JP2002208013A - 画像領域抽出装置及び画像領域抽出方法 - Google Patents

画像領域抽出装置及び画像領域抽出方法

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JP2002208013A
JP2002208013A JP2001005008A JP2001005008A JP2002208013A JP 2002208013 A JP2002208013 A JP 2002208013A JP 2001005008 A JP2001005008 A JP 2001005008A JP 2001005008 A JP2001005008 A JP 2001005008A JP 2002208013 A JP2002208013 A JP 2002208013A
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Taro Watanabe
太郎 渡邉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力用カラー画像データから抽出対象画像領
域を精度良く抽出する。 【解決手段】 複数のサンプル用カラー画像データSG
と、入力用カラー画像データIGとを色・テクスチャ特
徴空間上に変換するカラー画像変換部20と、カラー画
像変換部で変換した複数のサンプル用カラー画像データ
に対して予め指定した色とテクスチャとを持った領域の
色・テクスチャ特徴空間上での分布を混合正規分布関数
で近似させる混合正規分布演算部30と、混合正規分布
演算部から出力した混合正規分布関数に、カラー画像変
換部で変換した入力用カラー画像データの色・テクスチ
ャ特徴空間上の値を代入して、混合正規分布関数の出力
値が予め設定した閾値より大きい値を有する画素領域を
入力用カラー画像中で前記指定した色とテクスチャとに
対応した抽出対象画像領域であると判定する領域抽出部
40と、抽出対象画像領域を出力する抽出データ出力部
50とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像データ
の色情報と、テクスチャ(質感)情報とを用いて入力カ
ラー画像データから抽出対象画像領域を精度良く確実に
抽出できる画像領域抽出装置及び画像領域抽出方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、電子スチルカメラ,ビデオカメラ
などを用いて、個人(ユーザー)が撮影したスチル画像
を、ディジタル画像データとしてパソコン上でデータベ
ース化することが盛んに行われている。ここで、スチル
画像に写っている人物をパソコン上のデータベースから
検索できると大変便利である。この際、スチル画像に写
っている人物を自動的に同定するためには、顔画像を用
いるのが最良である。顔画像で個人を同定するために
は、まず、顔画像領域を検出することが必要で、そのた
めには、肌色領域を抽出すると便利である。
【0003】例えば、特開平10−269360号公報
には、画像領域抽出をより簡易且つ精密に行うことを目
的した画像領域抽出方法及び装置並びに画像処理装置が
開示されている。尚、詳細な説明は上記同号公報を参照
されたい。
【0004】上記した特開平10−269360号に開
示された従来の画像領域抽出方法及び装置並びに画像処
理装置では、自然カラー画像における所定の領域を抽出
対象として抽出する際に、抽出対象のサンプルデータを
色空間上の色空間分布に変換し、色空間分布の高明度側
から低明度側もしくは低明度側から高明度側にかけて明
度軸に沿い、且つ、色空間分布の中心近傍を通過するよ
うに複数の線分を設定して、各線分を主軸とする正規分
布関数で色空間分布を近似している。画素が抽出対象に
含まれる場合は、画素の色座標に対する各正規分布関数
の値が予め設定された閾値より大きい場合、画素が抽出
対象に含まれると判定することで、静止画像からの領域
抽出をより簡易且つ精密に行うことが可能である旨が記
載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の画像領域抽出方法及び装置並びに画像処理装置にお
いて、複数の自然カラー画像を入力した際に、照明の種
類が複数ある場合では、分布の形状が複雑になるので、
中心近傍を通る線分を主軸とする正規分布関数ではうま
