JP2002204406A - デジタル放送受信機 - Google Patents

デジタル放送受信機

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JP2002204406A
JP2002204406A JP2001138327A JP2001138327A JP2002204406A JP 2002204406 A JP2002204406 A JP 2002204406A JP 2001138327 A JP2001138327 A JP 2001138327A JP 2001138327 A JP2001138327 A JP 2001138327A JP 2002204406 A JP2002204406 A JP 2002204406A
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Japan
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video signal
signal
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video
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JP2001138327A
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English (en)
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Yoshimi Enomoto
良視 榎本
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信したデジタル放送信号がいかなるフォー
マットの信号であっても、コピー禁止の映像コンテンツ
のアナログコピーを防ぐことができるデジタル放送受信
機を提供する。 【解決手段】 制御部13は、コピー禁止情報によって
コピー禁止であるか否かを判別する。コピー禁止であれ
ば、制御部13は、デジタル放送信号のフォーマットに
かかわらず強制的に480Iもしくは480Pのスタン
ダードフォーマットに変換するようフォーマット変換部
9を制御する。これに合わせ、D/A映像出力処理部1
1にてコピープロテクション信号を付加するよう制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー禁止の映像
コンテンツのアナログコピーを防ぐことができるデジタ
ル放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送のデジタル化が
急速に進んでおり、日本国内でも、2000年12月か
ら放送衛星(BS)を利用したデジタル放送が開始され
た。デジタル放送においては、有料放送のチャンネルも
多く配信される。有料放送の場合には、ビデオテープレ
コーダ(VTR)等による映像コンテンツの記録(コピ
ー)を禁止することが必要である。そこで、デジタル放
送受信機は、有料放送のようにコピー禁止の放送であれ
ば、コピープロテクション信号を挿入して出力する機能
を備えている。
【0003】図6は、デジタル放送受信機の一般的構成
を示すブロック図である。ここでは、受信したデジタル
放送信号が走査線480本のインタレース(480I)
もしくは走査線480本のプログレッシブ(480P)
であるスタンダードフォーマット(SDフォーマット)
の場合の動作について示す。図6において、BSによる
デジタル放送信号は図示していないBSアンテナで受信
され、BSアンテナより出力されたBS−IF信号は、
BS−IF入力端子1を介してフロントエンド部2に入
力される。フロントエンド部2は、制御部13からの選
局指示信号によって任意の周波数を選択し、I/Q検波
して、I軸及びQ軸のベースバンド信号を出力する。
【0004】NIM(ネットワーク・インタフェース・
モジュール)部3には、フロントエンド部2からのI軸
及びQ軸のベースバンド信号が入力され、NIM部3
は、制御部13の制御により、PSK復調、誤り訂正及
びTS(トランスポートストリーム)選択等を行って、
所定のトランスポートストリームを再生出力する。この
トランスポートストリームはデマルチプレクス部4に入
力される。デマルチプレクス部4は、データを解読する
と共に、音声データと映像データの振り分け処理を行
う。デマルチプレクス部4は、後述するコピー禁止情報
も抽出する。
【0005】デマルチプレクス部4より出力された音声
