JP2002207628A - ファイル管理方法及びそれを用いたデータ記録装置、データ再生装置、データ記録再生装置 - Google Patents

ファイル管理方法及びそれを用いたデータ記録装置、データ再生装置、データ記録再生装置

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JP2002207628A
JP2002207628A JP2001002256A JP2001002256A JP2002207628A JP 2002207628 A JP2002207628 A JP 2002207628A JP 2001002256 A JP2001002256 A JP 2001002256A JP 2001002256 A JP2001002256 A JP 2001002256A JP 2002207628 A JP2002207628 A JP 2002207628A
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Masanori Ito
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Masafumi Shimotashiro
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 UDFファイルシステムを用いた場合であっ
ても、シーク動作を最小限に止めることができるファイ
ル管理方法を提供する。 【解決手段】 ディスク上の連続したブロックをエクス
テントとして管理し、前記エクステントをグループ化し
てファイルとして管理するファイル管理情報を有するフ
ァイル管理方法であって、ディスク上に、ディレクトリ
を新たに作成するときに、ディレクトリにファイルのフ
ァイル管理情報を記録するための予約領域としてファイ
ルまたはデータ領域を確保し、予約領域において所定の
サイズを有するディレクトリブロックの中にディレクト
リのファイルエントリとディレクトリのファイル識別記
述子をディレクトリブロックとして確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル画像等の
AVデータを記録・再生する場合に適したファイル管理
方法及びその方法を用いたデータ記録装置、データ再生
装置、データ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクの高密度化により、動
画像を含むデジタル画像のための記録媒体として、光デ
ィスクの利用が進んでいる。その応用範囲は広く、コン
ピュータの周辺機器としてだけではなく、一般家庭用の
ビデオプレーヤにまで及び、今後はテープ媒体に替わる
録画用の記録媒体として利用されることが予想される。
【0003】このような幅広い応用分野において共通に
データを扱うためには、データをファイルという論理的
な単位で管理することが一般的に行われている。そのよ
うなファイル管理方法の一つとして、UDF(Universa
l Disk Format)というファイルシステムがある。
【0004】UDF規格は、各種のコンピュータ用OS
間において、媒体互換性を確保できるように規定されて
おり、さらに民生用機器であるDVD−Videoプレ
ーヤにおいても採用されている。そして、今後更に幅広
いプラットフォームにおける適用が期待されるファイル
管理方法の1つである。
【0005】以下は、図面を参照しながらUDFの構成
について説明する。図14は従来のファイル管理方法を
適用したデータ記録再生装置の構成例示図である。
【0006】図14において、101は例えば光磁気デ
ィスク等のディスク、102は記録媒体駆動部であり、
例えば光磁気ディスクに対しては、スピンドルモータ等
より構成される。103は記録/再生部であり、例えば
光磁気ディスクに対しては、光ピックアップ、磁気ヘッ
ド、サーボ回路、変復調回路等より構成される。
【0007】104はメモリ部であり、データの記録、
再生時において、一時的にデータを記憶する。105は
ディスクドライブユニットであり、ディスク101と記
録媒体駆動部102と記録/再生部103とメモリ部1
04とで構成される。106はAV信号処理部であり、
例えばCCDカメラ等から入力されたAV入力信号に対
してMPEG圧縮などの処理を施したり、ディスク10
1から読み出したAVデータに対してMPEG伸張等の
処理を行い、モニタ等に出力する。107はシステム制
御部であり、AV信号処理部106及びディスクドライ
ブユニット105の制御を行う。
【0008】このように構成されたデータ記録再生装置
において、データの記録時には、AV信号処理部106
に入力されたAV信号は、MPEG方式などの画像圧縮
処理が行われた後、システム制御部107の制御に従
い、メモリ部104に転送される。
【0009】次に、システム制御部107の制御によ
り、記録媒体駆動部102と記録/再生部103が動作
し、メモリ部104上のデータを、ディスク101に記
録する。
【0010】データの再生時においては、システム制御
部107の制御により、記録媒体駆動部102と記録/
再生部103が動作し、ディスク101に記録されてい
るデータが、メモリ部104に転送される。
【0011】次に、システム制御部107の制御によ
り、メモリ部104からデータを読み出し、AV信号処
理部106よりAV信号として出力する。
【0012】次に、従来のファイル管理方法としてUD
Fファイルシステムの構成例を、図面を参照しながら説
明する。図15はディスク101に構成されるUDFの
ボリューム空間の構造を示すものである。ディスク10
1を論理的なボリュームとして扱うため、ディスク10
1上をセクタと呼ばれる単位に分割し、そのセクタに対
して、0(ゼロ)からLastLSNまでの論理セクタ
番号(LSN)を割り付けている。ボリューム空間内の
先頭部分及び終端部分にボリューム構造が記録される。
さらに、これらのボリューム構造の間に、ファイルの構
造情報やユーザデータであるファイルが記録されるパー
ティション空間が割り付けられる。
【0013】パーティション空間では、その先頭セクタ
からセクタ単位で論理ブロック番号(LBN)が0(ゼ
ロ)からLastLBNまでの範囲で割り付けられる。
図16は、図17に示すディレクトリ構造がディスク1
01に記録された時のパーティション空間の構造を示
す。(なお、以下ではDVD−RAM規格のパラメータ
を参考に、記述する。)図17では、ROOTディレク
トリの下にディレクトリDIR1が存在し、DIR1の
下にFILE1_1とFILE1_2が存在する。この
時、図16では、LBN=0〜79にはスペースビット
マップ記述子が記録される。
【0014】スペースビットマップ記述子は、各論理ブ
ロックが割付け可能か否かを示すスペースビットマップ
を持つ。スペースビットマップの各ビットは各論理ブロ
ックに対応しており、このビット値が‘1’のときその
論理ブロックは未割付け状態であり、‘0’のときは割
付け済み状態であることを意味する。LBN=80には
ファイルセット記述子(File Set Descriptor)が記録
される。ファイルセット記述子にはルートディレクトリ
の(後述する)ファイルエントリの位置情報が記録されて
いる。LBN=81には終端記述子が記録される。終端
記述子は、ファイルセット記述子の終端を表す。LBN
=82にはルートディレクトリのファイルエントリが記
録される。ファイルエントリ(File Entry)とは、各フ
ァイル固有の様々な属性情報やタイムスタンプ、ファイ
ルの記録位置、ファイルの大きさに関する情報等を格納
し、ファイルを(後述する)エクステントのグループとし
て管理するために用いられるものである。図18にその
構成例を示す。
【0015】図18において、記述子タグフィールドに
は、パーティション空間において、スペースビットマッ
プ記述子やファイルセット記述子、ファイルエントリ等
の各種記述子を判別するための情報が記録される。ファ
イルエントリの場合には、‘261’という値が記述さ
れるように定められている。ICBタグフィールドに
は、ファイルエントリ自身に関する属性情報が記録され
る。拡張属性フィールドには、ファイルエントリ内の属
性情報フィールドで規定された内容以外の属性情報を記
述するために用いる。アロケーション記述子フィールド
は、連続した論理ブロックの領域を1個のエクステント
として管理するアロケーション記述子が必要な数だけ記
録されている。
【0016】図19に、アロケーション記述子の構成を
示す。アロケーション記述子においてエクステントは、
エクステント長とエクステント位置により示される。図
20は、アロケーション記述子に含まれるエクステント
長の上位2ビットの解釈を示す。上位2ビットの値によ
り、そのエクステントの割付け状態及び記録状態が表さ
れる。
【0017】値が‘0’の場合は、割付済みかつ記録済
みエクステントであり、ファイルのデータが記録されて
いる。値が‘1’の場合は、割付済みかつ未記録エクス
テントであり、その領域は特定のファイル/ディレクト
リに割り付けられているがデータは記録されていない。
値が‘2’の場合は、未割付かつ未記録エクステントで
