JP2002219116A - 睡眠周期検出装置 - Google Patents

睡眠周期検出装置

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JP2002219116A
JP2002219116A JP2001018145A JP2001018145A JP2002219116A JP 2002219116 A JP2002219116 A JP 2002219116A JP 2001018145 A JP2001018145 A JP 2001018145A JP 2001018145 A JP2001018145 A JP 2001018145A JP 2002219116 A JP2002219116 A JP 2002219116A
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detecting
sleep
heart rate
detection
sleep cycle
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JP2001018145A
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English (en)
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Yoshiaki Watanabe
義明 渡邉
Hiroyuki Ogino
弘之 荻野
Yumiko Hara
由美子 原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脳波等の採取をせずに人体の睡眠周期を検出
する。 【解決手段】 敷布団1の下側に敷設した振動センサ2
が検出した人体の振動から粗体動発生回数算出手段7に
よって粗体動発生回数を、また心拍数変動算出手段10
によって心拍数変動を検出し、睡眠周期検出手段12で
これら2つの情報のうちどちらか単独または両方を使っ
て睡眠周期を検出する。これにより、脳波や筋電図、眼
球電図等の採取が不要で人体に電極等を取りつけること
なく簡単に睡眠周期の概略を検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の睡眠周期を
検出する睡眠周期検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人体の睡眠状態を調べるために睡
眠中の脳波、眼球電図、筋電図を測定して人体の睡眠深
度を判定しており、上記3種の測定結果から4段階から
なるノンレム睡眠と、レム睡眠および覚醒の6段階に分
類されて人体の睡眠の状況を知るために用いられてい
る。一般に人体の睡眠は脳の休息のためのノンレム睡眠
と休息から覚醒させるための準備段階であるレム睡眠と
が約1時間半の周期で繰り返されており、また、一晩の
複数の睡眠周期では入眠後の最初の1、2周期は睡眠深
度3、4の深いノンレム睡眠が長く現れる一方でレム睡
眠はあまり出現せず、3周期以降になると睡眠深度3や
4の深いノンレム睡眠はほとんどなくなり、逆にレム睡
眠は長くなっていく。人体にとっては脳を十分に休息さ
せるために深いノンレム睡眠が十分にあること、そし
て、睡眠からさわやかに目覚めるためにレム睡眠が周期
的に出現することの両方が必要とされる。
【0003】このような睡眠深度や睡眠周期の検出は一
般に人体の脳波等を採取するために人体に電極を貼り付
ける事が必要であり、準備が大変わずらわしく、また、
睡眠をも妨げるものとなっていた。
【0004】このような手間を省くために脳波、筋電
図、眼球電図を用いることなく睡眠深度や睡眠周期を検
出する方法が提案されている。たとえば、特開平5−9
59935号公報に開示されるものは、寝具に配置した
圧電素子により人体の睡眠中の粗体動を検出し、粗体動
の強度と粗体動の静止時間から睡眠深度を推定してい
る。また、特開平8−112270号公報に開示される
ものは、現在の心拍数の値とそれまでの心拍数の最低値
との差分と粗体動からノンレム睡眠とレム睡眠とを判別
している。さらに、特開2000−215号公報に開示
されるものは、寝具の下に配置されたエアマットの圧力
を検出して睡眠中の人体の心拍数、呼吸数、粗体動を検
出し、心拍数と呼吸数の変化から睡眠深度1および2の
浅いノンレム睡眠と睡眠深度3および4の深いノンレム
睡眠とを判別し、粗体動の発生頻度からノンレム睡眠と
レム睡眠とを判別している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の睡眠周期検出装置では、主として粗体動の発生をレ
ム睡眠の指標として用いているが、ノンレム睡眠でも四
肢が動くなどの軽い粗体動も多く発生し、また、レム睡
眠中の粗体動もノンレム睡眠との境界で粗体動が多く、
レム睡眠が長く継続する場合はレム睡眠中であっても粗
体動が比較的少なくなり、結果として両者の区別が困難
になる場合があった。
【0006】また、粗体動だけでなくレム睡眠時に変動
が大きくなる心拍数を合わせて用いる場合も、粗体動を
検出する圧力センサや振動センサの出力から心拍数を算
出する構成の場合、粗体動の影響で心拍数を安定して検
出できない場合も多く、その検出誤差をレム睡眠時の心
拍数変動と誤認識してしまったり、入眠後最初の睡眠周
期ではレム睡眠の出現時間が短かかったり出現しない場
合もあり、レム睡眠の特徴のみを用いて睡眠周期を検出
するには限界があった。
【0007】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、人体に電極等を取りつけることなく簡単にかつ確実
