JP2002203116A - デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生チップ、装置および課金計算システム - Google Patents

デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生チップ、装置および課金計算システム

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JP2002203116A
JP2002203116A JP2000234657A JP2000234657A JP2002203116A JP 2002203116 A JP2002203116 A JP 2002203116A JP 2000234657 A JP2000234657 A JP 2000234657A JP 2000234657 A JP2000234657 A JP 2000234657A JP 2002203116 A JP2002203116 A JP 2002203116A
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Zuisho Ra
瑞祥 羅
Chieh-Yuan Ke
捷元 柯
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Topic Semiconductor Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】制作コスト、操作性に優れたコンテンツリモー
トアクセス及び再生チップ、装置及び課金計算システム
を提供する。 【解決手段】デジタル信号プロセッサとマイクロプロセ
ッサとからなるデジタル・コンテンツ・リモート・アク
セスおよび再生チップ30に於て、デジタル信号プロセ
ッサおよびマイクロプロセッサは、デジタル信号プロセ
ッサに接続された外部システムから、ユーザが選択した
デジタル・データをダウンロードするために使用され
る。マイクロプロセッサは、外部システムにユーザ識別
信号を送信することができるため、外部システムはユー
ザ認証ができる。外部システムは、要求されたデジタル
・データを暗号化および圧縮した後、デジタル信号プロ
セッサとマイクロプロセッサに送信する。マイクロプロ
セッサとデジタル信号プロセッサは、受信したデジタル
・データを復号化および解凍した後、ディスプレイ装置
に表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル・コンテン
ツのリモート・アクセスおよび再生の技術に関し、特に
モデム、コンピュータ、および再生装置を組み合わせた
デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生
チップ、装置および課金計算システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、インターネットからデジタル・
データをダウンロードするなどのデジタル・コンテンツ
のリモート・アクセスおよび再生には、図1に示すよう
な、デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび
再生システムが使用されていた。図1に示すように、デ
ジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生シ
ステムは、サーバ10、インターネット12、モデム1
4、コンピュータ16および再生装置18とからなる。
一般的に、サーバ10とインターネット12の間は、専
用ラインか広帯域幅ケーブル20を使用して送信が行わ
れて、インターネット12とモデム14の間は、電話線
22を使用して送信が行われている。モデム14とコン
ピュータ16とは、ケーブル24により接続され、同じ
ように、コンピュータ16と再生装置18とは、ケーブ
ル26により接続されている。以下はデジタル・コンテ
ンツ・リモート・アクセスおよび再生システムに関する
より詳細な説明である。
【0003】まず最初にユーザは、コンピュータ16を
使用して、特定のネットワーク局のコンタクト・アドレ
スと、データ入力用の対応する電話番号を設定する。ア
ドレスと電話番号は、送信ケーブル24を介してモデム
14へ送信される。モデム14は、ダイアルアップでサ
ーバ10あるいはインターネット・サービス・プロバイ
ダ(ISP)に接続する。コンピュータ16とサーバ1
0との通信は、TCP/IPあるいは他のタイプのプロ
トコルにより確立される。コンピュータ16内部のアプ
リケーション・ソフトウェアは、ダウンロードあるいは
受信したいコンテンツを決定するのに使用される。ソフ
トウエアにより発信されるコマンドに従って、データは
連続的にダウンロードあるいは受信される。モデム14
内部のデジタル・プロセッサ(DSP)エンジンは、電
話線22から取り出した信号をデジタル・データに変換
する。デジタル・データは、送信ケーブル24を介して
コンピュータ16へ送り返される。デジタル・データ
は、コンピュータ16内部で使用されている特定のアプ
リケーション・ソフトウェアにより、再生装置18へ送
