JP2002216354A - プリピット検出装置 - Google Patents

プリピット検出装置

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JP2002216354A JP2001006569A JP2001006569A JP2002216354A JP 2002216354 A JP2002216354 A JP 2002216354A JP 2001006569 A JP2001006569 A JP 2001006569A JP 2001006569 A JP2001006569 A JP 2001006569A JP 2002216354 A JP2002216354 A JP 2002216354A
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amplitude
pit
recording
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Hiroshi Hikima
洋 引間
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/005Reproducing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RF信号成分に含まれるLPP信号成分を短
時間で振幅補正することができ、LPP信号の抽出性能
を向上させることが可能なプリピット検出装置を提供す
る。 【解決手段】 受光部から出力された電気信号に基づい
て生成された第1読み取り信号および第2読み取り信号
が、振幅補正回路に入力されると、第1読み取り信号と
第2読み取り信号とを加算し加算信号が生成される。そ
して、その加算信号に基づいて、第1読み取り信号およ
び第2読み取り信号に含まれるRF信号成分の記録ピッ
ト単位で、当該第1読み取り信号および第2読み取り信
号の振幅が補正される。そして、補正された第1の読み
取り信号と補正された第2の読み取り信号との差分演算
が行なわれて差分信号が生成され、当該差分信号に基づ
いてプリピット信号が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度記録媒体、
例えば、DVD−R(DVD-Recordable)またはDVD−
RW(DVD-Re-recordable)上に形成されたプリ情報と
してのプリピットを、当該記録情報の記録時において検
出するプリピット検出装置の技術分野に関する。
【従来の技術】一般的に、記録可能型の光記録媒体に
は、光記録媒体上に、情報の記録を可能にするために、
あらかじめアドレス情報や、記録再生動作に用いるクロ
ック信号を生成するための基準信号が、プリピットやプ
リグルーブなどの形態で記録されている。例えば、DV
D−R(Digital Versatile Disc - Recordable)には、
ビデオデータやオーディオデータなどの本来記録すべき
情報が記録ピットとして記録される領域であるプリグル
ーブと共に、かかるプリグルーブ間の領域であるランド
部にプリピット(以下、ランドプリピット:LPPと称
する)が記録されている。このLPPは、プリグルーブ
に照射された光ビームの反射光をかかるプリグルーブの
接線方向に対して少なくとも光学的に平行な分割線で2
分割された受光部で受光して、該受光部から出力された
電気信号に基づいて生成された第1読み取り信号と、第
2読み取り信号との差分を演算し差分信号(ラジアルプ
ッシュプル信号)を生成して、LPP信号2値化回路に
より、このラジアルプッシュプル信号を所定の閾値と比
較して得られる2値信号(LPP信号)として抽出され
る。ところで、従来のプリピット検出装置においては、
上記ラジアルプッシュプル信号を生成する前の段階で、
AGC(Auto Gain Control)回路により、第1読み取
り信号と第2読み取り信号との振幅を一致させていた。
これにより、記録済みのDVD−RからLPP信号を抽
出する場合にも、ノイズ成分となるRF成分を効果的に
除去し、LPP信号の抽出性能を向上させていた。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記D
VD−Rのような記録可能型の光記録媒体では、情報を
担う記録ピットを形成するために高出力の光ビームが照
射されると、一般的にかかる記録用ビームの有する熱エ
ネルギーによって、照射位置の反射率が低下する。つま
り、記録ピットが形成された(記録用ビームが照射され
た)プリグループ位置における反射光量は、記録ピット
が形成されていないプリグループ位置の反射光量より小
となる。一方、情報の記録時には、情報を担う記録ピッ
トが形成されるプリグルーブ位置に隣接しLPPが存在
するランド部の全体若しくは一部にも記録用ビームで照