に睡眠周期を検出できる睡眠周期検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、粗体動検出手段が検出した睡眠中の粗体動
から粗体動発生回数を算出し、心拍数検出手段が検出し
た睡眠中の心拍数の変動を算出して、粗体動発生回数ま
たは心拍数変動から人体の睡眠周期を決定する。また、
粗体動検出手段の検出結果と心拍数検出手段の検出結果
とから人体の入眠、深いノンレム睡眠、レム睡眠を検出
して人体の睡眠周期を検出する。
【0009】上記発明によれば、睡眠周期と相関する粗
体動発生回数または心拍数変動周期とから人体の睡眠周
期を決定するので、脳波や筋電図を採取するための電極
を用いることなく簡単に睡眠周期に検出できる。また、
粗体動と心拍数との2種類の睡眠中の特徴から入眠、深
いノンレム睡眠、レム睡眠を検出できるので、簡単かつ
正確に睡眠周期を検出できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる睡眠周
期検出装置は、人体の動きである粗体動を検出する粗体
動検出手段と、前記粗体動検出手段の検出結果から一定
時間の粗体動発生回数を算出する粗体動発生回数算出手
段と、前記粗体動発生回数算出手段の出力から前記人体
の睡眠周期を検出する睡眠周期検出手段とを備えた。
【0011】そして、睡眠周期と相関がある粗体動の発
生周期を求めて睡眠周期を検出するので、睡眠周期の概
略を簡単に検出できる。
【0012】本発明の請求項2にかかる睡眠周期検出装
置は、人体の心拍数を検出する心拍数検出手段と、前記
心拍数検出手段の検出結果から心拍数の変動を算出する
心拍数変動算出手段と、前記心拍数変動算出手段の出力
から前記人体の睡眠周期を検出する睡眠周期検出手段と
を備えた。
【0013】そして、睡眠周期と相関がある人体の心拍
の変動周期を求めて睡眠周期を検出するので、睡眠周期
の概略を簡単に検出できる。
【0014】本発明の請求項3にかかる睡眠周期検出装
置は、人体の動きである粗体動を検出する粗体動検出手
段と、前記人体の心拍数を検出する心拍数検出手段と、
前記粗体動検出手段の検出結果と前記心拍数検出手段の
検出結果とから前記人体の睡眠周期を検出する睡眠周期
検出手段とを備え、睡眠周期検出手段は、心拍数検出手
段の検出結果と粗体動検出手段の検出結果とから前記人
体の入眠を検出する入眠検出手段を備える。
【0015】そして、粗体動と心拍数とを用いて入眠を
検出するので、確実に入眠を検出できる。
【0016】本発明の請求項4にかかる睡眠周期検出装
置は、入眠検出手段は、心拍数検出手段の検出した心拍
数の変化があらかじめ決められた閾値以下であり、か
つ、粗体動検出手段が粗体動を検出しない状態を検出
し、この状態があらかじめ決められた時間以上連続した
場合に、人体が入眠したと判断する。
【0017】そして、粗体動と心拍数の入眠時の特徴を
用いて入眠を検出するので、確実に入眠を検出できる。
【0018】本発明の請求項5にかかる睡眠周期検出装
置は、入眠検出手段は、心拍数検出手段の検出した心拍
数の変化があらかじめ決められた閾値以下であり、か
つ、前記粗体動検出手段が粗体動を検出しない状態を検
出し、その状態があらかじめ決められた時間以上連続し
た場合に、心拍数の変化があらかじめ決められた閾値以
下になった時点、または、入眠検出の直前に粗体動が発
生した時点から一定時間後の時点のうち、どちらか後の
時点を持って入眠時刻とする。
【0019】そして、粗体動と心拍数の入眠時の特徴を
用いて入眠を検出し、これらの特徴のうち後に発生した
特徴の時刻を持って入眠時刻とするので、確実に入眠時
刻を決定できる。
【0020】本発明の請求項6にかかる睡眠周期検出装
置は、人体の動きである粗体動を検出する粗体動検出手
段と、人体の心拍数を検出する心拍数検出手段と、前記
粗体動検出手段の検出結果と前記心拍数検出手段の検出
結果とから前記人体の睡眠周期を検出する睡眠周期検出
手段とを備え、前記睡眠周期検出手段は、前記粗体動検
出手段の検出結果が一定時間粗体動を検出しないかまた
は一定時間中の粗体動の回数があらかじめ決められた閾
値以下であり、かつ、前記心拍数検出手段の検出結果の
変動があらかじめ決められた閾値以下のとき深いノンレ
ム睡眠と判断する。
【0021】そして、粗体動と心拍数の深いノンレム睡
眠時の特徴を用いて深いノンレム睡眠を検出するので、
簡単に深いノンレム睡眠を検出できる。
【0022】本発明の請求項7にかかる睡眠周期検出装
置は、人体の動きである粗体動を検出する粗体動検出手
段と、人体の心拍数を検出する心拍数検出手段と、前記
粗体動検出手段の検出結果と前記心拍数検出手段の検出
結果とから前記人体の睡眠周期を検出する睡眠周期検出
手段とを備え、前記睡眠周期検出手段は、前記粗体動検
出手段の検出結果が一定時間中の粗体動の発生回数があ
らかじめ決められた閾値以上であり、かつ、前記心拍数
検出手段の検出結果の変動があらかじめ決められた閾値
以上のときレム睡眠と判断する。
【0023】そして、粗体動と心拍数のレム睡眠時の特
徴を用いてレム睡眠を検出するので、簡単に深いノンレ
ム睡眠を検出できる。
【0024】本発明の請求項8にかかる睡眠周期検出装
置は、人体の動きである粗体動を検出する粗体動検出手
段と、人体の心拍数を検出する心拍数検出手段と、前記
粗体動検出手段の検出結果と前記心拍数検出手段の検出
結果とから前記人体の睡眠周期を検出する睡眠周期検出
手段とを備え、前記睡眠周期検出手段は、前記粗体動検
出手段の検出結果と前記心拍数検出手段の検出結果とか
ら、前記人体の入眠、深いノンレム睡眠、レム睡眠のう
ち少なくとも一つを検出して睡眠周期の検出に用いる。
【0025】そして、粗体動と心拍数から入眠、深いノ
ンレム睡眠、レム睡眠を検出して睡眠周期を検出できる
