JP2002214692A - 閃光発光機能付電子スチルカメラおよびその制御方法 - Google Patents

閃光発光機能付電子スチルカメラおよびその制御方法

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JP2002214692A
JP2002214692A JP2001013927A JP2001013927A JP2002214692A JP 2002214692 A JP2002214692 A JP 2002214692A JP 2001013927 A JP2001013927 A JP 2001013927A JP 2001013927 A JP2001013927 A JP 2001013927A JP 2002214692 A JP2002214692 A JP 2002214692A
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light emission
signal
control
flash
light
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JP2001013927A
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English (en)
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Takashi Yano
孝 矢野
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微小発光時の光量制御を正確に行い、かつ微
小発光モードでも得られる画像の色温度を通常の安定な
発光時と同じにすることのできる閃光発光機能付電子ス
チルカメラおよびその制御方法の提供。 【解決手段】 ディジタルカメラ10は、システム制御部
16からの制御信号16c に応動して閃光発光制御部200 を
制御し、閃光発光制御部200 が発光部202 を制御して閃
光発光させ、これによる被写体100 からの入射光を受光
部204 で測光し、閃光発光制御部200 では得られた電気
信号の積分および入射光の撮像の開始、ならびに比較器
210 からの発光停止信号20c に応動した電気信号の積分
および入射光の撮像の終了のタイミングを制御して、閃
光発光の不安定な発光期間を避けて安定な期間中での正
確な発光光量の制御を行っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閃光発光機能付電
子スチルカメラおよびその制御方法に関し、特に近距離
撮影から中/遠距離撮影まで幅広い撮影に合わせて発光
光量を制御して撮影を行う電子スチルカメラ等に適用し
て好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来閃光撮影をする電子スチルカメラで
1m程度以内のような至近距離の被写体を撮影する場合、
たとえばキセノン放電管のような閃光発光体において微
小な発光量をそれ自体に持たせようとしてもその制御が
困難である。そこで、微小光量は間欠的な発光を複数回
行うように制御して行っている。一般に、閃光に使用さ
れる放電管の発光応答速度は、立上がり特性が数百マイ
クロ秒以上であり減衰特性も同程度である。
【0003】また、閃光発光撮影の場合、カメラは被写
体とカメラとの距離および絞り値を考慮した適正受光量
をあらかじめ計算し、得られた適正受光量を設定してい
る。撮像タイミングでユーザがシャッタレリーズボタン
が全押し、すなわちカメラの閃光発光および撮像の動作
をオン状態にすると、カメラは被写体からの反射光量の
積分値を測定し、その値が計算された設定値に達した場
合、カメラは放電管の発光を停止させることにより適正
露光量制御を行っている。
【0004】ところで、カメラと被写体の間が近距離の
場合は、受光量の積分値は放電管が連続発光する以前に
目標発光量設定値に到達することになる。この場合、前
述のように放電管は応答速度が遅いために発光停止とな
っても、余剰な残留発光として発光が継続されることか
ら、実際にカメラに達する受光量は目標発光量設定値よ
りも大きくなり、結果としてカメラは適性な露出を行う
ことができない。
【0005】このような問題を解決するために特開平5-
260369号公報に記載の閃光発光制御装置や特開平9-1156
82号公報に記載の自動調光機能付閃光装置等が提案され
ている。閃光発光制御装置は、毎回の発光継続時間を連
続発光になる時間より短い繰り返しパルス駆動させるこ
とにより微小光量の制御を行っている。すなわち、複数
回の発光による発光量の累積値が目標とする総発光量に
なるように閃光の発光を制御する。この制御のため毎回
の発光の継続時間は発光強度がピークになるより十分以
前の所定の過渡的時間内に制限される。これにより実効
的に緩やかな発光の立ち上がり特性が得られ、小光量制
御を可能としている。
【0006】また、自動調光機能付閃光装置は起動回路
により閃光管を起動させた後、点滅パルス発生回路から
調光回路に設定される最低光量よりも少ない光量を閃光
管に生じさせるパルス幅を断続的に出力させ、調光回路
で規定の露光量が積算された際に発光停止することで、
残光による誤差を防止している。
【0007】一方、特開平7-13233 号公報に記載の電子
閃光制御システムは、放電管の一回の発光に応じた測光
回路の出力に基づいて放電管の次回の発光時における制
御信号のデューティ比を制御手段(マイコン)で決定し
て動作させることから、リアルタイム制御の場合と異な
り、演算速度の遅れなく精度に悪影響を及ぼさない。こ
れにより自動調光を可能にしている。光量制御は前述し
た2つの提案と同様短時間パルス駆動で行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような複数回の発光によって微小光量の制御精度を改
善させて全体としての発光を所定の光量になるようにし
ても、最初の発光時には安定した発光が得られない。特
に、微小発光で行われる近距離撮影の場合(微小発光モ
ード)、この不安定な発光は発光回数が少なくて済むこ
とおよび最初の発光が全発光量に占める割合が多いこと
が要因として考えられている。
【0009】一方、安定した発光を最初の発光時に行わ
せる通常の連続発光時の場合(通常発光モード)、閃光
放電管の発光立上がり特性が連続発光時のピーク値に達
するまで数100 マイクロ秒から数秒程度を要している。
この連続発光時における最初の発光は全発光量に占める
割合が小さい。したがって、最初の発光は微小発光時と
連続発光時との全発光量に占める割合が異なり、得られ
る画像の色温度が異なったものとなってしまう。
【0010】これは、たとえば撮像した画像のホワイト
バランスを施す際に微小発光と連続発光とでそれぞれ別
々の調整を行って画像処理を行うことになる。それぞれ
に対応した画像処理を行わせると、カメラシステムが複
雑になるとともに、カメラのコストアップや処理時間の
増大等がもたらされる。
【0011】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、微小発光時の光量制御を正確に行い、かつ微小発光
モードでも得られる画像の色温度を通常の安定な発光時
