JP2002205752A - ヒートシール蓋付きキャップ及びヒートシール蓋 - Google Patents

ヒートシール蓋付きキャップ及びヒートシール蓋

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JP2002205752A
JP2002205752A JP2001325184A JP2001325184A JP2002205752A JP 2002205752 A JP2002205752 A JP 2002205752A JP 2001325184 A JP2001325184 A JP 2001325184A JP 2001325184 A JP2001325184 A JP 2001325184A JP 2002205752 A JP2002205752 A JP 2002205752A
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尚人 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネジキャップの装着及び取外しによりヒート
シール蓋の装着及び剥離が同時にでき、且つ大きな開栓
トルクを必要とすることなく1アクションで開栓でき
る。 【解決手段】 キャップ本体2とヒートシール蓋10か
らなり、ヒートシール蓋10は少なくとも下面にヒート
シール層を有し、外径が容器口外径よりも大きくて容器
口外周から突出する突出部を有する弾性材で構成され、
且つ前記スカート壁内周面にはヒートシール蓋10の突
出部と係合する剥離手段(環状突起9)を有し、キャッ
プ本体2を容器口部に螺着して加熱することにより前記
ヒートシール蓋が容器口頂部に接着され、開栓時にキャ
ップ本体の螺合を解くことにより前記剥離手段が前記ヒ
ートシール蓋を剥離できる。ヒートシール蓋は、サポー
ト層と下面に容器口頂部とヒートシールが可能なシール
層を有する多層シートから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックボト
ルやチューブ状容器、又はスパウト付きパウチや金属製
容器等の容器口部を剥離可能なヒートシール材により密
封するヒートシール蓋を有しているネジキャップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂キャップはキャップ天面
内面にライナーやパッキンを装着するか、またはインナ
ーリングを設けることによって、密封機能の向上を図っ
ている。しかしながら、例えばわさび等の高香気性内容
物やスパウト付きパウチ詰め食品として近年流通してい
る高機能性レトルト食品等を充填するプラスチックチュ
ーブやスパウト付きパウチ等においては、図7に示すよ
うに、容器口40をアルミニューム箔に熱可塑性樹脂を
コートしたヒートシール蓋41でヒートシールして密封
し、より密封性の向上を図るようにしている。この場
合、開栓時には外側のネジキャップ42を外してから、
内蓋となるヒートシール蓋41を摘んで剥離しなけれぱ
ならない。このため、開封が面倒な上に剥がした内蓋が
不要なものとしてキャップと分離してしまうという不便
があった。
【0003】一方、両面がヒートシール可能なヒートシ
ール蓋を、ネジキャップ天面内面と容器口との両方にヒ
ートシールして密封し、開栓時には、ネジキャップの螺
合を解くことでヒートシール蓋が容器口から剥離するよ
うにしたもの(実開昭56−166279号)が提案さ
れている。またヒートシール蓋を容器口にヒートシール
してから、ネジキャップを被せ、ネジキャップの天面内
面とヒートシール蓋の上面をホットメルトで接着し、開
栓時にはネジキャップの螺合を解くことによって自動的
にヒートシール蓋が剥離されるようにしたもの(特許第
3020104号)が提案されている。あるいはネジキ
ャップ、中栓、ヒートシール蓋の3ピースからなり、ネ
ジキャップ装着後の容器密封時にヒートシール蓋を高周
波誘導加熱することによって、ヒートシール蓋の片面を
中栓の天板部内面とヒートシールすると共に他の片面を
容器口頂部にヒートシールし、その際中栓天板部との接
着が容器口頂部と比べて強接着となるようにヒートシー
ルすることによって、開栓時にネジキャップの螺合を解
いた後、ヒートシール蓋と一体化した中栓を容器口から
剥離させるようにしたもの(実開平5−71155号)
