JP2002218924A - 精白米のオゾン処理方法 - Google Patents

精白米のオゾン処理方法

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JP2002218924A
JP2002218924A JP2001014320A JP2001014320A JP2002218924A JP 2002218924 A JP2002218924 A JP 2002218924A JP 2001014320 A JP2001014320 A JP 2001014320A JP 2001014320 A JP2001014320 A JP 2001014320A JP 2002218924 A JP2002218924 A JP 2002218924A
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ozone
rice
polished rice
polished
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Masaru Nakanishi
優 中西
Makoto Akamine
誠 赤嶺
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ARITA SEIKO KK
Ohnit Co Ltd
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ARITA SEIKO KK
Ohnit Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾン処理により精白米の食味を良くし、か
つオゾン処理時に環境を害することのない精白米のオゾ
ン処理方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 精白米を流動させて、流動中の精白米に
オゾンを供給して接触させ吸着処理する方法において、
精白米の流動量をPkg/sとし、オゾン供給量をQmg/
sとしたときに、Q/P=0.05〜0.25mg/kgと
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精白米をオゾン処
理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】古米独特の臭い(古米臭)を除去するた
めに古米にオゾンを接触させることが知られている。オ
ゾンとの接触は、精米工程において精米機や色彩選別機
の排出口部分にオゾンガスを吹き込んだり、袋詰機のホ
ッパー内にオゾンガスを吹き込んだりしてなされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、精白米
はオゾンを吸収しやすいため、オゾンの吸収によって古
米臭が除去される反面、オゾン臭が精白米に残るという
問題があった。また、そもそも、従来にあっては、古米
にオゾンを接触させるに際し、どの位の量のオゾンをど
のように接触させたら良いのか合理的には知られていな
い状況であった。それに加え、上述のような従来の方法
では、精白米へのオゾンの供給部が密閉されていないの
で、その中に吹き込まれたオゾンの一部が装置外に漏洩
してしまい、精白米とオゾンの反応を最適値の量で定量
的に実施させることができない上、漏洩したオゾンが作
業環境を汚染したり、精米機、識別選別機、バケットエ
レベーターなどの周辺装置を腐蝕させるという問題を有
していた。
【0004】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点を解決することを目的としてなされたもので、精白
米とオゾンを最適な状況下で反応させ、古米に対して古
米臭を除去するのは勿論のこと、古米臭のない精白米に
対してもその食味を改善し、しかも処理時の過剰のオゾ
ンが環境を害することのないような精白米のオゾン処理
方法を提供しようとすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、精白米を流動させて、流動中の精白米にオゾンを
供給して接触させ吸着処理する方法において、精白米の
流動量をPkg/sとして、オゾン供給量をQmg/sとし
たときに、Q/P=0.05〜0.25mg/kgであるこ
とにより達成される。
【0006】精白米の食味を改善しあるいは古米臭を除
去するためには、Q/Pの値が上記範囲にあることがき
わめて重要である。この範囲内にあってどの位の値が最
適であるかは、米の種類、精白の状況によって変動する
が、そもそも食味に関しては地域差や個人差によるとこ
ろもあり、最適量を一概には特定できないが、何れにし
ても該範囲内にあれば、程度や内容の差はあっても改善
はなされる。該範囲以下であれば古米臭の除去効果やそ
の他の意味における食味の改善が不十分となることは言
うまでもないが、上記範囲以上となるとオゾン特有の嫌
悪感を誘発する臭気の付加という問題を伴うようにな
る。
【0007】本発明において、精白米の流動とオゾンの
供給は、少なくともオゾン反応域で、実質的に密閉され
た空間で行なわれることが好ましい。ここで、実質的に
密閉された空間としたのは、オゾン反応域は精白米を供
給したり、また、排出したりするための開口部があり、
外部との空気の流通が全くないとは言えないからであ
る。開放状態下にあっては、たとえオゾンが最適値だけ
供給されたとしても、その一部が周囲に分散してしまい
精白米と反応するオゾン量が不足してしまったり、最適
値よりもやや多いオゾンが供給されたときには、より多
くのオゾンが周囲に放散して環境を害するといった問題
を生起させるが、上記空間をほぼ密閉することにより、
これが未然に防止され、最適量のオゾンが安定的に精白
米と反応することとなる。
