JP2002209871A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JP2002209871A JP2001013321A JP2001013321A JP2002209871A JP 2002209871 A JP2002209871 A JP 2002209871A JP 2001013321 A JP2001013321 A JP 2001013321A JP 2001013321 A JP2001013321 A JP 2001013321A JP 2002209871 A JP2002209871 A JP 2002209871A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡散強調画像の拡散条件を任意にかつ容易に
設定できるようにする。 【解決手段】 入力手段から拡散強調画像撮像の選択信
号が入力されたとき、画像表示手段に矢印を表示させる
手段(S1、2)と、表示された矢印の向きと長さを入
力手段から入力される指令に応じて変更する手段(S
3)と、矢印の向きと長さを読取って拡散方向及び拡散
強度を設定する手段(S4,5)とを備えることによ
り、画面に表示された矢印の向きと長さを、操作者が入
力手段により操作して拡散条件を任意にかつ容易に設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴イメージ
ング装置(以下、MRI装置と称する。)に係り、具体
的には、拡散強調画像を取得する機能を備えたMRI装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】MRI装置は、磁気共鳴現象を利用して
生体などの被検体の対象部位の断層像を得る装置であ
る。拡散強調画像は、対象部位における分子拡散の程度
を示す画像であり、例えば、生体内の水の拡散の程度が
低い部位を観察して、脳梗塞などの病変部位の診断等に
用いられる。この拡散強調画像は、断層像の撮像時に特
別な傾斜磁場(MPG:Motion Probing Gradient)を
印加することにより取得する。そして、MPGを印加す
る物理的な軸及びMPG強度等のMPG条件を変化させ
ることにより、拡散方向及び拡散強度を任意に設定する
ことができる。そこで、所望の拡散強調画像を取得する
ために、撮像に先だってMRI装置に拡散方向及び拡散
強度を設定するためのMPG条件を設定する必要があ
る。
【0003】従来、MPG条件を設定する方法として
は、(1)操作卓に予め登録あるいは用意されている拡
散方向及び拡散強度の選択肢の中から必要なものを選択
すると、操作卓がMPG情報を計算してMRI装置に設
定する方法、(2)入力装置から操作者がMPG条件を
MRI装置に入力することにより、拡散方向及び拡散強
度を任意に設定する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、拡散方
向及び拡散強度を設定するにあたって、従来の設定方法
(1)によれば、予め登録されているパラメータに制限
されるため、操作者が自由にMPG情報を設定すること
ができないという問題がある。一方、従来の設定方法
(2)によると、操作者が任意に拡散方向及び拡散強度
を設定することができるが、設定作業は手間のかかるも
のであることから、MR撮像による検査効率が低下する
という問題がある。
【0005】本発明は、拡散強調画像の拡散条件を任意
にかつ容易に設定できるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の磁気共鳴イメージング装置は、静磁場発生
手段と、傾斜磁場発生手段と、高周波磁場パルス照射手
段と、被検体から発生する磁気共鳴信号を受信する受信
手段と、前記磁気共鳴信号に基づいて画像を再構成する
信号処理手段と、画像表示手段と、前記各手段を制御す
る制御手段と、入力手段とを備えた磁気共鳴イメージン
グ装置において、前記画像表示手段は、拡散強調画像に
おける拡散方向と拡散強度を示す情報を図形で表示する
ことを特徴とする。
【0007】より詳しくは、制御手段は、入力手段から
