002219897A
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JP2001018191A
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English (en)
Inventor
Fumio Ichihara
文夫 市原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記載時の操作性や視認性にすぐれた使用勝手
の良い電子黒板装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本体1に操作部103と昇降装置104
を設ける。CCDで読取った記載面102の記載内容の
端面を検出し、昇降装置104を駆動して記載面102
の高さを適切に設定する。望ましくは、予め設定された
複数の高さの中から、最適の高さを設定可能とし、操作
部103に設けられた設定スイッチ105を操作して最
適高さに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会議等に使用され
る電子黒板装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、多くの会議の場において電子黒板
装置が用いられており、会議の途中及び終了時に、議事
録等の記載内容を複写し、会議を効果的に推進すること
が行われている。
【0003】図7は、従来の電子黒板装置の正面図であ
って、この電子黒板装置は脚部に移動用のキャスターを
具備し、会議室等の使用場所に手で押して移動可能であ
り、壁等の支えや固定も不要で自立可能な自立式可動型
の電子黒板装置である。
【0004】201は電子黒板の本体、202は電子黒
板の記載面であり、固定した記載面をもつものから複数
面の記載面を持つものがあり、複数面の記載面を持つも
のは、通常ベルト状の記載面が、操作部203に設けた
記載面送りスイッチを操作することにより、右又は左方
向に回転し、あらかじめ設定された複数のポジションに
自動的に停止し、数面の異なる記載面を順次使用できる
ようになっている。記載面には、通常フェルトペン等で
書きこまれる。操作部203は、電子黒板を駆動する電
源スイッチ、複写スイッチ、記載面の送りスイッチ等の
操作部及び複写用のプリンタ等が搭載されている。20
4はかかる自立式の電子黒板を移動させ、会議の場等に
おいては適正位置に設置するためのキャスターである。
【0005】使用に際しては、記入者はフェルトペンで
記載面に記載し会議を進行する。もし不要な部分が発生
すれば、専用のイレーサーで消すことも可能である。記
載内容を複写する場合、必要に応じて操作部にある複写
スイッチを押すことにより、記載面の内容をイメージセ
ンサー等により電気的に読み込み、内蔵された感熱式等
のプリンタ等によりに記載面の内容を縮小複写すること
ができる。また複数の記載面を持つ電子黒板装置の場合
は、操作部に設けられた記載面の送りスイッチを操作す
ることにより記載面であるフイルムを右又は左に送り新
たな記載面を設定し、会議を続行することも可能であ
る。このように電子黒板装置を使用すれば効果的に会議
の進行を行うとともに、議事録など資料を即座に作成す
ることができ、出席者への内容の徹底と改めて資料を作
成する時間の短縮が図られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電子黒板装置の使用に
あたって、会議出席者に効果的に記載内容を徹底するた
めには、記載面は高い位置にあることがのぞましい。一
方、記載者からすれば、高い位置の記載面は、手を持ち
上げ且つ上方を見上げ、首を持ち上げた状態で記載せね
ばならないので、使用勝手が悪い。
【0007】図8は従来の電子黒板装置の記載時と出席
者の確認状態を示す側面図である。以下、従来の電子黒
板装置の使い方を説明する、205は電子黒板装置であ
る。206は会議の出席者であり、電子黒板装置205
の記載内容を読み取ろうとしている。207は会議出席
者の会議机である。208は議事進行を司り、電子黒板
装置に議事内容等を記入する記載者である。209は記
載者208の腕、210は記入用のフェルトペンであ
る。
【0008】電子黒板装置は、その利便性より通常縦が
1m程度、横が2m程度の大きさになっており、通常1
m程度の脚部の上に乗っている。議事進行を司る記載者
208が電子黒板にフェルトペン210で記載しようと
すれば、図8に示す記載者208のように議事進行の最
初においてその記載位置は一般的に高い位置にあり、記
載者208の腕209は記載中常に持ち上げた状態で記
載面に記入することになる。
【0009】このような姿勢は記入に際し適正な位置と
は言い難く、記入する書体に歪みなどを生じたり記載文
字品質を損なうことがある。更に会議が進み記載位置が
下部にくると、記載者208は記載位置が低い為腰をか
がめあるいは中腰の姿勢での記入になり、このときも記
入に対し適正な位置とは言い難い。
【0010】一方、会議の出席者206は記載位置が下
部にきたときには、会議机等により視線が遮られ、電子
黒板の視認性が悪くなり、ひいては判読できず、更には
立ち上がって確認する状況も生ずるおそれがあり、著し
