JP2002202715A - 電気・電子回路研修方法 - Google Patents

電気・電子回路研修方法

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JP2002202715A
JP2002202715A JP2000403523A JP2000403523A JP2002202715A JP 2002202715 A JP2002202715 A JP 2002202715A JP 2000403523 A JP2000403523 A JP 2000403523A JP 2000403523 A JP2000403523 A JP 2000403523A JP 2002202715 A JP2002202715 A JP 2002202715A
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training
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electric
electronic
electrical
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Sadamu Kondo
定 近藤
Nobuo Ito
伸夫 伊藤
Takeo Inoue
建夫 井上
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気回路と共に電子制御用の電子回路をも総
合的に理解できるように研修できる電気・電子回路研修
方法を提供する。 【解決手段】 この電気・電子回路研修方法は、教本
と、テスタと、電気・電子回路用研修装置とを用いてテ
スタの使い方と電気部品および電気回路を研修する基礎
知識研修段階11〜13と、基礎知識研修段階11〜13の後で
教本、テスタおよび電気・電子回路用研修装置により電
子部品および電子回路を研修する回路研修段階14,15と
を具備する。基礎知識研修段階11〜13は、研修案内手段
に示した電気部品の電気記号と、この電気記号を用いた
電気回路の電流の流れ方向とにより、電気記号と電気回
路を研修する予備段階11を含む。回路研修段階14,15
は、比較的高電圧回路を研修する高電圧回路研修段階14
と、高電圧回路研修段階14の後で比較的低電圧回路およ
びディジタル回路を研修する低電圧回路研修段階15とを
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気・電子回路を
研修する電気・電子回路研修方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、電気・電子回路を研修する場
合、教本によるか、簡単な電気・電子部品が配列された
ボードを用いて、電気配線などの研修をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の教本や、ボード
による研修方法は、電気・電子回路などを効果的に研修
できるようになっておらず、特に、電子制御機器類の研
修には、役立ち難い問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、電気回路と共に電子制御用の電子回路をも総合的
に理解できるように研修できる電気・電子回路研修方法
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、電気・電子回路用の研修案内手段およびテスタ
と、持運び可能な収納ケース内に結線用電線により接続
可能の少なくともスイッチ、抵抗器、コンデンサ、集積
回路チップおよび負荷を含む複数の電気・電子回路用の
部品が配列された電気・電子回路用研修装置とを用い
て、電気回路を研修した後、電子回路を研修する電気・
電子回路研修方法であり、研修案内手段にしたがって、
共通の電気・電子回路用研修装置とテスタとを用いて、
電気回路の研修と、習得したばかりの電気回路の知識を
基にした電子制御用の電子回路の研修とを連続的かつ総
合的に効率良くできる。
【0006】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の電気・電子回路研修方法において、研修案内手段、
テスタおよび電気・電子回路用研修装置によりテスタの
使い方と電気部品および電気回路を研修する基礎知識研
修段階と、基礎知識研修段階の後で研修案内手段、テス
タおよび電気・電子回路用研修装置により電子部品およ
び電子回路を研修する回路研修段階とを具備した研修方
法であり、研修案内手段、テスタおよび電気・電子回路
用研修装置を共通の教材として、電気回路の習得から電
子回路の習得へと円滑に移行できる。
【0007】請求項3に記載された発明は、請求項2記
載の電気・電子回路研修方法における基礎知識研修段階
が、研修案内手段に示された電気部品の電気記号と、こ
の電気記号が用いられた電気回路における電流の流れの
方向とにより、電気記号と電気回路を研修する予備段階
を含む研修方法であり、この予備段階を置くことによ
り、テスタおよび電気・電子回路用研修装置を用いた電
気・電子回路研修を円滑にできる。
【0008】請求項4に記載された発明は、請求項2ま
たは3記載の電気・電子回路研修方法における回路研修
段階が、比較的高電圧回路を研修する高電圧回路研修段
階と、高電圧回路研修段階の後で比較的高電圧回路より
低電圧の比較的低電圧回路およびディジタル回路を研修
