JP2002207618A - オフラインデータベース編集システム - Google Patents

オフラインデータベース編集システム

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JP2002207618A
JP2002207618A JP2001003084A JP2001003084A JP2002207618A JP 2002207618 A JP2002207618 A JP 2002207618A JP 2001003084 A JP2001003084 A JP 2001003084A JP 2001003084 A JP2001003084 A JP 2001003084A JP 2002207618 A JP2002207618 A JP 2002207618A
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JP2001003084A
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Tomoki Yajima
智樹 矢嶌
Masaki Ito
正樹 伊藤
Hitoshi Tamao
斎 玉生
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】データベースのレコードデータを、オフライン
コンピュータ上で、複数箇所で同時並行的に編集するこ
とが可能な仕組みを提供する。 【解決手段】一部分のレコードデータを読込んで、レコ
ード番号、データ内容、編集作業の種類を区別する編集
フラグを記録単位とした、編集データファイルを生成す
る編集データ抽出手段を搭載したオンライン編集装置2
1と、編集者からのデータの書換え、削除、新規追加命
令に応じて編集フラグ欄に異なるフラグ値を記録し、書
換えの場合はデータ内容を指示されたレコード番号のデ
ータ記録欄に記録し、新規追加の場合は、仮のレコード
番号を発生しデータ内容をデータ記録欄に記録するオフ
ライン編集手段を搭載したオフライン編集装置31と、
更新された編集データファイル内容にしたがって元のデ
ータベースファイルを更新するデータ登録手段を搭載し
たオンライン登録装置41を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースの運
用管理を合理的に遂行させるためのデータベースオフラ
イン編集システムに関する。
【0002】
【従来技術】一元管理されたレコードデータを複数のオ
ペレータで同時に編集作業を行いたい場合、データベー
スサーバーとネットワークに接続された複数のクライア
ントマシンで構成され、排他制御を持つデータベース編
集システムを使用するのが一般的である。一般にデータ
ベースのデータを読みだす時、それらはレコード単位ま
たは定められたデータのまとまり単位で読み出される
が、単なる参照のための読み出しと、内容を書換える
(更新する)ための読み出しは区別して扱われる。前者
は「参照読出し」であって、排他制御機能を動作させる
必要はない。後者は「更新読出し」であって、データベ
ース内容の一貫性を維持させるため、更新された内容が
戻されるまでは、当該レコード、またはデータ読み出し
単位に対する他のユーザーの「更新読出し」を禁止させ
る。これが排他制御機能である。
【0003】図5は、通常のデータベースシステムにお
ける、データベースの更新処理を説明する図である。図
5の左側はデータ抽出時を表している。クライアント装
置(図中はクライアント1)がデータベースファイルか
らNo3とNo4のレコードを更新するために読み出した(更
新読み出しした)時、データベースファイルでは、それ
らのレコードが他のユーザーから書込みされないように
排他制御のロックがかけられる(影を付けて排他制御の
ロックがかかったことを表している)。図5の右側は、
クライアント装置で、読込んだ2件のデータのうち1件
を削除した後データベースに、データを戻す様子を示し
ている。クライアント装置で編集したデータが無事元の
データベースファイルに戻し終わると、排他制御のロッ
クは解除される。
【0004】クライアント装置が、データベースファイ
ルを管理しているデータベースサーバーとオンラインで
(ネットワークを通して)接続できないマシンでは、排
他制御を正しく行うことができないため、一元管理した
いデータベースの編集を行うことができない。
【0005】図6は、データベースファイルを従来技術
でオフライン編集する様子を示している。左側は、クラ
イアント装置1(図中はクライアント1)がデータベー
スファイルからその一部のレコードを更新するために取
出し、取出したデータをオフライン装置に移した所であ
る。この時、データベースファイル中の読み出されたレ
コードに対してクライアント装置1が更新読み出しした
ために排他制御フラグが記録されるが、通常、クライア