と同じにすることのできる閃光発光機能付電子スチルカ
メラおよびその制御方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、被写体の撮像に際して、所望のタイミン
グで被写体に対して閃光発光を行う閃光発光装置を備
え、この装置が発した閃光発光を受けた被写体からの入
射光を撮像し、得られる撮像信号に信号処理を施して記
録する閃光発光機能付電子スチルカメラにおいて、この
カメラは、被写界からの入射光を撮像して光電変換する
撮像手段と、撮像手段を駆動させる駆動信号を生成する
駆動手段と、光電変換によって得られる撮像信号をディ
ジタル化する手段と、ディジタル化した撮像信号に信号
処理を施す信号処理手段と、閃光発光装置への閃光発光
を起こさせる制御ならびに駆動手段および信号処理手段
の制御を行うシステム制御手段とを含み、閃光発光装置
は、閃光発光する発光手段と、被写体からの入射光量を
測光する測光手段と、測光した入射光量に応じた電気信
号の積算を行う積分手段と、積算した電気信号と基準の
発光光量に対応する基準信号との信号レベルを比較し、
この比較結果に応じて発光停止信号を生成する発光停止
信号生成手段と、システム制御手段からの制御信号に応
動した発光手段に対する発光制御を行うとともに、発光
手段が複数回のパルス発光および/または連続発光を行
うモードにおいて所定の時間経過後に積分手段の積分開
始および撮像手段の信号電荷の蓄積を制御する発光制御
手段とを含むことを特徴とする。
【0013】本発明の閃光発光機能付電子スチルカメラ
は、カメラのシステム制御手段からの制御信号に応動し
て発光制御手段が制御され、この発光制御手段が発光手
段を制御して閃光発光させ、これにともなって被写体か
らの入射光量を測光手段で測光し、発光制御手段では測
光して得られた電気信号の積分および入射光の撮像の開
始を制御することにより、発光手段の閃光発光のうち、
不安定な発光期間を避けて安定な期間中での正確な発光
光量の制御を行わせるとともに、安定な期間に撮像を行
って微小発光モードでありながら、安定な通常モードの
発光による色温度と同等にして撮像している。
【0014】また、本発明は上述の課題を解決するため
に、所望のタイミングで被写体に対して行う閃光発光に
パルス発光を繰り返して行う微小発光モードおよび通常
の連続発光で行う通常モードを含み、この閃光発光を受
けた被写体からの入射光を撮像し、得られる撮像信号に
信号処理を施して記録する閃光発光機能付電子スチルカ
メラの制御方法において、この方法は、微小発光モード
において、所望のタイミングで被写体に対するパルス発
光を繰り返す制御信号を生成する第1の工程と、制御信
号に応動してパルス発光を行う第2の工程と、被写体か
らの入射光を測光する第3の工程と、測光する入射光の
うち、所定の時間経過後の測光により得られる電気信号
の積分を開始するとともに、この開始と同時に被写界か
らの入射光での撮像を開始させる第4の工程と、積分し
た電気信号の信号レベルとあらかじめ設定した基準の信
号レベルとを比較して電気信号の信号レベルが基準の信
号レベル手段に達したかどうかを判定する第5の工程
と、判定が真のとき、パルス発光を停止させる発光停止
信号を生成する第6の工程とを含むことを特徴とする。
【0015】本発明の閃光発光機能付電子スチルカメラ
の制御方法は、微小発光モードにおいて、パルス発光用
の制御信号を生成し、この制御信号に応動してパルス発
光させ、被写体からの入射光を測光しながら、所定の時
間経過後に測光から得られる電気信号の積分および入射
光の撮像を開始し、積分した電気信号の信号レベルが基
準の信号レベル手段に達したかどうかの判定に基づき、
判定が真のとき、パルス発光を停止させる発光停止信号
を生成し、不安定な発光期間を避けて安定な期間中での
正確な発光光量の制御を行わせるとともに、安定な期間
に撮像を行って微小発光モードでありながら、安定な通
常モードの発光による色温度と同等な撮像を行わせてい
る。
【0016】そして、本発明は上述の課題を解決するた
めに、所望のタイミングで被写体に対して行う閃光発光
にパルス発光を繰り返して行う微小発光モードおよび通
常の連続発光で行う通常モードを含み、この閃光発光を
受けた被写体からの入射光を撮像し、得られる撮像信号
に信号処理を施して記録する閃光発光機能付電子スチル
カメラの制御方法において、この方法は、通常モードに
おいて、所望のタイミングで前記被写体に対して通常の
連続発光させる制御信号を生成する第1の工程と、制御
信号に応動して連続発光を行う第2の工程と、被写体か
らの入射光を測光する第3の工程と、測光する入射光の
うち、所定の時間経過後の測光により得られる電気信号
の積分を開始するとともに、この開始と同時に被写界か
らの入射光での撮像を開始させる第4の工程と、積分し
た電気信号の信号レベルとあらかじめ設定した基準の信
号レベルとを比較して電気信号の信号レベルが基準の信
号レベル手段に達したかどうかを判定する第5の工程
と、判定が真のとき、連続発光を停止させる発光停止信
号を生成する第6の工程とを含むことを特徴とする。
【0017】本発明の閃光発光機能付電子スチルカメラ
の制御方法は、通常モードにおいて、連続発光用の制御
信号を生成し、この制御信号に応動して連続発光させ、
被写体からの入射光を測光しながら、所定の時間経過後
に測光から得られる電気信号の積分および入射光の撮像
を開始し、積分した電気信号の信号レベルが基準の信号
レベル手段に達したかどうかの判定に基づき、判定が真
のとき、連続発光を停止させる発光停止信号を生成し、
発光の安定な期間中での正確な発光光量の制御を行わ
せ、再現性の高い安定な色温度の撮像を行わせている。
【0018】さらに、本発明は上述の課題を解決するた
めに、被写体に対してパルス発光を繰り返して行う微小
発光モードおよび通常の連続発光で行う通常モードを含
む閃光発光を行う閃光発光制御装置の制御方法におい
て、この方法は、微小発光モードにおいて、被写体に対
する前記パルス発光を繰り返す制御信号を生成する第1
の工程と、制御信号に応動してパルス発光を行う第2の
工程と、被写体からの入射光を測光する第3の工程と、
測光する入射光のうち、所定の時間経過後の測光により
得られる電気信号の積分を開始させるとともに、閃光発
光を受けた被写体からの入射光を受光する装置に撮像開
始のタイミング信号を供給する第4の工程と、積分した
電気信号の信号レベルとあらかじめ設定した基準の信号
レベルとを比較して電気信号の信号レベルが基準の信号
レベル手段に達したかどうかを判定する第5の工程と、
判定が真のとき、パルス発光を停止させる発光停止信号
を生成する第6の工程とを含むことを特徴とする。
【0019】本発明の閃光発光制御装置の制御方法は、
微小発光モードにおいて、パルス発光用の制御信号を生
成し、この制御信号に応動してパルス発光させ、被写体
からの入射光を測光しながら、所定の時間経過後に測光
から得られる電気信号の積分を開始し、被写体からの入
射光を受光する装置に撮像開始のタイミング信号を供給
し、積分した電気信号の信号レベルが基準の信号レベル
手段に達したかどうかの判定に基づき、判定が真のと
き、パルス発光を停止させる発光停止信号を生成し、信
号レベルの積分を終了させ、不安定な発光期間を避けて
安定な期間中での正確な発光光量の制御を行わせるとと