信される。この再生装置18は、音楽、音声、映像、文
字あるいは映画信号を処理することができるどんなタイ
プの手段でもよい。デジタル・データを遠隔端末から受
け取ると、再生装置は受信したデータがどんなタイプの
ものでも再生を開始することができる。再生中、マイク
ロプロセッサ(図では省略)とDSPエンジン(図では
省略)は、最初にヘッダーと周波数成分を取得する。D
SPエンジンが、デジタル・データを受け取ると、デジ
タル・データはD/Aコンバータ(図では省略)に送信
され、音楽、音声、文字、あるいは映像イメージが表示
される。
【0004】上述のリモート・アクセスおよび再生方法
には、少なくともモデム、コンピュータ、再生装置およ
び、要求したデータを受信するための関連コンピュータ
・ソフトウエアを有するシステムが必要である。音楽、
音声、文字、あるいは映像データを要求するユーザにと
って、このようなシステムは、装置(モデム、コンピュ
ータおよび再生装置)を購入しなければならないので、
コストが高すぎる。さらに、ユーザはコンピュータ内部
の高度なソフトウエアを操作しなければならない。した
がって、通常、(電源にプラグを差し込んだり、電話ジ
ャックに電話線を接続したり、あるいは再生装置のいく
つかのボタンを押したりという)ほんのわずかな簡単な
操作を期待する一般のユーザにとって、このシステムは
不適当である。さらに加えて、音楽、音声、文字あるい
は映像データのデジタル・コンテンツ・プロバイダは、
ユーザにデータ使用権を販売して利益を得なければなら
ない。しかしデータは、コンピュータに容易にダウンロ
ードできるので、料金が支払われることなく、たくさん
のコピーが作成され、無許可のユーザに配布されてしま
う。そのため、プロバイダには非常に大きな経済的損失
が発生してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、モデム、コンピュータ、および再生装置を組み合わ
せた、デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよ
び再生チップ、装置および課金計算システムを提供する
ことである。これにより、製造コストが下がり、ダウン
ロードおよび再生操作がシンプルになる。さらに、モデ
ム、コンピュータ、および再生装置の機能を組み合わせ
た一体型チップあるいは装置により、データ・プロバイ
ダは権限および著作権の保護をより厳しく管理できる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的に従って、
上記のおよびその他の長所を達成するために、この中で
具体化して大まかに説明するように、本発明は、外部シ
ステムからデジタル・データをダウンロードするデジタ
ル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生チップ
を提供する。デジタル・コンテンツ・リモート・アクセ
スおよび再生チップは、デジタル信号プロセッサとマイ
クロプロセッサを有する。デジタル信号プロセッサは、
外部システムとの接続の確立と、デジタル・データのダ
ウンロードを制御する。マイクロプロセッサはデジタル
信号プロセッサに接続している。デジタル信号プロセッ
サと外部システムとが接続されると、マイクロプロセッ
サは、ユーザ識別信号、および要求した外部システムの
デジタル・コンテンツのタイプを選択する信号を発信す
る。これらの信号は、デジタル信号プロセッサを介して
外部システムへ送信され、その結果、外部システムはユ
ーザ認証が可能となる。要求されたデジタル・コンテン
ツが適切に暗号化された後、暗号化されたデータは、デ
ジタル信号プロセッサおよびマイクロプロセッサへ送信
され、その結果、復号化および解凍が行われ、再生され
る。外部システムはインターネットあるいはサーバを介
して接続される。
【0007】本発明はまた、サーバへ接続するために、
伝送線を使用するデジタル・コンテンツ・リモート・ア
クセスおよび再生装置を提供する。この装置は、デジタ
ル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生チッ
プ、メモリ・ユニット、ディスプレイ・ユニット、入力
コントローラおよび音声出力装置からなる。このデジタ
ル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生チップ
は、サーバが提供するデジタル・コンテンツを自動的に
受信し、ダウンロードし、そして復号化するために用い
られる。メモリ・ユニットは、デジタル・コンテンツ・
リモート・アクセスおよび再生チップに接続され、デジ
タル・データを保持する。ディスプレイ装置は、デジタ
ル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生チップ
に接続され、デジタル・コンテンツを表示および再生す
る。入力コントローラもまた、デジタル・コンテンツ・
リモート・アクセスおよび再生チップに接続され、サー
バが提供するデジタル・コンテンツのタイプおよび機能
を選択する。音声出力装置は、デジタル音声を出力用の
音声信号に変換する。
