JP2002201837A - 個人識別装置 - Google Patents

個人識別装置

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JP2002201837A
JP2002201837A JP2000402144A JP2000402144A JP2002201837A JP 2002201837 A JP2002201837 A JP 2002201837A JP 2000402144 A JP2000402144 A JP 2000402144A JP 2000402144 A JP2000402144 A JP 2000402144A JP 2002201837 A JP2002201837 A JP 2002201837A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、操作者に対して一定期間毎に暗証番
号の変更を要求できる個人識別装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】制御部108は、操作手段101であるカ
ードリーダから読み取ったカード情報と第1の記憶部1
03から呼出したカード情報の照合を行い、両者が一致
した場合には、カードは正当なものと判定する。次に、
制御部108は、操作者が入力した暗証番号と第2の記
憶部から呼出した暗証番号が一致するか否か照合を行
い、両者が一致した場合には、操作者の暗証番号が正当
なもと判定し、該当する暗証番号の有効期間を第3の記
憶部105から呼出し、操作者の暗証番号が有効期間内
のものか確認を行う。制御部108は、暗証番号の有効
期間が過ぎていると判定した場合には、報知部106に
起動信号を出力し、報知部106は操作者に対して暗証
番号変更メッセージを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出入管理システム
等に適用される暗証番号を用いた個人識別装置に関し、
特に操作者に対して所定期間毎に暗証番号の変更を要求
する個人識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通行者の重要エリアへの入退出を
管理するために、個人識別装置が使用されている。個人
識別装置としては、例えば、カード(磁気カード、IC
カード、非接触カード等)、テンキー、指紋、声紋、掌
形、虹彩、ホログラム、顔画像等を用いたものがある。
この中でも特に、利便性、経済性の面からカードまたは
テンキーが用いられる場合が多い。また、セキュリティ
性を強化するために、これらを組み合わせて使用するこ
ともある。
【0003】ところで、個人識別装置にカードを用いた
場合、操作時にカード情報を盗み見られるというような
問題はないが、カードを紛失した場合にそのカードを拾
った人であれば誰でも入退出できるという問題がある。
特に磁気カードを使用する場合、カードの複製が容易に
できるため安全性にも問題がある。
【0004】また、個人識別装置にテンキーを用いた場
合、通行人はテンキーを入力する暗証番号を記憶するだ
けで、何も所持しなくてもよいという利点があるが、暗
証番号を通行人以外の第三者に知られてしまった場合
に、暗証番号を知った者であれば誰でも入退出できてし
まうという問題がある。また、安全性を考慮して、テン
キーに用いる暗証番号を定期的に変更するものがある
が、変更した暗証番号を通行者全員に伝えなければなら
ず、非常に手続きが複雑になってしまうという問題もあ
る。そこで、一人一人に異なる暗証番号を付与して個人
毎に暗証番号を管理するということが考えられる。しか
し、この場合、通行人が増加すると暗証番号の数もそれ
に伴い増加するため、でたらめに入力しても照合できて
しまう確率が増すという問題があった。
【0005】そこで、個人識別装置にテンキーとカード
を組み合わせてセキュリティ性を強化する方法がある。
このようにすれば、テンキー、カードを単独で使用する
場合に比べて第三者が不正に入退出する確率をより低減
することができる。また、カードで個人が識別できるの
でテンキーの暗証番号を個人毎に付与することも可能と
なる。しかし、重要エリアへの入退出を管理する場合に
は、さらに安全性を考慮して、テンキーに用いられる暗
証番号を定期的に変更するのが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、暗証番
号の変更は、一般に通行人である操作者の意思に任され
ているため、暗証番号を長期間変更しない操作者が多
く、安全性に欠けるという問題があった。
【0007】また、テンキーと指紋、声紋、掌形、虹
彩、顔画像等のバイオメトリクス情報との組み合わせに
よって個人の識別をする方法もある。バイオメトリクス
は個人唯一の情報であって複製や盗難という問題はな
く、その情報だけで高いセキュリティ性を確保すること
ができる。ところが、バイオメトリクス情報による個人
識別は非常に複雑な処理を要するため、認識の精度やス
ピードを上げるためにはコストがかかるという問題があ
る。そこで、精度やスピードをある程度落してコストを
削減する代りにテンキーと組み合わせ、経済性を確保し
つつセキュリティ性を上げるという試みがある。この場
合も、前述したカードとテンキーの組み合わせと同様に
該テンキーの暗証番号は定期的に変更するのが望まし
い。
【0008】また、前述した個人識別装置を警備状態の
切り換えに用いた場合も同様の問題が発生する。