もに、安定な期間に撮像を行って微小発光モードであり
ながら、安定な通常モードの発光による色温度と同等な
撮像を行わせている。
【0020】最後に、本発明は上述の課題を解決するた
めに、被写体に対してパルス発光を繰り返して行う微小
発光モードおよび通常の連続発光で行う通常モードを含
む閃光発光を行う閃光発光制御装置の制御方法におい
て、この方法は、通常モードにおいて、被写体に対して
通常に発光させる制御信号を生成する第1の工程と、制
御信号に応動して連続発光を行う第2の工程と、被写体
からの入射光を測光する第3の工程と、測光する入射光
のうち、所定の時間経過後の測光により得られる電気信
号の積分を開始させるとともに、閃光発光を受けた被写
体からの入射光を受光する装置に撮像開始の第1のタイ
ミング信号を供給する第4の工程と、積分した電気信号
の信号レベルとあらかじめ設定した基準の信号レベルと
を比較して電気信号の信号レベルが基準の信号レベル手
段に達したかどうかを判定する第5の工程と、判定が真
のとき、この連続発光を停止させる発光停止信号を生成
する第6の工程とを含むことを特徴とする閃光発光制御
装置の制御方法。
【0021】本発明の閃光発光制御装置の制御方法は、
通常モードにおいて、連続発光用の制御信号を生成し、
この制御信号に応動して連続発光させ、被写体からの入
射光を測光しながら、所定の時間経過後に測光から得ら
れる電気信号の積分および入射光の撮像を開始し、積分
した電気信号の信号レベルが基準の信号レベル手段に達
したかどうかの判定に基づき、判定が真のとき、連続発
光を停止させる発光停止信号を生成させることにより、
発光の安定な期間中での正確な発光光量の制御を行わ
せ、再現性の高い安定な色温度の撮像を行わせている。
【0022】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる閃光発光機能付電子スチルカメラの実施例を詳細に
説明する。
【0023】本実施例は、本発明の閃光発光機能付電子
スチルカメラを適用したディジタルカメラ10について説
明する。また、本発明は本発明と直接関係のない部分に
ついて図示および説明を省略する。ここで、信号の参照
符号はその現れる接続線の参照番号で表す。
【0024】ディジタルカメラ10には、光学レンズ系1
2、操作部14、システム制御部16、ドライバ部18、閃光
発光部20、メカニカルシャッタ22、撮像部24、前処理部
26、信号処理部28、圧縮/伸長部30、ストレージ部32、
およびモニタ34が備えられている。これら各部を順次説
明する。
【0025】光学レンズ系12は、たとえば、複数枚の光
学レンズを組み合わせて構成されている。光学レンズ系
12には、具体的な構成を図示しないが、これら光学レン
ズの配置する位置を調節して画面の画角を操作部14から
の操作信号14a に応じて調節するズーム機構や被写体10
0 とカメラ10との距離に応じてピント調節する、AF(Au
tomatic Focus :自動焦点)調節機構が含まれている。
後述するように操作信号14a は、システム制御部16に供
給される。システム制御部16は制御信号16a をドライバ
部18に供給する。また、制御信号16b が、システム制御
部16から信号処理部28にも供給される。ドライバ部18は
供給される制御信号16a に応じて動作して光学レンズ系
12に駆動信号18a を出力する。
【0026】操作部14には、図示しないがレリーズシャ
ッタボタンやたとえばモニタ画面に各種の項目を表示さ
せ、表示項目のなかからカーソルを用いて選択する選択
機能等がある。操作部14には、これら各種の機能選択の
うち、静止画・動画設定部が含まれている。静止画・動
画設定部は、設定した結果が別な操作信号として出力し
ている(図示せず)。操作部14は選択した操作に関する
情報として操作信号14a をシステム制御部16に供給す
る。
【0027】システム制御部16は、たとえば CPU(Cent
ral Processing Unit :中央演算処理装置)を有する。
システム制御部16には、ディジタルカメラ10の動作手順
が書き込まれた ROM(Read Only Memory:読み出し専用
メモリ)がある。システム制御部16は、たとえば、ユー
ザの操作に伴って操作部14から供給される情報、すなわ
ち操作信号14a とこの ROMが有する情報とを用いて各部
の動作を制御する制御信号16a, 16b, 16c を生成する。
システム制御部16は、生成した制御信号16a を図示して
いないが前処理部26、圧縮/伸長部30、ストレージ部32
およびモニタ34にも供給し、制御信号16c を閃光発光部
20に供給している。
【0028】図1に示していないがディジタルカメラ10
はタイミング信号発生部を有している。タイミング信号
発生部は、ディジタルカメラ10を動作させる基本クロッ
ク(システムクロック)を発生する発振器を有する。発
振器にはたとえば、VCO (Voltage Controlled Oscillat
or)方式等が用いられている。また、タイミング信号発
生部はこの基本クロックをシステム制御部16や信号処理
部28等のほとんどすべてのブロックに供給するととも
に、基本クロックを分周して様々な信号も生成してい
る。
【0029】特にタイミング信号発生部は、この基本ク
ロックを用い、制御信号16a に基づいて各部の動作をタ
イミング調節するタイミング信号を生成する回路を含
む。タイミング信号発生部は、ドライバ部18に生成した
タイミング信号を供給している。また、タイミング信号
発生部は、前処理部26等の動作タイミングとして供給す
るようにタイミング信号を供給している。この他、図1
に示す各部に図示していないが各種のタイミング信号が
供給されている。
【0030】ドライバ部18は、供給されるタイミング信
号を用いて、駆動パルス18a, 18b,および18c をそれぞ
れ、生成し、光学レンズ系12、メカニカルシャッタ22、
および撮像部24に供給する。駆動パルス18c は、たとえ
ば静止画用と動画用のモードに対応して得られた信号電
荷を撮像部24から出力するように供給される。
【0031】閃光発光部20には、閃光発光制御部200 、
発光部202 、受光部204 、積分器206 、基準電圧源回路
208 、および比較器210 が含まれている。閃光発光制御
部200 は、図示しないが、たとえば被写体100 とカメラ
10との間の距離に基づいて閃光発光部20のモードに応じ
た発光駆動信号200aを生成する発光駆動信号生成部と、
発光から所定の時間が経過した後の測光および撮像開
始、ならびに発光停止のタイミングを供給する動作制御
信号200bを生成する動作制御信号生成部とを含んでい
る。
【0032】発光駆動信号生成部は、システム制御部16
からの制御信号16c を撮像開始信号として用い、かつシ
ステム制御部16が有する被写体100 とカメラ10との間の
距離情報および露光に関する情報から近距離対応の微小
発光モードと中・遠距離対応の通常モードといずれのモ
ードを用いるかを判定して、発光駆動信号200aの生成を
行う機能を有する。発光駆動信号200aは各モードに応じ
て発光させる光量をパルス幅や信号の幅で表す信号であ
る。
【0033】また、動作制御信号生成部は、上述した動
作制御信号200bを生成し、積分器206 およびドライバ部
