JP2002209103A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2002209103A
JP2002209103A JP2001001225A JP2001001225A JP2002209103A JP 2002209103 A JP2002209103 A JP 2002209103A JP 2001001225 A JP2001001225 A JP 2001001225A JP 2001001225 A JP2001001225 A JP 2001001225A JP 2002209103 A JP2002209103 A JP 2002209103A
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dot
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JP2001001225A
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English (en)
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Hiroyuki Suzuki
浩之 鈴木
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/58Edge or detail enhancement; Noise or error suppression, e.g. colour misregistration correction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー網点中の文字の色に関わらず、カラー
網点領域を正確に判別できるようにすることにより、カ
ラー網点中の文字の再現性を良くする画像処理装置を提
供すること。 【解決手段】 カラー領域を拡張するカラー領域拡張処
理部70を設けて、カラー網点領域と黒文字領域との境
目付近において、9×45マトリクス領域内に存在する
色画素が減少し色画素の計数値がリファレンス値付近の
値となることを防止する。これにより、網点/カラー領
域信号作成部32において、カラー網点中に黒文字が存
在する場合であっても、カラー領域を正確に判別するこ
とができるので、カラー網点領域を正確に判別すること
ができる。また、網点中文字領域信号作成部33におい
て、網点中文字領域を判別する。従って、カラー網点中
の文字領域に対して確実にエッジ強調処理を施すことが
できるため、カラー網点中の文字の再現性がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各画素ごとに属性
を判別して、その判別結果に応じて処理方法を切り替え
る画像処理装置に関する。さらに詳細には、カラー網点
領域を正確に判別することができる画像処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】画像をCCDセンサを用いて読み取り、
画素に分解して画像処理を行うデジタル複写機において
は、文字画像、写真画像、および網点画像によって最適
な画像処理方法が異なっているため、画像の属性を判別
してその判別結果に応じて画像処理方法が切り替えられ
ている。このため、画像の属性を正確に判別することが
要求される。そして、文字画像と判別されたものに対し
てはエッジ強調処理を施し、写真画像あるいは網点画像
と判別されたものに対してはスムージング処理を施す処
理が一般的に行われている。また、網点中の文字画像に
対してエッジ強調処理を施す場合には、網点がカラーで
ある場合にのみエッジ強調処理を施し、網点が黒色であ
る場合にはスムージング処理を施す処理方法が知られて
いる。
【0003】このように網点中の文字画像に対して、網
点がカラーである場合にのみエッジ強調処理を施すのは
以下の理由からである。すなわち、図24(A)に示す
ように、黒網点を黒文字と誤判別してしまうと、ブラッ
ク(K)とシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)との差が広がり、色味が変化するために画像ノイ
ズが目立ちやすい。一方、図24(B)に示すように、
カラー網点の場合には、カラー網点をカラー文字である
と誤判別しても、ブラック(K)とシアン(C)、マゼ
ンタ(M)、イエロー(Y)との差が変化しないので、
色味が変化することがなく画像ノイズが目立ちにくいか
らである。従って、黒網点領域においては文字領域の判
別は行わず、カラー網点領域においてのみ文字領域の判
別を行うようにしている。そのため、網点中の文字領域
に対しては、網点がカラーである場合にのみ、エッジ強
調処理を施すようにして網点中の文字の再現性を良くす
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の画像処理装置では、カラー網点中の文字が黒色
の場合に、カラー網点領域を正確に判別することが困難
であるという問題があった。すなわち、カラー網点と黒
文字との境界部分においてカラー網点領域を正確に判別
することができないおそれがあった。これは、カラー領
域と黒文字領域との境目付近では、注目画素を含む所定
領域内に存在する色画素の個数が減少し色画素の計数値
が判別値付近の値となるからである。このために、本来
カラー網点である領域を黒網点領域であると誤判別する
おそれがあったのである。そして、カラー網点領域を黒
網点領域であると誤判別すると、網点中の文字領域に対
してもスムージング処理が施されるため、カラー網点中
の文字であっても再現性が良くならない場合があった。
【0005】そこで、本発明は上記した問題点を解決す
るためになされたものであり、カラー網点中の文字の色
に関わらず、カラー網点領域を正確に判別できるように
することにより、カラー網点中の文字の再現性を良くす
る画像処理装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めになされた本発明に係る画像処理装置は、注目画素が
網点領域に属するか否かを判別する網点領域画素判別手
段と、注目画素がカラー領域に属するか否かを判別する
カラー領域画素判別手段と、カラー領域画素判別手段に
よりカラー領域に属すると判別された画素によって形成
される領域を拡張した拡張領域をカラー領域と認識する
カラー領域拡張手段と、カラー領域拡張手段によりカラ
ー領域と認識された領域であって、かつ網点領域画素判
別手段により網点領域に属すると判別された画素によっ
て形成される領域をカラー網点領域であると判別するカ
ラー網点領域判別手段と、を有することを特徴とする。
【0007】この画像処理装置では、まず、各画素の属
性が判別される。すなわち、網点領域画素判別手段によ
り、注目画素が網点領域に属するか否かが判別される。
また、カラー領域画素判別手段により、注目画素がカラ
ー領域に属するか否かが判別される。ここで、網点領域
画素判別手段は、画像データに基づき網点を特徴づける
網点特徴点を抽出し、その網点特徴点のうち注目画素を
含む所定領域内に存在するものの個数を計数して、その
計数値が基準値以上である場合に注目画素が網点領域に