ので、正確な睡眠周期を簡単に検出できる。
【0026】本発明の請求項9にかかる睡眠周期検出装
置は、請求項6または7記載の睡眠周期検出手段を備え
た請求項8記載の睡眠周期検出装置である。
【0027】そして粗体動と心拍数の深いノンレム睡眠
時の特徴を用いて深いノンレム睡眠を検出するので、簡
単に深いノンレム睡眠を検出できるので、粗体動と心拍
数から入眠、深いノンレム睡眠、レム睡眠を検出して睡
眠周期を検出でき正確な睡眠周期を簡単に検出できる。
【0028】本発明の請求項10にかかる睡眠周期検出
装置は、人体の動きである粗体動を検出する粗体動検出
手段と、前記粗体動検出手段の検出結果から粗体動発生
回数を算出する粗体動発生回数算出手段と、人体の心拍
数を検出する心拍数検出手段と、前記心拍数検出手段の
検出結果から心拍数の変動を算出する心拍数変動算出手
段と、前記粗体動発生回数算出手段の出力と前記心拍数
変動算出手段の出力から前記人体の睡眠周期を検出する
睡眠周期検出手段とを備えた。
【0029】そして、粗体動発生回数と心拍変動発生周
期という睡眠周期と相関のある2つの変動から睡眠周期
を検出するので、簡単に睡眠周期を検出できる。
【0030】また、本発明の請求項11にかかる睡眠周
期検出装置は、粗体動発生回数算出手段が、少なくとも
30分間以上の時間に発生した粗体動の数から粗体動発
生回数を算出する。
【0031】そして、睡眠深度が深い場合でも粗体動が
発生する確率の高い時間間隔を用いて粗体動を検出し一
回のデータとするので、間欠的な出力をアナログデータ
に効率的に変換できる。
【0032】また、本発明の請求項12にかかる睡眠周
期検出装置は、睡眠周期検出手段が粗体動発生回数算出
手段の出力から1時間から2時間周期の変動を検出して
睡眠周期とする。
【0033】そして、一般に1時間半程度と言われる睡
眠周期に相当する変動を検出して睡眠周期とするので、
睡眠周期と同期する変動を確実に検出できる。
【0034】また、本発明の請求項13にかかる睡眠周
期検出装置は、睡眠周期検出手段が、心拍数変動算出手
段の出力から1時間から2時間周期の変動周期を検出し
て睡眠周期の算出に用いる。
【0035】そして、心拍数変動のうち睡眠周期と同期
する変動を検出して睡眠周期を決定するので、簡単かつ
正確な睡眠周期を決定できる。
【0036】また、本発明の請求項14にかかる睡眠周
期検出装置は、心拍数検出手段の検出結果のうち、粗体
動検出手段が粗体動の発生を検出した時点の出力を除去
した上で睡眠周期の検出に用いる。
【0037】そして、睡眠周期の検出に粗体動発生のな
い時点のデータのみを用いるので、粗体動発生時の信頼
性の低い心拍数を用いることなく正確に睡眠周期を検出
できる。
【0038】また、本発明の請求項15にかかる睡眠周
期検出装置は、人体を検出する人体検出手段を持ち、心
拍数検出手段や粗体動検出手段は人体検出手段が人体を
検出している場合にのみ、心拍数検出や粗体動検出を行
なう。
【0039】そして、人体が存在する場合にのみ心拍数
や粗体動の検出を行なうので、人体以外からの一時的な
振動に影響されることなく確実に睡眠周期を検出でき
る。
【0040】また、本発明の請求項16にかかる睡眠周
期検出装置は、入眠検出手段を備え、前記入眠検出手段
が入眠を検出後あらかじめ決められらた時間以内に限り
深いノンレム睡眠の検出を行なう。
【0041】そして、睡眠深度3または4の深いノンレ
ム睡眠が出現する睡眠前期に限り深いノンレム睡眠の検
出を行なうので、睡眠前期の深いノンレム睡眠を確実に
検出できる。
【0042】また、本発明の請求項17にかかる睡眠周
期検出装置は、入眠検出手段を備え、前記入眠検出手段
が入眠を検出後あらかじめ決められらた時間以降に限り
レム睡眠の検出を行なう。
【0043】そして、一般にレム睡眠が多く出現する睡
眠の後期に限りレム睡眠の検出を行なうので、睡眠の後
期のレム睡眠を確実に検出できる。
【0044】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0045】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける睡眠周期検出装置のブロック図である。図中1は敷
布団、2は敷布団1の下側に配置された人体の心拍や呼
吸の細かな振動から寝返りや四肢の移動などの体の動き
による粗体動まで様々な振動を検出する振動センサ、3
は振動センサの出力信号を増幅するとともに不要な周波
数成分を除去する信号処理手段、4は信号処理手段3の
出力の振幅を算出する振幅算出手段、5は振幅算出手段
4の出力から敷布団1上の人体の存在を検出する人体検
出手段、6は振幅算出手段4の出力から体の動きによる
粗体動のみを検出する粗体動検出手段、7は粗体動検出
手段の出力からその時点から30分前までの粗体動発生
回数を検出して出力する粗体動発生回数算出手段、8は
粗体動発生回数算出手段7の出力から粗体動発生回数の
変動を算出する粗体動発生回数変動算出手段、9は信号
処理手段3の出力信号から心拍による変動成分を抽出し
て心拍数を検出する心拍数検出手段、10は心拍数検出
手段の出力から心拍数変動を算出する心拍数変動算出手
段、11は人体検出手段5の出力と粗体動検出手段6の
出力と心拍数検出手段9の出力とから入眠を決定する入
眠検出手段、12は人体検出手段5の出力と粗体動発生
回数変動算出手段8の出力と心拍数変動算出手段10の
出力と入眠検出手段11の出力とから睡眠周期を決定す
る睡眠周期検出手段、13は睡眠周期検出手段12が検
出した睡眠周期を表示する表示手段である。
【0046】ここで振動センサ2は圧電素子を用い、機
械的な振動が加えられた場合に振動の大きさに応じた電
荷を発生するものであり、敷布団1の下側に配置され