【0008】伝送線は、電話線あるいは光ファイバ・ケ
ーブルでもよく、サーバに接続される。その接続中にイ
ンターネットが含まれてもよい。伝送線の一端はインタ
ーネットに接続され、他端は専用ラインあるいは広帯域
幅ラインを介してサーバに接続されている。さらにディ
スプレイは、液晶ディスプレイあるいはモジュールでよ
い。ディスプレイは、曲名、作曲者名および他の関連情
報を表示することができる。さらにディスプレイは、画
像、映像データ、文字、映画などを表示することもでき
る。入力コントローラはキーパッドでよい。さらに、デ
ジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生装
置に、電源を供給するためのバッテリを含んでもよい。
音声出力装置は、ヘッドホンあるいはラウドスピーカで
もよい。
【0009】本発明はまた、デジタル・コンテンツ・リ
モート・アクセスおよび再生システムのユーザに対する
課金計算方法を提供する。インターネット・コンテンツ
・プロバイダ(ICP)は、デジタル・データを提供す
る。インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)
は、インターネット・コンテンツ・プロバイダへ接続
し、その結果、デジタル・データの表示が可能となる。
ユーザは、デジタル・コンテンツ・リモート・アクセス
および再生装置を利用して、インターネット・サービス
・プロバイダ(ISP)およびインターネット・コンテン
ツ・プロバイダ(ICP)と接続する。ユーザ識別および
コンテンツ選択手続が実行された後、インターネット・
コンテンツ・プロバイダはデジタル・データを暗号化す
ると同時に、累積あるいは固定時間課金プログラムを起
動する。暗号化されたデータは、デジタル・コンテンツ
・リモート・アクセスおよび再生装置にダウンロードさ
れる。
【0010】累積課金プログラムは、特定のユーザが利
用した、累積アクセス時間の合計あるいはアクセス回数
に従って、料金を課金できる。ユーザは、サービスの対
価をICPあるいはISPに支払うことができる。以上の大ま
かな説明および以下の詳細な説明は、どちらも例示的な
もので、特許請求の範囲において、本発明がさらに詳し
く説明されることを理解されたい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下では、本発明にかかる好適な
実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。同一あるい
は同種の部分を説明するために、図面および説明には、
可能な限り同じ参照番号を使用する。図2は、本発明の
第1の好適な実施形態による、デジタル・コンテンツ・
リモート・アクセスおよび再生チップとその接続関係を
示すブロック図である。図2に示すように、デジタル・
コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生チップ30
は伝送線32により外部システム34へ接続されてい
る。外部システムは図1に示すように、例えばインター
ネット12、専用ラインあるいは広帯域幅ケーブル2
0、およびサーバ10からなり、ダウンロードするため
のデジタル・データを提供する。デジタル・コンテンツ
・リモート・アクセスおよび再生チップ30は、デジタ
ル信号プロセッサ(DSP)36とマイクロプロセッサ
38からなる。デジタル信号プロセッサ36は外部シス
テム34との接続制御および、外部システム34から送
られてきたデジタル・データの受信が可能である。マイ
クロプロセッサ38は、デジタル信号プロセッサ36に
接続されている。マイクロプロセッサ38はユーザ識別
信号と選択信号を外部システムへ送り、デジタル・デー
タあるいはアイテムのタイプを要求することができる。
【0012】本発明のデジタル・コンテンツは音楽、音
声、映像、文字、映画などを含む。外部システム34の
サーバは、例えばインターネット・サービス・プロバイ
ダ(ISP)で、デジタル・コンテンツはISPを介し
てインターネット・コンテンツ・プロバイダ(ICP)
により提供されたデジタル・データである。当然ISP
とICPは同一業者でもよい。より具体的にいうと、本
発明の応用例はデジタル音楽のダウンロードと再生であ
る。現在、最もよく見られるデジタル音楽の圧縮形式に
はMP3、WMA、ATRAC3、Vorbisおよびツイン
VQがある。またインターネット・コンテンツ・プロバイ
ダには、音楽製作会社あるいは音楽配給業者が含まれ
る。従って、選択信号はダウンロード用のデジタル・コ
ンテンツである音楽を選択する。
【0013】図1に示すようにデジタル・コンテンツ・
リモート・アクセスおよび再生チップ30をモデム1
4、コンピュータ16および再生装置18により構成す
る。デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび
再生チップ30内部には、必要なネットワーク局の宛先
電話番号とアドレスがすでにインストールされていて、
TCP/IPのような通信プロトコルがチップ30内部
にすでに設定されている。さらに、標準モデムの圧縮/
解凍および変調/復調機能が組み込まれている。したが
