JP2002218251A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体

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JP2002218251A
JP2002218251A JP2001015011A JP2001015011A JP2002218251A JP 2002218251 A JP2002218251 A JP 2002218251A JP 2001015011 A JP2001015011 A JP 2001015011A JP 2001015011 A JP2001015011 A JP 2001015011A JP 2002218251 A JP2002218251 A JP 2002218251A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮による画像劣化を減少させることが可能
な画像処理装置を提供する。 【解決手段】 符号化手段104は、画像入力手段13
0からの対象画像を符号化する。符号量検知手段107
は、符号化手段104での符号量を検知する。画像入力
手段130は、符号量検知手段107の検知結果に基づ
いて対象画像を再度入力する。第1の空間周波数補正手
段105は、画像入力手段130により再度入力された
対象画像に対して空間周波数特性の補正を行う。符号化
手段104は、第1の空間周波数補正手段105による
補正後の対象画像を符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、カラー画
像を圧縮するための装置或はシステムに用いられる、画
像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及びそ
れを実施するための処理ステップをコンピュータが読出
可能に格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラー静止画像の圧縮方式と
して、離散コサイン変換を利用したJPEG方式や、W
avelet変換を利用した方式等が多く用いられてい
る。この種の圧縮方式では、量子化ステップを粗くす
る、或は量子化ステップを細かくすることで、画像劣化
及び圧縮率が決定される。
【0003】例えば、圧縮対象の静止画像において、画
質劣化が比較的目立ちにくい写真領域の量子化ステップ
を粗くし、画質劣化が比較的目立ちやすい文字領域の量
子化ステップを細かくする。また、自然画像の領域とコ
ンピュータグラフィックスの領域を識別し、画質劣化が
比較的目立ちにくい自然画像領域の量子化ステップを粗
くし、画質劣化が比較的目立ちやすコンピュータグラフ
ィックス領域の量子化ステップを細かくする。
【0004】また、画像圧縮の際に所望の圧縮率に満た
ない場合には、量子化ステップを粗くする等して再圧縮
を行うことで、所望の圧縮率を達成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像圧縮方法では、次のような問題点が
あった。例えば、画像圧縮の際に所望の圧縮率に満たな
い場合、量子化ステップを更に粗くして圧縮を行うよう
に構成されていたので、一回目の圧縮よりも高圧縮の量
子化テーブルを使用することになるため、すなわち高圧
縮の量子化テーブルに変更して高圧縮を行なうことにな
るため、その分、文字画質が大きく劣化してしまう。
【0006】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、圧縮による画像劣化を減少させ
ることが可能な、画像処理装置、画像処理システム、画
像処理方法、及びそれを実施するための処理ステップを
コンピュータが読出可能に格納した記憶媒体を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、対象画像を入力する画像入力手段と、上
記画像入力手段により入力された対象画像を符号化する
符号化手段と、上記符号化手段により得られた対象画像
の符号化データの符号量を検知する符号量検知手段と、
上記画像入力手段により入力された対象画像に対して、
空間周波数特性の補正を行う第1の空間周波数補正手段
とを備える画像処理装置であって、上記画像入力手段
は、上記符号量検知手段の検知結果に基づいて、対象画
像を再度入力し、上記第1の空間周波数補正手段は、上
記画像入力手段により再度入力された対象画像に対し
て、上記空間周波数特性の補正を行い、上記符号化手段
は、上記第1の空間周波数補正手段による補正後の対象
画像を符号化することを特徴とする。
【0008】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記画像入力手段は、対象画像と共に、対象画像内の領
域の属性を示す属性フラグを入力し、上記第1の空間周
波数補正手段は、上記属性フラグに基づいて、上記空間
周波数特性の補正を行うことを特徴とする。
【0009】第3の発明は、上記第2の発明において、
上記第1の空間周波数補正手段は、上記属性フラグに基
づいて、対象画像に含まれる所定領域毎に、異なる空間
周波数特性の補正を行うことを特徴とする。
【0010】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記符号化手段により得られた対象画像の符号化データ
を復号化する復号化手段と、上記復号化手段で得られた
復号化後の対象画像に対して、上記第1の空間周波数補
正手段に対応する空間周波数特性の補正を行う第1の空
間周波数補正手段を備えることを特徴とする。
【0011】第5の発明は、上記第1の発明において、
上記第1の空間周波数補正手段は、対象画像のM×N画
素内での上記空間周波数特性の補正を行い、上記符号化
手段は、上記第1の空間周波数補正手段による補正後の
対象画像に対して、M×N画素内で適用する量子化係数
を選択して上記符号化を行なうことを特徴とする。
【0012】第6の発明は、上記第1の発明において、
上記符号化手段は、JPEG方式に符号化を行なうこと
を特徴とする。
【0013】第7の発明は、複数の機器が互いに通信可
能に接続されてなる画像処理システムであって、上記複
数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜6
の何れかに記載の画像処理装置の機能を有することを特
徴とする。
【0014】第8の発明は、任意の画像を符号化するた