する低電圧回路研修段階とを具備した研修方法であり、
高電圧回路研修段階で電子部品の特性と点検法などを研
修した後に、低電圧回路研修段階で電子部品の結線と応
用技術などに加えてディジタル回路を研修すると、電子
回路およびディジタル回路の一連の研修を円滑にでき
る。
【0009】請求項5に記載された発明は、請求項2乃
至4のいずれか記載の電気・電子回路研修方法における
各々の研修段階が、最後に習得度を見るレビューテスト
を伴う研修方法であり、レビューテストにより研修効果
を確認できるので、システマティックな研修を確実にで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図33を参照しながら説明する。
【0011】図1は、電気・電子回路研修方法の概要を
示し、以下に示すように、一貫性のあるシステマティッ
クな研修方法により、研修効率の向上と、比較的短期間
での高い研修効果とを確保する。
【0012】この電気・電子回路研修方法は、5段階の
電気・電子回路研修段階11〜15で構成されているが、こ
れらの研修段階は、電気・電子回路用の研修案内手段と
しての図7〜図33に示された教本の紙面(以下、この
教本の紙面を「教本紙面」という)と、電気・電子回路
用のテスタとしての図12に示されたディジタル・マル
チテスタと、持運び可能な収納ケース内に結線用電線に
より接続可能の複数の電気・電子回路用の部品が配列さ
れた電気・電子回路用研修装置(すなわち、図2〜図6
に示された手提げ式トレーニング・ボード)とが用いら
れ、そして、テスタの使い方と電気部品および電気回路
を研修する基礎知識研修段階11〜13と、基礎知識研修段
階11〜13の後で研修案内手段、テスタおよび電気・電子
回路用研修装置により電子部品および電子回路を研修す
る回路研修段階14,15とに大分される。これにより、研
修案内手段、テスタおよび電気・電子回路用研修装置を
教材として、電気回路の習得から電子回路の習得へと円
滑に移行できる。
【0013】基礎知識研修段階11〜13は、研修案内手段
に示された電気部品の電気記号と、この電気記号が用い
られた電気回路における電流の流れの方向とにより、電
気記号と電気回路を研修する予備段階11を含む研修方法
であり、この予備段階11により、テスタおよび電気・電
子回路用研修装置を用いた電気・電子回路研修を円滑に
スタートできる。
【0014】回路研修段階14,15は、比較的高電圧回路
を研修する高電圧回路研修段階14と、高電圧回路研修段
階14の後で比較的低電圧回路およびディジタル回路を研
修する低電圧回路研修段階15とを具備した研修方法であ
り、高電圧回路研修段階14で電子部品の特性と点検法な
どを研修した後に、低電圧回路研修段階15で電子部品の
結線と応用技術などに加えてディジタル回路を研修する
と、電子回路およびディジタル回路の一連の研修を円滑
にできる。
【0015】これらの各々の研修段階11〜15は、最後に
習得度を見るレビューテスト(図11、図16、図2
0、図27、図29、図32、図33に示された教本中
にある)を伴う。そして、レビューテストにより研修効
果を確認できるので、システマティックな研修を確実に
できる。
【0016】次に、この図1に示された概要の詳細を、
図2乃至図33に基づいて説明する。
【0017】図2乃至図6は、電気・電子回路用研修装
置30を示し、持運び可能な収納ケース31の内部には、回
路が形成される回路設置板32が設けられ、この回路設置
板32に仕切線33により2つの領域34,35が区画形成さ
れ、一の領域34内に比較的高電圧回路用の部品が配置さ
れ、他の領域35内に比較的低電圧回路用の部品が配置さ
れている。
【0018】これにより、持運び可能な収納ケース31を
任意な場所に置いて、一の領域34に設けられた比較的高
電圧回路用の部品により主として電気回路の研修が可能
であるとともに、他の領域35に設けられた比較的低電圧
回路用の部品により主として電子回路の研修が可能であ
り、さらに、仕切線33により区画形成された一の領域34
と他の領域35とで別々に結線して配線作業するから、こ
れらの異電圧回路用の部品間を混同して誤接続するおそ
れを防止でき、誤接続による部品の故障を防止できる。
【0019】なお、複数の領域34,35は、色分けによ
り、回路設置板32に区画形成しても良い。
【0020】ここで、電気回路とは、電気を光エネルギ
や機械的エネルギとして利用するための機能を果たす回
路であり、また、電子回路とは、電気(電圧、電流)を
情報を運ぶ信号とみなし、その信号を処理するインテリ
ジェントな機能を果たす回路である。
【0021】収納ケース31は、回路設置板32を開口面に
設けたケース本体36に対し、ヒンジ部37を介し蓋体38が
開閉自在に設けられている。
【0022】ケース本体36の前面部中央には取手39が設
けられ、この取手39の左右部には凸部41が設けられてい
る。また、蓋体38には、閉じたときにこれらの凸部41と
係合して蓋閉じ状態を固定するロック部42が設けられて
いる。
【0023】さらに、蓋体38の内側には、比較的低電圧
回路用の部品が配置された回路設置板32の他の領域35と
対応する場所に、付属品としての結線用電線43などを収
納する偏平形の付属品収納部44が設けられている。
【0024】これにより、蓋体38を閉じたときは、比較
的低電圧回路用の小型の部品と付属品収納部44とが対向
するため、収納ケース31内の狭いスペースを効率良く利
用して付属品を収納できる。
【0025】回路設置板32から、交流(以下、交流を
