JP2002210008A - 注射器兼容器用密封ゴム栓 - Google Patents

注射器兼容器用密封ゴム栓

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    • A61M2005/3104Caps for syringes without needle

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注射器兼容器のルアーノズルとルアーロック
部からなる薬液吐出部にゴム製の密封栓を打栓する際、
該密封栓と薬液吐出部との間隙の空気の排出が可能で、
打栓時及び注射器兼容器の加熱滅菌処理時の浮き上がり
や抜け落ちが防止された注射器兼容器の薬液吐出部に装
着するゴム製密封栓の提供。 【解決手段】 注射器兼容器の薬液吐出部に装着するゴ
ム製円筒状密封栓であって、その外形をなす天面部及び
外側円筒と、その内側の天面部下方に形成された内側円
筒とから構成され、上記内側円筒は、その中にルアーノ
ズルの少なくとも先端部が密に挿入可能、且つ、それ自
体がルアーノズルとルアーロック部との間隙に密に嵌挿
可能に形成され、上記外側円筒のルアーロック部の外面
と接触する内面には少なくとも1本の空気が流通可能な
溝がその長手方向に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はルアーノズル及びル
アーロック部からなる薬液吐出部を有する注射器兼容器
〔プレフィルドシリンジ(pre-filled syringe)〕の薬
液吐出部に装着する密封ゴム栓に関し、詳しくは、打栓
が容易で、打栓時及び打栓後の加熱滅菌処理時の浮き上
がりが防止された密封ゴム栓に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、薬液や栄養剤等を予め注射器の注
射筒内に充填、密封したプレフィルドシリンジと称され
る容器兼用注射器が使用されるようになってきた。容器
兼用注射器の使用によって、アンプルやバイアル等の容
器から薬液等を注射器に吸引する際の誤操作、異物混入
汚染や注射針の損傷等が防止でき、更に、緊急時の揺変
性(チクソトロピック性)薬液等を注射器へ吸引する手
間や時間を省くことが可能となった。
【0003】本発明のプレフィルドシリンジは、従来の
注射器とは図3(a)に示すように形状は同じで、輸液
等に薬剤を混合したり、粘性の高い薬剤等を注射する際
に、エクステンションチューブ(延長チューブ)や三方
コックあるいは注射針がルアーノズル(注射ノズル)に
装着されるが、これらが脱着する(抜け落ちる)ことを
防止するための図3(b)に示すルアーロック部が設け
られている点、即ち、薬液吐出部がルアーノズルとルア
ーロック部とからなる点で異なっている。
【0004】図3(b)は薬液吐出部の拡大図であり、
ルアーノズル及びルアーロック部の断面図(左半分)と
側面図(右半分)を同時に示している。ルアーロック部
はルアーノズルと同心円に形成されたルアーノズルより
は高さの低い円筒形状を有し、その内周面には凸状螺旋
突条が形成されており、ルアーノズルとルアーロック部
の間隙にエクステンションチューブ等の凸状螺旋突条を
有する円筒状接続部をねじ込み嵌合させる。
【0005】薬液等が充填されたプレフィルドシリンジ
は、上記のルアーノズルとルアーロック部からなる薬液
吐出部に、通常ノズルキャップと称されるゴム製の密封
栓を被せ、フランジのある他端にはプレフィルドシリン
ジ使用時にはピストンとなるゴム製の密封栓を装着し、
薬液等が密封された容器として加熱滅菌されたものが供
給される。密封栓を薬液吐出部に装着する(被せる)操
作は、通常打栓と称される。
【0006】従来から使用されているプレフィルドシリ
ンジの薬液吐出部に装着する密封栓(以下ではノズルキ
ャップと称することがある。)は、その一例の断面図を
図4(a)に示すが、ルアーロック部の外周面に被せる
外側円筒とその中にルアーノズルが挿入されるととも
に、ルアーノズルとルアーロック部との間隙に挿入可能
に形成され内側円筒とが天面部下方にそれぞれ一体に形
成されたほぼ円筒状の構造を有するゴム栓が用いられて
いる。このノズルキャップが薬液吐出部に装着された状
態の概略断面図を図4(b)に示す(但し、ルアーロッ
ク部の凸状螺旋突条は省略してある。)。
【0007】ノズルキャップの打栓の過程を図5に示す