射され、記録ピットが形成される場合があり、かかる場
合、LPPが存在するランド部の反射率が低下すること
となるので、上記第1読み取り信号および第2読み取り
信号に含まれるLPP信号成分の振幅レベルが低下して
しまうことがあった。例えば、図11は、記録ピットの
位置とLPP信号波形の関係を示したイメージ図であ
る。図11(A)では、ランド部におけるLPP部の全
体に記録ピットのマーク部が重なった場合の例を示して
おり、この場合のLPP信号成分(実線部)の振幅レベ
ルは、記録ピットが重なっていない場合のLPP信号成
分(破線部)に比べ、全体的に低下している。また、図
11(B)、(C)では、ランド部におけるLPP部の
一部(左側、右側)に記録ピットのマーク部が重なった
場合の例を示しており、これらの場合のLPP信号成分
(実線部)の振幅レベルは、記録ピットが重なっていな
い場合のLPP信号成分(破線部)に比べ、記録ピット
が重なる部分の振幅レベルが低下している。一方、上述
したAGC回路では、前記読み取り信号の長時間(約10
ms)の平均値を用いてAGCを掛けているため、LP
P信号成分のように短時間(約100ns〜500ns)の周期の
信号の振幅補正することはできない。従って、従来のプ
リピット検出装置においては、上述したAGC回路に
て、振幅レベルが低下したLPP信号成分の振幅補正を
することはできなかった。その結果、従来のプリピット
検出装置においては、ラジアルプッシュプル信号生成
後、これに残るノイズ信号成分の振幅レベルとLPP信
号成分の振幅レベルとの差を明確にすることができず、
LPP信号の抽出性能が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、RF信号成分に含まれるLPP信号成
分を短時間で振幅補正することができ、LPP信号の抽
出性能を向上させることが可能なプリピット検出装置を
提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、記録情報を担持する記録
ピットが形成された情報記録トラックと、当該情報記録
トラックに光ビームを誘導するガイドトラックとを備
え、更に前記ガイドトラック上にはプリ情報を担持する
プリピットが形成された光記録媒体の前記情報トラック
に対して光ビームが照射され、当該光ビームの反射光を
前記情報トラックに対して少なくとも光学的に平行な分
割線により2分割された受光部から出力された電気信号
に基づいて生成された第1読み取り信号および第2読み
取り信号の振幅を補正する振幅補正回路を備え、前記補
正された第1読み取り信号と補正された第2読み取り信
号との差分演算を行い差分信号を生成し、当該差分信号
に基づいて前記プリピット信号を検出するプリピット検
出装置であって、前記振幅補正回路は、前記第1読み取
り信号と第2読み取り信号とを加算し加算信号を生成す
る加算信号生成手段と、前記生成された加算信号に基づ
いて前記第1読み取り信号に含まれるRF信号成分の記
録ピット単位で当該第1読み取り信号の振幅を補正する
第1振幅補正手段と、前記生成された加算信号に基づい
て、前記第2読み取り信号に含まれるRF信号成分の記
録ピット単位で当該第2読み取り信号振幅を補正する第
2振幅補正手段と、を備えるように構成する。請求項1
に記載の発明によれば、受光部から出力された電気信号
に基づいて生成された第1読み取り信号および第2読み
取り信号が、振幅補正回路に入力されると、第1読み取
り信号と第2読み取り信号とを加算し加算信号が生成さ
れる。そして、その加算信号に基づいて、第1読み取り
信号および第2読み取り信号に含まれるRF信号成分の
記録ピット単位で、当該第1読み取り信号および第2読
み取り信号の振幅が補正される。そして、補正された第
1の読み取り信号と補正された第2の読み取り信号との
差分演算が行なわれて差分信号が生成され、当該差分信
号に基づいてプリピット信号が検出される。従って、記
録済みの光記録媒体であって、プリピット部の反射率低
下に起因するプリピット信号成分の振幅の低下があって
も、その振幅レベルを短時間に補正することができる。
また、プリピット信号成分の振幅を正確に補正できるの
で、差分信号生成後、これに残るノイズ信号成分の振幅
レベルとプリピット信号成分の振幅レベルとの差を明確
にすることができ、プリピット信号の抽出性能を向上さ
せることができる。しかも、回路構成が簡易なため、製
造コスト等を低減させることができる。請求項2に記載
の発明は、請求項1に記載のプリピット検出装置におい
て、前記第1振幅補正手段は、前記生成された加算信号
に基づいて前記第1読み取り信号に含まれるRF信号成
分の記録ピット単位で当該第1読み取り信号の振幅を瞬
間的に増幅して補正し、前記第2振幅補正手段は、前記
生成された加算信号に基づいて前記第2読み取り信号に
含まれるRF信号成分の記録ピット単位で当該第2読み
取り信号の振幅を瞬間的に増幅して補正するように構成