「AC」という)100V電源に接続されるプラグ45を
有する電源コード46が引出され、また、回路設置板32の
内部には、AC100Vを変圧、整流して、直流(以
下、直流を「DC」という)24VおよびDC5Vに変
換するコンバータ(図示せず)が設けられている。
【0026】図4に示されるように、比較的高電圧回路
用のDC24V回路の部品は、DC24V電源51と、ヒ
ューズ52と、インプットスイッチ53と、複数の負荷とし
てのライト54と、NPN型トランジスタ55と、複数のダ
イオード56と、リレー57と、複数の固定抵抗器58と、可
変抵抗器59と、負荷としてのソレノイド61と、複数のア
ース62とで構成されている。
【0027】DC24V電源51は、AC100Vから得
られたDC24Vが印加された回路供給電源であり、回
路設置板32の表面にその図記号が表示されている。
【0028】ヒューズ52は、過電流を遮断するもので、
実物が回路設置板32に穿設された切欠穴52aに設置され
ているから、容易に交換可能である。
【0029】インプットスイッチ53は、回路内のオン/
オフに用いるものであり、回路設置板32の表面にその図
記号が表示されているから、この図記号に基づく結線に
よりオン/オフさせる。
【0030】NPN型トランジスタ55は、スイッチング
作用に用いるもので、実物は回路設置板32の下側に設置
されており、回路設置板32の表面にその図記号が表示さ
れている。
【0031】ダイオード56は、回路内での特性(順方向
と逆方向)を調べるもので、実物は回路設置板32の下側
に設置されており、回路設置板32の表面にその図記号が
表示されている。
【0032】リレー57は、コイルの励磁により接点を作
動させて回路を形成するもので、実物は回路設置板32の
下側に設置されており、回路設置板32の表面にその図記
号が表示されている。
【0033】固定抵抗器58は、直列、並列回路およびN
PN型トランジスタ55のベース端子に用いるもので、実
物は回路設置板32の下側に設置されており、回路設置板
32の表面にその図記号が表示されている。
【0034】可変抵抗器59は、回路内での電圧、電流を
変化させるもので、実物は回路設置板32の下側に設置さ
れており、回路設置板32の表面にその図記号が表示され
ているが、その回転つまみ59aは回路設置板32の上側に
突出されている。
【0035】ソレノイド61は、通電励磁すると作動する
アクチュエータであり、実物が回路設置板32の上側に設
置されており、その近傍に図記号が表示されている。
【0036】このソレノイド61は、高さもある大型の部
品であるが、付属品収納部44と重複しない位置に配置さ
れているから、言い換えれば、付属品収納部44が比較的
低電圧回路用の小型の部品と対向する位置にあるため、
蓋体38を支障なく閉じることができ、収納ケース31内の
狭いスペースを効率良く利用して結線用電線43などを収
納できる。
【0037】また、コンピュータを用いたコントローラ
の制御回路に応用できる比較的低電圧回路用のDC5V
・ディジタル回路の部品は、DC5V電源65と、複数の
インプットスイッチ66と、複数のコンデンサ67と、ダイ
オード68と、ツェナダイオード69と、複数の固定抵抗器
71と、複数の集積回路チップ(以下、集積回路を「I
C」という)としてのディジタルICチップ72a,72b,
72c(以下、これらをまとめて「72」という場合もあ
る)と、複数の可変抵抗器73と、リードスイッチ74と、
リレー75と、NPN型トランジスタ76と、PNP型トラ
ンジスタ77と、負荷としてのブザー78と、複数の負荷と
しての発光ダイオード79と、複数のアース80とで構成さ
れている。
【0038】DC5V電源65は、DC24VをDC5V
まで落した回路供給電源であり、調整範囲内で変動可能
であり、回路設置板32の表面にその図記号が表示されて
いる。
【0039】インプットスイッチ66は、回路内のオン/
オフに用いるものであり、回路設置板32の表面にその図
記号が表示されているから、この図記号に基づく結線に
よりオン/オフさせる。
【0040】コンデンサ67は、発振回路に用いるもので
あり、実物は回路設置板32の下側に設置され、回路設置
板32の表面にその図記号が表示されている。
【0041】ダイオード68およびツェナダイオード69
は、回路内での特性を調べるもので、実物は回路設置板
32の下側に設置され、回路設置板32の表面にその図記号
が表示されている。
【0042】固定抵抗器71も、実物は回路設置板32の下
側に設置され、回路設置板32の表面にその図記号が表示
されている。
【0043】ディジタルICチップ72a,72b,72cは、
ハイ、ローのディジタル信号により出力を制御するもの
であり、実物が回路設置板32の上側に設置されている。
【0044】可変抵抗器73は、回路内での電圧、電流を
変化させるもので、実物は回路設置板32の下側に設置さ
れ、回路設置板32の表面にその図記号が表示されている
が、その回転つまみ73aは回路設置板32の上側に突出さ
れている。
【0045】リードスイッチ74は、磁力の有無によりオ
ン/オフされる磁気スイッチであり、実物が回路設置板
32の上側に設置されている。
【0046】リレー75は、コイルの励磁により接点を作
動させて回路を形成するもので、実物は回路設置板32の
下側に設置され、回路設置板32の表面にその図記号が表
示されている。
【0047】NPN型トランジスタ76およびPNP型ト
ランジスタ77は、回路内で2種類の作動を確認するもの
