JP2002199011A - マルチキャスト通信装置及びマルチキャスト通信方法 - Google Patents

マルチキャスト通信装置及びマルチキャスト通信方法

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JP2002199011A JP2000395937A JP2000395937A JP2002199011A JP 2002199011 A JP2002199011 A JP 2002199011A JP 2000395937 A JP2000395937 A JP 2000395937A JP 2000395937 A JP2000395937 A JP 2000395937A JP 2002199011 A JP2002199011 A JP 2002199011A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信専用ネットワークインタフェースからマ
ルチキャスト情報を受信することができるマルチキャス
ト通信装置を提供すること。 【解決手段】 サブネットワーク132に移動している
端末102では、マルチキャストアプリケーションが起
動されると、送信可能I/Fにてマルチキャストグルー
プGに加入し、受信専用I/Fに該グループGに加入す
るように要求し、FA152宛にIGMP repor
tをカプセル化して送信可能I/Fから送信する。FA
152では受信したIGMP reportの送信元ア
ドレスを自身に書き直して送信する。これを受けたマル
チキャストルーティング・ルータ112は、該グループ
Gのサブネットワーク132まで至る情報伝送経路木が
構成されるように制御する。この結果、端末101が送
信した該グループG宛てのパケットは、端末102のマ
ルチキャストアプリケーションに到達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信のみ可能な第
1のネットワークインタフェースと、少なくとも送信が
可能な第2のネットワークインタフェースとを備えたマ
ルチキャスト通信装置、及びこのマルチキャスト通信装
置によるマルチキャスト通信をサポートする通信装置、
並びにマルチキャスト通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを利用する多くのマルチメ
ディアサービスは、データをネットワークから端末にダ
ウンロードするものが多い点に着目して、近年、端末へ
の入力の帯域幅が端末からの出力の帯域幅に比べて極め
て広い、非対称なアクセスネットワークが開発されてい
る。特に、このようなアクセスネットワークが無線であ
る場合、ネットワークからクライアント端末方向(下り
方向)のみにデータ伝送可能な第1の無線伝送路と、少
なくとも端末からネットワーク方向(上り方向)にデー
タ伝送可能な第2の無線伝送路を組み合わせたネットワ
ーク(ハイブリッドネットワーク)が提案されている。
ここで、第1の無線伝送路は高速で、第2の無線伝送路
は比較的低速である。この場合、端末は、第1の無線伝
送路の情報を受信するための第1の無線インタフェース
と、少なくとも第2の無線伝送路に情報を送信するため
の(送信のみするための、または送受信するための)第
2の無線インタフェースを持つ。このような無線端末
は、ハイブリッド端末と呼ばれる。この構成では、無線
端末から高速な無線用の送信デバイスを省くことになる
ので、無線端末の小型化、低消費電力化、低価格化が期
待される。
【0003】一方で、インターネットなどでは、同じデ
ータを複数の端末に効率的に伝送するためのマルチキャ
スト技術が開発されている。マルチキャストルーティン
グの技術を用いると、送信端末から複数の受信端末に対
して、木構造の情報伝送経路が構成される。木が枝分か
れする部分には、マルチキャストルータが存在する。各
端末は、葉の部分に相当する。木が枝分かれする部分の
マルチキャストルータが、送信端末からのデータパケッ
トを受信すると、必要な数だけデータパケットをコピー
し、各出方路に転送する。このように動作するマルチキ
ャストは、送信端末が各受信端末に同じデータを受信端
末の数だけ繰り返し送信しなければならないユニキャス
トに比べると、伝送路の利用効率が良い。
【0004】インターネットでは、このようなマルチキ
ャストルーティングを実現するために、マルチキャスト
ルータ間のプロトコルとしてDVMRP(RFC-1075 “Di
stanceVector Multicast Routing Protocol”)、MOS
PF(RFC-1584 “MulticastExtensions to OSPF”)、P
IM(Protocol Independent Multicast)などを、端末
(ホスト)とルータとの間のプロトコルとしてIGMP
(RFC-1112 “Host Extensions for IP Multicasting”、
RFC-2236 “Internet Group Management Protocol ver.
