JP2002209023A - 自動検針システム - Google Patents

自動検針システム

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JP2002209023A
JP2002209023A JP2001004677A JP2001004677A JP2002209023A JP 2002209023 A JP2002209023 A JP 2002209023A JP 2001004677 A JP2001004677 A JP 2001004677A JP 2001004677 A JP2001004677 A JP 2001004677A JP 2002209023 A JP2002209023 A JP 2002209023A
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phs
phs communication
communication module
cpu
clock
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JP2001004677A
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Yoshio Horiike
良雄 堀池
Masafumi Nakagawa
雅文 中川
Masaaki Sakata
雅昭 坂田
Kazutaka Asano
一高 浅野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はPHSを用いてガス等の自動検針を
行う自動検針システムにおいて、電流を削減し、電池寿
命を伸ばすことを課題とするものである。 【解決手段】 高周波送受信手段2と(π/4)QPS
K変復調手段3とプロトコルコントローラ4とから構成
されるPHS通信モジュール7にDC/DCコンバータ
9とタイムコントローラ10を付加した構成であって、
PHS通信モジュール7は公衆モード或いはトランシー
バモード或いは自営モードでのPHS通信を行う機能を
有し、DC/DCコンバータ9はPHS通信モジュール
7に電力を供給し、タイムコントローラ10はPHS通
信モジュール7の動作スケジュールを管理しPHS通信
モジュール7が動作を開始すべき時間になった時にDC
/DCコンバータ9を動作させた後、PHS通信モジュ
ール7に動作を開始するタイミング信号を送出するよう
に構成しているので、電流を削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHSを用いてガ
ス等の検針データを収集する自動検針システムであっ
て、特に電池駆動に適した低電圧低消費電力の自動検針
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】PHSを用いた従来のガスの自動検針シ
ステムの構成を図4に示し説明する。
【0003】図4において20はガスメータ、21はP
HS通信装置、22はアンテナ、23はアンテナ、24
はPHS公衆基地局、25はセンター装置である。セン
ター装置25より、PHS公衆基地局24を介してPH
S無線で検針要求をメータ20に対して行う。PHS通
信装置21は前記検針要求を受信しガスメータ20に検
針要求を伝える。ガスメータ20は検針値をPHS通信
装置21及びPHS公衆基地局24を介してセンター装
置25に伝送する。
【0004】図5に従来のPHS通信装置を示し説明す
る。図5において1はアンテナ、2は高周波送受信手
段、3は(π/4)QPSK変復調手段、4はプロトコ
ルコントローラ、5はアプリケーションCPU、6は電
池、7はPHS通信モジュール、8はDC/DCコンバ
ータである。プロトコルコントローラ4はPHS規格で
決められている通信プロトコルが実装されており、アプ
リケーションCPU5から指示されたモードのプロトコ
ルで動作している。アプリケーションCPU5はアプリ
ケーションに適した動作モードで動くようプロトコルコ
ントローラの設定を行ったり、PIAFSプロトコルや
ガスメータ20との通信I/F機能を有している。
【0005】PHS通信モジュール7を構成する高周波
送受信手段2、(π/4)QPSK変復調手段3、プロ
トコルコントローラ4は標準部品としてIC化されてお
り、半導体メーカ各社から販売されている。さらにPH
S通信モジュール7として製品化しているメーカもあ
る。(π/4)QPSK変復調手段3とプロトコルコン
トローラ4は1チップLSI化して販売している半導体
メーカもある。
【0006】プロトコルコントローラ4はCPUとプロ
グラムを書きこんだメモリー(以下ROMと呼ぶ)とP
HS公衆基地局と通信を行うのに必要な情報を書きこみ
及び呼び出しを行うメモリー(以下RAMと呼ぶ)とで
構成されたいわゆるプログラミング処理機能を有した構
成である。PHSの通信プロトコル処理はROMに書き
こまれたプログラムによって処理される。PHSの通信
プロトコルを実行するためにはプロトコルコントローラ
4のCPU能力として16ビット或いは32ビットCP
Uが必要である。電池6はリチウム電池であり電池電圧
は3Vである。電池電圧3VはDC/DCコンバータ8
により3.6Vに昇圧してPHS通信モジュールに供給
される。
【0007】PHS公衆基地局との間の通信を考える。
PHS公衆基地局からは1.2秒毎に電波が発射されて
いる。PHS通信モジュール7は前記PHS公衆基地局
からの電波を受信し、前記PHS公衆基地局からの1.