【0009】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
ので、操作者に対して一定期間毎に暗証番号の変更を要
求できる個人識別装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、操作者を特定するための操作手段と、操作者の暗証
番号を入力するための暗証番号入力手段と、前記操作手
段で読み取られる情報に対応する情報を記憶するための
第1の記憶部と、正当な操作者の暗証番号を記憶するた
めの第2の記憶部と、前記第2の記憶部に記憶された暗
証番号の有効期間を記憶するための第3の記憶部と、操
作者に対してメッセージを出力する報知部と、制御部と
を有する個人識別装置において、前記制御部は、前記操
作手段で読み取った情報と暗証番号とに基づいて正当な
操作者を判定するための手段と、前記操作手段または前
記暗証番号入力手段の操作時点と操作者の暗証番号の有
効期間とを比較する手段とを有し、前記操作手段または
前記暗証番号入力手段の操作時点が操作者の暗証番号有
効期間外であると判定した場合には前記報知部より暗証
番号変更メッセージを出力することを特徴とするもので
ある。
【0011】このように、制御部は、操作者の暗証番号
の有効期間が過ぎていると判定した場合には、報知部よ
り暗証番号変更メッセージを出力するので、操作者に暗
証番号の変更を意識させることができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、操作者を特定す
るための操作手段と、操作者の暗証番号を入力するため
の暗証番号入力手段と、前記操作手段で読み取られる情
報に対応する情報を記憶するための第1の記憶部と、正
当な操作者の暗証番号を記憶するための第2の記憶部
と、前記第2の記憶部に記憶された暗証番号の有効期間
を記憶するための第3の記憶部と、暗証番号変更モード
に切替えるためのモード設定手段と、制御部とを有する
個人識別装置において、前記制御部は、前記操作手段で
読み取った情報と暗証番号とに基づいて正当な操作者を
判定するための手段と、前記操作手段または前記暗証番
号入力手段の操作時点と操作者の暗証番号の有効期間と
を比較する手段とを有し、前記操作手段または前記暗証
番号入力手段の操作時点が操作者の暗証番号有効期間外
であると判定した場合には自動的に暗証番号変更モード
に切替えることを特徴とするものである。
【0013】このように、操作者の暗証番号の有効期間
が過ぎていると判定した場合には自動的に暗証番号変更
モードに切替えることとしたので、操作者に暗証番号の
変更を強制することができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、操作者を特定す
るための操作手段と、操作者の暗証番号を入力するため
の暗証番号入力手段と、前記操作手段で読み取られる情
報に対応する情報を記憶するための第1の記憶部と、正
当な操作者の暗証番号を記憶するための第2の記憶部
と、前記第2の記憶部に記憶された暗証番号の有効期間
を記憶するための第3の記憶部と、操作者に対して警告
メッセージを出力する報知部と、前記報知部より警告メ
ッセージが出力されたことを記憶する第4の記憶部と、
操作者による暗証番号の変更を希望する期間を記憶する
ための第5の記憶部と、暗証番号変更モードに切替える
ためのモード設定手段と、制御部とを有する個人識別装
置において、前記制御部は、前記操作手段で読み取った
情報と暗証番号とに基づいて正当な操作者を判定するた
めの手段と、前記操作手段または前記暗証番号入力手段
の操作時点と操作者の暗証番号の有効期間とを比較する
手段と、前記操作手段または前記暗証番号入力手段の操
作時点と操作者による暗証番号の変更を希望する期間と
を比較する手段と、前記操作手段または前記暗証番号入
力手段の操作時点が操作者による暗証番号の変更を希望
する期間内にあると判定された場合に操作者に対して前
記報知部より警告メッセージを出力する手段とを有し、
前記操作手段または前記暗証番号入力手段の操作時点に
操作者の暗証番号の有効期間が過ぎていると判定され、
かつ、以前に操作者に対して警告メッセージが出力され
ていると判定された場合には、操作者による前記モード
設定手段の操作を無効とすることを特徴とするものであ
る。
【0015】これにより、操作者に暗証番号の変更を意
識させることができるとともに、暗証番号の有効期間が
切れている場合には重要エリアへの出入を拒否できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の個人識別装置を重要エリア
への出入管理システムに適用した場合の全体概要図であ
り、個人識別装置10と電気錠20によって構成されて
いる。図2は、図1で示した個人識別装置10の内部構
成図であり、個人識別装置10は操作手段101、暗証
番号入力手段としてのテンキー102、第1の記憶部1
03、第2の記憶部104、第3の記憶部105、報知
部106、モード設定手段107、制御部108、第4
の記憶部109、第5の記憶部110によって構成され
ている。
【0018】操作手段101は、カード(磁気カード、
ICカード、非接触カード等)、指紋、声紋、掌形、虹
彩、ホログラム、顔画像等を認識して操作者を特定する
ものであり、本実施の形態では、操作手段101にカー
ドリーダを用いた場合について説明する。操作手段10
1としてのカードリーダに、操作者がカードを入力する
と、カードリーダは入力されたカードのカード情報を読