2”など)をそれぞれ利用する。DVMRP等のマルチキ
ャストルータ間のプロトコルは、主にネットワーク上に
マルチキャストグループに属する端末を葉とする木構造
を形成するために使用される。これに対し、IGMP等
の端末とマルチキャストルータとの間のプロトコルは、
端末が直近のマルチキャストルータに対して、マルチキ
ャストグループへの加入およびマルチキャストグループ
からの離脱を通知するために、あるいはマルチキャスト
ルータが直近サブネットの端末に加入しているマルチキ
ャストグループの問い合わせをするために用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】IGMP等のプロトコ
ルとその実装は、暗黙の内に端末の持つネットワークイ
ンタフェースが送信と受信の両方に使えることを仮定し
ていることが多い。しかし、ハイブリッド端末の第1の
ネットワークインタフェースは受信のみ可能であり送信
ができないため、この仮定が成立しない。このために幾
つかの問題が生じる。
【0006】ここで、ハイブリッド端末は、高速な受信
が可能な第1のネットワークインタフェースからマルチ
キャスト情報を受信することを望んでいる状況を考え
る。端末はマルチキャストグループへの加入/離脱を示
すこのためにIGMP report/leaveメッ
セージを送信する必要があるが、ハイブリッド端末では
データ送信には第2のネットワークインタフェースしか
利用できない。一般には第1のネットワークインタフェ
ースと第2のネットワークインタフェースとは異なるサ
ブネット(それぞれ、第1のサブネット、第2のサブネ
ットとする)に属しており、かつIGMPメッセージは
サブネットの外にはルーティングされないので、第1の
ネットワークインタフェースが接続されている第1のサ
ブネットのマルチキャストルータが、当該ハイブリッド
端末がマルチキャストグループへの加入を要求している
ことを認識することができない。このため、第1のサブ
ネットの他の端末が同じマルチキャストグループに属し
ていない限り、第1のサブネットに到達するマルチキャ
ストルーティング木は構成されない。また、典型的なア
プリケーションは、デフォールト経路となる第2のネッ
トワークインタフェースにおいてマルチキャストグルー
プへ加入する。典型的な端末のIP層は、インタフェー
スからマルチキャストパケットを受信しても、そのパケ
ットが加入していないマルチキャストグループ宛ならア
プリケーションに渡さずに廃棄するように実装されてい
る。つまり、第2のネットワークインタフェースでマル
チキャストグループに加入しても、第1のネットワーク
インタフェースで当該マルチキャストグループ宛てのパ
ケットは受信できない。
【0007】このような理由により、これまで提案され
ていたハイブリッド端末は、高速な受信が可能な第1の
ネットワークインタフェースからマルチキャスト情報を
受信することが出来なかった。
【0008】他方、Mobile IP(RFC200
2)において規定されているhome network
でマルチキャストグループに加入する方法を用いれば、
第1のネットワークインタフェースにマルチキャストパ
ケットを転送することも可能であるが、しかしながら、
この場合は、マルチキャストパケットをユニキャストパ
ケットにカプセル化して転送するため、マルチキャスト
の利点である伝送効率を犠牲にしている点に問題があ
る。
【0009】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、受信専用ネットワークインタフェースからマルチ
キャスト情報を受信することができるマルチキャスト通
信装置、及びこのマルチキャスト通信装置によるマルチ
キャスト通信を可能にするようサポートする通信装置、
並びにマルチキャスト通信方法を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマルチキャ
スト通信装置(例えば、ハイブリッド端末)は、データ
の受信のみが可能な第1のネットワークインタフェース
手段と、少なくともデータの送信が可能な第2のネット
ワークインタフェース手段と、前記第1のネットワーク
インタフェース手段がマルチキャストの第1の制御デー
タ(例えば、問い合わせ要求)を受けた結果送信するマ
ルチキャストの第2の制御データ(例えば、問い合わせ
応答)、または自装置が自律的に送信するマルチキャス
トの第3の制御データ(例えば、問い合わせ応答)を、
前記第2のネットワークインタフェース手段を経由し
て、前記第1のネットワークインタフェース手段が属す
るサブネットワークに接続された所定の通信装置(例え
ば、フォーリン・エージェント)へ中継する中継手段と
を備えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明に係るマルチキャスト通信装
置(例えば、ハイブリッド端末)は、データの受信のみ
が可能な第1のネットワークインタフェース手段と、少
なくともデータの送信が可能な第2のネットワークイン
タフェース手段と、自装置内のエンティティ(例えば、
マルチキャストアプリケーション)が前記第2のネット
ワークインタフェース手段においてマルチキャストグル
ープに加入した際に、前記第1のネットワークインタフ
ェース手段において該マルチキャストグループ宛てのデ
ータ受信を可能な状態にする代行加入手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0012】また、本発明に係るマルチキャスト通信装
置(例えば、ハイブリッド端末)は、データの受信のみ
が可能な第1のネットワークインタフェース手段と、少
なくともデータの送信が可能な第2のネットワークイン
タフェース手段と、自装置内のエンティティ(例えば、
マルチキャストアプリケーション)が送信するマルチキ
ャストユーザデータを、前記第2のネットワークインタ
フェース手段を経由して、前記第1のネットワークイン
タフェース手段が属するサブネットワークに接続された