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記提案されているも
ののうち、前者のものはヒートシール蓋の剥離はヒート
シール蓋上面とネジキャップ天面内面との接着力と容器
口天面とのヒートシールによる接着力との差により剥離
するものであるから、剥離に際してヒートシール蓋全体
に対する大きな捻じり力を作用させなければならず、大
きな開栓トルクを必要とする問題点がある。また、次の
ものは、開封が1工程でできるように工夫されている
が、密封工程は従来と同様にヒートシール蓋とネジキャ
ップを別々に装着しなければならないので2工程を必要
とする問題点がある。更に、次の後者は、ネジキャップ
内にヒートシール蓋があらかじめ装着されており、ネジ
キャップを容器口に装着して螺合した後、高周波誘導加
熱によりヒートシールできるが、開栓に際しては2工程
となる問題点がある。
【0005】以上のように、容器口部にヒートシールし
て容器口部を密封するヒートシール蓋と外蓋であるネジ
キャップの2ピースの組合せからなるキャップにおい
て、ネジキャップの装着及び取外しによりヒートシール
蓋の装着及び剥離が同時にでき、且つ大きな開栓トルク
を必要とすることなく一工程で開栓できるようにしたも
のは従来知られてない。そこで、本発明が解決しようと
する問題点は、これらの要求を満たすヒートシール蓋付
きキャップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のヒートシール蓋付きキャップは、容器口頂部に接着
して容器口を密封するヒートシール蓋付きキャップであ
って、頂壁と該頂壁から垂下し内周面に容器口部のネジ
と螺合するネジ部を有するスカート壁を備えたキャップ
本体、該キャップ本体の少なくとも前記ネジ部終端と前
記頂壁内周面との間に嵌合支持されたヒートシール蓋か
らなり、該ヒートシール蓋は少なくとも下面にヒートシ
ール層を有し、外径が容器口外径よりも大きくて容器口
外周から突出する突出部を有する弾性材で構成され、且
つ前記スカート壁内周面には前記ヒートシール蓋の突出
部と係合する剥離手段を有してなり、前記キャップ本体
を容器口部に螺着して加熱することにより前記ヒートシ
ール蓋が容器口頂部に接着され、開栓時にキャップ本体
の螺合を解くことにより前記剥離手段が前記ヒートシー
ル蓋を剥離できるようにしてなることを特徴とするもの
である。
【0007】前記ヒートシール蓋は、少なくとも上面に
剛性を有するサポート層と、下面に容器口頂部とヒート
シールが可能なシール層を有する多層シートから構成さ
れている。そして、前記サポート層とシール層の間に金
属箔を有する多層シートから構成することによって、高
周波誘導加熱により該金属層が加熱されてその熱により
シール層を効果的にヒートシールすることができる。ま
た、その形状は円板状に限らず、容器口部の内周面と嵌
合する環状の中足を有する形状にも形成することができ
る。
【0008】開栓時にキャップ本体の螺合を解くことに
よりヒートシール蓋を剥離させる剥離手段としては、前
記ヒートシール蓋外径よりも小さな内径となるように環
状に形成された環状突起又は複数個の突起を形成するこ
とが有効である。しかしこれに限らず、前記スカート壁
内周面に形成されたネジ部終端部が兼ねるようにするこ
とも可能である。
【0009】前記ヒートシール蓋は、少なくともシール
層とサポート層からなり、容器口頂部の材料との接着力
が実質的にTピール剥離強度が15mm幅当たり1〜2
5Nの範囲にあり、且つ前記ヒートシール層と前記サポ
ート層の厚みt(mm)、曲げ弾性率M(Mpa)が、
30<t×M<3000の範囲にある弾性体からなるこ
とを特徴とする構成にすることによって、開栓時に良好
にヒートシール蓋を容器口から剥離することができる。
ヒートシール力は、開封性と密封性を両立するものでな
ければならず、ヒートシール部のTピール強度が上記範
囲にあることが望ましく、下限より小さいと密封性能に
不安が生じ、上限より大きいと開栓に際し、剥離強度が
高くネジキャップの開栓トルクが大きくなり開栓性が悪
くなる。一方、t×Mが30以下の場合、剥離する際に
シール蓋の剛性が小さくて変形してしまうために、シー
ル部を破壊する力を発揮できない。逆に3000以上で
あると、シール蓋を剥離する際に蓋の変形が殆どなく、
シール部を破壊する力がシール面全体に対して必要とな