が、(a)打栓開始時、(b)は打栓がある程度進んだ
状態の模式図である。(a)において、ノズルキャップ
の内外円筒の間隙及びプレフィルドシリンジの薬液吐出
部のルアーロック部とルアーノズルとの間隙には空気が
存在する。打栓により(b)におけるように、これらの
間隙の空気は逃げ道がなく加圧密封され、ノズルキャッ
プは浮き上がり易い状態となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような浮き上がり
易い状態で打栓されたノズルキャップは、プレフィルド
シリンジの加熱滅菌処理時に密封加圧空気が加熱により
更に加圧されることから、更に浮き上がり易くなって抜
け易くなるという問題が生じ、改良が必要である。本発
明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、本発明の
目的は、注射器兼容器(プレフィルドシリンジ)のルア
ーノズルとルアーロック部からなる薬液吐出部にゴム製
の密封栓(ノズルキャップ)を打栓する際、ノズルキャ
ップと薬液吐出部との間隙の空気の排出が可能で、打栓
時及び打栓後の注射器兼容器の加熱滅菌処理時のノズル
キャップの抜け落ちが防止された注射器兼容器の薬液吐
出部に装着するゴム製密封栓の提供にある。
【0009】本発明者は、上記目的を達成すべく種々検
討した結果、従来の上記のノズルキャップのルアーロッ
ク部の外面と接触する面に、その長手方向に空気の逃げ
道となる溝を形成することで目的が達成されることを見
いだし、この知見に基づいて本発明を完成した。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の本発
明によって達成される。即ち、本発明は、ルアーノズル
及びルアーロック部からなる薬液吐出部を有する注射器
兼容器の薬液吐出部に装着するゴム製円筒状密封栓にお
いて、上記の密封栓は、その外形をなす天面部及び外側
円筒と、その内側の天面部下方に形成された内側円筒と
から構成され、上記内側円筒は、その中にルアーノズル
の少なくとも先端部が密に挿入可能、且つ、それ自体が
ルアーノズルとルアーロック部との間隙に密に嵌挿可能
に形成され、上記外側円筒のルアーロック部の外面と接
触する内面には少なくとも1本の空気が流通可能な溝が
その長手方向に形成されていることを特徴とする注射器
兼容器用密封ゴム栓である。
【0011】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。本発明のルアーノズル及び
ルアーロック部からなる薬液吐出部を有する注射器兼容
器の薬液吐出部に被せるゴム製の密栓(ノズルキャッ
プ)は、前記の従来のゴム製ノズルキャップと形状は同
じで、そのルアーロック部の外面と接触する円筒(外側
円筒)の面に空気の逃げ道となる空気が流通可能な溝
(以下では空気排出溝と称する。)がノズルキャップの
長手方向に形成されていることが特徴である。
【0012】図面を参照して本発明のノズルキャップの
構造を説明する。図1(a)に本発明のノズルキャップ
の一例の概略断面図を、(b)にはプレフィルドシリン
ジの薬液吐出部に装着した状態のノズルキャップの概略
断面図をそれぞれ示す。ノズルキャップ1は、天面部2
の下方に同心円の外側円筒3と内側円筒4を有する二重
円筒構造を有し、このノズルキャップ1をプレフィルド
シリンジの薬液吐出部に装着すると、薬液吐出部のルア
ーノズル8は内側円筒4の内側6(ルアーノズル挿入
部)に、ルアーロック部9は内外円筒3、4の間7(ル
アーロック挿入部)に、それぞれの先端を天面部2に接
触させ密に挿入され、内側円筒4はルアーノズル8とル
アーロック部9との間隙10に密に嵌挿されるように形
成され、ルアーロック部9の外面と接触する外側円筒3
の内面には、打栓時に空気を外部に逃がす空気排出溝5
が、ノズルキャップの長手方向に形成されている。ルア
ーロック部9の内面には図3に示す凸状螺旋突条が形成
されているが、図1(b)では省略してある。
【0013】ノズルキャップ1の内側円筒4の内径は、
ルアーノズルは先端から下方に向かって外径が徐々に増
加するテーパーに形成されているので、ルアーノズルの
平均外径より通常5〜30%小さく形成され、外側円筒
3の内径はルアーロック部の外径より通常5〜30%小
さく形成されている。又、内側円筒4の厚み(幅)は、
ルアーノズル8とルアーロック部9との間隙の平均幅よ
