JP2002201918A - エンジンの動弁装置及びそれに用いるラッシュアジャスター - Google Patents

エンジンの動弁装置及びそれに用いるラッシュアジャスター

Info

Publication number
JP2002201918A
JP2002201918A JP2001001482A JP2001001482A JP2002201918A JP 2002201918 A JP2002201918 A JP 2002201918A JP 2001001482 A JP2001001482 A JP 2001001482A JP 2001001482 A JP2001001482 A JP 2001001482A JP 2002201918 A JP2002201918 A JP 2002201918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjusting
mounting base
bolt
screw
adjusting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001001482A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Minamino
圭史 南野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2001001482A priority Critical patent/JP2002201918A/ja
Publication of JP2002201918A publication Critical patent/JP2002201918A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラッシュアジャスターの高さ調整を微小単位
に設定し、タペットクリアランスの微調整を容易に行う
ことができるエンジンの動弁装置を提供する。 【解決手段】 シリンダヘッド11に固定された取付台
25にアジャストボルト26の雄ねじ26aを螺合す
る。アジャストボルト26上部の雄ねじ26fにピボッ
トナット28を螺合する。前記雌ねじ25a及び雌ねじ
26fの一ピッチの寸法を相違させる。取付台25とア
ジャストボルト26との間に、アジャストボルト26に
形成された第1〜第4の回動阻止面26b〜26eと共
働して、アジャストボルト26が90度回転される毎に
その回動位置を弾性的に保持する第1スプリングクリッ
プ27を設ける。アジャストボルト26とピボットナッ
ト28との間にも前記クリップ27と同様の機能を有す
る第2スプリングクリップ29を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スイングアーム
形式のロッカーアームを備えたエンジンの動弁装置及び
それに用いるラッシュアジャスターに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の動弁装置は、シリンダヘッドに
装着されたバルブステムの外端部と、ラッシュアジャス
ターの先端部との間にロッカーアームを架設し、該ロッ
カーアームをカムの回転により揺動してバルブを開閉す
るようになっている。前記バルブやバルブステム等の関
連部品の熱膨張や摩耗等の関係からロッカーアームとバ
ルブステムの上端面との間に所定寸法の隙間(タペット
クリアランス)を設ける必要がある。このタペットクリ
アランスの調整は前記ラッシュアジャスターにより行わ
れる。実開昭59−60314号公報に示す動弁装置の
ラッシュアジャスターはシリンダヘッドに固定した取付
台の雌ねじに対し螺合量を調節可能にピボットボルトを
螺合し、セット用のナットによりピボットボルトを取付
台に締め付け固定するようになっている。
【0003】ところが、上記のピボットボルトはその高
さ位置を任意の高さ位置に調整することができる反面、
ピボットボルトの螺動量、つまりタペットクリアランス
の調整を作業者の感に頼らざるを得ず不正確になるとい
う問題があった。又、調整をなるべく正確に行おうとす
ると作業時間が長くなり、メンテナンス性に欠けるとい
う問題があった。
【0004】上記の問題を解決するため、従来、図10
に示すようなラッシュアジャスターが採用されている。
このラッシュアジャスターは、シリンダヘッド11に形
成した雌ねじ11aに対し、ピボットボルト41の下端
部に形成した雄ねじ41aが螺合され、ピボットボルト
41の中間部外周面には平行な平面よりなる回動阻止面
41b,41cが形成されている。又、シリンダヘッド
11の上面に一体的に設けた取付台25の回動阻止面2
5cにスプリングクリップ27の一対のロッド部27
a、27bのうち一方のロッド部27aが接触されてい
る。複数の前記回動阻止面41b、41cのいずれか一
方の回動阻止面には、スプリングクリップ27の他方の
ロッド部27bが接触されている。そして、ピボットボ
ルト41の上端部に形成した六角係合孔41dに六角レ
ンチを係合して、スプリングクリップ27を弾性変形し
つつピボットボルト41を180度毎に回動してピボッ
トボルト41の高さ調整をねじの半ピッチ単位で行うよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のラッシュア