り、開封強度を高めることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図5に基づいて説明する。本発明に係るヒートシール蓋
付きキャップ1は、図1に示すように、キャップ本体2
と該キャップ本体2の内部に装着されるヒートシール蓋
10の2部材から構成されている。キャップ本体2の材
質としては、閉栓時に加えられる力で、キャップが大き
く変形しないように剛性のある弾性材料であればよく、
金属、セラミック、合成樹脂等の中から任意の材料を用
いることができる。合成樹脂としては、線状低密度ポリ
エチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、プロピレン、エチレン共重合体、ポリ
メチルペテン系樹脂、ポリエステルないしポリエステル
樹脂、液晶ポリエステル、ポリアミドないしコポリアミ
ド樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート、ポリ
塩化ビニル、メタクリル酸樹脂等を用いることができ
る。単体であるいは複数種の樹脂をブレンドして用い
る。また、必要に応じてこれらの樹脂に、剛性、寸法安
定性、耐熱性等を付与するために、酸化チタン、炭酸カ
ルシウム、カーボン等の無機系充填材を混合しても良
い。
【0011】一方、本発明のヒートシール蓋付きキャッ
プ1を装着する対象となる容器は、該キャップが螺合す
る容器口部を有していれば良く、ボトル形状、パウチ形
状等容器本体の形状と材質は特に問わないが、少なくと
も容器口部のシール面が、ヒートシール性を有する樹
脂、あるいはヒートシール性樹脂をコーティング又はヒ
ートシール性樹脂フィルムを積層してなる合成樹脂製容
器、金属製容器、ガラス製容器、紙製容器、あるいはセ
ラミック製容器が望ましい。しかしながら、必ずしも容
器口部のシール面がヒートシール性を有する樹脂に限ら
ず、ヒートシール蓋がヒートシール可能であれば、容器
を構成する材質が直接露出していても構わない。ヒート
シール性を有する樹脂としては、熱可塑性樹脂であれば
よく、例えば、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエ
チレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エ
チレン−α−オレフィン共重合体、ポリプロピレン、プ
ロピレン−エチレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、アイオノマー、比較的低融点乃至低軟化点のポ
リアミド乃至コポリアミド樹脂、ポリエステル乃至コポ
リエステル系樹脂、ポリカーボネート樹脂等を、単体で
あるいは複数種の樹脂をブレンドして用いる。また、必
要に応じてこれらの樹脂に、剛性、寸法安定性、耐熱性
等を付与するために、酸化チタン、炭酸カルシウム、カ
ーボン等の無機系充填材を混合しても良い。
【0012】図1(a)は本発明の実施形態に係るヒー
トシール蓋付きキャップ1を示し、同図(b)に示すよ
うな容器口部(スパウト)20を有するパウチに適用し
た場合を示している。本実施形態のヒートシール蓋付き
キャップ1は、キャップ本体2が上記樹脂から選ばれる
合成樹脂で形成されている。キャップ本体2は、頂壁3
と該頂壁から垂下し内周面に容器口部20のネジと螺合
するネジ部4を有するスカート壁5を備え、該スカート
壁下端に破断可能なブリッジ6を介してタンパーエビデ
ントバンド(以下、TEバンドという)7が設けられて
いる。そして、TEバンド7の内周面には、容器口部2
0の係合凸部に係合するTEバンド固定用フラップ8が
基部でヒンジ可能に突出形成されている。
【0013】そして、本実施形態のキャップ本体2は、
スカート壁内周面に、ネジ部4の上端部と頂壁3内面と
の間に位置するように、容器への装着前はヒートシール
蓋10のキャップ本体からの離脱を防止し、且つ開栓時
にはヒートシール蓋10の剥離手段となる環状突起9が
突出形成され、該環状突起9と頂壁3との間にヒートシ
ール蓋10が装着されている。環状突起9は、水平では
なく天壁面に対し所定角度(例えばネジ部のリード角と
同じ角度)傾斜して形成され、後述するように、開栓時
にキャップ本体2を回すことによってその上面のみがヒ
ートシール蓋10の突出部16の下面に当たって、回転
に応じて円周方向に沿って容器口部外周側から内周側に
向かって次第に剥離するようになっている。それにより
開栓トルクの軽減化を図っている。また、環状突起9上