拡散強調画像撮像の選択信号が入力されたとき画像表示
手段に拡散方向と拡散強度を示す図形を表示させ、入力
手段の指令に応じて図形の形状を変形させ、この図形の
形状に基づいて拡散方向及び拡散強度を設定するもので
ある。
【0008】また、この図形は矢印で表され、矢印の方
向は拡散方向、矢印の長さは拡散強度を示すようにして
もよい。さらに、矢印に色を付け色調により拡散強度を
示してよいし、矢印を3次元表示させてもよい。
【0009】このように構成することにより、画面に表
示された図形の形状、例えば矢印の向きと長さを、ポイ
ンティングデバイスなどの入力手段により操作者が操作
することにより、拡散条件を簡単に設定することができ
ることから、操作者は所望の拡散条件を任意にかつ容易
に設定することができる。
【0010】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
いて用いて説明する。図1は一実施形態の拡散条件設定
手順の一例を示すフローチャート、図2は一実施形態の
MRI装置の全体構成を示すブロック図、図3は拡散強
調画像の一実施形態の撮像シーケンスを示している。
【0011】図2に示すように、MRI装置は、静磁場
発生磁気回路1、傾斜磁場発生系2、送信系3、受信系
4、信号処理系5、シーケンサ6、中央処理装置(CP
U)7、操作部8等を備えて構成される。静磁場発生磁
気回路1は、被検体9が置かれる空間に均一な静磁場を
発生させるものである。その静磁場の方向は、通常、被
検体9の体軸方向又は体軸に直交する方向である。ま
た、静磁場発生磁気回路1は、永久磁石方式、常電導電
磁石方式又は超電導電磁石方式の磁場発生手段により形
成されている。傾斜磁場発生系2は、直交3軸(X、
Y、Z)方向の傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイル10
と、その傾斜磁場コイル10の駆動電流を供給する傾斜
磁場電源11を有して構成されている。傾斜磁場電源1
1は、シーケンサ6の命令に従って直交3軸(X,Y,
Z)方向の傾斜磁場Gs、Gp、Gfを被検体9に印加
するようになっている。この傾斜磁場の与え方によって
断層像のスライス面を設定することができるとともに、
計測されるエコー信号に位置情報をエンコードすること
ができる。シーケンサ6はCPU7の制御により動作
し、パルスシーケンスと称される撮像シーケンスに従っ
て、傾斜磁場発生系2、送信系3、受信系4等に命令を
送り、断層像を撮像するのに必要な制御を実行するもの
である。
【0012】送信系3は、被検体9の生体組織を構成す
る原子核に核磁気共鳴を起こさせるための高周波磁場パ
ルスを照射するもので、高周波発振器12、変調器1
3、高周波増幅器14及び高周波照射コイル15を有し
て構成されている。そして、送信系3は、シーケンサ6
の命令に従って、高周波発振器12から出力される高周
波パルスを変調器13で振幅変調し、さらに高周波増幅
器14で増幅した後、高周波照射コイル15に供給して
高周波パルス(RFパルス)を被検体9に照射するよう
になっている。
【0013】受信系4は、被検体9の生体組織の原子核
の核磁気共鳴により放出されるエコー信号(NMR信
号)を検出するもので、受信側の高周波受信コイル1
6、増幅器17、直交位相検波器18及びA/D変換器
19を有して構成される。高周波受信コイル16により
受波されたNMR信号は増幅器17で増幅され、直交位
相検波器18で検波された後、A/D変換器19でディ
ジタル信号の計測データに変換される。なお、シーケン
サ6の制御によるタイミングで直交位相検波器18によ
り位相を90°ずらしてサンプリングされた二系列の計
測データは、信号処理系5に送られる。
【0014】信号処理系5は、CPU7、ROM20、
RAM21、光磁気ディスク22、CRTなどのディス
プレイ23及び磁気ディスク24を有して構成される。
CPU7は、入力されるエコー信号についてフーリエ変
換、補正係数計算、画像再構成処理等の処理、及びシー
ケンサ6の制御を行ない、任意断面の信号強度分布ある
いは所定の処理をした画像を作成して、ディスプレイ2
3に断層像として表示するようになっている。ROM2
