JP2002211533A - 断熱電子レンジ対応紙カップ - Google Patents

断熱電子レンジ対応紙カップ

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JP2002211533A JP2001011916A JP2001011916A JP2002211533A JP 2002211533 A JP2002211533 A JP 2002211533A JP 2001011916 A JP2001011916 A JP 2001011916A JP 2001011916 A JP2001011916 A JP 2001011916A JP 2002211533 A JP2002211533 A JP 2002211533A
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達也 野崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 断熱紙カップの中に、飲料や即席食品などの
内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時に、糸じり
部に焦げを発生させることのない断熱電子レンジ対応紙
カップを提供する。 【解決手段】 紙カップ本体aの胴部11の外周に断熱
カバーbを取り付け、底面部を下方に凹状に形成してい
ることを特徴とする断熱電子レンジ対応紙カップAであ
る。断熱カバーの上、下端部にカール部、または屈曲部
が形成されている断熱カバーが、波形に加工されたコル
ゲート加工紙、段ボール紙、またはエンボス加工紙によ
り形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱電子レンジ対
応紙カップに関するものであり、さらに詳しくは、胴部
に断熱性を有する断熱カバーを取り付けている断熱電子
レンジ対応紙カップに関するものである。そして、本発
明の断熱電子レンジ対応紙カップは、断熱容器として電
子レンジで使用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より、断熱性の有するカップとして
は、発泡性を持つ合成樹脂、とくに発泡ポリスチレン樹
脂を原料とするものが、多く使用されている。また、紙
カップの全周に波形状などの紙製の胴巻きをした形態の
もの、あるいは内側と外側の二重構造とし、二層間に空
間を持たせた形態のものなどが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
断熱性を有するカップにおいて、発泡ポリスチレン樹脂
によるカップは、発泡剤を加えた樹脂を成形加工するこ
とによって製造され、断熱性では優れているが、使用
後、廃棄物として処理しにくく、環境対応および衛生上
の点で問題がある。また、表面の平滑性が低く、印刷適
性に劣るという問題がある。
【0004】また、本体である紙カップの全周に波形状
などの紙製の胴巻きをした形態のもの、あるいは内側と
外側の二重構造とし、二層間に空間を持たせた形態のも
のは、内容物を入れて電子レンジで加熱調理した場合、
本体である紙カップの糸じり部に焦げを生じる場合があ
るという問題がある。その原因は、つぎのように考えら
れる。紙の材料のパルプのセルロースは基本的には電子
レンジのマイクロ波を吸収する。従って、紙の重なる糸
じり部では、紙厚が増し発熱量が増す。一方、表面積は
変わらないため熱の放出量が同じで、発生した熱を蓄積
することになり、温度が上昇し、焦げを発生させる原因
となっている。ただし、内容物がある場合には、焦げが
発生しにくくなる。それは、紙に発生し蓄積された熱が
内容物に奪われるためと考えられる。つまり、通常の紙
カップPでは、図14に示すように、胴部材1と底部材
2の接合部位として糸じり部Zを持つ構造であり、この
糸じり部Zは、表側と裏側の両面からマイクロ波の照射
を受ける上、内容物に触れることがないため、畜熱され
やすく、そのために焦げが生じやすい。
【0005】本発明は、胴部に断熱カバーを取り付けた
断熱性を有する断熱紙カップであって、その断熱紙カッ
プの中に、飲料や即席食品などの内容物を入れ、電子レ
ンジで加熱調理した時に、糸じり部に焦げを発生させる
ことのない断熱電子レンジ対応紙カップを提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
すべく検討した結果、本発明は、筒状の胴部と、該胴部
の上端部を折り曲げたトップカール部と、該胴部の下端
部を内側に折り返した折り返し部とを有する胴部材と、
底面部と、該底面部の外周縁部を折り曲げた屈曲部とを
有する底部材とを備えて前記胴部と前記折り返し部との