めの画像処理方法であって、入力対象画像を符号化する
符号化ステップと、上記符号化ステップにより得られた
対象画像の符号化データの符号量を検知する符号量検知
ステップと、上記符号量検知ステップでの検知結果に基
づいて、対象画像を再度入力させる再入力ステップと、
上記再入力ステップにより再入力された対象画像に対
して、空間周波数特性の補正を行う空間周波数補正ステ
ップとを含み、上記符号化ステップは、上記空間周波数
補正ステップによる補正後の対象画像を符号化するステ
ップを含むことを特徴とする。
【0015】第9の発明は、上記第8の発明において、
上記空間周波数補正ステップは、対象画像と共に入力さ
れた、対象画像内の領域の属性を示す属性フラグに基づ
いて、上記空間周波数特性の補正を行うステップを含む
ことを特徴とする。
【0016】第10の発明は、対象画像を入力する画像
入力ステップと、上記画像入力ステップにより入力され
た対象画像を符号化する符号化ステップと、上記符号化
ステップにより得られた対象画像の符号化データを復号
化する復号化ステップと、上記復号化ステップにより得
られた復号化後の対象画像を出力する画像出力ステップ
とを含む画像処理方法であって、上記画像入力ステップ
によって入力された対象画像に含まれる領域の属性を判
別する像域分離ステップと、上記符号化ステップにより
得られた対象画像の符号化データの符号量を検知する符
号量検知ステップと、上記符号量検知ステップでの検知
結果により、所定の符号量を達成できているか否かを判
定する符号量判定ステップと、上記符号量判定ステップ
での判定結果に基づいて、上記画像入力ステップにより
対象画像の再入力を行うか制御する再入力制御ステップ
と、上記再入力制御ステップによる対象画像の再入力に
より上記符号化ステップで符号化を行う場合に、上記像
域分離ステップでの判別結果に基づいて、対象画像に含
まれる領域毎に異なる空間周波数特性の補正を行う空間
周波数補正ステップとを含むことを特徴とする。
【0017】第11の発明は、対象画像を入力する画像
入力ステップと、上記画像入力ステップにより入力され
た対象画像を符号化する符号化ステップと、上記符号化
ステップにより得られた対象画像の符号化データを復号
化する復号化ステップと、上記復号化ステップにより得
られた復号化後の対象画像を出力する画像出力ステップ
とを含む画像処理方法であって、上記画像入力ステップ
によって入力された対象画像に含まれる領域の属性を判
別する像域分離ステップと、上記符号化ステップにより
得られた対象画像の符号化データの符号量を検知する符
号量検知ステップと、上記符号量検知ステップでの検知
結果により、所定の符号量を達成できているか否かを判
定する符号量判定ステップと、上記符号量判定ステップ
での判定結果に基づいて、上記画像入力ステップにより
対象画像の再入力を行うか制御する再入力制御ステップ
と、上記再入力制御ステップによる対象画像の再入力に
より上記符号化ステップで符号化を行う場合に、上記像
域分離ステップでの判別結果に基づいて、対象画像に含
まれる領域毎に異なる空間周波数特性の補正を行う第1
の空間周波数補正ステップと、上記再入力制御ステップ
による対象画像の再入力により上記符号化ステップで符
号化を行う場合に、上記像域分離ステップでの判別結果
に基づいて、上記復号化ステップで得られた復号化後の
対象画像に含まれる領域毎に異なる空間周波数特性の補
正を行う第2の空間周波数補正ステップとを含むことを
特徴とする。
【0018】第12の発明は、対象画像を入力する画像
入力ステップと、上記画像入力ステップにより入力され
た対象画像を符号化する符号化ステップと、上記符号化
ステップにより得られた対象画像の符号化データを復号
化する復号化ステップと、上記復号化ステップにより得
られた復号化後の対象画像を出力する画像出力ステップ
とを含む画像処理方法であって、上記画像入力ステップ
によって入力された対象画像に含まれる領域の属性を判
別する像域分離ステップと、上記像域分離ステップでの
属性の情報を、予め設定された所定サイズの画素ブロッ
ク内で統計的に処理する属性処理ステップと、上記属性
処理ステップでの処理結果に基づいて、上記符号化ステ
ップでの量子化係数を上記所定サイズの画素ブロック内
で選択する選択ステップと、上記符号化ステップにより
得られた対象画像の符号化データの符号量を検知する符
号量検知ステップと、上記符号量検知ステップでの検知
結果により、所定の符号量を達成できているか否かを判
定する符号量判定ステップと、上記符号量判定ステップ
での判定結果に基づいて、上記画像入力ステップにより
対象画像の再入力を行うか制御する再入力制御ステップ
と、上記再入力制御ステップによる対象画像の再入力に
より上記符号化ステップで符号化を行う場合に、上記像
域分離ステップでの判別結果に基づいて、対象画像に含
まれる領域毎に異なる空間周波数特性の補正を行う空間
周波数補正ステップとを含むことを特徴とする。
【0019】第13の発明は、対象画像を入力する画像
入力ステップと、上記画像入力ステップにより入力され
た対象画像を符号化する符号化ステップと、上記符号化
ステップにより得られた対象画像の符号化データを復号
化する復号化ステップと、上記復号化ステップにより得
られた復号化後の対象画像を出力する画像出力ステップ
とを含む画像処理方法であって、上記画像入力ステップ
によって入力された対象画像に含まれる領域の属性を判
別する像域分離ステップと、上記像域分離ステップでの
属性の情報を、予め設定された所定サイズの画素ブロッ
ク内で統計的に処理する属性処理ステップと、上記属性
処理ステップでの処理結果に基づいて、上記符号化ステ
ップでの量子化係数を上記所定サイズの画素ブロック内
で選択する選択ステップと、上記符号化ステップにより
得られた対象画像の符号化データの符号量を検知する符
号量検知ステップと、上記符号量検知ステップでの検知
結果により、所定の符号量を達成できているか否かを判
定する符号量判定ステップと、上記符号量判定ステップ
での判定結果に基づいて、上記画像入力ステップにより
対象画像の再入力を行うか制御する再入力制御ステップ
と、上記再入力制御ステップによる対象画像の再入力に
より上記符号化ステップで符号化を行う場合に、上記像
域分離ステップでの判別結果に基づいて、対象画像に含
まれる領域毎に異なる空間周波数特性の補正を行う第1
の空間周波数補正ステップと、上記再入力制御ステップ
による対象画像の再入力により上記符号化ステップで符
号化を行う場合に、上記像域分離ステップでの判別結果
