JPH10320781A - プリピット信号検出装置及び検出方法 - Google Patents

プリピット信号検出装置及び検出方法

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JPH10320781A
JPH10320781A JP9130061A JP13006197A JPH10320781A JP H10320781 A JPH10320781 A JP H10320781A JP 9130061 A JP9130061 A JP 9130061A JP 13006197 A JP13006197 A JP 13006197A JP H10320781 A JPH10320781 A JP H10320781A
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JP
Japan
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signal
information
recording
wobbling
pit
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JP9130061A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kuroda
和男 黒田
Masayoshi Yoshida
昌義 吉田
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/24Arrangements for providing constant relative speed between record carrier and head
    • G11B19/247Arrangements for providing constant relative speed between record carrier and head using electrical means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/28Speed controlling, regulating, or indicating

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生信号にノイズ成分が重畳されている場合
でも、精度良くプリピット信号を検出することのできる
プリピット検出装置を提供すること。 【解決手段】 ウォブリング信号抽出部22により抽出
されたウォブリング信号SDTTと同一位相及び同一周波
数且つ最大振幅位置がウォブリング信号におけるプリピ
ット信号の重畳位置である同期信号SPLを、サーボ回路
15により発生させ、当該同期信号SPLと基準信号S
refとをコンパレーター25により比較してプリピット
検出信号SPDTを得る。このような構成により、再生信
号SPPにノイズ成分が重畳されていても、プリピット信
号のみを強調させて、精度良くプリピット検出信号S
PDTを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来のCD(Comp
act Disk)等よりも記録密度を飛躍的に向上させたDV
D(Digital Video Disk またはDigital Versatile Dis
k)に代表される高密度記録媒体のうち、追記可能なW
O(Write Once)型の記録媒体(以下、DVD−R(DV
D-Recordable)という。)において、画像情報等の記録
情報の記録時の位置検索等に必要なアドレス情報又は同
期信号或いはウォブリング信号等のDV−Rの回転制御
に用いられる回転制御情報等(以下、これらを総称して
プリ情報という。)が予め記録されたDVD−Rから当
該プリ情報を再生して本来記録すべき前記記録情報を記
録するための情報記録装置の技術分野に属するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のような、プリ情報が予め記
録されており、当該プリ情報に基づいて情報が追記可能
な記録媒体としては、CDと同程度の記録容量を備える
光ディスクであるCD−R(CD-Recordable)が知られ
ている。
【0003】そして、当該CD−Rにおいては、予めC
D−R製造時のプリフォーマットの段階で、記録情報を
記録する情報トラック(グルーブトラック又はランドト
ラック)を、記録すべきプリ情報を予めFM(Frequenc
y Moduration)変調した信号に対応する周波数で波型に
ウォブリングさせることにより当該プリ情報が記録され
ていた。
【0004】また、従来のCD−Rに対して実際に記録
情報を記録する際には、当該ウォブリングされているト
ラックのウォブリング周波数を検出し、これに基づいて
CD−Rを回転制御するための基準クロックを抽出し、
当該抽出した基準クロックに基づいてCD−Rを回転さ
せるスピンドルモータを回転制御するための駆動信号を
生成すると共に、CD−Rの回転に同期したタイミング
情報を含む記録用クロック信号を生成していた。