する。従って、記録済みの光記録媒体であって、プリピ
ット部の反射率低下に起因するプリピット信号成分の振
幅の低下があっても、その振幅レベルを瞬間的に増幅し
て補正することができるので、差分信号生成後、これに
残るノイズ信号成分の振幅レベルとプリピット信号成分
の振幅レベルとの差を明確にすることができ、プリピッ
ト信号の抽出性能を向上させることができる。しかも、
回路構成が簡易なため、製造コスト等を低減させること
ができる。請求項3に記載の発明は、請求項1または2
に記載のプリピット検出装置において、前記振幅補正回
路は、さらにオフセット調整手段を備え、前記オフセッ
ト調整手段は、前記第1振幅補正手段と前記第2振幅補
正手段とのニュートラルポイント一致させるように構成
する。従って、請求項1または2に記載の発明よりも、
プリピット信号の抽出性能を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記
載のプリピット検出装置において、前記振幅補正回路
は、さらに加算信号振幅変動補正手段を備え、前記加算
信号振幅変動補正手段は、前記加算信号が担う記録ピッ
トのピット長の長短による前記加算信号の振幅変動を補
正するように構成する。従って、加算信号の振幅変動を
補正することにより、第1の読み取り信号と第2の読み
取り信号の振幅レベルの補正を効果的に行うことができ
る。請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のプリピ
ット検出装置において、前記振幅補正回路は、さらに第
1読み取り信号遅延手段と、第2読み取り信号遅延手段
と、を備え、前記第1読み取り信号遅延手段は、前記加
算信号振幅変動補正手段による加算信号の振幅変動補正
に起因する当該加算信号と前記第1読み取り信号の位相
ずれを補正し、前記第2読み取り信号遅延手段は、前記
加算信号振幅変動補正手段による加算信号の振幅変動補
正に起因する当該加算信号と前記第2読み取り信号の位
相ずれを補正するように構成する。従って、加算信号の
振幅変動補正による位相ずれが生じても、加算信号と第
1の読み取り信号との同期をとることができ、また、加
算信号と前記第2の読み取り信号との同期をとることが
できる。請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何
れかに記載のプリピット検出装置において、前記振幅補
正回路は、加算信号非線形増幅手段を備え、前記加算信
号非線形増幅手段は、前記加算信号の一方の極性に対す
る増幅率が他方の極性に対する増幅率より大きくなるよ
うに、前記加算信号を増幅するように構成する。従っ
て、ラジアルプッシュプル信号に含まれるプリピット信
号のS/Nを改善することができる。
【発明の実施の形態】次に本発明に好適な実施の形態に
ついて、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明す
る実施の形態は、情報を記録すべき記録媒体上の位置を
示すアドレス情報や、記録再生動作に用いるクロック信
号を生成するための基準信号が、LPPとして形成され
ている記録媒体としてのDVD−Rから、前記プリピッ
トを検出するプリピット検出装置についての実施形態で
ある。先ず、図1を用いて本実施形態のDVD−Rの物
理的構造について説明する。図1は実施形態のDVD−
R50の断面斜視図である。なお、図1において、DV
D−R50は色素膜105を備えた一回のみ情報の書込
みが可能な色素系DVD−R50であり、記録情報が記
録されるべき情報トラックとしてのプリグルーブ102
と当該プリグルーブ102に再生光又は記録光としての
レーザビーム等の光ビームBを誘導するためのガイドト
ラックとしてのランド103とが形成されている。ま
た、それらを保護するための保護膜及び記録された情報
を再生する際に光ビームBを反射するための反射面10
6を備えている。そして、このランド103にLPP1
04が形成されている。更に当該DVD−R50におい
ては、プリグルーブ102を当該DVD−R50の回転
速度の基準となる周波数でウォブリングさせている。そ
して、DVD−R50に記録情報(プリ情報及び同期信
号以外の本来記録すべき画像情報などの情報)を記録す
る際には、情報記録装置にてプリグルーブ2のウォブリ
ングの周波数を検出することにより同期信号を取得して
DVD−R50を所定の回転速度で回転制御するととも
に、LPP104を検出することにより予めプリ情報を
取得し、記録情報を記録すべきDVD−R50上の位置
であるアドレス情報などが取得され、このアドレス情報
に基づいて記録情報が対応する記録位置に記録される。
ここで、記録情報の記録時には、光ビームBをその中心
がプリグルーブ102の中心と一致するように照射して
プリグルーブ102上に記録情報に対応する記録情報ピ
ットを形成することにより記録情報を形成する。このと