面と頂壁3内面との間隔は、少なくともヒートシール蓋
10の厚さtと、ブリッジ6が破壊されるまでのキャッ
プ回転によってキャップ本体が上昇する上昇量との加算
された距離となるように形成されている。それにより、
開栓時には必ずブリッジ6が破壊されてからヒートシー
ル蓋10の剥離が開始されるようにし、タンパーエビデ
ント性を高めている。そして、環状突起9の断面形状
は、図示のように、下面がテーパー状の傾斜部91にな
っていて、キャップ組立に際してはヒートシール蓋10
が装着し易いようになっており、上面が平坦状の係止部
2となって、開栓時にはヒートシール蓋10の突出部
16と係合し易いように形成されている。
【0014】ヒートシール蓋10は、基本的には、少な
くとも下面が容器口部20とヒートシール可能な材料か
ら形成され、且つ開栓時にキャップ本体2の回転に伴っ
て環状突起9の一端が該ヒートシール蓋10の突出部1
6の下面に係合して、ネジのリード角に応じて上昇する
ことによって、ヒートシール蓋10の突出部16が上方
に押し上げられる際に、その周縁が弾性変形して容器口
部外周側から内周側に向かって剥がす力が作用するよう
な剛性を有する材料で形成されていることを必要とし、
シール層とサポート層から構成されている。
【0015】図2に、ヒートシール蓋10の代表的な3
つの実施形態が模式的に示されている。図2(a)に示
す実施形態のヒートシール蓋101は、上層部に剛性の
あるサポート層111と下層部にヒートシール可能なシ
ール層121から構成され、層間が接着して一体になっ
ている多層構造である。図2(b)に示すヒートシール
蓋102は、前記サポート層112とシール層122との
間に金属箔層13が介在して一体になっている多層構造
となっている。また、図2(c)に示すヒートシール蓋
103は、サポート層113の下面に通常のキャップにお
けるインナーリングに相当する円筒状の中足14が形成
され、該中足より外側のサポート層下面に容器口部とヒ
ーシール可能なシール層123を有し、層間が接着され
て一体となっている。なお、これらの3つの実施形態に
おける添字を付した引出符号で示す何れの部材も含む場
合は、添字を省いた引出符号で表す。
【0016】前記ヒートシール蓋10において、シール
層12は、単層又は2層以上の多層から構成されてい
る。単層構成の場合は、パラフィン系ワックスを用いた
シール層や容器口部のシール面を構成する樹脂とは異種
の樹脂でシール層を構成することによって、ヒ−トシー
ルされたシール部のヒートシール強度が小さく、易剥離
性シールとなることを利用する。例えば、容器口部20
のシール面を構成する樹脂がポリプロピレンのとき、シ
ール層に線状低密度ポリエチレンを用いる。他方、容器
口部20のシール面を構成する樹脂が線状低密度ポリエ
チレンのとき、シール層にポリプロピレンを用いる。
【0017】あるいは、容器口部20のシール面を構成
する樹脂と同種の樹脂に、非相溶性樹脂を加えたブレン
ド系樹脂でシール層を構成することによって、ヒートシ
ールされたシール部は、ブレンドする非相溶性樹脂の種
類と配合比によって、易界面剥離性、或いは、易凝集破
壊性を有する易剥離性シールとなることを利用する。こ
の場合、例えば、容器口部20のシール面を構成する樹
脂がポリエチレン系樹脂の場合、シール層を構成するブ
レンド系樹脂としては、ポリエチレンとポリプロピレン
系樹脂、ポリエチレンとポリブテン系樹脂、ポリエチレ
ンとプロピレン−αオレフィン共重合体等のフレンド系
樹脂が挙げられる。他方、容器口部20のシール面を構
成する樹脂がポリプロピレン系樹脂の場合、シール層を
構成するブレンド系樹脂としては、ポリプロピレンとポ
リエチレン系樹脂、ポリプロピレンとエチレン−αオレ
フィン共重合体、ポリプロピレンと環状オレフィンコポ
リマー等のブレンド系樹脂が挙げられる。
【0018】しかしながら、以上の例に限らず、低密度
ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、エチレン−αオレフィン
共重合体、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重
合体、プロピレン−αオレフィン共重合体、ポリブテ
ン、ブテン−αオレフィン共重合体、酸変性オレフィン
系樹脂、ポリメチルペンテン系樹脂、エチレン−プロピ
レン−ジエン共重合体、ポリスチレン系樹脂、アイオノ