に基づいて、上記復号化ステップで得られた復号化後の
対象画像に含まれる領域毎に異なる空間周波数特性の補
正を行う第2の空間周波数補正ステップとを含むことを
特徴とする。
【0020】第14の発明は、上記第10〜13の何れ
かの発明において、上記属性の情報は、上記画像入力ス
テップにより入力された対象画像を画素毎の属性を示す
情報を含むことを特徴とする。
【0021】第15の発明は、上記第10〜13の何れ
かの発明において、上記空間周波数特性の補正処理は、
上記像域分離ステップでの判別結果により、所定領域に
対して補正を行なう、或は補正を行わない処理を含むこ
とを特徴とする。
【0022】第16の発明は、上記第10〜13の何れ
かの発明において、上記符号化は、JPEG方式の符号
化を含むことを特徴とする。
【0023】第17の発明は、請求項1〜6の何れかに
記載の画像処理装置の機能、又は請求項7記載の画像処
理システムの機能をコンピュータに実現させるためのプ
ログラムをコンピュータ読出可能な記憶媒体へ記録した
ことを特徴とする。
【0024】第18の発明は、請求項8〜16の何れか
に記載の画像処理方法の処理ステップをコンピュータに
実行させるためのプログラムをコンピュータ読出可能な
記憶媒体へ記録したことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0026】[第1の実施の形態]本発明は、例えば、図
1に示すような画像処理装置100に適用される。本実
施の形態での画像処理装置100は、JPEG方式等で
画像圧縮を行った際に所望の圧縮率が達成できなかった
場合、処理対象の画像を再度読み込み、当該対象画像の
属性の判別結果に基づいて、当該対象画像の圧縮を行う
際にフィルター処理(空間周波数特性の補正処理)を行
う構成により、圧縮による画像劣化を極力減少させ、高
い圧縮率を実現するものである。以下、本実施の形態で
の画像処理装置100について、具体的に説明する。
【0027】<画像処理装置100の全体構成>画像処
理装置100は、上記図1に示すように、イメージスキ
ャナ部120からの入力とページ記述言語レンダリング
部121からの入力(画像入力系)を切り換えて出力す
るセレクタ130と、セレクタ130の出力を一旦蓄積
するラインバッファ(圧縮用ブロックラインバッファ)
101と、ラインバッファ101からの属性フラグデー
タを符号化する属性フラグ符号化部102と、ラインバ
ッファ101からの画像データを符号化する符号化部1
04と、属性フラグ符号化部102及び符号化部104
で得られた符号化データ(圧縮画像データ及び圧縮属性
フラグデータ)を一旦蓄積する圧縮バッファ106と、
圧縮バッファ106に蓄積された符号化データを記憶す
るハードディスク(HDD)109と、圧縮バッファ1
06に蓄積された符号化データの符号量を検知する符号
量検知部107と、符号量検知部107で得られた符号
量が所定(所望)の圧縮率での符号量となっているか否
かを判定する符号量判定部108と、ラインバッファ1
01からの属性フラグデータにより入力画像の属性(画
像属性)を判定する判定部103と、符号量判定部10
8及び判定部103での判定結果に基づき再符号化の際
に空間周波数特性の補正処理を行なうフィルタ処理部1
05と、ハードディスク(HDD)109内の画像デー
タをプリンタ部116でプリント出力する場合等にハー
ドディスク(HDD)109内の当該画像に対応する符
号化データ(圧縮画像データ及び圧縮属性フラグデー
タ)を一旦蓄積する圧縮バッファ110と、圧縮バッフ
ァ110に蓄積された圧縮属性フラグデータを復号化す
る属性フラグ復号化部111と、圧縮バッファ110に
蓄積された圧縮画像データを復号化する復号化部113
と、属性フラグ復号化部111で得られた属性フラグデ
ータから処理対象の画像の属性を判定する判定部112
と、判定部112での判定結果に基づき復号化部113
で得られた画像データに対して空間周波数特性の補正処
理を行なうフィルタ処理部114と、フィルタ処理部1
14の処理後の画像データを一旦蓄積してプリンタ部1
16に対して出力するラインバッファ(展開用ブロック
バッファ)115とを備えている。
【0028】<画像処理装置100の一連の動作>図2
は、上述のような画像処理装置100の動作をフローチ
ャートによって示したものである。
【0029】ステップS201、ステップS202:セ
レクタ130は、イメージスキャナ部120からの入
力、或はページ記述言語レンダリング部121からの入
力を切り換える。例えば、セレクタ130は、画像処理
装置100が複写機として機能する場合には、イメージ
スキャナ部120からの入力へと切り換え、画像処理装
置100がプリンタとして機能する場合には、ページ記
述言語レンダリング部121からの入力へと切り換え
る。
【0030】ここで、イメージスキャナ部120は、任
意の像域分離処理機能を有し、例えば、原稿画像中の黒
文字部を構成する画素を識別するための属性フラグデー
タを画素単位で生成するように構成されている。また、
ページ記述言語レンダリング部121は、PDLコマン
ドを解釈してプリント画像を生成するが、このときコマ
ンドの種別を示す情報を参照することで、イメージスキ
ャナ部120と同様にして、黒文字部を構成する画素を
識別するための属性フラグデータを画素単位で生成する
ように構成されている。
【0031】したがって、セレクタ130からは、イメ
ージスキャナ部120で得られた画像データ1001及
び属性フラグデータ1003、或はページ記述言語レン
ダリング部121で得られた画像データ1002及び属
性フラグデータ1004が、ラインバッファ101を介
して出力されることになる。
【0032】尚、属性フラグデータとしては、黒文字部
を構成する画素を識別するためのものに限定されるわけ
ではなく、例えば、写真部、印刷部、色文字部、細線
部、網点部、ベクターグラフィックス部、等の各種属性
を示す多ビットの情報を、属性フラグデータとして用い
ることも可能である。
【0033】ステップS203:符号化部104は、詳
細は後述するが、ラインバッファ101から出力された
画像データを符号化して、圧縮画像データ(符号化デー
タ)として、圧縮バッファ106へ一旦蓄積する。ま
た、属性フラグ符号化部102は、ラインバッファ10
1から出力された属性フラグデータを符号化して、圧縮
属性フラグデータ(符号化データ)として、圧縮バッフ
ァ106へ一旦蓄積する。
【0034】ステップS204、ステップS205:符
号量検知部107は、圧縮バッファ106に蓄積された