属すると判別すればよい。
【0008】また、カラー領域画素判別手段は、色画素
を検出する色画素検出手段と、色画素検出手段により検
出された色画素のうち注目画素を含む所定の領域内に存
在するものの個数を計数する色画素計数手段とを備え、
色画素計数手段による計数値が所定値以上である場合
に、注目画素はカラー領域に属すると判別するようにす
ればよい。
【0009】次いで、カラー領域拡張手段により、カラ
ー領域画素判別手段でカラー領域に属すると判別された
画素によって形成される領域が所定画素分だけ拡張され
た領域がカラー領域として認識される。ここで、カラー
領域拡張手段は、カラー領域であると認識する領域を次
のようにして決定する。
【0010】すなわち、注目画素を中心とする第2の領
域内にカラー領域画素判別手段によりカラー領域に属す
ると判別された画素が少なくとも1つ存在する場合に、
カラー領域画素判別手段の判別結果に関わらず注目画素
はカラー領域に属するとみなすことによりカラー領域と
認識する領域を決定するのである。
【0011】このようにカラー領域拡張手段を設けてカ
ラー領域を拡張するのは、カラー領域の誤判別を防止す
るためである。すなわち、カラー領域中に黒文字が描か
れている場合に、カラー領域と黒文字領域との境目付近
において、注目画素を含む所定領域内に存在する色画素
の個数が減少し色画素の計数値が判別値付近の値となる
ことを防止するためである。これにより、カラー領域中
に黒文字が描かれている場合であっても、カラー領域を
正確に判別することができる。
【0012】そして、カラー網点判別手段によって、カ
ラー領域拡張手段によりカラー領域であると認識された
領域であって、かつ網点領域画素判別手段により網点領
域に属すると判別された画素によって形成される領域
が、カラー網点領域であると判別される。このとき、上
記したようにカラー領域が正確に判別されるため、カラ
ー網点領域判別手段では、カラー網点領域が正確に判別
される。つまり、カラー網点判別手段では、カラー網点
中に黒文字が存在する場合であっても、カラー網点領域
が正確に判別されるのである。
【0013】このように本発明の画像処理装置によれ
ば、カラー網点中の文字の色に関わらず、カラー網点領
域を正確に検出することができる。このため、カラー網
点中の文字領域に対しては確実にエッジ強調処理を施す
ことができるので、カラー網点中の文字の再現性がよ
い。
【0014】また、本発明に係る画像処理装置において
は、網点領域画素判別手段により網点領域に属すると判
別された画素によって形成される領域を拡張した拡張領
域を網点領域と認識する網点領域拡張手段をさらに備
え、カラー網点判別手段は、カラー領域拡張手段により
カラー領域と認識された領域であって、かつ網点拡張手
段により網点領域と認識された領域をカラー網点領域で
あると判別することが望ましい。
【0015】このように網点拡張手段を設けて、網点領
域を拡張することにより、網点領域とベタ領域の境目付
近において、注目画素を含む所定領域内に存在する網点
特徴点の個数が減少し網点特徴点の計数値が判別値付近
の値となることを防止することができる。このため、網
点領域をより正確に判別することができるので、カラー
網点判別手段におけるカラー網点領域の判別精度が向上
するからである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像処理装置を具
体化した最も好適な実施の形態について図面に基づいて
詳細に説明する。
【0017】本実施の形態に係るカラー画像処理装置の
概略構成を図1に示す。このカラー画像処理装置には、
CCDセンサ11と、画像合成部12と、A/D変換部
13と、シェーディング補正部14と、各ライン間の補
正を行うライン間補正部15と、各色の色収差の補正を
行う色収差補正部16と、変倍・移動処理部17と、色
変換部18と、色補正部19と、領域判別部20と、M
TF補正部21と、プリンタI/F22とが備わってい
る。
【0018】CCDセンサ11は、スキャナにより原稿
を走査して得られる反射光を受光し、それを光電変換し
てアナログのRGB信号を得るものである。画像合成部
12は、CCDセンサ11で取得されたアナログのRG
B信号それぞれについてのodd(奇数成分)とeve
n(偶数成分)とを合成するものである。A/D変換部
13は、画像合成部12で合成されたアナログのRGB
信号をデジタル信号に変換するものである。なお、画像
合成部12およびA/D変換部13は、RGB信号のそ
れぞれに対応して設けられている。
【0019】シェーディング補正部14は、画像上の主
走査方向の光量ムラを除去するものである。具体的に
は、原稿の読み取り動作前に、シェーディング補正用の
白色板からの反射光をCCDセンサ11で受光し、そこ
で得られたアナログデータをデジタルデータに変換して
からそのデジタルデータをメモリに記憶する。そして、
原稿の読み取り時に、メモリに記憶されたデジタルデー
タを基準値として原稿の読み取りデータを補正するよう
になっている。
【0020】変倍・移動処理部17は、メモリの書き込
みおよび読み出し動作の制御を行うことにより、画像の
主走査方向における拡大・縮小処理および画像の移動処
理を行うものである。色変換部18は、規格化された表
色系への変換を行うものであり、ここではRGB信号に
基づいてLabデータを作成するようになっている。そ
して、色変換部18で作成されたLabデータは、色補
正部19および領域判別部20に入力されるようになっ
ている。色補正部19は、Labデータに基づき、実際
に用いる4色のトナーの分光特性、記録プロセスを考慮
して所望する色で記録が可能な記録濃度信号CMYKを
作成するものである。
【0021】領域判別部20は、各画素ごとに画像属性
を判別するものであり、各属性に対応する信号を生成し
て、それらの信号に基づき最終的にはMTF補正部21
に対する制御信号(CMPX,KMPX)を生成するよ
うになっている。この領域判別部20には、図2に示す
ように、カラー信号作成部30と、各種エッジ信号作成
部31と、網点/カラー領域信号作成部32と、網点中
文字領域信号作成部33と、MTF制御信号作成部34
とが備わっている。
【0022】ここで、カラー信号作成部30は、色変換
部18で作成されたLabデータに基づいて、カラー信
号(COLOR)および黒色領域信号(_BLACK)
を作成するものである。そして、カラー信号作成部30
は、図3に示されるように、変換部35と、カラー判定
用閾値テーブル36および黒判定用閾値テーブル37
と、2つの比較器38,39とから構成されている。
【0023】変換部35は、色変換部18で作成された
データ(a7−0,b7−0)を用い、変換式(√(a
2 +b2 ))により彩度データ(W7−0)を作成する
ものである。カラー判定用閾値テーブル36は、明度デ
ータ(L7−0)に基づきカラー信号(COLOR)を
生成するための閾値を作成するものである。また、黒判
定用閾値テーブル37は、明度データ(L7−0)に基
づき黒色領域信号(_BLACK)を生成するための閾
値を作成するものである。ここにおいて、カラー信号
(COLOR)および黒色領域信号(_BLACK)を
生成するための閾値を明度データ(L7−0)に基づい