データは、音声デコード部5に入力されてデコード処理
され、D/A音声出力処理部6にてアナログ変換処理さ
れる。D/A音声出力処理部6より出力されたアナログ
音声信号は、アナログ音声出力端子7より出力される。
【0006】一方、デマルチプレクス部4より出力され
た映像データは、MPEG−ビデオデコード部8に入力
されて、MPEG2のデコード処理がなされる。MPE
G−ビデオデコード部8の出力はフォーマット変換部9
に入力され、図示していない映像表示モニタに適した映
像フォーマットへと変換される。フォーマット変換部9
の出力はグラフィック部10に入力され、必要に応じて
オンスクリーンのためのグラフィックが付加されて出力
される。グラフィック部10の出力はD/A映像出力処
理部11にてアナログ変換処理される。D/A映像出力
処理部11より出力されたアナログ映像信号は、アナロ
グ映像出力端子12より出力される。
【0007】受信した信号(映像コンテンツ)がコピー
禁止か否かを示すコピー禁止情報は、デマルチプレクス
部4にて抽出され、制御部13に入力される。コピー禁
止であれば、制御部13は、例えばマクロビジョン方式
のようなコピープロテクション信号をアナログ映像信号
に付加して出力するよう、D/A映像出力処理部11を
制御する。制御部13は電源部14のオン/オフも制御
する。電源部14は回路各部に電源を供給する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】受信したデジタル放送
信号が480Iもしくは480PのSDフォーマットで
あれば、アナログ映像出力端子12より出力されたアナ
ログ映像信号を、VTR等の記録装置によってコピーす
ることを防ぐことができる。しかしながら、720Pや
1080Iの高品位フォーマット(HDフォーマット)
ではマクロビジョン方式のような効果的なコピープロテ
クションが確立されていないため、たとえコピー禁止の
映像コンテンツであってもアナログコピーができてしま
うという問題点があった。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、受信したデジタル放送信号がいかなるフォ
ーマットの信号であっても、コピー禁止の映像コンテン
ツのアナログコピーを防ぐことができるデジタル放送受
信機を提供することを目的とする。また、コピー禁止の
映像コンテンツのアナログコピーを防ぐに際して、ユー
ザが故障と勘違いしたりする不具合や、モニタによって
は映像が表示されないという不具合を回避することがで
きるデジタル放送受信機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、(a)デジタル映像信号
をデコードするデコード部(8)と、このデコード部に
よってデコードされた映像っ信号をフォーマット変換す
るフォーマット変換部(9)と、前記デジタル放送信号
より抽出されたコピー禁止情報によりコピー禁止か否か
を判別する判別部(13)と、前記判別部によってコピ
ー禁止であると判別されたらコピープロテクション信号
を付加するコピープロテクション信号付加部(11)と
を備えたデジタル放送受信機において、前記判別部によ
ってコピー禁止であると判別されたら、前記デジタル映
像信号のフォーマットにかかわらず強制的に走査線48
0本のインタレースもしくは走査線480本のプログレ
ッシブであるスタンダードフォーマットに変換するよう
前記フォーマット変換部を制御すると共に、前記スタン
ダードフォーマットに変換された映像信号に、前記コピ
ープロテクション信号を付加するよう前記コピープロテ
クション信号付加部を制御する制御部(13)を設けて
構成したことを特徴とするデジタル放送受信機を提供
し、(b)デジタル映像信号をデコードするデコード部
(8)と、このデコード部によってデコードされた映像
信号をフォーマット変換するフォーマット変換部(9)
と、前記デジタル映像信号より抽出されたコピー禁止情
報によりコピー禁止か否かを判別する判別部(13)
と、前記判別部によってコピー禁止であると判別された
ら映像信号にコピープロテクション信号を付加するコピ
ープロテクション信号付加部(11)と、オンスクリー
ン信号を発生するオンスクリーン信号発生部(10)と
を備えたデジタル放送受信機において、前記判別部によ
ってコピー禁止であると判別されたら、コピー禁止の映
像信号である旨を知らしめるオンスクリーン信号を発生
するよう前記オンスクリーン信号発生部を制御する制御
部(13)を設けて構成したことを特徴とするデジタル
放送受信機を提供し、(c)デジタル映像信号をデコー