圧縮画像データの符号量を算出する。そして、符号量判
定部108は、符号量検知部107により得られた符号
量が、所定(所望)の圧縮率での符号量となっているか
否かを判定する。
【0035】ステップS207:符号量判定部108で
の判定の結果、所定(所望)の圧縮率での符号量となっ
ている場合、圧縮バッファ106に蓄積された符号化デ
ータは、ハードディスク109へ記憶される。
【0036】ステップS206、ステップS207:符
号量判定部108での判定の結果、所定(所望)の圧縮
率での符号量となっていない場合、セレクタ130は、
イメージスキャナ120或はページ記述言語レンダリン
グ部121から再度画像データ及び属性フラグデータを
取得して出力する。このときの画像データ及び属性フラ
グデータは、ラインバッファ101を介して、属性フラ
グ符号化部102及び符号化部104へ供給され処理さ
れる。このとき、詳細は後述するが、フィルタ処理部
(空間フィルタ処理部)105は、画像データに対する
空間周波数特性の補正処理を実行する。その後、圧縮バ
ッファ106に蓄積された上記補正処理後の符号化デー
タは、ハードディスク109へ記憶される。
【0037】ステップS208:例えば、ハードディス
ク109へ記憶された画像を、プリンタ部116からプ
リント出力する場合、ハードディスク109へ記憶され
た圧縮画像データ及び圧縮属性フラグデータは、一旦圧
縮バッファ110に対して出力され蓄積される。
【0038】属性フラグ復号化部111は、圧縮バッフ
ァ110から圧縮属性フラグデータを読み出して復号化
する。また、復号化部113は、符号化部104に対応
する逆量子化マトリクスを設定する等して、圧縮バッフ
ァ110から圧縮画像データを読み出して復号化する。
判定部112は、属性フラグ復号化部111で得られた
復号化後の属性フラグデータにより、処理対象の画像の
属性を判定する。フィルタ処理部114は、詳細は後述
するが、判定部112の判定結果に基づいて、復号化部
113で得られた復号化後の画像データに対して、空間
周波数特性の補正処理を行う。
【0039】ステップS209:フィルタ処理部114
での処理後の画像データは、ラインインバッファ115
を介して、プリンタ部116からプリント出力される。
【0040】<画像処理装置100での符号化及び復号
化>図3は、上記図1に示した符号化部104及び復号
化部113の内部構成を示したものである。符号化部1
04は、上記図3に示すように、色変換部301、離散
コサイン変換(DCT)部302、量子化部304、及
び可変長符号化(VLC)部304を含んでいる。復号
化部113は、可変長復号(VLD)部306、逆量子
化部307、DCT逆変換(IDCT)部308、及び
色変換部309を含んでいる。
【0041】先ず、符号化部104において、色変換部
301には、セレクタ130からの入力画像が供給され
る。ここでの入力画像は、例えば、カラー画像信号であ
り、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色、256階調
の信号(RGB画像信号)としている。そこで、色変換
部301は、RGB画像信号を輝度色差信号(YCbC
r信号)へ変換する。
【0042】離散コサイン変換(DCT)部302は、
色変換部301で得られた輝度色差信号のそれぞれに対
して、8×8画素単位での空間周波数変換(DCT変
換)を施す。量子化部303は、予め設定された量子化
マトリクスを用いて、DCT変換部302で得られたD
CT係数を量子化することで、対象画像データのデータ
量を削減する。可変長符号化器(VLC)部304は、
量子化部303で得られた量子化値をハフマン符号化処
理することで、対象画像データのデータ量をさらに削減
する。
【0043】上述のようにして、符号化部104で得ら
れた符号化データ(圧縮画像データ)は、ハードディス
ク109(或は圧縮バッファ106)へ記憶される。
【0044】ハードディスク109(或は圧縮バッファ
106)へ記憶された圧縮画像データを復号化する場
合、復号化部113において、可変長復号(VLD)部
306は、ハードディスク109(或は圧縮バッファ1
06)から対象圧縮画像データを読み出して、ハフマン
デコード(復号化)を行なう。逆量子化部307は、予
め設定された逆量子化マトリクスにより、可変長復号
(VLD)部306での処理後のデータをDCT係数値
へと戻す。逆DCT変換部308は、逆量子化部307
で得られたDCT係数値に対して、DCT逆変換を施す
ことで、輝度色差信号を取得する。色変換部309は、
逆DCT変換部308で得られた輝度色差信号をRGB
画像信号へと戻す。
【0045】したがって、復号化部113の色変換部3
09で得られたRGB画像信号(カラー画像信号)が、
プリンタ部116でプリント出力等される。
【0046】<画像処理装置100での再符号化>図4
は、本実施の形態の画像処理装置100において、符号
量検知の結果による再符合化の構成に着目して図示した
ものである。
【0047】先ず、符号量検知部107は、圧縮バッフ
ァ106に蓄積された圧縮画像データの符号量を算出す
る。符号量判定部108は、符号量検知部107で得ら
れた符号量から、所望の圧縮率となっているか否かを判
定する。
【0048】符号量判定部108での符号量の判定の具
体的な方法としては、例えば、元の入力画像データのサ
イズが40MBであり、所望の圧縮率が1/4であるも
のとする。この場合、圧縮画像データのサイズが、10
MB以下である必要がある。したがって、実際に得られ
ている圧縮画像データのサイズが、10MB以下である
か否かを判定すればよい。尚、圧縮率については、1/
4に限れず、任意の圧縮率を適用可能である。
【0049】符号量判定部108での判定の結果、所望
の圧縮率が達成されている場合、このときの圧縮画像デ
ータは、ハードディスク109へ記憶される。
【0050】一方、符号量判定部108での判定の結
果、所望の圧縮率が達成されていない場合、セレクタ1
30は、イメージスキャナ部120或はページ記述言語
レンダリング部121から再度画像の読み込み(再画像
入力)を行う。
【0051】セレクタ130により再度入力された画像
データ(及び属性フラグデータ)は、符号化104及び
属性フラグ符号化部102で符号化されるが、このと
き、フィルタ処理部105は、再入力された画像データ
に対して、詳細は後述する空間フィルタ処理を施す。し
たがって、符号化部104は、フィルタ処理部105に