で、実物は回路設置板32の下側に設置され、回路設置板
32の表面にその図記号が表示されている。
【0048】ブザー78および発光ダイオード79は、アク
チュエータとして用いるもので、実物が回路設置板32の
上側に設置されている。
【0049】また、DC24V回路の領域35と仕切線81
により区画されたDC24V回路およびDC5Vディジ
タル回路の共用領域82には、電源スイッチ83と、パイロ
ットランプ84と、ヒューズ85とが設けられている。
【0050】さらに、図4に示されるように、回路設置
板32には、比較的高電圧回路用および比較的低電圧回路
用の各部品が、機能別にまとめて配置されている。
【0051】例えば、固定抵抗器58、インプットスイッ
チ66、コンデンサ67、固定抵抗器71、ディジタルICチ
ップ72a,72b,72c、可変抵抗器73、リレー57,75、ト
ランジスタ76,77およびアクチュエータ(ソレノイド6
1、ブザー78、発光ダイオード79)などが、機能別にま
とめて配置されている。
【0052】これにより、結線用電線43による配線が容
易になり、学習し易くなっている。
【0053】図5に示されるように、比較的低電圧回路
用の部品の1つであるディジタルICチップ72は、回路
設置板32上のIC用ソケット86に対しリードフレーム72
Lを着脱自在に挿着したものである。
【0054】このディジタルICチップ72は、IC用ソ
ケット86に各リードフレーム72Lを挿入するのみで、各
リードフレーム72Lに対応して設けられた後述する端子
穴部材92に電気的に導通する。
【0055】これにより、ディジタルICチップ72を容
易に交換できるため、同一の回路設置板32上で、異なる
電子回路を学習できる。
【0056】図6に示されるように、一の領域34にはん
だ付けされた比較的高電圧回路用の部品Aに回路パター
ン87を介して比較的大径の一の端子穴部材88が接続され
ている。この一の領域34に設けられた端子穴部材88に
は、比較的大径の一の結線用電線43aの両端に設けられ
た比較的大径のピン端子90が挿入され、電気的に導通さ
れる。
【0057】一方、他の領域35にはんだ付けされた比較
的低電圧回路用の部品Bに回路パターン91を介して比較
的小径の他の端子穴部材92が接続されている。この他の
領域35に設けられた端子穴部材92には、比較的小径の他
の結線用電線43bの両端に設けられた比較的小径のピン
端子94が挿入され、電気的に導通される。
【0058】これにより、DC24V回路用の比較的大
径のピン端子90はDC5Vディジタル回路用の比較的小
径の端子穴部材92に挿入できないから、必ずDC24V
回路用の端子穴部材88のみで用いられることになり、D
C24V回路用とDC5Vディジタル回路用の部品A,
B間の誤接続を自然に防止でき、誤接続による部品破壊
を確実に防止できる。
【0059】さらに、ピン端子90の端子穴部材88への挿
脱およびピン端子94の端子穴部材92への挿脱は、鰐口ク
リップによる接続よりも操作が容易であり、結線用電線
43a,43bによる配線が容易になる。
【0060】この電気・電子回路用研修装置30は、図1
5以降の研修で用いる。
【0061】次に、図7乃至図11は、基礎知識研修段
階11〜13において、研修案内手段としての教本により電
気記号と簡単な電気回路を研修する予備段階11(モジュ
ール1)の具体例である。
【0062】電気記号としては、図7の教本紙面111に
示されたスイッチ類、図8の教本紙面112に示されたラ
イト類、ソレノイド、図9の教本紙面113に示されたコ
イル、リレーが、それぞれ、これらの電気記号が用いら
れた電気回路における電流の流れの方向(矢印)と共に
表示されている。図9では、コイルおよびリレーが組込
まれたスターチングモータにおいて、電流の流れ方向を
表示している。
【0063】例示しないが、バッテリ、ワイヤ、コネク
タ、アース、ヒューズ、ブレーカ、ホーン、ソレノイド
・バルブ、抵抗器、可変抵抗器なども、同様に表示する
と良い。
【0064】図10の教本紙面114には、電気回路図に
電流の流れる方向に矢印を記入する問題が表示されてい
る。
【0065】図11の教本紙面115には、モジュール1
を研修した研修者の理解度を探るためのレビューテスト
1が表示されており、このレビューテスト1の結果、理
解が不充分の場合は、モジュール1を復習すると良い。
【0066】このように、モジュール1では、研修案内
手段に示された電気部品の電気記号と、この電気記号が
用いられた電気回路における電流の流れの方向とによ
り、電気記号と電気回路を研修する。
【0067】次に、図12乃至図16は、基礎知識研修
段階11〜13において、教本と、電気・電子回路用研修装
置30と、ディジタル・マルチテスタ(以下、ディジタル
・マルチテスタを単に「テスタ」という)95とを用い
て、このテスタ95の使い方を研修するテスタ研修段階12
(モジュール2)の具体例である。
【0068】図12は、テスタ95の各部名称と機能とを
表示した教本紙面116であり、テスタ95は、レンジ切替
ダイアル96、共通端子97、+端子98、テストリード99な
どを有する。
【0069】図13は、テスタ95により交流電圧、直流
電圧を測定する方法を示す教本紙面117であり、図14
は、ダイオードの順方向と逆方向の電流導通テストを示
す教本紙面118である。
【0070】モジュール2には、その他にも、抵抗値の
測定方法、電流値の測定方法、コンデンサ静電容量の測