ドするデコード部(8)と、このデコード部によってデ
コードされた映像信号をフォーマット変換するフォーマ
ット変換部(9)と、前記デジタル映像信号より抽出さ
れたコピー禁止情報によりコピー禁止か否かを判別する
判別部(13)と、前記判別部によってコピー禁止であ
ると判別されたら映像信号にコピープロテクション信号
を付加するコピープロテクション信号付加部(11)
と、前記フォーマット変換部より出力された映像信号を
出力するための輝度信号/色信号分離出力端子(12
s)とコンポジット映像信号出力端子(12cps)との
少なくとも一方である第1の映像出力端子と、コンポー
ネント映像信号出力端子(12cpn)である第2の映像
出力端子と、前記フォーマット変換部より出力された映
像信号を前記第1,第2の映像出力端子を介して外部に
出力するために処理する映像出力処理部(11)とを備
えたデジタル放送受信機において、前記第1の映像出力
端子に対するプラグの接続を検出する接続検出部(1
6)と、前記判別部によってコピー禁止であると判別さ
れたら、前記デジタル映像信号のフォーマットにかかわ
らず強制的に走査線480本のインタレースもしくは走
査線480本のプログレッシブであるスタンダードフォ
ーマットに変換するよう前記フォーマット変換部を制御
すると共に、前記接続検出部によって前記第1の映像出
力端子に対してプラグが接続されていることが検出され
たら、前記スタンダードフォーマットに変換された映像
信号を前記第1の映像出力端子より出力するよう前記映
像出力処理部を制御する制御部(13)を設けて構成し
たことを特徴とするデジタル放送受信機を提供するもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデジタル放送受信
機について、添付図面を参照して説明する。図1は本発
明のデジタル放送受信機の一実施例を示すブロック図、
図2は図1に示す一実施例のより好ましい実施形態を説
明するためのフローチャート、図3は図1に示す一実施
例のより好ましい実施形態を説明するための画面表示例
を示す図、図4は本発明のデジタル放送受信機の他の実
施例を示すブロック図、図5は図4中の接続検出部16
の具体的構成例を示す回路図である。なお、図1及び図
4において、図6と同一部分には同一符号が付してあ
る。
【0012】図1において、BSによるデジタル放送信
号は図示していないBSアンテナで受信され、BSアン
テナより出力されたBS−IF信号は、BS−IF入力
端子1を介してフロントエンド部2に入力される。フロ
ントエンド部2は、制御部13からの選局指示信号によ
って任意の周波数を選択し、I/Q検波して、I軸及び
Q軸のベースバンド信号を出力する。
【0013】NIM(ネットワーク・インタフェース・
モジュール)部3には、フロントエンド部2からのI軸
及びQ軸のベースバンド信号が入力され、NIM部3
は、制御部13の制御により、PSK復調、誤り訂正及
びTS(トランスポートストリーム)選択等を行って、
所定のトランスポートストリームを再生出力する。この
トランスポートストリームはデマルチプレクス部4に入
力される。デマルチプレクス部4は、データを解読する
と共に、音声データと映像データの振り分け処理を行
う。デマルチプレクス部4は、後述するコピー禁止情報
も抽出する。
【0014】デマルチプレクス部4より出力された音声
データは、音声デコード部5に入力されてデコード処理
され、D/A音声出力処理部6にてアナログ変換処理さ
れる。D/A音声出力処理部6より出力されたアナログ
音声信号は、アナログ音声出力端子7より出力される。
アナログ音声出力端子7の2つの端子は、左右の音声デ
ータの出力端子である。
【0015】一方、デマルチプレクス部4より出力され
た映像データは、MPEG−ビデオデコード部8に入力
されて、MPEG2のデコード処理がなされる。MPE
G−ビデオデコード部8は、入力された映像データのフ
ォーマット情報を抽出して、制御部13に入力する。フ
ォーマット情報は、デマルチプレクス部4で抽出するこ
ともできるが、MPEG−ビデオデコード部8で抽出す
る方が好ましい。MPEG−ビデオデコード部8の出力
はフォーマット変換部9に入力され、制御部13の制御
により、図示していない映像表示モニタに適した映像フ
ォーマットへと変換される。但し、受信したデジタル放
送信号がコピー禁止であれば、フォーマット変換部9は
映像表示モニタに適した映像フォーマットに変換しない
場合がある。これについては後述する。
【0016】フォーマット変換部9の出力はグラフィッ
ク部10に入力され、必要に応じてオンスクリーンのた