き、光スポットの大きさは、図1に示すように、その一
部がプリグルーブ102だけでなくランド103にも照
射されるように設定される。そして、このランド103
に照射された光スポットの一部の反射光を用いてプッシ
ュプル法によりLPP104からプリ情報を検出して当
該プリ情報が取得されるとともに、プリグルーブ102
に照射されている光スポットの反射光を用いてプリグル
ーブ102からウォブリング信号が検出されて回転制御
用のクロック信号が取得される。次に、当該DVD−R
50に予め記録されているプリ情報及び回転制御情報の
記録フォーマットについて図2を用いて説明する。ここ
で、「予め記録されている」とは、ディスクとして予め
形成されていることを意味する。図2はDVD−R50
に予め記録されているプリ情報及び回転制御情報の記録
フォーマットを示す模式図である。なお、図2におい
て、上段は記録情報における記録フォーマットを示し、
下段の波型波形は当該記録情報を記録するプリグルーブ
のウォブリング状態(プリグルーブ2の平面図)を示
し、記録情報とプリグルーブ102のウォブリング状態
の間の上向き矢印は、LPP104が形成される位置を
模式的に示すものである。ここで、図2においては、プ
リグルーブ102のウォブリング状態は、理解の容易の
ため実際の振幅よりも大きい振幅を用いて示してあり、
記録情報は当該プリグルーブ102の中心線上に記録さ
れる。図2に示すように、DVD−R50に記録される
記録情報は、予めシンクフレーム毎に分割されている。
そして、26個のシンクフレームにより情報単位として
の一つのレコーディングセクタが形成され、更に、16
個のレコーディングセクタにより情報ブロックとしての
一つのECCブロックが形成される。なお、一つのシン
クフレームは、上記記録情報を記録する際の記録フォー
マットにより規定されるビット間隔に対応する単位長さ
(以下、Tとする)の1488倍(1488T)の長さ
を有しており、更に、一つのシンクフレームの先頭の1
4Tの長さにの部分にはシンクフレームごとの同期をと
るための同期情報SYが記録される。一方、DVD−R
50に記録されるプリ情報は、シンクフレームごとに記
録される。ここで、LPP104によるプリ情報の記録
においては、記録情報におけるそれぞれのシンクフレー
ムにおける同期情報SYが記録される領域に隣接するラ
ンド103上にプリ情報における同期信号を示すものと
して必ず一つのLPP104が形成されるとともに、当
該同期情報SY以外の当該シンクフレーム内の前半部分
に隣接するランド103に記録するべきプリ情報の内容
(アドレス情報)を示すものとして二つ又は一つのLP
P104が形成される(なお、同期情報SY以外の当該
シンクフレーム内の前半部分については、記録すべきプ
リ情報の内容によっては、LPP104が形成されない
場合もある。)。この際、一つのレコーディングセクタ
においては、偶数番目のシンクフレーム(以下「EVE
Nフレーム」という)のみ、又は奇数番目のシンクフレ
ーム(以下「ODDフレーム」という)のみにLPP1
04が形成されてプリ情報が記録される。すなわち、図
2において、EVENフレームにLPP104が形成さ
れた場合には(図2において実線上向き矢印で示す)そ
れに隣接するODDフレームにはLPP104は形成さ
れない。更にプリグルーブ102のウォブリングとLP
P104の関係については、当該ウォブリングにおける
最大振幅の位置にLPP4が形成されている。一方、プ
リグルーブ102は総てのシンクフレームに渡って14
0kHz(一つのシンクフレームがプリグルーブ102
の変動波形の8波分に相当する周波数)の一定ウォブリ
ング周波数f0でウォブリングされている。そして、プ
リピット検出装置などで、当該一定のウォブリング周波
数f0を検出することでDVD−R50を回転させる図
示しないスピンドルモータを回転制御するための同期信
号が抽出される。次に、上述した構成を有するDVD−
R50からプリピットを検出するための本発明にかかる
プリピット検出装置について、図3乃至図7を用いて説
明する。なお、以下の説明は、記録済みDVD−R50
からプリピット信号を抽出する場合を例にとって説明す
る。図3は、本実施形態のプリピット検出装置52の概
要構成を示すブロック図である。なお、本発明にかかる
プリピット検出装置は、実際には、記録媒体の情報記録
再生装置等に適用されるが、本実施形態においては、記
録媒体の情報記録再生装置等におけるプリピット検出装
置52以外の装置構成および動作の説明は省略する。図
3に示すように、プリピット検出装置52は、振幅補正
回路1と、プッシュプル回路2と、信号2値化回路3
と、デコーダ4と、を含んで構成される。図3に示すよ
うに、プリピット検出装置52の振幅補正回路1には、
ピックアップ51からの第1読み取り信号Srf1と、第
2読み取り信号Srf2が入力される。第1読み取り信号