【0005】更に、記録情報の記録時に必要なCD−R
上のアドレスを示す前記アドレス情報については、前記
記録情報の記録時に前記プリ情報を再生し、これに基づ
いて記録すべき位置を検出して記録情報を記録してい
た。
【0006】しかし、上述のDVD−Rにおいては、そ
の高記録密度化の要請から隣り合う情報トラックの間隔
がCD−Rに比してほぼ半分程度となっているため、従
来のようにDVD−Rにおける情報トラックをウォブリ
ングしてプリ情報を取得しようとしても、隣接する情報
トラックにおけるウォブリング周波数が干渉し合って正
確にウォブリング周波数を検出できない場合がある。
【0007】そこで、前記DVD−Rにおいては、当該
DVD−Rにおける情報トラック(例えば、グルーブト
ラック)を前記基準クロックに基づいた周波数でウォブ
リングさせると共に、これに加えて、前記プリ情報が二
つの前記情報トラックの間にあるトラック(例えば、ラ
ンドトラック)に当該プリ情報に対応するプリピットを
形成することによっても記録されている。更に、必要に
応じて当該プリピットからも前記基準クロックが再生で
きるようにするために、当該プリピットはDVD−Rの
全面に渡ってほぼ均等に形成されている。
【0008】従来は、このようなプリピットを検出する
ことによってプリ情報を取得し、このプリ情報に基づい
て正確な回転制御及び記録制御を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におけ
るプリピットの検出は、次のような方法により行われて
いる。
【0010】まず、図8に示すように、前記情報トラッ
クに光ビームを照射することによって得られるウォブリ
ング周波数成分を含む信号(以下、ウォブリング信号と
いう。)に同期したゲート信号を生成する。
【0011】また、前記ウォブリング信号と所定の閾値
信号とを比較することにより、所定の閾値信号を超える
信号のみを抽出する。
【0012】そして、この抽出した信号と前記ゲート信
号との論理積をとることにより、ウォブリング信号に重
畳されたプリピット信号を抜き出していた。
【0013】従って、前記ウォブリング信号にノイズ成
分が含まれている場合には、ウォブリング信号上のプリ
ピット部分と他の部分とのレベル差が小さく、ノイズ成
分がプリピット検出信号として誤検出される場合があっ
た。
【0014】そこで、本発明は、このような問題点を解
決し、ウォブリング信号にノイズ成分が重畳された場合
でも、精度良くプリピット信号を検出することのできる
プリピット検出装置及び検出方法を提供することを課題
としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のプリピ
ット検出装置は、前記課題を解決するために、記録すべ
き記録情報を記録媒体に記録する際の当該記録媒体の移
動速度を制御するための移動制御情報が、前記記録情報
が記録されるべき情報トラックを当該移動制御情報に対
応した周波数でウォブリングさせることにより記録され
ていると共に、前記記録情報を記録媒体に記録する場合
の記録制御に用いられる記録制御情報が、前記ウォブリ
ングされた情報トラックと所定の位相関係を有してプリ
ピットを形成することにより予め記録されている記録媒
体に対して、前記記録情報を記録する際に前記プリピッ
トを検出するプリピット検出装置であって、前記情報ト
ラック及び前記隣接トラックに対して光ビームを同時に
照射し、当該光ビームの前記情報トラック及び前記隣接
トラックからの反射光に基づいて再生信号を出力するピ
ックアップ手段と、前記出力された再生信号から前記移
動制御情報を表すウォブリング信号のみを抽出するウォ
ブリング信号抽出手段と、前記抽出したウォブリング信
号と位相及び周波数が同一で、前記ウォブリング信号に
重畳されたプリピット信号の位置に最大振幅位置が設定
された同期信号を発生させる同期信号発生手段と、前記
出力された再生信号を前記同期信号で振幅変調する変調
手段と、前記変調された再生信号を予め定められた基準
信号と比較してプリピット検出信号を出力する検出手段
とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項1に記載のプリピット検出装置によ
れば、ピックアップ手段により、情報トラック及び隣接
トラックに対して光ビームが同時に照射されると、当該
光ビームの情報トラック及び隣接トラックからの反射光
に基づいて再生信号が出力される。ウォブリング信号抽
出手段は、この出力された再生信号からウォブリング信
号のみを抽出し、このウォブリング信号は記録媒体の移
動速度を制御するための移動制御情報を得るために用い
られるだけでなく、同期信号発生手段による同期信号の
発生のために用いられる。同期信号発生手段は、前記抽
出したウォブリング信号に基づいて、当該ウォブリング
信号と位相及び周波数が同一で、かつ、前記ウォブリン
グ信号に重畳されたプリピット信号の位置に最大振幅位
置が設定された同期信号を発生させる。そして、変調手
段は、前記出力された再生信号を当該同期信号により振
幅変調し、当該再生信号における前記プリピット信号が
重畳された部分以外の部分の振幅を減少させ、当該プリ
ピット信号が重畳された部分を強調させる。従って、検