マー樹脂、エチレン−酢酸ピニル共重合、エチレンー酢
酸ビニル共重合体ケン化物等の樹脂の中から、容器口部
20のシール面を構成する樹脂と非相溶な樹脂を選び、
これらと容器口部20のシール面を構成する樹脂との配
合比を調整しながらブレンドした樹脂系でシール層を構
成することで、容器口部20と易剥離性シールを形成で
きるシール層とすることができる。
【0019】一方、シール層が多層の場合は、シール層
の第一層(最外面)は、容器口部20のシール面を構成
する樹脂と同種の樹脂から構成され、容器口部20と剥
離不能にヒ−トシールされる。第一層の破断及び第一層
と第二層との層間で剥離することで開封する機構とな
る。第二層は、第一層を構成する樹脂とは異種の樹脂か
ら構成されるか、第一層を構成する樹脂と同種の樹脂
に、非相溶性樹脂を加えたブレンド系樹脂から構成され
る。前者の場合、第一層と第二層との問の剥離形態は、
界面剥離である。後者の場合、第一層と第二層との間の
剥離形態は、ブレンドする非相溶性樹脂の種類と配合比
によって、界面剥離から凝集剥離まで任意に調整でき
る。
【0020】また、ヒートシール蓋10のサポート層1
1は、高周波誘導加熱時に、溶けたり変形したりしない
ように、シール層12より耐熱性のあるものを使用す
る。開栓時にヒートシール蓋10が持ち上げられる時
に、ヒートシール蓋10が撓むことでシール部が剥離す
る。このため、サポート層11は可撓性を有する材料で
構成する。具体的には、ポリプロピレン、線状低密度ポ
リエチレン、高密度ポリエチレン、ポリメチルペンテン
系樹脂、セロハン、ポリエステル乃至コポリエステル系
樹脂、ポリアミド乃至コポリアミド系樹脂、ポリカーボ
ネイト、ポリステレン系樹脂、ポリ塩化ビニル、メタク
リル酸樹脂等が用いられる。あるいはこれらの樹脂に、
剛性、寸法安定性、耐熱性等を付与するために、酸化チ
タン、炭酸カルシウム、カーボン等の無機系充填材が混
合されても良い。
【0021】さらに、ヒートシール蓋10に金属箔層1
3を設けた場合、金属箔層13は高周波加熱時に発熱体
として作用するもので、具体的にはアルミ箔、スチール
箔、ブリキ箔等の金属箔が採用できる。
【0022】以上のような層構成からなるヒートシール
蓋10の製造に際して、例えば、サポート層11、金属
箔層13、シール層12の積層は、ドライラミネーショ
ン、溶融押出しコーティング、サンドラミネーション、
サーモラミネーション等の公知の方法で行うことができ
る。また、各層間には必要に応じて、エポキシ系樹脂、
ウレタン系樹脂、ポリエチレンイミン系樹脂、極性基を
導入したポリオレフィン系樹脂等の接着樹脂層を介在さ
せることができる。
【0023】以上のような材料からなるヒートシール蓋
10は、容器口部20の材料との接着が実質的にTピー
ル剥離強度で15mm幅当たり1〜25Nの範囲にあ
り、且つ前記ヒートシール層12と前記サポート層11
の厚みt(mm)、曲げ弾性率M(Mpa)が、30<
t×M<3000の範囲にある弾性体である条件を満た
すように構成する。ヒートシール力は、開封性と密封性
を両立ものでなければならず、接着部のTピール強度が
上記範囲にあることが望ましく、下限より小さいと密封
性能に不安が生じ、上限より大きいと開栓に際し、剥離
強度が高くネジキャップの開栓トルクが大きくなり開栓
性が悪くなる。一方、t×Mが30以下の場合、剥離す
る際にシール蓋10の剛性が小さくて変形してしまうた
めに、シール部を破壊する力を発揮できない。逆に30
00以上であると、ヒートシール蓋10を剥離する際に
蓋の変形が殆どなく、シール部を破壊する力がシール面
全体に対して必要となり、開封強度を高めることにな
る。
【0024】また、図1に示す実施形態におけるヒート
シール蓋付きキャップ1は、容器口頂部外径aとの間
で、ヒートシール蓋10の直径b、キャップ本体の環状
突起内径c、及びネジ山直径dの寸法関係が次の〜
の条件を満たすように形成されている。ヒートシール
蓋10の直径bと容器口部先端外径aとの差、即ちヒー
トシール後にヒートシール蓋10の外周部が容器口部2
0から外側にはみ出して環状突起9との係合部となる部
分の幅が、ヒートシール蓋厚tの2倍以上大で、容器口
部厚さsの4倍以内、即ち2t<b−a<4sであるこ
と、環状突起9と容器口部外径との隙間e=(c−
a)/2が4tよりも小、即ちe<4tであること。
【0025】上記条件のうち、は開封時にキャップ本
体の環状突起9がヒートシール蓋10の係合幅を規定す
