JP2002212102A - 電気化学的生理活性微粒子 - Google Patents

電気化学的生理活性微粒子

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JP2002212102A JP2001014922A JP2001014922A JP2002212102A JP 2002212102 A JP2002212102 A JP 2002212102A JP 2001014922 A JP2001014922 A JP 2001014922A JP 2001014922 A JP2001014922 A JP 2001014922A JP 2002212102 A JP2002212102 A JP 2002212102A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 口腔より摂取して生体の組織に陰イオンが豊
富な雰囲気を形成する。 【解決手段】 動植物の生体内に負荷電を供給して生理
活性を発現させる電気化学的生理活性微粒子であって、
電気化学的生理活性微粒子は、金、白金、パラジウムな
どの貴金属の微粒子、とりわけ、白金コロイドであり、
コロイド中の白金粒子は、単一粒子で2〜3nm、単一
粒子が鎖状になって4〜8nmオーダーで分散してい
る。白金コロイドは、生体内に陰イオンが豊富な場を形
成し、消化管膜に吸収される水分子に電位を与え続け
る。この性質は白金コロイドが口腔から摂取されたあ
と、大腸を通過して肛門より***されるまで維持され、
しかも白金コロイドは体内に滞留することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体に負電荷を供
給して体内に生理活性を付与する電気化学的生理活性微
粒子に関する。
【0002】
【従来の技術】電気生理的な特異な現象を起こす電気う
なぎはまさに特異な例であるが、我々の体内においても
電気うなぎとは異なるものの数々の電気生理的な現象が
引き起こされている。実際にも、体内の組織器官におけ
る電気現象は、筋電図、心電図や脳波などとして検知す
ることができる。我々の身体は、無数の細胞と、それに
細胞構造のない組織とから成り立ち、皮膚には、皮脂腺
や汗腺などの分泌腺があるために、外部から内部に向か
う電流が流れている。これを細胞を次元とする立場から
眺めてみると、細胞内外に、約30〜50mVの電位差
があって、外側は(+)、内側は(−)に荷電している
からだ、と説明することができる。この自然界は、電
子、イオン、および電磁気に満ちた世界である。それゆ
えに外界と我々の体内とは、皮膚、呼吸器、および消化
器などの外界と接する部分において、絶えず交流と感応
が営まれている。体内外の電磁気は、常にバランスを保
とうとしているようである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】空気イオンが生体に及
ぼす影響についてはなお判然としない点が少なくない
が、空気イオンが我々の仕事や情緒に対して明らかに影
響を与えているのは事実である。自然界の陰イオンが豊
富な場においては、体内の陰イオンが増加するとともに
体調がよくなり、逆に陽イオンの多いところでは、好ま
しくない影響が体内に与えられるといわれている。すな
わち、陰イオンは快適な気分を、また陽イオンは逆に不
愉快な気分をもたらす。一般に、陰イオンは、副交感神
経の刺激作用を持ち、異常な生体諸機能を生理的な状態
に復元せしめる。これも、その適量を考えることが必要
で、陰イオンといえども、その過剰な作用は、陽イオン
性である。陽イオンは、交感神経を刺激する。物質代謝
の観点から言えば、陰イオンは還元合成型、また、陽イ
オンは、酸化分解型の作用を有するのである(「水と生
命」 森下敬一著 美土里書房発行 1992年P67
〜77参照)。滝の近くが清々しいのは、滝口から落下
する水が空気中で水滴に***するときに付近の空気中に
負イオン(陰イオン)が発生するからであり、滝の付近
の空気中に負電気が存在することから、滝効果(レナー
ド効果)といわれている。
【0004】このような滝効果(レナード効果)の原理
を利用して空気中に陰イオンを発生させる装置が開発さ
れ、電気的に陰イオンを発生させる装置を含めて各種の
装置が実用化されている。このような装置は、要する
に、事務所、家庭内の環境を陰イオンが豊富な還元合成
型雰囲気に整えようというものである。事務所、家庭内
に形成された陰イオンが豊富な雰囲気に浸っているかぎ
り、その恩恵に浴することができる。しかし、一歩室外
に足を踏み出したときには、大気汚染の必然的な結果と
して空気は陽イオン化の傾向をたどり、それとともに、
人類の血液中にも、陽性荷電物質、つまり老廃物が増え
ていくのである。人間は、「失われゆく自然」の現状か
ら逃れるわけにはいかないが、このような現状により強
力に対応できるような手立ての出現が強く望まれてい
る。
【0005】本発明の目的は、口腔より摂取して生体の
組織に電子(e)を供給し続けることにより陰イオンが
豊富な雰囲気を形成する電気化学的生理活性微粒子を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による電気化学的生理活性微粒子において
は、生体内に陰イオンが豊富な場を形成し、生体内を通
過する間に生体の組織内の受容体に負電荷を供給しつづ
けて受容体の生理活性を維持するものである。また、口
腔より生体内に摂取される電気化学的生理活性微粒子で
あって、消化器官の粘膜を通して受容体である赤血球、
白血球に陰イオンを供給してコロイドの分散性を保持さ
せるものである。
【0007】また、界面活性剤によって処理された電気
化学的生理活性微粒子であって、水、アルコールなどの
溶媒に分散されているものである。
【0008】また、動植物の生体内に負荷電を供給して
生理活性を発現させる電気化学的生理活性微粒子であっ
て、電気化学的生理活性微粒子は、金、白金、パラジウ
ムなどの貴金属の微粒子である。
【0009】また、電気化学的生理活性微粒子は、白金
コロイドであり、コロイド中の白金粒子は、単一粒子で
10nm(100Å)以下、単一粒子が鎖状になった凝
集粒子が150nm(1500Å)オーダー以下で分散
しているものである。
【0010】また、白金コロイド中の粒子は、マイナス
(−)5mV以上の電位を持っているものである。
【0011】また、白金コロイド中の粒子は、化合物で
ない純粋の白金微粒子である。
【0012】また、白金コロイドは消化管膜に吸収され
る水分子に電位を与え続けることができ、この性質は白
金コロイドが口腔から摂取されたあと、大腸を通過して
肛門より***されるまで維持され、しかも白金コロイド
は体内に滞留することがないものである。
【0013】動物(人間を含む)は、免疫的には、消化
管、血管、リンパ管、神経管等の管の束であると考えら
れている。これらの管の内、例えば血管中を流れる血液