て作成しているのは、彩度量が明度に非線形的に依存し
ているためである。
【0024】このような構成によりカラー信号作成部3
0は、比較器38において、明度データ(W7−0)と
カラー判別用閾値テーブル36によって作成された閾値
とを比較することにより、カラー信号(COLOR)を
作成するようになっている。また、比較器39におい
て、明度データ(W7−0)と黒判別用閾値テーブル3
7によって作成された閾値とを比較することにより、黒
色領域信号(_BLACK)を作成するようになってい
る。
【0025】図2に戻って、各種エッジ信号作成部31
は、明度データ(L7−0)に基づいて、網点判別用孤
立点信号(WAMI,KAMI)、網点中文字領域検出
用エッジ信号(_EDGL)、網点中文字領域検出用内
エッジ信号(_INEDG)、および文字エッジ領域信
号(_EDG)を作成するものである。そして、各種エ
ッジ信号作成部31は、これらの信号を生成すべく図4
に示すように、マトリクス作成部41と、特徴量抽出フ
ィルタ部42と、2つのセレクタ43,44と、4つの
比較器45〜48と、外/内エッジ判定部49と、2つ
のOR回路50,51とを含んでいる。
【0026】マトリクス作成部41は、入力画像データ
から5×5サイズのマトリクスデータを作成するもので
ある。そして、マトリクス作成部41で作成されたマト
リクスデータに対して特徴量抽出フィルタ42によるフ
ィルタ処理が施されるようになっている。ここで、特徴
量抽出フィルタ部42には、1次微分フィルタ(主走査
方向と副走査方向)52,53と、2次微分フィルタ
(+型と×型)54,55と、外/内エッジ判別フィル
タ56と、孤立点検出フィルタ57とが備わっている。
本実施の形態では、主走査方向1次微分フィルタ52と
して図5に示すものを使用し、副走査方向1次微分フィ
ルタとして図6に示すものを使用している。また、+型
2次微分フィルタとして図7に示すものを使用し、×型
2次微分フィルタとして図8に示すものを使用してい
る。さらに、外/内エッジ判別フィルタ56として図9
に示すものを使用している。
【0027】また、孤立点検出フィルタ57として図1
0に示すものを使用している。この孤立点検出フィルタ
57には、白孤立点検出フィルタ57aと黒孤立点検出
フィルタ57bとが含まれている。そして、白孤立点検
出フィルタ57aにより、注目画素V33の明度値が、
周辺8画素の明度値よりも大きく、かつ8方向の2画素
平均の明度値よりも大きい場合に、網点判別用孤立点信
号(WAMI)が”H”アクティブとされる。
【0028】つまり、注目画素V33の明度値が次の条
件を満たす場合に、注目画素V33が白孤立点である
(WAMI=”H”)と判別されるようになっている。
その条件は、 V33>MAX(V22,V23,V24,V32,V34,V42,V43,V44) かつ、V33>(V11+V22)/2+OFFSET かつ、V33>(V13+V23)/2+OFFSET かつ、V33>(V15+V24)/2+OFFSET かつ、V33>(V31+V32)/2+OFFSET かつ、V33>(V35+V34)/2+OFFSET かつ、V33>(V51+V42)/2+OFFSET かつ、V33>(V53+V43)/2+OFFSET かつ、V33>(V55+V44)/2+OFFSET である。
【0029】また、黒孤立点検出フィルタ57bによ
り、注目画素V33の明度値が、周辺8画素の明度値よ
りも小さく、かつ8方向の2画素平均の明度値よりも小
さい場合に、網点判別用孤立点信号(KAMI)が”
H”アクティブとされる。
【0030】つまり、注目画素V33の明度値が次の条
件を満たす場合に、注目画素V33が黒孤立点である
(KAMI=”H”)と判別されるようになっている。
その条件は、 V33<MIN(V22,V23,V24,V32,V34,V42,V43,V44) かつ、V33+OFFSET<(V11+V22)/2 かつ、V33+OFFSET<(V13+V23)/2 かつ、V33+OFFSET<(V15+V24)/2 かつ、V33+OFFSET<(V31+V32)/2 かつ、V33+OFFSET<(V35+V34)/2 かつ、V33+OFFSET<(V51+V42)/2 かつ、V33+OFFSET<(V53+V43)/2 かつ、V33+OFFSET<(V55+V44)/2 である。なお、OFFSETは、孤立点判別の閾値である。
【0031】図4に戻って、セレクタ43の端子Aには
主走査方向1次微分フィルタ52からの出力が入力さ
れ、セレクタ43の端子Bには副走査方向1次微分フィ
ルタ53からの出力が入力されている。また、セレクタ
44の端子Aには+型2次微分フィルタ54からの出力
が入力され、セレクタ44の端子Bには×型2次微分フ
ィルタ55からの出力が入力されている。そして、各セ
レクタ43,44ではともに、端子A,Bへの入力値の
うち大きいものを選択して出力するようになっている。
【0032】また、比較器45の端子Pにはセレクタ4
3からの出力(EDG07−00)が入力され、比較器
45の端子Qにはエッジリファレンス値(EDGREF
07−00)が入力されている。同様に、比較器46の
端子Pにはセレクタ43からの出力(EDG07−0
0)が入力され、比較器46の端子Qにはエッジリファ
レンス値(EDGREF17−10)が入力されてい
る。一方、比較器47の端子Pにはセレクタ44からの
出力(EDG17−10)が入力され、比較器47の端
子Qにはエッジリファレンス値(EDGREF27−2
0)が入力されている。同様に、比較器48の端子Pに
はセレクタ44からの出力(EDG17−10)が入力
され、比較器48の端子Qにはエッジリファレンス値
(EDGREF37−30)が入力されている。
【0033】そして、比較器45の出力と比較器47の
出力とがOR回路50に入力されている。また、比較器
46の出力と比較器48の出力とがOR回路51に入力
されている。以上のような構成により、OR回路50に
おいて、次の条件(1),(2)のいずれかが成立した
場合に、文字エッジ領域信号(_EDG)が”L”アク
ティブとされるようになっている。その条件は、(1)
主走査方向1次フィルタ52および副走査方向1次フィ
ルタ53によってフィルタ処理された値の最大値がエッ
ジリファレンス値(EDGREF07−00)よりも大
きい場合、(2)+型2次微分フィルタ54および×型
2次微分フィルタ55によってフィルタ処理された値の
最大値がエッジリファレンス値(EDGREF27−2
0)よりも大きい場合である。
【0034】同様に、OR回路51において、次の条件
(3),(4)のいずれかが成立した場合に、網点中文
字領域検出用エッジ信号(_EDGL)が”L”アクテ
ィブとされるようになっている。その条件は、(3)主
走査方向1次フィルタ52および副走査方向1次フィル
タ53によってフィルタ処理された値の最大値がエッジ
リファレンス値(EDGREF17−10)よりも大き
い場合、(4)+型2次微分フィルタ54および×型2
次微分フィルタ55によってフィルタ処理された値の最
大値がエッジリファレンス値(EDGREF37−3
0)よりも大きい場合である。
【0035】外/内エッジ判定部49には、外/内エッ
