JP2002211515A - 製品収納袋自動結束機 - Google Patents

製品収納袋自動結束機

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JP2002211515A
JP2002211515A JP2001003551A JP2001003551A JP2002211515A JP 2002211515 A JP2002211515 A JP 2002211515A JP 2001003551 A JP2001003551 A JP 2001003551A JP 2001003551 A JP2001003551 A JP 2001003551A JP 2002211515 A JP2002211515 A JP 2002211515A
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Kenji Kobayashi
建司 小林
Makihito Fukada
満紀仁 深田
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Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製品収納袋の口部が結束位置で膨らむことがな
いように、結束位置まで保持搬送可能な製品収納袋自動
結束機を提供すること。 【解決手段】第1,第2の口部挟持ベルト手段29,3
0は結束位置25a側に向けて間隔が徐々に広くなるよ
うに配置されている製品収納袋自動結束機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製品が収納され
た製品収納袋を結束位置まで搬送して、製品収納袋の口
部を結束具で結束する製品収納袋自動結束機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示したように、製品が収
納された製品収納袋1の口部1aを結束具2で結束する
製品収納袋自動結束機が考えられている。
【0003】この製品収納袋自動結束機は、製品収納袋
1の口部1aを図14に示した結束具2で結束する結束
装置3と、製品収納袋1を結束装置3に向けて搬送する
製品搬送ベルト4と、製品収納袋1の口部1aを結束装
置3による結束位置まで挟持して搬送する口部搬送手段
5を有する。尚、クリップ(結束具)2としては、樹脂
製のクリップ板2aに口部保持穴2bと口部案内切欠2
cを設けたものが用いられる。また、結束装置3には、
周知の構成のものが用いられている。
【0004】この口部搬送手段5は、図10に示したよ
うに第1,第2の口部挟持搬送ベルト手段6,7を有す
る(図11参照)。この第1の口部挟持搬送ベルト手段
6は図11に示したように上下一対のベルト6a,6b
を備え、第2の口部挟持搬送ベルト手段7は上下一対の
ベルト7a,7bを備えている。また、第1,第2の口
部挟持搬送ベルト手段6,7の口部排出位置A,Bに
は、軸状の口部係止手段8,8が図示しない駆動手段に
より出没可能に設けられている(図12参照)。
【0005】この様な構成においては、口部係止手段
8,8が第1,第2の口部挟持搬送ベルト手段6,7の
口部排出位置A,Bに挿入された後、製品収納袋1が製
品搬送ベルト4により結束装置3側に搬送される。
【0006】そして、製品収納袋1の口部1aが口部搬
送手段5の第1,第2の口部挟持搬送ベルト手段6,7
の部分に図13(a)の如く搬送されると、間隔をおい
て口部1aの2箇所が第1の口部挟持搬送ベルト手段6
のベルト6a,6b間及び第2の口部挟持搬送ベルト手
段7のベルト7a,7b間で挟持される。
【0007】この状態で、口部1aは図12の如く結束
位置9まで移動させられる。そして、結束装置3は、口
部1aが第1,第2の口部挟持ベルト手段6,7から排
出される前に、図13(b)の如く第1,第2の口部挟
持ベルト手段6,7で挟持された2箇所の間の部分をク
リップ(結束具)2で結束する。この結束に際して結束
装置3は、クリップ2を口部案内切欠2bが口部1aに
係合するように口部1aに対して押し付けることによ
り、口部1aが口部保持穴2a内に挿入される様にして
いる。