み取り、読み取ったカード情報を制御部108に出力す
る。
【0019】暗証番号入力手段としてのテンキー102
は、暗証番号(数字)を入力するための手段であり、操
作者が自己の暗証番号をテンキー102を使って入力す
ると、入力された暗証番号を制御部108に出力する。
なお、テンキー102は押釦形式を用いてもよいし、液
晶タッチパネルを用いてもよい。
【0020】第1の記憶部103は、操作手段101で
あるカードリーダで読み取られるカード情報に対応する
情報を記憶するための記憶部であり、正当な操作者が所
有するカードのカード情報が予め記憶されている。
【0021】第2の記憶部104には、正当な操作者の
暗証番号が予め記憶されている。
【0022】第3の記憶部105には、第2の記憶部に
記憶された暗証番号の有効期間を記憶するための記憶部
であり、暗証番号が使用可能な有効期間を操作者毎に記
憶している。この有効期間は、個人識別装置10の管理
者が任意に決定できる期間であり、例えば、暗証番号の
発行日から1月、2月、半年など安全性を考慮してその
期間を定めることができる。
【0023】報知部106は、LED等の発光手段、ス
ピーカ等の発音手段、ディスプレイ等の視覚手段等で構
成され、制御部108より起動信号が入力されると、操
作者に対してメッセージを出力する。
【0024】モード設定手段107は、制御部108を
暗証番号変更モードに切り替えるための手段であり、操
作者によりモード設定手段107が操作されると、モー
ド設定手段107は、制御部108に選択信号を出力
し、選択信号を受け取った制御部108は暗証番号変更
モードに切り替わる。また、モード設定手段107は、
制御部108が操作者の暗証番号が有効期間内でないと
判定した場合に自動的に選択信号を出力するようにして
もよい。
【0025】なお、モード設定手段107は押釦形式を
用いてもよいし、液晶タッチパネルを用いてもよい。本
実施の形態では、図示しないディスプレイに表示されて
いる。
【0026】第4の記憶部109は、報知部106より
操作者に対して警告メッセージを出力したことを記憶す
るための記憶部である。
【0027】第5の記憶部110は、操作者による暗証
番号の変更を希望する期間を記憶するための記憶部であ
る。
【0028】制御部108は、図2に示す如く、操作手
段101、テンキー102、第1の記憶部103、第2
の記憶部104、第3の記憶部105、報知部106、
モード設定手段107、第4の記憶部109、第5の記
憶部110にそれぞれ接続され、それらを制御するため
の制御部である。
【0029】次に、カード情報と暗証番号とに基づいて
正当な操作者を判定するための処理概要を説明する。制
御部108は、操作手段101としてのカードリーダよ
り操作者のカード情報を受け取ると、受け取ったカード
情報に対応するカード情報を第1の記憶部103から呼
出して、操作者のカードが正当か否か照合を行う。その
結果、両者が一致した場合には、操作者のカードが正当
なものであると判定し、テンキー102より操作者の暗
証番号の入力を受け付ける。そして、操作者がテンキー
102で暗証番号を入力すると、テンキー102は入力
された暗証番号を制御部108に出力する。制御部10
8は、カード情報より所有者を特定して該当する暗証番
号を第2の記憶部104から呼出し、テンキー102か
ら受け取った暗証番号と第2の記憶部から呼出した暗証
番号が一致するか否か照合を行う。その結果、両者が一
致した場合には、操作者の暗証番号が正当であると判定
する。
【0030】なお、制御部108は、カード情報と暗証
番号との正当性を判定して操作者を特定したが、カード
情報の正当性のみを判定して操作者を特定するようにし
てもよい。
【0031】次に、操作者の暗証番号が有効期間内であ
るか否かを判定するための処理概要を説明する。制御部
108は、正当な操作者の暗証番号に対応する暗証番号
の有効期間を第3の記憶部105から呼出して、操作者
の暗証番号が有効期間内のものであるか否か確認を行
う。その結果、制御部108は、操作者の暗証番号が有
効期間を過ぎていると判定した場合には、報知部106
に起動信号を出力し、報知部106より操作者に対して
暗証番号変更メッセージを出力する。
【0032】次に、操作者の暗証番号が暗証番号の変更
を希望する期間内にあると判定された場合の処理概要を
説明する。
【0033】ここで、暗証番号の変更を希望する期間と
は、管理者が任意に設定できる期間をいい、以下、これ
を暗証番号変更希望期間という。管理者が暗証番号変更
希望期間を2週間と設定すれば、暗証番号の有効期間の
末日から数えて2週間前の日以降に操作者により個人識
別装置10が操作された場合には、制御部108により
暗証番号変更希望期間内の操作であると判定され、操作
者に対して、もうすぐ暗証番号の有効期間が切れること
を警告メッセージとして報知部106より知らせること
ができる。暗証番号が有効期間の末日から数えて2週間
前より前の日に操作者により個人識別装置10が操作さ
れた場合には、制御部108により暗証番号変更希望期
間外の操作であると判定される。
【0034】なお、暗証番号変更希望期間は、第5の記
憶部110に記憶されている。
【0035】制御部108が操作者の暗証番号が暗証番
号変更希望期間内のものであると判定した場合には、制
御部108は警告メッセージを出力した操作者を特定し
て、第4の記憶部109に警告内容を出力し、第4の記
憶部109は、受け取った警告内容を記憶する。