18に供給する。動作制御信号200bは、上述した制御信号
16cを撮像開始信号と比較器210 から供給される発光停
止信号20a に基づくタイミングで生成される。動作制御
信号200bは撮像開始信号が供給されてから所定の時間経
過した後に測光および撮像開始させるタイミングと、発
光停止信号20a が供給された際に積分の停止および撮像
終了のタイミングとを供給する。動作制御信号生成部に
は、図示していないがパルス幅よりも短い時間幅のクロ
ックが供給されている。動作制御信号生成部は、たとえ
ばこのクロックをカウントして所定の時間を計測してい
る。また、所定の時間には、前述した距離および露出情
報等からの経験的な値をが設定されている。動作制御信
号に応動したタイミングについては後段でさらに説明す
る。
【0034】発光部202 は、たとえば、コンデンサに蓄
積したエネルギーを短時間に放電させてガラス管に封入
された希ガスのキセノンを電気的に発光させる装置であ
る。発光部202 は閃光発光制御部200 からの発光駆動信
号200aに応じて昼光色に近い光を発生させる。
【0035】受光部204 には、被写体100 からの入射光
を入射光量に応じた電気信号に変換する専用の受光素子
(図示せず)が配設されている。受光部204 は、受光素
子から得られた電気信号にI/V 変換を施し電圧信号204a
にして積分器206 に供給する。
【0036】積分器206 は供給される電圧信号204aを蓄
積し、蓄積した積分出力信号206aを比較器210 の一端側
の端子210aに出力する。基準電圧源回路208 は、閃光発
光のモードに応じてカメラ10の許容受光光量を制限する
閾値を基準電圧として出力する機能を有している。基準
電圧源回路208 は、図示していないが出力する信号レベ
ルを規定する閾値情報をたとえば、システム制御部16か
らの供給や回路208 内のROM にあらかじめ記憶させた情
報に基づいて閾値情報を設定させたりしている。基準電
圧源回路208 は、閾値情報に基づく基準電圧信号208aを
比較器210 の他端側の端子210bに供給する。
【0037】比較器210 は、それぞれ、端子210a, 210b
に供給される積分出力信号206aと基準電圧信号208aの信
号レベルを比較判定する。比較器210 は、供給される信
号レベルが等しいかどうか比較判定し、この条件が満た
される際にレベル「H 」の信号を発光停止信号20a とし
て出力する。
【0038】メカニカルシャッタ22は、操作部14のレリ
ーズシャッタボタンの押圧操作に応じて閉口動作させ、
露出を終了させる機能を有する。動作順序は、レリーズ
シャッタボタンの押圧操作により、たとえば、システム
制御部16が制御信号16a を生成してドライバ部18に供給
する。メカニカルシャッタ22はドライバ部18から供給さ
れる駆動信号18b に応じて動作する。
【0039】撮像部26は図示していないが光学ローパス
フィルタおよび色フィルタが固体撮像素子 (Charge Cou
pled Device: 以下、CCD という)の入射光側に一体的
に設けられた単板カラーCCD センサである。これは、光
学レンズ系12で結像された光学像が固体撮像素子の受光
部の各撮像素子に到達した光量に応じた出力信号24aを
出力する。色フィルタには色フィルタセグメントとCCD
とが一対一の対応関係に一体形成されている。
【0040】撮像素子には、CCD の他MOS(Metal Oxide
Semiconductor: 金属酸化型半導体)タイプの固体撮像
デバイスもある。撮像部26では、供給される駆動信号18
c に応じて光電変換によって得られた信号電荷を所定の
タイミングとして、たとえば、垂直ブランキング期間に
フィールドシフトにより垂直転送路に読み出され、この
垂直転送路をラインシフトした信号電荷が水平転送路に
供給される。この水平転送路を経た信号電荷は図示しな
い出力回路による電荷/電圧変換によってアナログ電圧
信号24a にされて前処理部26に出力される。固体撮像素
子は、CCD タイプでは信号電荷の読出しモードに応じて
間引き読出しや全画素読出しを用いる。
【0041】前処理部26は、図示しないが相関二重サン
プリング部(Correlated Double Sampling :以下、CDS
という)およびA/D 変換部を有している。CDS 部は、ア
ナログ電圧信号に含まれる1/f 雑音やリセット雑音の低
減に寄与して、ノイズ除去を行う。また、前処理部26は
ここでガンマ補正を行うようにしてもよい。ノイズ成分
が除去された出力信号がA/D 変換部に送られる。A/D 変
換部は、供給されるアナログ信号の信号レベルを所定の
量子化レベルにより量子化してディジタル信号26a に変
換するA/D 変換器を有する。A/D 変換部は、図示しない
タイミング信号発生部から供給される変換クロック等の
タイミング信号により変換したディジタル信号26a を信
号処理部28に出力する。
【0042】信号処理部28は、あらわに示していないが
ガンマ補正やホワイトバランス等の調整を行う機能を有
するとともに、色差マトリクス処理を行って輝度データ
および色差データの生成処理を行う回路を有している。
ここでのガンマ補正は、消費電力や回路規模を小さくし
て信号処理のビット数を低減すること等も可能にしてい
る。このガンマ補正処理をたとえば、前処理部26ですで
に行っている場合、省略する。図示しないが色差マトリ
クス部は、ここで行うマトリクス演算にこれまで用いて
きた従来の算出式を用いて、輝度データY および色差デ
ータCr, Cb(28a)を生成している。このようにして信号
処理部28は、生成した輝度データY 、色差データCr, Cb
(28a )を圧縮/伸長部30に供給する。
【0043】圧縮/伸長部30は、信号処理部28から供給
された1フレーム分の輝度データYと色差データCr, C
b(28a )を一時的に記憶するフレームメモリと、たとえ
ば、直交変換を用いたJPEG(Joint Photographic Exper
ts Group)規格での圧縮を施す回路と、この圧縮した画
像を再び元のデータに伸長する回路とを有する。ここ
で、フレームメモリは、信号処理部28でフレームメモリ
を用いているときこれと兼用してもよい。ここで、複数
のフレームメモリを所有すると、動画の記録、すなわち
連写等の処理において有利である。また、圧縮はJPEGに
限定されるものでなく、MPEG(Moving Picture coding
Experts Group )や動画像の1枚1枚のフレームにJPEG
を適用するモーションJPEG等の圧縮方法がある。
【0044】圧縮/伸長部30は、システム制御部16の制
御により記録時には圧縮したデータをストレージ部32に
供給する。圧縮/伸長部30は、供給される間引き処理さ
れた輝度データY 、色差データCr , Cb をシステム制御
部16の制御によりスルーさせてモニタ34に供給すること
もできる。圧縮/伸長部32が伸長処理を行う場合、逆に
ストレージ部32から読み出したデータを圧縮/伸長部30
に取り込んで処理する。ここで処理されたデータはフレ
ームメモリに記憶された後、システム制御部16の制御に
より圧縮/伸長部30は、所要の順序でフレームメモリの
データを読み出し、モニタ34に供給して表示させる。