間に前記屈曲部が挟み込まれて互いに接合された紙カッ
プ本体の前記胴部の外周に断熱カバーを取り付け、前記
底面部を下方に凹状に形成していることを特徴とする断
熱電子レンジ対応紙カップである。
【0007】また、前記断熱カバーの上端部に、内側へ
のカバー上カール部、または内側へのカバー上屈曲部が
形成されていること、または、下端部に、内側へのカバ
ー下カール部、または内側へのカバー下屈曲部が形成さ
れていることを特徴とする。
【0008】また、前記断熱カバーの上端部に、内側へ
のカバー上カール部、または内側へのカバー上屈曲部が
形成され、かつ、下端部に、内側へのカバー下カール
部、または内側へのカバー下屈曲部が形成されているこ
とを特徴とする。
【0009】また、前記断熱カバーが、所定の間隔で形
成された縦溝と該縦溝間に外方向に突出する広幅の平板
部を有する形状であることを特徴とする。
【0010】さらに、前記断熱カバーが、波形に加工さ
れたコルゲート加工紙、段ボール紙、またはエンボス加
工紙により形成されていることを特徴とする。
【0011】本発明によれば、胴部に断熱カバーを取り
付けた断熱性を有する断熱紙カップであって、本体であ
る紙カップの底面部の形状が下方に凹状に形成されてい
ることによって、断熱紙カップの中に、飲料や即席食品
などの内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時に、
糸じり部に焦げを発生させることのない断熱電子レンジ
対応紙カップを得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら、本
発明について、さらに詳しく説明する。図1は、本発明
による断熱電子レンジ対応紙カップの一実施例の一部切
り欠け断面図である。断熱電子レンジ対応紙カップA
は、図1−aに示すように、紙カップ本体aと紙カップ
本体aの外周に取り付けられた断熱カバーbとからなっ
ている。紙カップ本体aは、胴部材1と底部材2とから
構成され、胴部材1は、胴部11と、上端を外側にカー
ルしてトップカール部12と、下端を内側に折り返して
折り返し部13とからなり、一方、底部材2は、内面側
から下方に凹状の底面部21Uと、外周縁部を下方へ略
直角に屈曲した屈曲部22とからなっている。胴部材1
と底部材2の接合は、底部材2の屈曲部22を、胴部材
1の折り返し部13と、胴部11の下端部とで挟んで加
熱圧着している。
【0013】この底面部21Uは、図1−bに示すよう
に、内面側から下方に凹状に変形したU字形状をしてい
る。底面部21Uの形状は、図1−cに示すように、下
面部21Uaと壁面部21Ubとからなるトレー形状が
好ましく、下面部21Uaは平面状とし、壁面部21U
bは胴部材1の折り返し部13に近ずけることが好まし
い。また、底面部21Uの最大深さxは、胴部材1の折
り返し部13の上端から折り返し部13(厳密には折り
返し部13の幅に底部材2の厚みを加えたもの)の幅X
の70%以上が望ましい。70%以上にすることによっ
て、電子レンジ内で糸じり部Zの裏側からのマイクロ波
の照射を遮ることができ、糸じり部Zの焦げの発生を防
ぐことができる。70%未満の場合には、糸じり部Zが
焦げる危険がある。
【0014】また、下面部21Uaと胴部11の下端に
より形成される下端面Yとの距離yは、上方に8mm未
満、下方に2mm未満の範囲が好ましい。距離yが、図
2−aに示すように、上方に8mm以上の場合には、糸
じり部Zの裏側からのマイクロ波を遮蔽する効果がなく
なる。また、距離yが、図2−bに示すように、下方に
2mm以上の場合には、電子レンジ対応紙カップAは、
安定性を失う危険がある。
【0015】また、紙カップ本体aの胴部材1および底
部材2に使用する材料は、紙を主強度材とし、最内層に
熱可塑性樹脂を設けることを基本としている。
【0016】主強度材となる紙としては、紙カップ成形
適性の良いカップ原紙を使用することが好ましい。坪量
は、とくに限定されないが、紙カップ成形適性上、15
0〜300g/m2の範囲がより好ましい。
【0017】最内層に使用する熱可塑性樹脂は、内容物
の保護、特に液状の物質を入れても洩れない機能、ま
た、熱シールにより胴部の貼り合わせ、そして胴部材1
と底部材2の接着を可能にする機能を持っている必要が
ある。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ナイロン、エチレンビニルアルコール、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられる。厚さと
しては、15〜60μmの範囲が好ましい。これらの熱
可塑性樹脂は、押し出し加工あるいはラミネート加工に
よって、最内層に形成される。
【0018】例えば、具体的な材料の構成としては、表