より空間フィルタ処理が施された画像データを符号化す
ることになる。
【0052】符号化部104及び属性フラグ符号化部1
02で得られた符号化データは、すなわち所望の圧縮率
での符号化データは、圧縮バッファ106を介して、ハ
ードディスク109へ記憶される。
【0053】<画像処理装置100でのフィルタ処理>
図5は、フィルタ処理部105で実行される空間フィル
タ処理(空間周波数を補正する処理、以下、単に「フィ
ルタ処理」とも言う)のフィルタ係数の一例を示したも
のである。フィルタ処理部105は、上記図5のフィル
タ係数により、符号化前の画像データに対して、フィル
タ処理(平滑化処理、スムージング処理、強調処理)を
施すことで、画像圧縮率の向上を図る。
【0054】尚、フィルタ係数に関しては、上記図5に
示したものに限られず、任意の係数を適用可能である。
また、フィルタ処理部105において、例えば、属性フ
ラグデータ(像域分離の結果)に基づいて、所定領域
(写真領域等)に対してフィルタ処理を行なう、或は所
定領域(黒文字、色文字、細線等のエッジを多く含む領
域等)に対してはフィルタ処理を行なわないようにして
もよい。
【0055】<画像処理装置100での量子化>図6
(a)及び(b)は、符号化部104(具体的には量子
化部303)で用いる、8×8画素単位のDCT係数に
対する量子化マトリクスの一例を示したものである。上
記図6(a)は、最初の量子化で使用する量子化マトリ
クスT1であり、同図(b)は、再符号化の際に圧縮率
を高くするために使用する量子化マトリクスT2であ
る。T1で圧縮を行い、所望の圧縮率を達成できない場合
には、量子化ステップを粗くするマトリクス具体的なマ
トリクスとしてT2を用いて圧縮を行うので、画像劣化
が目立ってしまう。マトリクスはT1、T2ではなくて任
意に設定できる。本発明では、量子化マトリクスの変更
を行わないので、画像劣化を減少させることができるこ
とになる。
【0056】尚、本実施の形態では、所望の圧縮率が得
られなかった場合に、再度画像データの入力を行ない、
当該入力画像データに対して、フィルタ処理を行なっ
て、再符号化を行なうように構成したが、例えば、最初
の符号化を行う前に、画像データへのフィルタ処理を行
い、この画像データを、再符号化の際に用いるようにし
てもよい。また、基本的には量子化マトリクスを変える
必要はないが、更なる高圧縮率が必要な場合には、フィ
ルタ処理を施してから量子化マトリクスを高圧縮となる
マトリクスにしてを圧縮を行うことも可能である。
【0057】[第2の実施の形態]第1の実施の形態で
は、上記図1の画像処理装置100において、再符号化
を行なう場合に、当該符号化の前に、フィルタ処理を行
なうように構成した。本実施の形態では、上記図1の画
像処理装置100において、M×N画素内でフィルタ処
理を行い、M×N画素内で符号化する。また、フィルタ
処理のフィルタを、少なくとも2つ以上用意し、対象領
域の特徴に応じて、適用するフィルタを切り替える。
【0058】具体的には、例えば、ラインバッファ10
1では、入力画像データを、M×N画素のタイル分割
(ブロック分割)して出力する。符号化部104及び属
性フラグ符号化部102は、M×N画素のブロック毎
に、画像データの離散コサイン変換符号化(JPEG方
式の符号化)、及び属性フラグデータのランレングス符
号化を行なう。
【0059】ここで、ブロックサイズの“M”及び
“N”は、離散コサイン変換符号化でのウィンドウサイ
ズ(ブロックサイズ)の倍数であるものとする。例え
ば、JPEG方式の符号化において、ウィンドウサイズ
を8×8画素とし、“M”=“N”=32とする。この
場合、JPEG方式の符号化では、32×32画素のブ
ロックを、さらに、8×8画素にブロック分割して、8
×8画素のブロック単位で、符号化を行うことになる。
【0060】したがって、符号化部104は、ラインバ
ッファ101からの、32×32画素のブロック画像に
含まれる、16個の8×8画素のウィンドウに対して、
所謂DCT変換処理を施して量子化する。このときに用
いる量子化係数(量子化マトリクス)は、M×N画素の
ブロック毎に切り替えて設定できるようになされてお
り、この切り替え信号は、属性フラグ符号化部102に
対して入力される、
【0061】上記画像データに対応した32×32画素
の属性フラグデータを参照し、判定部120で後述する
判定処理を行い、量子化係数の選択信号を発生して判定
部103に送出する。属性フラグデータは,各画素毎に
つけられるものであるが,本発明のように、M×N画素
タイル内の符号化方法は一定とするのでタイル内の属性
フラグデータを属性フラグ符号化部102で解析してタ
イルを代表する属性を決定する必要があるわけである。
【0062】ここで、タイル中に文字が含まれるか否か
の判定を行うわけであるが、32x32画素のタイル内
に1画素でも文字属性フラグが含まれていたら文字を含
む、と判定することもできるが、あるいは文字属性を持
つ属性フラグデータの画素数をタイル内でカウントし所
定のしきい値を越えた場合だけ文字を含むタイルであ
る、という判定をすることもできる。
【0063】フィルタ処理部105は、再符号化を行な
う場合には、属性フラグデータに基づき、例えば、文字
領域に対して、文字の特性を考慮したフィルタ処理を行
い、写真領域に対して、写真領域に適応したフィルタ処
理を行なう。
【0064】尚、第1及び第2の実施の形態における画
像処理装置100は、例えば、図7に示すように、コン
ピュータ、画像入力装置、及び画像出力装置に対して接
続して使用することも可能である。この場合、コンピュ
ータ及び画像入力装置は、符号化対象の画像を入力する
画像入力系として機能し、画像出力装置は、符号化後の
画像を復号化してプリント出力する等の画像出力系とし
て機能する。
【0065】また、本発明の目的は、第1及び第2の実
施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェ
アのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム
或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピ
ュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読みだして実行することによって
も、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶
媒体から読み出されたプログラムコード自体が第1及び
第2の実施の形態の機能を実現することとなり、そのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する
こととなる。プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、ROM、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード等を用いることができる。また、コンピュータが
読みだしたプログラムコードを実行することにより、第
1及び第2の実施の形態の機能が実現されるだけでな
く、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュー
タ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって第1及び第2の実施の形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコー
ドが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコン
ピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリ
に書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づ
き、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるC
PUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理
によって第1及び第2の実施の形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0066】図8は、上記コンピュータの機能600を
示したものである。例えば、画像処理装置費100は、
上記図8に示されるコンピュータ機能600を有し、そ
のCPU601により、第1及び第2の実施の形態での
動作が実施される。
【0067】コンピュータ機能600は、上記図8に示
すように、CPU601と、ROM602と、RAM6
03と、キーボード(KB)609のキーボードコント
ローラ(KBC)605と、表示部としてのCRTディ
スプレイ(CRT)610のCRTコントローラ(CR
TC)606と、ハードディスク(HD)611及びフ
ロッピーディスク(FD)612のディスクコントロー
ラ(DKC)607と、ネットワークインターフェース
カード(NIC)608とが、システムバス604を介
して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0068】CPU601は、ROM602或いはHD
611に記憶されたソフトウェア、或いはFD612よ
り供給されるソフトウェアを実行することで、システム
バス604に接続された各構成部を総括的に制御する。
すなわち、CPU601は、上記図2に示したような処
理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM60
2、或いはHD611、或いはFD612から読み出し
て実行することで、第1及び第2の実施の形態での動作
を実現するための制御を行う。
【0069】RAM603は、CPU601の主メモリ
或いはワークエリア等として機能する。KBC605
は、KB609や図示していないポインティングデバイ
ス等からの指示入力を制御する。CRTC606は、C
RT610の表示を制御する。DKC607は、ブート
プログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、
ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び第
1及び第2の実施の形態における上記処理プログラム等
を記憶するHD611及びFD612とのアクセスを制
御する。NIC608は、ネットワーク140上の他の
装置(上記図7に示したようなコンピュータ、画像入力
装置、及び画像出力装置等)と双方向にデータをやりと
りする。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、対象画
像(カラー画像等)を符号化(JPEG方式による符号
化等)した際に、その符号量が、所定の符号量(圧縮
率)に達していない場合等に、再度対象画像を入力して
符号化を行なう。このとき、対象画像に対して、空間周
波数特性の補正を行う。この補正については、対象画像
と共に入力される、対象画像内の領域の属性(対象画像
中の黒文字部、色文字部、細線、写真部、印刷部等を構
成する画素を識別するための属性)を示す属性フラグに
基づいて行うようにしてもよい。例えば、写真部の領域
に対しては補正処理を行なうが、黒文字部、色文字部、
細線等のエッジを多く含む領域に対して補正処理を行な
わないようにする。このような構成により、符号化にお
ける量子化係数(量子化マトリクス)を変えることなく
量子化を行うことができるので、所望の圧縮率を達成す
ることができ、画像の劣化を極力少なくした画像圧縮を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】上記画像処理装置の全体動作を説明するための
フローチャートである。
【図3】上記画像処理装置の符号化及び復号化の構成を
示すブロック図である。
【図4】上記画像処理装置のフィルタ処理及び再符号化
の構成を示すブロック図である。
【図5】上記フィルタ処理のフィルタ係数の一例を説明
するための図である。
【図6】上記符号化での量子化マトリクスの一例を説明
するための図である。
【図7】上記画像処理装置の接続例を説明するための図
である。
【図8】上記画像処理装置が有するコンピュータ機能の
一例を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