って、デジタル信号プロセッサ36が外部システム34
に接続されている限り、ユーザは外部システム34と通
信できる。言い換えれば、ユーザはチップ30を電話線
に接続していくつかのキーを押すだけで、インターネッ
トと繋がれたサーバと通信することができる。通信回線
を設定した後、ユーザは必要なデータをサーバから選択
することができる。またデジタル・コンテンツは、必要
なコマンドをキーボードから入力することで選択するこ
とができる。マイクロプロセッサ38は、ユーザ識別信
号を、デジタル信号プロセッサ36を介して外部システ
ム34へ送信する。ユーザ識別信号を受け取ると、外部
システム34はその内部にあるデータベースを検索し
て、ユーザ認証と権限の範囲の決定を行い、その後、利
用料金累積プログラムを起動する。
【0014】ユーザが認証されると、外部システム34
は要求されたデジタル・データを暗号化して、デジタル
・データは要求者のチップあるいはデバイスでのみ再生
されて、デジタル・データが許可なく第三者へコピーあ
るいは配給されることはありえない。暗号化されたデジ
タル・データは、デジタル信号プロセッサとマイクロプ
ロセッサへ送信される。ユーザにより発信されたコマン
ドに従って、データは復号化と解凍がなされ、要求され
たデジタル・コンテンツはユーザのところで再生され
る。上記の実施形態では、1つのマイクロプロセッサを
使用してモデム、コンピュータ、再生装置の機能および
その他の関連機能を果たすが、実際に適用する時には、
この構成だけに限定されない。言い換えると、機能が劣
る2つのあるいは1つ以上のマイクロプロセッサが使用
されてもよい。
【0015】図3は、本発明の第2の好適な実施形態に
よる、デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよ
び再生装置とその接続関係を示すブロック図である。図
3に示すように、デジタル・コンテンツ・リモート・ア
クセスおよび再生装置50はデジタル・コンテンツ・リ
モート・アクセスおよび再生チップ30(図2のデジタ
ル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生チップ
と同じであるため同じ符合を使用)、メモリ・ユニット
62、ディスプレイ装置64、入力コントローラ66お
よび音声出力装置68からなる。デジタル・コンテンツ
・リモート・アクセスおよび再生チップ30は、自動的
にデジタル・データをサーバ58からダウンロードする
装置として機能する。チップ30の働きは既に詳細に説
明したので、ここでは省略する。メモリ・ユニット62
はチップ30に接続されて、ダウンロードされたデータ
を保持する。ディスプレイ装置64は、例えば液晶ディ
スプレイあるいは液晶ディスプレイ・モジュールでよ
い。ディスプレイ装置64は、再生操作におけるデジタ
ル・データの流れと、デジタル音楽の曲名とその作曲者
名などの関連情報を表示することができる。さらに画
像、映像データ、文字あるいは映画などもディスプレイ
装置64により表示される。
【0016】入力コントローラ66は、サーバからの特
定の歌あるいは音楽などのデジタル・データのタイプを
選択するデジタル・コンテンツ・リモート・アクセスお
よび再生チップ30に接続するキーパッドでよい。音声
出力装置68は実際には、デジタル・データをデジタル
音声に変換する変換機である。したがって、少なくとも
音声出力装置68は、ヘッドホンあるいはラウドスピー
カを有する。さらに、デジタル・コンテンツ・リモート
・アクセスおよび再生装置50に電源を供給するバッテ
リも含まれる。
【0017】本発明の第2の実施形態では、ユーザは電
話ケーブルあるいは光ファイバ・ケーブル52を電話ジ
ャックあるいは光ファイバ・ソケットに差し込み、電源
を入れる(あるいは初期化ボタンを押す)だけで、デジ
タル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生装置
50は、自動的に、内設された電話番号をダイアルし
て、インターネット54を介してISPのサーバ58に
アクセスするためのネットワーク・アドレスを得る。装
置50はまた、ユーザ識別信号をサーバ58へ発信す
る。そして識別信号を受け取ると、サーバ58はユーザ
認証を実行する。ユーザが認証された後、ユーザはキー
ボードを介して必要なデジタル・コンテンツ(ダウンロ
ード用の特定の歌など)を指定することが認められる。
選択信号はデバイスからサーバ58へ送信される。選択
された音楽はサーバ58により暗号化され、メモリ・ユ
ニット62へダウンロードするために、装置50へ送信
される。
【0018】また装置50は、もしユーザによる他の操
作が、ダウンロード完了後に予め設定された時間を経過
しても、感知されない場合、装置50への電源が自動的
に切られるように設計してもよい。その結果、ユーザが
ダウンロードを待つ時間を浪費する必要がなくなる。そ
の後、ユーザはダウンロードしたデジタル・コンテンツ
をいつでも再生することができる。デジタル・コンテン
ツを再生するために、デジタル・コンテンツ・リモート
・アクセスおよび再生チップ30は、メモリ・ユニット
62からデジタル・データを読み込む。デジタル・デー