定方法、パルス波形デューティサイクルの測定方法など
を説明した教本紙面もあり、これらの測定方法を教本と
テスタ95により学習する。さらに、電気・電子回路用研
修装置30を説明した教本紙面もある。
【0071】図15は、電気・電子回路用研修装置30の
指定された箇所の指定された電気量をテスタ95を用いて
測定する実習用の教本紙面119である。
【0072】図16は、電気・電子回路用研修装置30を
用いて簡単な配線をした後、テスタ95の電流測定レンジ
を計算し、指定された電気量を測定するレビューテスト
2の教本紙面120である。
【0073】次に、図17乃至図20は、基礎知識研修
段階11〜13において、電圧、電流、抵抗の関係を、教本
と、電気・電子回路用研修装置30と、テスタ95とを用い
て研修するモジュール3の具体例である。
【0074】図17は、電圧、電流、抵抗の関係を示す
基礎理論であるオームの法則「導体に流れる電流Iは、
これに加えられる電圧Vに比例し、その抵抗Rに反比例
する」を、2つの容器間の水流に例えて説明する教本紙
面121である。すなわち、I=V/Rで表わされる。
【0075】図18は、抵抗の直列接続および並列接続
の仕方と、それらの合成抵抗を示す教本紙面122であ
る。
【0076】この教本紙面122に示された抵抗の直列接
続の場合の、R=R+R+R、抵抗の並列接続の
場合の、R=1/(1/R+1/R+1/R)、
の各関係は、オームの法則と、キルヒホッフの第1法則
「回路網の任意の1点に流入する電流の代数和は零であ
る」と、第2法則「回路網の任意の閉回路に沿って存在
する抵抗によって生ずる電圧降下の代数和は、同じ回路
に存在する起電力の代数和に等しい」とから導かれるも
のであり、次のような式の証明も、図示しないが教本紙
面に記載されている。
【0077】すなわち、オームの法則から、V=IR
,V=IR,V=IR キルヒホッフの第2法則から、E=V+V+V
IR+IR+IR これより、E=I(R+R+R)となるから、合
成抵抗をRとすると、R=R+R+Rが導かれ
る。
【0078】また、キルヒホッフの第1法則から、I=
+I+I これにオームの法則を適用すると、 I=E/R+E/R+E/R=E(1/R+1
/R+1/R) となるから、合成抵抗をRとするとR=E/E(1/R
+1/R+1/R)となり、R=1/(1/R
+1/R+1/R)が導かれる。
【0079】このモジュール3には、これらの他にも、
電気のトラブル(電圧降下、ショート、オープン、接触
不良、絶縁不良)、電気の単位、電気・電子回路用研修
装置30などを説明した教本紙面もある。
【0080】図19は、電気・電子回路用研修装置30に
配線して、指定された電気量をテスタ95を用いて測定し
た実測値と、理論的な計算値とを比較検討することで回
路の理解度を高めるためのトレーニング用の教本紙面12
3である。
【0081】図20は、電気・電子回路用研修装置30に
配線して、指定された電気量をテスタ95を用いて測定し
た実測値と、理論的な計算値とを比較検討することで、
モジュール3の理解度をチェックするためのレビューテ
スト3の教本紙面124である。
【0082】次に、図21乃至図27は、電子部品の特
性と点検法を、教本と、電気・電子回路用研修装置30の
DC24V回路と、テスタ95とを用いて研修する高電圧
回路研修段階14(モジュール4)の具体例である。
【0083】このモジュール4では、電気・電子回路用
研修装置30の一の領域34に配置されたDC24V回路用
の抵抗器58,59、ソレノイド61、ダイオード56、NPN
型トランジスタ55などを説明した教本紙面を使う。
【0084】例えば、図21は、トランジスタの種類、
外観、記号を示す教本紙面125であり、図22は、トラ
ンジスタの特性を示す教本紙面126であり、図23は、
トランジスタの種類に応じた電流の流れ方を示す教本紙
面127である。
【0085】その他にも、バイポーラ・トランジスタ
(電界効果トランジスタ)の説明、トランジスタの出力
特性(V−I特性)の説明などが示された教本紙面もあ
る。
【0086】図24は、電圧、電流、抵抗、静電容量な
どの各値を測定してディジタル表示するテスタ95を用い
て、DC24V回路の固定抵抗器58の抵抗値を測定する
トレーニング例の教本紙面128であり、この教本紙面128
の上部に示される説明図にしたがって、テスタ95のレン
ジ切替ダイアル96を抵抗測定に切替え、テスタ95の共通
端子97と固定抵抗器58の一方の端子穴部材88aとを一方
の結線用電線43a1により接続するとともに、テスタ95の
+端子98と固定抵抗器58の他方の端子穴部材88bとを他
方の結線用電線43a2により接続する。そして、各々の固
定抵抗器58の抵抗値R1,R2,R3,R4,R5を測定し
て、その測定値をの教本紙面128の下部に示された表に
記入し、測定値の正誤を確認する。
【0087】図25は、DC24V回路のNPN型トラ
ンジスタ55の作動を確認するトレーニング例の教本紙面
129を示し、(1) 電気・電子回路用研修装置30の電源ス
イッチ83をオフ位置にする。(2)電源コード46のプラグ4
5をコンセントに差込む。(3)教本紙面129の上部に示さ
れた回路図を参照して、結線用電線43aの両端のピン端
子90を端子穴部材88に挿入することにより電気・電子回
路用研修装置30のDC24V回路の各部品間を結線す
る。(4)電源スイッチ83をオン位置にする。(5)インプッ
トスイッチ53をA位置にする。(6) 電気・電子回路用研