る。また、振動センサ2の下は畳14となっている。ま
た、信号処理手段3は生体信号検出手段2の出力を増幅
する増幅手段3aと不要な周波数信号を除去するフィル
ター3bとからなっている。
【0047】また、心拍数変動算出手段10では、粗体
動検出手段6の出力を用い粗体動発生時に検出された心
拍数を心拍変動の算出に使用しないようにしており、ま
た、粗体動検出手段7と心拍数検出手段9とは人体検出
手段5の出力を用い人体が敷布団1上に存在していると
きにのみ粗体動や心拍数の検出を行っている。
【0048】上記構成の作用について説明する。図2に
振幅算出手段4の出力図を示す。人体が敷布団1に着床
し横になったり座ったりすると敷布団1の下側に配設さ
れた振動センサ2が振動して振動の大きさに応じた電圧
を発生する。この発生信号には、図2に示すように、着
床時には着床時の衝撃により一時的に大きな信号が現わ
れる(A)が、人体が安静にしていると人体の心拍や呼
吸等の微体動による信号が継続して現われ(B)、寝返
りをしたり腕や脚を動かす粗体動の場合には微体動の場
合よりも大きな信号が一時的に出現する(C)。人体が
いなければ出力信号は小さくなりゼロに近づく(D)。
【0049】一方、敷布団1に物が置かれた場合は、物
が置かれた瞬間には一時的に大きな信号が現われる
(E)が、物には人体のような心拍や呼吸による細かな
微体動はないので出力信号は再びゼロに近づく(F)。
また、人が敷布団1上を歩いて通過したような場合も物
を置いた場合と同様になる。
【0050】人体が存在する場合と存在しない場合とを
分ける閾値として図に示すV1を用いることにより、振
幅算出手段4の出力をこのV1と比較することにより人
体の存在の有無を検出することができる。このような振
動センサ2からの出力信号は、信号処理手段3の増幅手
段3aが増幅し、フィルター3bが不要な周波数成分を
除去して振幅算出手段4と心拍数検出手段9とに出力し
ている。
【0051】振幅算出手段4は信号処理手段3の出力信
号の振幅を算出して人体検出手段5と粗体動検出手段6
とに出力している。人体検出手段5では図2に示すよう
な在床時の信号の特徴に基づき敷布団1上の人体の存在
の有無を判定している。この判定アルゴリズムを図3に
示す。
【0052】電源を入れる(ST1)とまずタイマーに
T1をセットし(ST2)、「仮に人が存在」の判定か
らスタートする(ST3)。「仮に人が存在」とは、人
が存在していることが疑われるが確実ではない状態であ
り、「不在」から「在」へ判定を変更する場合には必ず
この判定を経過させて、確実に存在すると判断してはじ
めて判定を「在」に変えている。これにより、ノイズや
一時的な出力が発生しても「在」判定にならず、確実な
人体検出が可能となる。スタート後タイマーを減じなが
ら振幅算出手段4の出力をあらかじめ決められた閾値V
1と比較し、V1以上の状態がタイマーが0になるまで
連続すれば「在」に確定(ST6)し、タイマーが0に
なるまでにV1以下の状態に一度でもなれば「不在」に
確定(ST15)となる(ST4、ST5)。
【0053】「在」が確定すると「仮に在」の時間も
「在」とし(ST7、ST9)、「仮に不在」から
「在」に確定された場合は「仮に不在」の時間も「在」
に戻して(ST8)、振幅算出手段4の出力がV1以下
になるのを検出するまでこの状態を維持する(ST1
0)。
【0054】振幅算出手段4の出力がV1以下になると
タイマーにT2をセットし(ST11)、「仮に不在」
として(ST12)として不在判定を行なう。「在」か
ら「不在」の判定は振幅算出手段4の出力がV1以下に
なる時間がT2以上連続した場合に「不在」に確定し
(ST15)、タイマーが0になるまでに一度でもV1
以上になれば「在」に確定(ST6)する(ST13、
ST14)。「仮に不在」から「不在」に確定となった
場合は「仮に不在」となった時間も「不在」とし(ST
16、ST18)、「仮に在」から「不在」に確定され
た場合は「仮に在」の時間も「不在」に戻して(ST1
7)、振幅算出手段4の出力が入床時の人体の大きな体
動を示すV2以上になるのを検出するまでこの状態を維
持する(ST19)。そして振幅算出手段4の出力がV
1以上になった場合にタイマーにT1をセット(ST2
0)して、再び「仮に在」として(ST3)として
「在」か「不在」かの判定を行なう。
【0055】この敷布団1上での人体の在、不在の判定
は粗体動検出手段6と心拍数検出手段9と入眠検出手段
11と睡眠周期検出手段12に出力される。粗体動検出
手段6は、人体検出手段5が敷布団1上に人体が存在す
ることを検出している場合に、振幅算出手段4の出力か
ら敷布団1への人体の入床、離床や敷布団1上で寝返り
などの大きな粗体動のみを検出して粗体動発生回数算出
手段7と心拍数変動算出手段10と入眠検出手段11に
出力している。
【0056】なお、粗体動検出手段6では、人体検出手
段5が敷布団1上に人体がいること検出している場合に
のみ人体の粗体動とするので、敷布団1上に人体が存在
しない場合に敷布団1の近くに人が近づいたり、敷布団
の上を歩いたりして振動センサ2から大きな出力が出た
場合でも、これを粗体動と誤認識して誤った入眠検出や
睡眠周期検出を行なうことを防止できる。
【0057】心拍数検出手段9は、人体検出手段5が敷
布団1上に人体が存在することを検出した場合に、信号
処理手段3の出力からフィルターにより0.5Hzから
2Hzまでの信号を抽出しこの信号の周期を求めて心拍
数を算出し、心拍数変動算出手段10と入眠検出手段1
1に出力している。心拍数変動算出手段10は心拍数検
出手段9の5分間の分散を求めて心拍数の変動の大きさ
を算出し、睡眠周期検出手段12に出力しているが、粗