めのグラフィック(オンスクリーン信号)が付加されて
出力される。グラフィック部10の出力はD/A映像出
力処理部11にてアナログ変換処理される。D/A映像
出力処理部11より出力されたアナログ映像信号は、ア
ナログ映像出力端子12より出力される。
【0017】アナログ映像出力端子12の3つの端子
は、輝度(Y)信号と色(C)信号とを分離して出力す
るY/C分離出力端子(いわゆるS端子)12sと、Y
信号とC信号とが複合されたコンポジット映像信号出力
端子12cpsと、Y信号と2つの色差信号とが分離され
たコンポーネント映像信号出力端子12cpnとである。
なお、実際には、コンポジット映像信号出力端子12cp
sは2つの出力端子よりなり、コンポーネント映像信号
出力端子12cpnは3つの出力端子よりなるが、ここで
は簡略化のため、それぞれ1つの端子として図示してい
る。
【0018】受信した信号(映像コンテンツ)がコピー
禁止か否かを示すコピー禁止情報は、デマルチプレクス
部4にて抽出され、制御部13に入力される。制御部1
3は、コピー禁止情報を判別してコピー禁止か否かを判
断する判別部でもある。コピー禁止であれば、制御部1
3は、受信したデジタル放送信号がいかなるフォーマッ
トであろうとも、即ち、480I,480P,720
P,1080I…のいずれであっても、強制的に480
I(あるいは480P)のSDフォーマットにフォーマ
ット変換するよう、フォーマット変換部8を制御する。
【0019】これと共に、制御部13は、例えばマクロ
ビジョン方式のようなコピープロテクション信号をアナ
ログ映像信号に付加して出力するようD/A映像出力処
理部11を制御する。D/A映像出力処理部11は、コ
ピープロテクション信号を付加するコピープロテクショ
ン信号付加部でもある。制御部13は電源部14のオン
/オフも制御する。電源部14は回路各部に電源を供給
する。
【0020】本実施例のデジタル放送受信機は、例えば
D−VHS(本出願人の登録商標)のような外部の映像
信号出力機器20より出力されたデジタル映像信号を入
力することができるようになっている。映像信号出力機
器20によって再生されて出力された映像データは、IE
EE1394インターフェースに準拠した信号フォーマットに
て伝送され、IEEE1394インターフェースに準拠した入力
端子15を介してデマルチプレクス部4に入力される。
BSアンテナで受信したデジタル放送信号ではなく、映
像信号出力機器20より出力されたデジタル映像信号を
アナログ映像出力端子12より出力する場合には、デマ
ルチプレクス部4はNIM部3からの信号ではなく、入
力端子15からの信号を選択して、上述した各種の処理
を行う。
【0021】映像信号出力機器20から供給されたデジ
タル映像信号がコピー禁止のコンテンツであれば、デジ
タル放送信号の場合と全く同様、デジタル映像信号がが
いかなるフォーマットであろうとも、強制的に480I
(あるいは480P)のSDフォーマットにフォーマッ
ト変換するよう、フォーマット変換部8を制御する。ま
た、制御部13は、コピープロテクション信号をアナロ
グ映像信号に付加して出力するようD/A映像出力処理
部11を制御する。
【0022】このようにして、本発明のデジタル放送受
信機によれば、受信したデジタル放送信号のフォーマッ
トにかかわらず、映像コンテンツのアナログコピーを防
ぐことが可能となる。なお、HDフォーマットを表示可
能な映像表示モニタは480Iや480Pの表示にも対
応しているので、映像コンテンツの視聴に支障をきたす
ことはない。
【0023】以上説明した本実施例では、コピー禁止の
コンテンツであれば、480I(あるいは480P)の
SDフォーマットにフォーマット変換するようにした
が、アナログ映像出力端子12からの映像出力を停止さ
せてもよい。
【0024】ところで、480I(あるいは480P)
のSDフォーマットにフォーマット変換や、映像出力の
停止を突然行うと、ユーザは、故障と勘違いしてしまう
可能性がある。そこで、フォーマット変換や映像出力の
停止に際して、ユーザに予め知らせるようにすることが
好ましい。図2は、より好ましい実施形態を示すフロー
チャートである。図2において、ステップS1にて、コ
ピー禁止であるか否か判定する。コピー禁止であれば、
ステップS2に移り、コピー禁止でなければステップS
1に戻る。ステップS2にて、映像フォーマットを判定
し、映像フォーマットが480I以外であればステップ
S3に移り、480IであればステップS1に戻る。
【0025】ステップS3にて、コピー禁止コンテンツ
であるため、480I(あるいは480P)に変換する
