JP2002209117A - 画像処理システムおよびその画像処理方法、および画像処理装置 - Google Patents
画像処理システムおよびその画像処理方法、および画像処理装置Info
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Abstract
色は観察照明に応じて変化するため、モニタ上の色味に
正確にマッチした色による印刷を行なうことはできなか
った。 【解決手段】 黒レベル設定部107でユーザが観察環境
下におけるモニタ黒レベルを設定し、黒レベル補正部10
6で該観察環境下においてモニタに表示される色を該黒
レベルに基づいて推測し、カラーマッピング部102で該
推測された表示色に対して、モニタとプリンタとにおい
て同様の色味が再現されるように色処理を施す。
Description
置および印刷装置において同様の色再現を実現する画像
処理システムおよびその画像処理方法、および画像処理
装置に関する。
ニタ上に表示された色を、カラープリンタで忠実に印刷
するためには、例えば図8に示す構成からなる色処理装
置が用いられる。同図において、モニタシミュレーショ
ン部81は、モニタプロファイル84を参照して、信号値[R
m,Gm,Bm]に応答してモニタに表示される色のCIE三刺激
値(測色値)[Xm,Ym,Zm]を推測する。カラーマッピング
部82は、上記CIE三刺激値[Xm,Ym,Zm]の印刷出力色とし
て、プリンタで再現可能な色の中から装置ユーザの意図
に適した色のCIELAB(測色値)[Lp*,ap*,bp*]を求め
る。プリンタシミュレーション部83は、プリンタの色再
現特性を記述したプリンタプロファイル85を参照して、
上記CIELAB[Lp*,ap*,bp*]を印刷するためのプリンタ信
号値[Rp,Gp,Bp]を推測する。
号値[Rm,Gm,Bm]に対応するプリンタ信号値[Rp,Gp,Bp]を
求め、モニタ上の色にマッチした色を印刷することがで
きる。
えが変化するため、照明条件によっては十分なマッチが
得られないという問題がある。この問題を解決するた
め、近年、観察照明の影響を補正する技術が提案されて
いる。例えば、代表的な照明下における反射原稿の三刺
激値を1次関数で相互に変換し、異なる照明下において
も概ね良好なマッチングを可能とする方法が提案されて
いる。
射原稿に対する照明の影響を補正することを目的とした
ものであり、モニタに関しては、観察光源の影響をあま
り受けないために常に一定であるとみなしている。
とこれに応答してモニタ上に表示される色のCIE三刺激
値(測色値)[Xm,Ym,Zm]との対応関係は、モニタ表面に
おける反射(モニタ管面反射)の影響により、観察照明
に応じて変化する。そのため、所定の条件(一般に暗黒
下)以外では、モニタ上の色の見えに正確にマッチした
色による印刷はできなかった。
低明度や高彩度の色の見えに大きく影響する。図9に、
低明度におけるモニタ発光輝度と明度の関係を模式的に
示す。同図によれば、管面の反射光による僅かな輝度の
変化が、色の見えと相関の高い明度に大きく影響する様
子が分かる。
であり、表示装置上の表示色を印刷装置で忠実に印刷出
力する際に、表示装置の表示面における反射光の影響を
補正する画像処理システムおよびその画像処理方法、お
よび画像処理装置を提供することを目的とする。
め、本発明は以下の構成を有する。
処理装置に接続した画像処理システムであって、該画像
処理装置は、観察環境下における前記表示装置に関する
パラメータを設定する環境設定手段と、該設定されたパ
ラメータに基づき、該観察環境下において前記表示装置
に表示される色を推測する表示色推測手段と、前記表示
色推測手段において推測された表示色に対して、前記表
示装置と前記印刷装置とにおいて同様の色味が再現され
るように色処理を施す色処理手段と、を有することを特
徴とする。
あることを特徴とする。
の表示面における観察照明の反射の影響を示すことを特
徴とする。
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
施されるシステム構成を示す図であり、201は画像デー
タの保持、パラメータの入力、各種演算およびシステム
の制御を行うコンピュータ、202はコンピュータ201に保
持されている画像データの表示およびユーザインターフ
ェースに用いられるモニタ、203は画像データを記録媒
体上に印刷するカラープリンタ(以下、プリンタ)であ
る。
本実施形態における色処理を実現するための構成を示す
ブロック図である。同図において、モニタシミュレーシ
ョン部81は、モニタ202の色再現特性を記述したモニタ
プロファイル104を参照することによって、信号値[Rm,G