中継装置(例えば、フォーリン・エージェント)へ中継
する中継手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】また、本発明に係るマルチキャスト通信装
置(例えば、ハイブリッド端末)は、データの受信のみ
が可能な第1のネットワークインタフェース手段と、少
なくともデータの送信が可能な第2のネットワークイン
タフェース手段と、自装置のサブネットワーク間の移動
を管理する移動管理手段と、自装置が送信すべきマルチ
キャストに関係する情報(例えば、IGMPプロトコル
のメッセージ、マルチキャストユーザデータ)を中継す
べき宛先となる中継装置(例えば、フォーリン・エージ
ェント)を、前記移動管理手段から得た情報に基づいて
決定する決定手段と、自装置が送信すべきマルチキャス
トに関係する情報を、前記第2のネットワークインタフ
ェース手段を経由して、前記決定手段により決定された
中継装置へ中継する中継手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0014】また、本発明に係る通信装置(例えば、フ
ォーリン・エージェント)は、データの送受信が可能な
ネットワークインタフェース手段と、前記ネットワーク
インタフェース手段が属するサブネットワークと同じサ
ブネットワークに属し、データの受信のみが可能な第1
のネットワークインタフェース手段、及び前記ネットワ
ークインタフェース手段が属するサブネットワークとは
異なるサブネットワークに属し、少なくともデータの送
信が可能な第2のネットワークインタフェース手段を備
えたマルチキャスト通信装置が、該第2のネットワーク
インタフェース手段から送信したマルチキャスト加入要
求を受信する要求受信手段と、前記要求受信手段により
受信された前記マルチキャスト加入要求により加入を要
求されているマルチキャストグループに、前記マルチキ
ャスト通信装置の代行で代行加入要求する代行加入要求
手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。また、装置または方法に係る本発明
は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させ
るための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する
手段として機能させるための、あるいはコンピュータに
当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラ
ムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュー
タ読取り可能な記録媒体としても成立する。
【0016】本発明によれば、受信のみ可能なネットワ
ークインタフェースと少なくとも送信が可能なネットワ
ークインタフェースを持つハイブリッド端末のマルチキ
ャストアプリケーションが、受信のみ可能なネットワー
クインタフェース経由でマルチキャスト情報を受信する
ことが可能になる。また、既存のマルチキャストアプリ
ケーションに変更を加える必要がないという利点があ
る。また、マルチキャストパケットをユニキャストでカ
プセル化する方法よりも、伝送路の利用効率が良い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0018】図1に、本発明の一実施形態に係るネット
ワークの構成例を示す。
【0019】以下では、ネットワーク技術としてはイン
ターネットプロトコルに従うものを例にとって説明す
る。また、ネットワーク121に接続されている端末1
01がマルチキャストパケットを送信する場合を例にと
って説明する。
【0020】なお、以下で、ホームネットワークは、I
ETFのMobile IP(RFC−2002)で定
義されるホームネットワーク(home networ
k)のことであり、図1のホーム・エージェント(H
A)やフォーリン・エージェント(FA)は、Mobi
le IPで定義されるホーム・エージェント(Hom
e Agent)やフォーリン・エージェント(For
eign Agent)に相当する役割を果たすもので
ある。
【0021】ネットワーク121は、複数のサブネット
ワーク(図示せず)がルータ(図示せず)によって相互
接続されたネットワークである。
【0022】上記の図示しない各ルータは、マルチキャ
ストルータであるか、さもなければマルチキャスト用の
トンネルによってバイパスされる。
【0023】ルータ111によってネットワーク121
に接続されたサブネットワーク131は、ハイブリッド
端末102の属するホームネットワークである。すなわ
ち、ハイブリッド端末102は、サブネットワーク13
1に属するホームアドレスを持ち、ホーム・エージェン
ト151は、ハイブリッド端末102の位置情報などを
管理し、ハイブリッド端末102が移動していれば、サ
ブネットワーク131に転送されてきたハイブリッド端
末102宛てパケットを、ハイブリッド端末102の現
在位置に転送する。ハイブリッド端末102がサブネッ
トワーク132に移動している場合の転送先は、フォー
リン・エージェント152であり、ハイブリッド端末1
02がサブネットワーク133に移動している場合の転
送先はフォーリン・エージェント153であり、これら
を宛先としたパケットでハイブリッド端末102宛のパ
ケットをカプセル化して転送する。各フォーリン・エー
ジェント152,153(のFA機能302(図3参
照))は、カプセル化を解いてハイブリッド端末102
宛のパケットを取り出して、ハイブリッド端末102に
転送する。ハイブリッド端末102(の移動制御203
(図2参照))は、当該フォーリン・エージェント15
2,153(のFA機能302)が当該サブネットワー
ク132,134に定期的にブロードキャストするエー
ジェント広告メッセージ(AA(Agent Adve
rtisement))を受信することで、現在位置を