く近似できず、求める抽出対象画像領域をうまく抽出で
きない。
【0006】また、自然カラー画像の色情報だけを用い
て抽出対象画像領域を抽出しているので、同一色で且つ
異なる抽出対象画像領域を分離することができないなど
の問題点が発生する。
【0007】そこで、カラー画像の色情報と、テクスチ
ャ(質感)情報とを用いて入力カラー画像データから抽
出対象画像領域を精度良く確実に抽出することで、上記
した問題点を解決することができる画像領域抽出装置及
び画像領域抽出方法が望まれている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、入力した複数の
サンプル用カラー画像データと、入力用カラー画像デー
タとをそれぞれ別々に色・テクスチャ特徴空間上に変換
するカラー画像変換部と、前記カラー画像変換部で変換
した複数のサンプル用カラー画像データに対して予め指
定した色とテクスチャとを持った領域の色・テクスチャ
特徴空間上での分布を混合正規分布関数で近似させて、
この混合正規分布関数を出力する混合正規分布演算部
と、前記混合正規分布演算部から出力した前記混合正規
分布関数に、前記カラー画像変換部で変換した入力用カ
ラー画像データの色・テクスチャ特徴空間上の値を代入
して、前記混合正規分布関数の出力値が予め設定した閾
値より大きい値を有する画素領域を入力用カラー画像中
で前記指定した色とテクスチャとに対応した抽出対象画
像領域であると判定する領域抽出部と、前記領域抽出部
で判定した前記抽出対象画像領域を出力する抽出データ
出力部とを具備したことを特徴とする画像領域抽出装置
である。
【0009】また、第2の発明は、入力した複数のサン
プル用カラー画像データと、入力用カラー画像データと
をそれぞれ別々に色・テクスチャ特徴空間上に変換する
カラー画像変換ステップと、前記カラー画像変換ステッ
プで変換した複数のサンプル用カラー画像データに対し
て予め指定した色とテクスチャとを持った領域の色・テ
クスチャ特徴空間上での分布を混合正規分布関数で近似
させて、この混合正規分布関数を出力する混合正規分布
演算ステップと、前記混合正規分布演算ステップから出
力した前記混合正規分布関数に、前記カラー画像変換ス
テップで変換した入力用カラー画像データの色・テクス
チャ特徴空間上の値を代入して、前記混合正規分布関数
の出力値が予め設定した閾値より大きい値を有する画素
領域を入力用カラー画像中で前記指定した色とテクスチ
ャとに対応した抽出対象画像領域であると判定する領域
抽出ステップと、前記領域抽出ステップで判定した前記
抽出対象画像領域を出力する抽出データ出力ステップと
を有することを特徴とする画像領域抽出方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る画像領域抽出
装置及び画像領域抽出方法の一実施例を図1乃至図3を
参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明に係る画像領域抽出装置を説
明するための構成図、図2は入力用カラー画像中の抽出
対象画像領域を示した図、図3は本発明に係る画像領域
抽出方法を説明するためのフロー図である。
【0012】本発明に係る画像領域抽出装置及び画像領
域抽出方法は、多数のカラー画像を蓄積した画像データ
ベースから例えば検索用の顔画像などを用いて、検索用
の顔画像に対して相関のある顔画像が写ったカラー画像
を検索する際に、例えば検索用の顔画像などを得るため
に入力カラー画像中から顔画像を含む抽出対象画像領域
を精度良く確実に抽出できることを特徴とするものであ
る。
【0013】図1に示した如く、本発明に係る画像領域
抽出装置10は、3原色(RGB)からなる複数のサン
プル用カラー画像データSGと、3原色(RGB)から
なる入力用カラー画像データIGとをそれぞれ入力し
て、各カラー画像データSG,IGをそれぞれ別々に色
・テクスチャ特徴空間上に変換するカラー画像変換部2
0と、カラー画像変換部20で変換した複数のサンプル
用カラー画像データSGに対して予め指定した色とテク
スチャとを持った領域の色・テクスチャ特徴空間上での
分布を混合正規分布関数で近似させて、この混合正規分
布関数を出力する混合正規分布演算部30と、混合正規
分布演算部30から出力した混合正規分布関数に、カラ