修装置30のライト54が点灯するかどうかを確認し、結果
を回路図の下側に示された表に記入する。(7)インプッ
トスイッチ53をB位置にする。(8)ライト54が点灯する
かどうかを確認して、結果を回路図の下表に記入する。
(9)測定データと、学習した理論(特性)から、考えら
れる事柄を考察する。
【0088】図26は、図25の場合と同様に電気・電
子回路用研修装置30のDC24V回路の各部品間を結線
し、テスタ95によりテストポイント1、テストポイント
2、テストポイント3の各電圧を測定して、その値を下
表に記入するトレーニング例の教本紙面130である。
【0089】図27は、上部に示された回路図にしたが
って電気・電子回路用研修装置30のDC24V回路に結
線した回路において、テスタ95によりテストポイント2
とテストポイント3との間の電圧を測定するレビューテ
スト4の教本紙面131である。
【0090】次に、図28乃至図33は、電子部品の結
線と応用技術を、教本と、電気・電子回路用研修装置30
のDC5V回路およびディジタル回路と、テスタ95とを
用いて研修する低電圧回路研修段階15(モジュール5)
の具体例である。
【0091】図28は、電気・電子回路用研修装置30の
DC5V回路にあるDC5V電源65と、インプットスイ
ッチ66と、複数の固定抵抗器71と、NPN型トランジス
タ76と、発光ダイオード79とを用いて、トランジスタの
スイッチング回路を配線するトレーニング例の教本紙面
132を示す。
【0092】図29は、電気・電子回路用研修装置30の
DC5V回路にあるDC5V電源65と、複数の固定抵抗
器71と、建設機械などの作動範囲の限定された可動物に
取付けられたマグネット74aによりオン/オフされるリ
ードスイッチ74と、NPN型トランジスタ76と、発光ダ
イオード79とを用いて、トランジスタのスイッチング回
路を配線するレビューテスト5の教本紙面133を示す。
【0093】このレビューテスト5の後、図30乃至図
33に示されたディジタル回路の研修に入る。このディ
ジタル回路では、ANDゲートを持つディジタルIC回
路の説明および結線方法、ОRゲートを持つディジタル
IC回路の説明および結線方法、NОТゲートを持つデ
ィジタルIC回路の説明および結線方法、NANDゲー
トを持つディジタルIC回路の説明および結線方法、N
ОRゲートを持つディジタルIC回路の説明および結線
方法などを表わした教本紙面を使う。
【0094】例えば、図30は、NОТゲートを持つデ
ィジタルIC回路の説明およびNОТゲートの実験回路
図を表わした教本紙面134を示し、NОТゲートの記
号、真理値表、NОТゲートを持つディジタルIC回路
のピン配置、NОТゲートの実験回路図などが示されて
いる。
【0095】この実験回路図に基づいて、電気・電子回
路用研修装置30のDC5V回路にあるインプットスイッ
チ66と、複数の固定抵抗器71と、ディジタルICチップ
72bのNОТゲートと、NPN型トランジスタ76と、発
光ダイオード79とでNОТゲートの実験回路を結線し、
インプットスイッチ66を作動して、発光ダイオード79の
動作を確認する。
【0096】図31は、ディジタルICチップのNОТ
ゲートを発振回路に応用した例を表す教本紙面135であ
り、中段に示されるようなNОТ回路による発振回路を
造る場合は、電気・電子回路用研修装置30のDC5V回
路にあるDC5V電源65と、コンデンサ67と、複数の固
定抵抗器71と、可変抵抗器73と、ディジタルICチップ
72bのNОТゲートと、NPN型トランジスタ76と、発
光ダイオード79とを結線して、下段に示されるような発
振回路を造ることができる。
【0097】図32は、電気・電子回路用研修装置30の
ディジタルICチップ72bを用いたDC5Vディジタル
回路により建設機械などのバックアップ回路を造るレビ
ューテスト6の教本紙面136を示し、(1)に示される
回路図を見ながら、ディジタルICチップ72bなどを用
いて、発光ダイオード79を点灯させるディジタル回路を
配線構成し、さらに、(2)に示される回路図を見なが
ら、マグネット74aによりオン/オフされるリードスイ
ッチ74も用いて、ブザー78を作動させるディジタル回路
を配線構成し、発光ダイオード79やブザー78により、配
線されたディジタル回路の動作を確認する。
【0098】図33は、電気・電子回路用研修装置30の
ディジタルICチップ72bを用いたDC5Vディジタル
回路で建設機械などのバックアップアラーム用発振回路
を造るレビューテスト7の教本紙面137を示し、コンデ
ンサ67と、複数の固定抵抗器71と、ディジタルICチッ
プ72bの2つのNОТゲートと、可変抵抗器73と、マグ
ネット74aによりオン/オフされるリードスイッチ74
と、NPN型トランジスタ76と、発光ダイオード79とを
用いて、バックアップアラームを造り、可変抵抗値73と
コンデンサ67の容量を変えることにより、どのようにな
るかを検証する。
【0099】このように、本電気・電子回路用研修装置
30は、一般に苦手意識を持っている「電気−電子の壁」
を打破する手段として有効であり、本装置により電気−
電子部品の特性および良否判定に求められる知識と技術
を学ぶことができ、さらに、基本的な電気−電子回路が
設計、製作できるようになり、コンピュータを搭載した
電子制御化された建設機械などの修理に役立つ。
【0100】本電気・電子回路用研修装置30によれば、
持運び可能であるから任意な場所で、比較的高電圧回路
と比較的低電圧回路とをそれぞれ確実に学習できるとと