面側から紙層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂
層/紙層/ポリエチレン樹脂層、発泡ポリエチレン樹脂
層/紙層/ポリエチレン樹脂層、紙層/ポリプロピレン
樹脂層、ポリプロピレン樹脂層/紙層/ポリプロピレン
樹脂層、紙層/ポリエステル樹脂層、ポリエステル樹脂
層/紙層/ポリエステル樹脂層、紙層/ナイロン樹脂
層、ナイロン樹脂層/紙層/ナイロン層などが挙げられ
る。
【0019】特に、底部材2の材料は、凹凸状に変形す
る時、変形しやすく、変形時に、ひび割れやピンホール
が生じない構成を選定する必要があり、ポリエステル樹
脂層、ナイロン樹脂層を有する構成が好ましい。
【0020】一方、断熱カバーbは、主にカバー胴部3
1からなり、紙カップ本体aの胴部11の外周に取り付
けるが、外周全面に取り付ける必要はなく、紙カップ本
体aの胴部11の上下方向の長さより短くして、胴部1
1の外面の上部に取り付けることもできる。
【0021】断熱カバーbの形状としては、紙カップ本
体aの胴部11の外面に密着して取り付けた形状とする
が、断熱カバーbのカバー胴部31の上端部を内側へカ
ールしてカバー上カール部32a(図3−a)あるいは
上端部を内側へ折り返してカバー上屈曲部32b(図3
−b)を形成した形状とすることができる。また、断熱
カバーbのカバー胴部31の下端部を内側へカールして
カバー下カール部33a(図3−c)あるいは下端部を
内側へ折り返してカバー下屈曲部33b(図3−d)を
形成した形状とすることができる。さらに、断熱カバー
bのカバー胴部31の上端部にカバー上カール部32a
あるいはカバー上屈曲部32bを形成すると共に、下端
部にカバー下カール部33aあるいはカバー下屈曲部3
3bを形成した形状とすることができる。この形状にす
ることによって、紙カップ本体aの胴部11と断熱カバ
ーbのカバー胴部31間に、カバー上カール部32aあ
るいはカバー下カール部33aの径、あるいはカバー上
屈曲部32bあるいはカバー下屈曲部33bの厚さに相
当する間隔を有する空隙3が形成されるので、断熱電子
レンジ対応紙カップAの上下方向の全長にわたって断熱
性を確保することができるものである。
【0022】また、断熱カバーbに使用する材料は、断
熱性を有し、紙カップ本体aに巻き付け可能な材料であ
り、例えば、板紙、片段ボール紙、段ボール紙、エンボ
ス加工紙、発泡加工紙などを使用することができる。
【0023】主に使用する板紙は、主にコートボール、
マニラボール、アイボリー等の表面が平滑な板紙であ
り、厚さは200〜400g/m2の範囲が好ましい。
【0024】段ボールは、A段、B段、E段、F段など
の種類があるが、紙カップ本体a巻き付けるという点か
ら、柔軟性のあるF段あるいはE段が好ましい。また、
片面のライナーがない、いわゆる片面段ボールでもよ
く、段加工した中芯を外面に出して使用してもよい。さ
らに、波型に段加工をした段ボールも使用することがで
きる。
【0025】このエンボス加工紙は、通常の段ボールと
は異なり、中芯紙に点状模様、格子模様などの1〜2m
mの深さのエンボス加工を行い、ライナー紙と貼り合わ
せたものである。ライナー紙は片面あるいは両面に貼り
合わせることができる。中芯紙は100〜180g/m
2の範囲で、ライナー紙は200〜270g/m2の範囲
で使用することができる。また、段ボールと同様に、断
熱効果があり、表面のライナー紙に絵柄などを印刷を施
こすことにより、意匠性を高めることができる。
【0026】つぎに、本発明の断熱電子レンジ対応紙カ
ップAを製造する方法について説明する。
【0027】まず、紙カップ本体aを作製するが、この
紙カップ本体aは、図4に示すような胴部材ブランク1
0と底部材ブランク20とから製造され、その製造方法
は、大きく二つの方法に分けることができる。
【0028】一つの方法は、図5に示すように、まず一
般的な紙カップと同様な形状の紙カップを作製する。こ
の底部材2の底面部21が変形前の紙カップの製造は、
紙カップ成型機で一般的な紙カップと同様に成型するこ
とができる。一般的に、胴部材ブランク10は、あらか
じめ前工程で打ち抜かれたものを使用し、底部材ブラン
ク20は、紙カップ成型機上で打ち抜かれる。この底面
部21が底上げとなっている紙カップをつぎの工程で底
面部21を下方に凹状に変形してU字形状の底面部21
Uとする方法である。
【0029】もう一つの方法は、図6に示すように、予
め、胴部材1と底部材2とを別の工程で加工しておく。
そして、つぎの工程で、筒状に成形した胴部材1aとU
字形状の底面部21Uを有する底部材2aとを、底部材
2aの屈曲部22を胴部材1aの折り返し部13と胴部
11の下端部とで挟んで接合する方法である。