100 画像処理装置 101 ラインバッファ 102 属性フラグ符号化部 103 判定部 104 符号化部 105 フィルタ処理部 106 圧縮バッファ 107 符号量検知部 108 符号量判定部 109 ハードディスク 110 圧縮バッファ 111 属性フラグ復号化部 112 判定部 113 復号化部 114 フィルタ処理部 115 ラインバッファ 116 プリンタ部 120 イメージスキャナ部 121 ページ記述言語レンダリング部 130セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK01 MA00 MA23 MC14 ME02 PP01 PP15 PP16 PP19 PP20 RC11 RC37 SS28 TA47 TA69 TB08 TB10 TC20 TC38 TD12 UA02 UA05 UA34 5C077 LL19 PP02 PP27 PP28 PP32 PP49 PQ08 TT06 5C078 BA44 BA53 CA14 CA21 DA01 DA02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象画像を入力する画像入力手段と、 上記画像入力手段により入力された対象画像を符号化す
    る符号化手段と、 上記符号化手段により得られた対象画像の符号化データ
    の符号量を検知する符号量検知手段と、 上記画像入力手段により入力された対象画像に対して、
    空間周波数特性の補正を行う第1の空間周波数補正手段
    とを備える画像処理装置であって、 上記画像入力手段は、上記符号量検知手段の検知結果に
    基づいて、対象画像を再度入力し、 上記第1の空間周波数補正手段は、上記画像入力手段に
    より再度入力された対象画像に対して、上記空間周波数
    特性の補正を行い、 上記符号化手段は、上記第1の空間周波数補正手段によ
    る補正後の対象画像を符号化することを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 上記画像入力手段は、対象画像と共に、
    対象画像内の領域の属性を示す属性フラグを入力し、 上記第1の空間周波数補正手段は、上記属性フラグに基
    づいて、上記空間周波数特性の補正を行うことを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の空間周波数補正手段は、上記
    属性フラグに基づいて、対象画像に含まれる所定領域毎
    に、異なる空間周波数特性の補正を行うことを特徴とす
    る請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記符号化手段により得られた対象画像
    の符号化データを復号化する復号化手段と、 上記復号化手段で得られた復号化後の対象画像に対し
    て、上記第1の空間周波数補正手段に対応する空間周波
    数特性の補正を行う第1の空間周波数補正手段を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記第1の空間周波数補正手段は、対象
    画像のM×N画素内での上記空間周波数特性の補正を行
    い、 上記符号化手段は、上記第1の空間周波数補正手段によ
    る補正後の対象画像に対して、M×N画素内で適用する
    量子化係数を選択して上記符号化を行なうことを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記符号化手段は、JPEG方式に符号
    化を行なうことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 複数の機器が互いに通信可能に接続され
    てなる画像処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜6の何れかに記載の画像処理装置の機能を有するこ
    とを特徴とする画像処理システム。
  8. 【請求項8】 任意の画像を符号化するための画像処理
    方法であって、 入力対象画像を符号化する符号化ステップと、 上記符号化ステップにより得られた対象画像の符号化デ
    ータの符号量を検知する符号量検知ステップと、 上記符号量検知ステップでの検知結果に基づいて、対象
    画像を再度入力させる再入力ステップと、 上記再入力ステップにより再入力された対象画像に対し
    て、空間周波数特性の補正を行う空間周波数補正ステッ
    プとを含み、 上記符号化ステップは、上記空間周波数補正ステップに
    よる補正後の対象画像を符号化するステップを含むこと
    を特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 上記空間周波数補正ステップは、対象画
    像と共に入力された、対象画像内の領域の属性を示す属
    性フラグに基づいて、上記空間周波数特性の補正を行う
    ステップを含むことを特徴とする請求項8記載の画像処
    理方法。
  10. 【請求項10】 対象画像を入力する画像入力ステップ
    と、 上記画像入力ステップにより入力された対象画像を符号
    化する符号化ステップと、 上記符号化ステップにより得られた対象画像の符号化デ
    ータを復号化する復号化ステップと、 上記復号化ステップにより得られた復号化後の対象画像
    を出力する画像出力ステップとを含む画像処理方法であ
    って、 上記画像入力ステップによって入力された対象画像に含
    まれる領域の属性を判別する像域分離ステップと、 上記符号化ステップにより得られた対象画像の符号化デ
    ータの符号量を検知する符号量検知ステップと、 上記符号量検知ステップでの検知結果により、所定の符
    号量を達成できているか否かを判定する符号量判定ステ
    ップと、 上記符号量判定ステップでの判定結果に基づいて、上記
    画像入力ステップにより対象画像の再入力を行うか制御
    する再入力制御ステップと、 上記再入力制御ステップによる対象画像の再入力により
    上記符号化ステップで符号化を行う場合に、上記像域分
    離ステップでの判別結果に基づいて、対象画像に含まれ
    る領域毎に異なる空間周波数特性の補正を行う空間周波
    数補正ステップとを含むことを特徴とする画像処理方
    法。
  11. 【請求項11】 対象画像を入力する画像入力ステップ
    と、 上記画像入力ステップにより入力された対象画像を符号
    化する符号化ステップと、 上記符号化ステップにより得られた対象画像の符号化デ
    ータを復号化する復号化ステップと、 上記復号化ステップにより得られた復号化後の対象画像
    を出力する画像出力ステップとを含む画像処理方法であ
    って、 上記画像入力ステップによって入力された対象画像に含
    まれる領域の属性を判別する像域分離ステップと、 上記符号化ステップにより得られた対象画像の符号化デ