り通常5〜20%大きく形成され、内側円筒4の内側
は、ルアーノズル8がその先端から、その全長の少なく
とも20%の長さが挿入可能な深さに形成されている。
外側円筒3の厚みはノズルキャップ1が、その外側円筒
3によって密にルアーロック部に装着される厚さであれ
ば特に制限されない。
【0014】ノズルキャップ1の外側円筒3の内面に、
その長手方向に沿って形成される打栓時の空気排出溝5
は、外側円筒3の内面がルアーロック部9の外面と圧接
して押し潰されて塞がれない形状及び大きさ(幅と深
さ)に形成されたものであれば、例えば、断面が半円、
長方形、台形等のいずれの形状及び大きさの凹状又は凸
状の溝であってもよく、特に制限されない。空気排出溝
5は、ルアーロック部9の先端がノズルキャップ1の天
面部2と接する高さを先端とし、ノズルキャップ1の外
側円筒の内面下端まで空気が排出可能に形成される。溝
の本数は、少なくとも1本は必要であるが、溝の形状や
大きさ(溝幅及び/又は溝深さ)によって異なり一概に
決めることはできないが、通常、3〜4本程度で充分で
ある。
【0015】上記の空気排出溝5と共に本発明において
重要なことは、図2に示すノズルキャップの内側円筒4
がルアーロック部9に挿入される長さH2が、ルアーロ
ック部の深さH1と、0.3H1<H2≦0.8H1の関係
にあることが好ましく、更に好ましくは 0.3H1
2<0.5H1の関係にあることである。この関係を満
足する長さにノズルキャップの内側円筒4を形成するこ
とにより、空気排出溝5を外側円筒3の内面のみに形成
するだけで内側円筒4には空気排出溝5を形成すること
なく、内側円筒4によってルアーノズル8とルアーロッ
ク部9の間隙に密封された加圧空気によるノズルキャッ
プ1の打栓時及びプレフィルドシリンジの加熱滅菌時の
浮き上がりによる抜け落ちは防止され、ノズルキャップ
でプレフィルドシリンジの薬液吐出部を充分に密封する
ことができる。
【0016】本発明のプレフィルドシリンジ用のノズル
キャップは、以上のような空気を排出させる溝をノズル
キャップの外側円筒の内面に形成すること以外は前記の
従来のノズルキャップと同様にして製造される。本発明
の該ノズルキャップの製造に用いられるゴム原料及び配
合剤等も従来の注射器用ノズルキャップや医薬品及び医
療用ゴム栓の製造に用いられているものはいずれも使用
でき、これらも特に限定されない。
【0017】又、プレフィルドシリンジに充填された薬
液等とノズルキャップとが直接接触することを防止する
ために、本発明のノズルキャップは、その内面の少なく
ともルアーノズル先端と接触する面を、従来の注射ノズ
ルキャップや医薬品及び医療用ゴム栓と同様にフッ素系
樹脂等のプラスチックフィルムで被覆することもでき
る。プラスチックフィルム被覆により、密封性を確保し
たうえで、薬液等を安全に長期的に保存することができ
るので、プラスチックフィルム被覆は好ましい態様であ
る。製造上及びより安全性を高めるうえからもノズルキ
ャップの全内面をプラスチックフィルムで被覆すること
が好ましい。この例を図6に示す。
【0018】本発明における注射器兼容器は、プラスチ
ック製であり、プラスチックとしては従来から注射器及
び注射器兼容器の製造に使用されているものがいずれも
使用でき、特に制限されない。特に好ましいプラスチッ
クは、特願平9−38594号明細書等に記載の環状オ
レフィン系重合体であり、ゼオネックス(日本ゼオン社
製)、アペルCOC(三井石油化学社製)やTopas
COC(ティコナ社製)等が市販されており、入手可
能である。
【0019】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。
【0020】実施例1、比較例1 ルアーノズル(長さ8mm、平均外径4.2mm)とル
アーロック部(外径10mm、内径8mm、深さ5m
m)からなる薬液吐出部を形成した容量が100mlの
プレフィルドシリンジ用の架橋ブチルゴム製の全内面が
フッ素系樹脂でラミネートされたノズルキャップを作製
した。このノズルキャップは、図7(フッ素系樹脂フィ
ルムのラミネートは不図示。)に示すように外径が15
mm、長さが13mmの円筒形であり、外側円筒の内径
10mm;内側円筒の外径6.9mm、内径3.7m
m;外円筒の厚さ2.5mm、内円筒の厚さ1.6m
m;内側円筒の内側の長さ5.0mm、外側の長さ2.