旨、または、映像出力を停止する旨のオンスクリーン表
示を行う。このステップS3の処理は、制御部13がグ
ラフィック部10を制御することにより行われる。そし
て、ステップS4にて、480I(あるいは480P)
に変換するか、映像出力を停止する。
【0026】図3(A)はフォーマット変換する場合の
画面表示例を示しており、図3(B)は映像出力を停止
する場合の画面表示例を示している。図3(A)におい
て、コピー禁止のコンテンツが一例として「コピー制御
情報が入っていますので、480Iに変換します」なる
オンスクリーン表示と共に一旦表示され、3秒程経過し
た後に、矢印右側に示すように、オンスクリーン表示の
ない480Iに変換された映像が表示される。矢印右側
の図は、480Iに変換されたことに伴って、映像の品
位(解像度)が低下した状態を示している。
【0027】図3(A)の例では、480Iに変換した
後には、オンスクリーン表示を行っていないが、480
Iに変換した後の所定時間、オンスクリーン表示を行っ
てもよい。また、図3(A)の例では、480Iに変換
する前の元のフォーマットにて映像を表示しながら、オ
ンスクリーン表示を行っているが、元のフォーマットに
て映像を表示せず、即座に480Iに変換して、480
Iに変換した旨のオンスクリーン表示を行ってもよい。
但し、480Iに変換する前にユーザにこれから480
Iに変換する旨のオンスクリーン表示を行う方が好まし
い。
【0028】元のフォーマットにて映像を表示している
間は、コピーが可能となってしまうが、アナログ映像出
力端子12より出力される映像信号自体にオンスクリー
ン信号が重畳されているので、仮にコピーされても問題
となることはない。
【0029】また、図3(B)において、コピー禁止の
コンテンツが一例として「コピー制御情報が入っていま
すので、480Iに変換します」なるオンスクリーン表
示と共に一旦表示され、3秒程経過した後に、矢印右側
に示すように、映像出力が停止されることにより、画面
上には映像が表示されない状態(ミュート)となる。な
お、映像が表示されない状態とは、無信号として画面を
黒くすること、映像の代わりに青色等の単色を表示する
こと等を含む。
【0030】なお、映像表示モニタとしては、480I
のコンポーネント映像信号に対応していないものも存在
する。上記の実施例において、フォーマット変換してア
ナログ映像出力端子12より映像表示モニタに出力する
場合、デジタル放送受信機に接続された映像表示モニタ
が480Iのコンポーネント映像信号に対応していなけ
れば、480Iにフォーマット変換したコンポーネント
映像信号をコンポーネント映像信号出力端子12cpnよ
り出力しても、映像を表示することができない。
【0031】そこで、このような不具合を防ぐため、他
の実施例として、図4に示すように構成する。図4にお
いて、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明を
適宜省略する。図4において、接続検出部16は、アナ
ログ映像出力端子12のY/C分離出力端子12sとコ
ンポジット映像信号出力端子12cpsとコンポーネント
映像信号出力端子12cpnそれぞれに対するプラグ(ケ
ーブル)の接続を検出する。
【0032】制御部13は、接続検出部16によってY
/C分離出力端子12sとコンポジット映像信号出力端
子12cpsいずれかの接続が検出されたら、コンポーネ
ント映像信号の出力を停止させて、Y/C分離信号また
はコンポジット映像信号を出力するよう、D/A映像出
力処理部11を制御する。Y/C分離出力端子12sと
コンポジット映像信号出力端子12cps双方の接続が検
出された場合には、Y/C分離信号とコンポジット映像
信号双方を出力させるか、Y/C分離信号のみ出力させ
る。なお、Y/C分離出力端子12sとコンポジット映
像信号出力端子12cpsのいずれも接続されていなけれ
ば、コンポーネント映像信号を出力するよう、D/A映
像出力処理部11を制御する。
【0033】これによって、480Iのコンポーネント
映像信号に対応していない映像表示モニタであっても、
映像を表示させることができる。この実施例によれば、
デジタル放送受信機に480Iのコンポーネント映像信
号に対応した映像表示モニタが接続され、コンポーネン
ト映像信号出力端子12cpnにプラグが接続されていて
も、出力される映像信号は、Y/C分離信号かコンポジ
ット映像信号となる。
【0034】なお、接続検出部16は、公知の技術を用
いて簡単に構成することができる。Y/C分離出力端子
12sであれば、よく知られているように、その端子に