ント装置1(を通しログオンしていたユーザー)がログ
オフしてしまうとこの排他制御フラグはリセットされて
しまうので、従来技術ではオフライン編集結果を正しく
元のデータベースファイルに戻すことはできない。
【0006】図6の左側は、オフライン装置上で、取出
したデータのうちの1件を削除した場合を示している。
この時、クライアント装置1がログオフされずにいたた
め、排他制御フラグが消えずに残っていたとしても、オ
フライン編集されたデータを元のデータベースファイル
に戻す際に不都合が生じる。すなわち、サーバー側は、
削除されたレコードがどれなのかの情報がないので、削
除したはずのレコードデータを消すことができないので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の理由によって、
一元管理されたデータベースの編集作業は、オンライン
マシンで行わなければならず、編集できる場所や人数に
制限があった。本発明はこのような問題点を考慮してな
されたものであり、データベースとして一元管理された
データを、オフラインコンピュータ上で、編集すること
ができる様にする仕組みを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明の第1の態様は、データベースファイルの一部分
のデータを読込んで、そのデータベースファイルを構成
するテーブルの1レコードに対応して、レコード番号、
データ内容、そのレコードデータに対する編集作業の種
類を区別する編集フラグを記録単位とした、編集データ
ファイルを生成し、元のデータベースファイルに対し
て、読込まれたレコードの排他制御を有効にさせるよう
制御フラグを書込む編集データ抽出手段を搭載したオン
ライン編集装置と、前記編集データファイルに対して、
データベースファイル編集者からのデータの書換え、削
除、新規追加命令を受付け、その命令に応じて前記編集
フラグ記入欄に異なるフラグ値を記録し、書換えの場合
はデータ内容を指示されたレコード番号のデータ記録欄
に記録し、新規追加の場合は、仮のレコード番号を発生
しデータ内容をその仮のレコード番号に対応したデータ
記録欄に記録するオフライン編集手段を搭載した、デー
タベースファイルを管理するデータベースサーバーとオ
フラインの状態にあるオフライン編集装置と、更新され
た前記編集データファイル内容にしたがって元のデータ
ベースファイルを更新するデータ登録手段を搭載した前
記データベースサーバーとオンライン接続されたオンラ
イン登録装置、を備えることにより、データベースファ
イルの編集作業をオフライン装置上でも可能にしたデー
タベース編集システムである。
【0009】本発明で対象とするデータベースは、リレ
ーショナルデータモデルに基づいて構築されたデータベ
ース、すなわちリレーショナルデータベースである。リ
レーショナルデータベースでは、幾つかの2次元のテー
ブルによってデータが記録される。データベースファイ
ルを構成するテーブルの1レコードとは、それらの2次
元のテーブルの1つの行(横1列)のことであり、その
テーブルのレコードの識別番号とそのテーブルが記録す
るデータ項目の実際の内容が含まれる。そして、これら
の内容に編集フラグ記入欄の値を加えたものが前記編集
データファイルの1レコードである。
【0010】また上記課題を解決する第1の発明の別の
態様は、前記オフライン編集手段は、データベース編集
者からレコード削除または新規追加の指示が来た時だ
け、前記編集フラグ記入欄に、それらに対応したフラグ
値を記入するものである前記第1の態様のデータベース
編集システムである。前記編集データファイルに記録さ
れたレコードのうち書換え指示されたレコードと、書換
えも削除も何も指示されなかったレコードを区別しなく
ても、前記データ登録手段の処理を適切に制御させるこ
とにより元のデータベースファイルの更新は正しくでき
る。
【0011】また上記課題を解決する第1の発明の別の
態様は、前記編集データファイルのうち、レコード番号
と、そのレコードデータに対する編集作業の種類を区別
する編集フラグの項目を別のファイルにして扱う前記第
1の態様のデータベース編集システムである。
【0012】さらに、上記課題を解決するための第2の
発明は、データベースファイルを構成するテーブルの1
レコードに対応して、レコード番号、データ内容、その
レコードデータに対する編集作業の種類を区別する編集
フラグを記録単位とした、元のデータベースファイルの
部分に対応する編集データファイルを生成するデータ取
出し工程と、前記編集データファイルを読込んだ、元の
データベースファイルを管理するデータベースサーバー
とオフラインの状態にある装置上で、データベースファ
イル編集者からのデータの書換え、削除、新規追加命令
を受付け、その命令に応じて前記編集フラグ記入欄に異
なるフラグ値を記録し、書換えの場合はデータ内容を指
示されたレコード番号のデータ記録欄に記録し、新規追
