JP2002208792A - Emi防止用ガスケット及びその取り付け方法 - Google Patents
Emi防止用ガスケット及びその取り付け方法Info
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Abstract
絶縁物を必要としないでキャビネットの導電板に直接接
触することができ、これによりキャビネット間の不都合
な電磁波の伝搬を有効に防止することができるEMI防
止用ガスケット及びその取り付け方法を提供する。 【解決手段】金属製線材をコイルの形状5に巻き、か
つ、軸9に対して垂直方向の力により所定の方向(図で
右方向)につぶれるような形態となっている。また、コ
イル形状5の両端に取り付け面に引っ掛ける手段として
L字折り曲げ部6が設けられている。
Description
ro Magnetic Interference:
電磁波干渉)防止用ガスケット及びその取り付け方法に
係り、特にキャビネット内の種々の電気機器から放射さ
れる電磁波をキャビネット間で遮蔽する機能をもたせた
電磁放射遮蔽構造であるにEMI防止用ガスケット及び
その取り付け方法に関する。
プラズマ・ディスプレイ・システム等の電子機器におい
て、キャビネット間あるいはキャビネットとマシーン・
カバー間を不都合に伝播する電磁波をEMI防止用ガス
ケットで遮断して電磁波のもれを防止する。
防止用ガスケット及びその取り付け方法を説明する。
から視た図、図4(B)は図4(A)をC−C方向に視
た図、図5は図4(A)の第1のキャビネット上を示す
斜視図である。
から視た図、図6(B)は図6(A)をD−D方向に視
た図である。
ャビネットの導電板11にウレタンなどの発泡性樹脂の
周囲を導電布で巻いた構造のEMI防止用ガスケット1
5が両面接着テープ16に取り付けられ固定されてい
る。
きる。また、EMI防止用ガスケット15の両サイドに
はネジボス13が設けられている。
けたEMI防止用ガスケット15上に第2のキャビネッ
トの導電板12が位置していて、ネジ14が小孔(図示
省略)を通してボスネジ13に結合するようになってい
る。
よってボスネジ13に締結された状態を示す。第1のキ
ャビネットの導電板11と第2のキャビネットの導電板
12との間隔がネジボス13の高さとなる。
5の高さはネジボス13の高さよりも高いから、ネジ1
4によってネジボス13締結されることにより、EMI
防止用ガスケット15はその発泡性ウレタンをつぶした
状態15Aとなる。
ット15の使用状態15Aとなり、その弾性力を利用し
て密着性を高めて第1のキャビネットの導電板11と第
2のキャビネットの導電板12との間の不都合な電磁波
の伝搬を防止する。
従来技術では、高温下で使用していると発泡ウレタンな
どの弾性材の劣化による性能低減や、接着剤の溶出によ
る絶縁部分が広がるなどの問題があった。
ンなどの弾性材の劣化による性能低減などの問題があっ
た。さらに、導電布の電気抵抗は、金属そのものの電気
抵抗より高いためより広い接触面積が必要になるが、両
面テープなどの絶縁物で固定しなくてはならないため十
分な接触面積を確保できないという問題があった。
る性能低減を抑制し、かつ固定に絶縁物を必要としない
でキャビネットの導電板に直接接触することができ、こ
れによりキャビネット間の不都合な電磁波の伝搬を有効
に防止することができるEMI防止用ガスケットを提供
することである。
都合な電磁波の伝搬を有効に防止することができるEM
I防止用ガスケットを作業性よくキャビネットに取り付
けることができるEMI防止用ガスケットの取り付け方
法を提供することである。
線材をコイル形状に巻き、かつ、軸に対して垂直方向の
力により所定の方向につぶれるような形態となっている
MI防止用ガスケットにある。
に裁置したとき、第1の下端部から上端部に下から上に
向かう線分と前記上端部から前記第1の下端部の隣に位
置する第2の下端部に上から下に向かう線分とが同じ方
向に傾いていることが好ましい。
面に引っ掛ける手段、例えばL字折り曲げ部が設けられ
ていることをが好ましい。
の形状に巻き、かつ、軸に対して垂直方向の力により所
定の方向につぶれるような形態となっているEMI防止
用ガスケットを第1のキャビネットの導電板上に裁置
し、第2のキャビネットの導電板を押し付けることによ
り前記コイルを前記所定の方向につぶれた形状にするE
MI防止用ガスケットの取り付け方法にある。
1のキャビネットの導電板に引っ掛ける手段が設けられ
ていることが好ましい。
トの導電板に第1及び第2の小孔を形成し、前記金属製
線材の端にL字折り曲げ部を形成して前記引っ掛ける手
段とし、前記L字折り曲げ部を前記第1の小孔から反対
側に出し、前記第2の小孔から元の側に戻す形態にして