ジャスターは、ピボットボルト41の雄ねじ41aのね
じピッチの半ピッチ単位で正確かつ容易に高さ調整を行
うことができる。上記のラッシュアジャスターは、シリ
ンダヘッド11に螺合された雄ねじ41aの一ピッチの
寸法が最低で0.5mmとなっているのが普通であり、
この場合には、ピボットボルト41を半回転すると、
0.25mmの高さ調整を行うことになる。ところが、
最小の調整高さ寸法が0.25mmでは、タペットクリ
アランスの微調整が適正に行われないという問題があっ
た。このタペットクリアランスの調整不良によって、動
弁装置が適正に機能せず、バルブの開閉時の騒音や摩耗
が促進されるという問題があった。
【0006】この発明は上記従来の技術に存する問題点
を解消するためになされたものであって、その目的はタ
ペットクリアランスの調整を適正に行うことができるエ
ンジンの動弁装置を提供することにある。
【0007】この発明の別の目的は、上記目的に加え
て、シリンダヘッドに対する組み付け作業を容易に行う
ことができるエンジンの動弁装置に用いるラッシュアジ
ャスターを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下、上記目的を達成す
るための手段及びその作用効果について記載する。上記
目的を達成するため、請求項1記載の発明では、シリン
ダヘッドに装着されたバルブステムの外端部と、ラッシ
ュアジャスターの先端部にロッカーアームを架設し、該
ロッカーアームをカムの回転により揺動してバルブを開
閉するようにしたエンジンの動弁装置において、前記ラ
ッシュアジャスターは、シリンダヘッドに設けられた取
付台と、上記取付台に対し異なるねじピッチで順次螺合
された複数の調整部材と、前記取付台とそれに螺合され
た調整部材及び各調整部材の間に介在され、かつ各調整
部材の回動位置を所定角度毎にそれぞれ段階的に保持す
る複数の回動位置保持手段と、前記各調整部材にそれぞ
れ設けられ、かつ前記回動位置保持手段の保持状態を解
除しつつ、あるいは解除された状態で各調整部材を個別
に回動操作し得る操作部とにより構成した。
【0009】上記の構成によれば、特定の調整部材の操
作部に例えば六角レンチ等の回動操作用の工具を係合し
て回動すると、その調整部材の高さが所定角度毎に調整
される。又、他の調整部材を回動すると、その高さが所
定角度毎に調整される。複数の調整部材の螺合部にはピ
ッチ差が設けられているので、各調整部材をピッチ差が
生じるようにそれぞれ回動すると、ラッシュアジャスタ
ー全体として、ピッチ差のみの最小調整範囲で高さ調整
を行うことができる。例えば、複数の螺合部が全て右ね
じ又は左ねじの場合には各調整部材の回動方向を順次逆
にすることによりピッチ差のみの最小調整範囲とするこ
とができる。反対に、右ねじと左ねじを用いた場合には
各調整部材の回動方向を同じにすることによりピッチ差
のみの最小調整範囲にすることができる。従って、タペ
ットクリアランスの調整を微小寸法で適正に行うことが
でき、動弁装置の作動を円滑に行い、摩耗や振動による
騒音を抑制することができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記回動位置保持手段は、常には前記各調整部材を
付勢部材の付勢力により所定の回動位置に保持し、前記
調整部材の操作部に回動操作用の工具を係合して該調整
部材を回動操作すると、前記付勢部材の付勢力に抗して
調整部材の回動位置が段階的に変更されるように構成し
た。
【0011】上記の構成によれば、調整部位の回動操作
を回動位置保持手段の付勢部材の付勢力に抗して行い、
所望する回動位置に容易に変更して保持することができ
る。請求項3に記載の発明は、請求項1又は2におい
て、前記取付台には雌ねじ又は雄ねじが設けられ、該雌
ねじ又は雄ねじには第1の調整部材の雄ねじ又は雌ねじ
が螺合され、該第1の調整部材の先端部には雄ねじ又は
雌ねじが形成され、該雄ねじ又は雌ねじには第2の調整
部材の雌ねじ又は雄ねじが螺合され、該第2の調整部材
の上端部に形成した球状凸部にはロッカーアームの一端
部に形成した球状凹部が摺動可能に係合されている。
【0012】上記の構成によれば、ラッシュアジャスタ
ーが第1及び第2の調整部材により構成されているの
で、二回の調整作業によりタペットクリアランスの調整
を迅速に行うことができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3におい
て、前記シリンダヘッドには雌ねじを有する取付台が固
定され、該取付台の雌ねじに第1の調整部材としてのア
ジャストボルトの下端部に形成した雄ねじが螺合され、
アジャストボルトの上部に形成した雄ねじには第2の調
整部材としてのピボットナットの雌ねじが螺合され、該
ピボットナットの上端部に形成された球状凸部がロッカ
ーアームの一端部に形成した球状凹部に係合されてい
る。
【0014】上記構成によれば、ラッシュアジャスター
の主要構成部品が取付台、アジャストボルト及びピボッ
トナットであるため、それらの構成を簡素化でき、製造
及び組み付け作業を容易に行うことができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項4におい
て、前記取付台とアジャストボルト及びアジャストボル