含まれるピンの直流電圧レベルを判定することによっ
て、接続を検出することができる。コンポジット映像信
号出力端子12cpsやコンポーネント映像信号出力端子
12cpnの接続も、図5に示すような回路構成によって
容易に検出することができる。
【0035】図5において、スイッチS1の一方の端子
には、電源電圧Vccに接続された抵抗R1(例えば10
kΩ)が接続され、他方の端子には、一端が接地された
抵抗R2(例えば100kΩ)が接続されている。トラ
ンジスタQ1のエミッタには抵抗R3(例えば75Ω)
と抵抗R4が接続されている。抵抗R3にはコンデンサ
C1の一端が接続され、コンデンサC1の他端は、スイ
ッチS1と抵抗R2との間には接続されている。スイッ
チS1と抵抗R2との間の電圧は、例えばマイコンより
なる制御部13に供給される。コンポジット映像信号出
力端子12cps(コンポーネント映像信号出力端子12c
pnも同様)にプラグが接続されると、スイッチS1が開
放され、映像信号の電位が変わることにより、プラグが
接続されているか否かを検出することができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のデ
ジタル放送受信機は、コピー禁止であると判別された
ら、デジタル映像信号のフォーマットにかかわらず強制
的に走査線480本のインタレースもしくは走査線48
0本のプログレッシブであるスタンダードフォーマット
に変換するようフォーマット変換部を制御すると共に、
スタンダードフォーマットに変換された映像信号に、コ
ピープロテクション信号を付加するようコピープロテク
ション信号付加部を制御する制御部を設けて構成したの
で、受信もしくは入力したデジタル映像信号がいかなる
フォーマットの信号であっても、コピー禁止の映像コン
テンツのアナログコピーを防ぐことができる。
【0037】また、判別部によってコピー禁止であると
判別されたら、コピー禁止の映像信号である旨を知らし
めるオンスクリーン信号を発生するようオンスクリーン
信号発生部を制御する制御部を設けて構成したので、ユ
ーザが故障と勘違いしたりする不具合を回避することが
できる。さらに、輝度信号/色信号分離出力端子とコン
ポジット映像信号出力端子との少なくとも一方である第
1の映像出力端子に対するプラグの接続を検出する接続
検出部を設け、第1の映像出力端子に対してプラグが接
続されていることが検出されたら、スタンダードフォー
マットに変換された映像信号を第1の映像出力端子より
出力するよう映像出力処理部を制御する制御部を設けて
構成したので、コンポーネント映像信号に対応していな
いモニタであっても、映像を表示させることができ、モ
ニタによっては映像が表示されないという不具合を回避
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す一実施例のより好ましい実施形態を
説明するためのフローチャートである。
【図3】図1に示す一実施例のより好ましい実施形態を
説明するための画面表示例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図5】図4中の接続検出部16の具体的構成例を示す
回路図である。
【図6】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 BS−IF入力端子 2 フロントエンド部 3 NIM部 4 デマルチプレクス部 5 音声デコード部 6 D/A音声出力処理部 7 アナログ音声出力端子 8 MPEG−ビデオデコード部 9 フォーマット変換部 10 グラフィック部(オンスクリーン信号発生部) 11 D/A映像出力処理部(コピープロテクション信
号付加部) 12 アナログ映像出力端子 12cpn コンポーネント映像信号出力端子 12cps コンポジット映像信号出力端子 12s 輝度信号/色信号分離出力端子(S端子) 13 制御部(判別部) 14 電源部 15 入力端子 16 接続検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/08 H04N 7/08 Z 7/081

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル映像信号をデコードするデコード
    部と、このデコード部によってデコードされた映像信号
    をフォーマット変換するフォーマット変換部と、前記デ
    ジタル映像信号より抽出されたコピー禁止情報によりコ
    ピー禁止か否かを判別する判別部と、前記判別部によっ
    てコピー禁止であると判別されたら映像信号にコピープ