出手段による前記変調された再生信号と予め定められた
基準信号との比較においては、前記強調されたプリピッ
ト信号部分と前記基準信号とが確実に比較され、精度良
く検出されたプリピット検出信号が出力されることにな
る。
【0017】請求項2に記載のプリピット検出装置は、
前記請求項1に記載のプリピット検出装置において、前
記基準信号は、前記抽出されたウォブリング信号に所定
値の直流電圧を重畳した信号であることを特徴とする。
【0018】請求項2に記載のプリピット検出装置によ
れば、前記変調された再生信号との比較に用いられる予
め定められた基準信号は、前記抽出されたウォブリング
信号に所定値の直流電圧を重畳した信号なので、前記抽
出されたウォブリング信号の出力が、隣接トラックの影
響により変動した場合でも、当該変動分を相殺して、精
度の良いプリピット検出信号の検出を確保する。
【0019】請求項3に記載のプリピット検出方法は、
前記課題を解決するために、記録すべき記録情報を記録
媒体に記録する際の当該記録媒体の移動速度を制御する
ための移動制御情報が、前記記録情報が記録されるべき
情報トラックを当該移動制御情報に対応した周波数でウ
ォブリングさせることにより記録されていると共に、前
記記録情報を記録媒体に記録する場合の記録制御に用い
られる記録制御情報が、前記ウォブリングされた情報ト
ラックと所定の位相関係を有してプリピットを形成する
ことにより予め記録されている記録媒体に対して、前記
記録情報を記録する際に前記プリピットを検出するプリ
ピット検出方法であって、前記情報トラック及び前記隣
接トラックに対して光ビームを同時に照射し、当該光ビ
ームの前記情報トラック及び前記隣接トラックからの反
射光に基づいて再生信号を出力する工程と、前記出力さ
れた再生信号から前記移動制御情報を表すウォブリング
信号のみを抽出する工程と、前記抽出したウォブリング
信号と位相及び周波数が同一で、前記ウォブリング信号
に重畳されたプリピット信号の位置に最大振幅位置が設
定された同期信号を発生させる工程と、前記出力された
再生信号を前記同期信号で振幅変調する工程と、前記変
調された再生信号を予め定められた基準信号と比較して
プリピット検出信号を出力する工程とを備えることを特
徴とする。
【0020】請求項3に記載のプリピット検出方法によ
れば、まず、情報トラック及び隣接トラックに対して光
ビームが同時に照射されると、当該光ビームの情報トラ
ック及び隣接トラックからの反射光に基づいて再生信号
が出力される。次に、この出力された再生信号からウォ
ブリング信号のみが抽出され、このウォブリング信号は
記録媒体の移動速度を制御するための移動制御情報を得
るために用いられるだけでなく、同期信号の発生のため
に用いられる。つまり、前記抽出したウォブリング信号
に基づいて、当該ウォブリング信号と位相及び周波数が
同一で、かつ、前記ウォブリング信号に重畳されたプリ
ピット信号の位置に最大振幅位置が設定された同期信号
の生成が行われ、当該同期信号が出力される。そして、
前記出力された再生信号を当該同期信号により振幅変調
し、当該再生信号における前記プリピット信号が重畳さ
れた部分以外の部分の振幅を減少させ、当該プリピット
信号が重畳された部分を強調させる。従って、前記変調
された再生信号と予め定められた基準信号との比較にお
いては、前記強調されたプリピット信号部分と前記基準
信号とが確実に比較され、精度良く検出されたプリピッ
ト検出信号が出力されることになる。
【0021】請求項4に記載のプリピット検出方法は、
前記請求項3に記載のプリピット検出方法において、前
記基準信号は、前記抽出されたウォブリング信号に所定
値の直流電圧を重畳した信号であることを特徴とする。
【0022】請求項4に記載のプリピット検出方法によ
れば、前記変調された再生信号との比較に用いられる予
め定められた基準信号は、前記抽出されたウォブリング
信号に所定値の直流電圧を重畳した信号なので、前記抽
出されたウォブリング信号の出力が、隣接トラックの影
響により変動した場合でも、当該変動分を相殺して、精
度の良いプリピット検出信号の検出を確保する。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明に好適な実施の形態に
ついて図面に基づいて説明する。
【0024】初めに、記録制御情報としてのプゾ情報に
対応したプリピットを形成すると共に後述のグルーブト
ラックを所定の周波数でウォブリングさせて回転制御情
報を記録した記録媒体としてのDVD一Rの実施形態に
ついて図1及び図2を用いて説明する。
【0025】初めに、図1を用いて本実施形態のDVD
一Rの構造について説明する。
【0026】図1において、DVD一R1は色素膜5を
備えた一回のみ情報の書込みが可能な色素型DVD−R
であり、情報トラックとしてのグルーブトラック2と当
該グルーブトラック2に再生光又は記録光としてのレー
ザビーム等の光ビームBを誘導するための隣接トラック
としてのランドトラック3が形成されている。また、そ
れらを保護するための保護膜7及び記録された情報を再
生する際に光ビームBを反射するための金蒸着面6を備
えている。そして、このランドトラック3にプリ情報に