あり、データは記録されていない。値が‘3’の場合
は、アロケーション記述子の続きのエクステントであ
る。ファイルエントリ内のアロケーション記述子フィー
ルドには複数個のアロケーション記述子を記録すること
が可能であり、それらのアロケーション記述子により管
理されたエクステントの集まりにより一つのファイルを
構成する。
【0018】ディレクトリには、そのディレクトリに含
まれるファイルのファイル名とそのファイルエントリの
位置情報が記録されている。UDFでは、ディレクトリ
もファイルの一種であり、図16ではLBN=83やL
BN=85に記録されている。
【0019】LBN=85に記録されているディレクト
リファイルの構成例を図21に示す。ディレクトリファ
イルは、複数のファイル識別記述子より構成されてお
り、各ファイル識別記述子は、そのディレクトリに含ま
れる各ファイルに関する情報を持つ。各ファイル識別記
述子が持つ主な情報は、それが対応するファイルのファ
イル名とそのファイルエントリの位置情報である。
【0020】以下では上述したUDFファイルシステム
の構造を持つディスクから、データ記録再生装置が所望
のファイルを読み出す動作を説明する。図22は、UD
F規格に従ったファイル管理情報内のディレクトリ/フ
ァイルの論理構造を示す。図22において、ファイルセ
ット記述子は、ファイル管理情報の一部としてパーティ
ション空間内の予め定められた位置に記録されている。
ファイルセット記述子にはROOTディレクトリファイ
ル用ファイルエントリの記録位置が格納されている。R
OOTディレクトリファイル内のファイル識別記述子に
ディレクトリDIR1のファイルエントリの記録位置が
格納される。ディレクトリDIR1内には複数のファイ
ル識別記述子が存在し、それぞれFILE1_1とFI
LE1_2のファイル名とファイルエントリの記録位置
を格納している。
【0021】このような構造において、目的のファイル
の記録位置を獲得しようとする時の動作を説明する。こ
こでは、ファイルFILE1_1が目的のファイルであ
るとする。まず、ファイルセット記述子の参照し、そこ
からROOTディレクトリのファイルエントリの位置を
獲得する。
【0022】次に、ファイルエントリからアロケーショ
ン記述子を読み出し、ROOTディレクトリファイルの
エクステントの位置と長さを得て、ROOTディレクト
リファイルのデータを読み出す。得られたROOTディ
レクトリファイルの情報を走査し、目的のディレクトリ
名である‘DIR1’と一致するファイル識別記述子を
見つける。目的のディレクトリと一致するファイル識別
記述子が見つかったら、そこからファイルエントリの位
置情報を得、そのファイルエントリを読み出す。
【0023】そして、ファイルエントリからアロケーシ
ョン記述子を読み出し、そこに記録されているエクステ
ントの位置と長さを得て、ディレクトリファイルのデー
タを読み出す。読み出したディレクトリDIR1のデー
タを走査し、目的のファイル名であるFILE1_1と
一致するファイル識別記述子を見つける。目的のディレ
クトリと一致するファイル識別記述子が見つかったら、
そこからファイルエントリの位置情報を得、そのファイ
ルエントリを読み出す。ファイルエントリからアロケー
ション記述子を読み出し、そこに記録されているエクス
テントの位置と長さを得て、目的のファイルであるFI
LE1_1のデータを読み出す次に、UDFのファイル
システムの構造を持つディスクにデータ記録再生装置が
データを記録する動作を説明する。ここでは、図16の
状態のディスクに対して、DIR1の下に、さらにFI
LE1_3を記録する場合について述べる。
【0024】まず、スペースビットマップを走査し、ビ
ットが‘1’の未割付け状態の論理ブロックを得る。未
割付状態の論理ブロックに対してFILE1_3のデー
タをエクステントとして記録する。エクステントの記録
が終了したら、未割付状態の論理ブロックに対してFI
LE1_3を指すファイルエントリを記録する。この
時、FILE1_3を表すエクステントの位置情報やエ
クステント長がアロケーション記述子として必要な数だ
けファイルエントリに記録される。FILE1_3の親
ディレクトリであるDIR1のディレクトリファイルに
FILE1_3を指すファイル識別記述子を記録する。
【0025】このファイル識別記述子にはFILE1_
3のファイル名やファイルエントリの位置情報が記録さ
れる。そして、上記処理により割付け済みとなったセク
タに対応するスペースビットマップ内のビットを‘0’
とし、割付け済み状態とする。以上の処理の結果、論理
ボリューム空間は図23に示すようになる。
【0026】なお、ファイル管理情報に対する処理の順
序については、上述したような例に特に限られるもので
はなく、他の順序で処理を行うものであっても良い。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなUDF規格を用いたファイル管理方法には、以
下のような問題点があった。
【0028】まず、UDF規格ではディレクトリがファ
イルとしてパーティション空間内に記録され、さらにフ
ァイルエントリもパーティション空間内に記録される。
そのため、これらのディレクトリファイルやファイルエ
ントリがディスク上に分散されて配置される可能性があ
る。
【0029】したがって、あるディレクトリ下に存在す
る全てのファイルを読み出そうとした場合に、ディレク
トリファイルやファイルエントリが分散されて配置され
ていると、ディスクに対するシーク動作が頻繁に発生し
てしまう。図23においても、FILE1_1、FIL
E1_2、FILE1_3のそれぞれのファイルエント
リは分散されて配置されており、その読み出しにはシー
ク動作が不可欠である。
【0030】かかる状況では、例えば再生しようとして
いるファイルがAVファイルなどのリアルタイム再生が
要求されるようなファイルであった場合、シーク動作が
頻繁に発生することから、円滑な再生が困難になってし
まうという問題点があった。
【0031】同様に、AVファイルなどのリアルタイム
記録が要求される場合には、AVデータそのものを記録
した後、ファイルエントリを記録しようとする時にも、
ディスクに対するシーク動作が発生してしまい、その間
のAVデータ記録が停止してしまうという問題点もあっ
た。
【0032】また、装置の立ち上げ時においては、ファ
イル管理情報を全てメモリに読み込んでオンメモリ処理
を行うことによりディスクへのシーク回数を減らすこと
も考えられるが、その時にも多くのシーク動作が発生す
ることから、装置の立ち上げ自体に時間がかかってしま
うという問題点もあった。さらに、必要なメモリ容量に
ついてもあらかじめ予測することが困難であることか
ら、最適なシステムの構築も困難となってしまう。
【0033】本発明は、上述したような問題点を解消す
るべく、UDFファイルシステムを用いた場合であって
も、シーク動作を最小限に止めることができるファイル
管理方法を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかるファイル管理方法は、ディスク上の連
続したブロックをエクステントとして管理し、エクステ
ントをグループ化してファイルとして管理するファイル
管理情報を有するファイル管理方法であって、ディスク
上に、ディレクトリを新たに作成するときに、ディレク
トリにファイルのファイル管理情報を記録するための予
約領域としてファイルまたはデータ領域を確保し、予約
領域において、ディレクトリのファイルエントリとディ
レクトリのファイル識別記述子を記録するため、所定の
サイズを有するディレクトリブロックを確保することを
特徴とする。
【0035】かかる構成により、所定のサイズを有する
ディレクトリブロックの中にディレクトリのファイルエ
ントリとディレクトリのファイル識別記述子をまとめて
記録することができるので、特定のディレクトリ内にお
けるファイルの追加や書き換え等の処理においてシーク
動作を減らすことができ、AVファイル等のリアルタイ
ム制を有するファイルに対しても記録・再生を容易に行
うことが可能となる。
【0036】また、本発明にかかるファイル管理方法
は、ディレクトリブロックグループとして、ディレクト
リブロックの任意の整数倍のサイズを有する領域を確保
することが好ましい。ディレクトリブロックグループを
無駄なく有効に使用することができるからである。
【0037】さらに、本発明にかかるファイル管理方法
は、ディレクトリブロックグループのサイズが誤り訂正
の単位であることが好ましい。書き換えの最小単位が誤
り訂正の単位と一致するため、リードモディファイライ
トが1ブロックで完結できることから、書き換えを速く
行うことができるからであり、また、ディスクに欠陥等
があった場合に交代処理が行われても、データの連続性
を保証することができるからである。
【0038】また、本発明にかかるファイル管理方法
は、ディレクトリブロックグループを確保すると同時
に、ディレクトリのファイル識別記述子に記載できるフ
ァイルを記録するために必要な領域に相当するファイル
エントリ及びファイルの一部又は全体を記録するための
領域を、予約領域に最初にまとめて確保することが好ま
しい。特定のディレクトリにおけるファイルについて、