【0030】つぎ、この紙カップ本体aの外周に断熱カ
バーbを取り付ける。取り付ける方法としては、予め、
紙カップ本体aに対応する筒状の断熱カバーbを形成し
ておき、図7に示すように、その筒状の断熱カバーbを
紙カップ本体aの胴部11に嵌め込んで取り付ける方法
と、図8に示すように、紙カップ本体aに断熱カバーb
の断熱カバーブランク30を巻き込みながら断熱カバー
ブランク30の両端縁を貼り合せて取り付ける方法があ
る。紙カップ本体aの胴部11と断熱カバーbとの接着
は、部分的に貼り合せてもよく、断熱カバーbの上端部
ないしは下端部の1箇所にて行ってもよいし、上端部と
下端部の2箇所にて接着して固定するようにしてもよ
い。紙カップ本体aと断熱カバーbの接着はホットメル
ト接着剤ないしはエマルジョンタイプ接着剤を使用して
行なうことができる。
【0031】本発明の断熱電子レンジ対応紙カップの用
途は、インスタントラーメン、惣菜類などを温める即席
食品用の容器、あるいはコーヒー、紅茶、スープなどを
温める飲料用の容器として有効である。
【0032】
【実施例】つぎに、本発明の断熱電子レンジ対応紙カッ
プについて、実施例を図面を参照して具体的に説明す
る。
【0033】〔実施例1〕本発明の断熱電子レンジ対応
紙カップの実施例1の断熱電子レンジ対応紙カップ1A
は、図9に示すとおりである。胴部材1は、表面からカ
ップ原紙280g/m2/低密度ポリエチレン樹脂25
μmの構成の材料を、底部材2は、表面からカップ原紙
255g/m2/低密度ポリエチレン樹脂25μmの構
成の材料を使用した。まず、図4のような胴部材ブラン
ク10を打ち抜き工程で作製し、この胴部材ブランク1
0をマンドレルに巻き付け、筒状の胴部材1aを形成し
た。つぎに、一般的な紙カップの成形機で、胴部材1a
の下方から底部材ブランク20を嵌め込み、接着部分を
熱風で加熱し、胴部材1aの下端部を内側に折り返して
折り返し部13とした。つづいて、胴部材1aの上端部
を外側にカールしトップカール部12を形成した。作製
した紙カップの底面部21をつぎの工程で下方に凹状に
変形してU字形状の底面部21Uとして紙カップ本体a
を作製した。
【0034】つぎに、材料として、段ボール(Fフルー
ト)を使用して紙カップ本体aの胴部11の外面全体に
対応した筒状の断熱カバー1bを作製し、この筒状の断
熱カバー1bに紙カップ本体aを嵌め込み、部分的に接
着して固定し、図9に示すような断熱電子レンジ対応紙
カップ1Aを作製した。
【0035】この実施例1の断熱電子レンジ対応紙カッ
プ1Aでは、紙カップ本体aの胴部11に段ボールを材
料とした断熱カバー1bを取り付けたことにより、断熱
性を有し、また、紙カップ本体aの底面部21Uが下方
に凹状となっていることにより、内容物を入れ、電子レ
ンジで加熱調理した時に、糸じり部に焦げを発生させる
ことがなかった。
【0036】〔実施例2〕本発明の断熱電子レンジ対応
紙カップの実施例2の断熱電子レンジ対応紙カップ2A
は、図10に示すとおりであり、実施例1と基本的な構
成は同じであるが、紙カップ本体aの胴部11の外周に
取り付けられている断熱カバー2bの上下方向の長さを
紙カップ本体aの上下方向の長さより短くし、紙カップ
本体aの胴部11の外面の上部に取り付けている点で相
違するものである。
【0037】この実施例2の断熱電子レンジ対応紙カッ
プ2Aでは、図10に示すように、断熱カバー2bの上
下方向の長さを短くすることによって、材料コストを低
くすることができた。
【0038】〔実施例3〕本発明の断熱電子レンジ対応
紙カップの実施例3の断熱電子レンジ対応紙カップ3A
は、図11に示すとおりである。紙カップ本体aの形状
は、実施例1と同じであるが、断熱カバー3bは、材料
として、板紙(コートボール270g/m 2)を使用し
て、紙カップ本体aの胴部11の外面の上下方向の全長
にわたって取り付けられている。そして、断熱カバー3
bの下端部を内側へカールしてカバー下カール部33a
が形成され、紙カップ本体aの胴部11の下端部に接し
て固定され、断熱カバー3bの上端部の内面を紙カップ
本体aの胴部11のトップカール部12の下側の位置で
接着して断熱カバー3bが紙カップ本体aに取り付けら
れ、紙カップ本体aの胴部11の外面と断熱カバー3b
のカバー胴部31の内面の間に空隙3が形成されてい
る。
【0039】この実施例3の断熱電子レンジ対応紙カッ
プ3Aでは、図11に示すように、紙カップ本体aの胴
部11と断熱カバー3bのカバー胴部31との間に、下
部ではカバー下カール部33aの径に相当する間隔を有
する空隙3が形成されているので、断熱電子レンジ対応
紙カップ3Aの下部において高い断熱性を有している。
【0040】〔実施例4〕本発明の断熱電子レンジ対応
