JP2002208334A - 直流遮断システム - Google Patents

直流遮断システム

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JP2002208334A JP2001001445A JP2001001445A JP2002208334A JP 2002208334 A JP2002208334 A JP 2002208334A JP 2001001445 A JP2001001445 A JP 2001001445A JP 2001001445 A JP2001001445 A JP 2001001445A JP 2002208334 A JP2002208334 A JP 2002208334A
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孝生 若林
Mitsutaka Honma
三孝 本間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機器の絶縁破壊を防止し、コンデンサの容量を
過大とならないようにすることにある。 【解決手段】遮断器2に並列に接続されたコンデンサ1
と、このコンデンサと直列に接続されコンデンサ放電時
の過電流を制限するためのリアクトル5と、遮断器と並
列に接続され遮断器で遮断した直流電流を転流させてエ
ネルギーを消費させる抵抗器8とを備え、且つ遮断器の
遮断時にコンデンサにチャージされたエネルギーを放電
させ、遮断器に通電電流とは逆方向の電流を流すことに
よって電流零点を作り、この電流零点近傍で遮断器を遮
断するようにした直流遮断システムにおいて、抵抗器8
のインダクタンスを、コンデンサ2回路のインダクタン
ス、遮断器1回路のインダクタンス、遮断電流、コンデ
ンサ充電電圧、コンデンサ容量及び抵抗器の抵抗値から
決まる規定値の範囲内とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ立上げ用
として使用される直流電源装置において、電源回路に設
けられた遮断器により直流大電流を遮断する直流遮断シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマ立上げ用として使用される直流
電源装置において、電源回路に設けられた遮断器により
直流大電流を遮断するには、一般に遮断器に並列に接続
されたコンデンサを予めプリチャージしておき、遮断時
にこのコンデンサにチャージされたエネルギーを放電
し、遮断器に通電電流とは逆方向の電流を流すことによ
って電流零点を作り、この電流零点近傍で遮断器を遮断
するようにしている。
【0003】この場合、コンデンサと直列にコンデンサ
放電時の過電流を制限するためのリアクトルが設けら
れ、また遮断器と並列に遮断器で遮断した電流を転流さ
せてエネルギーを消費させる抵抗器が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の直流遮
断システムにおいては、遮断器に電流零点が構築されア
ークが消滅した後は、LRC直列回路のコンデンサ放電
現象となる。また、回路定数がR<2√(L/C)であ
るため、コンデンサ電圧は振動的となり、逆充電電圧は
初期充電電圧よりも大きくなり、その過電圧のために機
器の絶縁が破壊され、機器が損傷するという問題があっ
た。
【0005】又、過大な逆充電電圧発生の原因は回路の
インダクタンスが大きいことによるため、抵抗器に存す
るインダクタンスを小さくすると、今度は抵抗器回路へ
分流するコンデンサの放電電流が増大するため、コンデ
ンサの容量が大きくなるという問題があった。
【0006】本発明はかかる従来の事情に対処してなさ
れたものであり、機器の絶縁破壊を防止し、コンデンサ
の容量を過大としない直流遮断システムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、次のような手段により直流遮断システムを構
成するものである。