把握して、当該フォーリン・エージェント152,15
3(のFA機能302)を経由してホーム・エージェン
ト151に通知する。これによりホーム・エージェント
151は、ハイブリッド端末102の位置を管理する。
【0024】なお、以下では、Mobile IPの機
能を利用してマルチキャストグループ加入要求の中継先
などを決定する方法をとる場合を例にとって説明する
が、中継先などの必要な情報さえ得られればMobil
e IPの機能を利用する方法に限らず他の方法を利用
することができる。また、ここでは、ハイブリッド端末
102が移動端末である場合を例にとっているが、ハイ
ブリッド端末102が全く移動しない端末である場合に
は、必要な情報をハイブリッド端末102に半固定的に
与えておけばよい。
【0025】また、以下では、上り・下り両方向の通信
をサポートする基地局141は、ハイブリッド端末10
2からのPPP接続を終端するルータでもあり、下り方
向の通信のみサポートする基地局142,143は、ブ
リッジであると仮定した場合について説明する。
【0026】また、端末(ホスト)とルータとの間のプ
ロトコルとしてIGMPプロトコルを用いる場合につい
て説明する。
【0027】図2に、本実施形態に係るハイブリッド端
末102の構成例を示す。
【0028】図2に示されるように、本ハイブリッド端
末102は、ハイブリッドマルチキャスト制御202、
移動制御203、UDP層211、IP層221、パケ
ットモニタ機能231、第1のネットワークインタフェ
ース241、第2のネットワークインタフェース242
を有する。また、IP層には、マルチキャスト制御機能
222、移動支援機能223が含まれる。また、マルチ
キャストアプリケーション201が搭載されているもの
とする。
【0029】第1のネットワークインタフェース241
は、受信のみが可能である。図1の例では、基地局14
2または基地局143が送信するデータを受信する。第
2のネットワークインタフェース242は、送受信が可
能であり、図1の例では基地局141と通信する。ハイ
ブリッドマルチキャスト制御202、移動制御203な
どは、パケットモニタ機能231を利用して、これらの
インタフェースで送受信されるデータを適当にフィルタ
してモニタすることができる。
【0030】UDP層211は、標準的なUDPの機能
を実現する。
【0031】IP層221は、標準的なIPの機能を実
現する。特に、マルチキャスト制御機能222により、
マルチキャストグループへの加入と離脱、マルチキャス
トパケットの送受信などが可能であるマルチキャスト端
末として動作する。
【0032】また、IP層の処理を行う移動支援処理機
能223と上位層の処理を行う移動制御203が協調し
て、Mobile IPの移動端末として動作する。
【0033】なお、例えば、ハイブリッド端末102を
計算機を用いて構成することも、ソフトウェア実行機能
及びインターネットアクセス機能を持つ携帯端末として
構成することも可能であり、また、図2の各構成要素
を、ソフトウェア(プログラム)の機能モジュールとし
て実現することも可能であり、また、図2の各構成要素
の少なくとも一部を半導体チップ化などによりハードウ
ェアによって実現する事も可能である。
【0034】図3に、本実施形態に係るフォーリン・エ
ージェント152,153の構成例を示す。図3に示さ
れるように、本フォーリン・エージェントは、ハイブリ
ッドマルチキャスト制御301、FA(フォーリン・エ
ージェント)機能302、UDP層311、IP層32
1、ネットワークインタフェース341を有する。ま
た、IP層には、マルチキャスト制御機能322が含ま
れる。
【0035】ネットワークインタフェース341は、送
受信が可能であり、図1の例では、フォーリン・エージ
ェント152の場合はサブネットワーク132に接続さ
れており、フォーリン・エージェント153の場合はサ
ブネットワーク133に接続されている。
【0036】UDP層311は、標準的なUDP機能を
実現する。
【0037】IP層321は、標準的なIPの機能を実
現する。特に、マルチキャスト制御機能322により、
マルチキャストグループへの加入と離脱、マルチキャス
トパケットの送受信などが可能であるマルチキャスト端
末として動作する。
【0038】また、FA機能302によって、フォーリ
ン・エージェント152(あるいは153)は、既述の
Mobile IPのフォーリン・エージェント(Fo
reign Agent)として動作する。つまり、F
A機能302が、サブネットワーク132(あるいは1
33)への定期的なエージェント広告メッセージ(A
A)を送信し、ハイブリッド端末102からホーム・エ
ージェント151への位置登録要求とそれに対する応答
を中継し、ホーム・エージェント151がフォーリン・
エージェント152(あるいは153)宛のパケットに
カプセル化したハイブリッド端末102宛のパケットを
取り出し、ハイブリッド端末102に転送する。ハイブ
リッド端末102宛にパケットを転送する際に、フォー
リン・エージェント152(あるいは153)は、ハイ
ブリッド端末102のMACアドレスを知る必要があ
る。ハイブリッド構成では通常この目的で使われるAR
Pが機能しない。そのため、フォーリン・エージェント
152(あるいは153)は、ハイブリッド端末102
のMACアドレスを、フォーリン・エージェント152
(あるいは153)に対してハイブリッド端末102が
送信する位置登録要求に含まれる情報から得る。
【0039】なお、例えば、フォーリン・エージェント
152,153を計算機を用いて構成することも可能で
あり、また、図3の各構成要素を、ソフトウェア(プロ
グラム)の機能モジュールとして実現することも可能で
あり、また、図3の各構成要素の少なくとも一部を半導
体チップ化などによりハードウェアによって実現する事
も可能である。
【0040】さて、ここで、ハイブリッド端末102
が、Mobile IPによりサブネットワーク132