体動発生時は信号処理手段3の出力信号が大きくぶれて
信号処理手段3の出力の周期性を用いて心拍数を算出し
ている心拍数検出手段9の心拍数検出精度が低下してし
まうことから、粗体動検出手段6の出力を用いて、粗体
動が発生した時点の信号処理手段3の出力を用いて算出
された心拍数のデータを取り除いた上で5分間の分散を
算出し、粗体動による影響を受けない心拍数変動を算出
して睡眠周期検出手段12に出力している。ここでは、
人体検出手段5が敷布団1上に人体がいること検出して
いる場合にのみ人体の心拍数を検出するので、人体の信
号のない状態で無理に心拍数を算出してしまうことがな
く、これを用いて誤った入眠検出や睡眠周期検出を行な
うことを防止できる。
【0058】入眠検出手段11は、人体検出手段5が敷
布団1上に人体が存在することを検出している場合に、
粗体動検出手段6の出力と心拍数検出手段9の出力とか
ら敷布団1上の人体の入眠の検出を行っている。この入
眠検出段の入眠の検出原理を図4を用いて説明する。図
4(a)は1分間の心拍数、図4(b)は粗体動の発生
状況、図4(c)は脳波等の結果から判定された睡眠段
階である。なお、図4(c)の縦軸の記号はWは覚醒、
Rはレム睡眠、1〜4の数字はノンレム睡眠の睡眠深度
を示す。
【0059】図中Aは覚醒から入眠して睡眠深度1と判
定されたが、5分後にまた覚醒と判定された部分であ
り、Bは覚醒から入眠して睡眠深度1から徐々に4まで
進み深いノンレム睡眠に入った部分である。ここで図4
(a)の心拍数の変化を見ると、Aでは睡眠深度1と判
定されるとともに心拍数が急速に低下し、5分後に再度
覚醒と判定されると心拍数が再び上昇してAの覚醒時の
水準に戻っている。一方、Bでは入眠と同時に心拍数が
低下するが、睡眠深度が1から4になっても入眠直後の
心拍数が低下した後の心拍数の低い水準を維持してい
る。このように入眠時の心拍数は覚醒から入眠に移行す
るときに急激に低下し、入眠状態から覚醒に戻ると急速
に元のレベルに上昇する。
【0060】また、図4(b)を見ると、粗体動はAの
前とBのあと睡眠深度が4からRに変化したときに発生
しており、入眠前後には粗体動の発生は見られない。こ
れは、粗体動が入眠前後ではあまり発生せず、また、入
眠直後には睡眠深度4の深いノンレム睡眠が発現しやす
く睡眠深度が深くなると粗体動の発生はほとんどなくな
ることから、入眠直後は長時間にわたって粗体動が発生
しないことが多い。
【0061】そこで、本実施例では、(1)粗体動検出
手段6の出力から粗体動の発生がT3時間以上発生しな
い場合で、かつ、(2)その間に心拍数がC1以上低下
したことを検出し、(3)心拍数低下を検出後T4時間
以上低下した水準を維持している場合に、敷布団1上の
人体が入眠したと判定し、心拍数がC1以上低下した時
点を持って入眠時刻としている。
【0062】なお、入眠時の心拍数の変化は個人差があ
ることがわかっているが、われわれの実験では覚醒から
入眠または入眠から覚醒の変化のどちらかは明確に出る
ことが多いので心拍数の変化が長時間ない場合は覚醒が
続いているかまたは入眠して睡眠状態になったかどちら
かであると考えられる。どちらの状態であるかは粗体動
の有無で判断できる。したがって、入眠時の心拍数変化
が少なく上記のうち(2)の心拍数の低下が検出できな
い場合でも(1)と(3)から心拍数と粗体動とから確
実に入眠を検出できる。ただし、この場合は入眠時刻は
明確にならないので、入眠検出後、最後に体動が発生し
た時点からあらかじめ決められた一定時間T4後に入眠
したとしている。なお、本実施例ではT4は15分とし
て設定している。
【0063】粗体動発生回数算出手段7では、人体検出
手段5の出力が人体が存在していることを検出している
場合にその時点から30分前までに発生した粗体動の回
数をカウントしている。これは、睡眠中の粗体動の発生
間隔が長いときで30分以上となる場合があり、これは
深いノンレム睡眠になっている場合に多くなるが、この
ような場合でもカウントの出力を極力ゼロとしないよう
にして出力の振り幅を大きくし周期性を明確にするため
である。
【0064】図5に粗体動発生回数算出手段7において
カウントする時間を変化させた場合の出力を示す。図5
(a)は粗体動検出手段6が検出した粗体動、図5
(b)はカウントする時間が15分間の場合、図5
(c)は30分間の場合、図5(d)は45分間の場合
である。図5(b)で散見される粗体動回数0の平坦な
部分が図5(c)(d)と時間が延びるに連れて徐々に
なくなり、図5(d)では平坦な部分は存在しなくなる
が、平坦な部分がなくなっていくと同時に長周期の波も
明確になっていることがわかる。図5は一例ではある
が、これまでのわれわれの検討結果から30分間以上体
動回数をカウントすることが望ましいと思われる。これ
により間欠的に発生する体動出力を効率よくアナログデ
ータに変換できる。ただし、睡眠の周期は一般に約1時
間30分であるので、カウントする時間は1時間30分
よりも十分短いことが必要である。
【0065】このように粗体動発生回数算出手段7が粗
体動の長周期の変動を取り出し、さらに粗体動発生回数
変動算出手段8が睡眠周期に相当する1時間から2時間
の周期の変動を検出して睡眠周期検出手段12に出力し
ている。なお、粗体動発生回数変動算出手段の出力も、
睡眠周期と相関するものであり、これのみでも睡眠周期
の概略を知ることができる。
【0066】睡眠周期検出手段12は、入眠検出手段1
1により人体の入眠が検出された後人体検出手段により
離床したと判定されるまでの間の粗体動発生回数変動算
出手段8と心拍数変動算出手段10の出力とから睡眠周
期を算出する。この算出の概念図6を用いて説明する。
【0067】図6(a)は粗体動発生回数変動算出手段