m,Bm]に応答してモニタ202に暗黒下で表示される色のCI
E三刺激値(測色値)[Xm,Ym,Zm]を推測する。
m,Bm]=[0,0,0]におけるCIE三刺激値[X0,Y0,Z0](黒レベ
ル)を、不図示の操作部を介してユーザから受け取る。
該黒レベルの設定方法の詳細については後述する。黒レ
ベル補正部106は、上記黒レベル[X0,Y0,Z0]と、モニタ
表示信号[Rm,Gm,Bm]に対応する暗黒下におけるCIE三刺
激値[Xm,Ym,Zm]を用いて、観察照明下におけるモニタ上
の色のCIE三刺激値[Xe,Ye,Ze]を推定する。
値[Xe,Ye,Ze]の印刷出力色として、プリンタ203で再現
可能な色の中から装置ユーザの意図に適した色のCIELAB
(測色値)[Lp*,ap*,bp*]を求める。カラーマッピング
部102はその詳細構成として、モニタ202に表示される白
色点(例えばD65)とプリンタ203における印刷時の白色
点(例えばD50)の違いを補償する白色点変換部1021
と、モニタ202の白を用いてCIELABを計算するXYZ/L*a*b
*変換部1022と、モニタ202とプリンタ203の色再現範囲
の違いを補償する色域圧縮部1023を含む。
ンタ203の色再現特性を記述したプリンタプロファイル1
05を参照して、上記CIELAB[Lp*,ap*,bp*]を印刷するた
めのプリンタ信号値[Rp,Gp,Bp]を推測する。
るカラー画像を構成する各画素の色信号[Rm,Gm,Bm]は、
モニタシミュレーション部101で暗黒下におけるCIE三刺
激値[Xm,Ym,Zm]に変換され、次に黒レベル補正部106で
観察照明下におけるCIE三刺激値[Xe,Ye,Ze]に変換され
る。本実施形態においては、観察照明下におけるCIE三
刺激値[Xe,Ye,Ze]が、カラーマッピング部102の入力と
して用いられることを特徴とする。
ーマッピング部102でプリンタ色再現域内にマッチするC
IELAB[Lp*,ap*,bp*]に変換され、次にプリンタシミュレ
ーション部103でプリンタ信号値[Rp,Gp,Bp]に変換され
る。
Gm,Bm]に対応するプリンタ信号値[Rp,Gp,Bp]が求めら
れ、モニタ202上の色にマッチした色をプリンタ203にお
いて印刷することができる。
の詳細を、図3のフローチャートを用いて説明する。
ニタ信号値[Rm,Gm,Bm]=[0,0,0]を表示し(S301)、この
CIE三刺激値を放射輝度計等で測定する(S302)。該測定
結果として得られるCIE三刺激値[X0,Y0,Z0]はすなわ
ち、モニタ202における管面反射の三刺激値である。次
に、ステップS302で得たCIE三刺激値[X0,Y0,Z0]を、黒
レベル設定ユーザインターフェース(UI)を用いて黒レ
ベルとして設定する(S303)。
該UIについて説明する。図4に示す画面において、41は
CIE三刺激値のX設定部、42は同Y設定部、43は同Z設定
部、44は設定ボタン、45はキャンセルボタンである。こ
の画面においてカーソル46がユーザの任意に移動可能で
あり、該カーソル41または不図示の操作ボタンを介し
て、ユーザはX設定部41、Y設定部42、Z設定部43に、観
察照明下における黒レベル[X0,Y0,Z0]をそれぞれ入力す
る。
り、入力されたX0、Y0、Z0の値が設定され、以後この設
定値が黒レベル補正部106において使用される。一方、
キャンセルボタン45が押下されると入力は無視され、黒
レベル補正部106においては以前の設定値が使用され
る。なお、黒レベルの初期設定値は、例えば[X0,Y0,Z0]
=[0,0,0]であり、該設定値をそのまま用いた場合、暗黒
下のモニタにマッチした色によって印刷がなされる。
ーション部101からモニタ表示信号[Rm,Gm,Bm]に対応す
る、暗黒下におけるCIE三刺激値[Xm,Ym,Zm]を受け取
り、黒レベル設定部107で設定された観察照明下におけ
る黒レベル[X0,Y0,Z0]を用いて、以下の(1)式に基づ
き、観察照明下におけるモニタ上の色のCIE三刺激値[X
e,Ye,Ze]を推定する。
る。
ユーザが観察照明下の黒レベル、すなわちモニタ管面反
射の三刺激値を入力し、これに基づいて観察照明下にお
けるモニタ表示色(CIE三刺激値[Xe,Ye,Ze])を推定
し、カラーマッピングの際の入力として用いることで、
観察照明下のモニタにマッチした色を印刷することが可
能となる。
たものに限らず、プリンタプロファイルが3刺激値に対
応している場合は、カラーマッピング部とプリントシミ
ュレーション部をあわせた処理を一括で処理するように
しても構わない。
実施形態について説明する。
成を示すブロック図であり、上述した第1実施形態にお