【0045】ストレージ部32は、記録媒体に記録する記
録処理部と、記録媒体から記録した画像データを読み出
す再生処理部とを含む(ともに図示せず)。記録媒体に
は、たとえば、いわゆる、スマートメディア(登録商
標)のような半導体メモリや磁気ディスク、光ディスク
等がある。磁気ディスク、光ディスクを用いる場合、画
像データを変調する変調部とともに、この画像データを
書き込むヘッドがある。
【0046】モニタ34は、システム制御部16の制御によ
り供給される輝度データY および色差データCr, Cbまた
は三原色RGB のデータを画面の大きさを考慮するととも
に、タイミング調整して表示する機能を有する。
【0047】このようにディジタルカメラ10は構成して
撮像した画像に対して信号処理を施し、記録している。
また、記録した画像データを再生してモニタ34に表示さ
せることも行っている。
【0048】次にディジタルカメラ10の動作を説明する
(図2を参照)。ユーザによる操作部14のレリーズシャ
ッタボタン操作に応じてシステム制御部16が制御信号16
c 、すなわち撮像開始信号を閃光発光制御部200 に供給
する。この際に撮像開始信号はレベル「L 」から「H 」
に立ち上げる(図2(a); 時刻t1)。閃光発光制御部200
の発光駆動信号生成部でモードに応じた発光駆動信号20
0aが生成される。基本的にモードには微小発光モードお
よび通常モード等がある。
【0049】微小発光モードを説明する。このモードの
とき、所定のパルス幅のパルスを所定の間隔ごとに複数
回生成するとともに、発光部202 に発光駆動信号200aと
して供給する(図2(b)を参照)。発光部202 では、発光
駆動信号200aに応動してパルス発光が行われる。図2(c)
には発光タイミングおよび発光光量を示している。
【0050】閃光発光制御部200 の動作制御信号生成部
では、たとえば時刻t1から次のパルスが印加される時刻
t2までの時間を所定の時間として計測し、時刻t2になっ
たと同時に時間計測信号をレベル「H 」から「L 」にレ
ベル変化させる(図2(d)を参照)。このレベル変化のタ
イミングで積分器206 がリセットされる。このリセット
後にただちに積分器206 において積分が行われる(図2
(e)の積分波形を参照)。閃光発光制御部200 は、この
ようなタイミングでの制御が行われるように動作制御信
号200bを積分器206 およびドライバ部18に供給してい
る。本実施例で動作制御信号200bはレベル「L 」から
「H 」への立上りタイミングで上述した各部分の動作を
開始させる。
【0051】積分器206 ではこのタイミングで供給され
る動作制御信号200bをリセットタイミング信号として用
いる。また、ドライブ部18では動作制御信号200bを露光
開始タイミング信号として用いる。
【0052】ドライバ部18では、露光開始タイミングの
供給に応動して電子シャッタパルスを生成させる駆動信
号18b を撮像部24に出力する。この結果電子シャッタパ
ルスが撮像部24に印加される(図2(g)を参照)。電子シ
ャッタパルスは撮像部24の2次元に配設された撮像素子
(受光部)に蓄積した信号電荷を基板に掃き出す。この
後に露光が開始される。
【0053】比較器210 は、積分波形の信号レベルが基
準電圧で表される閾値に達したかどうかの比較判定を時
刻t2以降継続して行っている。積分レベルと閾値とが一
致したとき(時刻t3)、比較器210 はこの一致を示す発
光停止信号20a を閃光発光制御部200 に出力する。発光
停止信号20a はレベル「L 」から「H 」に変化させる。
閃光発光制御部200 は動作制御信号生成部を用いて発光
停止信号20a のタイミングに同期して動作制御信号200b
の信号レベルを「H 」から「L 」に変化させる(図2(h)
を参照)。
【0054】ドライバ部18では、このときCCD の受光部
に対して電子シャッタパルスを印加して信号電荷を掃き
捨てるとともに、閉口させる駆動信号18b をメカニカル
シャッタ22に供給する。この駆動信号18b の供給を受け
てメカニカルシャッタ22は、開状態から閉状態になる。
カメラ10の露光期間T は電子シャッタのオンした後から
メカニカルシャッタ22を閉状態とみなすタイミングまで
の時間である。
【0055】メカニカルシャッタ22が完全に閉状態にな
った後(時刻t4)、撮像素子から垂直CCD に移送させた
信号電荷を垂直方向に転送させて読み出し、さらに直交
する水平CCD を介して信号電荷を撮像部24から読み出し
ている。
【0056】微小発光モードを用いる近距離撮影の場合
にたとえば数十マイクロ秒程度で間欠的に発光させるよ
うに制御して発光色温度が安定化した後に露光を行うこ
とにより、絞り等を用いることなく、調光することがで
きる。間欠的な発光でありながら、安定化した発光を露
光に用いることにより、通常モードの連続発光と同等な
発光色温度で撮像することができる。
【0057】これに対して、図3に示す比較例は本実施
例と比べてそれぞれ行う同じ処理を行っている。しかし
ながら、いくつかの動作タイミングが異なっている。特
に、両者の異なる点は比較例において時刻t1と時刻t2
同じである点である。すなわち、閃光初回発光開始と積
分開始タイミングが一致している。一般的に基板には最
初の駆動信号(トリガパルス)の影響で非常に大きなノ
イズが発生する。基板内の回路、特に比較器は、この影
響から誤って発光停止信号20a を出力してしまう可能性
が高い。これが生じると、発光してもカメラは被写界の
撮像をしないことになる。
【0058】本実施例は、積分開始タイミングは閃光初
回発光開始からある適当な時間経過後、少なくとも第一
回目の駆動信号から次の駆動信号が供給されるまで積分
器206 および比較器210 を停止するように動作させ、ノ
イズ等の影響が及ばないようにしている。これにより本
実施例はこのような誤動作を防止することができる。
【0059】次にディジタルカメラ10のもうひとつの通
常モードにおける動作を説明する(図4を参照)。通常
モードとは連続発光させるモードである。また、符号t1
〜t4はそれぞれ、図2および図3で用いたものと同じ動
作タイミングを示す。また、図1も参照しながら説明す
る。この場合もユーザのレリーズシャッタボタンの押圧
操作によりシステム制御部16が制御信号16c 、すなわち
撮像開始信号を閃光発光制御部200 に供給する。この際
に撮像開始信号はレベル「L 」から「H 」に立ち上げる
(図4(a); 時刻t1)。撮像開始信号の立上りからただち
に時間計測も開始する。時間計測はたとえば、所定の発
光駆動期間よりも短い周期のクロックを用いてカウント
して行ってもよい。閃光発光制御部200 の発光駆動信号
生成部で通常モードに応じた発光駆動信号200aを生成す
る(図4(b);時刻t1)。
【0060】発光駆動信号200aが発光部202 に供給され
る。発光部202 は発光駆動信号200aの供給にともない発
光を開始させる(図4(c);時刻t1)。時間計測は、撮像
開始後、あらかじめ規定した時間の時間経過が検出され
た際に時間計測信号を立ち下げる(図4(c);時刻t2)。
閃光発光制御部200 では、このとき、動作制御信号200b
のレベルを「L 」から「H 」に立ち上げる(図4(f);時
刻t2)。
【0061】このタイミングで供給される動作制御信号