中の赤血球、白血球、血清蛋白中の免疫ガンマグロブリ
ンなどのほとんどのものが負電荷をもち、コロイドとし
て互いに反発しながら凝集することなくそれぞれの働き
をしている。これら負電荷が消滅すると凝集が始まる。
赤血球は酸素を運ばなくなると、たとえば、血栓の原因
になる。まさに「死の転機はコロイドの凝析からはじま
る」のである。
【0014】A・リュミエールは、「我々の病気の発生
と、コロイドの凝析との間には、密接な関係がある」と
いう。厳密にいえば、コロイドはそれが出来上がった瞬
間から、ゆるやかではあるが、コロイド粒子の大きさ、
組成、粘性、色、電気伝導度、および電解質に対する安
定度などは、時間の経過とともに、変化しはじめ、まっ
たくの外的な要因なしに、これらの変化がおこるといわ
れている(「水と生命」 森下敬一著 美土里書房発行
1992年、P107、P109参照)。
【0015】しかし、外部から赤血球に積極的に電子
(e)を与えつづけることができれば、赤血球のコロイ
ドとしての活性を維持することは可能である。この点は
植物も同じである。植物の茎をながれる樹液は負電荷で
ある。したがって、本発明による電気化学的生理活性微
粒子を植物の導管に供給することによって、コロイドと
しての樹液の活性を維持し、植物の生体としての機能を
活性化して生き生きとさせることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。本発明による電気化学的生理活性微粒子は、生体
内に電子(e)を供給し続けることにより陰イオンが豊
富な場を形成し、生体内を通過する間に生体の組織内の
受容体に負電荷を供給しつづけて受容体の生理活性を維
持するナノサイズの金属コロイド粒子である。図1にお
いて、すべての物質1は、ナノサイズオーダになると、
その物質1が本来保有する電荷2が表面電位として表れ
る。また、図2に示すように、ナノサイズのコロイド粒
子3は、粒子3の周囲に電気二重層を形成し、その最外
郭部分には、電気双極子の配向により、水の***による
界面現象と同様に、負電荷4が集まり、この結果コロイ
ド粒子3が電子の供与体となって、生体の受容成分に電
子を与えつづける。
【0017】図3は、動物体の層状構造を模式的に示す
図である(「水と生命」 森下敬一著 美土里書房発行
1992年、P162より引用)。単細胞の原生動物
を除き、すべての動物体は、層状の機能的構造をもって
いる。口腔より生体内に摂取された食物は、消化作用を
受け、腸の絨毛組織に発展してゆく。また腸粘膜で生成
された赤血球は、体内をくまなく循環し、それぞれの各
固定組織細胞に分化してゆくのである。
【0018】本発明による電気化学的生理活性微粒子を
口腔より生体内に摂取した場合において、電気化学的生
理活性微粒子は、ナノサイズでありながら、図2のよう
なミセルコロイドになっていて食物のように体内組織に
とりこまれることはなく、消化器官の粘膜を通して受容
体である赤血球、白血球等に陰イオンを供給し、受容体
の分散性を保持させる。通常の場合、本発明による電気
化学的生理活性微粒子は、界面活性剤によって処理され
た電気化学的生理活性微粒子であって、後述するように
水、アルコールなどの溶媒に分散させた金、白金、パラ
ジウムなどの貴金属の微粒子である。貴金属の微粒子
は、強力な電子の供与体となって、動植物の生体内に負
荷電を供給して、赤血球、白血球、をはじめ各固定組織
細胞の機能を活性化させる。
【0019】本発明による電気化学的生理活性微粒子が
電子の供与体として粘膜を通して受容体である赤血球、
白血球等に陰イオンを供給する理由については必ずしも
あきらかではないが、ナノメータのスケールの世界で
は、電子を波として考えると、図4のように、本発明に
よる電気化学的生理活性微粒子5が電子(e)の供与体
となり、リンパ球および赤血球が電子(e)の受容体と
なって、腸壁6からしみ出すようにして通りぬけるとい
うことで説明ができる(NEWTON2001年1月号
株式会社ニュートンプレス発行、45ページ参照)。
【0020】また、別の見解では、空気イオンの生体の
及ぼす作用について、「マイナス空気イオンの生体作用
発現機序の一つとして、マイナス空気イオンからの陰性
電荷の血液への移行に基づく静電的反発力の増強による
赤血球集合の抑制が存在することを示唆する」と説明し
ている(医学と生物学・第141巻・第3号2000年
9月10日111533 マイナス空気イオンの赤血球
集合抑制作用 山田重行 茅野大介(千葉大学看護学部
機能・代謝学教室)参照)。
【0021】(1)本発明による電気化学的生理活性微
粒子の製造方法 本発明による電気化学的生理活性微粒子は、ナノサイズ
微粒子の製造方法を用いて製造することができる。以下
に代表的なナノサイズ微粒子の製造方法を示すが、本発
明の電気化学的生理活性微粒子を製造する方法は、以下
の方法に限られるものではない。
【0022】(a)金属塩還元法 金属塩還元法は、溶液中で金属イオン溶液(金属を強酸
などで溶かしたもの)を還元処理によって、金属コロイ
ドを得るという方法である。しかし、従来より知られて
いる金属塩還元法では、金属イオンを微粒子化する際
に、粒子が凝集しやすいなどの安定性にかける欠点があ
り、均一で高濃度の金属コロイドを製造するのは難し
い。特願平11−259356号は、超微粒な粒度で安
定した金属コロイドを製造する方法を提案している。
【0023】(b)プラズマ法 米国、ナノテクノロジー社によって開発された方法であ
る。プラズマ法ではプラズマエネルギーによって、目的
の金属を蒸気化し、さらにこれを酸化させて金属酸化物
の微粒子を製造する。これらを溶液中で安定化させ、製
品とするためには、溶媒に再分散させる必要がある。
【0024】(c)レーザ熱化学反応法 真空状態の容器内で目的の金属材料にレーザを照射し、
加熱蒸気から形成した超微粒子を補足して超微粒子を得
る方法である。
【0025】(d)加水分解反応法 一般には沈殿法とよばれ、金属塩や金属アルコオキシド
の溶液(分子分散系)から化学反応を利用し、金属酸化
物や金属の沈殿を生成させて超微粒子を造る方法であ
る。
【0026】(e)ミル法 メカノケミカルリアクション(機械化学反応)を利用し
て、バイブレーションミル(振動ミル)等で金属粉末を
粉砕することにより、金属微粒子を造る方法である。
【0027】(2)ナノサイズ金属微粒子の特徴につい
て 上記各種の製造方法のうち、(1)の金属塩還元法、と
りわけ、特願平11−259356号に記載の方法によ
って得られた金属微粒子(コロイド)(Pt・Pdコロ
イド)の特徴は、以下のとおりである。すなわち、 ◆長期間にわたり分散安定しており、触媒としての活性
が保持される。 ◆金属コロイド中における触媒反応(例:過酸化水素水
の分解)後による活性低下がなく、連続反応後において
も凝集・沈殿がない。 ◆金属コロイド中の金属濃度の選択性が広く、さらに高