トとピボットナットの回動位置保持手段は、第1及び第
2のスプリングクリップであって、前記取付台の外周面
には第1スプリングクリップの一対のロッド部のうち一
方のロッド部を接触する回動阻止面が形成され、アジャ
ストボルトの中間部外周面には他方のロッド部を接触す
る複数の回動阻止面が周方向に所定角度毎に形成され、
ピボットナットの外周面には第2スプリングクリップの
一対のロッド部のうち一方のロッド部を接触する回動阻
止面が形成され、他方のロッド部は前記アジャストボル
トに設けられた前記複数の回動阻止面のいずれか一つの
回動阻止面に接触されている。
【0016】上記の構成によれば、二つの回動位置保持
手段をスプリングクリップとそのロッド部を接触する回
動阻止面により容易に構成することができる。請求項6
に記載の発明は、請求項4又は5において、前記ロッカ
ーアームの球状凹部には回動操作用の工具を緩く挿通可
能な挿通穴が形成され、前記ピボットナットの上端部に
形成された球状凸部には、前記工具を係合可能な操作部
としての係合孔が形成され、前記アジャストボルトの上
端部には前記工具又は異種サイズの工具を係合可能な操
作部としての係合孔が形成されている。
【0017】上記の構成によれば、工具をロッカーアー
ムに設けた挿通孔及びピボットナットの係合孔を貫通て
アジャストボルトの係合孔に挿入し、アジャストボルト
を回動しアジャストボルトの高さ調整作業を行う。この
とき、ピボットナットも回動される。その後、前記工具
と同じか異種サイズの工具をピボットナットの係合孔に
挿入して、ピボットナットのみを回動し、その高さ調整
作業を行う。前記両係合孔の大きさが同じ形状寸法の場
合には同じ工具が用いられ、ピボットナットの係合孔よ
りもアジャストボルトの係合孔が小さい場合には、異種
サイズの工具が用いられる。いずれにしても、工具を同
方向から挿入して回動操作ができるので、高さ調整作業
を迅速に行うことができる。
【0018】前述した別の目的を達成するため、請求項
7に記載の発明は、シリンダヘッドの所定位置に固定さ
れる取付台と、上記取付台に対し異なるねじピッチで順
次螺合された複数の調整部材と、前記取付台とそれに螺
合された調整部材及び各調整部材の間に介在され、かつ
各調整部材の回動位置を所定角度毎にそれぞれ段階的に
保持する複数の回動位置保持手段と、前記各調整部材に
それぞれ設けられ、かつ前記回動位置保持手段の保持状
態を解除しつつ、あるいは解除された状態で、各調整部
材を個別に回動操作し得る操作部とにより構成されてい
る。
【0019】上記の構成によれば、ラッシュアジャスタ
ーは、シリンダヘッドに対する取り付け作業を容易に行
うことができる。請求項8に記載の発明は、請求項7に
おいて、前記取付台に形成した雌ねじには調整部材とし
ての雄ねじを備えたアジャストボルトが螺合され、該ア
ジャストボルトの先端部に形成された雄ねじには、調整
部材としての雌ねじを備えたピボットナットが螺合さ
れ、取付台とアジャストボルトには回動位置保持手段と
してのスプリングクリップが装着され、アジャストボル
トとピボットナットには回動位置保持手段としてのスプ
リングクリップが装着され、前記アジャストボルト及び
ピボットナットに回動操作用の工具の係合部をそれぞれ
設けた。
【0020】上記の構成によれば、ラッシュアジャスタ
ーの主要構成部品が取付台、アジャストボルト及びピボ
ットナットであり、回動位置保持手段がスプリングクリ
ップであるため、製造及び組付作業を容易に行うことが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明のエンジンの動弁
装置を具体化した一実施形態を図1〜図6に従って説明
する。
【0022】図6に示すように、エンジンのシリンダヘ
ッド11には吸気通路12が設けられ、吸気バルブ13
により開閉されるようになっている。吸気バルブ13に
はバルブステム14が連結され、該バルブステム14は
シリンダヘッド11に形成した貫通孔15に貫通固定さ
れたバルブガイド16により案内されるようになってい
る。前記バルブステム14の上端部にはスプリングリテ
ーナ17が取り付けられ、該リテーナ17とシリンダヘ
ッド11との間には吸気バルブ13を閉弁方向に付勢す
るバルブスプリング18が介在されている。
【0023】シリンダヘッド11の上面には前記バルブ
ステム14に近接して、それと平行にラッシュアジャス
ター21が装設されている。前記バルブステム14の上
端面とラッシュアジャスター21の上端部との間にはロ
ッカーアーム22が架設され、ロッカーアーム22の上
面に接触されたカム23は、所定位置に支持されたカム
シャフト24に嵌合されている。そして、カム23が回
転されると、ロッカーアーム22が上下方向に揺動さ
れ、吸気バルブ13が開閉されるようになっている。
【0024】次に、前記ラッシュアジャスター21の構
成を図1〜図3に基づいて説明する。シリンダヘッド1
1には嵌入孔11bが形成され、嵌入孔11bには円筒
状の取付台25が嵌合固定されている。この固定構造と
して、例えばねじ嵌合、圧入嵌合あるいは溶接等があ
る。取付台25の中心部には所定ピッチの雌ねじ25a
が形成されている。前記雌ねじ25aには第1の調整部
材としてのアジャストボルト26の下端部に形成した雄
ねじ26aが螺合されている。
【0025】前記取付台25に対するアジャストボルト