に移動している状況を仮定する。また、前述したよう
に、端末101がマルチキャストパケットを送信するも
のとする。
【0041】まず、マルチキャストアプリケーション起
動時の動作について図4〜図6を参照しながら説明す
る。
【0042】ハイブリッド端末102においてマルチキ
ャストアプリケーション201が起動されたとする(図
4のステップS11)。起動されたマルチキャストアプ
リケーション201は、IP層のマルチキャスト制御機
能222に、マルチキャストグループGへの加入を要求
する(ステップS12)。ハイブリッド端末102が送
信に利用できるネットワークインタフェースは、第2の
ネットワークインタフェース242である。従って、I
P層のルーティングのデフォールト経路は、第2のネッ
トワークインタフェース242に対応しており、IP層
のマルチキャスト制御機能222は、第2のネットワー
クインタフェース242においてマルチキャストグルー
プGに加入する(ステップS13)。この結果、第2の
ネットワークインタフェース242からマルチキャスト
グループGを宛先とするIGMPreportメッセー
ジが送信される。
【0043】一方、ハイブリッドマルチキャスト制御2
02は、パケットモニタ機能231を利用して、このI
GMP reportメッセージの送信をモニタし、ハ
イブリッド端末102内にマルチキャストグループGに
加入するマルチキャストアプリケーション201が存在
することを認識する(図5のステップS21)。する
と、ハイブリッドマルチキャスト制御202は、IP層
のマルチキャスト制御機能222に対し、第1のネット
ワークインタフェース241においてマルチキャストグ
ループGに加入するように要求する(ステップS2
2)。これとともに、ハイブリッドマルチキャスト制御
202は、マルチキャストグループGへの加入要求を中
継するべき宛先を得るために、移動制御203から現在
のフォーリン・エージェントであるフォーリン・エージ
ェント152のアドレスFを取得し(ステップS2
3)、そして、フォーリン・エージェント152のハイ
ブリッドマルチキャスト制御301に対応するポート番
号とフォーリン・エージェント152のアドレスFを宛
先にしたUDPパケットに、モニタしたIGMP re
portメッセージをカプセル化して、第2のネットワ
ークインタフェース242から送信する(ステップS2
4)。
【0044】図3のフォーリン・エージェント152の
ハイブリッドマルチキャスト制御301は、このUDP
パケットを受信して、中継されたIGMP repor
tメッセージを取り出す(図6のステップS31)。こ
のIGMP reportメッセージの送信元アドレス
は、ハイブリッド端末102の第2のネットワークイン
タフェース242のアドレスであり、サブネットワーク
132に属するアドレスではないので、このまま送信し
てもルータ112がサブネットワーク132に、マルチ
キャストグループGに加入する端末が存在すると認識で
きない場合がある。そこで、一つの方法として、ハイブ
リッドマルチキャスト制御301が、このIGMP r
portメッセージの送信元アドレスをフォーリン・エ
ージェント152のアドレスに書き直して送信する(ス
テップS32)、という方法がある。この方法では、I
P層のマルチキャスト制御機能322は、フォーリン・
エージェント152がマルチキャストグループGに属す
るという状態を持たない。また、別の方法として、ハイ
ブリッドマルチキャスト制御301が、IP層のマルチ
キャスト制御機能322に、マルチキャストグループG
への加入を要求する方法がある。この方法では、IP層
のマルチキャスト制御機能322は、マルチキャストグ
ループGを宛先とするIGMP reportメッセー
ジを送信する(ステップS32)。
【0045】マルチキャストルーティング機能を持つル
ータ112が、フォーリン・エージェント152から送
信されたフォーリン・エージェント152のアドレスF
を送信元アドレスとし、マルチキャストグループGを宛
先とするIGMP reportメッセージを受信する
と、マルチキャストグループGのサブネットワーク13
2まで至る情報伝送経路木が構成されるように制御す
る。この結果、例えば、端末101が送信したマルチキ
ャストグループG宛てのパケットが、ネットワーク12
1、ルータ112、サブネットワーク132、基地局1
42を経由して、ハイブリッド端末102に到達する状
態になる。ハイブリッド端末102は、第1のネットワ
ークインタフェース241でこのパケットを受信する。
既に述べたように、ハイブリッドマルチキャスト制御2
02が第1のネットワークインタフェース241におい
てマルチキャストグループGに加入しているため、この
パケットはIP層で廃棄されること無く、マルチキャス
トアプリケーション201に到達する。
【0046】ハイブリッド端末102がサブネットワー
ク133に移動している場合も同様に機能する。ハイブ
リッドマルチキャスト制御202は、移動制御203か
ら現在のフォーリン・エージェント153を知り、そこ
にIGMP reportメッセージを中継する。
【0047】さて、ルータ112は、定期的にIGMP
queryメッセージを投げ、それに対するIGMP
reportメッセージがあるか否かによって、サブ
ネットワーク132にどのマルチキャストグループに加
入する端末が存在するか調べる。特定のマルチキャスト
グループに対するIGMP reportメッセージが
一定期間内にない場合には、そのマルチキャストグルー
プのパケットのサブネットワーク132への転送を中止
する。
【0048】このため、ハイブリッド端末102は、第
1のネットワークインタフェースから受信するIGMP
queryメッセージに対して、マルチキャストグル
ープGを宛先とするIGMP reportメッセージ
によって応答しなければならない。第1のネットワーク
インタフェース241に向けて送信されるこの応答は、
IP層のマルチキャスト制御機能222によって自動的
に送信されるが、第1のネットワークインタフェース2