濃度でも分散安定している。 ◆金属コロイド中の金属微粒子が金属酸化物ではない。 ◆製造原料から得られる微粒子生成率が極めて高い。 (原料金属の殆どを微粒子として回収可能) ◆ナノサイズ粒子全てが電位をもっている。金属コロイ
ド には人体に有害な物質を含まれていない。
【0028】本発明による電気化学的生理活性微粒子
は、必ずしも金属塩還元法、とりわけ、特願平11−2
59356号に記載の方法によって得られた金属微粒子
(コロイド)に限られるものではないが、現在のところ
他の方法では、高濃度、高安定性の金属コロイドは得ら
れていない。ナノサイズ(nm)の金属粒子の表面積
は、6,000mにまでに及び例えば、1grあたり
の比表面積が1cm/grの金属の塊を超微細化して
ナノサイズ粒子の金属コロイドにした場合に、その比表
面積1,00000,000m/grと膨大な比表面
積となる。この比表面積が各種の活性(ゼータ電位等)
を発生させるのである。
【0029】本発明による電気化学的生理活性微粒子
は、以下の金属微粒子を用いて製品化できる。すなわ
ち、 Pt〔白金コロイド〕 Pd〔パラジウムコロイド〕 Au〔金コロイド〕 Cu〔銅コロイド〕 その他各種 遷移金属コロイド 合金コロイド なお、Pt〔白金コロイド〕を用いた本発明による電気
化学的生理活性微粒子は厚生省より食品(清涼飲料水)
用途での使用が認められている。金属濃度および分散媒
(有機溶媒など)の選択は、全てのコロイドにおいて可
能である。
【0030】(3)電気化学的生理活性微粒子の性状お
よび物性 本発明による電気化学的生理活性微粒子の性状および物
性を特定するための各種の試験を実施した。これらの試
験データは、本発明による電気化学的生理活性微粒子に
かかる「白金コロイド」について試験を行ったものであ
る。以下に試験結果を簡単に説明する。
【0031】(a) TEM観察結果 「白金コロイド」の形態を調べることで白金超微粒子が
コロイド状態であることを確認するため、電子顕微鏡写
真撮影(TEM観察)を行った。図5にTEM観察写真
を示す。「白金コロイド」の試料には「あゆみ」と命名
し、株式会社日立サイエンスシステムズに白金超微粒子
の形状及び分散状態の観察測定を依頼した。図5は、そ
の調査報告書に添付されたものである。撮影は、HF−
2000形電界放出透過電子顕微鏡を用いて行われた。
白金コロイド中の白金粒子は、単一粒子で2〜3nm、
単一粒子が鎖状を担っている凝集粒子で、4〜8nmオ
ーダで分散しており、いずれもナノサイズ粒子として安
定している粒子でわかる。なお、電気泳動光散乱法での
レーザードプラー法で測定した粒子径は、上記凝集粒子
径に相当する8nmとほぼ同じ値が得られた。製造条件
によって、これら粒子径は異なり、マイナス(−)5m
V近い電位をもつ単一粒子の平均粒子径は、ほぼ10n
m位までで、また、凝集粒子径が50nmオーダ以上に
なると、沈殿物が見られるようになる。これらの沈殿物
は、凝集によるものと考えられる。
【0032】(b) EDX分析結果 図6にEDX分析結果を示す。EDX分析結果によると
「白金コロイド」中には白金元素以外に他の元素が存在
していない。もっとも、データ中にCu・C・O・Si
などのピークが測定されているが、これらは測定の際の
支持膜やグリッドからのピークで「白金コロイド」中の
ものではない。以上の内容から「白金コロイド」中の白
金粒子は化合物でない純粋の白金微粒子であることが確
認できる。
【0033】(c) 分析試験結果 次に、白金コロイド中のナトリウムイオン、塩素イオン
などの不純物やヒ素、鉛などの毒性を有するものが含ま
れていないか否かの試験を行った。図7に日本食品分析
センターの分析結果を示す。日本食品分析センターに
は、図5に用いた試料と同じ試料「あゆみ」の分析試験
を依頼した。図7の分析試験結果によると、硫酸イオン
がごく微量検出されたほかは、毒性のある元素などは一
切含まれておらず、白金コロイドの安全性が確認され
た。
【0034】(d)ゼータ電位解析結果 電気泳動光散乱法によるゼータ電位測定によって、「白
金コロイド」の分散安定性を確認した。電気移動度分布
が電気泳動光散乱法によるゼータ電位測定の結果を図8
に示す。図8によると、「白金コロイド」中の粒子は、
マイナス(−)40.1mVの電位を持っていることが
実証されている。コロイド溶液に電場を与えると、プラ
ス(+)の性質をもったものはマイナス極に、マイナス
(−)の性質をもったものはプラス極に泳動コロイド粒
子が泳動する。電気泳動光散乱法とは、泳動速度や電場
の与え方によりゼータ電位を測定する方法である。図8
のグラフにあらわされているピーク値が「白金コロイ
ド」比表面の電位となる。この結果により、「白金コロ
イド」はそれぞれの粒子がもつ静電気的な反発力によ
り、凝集することなく安定していることが実証される。
図9に銅コロイドのゼータ電位解析結果、図10に、銅
コロイドのレーザードプラー法による粒子径を示す。一
方、図9によると、「Cuコロイド」のゼータ電位測定
結果はマイナス(−)42.8mVであって、図10に
よると、「Cuコロイド」の前記レーザードプラー法に
よる粒子径は単一粒子と考えられる粒子径が約8nm
で、凝集粒子径と考えられる平均粒子径が150nmオ
ーダーと考えられる。
【0035】図11は、電気泳動光散乱法の原理の説明
するための図(電気泳動光散乱の原理(技術資料 LS
−1003)大塚電子株式会社 P3)である。同資料
の説明によると、「実験的にもとめられたゼータ電位の
絶対値が増加すれば、粒子間の反発力が強くなり粒子の
安定性は高くなります。逆にゼータ電位がゼロに近くな
ると、粒子が凝集しやすくなります。」と記載されてい
る。そこで、白金コロイドを溶液に分散させると、マイ
ナス(−)の荷電を持つ「白金コロイド」は、粒子の周
辺の溶液をイオン解離してH基、OH基、COOH
基などプラス(+)イオンおよびマイナス(−)イオ
ンが等価の電気二重層を形成する。
【0036】白金コロイド中の白金微粒子の周りには、
界面電荷を中和するため過剰のプラス(+)イオンと少
量のマイナス(−)イオンが拡散的に分布して固定層を
形成している。電気二重層は、等価のイオンで形成され
ているので、拡散層の外周部では逆に過剰のマイナス
(−)イオンと少量のプラス(+)イオンが拡散的に分
布するため、電気的挙動はマイナス(−)帯電となる。
つまり、「白金コロイド」は、周囲の溶液をマイナス
(−)帯電させるマイナス(−)電極と考えられる。
【0037】(3)本発明による電気化学的生理活性微
粒子の効用 (a)白金超微粒子(マイクロクラスター)の効用 貴金属中で、白金は近年、その特性を利用してシスプラ
チンなどの抗ガン剤白金錯体としてガンの治療に使われ
ている。白金錯体とは、白金イオンを中心として他のイ
オン・分子などを立体的に構成させた白金化合物のこと
である。白金錯体のねらいは、低分子の白金イオンが血
液中より直接ガン細胞に作用しDNAの複製を阻害する
ことにより、ガン細胞の増殖を抑え制癌効果を発揮させ
ることである。また、金についても金チオリンゴ酸ナト