26の回動位置保持は、第1スプリングクリップ27に
より達成される。第1スプリングクリップ27は一対の
ロッド部27a,27bと、両ロッド部を連結する連結
部27cとにより構成されている。前記取付台25の上
端部には位置規制筒部25bが一体に形成され、該位置
規制筒部25bの外周面には前記第1スプリングクリッ
プ27の一方のロッド部27aを接触してアジャストボ
ルト26の回動を阻止する溝状の回動阻止面25cが形
成されている。又、前記アジャストボルト26の中間部
外周面には四角柱状部が形成され、その4つの縦方向に
延びる平面は第1〜第4の回動阻止面26b〜26eと
なっている。前記位置規制筒部25bの回動阻止面25
cと反対側の外周面には内外を連通する切り欠き通路2
5dが形成され、前記第1〜第4の回動阻止面26b〜
26eのうちいずれか1つの回動阻止面が前記切り欠き
通路25dから外部に露出するようになっている。そし
て、第1スプリングクリップ27の他方のロッド部27
bが切り欠き通路25dを通してアジャストボルト26
の一つの回動阻止面26b(又は26c,26d,26
e)に接触されている。ロッド部27aの先端部には係
止部27dが折り曲げ形成され、位置規制筒部25bの
回動阻止面25cに係合されたロッド部27aが回動阻
止面25cから離脱しないようになっている。
【0026】前記アジャストボルト26の上部には雄ね
じ26fが形成され、その上端部には係合部としての六
角係合孔26gが形成されている。従って、前記六角係
合孔26gに六角レンチの先端部を挿入してアジャスト
ボルト26を回動操作すると、第1の回動阻止面26b
のエッジにより第1スプリングクリップ27のロッド部
27bが連結部27c(図2参照)を中心に水平方向外
方に弾性変形され、アジャストボルト26が回動され
る。アジャストボルト26が90度回動されると、第2
の回動阻止面26cにロッド部27bが接触され、この
アジャストボルト26の回動位置が保持される。以下、
同様にして90度回動する毎にアジャストボルト26が
所定回動位置に保持される。
【0027】前記アジャストボルト26の雄ねじ26f
には第2の調整部材としての雌ねじ28aを有するピボ
ットナット28が螺合されている。ピボットナット28
の上端部には球状凸部28bが一体に形成され、球状凸
部28bの上部中央には係合部としての六角係合孔28
cが内外を貫通するように、かつ前記六角係合孔26g
と同一軸線上に位置すように形成されている。球状凸部
28bには前記ロッカーアーム22の一端部に形成した
球状凹部22aが係合されている。球状凹部22aの内
頂面には、例えば六角レンチ等の回動操作用の工具を緩
く挿通して六角係合孔28c又は六角係合孔26gに係
合するための挿通穴22bが設けられている。
【0028】前記アジャストボルト26に対するピボッ
トナット28の回動位置保持は、第2スプリングクリッ
プ29により達成される。第2スプリングクリップ29
は一対のロッド部29a,29bと連結部29cとによ
り構成されている。第2スプリングクリップ29の両ロ
ッド部29a,29bのうち一方のロッド部29aはピ
ボットナット28の外周面に形成した溝状の回動阻止面
28dに係合されている。前記第2スプリングクリップ
29の他方のロッド部29bはピボットナット28の外
周面に形成した切り欠き通路28eを通して前記アジャ
ストボルト26の第1〜第4の回動阻止面26b〜26
eの何れか一つの回動阻止面に接触されている。ロッド
部29aには係止部29dが折り曲げ形成され、ピボッ
トナット28の回動阻止面28dに係合されたロッド部
29aが回動阻止面28dから離脱しないようになって
いる。
【0029】従って、図1に示す組み付け状態におい
て、六角係合孔28cに六角レンチを係合してピボット
ナット28を回動すると、アジャストボルト26の第1
の回動阻止面26bのエッジにより第2スプリングクリ
ップ29のロッド部29bが連結部29c(図2参照)
を中心に外側方に弾性変形され、前述したアジャストボ
ルト26の回動位置の保持動作と同様にして90度毎に
回動されたピボットナット28が所定回動位置に保持さ
れる。
【0030】前記ピボットナット28の回動操作中に前
記アジャストボルト26が追従して回動しないように第
1スプリングクリップ27の付勢力は、第2スプリング
クリップ29の付勢力よりも大きく設定されている。
【0031】前記アジャストボルト26の取付台25に
螺合された雄ねじ26aと、ピボットナット28に螺合
された雄ねじ26fとの一ピッチの寸法は相違してい
る。具体的には前記雄ねじ26a(25a)のピッチ寸
法は、1.25mmとなっている。前記雄ねじ26f
(28a)のピッチ寸法は、1.20mmとなってい
る。さらに、前記異種ピッチのねじ26a、26fはと
もに右ねじで、時計回り方向に回動すると螺入量が増加
して、高さが低くなり、タペットクリアランスが減少す
るようになっている。
【0032】次に、前記のように構成したエンジンの動
弁装置についてその動作を説明する。図6は吸気バルブ
13が閉鎖位置に移動された状態を示す。この状態にお
いてカムシャフト24によってカム23が回転される
と、ロッカーアーム22を介してバルブステム14がバ
ルブスプリング18の弾力に抗して下方に押し下げら
れ、吸気バルブ13が開放される。カム23の山部がロ