2秒毎の時間に同期を取る。そして前記PHS公衆基地
局からの1.2秒毎の電波発射に同期して高周波送受信
手段2及び(π/4)QPSK変復調手段3に電源を供
給し受信動作を開始する。そして自局宛の電波がなけれ
ば高周波送受信手段2及び(π/4)QPSK変復調手
段3への電源供給を停止し受信を中断する。自局あての
電波がある場合には受信を継続し受信データをアプリケ
ーションCPU5に転送し通信を開始する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の自動検針システムでは、PHS通信装置の構成として
16ビット或いは32ビットCPUが用いられている。
そして16ビット或いは32ビットCPUは4ビット或
いは8ビットCPUに比べ処理速度、処理能力とも格段
に上であるが、動作電圧及び消費電流の点で劣ってい
る。例えば動作電圧は4ビット或いは8ビットCPUが
2Vでも動作するのに対して16ビット或いは32ビッ
トCPUは3.3V以上の動作電圧が必要である。その
ためリチウム電池で駆動する場合にはリチウム電池電圧
は3Vのため直列に2本接続するかDC/DCコンバー
タを用いて昇圧する必要がある。
【0009】また消費電流は低速低消費電流モードであ
るHALTモードにおいて4ビット或いは8ビットCP
Uが10μA以下であるのに対して16ビット或いは3
2ビットCPUは50μA流れる。そのため従来の電池
を用いて10年間動作させなければならないガスのよう
な自動検針システムに用いることは以下の点から難しい
という課題があった。
【0010】以上のように次の二つの課題がある。
【0011】(課題1)1.2秒毎に受信動作を行う間
の休止時間の時にプロトコルコントローラ4はHALT
モードであるがその消費電流が50μAと非常に大き
い。
【0012】(課題2)リチウム電池3Vで動作させる
ためにDC/DCコンバータを用いた場合、HALTモ
ードの電流50μAではDC/DCコンバータの効率は
非常に悪くリチウム電池に流れる電流は100μA以上
になってしまう。
【0013】本発明の目的は、前記従来の課題を解決す
るもので、電流を削減し電池で10年動作可能な自動検
針システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、メータに接続されたPHS通信装置とPHS
公衆基地局との間をPHS無線接続し、前記メータの検
針値を前記PHS無線接続を介してセンター装置に伝送
する自動検針システムであって、前記PHS通信装置
は、高周波送受信手段と変復調手段とプロトコルコント
ローラとから構成されるPHS通信モジュールにDC/
DCコンバータとタイムコントローラを付加した構成で
あって、前記PHS通信モジュールは公衆モード或いは
トランシーバモード或いは自営モードでのPHS通信を
行う機能を有し、前記DC/DCコンバータは前記PH
S通信モジュールに電力を供給し、前記タイムコントロ
ーラは前記PHS通信モジュールの動作スケジュールを
管理し前記PHS通信モジュールが動作を開始すべき時
間になった時に前記DC/DCコンバータを動作させた
後、前記PHS通信モジュールに動作を開始するタイミ
ング信号を送出するように構成したものである。
【0015】上記発明によれば、タイムコントローラを
用いてDC/DCコンバータ及びPHS通信モジュール
の動作スケジュールを管理しているため、1.2秒毎の
動作が必要になった時にのみPHS通信モジュールに電
源を供給することができるので消費電力を大幅に削減で
き、電池で10年動作可能な自動検針システムを実現で
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる自動検
針システムは、メータに接続されたPHS通信装置とP
HS公衆基地局との間をPHS無線接続し、前記メータ
の検針値を前記PHS無線接続を介してセンター装置に
伝送する自動検針システムであって、前記PHS通信装
置は、高周波送受信手段と変復調手段とプロトコルコン