41は受信専用であるため、サブネットワーク132に
までは到達しない。しかし、ハイブリッドマルチキャス
ト制御202は、パケットモニタ機能231を用いてこ
の応答をモニタすることができる。この応答を検出した
場合には、マルチキャストアプリケーション201の起
動時におけるIGMP reportメッセージのフォ
ーリン・エージェント152への中継と同様に動作す
る。この場合も、ルータ112は、フォーリン・エージ
ェント152からのマルチキャストグループG宛てのI
GMP reportメッセージを受信するので、マル
チキャストグループG宛てパケットのサブネットワーク
132への転送を継続する。
【0049】次に、マルチキャストアプリケーション終
了時の動作について図7、図8を参照しながら説明す
る。
【0050】マルチキャストアプリケーション201が
終了する際には、IP層のマルチキャスト制御機能22
2が、第2のネットワーク242からマルチキャストグ
ループG宛てにIGMP leaveメッセージを送信
する。ハイブリッドマルチキャスト制御202は、パケ
ットモニタ機能231によりこのIMGP leave
メッセージをモニタして、ハイブリッド端末102内に
マルチキャストグループGから離脱するマルチキャスト
アプリケーション201が存在することを認識する(図
7のステップS41)。すると、ハイブリッドマルチキ
ャスト制御202は、IP層のマルチキャスト制御機能
222に対し、第1のネットワークインタフェース24
1においてマルチキャストグループGから離脱するよう
に要求する(ステップS42)。これとともに、ハイブ
リッドマルチキャスト制御202は、マルチキャストグ
ループGへの離脱要求を中継するべき宛先を得るため
に、移動制御203から現在のフォーリン・エージェン
トであるフォーリン・エージェント152のアドレスF
を取得し(ステップS43)、そして、フォーリン・エ
ージェント152のハイブリッドマルチキャスト制御3
01に対応するポート番号とフォーリン・エージェント
152のアドレスFを宛先にしたUDPパケットに、モ
ニタしたIGMP leaveメッセージをカプセル化
して、第2のネットワークインタフェース242から送
信する(ステップS44)。
【0051】フォーリン・エージェント152のハイブ
リッドマルイチキャスト制御301は、このUDPパケ
ットを受信して、中継されたIGMP leaveメッ
セージを取り出す(図8のステップS51)。このIG
MP leaveメッセージの送信元アドレスはハイブ
リッド端末102の第2のネットワークインタフェース
242のアドレスであり、サブネットワーク132に属
するアドレスではないので、このまま送信してもルータ
112がサブネットワーク132に、マルチキャストグ
ループGから離脱する端末が存在すると認識できない場
合がある。そこで、一つの方法として、ハイブリッドマ
ルイチキャスト制御301が、このIGMP leav
eメッセージの送信元アドレスをフォーリン・エージェ
ント152のアドレスに書き直して送信する(ステップ
S52)、という方法がある。この方法では、IP層の
マルチキャスト制御機能322はフォーリン・エージェ
ント152がマルチキャストグループGに属するという
状態を持たない。また、別の方法として、ハイブリッド
マルイチキャスト制御301が、IP層のマルチキャス
ト制御機能322に、マルチキャストグループGへの離
脱を要求する方法がある。この方法では、IP層のマル
チキャスト制御機能322は、マルチキャストグループ
Gを宛先とするIGMP leaveメッセージを送信
する(ステップS52)。
【0052】マルチキャストルーティング機能を持つル
ータ112が、フォーリン・エージェント152から送
信されたフォーリン・エージェント152のアドレスF
を送信元アドレスとし、マルチキャストグループGを宛
先とするIGMP leaveメッセージを受信する
と、IGMP queryメッセージを送信する。一定
期間IGMP reportメッセージによる応答が無
い場合、ルータ112は、マルチキャストグループG宛
てパケットのサブネットワーク132への転送を中止す
る。上記の処理によりハイブリッド端末102は、IG
MP reportメッセージを送信しない状態になっ
ている。従って、サブネットワーク132にマルチキャ
ストグループGに加入している他の端末が無ければ、転
送は中止される。
【0053】ところで、ここまで、基地局141は、ル
ータであるがマルチキャストルータではないと仮定して
いた。つまり、ハイブリッド端末102が第2のネット
ワークインタフェース242でマルチキャストグループ
Gに加入している状態でも、マルチキャストグループG
宛てのパケットは、ハイブリッド端末102から基地局
141を経てサブネットワーク131方向(上り方
向)、逆にサブネットワーク131から基地局141を
経てハイブリッド端末102方向(下り方向)には転送
されない。下り方向の転送がなされないことは、同じマ
ルチキャストグループ宛てパケットがネットワークイン
タフェース241によって受信できるため問題でない。
仮に、下り方向の転送が行われると、一般に第2のネッ
トワークインタフェース242の帯域が第1のネットワ
ークインタフェース241の帯域より狭いため、マルチ
キャストトラフィックの特性によっては第2のネットワ
ークインタフェース側が飽和する可能性があり、転送し
ない方が望ましい。しかし、上り方向に送信できないこ
とは問題になることがある。
【0054】この場合、ハイブリッド端末102のハイ
ブリッドマルチキャスト制御202は、マルチキャスト
アプリケーション201が第2のネットワークインタフ
ェース242経由で送信するマルチキャストグループG
宛てのユーザデータパケットを、パケットモニタ機能2
31によってモニタする(図9のステップS61)。モ
ニタしたマルチキャストユーザデータパケットを、移動
制御203から得た中継先まで、例えばUDPでカプセ