ッカーアーム22を通過するとバルブステム14がバル
ブスプリング18の蓄勢力により持ち上げられ吸気バル
ブ13が閉鎖位置に移動される。
【0033】エンジンの試運転に先だってあるいは所定
の運転時間が経過した後、バルブステム14の上端面と
ロッカーアーム22の先端部との間に適正なタペットク
リアランスが保持されるようにラッシュアジャスター2
1の高さ(変位量)が調整される。この高さ調整は、最
初にロッカーアーム22の球状凹部22aに設けた挿通
穴22bから小径の六角レンチをピボットナット28の
六角係合孔28cを素通りしてアジャストボルト26の
六角係合孔26gに係合し、反時計回り方向に回動す
る。そして、回動角度が180度となったところで回動
を止めると、アジャストボルト26は図4に示すように
一ピッチ(1.25mm)の半ピッチ分である0.62
5mmだけ上昇し、タペットクリアランスが減少する方
向の調整が行われる。この調整が終了した後、小径の六
角レンチを外して、ピボットナット28の六角係合孔2
8cに太径の六角レンチを係合してピボットナット28
を時計回り方向に180度だけ回動すると、図4におい
て、0.625mmの高さ位置から一ピッチ(1.20
mm)の半ピッチ分の0.60mmだけ下降され、タペ
ットクリアランスが増大する方向への調整が行われる。
【0034】従って、ラッシュアジャスター21全体の
高さは、前述した数値から明らかなように、 0.625mm−0.60mm=0.025mm だけ上方に高さ調整が行われたことになる。
【0035】同様にしてアジャストボルト26をさらに
180度だけ反時計回り方向に回動すると、図4に示す
ように0.65mmの高さ調整がなされ、次に、ピボッ
トナット28を時計回り方向に180度だけ回動する
と、0.65mmから半ピッチの0.60mm低くなっ
て全体として0.05mmの高さ調整が行われる。
【0036】上述した180度毎の回動により、タペッ
トクリアランスの調整は、最小調整寸法が0.025m
m単位で行われるので、目標とするタペットクリアラン
スが例えば0.05mmの場合には、一旦タペットクリ
アランスを零にした状態で、アジャストボルト26とピ
ボットナット28をそれぞれ逆方向に360度回転させ
ればよいことになる。
【0037】タペットクリアランスの最小調整寸法をさ
らに小さくしたい場合には、アジャストボルト26とピ
ボットナット28を90度毎に回動する。この場合に
は、図5に示すようにラッシュアジャスター21全体と
して最小調整寸法が0.0125mm単位で高さ調整が
なされ、90度の場合には、0.0125mm、180
度の場合には0.025mm、270度の場合は0.0
375mm、360度の場合は0.05mmとなる。
【0038】以上のようにタペットクリアランスの最小
調整高さ寸法は、0.025mm単位又は0.0125
mm単位で行われる。この結果、従来の高さの最小調整
範囲0.25mmと比較して、10分の1又は20分の
1の微調整が可能となる。
【0039】次に、前記のように構成したエンジンの動
弁装置についてその効果を構成とともに列記する。 (1)取付台25の雌ねじ25aにアジャストボルト2
6の雄ねじ26aを螺合し、アジャストボルト26の雄
ねじ26fにピボットナット28の雌ねじ28aを螺合
し、前記両ねじ26a,26fの一ピッチの寸法を相違
させた。このため、ラッシュアジャスター21の高さ調
整を微小単位で調整して、タペットクリアランスの微調
整を容易に行うことができる。
【0040】(2)前記取付台25に対するアジャスト
ボルト26の回動位置を第1スプリングクリップ27に
より保持し、アジャストボルト26に対するピボットナ
ット28の回動位置を第2スプリングクリップ29によ
り保持した。このため、回動位置保持手段の構成を簡素
化することができるとともに、両スプリングクリップ2
7,29を装着したままタペットクリアランスの調整を
容易に行うことができる。
【0041】(3)アジャストボルト26の六角係合孔
26gと、ピボットナット28の六角係合孔28cを同
一軸線上に配置したので、工具を同一方向から挿入して
係合することができ、タペットクリアランスの調整作業
を迅速に行うことができる。
【0042】(4)アジャストボルト26に設けた第1
〜第4の回動阻止面26b〜26eに対し付勢力の大き
い第1スプリングクリップ27と、付勢力の小さい第2
スプリングクリップ29のロッド部27b、29bを接
触するようにした。このため、ピボットナット28の回
動時にアジャストボルト26が誤動作されるのを防ぐこ
とができる。
【0043】(5)ユニット化されたラッシュアジャス
ター21の取付台25をシリンダヘッド11の嵌入孔1
1bに嵌合するようにしたので、取付作業を容易に行う
ことができる。
【0044】次に、この発明の別の実施例を図7〜図9
に基づいて説明する。 ・ 図7に示す別例は、前記六角レンチに代えて1つの
工具30によりアジャストボルト26とピボットナット
28をそれぞれ独立して回動操作するようにしたもので
ある。工具30に固定された六角柱状の回動操作部30
aは、六角係合孔28cに係合されてピボットナット2
8を回動する。回動操作部30aの中心部に突出して支
持された六角柱状の回動操作部30bは、軸方向に外力
が作用すると、回動されるようになっていて、工具30