    ータの符号量を検知する符号量検知ステップと、 上記符号量検知ステップでの検知結果により、所定の符
    号量を達成できているか否かを判定する符号量判定ステ
    ップと、 上記符号量判定ステップでの判定結果に基づいて、上記
    画像入力ステップにより対象画像の再入力を行うか制御
    する再入力制御ステップと、 上記再入力制御ステップによる対象画像の再入力により
    上記符号化ステップで符号化を行う場合に、上記像域分
    離ステップでの判別結果に基づいて、対象画像に含まれ
    る領域毎に異なる空間周波数特性の補正を行う第1の空
    間周波数補正ステップと、 上記再入力制御ステップによる対象画像の再入力により
    上記符号化ステップで符号化を行う場合に、上記像域分
    離ステップでの判別結果に基づいて、上記復号化ステッ
    プで得られた復号化後の対象画像に含まれる領域毎に異
    なる空間周波数特性の補正を行う第2の空間周波数補正
    ステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 対象画像を入力する画像入力ステップ
    と、 上記画像入力ステップにより入力された対象画像を符号
    化する符号化ステップと、 上記符号化ステップにより得られた対象画像の符号化デ
    ータを復号化する復号化ステップと、 上記復号化ステップにより得られた復号化後の対象画像
    を出力する画像出力ステップとを含む画像処理方法であ
    って、 上記画像入力ステップによって入力された対象画像に含
    まれる領域の属性を判別する像域分離ステップと、 上記像域分離ステップでの属性の情報を、予め設定され
    た所定サイズの画素ブロック内で統計的に処理する属性
    処理ステップと、 上記属性処理ステップでの処理結果に基づいて、上記符
    号化ステップでの量子化係数を上記所定サイズの画素ブ
    ロック内で選択する選択ステップと、 上記符号化ステップにより得られた対象画像の符号化デ
    ータの符号量を検知する符号量検知ステップと、 上記符号量検知ステップでの検知結果により、所定の符
    号量を達成できているか否かを判定する符号量判定ステ
    ップと、 上記符号量判定ステップでの判定結果に基づいて、上記
    画像入力ステップにより対象画像の再入力を行うか制御
    する再入力制御ステップと、 上記再入力制御ステップによる対象画像の再入力により
    上記符号化ステップで符号化を行う場合に、上記像域分
    離ステップでの判別結果に基づいて、対象画像に含まれ
    る領域毎に異なる空間周波数特性の補正を行う空間周波
    数補正ステップとを含むことを特徴とする画像処理方
    法。
  13. 【請求項13】 対象画像を入力する画像入力ステップ
    と、 上記画像入力ステップにより入力された対象画像を符号
    化する符号化ステップと、 上記符号化ステップにより得られた対象画像の符号化デ
    ータを復号化する復号化ステップと、 上記復号化ステップにより得られた復号化後の対象画像
    を出力する画像出力ステップとを含む画像処理方法であ
    って、 上記画像入力ステップによって入力された対象画像に含
    まれる領域の属性を判別する像域分離ステップと、 上記像域分離ステップでの属性の情報を、予め設定され
    た所定サイズの画素ブロック内で統計的に処理する属性
    処理ステップと、 上記属性処理ステップでの処理結果に基づいて、上記符
    号化ステップでの量子化係数を上記所定サイズの画素ブ
    ロック内で選択する選択ステップと、 上記符号化ステップにより得られた対象画像の符号化デ
    ータの符号量を検知する符号量検知ステップと、 上記符号量検知ステップでの検知結果により、所定の符
    号量を達成できているか否かを判定する符号量判定ステ
    ップと、 上記符号量判定ステップでの判定結果に基づいて、上記
    画像入力ステップにより対象画像の再入力を行うか制御
    する再入力制御ステップと、 上記再入力制御ステップによる対象画像の再入力により
    上記符号化ステップで符号化を行う場合に、上記像域分
    離ステップでの判別結果に基づいて、対象画像に含まれ
    る領域毎に異なる空間周波数特性の補正を行う第1の空
    間周波数補正ステップと、 上記再入力制御ステップによる対象画像の再入力により
    上記符号化ステップで符号化を行う場合に、上記像域分
    離ステップでの判別結果に基づいて、上記復号化ステッ
    プで得られた復号化後の対象画像に含まれる領域毎に異
    なる空間周波数特性の補正を行う第2の空間周波数補正
    ステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。
  14. 【請求項14】 上記属性の情報は、上記画像入力ステ
    ップにより入力された対象画像を画素毎の属性を示す情
    報を含むことを特徴とする請求項10〜13の何れかに
    記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 上記空間周波数特性の補正処理は、上
    記像域分離ステップでの判別結果により、所定領域に対
    して補正を行なう、或は補正を行わない処理を含むこと
    を特徴とする請求項10〜13の何れかに記載の画像処
    理方法。
  16. 【請求項16】 上記符号化は、JPEG方式の符号化
    を含むことを特徴とする請求項10〜13の何れかに記
    載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 請求項1〜6の何れかに記載の画像処
    理装置の機能、又は請求項7記載の画像処理システムの
    機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読出可能な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 請求項8〜16の何れかに記載の画像
    処理方法の処理ステップをコンピュータに実行させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記憶
    媒体。
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