トローラとから構成されるPHS通信モジュールにDC
/DCコンバータとタイムコントローラを付加した構成
であって、前記PHS通信モジュールは公衆モード或い
はトランシーバモード或いは自営モードでのPHS通信
を行う機能を有し、前記DC/DCコンバータは前記P
HS通信モジュールに電力を供給し、前記タイムコント
ローラは前記PHS通信モジュールの動作スケジュール
を管理し前記PHS通信モジュールが動作を開始すべき
時間になった時に前記DC/DCコンバータを動作させ
た後、前記PHS通信モジュールに動作を開始するタイ
ミング信号を送出するように構成したものである。
【0017】そして、DC/DCコンバータとタイムコ
ントローラによって1.2秒毎の動作が必要になった時
にのみPHS通信モジュールに電源を供給することがで
きるので消費電力を大幅に削減できる。
【0018】本発明の請求項2にかかる自動検針システ
ムに用いられるPHS通信装置を構成するプロトコルコ
ントローラは、プロトコルの手順が書きこまれている不
揮発性メモリーと前記不揮発性メモリーに書きこまれた
手順を解析し実行するCPUと前記CPUにクロックを
供給するクロック発生手段で構成され、前記CPUでの
処理の結果所定の通信が終了したとCPUが判断した時
前記CPUは前記クロック発生手段のクロックを停止し
ストップモードに移行する処理を行う構成としたもので
ある。
【0019】そして、通信終了時にはクロックを停止す
るため、電力消費を抑えることができる。
【0020】本発明の請求項3にかかる自動検針システ
ムに用いられるPHS通信装置を構成するプロトコルコ
ントローラは、プロトコルの手順が書きこまれている不
揮発性メモリーと前記不揮発性メモリーに書きこまれた
手順を解析し実行するCPUとで構成され、さらに前記
プロトコルコントローラにCPUを動作させるためのク
ロックを供給するか供給をストップするかどうかを制御
するクロック制御手段を有し、前記CPUでの処理の結
果所定の通信が終了したとCPUが判断した時前記CP
Uは前記クロック制御手段のクロックが前記CPUに供
給されるのを停止する処理を行う構成としたものであ
る。
【0021】そして、通信終了時にはCPUへのクロッ
クの供給を停止するため、電力消費を抑えることができ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0023】(実施例1)図4は本発明の自動検針シス
テムを示す構成図であり、従来例と全体構成は同じであ
るが、PHS通信装置21に特長を有している。図1に
本実施例1に用いられるPHS通信装置21のブロック
図を示し説明する。
【0024】図1において、1はアンテナ、2は高周波
送受信手段、3は(π/4)QPSK変復調手段、4は
プロトコルコントローラ、5はアプリケーションCP
U、6は電池、7はPHS通信モジュール、9はDC/
DCコンバータ、10はタイムコントローラである。従
来例である図1と同じ機能ブロックには同一の番号を付
与している。
【0025】タイムコントローラ10はPHS公衆基地
局との間で1.2秒毎の同期を取るための時間を管理す
るコントローラである。図2は本実施例の動作を示すフ
ローチャートである。図2を参照しながら動作について
説明する。なお図2のフローチャートにおいて、待機モ
ードとはPHS通信モジュール7及びDC/DCコンバ
ータ9はOFFであり、タイムコントローラ10とアプ
リケーションCPU5だけが電源が供給されている状態
を、同期チェックモードとはPHS公衆基地局からの
1.2秒毎の電波を受信に行く状態を表している。
【0026】ステップ(1) 待機モード:この状態ではPHS通信モジュール7及び
DC/DCコンバータ9はOFFであり、タイムコント
ローラ10とアプリケーションCPUだけが電源が供給
されている。
【0027】ステップ(2) タイムコントローラ10は1.2秒のタイマーを有し、
1.2秒毎にDC/DCコンバータ9の電源をONす
る。
【0028】ステップ(3) DC/DCコンバータ9が起動されるとプロトコルコン