ける図2に対応するが、黒レベル設定部107に代えて照
明選択部507を備え、更に黒レベル補正部506がモニタプ
ロファイル504を参照することを特徴とする。
黒下のモニタ色再現特性の他に、一般照明下における黒
レベルとして、モニタ管面反射の三刺激値を保持してい
る。ここで一般照明としては例えば、高演色性昼白色蛍
光灯(5000K)および白色蛍光灯(4200K)の500lx、100
0lx、1500lx、2000lxが想定される。
に保持されている照明リストを照明選択UIによってユー
ザに提示し、実際の観察環境に最も適した1条件を選択
させる。上記照明選択UIは、例えばプルダウンリストや
ラジオボタンとして実装される。
択された照明下における黒レベルをモニタプロファイル
504から読み取り、該黒レベル[X0,Y0,Z0]と、モニタ表
示信号[Rm,Gm,Bm]に対応する暗黒下におけるCIE三刺激
値[Xm,Ym,Zm]を用いて、観察照明下におけるモニタ上の
色のCIE三刺激値[Xe,Ye,Ze]を推定する。この推定は、
第1実施形態に示した(1)式に基づいて行なわれる。
ラーマッピング部502、プリンタシミュレーション部50
3、プリンタプロファイル505は、上述した第1実施形態
において図2に示した構成と同様の処理を行う。
ば、代表的な照明下におけるモニタ管面反射の三刺激値
をモニタプロファイルに保存しておき、この照明リスト
から観察環境に最も適した条件をユーザに選択させるこ
とによって、観察照明下のモニタ表示色を推定し、これ
にマッチした色を印刷することが可能となる。
実施形態について説明する。
述した第1実施形態に示した図2と同様であるが、黒レ
ベル設定部107において、複数のパッチを配した黒レベ
ル確認用の画像をプリンタ203でテスト印刷させ、該テ
スト印刷画像においてモニタ202に表示した黒レベル確
認色とマッチしているパッチをユーザに選択させ、この
結果に基づいて黒レベルを設定することを特徴とする。
定部107で設定された黒レベル[X0,Y0,Z0]と、モニタ表
示信号[Rm,Gm,Bm]に対応する暗黒下におけるCIE三刺激
値[Xm,Ym,Zm]を用いて、観察照明下におけるモニタ上の
色のCIE三刺激値[Xe,Ye,Ze]を推定する。この推定も、
第1実施形態に示した(1)式に基づいて行なわれる。
における処理について詳細に説明する。
認用画像は、1つ以上の黒レベル確認色に関し、一般的
な照明下でモニタ上の色にマッチするプリンタ印刷色を
パッチ状に配置したものである。例えば、高演色性昼白
色蛍光灯(5000K)および白色蛍光灯(4200K)の500l
x、1000lx、1500lx、2000lxの各照明下において、黒レ
ベル確認色[Rm,Gm,Bm]=[128,0,0]をモニタ202上に表示
した場合にそれぞれ対応する、プリンタ203の印刷色を
示すパッチ画像である。すなわち、所定の複数の照明下
における、モニタ202の黒レベルを示すモニタ管面反射
の三刺激値[X0,Y0,Z0]のそれぞれに基づき、黒レベル補
正およびカラーマッピングを行なった場合のプリンタ20
3における印刷結果として、上記パッチ画像が記録媒体
上に出力される。
定部107の詳細構成を示すブロック図である。同図にお
いて、601は確認画像保持部、602は黒レベルデータ保持
部、603はデータ入力UI部、604は設定データ保持部であ
る。
刷用の黒レベル確認画像を格納している。黒レベルデー
タ保持部602は、上記黒レベル確認画像の各パッチに対
応した、即ち各照明下における黒レベル[X0,Y0,Z0]をそ
れぞれ格納している。データ入力UI部603は、上述した
黒レベル確認色[Rm,Gm,Bm]をモニタ202に表示し、印刷
した上記黒レベル確認画像のパッチの中から、モニタ20
2上の表示色に最もマッチするものを、ユーザに選択さ
せる。設定データ保持部604は、データ入力UI部603でユ
ーザが選択したパッチに対応する黒レベルを、現在の観
察環境に最もマッチした黒レベル[X0,Y0,Z0]として格納
する。
例を示し、該UIについて説明する。同図において、701
は確認色表示部、702はパッチ番号設定部、703は確認画
像印刷ボタン、704は設定ボタン、705はキャンセルボタ
ンである。
任意に移動可能であり、該カーソル706または不図示の
操作ボタンを介して、確認画像印刷ボタン703が押下さ
れると、テスト印刷用の黒レベル確認画像がプリンタ20
3において印刷出力される。また、確認色表示部701には
黒レベル確認色[Rm,Gm,Bm]が表示され、ユーザは印刷さ
れた確認画像のパッチの中から、確認色表示部701に表
示された黒レベル確認色[Rm,Gm,Bm]に最もマッチしてい