ジ判別フィルタ56によるフィルタ処理が施された値と
判定リファレンス値(INOUT7−0)とが入力され
ている。そして、外/内エッジ判定部49においては、
図11に示すようにして外/内エッジの判定を行ってい
る。すなわち、INOUT7=0のときには、エッジ検
出量が正の値(FL238=0)であって閾値(INO
UT6−0)よりも大きい場合に、内エッジであると判
定する。また、エッジ検出量が正の値(FL238=
0)であって閾値(INOUT6−0)よりも小さい場
合、あるいはエッジ検出量が負の値(FL238=1)
である場合に、外エッジであると判定する。一方、IN
OUT7=1のときには、エッジ検出量が正の値(FL
238=0)である場合、あるいはエッジ検出量が負の
値(FL238=1)であって閾値(INOUT6−
0)よりも小さい場合に、内エッジと判定する。また、
エッジ検出量が負の値(FL238=1)であって閾値
(INOUT6−0)よりも大きい場合に、外エッジで
あると判定する。そして、外/内エッジ判定部49は、
判定対象が内エッジであると判定した場合に、網点中文
字領域検出用内エッジ信号(_INEDG)を”L”ア
クティブとするようになっている。なお、閾値(INO
UT6−0)およびエッジ検出量(FL237−23
0)は絶対値を示す。
【0036】再び図2に戻って、網点/カラー領域信号
作成部32は、カラー信号(COLOR)と網点判別用
孤立点信号(WAMI,KAMI)とに基づいて、カラ
ー領域信号(_COL_DOT)および網点領域信号
(_AMI)を作成するものである。すなわち、網点/
カラー領域信号作成部32は、網点領域とカラー領域を
判別するものである。そして、領域判別部20におい
て、網点/カラー領域信号作成部32によってカラー領
域信号(_COL_DOT)と網点領域信号(_AM
I)との両方の信号がアクティブとされた画素が、カラ
ー網点領域に属すると判別されることになる。この網点
/カラー領域信号作成部32には、図12に示すよう
に、黒孤立点個数カウント部60と、白孤立点個数カウ
ント部61と、色画素個数カウント部62と、加算器6
3と、4つの比較器64〜67と、OR回路68と、網
点領域拡張処理部69と、カラー領域拡張処理部70と
が含まれている。
【0037】黒孤立点個数カウント部60は、9×45
マトリクス領域内に存在する黒孤立点の個数を計数する
ものである。同様に、白孤立点個数カウント部61は、
9×45マトリクス領域内に存在する白孤立点の個数を
計数するものである。そして、黒孤立点個数カウント部
60からの出力が、加算器63の端子Aおよび比較器6
5の端子Pにそれぞれ入力されている。一方、白孤立点
個数カウント部61からの出力が、加算器63の端子B
および比較器66の端子Pにそれぞれ入力されている。
また、比較器64の端子Pには、加算器63からの出力
が入力されている。ここで、各比較器64〜66の各端
子Pには各リファレンス値(CNTREF17−10,
27−20,37−30)がそれぞれ入力されている。
そして、各比較器64〜66からの出力がOR回路68
に入力されている。
【0038】これにより、OR回路68において、黒孤
立点の個数と白孤立点の個数の合計値がリファレンス値
(CNTREF17−10)よりも大きい場合、黒孤立
点の個数がリファレンス値(CNTREF27−20)
よりも大きい場合、白孤立点の個数がリファレンス値
(CNTREF37−30)よりも大きい場合のいずれ
かの条件が少なくとも1つ成立すれば、注目画素が網点
領域に属すると判定されて、網点領域信号(_AMI)
が”L”アクティブとされる。その後、網点領域信号
(_AMI)に対して、網点領域拡張処理部69による
領域拡張処理が施されるようになっている。
【0039】ここで、網点領域拡張処理部69は、図1
3に示すように、注目画素(AMI5)に対して主走査
方向16ドットおよび副走査方向4ライン離れた位置に
相当する画素(AMI1〜AMI9)のいずれかが網点
であれば、AMI5が網点であるか否かに関わらず、A
MI5を網点とすることにより、網点領域の拡張処理を
行うようになっている。具体的には、次式により拡張処
理が行われる。 !AMI=!AMI1#!AMI2#!AMI3#!AMI4 #!AMI5#!AMI6#!AMI7#!AMI8#!AMI9 なお、式中における「!」は反転処理を、「#」はOR
処理をそれぞれ意味する。
【0040】このように網点領域拡張処理部69におい
て網点領域を拡張することにより、網点領域とベタ領域
の境目付近において、9×45マトリクス領域内に存在
する孤立点が減少し孤立点の計数値がリファレンス値付
近の値となることを防止することができる。このため、
網点/カラー領域信号作成部32において、網点領域を
より正確に判別することができる。
【0041】また、色画素個数カウント部62は、9×
45マトリクス領域内に存在する色画素の個数を計数す
るものである。そして、色画素個数カウント部62から
の出力が、比較器67の端子Pに入力されている。ここ
で、比較器67の端子Qには、リファレンス値(CNT
REF47−40)が入力されている。これにより、比
較器67において、色画素の個数がリファレンス値(C
NTREF47−40)よりも大きい場合に、注目画素
が色画素であると判定されて、カラー領域信号(_CO
L_DOT)が”L”アクティブとされる。その後、カ
ラー領域信号(_COL_DOT)に対して、カラー領
域拡張処理部70による領域拡張処理が施されるように
なっている。
【0042】このカラー領域拡張処理部70における領
域拡張処理は、網点領域拡張処理部69における領域拡
張処理と同様の方法により行われるようになっている。
つまり、注目画素に対して主走査方向16ドットおよび
副走査方向4ライン離れた位置に相当する画素のいずれ
かが色画素であれば、注目画素が色画素であるか否かに
関わらず、注目画素を色画素であるとみなすことによ
り、カラー領域の拡張処理を行うようになっている。
【0043】このようにカラー領域拡張処理部70にお
いてカラー領域を拡張することにより、カラー領域と黒
文字領域の境目において、9×45マトリクス領域内に
存在する色画素が減少し色画素の計数値がリファレンス
値付近の値となることを防止することができる。このた
め、網点/カラー領域信号作成部32において、カラー
領域を正確に判別することができる。
【0044】このように、網点/カラー領域信号作成部
32により、網点領域信号(_AMI)とカラー領域信
号(_COL_DOT)とが正確に作成されるので、領
域判別部20において、カラー網点領域を正確に判別す
ることができる。
【0045】図2に戻って、網点中文字領域信号作成部
33は、網点判別用孤立点信号(WAMI,KAMI)
と網点中文字領域検出用エッジ信号(_EDGL)と網
点中文字領域検出用内エッジ信号(_INEDG)とに
基づいて、網点中文字領域信号(_MOJI)を作成す
るものである。すなわち、網点中文字領域信号作成部3
3は、網点中文字領域を判別するものである。この網点
中文字領域信号作成部33には、図14に示すように、
OR回路75と、2つのAND回路78,82と、孤立
点個数カウント部76と、内エッジ個数カウント部79
と、2つの比較器77,80と、連続性検出部81とを