対応するプリピット4が形成されている。このプリピッ
ト4はDVD一R1を出荷する前に予め形成されている
ものである。
【0027】更に、当該DVD一R1においては、グル
ーブトラック2を当該DVD一Rlの回転速度に対応す
る周波数でウォブリングさせている。このグルーブトラ
ック2のウォブリングによる回転制御情報の記録は、上
記プリピット4と同様に、DVD一Rlを出荷する前に
予め実行されるものである。
【0028】そして、DVD一R1に記録情報(プリ情
報及び回転制御情報以外の本来記録すべき画像情報等の
情報をいう。以下同じ。)を記録する際には、後述の情
報記録装置においてグルーブトラック2のウォブリング
の周波数を検出することにより回転制御情報を取得して
DVD一R1を所定の回転速度で回転制御すると共に、
プリピット4を検出することにより、予めプリ情報を取
得し、それに基づいて記録光としての光ビームBの最適
出力等が設定されると共に、記録情報を記録すべきDV
D−R1上の位置であるアドレス情報等が取得され、こ
のアドレス情報に基づいて記録情報が対応する記録位置
に記録される。
【0029】ここで、記録情報の記録時には、光ビーム
Bをその中心がグルーブトラック2の中心と一致するよ
うに照射してグルーブトラック2上に記録情報に対応す
る記録情報ピットを形成することにより記録情報を形成
する。この時、光スポットSPの大きさは、図1に示す
ように、その一部がグルーブトラック2だけでなくラン
ドトラック3にも照射されるように設定される。そし
て、このランドトラック3に照射された光スボットSP
の一部の反射光を用いてブッシュプル法(DVD一Rl
の回転方向に平行な分割線により分割された光検出器を
用いたプッシュプル法(以下、ラジアルプッシュプル方
式という。))によりプリピット4からプリ情報を検出
して当該ブリ情報が取得されると共に、グルーブトラッ
ク2に照射されている光スポットSPの反射光を用いて
グルーブトラック2からウォブリング信号が検出されて
回転制御用のクロック信号が取得される。
【0030】次に、本実施形態のDVD一R1に予め記
録されているプリ情報及び回転制御情報の記録フォーマ
ットについて、図2を用いて説明する。なお、図2にお
いて、上段は記録情報における記録フォーマットを示
し、下段の波型波形は当該記録情報を記録するグルーブ
トラック2のウォブリング状態(グルーブトラック2の
平面図)を示し、記録情報とグルーブトラック2のウォ
ブリング状態の間の上向き矢印は、プリピット4が形成
される位置を模式的に示すものである。ここで、図2に
おいては、グルーブトラック2のウォブリング状態は、
理解の容易のため実際の振幅よりも大きい振幅を用いて
示してあり、記録情報は当該グルーブトラック2の中心
線上に記録される。
【0031】図2に示すように、本実施形態においてD
VD一Rlに記録される記録情報は、予め情報単位とし
てのシンクフレーム毎に分割されている。そして、26
のシンクフレームにより一のレコーディングセクタが形
成され、更に、16のレコーディングセクタにより一の
ECC(Error Correcting Code)ブロックが形成され
る。なお、一のシンクフレームは、上記記録情報を記録
する際の記録フォーマットにより規定されるビット間隔
に対応する単位長さ(以下、Tという。)のl488倍
(1488T)の長さを有しており、更に、一のシンク
フレームの先頭の14Tの長さの部分にはシンクフレー
ム毎の同斯を取るための同期情報SYが記録される。
【0032】一方、本実施形態においてDVD一Rlに
記録されるプリ情報は、シンクフレーム毎に記録され
る。ここで、プリピット4によるプリ情報の記録におい
ては、記録情報における夫々のシンクフレームにおける
同期情報SYが記録される領域に隣接するランドトラッ
ク3上にプリ情報における同期信号を示すものとして必
ず一のプリピット4が形成されると共に、当該同期情報
SY以外の当該シンクフレーム内の前半部分に隣接する
ランドトラック3上に記録すべきプリ情報の内容(アド
レス情報)を示すものとして二又は一のプリピット4が
形成される(なお、同期情報SY以外の当該シンクフレ
ーム内の前半部分については、記録すべきブリ情報の内
容によってはプリピット4が形成されない場合もあ
る。)。この際、本実施形態においては、一のレコーデ
ィングセクタにおいては、偶数番目のシンクフレーム
(以下、EVENフレームという。)のみ又は奇数番目
のシンクフレーム(以下、ODDフレームという。)の
みにプリピット4が形成されてプリ情報が記録される。
すなわち、図2において、EVENフレームにプリピッ
ト4が形成された場合には(図2において実線上向き矢
印で示す。)それに隣接するODDフレームにはプリピ
ット4は形成されない。
【0033】一方、グルーブトラック2は、全てのシン
クフレームに渡って140kHz(一のシンクフレーム
が8波に相当する周波数)の一定ウォブリング周波数f
0でウォブリングされている。そして、後述の情報記録
装置において、当該一定のウォブリング周波数f0を検
出することでスピンドルモータの回転制御のための信号
が検出される。
【0034】次に、本発明に係る情報記録装置の第1の
実施の形態について、図3乃至図6に基づいて説明す