【0008】本発明は、直流電源と負荷との間に設けら
れた遮断器に並列に接続されたコンデンサと、このコン
デンサと直列に接続され前記コンデンサ放電時の過電流
を制限するためのリアクトルと、前記遮断器と並列に接
続され前記遮断器で遮断した直流電流を転流させてエネ
ルギーを消費させる抵抗器とを備え、且つ前記遮断器の
遮断時に前記コンデンサにチャージされたエネルギーを
放電させ、前記遮断器に通電電流とは逆方向の電流を流
すことによって電流零点を作り、この電流零点近傍で前
記遮断器を遮断するようにした直流遮断システムにおい
て、前記コンデンサの容量をC、前記コンデンサの充電
電圧をV、前記リアクトルのインダクタンスをL1、前
記遮断器回路のインダクタンスL0、前記抵抗器の抵抗
値をR、前記抵抗器のインダクタンスをL2、遮断電流
をIとしたとき、前記コンデンサの放電電流を L0×{(V×√C)/(I×√L1)}−1 以上で、且つ前記コンデンサの逆充電電圧を CR/2−L1 以下となるようにしたものである。
【0009】このような構成の直流遮断システムとすれ
ば、抵抗器のインダクタンスが規定値範囲内であるた
め、コンデンサの逆充電電圧を抑制でき、且つコンデン
サの放電電流の抵抗器回路への流れ込みを抑制すること
ができる。
【0010】また、本発明は直流電源と負荷との間に設
けられた遮断器に並列に接続されたコンデンサと、この
コンデンサと直列に接続され前記コンデンサ放電時の過
電流を制限するためのリアクトルと、前記遮断器と並列
に接続され前記遮断器で遮断した直流電流を転流させて
エネルギーを消費させる抵抗器とを備え、且つ前記遮断
器の遮断時に前記コンデンサにチャージされたエネルギ
ーを放電させ、前記遮断器に通電電流とは逆方向の電流
を流すことによって電流零点を作り、この電流零点近傍
で前記遮断器を遮断するようにした直流遮断システムに
おいて、前記コンデンサの容量をC、前記コンデンサの
充電電圧をV、前記リアクトルのインダクタンスをL
1、前記遮断器回路のインダクタンスL0、前記抵抗器
の抵抗値をR、前記抵抗器のインダクタンスをL2、遮
断電流をIとしたとき、前記コンデンサの放電電流を {L2×V×√C/I×(L0+L2)} 以下で、且つ前記コンデンサの逆充電電圧を CR/2−L2 以下となるようにしたものである。
【0011】このような構成の直流遮断システムとすれ
ば、コンデンサの逆充電電圧を抑制し、且つ遮断器回路
に流れるコンデンサ放電電流は遮断電流以上となり、必
要十分なコンデンサ放電電流を遮断回路に流すことがで
きる。
【0012】さらに、本発明は直流電源と負荷との間に
設けられた遮断器に並列に接続されたコンデンサと、こ
のコンデンサと直列に接続され前記コンデンサ放電時の
過電流を制限するためのリアクトルと、前記遮断器と並
列に接続され前記遮断器で遮断した直流電流を転流させ
てエネルギーを消費させる抵抗器とを備え、且つ前記遮
断器の遮断時に前記コンデンサにチャージされたエネル
ギーを放電させ、前記遮断器に通電電流とは逆方向の電
流を流すことによって電流零点を作り、この電流零点近
傍で前記遮断器を遮断するようにした直流遮断システム
において、前記コンデンサの容量をC、前記コンデンサ
の充電電圧をV、前記リアクトルのインダクタンスをL
1、前記遮断器回路のインダクタンスL0、前記抵抗器
の抵抗値をR、前記抵抗器のインダクタンスをL2、遮
断電流をIとしたとき、前記コンデンサの放電電流を (L0+L2)×L1×I/(L2×V) 以上で、且つ前記コンデンサの逆充電電圧を 2(L1+L2)/R 以上となるようにしたものである。
【0013】このような構成の直流遮断システムとすれ
ば、コンデンサの逆充電電圧を抑制し、且つ遮断器回路
に流れるコンデンサ放電電流は遮断電流以上となり、必
要十分なコンデンサ放電電流を遮断器回路へ流すことが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明に係る直流遮断システムの第
1の実施の形態を示す回路構成図である。
【0016】図1において、遮断器1、充電用直流電源