【0036】この場合、記憶内容としては、警告の有無
のみ、警告日、警告回数等が考えられる。警告回数等を
記憶しておくことより、警告メッセージを何度も受けて
いる通行人に対して、別途注意を促すこともできる。
【0037】次に、操作者の暗証番号の有効期間が過ぎ
ていると判定され、かつ、以前に操作者に対して警告メ
ッセージが出力されていると判定された場合の処理概要
を説明すれば、制御部108は、暗証番号が有効期間内
のものでないと判定したことを前提として、操作者が以
前に警告メッセージの表示を受けているか否か判定を行
うため、第4の記憶部109に警告内容の出力要求を行
う。
【0038】第4の記憶部109は、制御部108の出
力要求に応じて該当する操作者の暗証番号が設定されて
いれば制御部108に警告内容の出力を行う。一方、該
当する操作者の暗証番号が設定されてない場合には、警
告内容が設定されていない旨を出力する。
【0039】制御部108は、第4の記憶部109より
出力を受け取ると、操作者が以前に警告メッセージを受
けているか否か判定する。その結果、制御部108は、
操作者が以前に警告メッセージを受けていると判定した
場合には、報知部106よりエラーメッセージを出力す
る。
【0040】次に、操作者が暗証番号を変更する場合の
概要を説明すると、制御部108は、カード情報より所
有者を特定して該当する暗証番号を第2の記憶部104
から呼出し、テンキー102から受け取った暗証番号と
第2の記憶部から呼出した暗証番号が一致するか否か照
合を行う。
【0041】その結果、制御部108は、両者が一致す
ると判定したならば、新暗証番号の入力を受け付ける。
そして、操作者はテンキー102を使って新暗証番号を
入力し、テンキー102は、入力された新暗証番号を制
御部108に出力する。制御部108は、新暗証番号を
受け取ると第2の記憶部104に設定されている暗証番
号を新暗証番号に書き換える。
【0042】なお、新暗証番号は確認のため、2回入力
するようにしてもよい。また、制御部108は、操作者
が入力した新暗証番号が第2の記憶部104に設定され
ている暗証番号と同一と判定した場合には、入力された
暗証番号を受け付けないようにしてもよい。
【0043】次に、本願発明の個人識別装置を用いた出
入管理システムの制御部108の動作を図3から図6を
用いて説明する。
【0044】図3は、制御部が暗証番号の有効期間が過
ぎていると判定した場合に報知部よりメッセージを出力
する実施例1の動作を示すフローチャートであり、図
4、図5は、制御部が暗証番号の有効期間が過ぎている
と判定した場合に、自動的に暗証番号変更モードに切り
替える実施例2の動作を示したフローチャートであり、
図6は、制御部により暗証番号の有効期間が過ぎている
と判定され、かつ、操作者に対して以前に警告メッセー
ジが出力されていると判定された場合に、操作者による
モード設定手段の操作を無効とする実施例3の動作を示
すフローチャートである。 [実施例1]図3において、操作者は自己が所有するカ
ードを操作手段101であるカードリーダに入れると、
カードリーダは操作者のカードからカード情報を読み取
り、制御部108に操作者のカード情報を出力する。
【0045】ステップ1において、制御部108は、操
作手段101であるカードリーダから操作者のカード情
報を受け取り、ステップ2に進む。ステップ2におい
て、制御部108は、受け取ったカード情報に該当する
カード情報を第1の記憶部103から呼出し、両者が一
致するか否か照合を行う。その結果、両者が一致しない
場合には、操作者のカードが正当なものでないと判定
し、ステップ7において、報知部106よりエラーメッ
セージを出力する。一方、両者が一致した場合には、操
作者のカードは正当なものであると判定し、テンキー1
02により操作者の暗証番号の入力を受け付ける。操作
者は、テンキー102を使って暗証番号を入力し、テン
キー102は入力された暗証番号を制御部108に出力
する。
【0046】ステップ3において、制御部108は、カ
ード情報より操作者を特定して該当する暗証番号を第2
の記憶部104から呼出し、テンキー102から受け取
った暗証番号と第2の記憶部104から呼出した暗証番
号が一致するか否か照合を行う。その結果、制御部10
8は、両者が一致しない場合には、操作者の暗証番号が
正当なものでないと判定し、ステップ7において、報知
部106よりエラーメッセージを出力し、両者が一致し
た場合には、操作者の暗証番号が正当なものであると判
定し、ステップ4において、正当な操作者の暗証番号に
対応する暗証番号の有効期間を第3の記憶部105から
呼出し、操作者の暗証番号が有効期間内のものか否か確
認を行う。
【0047】その結果、制御部108は、暗証番号の有
効期間が過ぎていると判定した場合には、ステップ5に
おいて、制御部108は報知部106に起動信号を出力
し、起動信号を受けた報知部106は操作者に対して暗
証番号変更メッセージを出力する。例えば、「暗証番号
を変更してください」等のメッセージを出力する。
【0048】ここで、操作者が暗証番号の変更を希望す
る場合には、所定の操作を行うことにより暗証番号を変
更することができる。
【0049】また、ステップ4において、操作者の暗証
番号が有効期間内のものあると判定された場合、また
は、ステップ5において、メッセージが出力された場合
には、ステップ6において、解錠信号Sが出力され(図
2参照)、電子錠20が解錠されて、操作者の出入が許
可される。この場合、操作者が暗証番号を変更しなくて