タは解凍および復号化されて、音声出力装置68および
/またはディスプレイ装置64を使用してデジタル・コ
ンテンツが再生される。デジタル・コンテンツ・リモー
ト・アクセスおよび再生チップあるいは装置の発明か
ら、デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび
再生システムのユーザにその料金を課金する計算方法が
発展する。
【0019】図4は、本発明によるデジタル・コンテン
ツ・リモート・アクセスおよび再生装置のユーザへの料
金課金方法を示すフローチャートである。図4に示すよ
うに、ステップ100では、デジタル・コンテンツはイ
ンターネット・コンテンツ・プロバイダ(ICP)によ
り提供される。ステップ102では、ICPはインター
ネット・サービス・プロバイダ(ISP)に接続され
る。ISPはネットワーキング・サービスを提供して、
デジタル・コンテンツは自由に転送される。ステップ1
04では、デジタル・コンテンツ・リモート・アクセス
および再生装置を有するユーザは、ISPを介してIC
Pに接続する。いったんユーザの認証がICP側で確認
されて、特定のデジタル・コンテンツが選択されると、
ICPは要求されたデータを暗号化して、その暗号化さ
れたデータを特定のユーザに送信し始める。一方で、料
金課金プログラムが特定のユーザのために起動する。暗
号化されたデータは、ユーザ側でデジタル・コンテンツ
・リモート・アクセスおよび再生装置のメモリにダウン
ロードされる。累積課金方法の他に、ユーザに月率ある
いは固定年率で課金する方法でもよい。あるいは、会員
料金だけが課金される方法や、特定の期間は料金が無料
という方法も考えられる。
【0020】累積課金方法はさらに、累積時間に応じて
課金するプランと、使用回数に応じて課金するプランと
に分けてもよい。図5は、本発明によるデジタル・コン
テンツ・リモート・アクセスおよび再生装置のユーザ
の、料金支払体系を示す図である。図5に示すように、
エンドユーザ200は第1チャネル212を介してイン
ターネット・コンテンツ・プロバイダ(ICP)210
(音楽会社など)へ料金を支払ってもよいし、あるいは
第2チャネル214を介してインターネット・サービス
・プロバイダ(ISP)220へ支払ってもよい。デジ
タル・コンテンツはICP210からISP220へ第
3チャネル216を介して送信され、それからエンドユ
ーザ200へは第4チャネル218を介して転送され
る。以上のごとく、本発明を好適な実施形態により開示
したが、もとより、本発明を限定するためのものではな
く、同業者であれば容易に理解できるように、本発明の
技術思想の範囲において、適当な変更ならびに修正が当
然なされうるものであるから、その特許権保護の範囲
は、特許請求の範囲および、それと均等な領域を基準と
して定めなければならない。
【0021】
【発明の効果】上記構成により、本発明は下記の優れた
点を有す。本発明は主にデジタル・コンテンツ・リモー
ト・アクセスおよび再生チップ、装置およびその料金計
算システムを提供する。シングル・チップ上にモデム、
コンピュータおよび再生装置の機能を設けることによ
り、製作コストを大幅に減少することができるだけでな
く、システムの操作ステップもよりシンプルとなる。さ
らに、許可されたユーザだけがコンテンツ・プロバイダ
から与えられたデジタル・データの使用が認められるた
め、不正コピーやアクセスは防止され、デジタル・コン
テンツ・プロバイダに利益をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術にかかるデジタル・コンテンツ・リ
モート・アクセスおよび再生システムの図である。
【図2】本発明にかかる好適な第1の実施形態のデジタ
ル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生チップ
とその接続関係を示すブロック図である。
【図3】本発明にかかる好適な第2の実施形態のデジタ
ル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生装置と
その接続関係を示すブロック図である。
【図4】本発明にかかるデジタル・コンテンツ・リモー
ト・アクセスおよび再生装置のユーザへの料金課金方法
を示すフローチャートである。
【図5】本発明にかかるデジタル・コンテンツ・リモー
ト・アクセスおよび再生装置のユーザの料金支払体系の
図である。
【符号の説明】
10 サーバ 12 インターネット 14 モデム 16 コンピュータ 18 再生装置 20 広帯域幅ケーブル 22 電話線 24 送信ケーブル 26 ケーブル 30 デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスお
よび再生チップ 32 伝送線 34 外部システム 36 デジタル信号プロセッサ 38 マイクロプロセッサ 50 デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスお
よび再生装置 52 電話ケーブルあるいは光ファイバ・ケーブル 54 インターネット 56 広帯域幅ケーブル 58 サーバ 62 メモリ・ユニット 64 ディスプレイ装置 66 入力コントローラ 68 音声出力装置 200 エンドユーザ 210 インターネット・コンテンツ・プロバイダ 212 第1チャネル 214 第2チャネル 216 第3チャネル 218 第4チャネル 220 インターネット・サービス・プロバイダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/14 320 G06F 12/14 320C 13/00 520 13/00 520B H04L 9/32 H04N 7/173 630 H04N 7/173 630 640Z 640 H04L 9/00 673A Fターム(参考) 5B017 AA03 BA05 BA07 CA16 5C064 BA07 BB01 BB05 BB10 BC01 BC06 BC16 BC20 BC27 BD02 BD03 BD05 BD08 BD09 5J104 AA07 AA13 KA01 PA11

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号プロセッサと、 前記デジタル信号プロセッサに接続するマイクロプロセ
    ッサとからなる、 外部システムからデジタル・データをダウンロードする
    デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生
    チップであって、 前記デジタル信号プロセッサは、前記外部システムに接
    続し、前記外部システムとの接続を制御し、前記外部シ
    ステムからのデジタル・データを受信し、 前記マイクロプロセッサは、ユーザ識別信号と、前記外
    部システムからのデジタル・データの特定のタイプを要
    求する選択信号を送信することができ、前記信号は、前
    記デジタル信号プロセッサを介して前記外部システムへ
    送信され、前記外部システムは前記ユーザの認証および
    許可を評価することができ、前記ユーザが認証される
    と、前記要求されたタイプのデジタル・コンテンツが、
    暗号化および圧縮され、前記デジタル信号プロセッサと
    マイクロプロセッサへ送信され、復号化および解凍さ
    れ、最終的に前記復号化および解凍されたデジタル・デ
    ータがユーザ側で再生されることを特徴とするデジタル
    ・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生チップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のチップにおいて、 前記外部システムがインターネットを介して接続された
    サーバを含むことを特徴とするチップ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のチップにおいて、 前記マイクロプロセッサは最初に、ユーザ識別信号を前
    記外部システムへ送信して、前記信号の妥当性がチェッ
    クされて、ユーザ認証が正しく行われた時だけ、前記マ
    イクロプロセッサは、デジタル・データのタイプを要求
    する選択信号を、前記外部システムに送信することが許
    可されることを特徴とするチップ。
  4. 【請求項4】 伝送線を介してサーバに接続するデジタ
    ル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび再生装置で
    あって、 前記サーバから提供されたデジタル・データを自動的に
    ダウンロードして解凍するデジタル・コンテンツ・リモ
    ート・アクセスおよび再生チップと、 前記デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび
    再生チップと接続してダウンロードしたデータを保持す
    るメモリ・ユニットと、 前記デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび
    再生チップに接続されたディスプレイ装置と、 前記デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび
    再生チップに接続されて、前記サーバから提供された前
    記デジタル・コンテンツのタイプを選択する入力コント
    ローラとからなることを特徴とするデジタル・コンテン
    ツ・リモート・アクセスおよび再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、 前記装置がさらに、デジタル・コンテンツをデジタル・
    サウンドへ変換する前記デジタル・コンテンツ・リモー
    ト・アクセスおよび再生チップに接続される音声出力装
    置を有することを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、 前記伝送線が電話線であることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の装置において、 前記サーバと接続するための前記伝送線がさらに、一端