を下方に押圧することによりアジャストボルト26のみ
を回動する。
【0045】・ 図8に示す別例は、取付台25とアジ
ャストボルト26及びアジャストボルト26とピボット
ナット28の回動位置保持手段を変更したものである。
アジャストボルト26の外周面に設けられ、かつ該ボル
ト26の軸線方向と平行な複数の係合溝26hと、取付
台25(ピボットナット28)に設けられ、前記複数の
係合溝26hのいずれか一つに向かってばね31により
付勢された球体32とにより構成されている。
【0046】この別例では第1及び第2スプリングクリ
ップ27,29が外部に露出する構造と比較して占有ス
ペースを少なくして外観を向上することができる。 ・ 図9に示す別例は、シリンダヘッド11の雌ねじ1
1aに第1の調整部材281の下端外周面に形成した雄
ねじ28fが螺合されている。前記第1の調整部材28
1の中心部に形成した雌ねじ28aに第2の調整部材と
してのアジャストボルト26の下端部に形成した雄ねじ
26aが螺合されている。第1の調整部材281の外周
面には第1スプリングクリップ27のロッド部27bを
接触する回動阻止面28gが形成されている。第1の調
整部材281の上端面には操作レバー33が連結され、
アジャストボルト26の外周面には操作レバー34が連
結されている。
【0047】この別例では、アジャストボルト26及び
ピボットナット28に対し工具を用いることなくアジャ
ストボルト26と第1の調整部材281の高さ調整作業
を容易に行うことができる。
【0048】・ 図示しないが、第1(及び第2)スプ
リングクリップ27(29)に代えて、セットボルトを
取付台25(ピボットナット28)に螺合して、その先
端を回動阻止面に押圧するようにしてもよい。
【0049】・ シリンダヘッド11に対し取付台25
を一体に形成してもよい。 ・ 三つ以上の調整部材をそれぞれ螺合し、螺合部のね
じピッチを相違させてもよい。
【0050】・ ピボットナット28の外周面に、該ピ
ボットナット28を回動するためのスパナーを係合する
平行な係合面を設けてもよい。 ・ 前記係合孔26g,28cの形状及び寸法を同じに
してもよい。この場合には同じ工具を使用することがで
きる。
【0051】・ 前記アジャストボルト26の雄ねじ2
6aと26fを共に左ねじとしたり、右ねじと左ねじと
したりしてもよい。前記実施形態から把握される技術思
想について以下に記載する。
【0052】(技術思想1) 請求項4において、前記
回動位置保持手段は、アジャストボルトの外周面に設け
た軸線方向と平行な複数の係合溝と、取付台及びピボッ
トナットに設けられ、前記複数の係合溝のうち一つの係
合溝に向かってばねにより付勢された球体とにより構成
されているエンジンの動弁装置。
【0053】(技術思想2) 請求項1〜6のいずれか
一項において、前記各調整部材には回動操作用の操作レ
バーが設けられているエンジンの動弁装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化したエンジンの動弁装置に
用いるラッシュアジャスターの中央部縦断面図。
【図2】 スプリングクリップを通るラッシュアジャス
ターの横断面図。
【図3】 ラッシュアジャスターの分解斜視図。
【図4】 ラッシュアジャスターの高さ調整動作を説明
するグラフ。
【図5】 ラッシュアジャスターの高さ調整動作を説明
するグラフ。
【図6】 エンジンの動弁装置全体を示す縦断面図。
【図7】 この発明の別の回動操作方法を説明する断面
図。
【図8】 取付台及びアジャストボルトの回動位置を保
持する手段の別例を示す横断面図。
【図9】 この発明のラッシュアジャスターの別例を示
す縦断面図。
【図10】 従来のラッシュアジャスターの縦断面図。
【符号の説明】
11…シリンダヘッド、21…ラッシュアジャスター、
25…取付台、25a…雌ねじ、25c…回動阻止面、
26…第1の調整部材としてのアジャストボルト、26
a,26f…雄ねじ、26b〜26e…回動阻止面、2
6g…係合部としての六角係合孔、27…回動位置保持
手段を構成する第1スプリングクリップ、29…回動位
置保持手段を構成する第2スプリングクリップ、28…
第2の調整部材としてのピボットナット、28d…回動
阻止面28d、28c…係合部としての六角係合孔28
c。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドに装着されたバルブステ
    ムの外端部と、ラッシュアジャスターの先端部にロッカ
    ーアームを架設し、該ロッカーアームをカムの回転によ
    り揺動してバルブを開閉するようにしたエンジンの動弁
    装置において、 前記ラッシュアジャスターは、シリンダヘッドに設けら
    れた取付台と、 上記取付台に対し異なるねじピッチで順次螺合された複
    数の調整部材と、 前記取付台とそれに螺合された調整部材及び各調整部材
    の間に介在され、かつ各調整部材の回動位置を所定角度
    毎にそれぞれ段階的に保持する複数の回動位置保持手段
    と、 前記各調整部材にそれぞれ設けられ、かつ前記回動位置
    保持手段の保持状態を解除しつつ、あるいは解除された
    状態で各調整部材を個別に回動操作し得る操作部とによ