る。なお、以下の説明は、ホストコンピュータから送信
されてくるディジタル情報を上記DVD一Rlに対して
記録するための情報記録装置について本発明を適用した
実施の形態を説明するものである。
【0035】始めに、本実施形態に係る情報記録装置の
全体構成及び動作について、図3を用いて説明する。な
お、以下の実施の形態では、DVD一R1には、当該D
VD−R1上のアドレス情報等を含む上記プリピット4
及びウォブリングするグルーブトラック2が予め形成さ
れており、ディジタル情報の記録時には、当該プリピッ
ト4を予め検出することによりDVD一R1上のアドレ
ス情報を得、これによりディジタル情報を記録するDV
D一R1上の記録位置を検出して記録するものとする。
【0036】図3に示すように、実施形態の情報記録装
置Sは、ピックアップ手段、記録手段としてのピックア
ップ10と、再生増幅器11と、デコーダ12と、プリ
ピット信号デコーダ13と、回転手段としてのスピンド
ルモータ14と、移動制御手段としてのサーボ回路15
と、プロセッサ16と、エンコーダ17と、パワー制御
回路18と、レーザ駆勤回路19と、インターフェース
20と、情報抽出手段としてのウォブリング信号抽出部
22とにより構成されている。また、当該情報記録装置
Sには、外部のホストコンピュータ21から記録すべき
ディジタル情報SRRがインターフェース20を介して入
力されている。
【0037】次に、全体の動作を説明する。
【0038】ピックアップ10は、図示しないレーザダ
イオード、偏向ビームスプリッタ、対物レンズ、光検出
器等を合み、レーザ駆動信号SDLに基づいて光ビームB
をDVD−Rlの情報記録面に照射し、その反射光に基
づいてラジアルプッシュプル方式により上記ブリピット
4及びグルーブトラック2のウォブリング周波数を検出
して記録すべきディジタル情報SRRを記録すると共に、
既に記録されているディジタル情報がある場合には、上
記光ビームBの反射光に基づいて当該既に記録されてい
るディジタル情報を検出する。
【0039】そして、再生増幅器11は、ピックアップ
10から出力されたプリピット4及びグルーブトラック
2のウォブリング周波数に対応する情報を合む検出信号
DTを増幅し、プリピット4及びグルーブトラック2の
ウォブリング周波数に対応するプリ情報信号SPPを出力
すると共に、既に記録されているディジタル情報に対応
する増幅信号SPを出力する。
【0040】その後、デコーダ12は、増幅信号SP
対して8−16復調及びデインターリープを施すことに
より当該増幅信号SPをデコードし、復調信号SDM及び
サーボ復調信号SSDを出力する。
【0041】また、前記再生増幅器11から出力される
プリ情報信号SPPは、BPF(BandPass Filter)27
によって高周波成分を除去された後、プリピット信号デ
コーダ13及びウォブリング信号抽出部22に入力され
る。
【0042】プリピット信号デコーダ13は、プリ情報
信号SPPに合まれるプリピット4を検出することにより
得られる信号のみを抽出してプリピット検出信号SPDT
を出力すると共に、これをデコードし、対応する復調プ
リピット信号SPDを出力する。
【0043】また、ウォブリング信号抽出部22は、プ
リ情報信号SPPに合まれるグルーブトラック2のウォブ
リング周波数のみを抽出し、上記抽出信号SDTTをサー
ボ回路15に出力する。
【0044】そして、サーボ回路15は、プリピット検
出信号SPDT及びサーボ復調信号SS Dに基づいて、ピッ
クアップ10におけるブォーカスサーボ制御及びトラッ
キングサーボ制御のためのピックアップサーボ信号SSP
を出力する。更に、サーボ回路15は、後述の抽出信号
DTTに基づいて、当該抽出信号SDTTに合まれている上
記ウォブリング周波数f0に対応する情報を用いてスピ
ンドルサーボ制御信号SSSを出力してスピンドルモータ
14の回転をサーボ制御する。
【0045】一方、インターフェース20は、プロセッ
サ16の制御の下、ホストコンピュ一夕21から送信さ
れてくるディジタル情報SRRに対して、これを情報記録
装置Sに取り込むためのインターフェース動作を行い、
当該ディジタル情報SRRをエンコーダ17に出力する。
【0046】そして、エンコーダ17は、図示しないE
CCジェネレータ、8−16変調部、スクランブラ等を
合み、ディジタル情報SRRに基づいて、再生時のエラー
訂正を行う単位である上記ECCブロックを構成すると
共に、当該ECCブロックに対してインターリーブ及び
8−16変調並ぴにスクランプル処理を施し、変調信号
REを生成する。
【0047】その後、パワー制御回路18は、変調信号
REに基づいて、ピックアップI0内の図示しないレー
ザダイオ一ドの出力を制御するための記録信号SDを出
力する。
【0048】更にレーザ駆動回路19は、記録信号SD
に基づいて、実際に上記レーザダイオードを駆動して光
ビームBを出射させるための上記レーザ駆動信号SDL
出力する。
【0049】最後に、プロセッサ16は、入力される上
記復調プリピット信号SPDを用いてプリ情報を取得し、
当該プリ情報に合まれているアドレス情報に対応するD
VD一R1上の位置に対応するディジタル情報SRRを記