前記EMI防止用ガスケットを前記第1のキャビネット
の導電板に引っ掛けるようにすることができる。
の側にそれぞれネジボスが設けられ、前記ネジボスにネ
ジ込まれるネジにより前記第2のキャビネットの導電板
を前記コイルに押し付けることができる。
ビネットの導電板に固定されており、前記ネジが前記第
2のキャビネットの導電板に形成されている小孔を通し
て挿入されることが好ましい。
ガスケットの素材が金属性の線材で出来ているため高温
下、および低温下においても弾性が劣化することは少な
いため常に均一な導電性能を保つことが出来る。
ので取り付けをすることができるから、高温下で接着剤
の溶出などが発生しないため、常に良好な導電性能を保
つことが出来る。
て図面を参照して説明する。
す図であり、(A)は締め付け前の状態を水平方向から
視た図、(B)は(A)をA−A方向に視た図、図2は
図1の状態の第1のキャビネット上を示す斜視図であ
る。
す図であり、(A)締め付け後の状態を水平方向から視
た図、(B)は(A)をB−B方向に視た図である。
状5に巻いたEMI防止用ガスケット本体5が第1のキ
ャビネットの導電板1上に横にして裁置される。
とは平行になったおり、第1の下端部A1から上端部B
に下から上に向かう線分の傾斜(θ1)と上端部Bから
第1の下端部A1の隣に位置する第2の下端部A2に上
から下に向かう線分の傾斜(θ2)とは同じ方向であ
る。
線材の下端部及び上端部を除く全ての線分は、導電板1
の平坦平面に対する垂直方向から、すなわち軸9に対す
る垂直方向から、同じ方向の角度(θ1またはθ2)で
図で右方向に傾いており、軸に対して垂直方向の力によ
り図で右方向につぶれるようになっている。
面に引っ掛ける手段としてL字に折り曲げた部分6を有
し、特に図2に示すように、第1のキャビネットの導電
板1に形成された第1の小孔7から裏側に貫通させ、第
2の小孔8から元に表側に戻すことによりコイル形状の
EMI防止用ガスケットを第1のキャビネットの導電板
1に取り付けている。
取り付けたEMI防止用ガスケット本体5上に第2のキ
ャビネットの平坦な表面(図で下面)を有する導電板2
が位置していて、EMI防止用ガスケット本体5の両側
にそれぞれネジボス6が第1のキャビネットの導電板1
に固定されており、ネジが4が第2のキャビネットの導
電板2に形成されている小孔(図示省略)を通して挿入
され、ボスネジ3にネジ結合するようになっている。
ってボスネジ3に締結された状態を示す。第1のキャビ
ネットの導電板1と第2のキャビネットの導電板2との
間隔がネジボス13の高さとなる。
体5の高さ、すなわちコイル形状5の高さはネジボス3
の高さよりも高いから、ネジ4によってネジボス3締結
されることにより、EMI防止用ガスケット本体5はそ
のコイル形状5が図で右方向につぶれた状態5Aとな
る。
止用ガスケット本体5の使用状態5Aとなり、その弾性
力を利用して密着性を高めて第1のキャビネットの導電
板1と第2のキャビネットの導電板2との間の不都合な
電磁波の伝搬を防止する。
材が金属性の線材で出来ているため高温下、および低温
下においても弾性が劣化することは少ないため常に均一
な導電性能を保つことが出来ることである。
介さないので常に良好な導電性能を保つことが出来るこ
とである。すなわち、両面テープなどの接着剤を使用し
ないので高温下で接着剤の溶出などが発生しないため、
常に均一な導電性能を保つことが出来る。
り、(A)は締め付け前の状態を水平方向から視た図、
(B)は(A)をA−A方向に視た図である。
図である。
り、(A)締め付け後の状態を水平方向から視た図、
(B)は(A)をB−B方向に視た図である。
(A)は締め付け前の状態を水平方向から視た図、
(B)は(A)をC−C方向に視た図である。
図である。
(A)締め付け後の状態を水平方向から視た図、(B)
は(A)をD−D方向に視た図である。
ト本体) 5A EMI防止用ガスケットの使用状態 6 L字に折り曲げた部分 7 第1の小孔 8 第2の小孔 9 コイル形状の軸 11 第1のキャビネットの導電板 12 第2のキャビネットの導電板 13 ネジボス 14 ネジ 15 従来技術のEMI防止用ガスケット 15A 従来技術のEMI防止用ガスケット15の使
用状態 16 両面接着テープ
Claims (9)
- 【請求項1】 金属製線材をコイル形状に巻き、かつ、
軸に対して垂直方向の力により所定の方向につぶれるよ
うな形態となっていることを特徴とするEMI防止用ガ
スケット。 - 【請求項2】 前記コイル形状を横にして平坦面上に裁
置したとき、第1の下端部から上端部に下から上に向か
う線分と前記上端部から前記第1の下端部の隣に位置す
る第2の下端部に上から下に向かう線分とが同じ方向に