加の場合は、仮のレコード番号を発生しデータ内容をそ
の仮のレコード番号に対応したデータ記録欄に記録する
オフライン編集工程と、前記データベースサーバーとオ
ンライン接続された装置上で、更新された前記編集デー
タファイル内容にしたがって元のデータベースファイル
を更新するデータ登録工程、を順に実行する、オフライ
ンでデータベースの編集を可能とするデータベース編集
方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態である
データベース編集システムの構成と、運用フローを説明
するブロック図である。このデータベース編集システム
は、データベースファイル11を管理するデータベース
サーバー10と、データベースサーバー10とネットワ
ーク9を通じて接続されているオンライン編集装置21
およびオンライン登録装置41、さらに、オフラインの
編集処理を行うオフライン編集装置31から構成され
る。
【0014】データベースサーバー10には、データベ
ースファイルに対する、検索、データ更新、レコード削
除、新規レコード追加などの要求を受付けて、それらに
したがってデータベースファイルを更新するデータベー
ス管理プロセスが稼動しており、一方オンライン編集装
置21およびオンライン登録装置41には、データベー
スに対する各種要求を発行し、前記データベース管理プ
ログラムとの間でデータベースデータをやり取りし、そ
の内容をデータベース編集者に表示するクライアントプ
ロセスが稼動しており、この2つのプロセスがネットワ
ークを介して論理的な通信路を形成し情報をやり取りす
ることでサーバークライアント型のデータベースシステ
ムが動作する。一方オフライン編集装置31には、前記
クライアントプロセスが稼動せず、前記データベース管
理プロセスと論理的な通信路を形成して対象とするデー
タベースファイルにアクセスすることはない。
【0015】本発明では、前記クライアントプロセスを
利用して前記データベース管理プロセスとの間で設定さ
れる論理的な通信路を通じてデータベースファイルを更
新することを「オンライン編集」、そうでない場合を
「オフライン編集」と表現する。
【0016】オンライン編集装置21が搭載する編集デ
ータ抽出手段は、上記に述べたような通常のデータベー
スクライアント機能を有し、通常のデータベースクライ
アントととしてデータベース11の検索、更新を行うほ
か、データベースファイル11から、オフライン編集用
のレコードデータを抽出し、オフライン編集に使用する
編集データファイル22とコントロールファイル23を
作成する。
【0017】オフライン編集装置31が搭載するオフラ
イン編集手段は、編集データファイル22とコントロー
ルファイル23を読込んで、オフライン編集を行い、結
果を、編集データファイル32、コントロールファイル
33に書出す。編集データファイル32、コントロール
ファイル33のフォーマットは、それぞれ編集データフ
ァイル22、コントロールファイル23と同じである。
【0018】オンライン登録装置41が搭載するデータ
登録手段は、編集データファイル32、コントロールフ
ァイル33を読込んで、データベースファイル11を更
新する。
【0019】本発明のオフラインデータベース編集シス
テムにおいて、オンライン編集装置21上で編集データ
ファイル22とコントロールファイル23を作成する工
程をデータ取出し工程(S20)、オフライン編集装置
31上でオフライン編集を行い編集データファイル32
とコントロールファイル33を作成する工程をオフライ
ン編集工程(S30)、オンライン登録装置41上でオ
フライン編集結果に従ってデータベースファイル11を
更新する工程をデータ登録工程(S40)と呼ぶことに
する。
【0020】以下、データ取出し工程(S20)、オフ
ライン編集工程(S30)、データ登録工程(S40)
の順で、各装置の動作を詳細に説明する。
【0021】(データ取り出し工程)データ取出し工程
(S20)では、オンライン装置21に備えられた編集
データ抽出手段の動作により、オンライン編集装置21
から、編集データファイル22とコントロールファイル
23が作成される。コントロールファイルは、オフライ
ン編集で、レコードデータの削除や新規レコードの追加
を行う場合に必要となる管理ファイルである。コントロ
ールファイルには、取り出しを行ったレコードデータの
IDキー(データベースがデータ管理のために内部的に
保有している一意のキー)がセットされ、IDキーに対
応したフラグ記入欄が作成される。オフライン編集でレ
コードデータが削除された場合は、このファイルのID
キーに対応したフラグ記入欄に削除フラグが書き込まれ
る。
【0022】また、このデータ取り出し処理と同時に、
データベースファイル11側の取り出されたレコードデ
ータには、編集データ抽出手段がデータベースサーバー
10上のデータベース管理プロセスに対して「更新読出