0は、経時的な画像解析処理及び計測を行なうプログラ
ムや、その実行に用いる不変のパラメータなどを記憶す
る。RAM21は、前計測で用いた計測パラメータや、
送信系4で検出したエコー信号、及び関心領域設定に用
いる画像を一時保管すると共に、その関心領域を設定す
るためのパラメータなどを記憶する。光磁気ディスク2
2及び磁気ディスク24は、CPU7により再構成され
た画像データを記録する。ディスプレイ23は、光磁気
ディスク22及び磁気ディスク24に格納されている画
像データを映像化して断層像として表示する。操作部8
は、信号処理系5で実行する処理の制御情報を入力する
入力手段であり、例えば、トラックボール又はマウス2
5やキーボード26を備えて構成される。
【0015】特に、本発明の特徴に係る拡散強調画像を
撮像するため、シーケンサ6は拡散強調画像を撮像する
パルスシーケンスを実行する機能を備えるとともに、C
PU7は操作部8から入力される拡散強調画像の撮像指
令、拡散条件等の入力指令に基づいて、ディスプレイ2
3及びシーケンサ6を制御するようになっている。
【0016】ここで、拡散強調画像の撮像シーケンスの
一実施形態を、図3に基づいて説明する。同図は、上か
ら順に、高周波磁場パルス(RF)、スライス傾斜磁場
パルス(Gs)、位相エンコード傾斜磁場パルス(G
p)、リードアウト傾斜磁場パルス又は周波数エンコー
ド傾斜磁場パルス(Gf)、エコー信号(Signal)を示
し、横軸はそれらの印加タイミング又は計測タイミン
グ、縦軸はそれらの強度を示している。
【0017】図3の撮像シーケンスはスピンエコー−エ
コプレーナイメージング(SE−EPI)法であり、ス
ライス断面を選択するスライス傾斜磁場パルス(Gs)
33と共にRF90度パルス31を印加して、被検体の
所望のスライス部位を励起する。次いで、拡散強調画像
を得るために用いる前側MPGパルス34を印加する。
本例の場合は、3つの全ての軸方向にMPGパルスを印
加しているが、所望の拡散画像に応じてMPGパルスを
印加する軸は適宜選択される。次に、スピンエコーを発
生させるため、RF180度パルス32をスライス傾斜
磁場パルス35と共に印加した後、後側MPGパルス3
6を印加するした後、エコー信号を取得するシーケンス
を実行する。
【0018】まず、エコー信号に位相情報を付与するた
めに位相エンコード傾斜磁場パルス41を印加した後、
リードアウト傾斜磁場パルス39を繰り返し印加してエ
コー信号を計測する。本実施形態の場合は、4つのエコ
ー信号42−1,…、42−4からなるエコートレイン
を取得する例を示している。なお、エコー信号42−1
はRF90度パルスを印加してから所定のエコータイム
TE後に計測する。位相エンコード傾斜磁場パルス43
は、エコー信号42−1,…、42−4にそれぞれ個別
の位相情報を付与するために印加するものである。この
ように、1回の励起で、4つのエコー信号を計測するこ
とにより、通常のスピンエコー法(SE法)の4倍の速
さで計測を行う。このようなシーケンスを、位相エンコ
−ド傾斜磁場パルス41の強度を変化させて、1枚の画
像を構成するのに必要な磁気共鳴信号を得るまで繰り返
し実行する。シーケンスを実行して得られるエコー信号
は、受信系4により処理された後、CPU7において所
定の画像再構成処理を行なって所望の拡散強調画像を再
構成し、ディスプレイ23に表示する。
【0019】このような拡散強調画像の撮像シーケンス
は、例えば1つのスライスについて、拡散強度を表わす
傾斜磁場因子であるb値を0として、拡散強調しない1
枚の画像を撮像するとともに、b値を所望の値に設定し
て複数の拡散方向(例えば、6方向)について複数枚の
画像を撮像する。ここで、b値は、図3に示したMPG
パルス34,36の強度に相関する値であり、拡散の程
度を調整する値である。また、拡散方向は、MPGパル
ス34,36の印加軸の方向(含む、合成方向)であ
り、例えば、狭窄している部位などを観察するために
は、様々な方向の拡散強調画像が有用である。したがっ
て、これらの拡散条件を、1つのスライス断面毎に、所
望の拡散強調画像に応じて設定する必要がある。