200bは積分器206 にとってリセットパルスに相当する。
積分器206 は蓄積している信号をゼロにセットした後、
積分を開始する(図4(e);時刻t2)。同時に動作制御信
号200bはドライブ部18にも供給される。ドライブ部18
は、このタイミングでのレベル遷移により電子シャッタ
パルスを生成して駆動信号18c を介して撮像部24に供給
する(図4(g);時刻t2)。これにより撮像部24は撮像を
開始する。したがって、実際の撮像は、撮像開始(t1
から実際の撮像開始まで時間TD分ずれている(図4(g)を
参照)。
【0062】比較器210 では積分した波形レベルと基準
電圧源回路208 から供給される目標露光量に対応するレ
ベルを閾値として両レベルを比較し、同レベルに達した
かどうかを判定している。レベルが一致した際に(図4
(e);時刻t3)、比較器210 はレベル「H 」の発光停止
信号20c を閃光発光制御部200 に出力する(図4(h);時
刻t3)。閃光発光制御部200 は、発光停止信号20c の供
給に応動してレベルを「H 」から「L 」に立ち下げる
(図4(f);時刻t3)。
【0063】動作制御信号200bは供給する積分器206 の
積分を停止させ、ドライバ部18はメカニカルシャッタを
閉口動作させる駆動信号18b を生成する。メカニカルシ
ャッタ22は駆動信号18b を受けて閉口させる(図4(i);
時刻t3)。撮像開始からメカニカルシャッタが閉じるま
での時間がカメラ10の露光時間T である。完全にメカニ
カルシャッタ22が閉じた後、所定の時間が経過してから
信号電荷に読出しが行われる(図4(j);時刻t4)。
【0064】通常モードにおいても所定の時間経過後か
ら露出する。すなわち、これは色温度が安定しない初期
の発光部202 の発光立上り期間における測光および撮像
を禁止して、色温度がより安定になった後、被写界から
の入射光による露光量制御を行って適正露出の撮像を行
うことを意味する。この所定の時間は、発光開始後数10
0 マイクロ秒以上の時間である。
【0065】これに対する図5の比較例は、撮像開始と
同時に生成された発光駆動信号200aが発光部202 に供給
され、発光が開始するとともに、発光停止のタイミング
の情報提供を行う積分器206 およびドライブ部18も積分
および駆動信号の生成を開始する。積分および撮像は発
光光量に対応する積分した信号レベルが閾値に達し、発
光停止信号20c が比較器210 から出力されるまで行われ
る(図5(d);時刻t3)。特に、動作開始のタイミングが
このように通常モードでも不安定な期間を含む発光を撮
像に用いていることから所望の色温度からかけ離れた入
射光を撮像してしまう可能性が高い。
【0066】本実施例のように安定した色温度を示す発
光を受けた被写体100 からの入射光を撮像し、適正な光
量を受光して撮像することができる。
【0067】前述したことから明らかなように、カメラ
10の閃光発光は近距離撮影時の微小発光モードでも通常
モードでも安定な色温度でこれらのモードに依存しない
撮像が可能になることがわかる。この撮像によって得ら
れた撮像信号24a を前処理部26に供給して画像データ26
a にする。画像データ26a は信号処理部28に供給され
る。信号処理部28は、各種信号処理を供給された画像デ
ータ26a に対して施し、画像データ28a として出力す
る。これらの信号処理のうち、たとえば、ホワイトバラ
ンス調整は各モードごとに対応した調整が不要になり、
ひとつの色温度に合うように調整するとよい。すなわ
ち、同一条件に沿った画像処理が可能になる。
【0068】なお、本実施例の説明では第二回目の発光
から受光出力の積分を開始することとしたが、第二回目
に限らず複数回の発光の後積分開始してもよく、積分開
始までの時間は閃光放電管の特性や発光制御のパルス期
間や繰返し周期等により決定する。
【0069】さらに前述した2つのモードを組み合わせ
た場合について簡単に説明する(図6を参照)。ここで
用いる符号t1〜t3は先の実施例の説明で用いたものと同
じタイミングで動作している。この組合せモードは、発
光開始から一定数のパルス発光までをパルス発光させて
発光部202 の不安定な起動状態を避けて安定なパルス発
光を行い、その後連続発光をさせている。
【0070】このモードは、発光開始後、図6(d)の動作
制御信号200bの立上り(t2)で積分を開始し、図示しない
がこのタイミングで撮像開始させる駆動信号18c を生成
させる。発光駆動信号200aは図6に示す4個のパルス駆
動信号を供給するなかで、最初の起動時に発光部202 に
現れるトリガパルスの影響をなくし、発光部202 の安定
した色温度の発光が可能なようにした後、連続発光の発
光駆動信号200aを供給し、被写体100 に向けて発光させ
ている(図6(b),(c)を参照)。このような順序で発光さ
せ、起動済み状態にあることにから、連続発光時のこれ
まで不安定な発光期間とした期間がなくなる。したがっ
て、連続発光時に積分および撮像開始を送らせることな
く、そのままの発光を用いている。したがって、被写体
100 からの入射光が受光部204 で受光されるが、実際に
積分器206 での積分は動作制御信号200bがオン状態にな
ったときの時刻t2からリセットして行われる。積分の終
了は、比較器210 に供給される積分した信号レベル206a
が閾値208aに達したとき(時刻t3)で発光停止信号20c
を出力する。動作制御信号200bはオフ状態になり、積分
の停止および撮像の終了を報知する。図示しないがドラ
イブ部18ではメカニカルシャッタ22を閉じるように駆動
信号18b を生成する。メカニカルシャッタ22が閉じて撮
像が終了する。
【0071】ところで、カメラ10の撮像部24において、
撮像直前に撮像素子が蓄積する残留電荷をリセットする
ためドライブ部18から電子シャッターパルスを印加させ
ていたが、この方法に限定されるものでなく、トランス
ファーゲートパルスを生成し、撮像素子上の電荷を垂直
転送路に移動することにより信号電荷を除去させてもよ
い。また、同様に積分器206、基準電源回路208および比
較器210 は動作制御信号200bがオン状態になるまで通常
動作停止させ、オン状態の期間中だけ動作させてもよ
い。
【0072】以上のように構成することにより、システ
ム制御部16からの制御信号16c に応動して閃光発光部20
の閃光発光制御部200 が制御され、閃光発光制御部200
が発光部202 を制御して閃光発光させ、これにともなっ
て被写体100 からの入射光量を受光部204 で測光し、閃
光発光制御部200 では測光して得られた電気信号の積分
および入射光の撮像の開始、ならびに比較器210 からの
発光停止信号20c に応動した電気信号の積分および入射
光の撮像の終了のタイミング制御を動作制御信号200bで
行って、閃光発光の不安定な発光期間を避けて安定な期
間中での正確な発光光量の制御を行わせている。これに
より、微小発光モードや通常モードの区別なく、安定な
期間に撮像を行うことができ、安定な通常モードの発光
による色温度と同等にして撮像することが可能になるか
ら、信号処理部28での画像処理、特にホワイトバランス
の調整をモードによらず、共通化させることができる。
【0073】なお、本実施例の説明では電子スチルカメ