トローラ4に電源が印加される。プロトコルコントロー
ラ4は内部にクロック発生手段を有し前記クロック発生
手段で発振したクロック信号を用いてプロトコルコント
ローラ4のCPUは動作を開始し、イニシャル処理を実
行する。
【0029】ステップ(4) 続いてCPUは所定の入力ポートAがHighかどうか
をチェックする。ポートAがHighということは既に
PHS公衆基地局との間の通信に必要な情報が書きこみ
呼び出し可能でかつ不揮発性メモリーであるEEROM
に書きこまれていることを意味している。入力ポートが
Highならばステップ(5)に移行する。そうでなけ
ればステップ(10)に移行する。
【0030】ステップ(5) PHS公衆基地局との間の通信に必要な情報がEERO
Mに書きこまれていればその情報をSRAMに転送す
る。
【0031】ステップ(6) タイムコントローラ10からの起動信号を待ち、起動信
号を受信すれば次のステップに移行する。
【0032】ステップ(7) ステップ(6)で起動信号を受信すると、高周波送受信
手段2及び(π/4)QPSK変復調手段3に電源を供
給しPHS公衆基地局の電波を受信に行く。そしてPH
S公衆基地局からの電波を補足し、自局宛の呼び出しが
あるかどうかを解析する。そして自局宛の呼び出しがあ
れば受信を継続する。呼び出しが無ければPHS公衆基
地局と同期を取り直すための信号をタイムコントローラ
10に伝送しステップ(8)に移行する。
【0033】ステップ(8) 必要な情報をEEROMに退避する。
【0034】ステップ(9) DC/DCコンバータ9の電源をOFFし、ステップ
(1)に戻る。
【0035】ステップ(10) PHS公衆基地局と同期がとれていないため、高周波送
受信手段2及び(π/4)QPSK変復調手段3に電源
を供給しPHS公衆基地局からの電波をサーチする。そ
してPHS公衆基地局からの電波を受信すると、必要な
情報をSRAMに書きこみ、タイムコントローラ10に
PHS公衆基地局と同期を取るためのタイミングを知ら
せステップ(8)に移行する。
【0036】上記ステップ(1)〜ステップ(10)の
処理から明らかなように、PHS公衆基地局との1.2
秒毎の通信タイミングに合わせてタイムコントローラ1
0の制御によりDC/DCコンバータ9及びPHS通信
モジュール7の電源をONする構成であり、1.2秒毎
の動作が必要になった時にのみPHS通信モジュールに
電源を供給することができるので消費電力を大幅に削減
でき、よって電池で10年動作可能な自動検針システム
を実現できるという効果が有る。
【0037】(実施例2)図1に示す実施例1におい
て、ステップ(9)でDC/DCコンバータ9の電源を
OFFすることによりPHS通信モジュール7全体の電
源をOFFしている。本実施例2では、ステップ(9)
においてプロトコルコントローラ4のCPUは自らクロ
ック発生手段の動作を停止し、プロトコルコントローラ
4をストップモードに移行させる。このストップモード
においては無線モジュール7はSRAMやCPUなどの
一部のみ電源が供給されているだけでほとんどの回路の
電源はOFFである。またDC/DCコンバータ9はタ
イムコントローラ10からの制御によりDC/DCコン
バータ9のの出力と電池6とが直結されるように構成さ
れている。そしてステップ(9)でDC/DCコンバー
タ9の動作をOFFし、DC/DCコンバータ9のの出
力と電池6とを直結するようにタイムコントローラ10
から制御する。
【0038】従ってストップモード状態ではDC/DC
コンバータ9は電流を消費せず、また無線モジュール7
もデータを保持するSRAM等一部の回路だけに電源が
印加され動的動作はしていないため、ほとんど電流を消
費しない。そしてステップ(2)においてタイムコント
ローラ10はDC/DCコンバータ9を起動し、かつプ
ロトコルコントローラ4に起動をかけてクロック発生手
段を立ち上げストップモードから動作モードに移行す
る。
【0039】以上のように、CPUでの処理の結果所定
の通信が終了したとCPUが判断した時CPUはクロッ