    り構成されているエンジンの動弁装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記回動位置保持手
    段は、常には前記各調整部材を付勢部材の付勢力により
    所定の回動位置に保持し、前記調整部材の操作部に回動
    操作用の工具を係合して該調整部材を回動操作すると、
    前記付勢部材の付勢力に抗して調整部材の回動位置が段
    階的に変更されるように構成されているエンジンの動弁
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記取付台に
    は雌ねじ又は雄ねじが設けられ、該雌ねじ又は雄ねじに
    は第1の調整部材の雄ねじ又は雌ねじが螺合され、該第
    1の調整部材の先端部には雄ねじ又は雌ねじが形成さ
    れ、該雄ねじ又は雌ねじには第2の調整部材の雌ねじ又
    は雄ねじが螺合され、該第2の調整部材の上端部に形成
    した球状凸部にはロッカーアームの一端部に形成した球
    状凹部が摺動可能に係合されているエンジンの動弁装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記シリンダヘッド
    には雌ねじを有する取付台が固定され、該取付台の雌ね
    じに第1の調整部材としてのアジャストボルトの下端部
    に形成した雄ねじが螺合され、アジャストボルトの上部
    に形成した雄ねじには第2の調整部材としてのピボット
    ナットの雌ねじが螺合され、該ピボットナットの上端部
    に形成された球状凸部がロッカーアームの一端部に形成
    した球状凹部に係合されているエンジンの動弁装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記取付台とアジャ
    ストボルト及びアジャストボルトとピボットナットの回
    動位置保持手段は、第1及び第2のスプリングクリップ
    であって、前記取付台の外周面には第1スプリングクリ
    ップの一対のロッド部のうち一方のロッド部を接触する
    回動阻止面が形成され、アジャストボルトの中間部外周
    面には他方のロッド部を接触する複数の回動阻止面が周
    方向に所定角度毎に形成され、ピボットナットの外周面
    には第2スプリングクリップの一対のロッド部のうち一
    方のロッド部を接触する回動阻止面が形成され、他方の
    ロッド部は前記アジャストボルトに設けられた前記複数
    の回動阻止面のいずれか一つの回動阻止面に接触されて
    いるエンジンの動弁装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において、前記ロッカー
    アームの球状凹部には回動操作用の工具を緩く挿通可能
    な挿通穴が形成され、前記ピボットナットの上端部に形
    成された球状凸部には、前記工具を係合可能な操作部と
    しての係合孔が形成され、前記アジャストボルトの上端
    部には前記工具又は異種サイズの工具を係合可能な操作
    部としての係合孔が形成されているエンジンの動弁装
    置。
  7. 【請求項7】 シリンダヘッドの所定位置に固定される
    取付台と、 上記取付台に対し異なるねじピッチで順次螺合された複
    数の調整部材と、 前記取付台とそれに螺合された調整部材及び各調整部材
    の間に介在され、かつ各調整部材の回動位置を所定角度
    毎にそれぞれ段階的に保持する複数の回動位置保持手段
    と、 前記各調整部材にそれぞれ設けられ、かつ前記回動位置
    保持手段の保持状態を解除しつつ、あるいは解除された
    状態で、各調整部材を個別に回動操作し得る操作部とに
    より構成されているエンジンの動弁装置に用いるラッシ
    ュアジャスター。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記取付台に形成し
    た雌ねじには調整部材としての雄ねじを備えたアジャス
    トボルトが螺合され、該アジャストボルトの先端部に形
    成された雄ねじには、調整部材としての雌ねじを備えた
    ピボットナットが螺合され、取付台とアジャストボルト
    には回動位置保持手段としてのスプリングクリップが装
    着され、アジャストボルトとピボットナットには回動位
    置保持手段としてのスプリングクリップが装着され、前
    記アジャストボルト及びピボットナットに回動操作用の
    工具の係合部をそれぞれ設けたエンジンの動弁装置に用
    いるラッシュアジャスター。
JP2001001482A 2001-01-09 2001-01-09 エンジンの動弁装置及びそれに用いるラッシュアジャスター Pending JP2002201918A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001482A JP2002201918A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 エンジンの動弁装置及びそれに用いるラッシュアジャスター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001482A JP2002201918A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 エンジンの動弁装置及びそれに用いるラッシュアジャスター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002201918A true JP2002201918A (ja) 2002-07-19