ファイルエントリとファイル属性情報をまとめて記録し
ておくことにより、よりシーク動作を減じることができ
るからである。
【0039】また、本発明にかかるファイル管理方法
は、ディレクトリ領域として、ディレクトリブロックグ
ループの任意の整数倍のサイズを有する領域を確保する
ことが好ましい。ディレクトリ領域を無駄なく有効に使
用することができるとともに、決められた仕様のファイ
ルを区分けしてファイルエントリ等を記録できることか
ら、よりシーク動作を減じることができるからである。
【0040】また、本発明にかかるファイル管理方法
は、ディレクトリ領域を確保すると同時に、ディレクト
リのファイル識別記述子に記載できるファイルを記録す
るために必要な領域に相当するファイルエントリ及びフ
ァイルの一部又は全体を記録するための領域を、予約領
域に最初にまとめて確保することが好ましい。特定のデ
ィレクトリにおけるファイルのファイルエントリ等をま
とめて記録することができることから、さらにシーク動
作を減じることができるからである。
【0041】また、本発明にかかるファイル管理方法
は、同時にディレクトリブロックグループに相当する領
域をあらかじめ確保することが好ましい。あらかじめ決
められた場所に新たなディレクトリブロックグループを
確保することができるので、シーク動作を減じることが
できるからである。
【0042】また、本発明にかかるファイル管理方法
は、新しいファイルを生成しようとするときに、確保し
ていたディレクトリブロックの末尾に新たなディレクト
リブロックを生成することが好ましい。
【0043】また、本発明にかかるファイル管理方法
は、確保したディレクトリブロックグループ内におい
て、ディレクトリのファイル識別記述子情報の領域、あ
るいは確保したファイルエントリとファイルの一部又は
全体を記録するための領域のいずれかが不足した場合で
あって、さらに新しいファイルを生成しようとするとき
は、確保していたディレクトリブロックの末尾に新たな
ディレクトリブロックを生成し、同時に、ディレクトリ
のファイル識別記述子に記載できるファイルを記録する
ために必要な領域に相当するファイルエントリ及びファ
イルの一部又は全体を記録するための領域を、予約領域
にまとめて確保することが好ましい。記録すべき領域十
分な未登録領域がなくなった場合に新たなファイルを追
加等する場合であっても、シーク動作を最小限に止める
ことができるからである。
【0044】また、本発明にかかるファイル管理方法
は、新しいファイルを生成しようとするときは、ディレ
クトリブロックグループとしてあらかじめ確保しておい
た領域に、新たにディレクトリブロックグループを生成
することが好ましい。シーク動作としては予定していた
動作の範囲内に収まるからである。
【0045】また、本発明にかかるファイル管理方法
は、確保したディレクトリブロックグループ内におい
て、ディレクトリのファイル識別記述子情報の領域、あ
るいは確保したファイルエントリとファイルの一部又は
全体を記録するための領域のいずれかが不足した場合で
あって、さらに新しいファイルを生成しようとするとき
は、ディレクトリブロックグループとしてあらかじめ確
保しておいた領域に、新たにディレクトリブロックグル
ープを生成し、同時にディレクトリのファイル識別記述
子に記載できるファイルを記録するために必要な領域に
相当するファイルエントリ及びファイルの一部又は全体
を記録するための領域を、予約領域にまとめて確保する
ことが好ましい。決められた仕様のファイルを区分けし
てファイルエントリ等を記録する場合であって、記録す
べき領域十分な未登録領域がなくなった場合であって、
新たなファイルを追加等する場合であっても、シーク動
作を最小限に止めることができるからである。
【0046】また、本発明にかかるファイル管理方法
は、新しいファイルを生成しようとするときに、予約領
域に新たにディレクトリブロックグループを生成するこ
とが好ましい。予約領域を有効に活用するためである。
【0047】また、本発明にかかるファイル管理方法
は、確保したディレクトリブロックグループ内におい
て、ディレクトリのファイル識別記述子情報の領域、あ
るいは確保したファイルエントリとファイルの一部又は
全体を記録するための領域のいずれかが不足し、ディレ
クトリブロックグループとしてあらかじめ確保しておい
た領域も不足した場合であって、さらに新しいファイル
を生成しようとするときは、予約領域に新たにディレク
トリブロックグループを生成し、同時にディレクトリの
ファイル識別記述子に記載できるファイルを記録するた
めに必要となる領域に相当するファイルエントリ及びフ
ァイルの一部又は全体を記録するための領域を、予約領
域にまとめて確保することが好ましい。予約領域を有効
に活用することで、記録すべき領域十分な未登録領域が
なくなった場合であって、新たなファイルを追加等する
場合であっても、シーク動作を最小限に止めることがで
きるからである。
【0048】また、本発明にかかるファイル管理方法
は、新しいファイルを生成しようとするときに、ディス
クの空き領域中に新たに予約領域を確保し、確保した予
約領域にディレクトリブロックグループを生成すること
が好ましい。予約領域に空き領域が無い場合であって
も、ディスクの空き領域を活用することで、予約領域を
活用した場合と同様の効果が期待できるからである。
【0049】また、本発明にかかるファイル管理方法
は、確保したディレクトリブロックグループ内におい
て、ディレクトリのファイル識別記述子を記録する領域
が不足し、ディレクトリブロックとしてあらかじめ確保
しておいた領域も不足し、最初に確保した予約領域の中
にも確保できる領域が不足している場合であって、さら
に新しいファイルを生成しようとするときは、ディスク
の空き領域中に新たに予約領域を確保し、確保した予約
領域にディレクトリブロックグループを生成し、同時に
ディレクトリのファイル識別記述子に記載できるファイ
ルを記録するために必要となる領域に相当するファイル
エントリ及びファイルの一部又は全体を記録するための
領域を、確保した予約領域にまとめて確保することが好
ましい。予約領域に空き領域が無い場合であっても、デ
ィスクの空き領域を活用することで、記録すべき領域十
分な未登録領域がなくなった場合であって、新たなファ
イルを追加等する場合であっても、シーク動作を最小限
に止めることができるからである。
【0050】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1にかかるファイル管理方法について、図面
を参照しながら説明する。以下、MPEG方式等により
圧縮された音声データや映像データを含むファイルのこ
とをAVファイルと呼ぶ。
【0051】まず、図1に本発明のファイル管理方法を
適用したデータ記録再生装置の構成例を示す。1は例え
ば光磁気ディスク等のディスク、2は記録媒体駆動部で
あり、例えば光磁気ディスクに対しては、スピンドルモ
ータ等より構成される。3は記録/再生部であり、例え
ば光磁気ディスクに対しては、光ピックアップ、磁気ヘ
ッド、サーボ回路、変復調回路等より構成される。
【0052】また、4はメモリ部であり、データの記
録、再生時において一時的にデータを記憶する。5はデ
ィスクドライブユニットであり、ディスク1と記録媒体
駆動部2と記録/再生部3とメモリ部4とで構成され
る。6はAV信号処理部であり、例えばCCDカメラ等
から入力されたAV入力信号に対してMPEG圧縮など
の処理を施したり、ディスク媒体から読み出したAVデ
ータに対してMPEG復号等の処理を行い、モニタ等に
出力する。7はシステム制御部であり、AV信号処理部
6及びディスクドライブユニット5の制御を行う。
【0053】このように構成されたデータ記録再生装置
において、データの記録時には、AV信号処理部6に入
力されたAV信号は、MPEG方式などの画像圧縮処理
が行われた後、システム制御部7の制御に従い、メモリ
部4に転送される。次に、システム制御部7の制御によ
り、記録媒体駆動部2と記録/再生部3が動作し、メモ
リ部4上のデータを、ディスク1に記録する。
【0054】データの再生時においては、システム制御
部7の制御により、記録媒体駆動部2と記録/再生部3
が動作し、ディスク1に記録されているデータが、メモ
リ部4に転送される。次に、システム制御部7の制御に
より、メモリ部4からデータを読み出し、AV信号処理
部6よりAV信号として出力する。
【0055】図2は、本実施の形態1にかかるファイル
管理方法において、AVファイルを記録するためのディ
レクトリが作成された直後の状態におけるファイル/デ
ィレクトリ構造例示図である。図2において、楕円で囲
まれたROOTはルートディレクトリを、AV_DIR
11、AV_DIR21、AV_DIR31、AV_D
IR41はAVファイルが記録されるディレクトリを、
AVFILES.IFOはディレクトリAV_IFO内
に作られた管理ファイルを、それぞれ示している。
【0056】図3は、本実施の形態1にかかるファイル
管理方法が適用されるディスクにおいて、図2に示され
たファイル/ディレクトリ構造が記録された状態におけ
るパーティション空間のデータ構造図である。
【0057】図3において、LBN=0〜93には、ス
ペースビットマップ記述子が記録される。ここでは下記