含んでいる。
【0046】ここで、孤立点個数カウント部76は、1
1×11マトリクス領域内に存在する孤立点の個数を計
数するものである。内エッジ個数カウント部79は、3
×3マトリクス領域内に存在する内エッジの個数を計数
するものである。また、連続性検出部81は、内エッジ
の連続性、つまり内エッジが連続して存在するか否かを
検出するものである。
【0047】ここにおいて、OR回路75には、網点判
別用孤立点信号(WAMI,KAMI)が入力されてい
る。このため、OR回路75においては、「WAMI」
と「KAMI」との論理和が算出される。そして、その
算出結果が孤立点個数カウント部76に入力されてい
る。さらに、孤立点個数カウント部76からの出力が、
比較器77の端子Pに入力されている。一方、比較器7
7の端子Qにはリファレンス値(CNTREF57−5
0)が入力されている。
【0048】また、AND回路78には、網点中文字領
域検出用エッジ信号(_EDGL)と網点中文字領域検
出用内エッジ信号(_INEDG)とが入力されてい
る。このため、AND回路78においては、「_EDG
L」と「_INEDG」との論理積が算出される。そし
て、その算出結果が内エッジ個数カウント部79に入力
されている。さらに、内エッジ個数カウント部79から
の出力が、比較器80の端子Pに入力されている。一
方、比較器80の端子Qにはリファレンス値(CNTR
EF67−60)が入力されている。
【0049】そして、比較器80からの出力が連続性検
出部81に入力されている。この連続性検出部81で
は、注目画素a33が中心に位置する5×5サイズのマ
トリクスデータ83において、図示する8方向のいずれ
かで、注目画素a33と同じ論理になっている画素が3
つ連続しているか否かを検出することにより、内エッジ
の連続性を検出するようになっている。具体的には、次
式により内エッジの連続性が検出される。 !Y=(a11×a22×a33)+(a13×a23×a33)+(a15×a24
×a33)+(a35×a34×a33)+(a55×a44×a33)+(a
53×a43×a33)+(a51×a42×a33)+(a31×a32×a3
3) なお、式中における「!」は反転処理を、「×」はAN
D処理を、「+」はOR処理をそれぞれ意味する。
【0050】このように連続性検出部81において、内
エッジの連続性を検出してその検出結果をも考慮するこ
とにより、画像ノイズ等を網点中の文字領域であると誤
判別することを防止することができる。すなわち、より
正確に網点中の文字領域を判別することができる。
【0051】最終的に、比較器77からの出力と連続性
検出部81からの出力とがAND回路82に入力され、
AND回路82からの出力が網点中文字領域信号作成部
33の出力となっている。このような構成により、網点
中文字領域信号作成部33は、孤立点の計数値がリファ
レンス値(CNTREF57−50)より小さく、内エ
ッジの計数値がリファレンス値(CNTREF67−6
0)よりも大きく、さらに内エッジに連続性があると判
断された場合に、注目画素は網点中文字領域に属すると
判断する。そして、網点中文字領域信号作成部33は、
注目画素が網点中文字領域に属すると判断した場合に、
網点中文字領域信号(_MOJI)を”L”アクティブ
にするようになっている。
【0052】再び図2に戻って、MTF制御信号作成部
34は、カラー領域信号(_COL_DOT)、網点領
域信号(_AMI)、網点中文字領域信号(_MOJ
I)、網点中文字領域検出用内エッジ信号(_INED
G)、文字エッジ領域信号(_EDG)、および黒色領
域信号(_BLACK)に基づいて、MTF制御部21
の動作を制御するMTF制御信号(CMPX2−0,K
MPX2−0)を作成するものである。このMTF制御
信号作成部34は、ルックアップテーブルで構成されて
おり、6つの領域判別属性信号(_COL_DOT,_
AMI,_MOJI,_INEDG,_EDG,_BL
ACK)を入力アドレスとして、MTF制御信号(CM
PX,KMPX)を作成するようになっている。
【0053】ここで、MTF制御信号作成部34を構成
するテーブルの一部を図15に示す。MTF制御信号
(CMPX1−0,KMPX1−0)は、MFT補正部
34で実行するベース処理の内容を指示する信号であ
る。また、MTF制御信号(CMPX2,KMPX2)
は、MTF補正部21においてエッジ強調処理を行うか
否かを指示する信号である。なお、MTF制御信号(C
MPX)はCMY用の信号であり、MTF制御信号(K
MPX)はK用の信号である。そして、MTF補正部2
1において、MTF制御信号(CMPX1−0,KMP
X1−0)が、「0」の場合にはスムージング処理が、
「1」の場合にはmin処理が実行され、「2」の場合
には何の処理も施されない(以下、これを「スルー処
理」という)ようになっている。また、MTF制御信号
(CMPX2,KMPX2)が、「0」の場合にはエッ
ジ強調処理が実行され、「1」の場合にはエッジ強調処
理が実行されないようになっている。
【0054】図1に戻って、MTF補正部21は、画像
の先鋭度などの補正を行うものである。このMTF補正
部21は、図16に示すように、CMYKの各色に対応
してシアン(C)用補正部90と、マゼンタ(M)用補
正部91と、イエロー(Y)用補正部92と、ブラック
(K)用補正部93とを備え、4色同時に補正処理を行
うようになっている。そして、CMYの補正処理は、領
域判別部20で作成されたMTF制御信号(CMPX2
−0)により制御され、Kの補正処理は、MTF制御信
号(KMPX2−0)により制御されるようになってい
る。
【0055】ここで、各色用補正部の構成についてより
詳細に説明する。なお、シアン(C)用補正部90、マ
ゼンタ(M)用補正部91、イエロー(Y)用補正部9
2、およびブラック(K)用補正部93は、すべて同じ
構成を有している。従って、ここでは代表してシアン
(C)用補正部90の構成について説明し、その他の補
正部についての説明は省略する。このシアン(C)用補
正部90には、図16に示すように、マトリクス作成部
100と、各種のフィルタを備える文字加工フィルタ部
101と、2つのセレクタ102,103と、加算器1
04とが含まれている。
【0056】マトリクス作成部100は、5×5マトリ
クスデータを作成して、そのデータを文字加工フィルタ
部101に供給するものである。文字加工フィルタ部1
01は、エッジ強調量作成フィルタ部110と、スムー
ジングフィルタ部111と、minフィルタ部112と
から構成されている。このような構成により、文字加工
フィルタ部101では、エッジ強調量データ、スムージ
ング処理データ、およびmin処理データを出力するよ
うになっている。
【0057】ここで、エッジ強調量作成フィルタ部11
0には、−45度微分フィルタ部120と、0度微分フ
ィルタ部121と、45度微分フィルタ部122と、9
0度微分フィルタ部123と、これらのフィルタ部によ
るフィルタ処理が施されたデータのうちの最大値を選択
するセレクタ124とが含まれている。なお、本実施の
形態では、−45度微分フィルタ部120には図17に
示すフィルタが備わり、0度微分フィルタ121部には