し」をリクエストしたことにより、読み出したレコード
への排他制御フラグが自動的に書き込まれてロックがか
かり、そのレコードに対して、他の全てのオンライン編
集装置での編集及びオフライン編集用の取り出しができ
なくなるよう排他制御が働く(これは通常のデータベー
ス管理プロセスの作用である)。しかしながら、編集デ
ータ取り出し後、取り出し処理を行ったオンライン編集
装置21のクライアントプロセスを終了させた(編集者
がログアウトした)後も、データベース側の排他制御フ
ラグを有効なままに維持させるために、編集データ抽出
手段は、編集データ抽出処理を終了する(編集者がログ
アウトする)直前に取出したレコードの排他制御フラグ
をそのまま有効とさせるためのリクエストをデータベー
スサーバー10に対して発行する。このため、オフライ
ンでの編集結果をデータベースに戻すまでの間、取り出
したレコードはロックされた状態となる。
【0023】図2は、データ取出し工程の様子を模式的
に説明した図である。図2では、データベースファイル
11から、レコードID100003および100004のデータが
取出され、それらのレコードデータは編集データファイ
ルとして作成される。コントロールファイルには、レコ
ードID100003および100004に対応するコントロール用
のテーブルが作成され、対応するフラグ記入欄が用意さ
れる。データベースファイル11には、取出されたレコ
ード(ID100003および100004)に関して、排他制御を
行わせるために、編集中のフラグが立てられる。
【0024】(オフライン編集工程)オフライン編集装
置31に備えられたオフライン編集手段による動作の結
果、データベースファイル登録用に、編集データファイ
ル32とコントロールファイル33が作成される。オフ
ライン編集手段は、まず、編集データファイル22、コ
ントロールファイル23の内容をそれぞれコピーした編
集データファイル32、コントロールファイル33を作
成する。次に、オンラインでデータベースファイルを編
集するクライアントプロセスと同様なユーザーインター
フェースを、オフライン編集装置31の入出力装置に提
供し、オフライン編集者の指示を受けつけ、その指示
(レコード削除、書換え、新規レコード追加)に従っ
て、編集データファイル32、コントロールファイル3
3を更新してゆく。
【0025】レコードデータの書換えを行った場合、編
集結果は、編集データファイル32のみに書き込まれ、
コントロールファイル33は、そのままの状態となる。
しかし、レコードデータ削除の場合は、コントロールフ
ァイル33のレコードIDに対して、削除フラグを書込
む。(後のデータベース登録時に、オンライン登録装置
41上で、このレコードIDに対する削除フラグが参照
される。)新規レコード追加の場合は、仮のレコードI
Dを生成し、コントロールファイル33の末尾にこの仮
のレコードIDに対応する編集フラグ記入欄を確保す
る。また編集データファイル32に新規レコードのデー
タ格納領域を確保して、そこに新規レコードのデータを
記録する。
【0026】図3は、オフライン編集工程(S30)の
様子を模式的に説明した図である。図3では、レコード
ID100003のレコードを削除した場合の様子を示してい
る。すなわち、オフライン編集装置31において、ある
レコードのデータを削除した場合は、編集結果を保存す
る時点で、編集データファイル上の削除したレコードデ
ータが削除され、コントロールファイルでは、削除され
たレコードIDの編集フラグ欄に「削除」を示すフラグ
が記入される。
【0027】(データ登録工程)オンライン登録装置4
1に備えられたデータ登録手段の動作により、オフライ
ン編集装置31上で編集された編集データファイル32
とコントロールファイル33の内容に基づいて、元のデ
ータベースファイルの内容が更新される。図8のフロー
チャートに従って、データ登録手段の動作を説明する。
【0028】まず、データ登録手段は、コントロールフ
ァイル33のポインタを先頭にセットする(S41)。
そして、ポインタの指すレコードIDとその編集フラグ
の値を読みだす(s42)。その値が、削除でも新規で
もなければ、元のデータベースファイルに対して、読み
出したレコードIDを持つレコードを、編集データファ
イル32の対応するレコードの内容で更新するリクエス
トを発行する(S44)。その結果そのレコードの内容
は更新され、当該レコードに対する排他制御は解除され
る。
【0029】コントロールファイル33のレコードID
とその編集フラグを読み出した時、その値が、削除の場
合は、元のデータベースファイルに対して、そのレコー
ドIDを持つレコードの削除をリクエストする(S4
5)。その結果当該レコードは削除される。コントロー
ルファイル33のレコードIDとその編集フラグを読み
出した時、その値が、新規追加の場合は、元のデータベ
ースファイルに対して、編集データファイル32の対応