に述べるように、LBN=384+A*4+1以降が未
割付け状態となるため、これらのセクタに対応する各ビ
ットは、それぞれ‘1’に設定される。
【0058】LBN=94には、ファイルセット記述子
が記録される。ルートディレクトリのファイルエントリ
の場合はファイルセット記述子にその位置情報が記録さ
れている。
【0059】LBN=95には、終端記述子が記録され
る。LBN=96には、ROOTディレクトリのファイ
ルエントリが記録される。
【0060】LBN=97〜127には、親ディレクト
リとしてのROOTディレクトリのファイル識別記述子
とディレクトリAV_DIR1のファイル識別記述子が
記録されている。
【0061】LBN=128には、ディレクトリAV_
DIR1のファイルエントリが記録される。LBN=1
29〜159には、親ディレクトリとしてのディレクト
リAV_DIR1のファイル識別記述子とAV_IF
O、AV_DIR11、AV_DIR21、AV_DI
R31、AV_DIR41各ディレクトリのファイル識
別記述子が記録されている。
【0062】LBN=160には、ディレクトリAV_
IFOのファイルエントリが記録される。LBN=16
1〜191には、親ディレクトリとしてのディレクトリ
AV_IFOのファイル識別記述子とファイルAVFI
LES.IFOのファイル識別記述子が記録されてい
る。
【0063】LBN=192には、ファイルAVFIL
ES.IFOのファイルエントリが記録される。LBN
=193〜223には、ファイルAVFILES.IF
Oが記録される。
【0064】LBN=224には、ディレクトリAV_
DIR11のファイルエントリが記録される。LBN=
225〜231には、親ディレクトリとしてのディレク
トリAV_DIR11のファイル識別記述子が記録され
ている。LBN=224〜231を以降、ディレクトリ
AV_DIR11のディレクトリブロックとする。
【0065】LBN=232〜255には、ファイルA
VFILES.IFOのエクステントが記録されてお
り、このエクステントは割付済みかつ未記録となるよう
にアロケーション記述子の上位2ビットの値が設定され
ている。よって、従来のファイルシステムの動作におい
ては、LBN=232〜255にはデータを書き込むこ
とはできない。
【0066】このような状態にあるディスクに対して、
図4に示すようにディレクトリAV_DIR11の下に
AVファイルであるAV_FILE11を記録するとき
は、LBN=225〜231に、AV_FILE11フ
ァイルのファイル識別記述子を追加し、さらに未割付け
領域に該当するディスクの論理ブロックであるLBN=
384+A*4+1に、ファイルAV_FILE11の
ファイルエントリを、LBN=384+A*4+2以降
にAV_FILE11のデータの記録を行う。以降、同
様の処理を用いて記録を続ける。
【0067】以上のように本実施の形態1においては、
あらかじめ決められた場所に、特定のディレクトリを示
したファイルエントリと特定のディレクトリを示したフ
ァイル識別記述子をまとめて記録することにより、特定
のディレクトリ内におけるファイルの追加や書き換えの
処理において、シーク動作を減らすことができ、AVフ
ァイル等のリアルタイム性を有するファイルに対しても
記録・再生を容易に行うことが可能となる。
【0068】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2にかかるファイル管理方法について、図面を参照し
ながら説明する。本発明の実施の形態2にかかるファイ
ル管理方法が適用されるディスクにおける図2に示され
たファイル/ディレクトリ構造が記録された状態におけ
るパーティション空間のデータ構造は、実施の形態1と
同様、図3に示される。
【0069】LBN=224には、ディレクトリAV_
DIR11のファイルエントリが記録される。LBN=
225〜231には、親ディレクトリとしてのディレク
トリAV_DIR11のファイル識別記述子が記録され
ている。LBN=224〜231を以降、ディレクトリ
AV_DIR11のディレクトリブロックとする。
【0070】LBN=232〜255には、ファイルA
VFILES.IFOのエクステントであり、このエク
ステントは割付済みかつ未記録となるようにアロケーシ
ョン記述子の上位2ビットの値が設定されている。よっ
て、従来のファイルシステムの動作においては、LBN
=232〜255にはデータを書き込むことはできな
い。
【0071】LBN=384〜384+Aも同様にAV
FILES.IFOファイルのエクステントであり、こ
のエクステントは割付済みかつ未記録となるようにアロ
ケーション記述子の上位2ビットの値が設定されてい
る。よって、従来のファイルシステムの動作において
は、LBN=384〜384+Aにはデータを書き込む
ことはできない。この領域は、ディレクトリAV_DI
R11内に書かれるファイルエントリのために予約して
おく。
【0072】このような状態にあるディスクに、ディレ
クトリAV_DIR11の下にAVファイルであるAV
_FILE11を記録するときは、LBN=225〜2
31に、AV_FILE11ファイルのファイル識別記
述子を追加し、さらにAV_DIR11用に予約されて
いた、LBN=384〜384+Aの領域にAV_FI
LE11ファイルのファイルエントリとファイル属性情
報を記録し、さらに未割付け領域に該当するディスクの
論理ブロックであるLBN=384+A*4+1以降に
AV_FILE11のデータの記録を行う。以降、同様
の処理を用いて記録を続ける。
【0073】以上のように本実施の形態2によれば、あ
らかじめ決められた場所に、特定のディレクトリを示し
たファイルエントリと特定のディレクトリを示したファ
イル識別記述子をまとめて記録するだけでなく、特定の
ディレクトリにおけるファイルのファイルエントリとフ
ァイル属性情報をまとめて記録しておくことにより、実
施の形態1よりもさらにシーク動作を減じることがで
き、AVファイル等のリアルタイム性を有するファイル
に対しても記録・再生をより容易に行うことが可能とな
る。
【0074】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3にかかるファイル管理方法について、図面を参照し
ながら説明する。本発明の実施の形態3にかかるファイ
ル管理方法が適用されるディスクにおける図2に示され
たファイル/ディレクトリ構造が記録された状態におけ
るパーティション空間のデータ構造は、実施の形態1と
同様、図3に示される。
【0075】LBN=224には、ディレクトリAV_
DIR11のファイルエントリが記録される。LBN=
225〜231には、親ディレクトリとしてのディレク
トリAV_DIR11のファイル識別記述子が記録され
ている。LBN=224〜231を以降、ディレクトリ
AV_DIR11のディレクトリブロックとする。
【0076】LBN=232〜255には、ファイルA
VFILES.IFOのエクステントであり、このエク
ステントは割付済みかつ未記録となるようにアロケーシ
ョン記述子の上位2ビットの値が設定されている。よっ
て、従来のファイルシステムの動作においては、LBN
=232〜255にはデータを書き込むことはできな
い。
【0077】LBN=224〜255を以降、映像を記
録するためのディレクトリブロックグループとする。
【0078】LBN=256には、ディレクトリAV_
DIR21のファイルエントリが記録される。LBN=
257〜263には、親ディレクトリとしてのディレク
トリAV_DIR21のファイル識別記述子が記録され
ている。LBN=256〜263を以降、ディレクトリ
AV_DIR21のディレクトリブロックとする。
【0079】LBN=264〜287には、ファイルA
VFILES.IFOのエクステントであり、このエク
ステントは割付済みかつ未記録となるようにアロケーシ
ョン記述子の上位2ビットの値が設定されている。よっ
て、従来のファイルシステムの動作においては、LBN
=264〜287にはデータを書き込むことはできな
い。LBN=256〜287を以降、音声を記録するた
めのディレクトリブロックグループとする。
【0080】LBN=288には、ディレクトリAV_
DIR31のファイルエントリが記録される。LBN=
289〜295には、親ディレクトリとしてのディレク
トリAV_DIR21のファイル識別記述子が記録され
ている。LBN=288〜295を以降、ディレクトリ
AV_DIR31のディレクトリブロックとする。
【0081】LBN=296〜319には、ファイルA
VFILES.IFOのエクステントであり、このエク
ステントは割付済みかつ未記録となるようにアロケーシ
ョン記述子の上位2ビットの値が設定されている。よっ
て、従来のファイルシステムの動作においては、LBN
=231〜255にはデータを書き込むことはできな
い。LBN=288〜319を以降、静止画を記録する
ためのディレクトリブロックグループとする。
【0082】LBN=320には、ディレクトリAV_
DIR41のファイルエントリが記録される。LBN=
321〜327には、親ディレクトリとしてのディレク
トリAV_DIR41のファイル識別記述子が記録され