Srf1と、第2読み取り信号Srf2は、回転駆動されたD
VD−R50の情報記録面に対して、ピックアップ51
から照射された光ビームの上記情報記録面からの反射光
を、DVD−R50上のプリグルーブ102の接線方向
に対して少なくとも光学的に平行な分割線で2分割され
た図示しない受光部で受光し、これらの受光部で受光し
た反射光の光量に応じた電気信号に基づいて生成され
る。図4は、本発明の特徴部分である振幅補正回路1の
内部構成ブロック図を示す。図4に示すように、振幅補
正回路1は、加算信号生成手段としての加算器11と、
第1振幅補正手段としての電圧制御アンプ(VCA)1
2と、第2振幅補正手段としての13と、を含んで構成
される。加算器11は、ピックアップ51から供給され
た第1読み取り信号Srf1と第2読み取り信号Srf2とを
加算し、加算信号(増幅率制御信号)Srfとして電圧制
御アンプ12、13のそれぞれに供給する。電圧制御ア
ンプ12は、加算器11から供給された加算信号Srfに
基づいた増幅率で、ピックアップ51から供給された第
1読み取り信号Srf1に含まれたRF信号成分の記録ピ
ット単位で、当該第1読み取り信号Srf1の振幅を瞬間
的(短時間)に増幅して補正し、これを第1読み取り信
号Srf1の補正信号Scs1としてプッシュプル回路2に出
力する。一方、電圧制御アンプ13は、加算器11から
供給された加算信号Srfに基づいた増幅率で、ピックア
ップ51から供給された第2読み取り信号Srf2に含ま
れたRF信号成分の記録ピット単位で振幅を瞬間的に増
幅して、これを第2読み取り信号Srf2の補正信号Scs2
としてプッシュプル回路2に出力する。ここで、電圧制
御アンプ12、13は、加算信号Srfの振幅レベルが大
であるほど大となる増幅率で、第1読み取り信号Srf
1、第2読み取り信号Srf2を増幅する。図5に、記録済
みのDVD−R50から読み取られた第1読み取り信号
Srf1および第2読み取り信号Srf2の信号波形と、振幅
補正回路1により補正された補正信号Scs1および補正
信号Scs2の信号波形と、加算信号Srfの信号波形を比
較しつつ示す。図5に示すように、第1読み取り信号S
rf1(破線部)の振幅は、加算信号Srfの記録ピットが
あるタイミングで、瞬間的に増幅され、補正信号Scs1
(実線部)となっている。そして、第1読み取り信号S
rf1における記録ピットに重なるLPP信号成分の振幅
も瞬間的に増幅されている。一方、第2読み取り信号S
rf1(破線部)の振幅も、加算信号Srfの記録ピットが
あるタイミングで、瞬間的に増幅され、補正信号Scs2
(実線部)となっている。そして、第1読み取り信号S
rf2における記録ピットに重なるLPP信号成分の振幅
も瞬間的に増幅されている。即ち、LPP104がRF
の記録ピットと重なりLPP信号成分の振幅レベルが低
下した場合であっても、かかる振幅レベルを、RF信号
成分の記録ピットがある部分で瞬間的に、その記録ピッ
トの部分における加算信号Srfの振幅に応じた増幅率で
増幅することができる。また、加算信号Srfは、第1読
み取り信号Srf1と第2読み取り信号Srf2との和信号で
あるので、第1読み取り信号Srf1の振幅の増幅率と、
第2読み取り信号Srf2の振幅の増幅率を同じにするこ
とができる。なお、RF信号成分の振幅についても増幅
されることとなるが、後述するプッシュプル回路2にお
いて、一方の信号が反転されることとなるので、互いに
同極性のRF信号成分は、ラジアルプッシュプル信号生
成する際に相殺され、結局、互いに逆極性の第1読み取
り信号Srf1のLPP信号成分と、第2読み取り信号Sr
f2のLPP信号成分との和が、ラジアルプッシュプル信
号に出てくることとなる。従って、ラジアルプッシュプ
ル信号生成後、これに残るノイズ信号成分の振幅レベル
とLPP信号成分の振幅レベルとの差を明確にすること
ができる。図6は、プッシュプル回路2の内部構成ブロ
ック図を示す。図6に示すように、プッシュプル回路2
は、2個のAGC回路21、22を備えている。AGC
回路21は、電圧制御アンプ21aと、振幅検出部21
bと、減算器21cと、を備えており、振幅補正回路1
からの補正信号Scs1から得られる信号の振幅を基準電
圧(ref)に一致させる機能を有する。より具体的に
は、電圧制御アンプ21aが、減算器21cにて生成さ
れた補正信号Scs1の振幅と基準電圧との差分に基づた
増幅率で、補正信号Scs1を増幅して基準電圧(re
f)に一致させる。一方、AGC回路22は、電圧制御
アンプ22aと、振幅検出部22bと、減算器22c
と、を備えており、補正信号Scs2から得られる信号の
振幅を、補正信号Scs1から得られる振幅に一致させる
機能を有する。そして、減算器23にて、上記補正信号
Scs1と補正信号Scs2との差分が演算される。これによ
り、補正信号Scs1と補正信号Scs2に含まれる同極性の
RF信号成分はキャンセルされ、互いに逆極性のLPP