【0020】ここで、本発明の特徴に係る拡散条件の設
定について、図1に示したフローチャート及び図4〜図
9に基づいて説明する。同フローチャートはCPU7に
おける処理を中心に表わしたものである。
【0021】(ステップS1)操作部8のトラックボー
ル又はマウス25等のポインティングデバイス、あるい
はキーボード26等の入力手段により拡散強調画像撮像
モードの選択信号が入力されると、拡散条件の設定処理
を開始する。
【0022】(ステップS2)拡散条件の設定処理は、
ディスプレイ23に操作画面を表示するとともに、その
操作画面上に拡散方向および強度設定用の図形を表示す
ることにより開始する。操作画面は、例えば図4に示す
ように、被検体の撮像対象部位の図形51と、スライス
部位の設定図形52と、拡散条件の設定図形53を含ん
で構成される。この操作画面は、通常の断層像を表示す
る画面と共にディスプレイ23に表示してもよい。拡散
条件の設定図形53は、撮影断面であるスライス面に平
行な座標面54と矢印55を有してなる。座標面54は
スライス面の腹部側(A)と背中側(P)を結ぶ縦軸
(AP軸)と、スライス面の左右を結ぶ横軸軸(RL
軸)からなる。矢印55は座標面54の中心に表示され
る。
【0023】(ステップS3)拡散強調画像の各種条件
は、操作画面の図形等をポインティングデバイスによっ
て操作することにより設定できるようになっている。つ
まり、スライスの位置及び傾きなどは、従来から行なわ
れているように、設定図形52をポインティングデバイ
スで操作して設定する。また、拡散方向及び拡散強度
は、図5に示すように、矢印55の向き及び長さに対応
付けられており、トラックボールやマウスなどのポイン
ティングデバイスを操作することによって、任意に設定
可能に形成されている。例えば、マウスの左ボタンで矢
印55の一端をクリックして一方向にドラッグすること
によって、CPU7は矢印55の長さを変更するように
なっている。また、同様にクリックして現在の方向とは
異なる方向にドラッグすることによって、CPU7は矢
印55の向きを変更するようになっている。
【0024】(ステップS4)このようにして画面上で
設定された矢印55の向きと長さは、CPU7により読
取られ拡散方向及び拡散強度の設定条件が計算される。
なお、複数の拡散方向は一般に相対的に一定の関係にあ
ることから、設定された1つの拡散方向に基づいて他の
拡散方向は計算で求めるようにしている。
【0025】(ステップS5)設定された拡散強度に基
づいてCPU7により計算されたb値(b−value)
と、矢印55により設定された拡散方向(angle)が設定
図形53に重ねて表示されるとともに、シーケンサ6に
その拡散条件が設定される。すなわち、矢印55により
設定された拡散方向及び拡散強度にに基づいて、直交3
軸(X、Y、Z)にそれぞれ印加する傾斜磁場強度が求
められ、これに従って拡散強調画像の撮像シーケンスが
設定される。なお、傾斜磁場強度は、傾斜磁場発生電源
など装置の能力により限界があることから、設定された
矢印55の向き及び長さから求まる各軸の傾斜磁場強度
をその限界値と比較し、限界を超える場合は矢印55の
向きと長さに制限を設ける。これにより、傾斜磁場発生
電源などの装置を保護できる。
【0026】上述したように、本実施形態によれば、操
作画面に表示された矢印55を、操作者がポインティン
グデバイスで操作することにより、拡散条件を簡単に設
定することができることから、操作者は所望の拡散条件
を任意にかつ容易に設定することができる。
【0027】上記実施形態においては、矢印55の向き
と長さを画面上で操作して、拡散方向と拡散強度を可変
設定するようにしたが、矢印に限らず、要は設定画像の
形態を画面上で可変することにより拡散方向と拡散強度
を可変設定するものであれば、設定画像の形態はどのよ
うなものでもよい。
【0028】また、上記実施形態の操作画面は、1枚の
矢状断面画像に対して横断面の拡散協調画像を撮像する
場合を示したが、これに代えて図6に示すように、矢状
断面画像と冠状断面画像の2枚の操作画面を一対として
表示するようにしてもよい。すなわち、図6(A)は図
5と同じく矢状断面画像であるが、図6(B)は冠状断