    が前記伝送線に接続されて、もう一端が専用ラインを介
    して前記サーバに接続されるインターネットを含むこと
    を特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の装置において、 前記ディスプレイ装置が液晶ディスプレイ・ユニットで
    あることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載の装置において、 前記入力コントローラがキーパッドを含むことを特徴と
    する装置。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載の装置において、 前記装置がさらに、前記デジタル・コンテンツ・リモー
    ト・アクセスおよび再生装置に電源を供給するバッテリ
    を有することを特徴と装置。
  11. 【請求項11】 請求項5に記載の装置において、 前記音声出力装置がヘッドホンを含むことを特徴とする
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項5に記載の装置において、 前記音声出力装置がラウドスピーカを含むことを特徴と
    する装置。
  13. 【請求項13】 請求項5に記載の装置において、 前記デジタル・コンテンツ・リモート・アクセスおよび
    再生チップがさらに、デジタル信号プロセッサと、 前記デジタル信号プロセッサに接続するマイクロプロセ
    ッサとからなり、 前記デジタル信号プロセッサは、前記外部システムに接
    続し、前記外部システムとの接続を制御し、前記外部シ
    ステムからのデジタル・データを受信し、 前記マイクロプロセッサは、ユーザ識別信号と、前記外
    部システムからのデジタル・データの特定のタイプを要
    求する選択信号を送信することができ、前記信号は、前
    記デジタル信号プロセッサを介して前記外部システムへ
    送信され、前記外部システムは前記ユーザの認証および
    許可を評価することができ、前記ユーザが認証される
    と、前記要求されたタイプのデジタル・コンテンツが、
    暗号化および圧縮され、前記デジタル信号プロセッサと
    マイクロプロセッサへ送信され、復号化および解凍さ
    れ、最終的に前記復号化および解凍されたデジタル・デ
    ータがユーザ側で再生されることを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 デジタル・コンテンツ・リモート・ア
    クセスおよび再生システムのユーザへの課金計算方法で
    あって、 インターネット・コンテンツ・プロバイダを介してデジ
    タル・コンテンツを提供するステップと、 前記デジタル・コンテンツを送信するために、前記イン
    ターネット・コンテンツ・プロバイダをインターネット
    ・サービス・プロバイダに接続するステップと、 ユーザのデジタル・コンテンツ・リモート・アクセスお
    よび再生装置を、前記インターネット・サービス・プロ
    バイダを介して前記インターネット・コンテンツ・プロ
    バイダに接続するステップとからなり、 前記インターネット・コンテンツ・プロバイダは、認証
    手続によりユーザの権限を有効にして、前記デジタル・
    コンテンツの特定タイプに対するユーザの要求を受け入
    れ、その後、前記インターネット・コンテンツ・プロバ
    イダは、要求されたデータを暗号化し、同時に、累積あ
    るいは固定時間料金課金プログラムを起動して、最後に
    ユーザ側の前記デジタル・コンテンツ・リモート・アク
    セスおよび再生装置は、暗号化されたデータをダウンロ
    ードすることを特徴とするデジタル・コンテンツ・リモ
    ート・アクセスおよび再生システムのユーザへの課金計
    算方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の課金計算方法にお
    いて、 前記累積料金課金プログラムが、前記インターネット・
    コンテンツ・プロバイダとの分割された接続時間を合計
    することを特徴とする課金計算方法。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の課金計算方法にお
    いて、 前記累積料金課金プログラムが、前記インターネット・
    コンテンツ・プロバイダへのアクセス回数を合計するこ
    とを特徴とする課金計算方法。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載の課金計算方法にお
    いて、 前記ユーザが、前記インターネット・コンテンツ・プロ
    バイダへ料金を支払うことを特徴とする課金計算方法。
  18. 【請求項18】 請求項14に記載の課金計算方法にお
    いて、 前記ユーザが、前記インターネット・サービス・プロバ
    イダへ料金を支払うことを特徴とする課金計算方法。
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