信号成分が増幅され、ラジアルプッシュプル信号Srpp
が生成される。このラジアルプッシュプル信号Srpp
は、ウォブリング周波数成分にLPPが重畳された複合
信号となる。次に、図3に示すように、信号2値化回路
3は、アンプ31と、コンパレータ32と、スライスレ
ベル設定回路33と、を含んで構成されている。信号2
値化回路3では、入力されたラジアルプッシュプル信号
Srppがアンプ31を介して、コンパレータ32に供給
される。コンパレータ32は、供給されたラジアルプッ
シュプル信号Srppを、スライスレベル設定回路33か
ら供給されるスライスレベルと比較して、コンパレート
し、LPP信号を抽出してデコーダ4に出力する。ここ
で、スライスレベル設定回路33は、デコーダ4にてL
PP信号をデコードする際に検出されるエラー検出信号
を受けて、かかるエラー検出信号を計数し、これが、所
定ブロック単位(例えば1ECC(Error Correction Co
de)ブロック)ごとのエラーレートを満たさなくなった
時に、スライスレベルを再設定する。図7(A)は、記
録済みのDVD−R50の場合の上記コンパレータ32
において、ラジアルプッシュプル信号Srppがコンパレ
ートされる際のようすを示す一例であり、図7(B)
は、記録済みのDVD−R50の場合の従来のプリピッ
ト検出装置(振幅補正回路1にてLPP信号成分の振幅
レベルの補正がない場合)のコンパレータにおいて、ラ
ジアルプッシュプル信号Srppがコンパレートされる際
のようすを示す一例である。図7(B)に示すように、
従来のプリピット検出装置では、プリピット部の反射率
の低下に起因してプリピット信号成分の振幅レベルが低
下した場合、LPP信号成分とノイズ成分の振幅が接近
しているため、スライスレベルの設定が困難となり、ノ
イズ成分を2値化してLPP信号を生成する可能性が高
い。これに対し、本発明にかかるプリピット検出装置5
2では、図7(B)に示すように、プリピット部の反射
率の低下に起因してプリピット信号成分の振幅レベルが
低下した場合にも、LPP信号成分とノイズ成分の振幅
の差を明確にできるため、スライスレベルの設定が容易
となり、ノイズ成分を極力除いたLPP信号を生成する
ことができる。特に、同期信号生成用LPP以外(アド
レス情報生成用LPP等)では、記録ピットとの相対位
置がランダムに変化するので、アドレス情報生成用LP
P等の抽出に関して本発明にかかる短時間の振幅補正を
施せば、より効果的である。このLPP信号は、デコー
ダ4によりデコードされ、情報を記録すべき位置を示す
アドレス情報、各種タイミング信号が生成されて図示し
ないシステム制御部等に出力され、かかるアドレス情
報、各種タイミング信号に基づき、DVD−R50への
情報の記録に必要な制御が行なわれる。以上説明したよ
うに、本実施形態によれば、記録ピットとLPP104
とが重なることによりプリピット信号成分の振幅レベル
が低下しても、RF信号成分の記録ピットのある部分
で、振幅レベルを瞬間的に増幅して補正することができ
るので、差分信号生成後、これに残るノイズ信号成分の
振幅レベルとプリピット信号成分の振幅レベルとの差を
明確にすることができ、プリピット信号の抽出性能を向
上させることができる。なお、図8は、振幅補正回路1
の別の構成例を示す図である。図8に示す振幅補正回路
101は、図4に示す振幅補正回路1に加えて、オフセ
ット調整手段としてのオフセット調整回路14を含んで
構成される。上記にて説明した電圧制御アンプ12と電
圧制御アンプ13とは、ニュートラルポイントが異なる
場合がある。このような場合、同じ電圧レベルであって
もその増幅率が異なることとなり、LPP信号の抽出性
能を低下させる可能性がある。そこで、図8に示す振幅
補正回路101では、オフセット調整回路14を設け、
ニュートラルポイントを一致させることにより、よりL
PP信号の抽出性能を向上させている。これにより、図
4に示す振幅補正回路1よりもLPP信号の抽出性能を
向上させることができる。図9は、振幅補正回路1のさ
らに別の構成例を示す図である。図9に示す振幅補正回
路102は、図8に示す振幅補正回路1に加えて、加算
信号振幅変動補正手段としてのMTF補正回路15と、
遅延手段としての遅延回路16、17と、加算信号非線
形増幅手段としての非線形アンプ18と、を含んで構成
される。MTF補正回路15は、ピックアップ51の空
間周波数特性によって現れる加算信号Srfが担う記録ピ
ットのピット長の長短による振幅変動を補正する作用を
担う。ピックアップの空間周波数特性は、一般的に低域
通過特性である。つまり、読み取るべき記録ピットの空
間周波数成分が高くなる(記録ピットのピット長が短
い)ほど、ピックアップ51の検出能力が低くなるた
め、加算信号Srfの振幅が小さくなる。記録ピット長は
記録するべき情報に応じて変化するため、加算信号Srf