もに、これらの異電圧回路用の部品間の混同による誤接
続を、区画形成された領域により防止でき、誤接続によ
る回路部品の故障を防止できる。
【0101】本電気・電子回路用研修装置30によれば、
部品が、機能別にまとめて配置されたから、結線用電線
による配線が容易になり、学習し易い。
【0102】本電気・電子回路用研修装置30によれば、
集積回路チップが回路設置板上の集積回路用ソケットに
対し着脱自在であるから、集積回路チップを他のものと
容易に交換でき、同一の回路設置板上で、異なる集積回
路チップを用いた回路を学習できる。
【0103】本電気・電子回路用研修装置30によれば、
比較的高電圧回路用の比較的大径のピン端子は比較的低
電圧回路用の比較的小径の端子穴部材に挿入できないか
ら、比較的高電圧回路用と比較的低電圧回路用の部品間
の誤接続を確実に防止でき、誤接続による部品破壊を確
実に防止できる。
【0104】本電気・電子回路用研修装置30によれば、
蓋体を閉じたときは、比較的低電圧回路用の小型の部品
と付属品収納部とが対向するため、収納ケース内の狭い
スペースを効率良く利用して付属品を収納できる。
【0105】以上のような一連のモジュール化された研
修システムの確立と適用により、次のような作用効果が
得られる。
【0106】(1) 研修案内手段、テスタ、電気・電子回
路用研修装置などの種々の教材により、電気回路の研修
から電子回路の研修へと円滑に移行でき、メカニックに
とって一般的に苦手とされる「電気−電子の壁」を打破
ることができる。
【0107】(2) システマティックな研修プログラムに
より効率良く研修を実施でき、またその研修の効果も確
認できるため、販社などにおける多くの者に対してメカ
ニック教育が可能となる。
【0108】(3) 研修効率の向上により研修に係るコス
トダウンを図れる。
【0109】なお、本研修方法において、研修案内手段
は、印刷された教本を用いてもよいし、フロッピディス
クまたはCD−ROM、ハードディスクなどの記録媒体
と、その記録内容を表示するディスプレイを含むコンピ
ュータシステムを用いてもよい。このコンピュータシス
テムを用いる場合は、1つの記録媒体で多人数に対応で
きるとともに、各研修段階のレビューテストを、コンピ
ュータシステムの入力装置を通じてすると、テスト結果
を迅速に判定、集計できる。
【0110】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、研修案内
手段にしたがって、共通の電気・電子回路用研修装置と
テスタとを用いて、電気回路の研修と、習得したばかり
の電気回路の知識を基にした電子制御用の電子回路の研
修とを連続的かつ総合的に効率良くできる。
【0111】請求項2記載の発明によれば、研修案内手
段、テスタおよび電気・電子回路用研修装置を共通の教
材として、基礎知識研修段階での電気回路の習得から、
回路研修段階での電子回路の習得へと円滑に移行でき
る。
【0112】請求項3記載の発明によれば、基礎知識研
修段階に、電気記号とこの電気記号が用いられた電気回
路における電流の流れの方向とにより電気記号と電気回
路を研修する予備段階を置くことにより、テスタおよび
電気・電子回路用研修装置を用いた電気・電子回路研修
を円滑にできる。
【0113】請求項4記載の発明によれば、比較的高電
圧回路を研修する高電圧回路研修段階で電子部品の特性
と点検法などを研修した後に、比較的高電圧回路より低
電圧の低電圧回路研修段階で電子部品の結線と応用技術
などに加えてディジタル回路を研修すると、電子回路お
よびディジタル回路の一連の研修を円滑にできる。
【0114】請求項5記載の発明によれば、レビューテ
ストにより研修効果を確認できるので、システマティッ
クな研修を確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気・電子回路研修方法の一実施
の形態を示す研修段階のフロー図である。
【図2】同上研修方法に用いられる電気・電子回路用研
修装置の一実施の形態を示すケース開き状態の斜視図で
ある。
【図3】同上研修装置のケース閉じ状態の斜視図であ
る。
【図4】同上研修装置のケース内に設けられた回路設置
板の平面図である。
【図5】同上回路設置板上に設けられた集積回路用ソケ
ットに装着された集積回路チップの斜視図である。
【図6】同上回路設置板上に設けられた比較的大径の端
子穴部材とこれに挿入されるピン端子、および比較的小
径の端子穴部材とこれに挿入されるピン端子を示す拡大
図である。
【図7】同上研修方法に用いられるスイッチ類の電気記
号と電気回路における電流の流れ方向を表示した教本紙
面の例である。
【図8】同上研修方法に用いられるライト類の電気記号
と電気回路における電流の流れ方向を表示した教本紙面
の例である。
【図9】同上研修方法に用いられるコイルおよびリレー
の電気記号とスターチングモータにおける電流の流れ方
向を表示した教本紙面の例である。
【図10】同上研修方法に用いられる電流の流れ方向記
入問題を表示した教本紙面の例である。
【図11】同上研修方法に用いられるレビューテスト1
を表示した教本紙面の例である。
【図12】同上研修方法に用いられるテスタの説明を表
示した教本紙面の例である。
【図13】同上研修方法に用いられるテスタによる電圧
測定例を表示した教本紙面の例である。
【図14】同上研修方法に用いられるテスタによるダイ
オードテスト例を表示した教本紙面の例である。
【図15】同上研修方法に用いられるテスタによる測定