3によりスイッチを介して充電され電流零点を作るため
のエネルギーを蓄積しておくコンデンサ2、コンデンサ
2を放電させるスイッチ4、コンデンサ2の放電時の過
電流を制限する直列リアクトル5、遮断器1の電流零点
直前の電流変化率を緩和させるリアクトル6、遮断器1
で遮断した直流電流を転流させてエネルギーを消費させ
る抵抗器8、遮断後の遮断器1の極間電圧を調整する抵
抗器とコンデンサ7及び負荷9より構成されている。こ
の場合、上記抵抗器8自身にはインダクタンスが存在し
ている。
【0017】このような構成の直流遮断システムにおい
て、遮断器1に流れている直流電流を遮断するには、ま
ず遮断器1を開極し、遮断器内にアークを発生させる。
【0018】次にスイッチ4をオンすると、あらかじめ
充電しておいたコンデンサ2のエネルギーが放電して遮
断器1に逆方向の放電電流が流れ、遮断器1に流れてい
た直流電流を打消して遮断器1に電流零点を作り、アー
クを消滅させる。
【0019】その際、コンデンサ放電時の電流変化率に
よりコンデンサ2やスイッチ4が損傷しないように、コ
ンデンサ2に直列にリアクトル5が設置されている。
又、電流零点近傍で電流変化率が大きいと遮断器1が再
点弧するので、電流変化率を緩和するためと、並列接続
された遮断器間の電流不平衡を抑制するために遮断器1
と直列にリアクトル6が設置されている。
【0020】また、抵抗器8に存するインダクタンスは
コンデンサ2の放電電流が抵抗器8の回路へ漏れるのを
抑制するように働く。コンデンサ2の放電周波数は約1
kHzと高周波であるため、抵抗器の数十μH程度のイ
ンダクタンスであっても非常に大きな回路インピーダン
スとして作用し、抵抗器8回路への分流を十分に抑制す
る。
【0021】さらに、遮断器1のアークが消滅した際、
遮断器1の極間に電圧が印加されるが、この極間電圧を
緩和するために抵抗器とコンデンサ7が設置されてい
る。遮断器1のアークが消滅した後、コンデンサ2の放
電電流は抵抗器8を介して流れ、コンデンサ2は逆充電
される。
【0022】コンデンサ2の充電電圧が逆転した時点か
ら抵抗器8に負荷9の電流が流れ込み、抵抗器8でエネ
ルギーを消費することにより直流電流を減衰させる。こ
のような作用により直流電流を遮断する。
【0023】いま、上記直流遮断システムにおいて、図
2に示すようにコンデンサ2の充電電圧をV、コンデン
サ2の容量をC、遮断器1と直列のリアクトル6のイン
ダクタンスをL0、コンデンサ2と直列のリアクトル5
のインダクタンスをL1、抵抗器8に存するインダクタ
ンスをL2とすると、コンデンサ2の放電電流は、下式
で表すことができる。
【0024】V×C1/2/{(L0×L2)/(L0
+L2)+L1}1/2 ここで、(L0×L2)/(L0+L2)はL1に比べ
て非常に小さいため、無視すると、 V×C1/2/L11/2 また、コンデンサ2の放電電流の遮断器1回路への分流
は、下式で表すことができる。
【0025】 V×C1/2/L11/2×L2/(L0+L2) ここで、コンデンサ2の放電電流の遮断器1回路への分
流が遮断電流Iより大きくなるためには V×C1/2/L11/2×L2/(L0+L2)>I これより、 L0×{(√C/I×√L1)−1}−1<L2 ……(1) したがって、抵抗器のインダクタンス値をL0×{(V
×√C/I×√L1)−1}−1以上とすることによ
り、コンデンサ2の放電電流の遮断器1回路への分流が
遮断電流Iを上回る。
【0026】一方、コンデンサ2の逆充電電圧は、下式
で表すことができる。
【0027】V=RI+(Asinβt−RIcosβ
t)exp(−αt) ここで、A={1−CR/2(L1+L2)}I/β
C α=R/2(L1+L2) β=√(1/(L1+L2)C−R/4(L1+L
2)) sinβt>0であるから、A<0の条件が逆充電電圧
を下限に導くことにより、 L2<CR/2−L1 ……(2) したがって、抵抗器のインダクタンス値をCR/2−
L1以下とすることにより、コンデンサ2の逆充電電圧
を抑制することができる。