8の出力、(b)は心拍数変動算出手段10の出力、
(c)は本実施例の睡眠周期検出手段12が検出した睡
眠周期、(d)は脳波等による睡眠深度の判定結果であ
る。なお、図中、Wは覚醒、Rはレム睡眠、数字はノン
レム睡眠の睡眠深度、NR12は睡眠深度1または2に
相当する浅いノンレム睡眠、NR34は睡眠深度3また
は4に相当する深いノンレム睡眠をあらわす。
【0068】まず、粗体動発生回数変動算出手段8の出
力と心拍数変動算出手段10の出力とから、深いノンレ
ム睡眠に相当すると考えられる領域を抽出する。睡眠深
度3または4の深いノンレム睡眠の場合、一定時間中の
粗体動発生回数が多く、かつ、心拍数の変動が少ないと
いう特徴があり、また、主として入眠から3時間以内に
発生するので、深いノンレム睡眠の検出は(1)粗体動
発生回数変動算出手段の出力がM1以下、(2)心拍数
変動算出手段10の出力がC2以下、(3)入眠検出手
段11が入眠を検出後3時間以内に発生、の3つの条件
をともに満たす場合を睡眠深度3または4の深いノンレ
ム睡眠であると判定する。
【0069】次にレム睡眠の検出を行う。ここでは、レ
ム睡眠では心拍数の変動がノンレム睡眠時より大きくな
ることと一定時間中の粗体動発生回数が多くなることを
利用し、心拍数の変動から心拍数変動の大きな部分を抽
出し、その部分の粗体動発生回数が閾値より大きい場合
にレム睡眠を検出している。また、レム睡眠は入眠後3
時間程度は出現時間が短かく、明確に心拍数変動として
出現しない場合があるので、入眠後3時間以降にレム睡
眠の検出をするのが望ましい。従って、ここでは、
(1)心拍数変動算出手段10の出力がC3以上、
(2)粗体動発生回数変動算出手段の出力がM2以上、
(3)入眠検出手段11が入眠を検出後3時間以降に発
生、の3つの条件をともに満たす場合にレム睡眠である
と判定している。
【0070】なお、ここでは、心拍数変動算出手段10
の出力から1時間から2時間の周期の信号をフィルタに
よりろ波して取り出すことによりレム睡眠の周期に相当
する変動を抽出したのちに上記のレム睡眠の検出を行っ
ている。この変動のみでも、睡眠周期の特徴を反映する
ものであり、睡眠周期の簡単な指標として用いることも
可能である。
【0071】このように抽出された入眠から3時間以内
の深いノンレム睡眠の部分と入眠から3時間以降のレム
睡眠の部分を一体化することにより図6(c)のように
睡眠周期を求めることができる。これを図6(d)の脳
波等による睡眠深度判定と比較すると細かい点に違いは
あるが、概略は適合していることがわかる。
【0072】なお、この変動を評価して睡眠周期として
正しいか否かを判定してもよい。たとえば、(1)得ら
れた睡眠周期が1.5時間から2時間の規則正しい周期
で繰り返されているか、(2)粗体動発生回数変動と相
関しているか(3)心拍数変動周期と相関しているかの
3点に基づいて判定できる。(1)では睡眠周期を周波
数分析し、パワースペクトル密度を用い周期が1.5時
間から2時間に相当する周波数帯のピークがあらかじめ
決められた閾値P1と比較してP1以上の場合に1.5
時間から2時間の規則正しい周期で繰り返されていると
判定できる。また、(2)、(3)についてはそれぞれ
の波形と相互相関を算出し、相互相関係数の値があらか
じめ決められた閾値R1、R2以上の場合に相関がある
とそれぞれ判定できる。なお、この判定ですべてが正し
くないと判明したときは再度各閾値を変更して睡眠周期
の算出をやり直すことも可能である。これにより正確な
睡眠周期の検出を実現できる。
【0073】また、粗体動発生回数変動算出手段の変動
波形と心拍数変動算出手段の変動波形を組み合わせてよ
り正確な睡眠周期を求めることもできる。粗体動発生回
数変動算出手段の出力では睡眠前半のノンレム睡眠の特
徴が明確になるが後半の睡眠周期が不安定となり、心拍
数変動算出手段の出力では、逆にレム睡眠の影響で前半
より広範の方が明確な変動が現れやすいので、両者の長
所を有効に活用してより正確な睡眠周期の概略を得るこ
とができる。
【0074】このように本実施例の睡眠周期検出装置
は、睡眠周期と相関がある粗体動または心拍数変動の発
生周期を求めてどちらか単独または両者を組み合わせて
睡眠周期を検出するので、睡眠周期の概略を簡単に検出
できる。
【0075】また、本実施例の睡眠周期検出装置は、粗
体動と心拍数から入眠時、深いノンレム睡眠、および、
レム睡眠の特徴を用いてそれぞれの睡眠段階を検出でき
るので正確な睡眠周期を求めることができる。
【0076】また、本実施例の睡眠周期検出装置は、一
般に1時間半程度と言われる睡眠周期に相当する変動を
検出して睡眠周期とするので、睡眠周期と同期する変動
を確実に検出できる。
【0077】なお、本実施例では生体の支持手段として
敷布団を用いているが、ベッドや座席に使用するもので
もよい。
【0078】また、本実施例では信号処理手段は増幅手
段とフィルターとからなっているが、増幅手段は生体信
号検出手段の感度がよく出力が十分取れる場合は必ずし
も必要ではなく、フィルターも不要な信号成分の大きさ
が生体信号より十分小さい場合は不要にできる。
【0079】また、本実施例では、判定手段においてV
1、T1など時間や検出値などをあらかじめ決められた
閾値と比較して睡眠周期や敷布団上での在/不在を判定
しているが、これらの閾値は実際に多数の人で出力を確
認しこれらのデータから統計的に求めた最適値を使用し
ている。なお、この閾値は一定値を用いてもよいが、心
拍数や粗体動の検出を行ないながら都度変更させるもの
でももちろんよい。
【0080】また、本実施例では、一つの振動センサを
用いて敷布団上の人体の粗体動と心拍数を検出している
が、それぞれ別の専用の検出手段を用いる構成でもよ
い。また、心拍数のみでなく呼吸数も求め、睡眠周期の