面画像であり、拡散条件の設定図形56は線57によっ
て示した励起断面(スライス面)を横から見た状態で表
示している。これにより、スライス面に対する拡散方向
の傾斜を容易に認識できるとともに、所望の場合はポイ
ンティングデバイスを操作することにより、拡散方向を
スライス面に対して非平行に直感的に設定できる。例え
ば、中央ボタンで矢印をクリックしながら操作する。こ
の場合、矢印55のスライス面からの傾きに応じて、図
7(A)に示すように、矢印55の色付けを段階的に変
化させたり、図7(B)に示すように、3次元表示する
ことにより、操作者にスライス面に対する拡散方向の傾
きを容易に認識させることができる。
【0029】また、図5及び図6の例は、被検体の撮像
対象部位の図形51を表示するようにしたが、これに代
えて、図8に示すように、撮影対象部位についてMPG
を印加しないで取得した断層像58などの比較画像を操
作画面に表示するようにしてもよい。
【0030】更に、上述のようにして矢印55を操作し
て設定した拡散方向及び拡散強度に基づき、CPU7に
より計算した詳細な条件を図9に示す設定画面に出力表
示する。これにより、操作者は設定した拡散条件に対応
する各軸(X,Y,Z)の傾斜磁場強度mT/m、b-v
alue、MPGパターン(MPG Pattern)などの詳細な
条件を確認することができる。この場合、例えば、右ボ
タンで矢印をクリックすることにより、図9の設定画面
を表示するようにすることができる。また、図9の設定
画面を用いて、各軸(X,Y,Z)の傾斜磁場強度mT
/m、b-value、MPGパターン(MPG Pattern)な
どの詳細な条件を操作者がキーボードなどを操作して入
力するようにしてもよい。例えば、MPGの印加パター
ンが複数存在する場合は、この画面で印加パターンを選
択することが可能である。
【0031】また、撮影断面が複数ある場合は、拡散方
向と拡散強度を断面ごとに変えて設定することも可能で
あり、撮影前に設定した矢印の方向および長さは、予め
指示しておくことにより、再構成された画像に添付する
ようにすることも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、拡
散強調画像の拡散条件を任意にかつ容易に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴に係る拡散条件設定手順の一実施
の形態を示すフローチャートである。
【図2】本発明の磁気共鳴イメージング装置の一実施の
形態の全体構成図である。
【図3】拡散強調画像の撮像シーケンスの一例を示す図
である。
【図4】拡散条件の設定画面の一例を示す図である。
【図5】図4の矢印の形態が有する特徴を説明する図で
ある。
【図6】拡散条件の設定画面の他の例を示す図である。
【図7】図6の矢印の表示の変形例を示す図である。
【図8】拡散条件の設定画面の更に他の例を示す図であ
る。
【図9】拡散条件の詳細な設定画面の1例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 静磁場発生回路 2 傾斜磁場発生系 3 送信系 4 受信系 5 信号処理系 6 シーケンサ 7 CPU 8 操作部 10 傾斜磁場コイル 15 高周波照射コイル 16 高周波受信コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静磁場発生手段と、傾斜磁場発生手段
    と、高周波磁場パルス照射手段と、被検体から発生する
    磁気共鳴信号を受信する受信手段と、前記磁気共鳴信号
    に基づいて画像を再構成する信号処理手段と、画像表示
    手段と、前記各手段を制御する制御手段と、入力手段と
    を備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記画像
    表示手段は、拡散強調画像における拡散方向と拡散強度
    を示す情報を図形で表示することを特徴とする磁気共鳴
    イメージング装置。
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