Family

ID=18870117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001001482A Pending JP2002201918A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 エンジンの動弁装置及びそれに用いるラッシュアジャスター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002201918A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015015857A1 (ja) * 2013-07-31 2015-02-05 株式会社白井産業 部材の結合構造及びこれを備えた組立構造物
JP5719485B1 (ja) * 2013-07-31 2015-05-20 株式会社白井産業 部材の結合構造及びこれを備えた組立構造物
KR20150143811A (ko) * 2013-04-24 2015-12-23 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 절삭날 위치의 조정 기구 및 날끝 교환식 절삭 공구

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150143811A (ko) * 2013-04-24 2015-12-23 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 절삭날 위치의 조정 기구 및 날끝 교환식 절삭 공구
KR102222788B1 (ko) 2013-04-24 2021-03-03 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 절삭날 위치의 조정 기구 및 날끝 교환식 절삭 공구
WO2015015857A1 (ja) * 2013-07-31 2015-02-05 株式会社白井産業 部材の結合構造及びこれを備えた組立構造物
JP5719485B1 (ja) * 2013-07-31 2015-05-20 株式会社白井産業 部材の結合構造及びこれを備えた組立構造物
CN105431642A (zh) * 2013-07-31 2016-03-23 株式会社白井产业 部件的接合构造以及具有该部件的接合构造的组装构造物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6415754B1 (en) Rocker arm support mechanism
US5645025A (en) Internal combustion engine
JP3641355B2 (ja) バルブリフタ
JP2002201918A (ja) エンジンの動弁装置及びそれに用いるラッシュアジャスター
JP4999539B2 (ja) スイングアーム式動弁装置におけるラッシュアジャスタ
US20120227695A1 (en) Arm type valve lifter
US20020088415A1 (en) Mechanical lash adjuster apparatus for an engine cam
US7104161B2 (en) Engine valve adjustment device
JP2002115508A (ja) ロッカーアームを備えたバルブ駆動装置
US6901896B2 (en) Arm type valve gear
JP2006052737A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
US5323741A (en) Twelve-point rocker-arm adjusting nut
US6973903B2 (en) Valve-operating lever
JP4118248B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JPH1113425A (ja) ロッカアーム用枢支装置
JPH053688Y2 (ja)
US6415755B1 (en) Valve clearance adjusting tool and method for adjusting valve clearance
JPH0979017A (ja) エンジンのデコンプ装置
JP4417573B2 (ja) 動弁装置のバルブクリアランス調整機構
JPS5896112A (ja) 内燃機関の弁間隙調整方法
JP2005291153A (ja) アーム式動弁装置
JPS6329124Y2 (ja)
JPH0270907A (ja) 直打式バルブリフタ
JPH0730884Y2 (ja) 内燃機関の弁強制開閉装置
JPH0727363Y2 (ja) ロッカアームのアジャストスクリュウ調整装置