検出に用いることも可能である。
【0081】また、本実施例では振動センサを用いて粗
体動と心拍数の検出を行なっているがたとえばレーザー
変異計などにより非接触で体の動きといった粗体動や、
呼吸、心拍活動に起因する人体の腹部の上下動を検出す
るものや、ccdカメラなどを用い非接触で布団上の人
体の呼吸や心拍活動に起因する微妙な変化や体の大きな
動きを検出するものを用いてもよい。
【0082】また、本実施例では振動センサを敷布団の
下に敷いているが、振動センサの下に更にスポンジ等の
クッションなどを配置すると振動に対する出力を大きく
できる。特にPVDF(ポリ弗化ビリニデン)など可と
う性の圧電素子を振動センサとして用いる場合は有効で
ある。
【0083】また、本実施例では、深いノンレム睡眠の
検出を入眠から3時間以内に限って行なっているが、深
いノンレム睡眠の出現が入眠後3時間以内に多く見られ
るという一般的な所見からこの数値を設定している。し
かし、入眠後3時間以降でも出現することはあり、従っ
てこの検出を必ずしも3時間以内に限定する必要はな
い。また、同様に、レム睡眠の検出を入眠後3時間以降
に限っているが、こちらも必ずしも3時間以降に限定す
る必要はない。さらに、本実施例では、深いノンレム睡
眠の検出とレム睡眠の検出の時間領域は重複してないが
両者の検出領域が重なってもまったくかまわない。
【0084】また、本実施例では、心拍数変動算出手段
は5分間の心拍数から分散を算出して出力しているが、
変動の算出に用いる時間は1分から10分程度の間であ
ればよく、5分に限定するものではない。また、変動の
算出も分散を用いず標準偏差など変動の大きさを算出で
きる計算方法であればいかなる計算方法を用いてよい。
【0085】また、本実施例では、体動発生回数算出手
段の出力や心拍数変動算出手段の出力から1時間から2
時間周期の変動成分を取り出して睡眠周期検出に用いて
いるが、これは、睡眠周期が一般に1時間半程度の周期
をもって変動し、しかも個人によりまたその時々の状態
によって変化するため、1時間から2時間までの周期の
変動を検出できればこのような状態の変化にも十分に対
応できるからである。しかし、必ずしも1時間から2時
間の変動成分をすべて取り出す必要はないし、体動発生
回数算出手段の出力や心拍数変動算出手段の出力を単に
移動平均するなどしてノイズ成分を除去したものでも十
分に睡眠周期検出に利用できる。
【0086】上記の実施例に述べたように、本発明の睡
眠周期検出装置は脳波や筋電図、眼球電図を採取するこ
となく人体の睡眠周期を検出できる。これを用いること
により、不眠症患者の睡眠状態の把握や、不眠を訴える
人の実際の睡眠状況の把握が簡単に行なえる。また、睡
眠周期や睡眠の時間帯からサーカディアンリズムなどの
人に固有の生活リズムを割り出すことも可能であり、生
活リズムが乱れがちな若者や高齢者に対する適切な生活
の指導や活力ある生活の実現等に大いに役立てることが
できる。
【0087】
【発明の効果】以上、実施例で説明したように本発明に
よれば、脳波や筋電図、眼球電図を採取することなく人
体の睡眠周期を検出できる。これを用いることにより、
不眠症患者の睡眠状態の把握や、不眠を訴える人の実際
の睡眠状況の把握が簡単に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における睡眠周期検出装置の
ブロック図
【図2】同装置の振幅算出手段の出力図
【図3】同装置の人体検出手段の人体検出アルゴリズム
のフローチャート
【図4】(a)同装置の入眠検出時の心拍数検出手段の
出力図 (b)同装置の入眠検出時の粗体動検出手段の出力図 (c)入眠検出時の脳波等を用いて検出した睡眠段階図
【図5】(a)同装置の粗体動検出手段の出力図 (b)同装置の粗体動発生回数算出手段の出力図 (c)同装置の粗体動発生回数算出手段の出力図 (d)同装置の粗体動発生回数算出手段の出力図
【図6】(a)同装置の粗体動発生回数変動算出手段の
出力図 (b)同装置の心拍数変動算出手段の出力図 (c)同装置の睡眠周期検出手段の出力図 (d)脳波等を用いて検出した睡眠段階図
【符号の説明】
5 人体検出手段 6 粗体動検出手段 7 粗体動発生回数算出手段 9 心拍数検出手段 10 心拍数変動算出手段 11 入眠検出手段 12 睡眠周期検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 由美子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4C017 AA02 AA20 AB10 AC03 BC08 BC11 BD10 FF30 4C038 PP05 PQ00 PS00

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の動きである粗体動を検出する粗体
    動検出手段と、前記粗体動検出手段の検出結果から一定
    時間の粗体動発生回数を算出する粗体動発生回数算出手
    段と、前記粗体動発生回数算出手段の出力から前記人体
    の睡眠周期を検出する睡眠周期検出手段とを備えた睡眠
    周期検出装置。
  2. 【請求項2】 人体の心拍数を検出する心拍数検出手段
    と、前記心拍数検出手段の検出結果から心拍数の変動を
    算出する心拍数変動算出手段と、前記心拍数変動算出手
    段の出力から前記人体の睡眠周期を検出する睡眠周期検
    出手段とを備えた睡眠周期検出装置。
  3. 【請求項3】 人体の動きである粗体動を検出する粗体
    動検出手段と、前記人体の心拍数を検出する心拍数検出
    手段と、前記粗体動検出手段の検出結果と前記心拍数検