る色のパッチを検出し、該パッチ番号をパッチ番号設定
部702に設定する。
リストとして実装され、印刷された黒レベル確認画像の
各パッチに付記されるバッチ番号、または“黒レベル補
正なし“が選択できる。
たパッチ番号に対応する黒レベルの値[X0,Y0,Z0]が設定
データ保持部604に設定され、以後この設定値が黒レベ
ル補正部106において使用される。一方、キャンセルボ
タン705が押下されると入力は無視され、設定データ保
持部604には以前の設定値がそのまま保持される。な
お、パッチ番号設定部702において”黒レベル補正なし
“が選択された場合には、黒レベル[X0,Y0,Z0]=[0,0,0]
が設定データ保持部604に設定され、これを用いること
によって暗黒下のモニタにマッチした色による印刷がな
される。
ば、代表的な照明下におけるモニタ表示色に対応する色
パッチをプリンタでテスト印刷し、ユーザが該印刷結果
に基づいて観察照明に最もマッチしているパッチを選択
することによって、観察照明下におけるモニタ表示色を
推定し、これにマッチした色を印刷することが可能とな
る。
認画像をテスト印刷する例について説明したが、例えば
黒レベル確認画像の印刷物を予め用意しておき、該印刷
物に基づいて、モニタ表示された黒レベル確認色との比
較を行なっても良い。
マッチする色を、テスト印刷された複数のパッチから選
択する例について説明したが、逆に、モニタに表示した
複数のパッチから、印刷した黒レベル確認色にマッチす
る色を選択するように構成することも可能である。
理において、照明の影響、すなわちモニタ管面反射を考
慮することで、モニタに表示される色を正確に得ること
を目的としたものであり、従って、上記各実施形態にお
けるカラーマッピング部、プリンタシミュレーション部
の構成には依存しない。
響を黒レベル[Rm,Gm,Bm]=[0,0,0]のCIE三刺激値を用い
て補正している例を示したが、[0,0,0]以外の信号値を
用いても良いし、CIELAB等、CIE三刺激値以外の値を用
いても良い。
態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを
記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUま
たはMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
み出し実行することによっても達成されることは言うま
でもない。
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD
-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、RO
Mなどを用いることが出来る。
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
示装置上の表示色を印刷装置で忠実に印刷出力する際
に、表示装置の表示面における反射光の影響を補正する
ことができる。従って、表示装置上の表示色と同等の色
味による印刷が、照明条件によらず可能となる。
ロック図である。
処理を実現する構成を示すブロック図である。
示すフローチャートである。
を示す図である。
示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
示す図である。
色処理装置の構成を示すブロック図である。
図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 表示装置および印刷装置を画像処理装置
に接続した画像処理システムであって、該画像処理装置
は、 観察環境下における前記表示装置に関するパラメータを
設定する環境設定手段と、 該設定されたパラメータに基づき、該観察環境下におい
て前記表示装置に表示される色を推測する表示色推測手
段と、 前記表示色推測手段において推測された表示色に対し
て、前記表示装置と前記印刷装置とにおいて同様の色味
が再現されるように色処理を施す色処理手段と、を有す
ることを特徴とする画像処理システム。 - 【請求項2】 前記観察環境は、観察照明環境であるこ
とを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。 - 【請求項3】 前記パラメータは、前記表示装置の表示
面における観察照明の反射の影響を示すことを特徴とす
る請求項2記載の画像処理システム。 - 【請求項4】 前記パラメータは、前記表示装置におけ
る表示色を構成する色成分毎に設定されることを特徴と
する請求項3記載の画像処理システム。 - 【請求項5】 前記パラメータは、前記観察環境下にお