【0008】この後、口部係止手段8,8が第1,第2
の口部挟持搬送ベルト手段6,7の製品排出部から退避
させられて、口部1aが図13(c)の如く第1,第2
の口部挟持ベルト手段5,6から排出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した口
部搬送手段5の第1,第2の口部挟持搬送ベルト手段
6,7は、図12に示したように互いに平行に設けられ
ていたため、口部1aの第1,第2の口部挟持搬送ベル
ト手段6,7の部分が結束位置9で図12の如く膨らん
でしまうことがある。
【0010】一方、結束に際して結束装置3は、上述し
たように、クリップ2を口部案内切欠2bが口部1aに
係合するように口部1aに対して押し付けることによ
り、口部1aが口部保持穴2a内に挿入される様にして
いる。
【0011】このため、口部1aの第1,第2の口部挟
持搬送ベルト手段6,7の部分が図12の如く膨らんで
しまった場合、クリップ2の口部案内切欠2bを口部1
aに押し付ける際に、クリップ2で口部1aを擦って傷
つけるたり、口部1aが口部案内切欠2b内に入らない
という問題があった。
【0012】そこで、この発明は、製品収納袋の口部が
結束位置で膨らむことがないように、結束位置まで保持
搬送可能な製品収納袋自動結束機を提供することを目的
とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、製品が収納された製品収
納袋の口部を口部搬送手段で結束位置まで搬送して、前
記口部を結束具で結束する結束手段が設けられた製品収
納袋自動結束機であって、前記口部搬送手段は前記口部
の開口方向の2箇所をそれぞれ上下一対のベルトで挟持
して前記結束位置まで搬送する第1,第2の口部挟持搬
送ベルト手段を備えると共に、前記第1,第2の口部挟
持搬送ベルト手段は前記結束位置に向けて間隔が徐々に
広くなる様に配置されている製品収納袋自動結束機とし
たことを特徴とする。
【0014】また、上述した目的を達成するため、請求
項2の発明は、製品が収納された製品収納袋を搬送する
製品搬送手段の搬送方向途中に配置されると共に前記製
品収納袋の口部を結束具で結束する結束手段であって、
前記結束手段が、前記製品収納袋の口部の一箇所を上下
一対のベルトで挟持して前記結束装置による結束位置ま
で搬送する第1の口部挟持搬送ベルト手段と、前記製品
収納袋の口部の他の箇所を上下一対のベルトで挟持して
前記結束装置による結束位置まで搬送する第2の口部挟
持搬送ベルト手段と、前記第1,第2の口部挟持ベルト
手段の排出位置に出没可能に設けられた口部係止手段
と、前記口部係止手段を前記前記第1,第2の口部挟持
ベルト手段の排出位置に対して出没させる駆動手段を備
えると共に、前記駆動手段により前記口部係止手段を前
記第1,第2の口部挟持ベルト手段の排出位置に挿入し
た後に、前記第1,第2の口部挟持ベルト手段により前
記口部を前記排出位置に排出して前記口部を前記口部係
止手段に係止させ、前記口部係止手段と前記第1,第2
の口部挟持ベルト手段との間で挟持された2箇所の間の
部分を前記結束装置により結束具で結束させる制御回路
を備える製品収納袋自動結束機において、前記第1,第
2の口部挟持ベルト手段は排出側に向けて間隔が徐々に
広くなるように配置されている製品収納袋自動結束機と
したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 [構成]図1において10は、この発明に係る製品収納袋
自動結束機(製品収納袋口部結束機)を示したものであ
る。この製品収納袋結束機である製品収納袋自動結束機
10は、例えば図2の如くパンや菓子等の製品Gが収納
された製品収納袋11の口部11aをクリップ(結束
具)12で結束するのに用いられる。このクリップ12
としては、図7に示したように、樹脂製のクリップ板1
2aに口部保持穴12bと口部案内切欠12cを設けた
ものが用いられる。この口部案内切欠12cは、口部保
持穴12bから開放端に向かうに従って徐々に広くなる
ようにテーパ状に形成されている。12d,12dは、
口部案内切欠12cを形成することによりクリップ板1
2に設けられた係止片である。
【0016】製品収納袋自動結束機10は、結束機本体