図18に示すフィルタが備わり、45度微分フィルタ部
122には図19に示すフィルタが備わり、90度微分
フィルタ部123には図20に示すフィルタが備わって
いる。
【0058】また、スムージングフィルタ部111には
図21に示すフィルタが備わっており、スムージング処
理が実行されるようになっている。さらに、minフィ
ルタ部112では、図22に示すように、5×5マトリ
クスデータのうちの最小値を注目画素のデータとする処
理が実行されるようになっている。
【0059】そして、エッジ強調量作成フィルタ部11
0からの出力がセレクタ102の端子Aに入力されてい
る。また、セレクタ102の端子Bには”00”が入力
され、端子SにはMTF制御信号(CMPX2)が入力
されている。これにより、セレクタ102では、MTF
制御信号(CMPX2)の内容に従って、端子Aまたは
端子Bへの入力値のいずれかが選択されて出力されるよ
うになっている。すなわち、MTF制御信号(CMPX
2)=0の場合にはエッジ強調処理を行うから、セレク
タ102では端子Aへの入力値が選択されて出力される
ことになる。一方、MTF制御信号(CMPX2)=1
の場合にはエッジ強調処理を行わないから、セレクタ1
02では端子Bへの入力値が選択されて出力されること
になる。
【0060】また、スムージングフィルタ部111から
の出力がセレクタ103の端子Aに入力され、minフ
ィルタ部112からの出力がセレクタ103の端子Bに
入力されている。さらに、セレクタ103の端子C,D
には、マトリクス作成部100からの出力、すなわち文
字加工フィルタ部101による処理が施されていないデ
ータが入力されている。そして、セレクタ103の端子
SにMTF制御信号(CMPX1−0)が入力されてい
る。これにより、セレクタ103では、MTF制御信号
(CMPX1−0)の内容に従って、端子A〜Dへの入
力値のいずれかが選択されて出力されるようになってい
る。
【0061】すなわち、MTF制御信号(CMPX1−
0)=0の場合にはスムージング処理が必要であるか
ら、セレクタ103では端子Aへの入力値が選択されて
出力されることになる。また、MTF制御信号(CMP
X1−0)=1の場合にはmin処理を行うから、セレ
クタ103では端子Bへの入力値が選択されて出力され
ることになる。さらに、MTF制御信号(CMPX1−
0)=2の場合にはスルー処理を行うから、セレクタ1
03では端子C(あるいはD)への入力値が選択されて
出力されることになる。
【0062】そして、セレクタ102からの出力とセレ
クタ103からの出力とがそれぞれ加算器104の端子
Aと端子Bとに入力されている。これにより、加算器1
04においては、エッジ強調データ(エッジ強調を行わ
ない場合は”00”)とセレクタ103で選択された処
理データとが加算処理され、その加算データがMTF補
正部21からの出力(C7−0)となる。その他の色の
記録濃度信号(M,Y,K)に対しても、シアン(C)
と同様の処理が実行される。
【0063】このようにしてMTF補正部21において
処理が施された各色の画像データ(C7−0,M7−
0,Y7−0,K7−0)は、プリンタI/F22を介
してプリンタ等の画像出力装置に送信されるようになっ
ている。かくして、画像出力装置において再現画像が得
られるのである。
【0064】次に、上記した構成を有するカラー画像処
理装置の全体動作について簡単に説明する。まず、原稿
の画像情報が、CCDセンサ11により読み取られる。
そして、CCDセンサ11で読み込まれたアナログの画
像データが、A/D変換されてデジタルの画像データと
される。そうすると、そのデジタルの画像データに対
し、シェーディング補正、ライン間補正、色収差補正、
変倍・移動処理、色変換処理、色補正、領域判別処理、
およびMTF補正が順次施される。そして、各種の画像
処理が施された画像データに基づき、プリンタI/F2
2を介してプリンタ等により記録体上に原稿の再現画像
が出力される。
【0065】ここで、領域判別部20においては、注目
画素がカラー領域、モノクロ領域、網点領域、文字領
域、および網点中文字領域のうちのどの領域に属するか
が判別される。なお、網点領域、文字領域、および網点
中文字領域については、それらの領域がカラー領域であ
るかも判別される。そして、カラー網点領域の判別は、
網点/カラー領域信号作成部32における網点領域とカ
ラー領域との判別結果に基づき行われる。そこでまず、
網点領域の判別方法について説明する。
【0066】網点領域の判別は、まず、黒孤立点個数カ
ウント部60および白孤立点個数カウント部61におい
て、各種エッジ信号作成部31により作成された網点判
別用孤立点信号(WAMIおよびKAMI)に基づき、
9×45マトリクス内に存在する黒孤立点および白孤立
点の個数がそれぞれ計数される。そして、加算器63に
より、黒孤立点と白孤立点の計数値の加算値が算出され
る。そうすると、比較器64〜66において、黒孤立点
と白孤立点の計数値の加算値、黒孤立点の計数値、およ
び白孤立点の計数値が各リファレンス値(CNTREF
17−10,27−20,37−30)と比較される。
これら各比較器64〜66における比較結果は、OR回
路68に入力される。
【0067】そして、OR回路68において、黒孤立点
の個数と白孤立点の個数の合計値がリファレンス値(C
NTREF17−10)よりも大きい場合、黒孤立点の
個数がリファレンス値(CNTREF27−20)より
も大きい場合、白孤立点の個数がリファレンス値(CN
TREF37−30)よりも大きい場合のいずれかの条
件が少なくとも1つ成立すれば、注目画素が網点領域に
属すると判定される。そうすると、網点領域信号(_A
MI)が”L”アクティブとされる。その後、網点領域
信号(_AMI)に対して、網点領域拡張処理部69に
よる領域拡張処理が施される。
【0068】次に、カラー領域の判別方法について説明
する。カラー領域の判別は、まず、色画素カウント部6
2において、各種エッジ信号作成部31により作成され
たカラー信号(COLOR)に基づき、9×45マトリ
クス内に存在する色画素の個数が計数される。そうする
と、比較器67において、色画素の計数値がリファレン
ス値(CNTREF47−40)と比較される。その結
果、色画素の個数のリファレンス値(CNTREF47
−40)よりも大きい場合に、注目画素がカラー領域に
属すると判定される。そうすると、カラー領域信号(_
COL_DOT)が”L”アクティブとされる。その
後、カラー領域信号(_COL_DOT)に対して、カ
ラー領域拡張処理部70による領域拡張処理が施され
る。
【0069】このようにして、網点/カラー領域信号作
成部32において網点領域とカラー領域の判別を行った
結果、網点領域信号(_AMI)とカラー領域信号(_
COL_DOT)とが共に”L”アクティブとされた場
合に、領域判別部20において注目画素はカラー網点領
域に属すると判別される。そして、網点領域信号(_A
MI)とカラー領域信号(_COL_DOT)とに対し
て、それぞれ領域拡張処理を施しているため、網点領域
とカラー領域との判別をより正確に行うことができる。
従って、領域判別部20においてカラー網点領域を正確
に判別することができる。