ー画像変換部20で変換した入力用カラー画像データI
Gの色・テクスチャ特徴空間上の値を代入して、混合正
規分布関数の出力値が予め設定した閾値より大きい値を
有する画素領域を入力用カラー画像IG中で前記指定し
た色とテクスチャとに対応した抽出対象画像領域である
と判定する領域抽出部40と、領域抽出部40で判定し
た抽出対象画像領域を出力する抽出データ出力部50と
から概略構成されている。
【0014】ここで、本発明に係る画像領域抽出装置1
0をより具体的に順を追って説明すると、まず、電子ス
チルカメラとかビデオカメラなどで撮影した複数のサン
プル用カラー画像データSGの各画素及び入力用カラー
画像データIGの各画素は、共にR(赤),G(緑),
B(青)の各値からなる3次元ベクトルで表現されてお
り、両カラー画像データSG,IGは共にRGB信号で
カラー画像変換部20に入力されている。
【0015】次に、上記したカラー画像変換部20は、
複数のサンプル用カラー画像データSGのRGB信号及
び入力用カラー画像データIGのRGB信号を輝度信号
Yと色差信号U,Vとにそれぞれ変換する輝度/色差系
座標変換部(YUV変換部)21と、両カラー画像デー
タSG,IGのテクスチャ量Tを演算するテクスチャ量
演算部22と、両カラー画像データSG,IGの各画素
の(Y,U,V,T)の4次元ベクトルを出力する4次
元ベクトル出力部23とを内部に備えている。
【0016】まず、カラー画像変換部20内の輝度/色
差系座標変換部(YUV変換部)21では、RGB信号
で入力された複数のサンプル用カラー画像データSG
と、RGB信号で入力された入力用カラー画像データI
Gとを、輝度信号Yと色差信号U(=B−Y),V(=
R−Y)とに下記の[数1]に示した変換式に基づいて
それぞれ変換している。
【0017】
【数1】 この際、複数のサンプル用カラー画像データSGと、入
力用カラー画像データIGは輝度/色差系座標変換部2
1でそれぞれ別々に輝度/色差系座標変換を行ってい
る。
【0018】尚、複数のサンプル用カラー画像データS
G及び入力用カラー画像データIGが輝度/色差信号で
入力される場合には、カラー画像変換部20内の輝度/
色差系座標変換部21を省略できる。
【0019】次に、カラー画像変換部20内のテクスチ
ャ量演算部22では、輝度/色差系座標変換部21で輝
度信号Yと色差信号U,Vに変換された複数のサンプル
用カラー画像データSGと、入力用カラー画像データI
Gとに対してそれぞれ別々にテクスチャ量Tを求めてい
る。
【0020】ここでは、両カラー画像データSG,IG
に対して各画素の近傍領域のエッジ成分の平均値を求め
ている。即ち、両カラー画像データSG,IGの輝度画
像に対して下記の[数2]に示した式に基づいてガウス
関数のラプラシャン▽G(x,y)でフィルタリング
を行うことで、各画素の近傍領域のエッジ検出とローパ
スフィルタリングとを行っている。
【0021】
【数2】 そして、ローパスフィルタリング後の両カラー画像デー
タSG,IGにおいて、各画素の近傍領域の値の絶対値
の平均を求めて、その各画素のテクスチャ量Tとしてお
り、従ってテクスチャ量Tとしてエッジ検出データを用
いている。
【0022】尚、両カラー画像データSG,IGの各テ
クスチャ量Tを求める際に、RGB信号のままでガウス
関数のラプラシャン▽G(x,y)でフィルタリング
して求める方法もある。
【0023】次に、カラー画像変換部20内の4次元ベ
クトル出力部23では、輝度/色差系座標変換部21か
らの出力と、テクスチャ量演算部22からの出力とによ
って、両カラー画像データSG,IGの各画素の値を
(R,G,B)の3次元ベクトルから4次元ベクトル
(Y,U,V,T)へ変換している。この後、サンプル
用カラー画像側の4次元ベクトル(Y,U,V,T)は
混合正規分布演算部30へ出力する一方、入力用カラー
画像側の4次元ベクトル(Y,U,V,T)は領域抽出
部40に出力している。
【0024】次に、混合正規分布演算部30では、複数
のサンプル用カラー画像データのYUVT特徴空間上で
の確率密度関数を求めている。ここでは、確率密度関数
として、カラー画像変換部20で変換した複数のサンプ
ル用カラー画像データSGに対して予め指定した色とテ
クスチャとを持った領域の色・テクスチャ特徴空間上で
の分布を混合正規分布関数で近似させている。この混合