ている。LBN=320〜327を以降、ディレクトリ
AV_DIR41のディレクトリブロックとする。
【0083】LBN=328〜351には、ファイルA
VFILES.IFOのエクステントであり、このエク
ステントは割付済みかつ未記録となるようにアロケーシ
ョン記述子の上位2ビットの値が設定されている。よっ
て、従来のファイルシステムの動作においては、LBN
=231〜255にはデータを書き込むことはできな
い。LBN=288〜319を以降、AVファイル以外
のデータを記録するためのディレクトリブロックグルー
プとする。
【0084】このような状態にあるディスクに、ディレ
クトリAV_DIR11の下に映像ファイルであるVi
deo_FILE11を記録するときは、図5に示すよ
うに、LBN=225〜231に、ファイルVideo
_FILE11のファイル識別記述子を追加し、さらに
未割付け領域に該当するディスクの論理ブロックである
LBN=384+A*4+1以降であるLBN=Z+1
にファイルVideo_FILE11のファイルエント
リを、LBN=Z+2〜VにファイルVideo_FI
LE11のデータの記録を行う。
【0085】次に、ディレクトリAV_DIR21の下
に音声ファイルであるAudio_FILE21を記録
するときについても、図5に示すように、LBN=25
7〜263にファイルAudio_FILE21のファ
イル識別記述子を追加し、さらに未割付け領域に該当す
るディスクの論理ブロックであるLBN=V+1にファ
イルAudio_FILE21のファイルエントリを、
LBN=V+2〜WにファイルAudio_FILE2
1のデータの記録を行う。
【0086】さらに、ディレクトリAV_DIR31の
下に静止画ファイルであるPhoto_FILE31を
記録するときは、LBN=289〜295にファイルP
hoto_FILE31のファイル識別記述子を追加
し、さらに未割付け領域に該当するディスクの論理ブロ
ックであるLBN=W+1にファイルPhoto_FI
LE31ファイルのファイルエントリを、LBN=W+
2〜XにファイルPhoto_FILE31のデータの
記録を行う。
【0087】最後にディレクトリAV_DIR41の下
にAVファイル以外のファイルであるOther_FI
LE41を記録するときは、LBN=321〜327に
ファイルOther_FILE41のファイル識別記述
子を追加し、さらに未割付け領域に該当するディスクの
論理ブロックであるLBN=X+1にファイルOthe
r_FILE41のファイルエントリを、LBN=X+
2〜YにファイルOther_FILE41のデータの
記録を行う。以降、同様の処理を用いて記録を続ける。
【0088】以上のように本実施の形態3によれば、あ
らかじめ決められた場所に、映像、音声といった決めら
れた仕様のファイルを区分けしてファイルエントリとフ
ァイル識別記述子を記録することにより、シーク動作を
最小限にすることが可能となる。
【0089】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4にかかるファイル管理方法について、図面を参照し
ながら説明する。本発明の実施の形態4にかかるファイ
ル管理方法が適用されるディスクにおける図2に示され
たファイル/ディレクトリ構造が記録された状態におけ
るパーティション空間のデータ構造は、実施の形態1と
同様、図3に示される。
【0090】図3において、LBN=384〜384+
AはファイルAVFILES.IFOのエクステントで
あり、このエクステントは割付済みかつ未記録となるよ
うにアロケーション記述子の上位2ビットの値が設定さ
れている。よって、従来のファイルシステムの動作にお
いては、LBN=384〜384+Aにはデータを書き
込むことはできない。この領域は、ディレクトリAV_
DIR11内に書かれるファイルエントリのために予約
しておく。
【0091】LBN=384+A+1〜384+A*2
はファイルAVFILES.IFOファイルのエクステ
ントであり、このエクステントは割付済みかつ未記録と
なるようにアロケーション記述子の上位2ビットの値が
設定されている。よって、従来のファイルシステムの動
作においては、LBN=384+A+1〜384+A*
2にはデータを書き込むことはできない。この領域は、
ディレクトリAV_DIR21内に書かれるファイルエ
ントリのために予約しておく。
【0092】LBN=384+A*2+1〜384+A
*3も同様にファイルAVFILES.IFOのエクス
テントであり、このエクステントは割付済みかつ未記録
となるようにアロケーション記述子の上位2ビットの値
が設定されている。よって、従来のファイルシステムの
動作においては、LBN=384+A*2+1〜384
+A*3にはデータを書き込むことはできない。この領
域は、ディレクトリAV_DIR31内に書かれるファ
イルエントリのために予約しておく。
【0093】LBN=384+A*3+1〜384+A
*4も同様にファイルAVFILES.IFOのエクス
テントであり、このエクステントは割付済みかつ未記録
となるようにアロケーション記述子の上位2ビットの値
が設定されている。よって、従来のファイルシステムの
動作においては、LBN=384+A*3+1〜384
+A*4にはデータを書き込むことはできない。この領
域は、ディレクトリAV_DIR41内に書かれるファ
イルエントリのために予約しておく。
【0094】このような状態にあるディスクに、ディレ
クトリAV_DIR11の下に映像ファイルであるVi
deo_FILE11を記録するときは、図6に示すよ
うに、LBN=225〜231に、ファイルVideo
_FILE11のファイル識別記述子を追加し、AV_
DIR11用に予約されていた、LBN=384〜38
4+Aの領域にファイルVideo_FILE11のフ
ァイルエントリとファイル属性情報を記録し、さらに未
割付け領域に該当するディスクの論理ブロックであるL
BN=384+A*4+1以降であるLBN=Z+1〜
VにファイルVideo_FILE11のデータの記録
を行う。
【0095】次に、ディレクトリAV_DIR21の下
に音声ファイルであるAudio_FILE21を記録
するときも、図6に示すように、LBN=225〜23
1にファイルAudio_FILE21のファイル識別
記述子を追加し、AV_DIR21用に予約されていた
LBN=384+A+1〜384+A*2の領域にファ
イルAudio_FILE21のファイルエントリとフ
ァイル属性情報を、さらに未割付け領域であるLBN=
V+1〜WにファイルAudio_FILE21のデー
タの記録を行う。
【0096】さらに、ディレクトリAV_DIR31の
下に静止画ファイルであるPhoto_FILE31を
記録するときも、図6に示すように、LBN=289〜
295にファイルPhoto_FILE31のファイル
識別記述子を追加し、AV_DIR31用に予約されて
いたLBN=384+A*2+1〜384+A*3の領
域にファイルPhoto_FILE31のファイルエン
トリとファイル属性情報を、さらに未割付け領域である
LBN=W+1〜XにファイルPhoto_FILE3
1のデータの記録を行う。
【0097】最後にディレクトリAV_DIR41の下
にAVファイル以外のファイルであるOther_FI
LE41を記録するときも、図6に示すように、LBN
=321〜327にファイルOther_FILE41
のファイル識別記述子を追加し、AV_DIR41用に
予約されていたLBN=384+A*3+1〜384+
A*4の領域にファイルOther_FILE41のフ
ァイルエントリとファイル属性情報を、さらに未割付け
領域であるLBN=X+1〜YにファイルOther_
FILE41のデータの記録を行う。
【0098】以上のように本実施の形態4によれば、あ
らかじめ決められた場所に、映像、音声といった決めら
れた仕様のファイルを区分けしてファイルエントリとフ
ァイル識別記述子をまとめて記録するだけでなく、特定
のディレクトリにおけるファイルのファイルエントリと
ファイル属性情報をまとめることにより、シーク動作を
抑えつつ、特定のディレクトリ内でのファイルの追加、
書き換え等の処理を行うことが可能となる。
【0099】(実施の形態5)以下、本発明の実施の形
態5にかかるファイル管理方法について、図面を参照し
ながら説明する。本発明の実施の形態5にかかるファイ
ル管理方法が適用されるディスクにおける図2に示され
たファイル/ディレクトリ構造が記録された状態におけ
るパーティション空間のデータ構造は、実施の形態1と
同様、図3に示される。
【0100】LBN=352〜383はファイルAVF
ILES.IFOのエクステントであり、このエクステ
ントは割付済みかつ未記録となるようにアロケーション
記述子の上位2ビットの値が設定されている。よって、
従来のファイルシステムの動作においては、LBN=3
84〜384+Aにはデータを書き込むことはできな
い。
【0101】この領域は、LBN=224〜351に既
に確保しているディレクトリブロックグループの領域を
使い果たした時、新たなファイル識別記述子を書くため
に予約しておく。
【0102】以上のように本実施の形態5によれば、あ
らかじめ決められた場所に、新たに確保するべきディレ