録する動作を制御する。これらと並行して、プロセッサ
16は、復調信号SDMに基づいて既に記録されていたデ
ィジタル情報に対応する再生信号SOTを外部に出力する
と共に、情報記録装置S全体を主として制御する。
【0050】なお、上記の情報記録装置Sは、DVD一
R1に記録されている情報を再生することも可能であ
り、その際には、復調信号SDMに基づいてプロセッサ1
6を介して上記再生信号SOTが外部に出力されることと
なる。
【0051】次に、本発明に係るプリピット信号デコー
ダ13の細部構成について、図4乃至図7を用いて説明
する。
【0052】図4はプリピット信号デコーダ13細部構
成を示すブロック図である。なお、図4においては、プ
リピット信号デコーダ13に対する入力信号の説明を行
うために、BPF27、ウォブリング信号抽出部22、
及びサーボ回路15についても図示している。
【0053】図4に示すように、本実施形態のプリピッ
ト信号デコーダ13は、閾値設定部23と、変調手段と
しての掛け算器24と、検出手段としてのコンパレータ
ー25と、デコーダ26とを備えている。
【0054】BPF27に入力されるプリ情報信号SPP
は、図6(A)に示すように、高周波のノイズ成分を含
んだ信号であり、このノイズはBPF27を通過した後
も完全には除去されないので、ノイズ成分を含んだ状態
でプリピット信号デコーダ13及びウォブリング信号抽
出部22に入力されることになる。
【0055】ウォブリング信号抽出部22は、リミッ
タ、BPF、及び2値化器等を備えて構成されており、
前記プリ情報信号SPPからノイズ及びプリピット信号成
分を除去して図6(B)に示すようなウォブリング周波
数のみを抽出した抽出信号SDT Tをサーボ回路15に出
力する。
【0056】サーボ回路15は、図5に詳細に示されて
いるように、VCO(Voltage controlled oscillato
r)27、分周器28、掛け算器29、増幅器30、L
PF(Low Pass Filter)31、及びBPF32により
PLL(Phase Locked Loop)回路を構成しており、抽
出されたウォブリング信号SDTTに同期したPLL信号
P Lを出力する。このPLL信号SPLは、図6(C)に
示すように、抽出されたウォブリング信号SDTTと同一
位相及び同一周波数の信号であり、最大振幅の位置はウ
ォブリング信号SDTT上に重畳されたプリピット信号の
位置と一致している。
【0057】なお、プリピット4は、上述したように、
グルーブトラック2に対して予め所定の位相位置に配置
されているため、ウォブリング信号SDTT上に重畳され
る位置も一定である。
【0058】従って、上述のようにサーボ回路15から
出力されるPLL信号SPLから更にゲート信号を作成
し、このゲート信号と、プリ情報信号SPPの所定の閾値
以上の信号との論理積をとることにより、プリピット検
出信号を得ることができる。
【0059】しかしながら、プリ情報信号SPPは、図6
(A)に示すように、グルーブトラック2のウォブリン
グ周波数に対応する周波数の成分の他に、検出時のノイ
ズである高周波成分が含まれるため、プリピットの部分
と他の部分のレベル差が小さくなり、上述のようなゲー
ト信号を用いる方式では、プリピット信号を精度良く検
出することは困難である。
【0060】そこで、本実施形態においては、プリ情報
信号SPPを、前記PLL信号SPLで振幅変調することに
より、プリピット部分と他の部分とのレベル差を大きく
し、精度の高いプリピット検出を可能にしたものであ
る。
【0061】本実施形態の振幅変調に用いる同期信号と
してのPLL信号SPLは、プリ情報信号SPPと位相が同
一であり、かつ、最大振幅位置がプリピットの重畳され
た位置に設定されている。そして、PLL信号SPLの最
大出力値は、プリ情報信号S PPの出力を表す電圧の単位
電圧値、例えば1[V]に設定されており、最小出力値
は、プリ情報信号SPPの極性を変化させないように、正
の値に設定されている。
【0062】このようなPLL信号SPLを、図4に示す
掛け算器24によりプリ情報信号S PPに掛け合わせる
と、プリ情報信号SPPは振幅変調される。つまり、図7
(A)に示すプリ情報信号SPPのうち、図7(B)に示
すPLL信号SPLの最大振幅位置以外の部分と掛け合わ
された部分は、図7(C)に示すように振幅が小さくな
るように変調されるが、PLL信号SPLの最大振幅位置
に相当するプリピット信号成分の振幅は変化しない。従
って、このような変調により、プリピット信号成分のみ
が強調されることになり、上述したノイズの影響を低減
することができる。
【0063】また、本実施形態では、このような変調を
行う他、上述のような変調後のプリ情報信Smltからプ
リピット信号成分を取り出すための閾値信号として、単
にウォブリング信号を用いるのではなく、図4に示すよ
うに、閾値設定部23により電圧V1でバイアスされた
基準ウォブリング信号Srefを用いている。これは、ウ
ォブリング信号自体が、隣のグルーブトラック2からの
クロストークにより、図6(B),(D)に点線で示す
ように出力の変動を生じるため、プリピット信号を精度
良く検出できなくなるためである。