8mm;外側円筒の下端からの長さ9mm;内外円筒が
形成する間隙の先端と天面部上端との距離4mmであ
る。外側円筒下端部の内側は、プレフィルドシリンジの
頭部(薬液吐出部が設けられている周辺部)面にノズル
キャップの下端部が密接するように形成されている。
又、空気排出溝は、ノズルキャップの内外円筒が形成す
る間隙の先端から下端まで、深さ0.3mm、幅(円
弧)2mmの断面がほぼ台形の凹状溝が外側円筒の内面
に4本、それぞれ対称の位置に形成されている(図
7)。又、空気排出溝が形成されていない以外は上記と
同じノズルキャップを作製した。
【0021】上記のプレフィルドシリンジに押棒を螺着
した摺動面及び薬液と接触する面がフッ素系樹脂でラミ
ネートされたブチルゴム製ピストンを装着して注射用蒸
留水をルアーノズルから吸引し、押棒を外した。薬液吐
出部に上記のノズルキャップを手で装着し、その時の浮
上りの感触の有無及び手を離した後のノズルキャップの
戻りの有無を試験した。パネラー5人、一人10個のノ
ズルキャップについて試験した。上記の本発明のノズル
キャップでは、パネラー5人共全てのノズルキャップで
浮上りの感触は実感せず、又、ノズルキャップの戻りも
認められなかった。
【0022】一方、空気排出用溝が形成されていない比
較例のノズルキャップにおいても同様にして試験した
が、5人のパネラーはいずれも全てのノズルキャップで
浮上りの感触を実感し、ほぼ全てのノズルキャップで戻
りが認められた。
【0023】
【発明の効果】以上の本発明によれば、プレフィルドシ
リンジの打栓時、及び加熱滅菌処理時に浮き上がり及び
抜け落ちが防止されたノズルキャップが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の注射器兼容器用のノズルキャップの
一例を説明する概略断面図である。(a)は薬液吐出部
への装着前、(b)は装着時の状態を示す。
【図2】 本発明のノズルキャップの一例の内側円筒の
外側の長さと注射器兼容器のルアーロック部の深さの関
係を説明する概略断面図である。
【図3】 注射器兼容器を説明する概略断面図である。
(a)は全体図であり、(b)は薬液吐出部の拡大図で
ある。
【図4】 従来の注射器兼容器用のノズルキャップを説
明する概略断面図である。(a)は薬液吐出部への装着
前、(b)は装着時の状態を示す。
【図5】 従来の注射器兼容器用のノズルキャップの打
栓の過程を説明する図である。
【図6】 ノズルキャップの全内面がプラスチックフィ
ルムでラミネートされた本発明のノズルキャップの一例
の概略断面図である。
【図7】 実施例1のノズルキャップを説明する概略断
面図及び側面図(a)と矢視の正面図である。
【符号の説明】
1:本発明の注射器兼容器用のノズルキャップノズルキ
ャップ 2:天面部 3:外側円筒 4:内側円筒 5:空気排出溝 6:ルアーノズル挿入部 7:ルアーロック部挿入部 8:ルアーノズル 9:ルアーロック部 10:ルアーノズルとルアーロック部の間隙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルアーノズル及びルアーロック部からな
    る薬液吐出部を有する注射器兼容器の薬液吐出部に装着
    するゴム製円筒状密封栓において、上記の密封栓は、そ
    の外形をなす天面部及び外側円筒と、その内側の天面部
    下方に形成された内側円筒とから構成され、上記内側円
    筒は、その中にルアーノズルの少なくとも先端部が密に
    挿入可能、且つ、それ自体がルアーノズルとルアーロッ
    ク部との間隙に密に嵌挿可能に形成され、上記外側円筒
    のルアーロック部の外面と接触する内面には少なくとも
    1本の空気が流通可能な溝がその長手方向に形成されて
    いることを特徴とする注射器兼容器用密封ゴム栓。
  2. 【請求項2】 少なくともルアーノズル挿入部内面がプ
    ラスチックフィルムで被覆されている請求項1に記載の
    注射器兼容器用密封ゴム栓。
  3. 【請求項3】 ノズルキャップの内側円筒がルアーロッ
    ク部に挿入される長さH 2とルアーロック部の深さH1
    が、0.3H1<H2≦0.8H1の関係にある請求項1
    に記載の注射器兼容器用密封ゴム栓。
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