13と、製品収納袋11を結束機本体13側に向けて搬
送する製品搬装置(製品搬送手段)14を有する。 <製品搬装置14>製品搬送装置14は、間隔をおいて
配設されたプーリ16,17と、プーリ16,17に掛
け渡された製品搬送ベルト18と、製品搬送ベルト18
の表面に長手方向に間隔をおいて取り付けられた多数の
製品係止部材(ストッパ)19を有する。また、製品搬
送装置14は、プーリ16側に設けられた駆動モータ
(ベルト駆動手段)20と、駆動モータ20の出力軸2
0aに取り付けられたタイミングギア21と、プーリ1
6に設けられたタイミングギヤ22と、タイミングギヤ
21,22に掛け渡されたタイミングベルト23を有す
る。 <結束機本体(結束手段)13>結束機本体13は、製
品搬送ベルト18の製品排出側の側部に配設された本体
ケース24と、本体ケース24の製品搬送ベルト18側
の正面に取り付けられた結束装置25と、本体ケース2
4に取り付けられ且つ製品収納袋11の口部11aを結
束装置25による結束位置25aまで挟持して搬送する
口部搬送手段26を有する。 (結束装置25)結束装置25は、図2に示したよう
に、本体ケース24に下方に向けて取り付けられたクリ
ップ供給装置27と、クリップ供給装置の下方に位置し
て本体ケース24に取り付けられたクリップ結合装置2
8を有する。
【0017】このクリップ供給装置27は、クリップ1
2を結束位置25aまで押し下げて、製品収納袋11の
口部11aに押し付けることにより、口部案内切欠12
cで口部11aを口部保持穴12b内まで挿入させた
後、クリップ12の係止片12d,12d同士を重ね合
わせる様になっている。この様なクリップ供給装置27
には周知の構造のものが採用できるので、その詳細な説
明は省略する。
【0018】また、クリップ結合装置28は、クリップ
供給装置27によって重ね合わせられた係止片12d,
12d同士の重ね合わせ部に絞りによるダボを形成し
て、係止片12d,12d同士を結合する。この構成に
も周知の構造が採用できるので、その詳細な説明は省略
する。 (口部搬送手段26)口部搬送手段26は、図3に示し
たように製品搬送ベルト18による搬送方向と交差(直
交)する方向に並設されて、製品収納袋11の口部11
aの開口方向の2箇所を挟持して結束位置まで搬送させ
る第1,第2の口部挟持搬送ベルト手段29,30を有
する。
【0019】この第1の口部挟持搬送ベルト手段29は
上下一対のベルト(口部挟持搬送ベルト)29a,29
bを備え、又、第2の口部挟持搬送ベルト手段30は上
下一対のベルト(口部挟持搬送ベルト)30a,30b
を備えている。
【0020】このベルト29aは図4に示したように複
数の支持板31aを組み合わせたプーリ支持フレーム3
1内の空間32に配設され、ベルト30aは図4に示し
たように複数の支持板33aを組み合わせたプーリ支持
フレーム33内の空間34内に配設されている。そし
て、プーリ支持フレーム31,31に保持されたプーリ
35P1〜35P3にベルト29aが掛け渡され、プー
リ支持板33,33及び35,35に保持されたプーリ
36P1〜36P3にベルト30aが掛け渡されてい
る。尚、ベルト29b,30bもベルト29a,29b
と同様にしてプーリ支持フレーム31′,33′のプー
リ35P1′〜35P3′及びプーリ36P1′〜36
P3′に掛け渡されている。
【0021】しかも、第1,第2の口部挟持ベルト手段
29,30、即ちベルト29a,30aの間隔は口部排
出位置A,B側に向けて間隔が徐々に広くなるように配
置されている。尚、口部排出位置Aはプーリ支持板31
a,31a(及び31a′,31a′)間に設けられ、
口部排出位置Bはプーリ支持板33a,33a(及び3
3a′,33a′)間に設けられている。 (口部係止手段37)また、本体ケース24には、第
1,第2の口部挟持搬送ベルト手段29,30で搬送さ
れる口部11aを係止する口部係止手段37が設けられ
ている。この口部係止手段37は、図1、図2、図4、
図5に示した様に下方に向けて延びる口部係止ピン38
a,38aを有するストッパ38と、図5に示したよう
にケース本体24内に配設され且つ軸線が上下に延びる
ソレノイド(駆動手段)39と、ストッパ38と一体に