【0028】本実施の形態によれば、抵抗器8回路のイ
ンダクタンスを、コンデンサ2回路のインダクタンス、
遮断器1回路のインダクタンス、遮断電流、コンデンサ
充電電圧、コンデンサ容量及び抵抗器8の抵抗値から決
まる規定値の範囲内とするため、必要最低限のコンデン
サ容量にて、コンデンサ2の放電電流の抵抗器8回路へ
の漏れ電流を制限し、小型の直流遮断システムを提供す
ることができる上、コンデンサ2の逆充電電圧を抑制し
機器の絶縁破壊による損傷を防止することができる。
【0029】次に、本発明に係る直流遮断システムの第
2の実施の形態を説明するに回路構成については図1及
び図2と同じである。
【0030】第2の実施の形態において、コンデンサ2
回路のインダクタンスL1は(1)式より、 {L2×V×√C/I×(L0+L2)}>L1 ……(3) 又、(2)式より L1<CR/2−L2 ……(4) したがって、コンデンサ2回路のインダクタンス値を
{L2×V×√C/I×(L0+L2)}以下とする
ことにより、コンデンサ2の放電電流の遮断器1回路へ
の分流が遮断電流Iを上回り、CR/2−L2以下と
することにより、コンデンサ2の逆充電電圧を抑制する
ことができる。
【0031】本実施の形態によれば、コンデンサ2回路
のインダクタンスを、遮断器1回路のインダクタンス、
遮断電流、抵抗器8のインダクタンス、コンデンサ充電
電圧、コンデンサ容量及び抵抗器8の抵抗値から決まる
規定値以下とするため、必要最低限のコンデンサ容量に
て、コンデンサ2の放電電流の抵抗器8回路への漏れ電
流を制限し、小型の直流遮断システムを提供することが
できる上、コンデンサ2の逆充電電圧を抑制し、機器の
絶縁破壊による損傷を防止することができる。
【0032】次に、本発明に係る直流遮断システムの第
3の実施の形態を説明するに回路構成については図1及
び図2と同じである。
【0033】第3の実施の形態において、コンデンサ2
の容量Cは(1)式より、 (L0+L2)×L1×I/(L2×V)<C ……(5) 又、(2)式より C>2(L1+L2)/R ……(6) したがって、コンデンサ2の容量を (L0+L2)×L1×I/(L2×V) 以上とすることにより、コンデンサ2の放電電流の遮断
器1回路への分流が遮断電流Iを上回り、2(L1+L
2)/R以上とすることにより、コンデンサ2の逆充
電電圧を抑制することができる。
【0034】本実施の形態によれば、コンデンサ容量
を、コンデンサ2回路のインダクタンス、コンデンサ充
電電圧、遮断電流、抵抗器8回路のインダクタンス及び
抵抗器8の抵抗値から決まる規定値範囲内とするため、
必要最低限のコンデンサ容量にて、コンデンサ2の放電
電流の抵抗器8回路への漏れ電流を制限し、小型の直流
遮断システムを提供することができる上、コンデンサ2
の逆充電電圧を抑制し機器の絶縁破壊による損傷を防止
することができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、機器
の絶縁破壊を防止し、コンデンサの容量を過大としない
直流遮断システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直流遮断システムの実施の形態を示す
回路構成図。
【図2】同実施の形態の作用を説明するための基本回路
構成図。
【符号の説明】
1…遮断器 2…コンデンサ 3…充電用直流電源 4…スイッチ 5…リアクトル 6…リアクトル 7…抵抗器とコンデンサ 8…抵抗器 9…負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若林 孝生 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 本間 三孝 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 横倉 邦夫 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 5G028 AA08 FC01 FD04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源と負荷との間に設けられる遮断