    ロテクション信号を付加するコピープロテクション信号
    付加部とを備えたデジタル放送受信機において、 前記判別部によってコピー禁止であると判別されたら、
    前記デジタル映像信号のフォーマットにかかわらず強制
    的に走査線480本のインタレースもしくは走査線48
    0本のプログレッシブであるスタンダードフォーマット
    に変換するよう前記フォーマット変換部を制御すると共
    に、 前記スタンダードフォーマットに変換された映像信号
    に、前記コピープロテクション信号を付加するよう前記
    コピープロテクション信号付加部を制御する制御部を設
    けて構成したことを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 【請求項2】デジタル映像信号をデコードするデコード
    部と、このデコード部によってデコードされた映像信号
    をフォーマット変換するフォーマット変換部と、前記デ
    ジタル映像信号より抽出されたコピー禁止情報によりコ
    ピー禁止か否かを判別する判別部と、前記判別部によっ
    てコピー禁止であると判別されたら映像信号にコピープ
    ロテクション信号を付加するコピープロテクション信号
    付加部と、オンスクリーン信号を発生するオンスクリー
    ン信号発生部とを備えたデジタル放送受信機において、 前記判別部によってコピー禁止であると判別されたら、
    コピー禁止の映像信号である旨を知らしめるオンスクリ
    ーン信号を発生するよう前記オンスクリーン信号発生部
    を制御する制御部を設けて構成したことを特徴とするデ
    ジタル放送受信機。
  3. 【請求項3】前記制御部は、前記判別部によってコピー
    禁止であると判別されたら、前記デジタル映像信号のフ
    ォーマットにかかわらず強制的に走査線480本のイン
    タレースもしくは走査線480本のプログレッシブであ
    るスタンダードフォーマットに変換するよう前記フォー
    マット変換部を制御し、 前記フォーマット変換部によって前記映像信号を前記ス
    タンダードフォーマットに変換する前あるいは変換した
    後の少なくともいずれか一方に前記コピー禁止の映像信
    号である旨を知らしめるオンスクリーン信号を発生する
    ことを特徴とする請求項2記載のデジタル放送受信機。
  4. 【請求項4】前記コピー禁止の映像信号である旨を知ら
    しめるオンスクリーン信号を発生した後、映像信号の出
    力を停止することを特徴とする請求項2記載のデジタル
    放送受信機。
  5. 【請求項5】デジタル映像信号をデコードするデコード
    部と、このデコード部によってデコードされた映像信号
    をフォーマット変換するフォーマット変換部と、前記デ
    ジタル映像信号より抽出されたコピー禁止情報によりコ
    ピー禁止か否かを判別する判別部と、前記判別部によっ
    てコピー禁止であると判別されたら映像信号にコピープ
    ロテクション信号を付加するコピープロテクション信号
    付加部と、前記フォーマット変換部より出力された映像
    信号を出力するための輝度信号/色信号分離出力端子と
    コンポジット映像信号出力端子との少なくとも一方であ
    る第1の映像出力端子と、コンポーネント映像信号出力
    端子である第2の映像出力端子と、前記フォーマット変
    換部より出力された映像信号を前記第1,第2の映像出
    力端子を介して外部に出力するために処理する映像出力
    処理部とを備えたデジタル放送受信機において、 前記第1の映像出力端子に対するプラグの接続を検出す
    る接続検出部と、 前記判別部によってコピー禁止であると判別されたら、
    前記デジタル映像信号のフォーマットにかかわらず強制
    的に走査線480本のインタレースもしくは走査線48
    0本のプログレッシブであるスタンダードフォーマット
    に変換するよう前記フォーマット変換部を制御すると共
    に、 前記接続検出部によって前記第1の映像出力端子に対し
    てプラグが接続されていることが検出されたら、前記ス
    タンダードフォーマットに変換された映像信号を前記第
    1の映像出力端子より出力するよう前記映像出力処理部
    を制御する制御部を設けて構成したことを特徴とするデ
    ジタル放送受信機。
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