リウム(筋肉注射用)やオーラノフィン(経口薬)とい
ったリウマチの治療薬があるが、効果は認められるもの
の、いずれも金錯体製剤である。
【0038】これらの金属錯体は、金属イオンとして体
内に入り込むように設計されているのであるが、その錯
体分子が役割を終えたあと、体外に***されるまでの過
程が問題になっているのである。シスプラチンに代表さ
れる白金錯体は抗ガン効果はあるものの、***器官、主
に腎臓、肝臓、脾臓、胸腺などに選択的に摂取され、腎
毒性や肝毒性、聴覚障害などの副作用があるのである。
また、金錯体も皮膚の発疹、口内炎、血尿など数々の副
作用が報告されている。
【0039】ところが、本発明の電気化学的生理活性微
粒子である「白金コロイド」は、このような金属錯体と
は全く異なり、無機の白金を超微粒子化しただけのもの
で、白金錯体の白金イオンとは単なる分子構造の違いに
止まらず、明らかに物性が異なる。本発明の電気化学的
生理活性微粒子は、金属を微粒子化しているため、限外
ろ過膜を透過できる低分子ではなく、まして経口の場合
は消化器官から体内にとりこまれることがない。つま
り、白金錯体のように直接ガン細胞に作用することが無
いものの、毒性をもつことが全く無いのが大きな特徴で
ある。
【0040】つまり金属状態の白金族元素には毒性やア
レルギー惹起性が全くないのである(環境汚染物質の生
体への影響(11)白金族元素 和田 攻ほか訳 東京
化学同人発行 参照)。また、電位をもっていることや
高い触媒能など、白金のもつ物性は、白金が超微細粒子
状態によるものであり、白金イオンには全く見られない
性質である。
【0041】つまり、本発明の電気化学的生理活性微粒
子に係る「白金コロイド」は、白金で直接ガン細胞など
を攻撃すること(白金製剤)ではなく、物質が超微粒子
(マイクロクラスター)化していることによるポテンシ
ャルに注目し、このエネルギーを利用することなのであ
る。
【0042】(b)白金コロイドの効用 一般に全ての物質は、静電気的にプラス極(+)もしく
はマイナス極(−)の電気極性をもっている。これらの
物質が超微粒子になると、その極性が表面電位(ゼータ
電位)となり、プラス極(+)またはマイナス極(−)
による電気化学的な生理活性として動植物に影響を与え
ることができる。発明者は、独自の技術により製造され
る金属微粒子のうち、すでに安全性と安定性が確認さ
れ、電気的性質が利用可能な「白金コロイド」につい
て、生体への効果を考察した。
【0043】この考え方は、超微細「白金コロイド」微
粒子がもっている電気的な働きを消化管(おもに腸な
ど)から血液に与えることにより、血液に関する病因に
作用することや血液の働きを電気的に正常にすること
で、細胞の機能や免疫力を高め、ガンなどの異常細胞の
除去など生体が本来もっている機能(ホメオスタシス)
の維持をはかることができるというものである。現在ま
で、このような理論や研究はなされていないものの、い
ずれ近いうちに飛躍的に進歩するものと考えられる。そ
れは近年におけるナノサイズ金属超微粒子製造技術の確
立や、金属微粒子物性の測定技術の革新が進むからであ
る。
【0044】さらに、「白金コロイド」が現在の「医薬
品」や一般的に「健康食品」と呼ばれている食品などと
大きく異なる点は、成分そのものが体内に入り込み、病
原を攻撃したり、酵素やタンパク質に作用するなどとい
う、「成分がいかに体内に吸収されるか」という考え方
と全く違うものであるということである。
【0045】「白金コロイド」は、消化管壁を通過でき
ないサイズであることや、胃酸などでイオン化すること
がないので、体内に吸収されることがない。ただし、
「白金コロイド」中の白金微粒子はその比表面(ゼータ
電位)にマイナス(−)の電位をもっており、その電位
により溶液中に電気二重層を形成している。このこと
は、前記の「ゼータ電位測定結果」のとおり、電気二重
層効果により、周囲の溶液(消化器官内では体内に取り
入れられる水分子)にマイナス(−)の電荷を与えるこ
とができる。つまり、白金微粒子は消化管膜に吸収され
る水分子に電位を与え続けることができるのである。こ
の性質は「白金コロイド」が大腸を通過して肛門より排
泄されるまで維持され、しかも「白金コロイド」は体内
に滞留することがないので、全く副作用がない。
【0046】ところで、金属微粒子の全てがマイナス
(−)の電位をもっているわけではない。一般的に金属
がナノサイズオーダー(nm=10Å)になると、その
性質に著しい変化があらわれることが知られている。金
属によってはプラス(+)に帯電しているものも有り、
「白金コロイド」においてもゼータ電位は、その粒径や
溶液のpHにも依存する。本発明の電気化学的生理活性
微粒子に係る「白金コロイド」がマイナス(−)40m
Vという高い電位を得られているのは、20Å〜50Å
オーダーに超微粒子化されているためだけでなく、日本
ではじめて、厚生省によって清涼飲料水用途に認められ
たことから分かるように高い製造技術があってはじめて
実現されたものであると云える。本発明の電気化学的生
理活性微粒子に係る「白金コロイド」は、清涼飲料水と
して飲用する場合には、1日4〜10ccを目安に飲料
するが、他の飲み物(水、茶、コーヒ、ジュースなど)
に混ぜて飲用することができる。
【0047】発明者らは、「白金コロイド」を通じて2
0世紀には解明されなかった生体内への電気化学的効果
が、21世紀において確立され、全く新たな素材を利用
した治療方法や予防医学の確立がはかられることを確信
しているのである。
【0048】(c)血液に関する機序 (c−1)赤血球の電気的な性質や病気との関係 赤血球の表面電荷が失われることで凝集がおこり、赤血
球本来の重要な役割である細胞へ酸素を運ぶことや、細
胞から二酸化炭素を運び出すことなどの機能が低下し、
それが様々な病気の要因に繋がる(「病は「血」から」
講談社発行東京女子医科大学医学部医学部長 溝口
秀昭著58〜62頁参照)。
【0049】(c−2)マイナスイオンによる赤血球へ
の作用 「正常な赤血球の膜表面は負に帯電しており,静電的反
発力による赤血球の分散により組織への酸素運搬効率が
高められていると考えられる。一方、何らかの理由でこ
の陰性電荷が消失したり赤血球を連結する架橋蛋白が出
現したりした場合は、赤血球は集合し酸素運搬効率は低
下すると考えられる。このことは、マイナス空気イオン
の生体作用発現機序の一つとして、マイナス空気イオン
からの陰性電荷の血液への移行に基づく静電的反発力の
増強による赤血球集合の抑制が存在することを示唆す
る。
【0050】マイナス空気イオンの生体作用発現機序の
一つとして、マイナス空気イオンからの陰性電荷の血液
への移行に基づく静電的反発力の増強による赤血球集合
の抑制が存在することを考えた。この仮説を確かめるた
め、ハツカネズミを高コレステロール餌で飼育して高脂
血症による赤血球集合を惹起し、それに対するマイナス
空気イオンの抑制効果を検討した。
【0051】その結果、マイナス空気イオン曝露により