    器に並列に接続されたコンデンサと、このコンデンサと
    直列に接続され前記コンデンサ放電時の過電流を制限す
    るためのリアクトルと、前記遮断器と並列に接続され前
    記遮断器で遮断した直流電流を転流させてエネルギーを
    消費させる抵抗器とを備え、 且つ前記遮断器の遮断時に前記コンデンサにチャージさ
    れたエネルギーを放電させ、前記遮断器に通電電流とは
    逆方向の電流を流すことによって電流零点を作り、この
    電流零点近傍で前記遮断器を遮断するようにした直流遮
    断システムにおいて、 前記コンデンサの容量をC、前記コンデンサの充電電圧
    をV、前記リアクトルのインダクタンスをL1、前記遮
    断器回路のインダクタンスL0、前記抵抗器の抵抗値を
    R、前記抵抗器のインダクタンスをL2、遮断電流をI
    としたとき、 前記コンデンサの放電電流を L0×{(V×√C)/(I×√L1)}−1 以上で、且つ前記コンデンサの逆充電電圧を CR/2−L1 以下となるようにしたことを特徴とする直流遮断システ
    ム。
  2. 【請求項2】 直流電源と負荷との間に設けられた遮断
    器に並列に接続されたコンデンサと、このコンデンサと
    直列に接続され前記コンデンサ放電時の過電流を制限す
    るためのリアクトルと、前記遮断器と並列に接続され前
    記遮断器で遮断した直流電流を転流させてエネルギーを
    消費させる抵抗器とを備え、 且つ前記遮断器の遮断時に前記コンデンサにチャージさ
    れたエネルギーを放電させ、前記遮断器に通電電流とは
    逆方向の電流を流すことによって電流零点を作り、この
    電流零点近傍で前記遮断器を遮断するようにした直流遮
    断システムにおいて、 前記コンデンサの容量をC、前記コンデンサの充電電圧
    をV、前記リアクトルのインダクタンスをL1、前記遮
    断器回路のインダクタンスL0、前記抵抗器の抵抗値を
    R、前記抵抗器のインダクタンスをL2、遮断電流をI
    としたとき、 前記コンデンサの放電電流を {L2×V×√C/I×(L0+L2)} 以下で、且つ前記コンデンサの逆充電電圧を CR/2−L2 以下となるようにしたことを特徴とする直流遮断システ
    ム。
  3. 【請求項3】 直流電源と負荷との間に設けられた遮断
    器に並列に接続されたコンデンサと、このコンデンサと
    直列に接続され前記コンデンサ放電時の過電流を制限す
    るためのリアクトルと、前記遮断器と並列に接続され前
    記遮断器で遮断した直流電流を転流させてエネルギーを
    消費させる抵抗器とを備え、 且つ前記遮断器の遮断時に前記コンデンサにチャージさ
    れたエネルギーを放電させ、前記遮断器に通電電流とは
    逆方向の電流を流すことによって電流零点を作り、この
    電流零点近傍で前記遮断器を遮断するようにした直流遮
    断システムにおいて、 前記コンデンサの容量をC、前記コンデンサの充電電圧
    をV、前記リアクトルのインダクタンスをL1、前記遮
    断器回路のインダクタンスL0、前記抵抗器の抵抗値を
    R、前記抵抗器のインダクタンスをL2、遮断電流をI
    としたとき、 前記コンデンサの放電電流を (L0+L2)×L1×I/(L2×V) 以上で、且つ前記コンデンサの逆充電電圧を 2(L1+L2)/R 以上となるようにしたことを特徴とする直流遮断システ
    ム。
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CN116799767A (zh) * 2022-04-24 2023-09-22 固赢科技(深圳)有限公司 抑弧和采样调理电路、其控制方法及镀膜电源

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