【0008】ところで、精白米を流動させるのは、静止
状態よりも流動状態の方が精白米の粒同士の接触力が弱
められて粗の状態となってオゾンとの接触が容易になる
ためである。また、連続処理との関係においても流動状
態での処理の方が合理的である。
【0009】上記精白米の流動は、例えば斜面上で行な
うことができる。その際、精白米は斜面上で均一厚の層
をなして流下することが好ましい。
【0010】上記斜面は、錐面、例えば円錐面とするこ
とができる。その際、オゾンの供給は、円錐面と同心な
環状スリットから該円錐面へ向けオゾンを吹くことによ
り行なわれることが望ましい。こうすることにより、オ
ゾンは流下する精白米に均一に接触するようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
添付図面を参照しつつ説明する。
【0012】図2に本実施形態に適した装置の全体図を
示す。
【0013】オゾン反応処理を行なうための反応器
(B)は、上部にてホッパー(A)と、下部にてフィー
ダートレー(C)と連絡されている。該フィーダートレ
ー(C)は下部にて電磁バイブレーター(D)と連結さ
れている。精白米の処理速度(流下量)は、周知のごと
く、上記電磁バイブレーター(D)によって、フィーダ
ートレイーからの精白米の排出量を変化させることによ
り調節可能となっている。装置のフレーム(G)の下部
にはオゾン発生機(E)が配設されていて、該オゾン発
生機(E)で発生させたオゾンガスは配管(F)を経由
して反応器(B)へ供給される。なお、上記ホッパー
(A)、フィーダートレー(C)、電磁バイブレーター
(D)そしてオゾン発生機(E)はフレーム(G)の上
に組み立られている。
【0014】次に、図1に反応器(B)の詳細を示す。
図1において、短管(1)は、例えば、50Aの塩ビ管
で、上部はホッパーに接続されている。反応器(B)に
は、例えば、呼び径100ラ75の径違いソケット管を
用い、下部はフィーダートレー(C)の上方に開放され
る。該反応器(B)の上蓋(2)には、例えば、100
Aの塩ビ管相当の塩ビ円柱に上記短管(1)を装入する
穴が穿設され、その穴の内面に環状溝(3)が形成さ
れ、その溝に連通するように貫通せられた横穴にオゾン
ガス導入管(4)(外径8mmの塩ビ管)が挿入されてい
る。上蓋(2)の下部開口の内径は上部開口の内径より
若干、例えば2mm程大きく、短管(1)を上蓋(2)に
挿入したとき、短管(1)の外径と上蓋の下部開口の内
径との間に幅1mmの環状スリット(c)を形成させてい
る。かくして、オゾンガス導入管(4)から吹き込まれ
るオゾンガスは上記環状スリット(c)から下方に吹き
出される。
【0015】上記短管(1)の下方には円錐ブロック
(5)が配設されている。この円錐ブロック(5)は、
例えば、塩ビ円柱を切削して作成されており、上蓋
(2)の下縁で周方向の複数箇所に取り付けられた吊り
金具(6)で吊り下げられている。円錐ブロック(5)
の底辺の仰角は40度以上とすることが好ましい。これ
より小さいと、精白米が円錐ブロックの表面を流下する
とき転動しなくなる。転動させることが、より均一なオ
ゾン処理を行なうために好ましい。
【0016】又、隙間(a)は10〜15mmとなるよう
にセットすることが望ましい。隙間(a)がこれより大
きいと、精白米が円錐ブロック(5)の表面を流下する
ときの層の厚みが大きくなって、オゾンと十分にそして
均一に接触し難くなる。そのとき、隙間(b)のなす環
状面積(流下断面積)が隙間(a)のなす環状面積(流
下断面積)より小さくならないようにすることも重要で
ある。そうしないと精白米の移動量が隙間(b)で規制
されてしまい、円錐ブロックの表面を落下する精白米の
層厚みが10〜15mmに設定できなくなる。
【0017】かかる本実施形態装置にあっては、精白米
は次の要領でオゾン処理がなされる。
【0018】本発明により、ホッパー(A)から下方へ
移動した精白米は、反応器(B)内の円錐ブロック
(5)の円錐上面で広がって厚さ10〜15mmの薄い層
となり、かつ、該円錐面を転動しながら下方へ流動す
る。反応器(B)内には環状スリット(c)からオゾン
が下方に向け吹き出しており、精白米は転動流下中にオ
ゾンと均一に接触する。
【0019】上記反応器(B)は実質的に密閉されてい
るため、流動する精白米に対してオゾンの供給量を最適
量に調節することによってオゾンが不足せず、又過剰に
ならないようにし、予め設定した最適量のオゾンを精白
米に吸着させることが可能となり、反応器外へのオゾン
ガスの漏出も防止される。
【0020】上記オゾンの最適量は、精白米の流動量を
Pkg/sとし、オゾンガスの供給量をQmg/sとしたと
きに、Q/P=0.05〜0.25mg/kgとなる範囲の
値である。
【0021】この値は、直径20mmの円筒カラムに精白
米50gを充填し、オゾンガスを下方から送入し、供給
ガスと排出ガスのオゾン濃度の差と、ガスの添加時間と
から添加量を算出し、種々の添加量の精白米を作り、こ
れらを炊飯した炊飯米について、食味テストを実施し、
その結果から決定した。
【0022】より具体的には、銘柄や収穫年度の異なる
20種類の精白米を無作為に選定し、これらにオゾンを
7段階に量を変えて添加したサンプルを作り、オゾンを
添加しないものも含め、8種類のサンプルを炊飯し、食
味テストを行い、添加しないものとの相違によって結果
を得た。
【0023】テストは上記のごとく20種類の精白米に
ついて、8サンプルずつ20名のパネラーによって行な
われたが、このテスト結果は平均値であって、総ての人
が同じ評価をしたものではないことは言うまでもない。
また、サンプル量の関係でテストの実施日は同一ではな
い。なお、パネルテストの結果の一部を表1に示した
が、そのテストの方法やその意味するところは一般的に
よく知られているので、ここでは特に説明を省略する。