ク発生手段のクロックを停止しストップモードに移行す
る処理を行う構成としているので、通信終了時にはクロ
ックを停止するため、電力消費を抑えることができ、よ
って電池で10年動作可能な自動検針システムを実現で
きるという効果が有る。
【0040】(実施例3)図3は本発明の実施例3の自
動検針システムに用いるPHS通信装置を示すブロック
図である。
【0041】本実施例3において、実施例1である図1
に示すブロック図と同一の機能ブロックには同一の番号
を付与している。実施例1である図1と違う部分はクロ
ック制御手段11を有しており、クロック制御手段11
よりプロトコルコントローラ4のCPUを動作させるた
めのクロックを供給している点である。当然のことなが
らプロトコルコントローラ4に内蔵されているクロック
発生手段は利用しない。実施例2と違う点はプロトコル
コントローラ4に内蔵されているクロック発生手段を用
いず、無線モジュール7の外部にクロック制御手段11
を用意している点である。実施例2と動作の違う点を中
心に以下その動作を説明する。
【0042】ステップ(9)においてプロトコルコント
ローラ4は高周波増幅手段2及び(π/4)QPSK変
復調手段3の電源をOFFし、プロトコルコントローラ
4のCPUはタイムコントローラ10からの起動信号が
入力するポートをチェックするポートチェックルーチン
を回っている。そしてタイムコントローラ10はクロッ
ク制御手段11を制御し、クロック制御手段11からの
プロトコルコントローラ4へのクロックの供給を停止さ
せる。従って、プロトコルコントローラ4のCPUは前
記ポートチェックルーチンの途中で動作がストップした
状態である。
【0043】この状態では動的動作は行われていないの
で電流消費は非常に少なくなっている。さらに動的動作
が行われていないためプロトコルコントローラ4に供給
する電源電圧を下げることができる。そこでタイムコン
トローラ10はDC/DCコンバータ9の動作をOFF
させ、、DC/DCコンバータ9のの出力と電池6とを
直結させる。DC/DCコンバータ9はタイムコントロ
ーラ10からの制御によりDC/DCコンバータ9のの
出力と電池6とが直結されるように構成されている。そ
してステップ(2)においてタイムコントローラ10は
DC/DCコンバータ9を起動し、かつクロック制御手
段11に起動をかけてクロックを発振させプロトコルコ
ントローラ4にクロックを供給する。
【0044】そしてタイムコントローラ10はプロトコ
ルコントローラ4のポートに起動信号を出力する。クロ
ック制御手段11はタイムコントローラ10の制御によ
りプロトコルコントローラ4へのクロック供給をON/
OFFするがチャタリングがの生により必要以上に時間
間隔の狭いクロックが発生しないように工夫されてい
る。実施例3はプロトコルコントローラ4がストップモ
ード機能を有しない場合に有益である。
【0045】以上のように、CPUでの処理の結果所定
の通信が終了したとCPUが判断した時CPUは前記ク
ロック制御手段のクロックがCPUに供給されるのを停
止する処理を行う構成としているので、プロトコルコン
トローラがストップモード機能を有していなくても通信
終了時にはCPUへのクロックの供給を停止できるた
め、電力消費を抑えることができ、よって電池で10年
動作可能な自動検針システムを実現できるという効果が
有る。
【0046】またPHS通信装置のタイムコントローラ
は、クロック発生手段或いはクロック制御手段からのク
ロックをCPUに供給するように制御する構成としてい
るので、タイムコントローラの管理でCPUが動作を開
始でき必要な通信を行うことができる。通常市販されて
いる汎用のPHS無線モジュールを用いて簡単に省電力
に対応した自動検針システムを構成できるという効果が
ある。
【0047】なお、実施例1、実施例2、実施例3とも
PHS公衆基地局からの電波を受信するために、1.2
秒毎に無線モジュール7は置きあがるとしたが、1.2
秒の整数倍で起き上がるようにしても良い。例えば3.