傾いていることを特徴とする請求項1記載のEMI防止
用ガスケット。 - 【請求項3】 前記コイル形状の両端に取り付け面に引
っ掛ける手段が設けられていることを特徴とする請求項
1記載のEMI防止用ガスケット。 - 【請求項4】 前記金属製線材の端をL字に折り曲げて
前記引っ掛ける手段としたことを特徴とする請求項3記
載のEMI防止用ガスケット。 - 【請求項5】 金属製線材をコイル形状に巻き、かつ、
軸に対して垂直方向の力により所定の方向につぶれるよ
うな形態となっているEMI防止用ガスケットを第1の
キャビネットの導電板上に裁置し、第2のキャビネット
の導電板を押し付けることにより前記コイル形状を前記
所定の方向につぶれた形状にすることを特徴とするEM
I防止用ガスケットの取り付け方法。 - 【請求項6】 前記コイル形状両端に前記第1のキャビ
ネットの導電板に引っ掛ける手段が設けられていること
を特徴とする請求項5記載のEMI防止用ガスケットの
取り付け方法。 - 【請求項7】 前記第1のキャビネットの導電板に第1
及び第2の小孔を形成し、前記コイル形状の端にL字折
り曲げ部を形成して前記引っ掛ける手段とし、前記L字
折り曲げ部を前記第1の小孔から反対側に出し、前記第
2の小孔から元の側に戻す形態にして前記EMI防止用
ガスケットを前記第1のキャビネットの導電板に引っ掛
けることを特徴とする請求項6記載のEMI防止用ガス
ケットの取り付け方法。 - 【請求項8】 前記EMI防止用ガスケットの両端の側
にそれぞれネジボスが設けられ、前記ネジボスにネジ込
まれるネジにより前記第2のキャビネットの導電板を前
記コイルに押し付けることを特徴とする請求項5記載の
EMI防止用ガスケットの取り付け方法。 - 【請求項9】 前記ネジボスは前記第1のキャビネット
の導電板に固定されており、前記ネジが前記第2のキャ
ビネットの導電板に形成されている小孔を通して挿入さ
れることを特徴とする請求項8記載のEMI防止用ガス
ケットの取り付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001001792A JP2002208792A (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | Emi防止用ガスケット及びその取り付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001001792A JP2002208792A (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | Emi防止用ガスケット及びその取り付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002208792A true JP2002208792A (ja) | 2002-07-26 |
Family
ID=18870385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001001792A Abandoned JP2002208792A (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | Emi防止用ガスケット及びその取り付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002208792A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120090885A1 (en) * | 2010-10-14 | 2012-04-19 | Innochips Technology Co., Ltd. | Emi shielding gasket |
-
2001
- 2001-01-09 JP JP2001001792A patent/JP2002208792A/ja not_active Abandoned
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120090885A1 (en) * | 2010-10-14 | 2012-04-19 | Innochips Technology Co., Ltd. | Emi shielding gasket |
US8822842B2 (en) * | 2010-10-14 | 2014-09-02 | Innochips Technology Co., Ltd. | EMI shielding gasket |
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