には記録ピット長の長いものと短いもの(以下、必要に
応じて長ピット、短ピットという)とが混在しており、
したがって、加算信号Srfは、これら記録ピット長に応
じて変動したものとなっている。MTF補正回路15
は、このような記録ピットのピット長に起因する加算信
号Srfの振幅変動を補正するものであり、例えば、高周
波数信号ほど増幅率を高くすることができるいわゆるH
BF(High Boost Filter)などによって構成される。従
って、加算信号Srfは、振幅補正回路21により、短ピ
ットにより振幅低下が補正されて長ピットによる振幅と
ほぼ同じ振幅レベルに補正された後、非線形アンプ22
に出力される。これにより、電圧制御アンプ12、13
に対して、適正な加算信号Srfを供給することができ
る。但し、MTF補正回路15による加算信号Srfの振
幅変動を補正を行うと、加算信号Srfと、第1読み取り
信号Srf1および第2読み取り信号Srf2の位相ずれが生
じる。そこで、遅延回路16、17を設け、第1読み取
り信号Srf1および第2読み取り信号Srf2を所定時間遅
延させて、加算信号Srfの回路通過時間が増加するた
め、第1読み取り信号Srf1および第2読み取り信号Sr
f2の位相合わせを行なっている。また、非線形アンプ1
8は、図10に示すような折線近似による非線形性を有
する入出力特性を備えている。より具体的には、入力信
号の正入力に対する増幅率が負入力に対する増幅率より
大となる特性を有しており、かかる非線形アンプに入力
された信号は、正の振幅レベルが強調された出力信号と
なり、VCA12、13のゲインを制御する際に、より
効果的な働きを行うことができる。本実施形態では、M
TF補正回路15から出力された加算信号Srfの極性
が、DVD−R50上における記録ピットが形成された
部分に対して正極性となるように定められているので、
非線形アンプ18によって、この加算信号Srfにおける
記録ピットに相当する信号レベルが、記録ピットに相当
しない信号レベル、すなわち加算信号Srfの負極性部分
よりも振幅が大となるように増幅される。こうして、非
線形アンプ18から出力された加算信号Srfは、電圧制
御アンプ12および13に増幅率制御信号として出力さ
れる。このような偏った強調を行うのは、記録ピットに
隣接するランド上にLPP104が形成されて記録ピッ
トにより反射率が低下している場合、かかるLPP10
4による信号成分が第1読み取り信号Srf1中の正極性
側に含まれているからである。各読み取り信号の正極成
分を強調することにより、ラジアルプッシュプル信号S
rpp含まれるLPP信号のS/Nを改善することが可能
となる。これにより、図9に示す振幅補正回路102
は、図8に示す振幅補正回路101と同等の効果を得る
ことができる。但し、本発明の目的を達成するために
は、図4若しくは図8に示す振幅補正回路101の構成
で十分であり、むしろ、図4若しくは図8に示す振幅補
正回路101の構成の方が、回路構成も簡易であるた
め、製造期間、製造コスト、検証期間等の面では優れて
いる。また、上記実施形態においては、DVD−Rを例
にとって説明したが、これに限定されるものではなく、
DVD−RW、CD−R等に適用可能である。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録ピットとLPPとが重なることによりプリピット信
号成分の振幅レベルが低下しても、RF信号成分の記録
ピットのある部分で、振幅レベルを瞬間的に増幅して補
正することができるので、ラジアルプッシュプル信号生
成後、これに残るノイズ信号成分の振幅レベルとLPP
信号成分の振幅レベルとの差を明確にすることができ、
LPP信号の抽出性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のDVD−R50の断面斜視図であ
る。
【図2】DVD−R50に予め記録されているプリ情報
及び回転制御情報の記録フォーマットを示す模式図であ
る。
【図3】本実施形態のプリピット検出装置52の概要構
成を示すブロック図である。
【図4】振幅補正回路1の内部構成ブロック図である。
【図5】記録済みのDVD−R50から読み取られた第
1読み取り信号Srf1および第2読み取り信号Srf2の信
号波形と、振幅補正回路1により補正された補正信号S
cs1および補正信号Scs2の信号波形と、加算信号Srfと
を比較しつつ示した図である。
【図6】プッシュプル回路2の内部構成ブロック図を示
す。
【図7】(A)は、記録済みのDVD−R50の場合の
本発明に係るプリピット検出装置のコンパレータ32に
おいて、ラジアルプッシュプル信号Srppがコンパレー
トされる際のようすを示す図であり、(B)は、記録済
みのDVD−R50の場合の従来のプリピット検出装置
のコンパレータにおいて、ラジアルプッシュプル信号S
rppがコンパレートされる際のようすを示す図である。