赤血球膜の陰性電荷増大や血漿蛋白の陰性電荷の増加が
もたらされて赤血球の相互反発が強まり、赤血球集合が
抑制されることが示唆された。」(千葉大学の山田重行
先生と茅野大介先生の論文(マイナス空気イオンの赤血
球集合抑制作用:医学と生物学2000年9月10日発
行)参照)。この論文は、肺胞からマイナス空気イオン
を取り入れるだけで、赤血球膜にマイナス(−)電位を
与えることができるという画期的な報告といえる。
【0052】このように、マイナス空気イオンが肺胞に
よって赤血球にマイナス(−)の電荷を与えられるので
あれば、同様の理由で本発明の電気化学的生理活性微粒
子に係る「白金コロイド」は、腸などの粘膜を通じて赤
血球にマイナス(−)の電荷を与えることは容易であ
り、空気イオンよりさらに効果的とも考えられる。
【0053】(c−3)消化管と血管のはたらき 小腸を含む消化管は、体内に取り入れられた栄養分を血
液中に取り入れるために動脈や静脈に囲まれている。消
化管の粘膜と血管との接触部分が多いほど白金コロイド
が血液に対して電荷を与えやすくなる。
【0054】「胃と腸は、お腹の中をぐねぐねと走って
います。このすみずみにまで、動脈と静脈を張りめぐら
せるのは、かなり面倒なことです。大動脈が胸から腹に
入ってくると、その正面から三本の太い動脈が出てきま
す。上から順に、腹腔動脈、上腸間膜動脈、下腸間膜動
脈といいます。お腹の消化管と、それに付属する肝臓、
膵臓、脾臓などの臓器は、すべてこれら三本の動脈から
血液を受け取ります。また、胃腸の走り方がこみいって
いる割に、三本の動脈の関係は、すっきりしています。
胃と小腸のはじまりの部分は腹腔動脈から、小腸の大部
分と大腸前半部は上腸間膜動脈から、大腸後半部は下腸
間膜動脈から、血液を受け取ります。肝臓、膵臓、脾臓
は、おおむね腹腔動脈から血液を受け取ります。動脈の
枝が腸の璧に入ると、さらに分れて、腸絨毛の中の毛細
血管になります。腸上皮細胞から吸収された栄養のう
ち、脂肪以外のものは、この毛細血管に取り込まれま
す。脂肪だけは、リンパ管に取り込まれて運ばれて行き
ます。」(人体のしくみ 日本実業出版社発行 順天堂
大学教授 坂井 建雄著 26〜27頁より)。このよ
うに、消化管と血管はその大部分が繋がっており、「白
金コロイド」が赤血球に対して電位を与え、赤血球の集
合を抑制することが十分に可能であると考えられる。
【0055】(c−4)白血球に関する機序 「がんの電気治療を研究しているもうひとりの科学者に
ビョルン・ノルデンストレムがいる。かれはストックホ
ルムにあるカロリンスカ研究所の放射線診断部部長であ
る。何十年にもわたって、ノルデンストレムはがん治療
のための特殊な電流を研究してきた。そして、数はかぎ
られているが、数種類の転移性肺がん患者を完全寛解へ
とみちびいている。また、ノルデンストレムはX線ガイ
ド下での肺生検の世界的な先駆者のひとりである。かれ
は孤立性の肺腫瘍内にプラチナ電極をうめこむために、
おなじX線技術を利用した。さまざまな時間にわたって
10ボルトの電流が流された。ノルデンストレムは、こ
の電気療法をもちいて、他の方法では治療不可能と判断
された多くの症例を、腫瘍の退縮・完全寛解にみちびく
ことができたのである。ノルデンストレムは、電気治療
でがんがなおる理由を説明するいくつかのメカニズムを
かんがえている。彼はまず、白血球が負の電荷をおびて
いることを発見した。そして、がん細胞とたたかうリン
パ球は転移巣の中心におかれた電極にたまった、正の電
荷に引き寄せられるのではないかと考えている。もうひ
とつの負の電極は、がんの転移巣付近の正常組織内にお
かれる。そこで生じた電場は組織をイオン化し、がん細
胞にとっては有害な酸性物質を集積させる。これは自動
車のバッテリーの電極に酸がたまるのとおなじ原理であ
る。酸性度が高くなると、その部位の赤血球が破壊さ
れ、ヘモグロビンが変性をおこす。するとがん細胞は酸
素を充分に受けとることができなくなるというのであ
る。」(バイブレーショナル・メディスン 日本教文社
発行 リチャード・ガーバー著118頁参照)。
【0056】この記述によると、白血球の中でもリンパ
球はマイナス(−)に帯電していることが解明されてい
る。小腸の粘膜はリンパ管とも繋がっており、リンパ管
にはリンパ球が多く存在するため、「白金コロイド」は
これらのリンパ球に、マイナス(−)の電荷を与えるこ
とができる。またノルデンストレム博士は、電場がある
とガン細胞は酸性度が高くなり、酸素を受け取れなくな
り、ガン細胞の増殖や転移が防げることを示唆してい
る。白血球は、顆粒球、リンパ球、マクロファージなど
に分類できますが、その中でもリンパ球は、ガン細胞な
どの悪性細胞や細菌を除去するという重要な役割を担っ
ている。ガン細胞は、血管新生により酸素補給をし増殖
することが解っているが、人体のもつ電気的働きを高め
ることにより、ガンの増殖を抑えたり、ガン細胞を死滅
させたりできる可能性が考えられる。
【0057】(c−5)免疫グロブリンへの機序 「白金コロイド」は赤血球や白血球に対してだけではな
く、免疫への作用も考えられる。免疫の抗体は血液の中
の血清の部分に多く含まれるタンパク質であるが、その
なかでも抗体のもとになるタンパク質が、ガンマグロブ
リンと呼ばれているものである。「タンパク質はプラス
(+)またはマイナス(−)に電気を帯びています。し
たがってプラス(+)とマイナス(−)の電極の間にタ
ンパク質を置きますと、プラス(+)のタンバク質はマ
イナス(−)の電極の方に、マイナス(−)のタンパク
質はプラス(+)の電極の方に引寄せられて動いて行き
ます。このようにして血清にあるいくつかのタンパク質
を分けることができます。アルブミンはマイナス(−)
なのでプラス(+)の電極の方に、多くのグロブリンは
プラス(+)なのでマイナス(−)の電極の方に移動し
ますが、グロブリンにもいくつかの種類があり、一番マ
イナス(−)の方に動いたものをガンマグロブリンと呼
ぶのです。アルブミンの方に近いのがアルファグロブリ
ン、次がベータグロブリンというわけです(図12参
照)。抗体の多くはガンマグロブリンの所に入っていま
す。そこで抗体をたくさん含んでいるグロブリンのこと
をガンマグロブリンと呼ぶわけです。ところでガンマグ
ロブリンという注射薬があります。これは健康な人の血
清からつくったものですが、その中にはさまざまな抗体
が含まれているので、ガンマグロブリンを注射すると、
ウイルスの中和に効くわけです。実際に薬としてつくる
には、血清を低温でエチルアルコールで処理しガンマグ
ロブリンを分けるという方法を用いています。」(「免
疫」 東京化学同人発行 元東京医科歯科大学医学部
矢田 純一著 16〜17頁参照)。
【0058】これらのことから、ガンマグロブリンは、
プラス(+)に帯電しており、付近に「白金コロイド」
のマイナス(−)電極があると、ガンマグロブリンはマ
イナス(−)電極に引き寄せられる。消化器官内は、外
部からのウイルスや細菌に最も侵されやすいので、消化