く会議の進行を阻害し、時間的な効率の低下を引き起こ
す。これらの課題は出席者が多くなると更に著しいこと
となる。
【0011】そこで本発明は、記載者や会議出席者にと
って使用勝手のよい電子黒板装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、記載面の記載
内容を読取り部で読み取る電子黒板装置であって、記載
面を上下方向に昇降させる昇降装置を備え、読取り部で
読み取った記載面の記載内容の端部を検出し記載面を昇
降させるようにした。
【0013】本発明によれば、記載者や会議出席者にと
って使用勝手のよい電子黒板装置を実現できる。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、記載面
の記載内容を読取り部で読み取る電子黒板装置であっ
て、記載面を上下方向に昇降させる昇降装置を備え、読
取り部で読み取った記載面の記載内容の端部を検出し記
載面を昇降させるようにしたものであり、この構成によ
り、記載時には電子黒板の記載面を昇降させ、記載者が
手を持ち上げずかつ見上げない高さに設定するととも
に、記載後は出席者に視認性のよい高さに設定する。
【0015】請求項2に記載の発明は、昇降装置はあら
かじめきめられた複数の高さを設定可能とし、操作部に
設けられた設定スイッチで記載面の昇降高さを選択する
ようにしたものであり、この構成により、高さ設定の煩
雑さを解消し、より一層の利便性を図るものである。
【0016】請求項3の記載の発明は、記載面の近傍に
超音波の発信機及び受信機を備え、超音波送信機から発
する信号の人体からの反射波を受信し、受信信号により
記載面の高さを設定するものであり、この構成により、
超音波により記載者の接近を検出することにより自動的
にほぼ最適な高さに設定し、記載者のより一層の利便性
を図るものである。
【0017】請求項4に記載の発明は、記載面の近傍に
赤外線の検出器を備え、人体から発する熱線により記載
者を検出し記載面の高さを設定するものであり、この構
成により、赤外線により記載者の接近を検出することに
より自動的にほぼ最適な高さに設定し、記載者のより一
層の利便性を図るものである。
【0018】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における電子黒板装置の正面図、図2は本発明の実
施の形態1における電子黒板装置の記載部の斜視図、図
3は本発明の実施の形態1における電子黒板装置の記載
時の側面図、図4は本発明の実施の形態1における電子
黒板装置の出席者の確認状態を示す側面図である。
【0019】図1において、101は電子黒板装置の本
体、102は電子黒板装置の1面以上の、通常フェルト
ペン等で書き込む記載面、103は電子黒板装置の操作
部であり、電子黒板装置を駆動する電源スイッチ、複写
スイッチ、パソコンとのインターフェイス回路及び複写
の為のプリンタ等が搭載されている。104は記載面1
02を上下方向に移動させ高さを変えることができる電
動式の昇降装置、105は昇降装置104の高さを設定
する設定スイッチである。106はかかる自立式の電子
黒板装置を移動させ、会議の場等においては適正位置に
設置するためのローラーのついたキャスターである。
【0020】操作部103に付設された設定スイッチ1
05は、その操作により幾つかの高さを選択的に設定出
来るスイッチである。操作者は設定スイッチ105を操
作することにより、あらかじめ設定された幾つかの記載
面の高さの中から、好みの高さを自由に選択することが
できる。
【0021】図2において、102a及び102bは記
載面であり、円筒状のフイルム107で構成されてい
る。108は読取り部としてのCCDであり、通常記載
面の内容を縮小印字する場合、フイルム107が図2の
aからbの方向に回動すると同時に、CCD108で記
載面102の記載内容を読み取り、操作部103に内蔵
したプリンタ装置で縮小印字する。このようにCCD1
08を用いて記載面の記載内容を取り込むことが可能で
あり、その際文字や画像データーの有無を検出すること
により、相互データーを比較することにより記載面の記
載内容の端部を検出することが可能である。
【0022】ここで会議において、議事進行を行う記載
者はかかる電子黒板装置に記載しようとするとき、図8
に示す記載者208のように、記載面が高く、視線が高
く、腕を上げた状態で書く必要のある位置に記載面があ
る場合は、設定スイッチ105を操作すると、記載面を
構成するフィルム107が回転すると共に内蔵されたC
CD108で記載面の記載情報を検出する。このCCD
108で検出された記載内容のデーターを、操作部10
3に内蔵されたマイクロコンピュータにより記載面各部
のデーターの有無を比較し端部を検出する。検出された
記載内容の端部の情報をもとに操作部103に内蔵する
マイクロコンピュータにより設定スイッチ105で設定
された適切な高さに昇降装置104により駆動し、図3
に示す様に適正な高さに設定する。
【0023】これにより記載者109は、記入時の視認
性がよく、腕110を適正に曲げ、書きやすい位置で記
載することができる。111はフェルトペンである。記
載が終わると、記載者109は再び設定スイッチ105
を操作し、図4に示すように出席者112の視認性のよ