【0064】つまり、図6(E)に示すように、電圧V
1でバイアスされた基準ウォブリング信号Srefと、前
記変調されたプリ情報信号Smltとを比較することによ
り、前記クロストークによるウォブリング信号の出力の
変動分を相殺して、図6(F)お示すように、精度の良
いプリピット検出を行っているのである。
【0065】以上のように、本実施形態によれば、電圧
V1でバイアスされたウォブリング信号Srefと、ウォ
ブリング信号SDTTと同一位相で且つ最大振幅位置がプ
リピット位置に設定されたPLL信号SPLにより変調さ
れたプリ情報信号Smltとをコンパレータ25で比較す
ることにより、プリ情報信号に含まれるノイズ成分、及
びウォブリング信号のクロストークによる変動分を除去
して、高い精度でプリピット信号を検出することができ
る。
【0066】その結果、精度良いプリピット検出信号に
基づいて、DVD−Rの正確な回転制御を行うことがで
き、また、正確且つ確実にディジタル情報信号Srrを記
録することができる。
【0067】なお、本実施形態においては、プリピット
信号のウォブリング信号に重畳される位置が、ウォブリ
ング信号の最大振幅位置である場合について説明した
が、本発明はこれに限られるものではなく、最大振幅位
置以外の位置にプリピット信号が重畳されている場合に
も適用可能である。この場合には、同期信号の最大振幅
位置を、このプリピット信号の重畳位置に設定するよう
にすれば良い。具体的には、予め判っているプリピット
のウォブリング周波数に対する位相位置に基づいて、同
期信号の位相をずらすようにすれば良い。
【0068】なお、本実施形態では、DVD−Rについ
て本発明を適用した場合について説明したが、本発明は
これに限られるものではなく、トラックのウォブリング
により記録制御のめたの情報を記録している記録媒体
(例えば、テープ状記録媒体等)に対して、所定のディ
ジタル情報を記録する場合に広く適用することができ
る。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
プリピット検出装置によれば、再生信号から抽出したウ
ォブリング信号と位相及び周波数が同一で、前記ウォブ
リング信号に重畳されたプリピット信号の位置に最大振
幅位置が設定された同期信号を発生させ、再生信号を前
記同期信号で振幅変調することとしたので、当該再生信
号における前記プリピット信号が重畳された部分以外の
部分の振幅を減少させ、当該プリピット信号が重畳され
た部分を強調させることができる。従って、前記再生信
号にノイズ成分が重畳された場合でも、前記プリピット
信号を精度良く検出することができる。
【0070】請求項2に記載のプリピット検出装置によ
れば、前記変調された再生信号との比較に用いられる予
め定められた基準信号を、前記抽出されたウォブリング
信号に所定値の直流電圧を重畳した信号としたので、前
記抽出されたウォブリング信号の出力が、隣接トラック
の影響により変動した場合でも、当該変動分を相殺し
て、精度の良くプリピット信号を検出することができ
る。
【0071】請求項3に記載のプリピット検出方法によ
れば、再生信号から抽出したウォブリング信号と位相及
び周波数が同一で、前記ウォブリング信号に重畳された
プリピット信号の位置に最大振幅位置が設定された同期
信号を発生させ、再生信号を前記同期信号で振幅変調す
ることとしたので、当該再生信号における前記プリピッ
ト信号が重畳された部分以外の部分の振幅を減少させ、
当該プリピット信号が重畳された部分を強調させること
ができる。従って、前記再生信号にノイズ成分が重畳さ
れた場合でも、前記プリピット信号を精度良く検出する
ことができる。
【0072】請求項4に記載のプリピット検出方法によ
れば、前記変調された再生信号との比較に用いられる予
め定められた基準信号を、前記抽出されたウォブリング
信号に所定値の直流電圧を重畳した信号としたので、前
記抽出されたウォブリング信号の出力が、隣接トラック
の影響により変動した場合でも、当該変動分を相殺し
て、精度の良くプリピット信号を検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のDVD一Rの構成の一例を示す斜視
図である。
【図2】実施形態のDVD一Rにおける記録フォーマッ
トの一例を示す図である。
【図3】実施形態の情報記録装置の概要構成を示すブロ
ック図である。
【図4】実施形態のプリピット信号デコーダの細部構成
等を示すブロック図である。
【図5】図4のプリピット信号デコーダに同期信号を出
力するサーボ回路の細部構成を示すブロック図である。
【図6】実施形態のプリピット信号デコーダにおける主
要箇所の信号波形を示す図であり、(A)はプリピット
信号デコーダに入力される再生信号の波形を示す図、
(B)は抽出されたウォブリング信号の波形を示す図、
(C)は同期信号の波形を示す図、(D)は基準信号の
波形を示す図、(E)はコンパレータに入力される基準
信号と、変調後の再生信号の波形を示す図、(F)はプ
リピット検出信号の波形を示す図である。
【図7】実施形態における振幅変調を説明するための主
要信号の波形図であり、(A)は再生信号の波形を示す
図、(B)は同期信号の波形を示す図、(C)は変調さ