器官付近にガンマグロブリンを引き寄せることで、抗原
に対する予防が可能であると考えられる。また、リンパ
管は胸管によって静脈と繋がっているので、ガンマグロ
ブリンに電位を与えそれらを引き寄せることは、全身の
免疫に対する電気的生理活性効果が期待でき、免疫機能
の向上につながることが予想される。以上は主として白
金コロイドについて説明したが、本発明による電気化学
的生理活性微粒子は、他の貴金属コロイド、例えば、パ
ラジウムコロイドや、白金・パラジウムコロイドについ
てもほほ同様の効果が検証されている。
【0059】
【実施例】本発明による電気化学的生理活性微粒子の効
用について、各種症状の改善例を以下に示す。使用した
電気化学的生理活性微粒子は、金属塩還元方法によって
製造された白金コロイド溶液であり、株式会社日立サイ
エンスシステムズに形状及び分散状態の観察測定を依頼
し、日本食品分析センターの分析結果を依頼した試料
「あゆみ」と同じものである。その白金コロイド溶液
は、以下の特性を有し、厚生省より清涼飲料水の認可を
得たものである。 粒子径=1〜3nm 凝集粒子径(鎖状)=4〜8nm TEM観察 図5参照 成分: EDX分析結果 図6参照 食品分析センターの分析試験結果: 図7参照 電荷: ゼータ(ζ)電位解析(Zeta Potential)
【0060】上記特性の白金コロイド溶液を『しんく
ろ』と名づけ、希望者を募って『しんくろ』を試供し
た。同じ白金コロイド溶液は、『白金玄水』(はっきん
げんすい)と名づけ(商標登録出願中)、近くセネカ株
式会社より発売される予定である。
【0061】以下に示すいくつかの体験談は、『しんく
ろ』を飲用した方々から手紙による回答、あるいは電話
の聞き取り調査による回答の一部を抽出したものであ
る。各体験談・改善例については、順に病 状 年
・性別 飲用量/日 改善し始めた日、『しんく
ろ』を飲み始めてから改善された症状を示している。 <体験談>1 リュウマチ 68才・女 3cc 1ヶ月目位 ・28年間手足の変形、軟骨の磨耗により関節の痛み
に苦しんでいたが、飲み始め1ヶ月位で痛みが取れ自力
で立てる様になった。 ・車椅子に乗る際、全く疲れなくなった。 <体験談>2 胆嚢・ポリープ 28才・男 3cc 1ヶ月
目位 ・飲み始めて1ヶ月位でポリープが消えた。 <体験談>3 低血圧 54才・女 3cc 1週間目位 ・飲み始めて1週間で正常値に戻る。 <体験談>4 腎臓病、C型肝炎、心臓病、糖尿病 54才・女 3cc 1ヶ月目位 ・30年来腎臓を患い10年間血液透析をする。C型
肝炎、心臓、膵臓、消化器系も薬漬けで免疫力も低下し
入退院の繰り返しとなる。今回心臓へのペースメーカー
埋め込みとインシュリンの投与を宣告される。手術まで
の1ヶ月『しんくろ』を飲んだ所、ペースメーカーも、
インシュリンの投与もしなくてよいことになり、退院す
ることになる。医者も驚き大変不思議がっていた。
【0062】<体験談>5 肝臓病 56才・男 3cc 1ヶ月目位 ・肝機能数値(ガンマーGPT)が3週間位で200
が100位に下がる。 (医者の薬は飲んでいない。) <体験談>6 アトピー 24才・女 3cc 5ヶ月目位 ・アトピーが完治し、瑞々しい輝きのある肌になっ
た。 <体験談>7 生理不順 24才・女 3cc 1ヶ月目位 ・生理が順調になった。 <体験談>8 肥満 32才・女 3cc 3ヶ月目位 ・体重が減り体脂肪も正常になる。 (参考)体重は、92キロから84キロに減少、 ウェ
ストは98cmから90cmに減少した。 <体験談>9 糖尿病 52才・男 3cc 4ヶ月目位 ・大幅に改善された。 <体験談>10 食欲不振 24才・女 3cc 1週間目位 ・胃腸が元気になり食欲が沸いてきた。
【0063】<体験談>11 高血圧 52才・男 3cc 5ヶ月目位 ・大幅に改善された. <体験談>12 リンパ球ガン 50才・女 3cc 1ヶ月目
位 ・SIL−2R(正常値500以下)3/3,140
0 3/6,飲みはじめる3/17,1200 4/1
4,1118 4/28,1100 5/10,975 <体験談>13 子宮ガン 50才・女 3cc 1ヶ月目位 ・CA125(2000を超えると末期)8/10,
783 2/8,2567 2/10,飲みはじめる
3/8,2110 4/10,1800 5/10,
1587 <体験談>14 糖尿病 38才・女 3cc 2ヶ月位 ・体の柔らかい部分にできた化膿しているおできが、
すべて消えた。 ・むくみもなく、肝臓も腎臓も良好、尿の出も良い。 ・血糖値、白血球数が正常になった。 <体験談>15 糖尿病 58才・男 3cc 2、3日目位 ・透析後、半日は起きられなかったのがすぐ起きられ
るようになった。 ・普通に歩くのも大変だったのが、階段も休まず上れる
ようになった。 ・オシッコが出たい気がする。
【0064】<体験談>16 糖尿病 63才・男 3cc 3ヶ月目位 ・血糖値が、先月250mg/dlが今月200mg
/dlに下がった。調子がいいため、インシュリン投与
を見合わせることになった。 ・眼のかすみや、手足のしびれがとれた。 <体験談>17 糖尿病 55才・男 3cc 5ヶ月位 ・透析後すぐに動けるようになった。 ・透析により肥大した心臓が正常の大きさに戻った。 <体験談>18 糖尿病 58才・男 3cc 1ヶ月後位 ・血糖値370−380mg/dlが200mg/d
lに下がった。 ・心臓の発作(傷み)がなくなった。 ・血圧も正常値になった。 <体験談>19 糖尿病 60才・男 3cc 3週間位 ・体のしびれも取れ、ヒザもしっかりして歩けるよう
になった。 <体験談>20 糖尿病 43才・男 3cc 1ヶ月半位 ・体のだるさがとれた。肌の荒れ(かさかさ)が治っ
た。 ・血糖値も400mg/dl単位まで下がった。 <体験談>21 糖尿病 50才・女 3cc 1ヶ月目位 ・体の怠(だる)さ、仕事もやる気が起きない、食事
をすると血糖値が上がり汗がだらだら出る、などが全て
なくなった。 ・今はショベルカーや、ブルドーザーの仕事ができる程
元気になった。
【0065】 <体験談>22 C肝炎 34才・男 3cc 3ヶ月目位 ・肝機能検査 使用前 GPT70〜75 使用後 GPT58に下がる 通常GPT20〜30 <体験談>23 肝臓ガン 70才・男 5〜15cc 10日
目 ・ポリープの大きさ7cm小さいものはポコポコと数
個ある。 ・『しんくろ』を飲んでから抗ガン剤の副作用はなく、
髪の毛は黒々としてきた。 ・1年検診で7cmの大きさの物が3cmになり、小さ
な物は消えていた。今は1日1回(以前は1日3回)と
ても元気になった。 <体験談>24 リュウマチ 72才・女 3cc 20日目位 ・神経痛もある。膝が痛くて座れないのが楽になり、
又手を使うのが楽になった。 <体験談>25 リュウマチ 47才・女 5cc 2日目位 ・発症20年経過 完全に変形した手足が柔らかくな
り、外出をすると2〜3日寝込んでいたのがなくなっ
た。 ・検査時、通常進行するはずのものが良くなってきてい
るので医師が不思議がる。病院の薬を減らしても、痛み