設けられ且つソレノイド39のアクチュエータ39aに
取り付けられたアーム40を有する。このアーム40
は、ケース本体24の正面壁24aに設けられた上下に
延びるスリット41を貫通している。
【0022】そして、ソレノイド39は、非通電時に図
5の実線の位置及び図6(a)の位置にストッパ38を
位置させて、口部係止ピン38a,38aを口部排出位
置A,Bに図4の如く挿入させた状態とするようになっ
ている。また、ソレノイド39は、通電して作動させた
ときに、アクチュエータ39aを上方に進出させて、口
部係止ピン38a,38aを口部排出位置A,Bから退
出させて、図5,図6(b)の如く上方の退避位置42
まで移動させる様になっている。
【0023】尚、このソレノイド39に代えてエアシリ
ンダや油圧シリンダ、又はモータ等により駆動されるリ
ンクや歯車駆動機構、或いはモータ等により駆動される
カム機構等の駆動機構を設けて、この駆動機構によりソ
レノイド39と同様なストッパ38の昇降駆動を行うよ
うにすることができる。 (制御回路)結束機本体(結束手段)13は、図8に示
したように上述した駆動モータ20を駆動制御する演算
制御回路(制御回路)43を有する。また、上述したプ
ーリ36P3(35P2)及び36P3′(35P
2′)は、図8に示した駆動モータ44で同期回転駆動
されるようになっている。この駆動モータ44も演算制
御回路43により駆動制御されるようになっている。ま
た、クリップ供給装置27及びクリップ結合装置28も
演算制御回路43により作動制御される様になってい
る。
【0024】更に、ベルト29a,30aの下部間には
マイクロスイッチ等の接触式のセンサMSが製品収納袋
11の口部11aを検出する検出手段として設けられて
いる。この検出手段としては、発光素子と受光素子から
なる光式のものでも良いし、他の構成のものでも良い。
しかも、このセンサMSの出力は演算制御回路43に入
力される。 [作用]次に、この様な構成の製品収納袋自動結束機10
の作用を説明する。
【0025】演算制御回路43は、図1の駆動モータ2
0を駆動制御して、駆動モータ20の回転をタイミング
ギヤ21,22及びタイミングベルト23を介して、駆
動用のプーリ16に伝達させ、製品搬送ベルト18を矢
印45で示した方向に連続的に回転駆動させる。この状
態において、製品搬送ベルト18上には、結束機本体1
3と反対側の端部において製品収納袋11が供給され
る。この際、製品収納袋11の口部11aは、製品搬送
ベルト18の結束機本体13が配設されている側の側縁
から突出させられる。また、製品搬送ベルト18上供給
された製品収納袋11は、製品係止部材(ストッパ)1
9に係止されながら結束機本体13側に搬送される。
【0026】この搬送に伴い、第1の口部挟持搬送ベル
ト手段29のベルト29a,29bは、図9(a)の位
置で製品収納袋11の口部11aの開口端側の挟持部1
1a1を挟持して、この挟持部11a1を口部排出位置
A側に製品搬送ベルト18の搬送速度より速い速度(例
えば製品搬送ベルト18の搬送速度の3倍速い速度)で
移動させる。同様に、第2の口部挟持搬送ベルト手段3
0のベルト30a,30bは、製品収納袋11の口部1
1aの製品G側の挟持部11a2を挟持して、この挟持
部11a2を口部排出位置B側に製品搬送ベルト18の
搬送速度より速い速度(例えば製品搬送ベルト18の搬
送速度の3倍速い速度)で移動させる。尚、この第1の
口部挟持搬送ベルト手段29のベルト29a,29b及
び第2の口部挟持搬送ベルト手段30のベルト30a,
30bは同期駆動される。この様にして口部11aを製
品搬送ベルト18の搬送速度より速い速度で搬送するこ
とにより、口部11a及び製品収納袋11が製品係止部
材19に対して搬送方向に先送りされ、製品収納袋11
が製品係止部材19から搬送方向に離反する。
【0027】この様な口部11aの搬送中は、係止ピン
38a,38aが口部排出位置A,B内に挿入されてい
る。しかも、口部11aの挟持部11a1,11a2
は、ベルト29a,29b及び30a,30b間から口
部排出位置A,B内に徐々に排出されて口部係止ピン3
8a,38aに徐々に係止される。この様にして、口部
11aの挟持部11a1,11a2の全てがベルト29