正規分布関数を用いることにより複雑な形状をしている
分布でも予め指定した色とテクスチャとに対して精度良
く近似することができる。この際、混合正規分布関数p
(t)は、下記する[数3]に示した式で表すことがで
きる。
【0025】
【数3】 ここで、入力用カラー画像データIG中から抽出したい
抽出対象画像領域として例えば人物の顔画像領域を設定
した場合には、顔画像領域中の皮膚の色、即ち、肌色と
テクスチャとに注目することで肌色領域が顔画像領域で
あると判定できるため、混合正規分布関数p(t)に対
して予め肌色とテクスチャとを指定して、EM(Exp
ectation and Maximizatio
n)アルゴリズムを用いて複数のサンプル用カラー画像
データにより[数3]に示した式中の正規分布関数の共
分散行列Σi及び正規分布関数の平均値ベクトルμi並
びに各正規分布関数に対する重み付けwiに対して肌色
領域を学習させて、学習させて求めた混合正規分布関数
p(t)を領域抽出部40に出力している。
【0026】そして、ここで求めた混合正規分布関数p
(t)の出力値は、肌色領域に対して大きな値を示し、
その他の色の領域に対して0に近付く方向で小さな値を
示すようになる。
【0027】勿論、肌色領域だけでなく、他の色とテク
スチャとによる領域を抽出対象画像領域に設定する場合
には、上記と同様に混合正規分布関数p(t)に対して
他の色とテクスチャとを予め指定して、EMアルゴリズ
ムを用いて他の色とテクスチャとによる領域を学習させ
てこの色とテクスチャとに対応させた混合正規分布関数
p(t)を求めれば良く、以下同様にして各色及び各テ
クスチャの組みごとに混合正規分布関数p(t)をそれ
ぞれ予め求めておけば、必要に応じて各色と各テクスチ
ャとに対応させた混合正規分布関数p(t)のいずれか
を選択することで、選択した色とテクスチャとに対応し
た抽出対象画像領域を設定することも可能である。
【0028】尚、EMアルゴリズムは、観測されない隠
れ変数がある場合に、最尤推定量を得ることを目的とし
た逐次的手法である。
【0029】次に、領域抽出部40では、入力用カラー
画像データIGから抽出対象画像領域の抽出を行ってい
る。ここでは、混合正規分布演算部30で色とテクスチ
ャとを予め指定して求めた混合正規分布関数p(t)
に、4次元ベクトル出力部23から出力された入力用カ
ラー画像IGの4次元ベクトル(Y,U,V,T)の値
を代入して、混合正規分布関数p(t)の出力値が予め
設定した閾値より大きい値を有する画素領域を入力用カ
ラー画像データIG中で前記指定した色とテクスチャと
に対応した抽出対象画像領域であると判定している。こ
の際、前述したように、混合正規分布演算部30で抽出
対象画像領域が肌色の顔画像領域になるように予め肌色
とテクスチャとを指定して混合正規分布関数p(t)を
求めた場合には、図2に示したように入力用カラー画像
データIG中で太線で囲んだ枠内が肌色の抽出対象画像
領域として抽出データ出力部50から出力される。
【0030】次に、本発明に係る画像領域抽出方法につ
いて図3を用いて簡略に説明する。図3に示した本発明
に係る画像領域抽出方法は、上記した画像領域抽出装置
10での動作をステップ順にまとめたものであり、ま
ず、カラー画像変換ステップS1では、入力した複数の
サンプル用カラー画像データSGと、入力用カラー画像
データIGとをそれぞれ別々に色・テクスチャ特徴空間
上に変換している。
【0031】次に、混合正規分布演算ステップS2で
は、カラー画像変換ステップS1で変換した複数のサン
プル用カラー画像データSGに対して予め指定した色と
テクスチャとを持った領域の色・テクスチャ特徴空間上
での分布を混合正規分布関数で近似させて、この混合正
規分布関数を下記する領域抽出ステップS3に出力して
いる。
【0032】次に、領域抽出ステップS3では、混合正
規分布演算ステップS2から出力した混合正規分布関数
に、カラー画像変換ステップS1で変換した入力用カラ
ー画像データIGの色・テクスチャ特徴空間上の値を代
入して、混合正規分布関数の出力値が予め設定した閾値
より大きい値を有する画素領域を入力用カラー画像IG
中で前記指定した色に対応した抽出対象画像領域である
と判定している。
【0033】最後に、抽出データ出力ステップS4では
領域抽出ステップS3で判定した入抽出対象画像領域を