ラについて説明したが、電子スチルカメラに限定するも
のではなく、閃光装置自体やこの閃光装置を用いて撮影
する装置および閃光装置の制御に適用できることは明ら
かである。
【0074】
【発明の効果】このように本発明の閃光発光機能付電子
スチルカメラおよびその制御方法によれば、システム制
御手段からの制御信号に応動して発光制御手段が制御さ
れ、この発光制御手段が発光手段を制御して閃光発光さ
せ、これにともなって被写体からの入射光量を測光手段
で測光し、発光制御手段では測光して得られた電気信号
の積分および入射光の撮像の開始、ならびに発光停止信
号生成手段からの発光停止信号に応動した電気信号の積
分および入射光の撮像の終了のタイミング制御を行っ
て、閃光発光の不安定な発光期間を避けて安定な期間中
での正確な発光光量の制御を行わせて、安定な期間に撮
像を行って微小発光モードでありながら、安定な通常モ
ードの発光による色温度と同等にして撮像することによ
り、信号処理手段での画像処理、特にホワイトバランス
の調整をモードによらず、共通化させることができ、処
理の効率的な運用を行うことができる。
【0075】また、本発明は、閃光発光開始時に受ける
多大なトリガーパルスにともなう影響を開始タイミング
をずらすことで回避することができ、たとえば閃光制御
回路基板に発生するノイズによって、発光停止信号が出
力される誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の閃光発光機能付電子スチルカメラを適
用したディジタルカメラの概略的な構成を示すブロック
図である。
【図2】図1のディジタルカメラにおける微小発光モー
ドでの閃光発光および撮像の動作を説明するタイミング
チャートである。
【図3】図2のディジタルカメラに対する比較例の動作
を説明するタイミングチャートである。
【図4】図1のディジタルカメラにおける通常モードで
の閃光発光および撮像の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図5】図4のディジタルカメラに対する比較例の動作
を説明するタイミングチャートである。
【図6】図1のディジタルカメラにおいて微小発光およ
び通常モードを組み合わせた閃光発光および撮像の動作
を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 ディジタルカメラ 12 光学レンズ系 14 操作部 16 システム制御部 18 ドライバ部 20 閃光発光部 22 メカニカルシャッタ 24 撮像部 28 信号処理部 200 閃光発光制御部 202 発光部 204 受光部 206 積分器 208 基準電圧源回路 210 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H053 AD08 AD12 BA62 BA91 BA92 CA41 2H054 AA01 3K098 AA01 AA04 AA05 AA06 AA15 BB13 BB20 5C022 AA13 AB15 AB22 AB66 AC42 AC52 AC54 AC55 AC69

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の撮像に際して、所望のタイミン
    グで前記被写体に対して閃光発光を行う閃光発光装置を
    備え、該装置が発した閃光発光を受けた被写体からの入
    射光を撮像し、得られる撮像信号に信号処理を施して記
    録する閃光発光機能付電子スチルカメラにおいて、該カ
    メラは、 前記被写界からの入射光を撮像して光電変換する撮像手
    段と、 前記撮像手段を駆動させる駆動信号を生成する駆動手段
    と、 前記閃光発光装置への前記閃光発光を起こさせる制御な
    らびに前記駆動手段の制御を行うシステム制御手段とを
    含み、 前記閃光発光装置は、前記閃光発光する発光手段と、 前記被写体からの入射光量を測光する測光手段と、 前記測光した入射光量に応じた電気信号の積算を行う積
    分手段と、 前記積算した電気信号と基準の発光光量に対応する基準
    信号との信号レベルを比較し、該比較結果に応じて発光
    停止信号を生成する発光停止信号生成手段と、 前記システム制御手段からの制御信号に応動した前記発
    光手段に対する発光制御を行うとともに、前記発光手段
    が複数回のパルス発光および/または連続発光を行うモ
    ードにおいて所定の時間経過後に前記積分手段の積分開
    始および前記撮像手段の信号電荷の蓄積を制御する閃光
    発光制御手段とを含むことを特徴とする閃光発光機能付
    電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカメラにおいて、前記
    閃光発光制御手段は、前記パルス発光のモードで少なく
    とも初回の発光期間後に前記タイミング制御を開始する
    ことを特徴とする閃光発光機能付電子スチルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のカメラにおい
    て、前記閃光発光制御手段は、発光を初回からの複数回
    をパルス発光させる第1の制御信号を生成し、その後通
    常の発光を行わせる第2の制御信号を生成することを特
    徴とする閃光発光機能付電子スチルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項に記載
    のカメラにおいて、前記駆動手段は、前記閃光発光制御
    手段のタイミング制御開始に応動して前記光電変換によ
    り得られた信号電荷を掃き出す電子シャッタパルスを前
    記撮像手段に供給することを特徴とする閃光発光機能付
    電子スチルカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか一項に記載
    のカメラにおいて、前記駆動手段は、前記閃光発光制御
    手段のタイミング制御開始に応動して前記光電変換によ
    り得られた信号電荷を垂直転送する垂直転送路に転送さ
    せる転送パルスを前記撮像手段に供給することを特徴と
    する閃光発光機能付電子スチルカメラ。
  6. 【請求項6】 所望のタイミングで被写体に対して行う
    閃光発光にパルス発光を繰り返して行う微小発光モード
    および通常の連続発光で行う通常モードを含み、該閃光
    発光を受けた被写体からの入射光を撮像し、得られる撮
    像信号に信号処理を施して記録する閃光発光機能付電子
    スチルカメラの制御方法において、該方法は、 前記微小発光モードにおいて、前記所望のタイミングで
    前記被写体に対する前記パルス発光を繰り返す制御信号
    を生成する第1の工程と、 前記制御信号に応動してパルス発光を行う第2の工程
    と、 前記被写体からの入射光を測光する第3の工程と、 前記測光する入射光のうち、所定の時間経過後の測光に
    より得られる電気信号の積分を開始するとともに、該開
    始と同時に前記被写界からの入射光での撮像を開始させ
    る第4の工程と、 前記積分した電気信号の信号レベルとあらかじめ設定し
    た基準の信号レベルとを比較して前記電気信号の信号レ