クトリブロックグループの領域を確保することで、ディ
スク上でシーク動作を抑えつつ、特定のディレクトリ内
でのファイルの追加、書き換え等の処理を行うことが可
能となる。
【0103】(実施の形態6)以下、本発明の実施の形
態6にかかるファイル管理方法について、図面を参照し
ながら説明する。本発明の実施の形態6にかかるファイ
ル管理方法が適用されるディスクにおける図2に示され
たファイル/ディレクトリ構造が記録された状態におけ
るパーティション空間のデータ構造は、実施の形態1と
同様、図3に示される。
【0104】実施の形態2において、ディレクトリAV
_DIR11の下にAVファイルを記録するときは、L
BN=225〜231に記録するファイルのファイル識
別記述子を追加し、同時にディレクトリAV_DIR1
1用に予約されていた、LBN=384〜384+Aの
領域に記録するファイルのファイルエントリとファイル
属性情報を記録していたが、A個目のファイルAV_F
ILE_Aを記録し、AV_FILE_Aのファイル識
別記述子とAV_FILE_Aのファイルエントリとフ
ァイル属性情報を記録した時に、ディレクトリAV_D
IR11のディレクトリブロックに新たなファイル識別
記述子、あるいは新たなファイルエントリとファイル属
性情報を記録する領域が不足してしまう場合も考えられ
る。
【0105】この場合に、さらなるファイルAV_FI
LE_A+1の追加を行おうとする時には、図7に示す
ように、新たにディレクトリAV_DIR12を作成
し、LBN=224〜231の領域に確保されたディレ
クトリAV_DIR11のファイル識別記述子を記録す
るディレクトリブロックに続けて、LBN=232をデ
ィレクトリAV_DIR12のファイルエントリ、LB
N=233〜239の領域をディレクトリAV_DIR
12のファイル識別記述子を記録するディレクトリブロ
ックとして確保する。
【0106】同時にLBN=384〜384+Aの領域
にディレクトリAV_DIR11用に確保されていたフ
ァイルのファイルエントリとファイル属性情報を記録す
る領域と同様に、LBN=383+A*4+1〜383
+A*5の領域をAV_DIR12のファイルエントリ
とファイル属性情報を記録する領域として確保する。
【0107】今までと同様に、確保したそれぞれにA+
1個目のファイルとして、ファイルAV_FILE_A
+1のファイル識別記述子とファイルエントリ、ファイ
ル属性情報を記録する。さらに未割付け領域に該当する
ディスクの論理ブロックであるLBN=X+1〜Yにフ
ァイルAV_FILE_A+1のデータの記録を行う。
【0108】以降同様に、ディレクトリブロックグルー
プの容量がなくなるまで、A*2+1個目のファイルか
らはディレクトリAV_DIR13、A*3+1個目の
ファイルからはディレクトリAV_DIR14を追加す
るというようにして記録を進める。
【0109】以上のように本実施の形態6によれば、記
録すべき領域十分な未登録領域がなくなった場合に新た
なファイルを追加等する場合であっても、シーク動作を
最小限に止めることが可能となる。
【0110】(実施の形態7)以下、本発明の実施の形
態7かかるファイル管理方法について、図面を参照しな
がら説明する。本発明の実施の形態6にかかるファイル
管理方法が適用されるディスクにおける図2に示された
ファイル/ディレクトリ構造が記録された状態における
パーティション空間のデータ構造は、実施の形態1と同
様、図3に示される。
【0111】実施の形態6に説明した方法で記録を続け
ると、ディレクトリAV_DIR14の下にAVファイ
ルを記録するときは、図8に示すように、LBN=24
9〜255に記録するファイルのファイル識別記述子を
追加し、同時にディレクトリAV_DIR14用に予約
されていた、LBN=383+A*6+1〜383+A
*7の領域に記録するファイルのファイルエントリとフ
ァイル属性情報を記録していたが、A*4個目のファイ
ルAV_FILE_A*4を記録し、AV_FILE_
A*4のファイル識別記述子とAV_FILE_A*4
のファイルエントリとファイル属性情報を記録した時、
ディレクトリAV_DIR14のディレクトリブロック
に新たなファイル識別記述子、あるいは新たなファイル
エントリとファイル属性情報を記録する領域を失ってし
まう場合も考えられる。
【0112】この場合に、さらなるファイルAV_FI
LE_A*4+1の追加を行おうとすると、実施の形態
6に説明した方法を用いて、ディレクトリブロックグル
ープ内にディレクトリAV_DIR15を作りたいが、
既にディレクトリブロックグループは使い切っているこ
とから、ファイル識別記述子を追加する領域を確保する
ことができない。
【0113】そこで、図9に示すように、実施の形態5
で確保したLBN=352〜383の予約領域に、新た
にディレクトリブロックグループを作成し、その中にデ
ィレクトリAV_DIR15を作成することによって、
LBN=352をディレクトリAV_DIR15のファ
イルエントリ、LBN=353〜359の領域をディレ
クトリAV_DIR15のファイル識別記述子を記録す
るディレクトリブロックとして確保する。
【0114】同時にLBN=383+A*6+1〜38
3+A*7の領域にディレクトリAV_DIR14用に
確保されていたファイルのファイルエントリとファイル
属性情報を記録する領域と同様に、LBN=383+A
*7+1〜383+A*8の領域をディレクトリAV_
DIR15のファイルエントリとファイル属性情報を記
録する領域として確保する。
【0115】こうすることで、今までと同様に、確保し
たそれぞれの領域にA*4+1個目のファイルとして、
ファイル識別記述子とファイルエントリ、ファイル属性
情報を記録することができる。さらに、未割付け領域に
該当するディスクの論理ブロックであるLBN=X+1
〜YにAV_FILE_A*4+1のデータの記録を行
う。以降、同様の処理を用いて記録を続ける。
【0116】さらにA*5個のファイルAV_FILE
_A*5を記録し、ディレクトリAV_DIR15のデ
ィレクトリブロックに新たなファイル識別記述子、ある
いは新たなファイルエントリとファイル属性情報を記録
する領域を失ってしまった場合は、実施の形態6と同様
に、ディレクトリブロックグループの容量がなくなるま
で、A*5+1個目のファイルからはディレクトリAV
_DIR16、A*6+1個目のファイルからはディレ
クトリAV_DIR17を追加して記録を進めることに
なる。
【0117】以上のように本実施の形態7によれば、決
められた仕様のファイルを区分けしてファイルエントリ
等を記録する場合であって、記録すべき領域十分な未登
録領域がなくなった場合であって、新たなファイルを追
加等する場合であっても、シーク動作を最小限に止める
ことが可能となる。
【0118】(実施の形態8)以下、本発明の実施の形
態8にかかるファイル管理方法について、図面を参照し
ながら説明する。本発明の実施の形態8にかかるファイ
ル管理方法が適用されるディスクにおける図2に示され
たファイル/ディレクトリ構造が記録された状態におけ
るパーティション空間のデータ構造は、実施の形態1と
同様、図3に示される。
【0119】実施の形態7に示した方法で記録を続ける
と、図10に示すように、ディレクトリAV_DIR1
8の下にAVファイルを記録するときは、LBN=37
7〜383に記録するファイルのファイル識別記述子を
追加し、同時にディレクトリAV_DIR18用に予約
されていた、LBN=383+A*10+1〜383+
A*11の領域に記録するファイルのファイルエントリ
とファイル属性情報を記録することになるが、A*8個
目のファイルAV_FILE_A*8を記録し、AV_
FILE_A*8のファイル識別記述子とAV_FIL
E_A*8のファイルエントリとファイル属性情報を記
録した時、ディレクトリAV_DIR18のディレクト
リブロックに新たなファイル識別記述子、あるいは新た
なファイルエントリとファイル属性情報を記録する領域
が不足してしまうことも考えられる。
【0120】この場合に、さらなるファイルAV_FI
LE_A*8+1の追加を行おうとすると、実施の形態
6に示した方法を用いてディレクトリブロックグループ
内に新たなディレクトリAV_DIR19を作りたい
が、既にディレクトリブロックグループは使い切ってい
ることから、ファイル識別記述子を追加する領域を確保
できない。さらに、実施の形態7に示した方法を用い
て、実施の形態5に示す方法で予約指定おいたディレク
トリブロックを使用することも考えられるが、既にかか
る領域も使用していることから、追加する領域がないこ
とになる。
【0121】この場合、図11に示すように、初期に確
保した従来はファイルエントリ、ファイル属性情報の領
域を確保していた予約領域の残りLBN=384+A*
11+1〜Zに、新たにディレクトリブロックグループ
を作成し、その中にディレクトリAV_DIR19を作
成し、LBN=384+A*11+1をディレクトリA
V_DIR19のファイルエントリ、LBN=384+
A*11+2〜384+A*11+8の領域をディレク
トリAV_DIR19のファイル識別記述子を記録する
ディレクトリブロックとして確保することになる。
【0122】同時にLBN=384+A*10+1〜3