も、ステップ6において、解錠信号Sが出力され、操作
者の出入が許可される。
【0050】なお、本実施例ではテンキーによる暗証番
号により操作者を特定し、該暗証番号の有効期間を判定
したが、カード情報で操作者の暗証番号有効期間を判定
するようにしても良い。
【0051】また、本実施例では、カード操作後に暗証
番号を入力して操作者を特定するものであるが、逆の操
作手順で操作者を特定しても良い。 [実施例2] (動作例1)次に、制御部108が暗証番号の有効期間
が過ぎていると判定した場合に、自動的に暗証番号変更
モードに切り替える動作1について図4のフローチャー
トを用いて説明する。
【0052】操作者は自己が所有するカードを操作手段
101であるカードリーダに入れると、カードリーダは
操作者のカードからカード情報を読み取り、制御部10
8に操作者のカード情報を出力する。ステップ11にお
いて、制御部108は、操作手段101から操作者のカ
ード情報を受け取り、ステップ12に進む。
【0053】ステップ12において、制御部108は、
受け取ったカード情報に対応するカード情報を第1の記
憶部103から呼出し、操作者のカードが正当なものか
否か照合を行う。その結果、両者が一致しない場合に
は、カードが正当なものでないと判定し、ステップ21
において、報知部106よりエラーメッセージを出力す
る。一方、制御部108は、両者が一致した場合には、
カードが正当なものであると判定し、ステップ13にお
いて、カード情報よりカード所有者を特定し、第3の記
憶部より暗証番号の有効期間を呼出して、操作者の暗証
番号が有効期間内のものか確認を行う。その結果、制御
部108は操作者の暗証番号が有効期間内のものと判定
した場合には、テンキー102により操作者の暗証番号
の入力を受け付ける。
【0054】操作者はテンキー102を使って自己の暗
証番号を入力し、テンキー102は入力された暗証番号
を制御部108に出力する。ステップ14において、制
御部108は、カード情報より所有者を特定して該当す
る暗証番号を第2の記憶部104から呼出し、テンキー
102から受け取った暗証番号と第2の記憶部から呼出
した暗証番号が一致するか否か照合を行う。
【0055】その結果、両者が一致する場合には、入力
された暗証番号が正当なものであると判定し、ステップ
15において、電子錠20に解錠信号Sを出力し、出入
が許可される。一方、両者が一致しない場合には、入力
された暗証番号が正当でないと判定し、ステップ21に
おいて、報知部106よりエラーメッセージが出力され
る。
【0056】次に、ステップ13において、制御部10
8が操作者の所有するカードの暗証番号の有効期間が過
ぎていた場合の動作について説明する。
【0057】ステップ13において、暗証番号が有効期
間内のものでないと判定されると、モード設定手段17
は、制御部108に選択信号を出力する。ステップ16
において、制御部108は、モード設定手段17より選
択信号を受け取ると、暗証番号変更モードに移行する。
暗証番号変更モードに移行すると、図示しないディスプ
レイの表示を暗証番号変更画面に切り替える。すなわ
ち、ステップ13において、制御部108は、操作者の
暗証番号が有効期間内のものでないと判定した場合に
は、操作者はモード設定手段の操作を全く行うことな
く、自動的に暗証番号変更モードに切り替わる。
【0058】このため、操作者に対して強制的に暗証番
号を変更させることができる。
【0059】次に、暗証番号の変更についての動作を説
明する。
【0060】制御部108は、操作者に対して暗証番号
の入力を要求する。操作者はテンキー102を使って現
在使用している現暗証番号を入力する。テンキー102
は、現暗証番号の入力を受けつけると入力された現暗証
番号を制御部108に出力する。
【0061】ステップ17において、制御部108は、
カード情報より所有者を特定して該当する暗証番号を第
2の記憶部104から呼出し、テンキー102から受け
取った現暗証番号と第2の記憶部から呼出した暗証番号
が一致するか否か照合を行う。その結果、両者が一致し
ない場合には、操作者より入力された暗証番号が正当な
ものでないと判定し、ステップ21において、報知部1
09よりエラーメッセージを出力する。一方、両者が一
致した場合には、操作者が入力した現暗証番号が正当な
ものであると判定し、操作者による新暗証番号の入力を
受け付ける。
【0062】操作者がテンキー102を使って新暗証番
号を入力すると、テンキー102は入力された暗証番号
を制御部108に出力する。ステップ18において、制
御部108は新暗証番号を受け取ると、ステップ19に
おいて、第2の記憶部104に設定されている現暗証番
号を新暗証番号に書き換える。
【0063】さらに、ステップ20において、第3の記
憶部105に設定されている暗証番号の有効期間を更新
する。そして、ステップ15において、電子錠20に解
錠信号Sを出力し、出入が許可される。 (動作例2)次に、制御部108が暗証番号の有効期間
が過ぎていると判定した場合に、自動的に暗証番号変更
モードに切り替える動作2について図5のフローチャー
トを用いて説明する。
【0064】操作者は自己が所有するカードを操作手段
101であるカードリーダに入れると、カードリーダは
操作者のカードからカード情報を読み取り、制御部10
8に操作者のカード情報を出力する。ステップ101に
おいて、制御部108は、操作手段101から操作者の
カード情報を受け取り、ステップ102に進む。
【0065】ステップ102において、制御部108