【0070】続いて、網点中文字領域の判別方法につい
て説明する。網点中文字領域の判別は、領域判別部20
に備わる網点中文字領域信号作成部33において行われ
る。まず、OR回路75において、各種エッジ信号作成
部31により作成された網点判別用孤立点信号(WAM
I,KAMI)の論理和が算出される。そして、OR回
路75によって算出された論理和が、孤立点個数カウン
ト部76に入力される。そうすると、孤立点個数カウン
ト部76において、11×11マトリクス領域内に存在
する白および黒孤立点の個数が計数される。そして、比
較器77において、孤立点計数値がリファレンス値(C
NTREF57−50)と比較される。この比較結果は
AND回路82に入力される。
【0071】一方、上記処理と並行して、AND回路7
8において、各種エッジ信号作成部31により作成され
た網点中文字領域検出用エッジ信号(_EDGL)と網
点中文字領域検出用内エッジ信号(_INEDG)との
論理和が算出される。そして、AND回路78によって
算出された論理積が、内エッジ個数カウント部79に入
力される。そうすると、内エッジ個数カウント部79に
おいて、3×3マトリクス領域内に存在する内エッジの
個数が計数される。そして、比較器80において、内エ
ッジ計数値がリファレンス値(CNTREF67−6
0)と比較される。この比較結果は連続性検出部81に
入力される。そうすると、連続性検出部81において、
内エッジの連続性が検出される。そして、内エッジの計
数値および連続性の有無に関するデータがAND回路8
2に入力される。
【0072】最終的にAND回路82において、孤立点
計数値(WAMI+KAMI)がリファレンス値(CN
TREF57−50)よりも小さく、しかも内エッジ計
数値(_EDGL×_INEDG)がリファレンス値
(CNTREF67−60)よりも大きくて、かつ内エ
ッジに連続性がある場合には、注目画素は網点中文字領
域に属すると判断され、網点中文字領域信号(_MOJ
I)が”L”アクティブとされる。なお、網点中文字領
域の判別は、注目画素を主走査方向に1画素分ずつ移動
させ、主走査方向の最終位置に到達したら副走査方向に
1画素分移動させることを繰り返すことにより、入力さ
れた画像データの全画素について行われる。
【0073】ここで、網点中文字領域信号作成部33に
おける判別処理について図23に示す具体例を挙げて説
明する。ここでは、図23(A)に示すような網点中に
アルファベットの「H」を描いた画像の一部(図23
(A)における領域R(図23(B))における判別処
理を例に挙げて説明する。
【0074】まず、図23(B)に示す領域R1におい
ては、図23(C)に示すように、領域全体に孤立点が
存在し、内エッジは1つも存在しない。このため、網点
中文字領域信号作成部33においては、まず、比較器7
7で、孤立点計数値(WAMI+KAMI)がリファレ
ンス値(CNTREF57−50)よりも大きいと判断
される。また、比較器80で、内エッジ計数値(_ED
GL×_INEDG)がリファレンス値(CNTREF
67−60)よりも小さいと判断される。さらに、連続
性検出部81で、内エッジに連続性がないと判断され
る。従って、AND回路82により、網点中文字領域信
号(_MOJI)が”H”とされる。すなわち、図23
(C)に示す注目画素は網点中文字領域に属さないと判
別されるのである。
【0075】一方、図23(B)に示す領域R2におい
ては、図23(D)に示すように、領域の半分弱に孤立
点が存在するとともに、領域の中央に連続する内エッジ
が存在している。このため、網点中文字領域信号作成部
33においては、まず、比較器77で、孤立点計数値
(WAMI+KAMI)がリファレンス値(CNTRE
F57−50)よりも小さいと判断される。また、比較
器80で、内エッジ計数値(_EDGL×_INED
G)がリファレンス値(CNTREF67−60)より
も大きいと判断される。さらに、連続性検出部81で、
内エッジに連続性があると判断される。従って、AND
回路82により、網点中文字領域信号(_MOJI)
が”L”とされる。すなわち、図23(D)に示す注目
画素は網点中文字領域に属すると判別されるのである。
【0076】上記したように網点中文字領域を判別する
ことができるのは、網点領域と網点中文字領域とでは、
それぞれの領域が有する特徴が異なるからである。すな
わち、網点領域は、孤立点の個数が多い、内エッジの個
数が少ない、内エッジに連続性がないという特徴を有す
る。一方、網点中文字領域は、孤立点の個数が少ない、
エッジの個数が多い、内エッジに連続性があるという特
徴を有する。このため、網点領域と網点中文字領域とで
は、その特徴が全く逆になっている。従って、各領域が
有する特徴の違いを利用することにより、網点中文字領
域を正確に判別することができるのである。
【0077】そして、領域判別部20で行われた領域判
別の結果、すなわち各種の領域属性判別信号に従って、
MTF補正部21において各種属性に応じた画像処理が
施される。具体的には、網点領域に対してはスムージン
グ処理が施され、文字領域にはエッジ強調処理が施され
る。このため、網点上に文字が存在するような画像に対
しては、文字領域を除いた網点領域に対してスムージン
グ処理が施され、網点中文字領域に対しては、エッジ強
調処理が施される。ただし、本実施の形態では黒網点領
域に対しては、文字が存在するしないに関わらず、領域
全体にスムージング処理が施される。
【0078】このように黒網点領域に対して領域全体に
スムージング処理を施すのは、以下の理由からである。
図24(A)に示すように、黒網点を黒文字と誤判別し
てしまうと、ブラック(K)とシアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)との差が広がり、色味が変化す
るために画像ノイズが目立ちやすい。このため、このよ
うな画像ノイズの発生を防止すべく、黒網点領域では文
字領域の判別を行わずに、黒網点領域全体に対して全面
スムージング処理を施すことにしているのである。一
方、図24(B)に示すように、カラー網点の場合に
は、カラー網点をカラー文字であると誤判別しても、ブ
ラック(K)とシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)との差が変化しないので、色味が変化すること
がなく画像ノイズが目立ちにくい。従って、黒網点の場
合のように、網点領域全体をスムージング処理する必要
はないのである。
【0079】しかし、カラー網点領域に黒文字が存在す
るときに、カラー領域を拡張しない場合には、図25に
示すように、文字領域周辺の網点が黒網点と判定されて
しまう。すなわち、カラー領域を正確に判別することが
できないのである。このように黒文字領域周辺が黒網点
であると判別されると、文字領域に対してはスムージン
グ処理が施されるので、文字がぼけてしまう。そこで、
本発明のカラー画像装置では、カラー領域拡張部70を
設けている。このため、カラー領域が拡張される。これ
により、黒文字領域周辺の網点が確実にカラー網点であ
ると判定される。そうすると、カラー網点中の黒文字に
対して確実にエッジ強調処理が施される。従って、カラ
ー網点中の文字は、ぼけることなく精度良く再現され