が出ない。 ・リュウマチによる足の冷えがなくなった。
【0066】<体験談>26 リュウマチ 55才・男 3cc 6日目位 ・3年前に発症 痛かった左ヒザの痛みが殆どなくな
り、徒歩で通勤ができるようになった。 ・足裏の痛み、立ち上がる時の痛みも取れた。火傷の治
りが早かった。 <体験談>27 リュウマチ 51才・男 3cc 1ヶ月目位 ・むくみがなくなった。 ・リュウマチによる足の冷えが取れ、夜トイレにも起き
なくなり、朝も元気に目が覚めるようになる。 <体験談>28 膠原病 46才・女 3cc 3ヶ月目位 ・飲み始めて3ヶ月後の検査で抗核抗体が5120→
2560と半分になる。 <体験談>29 神経痛 60才・女 3cc 6ヶ月目位 ・足が痛くて建ったり座ったりがとても辛かった。今
はすこしずつ楽になってきている。高かった血糖値が正
常値まで下がってきている。 <体験談>30 腸閉塞(ちょうへいそく) 57才・男 1〜3
cc 1ヶ月目位 ・周期的な痛みはある。しかし以前は3ヶ月に1度は
腸閉塞(ちょうへいそく)になり、入院していた。それ
が無くなり便通の調子も良好。 <体験談>31 腎孟炎 54才・女 3cc 1ヶ月目位 ・発作が収まり、便通も良好。 <体験談>32 腎不全 60才・男 3cc 1ヶ月目位 ・白い尿が黄色くなった。 ・透析後すぐに起きられるようになった。 ・腎障害特有の皮膚の浅黒いのが普通の人の肌のように
なった。 ・階段を上るのも大丈夫、小指の爪も生えてきた。 ・4年間の透析で週2回ですむのはめずらしいと言われ
た。
【0067】<体験談>33 心臓が弱い 74才・女 3cc 4日目 ・飲み始めて4日日で2年くらい前からだるく、動く
のがやっとだった体が嘘のように軽くなった。 ・食欲も増進し便通が必ず朝9時頃ある。沈み込んだよ
うな気持ちがすっきりしてきた。そして体重も増えてき
た。 <体験談>34 胆ドウカ症 40才・男 3cc 2ヶ月目位 ・しんくろを飲んでいるとタンパクがでない。今まで
は疲れると必ずタンパクが出ていた。ここ2〜3ヶ月は
疲れも出ていない、とてもうれしい。 <体験談>35 肺気腫 59才・男 3cc 1ヶ月目位 ・痰を出すために咳が出ていたが、それが減った。 ・階段や坂を上がっても疲れにくくなった。 ・『しんくろ』を飲み始めてからは通院をしていない。 <体験談>36 胃酸過多 43才・男 3cc 1ヶ月半位 ・空腹になると胃の内部がスレて痛んだが、『しんく
ろ』を1ヶ月近く飲んでいたら痛みが少なくなり段々良
くなってきている。 <体験談>37 腕のしびれ 60才・男 3cc 1週間目位 ・若いときの交通事故の後遺症で、首の神経の調子が
悪い。ときどき腕が痺れて痛くて上がらないとき、『し
んくろ』を飲むと和らぐ。 <体験談>38 慢性鼻炎 52才・女 3cc 3日目位 イビキがひどかったが、『しんくろ』を飲んだ時は治
まる。 <体験談>39 アトピー 7才・男 2.5cc 4ヶ月目位 ・板のようにはれあがった体や、顔もはれて目がふさ
がっていたのがとてもきれいになり、元気に外で遊べる
ようになった。 <体験談>40 アトピー 23才・男 3cc 1ヶ月目位 ・幼児期より続いた季節の変わり目におこる喘息が出
なくなった。 <体験談>41 アトピー 19才・女 3cc 1週間目位 ・生後半年より病状が続いており、皮膚が乾いてゾウ
のような皮膚になっていたが、皮膚が柔らかくなりポロ
ポロと剥がれ落ちて良くなった。
【0068】<体験談>42 アトピー 17才・男 3cc 1週間目位 ・脇腹・肩・胸・首・肘・膝の裏が痒く、掻き過ぎて
かさぶたをつくってしまうのが、きれいに治りはじめ
て、掻かなくなった。 <体験談>43 アトピー 32才・男 3cc 3ヶ月目位 ・かさぶたが取れて、新しい皮膚が形成されるように
なった。 <体験談>44 アトピー 75才・男 3〜5cc 10日目
位 ・頑固な湿疹が、1ヶ月日にはすっかり痒みもとれ
た。 <体験談>45 アトピー 59才・女 3cc 2ヶ月目位 ・20年前から患っている。飲み始めは痒みもひどか
ったが、最近は痒みもなく一つ一つ色が薄く小さくなっ
ている。 <体験談>46 口内炎 74才・女 3cc 1ヶ月目位 ・舌のできものが無くなった。 ・首の腫れが小さくなった. ・以前からあった、腕の震えがきえた。 <体験談>47 脳梗塞 84才・男 5cc 1ヶ月目位 ・食事をすることが出来なかったり、会話をしたりす
ることができなかったのが、かなり改善し話せるように
なった。
【0069】<体験談>48 血栓症 75才・男 5cc 1ヶ月目位 ・『しんくろ』を飲み始めて1ヶ月目位に、盲腸炎に
なり手術をしなければならなくなった。「血液のながれ
を良くする薬」を使用していたため、血液が止まらなく
なる、非常に危険な状態で手術を受けたが、不思議に出
血をせず手術を終えることができた。血栓症の症状も安
定してる。 <体験談>49 高血圧 60才・女 3cc 3ヶ月目位 ・降下剤を飲んでも下がらなかった血圧が下がった。 ・疲れもとれて、降下剤をやめても血圧は安定してい
る。 130/80mmHg <体験談>50 高血圧 45才・男 3cc 3日目位 ・夜中に5〜6回も悩まされていた咳とタンが3日日
で無くなった。 ・血圧160/110mmHgが130/90mmHg
に下がった。以前から降下剤を飲んでいても、疲れると
血圧が180mmHg位まで上がったが、上がらなくな
った。朝・晩の薬が朝だけになった。 <体験談>51 高血圧 70才・女 3cc 6ヶ月目位 ・280mmHgあった血圧が『しんくろ』を飲み始
めてから正常値に近くなった。医師の出す降下剤は、副
作用で気分が悪くなるので止めた。 <体験談>52 高血圧 60才・女 3cc 6ヶ月目位 ・高血圧による、肩こり・肩のはりがとれた。血圧も
正常値に戻った。 <体験談>53 高血圧 59才・女 3cc 1ヶ月目位 ・200mmHgあった血圧が降下剤で180/10
4mmHgしか下がらなかったが『しんくろ』を飲み始
めてから130/80mmHgになった。医師より薬を
半分に減らすように指示を受けた。ご飯が美味しい。
【0070】<体験談>54 自律神経失調症 56才・女 3cc 2ヶ月
目位 ・寝込むことが多かったが、起き上がれるようにな
り、寝込むことはなくなった。 <体験談>55 糖尿病 50才・男 3cc 1ヶ月目位 ・ハードビジネスに耐えられるようになった。・毎日
が元気になった。 <体験談>56 自律神経失調症 32才・男 1〜2cc 2
ヶ月目位 ・頭痛がでなくなった。 <体験談>57 生理痛 32才・女 1〜2cc 2ヶ月目位 ・20年間苦しんだ痛みが治った。 <体験談>58 直腸ガン 58才・男 10cc 2ヶ月目位 ・骨盤内の転移ガンの痛みが減少する。 ・コバルト治療で苦しんでいたが、飲み始めると副作用
が全くなくなった。 ・間を空けたところ、再び悪化。再度『しんくろ』を飲
み始めると良くなる。引き続き飲むとのこと。不思議‥
・ ・現在はほとんど正常に戻った。