【図8】振幅補正回路1の別の構成例を示す図である。
【図9】振幅補正回路1のさらに別の構成例を示す図で
ある。
【図10】非線形アンプ18における入出力特性を示す
図である。
【図11】従来のプリピット検出装置における読み取り
信号のLPP信号部分の拡大図である。
【符号の説明】
1…振幅補正回路 2…プッシュプル回路 3…信号2値化回路 4…デコーダ 11…加算器 12、13、21a、22a…VCA 21b、22b…振幅検出部 21c、22c、23…減算器 31…アンプ 32…コンパレータ 33…スライスレベル設定回路 50…DVD−R 51…ピックアップ 52…プリピット検出装置 101、102…振幅補正回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報を担持する記録ピットが形成さ
    れた情報記録トラックと、当該情報記録トラックに光ビ
    ームを誘導するガイドトラックとを備え、更に前記ガイ
    ドトラック上にはプリ情報を担持するプリピットが形成
    された光記録媒体の前記情報トラックに対して光ビーム
    が照射され、当該光ビームの反射光を前記情報トラック
    に対して少なくとも光学的に平行な分割線により2分割
    された受光部から出力された電気信号に基づいて生成さ
    れた第1読み取り信号および第2読み取り信号の振幅を
    補正する振幅補正回路を備え、前記補正された第1読み
    取り信号と補正された第2読み取り信号との差分演算を
    行い差分信号を生成し、当該差分信号に基づいて前記プ
    リピット信号を検出するプリピット検出装置であって、 前記振幅補正回路は、前記第1読み取り信号と第2読み
    取り信号とを加算し加算信号を生成する加算信号生成手
    段と、前記生成された加算信号に基づいて前記第1読み
    取り信号に含まれるRF信号成分の記録ピット単位で当
    該第1読み取り信号の振幅を補正する第1振幅補正手段
    と、前記生成された加算信号に基づいて、前記第2読み
    取り信号に含まれるRF信号成分の記録ピット単位で当
    該第2読み取り信号振幅を補正する第2振幅補正手段
    と、を備えることを特徴とするプリピット検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1振幅補正手段は、前記生成され
    た加算信号に基づいて前記第1読み取り信号に含まれる
    RF信号成分の記録ピット単位で当該第1読み取り信号
    の振幅を瞬間的に増幅して補正し、前記第2振幅補正手
    段は、前記生成された加算信号に基づいて前記第2読み
    取り信号に含まれるRF信号成分の記録ピット単位で当
    該第2読み取り信号の振幅を瞬間的に増幅して補正する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリピット検出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記振幅補正回路は、さらにオフセット
    調整手段を備え、 前記オフセット調整手段は、前記第1振幅補正手段と前
    記第2振幅補正手段とのニュートラルポイント一致させ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のプリピッ
    ト検出装置。
  4. 【請求項4】 前記振幅補正回路は、さらに加算信号振
    幅変動補正手段を備え、 前記加算信号振幅変動補正手段は、前記加算信号が担う
    記録ピットのピット長の長短による前記加算信号の振幅
    変動を補正することを特徴とする請求項1乃至3の何れ
    かに記載のプリピット検出装置。
  5. 【請求項5】 前記振幅補正回路は、さらに第1読み取
    り信号遅延手段と、第2読み取り信号遅延手段と、を備
    え、 前記第1読み取り信号遅延手段は、前記加算信号振幅変
    動補正手段による加算信号の振幅変動補正に起因する当
    該加算信号と前記第1読み取り信号の位相ずれを補正
    し、 前記第2読み取り信号遅延手段は、前記加算信号振幅変
    動補正手段による加算信号の振幅変動補正に起因する当
    該加算信号と前記第2読み取り信号の位相ずれを補正す
    ることを特徴とする請求項4に記載のプリピット検出装
    置。
  6. 【請求項6】 前記振幅補正回路は、加算信号非線形増
    幅手段を備え、 前記加算信号非線形増幅手段は、前記加算信号の一方の
    極性に対する増幅率が他方の極性に対する増幅率より大
    きくなるように、前記加算信号を増幅することを特徴と
    する請求項1乃至5の何れかに記載のプリピット検出装
    置。
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