a,29b及び30a,30b間から口部排出位置A,
B内に排出されて口部係止ピン38a,38aに係止さ
れる。
【0028】ところで、このベルト29a,29bと3
0a,30bの間隔は、結束位置25a即ち口部排出位
置A,B側に向かうに従って徐々に広くなる。従って、
口部11の挟持部11a1,11a2の間隔は、口部1
1aが結束位置25aに向かうに従って徐々に広くな
る。この結果、口部11aが上述の様に第1,第2の口
部挟持搬送ベルト手段29、30で挟持されて結束位置
25aに向けて搬送されるに従って、口部11の挟持部
11a1,11a2の間が徐々に引っ張られる。そし
て、この状態で、口部11aの挟持部11a1,11a
2は、ベルト29a,29b及び30a,30b間から
口部排出位置A,B内に徐々に排出されて口部係止ピン
38a,38aに係止される。この係止により、口部1
1aは挟持部11a1,11a2間が引っ張られた状態
で弛みなく図9(b)の如く絞られる。
【0029】尚、この様にして口部11aの全てがベル
ト29a,29b及び30a,30b間から排出され、
口部係止ピン38a,38aに係止されるまでの時間t
は、マイクロスイッチMSの位置から口部排出位置A,
Bまでの距離と、ベルト29a,29b及び30a,3
0bによる口部11aの移動速度とから求めることがで
きる。
【0030】この後、演算制御回路43は、クリップ供
給装置27を作動制御して、クリップ12を結束位置2
5aまで押し下げ、製品収納袋11の口部案内切欠12
cを製品収納袋11の口部11aに押し付ける。これに
より、口部11aは、クリップ12のテーパ状の口部案
内切欠12cの作用によりクリップ12の口部保持穴1
2b内まで挿入させられる。この後、演算制御回路43
は、クリップ供給装置27を作動制御して、クリップ1
2の係止片12d,12d同士を重ね合わせる。
【0031】また、演算制御回路43は、図示しない駆
動モータ等の駆動手段によりクリップ結合装置28を結
束位置25aまで押し上げることにより、この押し上げ
駆動力に連動するカム手段(図示せず)やリンク手段等
の連動手段を用いて、クリップ結合置28のポンチとダ
イス等による絞り手段(図示せず)を作動制御させ、ク
リップ供給装置27によって重ね合わせられた係止片1
2d,12d同士の重ね合わせ部に絞りによるダボを絞
り手段により形成させ、係止片12d,12d同士を結
合して、図9(a)の如く口部11aを結束する。
【0032】次に、演算制御回路43は、ソレノイド3
9に通電してアクチュエータ39を上方に進出させ、ス
トッパ38を上方の退避位置42までに移動させること
により、ストッパ38の係止ピン38a,38aを口部
排出位置A,Bから図9(c)の如く退避させる。
【0033】尚、クリップ供給装置27及びクリップ結
合装置28を結束位置25aまで移動させて口部11a
をクリップ12で結束する際、又は結束完了直前、若し
くは結束直後に製品係止部材19が製品収納袋11に追
いついて製品収納袋11を係止すると共に、クリップ供
給装置27及びクリップ結合装置28が結束位置25a
から退避し、且つ、ストッパ38の係止ピン38a,3
8aを口部排出位置A,Bから図9(c)の如く退避す
る。このようなタイミングは、搬送ベルト18の搬送速
度、第1,第2の口部挟持ベルト搬送手段29,30に
よる口部11aの搬送速度やクリップ供給装置27及び
クリップ結合装置28の動作時間、ストッパ38の昇降
作動制御時間等を考慮して設定される。
【0034】この様にすることで、搬送ベルト18を停
止させることなく連続的に駆動させて、製品収納袋11
を連続的に搬送して口部11aをクリップ12により結
束する(絞って閉じる)ことができる。この様にして口
部11aがクリップ12で結束された製品収納袋11
は、搬送ベルト18で搬送されて排出される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、口部搬送手段は前
記口部の開口方向の2箇所をそれぞれ上下一対のベルト
で挟持して前記結束位置まで搬送する第1,第2の口部
挟持搬送ベルト手段を備えると共に、第1,第2の口部
挟持搬送ベルト手段は前記結束位置に向けて間隔が徐々
に広くなる様に配置されている構成としたので、製品収