る。
【0080】以上、詳細に説明したように実施の形態に
係るカラー画像処理装置によれば、カラー領域を拡張す
るカラー領域拡張処理部70を有している。これによ
り、カラー網点領域と黒文字領域との境目付近におい
て、9×45マトリクス領域内に存在する色画素が減少
し色画素の計数値がリファレンス値付近の値となること
を防止することができる。このため、網点/カラー領域
信号作成部32において、カラー網点中に黒文字が存在
する場合であっても、カラー領域を正確に判別すること
ができるので、カラー網点領域を正確に判別することが
できる。また、網点中文字領域信号作成部33におい
て、網点中文字領域が正確に判別される。従って、カラ
ー網点中の文字領域に対しては確実にエッジ強調処理を
施すことができるため、カラー網点中の文字の再現性が
よい。
【0081】なお、上記した実施の形態は単なる例示に
すぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であるこ
とはもちろんである。例えば、上記した実施の形態で
は、網点特徴点として孤立点を検出しているがこれに限
られず、網点を特徴づけるものであればその他のものを
検出するようにしてもよい。また、本発明は上記した実
施の形態の他、デジタル複写機、プリンタ、およびファ
クシミリ等の画像処理装置にも適用することができる。
また、上記した実施の形態において例示した具体的な数
値(例えば、マトリクスサイズなど)は、単なる例示に
すぎないことは言うまでもない。
【0082】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、カラ
ー網点中の文字の色に関わらず、カラー網点領域を正確
に判別することにより、カラー網点中の文字の再現性を
良くした画像処理装置が提供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るカラー画像形成装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の領域判別部の概略構成を示すブロック図
である。
【図3】図2のカラー信号作成部の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図2の各種エッジ信号作成部の概略構成を示す
ブロック図である。
【図5】1次微分フィルタ(主走査方向)を示す図であ
る。
【図6】1次微分フィルタ(副走査方向)を示す図であ
る。
【図7】2次微分フィルタ(+型)を示す図である。
【図8】2次微分フィルタ(×型)を示す図である。
【図9】外/内エッジ判別フィルタを示す図である。
【図10】孤立点検出フィルタを示す図である。
【図11】図4の外/内エッジ判定部における判定方法
を説明するための図である。
【図12】図2の網点/カラー領域信号作成部の概略構
成を示すブロック図である。
【図13】図12の網点領域拡張処理部における処理内
容を説明するための図である。
【図14】図2の網点中文字領域信号作成部の概略構成
を示すブロック図である。
【図15】図2のMTF制御信号作成部におけるテーブ
ルの内容の一部を示す図である。
【図16】図1のMTF補正部の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図17】−45度微分フィルタを示す図である。
【図18】0度微分フィルタを示す図である。
【図19】45度微分フィルタを示す図である。
【図20】90度微分フィルタを示す図である。
【図21】スムージングフィルタを示す図である。
【図22】minフィルタを示す図である。
【図23】網点中文字領域の判別方法を具体的に説明す
るための図である。
【図24】黒網点領域に対して全面スムージング処理を
施す理由を説明するための図である。
【図25】カラー領域を拡張する効果を説明するための
図である。
【符号の説明】
20 領域判別部 21 MTF補正部 30 カラー信号作成部 32 網点/カラー領域信号作成部 33 網点中文字領域信号作成部 62 色画素個数カウント部 69 網点領域拡張処理部 70 カラー領域拡張処理部
フロントページの続き Fターム(参考) 5C077 LL19 MP02 MP08 PP03 PP27 PP28 PP47 PP68 PQ12 PQ17 PQ20 SS02 TT06 5C079 LA01 LA03 LA06 LA10 MA11 NA06 NA29 5L096 AA02 AA06 BA07 DA01 FA06 FA15 FA43 FA44 FA54 GA28 GA51 MA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注目画素が網点領域に属するか否かを判
    別する網点領域画素判別手段と、 注目画素がカラー領域に属するか否かを判別するカラー
    領域画素判別手段と、 前記カラー領域画素判別手段によりカラー領域に属する
    と判別された画素によって形成される領域を拡張した拡
    張領域をカラー領域と認識するカラー領域拡張手段と、 前記カラー領域拡張手段によりカラー領域と認識された
    領域であって、かつ前記網点領域画素判別手段により網
    点領域に属すると判別された画素によって形成される領
    域をカラー網点領域であると判別するカラー網点領域判
    別手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する画像処理装置におい
    て、 前記カラー領域画素判別手段は、 色画素を検出する色画素検出手段と、 前記色画素検出手段により検出された色画素のうち注目
    画素を含む第1の領域内に存在するものの個数を計数す
    る色画素計数手段とを備え、 前記色画素計数手段による計数値が所定値以上である場
    合に、注目画素はカラー領域に属すると判別することを
    特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載する画像処理装置におい
    て、 前記カラー領域拡張手段は、注目画素を中心とする第2
    の領域内に前記カラー領域画素判別手段によりカラー領
    域に属すると判別された画素が少なくとも1つ存在する
    場合に、前記カラー領域画素判別手段の判別結果に関わ
    らず注目画素はカラー領域に属するとみなすことにより
    カラー領域と認識する領域を決定することを特徴とする
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載する画像処理装置におい
    て、 前記網点領域画素判別手段により網点領域に属すると判
    別された画素によって形成される領域を拡張した拡張領
    域を網点領域と認識する網点領域拡張手段をさらに備
    え、 前記カラー網点判別手段は、前記カラー領域拡張手段に
    よりカラー領域と認識された領域であって、かつ前記網
    点拡張手段により網点領域と認識された領域をカラー網
    点領域であると判別することを特徴とする画像処理装
    置。
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