ル化して送信する。例えば、マルチキャストユーザデー
タを中継するべき宛先を得るために、移動制御203か
ら現在のフォーリン・エージェントであるフォーリン・
エージェント152(あるいは153)のアドレスを取
得し(ステップS62)、そして、フォーリン・エージ
ェント152(あるいは153)のハイブリッドマルチ
キャスト制御301に対応するポート番号とフォーリン
・エージェント152(あるいは153)のアドレスを
宛先にしたUDPパケットに、モニタしたマルチキャス
トユーザデータパケットをカプセル化して、第2のネッ
トワークインタフェース242から送信する(ステップ
S63)。
【0055】これを受信したフォーリン・エージェント
152またはフォーリン・エージェント153のハイブ
リッドマルチキャスト制御301は、UDPパケットか
ら元のマルチキャストユーザデータパケットを取りだ
し、そのまま送信する。このマルチキャストユーザデー
タパケットは、ルータ112またはルータ113によっ
てネットワーク121に転送され、さらにマルチキャス
ト経路木に沿って転送されていく。別の方法として、基
地局141が、上り方向のマルチキャストパケットは転
送し、下り方向のマルチキャストパケットを転送しない
というものもある。
【0056】なお、上記では、フォーリン・エージェン
トが、マルチキャストグループGへの加入要求を中継す
る装置と、マルチキャストユーザデータを中継する装置
とを兼ねたが、マルチキャストグループGへの加入要求
を中継する装置と、マルチキャストユーザデータを中継
する装置とが異なる装置である場合も可能である。
【0057】本実施形態によれば、受信のみ可能なネッ
トワークインタフェースと少なくとも送信が可能なネッ
トワークインタフェースを持つハイブリッド端末のマル
チキャストアプリケーションが、受信のみ可能なネット
ワークインタフェース経由でマルチキャスト情報を受信
することが可能になる。また、既存のマルチキャストア
プリケーションに変更を加える必要がないという利点が
ある。また、マルチキャストパケットをユニキャストで
カプセル化する方法よりも、伝送路の利用効率が良い。
【0058】なお、以上の各機能は、ソフトウェアとし
て実現可能である。また、本実施形態は、コンピュータ
に所定の手段を実行させるための(あるいはコンピュー
タを所定の手段として機能させるための、あるいはコン
ピュータに所定の機能を実現させるための)プログラム
として実施することもでき、該プログラムを記録したコ
ンピュータ読取り可能な記録媒体として実施することも
できる。
【0059】なお、この発明の実施の形態で例示した構
成は一例であって、それ以外の構成を排除する趣旨のも
のではなく、例示した構成の一部を他のもので置き換え
たり、例示した構成の一部を省いたり、例示した構成に
別の機能あるいは要素を付加したり、それらを組み合わ
せたりすることなどによって得られる別の構成も可能で
ある。また、例示した構成と論理的に等価な別の構成、
例示した構成と論理的に等価な部分を含む別の構成、例
示した構成の要部と論理的に等価な別の構成なども可能
である。また、例示した構成と同一もしくは類似の目的
を達成する別の構成、例示した構成と同一もしくは類似
の効果を奏する別の構成なども可能である。また、この
発明の実施の形態で例示した各種構成部分についての各
種バリエーションは、適宜組み合わせて実施することが
可能である。また、この発明の実施の形態は、個別装置
としての発明、関連を持つ2以上の装置についての発
明、システム全体としての発明、個別装置内部の構成部
分についての発明、またはそれらに対応する方法の発明
等、種々の観点、段階、概念またはカテゴリに係る発明
を包含・内在するものである。従って、この発明の実施
の形態に開示した内容からは、例示した構成に限定され
ることなく発明を抽出することができるものである。
【0060】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、マルチキャスト通信装
置において、受信専用ネットワークインタフェースから
マルチキャスト情報を受信することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るネットワークの構成
例を示す図
【図2】同実施形態に係るハイブリッド端末の構成例を
示す図
【図3】同実施形態に係るフォーリン・エージェントの
構成例を示す図
【図4】同実施形態に係るハイブリッド端末の動作例を
示すフローチャート
【図5】同実施形態に係るハイブリッド端末の動作例を
示すフローチャート
【図6】同実施形態に係るフォーリン・エージェントの
動作例を示すフローチャート
【図7】同実施形態に係るハイブリッド端末の動作例を
示すフローチャート
【図8】同実施形態に係るフォーリン・エージェントの
動作例を示すフローチャート
【図9】同実施形態に係るハイブリッド端末の動作例を
示すフローチャート
【符号の説明】
101…端末 102…ハイブリッド端末 111〜113…ルータ 121,131〜133…ネットワーク 141〜143…基地局 151…ホーム・エージェント 152,153…フォーリン・エージェント 201…マルチキャストアプリケーション 202,301…ハイブリッドマルチキャスト制御 203…移動制御 211,311…UDP層 221,321…IP層 222,322…マルチキャスト制御機能 223…移動支援機能 231…パケットモニタ機能 241…第1のネットワークインタフェース 242…第2のネットワークインタフェース 302…FA機能 341…ネットワークインタフェース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データの受信のみが可能な第1のネットワ
    ークインタフェース手段と、 少なくともデータの送信が可能な第2のネットワークイ
    ンタフェース手段と、 前記第1のネットワークインタフェース手段がマルチキ
    ャストの第1の制御データを受けた結果送信するマルチ