6秒毎に置きあがるように設計することもできる。
【0048】またPHS通信装置21は直接PHS公衆
基地局24と接続せず、一旦別のPHS通信装置を中継
してPHS公衆基地局24に接続してもかまわない。こ
の場合はPHS通信装置21と別のPHS通信装置との
間の通信はPHSトランシーバーモードで行われること
が考えられる。トランシーバモードにおいても間欠的に
無線モジュールを動作させる点では同じであり、本発明
を適用することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動検針シ
ステムは、1.2秒毎の動作が必要になった時にのみP
HS通信モジュールに電源を供給することができるので
消費電力を大幅に削減でき、よって電池で10年動作可
能な自動検針システムを実現できるという効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1及び実施例2における自動検
針システムを構成するPHS通信装置のブロック図
【図2】本発明の実施例1における動作を示すフローチ
ャート
【図3】本発明の実施例3における自動検針システムを
構成するPHS通信装置のブロック図
【図4】従来および本発明の自動検針システムの構成図
【図5】従来の自動検針システムを構成するPHS通信
装置のブロック図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 高周波送受信手段 3 (π/4)QPSK変復調手段 4 プロトコルコントローラ 5 アプリケーションCPU 6 電池 7 PHS無線モジュール 9 DC/DCコンバータ 10 タイムコントローラ 11 クロック制御手段 20 ガスメータ 21 PHS通信装置 24 PHS公衆基地局 25 センター装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 M (72)発明者 坂田 雅昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 浅野 一高 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA08 AB01 AB02 BB01 BB09 BC02 CC03 CC10 CC12 CD16 DD07 DE16 EE11 EF09 FF01 FG01 FG02 FG03 FG14 GG01 GG08 5K048 BA36 DB01 DC01 EA14 EB02 EB05 EB10 HA01 HA02 HA32 HA37 5K067 AA43 BB04 DD53 EE02 EE10 KK13 KK15 5K101 KK12 LL01 LL11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータに接続されたPHS通信装置とP
    HS公衆基地局との間をPHS無線接続し、前記メータ
    の検針値を前記PHS無線接続を介してセンター装置に
    伝送する自動検針システムであって、前記PHS通信装
    置は、高周波送受信手段と変復調手段とプロトコルコン
    トローラとから構成されるPHS通信モジュールにDC
    /DCコンバータとタイムコントローラを付加した構成
    であって、前記PHS通信モジュールは公衆モード或い
    はトランシーバモード或いは自営モードでのPHS通信
    を行う機能を有し、前記DC/DCコンバータは前記P
    HS通信モジュールに電力を供給し、前記タイムコント
    ローラは前記PHS通信モジュールの動作スケジュール
    を管理し前記PHS通信モジュールが動作を開始すべき
    時間になった時に前記DC/DCコンバータを動作させ
    た後、前記PHS通信モジュールに動作を開始するタイ
    ミング信号を送出するように構成したことを特徴とする
    自動検針システム。
  2. 【請求項2】 PHS通信装置を構成するプロトコルコ
    ントローラは、プロトコルの手順が書きこまれている不
    揮発性メモリーと、前記不揮発性メモリーに書きこまれ
    た手順を解析し実行するCPUと、前記CPUにクロッ
    クを供給するクロック発生手段とで構成され、前記CP
    Uでの処理の結果所定の通信が終了したとCPUが判断
    した時前記CPUは前記クロック発生手段のクロックを
    停止しストップモードに移行する処理を行う請求項1記
    載の自動検針システム。
  3. 【請求項3】 プロトコルコントローラは、プロトコル
    の手順が書きこまれている不揮発性メモリーと、前記不
    揮発性メモリーに書きこまれた手順を解析し実行するC
    PUとで構成され、さらに前記プロトコルコントローラ
    に前記CPUを動作させるためのクロックを供給するか
    供給をストップするかどうかを制御するクロック制御手
    段を有し、前記CPUでの処理の結果所定の通信が終了
    したとCPUが判断した時前記CPUは前記クロック制
    御手段のクロックが前記CPUに供給されるのを停止す
    る処理を行う請求項1記載の自動検針システム。
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