るもので、開封時のヒートシール蓋10の剥離性に影響
を及ぼす。は、上記環状突起9がヒートシール蓋10
の係合幅のうち、環状突起9が係合できない幅を規定す
るもので、ヒートシール蓋10の剥離性に直接影響を及
ぼす。環状突起9と口部外径との隙間は、その最小値
が、0.05〜3mmの範囲内にあるように設計する。
環状突起9と口部外径との隙間が0.05mm以下で
は、ヒートシールの際に発生する容器口部天面の熱ダレ
に環状突起9が接触してしまい、十分な剥離効果が得ら
れないおそれがある。また、クリアランスが3mm以上
であると、サポート層の曲がり状態によってシール部を
破壊せずに、剥離手段であるスカート内周面の突出部1
6がヒートシール蓋の外周部を通過してしまい開封でき
なくなる恐れがある。
【0026】本実施形態のヒートシール蓋付きキャップ
1は、以上のような構成からなり、キャップ製造工程で
ヒートシール蓋10をキャップ本体2に装着するには、
例えば図3に示すように、シール層12が下方となるよ
うにキャップ本体内に供給されたヒートシール蓋10を
所定直径の円柱状プッシャー25で押し込むことによっ
て簡単に組み立てることができる。即ち、ヒートシール
蓋10の外周面が環状突起9に当たるとその部分が同図
(b)に示すように環状突起9の下面の傾斜部91に案
内されて撓み環状突起9を乗り越える。ヒートシール蓋
10は環状突起9を乗り超えると、それ自体の弾性によ
り平板状に復帰し、さらにプッシャーが上昇することに
よって同図(c)に示すように、ヒートシール蓋10の
サポート層上面をキャップ本体の頂壁内面に押し付けて
嵌合される。そのようにして組み立てられたヒートシー
ル蓋付きキャップ1は、通常のキャッピング工程と同様
に内容物が充填された容器の容器口部20に螺合し、螺
合が完了した時点で加熱ステーションでキャップ外面か
ら高周波により加熱すると、ヒートシール蓋10のシー
ル層12と容器口頂部とが溶融してヒートシールされ、
容器口部20が密封される。
【0027】図4は、以上のように密封された容器の開
栓機構を示している。同図(a)は開栓前の状態を示し
ており、この状態では、キャップ本体2の環状突起9の
上面とヒートシール蓋10の下面とは所定距離離れてい
る。従って、この状態でキャップを開栓方向に回しても
直ぐには剥離手段である環状突起9がヒートシール蓋1
0を剥離することはなく、(b)に示すようにキャップ
本体が所定角度回転してブリッジが破断されて後、初め
てヒートシール蓋10の剥離が開始される(c)。従っ
て、本実施形態によれば、不正開栓により、TEバンド
7を破断せずに密封だけを破壊してしまうということを
完全に防止することができ、タンパーエビデント性を高
めることができる。さらにキャップ本体2を回転するこ
とによって、環状突起9がヒートシール蓋10の突出部
16を上方に押し上げ、容器口部外周側から内周側に向
かって次第に剥離していく。従って、従来のキャップ本
体の天面内面とヒートシール蓋上面が接着していて、キ
ャップ本体を回転することによって一度に全面を剥ぎ取
るように剥離する場合と比べて、開栓トルクを低減する
ことができる。
【0028】以上の実施形態では、ヒートシール蓋10
の剥離手段としてキャップ本体2に環状突起9設けた
が、必ずしも環状突起に限らず、図5(b)に示すよう
に、間欠的に形成された複数個の突起15であってもよ
い。また、図5(c)(d)に示すように環状突起の上
面の形状は平坦でなく、凸状突起部17や***部分を備
えた形状であってもよい。さらには、スカート壁内周面
に形成されたネジ部終端部が剥離手段を兼ねるようにし
てもよい。
【0029】図6は、ボトル形状の金属製容器に本発明
に係るヒートシール蓋付きキャップを適用した他の実施
形態であり、ヒートシール蓋付きキャップの基本的形態
は上記実施形態のもと同様な構造のものが採用できるの
で、同じ符号を付し詳細な説明は省略する。金属製容器
30に適用した場合、螺合が完了した時点で高周波シー
ルを行うと、容器口部31が発熱してヒートシール蓋の
シール層12の溶融を促進させてシール層と容器口部と
がヒートシールされ、容器口部を密封する。また、その
場合ヒートシール蓋として、図2(b)に示すような金
属箔層を有するものを採用した場合は、該金属箔層と金
属製の容器口部の両方が同時に加熱されてシール層12
を溶融させて、ヒートシールする。
【0030】
【実施例】容器口部20及びヒートシール蓋付きキャッ