いて前記表示装置に表示された基準色の測色結果である
ことを特徴とする請求項4記載の画像処理システム。 - 【請求項6】 前記基準色は、黒色であることを特徴と
する請求項5記載の画像処理システム。 - 【請求項7】 前記環境設定手段においては、前記パラ
メータをユーザがマニュアル設定することを特徴とする
請求項5記載の画像処理システム。 - 【請求項8】 前記表示色推定手段は、前記パラメータ
として設定された各色成分値を前記表示装置における表
示対象となる色信号の各成分に加算することによって、
表示色を推測することを特徴とする請求項4記載の画像
処理システム。 - 【請求項9】 前記環境設定手段は、 前記パラメータを、複数の観察環境について予め保持す
る保持手段と、 前記複数の観察環境のいずれかを選択する選択手段と、
を有し、 該選択手段によって選択された観察環境に応じたパラメ
ータを設定することを特徴とする請求項1記載の画像処
理システム。 - 【請求項10】 前記保持手段は、前記表示装置に関す
る色再現特性を記述し、前記色処理手段において参照さ
れるプロファイルであることを特徴とする請求項9記載
の画像処理システム。 - 【請求項11】 前記環境設定手段は、 前記表示手段に所定の基準色を表示させる表示手段と、 該基準色に基づき、複数の観察環境下における表示色と
して推測される複数色のパッチを前記印刷手段において
印刷出力させる印刷手段と、 前記印刷された複数色のパッチのうち、前記表示手段に
表示された基準色に最も色味が近いパッチに基づくパラ
メータを設定する設定手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理シス
テム。 - 【請求項12】 表示装置および印刷装置を接続した画
像処理装置であって、 観察環境下における前記表示装置に関するパラメータを
設定する環境設定手段と、 該設定されたパラメータに基づき、該観察環境下におい
て前記表示装置に表示される色を推測する表示色推測手
段と、 前記表示色推測手段において推測された表示色に対し
て、前記表示装置と前記印刷装置とにおいて同様の色味
が再現されるように色処理を施す色処理手段と、を有す
ることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項13】 観察環境下における表示装置の黒レベ
ルを設定する設定工程と、 該設定された黒レベルに基づき、該観察環境下において
前記表示装置に表示される色を推測する表示色推測工程
と、 前記表示色推測手段において推測された表示色に対し
て、表示装置と印刷装置とにおいて同様の色味が再現さ
れるように色処理を施す色処理工程と、 を有することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項14】 表示装置に表示された画像を他の出力
デバイスで出力する際に用いられる画像処理方法であっ
て、 入力画像データを前記表示装置に対応するプロファイル
を用いて3刺激値に変換し、 前記3刺激値に対して、前記表示された画像を観察する
際の観察環境下における黒レベルを示す3刺激値を加算
し、 前記加算された3刺激値に対して、出力デバイスのプロ
ファイルに応じた変換処理を行うことを特徴とする画像
処理方法。 - 【請求項15】 表示装置および印刷装置を接続した画
像処理装置において実行されるプログラムであって、 観察環境下における前記表示装置に関するパラメータを
設定する環境設定工程のコードと、 該設定されたパラメータに基づき、該観察環境下におい
て前記表示装置に表示される色を推測する表示色推測工
程のコードと、 前記表示色推測手段において推測された表示色に対し
て、前記表示装置と前記印刷装置とにおいて同様の色味
が再現されるように色処理を施す色処理工程のコード
と、を有することを特徴とするプログラム。 - 【請求項16】 請求項15記載のプログラムを記録し
た記録媒体。
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JP2001001432A JP4508431B2 (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | 色処理装置、色処理方法、及び、プログラム |
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JP2002209117A5 JP2002209117A5 (ja) | 2008-02-14 |
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