するレコードの内容で新規レコードを記録するリクエス
トを発行する(S46)。この結果、新しいレコードが
元のデータベースファイルに追加される。
【0030】その後、コントロールファイル33のポイ
ンタをインクリメントし(S47)、まだ、コントロー
ルファイル33のおわりでなければ、ステップS42に
もどり、処理を繰り返す。全てのレコードに関して処理
を終えたら、排他制御のロックを解除するリクエストを
発行するなど、必要な後処理を行って、データ登録処理
は終る(S49)。
【0031】図4は、データ登録工程(S40)の様子
を模式的に説明した図である。図4では、編集データフ
ァイルには、2件中、1件のデータが削除されたデータ
が記録されている。コントロールファイルには、削除さ
れたレコードID100003のフラグ欄には「削除」が記録
されている。データベースサーバー10は、オンライン
登録装置41から、レコードID100003の削除指示を受
け、当該レコードのデータをデータベースファイル11
から削除する。また、更新されたレコードID100004の
データをデータベースファイル11にもどし、排他制御
ロックを解除する。
【0032】以上本発明の一実施形態であるデータベー
ス編集システム1を説明した。本発明の実施形態として
は、データベース編集システム1と一部異なる態様も可
能である。データベース編集システム1は、編集データ
ファイルとコントロールファイルの2種類のファイルを
用いるシステムであるが、これらは1種類の編集データ
ファイルとして一体化されてもよい。すなわち、編集デ
ータファイルは、図10のように、レコードID(レコ
ード番号)、データ内容、そのレコードデータに対する
編集作業の種類を区別するフラグの記入欄(編集フラ
グ)、を1つのレコードとして構成するファイルであっ
てもよい。このレコードIDと編集フラグの項目は、デ
ータベース編集システム1ではコントロールファイル2
3、33に記録される内容である。このような一体化し
た編集データファイルを用いたデータベース編集システ
ム2の全体構成図を図9に示す。図9で24、34で示
されるのが図10に示した一体化された編集データファ
イルである。
【0033】また、本発明の実施形態としては、オフラ
イン編集装置31に「編集処理制限機能」を持たせた形
のオフライン編集システムであってもよい。「編集処理
制限機能」とは、オフライン編集装置31上での作業内
容を編集者に合わせて制限させる機能である。データベ
ースの編集作業は、既存レコードデータの「更新(書換
え)」、既存レコードデータの「削除」、新規レコード
の「追加」、に分類できるが、これらを編集者によって
制御する機能である。
【0034】例えば、「削除」や「追加」は、データベ
ース管理者のみに編集許可を与え、管理者以外の編集者
には、「更新」のみ許可し、「削除」や「追加」は、不
可とするといった制御を行うことができる。
【0035】この機能は、例えば、データベース管理者
が、図7のような、登録ユーザー毎に、ユーザー番号と
許可される作業内容を記述した作業許可ファイルを事前
に用意し、これを全てのオフライン編集装置31に記録
させておく。オフライン制御装置31のオフライン編集
手段は、作業者がログインした時に、前記作業許可ファ
イルを参照し、ログインした作業者に許可された編集作
業のみ行うように動作し、許可されていない処理を受付
けないよう動作する。
【0036】
【発明の効果】本発明によって、一元管理されたデータ
ベースの編集作業をオンラインマシンだけではなく、オ
フラインマシンでも可能となったため、編集できる場所
や人数の制限を考慮することなく、例えば、遠方のスタ
ッフやオペレータが自宅で所有するパソコン等で、デー
タベースの編集作業をすることができる様になり、多人
数で並列的に作業することができるため、データベース
の編集作業を短時間で処理することが可能となるという
顕著な効果を奏する。
【0037】また、データベース管理者は、作業許可フ
ァイルを用意することにより、オフラインの編集者に対
し、編集作業(更新、削除、新規レコード追加)の範囲
を制限させることができるため、多数の作業者を使用し
ても、重要なデータを誤って消すような作業ミスを極力
排除することが可能となるという顕著な効果を奏するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるデータベース編集
システム1の全体構成図である。
【図2】 データ取出し工程の説明図である。
【図3】 オフライン編集工程の説明図である。
【図4】 データ登録工程の説明図である。
【図5】 従来技術を説明する図である。
【図6】 従来技術によるオフライン編集の問題点を説
明する図である。
【図7】 作業許可ファイルを説明する図である。
【図8】 オンライン登録装置41に搭載されるデータ
登録手段の動作を説明するフローチャートである。
【図9】 本発明の一実施形態であるデータベース編集