84+A*11の領域にディレクトリAV_DIR18
用に確保されていたファイルのファイルエントリとファ
イル属性情報を記録する領域と同様に、LBN=384
+A*11+33〜384+A*12+32の領域をデ
ィレクトリAV_DIR19のファイルエントリとファ
イル属性情報を記録する領域として確保するそして、今
までと同様に、確保したそれぞれの領域にA*8+1個
目のファイルとして、ファイル識別記述子とファイルエ
ントリ、ファイル属性情報を記録する。さらに未割付け
領域に該当するディスクの論理ブロックであるLBN=
X+1以降にAV_FILE_A*8+1のデータの記
録を行う。以降、同様の処理を用いて記録を続ける。
【0123】さらにA*9個のファイルAV_FILE
_A*9を記録し、ディレクトリAV_DIR15のデ
ィレクトリブロックに新たなファイル識別記述子、ある
いは新たなファイルエントリとファイル属性情報を記録
する領域を失ってしまった場合は、実施の形態6に示す
方法と同様にして、ディレクトリブロックグループの容
量がなくなるまで、A*9+1個目のファイルからはA
V_DIR110、A*10+1個目のファイルからは
AV_DIR111とディレクトリを追加することで記
録を進める。
【0124】以上のように本実施の形態8によれば、予
約領域を有効に活用することで、記録すべき領域十分な
未登録領域がなくなった場合であって、新たなファイル
を追加等する場合であっても、シーク動作を最小限に止
めることが可能となる。
【0125】(実施の形態9)以下、本発明の実施の形
態9にかかるファイル管理方法について、図面を参照し
ながら説明する。本発明の実施の形態9にかかるファイ
ル管理方法が適用されるディスクにおける図2に示され
たファイル/ディレクトリ構造が記録された状態におけ
るパーティション空間のデータ構造は、実施の形態1と
同様、図3に示される。
【0126】実施の形態7に示された方法によって記録
を続けると、図12に示すように、ディレクトリAV_
DIR18の下にAVファイルを記録するときは、LB
N=384+A*11+26〜384+A*11+32
に記録するファイルのファイル識別記述子を追加し、同
時にディレクトリAV_DIR14用に予約されてい
た、LBN=384+A*14+33〜Zの領域に記録
するファイルのファイルエントリとファイル属性情報を
記録しているが、A*12個目のファイルAV_FIL
E_A*12を記録し、AV_FILE_A*12のフ
ァイル識別記述子とAV_FILE_A*12のファイ
ルエントリとファイル属性情報を記録した時、ディレク
トリAV_DIR18のディレクトリブロックに新たな
ファイル識別記述子、あるいは新たなファイルエントリ
とファイル属性情報を記録する領域が不足してしまう場
合も考えられる。
【0127】この場合、さらなるファイルAV_FIL
E_A*12+1の追加を行おうとすると、実施の形態
6に示す方法を用いて、ディレクトリブロックグループ
内にディレクトリAV_DIR113を作りたいが、既
にディレクトリブロックグループは使い切っていること
から、ファイル識別記述子を追加する領域を確保できな
い。
【0128】さらに、実施の形態7に示す方法を用い
て、実施の形態5に示す方法で予約指定しておいたディ
レクトリブロックを使用したいが、既にこれも使用して
いることから、追加する領域がなく、実施の形態8に示
す方法を用いて、予約領域の中に新規にディレクトリブ
ロックグループを確保したいが、従来はファイルエント
リ、ファイル属性情報の領域を確保していたLBN=Z
までの予約領域も使い切ってしまった場合、予約領域の
中には追加する領域がない。
【0129】この場合、図13に示すように、ファイル
の実体を記録していた未割付けの領域の残りLBN=Y
+1〜LastLBNに、初期パーティション空間を作
成した時に作成した予約領域と同様な予約領域をLBN
=Y+1〜ZZに新たに確保し、新たに確保した領域に
ディレクトリブロックグループを作成し、その中にディ
レクトリAV_DIR113を作成し、LBN=X+1
をディレクトリAV_DIR113のファイルエント
リ、LBN=X+2〜X+8の領域をディレクトリAV
_DIR113のファイル識別記述子を記録するディレ
クトリブロックとして確保する。
【0130】同時にLBN=Y+1〜Y+Aの領域にデ
ィレクトリAV_DIR113用に確保されていたファ
イルのファイルエントリとファイル属性情報を記録する
領域と同様に、LBN=384+A*11+33〜38
4+A*12+32の領域をディレクトリAV_DIR
113のファイルエントリとファイル属性情報を記録す
る領域として確保する今までと同様に、確保したそれぞ
れにA*12+1個目のファイルとして、ファイル識別
記述子とファイルエントリ、ファイル属性情報を記録す
る。さらに未割付け領域に該当するディスクの論理ブロ
ックであるLBN=X+1以降にAV_FILE_A*
12+1のデータの記録を行う。以降、同様の処理を用
いて記録を続ける。
【0131】さらにA*12個のファイルAV_FIL
E_A*12を記録し、ディレクトリAV_DIR11
3のディレクトリブロックに新たなファイル識別記述
子、あるいは新たなファイルエントリとファイル属性情
報を記録する領域を失ってしまった場合は、実施の形態
6と同様に、ディレクトリブロックグループの容量がな
くなるまで、A*12+1個目のファイルからはAV_
DIR114、A*13+1個目のファイルからはAV
_DIR115とディレクトリを追加して記録を進め
る。
【0132】以上のように本実施の形態9によれば、予
約領域に空き領域が無い場合であっても、ディスクの空
き領域を活用することで、記録すべき領域十分な未登録
領域がなくなった場合であって、新たなファイルを追加
等する場合であっても、シーク動作を最小限に止めるこ
とが可能となる。
【0133】
【発明の効果】以上のように本発明にかかるファイル管
理方法によれば、予め確保した連続領域にファイル管理
情報やAVファイルの属性情報を記録することにより、
ディスクへのシーク動作を減らすことができ、AVファ
イルのリアルタイム記録/再生の実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかるファイル管理
方法を用いるデータ記録再生装置の構成例示図
【図2】 本発明の実施の形態1にかかるファイル管理
方法における初期ディレクトリの構造例示図
【図3】 本発明の実施の形態1にかかるファイル管理
方法における初期パーティション空間の構成例示図
【図4】 本発明の実施の形態1にかかるファイル管理
方法におけるディレクトリの構造例示図
【図5】 本発明の実施の形態3にかかるファイル管理
方法における初期パーティション空間の構成図
【図6】 本発明の実施の形態4にかかるファイル管理
方法における初期パーティション空間の構成図
【図7】 本発明の実施の形態6にかかるファイル管理
方法における初期パーティション空間の構成図
【図8】 本発明の実施の形態7にかかるファイル管理
方法における初期パーティション空間の構成図
【図9】 本発明の実施の形態7にかかるファイル管理
方法における記録後のパーティション空間の構成図
【図10】 本発明の実施の形態8にかかるファイル管
理方法における初期パーティション空間の構成図
【図11】 本発明の実施の形態8にかかるファイル管
理方法における記録後のパーティション空間の構成図
【図12】 本発明の実施の形態9にかかるファイル管
理方法における初期パーティション空間の構成図
【図13】 本発明の実施の形態9にかかるファイル管
理方法における記録後のパーティション空間の構成図
【図14】 従来のファイル管理方法を用いるデータ記
録再生装置の構成例示図
【図15】 従来のファイル管理方法を用いるデータ記
録再生装置におけるボリューム空間構造の例示図
【図16】 従来のファイル管理方法を用いるデータ記
録再生装置におけるパーティション空間の例示図
【図17】 従来のファイル管理方法を用いるデータ記
録再生装置におけるディレクトリ構造例示図
【図18】 従来のファイル管理方法を用いるデータ記
録再生装置におけるファイルエントリの例示図
【図19】 従来のファイル管理方法を用いるデータ記
録再生装置におけるアロケーション記述子の例示図
【図20】 従来のファイル管理方法を用いるデータ記
録再生装置におけるエクステント長の解釈説明図
【図21】 従来のファイル管理方法を用いるデータ記
録再生装置におけるディレクトリファイルの構成例示図
【図22】 従来のファイル管理方法を用いるデータ記
録再生装置におけるファイルの階層構造の例示図
【図23】 従来のファイル管理方法を用いるデータ記
録再生装置における記録後のパーティション空間の例示
【符号の説明】
1、101 ディスク 2、102 記録媒体駆動部 3、103 記録/再生部 4、104 メモリ部 5、105 ディスクドライブユニット 6、106 AV信号処理部 7、107 システム制御部
フロントページの続き (72)発明者 下田代 雅文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中村 正 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B065 CC08 CH20 ZA15 5B082 CA01 EA01 5D110 AA14 BB02 BB04 BB06 DA01 DA11 DB11