【0024】そして、パネルテストの総合評価値につい
て、オゾンガス無添加のサンプルとオゾンガスを添加し
たサンプルとの点数差を縦軸にとり、オゾンガスの添加
量を横軸にとってそれぞれのテスト結果をプロットし
て、図3に示すようなグラフを得た。
【0025】総合評価値において、1点未満は優位差な
しとすると、オゾンの添加量が0.05〜0.25mg/
kgのあたりが優位差ありと判断される。このようにし
て、本発明では、この範囲をオゾン添加量の最適量とし
た。つまり、本発明の最適量の意味するところは、オゾ
ン添加の目的と被添加物である米との関係において、求
めたいオゾンの最適量は本発明の最適量の範囲にあると
いうことであり、この範囲内で適宜求められるというも
のである。また、添加量が少ない場合は効果が少ないと
いうだけであるが、過多となると逆効果になることは明
白であり、このことに注意を要することは言うまでもな
い。
【0026】以上のような要領により、本発明を実施し
求めた最適量のオゾンを添加した炊飯米の食味テストの
一例は表1のごとくであった。
【0027】
【表1】 ここで、上記の表1について説明をしておく。
【0028】表1は炊飯米の食味試験として一般的に知
られているパネルテストによる結果を示したものであ
る。
【0029】A1とA2は同一の古米を原料とし、A1
はオゾン処理をせずに炊飯した米について、また、A2
は本発明を実施して0.2mg/kgのオゾンを添加して処
理し炊飯した米についてテストを行ったものである。A
1とA2とを比較すると、オゾン処理することにより不
良の香り(この場合は特に古米臭といわれる臭い)がか
なり除去されていること、また、その他の食味の判定項
目、即ち炊飯米の外観、光沢、味などにおいても改善が
みられ、総合評価が5ポイント向上したことが分かる。
【0030】B1とB2は同一の新米を原料とし、B1
はオゾン処理をせずに炊飯した米について、また、B2
については本発明を実施して0.1mg/kgのオゾンを添
加して処理し炊飯した米についてテストを行ったもので
ある。B1とB2とを比較すると、オゾン処理すること
により、オゾンの脱臭効果のために新米の香りが少なく
なってしまったが、その他の項目において改善がみら
れ、総合評価が2ポイント向上したことが分かる。
【0031】なお、A2の場合は、古米臭の除去を主目
的にオゾンの供給量を設定し、また、B2の場合は新米
の香りを残しながらもその他の食味判定項目を改善させ
ることを目的としてオゾンの供給量を設定しているの
で、オゾンの供給量は同じではない。
【0032】
【発明の効果】以上のように、精白米の流動量をPkg、
オゾンの供給量Qmg/sとしたときに、Q/P=0.0
5〜0.25mg/kgという最適値範囲で、精白米をオゾ
ン処理することとしたので、オゾン量が過不足ないの
で、精白米の食味を向上させると共に、周囲へ放散させ
るオゾンもきわめて少なく環境を害することもなくなる
という効果を得る。その際、上記オゾン反応処理を少な
くとも反応域で実質的に密閉された反応器内で行なえ
ば、精白米の食味、そしてオゾンの放散の両面で効果が
さらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態装置の反応器の断面図であ
る。
【図2】本発明の実施形態としての精白米のオゾン処理
装置の全体図である。
【図3】本発明によるオゾン処理がなされた精白米の食
味テストの結果をオゾン添加量との関係で示すグラフで
ある。
【符号の説明】
5 円錐ブロック(斜面、円錐面) c 環状スリット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精白米を流動させて、流動中の精白米に
    オゾンを供給して接触させ吸着処理する方法において、
    精白米の流動量をPkg/sとし、オゾン供給量をQmg/
    sとしたときに、Q/P=0.05〜0.25mg/kgで
    あることを特徴とする精白米のオゾン処理方法。
  2. 【請求項2】 精白米の流動とオゾンの供給は、少なく
    ともオゾン反応域で、実質的に密閉された空間で行なわ
    れることとする請求項1に記載の精白米のオゾン処理方
    法。
  3. 【請求項3】 精白米の流動は斜面上で行なわれること
    とする請求項1又は請求項2に記載の精白米のオゾン処
    理方法。
  4. 【請求項4】 精白米の流動は斜面上で均一厚の層をな
    して行なわれることとする請求項1又は請求項2に記載
    の精白米のオゾン処理方法。
  5. 【請求項5】 斜面は円錐面であることとする請求項3
    又は請求項4に記載の精白米のオゾン処理方法。
  6. 【請求項6】 オゾンの供給は、円錐面と同心な環状ス
    リットから該円錐面へ向けオゾンを吹くことにより行な
    われることとする請求項5に記載の精白米のオゾン処理
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2845015A1 (fr) * 2002-09-27 2004-04-02 Green Technologies Sarl Procede pour le traitement a l'ozone de matieres vegetales

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FR2845015A1 (fr) * 2002-09-27 2004-04-02 Green Technologies Sarl Procede pour le traitement a l'ozone de matieres vegetales
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