出力している。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る画像領域抽出
装置及び画像領域抽出方法によると、とくに、入力用カ
ラー画像データから抽出対象画像領域を抽出する際に、
色情報だけでなく、テクスチャ情報を用いて抽出対象画
像領域の抽出を行っているので、同一色でも、テクスチ
ャが異なる抽出対象画像領域を精度良く確実に分離する
ことができる。
【0035】また、複数の入力用カラー画像データを適
用する際に、照明の種類が複数ある場合では、分布の形
状が複雑になるが、複数の正規分布関数で近似している
ため、近似誤差が小さく、求める抽出対象画像領域を精
度良く確実に抽出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像領域抽出装置を説明するため
の構成図である。
【図2】入力用カラー画像中の抽出対象画像領域を示し
た図である。
【図3】本発明に係る画像領域抽出方法を説明するため
のフロー図である。
【符号の説明】
10…画像領域抽出装置、20…カラー画像変換部、2
1…輝度/色差系座標変換部(YUV変換部)、22…
テクスチャ量演算部、23…4次元ベクトル出力部、3
0…混合正規分布演算部、40…領域抽出部、50…抽
出データ出力部、SG…サンプル用カラー画像データ、
IG…入力用カラー画像データ、T…テクスチャ量。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CE09 CE16 DA08 DB02 DB06 DB09 DC25 DC30 DC36 5L096 AA02 AA06 CA02 EA35 FA01 FA06 FA15 FA45 GA40 HA07 JA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した複数のサンプル用カラー画像デ
    ータと、入力用カラー画像データとをそれぞれ別々に色
    ・テクスチャ特徴空間上に変換するカラー画像変換部
    と、 前記カラー画像変換部で変換した複数のサンプル用カラ
    ー画像データに対して予め指定した色とテクスチャとを
    持った領域の色・テクスチャ特徴空間上での分布を混合
    正規分布関数で近似させて、この混合正規分布関数を出
    力する混合正規分布演算部と、 前記混合正規分布演算部から出力した前記混合正規分布
    関数に、前記カラー画像変換部で変換した入力用カラー
    画像データの色・テクスチャ特徴空間上の値を代入し
    て、前記混合正規分布関数の出力値が予め設定した閾値
    より大きい値を有する画素領域を入力用カラー画像中で
    前記指定した色とテクスチャとに対応した抽出対象画像
    領域であると判定する領域抽出部と、 前記領域抽出部で判定した前記抽出対象画像領域を出力
    する抽出データ出力部とを具備したことを特徴とする画
    像領域抽出装置。
  2. 【請求項2】 入力した複数のサンプル用カラー画像デ
    ータと、入力用カラー画像データとをそれぞれ別々に色
    ・テクスチャ特徴空間上に変換するカラー画像変換ステ
    ップと、 前記カラー画像変換ステップで変換した複数のサンプル
    用カラー画像データに対して予め指定した色とテクスチ
    ャとを持った領域の色・テクスチャ特徴空間上での分布
    を混合正規分布関数で近似させて、この混合正規分布関
    数を出力する混合正規分布演算ステップと、 前記混合正規分布演算ステップから出力した前記混合正
    規分布関数に、前記カラー画像変換ステップで変換した
    入力用カラー画像データの色・テクスチャ特徴空間上の
    値を代入して、前記混合正規分布関数の出力値が予め設
    定した閾値より大きい値を有する画素領域を入力用カラ
    ー画像中で前記指定した色とテクスチャとに対応した抽
    出対象画像領域であると判定する領域抽出ステップと、 前記領域抽出ステップで判定した前記抽出対象画像領域
    を出力する抽出データ出力ステップとを有することを特
    徴とする画像領域抽出方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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