紙カップの実施例4の断熱電子レンジ対応紙カップ4A
は、図12に示すとおりである。紙カップ本体aの形状
は、実施例1と同じであるが、断熱カバー4bは、材料
として、板紙(コートボール270g/m 2)を使用し
て、紙カップ本体aの胴部11の外面の上下方向の全長
にわたって取り付けられている。そして、下端部に内向
きにカバー下カール部33aが形成され、上端部に内側
へのカバー上屈曲部32bが形成された断熱カバー4b
が、紙カップ本体aのトップカール部12の下側の位置
で、紙カップ本体aの胴部11の外面と断熱カバー4b
の上端部のカバー上屈曲部32bの内面が接着されて、
紙カップ本体aの胴部11の外面と断熱カバー4bのカ
バー胴部31の内面の間に空隙3が形成されている。
【0041】この実施例4の断熱電子レンジ対応紙カッ
プ4Aでは、図12に示すように、紙カップ本体aの胴
部11と断熱カバー4bのカバー胴部31間に、下部で
はカバー下カール部33aの径に相当する間隔を有し、
上部ではカバー上屈曲部32bの厚さに相当する間隔を
有する空隙3が形成されるので、上部におけ空隙3は下
部における空隙3よりやや小さくなるが、断熱電子レン
ジ対応紙カップ4Aの上下方向の全長にわたって高い断
熱性を有している。
【0042】〔実施例5〕本発明の断熱電子レンジ対応
紙カップの実施例5の断熱電子レンジ対応紙カップ5A
は、図13に示すとおりである。紙カップ本体aの形状
は、実施例1と同じであるが、断熱カバー5bは、材料
として、板紙(コートボール270g/m 2)を使用し
て、紙カップ本体aの胴部11の外面の上下方向の全長
にわたって取り付けられている。そして、下端部に内向
きにカバー下カール部33aが形成され、上端部に内向
きにカバー上カール部32aが形成された断熱カバー5
bが、紙カップ本体aのトップカール部12の下側の位
置で紙カップ本体aの胴部11の外面に接着されてい
る。
【0043】この実施例5の断熱電子レンジ対応紙カッ
プ5Aでは、図13に示すように、紙カップ本体aの胴
部11と断熱カバー5bのカバー胴部31間に、下部で
はカバー下カール部33aの径に相当する間隔を有し、
上部ではカバー上カール部32aの径に相当する間隔を
有する空隙3が形成されるので、断熱電子レンジ対応紙
カップ5Aの上下方向の全長にわたって広い間隔を有す
る空隙3が形成されるので優れた断熱性を有している。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、胴部に断熱カバーを取
り付けた断熱性を有する断熱紙カップであって、本体で
ある紙カップの底面部の形状が下方に凹状に形成されて
いることによって、断熱紙カップの中に、飲料や即席食
品などの内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時
に、糸じり部に焦げを発生させることのない断熱電子レ
ンジ対応紙カップを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップを示
す一部切り欠け断面図である。
【図2】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの底
部材の形状を示す部分断面図である。
【図3】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの断
熱カバーの形状を示す部分断面図である。
【図4】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの紙
カップ本体を構成する胴部材ブランクおよび底部材ブラ
ンクを示す展開図である。
【図5】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの紙
カップ本体を製造する方法を説明する図である。
【図6】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの紙
カップ本体を製造するもう一つの方法を説明する図であ
る。
【図7】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの紙
カップ本体に断熱カバーを取り付ける方法を説明する図
である。
【図8】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの紙
カップ本体に断熱カバーを取り付けるもう一つの方法を
説明する図である。
【図9】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの実
施例1を示す一部切り欠け断面図である。
【図10】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの
実施例2を示す一部切り欠け断面図である。
【図11】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの
実施例3を示す一部切り欠け断面図である。
【図12】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの
実施例4を示す一部切り欠け断面図である。
【図13】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの
実施例5を示す一部切り欠け断面図である。
【図14】従来の紙カップを示す一部切り欠け断面図で
ある。
【符号の説明】
A 断熱電子レンジ対応紙カップ 1A 断熱電子レンジ対応紙カップ(実施例1) 2A 断熱電子レンジ対応紙カップ(実施例2) 3A 断熱電子レンジ対応紙カップ(実施例3) 4A 断熱電子レンジ対応紙カップ(実施例4) 5A 断熱電子レンジ対応紙カップ(実施例5) a 紙カップ本体 b 断熱カバー 1b〜5b 断熱カバー P 紙カップ(従来) X 折り返し部の幅 x 底面部の最大深さ Y 胴部の下端面 y 下面部とYとの距離 Z 糸じり部 1 胴部材 1a 胴部材(接合前) 2 底部材 2a 底部材(接合前) 3 空隙 10 胴部材ブランク 11 胴部 12 トップカール部 13 折り返し部 20 底部材ブランク 21 底面部 21U 底面部(変形後) 21Ua 下面部(変形後) 21Ub 側壁部(変形後) 22 屈曲部(底部材) 30 断熱カバーブランク 31 カバー胴部 32a カバー上カール部 32b カバー上屈曲部 33a カバー下カール部 33b カバー下屈曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 憲一 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E067 AB01 BA07A BB01A EE48 GA11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の胴部と、該胴部の上端部を折り曲
    げたトップカール部と、該胴部の下端部を内側に折り返
    した折り返し部とを有する胴部材と、底面部と、該底面
    部の外周縁部を折り曲げた屈曲部とを有する底部材とを
    備えて前記胴部と前記折り返し部との間に前記屈曲部が
    挟み込まれて互いに接合された紙カップ本体の前記胴部
    の外周に断熱カバーを取り付け、前記底面部を下方に凹
    状に形成していることを特徴とする断熱電子レンジ対応
    紙カップ。
  2. 【請求項2】 前記断熱カバーの上端部に、内側へのカ
    バー上カール部、又は内側へのカバー上屈曲部が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載する断熱電子
    レンジ対応紙カップ。
  3. 【請求項3】 前記断熱カバーの下端部に、内側へのカ
    バー下カール部、又は内側へのカバー下屈曲部が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載する断熱電子
    レンジ対応紙カップ。
  4. 【請求項4】 前記断熱カバーの上端部に、前記カバー
    上カール部、又は前記カバー上屈曲部が形成され、か
    つ、前記断熱カバーの下端部に、前記カバー下カール
    部、又は前記カバー下屈曲部が形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載する断熱電子レンジ対応紙カッ
    プ。
  5. 【請求項5】 前記断熱カバーが、所定の間隔で形成さ
    れた縦溝と該縦溝間に外方向に突出する広幅の平板部を
    有する形状であることを特徴とする請求項1に記載する
    断熱電子レンジ対応紙カップ。
  6. 【請求項6】 前記断熱カバーが、波形に加工されたコ
    ルゲート加工紙により形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載する断熱電子レンジ対応紙カップ。
  7. 【請求項7】 前記断熱カバーが、段ボール紙により形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載する断熱
    電子レンジ対応紙カップ。
  8. 【請求項8】 前記断熱カバーが、エンボス加工紙によ
    り形成されていることを特徴とする請求項1に記載する
    断熱電子レンジ対応紙カップ。
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