い高さに設定すれば、会議の出席者全員に効果的に記載
内容の徹底が可能となる。113は会議机である。
【0024】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2における電子黒板装置の側面図である。図5にお
いて、超音波発信機114と超音波受信機115を記載
面102の近傍に設置し、記載者109が接近すると、
超音波発信機114より発せられた超音波を超音波受信
機115で検出することにより記載者109の接近を検
出することが可能であり、操作部103に内蔵されたマ
イクロコンピュータ等により算出された適正な高さに昇
降装置104を制御し記載面の高さを設定することが可
能になる。
【0025】(実施の形態3)図6は本発明の実施の形
態3における電子黒板装置の側面図である。図6におい
て、記載面の近傍に赤外線の検出器116を具備し、記
載者109が接近したとき、記載者109の体温により
発せられる赤外線(熱線)検出し、記載者109の接近
を検出することが可能であり、操作部103に内蔵され
たマイクロコンピュータ等により算出された適正な高さ
に昇降装置104を制御し記載面の高さを設定すること
が可能になる。
【0026】上記実施の形態では、読取り部は密着型の
CCDで説明をおこなったが、レンズ系と組み合わせた
CCD上に投影し記載面の情報を読み取る構造の読取り
部によるものでもよい。また昇降装置については、本体
に付設された構成で説明をおこなったが、脚部もしくは
脚部と本体の間に昇降装置を設けてもよい。更には、昇
降装置について電動式のもので説明したが、圧縮空気等
の駆動手段で昇降させてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、記載面の位置を
適切な高さに設定することにより記載時には記載者に視
認性がよく且つ書き易い位置に記載面を設定でき、記載
後、会議出席者が記載内容を確認する際は、机等の会議
室備品等による遮りをなくし、記載内容を視認性よく全
員が確認することが出来る。また設定スイッチにより、
幾つかのあらかじめ設定された高さを選択する構成にす
ることにより、使用時の煩雑さを排除し、利便性を増加
させることができる。さらに超音波もしくは赤外線によ
る検出器を具備し、記載者の接近を検出し適正な記載面
の高さを自動的に設定可能にすることにより、更に煩雑
さの排除と利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における電子黒板装置の
正面図
【図2】本発明の実施の形態1における電子黒板装置の
記載部の斜視図
【図3】本発明の実施の形態1における電子黒板装置の
記載時の側面図
【図4】本発明の実施の形態1における電子黒板装置の
出席者の確認状態を示す側面図
【図5】本発明の実施の形態2における電子黒板装置の
側面図
【図6】本発明の実施の形態3における電子黒板装置の
側面図
【図7】従来の電子黒板の正面図
【図8】従来の電子黒板装置の記載時と出席者の確認状
態を示す側面図
【符号の説明】
101 本体 102 記載面 103 操作部 104 昇降装置 105 設定スイッチ 106 キャスター 108 CCD(読取り部) 114 超音波発信機 115 超音波受信機 116 赤外線の検出器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記載面の記載内容を読取り部で読み取る電
    子黒板装置であって、記載面を上下方向に昇降させる昇
    降装置を備え、読取り部で読み取った記載面の記載内容
    の端部を検出し記載面を昇降させることを特徴とする電
    子黒板装置。
  2. 【請求項2】前記昇降装置はあらかじめきめられた複数
    の高さを設定可能とし、操作部に設けられた設定スイッ
    チで記載面の昇降高さを選択するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の電子黒板装置。
  3. 【請求項3】前記記載面の近傍に超音波の発信機及び受
    信機を備え、前記超音波送信機から発する信号の人体か
    らの反射波を受信し、受信信号により前記記載面の高さ
    を設定することを特徴とする請求項1記載の電子黒板装
    置。
  4. 【請求項4】前記記載面の近傍に赤外線の検出器を備
    え、人体から発する熱線により記載者を検出し前記記載
    面の高さを設定することを特徴とする請求項1記載の電
    子黒板装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007530990A (ja) * 2004-01-20 2007-11-01 ポリヴィジョン コーポレイション 対話型ディスプレイシステム
JP2009083277A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Hitachi Ltd 電子黒板
JP2011209579A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Canon Inc 画像表示システムおよびその制御方法

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