プ1とも図1(a)及び図1(b)に示す構造のものを
採用し、容器は容器口頂部の外径が10.5mmのネジ
式パウチ用スパウトを、ポリプロピレンにより成形し
た。ヒートシール蓋付きキャップ1は、スカート壁内周
面にヒートシール蓋10の突出部16と係合するための
環状突起9が先端の内径cが10.8mmとなるよう成
形した。また、スカート部下部にはタンバーエビデント
性を有するために、開封時に密封解除される前にブリッ
ジ6が切れるようなTEバンド7を形成した。ヒートシ
ール蓋10は、図2(b)構造のものを採用し、サポー
ト層112に厚み0.25mmの無延伸ポリプロピレン
シート、金属層箔13に厚み7μmのアルミ箔、さらに
シール層122にプロピレン系ポリマーをべースにした
厚み30μmのヒートシール可能な合成樹脂層とからな
るラミネートシートから、直径11.8mmの円板に打
ち抜いて形成した。ここに使用したシール層122はポ
リプロピレンやとのヒートシールが容易であり、ポリプ
ロピレンとヒートシールした際のTピール剥離によるシ
ール強さは12N/15mmで凝集破壊した。
【0031】そして、シール層122が容器口頂部に接
着するような向きにしてヒートシール蓋102をキャッ
プ本体2のキャップ天面内部に挿入して組み立ててヒー
トシール蓋付きキャップ1を得た。得られたヒートシー
ル蓋付きキャップ1を、容器口部20に螺合した上、高
周波誘導加熱によりヒートシール蓋102のアルミ箔を
加熱して容器口部20を密封した。このようにして得ら
れたキャップ付き容器口部20の密封状態を検査するた
めに、容器口部20の内面側にエアーによる圧力を負荷
して水中で漏れ状態を調べたが、漏れのないことが確認
された。
【0032】また、開栓状態を測定するために、容器口
部20をトルクメーターに取り付け、キャップを開封方
向に手で回転させたところ、密封解除前にタンバーエビ
デントバンド7のプリッジ6が切れた。さらに回転させ
ると、ヒートシール蓋102を剥離する為に抵抗力が増
し、キャップ本体2の回転に伴ってヒートシール蓋10
2も次第に剥離し、ヒートシール蓋付きキャップ1の螺
合を解いて容器口部20から切り離した状態でヒートシ
ール蓋102も容器口部20から完全に剥離し、キャッ
プ本体2と一緒に容器口から取り外すことができた。そ
の際の開栓トルクのピーク測定値は、20〜29N・c
mであった。この開栓トルク値は、このキャップ外径の
容器を開封するのに要する力としては良好な範囲であっ
た。以上の実施例により、本発明の有効性が確認され初
期の目的を達成することがてきた。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明のヒートシール蓋
付きキャップによれば、容器口部にヒートシールして容
器口部を密封するヒートシール蓋と外蓋であるネジキャ
ップの2ピースの組合せからなるキャップにおいて、ネ
ジキャップと一体にヒートシール蓋が容器口部に装着で
き、その後外部より加熱することによって容器口部をヒ
ートシール蓋で自動的に密封することができ、且つ開栓
時にはキャップ本体を回転させるだけで、ヒートシール
蓋を容器口部から簡単に剥離して1アクションで開封で
き、開封性能を向上させることができる。しかも、開栓
時にはヒートシール蓋の突出部をキャップ本体に設けた
剥離手段で押し上げることにより、ヒートシール蓋を剥
離させるので、ヒートシール蓋の剥離が容易で大きな開
栓トルクを必要とせず手指で容易に開栓できる。
【0034】また、キャップ本体にTEバンドを有する
場合は、剥離手段による密封解除の前にTEバンドのブ
リッジを破断するので、タンパーエビデント性能を向上
させることができる。
【0035】また、ヒートシール蓋は少なくともヒート
シール層とサポート層を有する弾性材で形成され、開封
性と密封性が両立するヒートシール力で接着されている
ので、剥離する際に確実に剥離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態に係るヒートシール
蓋付きキャップの断面図、(b)は容器口部の正面図、
(c)はヒートシール蓋付きキャップを容器口部に装着
した状態での断面図である。
【図2】(a)〜(c)本発明に係るヒートシール蓋の
種々の実施形態を示す断面模式図である。
【図3】(a)〜(g)は図1の実施形態のキャッピン
グ工程を示す工程図である。
【図4】(a)〜(d)その開栓工程図、(e)は剥離