は、受け取ったカード情報に対応するカード情報を第1
の記憶部103から呼出し、操作者のカードが正当なも
のか否か照合を行う。その結果、両者が一致しない場合
には、カードが正当なものでないと判定し、ステップ2
01において、報知部106よりエラーメッセージを出
力する。一方、制御部108は、両者が一致した場合に
は、カードが正当なものであると判定し、テンキー10
2により操作者の暗証番号の入力を受け付ける。操作者
は、テンキー102を使って暗証番号を入力し、テンキ
ー102は入力された暗証番号を制御部108に出力す
る。
【0066】ステップ103において、制御部108
は、カード情報により操作者を特定して該当する暗証番
号を第2の記憶部104から呼出し、テンキー102か
ら受け取った暗証番号と第2の記憶部104から呼出し
た暗証番号が一致するか否か照合を行う。その結果、制
御部108は、両者が一致しない場合には、操作者の暗
証番号が正当なものではないと判断し、両者が一致した
場合には、操作者の暗証番号が正当なものであると判定
し、ステップ104において、正当な操作者の暗証番号
に対応する暗証番号の有効期間を第3の記憶部105か
ら呼出し、操作者の暗証番号が有効期間内のものか否か
確認を行う。
【0067】その結果、暗証番号の有効期間が過ぎてい
ると判定された場合には、モード設定手段107は、制
御部108に選択信号を出力する。ステップ106にお
いて、制御部108は、モード設定手段107より選択
信号を受け取ると、暗証番号変更モードに移行する。暗
証番号変更モードに移行すると、図示しないディスプレ
イの表示を暗証番号変更画面に切り替える。すなわち、
ステップ104において、制御部108は、操作者の暗
証番号が有効期間内のものでないと判定した場合には、
操作者はモード設定手段の操作を全く行うことなく、自
動的に暗証番号変更モードに切り替わる。
【0068】このため、操作者に対して強制的に暗証番
号を変更させることができる。
【0069】次に、暗証番号の変更についての動作を説
明する。
【0070】制御部108は、操作者に対して新暗証番
号の入力を要求する。操作者がテンキー102を使って
新暗証番号を入力すると、テンキー102は入力された
暗証番号を制御部108に出力する。ステップ107に
おいて、制御部108は新暗証番号を受け取ると、ステ
ップ108において、第2の記憶部104に設定されて
いる現暗証番号を新暗証番号に書き換える。
【0071】さらに、ステップ109において、第3の
記憶部105に設定されている暗証番号の有効期間を更
新する。そして、ステップ105において、電子錠20
に解錠信号Sを出力し、出入が許可される。
【0072】なお、本実施例の動作1、動作2ともに、
カード操作後に暗証番号を入力して操作者を特定するも
のであるが、逆の操作手順で操作者を特定しても良い。 [実施例3]次に、制御部により暗証番号の有効期間が
過ぎていると判定され、かつ、操作者に対して警告メッ
セージが出力されていると判定された場合には、操作者
によるモード設定手段の操作を無効とする動作を図6の
フローチャートを用いて説明する。
【0073】操作者は、自己が所有するカードを操作手
段101であるカードリーダに入れると、カードリーダ
は、操作者のカードからカード情報を読み取り、制御部
108に操作者のカード情報を出力する。ステップ21
において、制御部108は、カードリーダからカード情
報を受け取り、ステップ22に進む。
【0074】ステップ22において、制御部108は、
受け取ったカード情報に対応するカード情報を第1の記
憶部103から呼出し、操作者のカードが正当なものか
否か照合を行う。その結果、両者が一致しない場合に
は、操作者のカードが正当なものでないと判定し、ステ
ップ36において、報知部106よりエラーメッセージ
を出力する。一方、両者が一致した場合には、操作者の
カードが正当なものであると判定し、ステップ23にお
いて、制御部108は操作者のカード情報よりカード所
有者を特定して、第3の記憶部より暗証番号の有効期間
を呼出し、操作者の暗証番号が有効期間内のものである
か確認を行う。
【0075】その結果、操作者の暗証番号が有効期間内
のものであると判断した場合には、次のステップ24に
進んで、操作者の暗証番号が暗証番号変更希望期間内の
ものであるか判定を行う。判定の結果、制御部108
は、操作者の暗証番号が暗証番号変更希望期間内のもの
であると判定した場合には、ステップ25において、報
知部106より操作者に対して警告メッセージを出力す
る。
【0076】次に、ステップ26において、警告メッセ
ージを受けた操作者が暗証番号の変更を希望する場合に
は、ディスプレイに表示されているモード設定手段10
7を操作して、暗証番号変更モードへの変更を選択する
と、モード設定手段107は、制御部108に選択信号
を出力し、暗証番号変更モードへ移行する。ステップ2
6において、操作者によりモード設定手段107が操作
されなかった場合には、ステップ27に進む。
【0077】ステップ27において、制御部108は、
操作者を特定して、第4の記憶部109に警告内容を出
力し、第4の記憶部109は、制御部108から受け取
った警告内容を記憶する。
【0078】ステップ24において、暗証番号が暗証番
号変更希望期間外であると判定された場合、または、ス
テップ27において、第4の記憶部に警告内容が記憶さ
れた場合には、操作者による暗証番号の入力を受け付け
る。そして、操作者がテンキー102で暗証番号を入力