    ベルが前記基準の信号レベル手段に達したかどうかを判
    定する第5の工程と、 前記判定が真のとき、前記パルス発光を停止させる発光
    停止信号を生成する第6の工程とを含むことを特徴とす
    る閃光発光機能付電子スチルカメラの制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法において、第4の
    工程は、少なくとも初回の発光期間後に前記電気信号の
    積分および前記入射光の撮像を開始することを特徴とす
    る閃光発光機能付電子スチルカメラの制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の方法におい
    て、第1の工程は、前記微小発光モードで発光を初回か
    らの複数回をパルス発光させる第1の制御を行い、その
    後通常発光モードで通常の発光を行わせる第2の制御を
    行うことを特徴とする閃光発光機能付電子スチルカメラ
    の制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項6ないし8のいずれか一項に記載
    の方法において、第4の工程は、前記入射光の撮像に際
    して該撮像の開始を示すタイミング信号として前記入射
    光を光電変換して得られた信号電荷を掃き出させる電子
    シャッタパルスを用いることを特徴とする閃光発光機能
    付電子スチルカメラの制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項6ないし8のいずれか一項に記
    載の方法において、第4の工程は、前記入射光の撮像に
    際して該撮像の開始を示すタイミング信号として前記入
    射光を光電変換して得られた信号電荷を垂直転送する垂
    直転送路に転送させる転送パルスを用いることを特徴と
    する閃光発光機能付電子スチルカメラの制御方法。
  11. 【請求項11】 所望のタイミングで被写体に対して行
    う閃光発光にパルス発光を繰り返して行う微小発光モー
    ドおよび通常の連続発光で行う通常モードを含み、該閃
    光発光を受けた被写体からの入射光を撮像し、得られる
    撮像信号に信号処理を施して記録する閃光発光機能付電
    子スチルカメラの制御方法において、該方法は、 前記通常モードにおいて、前記所望のタイミングで前記
    被写体に対して前記通常の連続発光させる制御信号を生
    成する第1の工程と、 前記制御信号に応動して前記連続発光を行う第2の工程
    と、 前記被写体からの入射光を測光する第3の工程と、 前記測光する入射光のうち、所定の時間経過後の測光に
    より得られる電気信号の積分を開始するとともに、該開
    始と同時に前記被写界からの入射光での撮像を開始させ
    る第4の工程と、 前記積分した電気信号の信号レベルとあらかじめ設定し
    た基準の信号レベルとを比較して前記電気信号の信号レ
    ベルが前記基準の信号レベル手段に達したかどうかを判
    定する第5の工程と、 前記判定が真のとき、前記連続発光を停止させる発光停
    止信号を生成する第6の工程とを含むことを特徴とする
    閃光発光機能付電子スチルカメラの制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の方法において、第1
    の工程は、前記微小発光モードで発光を初回からの複数
    回をパルス発光させる第1の制御を行い、その後通常モ
    ードで通常の発光を行わせる第2の制御を行うことを特
    徴とする閃光発光制御装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 被写体に対してパルス発光を繰り返し
    て行う微小発光モードおよび通常の連続発光で行う通常
    モードを含む閃光発光を行う閃光発光制御装置の制御方
    法において、該方法は、 前記微小発光モードにおいて、前記被写体に対する前記
    パルス発光を繰り返す制御信号を生成する第1の工程
    と、 前記制御信号に応動してパルス発光を行う第2の工程
    と、 前記被写体からの入射光を測光する第3の工程と、 前記測光する入射光のうち、所定の時間経過後の測光に
    より得られる電気信号の積分を開始させるとともに、前
    記閃光発光を受けた被写体からの入射光を受光する装置
    に撮像開始のタイミング信号を供給する第4の工程と、 前記積分した電気信号の信号レベルとあらかじめ設定し
    た基準の信号レベルとを比較して前記電気信号の信号レ
    ベルが前記基準の信号レベル手段に達したかどうかを判
    定する第5の工程と、 前記判定が真のとき、前記パルス発光を停止させる発光
    停止信号を生成する第6の工程とを含むことを特徴とす
    る閃光発光制御装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の方法において、第4
    の工程は、少なくとも初回の発光期間後に前記電気信号
    の積分および前記入射光の撮像を開始することを特徴と
    する閃光発光制御装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の方法において、第1
    の工程は、前記微小発光モードで発光を初回からの複数
    回をパルス発光させる第1の制御を行い、その後通常モ
    ードで通常の発光を行わせる第2の制御を行うことを特
    徴とする閃光発光制御装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 被写体に対してパルス発光を繰り返し
    て行う微小発光モードおよび通常の連続発光で行う通常
    モードを含む閃光発光を行う閃光発光制御装置の制御方
    法において、該方法は、 前記通常モードにおいて、前記被写体に対して前記通常
    に発光させる制御信号を生成する第1の工程と、 前記制御信号に応動して前記連続発光を行う第2の工程
    と、 前記被写体からの入射光を測光する第3の工程と、 前記測光する入射光のうち、所定の時間経過後の測光に
    より得られる電気信号の積分を開始させるとともに、前
    記閃光発光を受けた被写体からの入射光を受光する装置
    に撮像開始の第1のタイミング信号を供給する第4の工
    程と、 前記積分した電気信号の信号レベルとあらかじめ設定し
    た基準の信号レベルとを比較して前記電気信号の信号レ
    ベルが前記基準の信号レベル手段に達したかどうかを判
    定する第5の工程と、 前記判定が真のとき、該連続発光を停止させる発光停止
    信号を生成する第6の工程とを含むことを特徴とする閃
    光発光制御装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8098986B2 (en) 2006-01-19 2012-01-17 Casio Computer Co., Ltd. Camera with light emitting function

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