    出手段の検出結果とから前記人体の睡眠周期を検出する
    睡眠周期検出手段とを備え、前記睡眠周期検出手段は、
    前記心拍数検出手段の検出結果と前記粗体動検出手段の
    検出結果とから前記人体の入眠を検出する入眠検出手段
    を備える睡眠周期検出装置。
  4. 【請求項4】 入眠検出手段は、心拍数検出手段の検出
    した心拍数の変化があらかじめ決められた閾値以下であ
    り、かつ、粗体動検出手段が粗体動を検出しない状態を
    検出し、この状態があらかじめ決められた時間以上連続
    した場合に、人体が入眠したと判断する請求項3に記載
    の睡眠周期検出装置。
  5. 【請求項5】 入眠検出手段は、心拍数検出手段の検出
    した心拍数の変化があらかじめ決められた閾値以下であ
    り、かつ、粗体動検出手段が粗体動を検出しない状態を
    検出し、この状態があらかじめ決められた時間以上連続
    した場合に、心拍数の変化があらかじめ決められた閾値
    以下になった時点、または、入眠検出の直前に粗体動が
    発生した時点から一定時間後の時点のうち、どちらか後
    の時点を持って入眠時刻とする請求項3に記載の睡眠周
    期検出装置。
  6. 【請求項6】 人体の動きである粗体動を検出する粗体
    動検出手段と、前記人体の心拍数を検出する心拍数検出
    手段と、前記粗体動検出手段の検出結果と前記心拍数検
    出手段の検出結果とから前記人体の睡眠周期を検出する
    睡眠周期検出手段とを備え、前記睡眠周期検出手段は、
    前記粗体動検出手段の検出結果が一定時間粗体動を検出
    しないかまたは一定時間中の粗体動の回数があらかじめ
    決められた閾値以下であり、かつ、前記心拍数検出手段
    の検出結果の変動があらかじめ決められた閾値以下のと
    き深いノンレム睡眠と判断する睡眠周期検出装置。
  7. 【請求項7】 人体の動きである粗体動を検出する粗体
    動検出手段と、前記人体の心拍数を検出する心拍数検出
    手段と、前記粗体動検出手段の検出結果と前記心拍数検
    出手段の検出結果とから前記人体の睡眠周期を検出する
    睡眠周期検出手段とを備え、前記睡眠周期検出手段は、
    前記粗体動検出手段の検出結果における一定時間中の粗
    体動の発生回数があらかじめ決められた閾値以上であ
    り、かつ、前記心拍数検出手段の検出結果の変動があら
    かじめ決められた閾値以上のときレム睡眠と判断する睡
    眠周期検出装置。
  8. 【請求項8】 人体の動きである粗体動を検出する粗体
    動検出手段と、前記人体の心拍数を検出する心拍数検出
    手段と、前記粗体動検出手段の検出結果と前記心拍数検
    出手段の検出結果とから前記人体の睡眠周期を検出する
    睡眠周期検出手段とを備え、前記睡眠周期検出手段は、
    前記粗体動検出手段の検出結果と前記心拍数検出手段の
    検出結果とから、前記人体の入眠、深いノンレム睡眠、
    レム睡眠のうち少なくとも一つを検出して睡眠周期の検
    出に用いる睡眠周期検出装置。
  9. 【請求項9】 請求項6または7記載の睡眠周期検出手
    段を備えた請求項8記載の睡眠周期検出装置。
  10. 【請求項10】 人体の動きである粗体動を検出する粗
    体動検出手段と、前記粗体動検出手段の検出結果から粗
    体動発生回数を算出する粗体動発生回数算出手段と、人
    体の心拍数を検出する心拍数検出手段と、前記心拍数検
    出手段の検出結果から心拍数の変動を算出する心拍数変
    動算出手段と、前記粗体動発生回数算出手段の出力と前
    記心拍数変動算出手段の出力から前記人体の睡眠周期を
    検出する睡眠周期検出手段とを備えた睡眠周期検出装
    置。
  11. 【請求項11】 粗体動発生回数算出手段は、少なくと
    も30分以上の粗体動を検出して算出する請求項1また
    は10に記載の睡眠周期検出装置。
  12. 【請求項12】 睡眠周期検出手段は、粗体動発生回数
    算出手段の出力から1時間から2時間周期の変動を検出
    して睡眠周期の検出に用いる請求項1、10、11のう
    ちいずれか1つに記載の睡眠周期検出装置。
  13. 【請求項13】 睡眠周期検出手段は、心拍数変動算出
    手段の出力から1時間から2時間周期の変動周期を検出
    して睡眠周期の算出に用いる請求項2または10に記載
    の睡眠周期検出装置。
  14. 【請求項14】 心拍数検出手段の検出結果のうち、粗
    体動検出手段が粗体動の発生を検出した時点の出力を除
    去した上で睡眠周期の検出に用いる請求項3ないし10
    のうちすくなくとも1つに記載の睡眠周期検出装置。
  15. 【請求項15】 人体を検出する人体検出手段を持ち、
    心拍数検出手段や粗体動検出手段は人体検出手段が人体
    を検出している場合にのみ、心拍数検出や粗体動検出を
    行なう請求項1ないし14のうち少なくとも1つに記載
    の睡眠周期検出装置。
  16. 【請求項16】 睡眠周期検出手段は、入眠検出手段を
    備え、前記入眠検出手段が入眠を検出後あらかじめ決め
    られらた時間以内に限り深いノンレム睡眠の検出を行な
    う請求項8に記載の睡眠周期検出装置。
  17. 【請求項17】 睡眠周期検出手段は、入眠検出手段を
    備え、前記入眠検出手段が入眠を検出後あらかじめ決め
    られらた時間以降に限りレム睡眠の検出を行なう請求項
    8に記載の睡眠周期検出装置。
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