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク上の連続したブロックをエクス
    テントとして管理し、前記エクステントをグループ化し
    てファイルとして管理するファイル管理情報を有するフ
    ァイル管理方法であって、 前記ディスク上に、ディレクトリを新たに作成するとき
    に、前記ディレクトリに前記ファイルのファイル管理情
    報を記録するための予約領域としてファイルまたはデー
    タ領域を確保し、前記予約領域において、ディレクトリ
    のファイルエントリとディレクトリのファイル識別記述
    子を記録するため、所定のサイズを有するディレクトリ
    ブロックを確保することを特徴とするファイル管理方
    法。
  2. 【請求項2】 ディレクトリブロックグループとして、
    前記ディレクトリブロックの任意の整数倍のサイズを有
    する領域を確保する請求項1記載のファイル管理方法。
  3. 【請求項3】 前記ディレクトリブロックグループのサ
    イズが誤り訂正の単位である請求項2記載のファイル管
    理方法。
  4. 【請求項4】 前記ディレクトリブロックグループを確
    保すると同時に、前記ディレクトリのファイル識別記述
    子に記載できるファイルを記録するために必要な領域に
    相当するファイルエントリ及びファイルの一部又は全体
    を記録するための領域を、前記予約領域に最初にまとめ
    て確保する請求項2記載のファイル管理方法。
  5. 【請求項5】 ディレクトリ領域として、前記ディレク
    トリブロックグループの任意の整数倍のサイズを有する
    領域を確保する請求項2記載のファイル管理方法。
  6. 【請求項6】 前記ディレクトリ領域を確保すると同時
    に、前記ディレクトリのファイル識別記述子に記載でき
    るファイルを記録するために必要な領域に相当するファ
    イルエントリ及びファイルの一部又は全体を記録するた
    めの領域を、前記予約領域に最初にまとめて確保する請
    求項4記載のファイル管理方法。
  7. 【請求項7】 同時に前記ディレクトリブロックグルー
    プに相当する領域をあらかじめ確保する請求項4記載の
    ファイル管理方法。
  8. 【請求項8】 新しいファイルを生成しようとするとき
    に、確保していた前記ディレクトリブロックの末尾に新
    たな前記ディレクトリブロックを生成する請求項5記載
    のファイル管理方法。
  9. 【請求項9】 確保した前記ディレクトリブロックグル
    ープ内において、前記ディレクトリのファイル識別記述
    子情報の領域、あるいは確保したファイルエントリとフ
    ァイルの一部又は全体を記録するための領域のいずれか
    が不足した場合であって、さらに新しいファイルを生成
    しようとするときは、確保していた前記ディレクトリブ
    ロックの末尾に新たな前記ディレクトリブロックを生成
    し、同時に、前記ディレクトリのファイル識別記述子に
    記載できるファイルを記録するために必要な領域に相当
    するファイルエントリ及びファイルの一部又は全体を記
    録するための領域を、前記予約領域にまとめて確保する
    請求項5記載のファイル管理方法。
  10. 【請求項10】 新しいファイルを生成しようとすると
    きは、前記ディレクトリブロックグループとしてあらか
    じめ確保しておいた領域に、新たに前記ディレクトリブ
    ロックグループを生成する請求項6記載のファイル管理
    方法。
  11. 【請求項11】 確保した前記ディレクトリブロックグ
    ループ内において、前記ディレクトリのファイル識別記
    述子情報の領域、あるいは確保したファイルエントリと
    ファイルの一部又は全体を記録するための領域のいずれ
    かが不足した場合であって、さらに新しいファイルを生
    成しようとするときは、前記ディレクトリブロックグル
    ープとしてあらかじめ確保しておいた領域に、新たに前
    記ディレクトリブロックグループを生成し、同時に前記
    ディレクトリのファイル識別記述子に記載できるファイ
    ルを記録するために必要な領域に相当するファイルエン
    トリ及びファイルの一部又は全体を記録するための領域
    を、前記予約領域にまとめて確保する請求項6記載のフ
    ァイル管理方法。
  12. 【請求項12】 新しいファイルを生成しようとすると
    きに、前記予約領域に新たに前記ディレクトリブロック
    グループを生成する請求項6記載のファイル管理方法。
  13. 【請求項13】 確保した前記ディレクトリブロックグ
    ループ内において、前記ディレクトリのファイル識別記
    述子情報の領域、あるいは確保したファイルエントリと
    ファイルの一部又は全体を記録するための領域のいずれ
    かが不足し、前記ディレクトリブロックグループとして
    あらかじめ確保しておいた領域も不足した場合であっ
    て、さらに新しいファイルを生成しようとするときは、
    前記予約領域に新たに前記ディレクトリブロックグルー
    プを生成し、同時に前記ディレクトリのファイル識別記
    述子に記載できるファイルを記録するために必要となる
    領域に相当するファイルエントリ及びファイルの一部又
    は全体を記録するための領域を、前記予約領域にまとめ
    て確保する請求項6記載のファイル管理方法。
  14. 【請求項14】 新しいファイルを生成しようとすると
    きに、前記ディスクの空き領域中に新たに前記予約領域
    を確保し、確保した前記予約領域に前記ディレクトリブ
    ロックグループを生成する請求項6記載のファイル管理
    方法。
  15. 【請求項15】 確保した前記ディレクトリブロックグ
    ループ内において、前記ディレクトリのファイル識別記
    述子を記録する領域が不足し、前記ディレクトリブロッ
    クとしてあらかじめ確保しておいた領域も不足し、最初
    に確保した前記予約領域の中にも確保できる領域が不足
    している場合であって、さらに新しいファイルを生成し
    ようとするときは、前記ディスクの空き領域中に新たに
    前記予約領域を確保し、確保した前記予約領域に前記デ
    ィレクトリブロックグループを生成し、同時に前記ディ
    レクトリのファイル識別記述子に記載できるファイルを
    記録するために必要となる領域に相当するファイルエン
    トリ及びファイルの一部又は全体を記録するための領域
    を、確保した前記予約領域にまとめて確保する請求項6
    記載のファイル管理方法。
  16. 【請求項16】 請求項1から15のいずれか一項に記
    載のファイル管理方法を用いたデータ記録装置。
  17. 【請求項17】 請求項1から15のいずれか一項に記
    載のファイル管理方法を用いたデータ再生装置。
  18. 【請求項18】 請求項1から15のいずれか一項に記
    載のファイル管理方法を用いたデータ記録再生装置。
JP2001002256A 2000-03-01 2001-01-10 ファイル管理方法及びそれを用いたデータ記録装置、データ再生装置、データ記録再生装置 Ceased JP2002207628A (ja)

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PCT/JP2001/001542 WO2001065374A1 (fr) 2000-03-01 2001-02-28 Procede de gestion de fichiers, enregistreur de donnees l'utilisant, appareil de lecture de donnees, appareil d'enregistrement/lecture de donnees, et disque enregistre au moyen du procede de gestion de fichiers
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100843075B1 (ko) * 2006-05-29 2008-07-03 삼성전자주식회사 데이터를 관리하는 장치 및 방법
KR100877063B1 (ko) * 2006-05-29 2009-01-07 삼성전자주식회사 데이터를 관리하는 장치 및 방법

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KR100843075B1 (ko) * 2006-05-29 2008-07-03 삼성전자주식회사 데이터를 관리하는 장치 및 방법
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