すると、テンキー102は入力された暗証番号を制御部
108に出力する。
【0079】ステップ28において、制御部108は、
カード情報より所有者を特定して該当する暗証番号を第
2の記憶部104から呼出し、テンキー102から受け
取った暗証番号と第2の記憶部から呼出した暗証番号が
一致するか否か照合を行う。その結果、両者が一致した
場合には、操作者の暗証番号は正当なものであると判定
し、ステップ29において、電子錠20に解錠信号Sを
出力し、操作者の出入が許可される。一方、両者が一致
しないと判断した場合には、操作者の暗証番号は正当な
ものでないと判定し、ステップ36において、報知部1
06よりエラーメッセージが出力される。
【0080】次に、ステップ23で操作者の暗証番号の
有効期間が過ぎていた場合の動作について説明する。ス
テップ23において、制御部108は、暗証番号が有効
期間内のものでないと判定した場合には、操作者が以前
に警告メッセージの表示を受けているか否か判定を行う
ため、第4の記憶部109に警告内容の出力要求を行
う。第4の記憶部109は、制御部108の出力要求に
応じて該当する操作者の暗証番号が設定されていれば制
御部108に警告内容の出力を行う。一方、該当する操
作者の暗証番号が設定されてない場合には、制御部10
8に警告内容が設定されていない旨を出力する。
【0081】ステップ30において、制御部108は、
第4の記憶部109より出力を受け取ると、操作者が以
前に警告メッセージを受けているか否か判定を行う。そ
の結果、制御部108は、操作者が以前に警告メッセー
ジを受けていると判定した場合には、ステップ36にお
いて、報知部106よりエラーメッセージを出力する。
このため、以前に警告メッセージを受けた操作者は、暗
証番号変更希望期間内に自己の暗証番号を変更しなかっ
たため、暗証番号を変更するための操作を行うことがで
きず、重要エリアに出入することができなくなる。
【0082】ステップ30において、操作者が以前に警
告を受けていないと判定され、かつ暗証番号の変更を希
望する場合、または、ステップ26において、暗証番号
の変更を希望する場合には、操作者はディスプレイに表
示されているモード設定手段107を操作して、暗証番
号変更モードへの変更を選択する。操作者により暗証番
号変更モードへの変更が選択されると、モード設定手段
107は、制御部108に選択信号を出力し、ステップ
31において、制御部108は選択信号を受け、暗証番
号変更モードに移行する。
【0083】また、ステップ32〜35での暗証番号変
更の動作については、図4のステップ17〜20と同様
であるため説明を省略する。
【0084】なお、本実施例では、カード操作後に暗証
番号を入力して操作者を特定するものであるが、逆の操
作手順で操作者を特定しても良い。
【0085】以上本発明の好ましい実施の形態について
詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定される
ものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要
旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、本発明の個人識別装置は警備状態の切り換えに
用いることもできる。
【0086】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
個人識別装置の制御部が操作手段で読み取った情報と暗
証番号とに基づいて正当な操作者を判定するための手段
と、操作手段または暗証番号入力手段の操作時点と操作
者の暗証番号の有効期間とを比較する手段とを有し、操
作手段または暗証番号入力手段の操作時点が操作者の暗
証番号有効期間外であると判定した場合には報知部より
暗証番号変更メッセージを出力するので、操作者に暗証
番号の変更を意識させることができる。
【0087】また、請求項2に記載の発明は、個人識別
装置の制御部が操作手段で読み取った情報と暗証番号と
に基づいて正当な操作者を判定するための手段と、操作
手段または暗証番号入力手段の操作時点と操作者の暗証
番号の有効期間とを比較する手段とを有し、操作手段ま
たは暗証番号入力手段の操作時点が操作者の暗証番号有
効期間外であると判定した場合には自動的に暗証番号変
更モードに切替えるので、操作者に暗証番号の変更を強
制することができる。
【0088】また、請求項3に記載の発明は、個人識別
装置の制御部が操作手段で読み取った情報と暗証番号と
に基づいて正当な操作者を判定するための手段と、操作
手段または暗証番号入力手段の操作時点と操作者の暗証
番号の有効期間とを比較する手段と、操作手段または暗
証番号入力手段の操作時点と操作者による暗証番号の変
更を希望する期間とを比較する手段と、操作手段または
暗証番号入力手段の操作時点が操作者による暗証番号の
変更を希望する期間内にあると判定された場合に操作者
に対して報知部より警告メッセージを出力する手段とを
有し、操作手段または暗証番号入力手段の操作時点に操
作者の暗証番号の有効期間が過ぎていると判定され、か
つ、以前に操作者に対して警告メッセージが出力されて
いると判定された場合には、操作者によるモード設定手
段の操作を無効とするので、操作者に暗証番号の変更を
意識させることができるとともに、暗証番号の有効期間
が切れている場合には重要エリアへの出入を拒否でき、
安全な個人識別装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を出入管理システムに適用した場合の全