れた再生信号の波形を示す図である。
【図8】従来のプリピット信号検出方法を説明するため
の再生信号及びゲート信号の波形を示す図である。
【符号の説明】
1…DVD−R 2…グルーブトラック 3…ランドトラック 4…プリピット 5…色素膜 6…金蒸着面 7…保護層 10…ピックアップ 11…再生増幅器 12…デコーダ 13…プリピット信号デコーダ 14…スピンドルモータ 15…サーボ回路 16…プロセッサ 17…エンコーダ 18…パワー制御回路 19…レーザ駆動回路 20…インターフェーズ 21…ホストコンピュータ 22、22’…ウォブリング信号抽出部 23…閾値設定部 24…掛け算器 25…コンパレータ 26…デコーダ 27…BPF B…光ビーム S…情報記録装置 SP…光スボット SPP…プリ情報信号 SPDT…プリピット検出信号 SPD…復調プリピット検出信号 SDTT…抽出信号 SPL…PLL信号 Sref…基準信号 Smlt…変調された再生信号 SB…ウォブリング信号 SRR…ディジタル情報 SRE…変調信号 SD…記録信号 SDT…検出信号 SDL…レーザ駆動信号 SOT…再生信号 SP…増幅信号 SDM…復調信号 SSD…サーボ復調信号 SPN…復調プリピット信号 SSP…ピックアップサーボ信号 SSS…スピンドルサーボ制御信号 SDD…ディブェクト検出信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録すべき記録情報を記録媒体に記録す
    る際の当該記録媒体の移動速度を制御するための移動制
    御情報が、前記記録情報が記録されるべき情報トラック
    を当該移動制御情報に対応した周波数でウォブリングさ
    せることにより記録されていると共に、前記記録情報を
    記録媒体に記録する場合の記録制御に用いられる記録制
    御情報が、前記ウォブリングされた情報トラックと所定
    の位相関係を有してプリピットを形成することにより予
    め記録されている記録媒体に対して、前記記録情報を記
    録する際に前記プリピットを検出するプリピット検出装
    置であって、 前記情報トラック及び前記隣接トラックに対して光ビー
    ムを同時に照射し、当該光ビームの前記情報トラック及
    び前記隣接トラックからの反射光に基づいて再生信号を
    出力するピックアップ手段と、 前記出力された再生信号から前記移動制御情報を表すウ
    ォブリング信号のみを抽出するウォブリング信号抽出手
    段と、 前記抽出したウォブリング信号と位相及び周波数が同一
    で、前記ウォブリング信号に重畳されたプリピット信号
    の位置に最大振幅位置が設定された同期信号を発生させ
    る同期信号発生手段と、 前記出力された再生信号を前記同期信号で振幅変調する
    変調手段と、 前記変調された再生信号を予め定められた基準信号と比
    較してプリピット検出信号を出力する検出手段と、 を備えることを特徴とするプリピット検出装置。
  2. 【請求項2】 前記基準信号は、前記抽出されたウォブ
    リング信号に所定値の直流電圧を重畳した信号であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプリピット検出装置。
  3. 【請求項3】 記録すべき記録情報を記録媒体に記録す
    る際の当該記録媒体の移動速度を制御するための移動制
    御情報が、前記記録情報が記録されるべき情報トラック
    を当該移動制御情報に対応した周波数でウォブリングさ
    せることにより記録されていると共に、前記記録情報を
    記録媒体に記録する場合の記録制御に用いられる記録制
    御情報が、前記ウォブリングされた情報トラックと所定
    の位相関係を有してプリピットを形成することにより予
    め記録されている記録媒体に対して、前記記録情報を記
    録する際に前記プリピットを検出するプリピット検出方
    法であって、 前記情報トラック及び前記隣接トラックに対して光ビー
    ムを同時に照射し、当該光ビームの前記情報トラック及
    び前記隣接トラックからの反射光に基づいて再生信号を
    出力する工程と、 前記出力された再生信号から前記移動制御情報を表すウ
    ォブリング信号のみを抽出する工程と、 前記抽出したウォブリング信号と位相及び周波数が同一
    で、前記ウォブリング信号に重畳されたプリピット信号
    の位置に最大振幅位置が設定された同期信号を発生させ
    る工程と、 前記出力された再生信号を前記同期信号で振幅変調する
    工程と、 前記変調された再生信号を予め定められた基準信号と比
    較してプリピット検出信号を出力する工程と、 を備えることを特徴とするプリピット検出方法。
  4. 【請求項4】 前記基準信号は、前記抽出されたウォブ
    リング信号に所定値の直流電圧を重畳した信号であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載のプリピット検出方法。
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