原理を示す説明図である。
【図5】(a)は図1(a)のA−A断面図、(b)、
(c)は他の実施形態の相当断面図、(d)は(c)に
おけるB−B断面図である。
【図6】本発明の実施形態に係るヒートシール蓋付きキ
ャップを金属製容器に装着した状態を示す要部断面図で
ある。
【図7】(a)は従来のヒートシール蓋付きキャップの
断面図、(b)従来のヒートシール蓋の剥離形態をを示
す説明図である。
【符号の説明】
1 ヒートシール蓋付きキャップ 2 キャップ本
体 3 頂壁 4 ネジ部 5 スカート壁 6 ブリッジ 7 TEバンド 9 環状突起 10 ヒートシール蓋 11 サポート
層 12 シール層 13 金属箔層 16 突出部 20、31 容
器口部 30 金属製容器
フロントページの続き (72)発明者 清水 孝志 神奈川県横浜市鶴見区矢向1−1−70 東 洋製罐株式会社技術本部内 (72)発明者 中里 誠一 神奈川県横浜市鶴見区矢向1−1−70 東 洋製罐株式会社技術本部内 Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AA24 AB01 BA03 BA09 CA01 CC03 DA01 DB12 DC03 FA09 GA04 GB04 HA01 HB06 HC08 HD01 KA14 LA01 LB02 LB07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器口頂部に接着して容器口を密封する
    ヒートシール蓋付きキャップであって、頂壁と該頂壁か
    ら垂下し内周面に容器口部のネジと螺合するネジ部を有
    するスカート壁を備えたキャップ本体、該キャップ本体
    の少なくとも前記ネジ部終端と前記頂壁内周面との間に
    嵌合支持されたヒートシール蓋からなり、該ヒートシー
    ル蓋は少なくとも下面にヒートシール層を有し、外径が
    容器口外径よりも大きくて容器口外周から突出する突出
    部を有する弾性材で構成され、且つ前記スカート壁内周
    面には前記ヒートシール蓋の突出部と係合する剥離手段
    を有してなり、前記キャップ本体を容器口部に螺着して
    加熱することにより前記ヒートシール蓋が容器口頂部に
    接着され、開栓時にキャップ本体の螺合を解くことによ
    り前記剥離手段が前記ヒートシール蓋を剥離できるよう
    にしてなることを特徴とするヒートシール蓋付きキャッ
    プ。
  2. 【請求項2】 前記ヒートシール蓋が、少なくとも上面
    に剛性を有するサポート層と、下面に容器口頂部とヒー
    トシールが可能なシール層を有する多層シートから構成
    されている請求項1に記載のヒートシール蓋付きキャッ
    プ。
  3. 【請求項3】 前記ヒートシール蓋が、少なくとも上面
    に剛性を有するサポート層と、下面に容器口頂部とヒー
    トシールが可能なシール層と、及び前記サポート層とシ
    ール層の間に金属箔を有する多層シートから構成されて
    いる請求項1に記載のヒートシール蓋付きキャップ。
  4. 【請求項4】 前記剥離手段が、前記ヒートシール蓋外
    径よりも小さな内径となるように環状に形成された環状
    突起又は複数個の突起である請求項1〜3何れかに記載
    のヒートシール蓋付きキャップ。
  5. 【請求項5】 前記剥離手段は、前記スカート壁内周面
    に形成されたネジ部終端部が兼ねるようにしてなる請求
    項1〜3何れかに記載のヒートシール蓋付きキャップ。
  6. 【請求項6】 前記ヒートシール蓋が、容器口部の内周
    面と嵌合する環状の中足を有する請求項1〜5何れかに
    記載のヒートシール蓋付きキャップ。
  7. 【請求項7】 容器口頂部に接着して容器口を密封する
    ヒートシール蓋付きキャップ用のヒートシール蓋であっ
    て、少なくともシール層とサポート層からなり、容器口
    頂部の材料との接着が実質的にTピール剥離強度が15
    mm幅当たり1〜25Nの範囲にあり、且つ前記ヒート
    シール層と前記サポート層の厚みt(mm)、曲げ弾性
    率M(Mpa)が、30<t×M<3000の範囲にあ
    る弾性体からなることを特徴とするヒートシール蓋。
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