体構成図である。
【図2】本発明の個人識別装置の内部構成図である。
【図3】第1実施例における制御部の処理を示したフロ
ーチャートである。
【図4】第2実施例における制御部の処理を示したフロ
ーチャートである。
【図5】第2実施例における制御部の処理を示したフロ
ーチャートである。
【図6】第3実施例における制御部の処理を示したフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 個人識別装置 20 電気錠 101 操作手段 102 テンキー 103 第1の記憶部 104 第2の記憶部 105 第3の記憶部 106 報知部 107 モード設定手段 108 制御部 109 第4の記憶部 110 第5の記憶部
フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA03 BB05 BB09 BB10 DD01 DD03 DD06 DD07 DD09 DD10 EE04 EE15 FF06 FF13 FF44 GG07 GG15 3E038 AA01 DA07 EA02 EA03 FA02 FA03 FA10 HA05 HA07 JA01 JB10 5B058 CA17 CA27 CA31 KA02 KA04 KA08 KA33 KA37 YA11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者を特定するための操作手段と、操
    作者の暗証番号を入力するための暗証番号入力手段と、
    前記操作手段で読み取られる情報に対応する情報を記憶
    するための第1の記憶部と、正当な操作者の暗証番号を
    記憶するための第2の記憶部と、前記第2の記憶部に記
    憶された暗証番号の有効期間を記憶するための第3の記
    憶部と、操作者に対してメッセージを出力する報知部
    と、制御部とを有する個人識別装置において、 前記制御部は、前記操作手段で読み取った情報と暗証番
    号とに基づいて正当な操作者を判定するための手段と、
    前記操作手段または前記暗証番号入力手段の操作時点と
    操作者の暗証番号の有効期間とを比較する手段とを有
    し、 前記操作手段または前記暗証番号入力手段の操作時点が
    操作者の暗証番号有効期間外であると判定した場合には
    前記報知部より暗証番号変更メッセージを出力すること
    を特徴とする個人識別装置。
  2. 【請求項2】 操作者を特定するための操作手段と、操
    作者の暗証番号を入力するための暗証番号入力手段と、
    前記操作手段で読み取られる情報に対応する情報を記憶
    するための第1の記憶部と、正当な操作者の暗証番号を
    記憶するための第2の記憶部と、前記第2の記憶部に記
    憶された暗証番号の有効期間を記憶するための第3の記
    憶部と、暗証番号変更モードに切替えるためのモード設
    定手段と、制御部とを有する個人識別装置において、 前記制御部は、前記操作手段で読み取った情報と暗証番
    号とに基づいて正当な操作者を判定するための手段と、
    前記操作手段または前記暗証番号入力手段の操作時点と
    操作者の暗証番号の有効期間とを比較する手段とを有
    し、 前記操作手段または前記暗証番号入力手段の操作時点が
    操作者の暗証番号有効期間外であると判定した場合には
    自動的に暗証番号変更モードに切替えることを特徴とす
    る個人識別装置。
  3. 【請求項3】 操作者を特定するための操作手段と、操
    作者の暗証番号を入力するための暗証番号入力手段と、
    前記操作手段で読み取られる情報に対応する情報を記憶
    するための第1の記憶部と、正当な操作者の暗証番号を
    記憶するための第2の記憶部と、前記第2の記憶部に記
    憶された暗証番号の有効期間を記憶するための第3の記
    憶部と、操作者に対して警告メッセージを出力する報知
    部と、前記報知部より警告メッセージが出力されたこと
    を記憶する第4の記憶部と、操作者による暗証番号の変
    更を希望する期間を記憶するための第5の記憶部と、暗
    証番号変更モードに切替えるためのモード設定手段と、
    制御部とを有する個人識別装置において、 前記制御部は、前記操作手段で読み取った情報と暗証番
    号とに基づいて正当な操作者を判定するための手段と、
    前記操作手段または前記暗証番号入力手段の操作時点と
    操作者の暗証番号の有効期間とを比較する手段と、前記
    操作手段または前記暗証番号入力手段の操作時点と操作
    者による暗証番号の変更を希望する期間とを比較する手
    段と、前記操作手段または前記暗証番号入力手段の操作
    時点が操作者による暗証番号の変更を希望する期間内に
    あると判定された場合に操作者に対して前記報知部より
    警告メッセージを出力する手段とを有し、 前記操作手段または前記暗証番号入力手段の操作時点に
    操作者の暗証番号の有効期間が過ぎていると判定され、
    かつ、以前に操作者に対して警告メッセージが出力され
    ていると判定された場合には、操作者による前記モード
    設定手段の操作を無効とすることを特徴とする個人識別
    装置。
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