    キャストの第2の制御データ、または自装置が自律的に
    送信するマルチキャストの第3の制御データを、前記第
    2のネットワークインタフェース手段を経由して、前記
    第1のネットワークインタフェース手段が属するサブネ
    ットワークに接続された所定の通信装置へ中継する中継
    手段とを備えたことを特徴とするマルチキャスト通信装
    置。
  2. 【請求項2】データの受信のみが可能な第1のネットワ
    ークインタフェース手段と、 少なくともデータの送信が可能な第2のネットワークイ
    ンタフェース手段と、 自装置内のエンティティが前記第2のネットワークイン
    タフェース手段においてマルチキャストグループに加入
    した際に、前記第1のネットワークインタフェース手段
    において該マルチキャストグループ宛てのデータ受信を
    可能な状態にする代行加入手段とを備えたことを特徴と
    するマルチキャスト通信装置。
  3. 【請求項3】データの受信のみが可能な第1のネットワ
    ークインタフェース手段と、 少なくともデータの送信が可能な第2のネットワークイ
    ンタフェース手段と、 自装置内のエンティティが送信するマルチキャストユー
    ザデータを、前記第2のネットワークインタフェース手
    段を経由して、前記第1のネットワークインタフェース
    手段が属するサブネットワークに接続された中継装置へ
    中継する中継手段とを備えたことを特徴とするマルチキ
    ャスト通信装置。
  4. 【請求項4】データの受信のみが可能な第1のネットワ
    ークインタフェース手段と、 少なくともデータの送信が可能な第2のネットワークイ
    ンタフェース手段と、 自装置のサブネットワーク間の移動を管理する移動管理
    手段と、 自装置が送信すべきマルチキャストに関係する情報を中
    継すべき宛先となる中継装置を、前記移動管理手段から
    得た情報に基づいて決定する決定手段と、 自装置が送信すべきマルチキャストに関係する情報を、
    前記第2のネットワークインタフェース手段を経由し
    て、前記決定手段により決定された中継装置へ中継する
    中継手段とを備えたことを特徴とするマルチキャスト通
    信装置。
  5. 【請求項5】データの送受信が可能なネットワークイン
    タフェース手段と、 前記ネットワークインタフェース手段が属するサブネッ
    トワークと同じサブネットワークに属し、データの受信
    のみが可能な第1のネットワークインタフェース手段、
    及び前記ネットワークインタフェース手段が属するサブ
    ネットワークとは異なるサブネットワークに属し、少な
    くともデータの送信が可能な第2のネットワークインタ
    フェース手段を備えたマルチキャスト通信装置が、該第
    2のネットワークインタフェース手段から送信したマル
    チキャスト加入要求を受信する要求受信手段と、 前記要求受信手段により受信された前記マルチキャスト
    加入要求により加入を要求されているマルチキャストグ
    ループに、前記マルチキャスト通信装置の代行で代行加
    入要求する代行加入要求手段とを備えたことを特徴とす
    る通信装置。
  6. 【請求項6】データの受信のみが可能な第1のネットワ
    ークインタフェース手段と、少なくともデータの送信が
    可能な第2のネットワークインタフェース手段とを備え
    たマルチキャスト通信装置におけるマルチキャスト通信
    方法であって、 前記第1のネットワークインタフェース手段がマルチキ
    ャストの第1の制御データを受けた結果送信するマルチ
    キャストの第2の制御データ、または自装置が自律的に
    送信するマルチキャストの第3の制御データを、前記第
    2のネットワークインタフェース手段を経由して、前記
    第1のネットワークインタフェース手段が属するサブネ
    ットワークに接続された所定の通信装置へ中継すること
    を特徴とするマルチキャスト通信方法。
  7. 【請求項7】データの受信のみが可能な第1のネットワ
    ークインタフェース手段と、少なくともデータの送信が
    可能な第2のネットワークインタフェース手段とを備え
    たマルチキャスト通信装置上で実行されるプログラムを
    記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、 前記第1のネットワークインタフェース手段がマルチキ
    ャストの第1の制御データを受けた結果送信するマルチ
    キャストの第2の制御データ、または自装置が自律的に
    送信するマルチキャストの第3の制御データを、前記第
    2のネットワークインタフェース手段を経由して、前記
    第1のネットワークインタフェース手段が属するサブネ
    ットワークに接続された所定の通信装置へ中継する機能
    を有するプログラムを記録したコンピュータ読取り可能
    な記録媒体。
  8. 【請求項8】データの受信のみが可能な第1のネットワ
    ークインタフェース手段と、少なくともデータの送信が
    可能な第2のネットワークインタフェース手段とを備え
    たマルチキャスト通信装置上で実行されるプログラムで
    あって、 前記第1のネットワークインタフェース手段がマルチキ
    ャストの第1の制御データを受けた結果送信するマルチ
    キャストの第2の制御データ、または自装置が自律的に
    送信するマルチキャストの第3の制御データを、前記第
    2のネットワークインタフェース手段を経由して、前記
    第1のネットワークインタフェース手段が属するサブネ
    ットワークに接続された所定の通信装置へ中継する機能
    を有するプログラム。
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