【0071】<体験談>59 関節痛 75才・男 3cc 1ヶ月目位 ・膝の関節痛の痛みがほとんどなくなった。 <体験談>60 高血圧 55才・男 3cc 1ヶ月目位 ・まだ完治はしていないが大変良い状態に向いてい
る。 <体験談>61 糖尿病 63才・女 3cc 1ヶ月目位 ・血糖値が下がり、医者がびっくりしている。 <体験談>62 神経痛 85才・女 3cc 1ヶ月目位 ・腕が肩から上に上がらなかったが、痛みもなく上が
るようになった。 <体験談>63 リュウマチ 55才・女 3cc 1ヶ月目位 ・ステロイドの薬が減らされた。 ・打っていた注射の必要がなくなった。 <体験談>64 糖尿病 61才・女 3cc 1ヶ月目位 ・20年来の糖尿だが、『しんくろ』を飲んでいると
体が大変楽だが、やめるときつくなる。再開するとやは
り楽。 <体験談>65 リュウマチ 78才・男 3cc 1ヶ月目位 ・痛みが大変やわらいだ。
【0072】<体験談>66 心臓病 60才・男 3cc 1ヶ月目位 ・飲んでいると体が楽で仕事に耐えられる。 <体験談>67 アトピー 19才・女 3cc 1ヶ月目位 ・足全体に発疹のようなものが出ていたが、ほとんど
完治。
【0073】<体験談>68 胃潰瘍 53才・男 3cc 1ヶ月目位 ・痛みがなくなり、疲労感もなくなった。 <体験談>69 糖尿病 50才・女 3cc 1ヶ月目位 ・血糖値が正常になった。 <体験談>70 大腸ポリープ 55才・女 3cc 3ヶ月目
位 ・飲み始めて半年後にポリープの定期検査が有った
が、全く異常がない。その後も大変調子が良い。 <体験談>71 心臓病 76才・女 3cc 1ヶ月目位 ・心臓病の手術後から飲んでいるが、余りに元気なの
に近所の人も驚いている。
【0074】<体験談>72 糖尿病 65才・男 3cc 1ヶ月目位 ・血糖値が正常になった。 ・男性機能が回復した。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明は、負の電荷をもつ
化学的生理活性微粒子を水溶液として用いるものであ
り、これを飲用することにより電子(e)の供与の効果
を長期間発揮し、実施例に示したように生体機能の改善
に劇的に顕著な効果を得ることができる。もっとも、こ
の効果は、単に人体に限るものではなく、動植物の生体
に対しても当然に期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ナノサイズオーダの物質の表面電位を示す図で
ある。
【図2】ナノサイズのコロイド粒子の周囲に形成される
電気二重層を示す図である。
【図3】動物体の層状構造を模式的に示す図である。
【図4】電気化学的生理活性微粒子が電子供与体として
受容体を帯電させる様子を示す図である。
【図5】白金コロイドの電子顕微鏡写真である。
【図6】白金コロイドのEDX分析結果を示す図であ
る。
【図7】日本食品分析センターによる白金コロイドの分
析結果である。
【図8】白金コロイドのゼータ電位解析結果を示すグラ
フである。
【図9】銅コロイドのゼータ電位解析結果を示すグラフ
である。
【図10】銅コロイドのレーザードプラー法による粒子
径を示す図である。
【図11】コロイド粒子の電気二重層の構成を示す図で
ある。
【図12】タンパク質の電気泳動を示す図である。
【符号の説明】
1 物質 2 電荷 3 コロイド粒子 4 負電荷 5 電気化学的生理活性微粒子 6 腸壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 1/00 A61P 1/00 9/00 9/00 35/00 35/00 43/00 105 43/00 105 Fターム(参考) 4C076 AA16 AA22 BB01 BB05 CC01 CC03 CC26 CC27 DD21 DD37 FF12 4C084 AA17 MA16 MA23 MA52 NA05 NA14 ZA022 ZA082 ZA152 ZA342 ZA362 ZA422 ZA542 ZA592 ZA662 ZA672 ZA682 ZA702 ZA732 ZA812 ZB152 ZB262 ZC352 4C086 AA02 AA03 HA01 HA10 HA12 MA01 MA02 MA03 MA04 MA05 MA16 MA23 MA52 NA05 NA10 NA14 ZA02 ZA08 ZA15 ZA34 ZA36 ZA42 ZA54 ZA59 ZA66 ZA67 ZA68 ZA70 ZA73 ZA75 ZA81 ZA89 ZB15 ZB26 ZC35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体内に陰イオンが豊富な場を形成し、
    生体内を通過する間に生体の組織内の受容体に負電荷を
    供給しつづけて受容体の生理活性を維持することを特徴
    とする電気化学的生理活性微粒子。
  2. 【請求項2】 口腔より生体内に摂取される電気化学的
    生理活性微粒子であって、消化器官の粘膜を通して受容
    体である赤血球、白血球に陰イオンを供給してコロイド
    の分散性を保持させるものであることを特徴とする電気
    化学的生理活性微粒子。
  3. 【請求項3】 界面活性剤によって処理された電気化学
    的生理活性微粒子であって、水、アルコールなどの溶媒
    に分散されていることを特徴とする電気化学的生理活性
    微粒子。
  4. 【請求項4】 動植物の生体内に負荷電を供給して生理
    活性を発現させる電気化学的生理活性微粒子であって、
    電気化学的生理活性微粒子は、金、白金、パラジウムな
    どの貴金属の微粒子であることを特徴とする電気化学的
    生理活性微粒子。
  5. 【請求項5】 電気化学的生理活性微粒子は、白金コロ
    イドであり、コロイド中の白金粒子は、単一粒子で10
    nm(100Å)以下、単一粒子が鎖状になった凝集粒
    子が150nm(1500Å)オーダー以下で分散して
    いることを特徴とする請求項1に記載の電気化学的生理
    活性微粒子。
  6. 【請求項6】 白金コロイド中の粒子は、マイナス
    (−)5mV以上の電位を持っていることを特徴とする
    請求項5に記載の電気化学的生理活性微粒子。
  7. 【請求項7】 白金コロイド中の粒子は、化合物でない
    純粋の白金微粒子であることを特徴とする請求項5に記
    載の電気化学的生理活性微粒子。
  8. 【請求項8】 白金コロイドは消化管膜に吸収される水
    分子に電位を与え続けることができ、この性質は白金コ
    ロイドが口腔から摂取されたあと、大腸を通過して肛門
    より***されるまで維持され、しかも白金コロイドは体
    内に滞留することがないことを特徴とする請求項5に記
    載の電気化学的生理活性微粒子。
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