実習例を表示した教本紙面の例である。
【図16】同上研修方法に用いられるレビューテスト2
を表示した教本紙面の例である。
【図17】同上研修方法に用いられるオームの法則の説
明を表示した教本紙面の例である。
【図18】同上研修方法に用いられる抵抗の直列接続お
よび並列接続の説明を表示した教本紙面の例である。
【図19】同上研修方法に用いられる抵抗の直列接続回
路におけるトレーニング問題を表示した教本紙面の例で
ある。
【図20】同上研修方法に用いられるレビューテスト3
を表示した教本紙面の例である。
【図21】同上研修方法に用いられるトランジスタの説
明を表示した教本紙面の例である。
【図22】同上研修方法に用いられるトランジスタの説
明(特性)を表示した教本紙面の例である。
【図23】同上研修方法に用いられるトランジスタのN
PN型とPNP型とを表示した教本紙面の例である。
【図24】同上研修方法に用いられるテスタによる抵抗
値測定例および表を表示した教本紙面の例である。
【図25】同上研修方法に用いられるDC24V回路の
NPN型トランジスタの作動確認用の回路図および表を
表示した教本紙面の例である。
【図26】同上研修方法に用いられるテスタによるNP
N型トランジスタの電圧測定例および表を表示した教本
紙面の例である。
【図27】同上研修方法に用いられるレビューテスト4
を表示した教本紙面の例である。
【図28】同上研修方法に用いられるDC5V回路によ
るトレーニング例を表示した教本紙面の例である。
【図29】同上研修方法に用いられるレビューテスト5
を表示した教本紙面の例である。
【図30】同上研修方法に用いられるNОТゲートを持
つディジタルIC回路の説明およびNОТゲートの実験
回路図を表示した教本紙面の例である。
【図31】同上研修方法に用いられるディジタルICチ
ップのNОТゲートを発振回路に応用した例を表示した
教本紙面の例である。
【図32】同上研修方法に用いられるレビューテスト6
を表示した教本紙面の例である。
【図33】同上研修方法に用いられるレビューテスト7
を表示した教本紙面の例である。
【符号の説明】
11〜13 基礎知識研修段階 14,15 回路研修段階 30 電気・電子回路用研修装置 31 収納ケース 43 結線用電線 53,66 スイッチ 54,61,78,79 負荷 58,59,71,73 抵抗器 67 コンデンサ 72 集積回路チップとしてのディジタルICチップ 95 テスタ 111〜137 研修案内手段としての教本の紙面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気・電子回路用の研修案内手段および
    テスタと、持運び可能な収納ケース内に結線用電線によ
    り接続可能の少なくともスイッチ、抵抗器、コンデン
    サ、集積回路チップおよび負荷を含む複数の電気・電子
    回路用の部品が配列された電気・電子回路用研修装置と
    を用いて、電気回路を研修した後、電子回路を研修する
    ことを特徴とする電気・電子回路研修方法。
  2. 【請求項2】 研修案内手段、テスタおよび電気・電子
    回路用研修装置によりテスタの使い方と電気部品および
    電気回路を研修する基礎知識研修段階と、 基礎知識研修段階の後で研修案内手段、テスタおよび電
    気・電子回路用研修装置により電子部品および電子回路
    を研修する回路研修段階とを具備したことを特徴とする
    請求項1記載の電気・電子回路研修方法。
  3. 【請求項3】 基礎知識研修段階は、 研修案内手段に示された電気部品の電気記号と、この電
    気記号が用いられた電気回路における電流の流れの方向
    とにより、電気記号と電気回路を研修する予備段階を含
    むことを特徴とする請求項2記載の電気・電子回路研修
    方法。
  4. 【請求項4】 回路研修段階は、 比較的高電圧回路を研修する高電圧回路研修段階と、 高電圧回路研修段階の後で比較的高電圧回路より低電圧
    の比較的低電圧回路およびディジタル回路を研修する低
    電圧回路研修段階とを具備したことを特徴とする請求項
    2または3記載の電気・電子回路研修方法。
  5. 【請求項5】 各々の研修段階は、 最後に習得度を見るレビューテストを伴うことを特徴と
    する請求項2乃至4のいずれか記載の電気・電子回路研
    修方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100632263B1 (ko) 2004-10-20 2006-10-11 서인원 인조점토를 이용한 전기 · 전자회로 학습교구
CN101894488A (zh) * 2009-07-15 2010-11-24 上海市电力公司超高压输变电公司 一种分布式区域电网变电站三维仿真培训***
CN103559822A (zh) * 2013-11-18 2014-02-05 国家电网公司 一种变电站仿真培训***
CN115830934A (zh) * 2022-11-15 2023-03-21 中核核电运行管理有限公司 二次设备端子接线用培训装置

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CN103559822A (zh) * 2013-11-18 2014-02-05 国家电网公司 一种变电站仿真培训***
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