システム2の全体構成図である。
【図10】編集データファイルの変形例を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 データベース編集システム 2 データベース編集システム 9 ネットワーク 10 データベースサーバー 11 データベースファイル 21 オンライン編集装置 22 編集データファイル 23 コントロールファイル 24 編集データファイル 31 オフライン編集装置 32 編集データファイル(オフライン編集後) 33 コントロールファイル(オフライン編集後) 34 編集データファイル(オフライン編集後) 41 オンライン登録装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉生 斎 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5B075 NR03 NR20 QT06 5B082 FA18 GA03 GA14 GA16 GA18 GB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースファイルの一部分のデータ
    を読込んで、そのデータベースファイルを構成するテー
    ブルの1レコードに対応して、レコード番号、データ内
    容、そのレコードデータに対する編集作業の種類を区別
    する編集フラグを記録単位とした、編集データファイル
    を生成し、元のデータベースファイルに対して、読込ま
    れたレコードの排他制御を有効にさせるよう制御フラグ
    を書込む編集データ抽出手段を搭載したオンライン編集
    装置と、前記編集データファイルに対して、データベー
    スファイル編集者からのデータの書換え、削除、新規追
    加命令を受付け、その命令に応じて前記編集フラグ記入
    欄に異なるフラグ値を記録し、書換えの場合はデータ内
    容を指示されたレコード番号のデータ記録欄に記録し、
    新規追加の場合は、仮のレコード番号を発生しデータ内
    容をその仮のレコード番号に対応したデータ記録欄に記
    録するオフライン編集手段を搭載した、データベースフ
    ァイルを管理するデータベースサーバーとオフラインの
    状態にあるオフライン編集装置と、更新された前記編集
    データファイル内容にしたがって元のデータベースファ
    イルを更新するデータ登録手段を搭載した前記データベ
    ースサーバーとオンライン接続されたオンライン登録装
    置、を備えることにより、データベースファイルの編集
    作業をオフライン装置上でも可能にしたデータベース編
    集システム。
  2. 【請求項2】 前記オフライン編集手段は、データベー
    ス編集者からレコード削除または新規追加の指示が来た
    時だけ、前記編集フラグ記入欄に、それらに対応したフ
    ラグ値を記入するものである請求項1に記載のデータベ
    ース編集システム。
  3. 【請求項3】 前記編集データファイルのうち、レコー
    ド番号と、そのレコードデータに対する編集作業の種類
    を区別する編集フラグの項目を別のファイルにして扱う
    請求項1に記載のデータベース編集システム。
  4. 【請求項4】 データベースファイルの一部分のデータ
    を読込んで、そのデータベースファイルを構成するテー
    ブルの1レコードに対応して、レコード番号、データ内
    容、そのレコードデータに対する編集作業の種類を区別
    する編集フラグを記録単位とした、編集データファイル
    を生成し、元のデータベースファイルに対して、読込ま
    れたレコードの排他制御を有効にさせるよう制御フラグ
    を書込むデータ取出し工程と、前記編集データファイル
    を読込んだ、元のデータベースファイルを管理するデー
    タベースサーバーとオフラインの状態にある装置上で、
    データベースファイル編集者からのデータの書換え、削
    除、新規追加命令を受付け、その命令に応じて前記編集
    フラグ記入欄に異なるフラグ値を記録し、書換えの場合
    はデータ内容を指示されたレコード番号のデータ記録欄
    に記録し、新規追加の場合は、仮のレコード番号を発生
    しデータ内容をその仮のレコード番号に対応したデータ
    記録欄に記録するオフライン編集工程と、前記データベ
    ースサーバーとオンライン接続された装置上で、更新さ
    れた前記編集データファイル内容にしたがって元のデー
    タベースファイルを更新するデータ登録工程、を順に実
    行する、オフラインでデータベースの編集を可能とする
    データベース編集方法。
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