納袋の口部が結束位置で膨らむことがないように、結束
位置まで保持搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る製品収納袋自動結束機の概略斜
視図である。
【図2】図1の部分正面図である。
【図3】図1に示した口部搬送手段の概略説明図であ
る。
【図4】(a)は、図1の口部搬送手段の平面図、
(b)は(a)の正面図である。
【図5】図1に示した口部係止手段の説明図である。
【図6】(a)、(b)は、図1,図5に示した口部係
止手段のストッパの作用説明図である。
【図7】図1のクリップの説明図である。
【図8】図1に示した製品収納袋自動結束機の制御回路
図である。
【図9】(a)〜(c)は、図1に示した口部搬送手段
の作用説明図である。
【図10】従来の製品収納袋自動結束機の概略斜視図で
ある。
【図11】図10に示した口部搬送手段の概略説明図で
ある。
【図12】図10の口部搬送手段の平面図である。
【図13】(a)〜(c)は、図12に示した口部搬送
手段の作用説明図である。
【図14】図10に示したクリップの説明図である。
【符号の説明】 G・・・製品 10・・・製品収納袋自動結束機 11・・・製品収納袋 11a・・・口部 12・・・クリップ(結束具) 14・・・製品搬装置(製品搬送手段) 25・・・結束装置 25a・・・結束位置 26・・・口部搬送手段 29・・・第1の口部挟持搬送ベルト手段 29a,29b・・・ベルト 30・・・第2の口部挟持搬送ベルト手段 30a,30b・・・ベルト 37・・・口部係止手段 39・・・ソレノイド(駆動手段) 43・・・演算制御回路(制御回路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品が収納された製品収納袋の口部を口部
    搬送手段で結束位置まで搬送して、前記口部を結束具で
    結束する結束手段が設けられた製品収納袋自動結束機で
    あって、前記口部搬送手段は前記口部の開口方向の2箇
    所をそれぞれ上下一対のベルトで挟持して前記結束位置
    まで搬送する第1,第2の口部挟持搬送ベルト手段を備
    えると共に、前記第1,第2の口部挟持搬送ベルト手段
    は前記結束位置に向けて間隔が徐々に広くなる様に配置
    されていることを特徴とする製品収納袋自動結束機。
  2. 【請求項2】製品が収納された製品収納袋を搬送する製
    品搬送手段の搬送方向途中に配置されると共に前記製品
    収納袋の口部を結束具で結束する結束手段であって、 前記結束手段が、前記製品収納袋の口部の一箇所を上下
    一対のベルトで挟持して前記結束装置による結束位置ま
    で搬送する第1の口部挟持搬送ベルト手段と、前記製品
    収納袋の口部の他の箇所を上下一対のベルトで挟持して
    前記結束装置による結束位置まで搬送する第2の口部挟
    持搬送ベルト手段と、前記第1,第2の口部挟持ベルト
    手段の排出位置に出没可能に設けられた口部係止手段
    と、前記口部係止手段を前記第1,第2の口部挟持ベル
    ト手段の排出位置に対して出没させる駆動手段を備える
    と共に、前記駆動手段により前記口部係止手段を前記第
    1,第2の口部挟持ベルト手段の排出位置に挿入した後
    に、前記第1,第2の口部挟持ベルト手段により前記口
    部を前記排出位置に排出して前記口部を前記口部係止手
    段に係止させ、前記口部係止手段と前記第1,第2の口
    部挟持ベルト手段との間で挟持された2箇所の間の部分
    を前記結束装置により結束具で結束させる制御回路を備
    える製品収納袋自動結束機において、 前記第1,第2の口部挟持ベルト手段は排出側に向けて
    間隔が徐々に広くなるように配置されていることを特徴
    とする製品収納袋自動結束機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113859616A (zh) * 2020-06-30 2021-12-31 美克司株式会社 捆扎机
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